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スケジュール スキャン

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スケジュール スキャン
AVG Internet Security
ユーザーマニュアル
ドキュメント改訂 AVG .01 (9/
16/
2015)
Copyright AVG Technologies CZ, s.r.o. All rights reserved.
他のすべての商標はそれぞれの所有者に帰属します。
目次
1 . はじめに
4
2 . AVG インストール要件
5
2.1 対応オペレーティング システム
5
2.2 最小および推奨ハードウェア要件
5
6
3 . AVG インストール プロセス
3.1 ようこそ!
6
3.2 ライセンス番号を入力
7
3.3 インストールのカスタマイズ
9
3.4 AVGのインストール
10
3.5 インストールが完了しました
11
12
4 . インストール後
4.1 ウイルス データベースのアップデート
12
4.2 製品の登録
12
4.3 ユーザーインターフェースへのアクセス
12
4.4 コンピュータ全体のスキャン
12
4.5 Eicar 検査
12
4.6 AVG の既定の設定
13
5 . AVG ユーザーインターフェース
14
5.1 上部の行ナビゲーション
15
5.2 セキュリティステータス情報
18
5.3 コンポーネントの概要
19
5.4 マイ アプリケーション
20
5.5 スキャン/
アップデートのクイック リンク
20
5.6 システムトレイアイコン
21
5.7 AVG アドバイス
22
5.8 AVG アクセラレータ
23
24
6 . AVG コンポーネント
6.1 コンピュータの保護
24
6.2 ウェブ閲覧時の保護
27
6.3 Identity Protection
29
6.4 メール保護
30
6.5 ファイアウォール
31
6.6 PC Analyzer
34
7 . AVG 高度な設定
36
7.1 表示
36
7.2 サウンド
38
7.3 一時的に AVG 保護を無効にする
39
7.4 コンピュータの保護
40
1
7.5 メールスキャナ
44
7.6 ウェブ閲覧時の保護
58
7.7 Identity Protection
61
7.8 スキャン
62
7.9 スケジュール
67
7.10 アップデート
75
7.11 例外
78
7.12 ウイルス隔離室
81
7.13 AVG 自己保護
82
7.14 プライバシー設定
82
7.15 エラー状態を無視
84
7.16 Advisor - 既知のネットワーク
84
86
8 . ファイアウォール設定
8.1 一般
86
8.2 アプリケーション
88
8.3 ファイルとプリンタの共有
89
8.4 高度な設定
90
8.5 定義済みネットワーク
91
8.6 システム サービス
92
8.7 ログ
93
96
9 . AVG スキャン
97
9.1 定義済みスキャン
9.2 Windows エクスプローラのスキャン
106
9.3 コマンド ライン スキャン
107
9.4 スキャン スケジュール
110
9.5 スキャン結果
116
9.6 スキャン結果の詳細
117
1 0 . AVG Fi l e Sh re d d e r
119
1 1 . ウイルス隔離室
120
1 2 . 履歴
122
12.1 スキャン結果
122
12.2 常駐シールドの結果
123
12.3 Identity Protection の結果
126
12.4 メール保護の結果
127
12.5 オンラインシールドの結果
128
12.6 イベント履歴
129
12.7 ファイアウォール ログ
130
132
1 3 . AVG 更新
13.1 アップデートの実行
132
13.2 アップデート レベル
132
2
134
1 4 . FAQ およびテクニカルサポート
3
1. はじめに
このユーザー マニュアルは、AVG Internet Security の包 括 的 なユーザー マニュアルです。
AVG Internet Security は複 数 の保 護 機 能 を備 え、あらゆるオンライン活 動 からユーザーを守 ります。ユーザーは
ID 窃 盗 、ウイルス、有 害 なサイトへのアクセスについて心 配 せずにすみます。AVG 保 護 クラウド技 術 とAVG コミュ
ニティ保 護 ネットワークが導 入 されています。この機 能 では、AVG が最 新 の脅 威 情 報 を収 集 し、その情 報 をコミュ
ニティで共 有 することで、最 高 レベルの保 護 を提 供 します。ユーザーは安 全 にオンライン ショッピングやバンキングを
利 用 できます。リアルタイム保 護 により、ソーシャル ネットワークやインターネットでの閲 覧 ・検 索 を安 心 して楽 しむ
ことができます。
その他 の情 報 ソースを使 用 することも可 能 です。
ヘルプ ファイル: トラブルシューティング セクションは、AVG Internet Securityに含 まれるヘルプファイルで
直 接 使 用 可 能 です (ヘルプ ファイルを開 くには、アプリケーションのダイアログで F1 キーを押 します)。こ
のセクションには、ユーザーが技 術 的 な問 題 について専 門 家 のヘルプを検 索 するときに最 も多 く発 生 して
いる状 況 の一 覧 が表 示 されます。現 在 発 生 している問 題 に最 も近 い状 況 を選 択 してクリックすると、問
題 の解 決 策 を示 す詳 細 手 順 が表 示 されます。
AVG ウェブサイトのサポート センター: AVG ウェブサイト(http://www.avg.com/)で問 題 の解 決 策 を検
索 することもできます。「サポート」セクションには、販 売 上 の問 題 と技 術 的 な問 題 の両 方 を取 り扱 うテ
ーマ別 のグループの概 要 、よくある質 問 の体 系 的 なセクション、および利 用 可 能 なすべての連 絡 先 が掲
載 されています。
AVG ThreatLabs: AVG 関 連 の専 門 ウェブサイト (http://www.avg.com/about-viruses)であり、ウイルス
問 題 に特 化 し、オンラインの脅 威 についての概 要 を提 供 します。また、ウイルスやスパイウェアの駆 除 手
順 や脅 威 に対 する保 護 方 法 の提 案 も確 認 できます。
ディスカッション フォーラム: AVG ユーザーのディスカッション フォーラム(http://community.avg.com)も利
用 できます。
4
2. AVG インストール要件
2.1. 対応オペレーティング システム
AVG Internet Security は次 のオペレーティング システムのワークステーションの保 護 を目 的 としています:
Windows XP Home Edition SP2
Windows XP Professional SP2
Windows XP Professional x64 Edition SP1
Windows Vista (すべてのエディション)
Windows 7 (すべてのエディション)
Windows 8 (すべてのエディション)
Windows 10 (すべてのエディション)
(および特 定 のオペレーティング システム用 のより新 しいサービス パック)
注 意 : 個 人 情 報 コンポーネントは Windows XP x64 ではサポートされていません。 このオペレーティング システムで
は、AVG Internet Securityをインストールできますが、IDP コンポーネントは含 まれません。
2.2. 最小および推奨ハードウェア要件
AVG Internet Security の必 須 ハードウェア要 件 :
Intel Pentium CPU 1.5 GHz 以 上
512 MB Windows XP)/1024MB Windows Vista、Windows 7)の RAM メモリ
1.3 MB のハードディスク空 き領 域 (インストール用 )
AVG Internet Security の推 奨 ハードウェア要 件 :
Intel Pentium CPU 1.8 GHz 以 上
512 MB Windows XP)/1024MB Windows Vista、Windows 7)の RAM メモリ
1.6 MB のハードディスク空 き領 域 (インストール用 )
5
3. AVG インストール プロセス
コンピュータにAVG Internet Security をインストールする場 合 は、最 新 のインストール ファイルを取 得 する必 要 が
あります。最 新 バージョンの AVG Internet Security を確 実 にインストールするために、AVG Web サイト http://
www.avg.com/)からインストール ファイルをダウンロードすることをお勧 めします。[サポート] セクションには、各
AVG 製 品 のインストール ファイルの体 系 的 な概 要 が表 示 されます。インストールファイルをハードディスクにダウン
ロードして保 存 した後 、インストール プロセスを実 行 できます。インストールは一 連 のシンプルでわかりやすいダイア
ログから構 成 されています。各 ダイアログではインストール処 理 の各 ステップの概 要 を説 明 しています。各 ダイアロ
グ ウィンドウの詳 細 については次 のとおりです。
3.1. ようこそ!
インストール プロセスは [AVG Internet Security へようこそ] ダイアログで始 まります。
言語選択
このダイアログでは、インストール プロセスで使 用 する言 語 を選 択 できます。 [言 語 ] オプションの横 にあるコンボ
ボックスをクリックすると、言 語 メニューがロールダウンします。 任 意 の言 語 を選 択 すると、選 択 した言 語 でインスト
ール プロセスを続 行 できます。 また、アプリケーションも選 択 した言 語 でインストールされます。英 語 は常 にデフォル
トでインストールされるため、必 要 に応 じて英 語 に切 り替 えることができます。
エンド ユーザー ライセンス契 約 およびプライバシー ポリシー
インストール プロセスを続 行 する前 に、エンド ユーザー ライセンス契 約 とプライバシー ポリシーの文 面 を一 読 し
ておくことをお勧 めします。 この 2つの文 書 は、ダイアログの下 部 にあるアクティブ リンクを経 由 して参 照 できます。
いずれかのハイパーリンクをクリックすると、新 しいダイアログ/
ブラウザ ウィンドウが開 き、対 応 する文 書 が表 示 されま
す。 これらは法 的 拘 束 力 を持 つ文 書 であるため、注 意 深 くお読 みください。 [続 行 ] ボタンをクリックすることによ
り、ユーザーは文 書 に同 意 したことになります。
6
インストールの続 行
インストールを続 行 するには、[続 行 ] ボタンをクリックします。 表 示 されたダイアログでライセンス番 号 を入 力 した
後 、インストール プロセスが完 全 に自 動 モードで実 行 されます。 AVG Internet Security のインストールでは、プ
ログラム ベンダーによってすべての設 定 があらかじめ指 定 されている標 準 オプションを使 用 することを、ほとんどのユ
ーザーにお勧 めします。 この設 定 は、最 適 なリソース消 費 で最 大 のセキュリティを実 現 します。 インストール後 に、
設 定 を変 更 する必 要 が生 じた場 合 は アプリケーション内 でいつでも直 接 変 更 できます。
また、[カスタム インストール] オプションも用 意 されています。このオプションはハイパーリンクの形 式 で、[続 行 ] ボ
タンの下 にあります。 カスタム インストールは、特 定 のシステム要 件 に適 合 させるなど、アプリケーションを標 準 以
外 の設 定 でインストールする合 理 的 な理 由 がある上 級 ユーザーのみが行 ってください。 このインストール方 法 を選
択 した場 合 は、ライセンス番 号 を入 力 した後 で [インストールのカスタマイズ] ダイアログに移 動 し、設 定 を指 定
することができます。
3.2. ライセンス番号を入力
[ライセンスのアクティベート] ダイアログでは、指 定 されたテキスト フィールドにライセンス番 号 を入 力 するよう指 示
されます。
ライセンス番 号 が記 載 されている場 所
セールス番 号 は AVG Internet Security の箱 の中 にある CD パッケージに記 載 されています。 ライセンス番 号 は
AVG Internet Security をオンラインで購 入 後 に受 信 した確 認 メールに記 載 されています。 この番 号 を記 載 どお
り正 確 に入 力 する必 要 があります。 デジタル形 式 のライセンス番 号 が利 用 できる (メールに記 載 されている)場
合 は、コピーと貼 り付 けを使 用 して入 力 することをお勧 めします。
7
コピーと貼 り付 けの方 法
コピーと貼 り付 け機 能 を使 用 して AVG Internet Security のライセンス番 号 をプログラムに入 力 すると、番 号 を
確 実 に正 しく入 力 できます。 次 の手 順 を実 行 してください。
ライセンス番 号 が記 載 されているメールを開 きます。
ライセンス番 号 の先 頭 でマウスの左 ボタンをクリックし、ボタンを押 したまま番 号 の末 尾 までドラッグします。
番 号 が強 調 表 示 されるはずです。
Ctrl を押 しながら C を押 します。 これにより、番 号 がコピーされます。
コピーした番 号 を貼 り付 ける位 置 にマウス ポインタを置 いて、クリックします。
Ctrl を押 しながら V を押 します。 これにより、選 択 した場 所 に番 号 が貼 り付 けられます。
コントロール ボタン
通 常 のセットアップ ダイアログと同 様 に、3つのコントロール ボタンがあります。
キャンセル - クリックすると、セットアップ プロセスが直 ちに中 止 されます。AVG Internet Security はイン
ストールされません。
戻 る - クリックすると、1つ前 のセットアップ ダイアログに戻 ります。
次 へ - クリックすると、インストールが続 行 され、次 のステップに進 みます。
8
3.3. インストールのカスタマイズ
[カスタム オプション] ダイアログではインストールの詳 細 なパラメータが設 定 できます。
[コンポーネント選 択 ] セクションには、インストール可 能 なすべての AVG Internet Security コンポーネントの概
要 が表 示 されます。 デフォルト設 定 が適 当 でない場 合 、特 定 のコンポーネントを削 除 /
追 加 します。 ただし、選
択 できるコンポーネントは購 入 した AVG 製 品 に含 まれているコンポーネントのみです。 [コンポーネント選
択 ] リストの項 目 を強 調 表 示 すると、該 当 するコンポーネントの簡 単 な説 明 がこのセクションの右 側 に表 示 されま
す。 各 コンポーネントの機 能 に関 する詳 細 については、このマニュアルの「コンポーネント概 要 」の章 を参 照 してく
ださい。 ソフトウェア ベンダーが予 め設 定 した既 定 の設 定 に戻 すには、[デフォルト] ボタンを使 用 します。
この手 順 では、製 品 のデフォルトの言 語 ではなく、別 の言 語 を選 択 することもできます (デフォルトでは、アプリケー
ションは設 定 に使 用 する言 語 としてユーザーが選 択 した言 語 、および英 語 でインストールされます)。
コントロール ボタン
通 常 のセットアップ ダイアログと同 様 に、3つのコントロール ボタンがあります。
キャンセル - クリックすると、セットアップ プロセスが直 ちに中 止 されます。AVG Internet Security はイン
ストールされません。
戻 る - クリックすると、1つ前 のセットアップ ダイアログに戻 ります。
次 へ - クリックすると、インストールが続 行 され、次 のステップに進 みます。
9
3.4. AVGのインストール
[インストールの進 行 状 況 ] ダイアログにはインストール処 理 の進 行 状 況 が表 示 されます。ユーザー操 作 は必 要
ありません。
インストール処 理 の終 了 後 、次 のダイアログに自 動 的 に進 みます。
コントロール ボタン
このダイアログにはコントロール ボタンが 2つあります。
最 小 化 - インストール プロセスの所 要 時 間 は数 分 間 です。 このボタンをクリックすると、ダイアログ ウィン
ドウを最 小 化 してシステム バー上 にアイコンとして表 示 できます。 インストールが完 了 すると、ダイアログ
が再 度 表 示 されます。
キャンセル - このボタンは、現 在 のインストール プロセスを中 止 する場 合 のみ使 用 してください。 キャンセ
ルすると、AVG Internet Security はインストールされません。
10
3.5. インストールが完了しました
[お疲 れ様 でした] ダイアログが表 示 され、AVG Internet Security のインストールと設 定 が完 了 したことを確 認 で
きます。
製 品 改 善 プログラムおよびプライバシー ポリシー
このダイアログでは、全 体 的 なインターネット セキュリティレベルを高 める目 的 で、検 出 された脅 威 に関 する
匿 名 の情 報 を収 集 する製 品 改 善 プログラムに参 加 するかどうかを決 定 できます (詳 細 については「AVG 高 度
な設 定 /
製 品 改 善 プログラム」の章 を参 照 )。 すべてのデータは AVG プライバシー ポリシーに従 って機 密 として取
り扱 われます。[プライバシー ポリシー] のリンクをクリックすると、AVG ウェブサイト (http://www.avg.com/)に移 動
し、AVG プライバシー ポリシーの全 文 を確 認 できます。 参 加 に同 意 する場 合 は、オプションにチェックを付 けたま
まにします (このオプションはデフォルトによりチェックが付 いています)。
[終 了 ] ボタンをクリックして、インストール処 理 を完 了 します。
11
4. インストール後
4.1. ウイルス データベースのアップデート
インストール時 には (必 要 に応 じてコンピュータを再 起 動 した後 ) AVG Internet Security はウイルスデータベー
スとすべてのコンポーネントを自 動 的 に更 新 し、完 全 に動 作 する状 態 にします。この処 理 には数 分 かかる場 合 が
あります。 アップデート処 理 の実 行 中 は、メイン ダイアログに表 示 される情 報 によって処 理 が通 知 されます。 アッ
プデート処 理 が完 了 し、AVG Internet Security が完 全 に作 動 可 能 でユーザーを保 護 できる状 態 になるまで、し
ばらくお待 ちください。
4.2. 製品の登録
AVG Internet Security のインストールが終 了 したら、AVG Web サイト http://www.avg.com/)でオンライン製 品
登 録 を行 ってください。登 録 後 、AVG ユーザー アカウント、AVG アップデート ニュースレター、その他 登 録 ユーザー
のみに提 供 されるサービスが利 用 できるようになります。最 も簡 単 な登 録 方 法 は、AVG Internet Security ユー
ザー インターフェースから直 接 行 う方 法 です。上 の行 の [ナビゲーション /オプション/今 すぐ登 録 ] の項 目 を選 択 し
てください。AVG Web サイト http://www.avg.com/)の [登 録 ] ページに移 動 します。ページ上 の指 示 にしたがって
ください。
4.3. ユーザーインターフェースへのアクセス
AVG メイン ダイアログには複 数 の方 法 でアクセスできます。
AVG システムトレイアイコンをダブルクリックします
デスクトップにある AVG アイコンをダブルクリックします
メニューで スタート /すべてのプログラム /AVG / AVG Protection の順 に選 択 します
4.4. コンピュータ全体のスキャン
AVG Internet Security のインストール前 にコンピュータがウイルスに感 染 していた可 能 性 あります。このため、全 コ
ンピュータをスキャンを実 行 して、PCが感 染 していないことを確 認 してください。最 初 のスキャンにはかなりの時 間
(1時 間 程 度 )を要 することがありますが、コンピュータが脅 威 にさらされていないことを確 認 するため、スキャンの実
行 をお勧 めします。 全 コンピュータをスキャンを実 行 する方 法 については、AVG スキャンの章 を参 照 してください。
4.5. Eicar 検査
AVG Internet Security が正 常 にインストールされたことを確 認 するために、EICAR テストを実 行 できます。
EICAR テストは、ウイルス対 策 システムの動 作 をテストするために使 用 される、標 準 的 で完 全 に安 全 な方 法 で
す。これは実 際 のウイルスではなく、危 険 なコードを一 切 含 まないため、万 一 検 出 されなくてもコンピュータが危 険
にさらされることはありません。ほとんどの製 品 は、これがあたかもウイルスであるかのように反 応 します(「EICAR-AVTest」のような明 確 な名 称 で報 告 されます。)。EICARのWebサイトwww.eicar.comでEICARウイルスをダウンロー
ドすることができ、また、そこですべての必 要 なEICARテスト情 報 も入 手 できます。
eicar.comファイルをダウンロードし、それをローカルディスクに保 存 します。テスト ファイルのダウンロードを確 認 後 す
ぐに、AVG Internet Security が警 告 とともにそれに反 応 します。この通 知 は、AVG が正 常 にコンピュータにインス
トールされていることを証 明 します。
12
AVGがEICARテストファイルをウイルスとして特 定 できない場 合 、プログラム設 定 を再 度 確 認 する必 要 があ
ります。
4.6. AVG の既定の設定
AVG Internet Security の既 定 の設 定 (アプリケーションがインストール後 に正 しく動 作 するための初 期 設
定 )では、すべてのコンポーネントと機 能 が最 適 なパフォーマンスで動 作 するようソフトウェア ベンダーによって設 定
されています。特 に理 由 がない場 合 、AVG の設 定 を変 更 しないでください。設 定 変 更 は、経 験 のあるユ
ーザーが行 うことを推 奨 します。AVG 設 定 を変 更 する必 要 がある場 合 、AVG 高 度 な設 定 に移 動 します。メイ
ンメニューの [オプション/
高 度 な設 定 ] 項 目 を選 択 し、新 しく開 いた AVG 高 度 な設 定 ダイアログで AVG 設 定 を
変 更 します。
13
5. AVG ユーザーインターフェース
AVG Internet Security が起 動 すると、メイン ウィンドウが開 きます:
メイン ウィンドウは複 数 のセクションに分 かれています:
上 部 の行 ナビゲーションは、メイン ウィンドウの上 部 セクションに並 んだ 4つのアクティブなリンクで構 成 さ
れています AVG レポート、サポート、オプションなど)。 詳 細 >>
セキュリティステータス情 報 には、AVG Internet Security の現 在 のステータスの基 本 情 報 が表 示 され
ます。 詳 細 >>
インストールされているコンポーネントの概 要 は、メイン ウィンドウの中 央 セクションにある水 平 の一 連
のブロックに表 示 されます。 コンポーネントは、各 コンポーネントのアイコンが付 いたライト グリーンのブロッ
クとして表 示 されます。また、コンポーネントのステータス情 報 も合 わせて表 示 されます。 詳 細 >>
マイ アプリは、メイン ウィンドウの中 央 下 部 の細 長 い部 分 に図 で表 示 され、すでにコンピュータにインスト
ールされているか、インストールが推 奨 される AVG Internet Security の追 加 アプリケーションの概 要 を
示 します。 詳 細 >>
スキャン /修 復 /アップデートのクイック リンクは、メイン ウィンドウにあるブロックの下 部 の行 に配 置 さ
れています。 これらのボタンを使 うと、最 も重 要 で頻 繁 に使 用 する AVG の機 能 にすぐにアクセスできま
す。 詳 細 >>
AVG Internet Security のメイン ウィンドウの外 側 に、アプリケーションにアクセスするために使 用 するもう一 つのコ
ントロール エレメントがあります:
システムトレイ アイコンは、モニターの右 下 端 (システムトレイ上 )にあり、AVG Internet Security の
現 在 の状 態 を示 します。 詳 細 >>
14
5.1. 上部の行ナビゲーション
上 部 の行 ナビゲーションは、メイン ウィンドウの上 部 セクションに複 数 のアクティブなリンクが並 んで構 成 されていま
す。ナビゲーションには次 のボタンが含 まれます。
5.1.1. Facebook で AVG に参加
このリンクをクリックすると、インターネット セキュリティを最 大 限 に高 めるための最 新 の AVG 情 報 、ニュース、ヒン
ト、秘 訣 などを共 有 する、AVG Facebook コミュニティに接 続 します。
5.1.2. レポート
新 しいレポート ダイアログを開 くと、以 前 に実 行 したスキャンとアップデート処 理 の関 連 レポートの概 要 がすべて表
示 されます。スキャンまたはアップデートが現 在 実 行 中 の場 合 、メイン ユーザー インターフェースの上 部 ナビゲー
ションの中 にあるレポートの文 字 の隣 に回 転 中 の円 の形 が表 示 されます。この円 をクリックすると、実 行 中 の処 理
の進 捗 を示 すダイアログに移 動 します。
15
5.1.3. サポート
4 つのタブで構 成 されている新 しいダイアログが開 き、AVG Internet Security に関 連 するすべての情 報 が表 示 さ
れます。
ライセンスおよびサポート - このタブには製 品 名 、ライセンス番 号 、有 効 期 限 に関 する情 報 が表 示 され
ます。 ダイアログの下 部 には利 用 可 能 なカスタマー サポートのすべての連 絡 先 の概 要 も分 かりやすく整
理 されて表 示 されます。 タブでは次 のアクティブ リンクとボタンが使 用 できます。
o (再 )アクティベート - クリックすると新 しい [AVG アクティベート ソフトウェア] ダイアログが開 きま
す。 該 当 するフィールドにライセンス番 号 を入 力 してセールス番 号 AVG Internet Security のイン
ストール中 に使 用 した番 号 )を置 き換 えるか、現 在 のライセンス番 号 を別 の番 号 に変 更 します
(上 位 の AVG 製 品 にアップグレードする場 合 など)。
o クリップボードにコピー - このリンクを使 ってライセンス番 号 をコピーし、必 要 な場 所 に貼 り付 けます。
この方 法 でライセンス番 号 を正 しく確 実 に入 力 できます。
o 今 すぐ更 新 - 現 在 のライセンスの有 効 期 限 が切 れる 1か月 以 上 前 の適 切 な時 期 に、AVG
Internet Security ライセンスの更 新 を行 うことをお勧 めします。 有 効 期 限 が近 づくと通 知 が行 わ
れます。 このリンクをクリックするとAVG ウェブサイト http://www.avg.com/ に移 動 し、ライセンス
のステータス、有 効 期 限 、更 新 /
アップグレードの割 引 に関 する詳 細 な情 報 が表 示 されます。
製 品 - このタブには、製 品 情 報 、インストールされているコンポーネント、インストールされているメール保
護 などに関 する AVG Internet Security の最 も重 要 な技 術 データの概 要 が表 示 されます。
プログラム - このタブでは、プログラム ファイルのバージョン、および製 品 に使 用 されているサード パーティ
コードに関 する情 報 を確 認 できます。
ライセンス契 約 - このタブでは、ユーザーとAVG Technologies との間 のライセンス契 約 の全 文 を読 むこと
ができます。
16
5.1.4. オプション
AVG Internet Security のメンテナンスには、[オプション] 項 目 からアクセスできます。矢 印 をクリックすると、ロール
ダウン メニューが開 きます。
コンピュータ スキャン 全 コンピュータをスキャンを実 行 します。
選 択 されたフォルダをスキャン.
.
.- AVG スキャン インターフェースに切 り替 わり、コンピュータのツリー構 造
からスキャンするファイルとフォルダを設 定 できます。
ファイルスキャン.
.
.- 特 定 のファイルを 1つ指 定 してオンデマンド テストを実 行 できます。このオプションを
チェックすると、新 しいウィンドウが開 いてデスクトップのツリー構 造 が表 示 されます。対 象 のファイルを選 択
し、スキャンの実 行 を確 認 します。
アップデート - AVG Internet Security のアップデート処 理 を自 動 的 に実 行 します。
ディレクトリからのアップデート.
.
.- ローカルディスクの指 定 フォルダ内 のアップデートファイルからアップデー
トプロセスを実 行 します。ただし、このオプションは緊 急 時 にのみ推 奨 されます。インターネットに接 続 でき
ない場 合 (たとえば、コンピュータが感 染 し、インターネットから切 断 されている、コンピュータはあるネット
ワークに接 続 されているがインターネットへアクセスができない場 合 など)がその例 です。フォルダの参 照
ウィンドウで、アップデートファイルを保 存 したフォルダを選 択 し、アップデートプロセスを実 行 します。
ウイルス隔 離 室 - AVG が検 出 したすべての感 染 ファイルを削 除 して保 存 する隔 離 スペース、「ウイルス
隔 離 室 」のインターフェースを開 きます。隔 離 室 内 では、感 染 ファイルは隔 離 され、コンピュータの安 全 は
保 証 されます。同 時 に感 染 ファイルは将 来 の修 復 に備 えて保 存 されます。
履 歴 - さらに詳 細 なサブメニュー オプションを提 供 します。
o スキャン結 果 - スキャン結 果 の概 要 を表 示 するダイアログが開 きます。
o 常 駐 シールドの結 果 - 常 駐 シールドによって検 出 された脅 威 の概 要 が表 示 されるダイアログを開
きます。
o Identity Protection の結 果 - Identity コンポーネントによって検 出 された脅 威 の概 要 が表 示 される
ダイアログを開 きます。
o メール保 護 の結 果 - メール保 護 コンポーネントによって危 険 とみなされ、検 出 されたメールの添 付
ファイルの概 要 が表 示 されるダイアログを開 きます。
o オンライン シールドの結 果 - オンライン シールドによって検 出 された脅 威 の概 要 が表 示 されるダイ
アログを開 きます。
o イベント履 歴 ログ - すべてのログに記 録 された AVG Internet Security アクションの概 要 を表 示
する履 歴 ログ インターフェースを開 きます。
o ファイアウォール ログ - すべてのファイアウォールの活 動 の詳 細 な概 要 を表 示 するダイアログが開 き
ます。
高 度 な設 定 .
.
.- [AVG 高 度 な設 定 ] ダイアログを開 きます。ここでは AVG Internet Security の設 定 を
編 集 できます。通 常 はソフトウェア ベンダーが定 義 している既 定 のアプリケーション設 定 の使 用 をお勧 め
します。
ファイアウォール設 定 .
.
.- ファイアウォール コンポーネントの高 度 な設 定 のダイアログを開 きます。
17
ヘルプの内 容 - AVG ヘルプ ファイルを開 きます。
サポートを利 用 する - サポート ダイアログを開 き、アクセス可 能 なすべての連 絡 先 とサポート情 報 を表
示 します。
AVG Webサイト - AVG ウェブサイト http://www.avg.com/ を開 きます。
ウイルスと脅 威 について - オンラインのウイルス百 科 事 典 をAVG ウェブサイトから開 きます (http://
www.avg.com/)。ここでは、特 定 されたウイルスに関 する詳 細 情 報 を検 索 することができます。
アクティベート- インストールプロセス時 に入 力 したライセンス番 号 を使 ってアクティベート ダイアログを開 き
ます。このダイアログではライセンス番 号 を変 更 してセールス番 号 (AVG をインストールしたときの番 号 )を
置 き換 えたり、古 いライセンス番 号 (新 しい AVG 製 品 にアップグレードした場 合 など)を置 き換 えたりで
きます。AVG Internet Security の試 用 版 を使 用 している場 合 は、最 後 の 2つの項 目 が [今 すぐ購
入 ] および [アクティベート] として表 示 され、製 品 版 をすぐに購 入 できます。セールス番 号 でインストール
されている AVG Internet Security の場 合 、[登 録 ] および [アクティベート] として表 示 されます。
今 すぐ登 録 /マイアカウント - AVG ウェブサイトの登 録 ページ(http://www.avg.com/ に接 続 します。登
録 データを入 力 してください。AVG 製 品 を登 録 したお客 様 のみが無 料 テクニカル サポートをご利 用 いた
だけます。
AVG について - 新 しいダイアログが開 き、購 入 したライセンスに関 するデータ、アクセス可 能 なサポート、
製 品 およびプログラム情 報 、ライセンス契 約 書 の全 文 が 4つのタブに表 示 されます。(同 じダイアログを、
メイン ナビゲーションのサポートリンクを介 して開 くことができます。)
5.2. セキュリティステータス情報
セキュリティステータス情 報 セクションは、AVG Internet Security のメイン ウィンドウの上 部 にあります。 このセク
ションには、AVG Internet Security の現 在 のセキュリティステータスに関 する情 報 が表 示 されます。 このセクション
に表 示 されるアイコンの概 要 および意 味 は以 下 のとおりです:
- 緑 のアイコンは AVG Internet Security が完 全 に機 能 していることを示 します。 コンピュータは完
全 に保 護 され、最 新 のインストール済 みのコンポーネントがすべて適 切 に動 作 しています。
- 黄 色 のアイコンは、1 つ以 上 のコンポーネントが正 しく設 定 されておらず、プロパティ/
設 定 を確 認
する必 要 があるという警 告 です。 AVG Internet Security に致 命 的 な問 題 はなく、おそらく何 らかの理 由
で一 部 のコンポーネントがオフにされている可 能 性 があります。 保 護 は適 用 されています。 ただし、問 題 の
コンポーネントの設 定 に注 意 してください。 正 しく設 定 されていないコンポーネントは、メイン ユーザーインタ
ーフェースでオレンジの細 長 い警 告 マーク付 きで表 示 されます。
黄 色 のアイコンは、何 らかの理 由 でコンポーネントのエラー状 態 を無 視 することにした場 合 も表 示 されます。
[エラー状 態 を無 視 ] オプションは、高 度 な設 定 /エラー状 態 を無 視 でアクセスできます。 ここでは、コンポ
ーネントのエラー状 態 は認 識 しているが、何 らかの理 由 によりAVG Internet Security を現 状 のまま維 持
し、警 告 を表 示 しないオプションも選 択 できます。 特 定 の状 況 では、このオプションを使 用 する必 要 が生 じ
ることがありますが、[エラー状 態 を無 視 ] オプションはできる限 り早 くオフにすることを強 くお勧 めします。
また、黄 色 のアイコンは AVG Internet Security でコンピュータの再 起 動 が必 要 な場 合 にも表 示 されます
再 起 動 が必 要 です)。 この警 告 に注 意 して、PC を再 起 動 してください。
- オレンジのアイコンは AVG Internet Security が致 命 的 な状 態 であることを示 しています! 1 つある
いは複 数 のコンポーネントが適 切 に動 作 していないため、AVG Internet Security はコンピュータを保 護 で
18
きません。 報 告 された問 題 に注 意 し、直 ちに修 復 してください。 ユーザー自 身 ではエラーを修 復 できない
場 合 は、AVG テクニカルサポートチームにご連 絡 ください。
AVG Internet Security のパフォーマンスが最 適 な状 態 に設 定 されていない場 合 は、[クリックして修 復 ] と
いう新 しいボタン (問 題 が複 数 のコンポーネントに関 連 している場 合 は [クリックしてすべて修 復 ] ボタン)
がセキュリティステータス情 報 の横 に表 示 されます。 このボタンをクリックすると、プログラムのチェックおよび
設 定 の自 動 処 理 が実 行 されます。 これは AVG Internet Security のパフォーマンスを最 適 な状 態 に設 定
し、最 高 レベルのセキュリティを実 現 するための最 も簡 単 な方 法 です。
セキュリティステータス情 報 に注 意 し、レポートで問 題 が指 摘 された場 合 は直 ちに解 決 することを強 くお勧 めしま
す。 解 決 しなければ、お使 いのコンピュータが危 険 にさらされます。
注 意 :AVG Internet Security ステータス情 報 は、システムトレイアイコンからも、いつでも取 得 可 能 です。
5.3. コンポーネントの概要
インストールされているコンポーネントの概 要 は、メイン ウィンドウの中 央 セクションにある水 平 の一 連 のブロック
に表 示 されます。 コンポーネントは、各 コンポーネントのアイコンが付 いた薄 い緑 色 のブロックとして表 示 されます。
各 ブロックには保 護 の現 在 の状 態 についての情 報 が表 示 されます。 コンポーネントが正 しく設 定 され、完 全 に機
能 している場 合 、情 報 は緑 色 の文 字 で表 示 されます。 コンポーネントが停 止 した場 合 、機 能 が制 限 されている
か、コンポーネントがエラー状 態 です。オレンジ色 のテキスト フィールドに警 告 の文 字 が表 示 され、ユーザーに通 知
されます。 各 コンポーネントの設 定 に注 意 することを強 く推 奨 します。
コンポーネント上 にマウス カーソルを重 ねると、メイン ウィンドウの下 部 に簡 単 な説 明 が表 示 されます。 その説 明
は、コンポーネントの機 能 について簡 単 に紹 介 するものです。 また、コンポーネントの現 在 の状 態 を通 知 し、正 し
く設 定 されていないコンポーネントのサービスを特 定 します。
インストールされているコンポーネントのリスト
AVG Internet Security の [コンポーネントの概 要 ] セクションには、以 下 のコンポーネントに関 する情 報 が含 ま
れます:
コンピュータ - このコンポーネントは 2つのサービスが対 象 です:ウイルス対 策 シールドは、システム内 の
ウイルス、スパイウェア、ワーム、トロイの木 馬 、不 要 な実 行 可 能 ファイルまたはライブラリを検 出 し、悪 意
のあるアドウェアからユーザーを保 護 します。また、ルートキット対 策 は、アプリケーション、ドライバ、ライブ
ラリの内 部 に潜 む危 険 なルートキットをスキャンします。 詳 細 >>
ウェブ閲 覧 - インターネットでの検 索 および閲 覧 中 にウェブ ベースの攻 撃 からユーザーを保 護 します。 詳
細 >>
個 人 情 報 - このコンポーネントは、インターネット上 の新 規 または未 知 の脅 威 からユーザーのデジタル資
産 を常 に保 護 する Identity Shield サービスを実 行 します。 詳 細 >>
メール - 受 信 メールのメッセージにスパム メールがあるかどうかチェックし、ウイルス、フィッシング攻 撃 、その
他 の脅 威 をブロックします。 詳 細 >>
ファイアウォール - 各 ネットワーク ポートのすべての通 信 を制 御 し、悪 意 のある攻 撃 からユーザーを保 護
し、侵 入 の試 みをすべてブロックします。 詳 細 >>
利 用 可 能 なアクション
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コンポーネントの概 要 で、任 意 のコンポーネントのアイコンにマウス カーソルを重 ねると、そのコンポ
ーネントが強 調 表 示 されます。 同 時 に、そのコンポーネントの基 本 機 能 に関 する説 明 がユーザーインタ
ーフェースの下 部 に表 示 されます。
コンポーネントのアイコンを 1回 クリックすると、コンポーネントの独 自 のインターフェースが開 いて、コン
ポーネントの現 在 のステータス情 報 が表 示 されます。また、コンポーネントの設 定 と統 計 データにアクセス
できます。
5.4. マイ アプリケーション
[マイ アプリ] エリア (コンポーネント セットの下 にある一 連 の緑 色 のブロック)には、すでにコンピュータにインストー
ルされているか、インストールが推 奨 される追 加 の AVG アプリケーションの概 要 が表 示 されます。 ブロックは条 件
に応 じて表 示 され、次 のアプリケーションのいずれかを示 す場 合 があります:
モバイル保 護 は、携 帯 電 話 をウイルスおよびマルウェアから保 護 するアプリケーションです。 また、スマー
トフォンを紛 失 した際 に遠 隔 操 作 で追 跡 する機 能 も提 供 します。
LiveKive は安 全 なサーバーでのオンライン データ バックアップ専 用 です。 LiveKive はすべてのファイル、
写 真 、音 楽 を安 全 な場 所 に自 動 的 にバックアップします。このデータは、家 族 や友 人 と共 有 したり、
iPhone や Android デバイスなどのあらゆるウェブ対 応 デバイスからアクセスしたりできます。
Family Safety は不 適 切 な ウェブサイト、メディア コンテンツ、オンライン検 索 から子 供 を守 り、子 供 のオ
ンライン活 動 に関 するレポートを提 供 します。 AVG Family Safety はキー入 力 技 術 を利 用 してチャット
ルームやソーシャル ネットワーク サイトでの子 供 の活 動 を監 視 します。 オンラインで子 供 を狙 った犯 罪 に
使 われる既 知 の単 語 やフレーズ、言 葉 遣 いを検 出 し、SMS またはメールで直 ちに通 知 します。 アプリケ
ーションは、お子 様 一 人 ひとりに合 わせた適 切 な保 護 水 準 を設 定 でき、一 意 のログイン情 報 で個 別 に
監 視 できます。
PC Tuneup アプリケーションは、コンピュータの処 理 速 度 と全 体 的 なパフォーマンスを改 善 する方 法 に関
して、詳 細 なシステム分 析 と修 正 を行 うための高 度 なツールです。
AVG Toolbar はお使 いのインターネット ブラウザで直 接 使 用 でき、インターネット の閲 覧 中 に最 大 限 の
セキュリティを確 保 します。
マイ アプリ アプリケーションの詳 細 については、各 ブロックをクリックしてください。 専 用 の AVG ウェブページに転 送
されます。このウェブページではコンポーネントをすぐにダウンロードすることもできます。
5.5. スキャン/
アップデートのクイック リンク
クイック リンクはAVG Internet Security ユーザーインターフェースのボタン類 の下 部 にあります。 これらのリンクをク
リックすると、スキャンやアップデートなど最 も重 要 で最 も頻 繁 に使 用 されるアプリケーション機 能 に素 早 くアクセス
できます。 クイック リンクはユーザーインターフェースのすべてのダイアログにあります:
今 すぐスキャン - このボタンは 2つのセクションで構 成 されています。 今 すぐスキャンリンクをクリックする
と、全 コンピュータをスキャンが直 ちに起 動 し、[レポート] ウィンドウが開 いてスキャンの進 行 状 況 と結 果 を
確 認 できます。 [オプション] ボタンをクリックすると、スキャン オプション全 コンピュータをスキャン ダイアログ
が開 き、スケジュールされたスキャンを管 理 し、全 コンピュータをスキャン /特 定 のファイルとフォルダをスキャ
ンのパラメータを編 集 できます。 (詳 細 については「AVG スキャン」の章 を参 照 してください)
パフォーマンスを修 復 - このボタンをクリックすると、PC Analyzer サービスに移 動 します。PC Analyzer
は、コンピュータの処 理 速 度 と全 体 的 なパフォーマンスを改 善 する方 法 について、詳 細 なシステム分 析 と
修 復 を行 うための高 度 なツールです。
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すぐにアップデート - このボタンをクリックすると、製 品 アップデートが直 ちに開 始 されます。 AVG システム
トレイ アイコンのスライド ダイアログに、アップデート結 果 についての情 報 が表 示 されます。 (詳 細 につい
ては「AVG アップデート」の章 を参 照 してください)
5.6. システムトレイアイコン
AVG システムトレイアイコン (モニター右 下 端 の Windows タスクバー上 )には、AVG Internet Security の現 在
のステータスが表 示 されます。 このアイコンは、AVG Internet Security のユーザーインターフェースが開 いているか
閉 じているかにかかわらず、システム トレイに常 に表 示 されます:
AVG システムトレイアイコンの表 示
フルカラーでその他 の要 素 がない場 合 、アイコンはすべての AVG Internet Security コンポーネントが
アクティブで完 全 に機 能 していることを示 します。 ただし、コンポーネントのいずれかが完 全 に機 能 してい
ない状 態 で、ユーザーがコンポーネント状 態 を無 視 することを選 択 している場 合 も、アイコンはこの状 態 で
表 示 されます。 [コンポーネント状 態 を無 視 する] オプションを選 択 すると、ユーザーはコンポーネントのエ
ラー状 態 は認 識 しているが、何 らかの理 由 により現 状 のまま維 持 し、エラー状 態 に関 する警 告 を表 示 し
ないことを明 示 したことになります。)
感 嘆 符 (!
)の付 いたアイコンは、あるコンポーネント (または複 数 のコンポーネント)がエラー状 態 に
なっていることを示 します。 常 にこのような警 告 に注 意 し、適 切 に設 定 されていないコンポーネントの設
定 の問 題 を解 決 するようにしてください。 コンポーネントの設 定 を変 更 するには、システムトレイアイコンを
ダブルクリックし、アプリケーションのユーザーインターフェースを開 きます。 どのコンポーネントがエラー状 態
になっているかについての詳 細 は、「セキュリティステータス情 報 」セクションを参 照 してください。
フルカラーで表 示 されているシステムトレイアイコンが点 滅 し、光 が回 転 している場 合 があります。 この
状 態 は現 在 アップデート処 理 が実 行 されていることを示 します。
フルカラーで表 示 されているアイコンに矢 印 が付 いている場 合 は、AVG Internet Security スキャンの
いずれかが実 行 中 であることを示 します。
AVG システムトレイアイコンの情 報
AVG システムトレイアイコンは、システムトレイアイコンから開 くポップアップ ウィンドウを通 じて、AVG Internet
Security 内 の現 在 のアクティビティ、およびプログラム内 で発 生 する可 能 性 のある状 態 の変 化 (スケジュールス
キャンまたはアップデートの自 動 起 動 、ファイアウォール プロファイルの切 替 、コンポーネントの状 態 の変 化 、エラー
状 態 の発 生 など)に関 しても通 知 を行 います。
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AVG システムトレイアイコンから実 行 できるアクション
AVG システムトレイアイコンは、AVG Internet Security のユーザーインターフェースへのクイック リンクとして使 用
することもできます。アイコンをダブルクリックするだけです。 アイコンを右 クリックすると、簡 単 なコンテキスト メニュー
が開 いて以 下 のオプションが表 示 されます:
AVG を開 く- クリックすると、AVG Internet Security のユーザーインターフェースが開 きます。
一 時 的 に AVG 保 護 を無 効 にする - このオプションでは、AVG Internet Security による保 護 機 能 を
すべて一 度 にオフにできます。 やむを得 ない場 合 を除 き、このオプションの使 用 は推 奨 されないことにご
留 意 ください。 新 しいソフトウェアまたはドライバをインストールする場 合 、インストールのプロセス中 に望
ましくない中 断 が発 生 しないよう、インストーラまたはソフトウェア ウィザードで、実 行 中 のプログラムやアプ
リケーションを終 了 するように指 示 されることがありますが、ほとんどの場 合 、インストール前 に AVG
Internet Security を無 効 にする必 要 はありません。 AVG Internet Security を一 時 的 に無 効 にする
必 要 がある場 合 は、作 業 が終 わったら直 ちに再 び有 効 にしてください。 ウイルス対 策 ソフトウェアが無 効
な状 態 でインターネットやネットワークに接 続 すると、コンピュータが攻 撃 の危 険 にさらされます。
スキャン - クリックすると、あらかじめ定 義 されたスキャン 全 コンピュータをスキャン、および特 定 のファイル
とフォルダをスキャン)のコンテキスト メニューが開 き、目 的 のスキャンを選 択 すると、スキャンが直 ちに実 行
されます。
ファイアウォール - クリックするとコンテキスト メニューが開 き、すべての選 択 可 能 なファイアウォール モード
にすばやくアクセスできます。 概 要 から選 択 し、現 在 設 定 されているファイアウォール モードを変 更 するこ
とを確 認 するためにクリックします。
スキャンを実 行 しています.
.
.- この項 目 は、現 在 コンピュータでスキャンが実 行 されている場 合 に限 り表
示 されます。 この場 合 、スキャンの優 先 度 の設 定 、実 行 中 のスキャンの停 止 または一 時 停 止 を実 行 で
きます。 また、以 下 の操 作 も選 択 可 能 です:すべてのスキャンの優 先 度 の設 定 、すべてのスキャンの一
時 停 止 またはすべてのスキャンの停 止 。
パフォーマンスを修 復 - クリックすると、PC Analyzer コンポーネントが起 動 します。
AVG MyAccount にログイン - サブスクリプション製 品 の管 理 、追 加 の保 護 の購 入 、インストール ファイ
ルのダウンロード、過 去 の注 文 と請 求 書 の確 認 、個 人 情 報 の管 理 を実 行 できる MyAccount のホーム
ページを開 きます。
すぐにアップデート - アップデートが直 ちに開 始 されます。
ヘルプ - スタート ページでヘルプ ファイルが開 きます。
5.7. AVG アドバイス
AVG アドバイス は、コンピュータの速 度 を低 下 させたり、危 険 にさらしたりする問 題 を検 出 し、その状 況 を解 決 す
るためのアクションを提 案 するために設 計 されました。 急 にコンピュータの処 理 速 度 が低 下 した場 合 (インターネッ
トの閲 覧 、または全 体 的 なパフォーマンスで)、通 常 その原 因 が何 なのか、またその問 題 の解 決 方 法 ははっきりと
はわかりません。 このような場 合 に AVG アドバイスが効 果 を発 揮 します:システムトレイに通 知 を表 示 し、問 題
が何 であるかを通 知 して、その修 復 方 法 を提 案 します。 AVG アドバイスは、潜 在 的 な問 題 を発 見 するため、
PC で実 行 中 のすべての処 理 を監 視 し、問 題 の回 避 方 法 のヒントを提 供 するパフォーマンス機 能 です。
AVG アドバイスは、ポップアップがシステム トレイ上 をスライドする形 で表 示 されます。
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具 体 的 には、AVG アドバイスは次 の監 視 を行 います:
現 在 開 いているウェブ ブラウザの状 態 。 ウェブ ブラウザは、特 に複 数 のタブやウィンドウを開 いたままに
しているとメモリに負 担 をかけ、コンピュータの処 理 速 度 が低 下 するなど、システムのリソースを過 剰 に消
費 することがあります。 このような場 合 は、通 常 ウェブ ブラウザを再 起 動 すると効 果 があります。
ピアツーピア接 続 の実 行 。 ファイルの共 有 に P2P プロトコルを使 用 した後 、接 続 がアクティブなままに
なり、相 当 量 の帯 域 幅 を消 費 していることがあります。 その結 果 、ウェブ閲 覧 の速 度 低 下 を招 く可 能 性
があります。
よくある名 前 の付 いた不 明 なネットワーク。 これは通 常 、一 般 に携 帯 型 コンピュータでさまざまなネッ
トワークに接 続 するユーザーのみに該 当 します:新 しい未 知 のネットワークが、よく知 られていて頻 繁 に使
われるネットワーク Home や MyWifi など)と同 じ名 前 である場 合 、混 乱 を来 たし、まったく不 明 で安
全 ではない可 能 性 があるネットワークに誤 って接 続 してしまう恐 れがあります。 AVG アドバイスは、既 知
の名 前 が実 は新 しいネットワークを示 していることを警 告 することにより、この問 題 を防 止 できます。 もち
ろん、不 明 なネットワークが安 全 だと判 断 した場 合 は、以 降 に再 度 報 告 されることがないように、AVG ア
ドバイスの既 知 のネットワーク リストに保 存 できます。
これらの各 状 況 において、AVG アドバイスは、発 生 の可 能 性 がある問 題 を警 告 し、競 合 するプロセスまたはアプ
リケーションの名 前 とアイコンを表 示 します。 また、AVG アドバイスは発 生 する可 能 性 がある問 題 を避 けるために
必 要 な手 順 を提 案 します。
サポートされているウェブ ブラウザ
この機 能 は次 のウェブ ブラウザで動 作 します:Internet Explorer、Chrome、Firefox、Opera、Safari。
5.8. AVG アクセラレータ
AVG Accelerator はオンライン ビデオの再 生 をスムーズにして、ダウンロードを簡 単 にします。 ビデオ高 速 化 処 理
の進 行 中 は、システムトレイのポップアップ ウィンドウに通 知 が表 示 されます。
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6. AVG コンポーネント
6.1. コンピュータの保護
コンピュータコンポーネントは次 の 2つの主 要 なセキュリティサービスを提 供 します:ウイルス対 策 およびデータ セ
ーフ:
ウイルス対 策 は、すべてのファイル、コンピュータのシステム領 域 、リムーバブル メディア (フラッシュ ディス
クなど)を保 護 するスキャン エンジンで構 成 され、既 知 のウイルスをスキャンします。 検 出 されたウイルス
は動 作 をブロックされ、駆 除 されるか、またはウイルス隔 離 室 に隔 離 されます。 この処 理 はいわゆる常 駐
保 護 と呼 ばれるもので、「バックグラウンドで」動 作 するため、通 常 ユーザーはこの処 理 に気 が付 きませ
ん。 ウイルス対 策 では、ヒューリスティック スキャンも使 用 され、一 般 的 なウイルスの特 性 についてファイル
がスキャンされます。 これは、新 種 のウイルスが既 存 の一 般 的 なウイルス特 性 を含 む場 合 、新 種 で未 知
のウイルスであってもウイルス対 策 で検 出 可 能 であることを意 味 します。 AVG Internet Security は、シ
ステム内 で不 要 と考 えられる実 行 可 能 アプリケーションや DLL ライブラリを分 析 し、検 出 することができま
す (さまざまな種 類 のスパイウェア、アドウェアなど)。 さらに、ウイルス対 策 は疑 わしいエントリ、インター
ネット一 時 ファイルがないかシステム レジストリをスキャンするため、ユーザーは不 要 と考 えられる項 目 を他
の感 染 と同 様 に処 理 できます。
データ セーフではセキュアな仮 想 隔 離 室 を作 成 して貴 重 なデータや機 密 データを保 管 できます。データ
セーフのコンテンツは暗 号 化 され、ユーザーが設 定 したパスワードで保 護 されるため、承 認 のない人 はアク
セスできません。
ダイアログでの操 作
ダイアログの 2つのセクションを切 り替 えるには、各 サービス パネルの任 意 の場 所 をクリックします。 切 り替 えたパネ
ルは水 色 でハイライトされます。 ダイアログの 2つのセクションには、以 下 のコントロールが表 示 されます。 それぞ
れの機 能 は、どちらのセキュリティサービス (ウイルス対 策 またはデータ セーフ)に属 していても同 じです:
有 効 /無 効 - このボタンは外 観 が交 通 信 号 に似 ていますが、機 能 的 にも同 様 の役 割 を果 たしま
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す。 有 効 /無 効 を切 り替 えるには、1回 クリックします。 緑 色 は有 効 を意 味 し、ウイルス対 策 セキュリティ
サービスはアクティブで完 全 に機 能 しています。 赤 は、サービスが無 効 、すなわちアクティブではない状 態 を
表 します。 サービスを無 効 にする理 由 が特 になければ、すべてのセキュリティ設 定 をデフォルトのままで維 持
することを強 くお勧 めします。 デフォルト設 定 ではアプリケーションの最 適 なパフォーマンスと最 大 限 の安 全
性 が保 証 されます。 何 らかの理 由 でサービスを無 効 にすると、赤 の警 告 サインとともに現 在 完 全 に保 護 さ
れていないという情 報 が表 示 され、危 険 の可 能 性 に関 して直 ちに警 告 されます。 できるだけ早 く、再 び
サービスを有 効 にするようにしてください。
設 定 - このボタンをクリックすると、高 度 な設 定 インターフェースに移 動 します。 各 ダイアログが開 き、
ウイルス対 策 など、選 択 したサービスの設 定 ができます。 高 度 な設 定 インターフェースでは、AVG Internet
Security 内 の各 セキュリティサービスの設 定 をすべて編 集 できます。ただし、設 定 は上 級 者 ユーザーのみ
が行 うことをお勧 めします。
矢 印 - ダイアログ左 上 のセクションにある緑 色 の矢 印 を使 用 すると、メイン ユーザーインターフェース
に戻 り、コンポーネントの概 要 が表 示 されます。
データ セーフの作 成 方 法
[コンピュータの保 護 ] ダイアログの [データ セーフ] セクションに、[セーフを作 成 ] ボタンがあります。 このボタンを
押 すと、同 じ名 前 の新 しいダイアログが開 き、作 成 するセーフのパラメータを設 定 できます。 必 要 な情 報 をすべて
入 力 し、アプリケーションの指 示 に従 います。
最 初 に、セーフの名 前 を指 定 し、強 力 なパスワードを設 定 する必 要 があります。
セーフの名 前 - 新 しいデータ セーフを作 成 するには、まず判 別 しやすいように適 切 な名 前 を選 ぶ必 要
があります。 コンピュータを家 族 と一 緒 に使 用 している場 合 、セーフの内 容 を示 すと共 に自 分 の名 前 も
入 ったセーフ名 を付 けるとよいでしょう。例 えば、父 のメールなどです。
パスワードの作 成 /パスワードの再 入 力 - データ セーフに使 用 するパスワードを作 成 し、該 当 するテキ
スト フィールドに入 力 します。 右 側 の画 像 インジケータは、パスワードが弱 い (ソフトウェアツールによって
比 較 的 容 易 に解 読 される)か、強 いかを示 します。 パスワードは少 なくとも中 程 度 の強 度 にすることを
お勧 めします。 パスワードの強 度 を高 めるには、大 文 字 、数 字 およびドット、ダッシュなどのその他 の文
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字 を含 めます。パスワードが正 しく入 力 されていることを確 認 するには、[パスワードを表 示 する] ボックス
にチェックを入 れます (他 の人 が画 面 を見 ていないことを確 認 してください)。
パスワードのヒント - パスワードを忘 れてしまった場 合 に備 えて、思 い出 す助 けとなるパスワードのヒント
を作 成 しておくことを強 くお勧 めします。 データ セーフは、パスワードがある場 合 のみアクセスを許 可 するこ
とにより、ユーザーのファイルを保 護 する仕 組 みになっています。これには例 外 がないため、パスワードを忘
れてしまうと、データ セーフにアクセスできなくなります。
テキストフィールドに必 要 なデータをすべて設 定 したら、次 へボタンをクリックして次 のステップに進 みます。
このダイアログには次 の設 定 オプションがあります。
ロケーション - は、データ セーフが置 かれる物 理 的 な場 所 を示 します。 バードドライブの適 切 な場 所 を
参 照 するか、あらかじめ定 義 された場 所 である [ドキュメント]フォルダに設 定 します。 一 度 データ セーフを
作 成 すると、その場 所 は変 更 できないことにご留 意 ください。
サイズ - データ セーフのサイズをあらかじめ決 定 し、ディスク上 の必 要 な領 域 を割 り当 てることができま
す。 その値 は、小 さすぎたり(必 要 を満 たさない)、大 きすぎたり(必 要 以 上 にディスク領 域 を占 める)
しないようにします。 データセーフに何 を入 れるかがすでに分 かっている場 合 は、すべてのファイルを 1つの
フォルダに入 れ、[フォルダを選 択 する] リンクを使 用 して、合 計 サイズを自 動 計 算 することができます。
ただし、必 要 に応 じて、後 でサイズ変 更 することも可 能 です。
アクセス - このセクション内 のチェックボックスを使 用 すると、データ セーフへの便 利 なショートカットを作 成
できます。
データ セーフの使 用 方 法
設 定 が問 題 なく完 了 したら、[セーフを作 成 ] ボタンをクリックします。 [データ セーフが使 用 できます] という新 し
いダイアログが表 示 され、ファイルを保 存 するためのセーフが使 用 できることが通 知 されます。この時 点 でセーフは
開 いており、直 ちにアクセスできます。 次 回 以 降 セーフにアクセスする際 は、設 定 したパスワードを使 用 してセーフ
のロック解 除 を行 います:
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新 しいデータ セーフを使 用 するには、まず [今 すぐ開 く] ボタンをクリックしてデータ セーフを開 く必 要 があります。
開 くとすぐに、新 しい仮 想 ディスクとしてデータ セーフがコンピュータに表 示 されます。 ドロップダウン メニューで任 意
の文 字 を割 り当 てます (現 在 空 きのあるディスクのみが選 択 可 能 です)。 一 般 的 に、C (通 常 はハードドライブに
割 り当 て) A (フロッピー ディスク ドライブ)、または D DVD ドライブ)の選 択 は許 可 されません。 データセーフ
をロック解 除 する度 に、後 で使 用 可 能 なドライブを選 択 いただけます。
データ セーフをロック解 除 する方 法
次 回 データ セーフにアクセスする際 は、設 定 したパスワードを使 用 してセーフのロック解 除 を行 ってください。
テキスト フィールドに、ユーザーを認 証 するパスワードを入 力 して、[ロック解 除 ] ボタンをクリックします。 パスワード
を思 い出 すための助 けが必 要 な場 合 は、[ヒント] をクリックして、データ セーフの作 成 時 に設 定 したパスワードのヒ
ントを表 示 します。 新 しいデータ セーフは、データ セーフの概 要 に「ロック解 除 」の状 態 で表 示 され、必 要 に応 じ
てファイルを追 加 /
削 除 できます。
6.2. ウェブ閲覧時の保護
ウェブ閲 覧 保 護 は 2つのサービスから構 成 されます。リンクスキャナ サーフシールドとオンライン シールドです。
リンクスキャナ サーフシールドは、日 進 月 歩 でますます増 加 する Web 上 の脅 威 からユーザーを保 護 し
ます。このような脅 威 は、政 府 機 関 のサイト、有 名 な大 企 業 のサイト、中 小 企 業 のサイトなど、あらゆる
種 類 の Web サイトに潜 み、そのサイトに 24時 間 以 上 存 在 することはほとんどありません。リンクスキャナ
は表 示 しようとするすべての Web ページにある各 リンクをチェックし、リンク先 の Web ページを解 析 するこ
とでユーザーを保 護 します。安 全 性 の確 認 が必 要 である、ユーザーがリンクをクリックしようとしたタイミング
でチェックが実 行 され、サイトの安 全 性 が保 証 されます。リンクスキャナ サーフシールドはサーバー プ
ラットフォームの保 護 には対 応 していません。
オンライン シールドは、リアルタイムの常 駐 保 護 の一 種 です。Web ブラウザに表 示 され、コンピュータにダ
ウンロードされる前 に、Web ページの内 容 とそのページに含 まれる可 能 性 のあるファイルをスキャンします。
オンライン シールドは、アクセスしようとしているページが危 険 な javascript を含 んでいる場 合 、ページの表
27
示 を防 ぎます。また、ページに含 まれるマルウェアも検 出 することができ、コンピュータにダウンロードされな
いようにします。この強 力 な保 護 は開 こうとする Web ページの悪 意 のある内 容 をブロックし、コンピュータ
へのダウンロードを防 止 します。この機 能 が有 効 化 されていると、危 険 なサイトへのリンクをクリックしたり、
URLを入 力 したりすると、自 動 的 にWebページを開 かないようにブロックし、不 注 意 な感 染 から保 護 しま
す。エクスプロイト Web ページは、単 にサイトにアクセスするだけでコンピュータが感 染 する可 能 性 がある
ことを覚 えておくことが重 要 です。オンライン シールドはサーバー プラット フォームには対 応 していま
せん。
ダイアログ コントロール
ダイアログの 2つのセクションを切 り替 えるには、各 サービス パネルの任 意 の場 所 をクリックするだけです。パネルは
水 色 でハイライトされます。ダイアログの 2つのセクションには、次 のコントロールが表 示 されます。それぞれの機 能
は、どちらのセキュリティサービス (リンクスキャナ サーフシールドまたはオンライン シールド)に属 していても同 じで
す。
有 効 化 /無 効 化 - このボタンは交 通 信 号 に似 ていますが、視 覚 的 にも機 能 的 にも同 様 の役 割 を
果 たします。有 効 化 /無 効 化 を切 り替 えるには、1回 クリックします。緑 色 は有 効 化 を意 味 し、リンクス
キャナ サーフシールドまたはオンライン シールド セキュリティサービスはアクティブで完 全 に機 能 しています。
赤 色 は、サービスが無 効 化 された場 合 など、無 効 化 された状 態 を表 します。サービスを無 効 化 する理 由
が特 になければ、すべてのセキュリティ設 定 を既 定 のままで維 持 することを強 くお勧 めします。既 定 の設 定
ではアプリケーションの最 適 なパフォーマンスと最 大 限 の安 全 性 を保 証 します。何 らかの理 由 によってサービ
スを無 効 にする場 合 、現 在 完 全 に保 護 されていないという情 報 と赤 色 の警 告 サインが表 示 され、ただちに
危 険 の可 能 性 に関 して警 告 されます。できるだけ早 く、再 度 サービスを有 効 化 するようにしてくださ
い。
設 定 - このボタンをクリックすると、高 度 な設 定 インターフェースに移 動 します。各 ダイアログが開 き、
リンクスキャナ サーフシールドまたはオンライン シールドなど、選 択 したサービスの設 定 ができます。高 度 な
設 定 インターフェースでは、AVG Internet Security 内 の各 セキュリティサービスの設 定 をすべて編 集 でき
ます。ただし、設 定 は上 級 者 ユーザーのみが行 うことをお勧 めします。
矢 印 - ダイアログ左 上 のセクションにある緑 色 の矢 印 を使 用 すると、メイン ユーザーインターフェース
28
に戻 り、コンポーネントの概 要 が表 示 されます。
6.3. Identity Protection
Identity Protection コンポーネントは、 インターネット上 の新 しい脅 威 または未 知 の脅 威 からユーザーのデジタル
資 産 を常 に保 護 する Identity Shield サービスを実 行 します:
Identity Protection はあらゆる種 類 のマルウェア (スパイウェア、ボット、ID 窃 盗 など)からユーザーを保
護 するマルウェア対 策 サービスです。行 動 分 析 技 術 を使 用 して、発 生 したばかりの新 しいウイルスに対
する保 護 を提 供 します。 Identity Protection は ID 窃 盗 によるパスワード、銀 行 口 座 情 報 、クレジットカ
ード番 号 およびその他 の貴 重 な個 人 のデジタル情 報 の窃 盗 を防 止 することを主 な目 的 としています。
PC を狙 うあらゆる種 類 の悪 意 のあるソフトウェア (マルウェア)を対 象 とします。 PC または共 有 ネットワ
ーク上 で実 行 中 のすべてのプログラムが正 常 に動 作 していることを確 認 します。 Identity Protection は継
続 的 に作 動 して疑 わしい動 作 を検 出 およびブロックし、あらゆる新 しいマルウェアからコンピュータを保 護
します。 Identity Protection は新 しく未 知 の脅 威 も含 めて、お使 いのコンピュータをリアルタイムで保 護 し
ます。 このコンポーネントはすべてのプロセス (非 表 示 のプロセスを含 む)と286以 上 の異 なる動 作 パタ
ーンを監 視 し、システム内 で悪 意 のある活 動 が発 生 しているかどうかを判 断 できます。 このため、ウイルス
データベースにはまだ登 録 されていない脅 威 でも検 出 できます。 不 明 なコードがコンピュータに侵 入 する
と、悪 意 のある動 作 の監 視 と追 跡 が即 時 実 行 されます。 ファイルが悪 意 のあるものだと判 定 された場
合 、Identity Protection はコードを削 除 してウイルス隔 離 室 に移 し、システムに対 して実 行 された変 更
(コード挿 入 、レジストリ変 更 、ポート オープンなど)をすべて元 に戻 します。 保 護 を適 用 するためにス
キャンを実 行 する必 要 はありません。 この技 術 は非 常 に積 極 的 な保 護 であるため、アップデートはほと
んど必 要 ありません。常 に保 護 が有 効 になっています。
ダイアログでの操 作
ダイアログでは次 の操 作 を行 うことができます:
有 効 /無 効 - このボタンは外 観 が交 通 信 号 に似 ていますが、機 能 的 にも同 様 の役 割 を果 たしま
す。 有 効 /無 効 を切 り替 えるには、1回 クリックします。 緑 色 は有 効 化 を意 味 し、Identity Protection セ
キュリティサービスはアクティブで完 全 に機 能 しています。 赤 は、サービスが無 効 、すなわちアクティブではな
29
い状 態 を表 します。 サービスを無 効 にする理 由 が特 になければ、すべてのセキュリティ設 定 をデフォルトのま
まで維 持 することを強 くお勧 めします。 デフォルト設 定 ではアプリケーションの最 適 なパフォーマンスと最 大 限
の安 全 性 が保 証 されます。 何 らかの理 由 でサービスを無 効 にすると、赤 の警 告 サインとともに現 在 完 全 に
保 護 されていないという情 報 が表 示 され、危 険 の可 能 性 に関 して直 ちに警 告 されます。 できるだけ早
く、再 びサービスを有 効 にするようにしてください。
設 定 - このボタンをクリックすると、高 度 な設 定 インターフェースに移 動 します。 各 ダイアログが開 き、
Identity Protection など、選 択 したサービスの設 定 を行 うことができます。 高 度 な設 定 インターフェースで
は、AVG Internet Security 内 の各 セキュリティサービスの設 定 をすべて編 集 できます。ただし、設 定 は
上 級 者 ユーザーのみが行 うことをお勧 めします。
矢 印 - ダイアログ左 上 のセクションにある緑 色 の矢 印 を使 用 すると、メイン ユーザーインターフェース
に戻 り、コンポーネントの概 要 が表 示 されます。
残 念 ながら、AVG Internet Security には Identity Alert サービスは含 まれていません。 このタイプの保 護 を利 用
する場 合 は、[アップグレードしてアクティベート] ボタンをクリックすると専 用 ウェブページに移 動 し、Identity Alert
ライセンスを購 入 することができます。
AVG Premium Security エディションの場 合 も、Identity Alert サービスが利 用 できるのは次 の地 域 のみとなります:
米 国 、英 国 、カナダ、アイルランド。
6.4. メール保護
メール保 護 コンポーネントは、次 の 2つのセキュリティサービスを対 象 とします:メールスキャナおよびスパム対 策
(スパム対 策 サービスは Internet / Premium Security エディションのみで利 用 可 能 です)。
メール スキャナ: 最 も一 般 的 なウイルスとトロイの木 馬 の感 染 源 の一 つはメールです。フィッシング、スパ
ムはメールをさらに大 きなリスクソースとします。無 料 メールアカウントは、さらにこのような悪 意 のあるメール
を受 信 する可 能 性 が高 くなり(これらはめったにスパム対 策 技 術 を導 入 していないため)、かなりのホー
ムユーザーはこのようなメールを利 用 しています。 また、ホームユーザーは、不 明 なサイトをインターネット
サーフィンしたり、個 人 情 報 (メールアドレスなど)を含 むオンライン フォームに情 報 を入 力 し、メールを介
しての攻 撃 にさらされる機 会 を増 やします。 企 業 では、通 常 業 務 用 のメールアカウントを使 用 し、スパム
対 策 フィルタ等 を導 入 してリスクを削 減 します。 メール保 護 コンポーネントは、すべての送 受 信 されるメー
ル メッセージをスキャンします。メールでウイルスが検 出 されると、必 ずウイルス隔 離 室 にただちに移 動 され
ます。 このコンポーネントでは特 定 の種 類 のメールの添 付 ファイルを除 外 できます。また、メールが感 染 し
ていないことを示 す認 証 テキストを送 信 メールに追 加 できます。メール スキャナはサーバー プラットフォ
ームには対 応 していません。
スパム対 策 は、すべてのメール メッセージをチェックし、好 ましくないメールをスパムとしてマークします (ス
パムとは未 承 諾 で送 られてくるメールであり、たいていは膨 大 な数 のメールアドレス宛 に大 量 に一 斉 送 信
され、受 信 者 のメールボックスをいっぱいにする製 品 やサービスの広 告 です。スパムは消 費 者 が同 意 をし
た合 法 的 な商 業 メールではありません)。 スパム対 策 は、特 別 なテキスト文 字 列 を追 加 して、メール
(スパムとして特 定 されたメール)の件 名 を修 正 できます。これで、メールクライアントでメールを簡 単 にフィ
ルタリングできます。スパム対 策 コンポーネントは、複 数 の分 析 手 法 を使 用 して各 メールを処 理 し、好 ま
しくないメールに対 する最 大 限 の保 護 を提 供 します。 スパム対 策 コンポーネントは、スパム保 護 のため、
定 期 的 に更 新 されるデータベースを使 用 します。また、RBLサーバー (「既 知 のスパム送 信 者 」メールア
ドレスの公 開 データベース)を使 用 したり、手 動 でメールアドレスをホワイトリスト (スパムとしてマークされ
ない)およびブラックリスト (常 にスパムとしてマーク)に追 加 できます。
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ダイアログ コントロール
ダイアログの 2つのセクションを切 り替 えるには、各 サービス パネルの任 意 の場 所 をクリックするだけです。パネルは
水 色 でハイライトされます。ダイアログの 2つのセクションには、次 のコントロールが表 示 されます。それぞれの機 能
は、どちらのセキュリティサービス (メール スキャナまたはスパム対 策 )に属 していても同 じです。
有 効 化 /無 効 化 - このボタンは交 通 信 号 に似 ていますが、視 覚 的 にも機 能 的 にも同 様 の役 割 を
果 たします。有 効 化 /無 効 化 を切 り替 えるには、1回 クリックします。 緑 色 は有 効 化 を意 味 し、セキュリ
ティサービスはアクティブで完 全 に機 能 しています。赤 色 は、サービスが無 効 化 された場 合 など、無 効 化 さ
れた状 態 を表 します。サービスを無 効 化 する理 由 が特 になければ、すべてのセキュリティ設 定 を既 定 のまま
で維 持 することを強 くお勧 めします。既 定 の設 定 ではアプリケーションの最 適 なパフォーマンスと最 大 限 の安
全 性 を保 証 します。何 らかの理 由 によってサービスを無 効 にする場 合 、現 在 完 全 に保 護 されていないとい
う情 報 と赤 色 の警 告 サインが表 示 され、ただちに危 険 の可 能 性 に関 して警 告 されます。できるだけ早 く、
再 度 サービスを有 効 化 するようにしてください。
設 定 - このボタンをクリックすると、高 度 な設 定 インターフェースに移 動 します。各 ダイアログが開 き、
メール スキャナまたはスパム対 策 など、選 択 したサービスの設 定 ができます。高 度 な設 定 インターフェースで
は、AVG Internet Security の各 セキュリティサービスの設 定 をすべて編 集 できます。ただし、設 定 は上
級 ユーザーのみが行 うことをお勧 めします。
矢 印 - ダイアログ左 上 のセクションにある緑 色 の矢 印 を使 用 すると、メイン ユーザーインターフェース
に戻 り、コンポーネントの概 要 が表 示 されます。
6.5. ファイアウォール
ファイアウォールは、トラフィックをブロック、または許 可 することで、2つ以 上 のネットワーク間 のアクセス コントロー
ル ポリシーを実 行 するためのシステムです。ファイアウォールには 1セットのルールが含 まれます。このルールは外 部
から (一 般 的 にはインターネットから)の攻 撃 から内 部 ネットワークを保 護 し、あらゆるネットワーク ポート上 のすべ
ての通 信 をコントロールします。定 義 されたルールにしたがって、通 信 が評 価 され、許 可 、または禁 止 されます。
ファイアウォールが侵 入 の試 みを認 識 すると、その試 みを「ブロック」し、侵 入 者 のコンピュータへのアクセスを許 可 し
ません。ファイアウォールを設 定 して、定 義 されたポート経 由 および定 義 されたソフトウェア アプリケーションに対 す
31
る内 部 /
外 部 通 信 (双 方 向 、受 信 または送 信 )を許 可 または禁 止 します。例 えば、ファイアウォールを設 定 し
て、Microsoft Internet Explorer を使 用 したウェブデータの送 受 信 のみを許 可 することができます。その他 のブラウザ
によるウェブデータの送 信 の試 みはブロックされます。これにより、個 人 を特 定 できる情 報 が許 可 なくコンピュータか
ら送 信 されないように保 護 します。コンピュータが、インターネット上 やローカルネットワーク上 の他 のコンピュータとデ
ータを交 換 する方 法 をコントロールします。また、組 織 内 では、ファイアウォールはネットワーク上 の他 のコンピュータ
からの内 部 ユーザーによる攻 撃 から、コンピュータを保 護 します。
AVG Internet Security では、ファイアウォールがコンピュータのすべてのネットワーク ポート上 のトラフィックを制 御
します。ファイアウォールは、定 義 されたルールに基 づいて、インターネットまたはローカル ネットワークに接 続 しようと
するコンピュータで実 行 中 のアプリケーションまたはコンピュータに接 続 しようとする外 部 アプリケーションを評 価 しま
す。これらのアプリケーションに関 して、ファイアウォールはネットワーク ポートでの通 信 を許 可 あるいは禁 止 します。
デフォルトでは、アプリケーションが不 明 な場 合 (定 義 されたファイアウォール ルールがない場 合 等 )、ファイアウォー
ルはその通 信 を許 可 するかブロックするかを確 認 します。
AVG ファイアウォールはサーバー プラットフォームの保 護 には対 応 していません。
推奨:
一 般 には、個 々 のコンピュータで複 数 のファイアウォールを使 用 することは推 奨 されていません。コンピュータ
のセキュリティは複 数 のファイアウォールをインストールしても向 上 しません。これらの2つのアプリケーションで競 合 が
発 生 する可 能 性 が高 いです。したがって、コンピュータではファイアウォールを1つだけ使 用 し、他 のすべてのファイア
ウォールを無 効 化 して、起 こりうる競 合 とそれに関 する問 題 のリスクを排 除 することを推 奨 します。
注 意 :AVG Internet Securityのインストール後 、ファイアウォール コンポーネントがコンピュータの再 起 動 を必 要 とす
ることがあります。その場 合 、コンポーネントのダイアログが表 示 され、再 起 動 の必 要 性 を知 らせます。ダイアログ内
に今 すぐ再 起 動 ボタンがあります。再 起 動 が行 われるまで、ファイアウォールのコンポーネントは完 全 にアクティベー
トされません。さらに、ダイアログ内 の変 更 オプションはすべて無 効 になります。警 告 に注 意 し、お使 いの PC をすぐ
に再 起 動 させてください。
使 用 できるファイアウォール モード
ファイアウォールでは、コンピュータがドメイン内 にあるか、スタンドアロンか、ノートパソコンかによって、特 定 のセキュリ
ティルールを定 義 することができます。各 コンピュータ タイプによって異 なるレベルの保 護 が必 要 になります。これら
のレベルには該 当 するモードが適 用 されます。要 するに、ファイアウォール モードとはファイアウォール コンポーネント
32
の特 別 な設 定 です。ユーザーはこのような予 め定 義 された数 々 の設 定 を利 用 することができます。
自 動 - このモードでは、ファイアウォールはすべてのネットワーク トラフィックを自 動 的 に処 理 します。どのよ
うな決 定 もユーザーが下 すことはありません。ファイアウォールは、既 知 の各 アプリケーションの接 続 を許 可
すると同 時 にアプリケーションのルールを作 成 して、今 後 アプリケーションが常 に接 続 できるよう指 定 しま
す。その他 のアプリケーションについては、アプリケーションの動 作 によってファイアウォールが接 続 を許 可 す
るかブロックするかを決 定 します。ただし、そのような状 況 下 ではルールは作 成 されません。またアプリケー
ションは接 続 を試 みる時 に再 度 チェックされます。自 動 モードは安 定 しているため、ほとんどのユーザーに
対 して推 奨 されます。
対 話 - このモードはコンピュータとやりとりするすべてのネットワーク トラフィックを完 全 に制 御 する場 合 に
便 利 です。ファイアウォールはトラフィックを監 視 し、データの通 信 や転 送 のそれぞれの試 みをユーザーに
通 知 します。ユーザーは自 分 が適 切 だと判 断 したとおりに、その試 みを許 可 したりブロックしたりできます。
上 級 ユーザーのみにお勧 めします。
インターネットへのアクセスをブロック - インターネット接 続 が完 全 にブロックされます。インターネットに
まったくアクセスできなくなり、外 部 からあなたのコンピュータにアクセスできることはありません。特 別 な場 合
や短 期 間 の使 用 の場 合 に限 ります。
ファイアウォール保 護 を無 効 にする(推 奨 しません)- ファイアウォールを無 効 にして、コンピュータと通
信 するすべてのネットワークトラフィックを許 可 します。これによって、結 果 的 にハッカーによる攻 撃 を受 け
やすくなります。このオプションは常 によく考 えた上 で、慎 重 に設 定 してください。
特 定 の自 動 モードはファイアウォール内 でも有 効 であることに注 意 してください。コンピュータまたは Identity
protection コンポーネントが無 効 になった場 合 、このモードは暗 黙 で有 効 化 されます。そのため、コンピュータはさら
に脆 弱 になります。そのような場 合 、ファイアウォールは既 知 の絶 対 に安 全 なアプリケーションのみを自 動 的 に許
可 します。その他 の場 合 はすべてユーザーが決 定 を行 います。これは無 効 化 された保 護 コンポーネントを補 完 す
るためであり、コンピュータを安 全 に保 つための対 策 です。
ファイアウォールは決 してオフにしないことを強 くお勧 めします。ただし、ファイアウォール コンポーネントを無
効 にする必 要 が生 じ、どうしてもオフにしなければならない場 合 は、上 記 の利 用 可 能 なファイアウォール
モードのリストから [ファイアウォール保 護 を無 効 にする] モードを選 択 できます。
ダイアログ コントロール
ダイアログには、ファイアウォール コンポーネントの状 態 に関 する基 本 情 報 の概 要 が表 示 されます。
ファイアウォール モード - 現 在 選 択 されているファイアウォール モードの情 報 を表 示 します。現 在 のモー
ドを別 のモードに変 更 する場 合 は、表 示 されている情 報 の隣 にある [変 更 ] ボタンを使 用 すると、ファイア
ウォール設 定 インターフェースに切 り替 わります (ファイアウォール プロファイルの使 用 上 の説 明 と推 奨 につ
いては、前 のパラグラフを参 照 してください)。
ファイルとプリンタの共 有 - では、ファイルとプリンタの共 有 が(双 方 向 で)現 在 許 可 されているかどうかを
通 知 します。ファイルとプリンタの共 有 とは、実 際 には Windows で「共 有 」としてマークしたファイルまたは
フォルダ、共 通 のディスク ユニット、プリンタ、スキャナ、および同 様 のあらゆるデバイスを共 有 するということ
です。このようなアイテムは、安 全 と考 えられるネットワーク (家 庭 、職 場 、学 校 など)内 でのみ共 有 する
ことが望 ましいです。ただし、公 開 ネットワーク (空 港 の Wi-Fi やインターネット カフェなど)に接 続 してい
る場 合 は、おそらく一 切 の共 有 を望 まないでしょう。
接 続 先 - 現 在 接 続 しているネットワークの名 前 情 報 を表 示 します。Window XP の場 合 、ネットワーク
名 は、最 初 に接 続 した時 に特 定 のネットワークに付 けた名 称 に対 応 しています。Window Vista 以 降 の
場 合 、ネットワーク名 は、[ネットワークと共 有 センター] で自 動 的 に付 けられます。
33
デフォルトにリセット - このボタンをクリックすると、現 在 のファイアウォール設 定 が上 書 きされ、自 動 検 出
を基 にしたデフォルトの設 定 に戻 ります。
このダイアログには次 のグラフィック コントロールがあります。
設 定 - このボタンをクリックすると、ファイアウォール設 定 インターフェースに移 動 します。ここでは、すべ
てのファイアウォール設 定 を編 集 できます。設 定 の変 更 はすべて上 級 者 ユーザーのみが行 って下 さい。
矢 印 - ダイアログ左 上 のセクションにある緑 色 の矢 印 を使 用 すると、メイン ユーザーインターフェース
に戻 り、コンポーネントの概 要 が表 示 されます。
6.6. PC Analyzer
PC Analyzer コンポーネントは、コンピュータの処 理 速 度 と全 体 的 なパフォーマンスを改 善 する方 法 に関 して、詳
細 なシステム分 析 と修 正 を行 うための高 度 なツールです。 このコンポーネントは、メイン ユーザーインターフェース
ダイアログにある [パフォーマンスを修 復 ] ボタン、またはシステムトレイの AVG アイコンのコンテキスト メニューにあ
る、同 じ名 称 のオプションを使 用 して開 きます。 すると、分 析 の進 行 状 況 と分 析 結 果 がグラフに直 接 表 示 されま
す。
このコンポーネントでは、レジストリエラー、不 要 なファイル、断 片 化 および破 損 したショートカットが解 析 されます。
レジストリ エラーは、コンピュータの処 理 速 度 低 下 またはエラー メッセージの表 示 の原 因 となっている可
能 性 のある Windows レジストリのエラー件 数 を示 します。
不 要 なファイルは、ディスク領 域 を占 有 しており、削 除 できる可 能 性 が高 いファイルの数 を示 します。 通
常 、これらのファイルはさまざまな種 類 の一 時 ファイルやごみ箱 にあるファイルです。
断 片 化 では、長 期 間 の使 用 によりほとんどのファイルが物 理 ディスクのいたるところに分 散 してしまったハ
ードディスクの断 片 化 の割 合 を計 算 します。
破 損 したショートカットは、動 作 しないショートカットや存 在 しない場 所 へのショートカットなどの問 題 を
見 つけます。
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結 果 の概 要 には、検 出 されたシステム上 の問 題 の件 数 が各 検 査 カテゴリに従 って分 類 されて表 示 されます。 分
析 結 果 は [重 要 度 ] 列 の軸 上 にグラフィカルに表 示 されます。
コントロール ボタン
分 析 を停 止
す。
分 析 の実 行 中 に表 示
- このボタンをクリックすると、コンピュータの分 析 が中 断 されま
今 すぐ解 決 (分 析 が完 了 すると表 示 )-残 念 ながら、AVG Internet Security 内 の PC Analyzer の
機 能 は、お使 いの PC の現 在 の状 態 分 析 に限 定 されています。 ただし、AVG では、コンピュータの処 理
速 度 と全 体 的 なパフォーマンスを改 善 する方 法 に関 して、詳 細 なシステム分 析 と修 正 を行 うための高 度
なツールを提 供 しています。 ボタンをクリックすると、詳 細 な情 報 の専 用 ウェブサイトにリダイレクトされま
す。
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7. AVG 高度な設定
AVG Internet Security の高 度 な設 定 ダイアログは [高 度 な AVG 設 定 ] という名 前 の新 しいダイアログで開 き
ます。 このウィンドウは2つのセクションにわかれています。左 部 はにツリー状 のナビゲーションが表 示 されます。設 定
を変 更 したいコンポーネント (または特 定 の部 分 )を選 択 すると、ウィンドウ右 側 のセクションに編 集 ダイアログが
表 示 されます。
7.1. 表示
ナビゲーション ツリーの最 初 の項 目 である [状 況 ] はAVG Internet Security ユーザーインターフェースの一 般 設
定 を参 照 し、アプリケーションの動 作 の基 本 的 なオプションを提 示 します。
言語選択
[言 語 選 択 ] セクションでは、任 意 の言 語 をドロップダウン メニューから選 択 できます。 選 択 した言 語 は、AVG
Internet Security ユーザーインターフェース全 体 で使 用 されます。 ドロップダウン メニューには、インストール処 理
中 に選 択 した言 語 と英 語 (デフォルトで自 動 的 にインストール)のみが表 示 されます。 AVG Internet Security
の言 語 切 り替 えを完 了 させるには、アプリケーションを再 起 動 する必 要 があります。 次 の手 順 を実 行 してくださ
い。
ドロップダウン メニューで任 意 のアプリケーション言 語 を選 択 します。
[適 用 ] ボタン (ダイアログの右 下 端 )をクリックして選 択 内 容 を確 定 します
[OK] ボタンをクリックして、確 定 します
アプリケーションの言 語 を変 更 するには AVG Internet Security の再 起 動 が必 要 であることを通 知 す
る、新 しいダイアログがポップアップ表 示 されます
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[今 すぐ AVG を再 起 動 ] ボタンをクリックしてプログラムの再 起 動 に同 意 すると、その後 すぐに言 語 変 更
が有 効 になります:
システムトレイ通 知
このセクションでは、AVG Internet Security アプリケーションのステータスに関 するシステムトレイ通 知 を非 表 示 に
設 定 できます。 デフォルトでは、システム通 知 の表 示 は有 効 です。 この設 定 を保 持 することをお勧 めします。 シス
テム通 知 は、スキャンまたはアップデート プロセスの実 行 や,
AVG Internet Security コンポーネントのステータス変
更 などを通 知 します。 これらの通 知 には特 に注 意 する必 要 があります。
ただし、何 らかの理 由 で、この方 法 で通 知 を行 わない場 合 、またはある通 知 (特 定 の AVG Internet Security コ
ンポーネントに関 するもの)のみを表 示 する場 合 は、次 のオプションにより任 意 の内 容 を定 義 および指 定 できます:
システムトレイ通 知 を表 示 する (デフォルトではオン)- デフォルトではすべての通 知 が表 示 されます。
この項 目 のチェックを外 すと、すべてのシステム通 知 表 示 はオフになります。 オンにした場 合 は、表 示 する
通 知 を選 択 できます。
o アップデート 通 知 (デフォルトではオン)- AVG Internet Security アップデート処 理 の起 動 、進
行 、完 了 に関 する情 報 を表 示 するかどうかを決 定 します。
o 常 駐 シールド自 動 脅 威 削 除 の通 知 (デフォルトではオン)- ファイルの保 存 、コピー、および開
く処 理 に関 する情 報 を表 示 するかどうかを決 定 します (この設 定 は、常 駐 シールドの [自 動 修
復 ] オプションが選 択 されている場 合 のみ有 効 )。
o スキャン 通 知 (デフォルトではオン)- スケジュールされたスキャンの自 動 起 動 、進 行 、結 果 に関
する情 報 を表 示 するかどうかを決 定 します。
o ファイアウォール通 知 (デフォルトではオン)- コンポーネントの有 効 化 /
無 効 化 の警 告 、トラフィッ
ク ブロックの可 能 性 など、ファイアウォールの状 態 とプロセスに関 する情 報 を表 示 するかどうかを決
定 します。 この項 目 にはさらに 2つの選 択 オプションがあります (各 オプションの詳 細 については、
このマニュアルの「ファイアウォール」の章 を参 照 してください):
- ネットワーク接 続 ポイント (デフォルトではオフ)- ネットワークに接 続 している場 合 、 はネット
ワークが既 知 であるかどうか、ファイルとプリンタの共 有 がどのように設 定 されるかを通 知 します。
- ブロックされたアプリケーション (デフォルトではオン)- 不 明 または不 審 なアプリケーションが
ネットワークに接 続 しようとしている場 合 、ファイアウォールがその試 みをブロックし、通 知 を表 示 し
ます。 必 ず通 知 が行 われて便 利 なため、常 にこの機 能 を有 効 にしておくことをお勧 めします。
o メールスキャナ通 知 (デフォルトではオン)- すべての送 受 信 メールに関 する情 報 を表 示 するかど
うかを決 定 します。
o 統 計 情 報 に関 する通 知 (デフォルトではオン)- このオプションにチェックを付 けると、定 期 的 な
統 計 情 報 確 認 通 知 がシステムトレイに表 示 されます。
37
o AVG アクセラレータ に関 する通 知 (デフォルトではオン)- AVG アクセラレータの動 作 に関 する
通 知 を表 示 するかどうかを決 定 します。 AVG アクセラレータ サービスはオンライン ビデオの再 生
をスムーズにして、ダウンロードを簡 単 にします。
o ブート時 間 向 上 に関 する通 知 (デフォルトではオフ)- お使 いのコンピュータのブート時 間 の短
縮 について通 知 するかどうかを決 定 します。
o AVG アドバイスに関 する通 知 (デフォルトではオン)AVG アドバイスの活 動 に関 する情 報 をシ
ステムトレイ上 のスライド パネルに表 示 するかどうかを決 定 します。
ゲーム モード
この AVG 機 能 は、AVG 情 報 バルーン (スケジュール スキャンが開 始 されるときなどに表 示 )によって妨 害 される
可 能 性 がある全 画 面 アプリケーション用 に設 計 されています (情 報 バルーンはアプリケーションの最 小 化 またはグ
ラフィックのエラーを引 き起 こす可 能 性 があります)。 このような問 題 を回 避 するには、[全 画 面 アプリケーションが
実 行 されているときにゲームモードを有 効 にする] オプションのチェックボックスを付 けた状 態 にしておきます (デ
フォルトの設 定 )。
7.2. サウンド
サウンドダイアログでは、サウンド通 知 によって特 定 の AVG Internet Security アクションの通 知 を行 うかどうかを
指 定 できます。
この設 定 は現 在 のユーザー アカウントでのみ有 効 です。つまり、各 コンピュータ ユーザーに固 有 のサウンド設 定 が
行 われます。サウンド通 知 を有 効 にする場 合 は、[サウンド イベントを有 効 にする] オプションを選 択 (このオプ
ションは既 定 では有 効 )し、関 連 するすべてのアクションのリストを有 効 にします。さらに、[全 画 面 アプリケーショ
ンがアクティブのときにはサウンドを再 生 しない] オプションを選 択 すると、サウンド通 知 が邪 魔 になるような状 況
でサウンド通 知 を非 表 示 にすることができます (このマニュアルの「高 度 な設 定 /
表 示 」の章 の「ゲーム モード」セク
38
ションを参 照 )。
コントロール ボタン
参 照 - リストから各 イベントを選 択 し、[参 照 ] ボタンをクリックすると、ディスクを参 照 してイベントに割 り
当 てるサウンド ファイルを検 索 できます。(現 時 点 では、*
.
wav サウンドのみがサポートされています。)
再 生 - 選 択 したサウンドを再 生 するには、リストのイベントを強 調 表 示 し、[再 生 ] ボタンをクリックしま
す。
削 除 - [削 除 ] ボタンをクリックすると、特 定 のイベントに割 り当 てられたサウンドを削 除 します。
7.3. 一時的に AVG 保護を無効にする
[一 時 的 に AVG 保 護 を無 効 にする] ダイアログでは、AVG Internet Security の保 護 機 能 をすべて一 度 にオフ
にできます。
やむを得 ない場 合 を除 き、このオプションの使 用 はお勧 めしません。
インストール処 理 中 に望 ましくない中 断 が発 生 しないようにするために、インストーラやソフトウェア ウィザードで実
行 中 のプログラムやアプリケーションを終 了 するように指 示 される場 合 がありますが、それでも通 常 は新 しいソフト
ウェアやドライバをインストールする前 に AVG Internet Security を無 効 にする必 要 はありません。インストール
中 に問 題 が発 生 した場 合 は、常 駐 保 護 を無 効 にすることを試 みてください。(リンク先 のダイアログで、最 初 に
[常 駐 シールドを有 効 化 する] 項 目 のチェックを外 します)。AVG Internet Security を一 時 的 に無 効 にしなけ
ればならない場 合 は、必 要 な作 業 が終 わったらすぐに再 度 有 効 にする必 要 があります。ウイルス対 策 ソフトウェア
が無 効 な状 態 でインターネットやネットワークに接 続 している場 合 は、コンピュータが攻 撃 の危 険 にさらされていま
す。
39
AVG 保 護 を一 時 的 に無 効 にする方 法
[一 時 的 に AVG 保 護 を無 効 にする] チェック ボックスを選 択 し、[適 用 ] ボタンをクリックして選 択 内 容 を確 定 し
ます。新 しく開 いた 一 時 的 に AVG 保 護 を無 効 にする ダイアログで、AVG Internet Security を無 効 にする時
間 を指 定 します。既 定 では、保 護 は 10分 間 無 効 になります。新 しいソフトウェアのインストールなどの一 般 的 な
タスクを実 行 するには十 分 な時 間 です。もう少 し時 間 を長 くすることもできますが、このオプションはどうしても必 要
な場 合 を除 き、推 奨 されません。その後 、無 効 にされたコンポーネントはすべて自 動 的 に再 度 有 効 になります。
最 長 で、次 のコンピュータの再 起 動 まで AVG 保 護 を無 効 にできます。一 時 的 に AVG 保 護 を無 効 にする ダイ
アログには、ファイアウォール コンポーネントをオフにする別 のオプションがあります。これを行 うには、[ファイアウォー
ル保 護 を無 効 にする] にチェックを付 けます。
7.4. コンピュータの保護
7.4.1. ウイルス対策
ウイルス対 策 は、常 駐 シールドと連 携 し、あらゆる既 知 の種 類 のウイルスとスパイウェア、マルウェア一 般 (ダウン
ロードされた後 まだ有 効 化 されていないマルウェアなど、いわゆる休 止 状 態 の非 アクティブなマルウェアを含 む)から
コンピュータを継 続 的 に保 護 します。
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[常 駐 シールド設 定 ] ダイアログでは、[常 駐 シールドを有 効 にする] 項 目 (このオプションはデフォルトではオン
のチェックを付 けるか外 して、常 駐 保 護 を完 全 に有 効 または無 効 にできます。 また、有 効 にする常 駐 保 護 機 能
を選 択 できます。
脅 威 を駆 除 する前 に確 認 する デフォルトではオン)-チェックを付 けると、常 駐 シールドによってアク
ションが自 動 的 に実 行 されなくなり、代 わりに検 出 された脅 威 について説 明 し、処 理 方 法 を決 定 するダ
イアログが表 示 されます。 チェックを外 したままにすると、AVG Internet Security は自 動 的 に感 染 を修
復 し、修 復 できない場 合 はオブジェクトをウイルス隔 離 室 に移 動 します。
不 要 と考 え得 るアプリケーションとスパイウェアの脅 威 を報 告 する デフォルトではオン):チェックを付
けると、スキャンが有 効 になり、ウイルスに加 えてスパイウェアもスキャンされます。 スパイウェアは疑 わしい
マルウェアのカテゴリに含 まれます。通 常 は、セキュリティリスクとなりますが、このプログラムの一 部 は意 図
的 にインストールできます。 コンピュータのセキュリティが高 まるため、この機 能 を有 効 にしておくことをお勧
めします。
不 要 と考 え得 るアプリケーションの拡 張 セットを報 告 する デフォルトではオフ - チェックを付 けると
スパイウェアの拡 張 パッケージを検 出 します。スパイウェアとは、製 造 元 から直 接 入 手 したときには完 全 に
問 題 がなく無 害 ですが、後 から悪 意 のある目 的 で誤 用 されるおそれのあるプログラムです。 これはコン
ピュータのセキュリティをさらに高 めるための追 加 的 な手 段 ですが、合 法 的 なプログラムもブロックする可
能 性 があるため、デフォルトではオフになっています。
終 了 時 にファイルをスキャン デフォルトではオフ - 終 了 時 のスキャンを有 効 にすると、アクティブなオブ
ジェクト (アプリケーションやドキュメントなど)の起 動 および終 了 時 に AVG によるスキャンが実 行 されま
す。この機 能 はコンピュータを一 部 の高 度 なウイルスから保 護 する上 で役 立 ちます。
リムーバブル メディアの起 動 セクタをスキャンする デフォルトではオン)-チェックを付 けると、挿 入 され
た USB フラッシュディスク、外 部 ディスク ドライブ、その他 のリムーバブル メディアの起 動 セクタで脅 威 をス
キャンします。
ヒューリスティック分 析 を使 用
デフォルトではオン)-ヒューリスティック分 析 (仮 想 コンピュータ環 境 で
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実 行 されるスキャン対 象 オブジェクト命 令 の動 的 エミュレーション)は、スキャン実 行 中 に採 用 されるウイ
ルス検 出 方 法 の 1つです。
レジストリで参 照 するファイルをスキャン デフォルトではオン)-このパラメータを定 義 すると、スタート
アップ レジストリに追 加 されたすべての実 行 ファイルが AVG によってスキャンされるため、次 回 のコンピュー
タ再 起 動 時 に既 知 の感 染 が実 行 されることはありません。
完 全 スキャンを有 効 にする デフォルトではオフ - 特 定 の状 況 (緊 急 事 態 )では、このオプションに
チェックを付 けて、最 も完 全 なアルゴリズムを有 効 にし、脅 威 の原 因 となる可 能 性 のあるすべてのオブジェ
クトを徹 底 的 にチェックすることができます。 ただし、この方 法 を実 行 すると多 少 時 間 がかかることにご留
意 ください。
インスタント メッセージと P2P ダウンロード保 護 を有 効 にする デフォルトではオン - この項 目 に
チェックを付 けると、インスタント メッセージの通 信 AIM、Yahoo!、ICQ、Sk ype、MSN Messenger など
と、ピアツーピアのネットワーク (サーバーを介 さずにクライアント間 の直 接 の接 続 を許 可 する、潜 在 的 に
危 険 なネットワーク。通 常 は音 楽 ファイルの共 有 に使 用 )内 でダウンロードされるデータにウイルスが含 ま
れていないことを確 認 します。
常 駐 シールドによってスキャンされたファイル] ダイアログでは、スキャン対象のファイルを特 定 の拡 張 子 を指 定 し
て設定できます。
該 当 するチェック ボックスを選 択 すると、すべてのファイルをスキャンするか、感 染 可 能 なファイルと選 択 した種
類 のドキュメントのみをスキャンするかどうかを決 定 します。スキャンを高 速 化 しながら最 高 水 準 の保 護 を維 持 す
るために、既 定 の設 定 を維 持 することをお勧 めします。既 定 の設 定 では、感 染 の可 能 性 があるファイルのみがス
キャンされます。ダイアログの各 セクションには、スキャン対 象 の定 義 ファイルの拡 張 子 リストが表 示 されます。このリ
ストは編 集 可 能 です。
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拡 張 子 のないファイルを必 ずスキャンする デフォルトではオン にチェックを付 けると、拡 張 子 がなく未 知 の形
式 でも常 駐 シールドによってスキャンされることが保 証 されます。拡 張 子 のないファイルは疑 わしいため、この機 能
をオンにしておくことを推 奨 します。
7.4.2. ルートキット対策
ルートキット対 策 設 定 ダイアログでは、 ルートキット対 策 サービスの設 定 とルートキット対 策 スキャンの特 定 の
パラメータを編 集 できます。ルートキット対 策 スキャンは、全 コンピュータをスキャンに含 まれる既 定 の処 理 です。
アプリケーション スキャンとドライバ スキャンでは、ルートキット対 策 スキャンの対 象 を詳 細 に指 定 することができ
ます。これらの設 定 は上 級 者 ユーザー向 けです。すべてのオプションをオンにしておくことをお勧 めします。また、ルー
トキット スキャン モードを選 択 することもできます。
クイック ルートキット スキャン - すべての実 行 中 のプロセス、ロードされたドライバ、およびシステム フォル
ダ (通 常 は、c:\Windows)をスキャンします。
完 全 ルートキット スキャン - すべての実 行 中 のプロセス、ロードされたドライバ、システム フォルダ (通
常 は、c:\Windows)、およびすべてのローカル ディスク (フラッシュ ディスクは含 まれますが、フロッピー ディ
スクおよび CD ドライブは含 まれません)をスキャンします。
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7.4.3. キャッシュ サーバー
[キャッシュ サーバー設 定 ] ダイアログは、すべての種 類 の AVG Internet Security スキャンを高 速 化 するための
キャッシュ サーバー プロセスを参 照 します。
キャッシュ サーバーは信 頼 できるファイル (信 頼 できるソースのデジタル署 名 があるファイルは信 頼 できるファイルと
見 なされます)の情 報 を収 集 して保 持 します。これらのファイルは自 動 的 に安 全 で再 スキャンの必 要 がないファイ
ルと見 なされるため、スキャン中 にスキップされます。
[キャッシュ サーバー設 定 ] ダイアログには次 の設 定 オプションがあります。
キャッシュを有 効 にする デフォルトではオン)-チェックを外 すと、キャッシュ サーバーをオフに切 り替
え、キャッシュ メモリを空 にします。最 初 に使 用 中 のすべてのファイルが 1つずつウイルスおよびスパイウェ
ア スキャンされるため、スキャンの速 度 が低 下 し、コンピュータの全 体 的 なパフォーマンスが低 下 する可 能
性 があります。
新 しいファイルのキャッシュへの追 加 を有 効 にする デフォルトではオン)-チェックを外 すと、キャッシュ
メモリへのファイルの追 加 を停 止 します。キャッシュを完 全 にオフにするか、次 回 のウイルス データベース
アップデートまで、既 にキャッシュに保 存 されたファイルのすべてが保 持 され使 用 されます。
キャッシュ サーバーを無 効 にする理 由 がない場 合 は、既 定 の設 定 を保 持 し、両 方 のオプションを有 効 に
することを強 くお勧 めします。そうでない場 合 は、システムの速 度 とパフォーマンスが大 幅 に低 下 するおそれ
があります。
7.5. メールスキャナ
このセクションでは、メール スキャナとスパム対 策 の詳 細 設 定 を編 集 できます。
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7.5.1. メールスキャナ
メールスキャナダイアログは3つのセクションに分 けられます。
メール スキャン
このセクションでは、送 受 信 されるメールに関 する基 本 項 目 を設 定 できます。
受 信 メールをチェック デフォルトではオン)-このボックスにチェックを付 けると、メール クライアントに配
信 されるすべてのメール メッセージをスキャンするオプションがオンになります
送 信 メールをチェックする デフォルトではオフ)-このボックスにチェックを付 けると、ユーザーのアカウント
から送 信 されるすべてのメール メッセージをスキャンするオプションがオンになります。
ウイルスに感 染 したメッセージの件 名 を修 正 する デフォルトではオフ)-スキャンしたメール メッセージ
が感 染 していることが検 出 された場 合 に警 告 を表 示 するには、この項 目 にチェックを付 け、テキスト フィー
ルドに任 意 のテキストを入 力 します。 検 出 された各 メール メッセージの [件 名 ] フィールドにこのテキストが
追 加 され、感 染 メッセージを簡 単 に識 別 して除 外 できます。 初 期 値 は「*
*
*
VIRUS***」です。この値 を使
用 することをお勧 めします。
スキャン プロパティ
このセクションでは、メール メッセージのスキャン方 法 を指 定 できます。
ヒューリスティック分 析 を使 用 デフォルトではオン)-チェックを付 けると、メール メッセージをスキャンす
る際 にヒューリスティック検 出 方 式 が使 用 されます。 このオプションをオンにすると、拡 張 子 だけでなく実 際
の添 付 ファイルの内 容 も考 慮 して、メールの添 付 ファイルをフィルタリングできます。 フィルタリングは [メー
ル フィルタリング] ダイアログで設 定 できます。
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不 要 と考 え得 るアプリケーションとスパイウェアの脅 威 を報 告 する デフォルトではオン):チェックを付
けると、スキャンが有 効 になり、ウイルスに加 えてスパイウェアもスキャンされます。 スパイウェアは疑 わしい
マルウェアのカテゴリに含 まれます。通 常 は、セキュリティリスクとなりますが、このプログラムの一 部 は意 図
的 にインストールできます。 コンピュータのセキュリティが高 まるため、この機 能 を有 効 にしておくことをお勧
めします。
不 要 と考 え得 るアプリケーションの拡 張 セットを報 告 する デフォルトではオフ)-チェックを付 けると、
スパイウェアの拡 張 パッケージを検 出 します。スパイウェアとは、製 造 元 から直 接 入 手 したときには完 全 に
問 題 がなく無 害 ですが、後 から悪 意 のある目 的 で誤 用 されるおそれのあるプログラムです。 これは、コン
ピュータ セキュリティをさらに高 めるための追 加 的 な手 段 ですが、合 法 的 なプログラムもブロックする可 能
性 があるため、デフォルトではオフになっています。
アーカイブ内 部 をスキャン デフォルトではオン)-チェックを付 けると、メール メッセージに添 付 されたアー
カイブ ファイルの内 容 をスキャンします。
完 全 スキャンを有 効 にする デフォルトではオフ)-特 定 の状 況 (コンピュータがウイルスや攻 撃 に感 染
している疑 いがある場 合 など)が発 生 した場 合 には、このオプションにチェックを付 けると、最 も完 全 なス
キャン アルゴリズムが有 効 になり、感 染 の可 能 性 が低 いコンピュータ領 域 もスキャンされます。これにより、
問 題 がないことが確 認 できます。 ただし、この方 法 を実 行 すると多 少 時 間 がかかることにご留 意 くださ
い。
メール添 付 ファイルの報 告
このセクションでは、潜 在 的 に危 険 なファイルまたは不 審 なファイルに関 する追 加 レポートを設 定 できます。 警 告
ダイアログは表 示 されないことにご注 意 ください。認 証 テキストのみがメール メッセージの最 後 に追 加 され、このよう
なレポートは [メール保 護 検 出 ] ダイアログにリスト表 示 されます。
パスワード保 護 されたアーカイブを報 告 する ?パスワードで保 護 されたアーカイブ (ZIP、RAR など
はウイルスのスキャンができません。このボックスにチェックを付 けると、アーカイブは潜 在 的 に危 険 なものと
して報 告 されます。
パスワード保 護 された文 書 を報 告 する - パスワードで保 護 された文 書 はウイルスのスキャンができませ
ん。このボックスにチェックを付 けると、これらの文 書 が潜 在 的 に危 険 なものとして報 告 されます。
マクロを含 むファイルを報 告 する - マクロは、あるタスクをユーザーが簡 単 に実 行 するためにあらかじめ定
義 した一 連 の手 順 です (MS Word のマクロが広 く知 られています)。 マクロには潜 在 的 に危 険 な命 令
が含 まれる可 能 性 があるため、このボックスにチェックを付 けると、マクロを含 むファイルが不 審 なファイルと
して報 告 されます。
拡 張 子 偽 装 を報 告 する - 拡 張 子 偽 装 を行 うと、例 えば、不 審 な実 行 可 能 ファイル
「something.txt.exe」を無 害 なテキスト ファイル「something.txt」のように見 せかけることができます。この
ボックスにチェックを付 けると、このような拡 張 子 が潜 在 的 に危 険 なオブジェクトとして報 告 されます。
レポートされた添 付 ファイルをウイルス隔 離 室 に移 動 - メール メッセージのスキャンで検 出 された添 付
ファイルがパスワードで保 護 されたアーカイブ、パスワードで保 護 された文 書 、マクロを含 むファイル、およ
び/
または拡 張 子 偽 装 が行 われたファイルの場 合 にメールで通 知 するかどうかを指 定 します。 このようなメ
ールがスキャン中 に検 出 された場 合 に、検 出 された感 染 オブジェクトをウイルス隔 離 室 に移 動 するかどう
かも指 定 できます。
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認 証 ダイアログの特 定 のチェック ボックスを選 択 すると、受 信 メール (受 信 メールを認 証 )と送 信 メール (送 信
メールを認 証 )を認 証 するかどうかを決 定 できます。 各 オプションについては、さらに [添 付 ファイルがある場 合
のみ] パラメータを指 定 することで、添 付 ファイル付 きのメール メッセージにのみ認 証 を追 加 することができます。
既 定 では、認 証 テキストにはこのメッセージでウイルスが検 出 されなかったことを示 す基 本 情 報 のみが含 まれます。
ただし、ニーズに合 わせてこの情 報 を拡 張 したり変 更 したりできます。その場 合 は、任 意 の認 証 テキストを [メール
認 証 テキスト] フィールドに入 力 します。 メール認 証 テキストに使 用 される言 語 セクションでは、自 動 生 成 さ
れた認 証 テキスト (このメッセージにウイルスは検 出 されませんでした)を表 示 する言 語 を定 義 できます。
注 意 :指 定 された言 語 で表 示 されるのは既 定 のテキストのみであり、カスタマイズされたテキストは自 動 的 に翻 訳
されないことに注 意 してください。
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添 付 ファイル フィルタ ダイアログでは、メール添 付 ファイルのスキャン パラメータを設 定 できます。デフォルトでは、
添 付 ファイルを削 除 オプションはオフとなっています。アクティブ化 する場 合 は、感 染 あるいは潜 在 的 に危 険 だと
検 出 されたすべてのメールメッセージ添 付 ファイルは自 動 的 に除 去 されます。削 除 する添 付 ファイルのタイプを定
義 したい場 合 、各 オプションを選 択 します。
すべての実 行 可 能 ファイルを削 除 - すべての*
.
exe ファイルが削 除 されます。
すべての文 書 を削 除 - すべての *
.
doc、*
.
docx、*
.
xls、*
.
xlsx ファイルが削 除 されます。
これらのカンマ区 切 りの拡 張 子 を含 むファイルを除 去 - 定 義 された拡 張 子 のすべてのファイルを削 除
します
サーバー セクションでは、メールスキャナ サーバーのパラメータを編 集 することができます。
POP3 サーバー
SMTPサーバー
IMAP サーバー
また、[新 しいサーバーの追 加 ] ボタンを使 用 して、新 しい送 受 信 メール サーバーを定 義 することもできます。
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受 信 メール用 の POP3 プロトコルを使 用 してメール スキャナサーバーを設 定 できます。
POP3 サーバー名 - このフィールドでは、新 たに追 加 したサーバーの名 前 を指 定 できます(POP3 サーバ
ーを追 加 するには、左 側 のナビゲーション メニューの POP3 項 目 でマウスを右 クリックします)。
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ログインの種 類 - 受 信 メールに使 用 されるメールサーバーを決 定 する方 法 を定 義 します。
o 自 動 - メール クライアントの設 定 に従 って、自 動 的 にログインが行 われます。
o 固 定 ホスト - プログラムは常 にここで指 定 されたサーバーを使 用 します。メール サーバーのアドレ
スと名 前 を指 定 してください。ログイン名 は変 更 されません。名 前 については、IP アドレス
123.45.67.89 など)とドメイン名 (pop.acme.com など)を使 用 できます。メール サーバーが標
準 以 外 のポートを使 用 する場 合 、このポートをコロンで区 切 り、サーバー名 の後 に指 定 できます
pop.acme.com:8200など)。POP3 通 信 の標 準 ポートは 110です。
追 加 設 定 - より詳 細 なパラメータを設 定 します。
o ローカルポート - メールアプリケーションからの通 信 用 ポートを指 定 します。メールアプリケーション
上 で、このポートをPOP3通 信 のポートとして指 定 する必 要 があります。
o 接 続 - このドロップダウン メニューでは、使 用 する接 続 の種 類 (通 常 /
SSL/SSL 既 定 )を指 定 で
きます。SSL 接 続 を選 択 した場 合 、送 信 データは第 三 者 に追 跡 、監 視 されるリスクを負 うことな
く暗 号 化 されます。この機 能 は送 信 先 のメール サーバーが対 応 している場 合 にのみ使 用 可 能 で
す。
メールクライアント POP3 サーバー有 効 化 - このアイテムをチェック/
チェック解 除 すると、指 定 された
POP3 サーバーを有 効 化 /
無 効 化 します。
送 信 メール用 の SMTP プロトコルを使 用 してメール スキャナサーバーを設 定 できます。
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SMTP サーバー名 - このフィールドでは新 しく追 加 したサーバー名 を指 定 できます (SMTP サーバーを追
加 するには、左 側 のナビゲーション メニューで SMTP 項 目 右 クリックします)。自 動 的 に作 成 された
「AutoSMTP」サーバーの場 合 は、このフィールドは無 効 になっています。
ログイン タイプ - メール送 信 で使 用 するメール サーバーを決 定 する方 法 を定 義 します。
o 自 動 - ログインは、メール クライアントの設 定 に従 って自 動 的 に実 行 されます。
o 固 定 ホスト - プログラムは常 にここで指 定 されたサーバーを使 用 します。メール サーバーのアドレ
スと名 前 を指 定 してください。名 前 については、ドメイン名 (smtp.acme.com など)および IP アド
レス (123.45.67.89 など)を使 用 できます。メール サーバーが標 準 以 外 のポートを使 用 する場
合 、このポートをコロンで区 切 り、サーバー名 の後 に記 述 することができます(たとえば、
smtp.acme.com:8200)。SMTP 通 信 の標 準 ポートは 25です。
追 加 設 定 - より詳 細 なパラメータを設 定 します。
o ローカル ポート - メール アプリケーションからの通 信 用 ポートを指 定 します。メール アプリケーショ
ン上 で、このポートを SMTP 通 信 のポートとして指 定 する必 要 があります。
o 接 続 - このドロップダウン メニューでは、使 用 する接 続 の種 類 (通 常 /
SSL/SSL 既 定 )を指 定 で
きます。SSL 接 続 を選 択 した場 合 、送 信 データは第 三 者 に追 跡 、監 視 されるリスクを負 うことな
く暗 号 化 されます。この機 能 は送 信 先 のメール サーバーがそれに対 応 している場 合 のみ使 用 可
能 です。
メール クライアント SMTP サーバー有 効 化 - このボックスのオン/
オフを切 り替 えると、指 定 した SMTP
サーバーの有 効 化 と無 効 化 を切 り替 えます。
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このダイアログでは、送 信 メール用 の IMAP プロトコルを使 用 して新 しいメール スキャナサーバーを設 定 できます。
IMAP サーバー名 - このフィールドでは新 たに追 加 したサーバーの名 前 を指 定 できます(IMAP サーバー
を追 加 するには、左 側 のナビゲーション メニューの IMAP の項 目 でマウスを右 クリックします)。
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ログイン の種 類 - メール送 信 で使 用 するメール サーバーを決 定 する方 法 を定 義 します。
o 自 動 - ログインは、メール クライアントの設 定 に従 って自 動 的 に実 行 されます。
o 固 定 ホスト - プログラムは常 にここで指 定 されたサーバーを使 用 します。メール サーバーのアドレ
スと名 前 を指 定 してください。名 前 については、ドメイン名 (smtp.acme.com など)および IP アド
レス (123.45.67.89 など)を使 用 できます。メール サーバーが標 準 以 外 のポートを使 用 する場
合 、このポートをコロンで区 切 り、サーバー名 の後 に指 定 できます (smtp.acme.com:8200 など)。
IMAP 通 信 の標 準 ポートは 143です。
追 加 設 定 - より詳 細 なパラメータを設 定 します。
o ローカルポート - メールアプリケーションからの通 信 用 ポートを指 定 します。IMAP 通 信 用 ポートと
して、このポートをメール アプリケーションで指 定 する必 要 があります。
o 接 続 - このドロップダウン メニューでは、使 用 する接 続 の種 類 (通 常 /
SSL/SSL 既 定 )を指 定 で
きます。SSL 接 続 を選 択 した場 合 、送 信 データは暗 号 化 され、データが第 三 者 によって追 跡 あ
るいは監 視 されるリスクを回 避 できます。この機 能 は送 信 先 のメール サーバーがそれに対 応 してい
る場 合 のみ使 用 可 能 です。
メール クライアント IMAP サーバーを有 効 にする - このボックスを選 択 /
クリアすると、指 定 した IMAP サ
ーバーを有 効 /
無 効 にします。
7.5.2. スパム対策
スパム対 策 設 定 ダイアログでは、スパム対 策 保 護 をオンにする チェックボックスによって、スパム対 策 スキャンの
オン/
オフを切 り替 えることができます。このオプションは既 定 ではオンになっています。また、変 更 する理 由 がない場
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合 は、この設 定 を保 持 することをお勧 めします。
次 に、スコアの判 定 レベルを選 択 することができます。スパム対 策 フィルタは、複 数 の動 的 スキャン技 術 に基 づい
て、各 メッセージにスコアを割 り当 てます(例 えば、メッセージの内 容 がSPAMにどの程 度 類 似 しているか等 )。値 を
入 力 するか、スライダを左 右 に動 かして、[スコアがこの値 を超 える場 合 はメッセージをスパムと見 なす] 設 定 を
調 整 できます。
値 の範 囲 は 50∼ 90に制 限 されています。以 下 はスコアの閾 値 の一 般 的 な概 要 です。
値 80∼ 90- スパムの可 能 性 が高 いメールは除 外 されます。 一 部 の正 常 なメッセージも誤 って除 外 さ
れる可 能 性 があります。
値 60∼ 79- かなり積 極 的 な設 定 でスパムの可 能 性 があるメールは除 外 されます。正 常 なメッセージも
除 外 される可 能 性 があります。
値 50∼ 59- 非 常 に積 極 的 な設 定 です。スパムではないメールが、本 物 のスパム メールと同 様 に除 去
される可 能 性 が高 くなります。通 常 、この値 は推 奨 されません。
スパム対 策 設 定 ダイアログでは、さらに検 出 されたスパムメールメッセージの処 理 方 法 を定 義 することができます。
メッセージを迷 惑 メールフォルダに移 動 Microsoft Outlook プラグインのみ)- この項 目 をチェックする
と、検 出 された各 スパム メッセージが自 動 的 に MS Outlook メール クライアントの特 定 の迷 惑 メール フォ
ルダに移 動 するよう指 定 できます。 現 時 点 では、この機 能 はほかのメール クライアントではサポートされ
ていません。
送 信 メールの受 信 者 をホワイトリストに追 加 - このチェックボックスにチェックを付 けると、すべての送 信
メールの受 信 者 が信 頼 でき、その受 信 者 のメール アカウントから送 信 されるすべてのメール メッセージの
配 信 を許 可 することを承 認 します。
スパムとして判 定 されたメッセージの件 名 を修 正 - スパムとして検 出 されたメッセージの件 名 にを特 定
の単 語 や文 字 を追 加 したい場 合 、このチェックボックスにチェックを付 けます。追 加 するテキストをテキスト
フィールドに入 力 します。
誤 検 出 をレポートする前 に確 認 する - インストール処 理 中 に、プライバシーのプリファレンス プロジェク
トに参 加 することに参 加 した場 合 に指 定 できます。検 出 された脅 威 が AVG に報 告 されます。レポート
は自 動 的 に作 成 されます。ただしこのチェックボックスは、検 出 されたスパムを AVG に報 告 する前 に、通
知 を表 示 してメッセージが本 当 にスパム メールであるかどうかを確 認 したい場 合 に選 択 します。
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エンジン パフォーマンス設 定 ダイアログ(左 側 のナビゲーションのパフォーマンスを選 択 すると表 示 されます)で
は、スパム対 策 コンポーネントのパフォーマンスを設 定 します。
スライダを左 右 に動 かして、ローエンド デスクトップ/ハイエンド デスクトップの間 で、スキャン パフォーマンス範 囲
のレベルを変 更 します。
ローエンド デスクトップ - スパムを判 定 するスキャン処 理 中 に、ルールは使 用 されません。学 習 データの
みが判 定 に使 用 されます。コンピュータ ハードウェア性 能 が著 しく低 い場 合 などをのぞき、このモードは一
般 の利 用 には推 奨 されません。
ハイエンド デスクトップ - このモードでは大 量 のメモリを消 費 します。スパムを判 定 するスキャンの処 理 中
には、ルールとスパム データベース キャッシュ、基 本 ルールと高 度 なルール、スパム送 信 者 IP アドレス、ス
パム送 信 者 データベースの機 能 が使 用 されます。
[オンライン チェックを有 効 にする] は既 定 でオンとなっています。これにより、Mailshell サーバーとの通 信 によって
スキャン データが Mailshell データベースとオンラインで比 較 されるため、より正 確 なスパム検 出 が実 行 されます。
一 般 的 には、デフォルト設 定 を保 持 し、合 理 的 な理 由 がある場 合 にのみ変 更 することを推 奨 します。こ
の設 定 の変 更 は上 級 者 ユーザーのみが行 ってください。
ホワイトリストアイテムは、[承 認 されたメール送 信 者 リスト] ダイアログを開 きます。このダイアログには、許 可 さ
れ、メッセージが決 してスパムとしてマークされない送 信 者 メール アドレスとドメイン名 のグローバル リストを含 むリス
トが表 示 されます。
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編 集 インターフェースでは、望 ましくないメッセージ (スパム)を送 信 しない送 信 者 のリストを編 集 できます。また、
スパムメッセージが生 成 されないことがわかっているドメイン名 (avg.com等 )のリストを編 集 します。既 にスパム送 信
者 やドメイン名 のリストがある場 合 は、各 メールアドレスを直 接 入 力 するか、一 度 にアドレスの全 リストをインポート
することでリストを入 力 できます。
コントロール ボタン
次 のコントロール ボタンを利 用 できます。
編 集 - このボタンをクリックすると、ダイアログが開 きます。このダイアログでは、手 動 でアドレスのリストを入
力 できます(コピーとペーストも使 用 できます)。1行 に1アイテム(送 信 者 、ドメイン名 )を入 力 します。
エクスポート - 何 らかの目 的 でレコードをエクスポートする場 合 は、このボタンをクリックします。すべてのレ
コードがプレーン テキスト形 式 で保 存 されます。
インポート - すでにメールアドレスやドメイン名 のテキストファイルお持 ちの場 合 、このボタンを選 択 すること
で単 純 にそのリストをインポートすることができます。ファイルの内 容 については、1行 につき 1項 目 (アド
レス、ドメイン名 )のみを含 める必 要 があります。
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ブラックリストは、スパム送 信 者 としてブロックするメール アドレスとドメイン名 のリストを含 むダイアログを開 きます。
編 集 インターフェースでは、望 ましくないメッセージ(スパム)を送 信 するであろう送 信 者 のリストを編 集 します。ま
た、スパムメッセージが送 信 される完 全 なドメイン名 リスト (spammingcompany.com など)を編 集 できます。リス
ト中 のアドレスとドメインからのメールは、すべてスパムとして判 定 されます。既 にスパム送 信 者 やドメイン名 のリスト
がある場 合 は、各 メールアドレスを直 接 入 力 するか、一 度 にアドレスの全 リストをインポートすることでリストを入 力
できます。
コントロール ボタン
次 のコントロール ボタンを利 用 できます。
編 集 - このボタンをクリックすると、ダイアログが開 きます。このダイアログでは、手 動 でアドレスのリストを入
力 できます(コピーとペーストも使 用 できます)。1行 に1アイテム(送 信 者 、ドメイン名 )を入 力 します。
エクスポート - 何 らかの目 的 でレコードをエクスポートする場 合 は、このボタンをクリックします。すべてのレ
コードがプレーン テキスト形 式 で保 存 されます。
インポート - すでにメールアドレスやドメイン名 のテキストファイルお持 ちの場 合 、このボタンを選 択 すること
で単 純 にそのリストをインポートすることができます。
エキスパート設 定 には、スパム対 策 機 能 の多 数 の設 定 オプションが含 まれています。これらの設 定 は、詳
細 なスパム対 策 設 定 が必 要 とするネットワーク管 理 者 のような、経 験 あるユーザー専 用 です。このため、
個 々 のダイアログに関 する詳 細 なヘルプは提 供 されていません。各 オプションの簡 単 な説 明 については、
ユーザー インターフェース上 に直 接 表 示 されます。Spamcatcher MailShell Inc.)の高 度 な設 定 に精 通
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していない場 合 は、設 定 変 更 を行 わないことを強 くお勧 めします。ファイルが不 適 切 に変 更 された場 合
は、パフォーマンスの悪 化 やコンポーネント機 能 の不 正 動 作 につながるおそれがあります。
それでも高 度 なレベルでスパム対 策 の設 定 を変 更 する必 要 があると考 えられる場 合 、ユーザー インターフェースで
直 接 提 供 される指 示 に従 ってください。一 般 には、各 ダイアログで 1つの特 定 の機 能 を見 ることができ、それを編
集 できます。その説 明 は常 にダイアログに表 示 されます。ユーザーは、次 のパラメータを編 集 することができます。
フィルタリング - 言 語 リスト、国 リスト、許 可 された IP、ブロックする IP、ブロックする国 、ブロックする文 字
セット、スプーフィング送 信 者
RBL - RBL サーバー、マルチヒント、しきい値 、タイムアウト、最 大 IP
インターネット接 続 - タイムアウト、プロキ シサーバー、プロキシ認 証
7.6. ウェブ閲覧時の保護
リンクスキャナ設 定 ダイアログでは、次 の機 能 のオン/
オフを切 り替 えることができます。
サーフシールドを有 効 化 - 既 定 ではオン)エクスプロイト サイトにアクセスした時 、サイトに対 するアク
ティブな(リアルタイムの)保 護 を有 効 化 します。ユーザーが Web ブラウザ(あるいは他 のHTTPを使 用 する
アプリケーション)から Web ページにアクセスする際 、既 知 の悪 意 のあるサイトへの接 続 と、エクスプロイト
コンテンツがブロックされます。
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7.6.1. オンラインシールド
[オンライン シールド] ダイアログには次 のオプションがあります。
オンラインシールドを有 効 にする (デフォルトではオン)- オンラインシールド サービス全 体 を有 効 また
は無 効 にします。 オンラインシールドの高 度 な設 定 については、この後 に表 示 される [ウェブ保 護 ] とい
うダイアログで設 定 します。
AVG Accelerator を有 効 にする (デフォルトではオン)-AVG Accelerator サービスを有 効 または無 効
にします。 AVG Accelerator はオンライン ビデオの再 生 をスムーズにして、ダウンロードを簡 単 にします。
ビデオ高 速 化 処 理 の進 行 中 は、システムトレイのポップアップ ウィンドウに通 知 が表 示 されます:
脅 威 通 知 モード
ダイアログの下 部 では、検 出 された起 こりうる脅 威 に関 する情 報 を通 知 する方 法 (標 準 ポップアップ ダイアログ、
トレイ バルーン通 知 、あるいはトレイ アイコン情 報 )を選 択 します。
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[ウェブ保 護 ] ダイアログでは、ウェブサイトのコンテンツのスキャンに関 するコンポーネント設 定 を編 集 できます。 編
集 インターフェースでは、以 下 の基 本 的 なオプションを設 定 できます:
アーカイブチェック - デフォルトではオフ : 表 示 される www ページに含 まれるアーカイブのコンテン
ツをスキャンします。
不 要 と考 え得 るアプリケーションとスパイウェアの脅 威 を報 告 する - デフォルトではオン :
チェックを付 けると、ウイルスに加 えてスパイウェアのスキャンも有 効 になります。 スパイウェアは疑 わ
しいマルウェアのカテゴリに含 まれます。通 常 は、セキュリティリスクとなりますが、このプログラムの一
部 は意 図 的 にインストールできます。 コンピュータのセキュリティが高 まるため、この機 能 を有 効 に
しておくことをお勧 めします。
不 要 と考 え得 るアプリケーションの拡 張 セットを報 告 する - デフォルトではオフ : チェックを付
けると、スパイウェアの拡 張 パッケージを検 出 します。スパイウェアとは、製 造 元 から直 接 入 手 したと
きには完 全 に問 題 がなく無 害 ですが、後 から悪 意 のある目 的 で誤 用 されるおそれのあるプログラ
ムです。 これは、コンピュータ セキュリティをさらに高 めるための追 加 的 な手 段 ですが、合 法 的 なプ
ログラムもブロックする可 能 性 があるため、デフォルトではオフになっています。
ヒューリスティック分 析 を使 用 - デフォルトではオン : ヒューリスティック分 析 (仮 想 コンピュータ
環 境 でのスキャン オブジェクトの命 令 の動 的 エミュレーション)を使 用 して、表 示 されるページのコ
ンテンツをスキャンします。
完 全 スキャンを有 効 にする - デフォルトではオフ):特 定 の状 況 (コンピュータが感 染 している
疑 いがある場 合 など)が発 生 した場 合 には、このオプションにチェックを付 けると、最 も完 全 なス
キャン アルゴリズムが有 効 になり、感 染 の可 能 性 が非 常 に低 いコンピュータ領 域 もスキャンされま
す。これにより、問 題 がないことが確 認 できます。 ただし、この方 法 を実 行 すると多 少 時 間 がかか
ることにご留 意 ください。
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暗 号 化 (TLS および SSL)ネットワーク トラフィックをスキャン - デフォルトではオン):このオ
プションにチェックを付 けたままにすると、すべての暗 号 化 されたネットワーク、すなわちセキュリティ
プロトコル (SSL とその新 バージョン、TLS)での接 続 も AVG によってスキャンされます。 これには
HTTPS を使 用 するウェブサイト、および TLS/SSL を使 用 するメール クライアント接 続 が該 当 しま
す。 保 護 されたトラフィックは復 号 、およびマルウェアのスキャンが行 われ、ユーザーのコンピュータに
安 全 に配 信 するために再 度 暗 号 化 されます。 このオプションでは、拡 張 検 証 (EV)証 明 書 付
きサーバーからのトラフィックを含 めて、拡 張 検 証 証 明 書 付 きサーバーからの暗 号 化 されたネッ
トワーク通 信 もスキャンするかどうかを決 定 できます。 EV 証 明 書 の発 行 には認 証 機 関 による詳
細 な検 証 が必 要 なため、この証 明 書 の下 に運 営 されるウェブサイトは信 頼 性 が非 常 に高 い (マ
ルウェアを配 布 する可 能 性 が低 い)です。 この理 由 のため、EV 証 明 書 付 きサーバーからのトラ
フィックをスキャンしないことにし、暗 号 化 通 信 を比 較 的 高 速 にすることができます。
ダウンロードされた実 行 可 能 ファイルを常 駐 シールドでスキャンする - デフォルトではオン :
実 行 可 能 ファイル (一 般 に、拡 張 子 が exe、bat、com のファイル)をダウンロードした後 でスキャ
ンを行 います。 常 駐 シールドは、ダウンロードを行 う前 にファイルをスキャンし、悪 意 のあるコードが
コンピュータに侵 入 するのを防 ぎます。 しかし、このスキャンはスキャン対 象 ファイルの最 大 部 分
サイズにより制 限 されます -このダイアログの次 の項 目 を参 照 してください。 そのため、大 きなファ
イルは部 分 ごとにスキャンされますが、ほとんどの実 行 可 能 ファイルもこれに該 当 します。 実 行 可
能 ファイルは、コンピュータでさまざまなタスクを実 行 できるため、100% 安 全 である必 要 がありま
す。 これは、ダウンロード前 に部 分 ごとのファイル スキャンを行 い、ダウンロード完 了 直 後 にもス
キャンを行 うことで確 実 になります。 このオプションにチェックを付 けておくことをお勧 めします。 このオ
プションを無 効 にした場 合 も、AVG では潜 在 的 に危 険 なコードを検 出 するため、心 配 は無 用 で
す。 ただし、通 常 の場 合 、実 行 可 能 ファイルをひとつの複 合 体 として評 価 できないため、誤 検 出
が発 生 する可 能 性 があります。
ダイアログ内 のスライダーでスキャンされるファイルの最 大 部 分 サイズを定 義 できます -含 まれる
ファイルが表 示 されているページにある場 合 、それをコンピュータにダウンロードする前 に、内 容 をス
キャンすることも可 能 です。 ただし、大 きいファイルのスキャンにはかなりの時 間 がかかり、ウェブページ
のダウンロード速 度 が著 しく遅 くなる場 合 があります。 スライド バーを使 用 して、オンラインシールド
でスキャンするファイルの最 大 サイズを指 定 できます。 ダウンロードするファイルが指 定 値 より大 きく、
オンラインシールドでスキャンされない場 合 でも、保 護 は継 続 します。ファイルが感 染 している場 合 、
常 駐 シールドがそれを直 ちに検 出 します。
7.7. Identity Protection
Identity Protection はマルウェア対 策 コンポーネントであり、あらゆる種 類 のマルウェア (スパイウェア、ボット、ID 窃
盗 など)に対 する保 護 を提 供 します。行 動 分 析 技 術 を使 用 して、発 生 したばかりの新 しいウイルスに対 する保
護 を提 供 します (コンポーネントの機 能 に関 する詳 細 については、Identity Protection の章 を参 照 してください)。
[Identity Protection 設 定 ] ダイアログでは、Identity Protection コンポーネントの基 本 機 能 のオン/
オフを切 り替 え
られます。
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Identity Protection を有 効 化 既 定 ではオン)-チェックを外 すと、Identity Protection コンポーネントがオフになり
ます。やむを得 ない場 合 を除 き、このオプションをオフにしないことを強 くお勧 めします。Identity Protection が
有 効 化 されている場 合 は、脅 威 が検 出 されたときの動 作 を指 定 できます。
常 にプロンプトを表 示 - 脅 威 が検 出 されたときに、隔 離 室 に移 動 するか否 か確 認 するプロンプトが表
示 され、実 行 するアプリケーションが削 除 されることがなくなります。
自 動 的 に検 出 された脅 威 を隔 離 - このチェックボックスをオンにすると、検 出 されたすべての潜 在 的 な
脅 威 は、即 座 にウイルス隔 離 室 の安 全 な場 所 に移 動 されます。既 定 の設 定 を保 持 していると、脅 威
が検 出 されたときに、隔 離 室 に移 動 するかを確 認 するプロンプトが表 示 され、実 行 するアプリケーション
が削 除 されないようになります。
自 動 的 に既 知 の脅 威 を隔 離 既 定 ではオン)-マルウェアの可 能 性 があるものとして検 出 されたすべ
てのアプリケーションを自 動 的 に即 時 にウイルス隔 離 室 に移 動 する場 合 は、この項 目 をオンにしておきま
す。
7.8. スキャン
高 度 なスキャン設 定 は 4つのカテゴリに分 けられ、このカテゴリは AVG が定 義 した特 定 のスキャン タイプを示 しま
す。
全 コンピュータをスキャン - 事 前 に定 義 された標 準 のコンピュータ全 体 のスキャンです。
特 定 のファイルとフォルダ - 予 め定 義 されたコンピュータの特 定 エリアのスキャンです。
シェル拡 張 スキャン - Windows Explorer 環 境 から直 接 選 択 されたオブジェクトのスキャンです。
リムーバブル デバイスのスキャン - コンピュータに接 続 した特 定 のリムーバブル デバイスのスキャンです。
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7.8.1. 全コンピュータをスキャン
[全 コンピュータをスキャン] オプションでは、ソフトウェア ベンダーがあらかじめ定 義 したスキャンの 1つである全 コン
ピュータをスキャンのパラメータを編 集 できます。
スキャン設 定
スキャン設 定 セクションでは、任 意 にオン/
オフできるスキャンパラメータのリストを提 供 します。
感 染 を修 復 /除 去 する際 に確 認 メッセージを表 示 しない デフォルトではオン)-スキャン中 にウイ
ルスが検 出 されると、修 復 可 能 な場 合 は自 動 的 に修 復 されます。 感 染 したファイルを自 動 的 に修 復 で
きない場 合 、感 染 したオブジェクトはウイルス隔 離 室 に移 されます。
不 要 と考 え得 るアプリケーションとスパイウェアの脅 威 を報 告 する デフォルトではオン):チェックを付
けると、スキャンが有 効 になり、ウイルスに加 えてスパイウェアもスキャンされます。 スパイウェアは疑 わしい
マルウェアのカテゴリに含 まれます。通 常 は、セキュリティリスクとなりますが、このプログラムの一 部 は意 図
的 にインストールできます。 コンピュータのセキュリティが高 まるため、この機 能 を有 効 にしておくことをお勧
めします。
不 要 と考 え得 るアプリケーションの拡 張 セットを報 告 する デフォルトではオフ - チェックを付 けると、
スパイウェアの拡 張 パッケージを検 出 します。スパイウェアとは、製 造 元 から直 接 入 手 したときには完 全 に
問 題 がなく無 害 ですが、後 から悪 意 のある目 的 で誤 用 されるおそれのあるプログラムです。 これは、コン
ピュータ セキュリティをさらに高 めるための追 加 的 な手 段 ですが、合 法 的 なプログラムもブロックする可 能
性 があるため、デフォルトではオフになっています。
Tracking Cookie のスキャン デフォルトではオフ)-このパラメータを指 定 すると、Cookie の検 出 が行 わ
れます (HTTP Cook ie は、サイトのプリファレンスや電 子 ショッピング カートの内 容 など、ユーザー固 有 の
情 報 の認 証 、追 跡 、維 持 に使 用 されます)。
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アーカイブ内 部 をスキャン デフォルトではオフ)-このパラメータを指 定 すると、ZIP や RAR などのアーカ
イブ内 に格 納 されているすべてのファイルがスキャンされます。
ヒューリスティック分 析 を使 用 デフォルトではオン)ヒューリスティック分 析 (仮 想 コンピュータ環 境 での
スキャン オブジェクトの命 令 の動 的 エミュレーション)は、スキャン中 に使 用 されるウイルス検 出 方 法 の 1
つです。
システム環 境 をスキャン デフォルトではオン)-スキャンではコンピュータのシステム領 域 もチェックされま
す。
完 全 スキャンを有 効 にする デフォルトではオフ)-特 定 の状 況 (コンピュータが感 染 している疑 いがあ
る場 合 など)が発 生 した場 合 には、このオプションにチェックを付 けると、最 も完 全 なスキャン アルゴリズム
が有 効 になり、感 染 の可 能 性 が非 常 に低 いコンピュータ領 域 もスキャンされます。これにより、問 題 がな
いことが確 認 できます。 ただし、この方 法 を実 行 すると多 少 時 間 がかかることにご留 意 ください。
ルートキットをスキャンする デフォルトではオン - ルートキット対 策 スキャンでは、ルートキット、すなわ
ちコンピュータ上 でマルウェアの活 動 を隠 すことができるプログラムや技 術 が PC にないかどうか調 べます。
ルートキットが検 出 されても、必 ずしもコンピュータが感 染 しているわけではありません。 場 合 によっては、
通 常 のアプリケーションの特 定 のドライバやセクションが誤 ってルートキットとして検 出 されます。
スキャンするかどうかを判 断 する必 要 もあります
すべてのファイルタイプ このオプションでは、スキャンが不 要 なファイルの拡 張 子 をコンマで区 切 ったリスト
保 存 後 、コンマはセミコロンに変 化 )を指 定 することにより、スキャンの例 外 を定 義 できます。
選 択 されたファイルタイプ - 感 染 の可 能 性 のあるファイルのみをスキャンするよう指 定 できます (一 部 の
プレーン テキスト ファイルやその他 の非 実 行 可 能 ファイルなど、感 染 の可 能 性 がないファイルはスキャンさ
れません)。これには、メディア ファイル (ビデオ、オーディオ ファイル -多 くの場 合 、これらのファイルはサイ
ズが非 常 に大 きく、ウイルスに感 染 している可 能 性 が低 いため、このボックスのチェックを外 すと、スキャン
時 間 がさらに短 縮 されます)が含 まれます。 ここでも、必 ずスキャンする必 要 があるファイルを、拡 張 子 を
用 いて指 定 できます。
任 意 で拡 張 子 のないファイルをスキャンできます。このオプションはデフォルトではオンになっています。
変 更 する理 由 がない場 合 は、この設 定 を保 持 することをお勧 めします。 拡 張 子 のないファイルは不 審 で
あるため、常 にスキャンすることをお勧 めします。
スキャン速 度 を調 整
[スキャン速 度 を調 整 ] セクションでは、システム リソース使 用 状 況 に応 じて、任 意 のスキャン速 度 を指 定 できま
す。 デフォルトでは、このオプションの値 は、自 動 的 にリソースを使 用 するユーザー依 存 レベルに設 定 されていま
す。 スキャンの処 理 速 度 を高 めた場 合 、スキャンにかかる時 間 は短 くなりますが、スキャン実 行 中 に使 用 されるシ
ステム リソースの量 は大 幅 に増 え、PC での他 の作 業 の処 理 速 度 が低 下 します (このオプションは、コンピュータの
電 源 がオンであり、コンピュータで作 業 をしているユーザーがいない場 合 に適 しています)。 一 方 、スキャンの時 間
を延 長 することで、システムリソース使 用 量 を下 げることができます。
追 加 スキャン レポートを設 定 .
.
.
[追 加 スキャン レポートを設 定 .
.
.] リンクをクリックすると、「スキャン レポート」というダイアログ ウィンドウが開 き、
報 告 する検 出 項 目 を選 択 できます:
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7.8.2. 特定のファイルとフォルダをスキャン
特 定 のファイルとフォルダをスキャンの編 集 インターフェースは、全 コンピュータをスキャンの編 集 ダイアログとほぼ
同 じですが、全 コンピュータのスキャンのデフォルト設 定 の方 が厳 密 です:
この設 定 ダイアログで設 定 されるすべてのパラメータは、特 定 のファイルとフォルダをスキャンで選 択 されたスキャン エ
リアのみに適 用 されます。
注意:
特 定 のパラメータの説 明 については、「AVG 高 度 な設 定 /スキャン /全 コンピュータをスキャン」の章 を参 照
してください。
7.8.3. シェル拡張スキャン
前 述 した「全 コンピュータをスキャン」の項 目 と同 様 に、「シェル拡 張 スキャン」というこの項 目 も、ソフトウェア ベン
ダーがあらかじめ定 義 したスキャンを編 集 するための複 数 のオプションを備 えています。 ここでの設 定 は Windows
Explorer から直 接 起 動 される特 定 オブジェクトのスキャン環 境 (シェル拡 張 )に関 連 するため、「Windows
Explorer でのスキャン」の章 を参 照 してください:
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編 集 オプションは、全 コンピュータをスキャンスキャンで利 用 可 能 なオプションとほぼ同 じですが、デフォルト設 定 は
異 なります (例 えば、「全 コンピュータをスキャン」の場 合 、デフォルトではアーカイブをチェックせずにシステム環 境 を
スキャンしますが、「シェル拡 張 スキャン」では逆 になります)。
注意:
特 定 のパラメータの説 明 については、「AVG 高 度 な設 定 /スキャン /全 コンピュータをスキャン」の章 を参 照
してください。
[全 コンピュータをスキャンスキャン] ダイアログと比 較 すると、[シェル拡 張 スキャン] ダイアログには「スキャンの進 度
と結 果 の表 示 」というセクションがあり、スキャンの進 度 と結 果 を表 示 するかどうか、および AVG ユーザーインター
フェースからスキャン結 果 にアクセスできるようにするかどうかを指 定 できます。 また、スキャンで感 染 が検 出 された
場 合 のみスキャン結 果 を表 示 するように指 定 することもできます。
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7.8.4. リムーバブル デバイスのスキャン
リムーバブル デバイスのスキャン] の編 集 インターフェースは完 全 コンピュータスキャン編 集 ダイアログに非 常 に似
ています。
リムーバブルデバイスのスキャンは、コンピュータにリムーバブルデバイスを接 続 したときに、自 動 的 に起 動 しま
す。既 定 では、このスキャンはオフになっています。ただし、リムーバブル デバイスは大 きな脅 威 源 なので、潜 在 的
な脅 威 をスキャンすることが非 常 に重 要 です。このスキャンを準 備 し、必 要 なときに自 動 的 に起 動 するようにする
には、[リムーバブル デバイスのスキャンを有 効 化 ] オプションにチェックを付 けます。
注 意 :特 定 のパラメータの説 明 については、AVG 高 度 な設 定 /スキャン /全 コンピュータをスキャンの章 を参 照 し
て下 さい。
7.9. スケジュール
スケジュールセクションでは、デフォルト設 定 を編 集 することができます。
スケジュール スキャン
定 義 アップデート スケジュール
プログラム アップデート スケジュール
スパム対 策 アップデート スケジュール
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7.9.1. スケジュールスキャン
スケジュール スキャン(または新 しいスケジュール設 定 )のパラメータは、3つのタブで編 集 できます。必 要 に応 じ
て、各 タブで [このタスクを有 効 にする] 項 目 のチェックをオン/
オフにすると、スケジュール スキャンを一 時 的 に有 効
化/
無 効 化 できます。
次 に、[名 前 ] テキスト フィールド (すべての既 定 のスケジュールでは無 効 化 )には、プログラム ベンダーによってこ
のスケジュールに割 り当 てられた名 前 を指 定 します。新 しく追 加 されたスケジュール (左 側 のナビゲーション ツリー
にある [スケジュール スキャン] 項 目 を右 クリックして新 しいスケジュールを追 加 できます)の場 合 、独 自 の名 前 を
指 定 できます。その場 合 は、テキスト フィールドが開 き、編 集 できるようになります。スキャンには、必 ず簡 潔 で、説
明 的 で、適 切 な名 前 を使 用 して、後 に他 のスキャンと区 別 できるようにしてください。
例 :「新 規 スキャン」あるいは「マイスキャン」という名 前 は適 切 ではありません。これらの名 前 は、実 際 にスキャン
がチェックする対 象 を指 さないからです。一 方 で適 切 な名 前 の例 としては、「システム エリア スキャン」などがありま
す。また、スキャンが全 コンピュータをスキャンか、選 択 されたファイルとフォルダのスキャンであるかを区 別 する名 前 を
指 定 する必 要 もありません。ユーザー独 自 のスキャンは常 に選 択 されたファイルとフォルダのスキャンの特 定 のバー
ジョンになります。
このダイアログでは、さらに以 下 のスキャン パラメータを定 義 できます。
スケジュール実 行
ここでは、新 しくスケジュールされたスキャンを起 動 する時 間 間 隔 を指 定 できます。タイミングは、一 定 の期 間 の後
に繰 り返 されるスキャン開 始 を設 定 定 期 実 行 .
.
.
)または正 確 な日 時 を設 定 (指 定 した時 間 に実 行 )、あるい
はスキャンの開 始 が関 連 付 けられるイベントを設 定 (コンピュータ起 動 時 に実 行 )する方 法 により定 義 できま
す。
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高 度 なスケジュール オプション
タスクが実 行 されなかった場 合 はコンピュータ起 動 時 に実 行 ?指 定 した時 間 にタスクを実 行 するよ
うスケジュールしていた場 合 、このオプションをチェックすると、スケジュールされた時 間 にコンピュータの電 源
がオフになっていた時 でも必 ず後 でスキャンが実 行 されます。
コンピュータが低 電 源 モードの場 合 も実 行 ?スケジュールされた時 刻 にコンピュータがバッテリー電 源
で動 作 している場 合 も、タスクが実 行 されます。
[設 定 ] タブには、任 意 でオン/
オフ可 能 なスキャン パラメータのリストが表 示 されます。 デフォルトではほとんどのパラ
メータがオンになっており、その機 能 はスキャン実 行 中 に適 用 されます。 この設 定 を変 更 する合 理 的 な理 由 が
ない場 合 は、あらかじめ定 義 された設 定 を維 持 することをお勧 めします:
確 認 メッセージなしでウイルス感 染 を修 復 /
除 去 (デフォルトではオン):スキャン実 行 中 にウイルスが
検 出 され、修 復 可 能 な場 合 は自 動 的 に修 復 できます。 感 染 したファイルを自 動 的 に修 復 できない場
合 、感 染 したオブジェクトはウイルス隔 離 室 に移 されます。
不 要 と考 え得 るアプリケーションとスパイウェアの脅 威 について報 告 する (デフォルトではオン):
チェックを付 けると、スキャンが有 効 になり、ウイルスに加 えてスパイウェアもスキャンされます。 スパイウェア
は疑 わしいマルウェアのカテゴリに含 まれます。通 常 は、セキュリティリスクとなりますが、このプログラムの
一 部 は意 図 的 にインストールできます。 コンピュータのセキュリティが高 まるため、この機 能 を有 効 にして
おくことをお勧 めします。
不 要 と考 え得 るアプリケーションの拡 張 セットについて報 告 する デフォルトではオフ : チェックを付
けると、スパイウェアの拡 張 パッケージを検 出 します。スパイウェアとは、製 造 元 から直 接 入 手 したときには
完 全 に問 題 がなく無 害 ですが、後 から悪 意 のある目 的 で誤 用 されるおそれのあるプログラムです。 これ
は、コンピュータ セキュリティをさらに高 めるための追 加 的 な手 段 ですが、合 法 的 なプログラムもブロックす
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る可 能 性 があるため、デフォルトではオフになっています。
Tracking Cookie のスキャン デフォルトではオフ):このパラメータを指 定 すると、スキャンで Cookie の検
出 を行 います (HTTP Cook ie は、サイトの設 定 や電 子 ショッピング カートの内 容 など、ユーザー固 有 の
情 報 の認 証 、追 跡 、維 持 に使 用 されます)。
アーカイブ内 部 をスキャン デフォルトではオフ):このパラメータを指 定 すると、ファイルが ZIP や RAR な
どのアーカイブ内 に保 存 されている場 合 でも、スキャンではすべてのファイルがチェックされます。
ヒューリスティック分 析 を使 用 デフォルトではオン):ヒューリスティック分 析 (仮 想 コンピュータ環 境 での
スキャン オブジェクトの命 令 の動 的 エミュレーション)は、スキャンの際 に使 用 されるウイルス検 出 方 法 の
1 つです。
システム環 境 をスキャン デフォルトではオン):スキャンではコンピュータのシステム領 域 もチェックされま
す。
完 全 スキャンを有 効 にする デフォルトではオフ):特 定 の状 況 (コンピュータが感 染 している疑 いがあ
る場 合 など)が発 生 した場 合 には、このオプションにチェックを付 けると、最 も完 全 なスキャン アルゴリズム
が有 効 になり、感 染 の可 能 性 が低 いコンピュータ領 域 もスキャンされます。これにより、問 題 がないことが
確 認 できます。 ただし、この方 法 を実 行 すると多 少 時 間 がかかることにご留 意 ください。
ルートキットをスキャン (デフォルトではオン):ルートキット対 策 スキャンではルートキット、すなわち悪 意
のある活 動 をコンピュータ内 で隠 すことができるプログラムや技 術 がないかどうか、コンピュータを検 索 して
確 認 します。 ルートキットが検 出 されても、必 ずしもコンピュータが感 染 しているわけではありません。 場
合 によっては、通 常 のアプリケーションの特 定 のドライバやセクションが誤 ってルートキットとして検 出 されま
す。
スキャンするかどうかを判 断 する必 要 もあります
すべてのファイルタイプ このオプションでは、スキャンが不 要 なファイルの拡 張 子 をコンマで区 切 ったリスト
保 存 後 、コンマはセミコロンに変 化 )を指 定 することにより、スキャンの例 外 を定 義 できます。
選 択 されたファイルタイプ - 感 染 の可 能 性 のあるファイルのみをスキャンするよう指 定 できます (一 部 の
プレーン テキスト ファイルやその他 の非 実 行 可 能 ファイルなど、感 染 の可 能 性 がないファイルはスキャンさ
れません。これには、メディア ファイル (ビデオ、オーディオ ファイル -これらのファイルは多 くの場 合 、サイズ
が非 常 に大 きく、ウイルスに感 染 している可 能 性 が低 いため、このボックスのチェックを外 すと、スキャン時
間 がさらに短 縮 されます))が含 まれます。 ここでも、必 ずスキャンする必 要 があるファイルを、拡 張 子 を
用 いて指 定 できます。
任 意 で拡 張 子 のないファイルをスキャンできます。このオプションはデフォルトではオンになっています。
変 更 する理 由 がない場 合 は、この設 定 を保 持 することをお勧 めします。 拡 張 子 のないファイルは不 審 で
あるため、常 にスキャンすることをお勧 めします。
スキャン速 度 を調 整
このセクションでは、システム リソースの使 用 状 況 に応 じて、希 望 するスキャン速 度 を指 定 することができます。 デ
フォルトでは、このオプションの値 は自 動 的 にリソースを使 用 するユーザー依 存 レベルに設 定 されています。 スキャ
ンの処 理 速 度 を高 めた場 合 、スキャンにかかる時 間 は短 くなりますが、スキャン実 行 中 に使 用 されるシステム リソ
ースの量 は大 幅 に増 え、PC での他 の作 業 の処 理 速 度 が低 下 します (このオプションは、コンピュータの電 源 がオ
ンであり、コンピュータで作 業 をしているユーザーがいない場 合 に適 しています)。 一 方 、スキャンの時 間 を延 長 す
ることで、システム リソース使 用 量 を減 らすことができます。
70
追 加 スキャン レポートを設 定
[追 加 スキャン レポートを設 定 .
.
.] リンクをクリックすると、「スキャン レポート」というダイアログ ウィンドウが開 き、
報 告 する検 出 項 目 を選 択 できます:
コンピュータ シャットダウン オプション
[コンピュータ シャットダウン オプション] セクションでは、スキャン処 理 の終 了 時 に自 動 的 にコンピュータをシャット
ダウンするかどうかを決 定 できます。 このオプション (スキャン完 了 時 にコンピュータをシャットダウン)を選 択 す
ると、現 時 点 でコンピュータがロックされている場 合 でも、コンピュータをシャットダウンさせる新 しいオプション (コン
ピュータがロックされた場 合 、強 制 的 にシャットダウンする)が有 効 になります。
[場 所 ] タブでは、[全 コンピュータをスキャン] あるいは [特 定 のファイルとフォルダ] のどちらでスケジュールするかを定
義 できます。特 定 のファイルとフォルダ を選 択 した場 合 、ダイアログ下 部 のツリービューで対 象 フォルダを指 定 するこ
71
とができます。
7.9.2. 定義アップデート スケジュール
やむを得 ない理 由 がある場 合 [このタスクを有 効 にする] 項 目 のチェックを外 してスケジュールされた定 義 アッ
プデートを一 時 的 に無 効 にし、後 から再 度 有 効 にすることができます。
このダイアログ内 では、定 義 アップデート スケジュールの一 部 の詳 細 パラメータを設 定 できます。[名 前 ] テキスト
フィールド (すべての既 定 のスケジュールで無 効 化 )には、プログラム ベンダーによってこのスケジュールに割 り当 て
られた名 前 が表 示 されます。
スケジュール実 行
デフォルトでは、新 しいウイルス検 出 のアップデートが使 用 可 能 になる度 に、タスクが自 動 的 に開 始 します。(自
動 で実 行 )。何 か特 別 な理 由 がない限 り、この設 定 を保 持 されることを推 奨 します。保 持 しない場 合 は、タスク
開 始 を手 動 で設 定 でき、アップデート開 始 についての新 しいスケジュール定 義 として、時 間 の間 隔 を指 定 できま
す。タイミングは、一 定 の期 間 の後 に繰 り返 されるアップデートの開 始 を設 定 (定 期 実 行 .
.
.
)、または正 確 な日
時 を設 定 (指 定 した時 間 に実 行 )する方 法 のいずれかにより定 義 できます。
高 度 なスケジュール オプション
このセクションでは、コンピュータが低 電 源 モードあるいは完 全 に電 源 オフになっている場 合 に、定 義 アップデートが
実 行 される条 件 を定 義 します。
他 のアップデート設 定
72
[インターネット接 続 が利 用 できるようになった時 点 ですぐにアップデートを再 実 行 する] オプションにチェックす
ると、インターネット接 続 に障 害 が発 生 し、アップデート処 理 が失 敗 した場 合 、インターネット接 続 が復 旧 した時
点 で必 ずすぐにアップデートを再 開 できます。スケジュールされたアップデートが指 定 した時 間 に起 動 すると、AVG
システム トレイ アイコン上 に開 くポップアップ ウィンドウによってこのことが通 知 されます (高 度 な設 定 /
表 示 ダイアロ
グの既 定 の設 定 を保 持 している場 合 )。
7.9.3. プログラムのアップデート スケジュール
やむを得 ない理 由 がある場 合 [このタスクを有 効 にする] 項 目 のチェックを外 してスケジュールされたプログラム
アップデートを一 時 的 に無 効 にし、後 から再 度 有 効 にすることができます。
[名 前 ] テキスト フィールド (すべての既 定 のスケジュールで無 効 化 )には、プログラム ベンダーによってこのスケジュ
ールに割 り当 てられた名 前 が表 示 されます。
スケジュール実 行
ここでは、新 しくスケジュールされたプログラム アップデートを実 行 する時 間 を指 定 します。タイミングは、一 定 の期
間 の後 に繰 り返 されるアップデート開 始 を設 定 (定 期 実 行 )または正 確 な日 時 を設 定 (指 定 した時 間 に実
行 )、あるいはアップデートの開 始 が関 連 付 けられるイベントを設 定 (コンピュータ起 動 時 に実 行 )する方 法 によ
り定 義 できます。
高 度 なスケジュール オプション
このセクションでは、コンピュータが低 電 源 モードあるいは完 全 に電 源 オフになっている場 合 に、プログラムアップデー
トが実 行 される条 件 を定 義 します。
73
他 のアップデート設 定
[インターネット接 続 が利 用 できるようになった時 点 ですぐにアップデートを再 実 行 する] オプションにチェックす
ると、インターネット接 続 に障 害 が発 生 し、アップデート処 理 が失 敗 した場 合 、インターネット接 続 が復 旧 した時
点 で必 ずすぐにアップデートを再 開 できます。スケジュール済 みのアップデートが指 定 した時 間 に起 動 すると、AVG
システム トレイ アイコン上 に開 くポップアップ ウィンドウによってこのことが通 知 されます (高 度 な設 定 /
表 示 ダイアロ
グの既 定 の設 定 を保 持 している場 合 )。
注 意 :スケジュール済 みのプログラム アップデートとスケジュール スキャンの時 間 が一 致 する場 合 は、アップデート
プロセスが優 先 され、スキャンは中 断 されます。その場 合 はコリジョンについて通 知 されます。
7.9.4. スパム対策アップデート スケジュール
やむを得 ない理 由 がある場 合 、[このタスクを有 効 にする] 項 目 のチェックを外 してスケジュールされたスパム対 策
アップデートを一 時 的 に無 効 にして、後 から再 度 有 効 にすることができます。
このダイアログ内 では、アップデート スケジュールの一 部 の詳 細 パラメータを設 定 できます。[名 前 ] テキスト フィール
ド (すべての既 定 のスケジュールで無 効 化 )には、プログラム ベンダーによってこのスケジュールに割 り当 てられた
名 前 を指 定 します。
スケジュール実 行
ここでは、新 しくスケジュールされたスパム対 策 アップデート起 動 までの時 間 を指 定 します。タイミングは、一 定 の期
間 の後 に繰 り返 されるスパム対 策 を設 定 定 期 実 行 )または正 確 な日 時 を設 定 (指 定 した時 間 に実 行 )、あ
るいはアップデートの開 始 が関 連 付 けられるイベントを設 定 (コンピュータ起 動 時 に実 行 )する方 法 により定 義
できます。
74
高 度 なスケジュール オプション
このセクションでは、コンピュータが低 電 力 モードあるいは完 全 に電 源 オフになっている場 合 に、スパム対 策 アップデ
ートが実 行 される条 件 を定 義 します。
他 のアップデート設 定
[インターネット接 続 が利 用 できるようになった時 点 ですぐにアップデートを再 実 行 する] オプションにチェックを
付 けると、インターネット接 続 に障 害 が発 生 し、スパム対 策 アップデート処 理 が失 敗 した場 合 、インターネット接
続 が復 旧 した時 点 で必 ず直 ちにアップデートを再 開 できます。スケジュール済 みのスキャンが指 定 した時 間 に起
動 すると、AVG システム トレイ アイコン上 にポップアップ ウィンドウが開 き、このことが通 知 されます(高 度 な設 定 /
表 示 ダイアログの既 定 の設 定 を保 持 している場 合 )。
7.10. アップデート
アップデートナビゲーションは、新 しいダイアログを開 きます。このダイアログでは、AVGアップデートに関 する一 般
的 なパラメータを指 定 します。
ファイルアップデートのタイミング
このセクションでは、アップデート処 理 によって PC の再 起 動 が必 要 な場 合 に、3つのオプションから選 択 できます。
次 回 の PC の再 起 動 時 にアップデートを完 了 するようにスケジュール設 定 するか、ただちに再 起 動 できます。
ユーザーの確 認 を要 求 (既 定 )- アップデート処 理 完 了 に必 要 な PC 再 起 動 を確 認 する画 面 が表 示
されます。
75
すぐに再 起 動 - コンピュータはアップデート処 理 が完 了 した時 点 で、自 動 的 に即 時 再 起 動 されます。ユ
ーザー確 認 は要 求 されません。
次 回 のコンピュータの再 起 動 時 に完 了 - アップデート処 理 の完 了 は次 回 のコンピュータの再 起 動 時
まで延 期 されます。コンピュータが少 なくとも 1日 に 1回 定 期 的 に再 起 動 することが確 実 である場 合 に
のみ、このオプションが推 奨 されます。
アップデート後 のメモリ スキャン
このチェックボックスをオンにすると、各 アップデートが正 常 に完 了 した後 に、新 しいメモリスキャンを起 動 するように
定 義 します。ダウンロードした最 新 のアップデートには新 しいウイルス定 義 が含 まれている場 合 がありますが、即 座
にスキャン適 用 されます。
追 加 アップデート オプション
各 プログラムアップデート時 に新 しいシステム復 旧 ポイントを作 成 - デフォルトではオン)各 AVG プ
ログラムアップデートの起 動 前 に、システム復 旧 ポイントが作 成 されます。アップデート処 理 が失 敗 し、オ
ペレーティング システムがクラッシュする場 合 には、必 ずこのポイントから元 の設 定 で OS を復 旧 できま
す。このオプションは、スタート/
プログラム/
アクセサリ/
システムツール/
システムの復 元 からアクセスできます
が、上 級 ユーザーのみが変 更 を行 うことをお勧 めします。この機 能 を使 用 する場 合 は、このチェックボック
スにチェックを付 けておきます。
DNS アップデートを使 用 する 既 定 ではオン)-この項 目 にチェックを付 けると、アップデートが実 行 され
た時 点 で、AVG Internet Security が DNS サーバー上 の最 新 のウイルス データベース バージョンと最 新
のプログラム バージョンに関 する情 報 を検 索 します。次 に、最 小 限 の必 須 のアップデート ファイルのみが
ダウンロードされ、適 用 されます。この方 法 ではダウンロードされるデータ量 が最 低 限 に抑 えられるため、
アップデート処 理 が高 速 で実 行 されます。
実 行 中 のアプリケーションを終 了 する確 認 を要 求 デフォルトではオン)-をチェックすることで、アップ
デート処 理 の完 了 に必 要 な場 合 、現 在 実 行 中 のアプリケーションが許 可 なく終 了 しないように確 認 で
きます。
コンピュータ時 間 を確 認 デフォルトではオン)-このオプションにチェックを付 けると、コンピュータ時 間 と
正 確 な時 間 との差 が指 定 された時 間 よりも大 きい場 合 に通 知 を表 示 するよう宣 言 します。
76
7.10.1. プロキシ
プロキシ サーバーとは、より安 全 なインターネット接 続 を保 証 するスタンドアロン サーバー、または PC 上 のサービス
です。特 定 のネットワーク ルールによって、インターネットに直 接 またはプロキシ サーバーを介 して接 続 できます。
次 に、アップデート設 定 -プロキシダイアログの最 初 のアイテムで、コンボボックス メニューから希 望 するものを選
択 する必 要 があります。
プロキシ サーバーを使 用 しない - デフォルト設 定
プロキシを使 用
プロキシを使 用 して接 続 し、失 敗 した場 合 のみ直 接 接 続 します。
プロキシを使 用 するオプションを選 択 した場 合 、さらにいくつかのデータを指 定 する必 要 があります。サーバー設 定
は手 動 あるいは自 動 で行 われます。
手動設定
手 動 設 定 (手 動 オプションをチェックすると、該 当 する入 力 欄 が有 効 化 されます)を選 択 する場 合 、以 下 の項 目
を指 定 してください。
サーバー ?サーバーのIPアドレスまたはサーバー名 を指 定 します。
ポート ?インターネットアクセスを許 可 するポート番 号 を指 定 します(デフォルトでは、この番 号 は 3128に
設 定 されていますが、変 更 可 能 です?不 明 な場 合 は、ネットワーク管 理 者 にお問 い合 わせください
プロキシ サーバーは、各 ユーザーの独 自 のルールを設 定 することもできます。プロキシ サーバーがこのように設 定 さ
れている場 合 、プロキシ認 証 を使 用 にチェックを付 け、有 効 なユーザー名 とパスワードを入 力 してください。
77
自動設定
自 動 設 定 を選 択 する場 合 (自 動 を選 択 すると、該 当 する入 力 欄 が有 効 化 されます。)、プロキシ設 定 をどこか
ら取 得 するかを選 択 します。
ブラウザから - 設 定 はデフォルトのインターネット ブラウザから読 み込 まれます。
スクリプトから - 設 定 は、プロキシ アドレスを返 す機 能 とともに、ダウンロードされたスクリプトから読 み込
まれます。
自 動 検 出 - 設 定 は、プロキシ サーバーから直 接 検 出 されます。
7.10.2. 管理
アップデート管 理 ] ダイアログには 2つのオプションがあり、2つのボタンを使 用 してアクセスできます。
一 時 アップデートファイルの削 除 - このボタンをクリックすると、すべての重 複 するアップデート ファイルを
ハードディスクから削 除 します(デフォルトでは、これらのファイルは 30日 間 保 存 されます)。
ウイルス データベースを以 前 のバージョンに戻 す - このボタンをクリックすると、最 新 のウイルス データベ
ースのバージョンをハードディスクから削 除 し、以 前 に保 存 されたバージョンに戻 します (新 しいウイルス デ
ータベースのバージョンは次 回 のアップデートに含 まれます。
7.11. 例外
[例 外 ] ダイアログでは、例 外 、すなわち AVG Internet Security によって無 視 される項 目 を定 義 できます。 通
常 、AVG が同 じプログラムやファイルを脅 威 として検 出 し続 けたり、安 全 なウェブサイトを危 険 とみなしてブロックし
続 けたりする場 合 、例 外 を定 義 する必 要 があります。 この例 外 リストにそのようなファイルやウェブサイトを追 加 す
ると、以 降 は AVG による報 告 やブロックがされなくなります。
78
問 題 になっているファイルやプログラム、ウェブサイトが本 当 に間 違 いなく安 全 かを常 に確 認 してください。
すでに例 外 が定 義 されている場 合 、ダイアログの表 に例 外 の一 覧 が表 示 されます。 各 項 目 の横 にはチェックボッ
クスがあります。 チェックボックスが選 択 されている場 合 、その例 外 は有 効 です。選 択 解 除 されている場 合 、例 外
は定 義 されていますが、現 在 使 用 されていません。 列 ヘッダーをクリックすると、該 当 する条 件 に基 づいて許 可 さ
れたアイテムを並 べ替 えることができます。
コントロール ボタン
例 外 を追 加 - クリックすると新 しいダイアログが開 き、AVG のスキャンから除 外 する必 要 がある項 目 を指
定 できます。
79
最 初 に、オブジェクトがアプリケーションまたはファイル、フォルダ、URL、証 明 書 のうちどのタイプである
かを定 義 します。 次 に、ディスクを参 照 して各 オブジェクトのパスを指 定 するか、または URL を入 力
します。 最 後 に、選 択 したオブジェクトを無 視 する AVG の機 能 を選 択 できます (常 駐 シールド、
Identity Protection、スキャン)。
編 集 - このボタンは、すでに例 外 が定 義 されており、表 に表 示 されている場 合 のみ有 効 です。 その場
合 、このボタンを使 用 して、選 択 した例 外 の編 集 ダイアログを開 き、例 外 のパラメータを設 定 することがで
きます。
削 除 - このボタンを使 うと、以 前 に定 義 した例 外 を取 り消 すことができます。 個 別 に削 除 することも、一
覧 で例 外 をまとめてハイライトし、定 義 した例 外 を一 括 して取 り消 すこともできます。 例 外 を取 り消 す
と、該 当 するファイル、フォルダ、URL が再 び AVG でスキャンされるようになります。 ファイルまたはフォルダ
自 体 ではなく、例 外 のみが削 除 されることにご留 意 ください。
すべて削 除 - このボタンは、リストにある定 義 済 みの例 外 をすべて削 除 するために使 用 します。
80
7.12. ウイルス隔離室
ウイルス隔 離 室 メンテナンスダイアログでは、ウイルス隔 離 室 に格 納 されるオブジェクト管 理 に関 するパラメータを
定 義 できます。
ウイルス隔 離 室 のサイズを制 限 - スライダを使 用 して、ウイルス隔 離 室 の最 大 サイズを設 定 できます。
サイズは、ローカルディスクのサイズに対 する割 合 で指 定 されます。
自 動 ファイル検 出 - このセクションでは、ウイルス隔 離 室 にオブジェクトが格 納 される最 大 時 間 (...日
以 降 経 過 したファイルを削 除 )と、ウイルス隔 離 室 に格 納 される最 大 ファイル数 (格 納 されるファイ
ルの最 大 数 )を定 義 します。
81
7.13. AVG 自己保護
AVG 自 己 保 護 は、AVG Internet Security がそれ自 身 のプロセス、ファイル、レジストリキーおよびドライバを改
ざんされたり無 効 化 されることから保 護 することができます。この種 の保 護 をする主 な理 由 としては、一 部 の巧 妙
な脅 威 がウイルス対 策 保 護 の解 除 を試 みた後 、コンピュータに無 制 限 に被 害 をもたらすことが挙 げられます。
この機 能 を有 効 にしておくことをお勧 めします。
7.14. プライバシー設定
[プライバシー プリファレンス] ダイアログは、AVG 製 品 改 善 に参 加 し、全 体 的 なインターネット セキュリティレベ
ルの向 上 を支 援 するものです。お客 様 による報 告 は、世 界 中 のすべての参 加 者 から最 新 の脅 威 に関 する情 報
を収 集 し、全 ユーザーに対 する保 護 を向 上 させるために役 立 てられます。報 告 は自 動 的 に行 われるため、お客
様 にご不 便 をおかけすることはありません。また、報 告 に個 人 情 報 は一 切 含 まれません。検 出 した脅 威 の報 告
は任 意 ですが、このオプションを有 効 にしておくようにお願 いしております。これにより、すべての AVG ユーザーの保
護 機 能 が強 化 されます。
82
ダイアログでは、次 の設 定 オプションが使 用 できます。
AVG 製 品 改 善 プログラムに参 加 して AVG による製 品 の改 善 に協 力 する (既 定 ではオン)- AVG
Internet Security のさらなる機 能 改 善 にご協 力 いただける場 合 は、チェックボックスをオンにしてくださ
い。これにより、検 出 された脅 威 はすべて AVG に報 告 されます。AVG では世 界 中 の参 加 者 全 員 からマ
ルウェアに関 する最 新 情 報 を収 集 することで、メンバー全 員 の保 護 レベルを向 上 させることができます。
報 告 は自 動 的 に行 われるため、お客 様 にご不 便 をおかけすることはありません。また、報 告 に個 人 情 報
は一 切 含 まれません。
o 誤 検 出 されたメールに関 するユーザー確 認 データの送 信 を許 可 する (既 定 ではオン)- スパ
ム対 策 サービスの誤 検 出 によってスパムとして認 識 されたメール メッセージ、あるいは検 出 されな
かったスパムメッセージに関 する情 報 を送 信 します。この種 類 の情 報 の送 信 時 には、確 認 ダイアロ
グが表 示 されます。
o 特 定 された脅 威 または不 審 な脅 威 に関 する匿 名 データの送 信 を許 可 する (既 定 ではオ
ン)- コンピュータで検 出 された不 審 あるいは明 らかに危 険 なコードや動 作 パターン (ウイルス、ス
パイウェア、アクセスしようとしている悪 意 のある Web ページ)に関 する情 報 を送 信 します。
o 製 品 の使 用 状 況 に関 する匿 名 データの送 信 を許 可 する (既 定 ではオン)- 検 出 数 、実 行
されたスキャン、成 功 /
失 敗 した更 新 など、アプリケーションの使 用 状 況 に関 する基 本 統 計 情 報 を
送 信 します。
クラウド検 出 検 証 を許 可 する (デフォルトではオン)- 検 出 された脅 威 が本 当 に感 染 しているのか、誤
検 出 であるのかを確 認 します。
AVG パーソナライズ をオンにしてユーザーの AVG 使 用 体 験 をパーソナライズします(デフォルトでは
オフ)- この機 能 はお使 いのPCにインストールされたプログラムやアプリケーションの動 作 を匿 名 で分 析 し
ます。この分 析 に基 づいて、AVG はユーザーのニーズに直 接 応 えるサービスを提 供 し、最 大 限 の安 全 性
を維 持 することができます。
83
7.15. エラー状態を無視
[エラー状 態 を無 視 ] ダイアログでは、情 報 の通 知 を表 示 しないコンポーネントにチェックを付 けることができます。
既 定 では一 覧 で選 択 されているコンポーネントはありません。つまり、すべてのコンポーネントは、エラー状 態 となる
場 合 は、すぐに以 下 の方 法 で通 知 されます。
システム トレイ アイコン - すべての AVG コンポーネントが正 常 に動 作 している間 はアイコンは 4色 で表
示 されますが、エラーが発 生 すると、黄 色 のエクスクラメーション マークのついたアイコンが表 示 され、
AVG メイン ウィンドウの [セキュリティステータス情 報 ] セクションに既 存 の問 題 に関 する説 明 が表 示 され
ます。
何 らかの理 由 のため、ある状 況 で一 時 的 にコンポーネントをオフにする必 要 があるかもしれません。すべてのコン
ポーネントを永 続 的 にオンにし続 け、既 定 の設 定 を保 持 することが望 ましいため、この操 作 は推 奨 されま
せん。しかし、このような状 況 は起 こりえます。この場 合 、システム トレイ アイコンが自 動 的 にコンポーネントのエラ
ーステータスをレポートします。ただし、この場 合 には、ユーザーが自 分 で慎 重 に設 定 を行 い、潜 在 的 なリスクを認
識 しているため、実 際 のエラーについては説 明 できません。同 時 に、グレイ色 で表 示 されると、アイコンは表 示 され
る可 能 性 のある他 のエラーを実 際 に報 告 できません。
この場 合 、エラー状 態 を無 視 ダイアログでエラー状 態 となる可 能 性 のある (あるいはオフになる)コンポーネントを
選 択 できますが、その状 態 は通 知 されません。[OK] ボタンをクリックして、すべての変 更 を確 認 します。
7.16. Advisor - 既知のネットワーク
AVG Advisor には、接 続 中 のネットワークを監 視 する機 能 が含 まれています。新 しいネットワークが見 つかった場
合 (すでにネットワーク名 が使 用 済 みの場 合 は混 乱 を招 く可 能 性 があります)に通 知 して、ネットワークの安 全 性
を確 認 するよう推 奨 します。新 しいネットワークへの接 続 が安 全 であると判 断 した場 合 、安 全 なネットワーク リスト
にも保 存 することができます。(不 明 なネットワークが検 出 されると、 AVG Advisor トレイ通 知 がシステム トレイから
84
スライド表 示 され、そこにリンクが表 示 されます。 詳 細 については AVG Advisor の章 を参 照 してください)。AVG
Advisor はネットワークの一 意 的 な属 性 (具 体 的 には MAC アドレス)を記 憶 し、次 回 は通 知 を表 示 しません。
接 続 中 の各 ネットワークは自 動 的 に既 知 のネットワークと認 識 され、リストに追 加 されます。[削 除 ] ボタンを押 す
ことで、各 エントリを削 除 できます。個 々 のネットワークは、再 度 不 明 で危 険 の可 能 性 があると見 なされます。
このダイアログ ウィンドウでは、既 知 と考 えられるネットワークを確 認 できます。
注 意 :AVG Advisor の既 知 のネットワーク機 能 は Windows XP 64 ビット版 ではサポートされていません。
85
8. ファイアウォール設定
ファイアウォール設 定 は新 しいウィンドウで表 示 されます。ここでは、いくつかのダイアログで、コンポーネントの高 度
なパラメータを設 定 することができます。ファイアウォール設 定 は新 しいウィンドウで表 示 されます。ここでは、いくつか
のダイアログで、コンポーネントの高 度 なパラメータを編 集 することができます。設 定 は基 本 モードまたはエキスパー
トモードで実 行 できます。設 定 ウィンドウを初 めて開 く場 合 は基 本 バージョンで表 示 され、次 のパラメータを編 集 で
きます。
全般
アプリケーション
ファイルとプリンタの共 有
ダイアログ下 部 には、[エキスパート モード] ボタンが表 示 されます。ボタンをクリックすると、非 常 に高 度 なファイア
ウォール設 定 の詳 細 項 目 がダイアログのナビゲーションに表 示 されます。
高 度 な設 定
定 義 済 みネットワーク
システム サービス
ログ
8.1. 一般
一 般 的 な情 報 ダイアログには、利 用 可 能 なすべてのファイアウォール モードの概 要 が表 示 されます。現 在 選
択 されているファイアウォール モードは、メニューから別 のモードを選 択 するだけで変 更 できます。
ただし、製 造 元 はすべての AVG Internet Security コンポーネントを最 適 なパフォーマンスを実 現 できるよう
に設 定 しています。特 に理 由 がない場 合 は、既 定 の設 定 を変 更 しないでください。設 定 変 更 は経 験 の
あるユーザーのみが行 うことを推 奨 します。
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ファイアウォールでは、コンピュータがドメイン内 にあるか、スタンドアロンか、ノートパソコンかによって、特 定 のセキュリ
ティルールを定 義 することができます。各 コンピュータ タイプによって異 なるレベルの保 護 が必 要 になります。これら
のレベルには該 当 するモードが適 用 されます。要 するに、ファイアウォール モードとはファイアウォール コンポーネント
の特 別 な設 定 です。ユーザーはこのような予 め定 義 された数 々 の設 定 を利 用 することができます。
自 動 - このモードでは、ファイアウォールはすべてのネットワーク トラフィックを自 動 的 に処 理 します。どのよ
うな決 定 もユーザーが下 すことはありません。ファイアウォールは、既 知 の各 アプリケーションの接 続 を許 可
すると同 時 にアプリケーションのルールを作 成 して、今 後 アプリケーションが常 に接 続 できるよう指 定 しま
す。その他 のアプリケーションについては、アプリケーションの動 作 によってファイアウォールが接 続 を許 可 す
るかブロックするかを決 定 します。ただし、そのような状 況 下 ではルールは作 成 されません。またアプリケー
ションは接 続 を試 みる時 に再 度 チェックされます。自 動 モードは安 定 しているため、ほとんどのユーザ
ーに対 して推 奨 されます。
対 話 - このモードはコンピュータとやりとりするすべてのネットワーク トラフィックを完 全 に制 御 する場 合 に
便 利 です。ファイアウォールはトラフィックを監 視 し、データの通 信 や転 送 のそれぞれの試 みをユーザーに
通 知 します。ユーザーは自 分 が適 切 だと判 断 したとおりに、その試 みを許 可 したりブロックしたりできます。
上 級 ユーザーのみにお勧 めします。
インターネットへのアクセスをブロック - インターネット接 続 が完 全 にブロックされます。インターネットにア
クセスできないため、外 部 からはコンピュータにアクセスできません。特 別 な場 合 や短 期 間 の使 用 の場 合
に限 ります。
ファイアウォール保 護 を無 効 にする - ファイアウォールを無 効 にして、コンピュータとやりとりするすべての
ネットワーク トラフィックを許 可 します。これによって、結 果 的 にハッカーによる攻 撃 を受 けやすくなります。
このオプションは常 によく考 えた上 で、慎 重 に設 定 してください。
特 定 の自 動 モードはファイアウォール内 でも有 効 であることに注 意 してください。コンピュータまたは Identity
protection コンポーネントが無 効 になった場 合 、このモードは暗 黙 で有 効 化 されます。そのため、コンピュータはさら
に脆 弱 になります。そのような場 合 、ファイアウォールは既 知 の絶 対 に安 全 なアプリケーションのみを自 動 的 に許
可 します。その他 の場 合 はすべてユーザーが決 定 を行 います。これは無 効 化 された保 護 コンポーネントを補 完 す
るためであり、コンピュータを安 全 に保 つための対 策 です。
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8.2. アプリケーション
アプリケーション ダイアログでは、過 去 にネットワーク上 で通 信 を試 みたすべてのアプリケーションのリストと、それら
に割 り当 てられたアクションのアイコンが表 示 されます。
アプリケーションのリストには、コンピュータ上 で検 出 されたアプリケーションと各 アプリケーションに割 り当 てられたア
クションが表 示 されます。次 の種 類 のアクションを使 用 できます。
- すべてのネットワークの通 信 を許 可
- 通 信 をブロック
- 定 義 された高 度 な設 定
既 にインストールされているアプリケーションのみが検 出 されます。既 定 では、新 しいアプリケーションが初
めてネットワーク上 での接 続 を試 みるときに、ファイアウォールは信 頼 されたデータベースに基 づいて自 動
的 にアプリケーションのルールを作 成 するか、通 信 を許 可 またはブロックするかを確 認 します。後 者 の場
合 、選 択 内 容 を永 久 ルールとして保 存 できます。永 久 ルールはこの後 ダイアログにリスト表 示 されます。
もちろん、すぐに新 しいアプリケーション ルールを定 義 することもでき、このダイアログで、[追 加 ] をクリックして、アプリ
ケーションの詳 細 を入 力 します。
アプリケーション以 外 にも、リストには 2つの特 別 な項 目 が表 示 されます。優 先 アプリケーション ルール リスト
の上 部 )は、常 に他 の個 々 のアプリケーション ルールよりも優 先 して適 用 されます。他 のアプリケーション ルール
リストの下 部 )は、不 明 で未 定 義 のアプリケーションのように特 定 のアプリケーションルールが適 用 されない場 合 、
「最 終 インスタンス」として使 用 されます。このようなアプリケーションがネットワーク上 で通 信 を試 みる場 合 に実 行 さ
れるアクションを選 択 します。ブロック (通 信 は常 にブロックされます)、許 可 (通 信 はすべてのネットワークで許 可
されます)、確 認 (通 信 を許 可 するかブロックするかを決 定 するため、確 認 が表 示 されます)。これらの項 目 には
一 般 のアプリケーションとは異 なった設 定 オプションがあり、上 級 者 ユーザー向 けの設 定 です。設 定 を修
正 しないことを強 くお勧 めします。
88
コントロール ボタン
以 下 のコントロール ボタンを使 用 してリストを編 集 することができます。
追 加 - 新 しいアプリケーション ルールを定 義 するための空 のダイアログを開 きます。
編 集 - 既 存 のアプリケーションのルール セットを編 集 するためのダイアログを開 きます。同 じダイアログで
すが、データがすでに入 力 されています。
削 除 - 選 択 されたアプリケーションをリストから削 除 します。
8.3. ファイルとプリンタの共有
ファイルとプリンタの共 有 とは、実 際 には Windows で「共 有 」としてマークしたファイルまたはフォルダ、共 通 のディス
ク ユニット、プリンタ、スキャナ、および同 様 のあらゆるデバイスを共 有 するということです。このようなアイテムは、安
全 と考 えられるネットワーク (家 庭 、職 場 、学 校 など)内 でのみ共 有 することが望 ましいです。ただし、公 開 ネット
ワーク (空 港 の Wi-Fi やインターネット カフェなど)に接 続 している場 合 は、おそらく一 切 の共 有 を望 まないでしょ
う。AVG ファイアウォールは共 有 を簡 単 にブロックまたは許 可 できます。また、既 にアクセスしたネットワークに対 して
その選 択 を保 存 することができます。
ファイルとプリンタの共 有 ダイアログでは、ファイルとプリンタの共 有 の設 定 と、現 在 接 続 されているネットワークを
編 集 できます。Window XP の場 合 、ネットワーク名 は、最 初 に接 続 した時 に特 定 のネットワークに付 けた名 称 に
対 応 しています。Window Vista 以 降 の場 合 、ネットワーク名 は、[ネットワークと共 有 センター] で自 動 的 に付 けら
れます。
89
8.4. 高度な設定
高 度 な設 定 ダイアログの編 集 は、経 験 のあるユーザーのみを対 象 としています。
高 度 な設 定 ダイアログでは、次 のファイアウォール パラメータの選 択 または選 択 解 除 ができます。
ファイアウォールでサポートしている仮 想 マシンへのトラフィック、または仮 想 マシンからのトラフィック
をすべて許 可 - VMWare などの仮 想 マシンでのネットワーク接 続 をサポートします。
仮 想 プライベート ネットワーク (VPN)へのトラフィックをすべて許 可 - VPN 接 続 をサポートします
(リモート コンピュータへの接 続 に使 用 )。
不 明 な送 受 信 トラフィックを記 録 - 不 明 なアプリケーションによる接 続 の試 行 (送 受 信 )をすべてファ
イアウォール ログに記 録 します。
すべてのアプリケーションルールのルール検 証 を無 効 にする - 各 アプリケーションルールが適 用 される
すべてのファイルをファイアウォールが継 続 的 に監 視 します。バイナリファイルの変 更 があると、証 明 書 を確
認 したり、信 頼 されたアプリケーションのデータベースを参 照 するといった標 準 的 な方 法 で、ファイアウォー
ルがアプリケーションの信 頼 性 をもう一 度 確 認 しようとします。アプリケーションが安 全 であると確 認 できな
い場 合 、ファイアウォールは選 択 されたモードに基 づいて、アプリケーションに対 処 します。
o ファイアウォールが自 動 モードで動 作 している場 合 、デフォルトとしてアプリケーションは許 可 されま
す。
o ファイアウォールが インタラクティブ モードで動 作 している場 合 、アプリケーションはブロックされ、ア
プリケーションをどう処 理 するべきかユーザーに判 断 を求 める質 問 ダイアログが表 示 されます。
特 定 のアプリケーションに対 処 する望 ましい方 法 について、アプリケーション ダイアログ内 で各 アプリケーショ
ンに個 別 に定 義 できます。
90
8.5. 定義済みネットワーク
定 義 済 みネットワーク ダイアログ内 の編 集 は、経 験 のあるユーザー向 けです。
定 義 済 みネットワークダイアログはコンピュータが接 続 するすべてのネットワークのリストを提 供 します。このリスト
には検 出 されたすべてのネットワークに関 する次 の情 報 が表 示 されます。
ネットワーク - コンピュータが接 続 されているすべてのネットワーク名 の一 覧 が表 示 されます。
IP アドレス範 囲 - 各 ネットワークは自 動 的 に検 出 され、IP アドレス範 囲 の形 式 で指 定 されます。
コントロール ボタン
ネットワークの追 加 - 新 しいダイアログ ウィンドウを開 きます。ここでは、ネットワーク名 の入 力 や IP ア
ドレス範 囲 の指 定 など、新 しく定 義 されたネットワークのパラメータを編 集 することができます。
91
ネットワークの編 集 - ネットワーク プロパティダイアログ ウィンドウ 上 記 を参 照 )を開 きます。ここで
は、既 に定 義 されたネットワークのパラメータを編 集 できます (ダイアログは新 しいネットワークの追 加 ダイ
アログと同 一 です。前 のパラグラフを参 照 してください。)。
ネットワークの削 除 - ネットワークのリストから選 択 したネットワークへの参 照 を削 除 します。
8.6. システム サービス
システム サービスとプロトコル ダイアログ内 の編 集 は、経 験 のあるユーザー向 けです。
[システム サービスとプロトコル] ダイアログには、ネットワーク通 信 が必 要 な可 能 性 がある Windows 標 準 システ
ムサービスおよびプロトコルがリスト表 示 されます。表 には、次 の列 があります。
システム サービスとプロトコル - この列 には、各 システム サービス名 が表 示 されます。
92
アクション - この列 には、割 り当 てられたアクションのアイコンが表 示 されます。
o
すべてのネットワークの通 信 を許 可
o
通 信 をブロック
リストのアイテム(割 り当 てられたアクションを含 む)の設 定 を編 集 するには、アイテムを右 クリックして、[編 集 ] を選
択 します。 システム ルールの編 集 は上 級 者 ユーザーによってのみ実 施 されることが望 ましいですが、一 般
にはシステム ルールを編 集 しないことを強 くお勧 めします。
ユーザ定 義 システムルール
独 自 のシステム サービス ルール (次 の図 を参 照 )を定 義 するために新 しいダイアログを開 くには、[ユーザー シス
テム ルールの管 理 ] ボタンをクリックします。システム サービスおよびプロトコルのリスト内 に表 示 されているいずれ
かの項 目 について設 定 の編 集 を行 う場 合 、同 じダイアログが開 きます。ダイアログ上 部 のセクションには、現 在 編
集 されたシステム ルールの詳 細 すべての概 要 が表 示 され、下 部 のセクションには選 択 した詳 細 が表 示 されます。
ルール詳 細 では、各 ボタンを使 用 して編 集 、追 加 、削 除 ができます。
詳 細 ルール設 定 は高 度 な設 定 であり、主 としてファイアウォール設 定 を完 全 に制 御 する必 要 のあるネット
ワーク管 理 者 を対 象 としています。通 信 プロトコル、ネットワークポート番 号 、IP アドレス定 義 などについ
ての知 識 がない場 合 は、この設 定 を変 更 しないでください。設 定 を変 更 する必 要 がある場 合 は、詳 細 に
ついて、各 ダイアログ ヘルプ ファイルを参 照 してください。
8.7. ログ
ログ ダイアログ内 の編 集 は、すべて経 験 のあるユーザーのみを対 象 としています。
ログ ダイアログでは、すべてのログに記 録 されたファイアウォール アクションとイベントのリストを確 認 することができま
す。2つのタブには関 連 するパラメータの詳 細 な説 明 が付 属 しています。
トラフィック ログ - このタブでは、ネットワークに接 続 しようとしたすべてのアプリケーションの活 動 に関 する
情 報 を表 示 します。各 項 目 では、イベント時 刻 、アプリケーション名 、各 ログ アクション、ユーザー名 、
93
PID、トラフィック方 向 、プロトコル タイプ、リモートおよびローカル ポート番 号 、リモートおよびローカル IP ア
ドレスの情 報 などを見 ることができます。
信 頼 されたデータベース ログ - 信 頼 されたデータベースとは、常 にオンライン通 信 を許 可 できる認 証 さ
れ信 頼 されたアプリケーションに関 する情 報 を収 集 する AVG 内 部 データベースです。新 しいアプリケー
ションが初 めてネットワークに接 続 しようとするとき つまり、まだこのアプリケーションに指 定 されたファイア
ウォール ルールがない場 合 )、そのアプリケーションに対 してネットワーク通 信 を許 可 するかどうかを決 定 す
る必 要 があります。まず、AVG は信 頼 されたデータベースを検 索 し、アプリケーションがリストにある場 合
は、自 動 的 にネットワークアクセスを付 与 します。その後 に初 めて、データベースに利 用 できる情 報 がない
場 合 、アプリケーションのネットワーク アクセスを許 可 するかどうかを確 認 するスタンドアロン ダイアログが表
示 されます。
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コントロール ボタン
リストを更 新 - すべてのログに記 録 されたパラメータは、各 属 性 によって時 系 列 (日 付 )あるいはアルファ
ベット順 (他 のカラム)等 でソート可 能 です。各 カラムヘッダーをクリックするだけです。[リスト更 新 ] ボタン
を使 用 して、現 在 表 示 されている情 報 を更 新 します。
ログを削 除 - 表 のすべてのエントリを削 除 します。
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9. AVG スキャン
デフォルトでは、AVG Internet Security はスキャンを実 行 しません。初 回 のスキャン (実 行 するよう指 示 されま
す)の後 、常 に監 視 状 態 にある AVG Internet Security の常 駐 コンポーネントによって完 全 に保 護 され、悪 意
のあるコードはコンピュータに侵 入 できないためです。 もちろん、一 定 の間 隔 で実 行 されるようにスキャンのスケジュ
ールを設 定 し、または必 要 に応 じて適 宜 スキャンを手 動 で起 動 することも可 能 です。
AVG スキャン インターフェースはメイン ユーザーインターフェースから 2 つのセクションに分 かれたボタンを使 ってアクセ
スできます:
今 すぐスキャン - ボタンをクリックすると、全 コンピュータをスキャンを直 ちに起 動 し、[レポート] ウィンドウが
自 動 的 に開 いて進 行 状 況 と結 果 を確 認 できます:
オプション - このボタン (緑 色 の背 景 に水 平 の線 が 3本 表 示 されている)を選 択 すると、[スキャン オプ
ション] ダイアログが開 き、スケジュールされたスキャンを管 理 したり、全 コンピュータをスキャン / 特 定 のファ
イルとフォルダをスキャンのパラメータを編 集 したりできます。
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[スキャン オプション] ダイアログには、3つのメイン スキャン設 定 セクションが表 示 されます:
o スケジュールされたスキャンを管 理 - このオプションををクリックすると、すべてのスキャン スケジュー
ルの概 要 が表 示 されたダイアログが新 たに開 きれます。 スキャンを個 別 に定 義 する前 に、一 覧 に
表 示 された、ソフトウェア ベンダーが事 前 に定 義 したスケジュール スキャンを参 照 できます。 スキャ
ンはデフォルトではオフになっています。 有 効 にするには、スキャンを右 クリックしてコンテキスト メ
ニューから [タスクを有 効 にする] オプションを選 択 します。 スケジュール スキャンが有 効 化 されると、
[スキャン スケジュールを編 集 ] ボタンを使 って設 定 を編 集 することができます。 [スキャン スケジュー
ルを追 加 ] ボタンをクリックすると、新 しい独 自 のスキャン スケジュールを作 成 することもできます。
o 全 コンピュータをスキャン /
設 定 - このボタンは 2つのセクションに分 かれています。 [全 コンピュー
タをスキャン] オプションをクリックすると、コンピュータ全 体 のスキャンが直 ちに開 始 されます (コンピュ
ータ全 体 のスキャンの詳 細 については、「事 前 に定 義 されたスキャン /全 コンピュータをスキャン」と
いう章 をそれぞれ参 照 してください)。 [設 定 ] セクションをクリックすると、「全 コンピュータをスキャン」
の設 定 ダイアログに移 動 します。
o 特 定 のファイルとフォルダをスキャン /設 定 - このボタンも 2つのセクションに分 かれています。
[特 定 のファイルとフォルダをスキャン] オプションをクリックすると、コンピュータの選 択 した範 囲 のス
キャンが直 ちに開 始 されます (選 択 したファイルまたはフォルダのスキャンに関 する詳 細 は、「事 前
に定 義 されたスキャン /特 定 のファイルとフォルダのスキャン」という章 をそれぞれ参 照 してくださ
い)。 [設 定 ] セクションをクリックすると、「特 定 のファイルとフォルダをスキャン」の設 定 ダイアログに
移 動 します。
o コンピュータ内 をルートキット スキャン /設 定 - コンピュータ内 をルートキット スキャンというラベル
の付 いたボタンの左 側 の部 分 は、ルートキット対 策 スキャンが直 ちに開 始 されます (ルートキットの
スキャンに関 する詳 細 は、「あらかじめ定 義 されたスキャン /コンピュータ内 をルートキット スキャン」
という章 をそれぞれ参 照 してください)。 [設 定 ] セクションをクリックすると、ルートキット スキャンの
設 定 ダイアログに移 動 します。
9.1. 定義済みスキャン
AVG Internet Security の主 要 な機 能 の 1つは、オンデマンド スキャンです。オンデマンドのスキャンは、ウイルス
感 染 の疑 いがある場 合 、コンピュータのさまざまな箇 所 をいつでもスキャンできるように設 計 されています。いずれに
せよ、このような検 査 を、たとえウイルスがコンピュータにないと思 われる場 合 でも、定 期 的 に実 行 することを強 く推
奨 します。
AVG Internet Security には、ソフトウェア ベンダーがあらかじめ定 義 した次 の種 類 のスキャンがあります。
9.1.1. コンピュータ全体のスキャン
全 コンピュータをスキャンは、コンピュータ全 体 をスキャンして、感 染 や不 要 と考 え得 るアプリケーションがあるかどう
か確 認 します。 このスキャンではコンピュータのすべてのハード ドライブがスキャンされ、ウイルス感 染 を検 出 して修
復 するか、検 出 した感 染 をウイルス隔 離 室 に移 します。 コンピュータ全 体 のスキャンは、最 低 でも週 に 1度 は実
行 されるようスケジュールすることが推 奨 されます。
スキャン実 行
全 コンピュータをスキャンは、[今 すぐスキャン] ボタンをクリックして、メイン ユーザーインターフェースから直 接 起
動 できます。 このタイプのスキャンについては、さらに特 別 な設 定 を行 う必 要 はありません。スキャンは直 ちに開 始
されます。 [進 行 中 の全 コンピュータのスキャン] ダイアログ スクリーンショットを参 照 )には、スキャンの進 行 状
況 と結 果 が表 示 されます。 必 要 に応 じて、スキャンを一 時 的 に中 断 (一 時 停 止 )、またはキャンセル (停 止
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することができます。
スキャン設 定 編 集
[全 コンピュータをスキャン -設 定 ]ダイアログで、全 コンピュータをスキャン の設 定 を編 集 できます (ダイアログに
は、[スキャン オプション] ダイアログ内 の [全 コンピュータをスキャン] の [設 定 ] リンクを使 ってアクセスできます)。 デ
フォルトの設 定 を保 持 し、合 理 的 な理 由 がある場 合 のみ変 更 することをお勧 めします。
スキャン パラメータのリストでは、必 要 に応 じて、特 定 のパラメータのオン/
オフを切 り替 えることができます。
感 染 を修 復 /除 去 する際 に確 認 メッセージを表 示 しない デフォルトではオン)-スキャン中 にウイ
ルスが検 出 されると、修 復 可 能 な場 合 は自 動 的 に修 復 されます。 感 染 したファイルを自 動 的 に修 復 で
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きない場 合 、感 染 したオブジェクトはウイルス隔 離 室 に移 されます。
不 要 と考 え得 るアプリケーションとスパイウェアの脅 威 を報 告 する (デフォルトではオン) チェックを付
けると、ウイルスに加 えてスパイウェアのスキャンも有 効 になります。 スパイウェアは疑 わしいマルウェアのカ
テゴリに含 まれます。通 常 は、セキュリティリスクとなりますが、このプログラムの一 部 は意 図 的 にインスト
ールできます。 コンピュータのセキュリティが高 まるため、この機 能 を有 効 にしておくことをお勧 めします。
不 要 と考 え得 るアプリケーションの拡 張 セットを報 告 する デフォルトではオフ)-チェックを付 けると、
スパイウェアの拡 張 パッケージを検 出 します。スパイウェアとは、製 造 元 から直 接 入 手 したときには完 全 に
問 題 がなく無 害 ですが、後 から悪 意 のある目 的 で誤 用 されるおそれのあるプログラムです。 これは、コン
ピュータ セキュリティをさらに高 めるための追 加 的 な手 段 ですが、合 法 的 なプログラムもブロックする可 能
性 があるため、デフォルトではオフになっています。
Tracking Cookie のスキャン (デフォルトではオフ)- このパラメータは、Cookie を検 出 するか否 かを指
定 します HTTP Cook ie は、サイトのプリファレンスや電 子 ショッピング カートの内 容 など、ユーザーに関
する特 定 の情 報 の認 証 、追 跡 、維 持 に使 用 されます)。
アーカイブ内 部 をスキャン (デフォルトではオフ)- このパラメータを指 定 すると、ZIP や RAR などのアーカ
イブ内 に格 納 されているすべてのファイルがスキャンされます。
ヒューリスティック分 析 を使 用 (デフォルトではオン)- ヒューリスティック分 析 (仮 想 コンピュータ環 境 で
のスキャン オブジェクトの命 令 の動 的 エミュレーション)は、スキャン中 に使 用 されるウイルス検 出 方 法 の
1 つです。
システム環 境 をスキャン (デフォルトではオン)- スキャンではコンピュータのシステム領 域 もチェックされま
す。
完 全 スキャンを有 効 にする (デフォルトではオフ)- 特 定 の状 況 (コンピュータが感 染 している疑 いがあ
る場 合 など)が発 生 した場 合 には、このオプションにチェックを付 けると、最 も完 全 なスキャン アルゴリズム
が有 効 になり、感 染 の可 能 性 が非 常 に低 いコンピュータ領 域 もスキャンされます。これにより、問 題 がな
いことが確 認 できます。 ただし、この方 法 を実 行 すると多 少 時 間 がかかることにご留 意 ください。
ルートキットのスキャン (デフォルトではオン): コンピュータ全 体 のスキャンにルートキット対 策 スキャンが
含 まれます。 ルートキット対 策 スキャンを別 に実 行 することもできます。
追 加 スキャン設 定 - このリンクをクリックすると、新 しい [追 加 スキャン設 定 ] ダイアログが開 き、以 下 のパ
ラメータを指 定 できます:
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o コンピュータのシャットダウン オプション - 実 行 中 のスキャン プロセスが終 了 したら自 動 的 にコン
ピュータをシャットダウンするかどうかを決 定 します。 このオプション (スキャン完 了 時 にコンピュー
タをシャットダウン)を選 択 すると、現 時 点 でコンピュータがロックされている場 合 でも、コンピュータ
をシャットダウンさせる新 しいオプション (コンピュータがロックされた場 合 、強 制 的 にシャットダ
ウンする)が有 効 になります。
o スキャンのファイル タイプ - 以 下 のスキャン設 定 も決 定 する必 要 があります:
すべてのファイル タイプ このオプションでは、スキャンが不 要 なファイルの拡 張 子 をコンマで区
切 ったリストを指 定 することにより、スキャンの例 外 を定 義 できます。
選 択 されたファイルタイプ - 感 染 の可 能 性 のあるファイルのみをスキャンするよう指 定 できま
す (一 部 のプレーン テキスト ファイルやその他 の非 実 行 可 能 ファイルなど、感 染 の可 能 性 が
ないファイルはスキャンされません)。これには、メディア ファイル (ビデオ、オーディオ ファイル 多 くの場 合 、これらのファイルはサイズが非 常 に大 きく、ウイルスに感 染 している可 能 性 が低 い
ため、このボックスのチェックを外 すと、スキャン時 間 がさらに短 縮 されます)が含 まれます。 ここ
でも、必 ずスキャンする必 要 があるファイルを、拡 張 子 を用 いて指 定 できます。
オプションとして、拡 張 子 のないファイルをスキャンできます。このオプションはデフォルトではオ
ンになっています。変 更 する理 由 がない場 合 は、この設 定 を保 持 することをお勧 めします。 拡
張 子 のないファイルは不 審 であるため、常 にスキャンすることをお勧 めします。
スキャン実 行 速 度 を調 整 する - スライダーを使 用 して、スキャン処 理 の優 先 度 を変 更 できます。 デフォ
ルトでは、このオプションの値 は自 動 的 にリソースを使 用 するユーザー依 存 レベルに設 定 されています。
あるいは、低 速 でスキャン処 理 を実 行 してシステム リソース負 荷 を最 小 化 したり(コンピュータで作 業 を
続 ける必 要 があり、スキャンに時 間 がかかってもよい場 合 に便 利 です)、システム リソース消 費 量 の多 い
高 速 スキャン (コンピュータが一 時 的 に使 用 されていない場 合 などに便 利 です)を実 行 したりできます。
追 加 スキャン レポートを設 定 - このリンクをクリックすると、新 しい [スキャン レポート] ダイアログが開
き、報 告 するスキャン結 果 の種 類 を選 択 できます:
100
警 告 :これらのスキャン設 定 は、新 規 に定 義 するスキャンのパラメータと同 一 です。これは「AVG スキャン /スキャン
スケジュール/スキャン方 法 」の章 で説 明 されています。 全 コンピュータをスキャンのデフォルト設 定 を変 更 するこ
とを決 定 した場 合 は、新 しい設 定 をデフォルト設 定 として保 存 し、その後 のすべてのコンピュータ全 体 のスキャンに
使 用 できます。
9.1.2. 特定のファイルとフォルダをスキャン
特 定 のファイルとフォルダをスキャン - コンピュータの選 択 した領 域 のみスキャンします (選 択 したフォルダ、ハード
ディスク、フロッピー ディスク、CD など)。 ウイルスが検 出 され、処 置 される場 合 のスキャンの進 行 状 況 は、コンピュ
ータ全 体 のスキャンを実 行 する場 合 と同 じです。検 出 されたウイルスは修 復 されるか、ウイルス隔 離 室 に移 されま
す。 特 定 のファイルとフォルダでは、ユーザー独 自 のスキャン設 定 とスケジュールを実 行 できます。
スキャン実 行
特 定 のファイルとフォルダをスキャンは、[スキャン オプション] ダイアログから [特 定 のファイルとフォルダをスキャ
ン] ボタンをクリックして直 接 起 動 できます。 [スキャンする特 定 のファイルとフォルダを選 択 ] という新 しいダイアロ
グが開 きます。 コンピュータのツリー構 成 内 でスキャンするフォルダを選 択 します。 選 択 した各 フォルダへのパスが自
動 的 に作 成 され、このダイアログの上 部 のテキスト ボックスに表 示 されます。 また、特 定 のフォルダを、すべてのサ
ブフォルダを除 外 してスキャンするオプションもあります。これを行 うには、自 動 生 成 されたパスの前 にマイナス記 号
「-」を入 力 します (スクリーションショットを参 照 )。 スキャンからフォルダ全 体 を除 外 するには、「!
」パラメータを使 用
します。 スキャンを実 行 するには、[スキャン開 始 ] ボタンをクリックします。スキャン処 理 自 体 は基 本 的 に全 コン
ピュータをスキャンと同 じです。
101
スキャン設 定 編 集
特 定 のファイルとフォルダをスキャンの設 定 は、[特 定 のファイルとフォルダをスキャン -設 定 ] ダイアログで編 集
できます (このダイアログは [スキャン オプション] ダイアログにある特 定 のファイルとフォルダをスキャンするための設 定
リンクからアクセスできます)。 デフォルトの設 定 を保 持 し、合 理 的 な理 由 がある場 合 のみ変 更 することをお
勧 めします。
スキャン パラメータのリストでは、必 要 に応 じて、特 定 のパラメータのオン/
オフを切 り替 えることができます。
確 認 メッセージなしでウイルス感 染 を修 復 /
除 去 (デフォルトではオン): スキャン実 行 中 にウイルスが
検 出 され、修 復 可 能 な場 合 は自 動 的 に修 復 できます。 感 染 したファイルを自 動 的 に修 復 できない場
合 、感 染 したオブジェクトはウイルス隔 離 室 に移 されます。
不 要 と考 え得 るアプリケーションとスパイウェアの脅 威 について報 告 する (デフォルトではオン):
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チェックを付 けると、スキャンが有 効 になり、ウイルスに加 えてスパイウェアもスキャンされます。 スパイウェア
は疑 わしいマルウェアのカテゴリに含 まれます。通 常 は、セキュリティリスクとなりますが、このプログラムの
一 部 は意 図 的 にインストールできます。 コンピュータのセキュリティが高 まるため、この機 能 を有 効 にして
おくことをお勧 めします。
不 要 と考 え得 るアプリケーションの拡 張 セットについて報 告 する (デフォルトではオフ): チェックを付
けると、スパイウェアの拡 張 パッケージを検 出 します。スパイウェアとは、製 造 元 から直 接 入 手 したときには
完 全 に問 題 がなく無 害 ですが、後 から悪 意 のある目 的 で誤 用 されるおそれのあるプログラムです。 これ
は、コンピュータ セキュリティをさらに高 めるための追 加 的 な手 段 ですが、合 法 的 なプログラムもブロックす
る可 能 性 があるため、デフォルトではオフになっています。
Tracking Cookie のスキャン (デフォルトではオフ): このパラメータは、Cookie を検 出 するか否 かを指 定
します HTTP Cook ie は、サイトのプリファレンスや電 子 ショッピング カートの内 容 など、ユーザーに関 す
る特 定 の情 報 の認 証 、追 跡 、維 持 に使 用 されます)。
アーカイブ内 部 をスキャン (デフォルトではオン): このパラメータは、ZIP や RAR などのアーカイブ内 に格
納 されているすべてのファイルをスキャンでチェックすることを指 定 します。
ヒューリスティック分 析 を使 用 (デフォルトではオン): ヒューリスティック分 析 (仮 想 コンピュータ環 境 での
スキャン オブジェクトの命 令 の動 的 エミュレーション)は、スキャン実 行 中 にウイルス検 出 に使 用 される方
法 の 1つです。
システム環 境 をスキャン (デフォルトではオフ): スキャンではコンピュータのシステム領 域 もチェックされま
す。
完 全 スキャンを有 効 にする (デフォルトではオフ): 特 定 の状 況 (コンピュータが感 染 している疑 いがあ
る場 合 など)が発 生 した場 合 には、このオプションにチェックを付 けて、最 も完 全 なスキャン アルゴリズム
を有 効 にし、感 染 の可 能 性 が非 常 に低 いコンピュータ領 域 もスキャンすることができます。これにより、問
題 がないことが確 認 できます。 ただし、この方 法 を実 行 すると多 少 時 間 がかかることにご留 意 ください。
追 加 スキャン設 定 - このリンクをクリックすると、新 しい [追 加 スキャン設 定 ] ダイアログが開 き、以 下 の
パラメータを指 定 できます:
103
o コンピュータのシャットダウン オプション - 実 行 中 のスキャン プロセスが終 了 したら自 動 的 にコン
ピュータをシャットダウンするかどうかを決 定 します。 このオプション (スキャン完 了 時 にコンピュー
タをシャットダウン)を選 択 すると、現 時 点 でコンピュータがロックされている場 合 でも、コンピュータ
をシャットダウンさせる新 しいオプション (コンピュータがロックされた場 合 、強 制 的 にシャットダ
ウンする)が有 効 になります。
o スキャンのファイル タイプ - 以 下 のスキャン設 定 も決 定 する必 要 があります:
すべてのファイル タイプ このオプションでは、スキャンが不 要 なファイルの拡 張 子 をコンマで区
切 ったリストを指 定 することにより、スキャンの例 外 を定 義 できます。
選 択 されたファイルタイプ - 感 染 の可 能 性 のあるファイルのみをスキャンするよう指 定 できま
す (一 部 のプレーン テキスト ファイルやその他 の非 実 行 可 能 ファイルなど、感 染 の可 能 性 が
ないファイルはスキャンされません)。これには、メディア ファイル (ビデオ、オーディオ ファイル 多 くの場 合 、これらのファイルはサイズが非 常 に大 きく、ウイルスに感 染 している可 能 性 が低 い
ため、このボックスのチェックを外 すと、スキャン時 間 がさらに短 縮 されます)が含 まれます。 ここ
でも、必 ずスキャンする必 要 があるファイルを、拡 張 子 を用 いて指 定 できます。
オプションとして、拡 張 子 のないファイルをスキャンできます。このオプションはデフォルトではオ
ンになっています。変 更 する理 由 がない場 合 は、この設 定 を保 持 することをお勧 めします。 拡
張 子 のないファイルは不 審 であるため、常 にスキャンすることをお勧 めします。
スキャン実 行 速 度 を調 整 する - スライダーを使 用 して、スキャン処 理 の優 先 度 を変 更 できます。 デフォ
ルトでは、このオプションの値 は自 動 的 にリソースを使 用 するユーザー依 存 レベルに設 定 されています。
あるいは、低 速 でスキャン処 理 を実 行 してシステム リソース負 荷 を最 小 化 したり(コンピュータで作 業 を
続 ける必 要 があり、スキャンに時 間 がかかってもよい場 合 に便 利 です)、システム リソース消 費 量 の多 い
高 速 スキャン (コンピュータが一 時 的 に使 用 されていない場 合 などに便 利 です)を実 行 したりできます。
追 加 スキャン レポートを設 定 する - このリンクをクリックすると、[スキャン レポート] ダイアログが開 き、
報 告 する検 出 結 果 の種 類 を選 択 できます:
警 告 :これらのスキャン設 定 は、新 規 に定 義 するスキャンのパラメータと同 一 です。これは「AVG スキャン /スキャン
スケジュール/スキャン方 法 」の章 で説 明 されています。 特 定 のファイルとフォルダをスキャンのデフォルトの設 定
を変 更 した場 合 は、新 しい設 定 をデフォルトの設 定 として保 存 し、その後 で実 行 する特 定 のファイルまたはフォル
ダのスキャンに使 用 することができます。 また、この設 定 はすべての新 規 スケジュールスキャンのテンプレートとして
使 用 されます (すべてのカスタマイズ スキャンは、選 択 したファイルまたはフォルダのスキャンの現 在 の設 定 に基 づ
いて実 行 されます)。
104
9.1.3. コンピュータ内をルートキットスキャン
コンピュータ内 のルートキット スキャンは、コンピュータ上 の悪 意 のあるソフトウェアの存 在 を隠 すプログラムや技
術 等 の危 険 なルートキットを検 出 し、効 果 的 に除 去 する特 別 なツールです。ルートキットは、システムの所 有 者
や正 式 な管 理 者 の許 可 なくコンピュータ システムの基 本 的 なコントロールを実 行 するように設 計 されたプログラム
です。スキャンすることで、あらかじめ定 義 されたルールに基 づいて、ルートキットを検 出 できます。ルートキットが検
出 されても、必 ずしも感 染 しているというわけではありません。時 々 、ルートキットはドライバとして使 用 されたり、
正 しいアプリケーションの一 部 の場 合 もあります。
スキャン実 行
コンピュータ内 のルートキットスキャンは、コンピュータ内 をルートキットスキャンボタンをクリックすることで、ス
キャン オプションダイアログから直 接 開 始 できます。ルートキット対 策 スキャンの進 行 中 の新 しいダイアログが開
き、開 始 したスキャンの進 行 状 況 が表 示 されます。
スキャン設 定 編 集
ルートキット対 策 の設 定 ダイアログでルートキット対 策 スキャンの設 定 を編 集 できます(ダイアログヘは、スキャン
オプションダイアログで、ルートキットスキャンのためにコンピュータをスキャンの設 定 リンクを使 ってアクセスできます)。
一 般 的 には、既 定 の設 定 を保 持 し、合 理 的 な理 由 がある場 合 にのみ変 更 することを推 奨 します。
105
アプリケーション スキャンとドライバ スキャンでは、ルートキット対 策 スキャンの対 象 を詳 細 に指 定 することができ
ます。これらの設 定 は上 級 者 ユーザー向 けです。すべてのオプションをオンにしておくことをお勧 めします。また、ルー
トキット スキャン モードを選 択 することもできます。
クイック ルートキット スキャン - 実 行 中 のすべてのプロセス、ロードされているすべてのドライバのほか、
システム フォルダ(通 常 は c:\Windows)もスキャンします
フル ルートキット スキャン - 実 行 中 のすべてのプロセス、ロードされているすべてのドライバ、およびシス
テム フォルダ(通 常 は c:\Windows)に加 えて、すべてのローカル ディスク(フラッシュ ディスクは含 むが、フ
ロッピー ディスク/
CD ドライブは含 まない)をスキャンします
9.2. Windows エクスプローラのスキャン
AVG Internet Security では、全 コンピュータをスキャンあるいは特 定 領 域 のスキャンで実 行 されるあらかじめ定 義
されたスキャン以 外 にも、クイック スキャン オプションを使 用 して、Windows Explorer 環 境 で特 定 オブジェクトのス
キャンを直 接 実 行 できます。内 容 が不 明 なファイルを開 く場 合 、そのファイルのみをチェックできます。次 の方 法 で
実 行 します。
106
Windows Explorer で、チェックするファイル(あるいはフォルダ)を選 択 します。
マウスをオブジェクトに移 動 して右 クリックし、コンテキスト メニューを開 きます。
[ でスキャン] オプションを選 択 して、ファイルを AVG でスキャンしますAVG Internet Security
9.3. コマンド ライン スキャン
AVG Internet Security ではコマンド ラインからスキャンを実 行 するときにオプションを利 用 できます。このオプション
はサーバー上 のインスタンスに対 して利 用 できます。あるいは、コンピュータのブート後 に自 動 的 に起 動 するバッチ
スクリプトを作 成 するときに利 用 できます。コマンド ラインからスキャンを起 動 するときには、AVG のグラフィカル ユー
ザー インターフェースで提 供 されるほとんどのパラメータを使 用 できます。
コマンドラインから AVG スキャンを起 動 するには、AVG がインストールされているフォルダで次 のコマンドを実 行 しま
す。
32 ビット OS の場 合 avgscanx
64 ビット OS の場 合 avgscana
コマンドの構 文
コマンドの構 文 は次 のとおりです。
avgscanx /パラメータ ... たとえば、完 全 コンピュータ スキャンの場 合 avgscanx /comp
avgscanx /パラメータ /
パラメータ .. 複 数 のパラメータを使 用 する場 合 、これらのパラメータをスペースとス
ラッシュで区 切 り、1行 に並 べる必 要 があります。
107
パラメータが特 定 の値 を必 要 とする場 合 (例 :/scan パラメータにはスキャンの対 象 として選 択 したコン
ピュータの場 所 の情 報 が必 要 であり、選 択 した場 所 への正 確 なパスを指 定 する必 要 があります)は、値
をセミコロンで区 切 る必 要 があります。例 :avgscanx /scan=C:\;D:\
スキャン パラメータ
利 用 可 能 なパラメータの完 全 な概 要 を表 示 するには、パラメータの /
?を付 加 して該 当 するコマンドを入 力 しま
す。あるいは、/
HELP と入 力 します (例 :avgscanx /?)。唯 一 の必 須 のパラメータは、スキャン対 象 のコンピュータ
領 域 を指 定 する /
SCAN です。オプションの詳 細 については、「コマンド ライン パラメータ概 要 」を参 照 してくださ
い。
スキャンを実 行 するには、[Enter] を押 します。スキャン中 は、Ctrl+C または Ctrl+Pause を押 して、プロセスを停
止 することができます。
グラフィック インターフェースから起 動 する CMD スキャン
Windows セーフ モードでコンピュータを実 行 している場 合 、グラフィック ユーザー インターフェースからコマンドライン
スキャンを起 動 することもできます。スキャン自 体 はコマンド ラインから実 行 されます。[コマンド ライン コンポーサ
ー] ダイアログでは、便 利 なグラフィック インターフェースでは大 部 分 のスキャン パラメータを指 定 できます。
このダイアログは Windows セーフ モードでのみ利 用 可 能 です。このダイアログの詳 細 説 明 については、ダイアログ
から直 接 開 くことができるヘルプ ファイルを参 照 してください。
9.3.1. CM D スキャン パラメータ
以 下 は、コマンドライン スキャンで利 用 可 能 なすべてのパラメータの一 覧 です。
/SCAN
特 定 のファイルとフォルダをスキャン /SCAN=path;path (例 :/
SCAN=C:\;D:\
/COMP
全 コンピュータをスキャン
/HEUR
ヒューリスティック分 析 を使 用 する
/EXCLUDE
スキャンからパスまたはファイルを除 外 する
/@
コマンド ファイル /
ファイル名 /
/EXT
これらの拡 張 子 をスキャンする /
例 :EXT=EXE,DLL/
/NOEXT
これらの拡 張 子 をスキャンしない /
例 :NOEXT=JPG/
/ARC
アーカイブをスキャンする
/CLEAN
自 動 的 にクリーンアップする
/TRASH
感 染 したファイルをウイルス隔 離 室 に移 動 する
/QT
クイック テスト
/LOG
スキャン結 果 ファイルを生 成 する
108
/MACROW
マクロを報 告 する
/PWDW
パスワード保 護 されているファイルを報 告 する
/ARCBOMBSW
アーカイブ ボムを報 告 する (繰 り返 し圧 縮 されたアーカイブ)
/IGNLOCKED
ロックされたファイルを無 視 する
/REPORT
ファイルにレポートする /
ファイル名 /
/REPAPPEND
レポート ファイルに追 加 する
/REPOK
未 感 染 ファイルを「OK」として報 告 する
/NOBREAK
CTRL-BREAK での中 止 を許 可 しない
/BOOT
MBR/BOOT チェックを有 効 にする
/PROC
アクティブなプロセスをスキャンする
/PUP
不 要 と考 え得 るアプリケーションを報 告 する
/PUPEXT
不 要 と考 え得 るアプリケーションの拡 張 セットを報 告 する
/REG
レジストリをスキャンする
/COO
Cookie をスキャンする
/?
このトピックに関 するヘルプを表 示 する
/HELP
このトピックに関 するヘルプを表 示 する
/PRIORITY
スキャン優 先 度 (低 、自 動 、高 )を設 定 する (「高 度 な設 定 /スキャン」を参 照 )
/SHUTDOWN
スキャン完 了 時 にコンピュータをシャットダウンする
/FORCESHUTDOWN スキャン完 了 時 にコンピュータを強 制 シャットダウンする
/ADS
Alternate Data Streams をスキャンする NTFS のみ)
/HIDDEN
隠 し拡 張 子 を持 つファイルを報 告 する
/INFECTABLEONLY
感 染 の可 能 性 がある拡 張 子 を持 つファイルのみスキャンする
/THOROUGHSCAN
完 全 スキャンを有 効 にする
/CLOUDCHECK
誤 検 出 を確 認 する
/ARCBOMBSW
再 圧 縮 されたアーカイブ ファイルを報 告 する
109
9.4. スキャン スケジュール
AVG Internet Securityでは、オンデマンドで (コンピュータにウイルスが侵 入 した疑 いがある場 合 など)またはスケ
ジュールに基 づいてスキャンを実 行 できます。スケジュールに基 づいてスキャンを実 行 することを強 く推 奨 します。こ
の方 法 で、コンピュータが感 染 の可 能 性 から保 護 されていることを保 証 でき、スキャンがいつ起 動 しているかを考 え
る必 要 がありません。全 コンピュータ スキャンを週 に 1度 以 上 定 期 的 に実 行 することをお勧 めします。ただし、可
能 な場 合 は、コンピュータのスキャンを毎 日 実 行 してください。既 定 のスキャン スケジュールはこのように設 定 されて
います。コンピュータが常 にオンとなっている場 合 、作 業 時 間 外 にスキャンを実 行 するよう設 定 することができます。
コンピュータがオフになっていたためスケジュールが実 行 されなかった場 合 に備 えて、コンピュータの起 動 時 にスキャン
を実 行 するようにスケジュールを設 定 します。
スケジュール スキャンダイアログは、[スキャン オプション] ダイアログの[スケジュール スキャンの管 理 ] ボタンからア
クセスできます。ここではスキャンのスケジュールを作 成 または編 集 できます。新 しいスケジュール スキャンダイアロ
グが開 き、現 在 スケジュールされているすべてのスキャンの完 全 な概 要 が表 示 されます。
ダイアログ内 でユーザー個 別 のスキャンを指 定 できます。スキャン スケジュールを追 加 ボタンを使 用 して、新 しい
独 自 のスキャン スケジュールを作 成 することができます。スケジュール スキャン(または新 しいスケジュール設 定 )の
パラメータは、3つのタブで編 集 できます。
スケジュール
設定
場所
各 タブで「信 号 」ボタンを切 り替 えるだけで
化 できます。
必 要 に応 じてスケジュールされたテストを一 時 的 に有 効 化 /
無効
110
9.4.1. スケジュール
ダイアログの上 部 にある [スケジュール] タブには、現 在 定 義 されているスキャンのスケジュール名 を指 定 できるテキ
スト フィールドが表 示 されます。スキャンには、必 ず簡 潔 で、説 明 的 で、適 切 な名 前 を使 用 して、後 に他 のスキャ
ンと区 別 できるようにしてください。たとえば、「新 規 スキャン」あるいは「マイ スキャン」という名 前 は適 切 ではありま
せん。これらの名 前 は、実 際 にスキャンがチェックする対 象 を示 していないためです。一 方 で適 切 な名 前 の例 とし
ては、「システム エリア スキャン」などがあります。
このダイアログでは、さらに以 下 のスキャン パラメータを定 義 できます。
スケジュール実 行 - ここでは、新 しくスケジュールされたスキャンを起 動 する時 間 間 隔 を指 定 できます。
タイミングは、一 定 の期 間 の後 に繰 り返 されるスキャン開 始 を設 定 (定 期 実 行 .
.
.
)または正 確 な日 時 を
設 定 (指 定 した時 間 に実 行 )、あるいはスキャンの開 始 が関 連 付 けられるイベントを設 定 (コンピュータ
起 動 時 に実 行 )する方 法 により定 義 できます。
高 度 なスケジュールオプション - このセクションでは、コンピュータが低 電 源 モードあるいは完 全 に電 源 オ
フになっている場 合 に、スキャンが実 行 される条 件 を定 義 できます。スケジュール スキャンが指 定 した時
間 に起 動 すると、AVG システム トレイ アイコン上 に開 かれるポップアップ ウィンドウで通 知 されます。次
に、スケジュール スキャンが実 行 中 であることを通 知 する新 しい AVG システム トレイ アイコン (フルカラー
で点 滅 表 示 )が表 示 されます。AVG アイコンを右 クリックすると、コンテキスト メニューが開 き、実 行 中 の
スキャンを一 時 停 止 または停 止 することができます。また、現 在 実 行 中 のスキャンの優 先 度 も変 更 でき
ます。
ダイアログ内 の制 御
保 存 - このタブまたはこのダイアログのその他 のタブで行 ったすべての変 更 を保 存 し、スケジュール スキャ
ン概 要 に戻 ります。したがって、すべてのタブで検 査 パラメータを設 定 したい場 合 は、すべての必 要 項 目
を指 定 した後 で、このボタンを押 し、保 存 して下 さい。
- ダイアログ左 上 のセクションにある緑 色 の矢 印 を使 用 すると、スケジュール スキャン概 要 に戻 りま
す。
111
9.4.2. 設定
ダイアログの上 部 にある [設 定 ] タブには、現 在 設 定 を行 っているスキャンのスケジュール名 を指 定 できるテキスト
フィールドが表 示 されます。 スキャンには、必 ず簡 潔 で、分 かりやすく、適 切 な名 前 を使 用 して、後 で他 のスキャ
ンと簡 単 に区 別 できるようにしてください。 例 えば、「新 規 スキャン」あるいは「マイ スキャン」という名 前 は、実 際 に
スキャンがチェックする対 象 を示 していないため、適 切 ではありません。 一 方 、分 かりやすい適 切 な名 前 の例 とし
ては、「システム領 域 スキャン」などが挙 げられます。
[設 定 ] タブには、任 意 でオン/
オフ可 能 なスキャン パラメータのリストが表 示 されます。 この設 定 を変 更 する合 理
的 な理 由 がない場 合 は、あらかじめ定 義 された設 定 を維 持 することをお勧 めします:
確 認 メッセージなしでウイルス感 染 を修 復 /
除 去 (デフォルトではオン):スキャン実 行 中 にウイルスが
検 出 され、修 復 可 能 な場 合 は自 動 的 に修 復 できます。 感 染 したファイルを自 動 的 に修 復 できない場
合 、感 染 したオブジェクトはウイルス隔 離 室 に移 されます。
不 要 と考 え得 るアプリケーションとスパイウェアの脅 威 について報 告 する (デフォルトではオン):
チェックを付 けると、スキャンが有 効 になり、ウイルスに加 えてスパイウェアもスキャンされます。 スパイウェア
は疑 わしいマルウェアのカテゴリに含 まれます。通 常 は、セキュリティリスクとなりますが、このプログラムの
一 部 は意 図 的 にインストールできます。 コンピュータのセキュリティが高 まるため、この機 能 を有 効 にして
おくことをお勧 めします。
不 要 と考 え得 るアプリケーションの拡 張 セットについて報 告 する デフォルトではオフ : チェックを付
けると、スパイウェアの拡 張 パッケージを検 出 します。スパイウェアとは、製 造 元 から直 接 入 手 したときには
完 全 に問 題 がなく無 害 ですが、後 から悪 意 のある目 的 で誤 用 されるおそれのあるプログラムです。 これ
は、コンピュータ セキュリティをさらに高 めるための追 加 的 な手 段 ですが、合 法 的 なプログラムもブロックす
る可 能 性 があるため、デフォルトではオフになっています。
Tracking Cookie のスキャン デフォルトではオフ):このパラメータを指 定 すると、スキャンで Cookie の検
出 を行 います (HTTP Cook ie は、サイトの設 定 や電 子 ショッピング カートの内 容 など、ユーザー固 有 の
情 報 の認 証 、追 跡 、維 持 に使 用 されます)。
アーカイブ内 部 をスキャン デフォルトではオフ):このパラメータを指 定 すると、ファイルが ZIP や RAR な
どのアーカイブ内 に保 存 されている場 合 でも、スキャンではすべてのファイルがチェックされます。
112
ヒューリスティック分 析 を使 用 デフォルトではオン):ヒューリスティック分 析 (仮 想 コンピュータ環 境 での
スキャン オブジェクトの命 令 の動 的 エミュレーション)は、スキャンの際 に使 用 されるウイルス検 出 方 法 の
1 つです。
システム環 境 をスキャン デフォルトではオン):スキャンではコンピュータのシステム領 域 もチェックされま
す。
完 全 スキャンを有 効 にする デフォルトではオフ):特 定 の状 況 (コンピュータが感 染 している疑 いがあ
る場 合 など)が発 生 した場 合 には、このオプションにチェックを付 けると、最 も完 全 なスキャン アルゴリズム
が有 効 になり、感 染 の可 能 性 が低 いコンピュータ領 域 もスキャンされます。これにより、問 題 がないことが
確 認 できます。 ただし、この方 法 を実 行 すると多 少 時 間 がかかることにご留 意 ください。
ルートキットをスキャン (デフォルトではオン):ルートキット対 策 スキャンではルートキット、すなわち悪 意
のある活 動 をコンピュータ内 で隠 すことができるプログラムや技 術 がないかどうか、コンピュータを検 索 して
確 認 します。 ルートキットが検 出 されても、必 ずしもコンピュータが感 染 しているわけではありません。 場
合 によっては、通 常 のアプリケーションの特 定 のドライバやセクションが誤 ってルートキットとして検 出 されま
す。
追 加 スキャン設 定
このリンクをクリックすると、新 しい [追 加 スキャン設 定 ] ダイアログが開 きます。このダイアログでは、次 のパラメータ
を指 定 できます。
コンピュータのシャットダウン オプション - 実 行 中 のスキャン プロセスが終 了 したら自 動 的 にコンピュータ
をシャットダウンするかどうかを決 定 します。 このオプション (スキャン完 了 時 にコンピュータをシャットダウ
ン)を選 択 すると、現 時 点 でコンピュータがロックされている場 合 でも、コンピュータをシャットダウンさせる
新 しいオプション (コンピュータがロックされた場 合 、強 制 的 にシャットダウンする)が有 効 になります。
スキャンのファイル タイプ - 以 下 のスキャン設 定 も決 定 する必 要 があります:
o すべてのファイル タイプ このオプションでは、スキャンが不 要 なファイルの拡 張 子 をコンマで区 切 っ
たリストを指 定 することにより、スキャンの例 外 を定 義 できます。
113
o 選 択 されたファイル タイプ - 感 染 の可 能 性 のあるファイルのみをスキャンするよう指 定 できます
(一 部 のプレーン テキスト ファイルやその他 の非 実 行 可 能 ファイルなど、感 染 の可 能 性 がないファ
イルはスキャンされません)。これには、メディア ファイル (ビデオ、オーディオ ファイル -これらのファイ
ルは多 くの場 合 、サイズが非 常 に大 きく、ウイルスに感 染 している可 能 性 が低 いため、このボックス
のチェックを外 すと、スキャン時 間 がさらに短 縮 されます)が含 まれます。 ここでも、必 ずスキャンす
る必 要 があるファイルを、拡 張 子 を用 いて指 定 できます。
o 任 意 で拡 張 子 のないファイルをスキャンできます。このオプションはデフォルトではオンになってい
ます。変 更 する理 由 がない場 合 は、この設 定 を保 持 することをお勧 めします。 拡 張 子 のないファ
イルは不 審 であるため、常 にスキャンすることをお勧 めします。
スキャン速 度 を調 整
このセクションでは、システム リソースの使 用 状 況 に応 じて、希 望 するスキャン速 度 を指 定 することができます。 デ
フォルトでは、このオプションの値 は自 動 的 にリソースを使 用 するユーザー依 存 レベルに設 定 されています。 スキャ
ンの処 理 速 度 を高 めた場 合 、スキャンにかかる時 間 は短 くなりますが、スキャン実 行 中 に使 用 されるシステム リソ
ースの量 は大 幅 に増 え、PC での他 の作 業 の処 理 速 度 が低 下 します (このオプションは、コンピュータの電 源 がオ
ンであり、コンピュータで作 業 をしているユーザーがいない場 合 に適 しています)。 一 方 、スキャンの時 間 を延 長 す
ることで、システム リソース使 用 量 を減 らすことができます。
追 加 スキャン レポートを設 定
[追 加 スキャン レポートを設 定 .
.
.] リンクをクリックすると、「スキャン レポート」というダイアログ ウィンドウが開 き、
報 告 する検 出 項 目 を選 択 できます:
ダイアログ内 のコントロール
保 存 - このタブまたはこのダイアログの他 のタブで行 ったすべての変 更 を保 存 し、スケジュールスキャンの
概 要 に戻 ります。 このため、すべてのタブで検 査 パラメータを設 定 する場 合 は、必 要 な項 目 をすべて指
定 した後 でこのボタンを押 して保 存 してください。
- ダイアログ左 上 のセクションにある緑 色 の矢 印 を使 用 すると、スケジュールスキャンの概 要 に戻 りま
す。
114
9.4.3. 場所
[場 所 ] タブでは、[全 コンピュータをスキャン] あるいは [特 定 のファイルとフォルダ] のどちらでスケジュールするかを定
義 できます。特 定 のファイルまとフォルダをスキャンを選 択 する場 合 は、このダイアログの下 部 に表 示 されるツリー構
造 がアクティブになり、スキャンするフォルダを選 択 できます (スキャンするフォルダが見 つかるまでプラス ノードをクリッ
クして項 目 を展 開 します)。各 ボックスにチェックを付 けると複 数 のフォルダを選 択 できます。選 択 されたフォルダは、
ダイアログ上 部 のテキスト フィールドに表 示 され、ドロップダウン メニューに選 択 されたスキャン履 歴 が保 持 されま
す。希 望 するフォルダへのフルパスを手 動 で入 力 することもできます (複 数 のパスを入 力 する場 合 は、スペースを
入 れずセミコロンで区 切 る必 要 があります)。
ツリー構 造 内 には、[特 別 な場 所 ] という部 分 もあります。各 チェック ボックスにマークを付 けると、次 のようにスキャ
ンする場 所 の一 覧 が表 示 されます。
ローカル ハード ドライブ - コンピュータのすべてのハード ドライブ
プログラム ファイル
o C:\Program Files\
o 64 ビット バージョン C:\Program Files x86
マイ ドキュメント フォルダ
o Win XP: C:\Documents and Settings\Default User\My Documents\
o Windows Vista/7: C:\Users\user\Documents\
共 有 ドキュメント
o Win XP: C:\Documents and Settings\All Users\Documents\
o Windows Vista/7: C:\Users\Public\Documents\
115
Windows フォルダ - C:\Windows\
その他
o システム ドライブ - オペレーティング システムがインストールされているハードドライブ (通 常 は C:
o システム フォルダ - C:\Windows\System32\
o 一 時 ファイル フォルダ - C:\Documents and Settings\User\Local\ Windows XP ; or C:\Users
\user\AppData\Local\Temp\ Windows Vista/7
o 一 時 インターネット ファイル - C:\Documents and Settings\User\Local Settings\Temporary
Internet Files\ Windows XP ; or C:\Users\user\AppData\Local\Microsoft\Windows\Temporary
Internet Files Windows Vista/7
ダイアログ内 の制 御
保 存 - このタブまたはこのダイアログのその他 のタブで行 ったすべての変 更 を保 存 し、スケジュール スキャ
ン概 要 に戻 ります。したがって、すべてのタブで検 査 パラメータを設 定 したい場 合 は、すべての必 要 項 目
を指 定 した後 で、このボタンを押 し、保 存 して下 さい。
- ダイアログ左 上 のセクションにある緑 色 の矢 印 を使 用 すると、スケジュール スキャン概 要 に戻 りま
す。
9.5. スキャン結果
スキャン結 果 概 要 ダイアログには、過 去 に実 行 されたすべてのスキャンの結 果 が一 覧 で表 示 されます。この表 に
は、各 スキャン結 果 に関 する次 の情 報 が表 示 されます。
アイコン - 最 初 の列 に、スキャンの状 況 を示 す情 報 アイコンが表 示 されます。
o
感 染 は検 出 されませんでした、スキャンは完 了 しました
116
o
感 染 は検 出 されませんでした、スキャンは完 了 前 に中 断 されました
o
感 染 は修 復 されました、スキャンは完 了 しました
o
感 染 が検 出 されましたが、修 復 されませんでした。スキャンは完 了 前 に中 断 されました
o
感 染 が検 出 され、すべて修 復 または削 除 されました。スキャンは完 了 しました
o
感 染 が検 出 され、すべて修 復 または削 除 されました。スキャンは完 了 前 に中 断 されました
名 前 - この項 目 では個 々 のスキャン名 を表 示 します。2つの事 前 に定 義 されたスキャンの 1つか、独 自
のスケジュール スキャンのいずれかです。
開 始 時 間 - スキャンが起 動 された正 確 な日 時 を示 します。
終 了 時 間 - スキャンが終 了 、一 時 停 止 、中 断 した正 確 な日 時 を示 します。
検 査 されたオブジェクト - スキャンされたすべてのオブジェクトの合 計 数 を示 します。
感 染 - 除去/
検 出 された感 染 の合 計 数 を示 します。
高 /中 /低 - 次 の 3項 目 では、重 要 度 が高 、中 、低 のそれぞれについて、検 出 された感 染 の数 を示
します。
ルートキット - スキャン中 に見 つかったルートキットの合 計 数 を示 します。
ダイアログ コントロール
詳 細 を見 る - ボタンをクリックすると、選 択 したスキャンに関 する詳 細 情 報 (表 の上 にハイライトされていま
す)を参 照 できます。
結 果 を削 除 - ボタンをクリックすると、一 覧 表 から選 択 されたスキャン結 果 情 報 が削 除 されます。
- ダイアログ左 上 のセクションにある緑 色 の矢 印 を使 用 すると、メイン ユーザーインターフェースのコンポー
ネント概 要 に戻 ります。
9.6. スキャン結果の詳細
選 択 したスキャン結 果 の詳 細 情 報 の概 要 を開 くには、[詳 細 を表 示 ] ボタンをクリックすると、[スキャン結 果 概 要 ]
ダイアログにアクセスできます。 それぞれのスキャン結 果 の情 報 が詳 細 に記 載 された同 じダイアログ インターフェー
スにリダイレクトされます。 情 報 は 3つのタブに分 けられています:
概 要 - このタブにはスキャンに関 する基 本 情 報 が表 示 されます:スキャンが正 常 に完 了 したかどうか、脅
威 が見 つかったかどうか、および脅 威 をどう処 理 したかです。
詳 細 - このタブには、検 出 された脅 威 の詳 細 など、スキャンに関 するすべての情 報 が表 示 されます。 概
要 をファイルにエクスポートすると、.
csv ファイルにスキャン結 果 を保 存 できます。
検 出 - このタブはスキャン中 に脅 威 が検 出 された場 合 のみ表 示 され、その脅 威 に関 する詳 細 情 報 が提
示 されます。
117
低 い危 険 性 : 情 報 または警 告 で、実 際 の脅 威 ではありません。 通 常 はマクロを含 む文 書 、
パスワードで保 護 された文 書 またはアーカイブ、ロックされたファイルなどです。
中 程 度 の危 険 性 : 通 常 は不 要 と考 えられるアプリケーション (アドウェアなど)またはトラッキ
ング Cookie です
高 い危 険 性 : ウイルス、トロイの木 馬 、セキュリティ上 の弱 点 などの深 刻 な脅 威 です。ヒュー
リスティックの検 出 方 法 により検 出 されたオブジェクト、すなわちウイルス データベースにはまだ記 録 さ
れていない脅 威 も含 まれます。
118
10. AVG File Shredder
AVG File Shredderは、完 全 に安 全 な方 法 でファイルを削 除 するように設 計 されており、復 元 のためのソフトウェ
アツールを使 用 してもまったく復 元 不 可 能 です。
ファイルまたはフォルダを破 棄 するには、ファイルマネージャー Windows Explorer、Total Commander など)を右 ク
リックし、AVGで永 久 に破 棄 を選 択 します。ごみ箱 にあるファイルも破 棄 することができます。特 定 の場 所 にある
特 定 のファイル CD ROMなど)が確 実 に破 棄 できない場 合 、通 知 が表 示 されるか、またはコンテキストメニューの
オプションが使 用 可 能 な状 態 になりません。
ご注 意 ください :破 棄 すると、ファイルは永 久 に消 滅 します。
119
11. ウイルス隔離室
ウイルス隔 離 室 は、AVGスキャン中 に検 出 された不 審 なオブジェクトまたは感 染 したオブジェクトを管 理 する安 全
な環 境 です。スキャン中 に感 染 したオブジェクトが検 出 され、AVG で自 動 的 に修 復 できない場 合 、この不 審 なオ
ブジェクトの処 理 方 法 を決 定 するための画 面 が表 示 されます。推 奨 される解 決 方 法 は、このオブジェクトをウイル
ス隔 離 室 に移 動 することです。ウイルス隔 離 室 の主 な目 的 は、削 除 されたファイルを一 定 期 間 保 存 しておき、
そのファイルが元 の場 所 で必 要 がないものであることを確 認 できるようにすることです。ファイルが存 在 しないことに
よって問 題 が発 生 する場 合 は、問 題 のファイルを分 析 に送 信 したり、元 の場 所 に復 元 したりできます。
ウイルス隔 離 室 インターフェースが別 ウィンドウで開 き、隔 離 された感 染 オブジェクトに関 する情 報 の概 要 が表 示
されます。
追 加 日 - 疑 わしいファイルが検 出 され、ウイルス隔 離 室 に移 動 された日 時 を表 示 します。
脅 威 - Identity コンポーネントを AVG Internet Security 内 にインストールすることを決 定 した場 合 、検
出 された深 刻 度 がこのセクションにグラフィック表 示 されます。深 刻 度 は、問 題 なし(緑 色 のドット 3個 )
から、非 常 に危 険 (赤 のドット 3個 )までです。また、感 染 の種 類 とその元 の場 所 に関 する情 報 も表 示
されます。[詳 細 ] リンクをクリックすると、検 出 された脅 威 に関 する詳 細 情 報 が掲 載 されているオンライン
ウイルス百 科 事 典 のページに移 動 します。
ソース - AVG Internet Security のどのコンポーネントが各 脅 威 を検 出 したかを示 します。
通 知 - 非 常 にまれな状 況 では、この欄 に注 意 事 項 が表 示 され、検 出 された脅 威 のそれぞれについて、
詳 細 なコメントが提 供 されます。
コントロール ボタン
ウイルス隔 離 室 インターフェースでは次 のコントロール ボタンが利 用 できます。
復 元 - 感 染 ファイルをディスク上 の元 の場 所 に復 元 します。
120
場 所 を指 定 して復 元 - 感 染 したファイルを選 択 したフォルダに移 動 します。
分 析 に送 信 - このボタンは、上 記 の検 出 結 果 のリストでオブジェクトをハイライトした場 合 のみ選 択 可
能 になります。その場 合 、さらに詳 細 な分 析 を行 うために、選 択 した検 出 ファイルを AVG ウイルス実 験
室 に送 信 するオプションが利 用 できます。この機 能 は、主 に誤 検 出 、すなわち AVG により感 染 またはそ
の疑 いがあるものとして検 出 されたが、ユーザーは無 害 だと考 えるファイルを送 信 する場 合 に役 立 つもの
であることにご留 意 ください。
詳 細 - ウイルス隔 離 室 に隔 離 された特 定 の脅 威 に関 する詳 細 情 報 については、リスト内 の選 択 した
項 目 をハイライトし、[詳 細 ] ボタンをクリックすると、新 しいダイアログが開 いて検 出 された脅 威 の説 明 が
表 示 されます。
削 除 - 感 染 ファイルをウイルス隔 離 室 から完 全 に削 除 します。元 に戻 すことはできません。
空 にする - すべてのウイルス隔 離 室 内 のファイルを 完 全 に削 除 します。ウイルス隔 離 室 から削 除 する
とファイルはディスクから削 除 されるため、元 に戻 すことはできません (ごみ箱 には移 動 されません)。
121
12. 履歴
[履 歴 ] セクションには、過 去 のすべてのイベント (たとえばアップデート、スキャン、検 出 、その他 )に加 え、これら
のイベントに関 するレポートが含 まれます。このセクションは、メイン ユーザーインターフェースの [オプション /履 歴 ]
の項 目 からアクセスできます。さらに、すべてのイベントが記 録 された履 歴 は、次 の部 分 に分 けられます。
スキャン結 果
常 駐 シールドの結 果
メール保 護 の結 果
オンライン シールドの結 果
イベント履 歴
ファイアウォール ログ
12.1. スキャン結果
スキャン結 果 の概 要 ダイアログには、AVG Internet Security メイン ウィンドウの上 の行 にあるナビゲーションの
[オプション / 履 歴 /スキャン結 果 ] メニュー 項 目 からアクセスできます。ダイアログには、以 前 実 行 されたすべて
のスキャンと結 果 情 報 のリストが表 示 されます。
名 前 - スキャン指 定 。予 め定 義 されたスキャンの名 前 あるいは、自 分 のスケジュール済 のスキャンに付 け
られた名 前 です。各 名 前 には、スキャン結 果 を示 すアイコンが表 示 されます。
- 緑 のアイコンはスキャン中 に感 染 が検 出 されなかったことを示 します。
- 青 のアイコンは、スキャン中 に感 染 があり、感 染 したオブジェクトは自 動 的 に除 去 されたこと
を知 らせています。
- 赤 のアイコンは、スキャン中 に感 染 が検 出 され、それを除 去 できなかったことを警 告 していま
122
す。
各 アイコンは完 全 な形 、または半 分 のアイコンで表 示 されます。完 全 な形 のアイコンは正 常 終
了 したスキャンを示 しています。半 分 になったアイコンはスキャンがキャンセルされたか中 断 された
ことを示 しています。
注 意 :各 スキャンの詳 細 情 報 については、詳 細 を見 るボタン(ダイアログ下 部 )からアクセス可
能 なスキャン結 果 ダイアログを参 照 してください。
開 始 時 間 - スキャンが実 行 された日 時
終 了 時 間 - スキャンが終 了 した日 時
スキャン済 オブジェクト - スキャンでチェックされたオブジェクトの数
感 染 - 検出/
除 去 されたウイルス感 染 の数
高 /中 - これらの項 目 は、重 要 度 が高 と中 のそれぞれについて、除 去 /
検 出 された感 染 の合 計 数 を示
します
情 報 - スキャン過 程 と結 果 に関 する情 報 (一 般 的 には完 了 か中 断 かの情 報 )
ルートキット - 検 出 されたルートキット
コントロールボタン
スキャン結 果 概 要 ダイアログには、以 下 のコントロールボタンがあります。
詳 細 を見 る - クリックすると、[スキャン結 果 ] ダイアログに切 り替 わり、選 択 したスキャンの詳 細 データを
表 示 します。
結 果 を削 除 - クリックすると、スキャン結 果 概 要 から選 択 したアイテムを削 除 します。
- AVG メイン ダイアログ (コンポーネント概 要 )をデフォルトに戻 すには、このダイアログの左 上 端 にあ
る矢 印 を使 います。
12.2. 常駐シールドの結果
常 駐 シールドサービスはコンピュータのコンポーネントの一 部 であり、ファイルがコピーされたり、開 かれたり、保 存
される時 にそのファイルをスキャンします。ウイルスや何 らかの種 類 の脅 威 が検 出 されると、以 下 のダイアログ経 由
で即 時 に警 告 が表 示 されます。
123
警 告 ダイアログでは、検 出 され感 染 と判 断 されたオブジェクトに関 する情 報 (脅 威 )、および認 められた感 染 の事
実 的 な説 明 (説 明 )が表 示 されます。[詳 細 ] リンクをクリックすると、検 出 された脅 威 が既 知 のものである場 合 、
その詳 細 情 報 が記 載 されているオンライン ウイルス百 科 事 典 のページに移 動 します。ダイアログでは、検 出 された
脅 威 の対 処 方 法 について、可 能 な解 決 策 の概 要 を参 照 することもできます。その他 の選 択 肢 としては [保 護 し
てください (推 奨 )] が推 奨 として表 示 されます。可 能 な限 り、常 にこのオプションに設 定 しておくことをお
勧 めします。
注 意 :検 出 されたオブジェクトのサイズがウイルス隔 離 室 の空 き領 域 上 限 を超 えている場 合 があります。この場
合 、感 染 したオブジェクトをウイルス隔 離 室 に移 動 しようとすると、この問 題 を通 知 する警 告 メッセージがポップアッ
プ表 示 されます。ただし、ウイルス隔 離 室 のサイズは変 更 することができます。ウイルス隔 離 室 のサイズは、ハード
ディスクの実 際 のサイズに対 する調 整 可 能 な割 合 として定 義 されます。ウイルス隔 離 室 のサイズを増 やすには、
[AVG 高 度 な設 定 ] の [ウイルス隔 離 室 サイズの上 限 ] オプションを使 用 して [ウイルス隔 離 室 ] ダイアログに移 動
します。
ダイアログの下 部 には [詳 細 を表 示 する] リンクがあります。このリンクをクリックすると、新 しいウィンドウが開 き、感
染 の検 出 時 に実 行 していたプロセスに関 する詳 細 情 報 およびプロセス ID が表 示 されます。
常 駐 シールド検 出 のすべてのリストが常 駐 シールド検 出 ダイアログ内 の概 要 に表 示 されます。このダイアログに
は、AVG Internet Securityメイン ウィンドウの上 の行 にあるナビゲーションの [オプション / 履 歴 /常 駐 シールド
検 出 ] メニュー項 目 からアクセスできます。ダイアログには、常 駐 シールドが危 険 と見 なして検 出 し、修 復 あるいは
ウイルス隔 離 室 に移 動 したオブジェクトの概 要 が表 示 されます。
124
検 出 された各 オブジェクトについて、以 下 の情 報 が提 供 されます。
脅 威 の名 前 - 検 出 されたオブジェクトの説 明 (場 合 によっては名 前 )およびその場 所 。[詳 細 情 報 ] リン
クをクリックすると、検 出 された脅 威 に関 する詳 細 情 報 が掲 載 されているオンライン ウイルス百 科 事 典 の
ページに移 動 します。
状 況 - 検 出 されたオブジェクトで実 行 されたアクション
検 出 時 刻 - 脅 威 が検 出 された日 時
オブジェクトタイプ - 検 出 されたオブジェクトの種 類
プロセス - 検 出 ができるように、潜 在 的 に危 険 なオブジェクトを呼 び出 すために実 行 されたアクション
コントロール ボタン
更 新 - オンライン シールド
エクスポート - 検 出 されたオブジェクトの完 全 なリストをファイルにエクスポートします。
選 択 して削 除 - リスト内 で選 択 した項 目 をハイライトした後 にこのボタンをクリックすると、選 択 した項
目 が削 除 されます。
すべての脅 威 を削 除 - このボタンをクリックすると、ダイアログのリストにあるすべての項 目 を削 除 します。
- AVG メイン ダイアログ (コンポーネント概 要 )をデフォルトに戻 すには、 このダイアログの左 上 端 に
ある矢 印 を使 います。
125
12.3. Identity Protection の結果
Identity Protection の結 果 ダイアログには、AVG Internet Security メインウィンドウの上 にあるナビゲーションの
オプション / 履 歴 /Identity Protection の結 果 メニューからアクセスできます。
このダイアログには、Identity Protection コンポーネントによって検 出 された結 果 がすべて一 覧 で表 示 されます。検
出 された各 オブジェクトについて、以 下 の情 報 が提 供 されます。
脅 威 の名 前 - 検 出 されたオブジェクトの説 明 (場 合 によっては名 前 )およびその場 所 。[詳 細 ] リンクをク
リックすると、検 出 された脅 威 に関 する詳 細 情 報 が掲 載 されているオンライン ウイルス百 科 事 典 のページ
に移 動 します。
状 況 - 検 出 されたオブジェクトで実 行 されたアクション
検 出 時 刻 - 脅 威 が検 出 された日 時
オブジェクトタイプ - 検 出 されたオブジェクトの種 類
プロセス - 検 出 ができるように、潜 在 的 に危 険 なオブジェクトを呼 び出 すために実 行 されたアクション
ダイアログの下 部 には、リストの下 に上 記 でリストされた検 出 オブジェクトの総 数 に関 する情 報 が表 示 されます。さ
らに、検 出 オブジェクトの完 全 なリストをファイルにエクスポート (リストをファイルにエクスポート)し、検 出 オブ
ジェクトのすべてのエントリを削 除 (リストを空 にする)ことができます。
コントロール ボタン
Identity Protection Results インターフェースで利 用 できるコントロールボタンは次 の通 りです。
リストを更 新 - 検 出 された脅 威 のリストの更 新
- AVG メイン ダイアログ (コンポーネント概 要 )をデフォルトに戻 すには、このダイアログの左 上 端 にあ
る矢 印 を使 います。
126
12.4. メール保護の結果
メール保 護 の検 出 ダイアログには、AVG Internet Security メインウィンドウの上 にあるナビゲーションのオプショ
ン / 履 歴 /メール保 護 の検 出 メニューからアクセスできます。
このダイアログには、メールスキャナコンポーネントによって検 出 された結 果 がすべて一 覧 で表 示 されます。検 出 さ
れた各 オブジェクトについて、以 下 の情 報 が提 供 されます。
検 出 名 - 検 出 されたオブジェクトの説 明 (場 合 によっては名 前 )およびそのソース
結 果 - 検 出 されたオブジェクトで実 行 されたアクション
検 出 時 刻 - 不 審 なオブジェクトが検 出 された日 時
オブジェクトタイプ - 検 出 されたオブジェクトの種 類
プロセス - 検 出 ができるように、潜 在 的 に危 険 なオブジェクトを呼 び出 すために実 行 されたアクション
ダイアログの下 部 には、リストの下 に上 記 でリストされた検 出 オブジェクトの総 数 に関 する情 報 が表 示 されます。さ
らに、検 出 オブジェクトの完 全 なリストをファイルにエクスポート (リストをファイルにエクスポート)し、検 出 オブ
ジェクトのすべてのエントリを削 除 (リストを空 にする)ことができます。
コントロール ボタン
メールスキャナ検 出 インターフェースで利 用 できるコントロールボタンは以 下 の通 りです。
リストを更 新 - 検 出 された脅 威 のリストの更 新
- AVG メイン ダイアログ (コンポーネント概 要 )をデフォルトに戻 すには、このダイアログの左 上 端 にあ
る矢 印 を使 います。
127
12.5. オンラインシールドの結果
オンライン シールドは ウェブブラウザに表 示 され、コンピュータにダウンロードされる前 に、ウェブページの内 容 およ
びそこに含 まれる可 能 性 のあるファイルをスキャンします。脅 威 が検 出 されると、次 のダイアログで即 時 に警 告 が表
示 されます。
警 告 ダイアログでは、検 出 され感 染 と判 断 されたオブジェクトに関 する情 報 (脅 威 )、および認 められた感 染 の事
実 的 な説 明 (オブジェクトの名 前 )が表 示 されます。[詳 細 ] リンクをクリックすると、オンライン ウイルス百 科 事 典
に移 動 します。ここでは、既 知 のウイルスであれば、検 出 された感 染 の詳 細 な情 報 を調 べることができます。ダイア
ログには次 のコントロール エレメントがあります。
詳 細 を表 示 - リンクをクリックすると、新 しいポップアップ ウィンドウが開 き、感 染 が検 出 されたときに実 行
中 であったプロセスの情 報 とプロセス ID が表 示 されます。
閉 じる - ボタンをクリックすると、警 告 ダイアログを閉 じます。
疑 わしいウェブページは開 かれません。また、脅 威 の検 出 は オンライン シールド検 出 結 果 のリストにログ出 力 さ
れます。検 出 された脅 威 の概 要 には、AVG Internet Securityメイン ウィンドウの上 部 にある行 ナビゲーションの
[オプション / 履 歴 /オンライン シールド検 出 結 果 ] メニュー項 目 からアクセスできます。
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検 出 された各 オブジェクトについて、以 下 の情 報 が提 供 されます。
脅 威 の名 前 - 検 出 されたオブジェクトの説 明 (場 合 によっては名 前 )、およびそのソース(ウェブページ)。
[詳 細 ] リンクをクリックすると、検 出 された脅 威 の詳 細 情 報 が記 載 されているオンライン ウイルス百 科 事
典 のページに移 動 します。
状 況 - 検 出 されたオブジェクトで実 行 されたアクション
検 出 時 刻 - 脅 威 が検 出 された日 時
オブジェクトタイプ - 検 出 されたオブジェクトの種 類
コントロール ボタン
更 新 - オンライン シールド
エクスポート - 検 出 オブジェクトの完 全 なリストをファイルにエクスポート
- AVG メイン ダイアログ (コンポーネント概 要 )をデフォルトに戻 すには、このダイアログの左 上 端 にあ
る矢 印 を使 います。
12.6. イベント履歴
イベント履 歴 ダイアログには、AVG Internet Securityメイン ウィンドウの上 のナビゲーションにあるオプション / 履
歴 /イベント履 歴 メニュー項 目 からアクセスできます。 このダイアログでは、AVG Internet Security動 作 中 に発
生 した重 要 なイベントの概 要 を確 認 できます。ダイアログでは次 のタイプのイベントの記 録 が表 示 されます。AVG
アプリケーションのアップデートに関 する情 報 、スキャンの開 始 、終 了 、停 止 に関 する情 報 (自 動 的 に実 行 される
129
テストを含 む)、ウイルス検 出 (常 駐 シールドまたはスキャンによる)に関 連 するイベント情 報 (発 生 場 所 など)、
その他 の重 要 なイベント。
イベントごとに次 の情 報 が一 覧 表 示 されます。
イベント日 時 はイベントが発 生 した正 確 な日 付 と時 刻 です。
ユーザーはイベント発 生 時 にログインしていたユーザー名 を示 します。
ソースはイベントのトリガーとなったソース コンポーネントまたはその他 の AVG システムの一 部 に関 する情
報 です。
イベント説 明 は実 際 に発 生 したイベント内 容 の簡 単 な概 要 です。
コントロール ボタン
リスト更 新 - このボタンをクリックすると、イベント リストのすべてのエントリが更 新 されます。
閉 じる - このボタンをクリックすると、AVG Internet Securityメイン ウィンドウ
12.7. ファイアウォール ログ
このダイアログは高 度 な構 成 として用 意 されており、明 確 にその設 定 について知 っている場 合 を除 いて、
いずれの設 定 も変 更 しないことを推 奨 します!
ログ ダイアログでは、すべてのログに記 録 されたファイアウォール アクションとイベントのリストを確 認 することができま
す。2つのタブには関 連 するパラメータの詳 細 な説 明 が付 属 しています。
トラフィック ログ - このタブでは、ネットワークに接 続 しようとしたすべてのアプリケーションの活 動 に関 する
情 報 を表 示 します。各 項 目 では、イベント時 刻 、アプリケーション名 、各 ログ アクション、ユーザー名 、
PID、トラフィック方 向 、プロトコル タイプ、リモートおよびローカル ポート番 号 、リモートおよびローカル IP ア
ドレスの情 報 などを見 ることができます。
130
信 頼 されたデータベース ログ - 信 頼 されたデータベースとは、常 にオンライン通 信 を許 可 できる認 証 さ
れ信 頼 されたアプリケーションに関 する情 報 を収 集 する AVG 内 部 データベースです。新 しいアプリケー
ションが初 めてネットワークに接 続 しようとするとき つまり、まだこのアプリケーションに指 定 されたファイア
ウォール ルールがない場 合 )、そのアプリケーションに対 してネットワーク通 信 を許 可 するかどうかを決 定 す
る必 要 があります。まず、AVG は信 頼 されたデータベースを検 索 し、アプリケーションがリストにある場 合
は、自 動 的 にネットワークアクセスを付 与 します。その後 に初 めて、データベースに利 用 できる情 報 がない
場 合 、アプリケーションのネットワーク アクセスを許 可 するかどうかを確 認 するスタンドアロン ダイアログが表
示 されます。
コントロール ボタン
リストを更 新 - すべてのログに記 録 されたパラメータは、各 属 性 によって時 系 列 (日 付 )あるいはアルファ
ベット順 (他 のカラム)等 でソート可 能 です。各 カラムヘッダーをクリックするだけです。[リスト更 新 ] ボタン
を使 用 して、現 在 表 示 されている情 報 を更 新 します。
ログを削 除 - 表 のすべてのエントリを削 除 します。
131
13. AVG 更新
アップデートが定 期 的 に実 行 されていない場 合 、セキュリティソフトウェアは脅 威 からの保 護 を保 証 できません。ウ
イルス作 成 者 はソフトウェアとオペレーティング システムの両 方 の欠 陥 を常 に探 して、それを利 用 しようとしていま
す。新 しいウイルス、新 しいマルウェア、新 しいハッキング攻 撃 は日 々 出 現 しています。このため、ソフトウェア ベン
ダーはアップデートとセキュリティパッチを継 続 的 に発 行 し、発 見 されたセキュリティホールを修 正 しています。
あらゆるコンピュータの脅 威 が新 しく出 現 し、高 速 で拡 大 することを考 えると、AVG Internet Security を定 期 的
にアップデートすることは絶 対 に不 可 欠 です。最 善 の方 法 は、自 動 アップデートが設 定 されているプログラムの既
定 の設 定 に従 うことです。AVG Internet Security のウイルス データベースが最 新 でない場 合 、プログラムは最 新
の脅 威 を検 出 できません。
AVG を定 期 的 に更 新 することは非 常 に重 要 です。可 能 な限 り、ウイルス定 義 更 新 を毎 日 実 行 してくだ
さい。緊 急 度 の低 いプログラム アップデートは週 次 で実 行 してもかまいません。
13.1. アップデートの実行
最 高 のセキュリティを実 現 するために、既 定 では、AVG Internet Security が 4時 間 ごとに新 しいウイルス データ
ベースのアップデートを検 索 するようにスケジュール設 定 されています。AVG アップデートは固 定 のスケジュールでは
なく、新 しい脅 威 の量 と重 要 度 に応 じてリリースされるため、AVG ウイルス データベースが常 に最 新 の状 態 である
ことを保 証 するためにはこのチェック機 能 が非 常 に重 要 です。
新 しいアップデート ファイルをただちに確 認 する場 合 は、メイン ユーザー インターフェースの [今 すぐアップデート] ク
イック リンクを使 用 します。このリンクはいつでもユーザーインターフェースダイアログから利 用 できます。アップデートを
開 始 すると、AVGはまず利 用 可 能 な新 しいアップデートファイルがあるかどうかを確 認 します。ある場 合 は、AVG
Internet Security はダウンロードを開 始 し、アップデート処 理 を実 行 します。AVG システムトレイ アイコンのスライ
ドダイアログ内 に、アップデート結 果 についての情 報 が表 示 されます。
アップデートの実 行 回 数 を減 らす場 合 は、独 自 のアップデート実 行 パラメータを設 定 できます。しかし、1日 に少
なくとも1回 アップデートを実 施 されることが強 く推 奨 されます。設 定 は [高 度 な設 定 /
スケジュール] セクション
で編 集 できます。具 体 的 には次 のダイアログが表 示 されます。
定 義 アップデート スケジュール
プログラム アップデート スケジュール
スパム対 策 アップデート スケジュール
13.2. アップデート レベル
AVG Internet Security では 2つのアップデート レベルから選 択 できます。
定 義 更 新 には、信 頼 できるウイルス対 策 、スパム対 策 、およびマルウェア対 策 保 護 に必 要 な変 更 が含
まれています。通 常 、コードの変 更 は含 まれす、定 義 データベースのみをアップデートします。このアップデ
ートは、提 供 され次 第 、すぐに適 用 する必 要 があります。
プログラム アップデートには、様 々 なプログラム変 更 、修 正 、改 善 が含 まれます。
アップデートのスケジュールを作 成 するときには、両 方 のアップデート レベルのパラメータを定 義 できます。
定 義 アップデート スケジュール
132
プログラム アップデート スケジュール
注意:
プログラムのアップデートとスケジュールスキャンが同 時 になった場 合 、アップデート処 理 が優 先 度 が高 く、ス
キャンは中 断 されます。そのような場 合 、コリジョンについての通 知 が行 われます。
133
14. FAQ およびテクニカルサポート
AVG Internet Securityアプリケーションに関 する販 売 や技 術 的 な問 題 がある場 合 は、さまざまな方 法 でサポート
を検 索 できます。次 のオプションから選 択 してください。
サポートを利 用 する: AVG アプリケーションから AVG ウェブサイト(http://www.avg.com/)の専 用 カスタマ
ーサポートページを表 示 できます。ヘルプ /サポートを利 用 する メイン メニュー項 目 を選 択 すると、利
用 可 能 なサポート手 段 が掲 載 された AVG ウェブサイトに移 動 します。続 行 するには、Web ページの指
示 に従 ってください。
サポート (メイン メニューのリンク): AVG アプリケーション メニュー (メイン ユーザーインターフェースの上
の [サポート] リンクをクリックすると、新 しいダイアログが開 き、ヘルプの依 頼 に必 要 になる可 能 性 のある
あらゆる種 類 の情 報 が表 示 されます。このダイアログにはインストールされている AVG プログラムに関 する
基 本 データ (プログラム/
データベース バージョン)、ライセンス詳 細 情 報 、クイック サポート リンクの一 覧 が
表 示 されます。
ヘルプ ファイルのトラブルシューティング: 新 しいトラブルシューティング セクションは、AVG Internet
Securityに含 まれるヘルプファイルで直 接 使 用 可 能 です (ヘルプ ファイルを開 くには、アプリケーションの
ダイアログで F1 キーを押 します)。このセクションには、ユーザーが技 術 的 な問 題 について専 門 家 のヘル
プを検 索 するときに最 も多 く発 生 している状 況 の一 覧 が表 示 されます。現 在 発 生 している問 題 に最 も
近 い状 況 を選 択 してクリックすると、問 題 の解 決 策 を示 す詳 細 手 順 が表 示 されます。
AVG ウェブサイトのサポート センター: AVG ウェブサイト(http://www.avg.com/)で問 題 の解 決 策 を検
索 することもできます。「サポート」セクションには、販 売 上 の問 題 と技 術 的 な問 題 の両 方 を取 り扱 うテ
ーマ別 のグループの概 要 、よくある質 問 の体 系 的 なセクション、および利 用 可 能 なすべての連 絡 先 が掲
載 されています。
AVG ThreatLabs: AVG 関 連 の専 門 ウェブサイト (http://www.avg.com/about-viruses)であり、ウイルス
問 題 に特 化 し、オンラインの脅 威 についての概 要 を提 供 します。また、ウイルスやスパイウェアの駆 除 手
順 や脅 威 に対 する保 護 方 法 の提 案 も確 認 できます。
ディスカッション フォーラム: AVG ユーザーのディスカッション フォーラム(http://community.avg.com)も利
用 できます。
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