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基本協定及び土地譲渡契約概要

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基本協定及び土地譲渡契約概要
基本協定及び土地譲渡契約概要
1 共通事項
(1)締結者
① 葛飾区
葛飾区長 青木 勇
② 学校法人東京理科大学
理 事 長 塚本 桓世
東京都葛飾区立石五丁目13番1号
東京都新宿区神楽坂一丁目3番地
(2)締結日
平成21年3月26日
(3)大学整備用地
① 位 置
葛飾区新宿六丁目3602番3
② 面 積
30,000.24㎡
2 基本協定の概要
(1)目 的
葛飾区新宿六丁目地区における大学の整備及び運営について、葛飾区と学校法
人東京理科大学が相互に協力し、円滑に実施することにより、双方の発展を図る
ことを目的として、基本協定を締結するものとする。
(2)大学の運営等
① 開学予定
平成24年4月に開学するよう努め、開学した日から20年以上は、大学と
して供する。
② 学 部
設置する大学は、理工系の学部・研究科を中心とする。
③ 学生数
学部・研究科の規模は、3,000人から4,000人程度とする。
(3)相互協力
双方の発展に寄与するため、葛飾区基本計画体系図にある「健康と福祉」・「街
づくりと産業」・「生涯学習とふれあい」の各分野で相互に協力するものとする。
(4)大学整備による地域貢献
学校法人東京理科大学は、表示土地に大学を整備するに当たり、次の地域貢献
を実現するものとする。
① フェンス等のない地域開放型の公共性の高いキャンパスの整備
② 区民が自由に散策できる遊歩道及び緑地の整備
③ 大学敷地及び建物の避難所としての活用など地域防災への協力
④ 図書館、カフェ、コンベンションホールからなる区民開放施設の整備
(5)大学整備に係る区の支援
葛飾区は、学校法人東京理科大学の大学整備による地域貢献に対し、施設整備
費の補助として、施設整備に係る借入金利子に対して、平成21年度から20年
間にわたり、5,319,192,000円を上限とする金額を補助することと
する。
(6)都市公園の整備
大学整備用地に隣接する葛飾区新宿六丁目3602番1、2、5の公園用地並
びに「葛飾区新宿六丁目地区まちづくり方針」に定める近隣公園用地については
区民及び学校法人東京理科大学の意見を踏まえ、葛飾区が都市公園を整備するも
のとする。
(7)将来構想に関する事項
学校法人東京理科大学は、葛飾区と締結した土地譲渡契約に定める大学として
供しなければならない日までに将来取得用地を取得し、大学を整備する。
① 整備位置
葛飾区新宿六丁目3602番4及び6
② 譲渡価格
葛飾区が譲渡土地の取得に要した費用及び利息の合計額以内で双方協議のう
え決定する。
③ 大学整備に係る地域貢献及び区の支援
学校法人東京理科大学は、当初の大学整備に準じた整備を行い、葛飾区は、
その地域貢献内容に応じた支援を行うものとする。
④ 東京都都市計画審議会への付議
大学整備に係る葛飾区新宿六丁目地区における都市計画の手続きは、将来取
得用地を含め、東京都都市計画審議会へ付議するものとする。
⑤ 取得の遅延や中止
社会情勢の著しい変化などにより、取得の遅延や中止の申し出があった場合
は、双方で協議するものとする。
(8)効力
葛飾区議会又は学校法人東京理科大学の理事会の議決を要する事項については、
それぞれが議決されたときに効力が生じるものとする。
(9)義務の不履行等
基本協定書に定める義務を履行しないことにより損害を与えた場合には、その
損害を賠償しなければならない。
(10)個別協定等の締結
基本協定書に定める事項の実施について必要なときは、別途個別に協定等を締
結するものとする。
3 土地譲渡契約の概要
(1)総
則
葛飾区は、新宿六丁目3602番3の土地(以下「表示土地」という。)を大学
(学校教育法に定める4年制大学、6年制大学、大学院及びその附属する施設)
に供することを条件として、学校法人東京理科大学に譲り渡すものとする。
(2)譲渡代金
13,810,443,088円
(3)譲渡代金の支払及び所有権の移転等
① 譲渡代金の支払日
平成21年3月26日
② 所有権移転及び引渡日
平成21年3月26日
(4)建設等義務
学校法人東京理科大学は、表示土地を譲り受けるにあたり、供用期限日である
平成30年3月18日までに大学としての土地の用途に供し、次の内容を遵守し
なければならない。
① 平成30年3月18日までに、大学施設の建設を完了すること。
② 開学した日から20年以上、表示土地を大学として供すること。
③ 葛飾区新宿六丁目地区景観ガイドライン等に基づいた計画とすること。
④ 表示土地に係る地区計画における2号施設の整備主体及び管理者となること。
⑤ 開学した日から20年を経過する間に、表示土地の所有権の移転や大学と異
なる用途などに供しようとするときは、葛飾区の承諾を得ること。 等
(5)違約金
学校法人東京理科大学は、平成32年3月18日までの間に、表示土地が供用
期限日において大学として供されない場合や葛飾区の承諾を得ずに表示土地の所
有権を移転する場合などの際には、譲渡代金の20%を上限として違約金を葛飾
区に支払うものとする。
(6)契約解除権等
葛飾区は、平成32年3月18日までの間に、表示土地が供用期限日において
大学として供されない場合や葛飾区の承諾を得ずに表示土地の所有権を移転する
場合などの際には、契約を解除し、又は表示土地を買い戻すことができる。
(7)使用料相当額の支払義務
学校法人東京理科大学は、葛飾区が契約を解除し、又は表示土地の買戻しを行
った場合には、引渡日からの使用料相当額を支払うものとする。
(8)損害賠償
学校法人東京理科大学は、葛飾区が契約を解除し、又は表示土地の買戻しを行
った場合において、葛飾区の損害の額が違約金と使用料相当額の合計額を超える
ときは、その超える額を支払うものとする。
(9)瑕疵担保、土壌汚染及び地中障害物
表示土地の隠れた瑕疵や土壌汚染、地中障害物の存在については、次の内容に
より、平成25年3月3日までに通知されたものに限り、葛飾区は、その責めを
負うものとする。
① 瑕疵担保
契約の締結日前に判明している用地管理施設等(砕石等、フェンス等)及び
杭について、葛飾区は、その撤去の責めを負わないものとし、油分については、
大学整備や通常の土地利用に支障がある場合において、双方協議により決定す
るものとする。
② 土壌汚染
契約の締結日前に判明している土壌汚染対策法等の基準に適合しない土壌汚
染については、葛飾区の負担により、平成22年1月末日までに必要な対策を
講じるものとする。
また、土地の引渡日以後に土壌汚染の存在が判明した場合には、葛飾区がそ
の責めを負うものとする。
③ 地中障害物
契約の締結日前に判明している用地管理施設等及び杭以外の地中障害物の存
在が判明した場合には、葛飾区がその責めを負うものとする。
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