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立命館大学 調査結果報告

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立命館大学 調査結果報告
立命館大学
total
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7
表7
「大麻の使用を見たことがある」と回答した学生について
は、1 回生、2 回生ともに「見たことがない」学生よりも「個
人の自由なので放っておく」との回答が多くなっている。
(1 回生 22.7%、2 回生以上 31.3%)
「大麻の使用を見たことがある経験」
と
「友人の使用への対応」
「あなたは、大麻を使用しているところを実際にみたことがありますか。」/「あなたは、もし友人が大麻を使用していることを知った場合、どうしますか。」 クロス集計
ない(1回生)
58.3 %
ない(2回生以上)
58.4 %
8.6 %
6.4 %
3.1 %
49.0 %
ある(1回生)
7.5 %
0
10
20
30
40
50
12.6 %
12.9 %
4.7 %
1.6 %
11.5 %
7.5 %
12.6 %
70
80
60
2.3 %
13.9 %
31.3 %
7.5 %
1.8 %
13.9 %
22.7 %
57.9 %
総計
11.5 %
6.5 %
2.2 % 2.7 %
50.5 %
ある(2回生以上)
5.9 %
2.0 %
13.8 %
90
100
■ 使用をやめるように説得する ■ 他の人(先生や友人など)に伝える ■ 警察や保健所などに通報する ■ 個人の自由であるので放っておく ■ わからない ■ その他
total
result
8
表8
調査結果報告
(%)
RESULT OF "DRUG AWARENESS SURVEY" REPORT IN RITSUMEIKAN UNIVERSITY
大麻の害について
どこで学ぶべきか
大麻の害については、全体で半数以上(複数回答)が大学で学ぶべきである
と回答している。
「あなたは大麻を使った場合の害について学ぶとしたらどこがよいと思いますか」
(男女・回生別)
54.0 %
全体
11.7 %
51.4 %
男1回生
10.0 %
47.2 %
男2回生以上
14.2 %
9.9 %
9.8 %
61.6 %
女1回生
0
10
30
9.9 %
9.8 %
4.2 %
10.3 %
15.5 %
20
5.3 %
6.2 %
10.3 %
57.7 %
女2回生以上
10.4 %
40
9.6 %
14.6 %
15.0 %
16.0 %
5.1 %
5.2 %
13.9 %
13.2 %
50
9.5 %
11.0 %
60
14.0 %
12.5 %
16.7 %
9.8 %
9.6 %
14.3 %
12.8 %
13.9 %
16.6 %
12.8 %
15.6 %
70
6.9 % 11.3 %
2.3 %
11.6 %
8.5 %
16.6 %
15.9 %
17.1 %
2.2 %
13.0 %
80
「薬物に関する意識調査」報告にあたり、学生の皆さんには、
17.6 %
一人ひとりの行動に社会的責任があることを認識し、立命館大学の学生として
3.4 %
自覚と良識ある行動を期待します。
13.0 %
12.6 %
3.1 %
90
100
■ 大学(講演会、ビデオ、リーフレット) ■ 地域活動、自治体等の広報誌 ■ 保健所 ■ 病院 ■ 講演会、座談会 ■ 家庭 ■ 図書館、公民館 ■ 警察 ■ インターネット ■ その他 ■ 特にない
(%)
昨年来、大学生が大麻所持等で逮捕される事件が相次いだことをうけ、本学では薬物乱用防止にむけて、DVD や資料配布
等の注意喚起をおこなってきました。また、2009 年 3 月に関西の4私立大学(本学および関西学院大学、関西大学、同志社
大学)の学長による薬物乱用防止に関する声明を発表するとともに、4 大学が協力し、薬物乱用防止に向けた取り組みをお
今後の薬物乱用防止に向けた取り組み(∼2009年10月)
▲
▲
大麻等薬物に関わる学習会
不正薬物乱用防止公式ポスターデザインコンテスト
こなうこととしました。それらの取り組みのひとつとして、
「薬物に関する意識調査」を 4 大学が共同して実施し、皆さんの
協力により、多くの回答を得ることができました。
調査の結果は、ほとんどの学生が、大麻の使用を「許されるものではない」と回答していますが、
「他人に迷惑をかけないの
薬物についての法律上の問題と大学生の社会的責任、身近にある薬物に
本学園に所属する院生・学生・生徒を対象に「不正薬物乱用防止啓発ポ
であれば使うかどうかは個人の自由」と回答する学生も全体で 1 割近くにのぼっています。こうした学生たちの状況は、
「社
対してどのように対応していくか等について考える機会とします。
スター」のデザインを募集しています。応募作品については、一定期間、
会規範意識」と「個人の権利・自由」の理解・認識が一致していないことを示しており、注意を喚起するだけでなく教育上の
ホームページ上で公開します。また、ホームページでの投票と学園の審
テーマ
講師
日時・会場
「薬物についての法律上の問題と大学生の社会的責任」
須知法律事務所 弁護士 須知雄造 氏(本学顧問弁護士)
査によって選考をおこない、最優秀作品については、表彰(副賞:図書券
10万円)し、本学園の公式ポスターデザインとして採用します。
[衣笠] 10月26日(月)16:30∼17:30
研心館 631号教室
応募資格
本学園に所属する院生・学生・生徒(小学校を除く)であること
[BKC] 10月19日(月)16:30∼17:30
コラーニングハウスⅡ804号教室
募集期間
2009年7月21日(火)
∼10月2日(金)17:00 必着
提出先
テーマ
講師
日時・会場
「薬物のホントのところ」
特定非営利活動法人 京都DARC(ダルク)施設長 加藤武士 氏
[衣笠] 10月19日(月)16:30∼17:30
研心館 631号教室
[BKC] 10月26日(月)16:30∼17:30
コラーニングハウスⅡ804号教室
審査方法
立命館大学の院生・学生は所属キャンパスの学生オフィス
①特設ホームページからの一般投票 ②学園関係者による審査
問題として、重く受け止めなければならないと考えています。
大麻の入手については「なんとか手に入る」
「簡単に手に入る」との回答が全体で約 3 割にのぼっており、本学においても
大麻がまったく別世界のものではない、と認識している学生が一定層存在することが分かりました。
大麻の害についてどこで学ぶべきか、との設問に対して、
「大学で学ぶべきである」と回答した学生が全体で 5 割を超えて
おり、薬物乱用防止に向けた啓発活動が重要であることが再確認できました。
立命館大学では、不正薬物の使用・所持は明確な犯罪行為であること、不正薬物の使用が体や精神に及ぼす影響などにつ
いて引き続き啓発活動・教育活動に取り組む決意です。
2009年 9 月
● コンテストの詳細については、
学内の掲示および「不正薬物乱用防止に関する
学生部長 種子田
取り組み」のホームページを参照してください。
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/st/no-drug/
調 査 概 要
8,580名
回収率
▲
学生オフィス衣笠 〒603-8577 京都市北区等持院北町 56-1 立命館大学 衣笠キャンパス 研心館 2F TEL:075-465-8167
学生オフィス BKC 〒525-8577 草津市野路東 1-1-1 立命館大学 びわこ・くさつキャンパス セントラルアーク1F TEL:077-561-3917
全学部生(33,212名)
▲
立命館大学 学生オフィス
回 答 者数
2009 年 4 月 20 日 ( 月 ) ∼ 5 月 30 日 ( 土 )
▲
調 査 対象
▲
調 査 期間
新入生(学部1回生)…… 回答数 5,495 件/回答率 72.2%
在学生(2回生以上)…… 回答数 3,085 件/回答率 12.1%
※報告書の集計は、原則として無回答を除いて集計した数値
穣
total
result
1
表1
薬物問題に対して、
「非常に関心がある」と答えた学生の多くが大麻を使うことのこわさ
(有害性、危険性)について知りたいと回答している。その一方で「あまり関心がない」
「ほとんど関心がない」と答えた学生の約 4 割が「大麻のこわさを知りたいとは思わな
い」としている。
薬物問題に対する関心度と
その内容について
「薬物問題に関心があるか。」/「あなたは、大麻を使うことのこわさ ( 有害性、危険性 ) をもっと知りたいですか。」 クロス集計
20.9 %
49.5 %
ある程度関心がある(1回生)
30.5 %
ある程度関心がある(2回生以上)
30.1 %
41.4 %
30.3 %
39.6 %
どちらともいえない(1回生)
12.9 %
27.0 %
60.1 %
13.0 %
27.3 %
59.7 %
8.4 %
46.1 %
45.5 %
46.7 %
ほとんど関心がない(1回生)
7.8 %
53.3 %
38.9 %
ほとんど関心がない(2回生以上)
8.2 %
53.2 %
38.6 %
20
45.9 %
30
40
50
60
70
2
表2
80
90
100
「あなたは、大麻を使うことについてどのように考えていますか。」という質問に対して、全体
の 87.3% の学生が、
「 許されることではない」と回答している。その一方で、全体の 9.5% が「他
人に迷惑をかけないのであれば、使うかどうかは個人の自由である」と回答している。
「 他人に
迷惑をかけないのであれば、使うかどうかは個人の自由である」との回答は、2 回生以上の男子
学生では、13.7% にのぼっている。
1.0 %
total
result
5
89.6 %
女2回生以上
10
20
30
40
大麻を使うことについての
認識と「友人が使用していた
場合の対応」
50
50
60
70
59.7 %
絶対に使うべきではない(2回生以上)
60.3 %
29.4 %
8.7 %
17.6 %
41.5 %
3.3 % 3.9 %
33.6 %
33.9 %
0.0 %
14.9 %
30
1.2 %
80
90
8.9 %
100
60
70
80
90
100
(%)
20.7 %
15.7 %
50
60
70
■ 使用をやめるよう説得する ■ 他の人(先生や友人など)に伝える ■ 警察や保健所などに通報する ■ 個人の自由であるので放っておく ■ わからない ■ その他
23.7 %
13.3 %
24.6 %
23.0 %
12.6 %
20.5 %
30.8 %
10
total
result
17.3 %
23.3 %
20
6
「大麻の使用を
見たことがある経験」
と
「入手に関する認識」
24.2 %
6.8 %
21.8 %
30
40
20.3 %
50
60
7.6 %
70
80
18.1 %
90
100
(%)
「実際に大麻を使用しているところを見たことがあるか」という質問と「大麻を手に入れようとした場合、それは
どの程度むずかしいか」という質問についてクロス集計をした。その結果、
「見たことがない」とした学生のうち、
「絶対不可能」
「ほとんど不可能」もしくは「わからない」と回答した学生が約7割であるのに対して、
「見たことが
ある」と回答した学生は、
「絶対不可能」
「ほとんど不可能」、「わからない」との回答が約4割となっている。また、
「見たことがある」と回答した学生のうち、5割∼ 7割は、
「何とか手に入る」
「簡単に手に入る」と回答している。
「あなたは、大麻を使用しているところを実際に見たことがありますか。」/「あなたが、大麻を手にいれようとした場合、それはどの程度むずかしいか。」 クロス集計(回生別)
26.5 %
24.5 %
ない(2回生以上)
4.9 %
16.7 %
4.4 %
14.8 %
5.2 %
90
20.4 %
33.5 %
ない(1回生)
12.8 %
ある(1回生)
(%)
0
12.4 %
10
20.1 %
20.9 %
22.6 %
21.8 %
27.2 %
9.7 %
20
30
18.3 %
32.3 %
21.7 %
40
22.2 %
28.4 %
20.5 %
■ 絶対不可能だ ■ ほとんど不可能だ ■ 少々苦労するが、なんとか手に入る ■ 簡単に手に入る ■ わからない
22.8 %
8.9 %
37.1 %
25.0 %
全体
100
13.2 %
8.1 %
ある(2回生以上)
20.5 %
80
22.3 %
3.7 %
4.0 %
24.1 %
18.1 %
10.7 %
■ 絶対不可能だ ■ ほとんど不可能だ ■ 少々苦労するが、なんとか手に入る ■ 簡単に手に入る ■ わからない
8.8 %
22.0 %
40.6 %
8.4 %
12.8 %
17.6 %
38.2 %
21.7 %
19.2 %
18.1 %
0
(%)
表6
13.1 %
9.8 %
22.0 %
19.5 %
40
6.5 %
26.5 %
4.9 % 4.9 %
2.6 % 2.9 %
36.1 %
20
6.6 %
0.0 %
5.9 %
20.4 %
20.7 %
女2回生以上
「大麻を使うことについてどのように考えているか」と「もし友人が大麻を使用していること
を知った場合、どうしますか」をクロス集計した。その結果、
「絶対に使うべきではない」と回
答した学生の7割以上が、
「やめるよう説得する」もしくは「他人や警察に知らせる」としてい
る。
一方「他人に迷惑をかけないのであれば使用は個人の自由」と考える学生の4割が「友人
が使用していても放っておく」と回答した。
絶対に使うべきではない(1回生)
10
40
「あなたが、大麻を手にいれようとした場合、それはどの程度むずかしいか。」という質問に
対して、全体で約 7 割が「絶対不可能だ」
「ほとんど不可能だ」
「わからない」と回答している
一方、約 3 割が「少々苦労するが、なんとか手に入る」
「簡単に手に入る」と回答している。
25.0 %
女1回生
7.2 %
「あなたは、大麻を使うことについてどのように考えていますか。」/「 あなたは、もし友人が大麻を使用していることを知った場合、どうしますか」 クロス集計
0
30
7.2 %
2.1 %
■ どのような理由であれ、絶対に使うべきではないし、許されることではない ■ 1回位なら心や体へ害がないので、使ってもかまわない ■ 他人に迷惑をかけないのであれば、使うかどうかは個人の自由である ■ その他
その他(2回生以上)
20
大麻入手の
難易度に関する認識
男2回生以上
1.1 %
20.7 %
10
男1回生
0.2 % 0.9 %
4.5 %
94.4 %
その他(1回生)
92.8 %
全体
13.7 %
女1回生
個人の自由(2回生以上)
4.5 %
4.5 %
80.1 %
男2回生以上
個人の自由(1回生)
95.5 %
「あなたが大麻を手にいれようとした場合、それはどの程度むずかしいか。」 (男女・回生別)
11.6 %
1.7 %
1回位ならかまわない(1回生)
6.3 %
1.8 %
85.6 %
男1回生
1回位ならかまわない(2回生以上)
93.7 %
2.2 %
9.5 %
87.3 %
1.1 %
表3
5.1 %
0
表5
全体
3
94.9 %
(%)
「あなたは、大麻を使うことについてどのように考えていますか。」 (男女・回生別)
total
result
男1回生
■ ない ■ ある
大麻を使うことに
ついての認識
0
5.5 %
女2回生以上
■ 知りたい ■ 知りたいとは思わない ■ どちらでもない
total
result
94.5 %
女1回生
7.3 %
10
全体
男2回生以上
あまり関心がない(2回生以上)
0
「あなたは、大麻を使用しているところを実際に見たことがありますか。」 (男女・回生別)
19.6 %
28.1 %
「大麻を使用しているところを実際にみたことがあるか。」という質問に対して、9割を超
える学生が「見たことがない」と回答している。一方で「見たことがある」との回答が、1
回生で男子学生 5.1%、女子学生 4.5%、2回生以上では、男子学生 6.3%、女子学生 7.2%
となっている。
学生をとりまく
薬物の現実
18.3 %
30.9 %
どちらともいえない(2回生以上)
あまり関心がない(1回生)
4
表4
60.9 %
非常に関心がある(1回生)
非常に関心がある(2回生以上)
total
result
50
10.2 %
10.5 %
60
70
22.2 %
80
90
100
(%)
Fly UP