作家「村上春樹」に関する文献を探す

作成日：2008/03/12
専修大学図書館 調べ方案内
作家「村上春樹」に関する文献を探す
＜探し方の手順＞
STEP 1 下調べ （概要を知る）
↓
STEP 2 文献調査（文献情報を収集する）
↓
STEP 3 所蔵調査（文献を入手する）
＜情報収集に使うキーワード＞
例）村上春樹, ノルウェイの森, 羊を巡る冒険, （その他、村上春樹の作品名）
STEP１ 下調べ （概要を知る）
「村上春樹」について予備知識が無い場合は、概要を調べます。
① 冊子体資料で調べる
■ 浅井清 [ほか]編集 『新研究資料現代日本文学』 明治書院 2000.1-2000.7 本館 910/Sh64
日本の近代および現代の小説家、劇作家、詩人、歌人、俳人のほか、評論家、思想家、自然科学者や各領
域の学者、ジャーナリスト等を対象として、その人と文学、代表作解説、研究動向などをまとめたもの。
「村上春樹」の項目あり。
■ 村上春樹研究会編 『村上春樹 : 作品研究事典』 鼎書房 2001.6 本館 R/910/Mu43
村上春樹の 2000 年までの作品についての研究ガイド。
■ 栗坪良樹編 『現代文学鑑賞辞典』 東京堂出版 2002.3 本館 R/910/Ku67
明治、大正、昭和、平成にわたる近現代日本文学の代表的な小説、評論、戯曲など 390 作品の「あらすじ」「読み
どころ」を収録している。また、作家の簡明な略歴、作品等もあり。
■ 日外アソシエーツ株式会社編集 『日本の作家 : 伝記と作品』 日外アソシエーツ 2002.5 本館 R/910/N7
古代から現代までの日本の著名な作家 361 人についての解説と参考図書リスト。
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② オンライン・データベースで調べる
■ 『JapanKnowledge』
インターネット（学内） http://www.lib.senshu-u.ac.jp/→外部データベース→事典／辞書
『日本大百科全書』『日本人名大辞典』等を検索することができるデータベース。
STEP2 文献調査 （文献情報を収集する）
「村上春樹」に関して、どのような文献があるか情報を収集します。
① 冊子体資料で調べる
「村上春樹」に関する既存の文献目録を利用すると、効率よく情報収集ができます。
■ 宮脇俊文編 「年表村上春樹の足跡」 『ユリイカ』 32(4) 2003.3 p.226-227 本館 Z/905/Y99
1946-2000 の村上春樹の歩みと作品年表。
■ 宮脇俊文著 『村上春樹ワンダーランド』 いそっぷ社 2006.11 本館 K/910/Mi87
p.236-237 に 1979-2006 の作品年譜あり。
■ 佐藤あさぎ作成「文献一覧」木股知史編 『村上春樹』（日本文学研究論文集成 46） 若草書房 1998.1
p.264-278 本館 K/910/N71
単行本、雑誌、新聞から集めた 1997 年までの研究文献一覧。
■ 山根由美恵著 「文献総覧」 今井清人編 『村上春樹スタディーズ 2000-2004』 若草書房 2005.5 p.307-338
本館K/910/Mu43/2000-2004
2000-2004 年発行の図書、雑誌、新聞記事から、村上春樹著作と研究文献を集めたリスト。
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東郷雄多著 「村上春樹に関する評論の書誌」 深井人詩編 『文献探索 2004』 文献探索研究会 2004.4
p.505-517 本館 014/B89/2004
大学の紀要等を除いた、村上春樹に関する雑誌記事論文のリスト。
■ 森睦彦編著 『年刊人物文献目録 日本人編』 日外アソシエーツ 1981-1987
本館 R/280/Mo45 （1981-1985,86） 神田分館 R/280/Mo45 (1982-1983)
■ 森睦彦編 『人物文献目録 1 日本人編』 日外アソシエーツ 1991.7本館 R/280/Mo45 (1987-2004)
神田分館 R/280/Mo45 (1987-1990
各巻の期間内に刊行された図書と雑誌から、人物文献（伝記、日記、回想、人物論、年譜、著作リスト、書誌等）の
目録。「村上春樹」の項目あり。
■ 図書館流通センター編集 『人物研究・伝記評伝図書目録』 図書館流通センター 2001.1 本館 R/280/To72
図書館流通センター編集 『続人物研究・伝記評伝図書目録』 図書館流通センター 2001.1 本館 R/280/To72
明治以降に刊行された伝記、自伝、日記、書評、著作研究、作品論、書誌、写真集、伝記小説などの人物研
究に資する図書をその人物のもとの集めた目録。「村上春樹」の項目あり。
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■ 日外アソシエーツ編集 『日本の小説全情報』 日外アソシエーツ 1991- 本館R/910/N71 (1927-2005)
生田分館 R/910/N71 （1927-1999） 神田分館 R/913.6/N77 （1927-1999）
明治以降の作家の小説、戯曲を網羅的に集め、著者の 50 音順に配列してある。「村上春樹」の項目あり。
■ 日外アソシエーツ株式会社編 『日本文学研究文献要覧 現代日本文学』日外アソシエーツ 1999.4本館 R/910/N77 (1975-2004) 神田分館 R/910/N77 (1975-1989)
明治以降現代までの日本文学に関する研究文献（図書、雑誌の記事）を収録した文献目録。「村上春樹」
の項目あり。
② オンライン・データベースで調べる
文献目録で網羅できなかった場合は、オンライン・データベースを使って情報を集めることができます。
＜図書＞
■ 『Webcat Plus』 インターネット（Free） http://webcatplus.nii.ac.jp/
「連想検索機能」を使って、自分の関心に適した図書を見つけることができる。1986 年以降発行の図書は、目次や、
帯・カバーなどに書かれた内容の情報を見ることができる。また、図書を所蔵している大学図書館などの
情報を知ることもできる。
■ 『想－IMAGINE Book Search』 インターネット（Free） http://imagine.bookmap.info/
新書 9000 冊を現代的な 1000 テーマに分類した新書マップやウィキペディアの 23 万項目を基点に、
Webcat Plusや神保町の古書 30 万冊を探索できる。
＜雑誌記事・論文＞
■ 『国文学論文目録データベース』 インターネット（Free） http://www.nijl.ac.jp/bunseki/index.html
日本文学研究論文の総合目録データベース（大正・昭和・平成）。日本国内で発表された雑誌紀要単行本（論文
集）等に収められた論文に関する情報を掲載している。『国文学年鑑』の雑誌紀要単行本（論文集等）論文目録
をデータベースにしたもの。
■ 『MAGAZINEPLUS』 インターネット（学内） http://www.lib.senshu-u.ac.jp/→外部データベース→雑誌
「国立国会図書館・雑誌記事索引（1946－）」に、人文社会科学系の年次報告書や学術論文を加えた国内最大の
雑誌論文情報データベース。
■ 『CiNII(サイニイ)：NII論文情報ナビゲータ』 インターネット（Ｆｒｅｅ・一部学内） http://ci.nii.ac.jp/
日本の学術論文を中心とした論文情報を提供するサービス。一部の論文は、本文を閲覧できる。また、学内から
利用すれば、有料コンテンツのうち、定額利用許諾のコンテンツが無料で利用できる。
＜新聞＞
■ 『聞蔵DNA for Libraries』 インターネット（学内） http://www.lib.senshu-u.ac.jp/→外部データベース→新聞
「朝日新聞本紙」、「AERA」、「週刊朝日」の記事、「朝日現代用語・知恵蔵」の内容を収録。
■ 『日経テレコン 21』 インターネット（各館情報検索コーナー）
「日本経済新聞」「日経産業新聞」「日経流通新聞（ＭＪ）」「日経金融新聞」の記事情報や、全国主要約３万社の企
業情報（日経会社プロフィル）、約 4,600 企業や官公庁などの人事情報（日経 WHO'S WHO）などが入手できる。
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STEP３ 所蔵調査 (文献を入手する)
「ＳＴＥＰ２ 文献の調査」で集めた文献情報をもとに、必要な文献の現物を入手します。
① 本学図書館で探す
■ 『専修大学図書館蔵書検索（OPAC）』 インターネット（Free）
http://www.lib.senshu-u.ac.jp/ → 蔵書検索 (OPAC）
「請求記号」
「所蔵館」
「配置場所」を調べ、棚に現物を探しに行く。
■ 加藤典洋他著 『村上春樹』（群像日本の作家 26） 小学館 1997.5 本館 K/910/G94
村上春樹に関する主要な雑誌論文が再録されている。
■ 木股知史編 『村上春樹』（日本文学研究論文集成 46） 若草書房 1998.1 本館 K/910/N71
村上春樹に関する主要な雑誌論文が再録されている。
② 他大学・他機関の図書館を探す
本学図書館にない文献は、他の図書館で閲覧したり、複写物や図書の取り寄せをしたりすることができます。希望す
る場合は、レファレンスカウンターで申し込んでください。
■ 『NACSIS Webcat』 インターネット（Free） http://webcat.nii.ac.jp/
他大学、他機関の所蔵資料を検索することができる。
■ 『川崎市立図書館 蔵書検索』 インターネット（Free） http://www.library.city.kawasaki.jp/
川崎市立図書館の蔵書を検索することができる。
■ 『NDL-OPAC』 インターネット（Free） http://www.ndl.go.jp/
国立国会図書館が所蔵する資料を検索することができる。
参考文献
・ 長澤雅男, 石黒祐子共著 『情報源としてのレファレンスブックス』 新版 日本図書館協会 2004.5
・ 毛利和弘著 『文献調査法 : 調査・レポート・論文作成必携 : 情報リテラシー読本』 第 2 版 毛利和弘 2006.7
・ 梅澤亜由美著 「現代日本文学研究案内」 日外アソシエーツ編 『日本文学研究文献要覧 現代日本文学 2000-2004』
日外アソシエーツ 2005.7 p.(7)-（11）
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