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マテリアルハンドリング用
パワーフォーワド シカゴのすぐ北のイリノイ州リンカーンシェアにある 本社社屋、エンジニアリング ＆ 製造施設 イギリス、バーミンガムにある ヨーロッパ本社および イエンジニアリング ＆ 製造施設 シカゴのすぐ北のイリノイ州ヴァーノンヒルズにある イノベーション アンド テクノロジーセンター 上海の近くのチャンヂョウ市にあるアジア太平洋地域本社 および精密加工＆マニフォールド組立施設 電気油圧 コントロールソリューション 当社ウェブサイト：www.hydraforce.com HYDRAFORCE INC HYDRAFORCE HYDRAULICS LTD 500 Barclay Blvd. Lincolnshire, IL 60069 TEL: +1 847 793 2300 FAX: +1 847 793 0086 Advanced Manufacturing Hub, 250 Aston Hall Road, Birmingham B67FE United Kingdom TEL: +44 121 333 1800 FAX: +44 121 333 1810 所属団体：米国フルードパワー工業会 ISO 9001 所属団体：British Fluid Power Assoc. and Verband Deutscher Maschinen -und Anlagenbau e.V. (VDMA) ISO 9001 & ISO 14001 HYDRAFORCE HYDRAULICS – INDIA Vatika Business Centre Suite No. 22, Level 5, C Wing Techpark One, Airport Road Yerwada, Pune 411006 Maharashtra, India TEL: +91 020 40111304 FAX: +91 020 40111105 Email: [email protected] HYDRAFORCE HYDRAULICS LTD Prager Ring 4-12 D-66482 Zweibrücken, Germany TEL: +49 6332 79 2350 FAX: +49 6332 79 2359 Email: [email protected] 所属団体：Verband Deutscher Maschinen -und Anlagenbau e.V. (VDMA) HydraForce, Inc. (USA): DUNS #13-120-1493; FSCM #005K6 Fed.Tax #36-3555856 ISO 9001 準拠 HYDRAFORCE Hydraulic Systems (Changzhou) Co.,LTD 388 W. Huanghe Road, Building 15A GDH Changzhou Airport Indl Park Xinbei District Changzhou, China 213022 TEL: +86 519 6988 1200 ISO 9001 HYDRAFORCE KOREA LLC A-506 Bupyeong Woorim Lions Valley, 283 Bupyeong-daero, Bupyeong-gu, Incheon, Korea 403-911 TEL: +82 32 328 2170 FAX: +82 32 328 2172 Email: [email protected] HydraForce Hydraulics Ltd. (U.K.): Reg. in Cardiff.; Reg. No. 2286591 ISO 9001 and ISO 14001 HydraForce のバルブおよびマニフォールド製品は、特定有害物質の使用を 制限する欧州連合 RoHS 指令 2002/95/EC に対応しております。その他の 製品については、直接ご相談ください。 © Copyright 2015 HydraForce, Inc. All rights reserved.HydraForce および HydraForce ロゴは、米国 HydraForce, Inc. の登録商標です。 マテリアルハンドリング用 目次 マテリアルハンドリング業界は、大きさ、形状、重量を問わずに、あらゆる商品や資材を効率的 にリフトし、迅速な搬送、正確な配置ができるさまざまな車両や機械を利用しています。テレハ ンドラーとフォークリフトがこの業界の主力として、工場や倉庫などの屋内や、農地や建設現場 などの屋外で活躍しています。材料の安全なリフトとオペレーターの安全はこの分野における最 優先事項で、新しい安全規制による機械の再設計が要求されています。 これに対応し、油圧カートリッジバルブの使用を通じて、マテリアルハンドリング機械の制御、 効率、安全性を向上させる機会が多数あります。 フォークリフト - 概要......6-7 ページ • • • フルシステムコントロール......14-15 ページ • • アタッチメント 重力下降 ロードセンシング 免責事項：本書の内容は特定の目的に対する商品性や適合性を保証するもの ではありません。この情報は技術面での解説を提供するだけであり、特定の用 途に対する適格性を宣言するものではありません。機材の用途はそれぞれ固有 のものなので、当社製品が用途に適合するかどうか判断するためには独自のテ ストと調査を行うことをお奨めします。 テレハンドラー - 概要......4-5 ページ • • • EN 15000 準拠 近接センシング 重力下降 メインコントロール......8-9 ページ • • • 上昇/下降 優先フロー/フローシェアリング メータリング制御 HydraForce 違い......16-17 ページ エレクトロニクスと 油圧の統合 • • • • ステアリングとブレーキ......12-13 ページ • • • • ステアリング ブレーキ トラクションコ ントロール 最高の品質を保証 市場へのスピード対応 柔軟性と速応性 1985年からカートリッジバ ルブ革新に専念 最先端のテクノロジー 当社の歩み......18-19 ページ • • • • トランスミッション と冷却機構......10-11 ページ • • • トラクションコントロール ファンドライブソリューション センシングオプション 2 3 ビジョンとミッション 品質と製造保証 HydraForceの沿革 ワールドワイドサポート EN 15000 準拠 近接センシング 重力下降 テレハンドラー - 概要 テレスコピックハンドラーまたは略してテレハンドラ ーは、リフトしたり搬送する物質のタイプに合わせて 広範囲のサイズ、形状、重量、高さのものがありま す。テレハンドラーの最近のトレンドは、より高い位 置に届き、さらに速くリフトし、使用燃料を抑え、さ らに大きい積荷に耐え、より鋭角で曲がることがで き、より狭い場所にフィットし、さらに厳しい安全要 件に準拠できることです。テレハンドラーの多くは、 おうとつが激しい地表、あるいは不均衡な地面を運転 するときでも優れたトラクションとステアリング制御 を提供できるように、四輪駆動になっています。 油圧カートリッジバルブは小型でコンパクトですが、 最も背高のあるテレハンドラーがより効率性と応答性 に優れた制御を実現するための大きな役割を担って います。 フロントステアリング Front Steer すべての制御オプション.. リアステアリング Rear Steer テレスコープ Telescope リフト Lift ティルト Tilt スウェイ Sway ブレーキ及びステアリングから、ブームのテレスコーピング及 び積荷の保持まで、油圧カートリッジバルブは、テレバンドラ ー市場のすべてのレベルで活躍しています。 パイロット方向制御バルブが、コスト効果の高い制御を、テレ スコーピング、リフト、スウェイ機能に提供します。パイロッ Brakes ブレーキ トはキャブ内のジョイスティックで制御されます。 スプリングセンター式の電気比例カートリッジバルブは種々の サイズや流量のものが用意されていますが、スプリングセンタ ー式、対称系スプール、メーターイン/メーターアウトコント ロールから幾つかの選択を行って、さらにカスタマイズするこ ともできます。ティルトとスウェイの流量が少ないほど小さな サイズのバルブが使用でき、テレスコーピングとリフトの流 量が多くなるほど、大きなサイズのバルブを使用するように なります。 右側の回路は、パイロット方向バルブがどのように構成される かを示しています。また、ロードセンシングポンプ、アキュ ムレーター使用のブレーキチャージング及び優先ステアリン グを使ってデザインされたロードセンシングシステムも示し ています。 ブレーキ及びステアリングから、ブームのテレスコーピング及び積荷の保持まで、油圧カートリッジバルブは、テレバンドラー市場のすべてのレベルで活躍して います。 妥協のない安全性.. 重力下降.. 効率的な代替案 2010年に導入された欧州安全規格 EN 15000 では、 安定性を確保するためにアンローディングを開始する 前にマテリアルハンドリング機械が自動的に減速する ことを義務付けています。HydraForce マルチ機能カ ートリッジバルブは、パフォーマンスを犠牲にせずに これを達成します。 重力下降、あるいはエンジンの動力でな く自然の力を利用して荷重を下げること は、テレハンドラーが燃料を節約して効 率性を向上させるのを助けるための、も うひとつの業界トレンドです。テレハン ドラー用のこの重力下降削除回路は下降 用のポンプ出力を必要とせず、機械の他 の機能の速度を回生的に増加させます。 この革新的なアプローチにより、用途に よっては1時間に使用する燃料を1ガロン も節約することが可能です。 EN15000 4 燃料 節約 1 時間に 1 ガロン の燃料を節約 5 フォークリフト - 概要 今日のマテリアルハンドラーはあらゆる大きさ、形状、温 度、重量の積荷を扱うために広範囲にわたるアタッチメント を使用するので、「フォークリフト」というのは誤った名称 であると言っても過言ではありません。クレートやベール、 タイヤなどの扱いにくい積荷を扱う際にはフォークではな く、クランプやアームが使用されます。 アタッチメント 重力下降 ロードセンシング マスト Mast Extend/Retract エクステンド/リトラクト Forks フォーク Tilt ティルト これらのアタッチメントに動力を送り、制御することは、広 範囲に及ぶ流量や操作圧力に対応できる小型の油圧カートリ ッジバルブに理想的な用途です。またアタッチメント自体に 制御装置を付けるという柔軟性もあり、アタッチメントが使 用されていないときの機械のメインシステムをシンプルにす ることができます。電子制御を用いれば、マテリアルハンド リングのアタッチメントのポジション決定やロードセンシン グをさらに強化することっができます。 柔軟、シンプルかつ低コストの制御 Tank タンク HydraForce EVDR-0101A や EVDR-0201 のようなプラグインバルブ ドライバーは、マテリアルハンドリングのアタッチメントに柔軟で自 立型の制御を提供します。出力があと 1 つだけ必要、という場合には EVDR-0101A を使用します。1 つまたは 2 つの入力あるいは出力が必 要な場合は、EVDR-0201 を使用することができます。 Load Sense ロードセン シング Pump ポンプ Steering Priority ステアリング優先 三輪電動カウンターバランスフォークリフト用のこの回路は、油 圧ポンプ圧力の代わりに重力を使用して下降させるため、エネル ギーと燃料を節約します。従来のマニフォールドでは、下降スプ ールを操作するためにパイロット圧力が必要でした。 この回路は HydraForce のマルチ機能 SPCL バルブを使用して、高 速「閉削除」応答を実現しています。オペレーターがフォークの 動きを停止するためにジョイスティックをリリースすると、ただ ちに動きが停止します。これらのバルブはマニフォールドの小型 化にも貢献しています。 これらのコントローラーは電気比例バルブに直接差し込むことがで き、個別の電圧、電流、抵抗信号などにもよく反応します。これら は、油圧機能の制御を強化するための、シンプルで低コストな方法で す。 ファン、トランスミッション、カスタム設定可能な EVDR バルブド ライバーがご利用いただけます。 マルチ機能バルブ 積荷を保持しながら 流量を制御 この回路はカートンクランプのアタッチメントを制御する方法を示し ています。フローデバイダーコンバイナーを使用して、両方のクラン プの圧力を均等に維持します。 6 7 上昇/下降 メータリング 優先フロー フローシェアリング メインコントロール マルチ機能バルブは、フローシェアリン グと荷重維持能力により、テレハンドラ ーやフォークリフトのメインコントロー ルでの使用が高まっています。メインコ ントロール機能には、ブームのリフト、 ティルト、積荷保持があります。 ギャップの橋渡し フォークリフトのメインコントロール リフト ティルト シフト ブリッジ回路はフロー制御されたメータインと圧力制御されたメータアウトを組み合わせることで、卓越したモーションコントロール機 能を提供します。油圧フローは、HydraForce HSPECxx-30 バルブを使ってすべての機能間で効果的に共有されます。 これにより、他の方向制御オプションに比べて、応答性と柔軟性に優れた状態でパッケージされたモーターとシリンダー制御をポスト圧 力補償と優れた制御性で提供することが可能になります。 フローシェアリングは機械が複数の機能 を同時に行う際に有効です。 正確で安定したフロー制御を備えた積荷 保持は、マテリアルハンドリング機械で 特に望まれるものです。マルチ機能バル ブはブームのパワーダウンと重力補助下 降の選択肢を提供します。マルチ機能カ ートリッジバルブは、ブームが構造的に 誘導する荷重圧力を使用することで、重 力を活用してスムーズで安定した下降を 行えるようにします。 A1 35 gpm 132 lpm B1 A2 16 gpm 61 lpm B2 P8 9 gpm 34 lpm P9 HSPEC12-34 ポンプ Pump ロードセ ンス LS Tank タンク Pump ポンプ LS ロードセンス Tank タンク Pump ポンプ LS タンク Tank この回路図は、単動形リフトシリンダーの一般的なアプリケーションを示しています。マ ルチ機能 HSPECxx-34 バルブが、この回路の下降機能に使用されています。 リトラクションの加速 8 ブームの リトラク ションを 50%加速 新しい HSPEC ファミリー 新しい HSPEC ファミリーのマルチ機能カートリッ ジバルブが、スケーラブルなフロー能力と正確な制 御を約束します。3 つのサイズと流量から選択できる HSPEC バルブは、ポジションと圧力の適切な制御に対 する設計の柔軟性を提供します。 HSPECxx-30 バルブはポスト補償とロードセンシング バルブが内蔵されているので、より小型で効率的な方 向制御パッケージを可能にします。複数のサイズと 34 ～ 98 リットル/分（9 ～ 26 ガロン/分）の流量から 選択できます。 HSPECxx-34 バルブは比例下降バルブと圧力補償を組 み合せたもので、単動形シリンダーの上昇と下降制御 に理想的です。HSPECxx-30 バルブと組み合わせる と、制御された積荷下降を行いながら利用可能な馬力 を効率的に使用する小型でコスト効果の高いフローシ ェアリング回路が作成できます。 9 トラクションコントロール ファンドライブソリューション センシングオプション トランスミッション と 冷却 ファース 1st Gear トギア セカンド 2nd Gear ギア 1ST リバース Reverse 3RD REV ファン出力パフォーマンス ファンドライブソリューション パーキ ングブ レーキ Park Brake 車両の油圧装置からのわずかな流量でファンドライブの速度変 更やリバース操作を行うことができます。温度センサーと比例 バルブがファンの動力を冷却ニーズに一致させ、馬力を大きく 節約します。 トルクコンバ Torque Converter ーター PB TC それを解決するひとつの方法は、HydraForce HTD10-40 トルクデ ベイダを使って直列 - 並列油圧ドライブです。この減圧/リリーフ バルブは、設定をインレット圧の半分に調節することで、異なるモ ーター速度にかかわらず効率的なトルク配分を達成します。 この比例ファンドライブ回路には複数の優れた機能が含まれて います。ファンはリバーシブルで、ラジエーターをクリーニン グできます。リリーフバルブと耐キャビテーションチェックが モーターの失速とオーバーランを防止します。圧力低減/リリー フバルブと温度センサーを組み合わせることでフェイルセーフ の速度制御が実現します。この回路は信号が完全に喪失した場 合でも作動します。このシステムはロードセンシング油圧装置 と互換性があります。 ファンドライブシステムはファン速度を冷却ニーズに一致させるの で、エネルギーとスペースを節約します。小型のファンドライブは リバーシブルで、ラジエーターをクリーンに保ちます。 ファン 速度と圧力 電流 逆出力 電流 油圧カートリッジバルブはエネルギー節約だけでなく、トラクショ ンコントロール改善のためにも使用できます。 資材運搬において車輪のスリップが問題となる場合があります。特 に、重いものを起伏のある地形で扱うときなどにそれが顕著とな ります。 時間 ファン FAN 複数の温度入力があるコントロールバルブを使用して、空気温 度、負荷、冷却要件に基づいてファン速度を調節することができ ます。ラジエーターが詰まった場合、削除電気比例バルブが自動 的にファンの回転方向を反転します。 Pump ポンプ TSxx-27 電気比例バルブはファンモ ーターの圧力調節に用いられます。 これはまた、電気コントローラーに よって駆動され、最大限の冷却機能 を発揮できるようファン速度を調節 します。 テレハンドラーの一般的な二速トランスミッション TSxx-27 電気比例 バルブ HTD10-40 FL FR ERT 120 温度センサー HydraForce ERT120 センサー は厳しい産業用途で使用するよ うに設計されています。-40 ～ 150° C (-40 ～ 300°F) の温度 を検出し、入力曲線の線形性を 向上させるためのパッド入りの 抵抗器が付いています。 HTD10-40 RL RR テレハンドラー用トルクデバイダーの付いた四輪駆動直列 - 並列クロスオーバー 10 テレハンドラーの基本ファン回路 11 ステアリング ブレーキ トラクションコントロール ステアリングとブレーキ 典型的な優先フロー回路 ステアリングとブレーキはマテリアルハンドリング 機械のもっとも重要な機能であり、そのために他の どの油圧制御よりも最優先されます。 プリチャージ ブレーキ PRE-CHARGE BRAKES スペース節約型優先制御回路 ブレーキ.. ブレーキ BRAKES HydraForce は迅速な応答を可能にするダイナミッ クロードセンシング機能を持つさまざまな範囲の優 先、オンデマンド圧力補償バルブを製造していま す。優先制御回路はしばしば 1 つまたは複数のアキ ュムレーターを用いて油圧エネルギーを保存し、要 求に応えて使用できるようにします。 ダイナミック DYNAMIC ステアリング STEERING スペース節約ソリューションは、マルチ機能 UPCV と高圧リ リーフバルブ付の FR バルブの合計 3 つのバルブをマニフォ ールド内で使用します。 UPCV バルブはパイロット付圧力アンローディングバルブ で、チェックバルブが統合されています。FR バルブは圧力補 償フローレギュレーターです。下の回路はこれらのバルブが マニフォールド内でどのように連携して動作するかを示して います。 優先ステアリングとブレーキソリューション アキュムレータ 典型的な回路では、事前に設定された圧力範囲をア キュムレーター内で維持しながら優先フローをステ アリングに供給し、動力を喪失したときにブレー キを7回ポンプできるだけのオイルを確保していま す。 アキュムレーターのひとつが故障した場合、ロード シャトルバルブがシフトして作動可能なアキュムレ ーターを保護します。圧力補償バルブは余分なフロ ーを補助機能に回しながら、必要とされる流量を優 先フローとして提供します。 ステアリング ..とダイナミックステアリング ステアリングフロー Steering Flow 二次ロックアウト機構付のステアリングモードセレクターバルブはテ レハンドラーでステアリングを制御する効率的な方法です。 ロードセンシング Load Sense Excess Flow 余剰フロー to Auxiliary Functions を補助機能 に回す タンク Tank 補助 より優れたブレーキ機能 単純ブレーキ回路はブレーキをパワーオフするため に低減された圧力を提供します。代替ブレーキ回路 はブレーキの緊急ポンピングに使用するハンドポン プを含んでいます。 ポンプ Pump 代替ブレーキ回路 単純ブレーキ回路 圧力 Pressure このスペース節約型マニフォールドには 2 つのマルチ機能バ ルブが使用されています。ベント可能な FR バルブ（マニフ ォールドの上部にあり、下の写真に表示）が優先フローをア キュムレーターに送り、いったんチャージされた後は、常に ブレーキに十分な圧力を確保します。 アキュムレーターがいったんチャージされると、UPCV バル ブ（写真左側）は自動的に圧力をアンロードして、他の削除 機能で利用できるようにします。 タンク Tank この単純ブレーキ回路はブレーキをパワーオフするため に低減された圧力を提供します。 この回路はソレノイドバルブを使用して、ブレーキをパワーオフするため に油圧を供給します。ニードルバルブがブレーキのかかる速さとリリース される速さを調節し、ハンドポンプが非常ブレーキを可能にします。 12 13 エレクトロニクスと 油圧の 統合 フルシステムコントロール マスト MAST 電気と油圧を統合したフルシステムコントロールは、テレハ ンドラーやフォークリストを操作しやすくすることができま す。お使いの機械がアタッチメント用にもう 1 つだけ入力あ るいは出力が必要な場合、あるいはさらに完全に統合された コントロールを必要とする場合でも、HydraForce はニーズに 合う広範囲の電気油圧オプションをご用意しています。 ティルト TILT シフト SHIFT CAN 補助 2 Aux 2 ネットワーク NETWORK エレクトロニクス統合はコスト高でもなければ、複雑でもあ りません。プログラミング用ソフトウェアは www.hydraforce. com から無料で入手できます。また lift/lower やtilt/reach な どのプログラム済み機能のライブラリもご希望であれば HydraForce エレクトロニクスサポートチームから入手するこ とができます。多くの場合、単一のエレクトロニックコント ロールユニットを加えるだけで、複数のコントロール機能を シンプルにすることができます。後からさらにコントロール を追加できる柔軟性を備えてシステムを設計することができ ます。 リフト Lift EVDR-0201 ティルト Tilt エンジン ECU サービスコネ Service Engine ECU クター Connector 下降 Lower 補助 1 Aux 1 CAN B CAN A 流量の多い電気比例バルブを使用することは、機材の複数の 機能に対するより優れたコントロールを得るもう一つの方法 です。高流量により、補助機能や優先機能を扱う柔軟性を備 えたフロー共有設計が可能になります。 高流量カートリッジバルブによるフロー共有は、リフト、下降、補 助機能に対するフルシステムコントロールを提供します。 フィンガー フィンガー ティップ FingerTip No. #11 ティップ FingerTip No. #22 フィンガー ティップ FingerTip No. #3 3 SSRight 右 SS SS SSLeft 左 フィンガー ティップ FingerTip No. #4 4 インチン Inching グペダル Pedal ECU-2415 シフター フォーワード/ Shifter リバース Fwd/Rev 前進 FWD アナログ入力 ANALOG INPUTS 自動ティルト Auto-Tilt 選択 Select 補助クランプ Aux Clamp 有効 Enable 自動ティルト フォーワード Forward Auto-Tilt プロックス Prox 後進 REV リバース Reverse ステータス STATUSLED LED I/O 接続 I/O connections デジタル入力 DIGITAL INPUTS ドライブアク Drive Axle セル速度 Speed オルタネー Alternator ター速度 Speed バッテリー Battery エレクトロニックコントロールユニットを 1 つ追加するだけ で、フォークリフトやテレハンドラーの複数のコントロール 機能をシンプルにすることができます。 パルス入力 PULSE INPUTS 14 この図は完全に統合された電気油圧式コントロールシステムを示していま す。入力と出力は単一の ECU-2415 でコントロールされています。 15 バルブとエレクトロニックコントロール HSV12-47C SPCL16-30 高圧ソレノイド、直動式、スプールタイ プ、4ポート、3ポジション 比例方向制御、4 ポート、ロードセ ンシングチェック行き、ノルマルク ローズ 米国特許 7,921,880 流量:最大流量 152 リットル/分 (40 ガロン/分) 圧力:250 bar (3625 psi) エレクトロニックコントロール モデル ECU-2415 最高 39 のデジタル、パルス、電流測定フ ィードバックとアナログ入力。24 PWM またはデジタルハイサイドドライバから成 る24出力。 モデル ECU-2032 流量:57 リットル/分（15ガロン/分） 圧力:350 bar (5075 psi) 最高 52 の入力と最高 8 つの PWM または デジタルハイサイドドライバから成る 20 の出力。 米国特許 8,253,063 HSPECxx-30x SP08-58D ポスト圧力削除コンペンセーター内蔵比 例流量制御バルブ 5 ポート比例バルブ ロードセンスーポート付 モデル ECU-2820 新しい ECU-0809 は8つの柔軟なソーシング出力、9 つの柔軟な入力、4 つのフィードバック入力を備え ています。コントローラーは強力な 32 ビットマイ クロプロセッサ使用、診断インジケータと無制限の R-RAM搭載、当社の最新のソフトウェア開発キット をご利用いただけます。 流量:13リットル/分 ～ 30 リットル/分（3.5 ガロ ン/分 ～ 8 ガロン/分 圧力:240 bar (3500 psi) EHPR98-T38C 流量:最大流量 132 リットル/分 (35 ガロン/分) 圧力:350 bar (5075 psi) HSPECxx-34 比例、減圧/リリーフ、ドロップイン コンペンセーター内蔵比例流量制御バルブ 流量:最大流量 30 リットル/分 (8 ガロン/分) 圧力:240 bar (3500 psi) 流量:最大流量 106 リットル/分 (28 ガロン/分) 圧力:350 bar (5075 psi) 当社の広範な製品 油圧カートリッジバルブの世界最大のメーカーとして、HydraForce は広範囲にわたるソレノイド、電気比率バルブ、方向制御バル ブ、フロー制御バルブ、圧力コントロールバルブを提供しています。またこれらの多数に高圧モデルやマルチ機能モデルが用意され ています。流量 570 リットル/分（150 ガロン/分）、操作圧力 350 bar（5,000psi）までのカートリッジバルブがハウジングまたはマ ニフォールドブロックに収めて個々に販売されています。バルブはカスタム仕様と標準規格の両方がございます。 HydraForce は、ヘビーヂューティ車両や産業機械用のバルブ、マニフォールド、電気油圧制御製品の 設計、製造、サポートを行っています。 統合油圧回路に関する無料コンサルティングをご希望の場合は、当社ウェブサイトをご覧ください。 http://info.hydraforce.com/Free-Custom-Circuit-Consultation/ 最高 52 の入力と最高(生かす) 24 削除の PWM またはデジタルハイサイドドライバと 4 つの デジタルローサイドドライブから成る 28 の 出力。 センサーバルブ CORETEK プログラマブルマシンコントローラ 新しい Core Tek ラインの汎用プログラマブルコ ントローラーは、単体型コントローラーあるいは CAN ネットワーク機器に統合するコントローラー として使用できます。これらは、オフハイウェイ車 両など、厳しい環境要件に耐えるよう設計されてい ます。柔軟な入力出力コンフィギュレーションが特 長で、出力ピンあたり 3.0 アンペアまで駆動が可能 です。 Core Tek コントローラーはコンパクトなハウジング 内に完全密封されています。操作温度範囲は -40° ～ +70°C (-40°～ 158°F) で外部冷却装置や熱放散 装置は不要です。 CoDeSysTM プログラミング CoDeSys または Controlled Development System は プログラム可能なマシンコントローラーに対する統合 開発環境です。エディタとデバッグ機能は、高度なプ ログラミング言語（Visual C++ など）の実証された 開発プログラム環境に基づいています。 HydraForce バルブの中には、オ ンとオフの信号送信機能がある統 合ポジションセンシングオプショ ンとともにオーダーいただけるも のもあります。この新しいセンシ ングソリューションは、既存の HydraForce カートリッジバルブ と交換して使用でき、手動オーバ ーライドオプションに対応、業界 標準のキャビティを使用します。 ヘビーデューティセンサー HydraForce はマテリアルハンドリング用に設計された正確なセンサーを ご用意しています。当社の温度センサーはパッド入りの抵抗器が付いたサ ーミスタータイプです。 ERT 120 – 出力信号:5427.9～436.3 Ω 当社の圧力センサーは合計誤差帯域 1% の精度で、IP67 定格です。 ERP035 – 圧力範囲上限 35 bar (500 psi) ERP414 – さらに高い圧力範囲用、上限 414 bar (6000 psi) CoDeSys は HydraForce の以下のサイトから無料で ダウンロードできます。 http://www.hydraforce.com/Electronics/ CoDeSys software:Copyright © 3S - Smart Software Solutions GmbH 16 17 当社概要 HydraForce のビジョン 当社概要 HydraForce の歴史は、油圧カートリッジバルブとマニフォー ルド製品を迅速かつ正確に納品できる会社が車両機材業界で必 要とされていることに気づいた数人のパートナーがシカゴ近辺 で同社を創業した1985年にさかのぼります。これらのパートナ ーは、コスト効果が高く、スペースが節約できるカートリッジ バルブと統合油圧回路が提供するエンジニアリングイノベーシ ョンと設計の柔軟性にも目を向けました。 独立を目指す イノベーションの提供 テクニカルソリューション 世界を変えることが可能 当社の顧客に HydraForce は創設後、非上場企業として成長を続け、北米、 ヨーロッパ、アジアに複数の製造拠点を設け、世界各地でロー カルサポートを提供する120以上の仕入販売業者のネットワー クを確立しました。 ミッションステートメント HydraForceの沿革 1988 最高の品質の 油圧バルブと 世界で最も迅速な顧客サポ ートを提供する 2013 イノベーションセンタ ー開設、グローバル製 造施設を480.000平方 フィート以上に拡張 革新的なバルブデザイ ンに対し、現在までに 15の特許を獲得 2010 最初の監査でフォ ードのQ1品質認定 を達成 2015戦略計画 と長期負債返済 計画を正式化 2006 ISO 14001:2004 取得 1985 HydraForce は最高 の品質と顧客に対す る応答という理念に 基づいて創設された 1991 ISO 9001 達成 2008 1993 2012 インドに オフィス 開設 QS9000 達成 ISO 13849 取得 ISO 9001 製品の品質と製造に関する保証 北米、ヨーロッパ、アジアに位置する HydraForce の 3 つの 工場はすべて、同じ製造工程と基準を使用して、製品品質に おけるグローバルな一貫性を確かにしています。 市場へのスピード対応のコアコンピテンシーを維持するため に、HydraForce はアプリケーションのテクニカルサポートツ ールに投資しています。これには、サードパーティのシミュレ ーションソフトウェアとシームレスな統合を行う無料の油圧シ ステム設計ソフトウェア、i-Design、新製品に関して毎月実施 されるウェビナー、アプリケーションのヒント、オンライン製 品カタログなどが含まれます。 ・すべての製品は 100% テスト済み ・リーンとシックスシグマプラクティスを使用 ・以下のような新製品導入ツールを使用 ・先行製品品質計画 (APQP) ・生産部品承認プロセス (PPAP) ・故障 モード影響 解析 (FMEA) ・統計的工程管理 (SPC) ・継続的な改善 ・カンバン方式による迅速な納品 HydraForce 製品はすべて 5年間の制限付き保証が 材料と加工に対して提供されています。 1985 1989 ヨーロッパ で操業開始 1988 1993 リンカンシ ェアに移転 1990 1991 1995 2000 2005 2010 2011 2015 2011 1997 グローバル本社を 50,000平方フィー トに拡張、2つ目の 工場をオープン 1999 HydraForce、 カートリッジバ ルブ製造で世界 トップに立つ • 製造 2001 グローバル本社を 70,000平方フィート に拡張、50,000平方 フィートの新しいヨ ーロッパ施設を建設 • テクニカルセールス 19 グローバル 拡張を続行 中国で4つ目の グローバル製造 施設をオープン 2005 韓国と中国に オフィス開設 ワールドワイドサポート 18 2020 • 流通とサポート 2014 ヨーロッパ施設 を120,000平方 フィートに拡張 することを発表