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観光地形成促進地域制度パンフレット(日本語版web用)(PDF
観光地形成促進地域制度 OKINAWA 拡大する観光産業 沖縄観光の状況 沖縄観光は、近年、世界的な景気低迷や東日本大震災等の影響はあったものの、昭和47年以降、観光客 数、観光収入ともに増加傾向で推移しています。 観光客数については、円安の継続に伴う国 <観光収入と入域観光客数> 入域観光客数 (億円) 内及び訪日旅行需要の増や、那覇空港新国際 (万人) 線旅客ターミナル (平成26年2月供用開始)、 6,000 1,000 那覇クルーズターミナル (平成26年4月供用開 5,342億円 900 始) のハード面の整備等により、平成26年度は (平成26年度) 5,000 800 過去最高の717万人となり、観光収入について 700 も過去最高の5,342億円となりました。 4,000 600 今後、国内客については、景気が緩やかな回 3,000 500 復基調にあることなどから、堅調に推移すると みられるものの、国内観光地との競合が想定さ 400 717万人 2,000 れます。また、外国客については、新規航空路 300 (平成26年度) 線の拡充やクルーズ船寄港回数が増加すると 200 1,000 ともに、平成26年5月に、国家戦略特区の対象 100 区域として位置づけられたことにより、国際的 0 0 昭和59年度 平成6年度 平成16年度 平成26年度 な観光拠点の形成を目指すことなどから、引き 続き好調に推移するものと見込まれます。 観光収入 入域観光客数 【出典:沖縄県文化観光スポーツ部資料】 増加する外国人観光客数 北京 約 3 時間 100 空路 80 ソウル 約 2 時間 <空海路別外国人観光客数> (万人) H26年度 外国人観光客:約99万人 うち空路:約75万人 うち海路:約24万人 海路 60 福岡 上海 約 2 時間 98.6 38.3 40 20.0 20 0 62.7 1.4 S51 6.8 9.1 8.5 55 59 63 H4 14.6 19.4 8 12 23.7 12.3 16 20 24 26(年度) 【出典:沖縄県文化観光スポーツ部資料】 台北 約 1 時間 30 分 台中 約 1 時間 40 分 香港 約 2 時間 30 分 那覇 沖縄県は、日本のインバウンドをけん引してきた東アジアに 近いという地理的優位性を有しています。 外国人観光客数は平成19年から概ね増加傾向に転じ、7 年連続で過去最高を記録しています。 平成26年度は、過去最高を記録した前年度をさらに大き く上回り99万人となっています。空路客は75万人、海路客は 24万人と、共に過去最高となりました。 1 観光産業の発展支援の施策や制度 沖縄県の観光産業の振興 沖縄県は、観光を県経済のリーディング産業と位置づけ、沖縄観光の振興に関する基本的な方向を 明らかにした「沖縄県観光振興基本計画(第5次)」(計画期間:平成24年度から平成33年度まで) を策定し、観光産業の振興に取り組んでいます。 この計画の中で、沖縄県は「世界水準の観光リゾート地」(洗練された観光地としての基本的な 品質を確保するとともに、独自の観光価値を発揮することにより、アジア・太平洋地域における観 光地間の競争の中で「沖 (5,342億円) ① 観光収入 1兆円 縄/0KINAWA」が国内外 の人たちに広く認められ (7.5万円) ② 観光客一人当たり県内消費額 10万円 た観光リゾート地となっ ている状態)の実現に向 (3.84日) ③ 沖縄県での平均滞在日数 5日 けて、平成33年度までに 以下の5つの目標の達成を ④ 沖縄県での宿泊人数 4,027万人泊(2,034万人泊) 目指しています。 1,000万人 ⑤ 入域観光客数 (717万人) かっこ内は平成26年度実績値の数値 観光振興に向けた取り組み 沖縄県では、 「沖縄県観光振興基本計画 (第5次) 」 の目標を達成するために各種施策を実施しています。 国内市場については、年間を通じたプロモーションに加え、季節ごとにターゲットを明確にしたきめ細かな プロモーションを関係機関と連携して実施するほか、新規リピーター需要の創出、沖縄旅行未経験者の開 拓、修学旅行の安全確保等に取り組んでいます。 海外市場については、 「Be.0kinawa」 をキーコピーに推進し ている沖縄観光ブランド戦略並びにプロモーション戦略に基づ き、重点市場 (台湾、韓国、中国本土、香港) 及び訪日旅行が急 速に拡大している戦略開拓市場 (タイ、シンガポール、マレーシ ア等) や、欧米豪を中心とする新規市場に対し、戦略的に誘客 活動を展開しています。 また、平成26年度に策定した 「沖縄観光推進ロードマップ」 に 基づき、平成33年度の観光収入1兆円、入域観光客数1,000 万人等の目標達成に向けた各種施策について、関係機関と緊 密に連携し着実に取り組んでまいります。 投資先としての沖縄県の魅力 将来推計人口 (千人) 130,000 投資先としての沖縄県の魅力について、全国トッ プクラスの人口増加県であることが挙げられます。 人口増加は、観光関連産業ローカルビジネスの成長 や、新規従業員の確保等、観光面にプラスに働きま す。また、若年労働力が豊富であり、人手を確保しや すいという点も評価されています。さらに、個人観光 だけでなく、修学旅行やプロ野球キャンプ関連客な ど、季節によって様々なテーマで、異なる層の誘客 に期待ができ、 リスク分散型の投資価値が高いマー ケットとして注目されます。 沖縄県 125,000 (千人) 1,600 1,400 120,000 1,200 全国 115,000 1,000 110,000 800 105,000 600 100,000 200 95,000 0 S50 55 60 H2 7 12 17 22 27 32 37 42 47 52(年) 【出典:国勢調査、国立社会保障・人口問題研究所資料】 2 観光地形成促進地域制度とは 制度概要 沖縄県では、改正された沖縄振興特別措置法第6条に基づき、高い国際競争力を有する魅力ある観光地 の形成を図るための計画 「観光地形成促進計画」 (平成24年7月31日) を策 定しました。 この計画を定めることにより、観光地形成促進地域内で特定民間観光関 連施設を新・増設した場合に、国税の投資税額控除などの特例措置を受け ることができます。 平成23年度まで実施されていた 「観光振興地域制度」 と比べ、対象地域 が全県に拡大されるなど、制度の充実も図られています。 〈「観光地形成促進計画」概要〉 ① 計画目的 ○ 高い国際競争力を有する観光地の形成を図るため、国内外からの観光旅客に 対応した観光関連施設の整備を促進する。 ② 計画期間 ○ 平成24年7月31日から平成34年3月31日 ③ 対象区域 ○ 沖縄県全域(北部圏域、中部圏域、南部圏域、宮古圏域、八重山圏域) ④ 観光地形成促進地域指定の基本的考え方 ○ 本県に点在する優れた自然の風景地、文化財、観光関連施設などの観光資源は、それぞれが独立した形 で存在するのではなく、道路、空港、港湾等の交通手段により有機的なネットワークを形成しています。そ のため、 その整備にあたっては、自然的・地理的条件、経済、日常生活圏など総合的な観点から、地域の一 体性に配慮しつつ、広域的に観光を振興する必要があります。このようなことから、観光地形成促進地域 において指定する 「区域」 は、各圏域を単位として、全県を指定しています。 ⑤ 各圏域における整備方針(抜粋) ○ 北 部 圏 域: 多様で個性豊かな自然環境を活用したエコツーリズムや農林水産業と連携したグリーン・ ツーリズム、民泊など体験・参加型観光の取組による地域特性・地域産業と密接に連携し た観光スタイルの充実などを促進します。 ○ 中 部 圏 域: 音楽・芸能・エイサー等を活用した観光・レクリエーション拠点の形成や、国際色豊かな観 光・コンベンションリゾートとしてのまちづくりなどを促進します。 ○ 南 部 圏 域: リゾート及び都市型ホテルやコンベンション、 レクリエーション等施設の集積を生かしつ つ、諸外国や県内外との交流拠点の形成を目指すとともに、離島地域においては、自然・ 景観、伝統・文化等の魅力を生かし、離島ならではの体験・滞在型観光などを促進します。 ○ 宮 古 圏 域: 砂山などの美しい砂浜や通り池など有数のダイビングスポットに代表される恵まれた自 然環境、景観を生かした海洋レジャー、自然観察など多様な取組を促進します。 ○ 八重山圏域: 世界有数といわれるサンゴ礁域や広大な原生林・マングローブ林など多様性に富んだ自 然環境の活用を図り、 エコツーリズムなどを促進します。 ※ 観光関連施設の整備にあたっては、各圏域が有する自然環境、歴史・文化・芸能、風景等固有の特性を踏まえ整備 促進に取組むとともに、県及び市町村の土地利用計画等を踏まえつつ、都市計画法、農業振興地域の整備に関する 法律、森林法、自然公園法、自然環境保全法等の関係法令及び諸計画を遵守することとします。 3 対象施設 特 庭球場、 水泳場、スケート場、 体育館、トレーニングセンター、ゴ ルフ場、遊園地、野営場、野外アスレチック場、釣り場、マリーナ、 遊漁船等利用施設、ダイビング施設、野球場* 1、陸上競技場* 1、 蹴球場* 1、スキー場* 1、遊覧船発着場* 1、ボーリング場* 2 教養文化施設 劇場、博物館、美術館、動物園、植物園、水族館、文化紹介体験施設、 図書館*1 休 養 施 設 展望施設、温泉保養施設* 3、海洋療法施設、国際健康管理・増進 施設* 3、* 4 集 会 施 設 会議場施設* 3、研修施設* 3、展示施設* 2、結婚式場* 5 定 スポーツ・ レクリエーション 施設 民 観 間 光 観 関 光 関 連 連 沖縄振興特別措置法第8条第1項に規定する沖縄県知事が指定する下 記の要件を備えた施設 施 施 設 設 販 売 施 設 宿 泊 施 設 ① 小売施設、飲食店及び附帯施設により構成 ※附帯施設:スポーツ・レクリエーション施設、教養文化施設、 休養施設、集会施設、観光に関する情報を提供する施設 ② 一の事業者が小売施設及び飲食施設を設置 ③ 小売施設及び飲食施設の床面積の合計が概ね3千㎡以上 ④ 附帯施設の床面積の合計が小売施設及び飲食施設の床面積の合計 の概ね4分の1以上 沖縄振興開発金融公庫の低利融資制度が適用。 (詳しくは 7 ページをご覧ください) ※税の優遇措置の対象とはなりません。(ただし、宿泊施設に附属す る温泉保養施設、国際健康管理・増進施設、会議場施設、研修施 設は除く。) *1の施設は国税〔法人税〕のみ、*2の施設は地方税〔県税(事業税、不動産取得税、固定資産税 (大規模償却資産分))及び市町村税(事業所税、固定資産税)〕のみ、 *3宿泊施設に附属する施設を含みます。*4の施設は国税〔法人税〕、地方税〔県税(事業税、不 動産取得税、固定資産税(大規模償却資産分))及び市町村税(固定資産税)〕のみ、 *5の施設は地方税〔市町村税(事業所税)※人口30万人の都市(那覇市のみ)〕のみが対象です。 ※施設を構成する機械及び装置、建物及びその附属設備並びに構築物の取得価額が1千万円を超える こと。(事業所税については、家屋又は構築物を構成する減価償却資産の取得価額の合計額が1億 円を超えるもの。) なお、以下の事項に該当する施設は、当該優遇措置の対象施設から除外されます。 ①風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に係る施設、②会員制の施設。 4 税制上の優遇措置 法人税額の控除のイメージ ・法人税の投資税額控除:建物等8%、機械及び装置等15% (※控除上限:当期法人税額の20%、取得価額限度額20億円、繰越期間:4年) 法人税率 25.5% 所得金額 (例:8,000万円) 税額控除額 (例:390万円) 法人税 (控除前) (例:2,040万円) 法人税 (控除後) (例:1,650万円) 建物等の取得 建物等の取得価額の8%、 (例:3,000万円) 機 械 装 置の場 合 1 5%が 機械・装置の取得 法人税から控除される (例:1,000万円) の 本制度 例 活用事 ∼沖縄歴史民俗資料館∼ ◆施設概要 株式会社御菓子御殿が、平成25年4月にオープン しました。赤瓦屋根の施設内には、琉球漆器や陶 芸作品、小民具類など1万点あまりが展示され、琉 球の歴史文化を肌で感じることができます。 ◆活用内容 特定民間観光関連施設における集会施設(展示施設) とし て、不動産取得税 (県税) の控除を受け、新設されました。 ●沖縄歴史民俗資料館 名護市中山1024-1 TEL/0980-54-8515(御菓子御殿名護店共通) 営 業 時 間/10:00∼18:00【最終受付は30分前】 入 館 料/大人500円・小人300円 団体割引あり 無料Pあり 5 税制上の優遇措置 国税 税の種類 法 人 内 容 税 特定民間観光関連施設を新・増設した法人に対し、下記内容で法人税額の特別控除。 ・機械及び装置の取得価格の 15% ・建物及びその附属設備並びに構築物の取得価額の 8% ・限度額:法人税額の 20%、繰越 4 年、取得価額の上限 20 億円 ※対象法人:青色申告を提出している法人 ※根拠法:沖振法 8 条、租税特別措置法第 42 条の 9、租税特別措置法施行令第 27 条の 9 県税 税の種類 内 容 税 特定民間観光関連施設を新・増設した場合、当該施設を事業の用に供した日の属する年以降 5 カ年間の課税免除。(新・増設した施設に直接従事する従業員数で按分。 別の施設がある場合は 実質的に一部免除となる。) 不 動 産 取 得 税 特定民間観光関連施設の用に供する不動産 (土地・家屋) を取得した場合、課税免除。(土地の 取得についてはその取得の日から 1 年以内に当該家屋の建設の着手があった場合に限る。) 固 定 資 産 税 特定民間観光関連施設を新・増設した場合、その取得した年の翌年度 (1/2 ∼ 3/31 までに取得 した場合は翌々年度) 以降 5 カ年間の課税免除。 事 業 ( 大規模償却資産分 ) ※根拠法:沖振法 9 条、地方税法第 6 条 市町村税 税の種類 内 容 特定民間観光関連施設を新・増設した場合、その取得した年の翌年度 (1/2 ∼ 3/31 までに取得 固 定 資 産 税 した場合は翌々年度) 以降 5 カ年間の課税免除。 事 業 所 税 人口 30 万人の都市 (那覇市のみ) における事業及び事業所に使用される家屋の新・増設に対し て課税される税金のうち事業に係る事業所税年度末事業所床面積 (資産割)、年度末従業員給与 総額 (従業員割) のうち資産割の課税標準の対象床面積を 5 カ年間 1/2 とする。 ※根拠法:沖振法 9 条、地方税法第 6 条、地方税法附則第 33 条第 1 項、地方税法施行令附則第 16 条の 2 の 8 第 1 項 * 課税免除等の適用を受ける場合には様々な要件がありますので、詳細については、国税事務所、県税 事務所及び市町村へご相談ください。 ① 計画提出の日から平成29年3月31日までの間に新設又は増設し たもの ② 取得価額:合計額 > 1千万円 〈当該対象施設に係る家屋及び構築物〉 ③ 会員制など利用の際、有利な権利を有する者がいない施設 ④ 風俗営業等に供しない施設 課税免除の対象となる施設 A.事務所等 上記①~④の要件を満たした場合 B.対象施設 対象施設の用に供する 家屋及び構築物 C.共用部分 対象施設Bと共用部分Cが、課税免除の対象となる 可能性あり! ! ① 事務所、宿舎 A : 事務所等とは 6 ② 宿泊施設、付属駐車施設、遊戯施設、飲食店、喫茶店 若しくは物品販売施設のうち、その利用について対価 若しくは負担として支払うべき金額の定めのある施設 沖縄振興開発金融公庫 産業開発資金 ご融資の種類 資金の使いみち ご融資の 限度額 ご返済期間 うち 据置期間 沖縄観光 リゾート産業 振興貸付 国または県の観光関連施策に基づく整備地域 において、観光リゾート産業の振興に寄与す る事業を行う方 所要資金の7割 25年以内 5年以内 中小企業資金 ご融資の種類 ご利用いただける方 沖縄観光 リゾート産業 振興貸付 国または県の観光関連施策に 基づく整備地域において、観 光リゾート産業の振興に寄与 する事業を行う方 資金の 使いみち ご融資の 限度額 ご返済 期間 設備資金 7億2,000万円 20年以内 うち 据置期間 2年以内 長期運転資金 2億5,000万円 7年以内 資金の 使いみち ご融資の 限度額 ご返済 期間 設備資金 7,200万円 20年以内 生業資金 ご融資の種類 ご利用いただける方 沖縄観光 リゾート産業 振興貸付 国または県の観光関連施策に 基づく整備地域において、観 光リゾート産業の振興に寄与 する事業を行う方 うち 据置期間 2年以内 運転資金 4,800万円 7年以内 雇用促進低利 「沖縄観光リゾート産業振興貸付」 が適用される方で、 雇用の維持や拡大を図る場合は、 当初3年間に 限り貸付金利が優遇されます。 融資のお申込の流れ ご 相 談 お申し込み 審 査 ご 融 資 お近くの公庫本・支 店 の 窓口にてご相談ください。 所定の書類を提出してい ただきます。 事業内容や計画の効果な どについて、詳しくお話を 伺わせていただきます。 ご融資が決まりますと、ご 契約手続きをしていただ きます。 ご契約手続きが完了します と、 資金は融資対象工事 等 の 進 捗 状 況により、 ご 指定の口座へお振り込み いたします。 【問合せ先】 本店:融資第一部 産業開発融資班 融資第二部 中小企業融資第一班 TEL. 098-941-1765 TEL. 098-941-1785 7 FAX. 098-941-1915 FAX. 098-941-1910 沖縄県融資制度 ( 抜粋) 資金名 短期運転資金 一般貸付 売掛債権 担保貸付 事業歴が1年以上の事業者 資金繰り 円滑化借換資金 融資対象 融資限度額 (単位:万円) 融資期間 (据置期間) 短期的な運転資金を必要とする中小企業者 運転のみ5,000 1年 (6ヶ月) 運転のみ3,000 他の事業者等に売掛債権を有する中小企業者 4分の1以上償還した沖縄県信用保証協会 の保証付き融資を借り換える者 セーフティネット保証の市町村による認定 を受け、かつ借換事業計画書を作成してい る者 融資利率 (固定) 2.35% 1年 保証料率 0.45%∼ 1.50% 0.43% 0.45%∼ 1.40% 運転・設備併せて 5,000 10年 (6ヶ月) 2.65% 0.55% 産業振興資金 (オキナワ型産 業振興貸付) 県内において地域特性を生かした比較優位 性のある産業「オキナワ型産業」を営む中 小企業、協同組合等 ※「観光産業」を含む 運転・設備併せて 10,000 (運転5,000) 運・7年 (1年) 設・10年 (1年) 2.10% 0.45%∼ 1.40% 中小企業 セーフティネット 資金 ○ 売上の減少等により資金繰りが厳しい 中小企業者、協同組合等 ○ 原油・原材料の高騰により資金繰りが 厳しい中小企業者、協同組合等 運転・設備併せて 3,000 運・7年 (1年) 1.95% 0.45%∼ 1.40% 中小企業者、協同組合等 運転・設備併せて 8,000 (運転3,000) (設備5,000) 運・ 7年 (1年) 設・10年 (1年) 2.30% 0.45%∼ 1.50% 事業拡大や多角化計画に基づき、新たに常 時使用する従業員を1名以上雇い入れよう とする中小企業者、協同組合等 運転・設備併せて 8,000 (運転3,000) (設備5,000) 運・7年 (1年) 設・10年 (1年) 1.95% 0.45%∼ 1.45% 経営振興資金 雇用創出促進資金 ※平成27年4月1日時点。(融資条件等については、年度途中で変更する場合があります。) ※詳細は中小企業支援課ホームページ又は県融資制度リーフレットをご参照下さい。 融資のお申込の流れ(例:産業振興資金〈オキナワ型産業振興貸付〉の場合) 認定書発行 保証承諾 県 融資依頼 保証依頼 信用保証協会 取扱金融機関 斡旋申込 商工会議所 商工会 中 小 企 業 者 認定申請 融資申込 融資実行 【問合せ先】 沖縄県商工労働部中小企業支援課 沖縄県信用保証協会 原資預託 TEL. 098-866-2343 企業所在地の各商工会・商工会議所 TEL. 098-863-5300 8 地域雇用開発助成金 沖縄若年者雇用促進奨励金(制度の詳細は沖縄助成金センターに御確認ください。) 沖縄県において、事業所の設置・整備を行ない、雇入れた沖縄県に居住する35歳未満の若年求職者 に対して支払った賃金に相当する額の一定割合を助成します。 申請できる事業主 ① 沖縄県内において、300万円以上の事業所の施設や設備を新設、増設、購入又は賃借して、新たに事業を始め、 又は拡大すること。 ② ①に伴い、沖縄県内に居住する35歳未満の求職者を継続して雇用する労働者 (※1) (週の労働時間が20時間 以上) として3人以上雇入れること。 ※雇入要件の3人には新規学卒者を含めることができません。 ※「新規学卒者」については、対象期間は1年のみ、中小企業の事業主に限ります。 (1) 支 給 額:厚生労働大臣の定める方法により算出した額の1/3 (中小企業) または1/4 (大企業) (2) 助 成 期 間:2年間助成 (ただし、2年目の支給については、労働者の定着状況が優良な事業主のみが対象です) (3) 支給限度額:年間120万円 (※1)継続して雇用する労働者とは、期間の定めのない雇用を原則とし、有期雇用の場合は以下①②いずれも満たすこと。 ①本人が希望した場合、65歳以上まで契約更新が可能 ②雇入れ時の年齢が 61歳以上の場合、完了日の2年後の日以降まで契約更新が可能 地域雇用開発奨励金(制度の詳細は沖縄助成金センターに御確認ください。) 雇用開発促進地域または過疎等雇用改善地域に事業所を設置・整備し、ハローワークなどの紹介により 雇入れ日時点で沖縄県内に居住する者を継続して雇用する労働者 (※1) として雇い入れる事業者に対して、 設置・整備費用及び雇入れ人数に応じた奨励金を最大3年間 (3回) 支給します。 (1) 助 成 額 : 50万円∼800万円 事業所の設置・設備費用 (2) 助成期間 : 最大3年間 (3回) 3 (2) (※2)∼4人 対 象 労 働 者 数 5∼9人 10∼19人 20人以上 300万円以上1,000万円未満 50万円 80万円 150万円 300万円 1,000万円以上3,000万円未満 60万円 100万円 200万円 400万円 3,000万円以上5,000万円未満 90万円 150万円 300万円 600万円 5,000万円以上 120万円 200万円 400万円 800万円 上記金額を年1回、原則3年間支給。創業と認められる場合は、支給額の1/2を第1回に上乗せ支給 創業上乗せ要件:創業 (※3) から2ヶ月を経過する日までの間に計画書を提出する事業主 (※1)継続して雇用する労働者とは、期間の定めのない雇用を原則とし、有期雇用の場合は以下①②いずれも満たすこと。 ①本人が希望した場合、65歳以上まで契約更新が可能 ②雇入れ時の年齢が 61歳以上の場合、完了日の2年後の日以降まで契約更新が可能 (※2) ( ) 内は創業の場合のみ適用 (※3)法人の場合:法人登記の日、個人事業の場合:開業届の開業日 事業所 ①提出 計画書 ②事業所の設置・整備+雇入れ 事業所の設置・整備+雇入れの完了 ③提出 完了届 (支給申請書) 【問合せ先】 沖縄労働局 沖縄助成金センター ④審査 事業所実地調査 沖縄労働局 フロー図(1回目までの支給の流れ) ⑤支給決定及び助成金支給 那覇市おもろまち2-1-1 那覇第2地方合同庁舎1階 TEL. 098-868-1606 〒900-0006 9 そのほかの支援サービスや諸制度 経済金融活性化特別地区 目指す姿 従来の金融特区を抜本的に改組し、沖縄における経済金融の活性化を図るための多 様な産業の集積を促進し、 「実体経済の基盤となる産業」 と 「金融産業」 を車の両輪 として、沖縄の経済金融を活性化 経済金融活性化特別地区 ◆ 地区:名護市(H26.4.10指定) ◆ 対象産業:金融関連産業、情報通信関連産業、観光関連産業、農業・水産養殖業、製造業等 ※観光関連産業 : (ア)宿泊業 (イ)娯楽業(競輪、競馬等の競走場、競技団及びこれらに附帯するサービス業は除く) ◆ 優遇措置〈①、②、③は選択制〉 ①所得控除制度 (40%控除) 【条件】(1)特区内に本店又は主たる事務所を有する法人 (2)H26.4.10以後に特区内で設立され、10年以内の法人 (3)特区内で常時使用する地元従業員が5人以上 ※特区内での雇用が増加するほど税制メリット大 (所得控除額=所得金額×40%×特区内従業員数/全従業員数) Point! ★ 知事が設定し、総理が認定 した産業が対象に ★ 区域外業務の制限なし ★ 対象産業以外の活動も可能 ★ 常時従業員5人以上 ※県知事が対象法人を認定 ②投資税額控除(機械装置・器具備品15%、建物等8%) ※特区内の投資が対象。限度額あり。 下限取得価額 機械装置・器具備品:100万円超(建物等は1,000万円超) ③特別償却(機械装置・器具備品50%、建物等25%)※特区内の投資が対象。限度額あり。 下限取得価額 機械装置・器具備品:100万円超(建物等は1,000万円超) ④エンジェル税制の導入 県知事の指定を受けた中小企業の株式取得が対象。 ⑤そのほか、事業税、不動産取得税、固定資産税の課税の特例 各優遇措置等にはそれぞれに 要件等が設定されています。 沖縄県産業振興公社 支援サービス 中小企業課題解決プロジェクト推進事業 県内中小企業の経営基盤強化及び継続的発展を促進するため、成長意欲のある県 内中小企業の課題解決や地域に根ざした小規模企業等による連携プロジェクトに対 し、経営コンサルティングやコーディネート支援を行うとともに、プロジェクトの 円滑な推進のための専門家派遣や事業費の補助を行います。 0KINAWA 型産業応援ファンド事業 経営支援課 859-6237 本県の特色ある地域資源等を活用した健康・バイオ・観光関連産業等の中小企業者 等が行う新たな商品開発やサービスの創出に対し助成を行い、事業化を促進します。 万国津梁産業人材育成事業 海外展開を目指す県内企業を対象に、国内外企業への 0JT 派遣や海外大学院等 への留学、海外からの専門家招聘、県内セミナー等を通して、高度な専門性と国際 性を有する産業人材育成の支援を行います。 10 産業振興課 859-6239 〈観光地形成促進地域制度についてのお問い合わせ ( 沖縄県 )〉 沖縄県文化観光スポーツ部観光振興課 http://www.pref.okinawa.jp/site/bunka-sports/kankoshinko/machikankoutisokusinkeikaku.html Tel 098-866-2764 〈国税についてのお問い合わせ ( 税務署 )〉 那覇税務署 Tel 098-867-3101 名護税務署 Tel 0980-52-2920 北那覇税務署 Tel 098-877-1324 宮古島税務署 Tel 0980-72-4874 沖縄税務署 Tel 098-938-0031 石垣税務署 Tel 0980-82-3074 〈県税についてのお問い合わせ ( 県税事務所 )> 沖縄県総務部税務課 Tel 098-866-2101 那覇県税事務所 Tel 098-867-1752 コザ県税事務所 Tel 098-894-6501 名護県税事務所 Tel 0980-52-2542 宮古事務所県税課 Tel 0980-72-2553 八重山事務所県税課 Tel 0980-82-3045 〈市町村税についてのお問い合わせ ( 市役所または町村役場 )〉 那覇市 Tel 098-867-0111 宜野湾市 Tel 098-893-4411 石垣市 Tel 0980-82-9911 浦添市 Tel 098-876-1234 名護市 Tel 0980-53-1212 糸満市 Tel 098-840-8111 沖縄市 Tel 098-939-1212 豊見城市 Tel 098-850-0024 うるま市 Tel 098-974-3111 宮古島市 Tel 0980-72-3751 南城市 Tel 098-948-7111 国頭村 Tel 0980-41-2101 大宜味村 Tel 0980-44-3001 東村 Tel 0980-43-2201 今帰仁村 Tel 0980-56-2101 本部町 Tel 0980-47-2101 恩納村 Tel 098-966-1200 宜野座村 Tel 098-968-5111 金武町 Tel 098-968-2111 伊江村 Tel 0980-49-2001 読谷村 Tel 098-982-9200 嘉手納町 Tel 098-956-1111 北谷町 Tel 098-936-1234 北中城村 Tel 098-935-2233 中城村 Tel 098-895-2131 西原町 Tel 098-945-5011 与那原町 Tel 098-945-2201 八重瀬町 Tel 098-998-2200 南風原町 Tel 098-889-4415 久米島町 Tel 098-985-7121 渡嘉敷村 Tel 098-987-2321 座間味村 Tel 098-987-2311 粟国村 Tel 098-988-2016 渡名喜村 Tel 098-989-2002 南大東村 Tel 09802-2-2001 北大東村 Tel 09802-3-4001 伊平屋村 Tel 0980-46-2001 伊是名村 Tel 0980-45-2001 多良間村 Tel 0980-79-2011 竹富町 Tel 0980-82-6191 与那国町 Tel 0980-87-2241 沖縄県文化観光スポーツ部観光振興課 2015年8月発行