秋の夜長は星空を眺めよう - 中国経済産業局

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〔鳥取県〕
秋の夜長は星空を眺めよう
～（鳥取市さじアストロパーク）～
小谷 雄二（経営支援課 課長補佐）
[email protected]
TEL 082-224-5658
夏の暑さが和らぎ始め、虫の音があふれる中で見上げる秋の夜空にはベガサス座、アン
ドロメダ座等の秋の星座が広がります。鳥取県と岡山県との県境の山あいに位置する鳥取
市佐治町には宿泊施設を備えた星空を観察できる施設「鳥取市さじアストロパーク」があ
ります。
鳥取自動車道の用瀬ＩＣから車で２５分の山の上にある「鳥取市さじアストロパーク」
は、平成６年７月にオープンしました。その中心施設である「佐治天文台」は、国内有数
の１０３cm 反射望遠鏡を備えた公開天文台で、プラネタリウム、太陽望遠鏡、星や宇宙に
関する様々な展示物、図書室などの施設があり、楽しみながら宇宙や天文についての知識
を深めることが出来ます。
鳥取市さじアストロパーク(ホームページより)
さじアストロパークの園内には宿泊施設としてペンション「コスモスの館」があります
し、４ｍの天体観測室に本格的な据え付けタイプの望遠鏡を備えた貸切宿泊棟の『星のコ
テージ「サブ天文台」』もあります。星のコテージは４０cm 反射望遠鏡を備えた「セレス
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観測所」等が４棟あり、本格的な望遠鏡で一晩中星の観察が出来る施設は天文好きにはた
まらない人気の施設です。
セレス観測所(ホームページより)
山の中にある「鳥取市さじアストロパーク」では月明かりの無い晴れた夜には満天の星
空が見られますし、天気が良い日には１０３cm 反射望遠鏡を使った星空観察会を実施され
ています。雨天や曇天時でもプラネタリウムで季節毎の星空を体感できます。
また、施設内の体験型展示には、「触れる地球」、
「スペース・タッチ・シミュレータ」
などがあります。次世代デジタル地球儀「触れる地球」は、球形のディスプレイに地球表
面の様々な情報を映し出すことができ、タッチパネルになっているので地球儀を触りなが
ら雲画像や海流の様子などを見ることが出来ます。
触（さわ）れる地球（ホームページより）
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「スペース・タッチ・シミュレータ」は、バーチャルリアリティ技術を使って地球から
飛び出し、太陽系の中を自由に飛び回り、太陽系の様々な天体について体験することがで
きる展示で、タッチパネルで簡単に操作が出来るようになっています。
「宇宙メダカの子供たち」の展示もあり、宇宙に行ったメダカを祖先に持つメダカが飼わ
れています。
今年の秋以降の天文現象としては、１１月には満月と同じくらいの明るさになるとの予
測も出ている「アイソン彗星」が話題になっています。９月はアイソン彗星の観察にはま
だ早いですが、秋の夜空の天頂近くで見られるペガサス座の秋の四辺形やアンドロメダ座
など満天の星空を眺めていると宇宙のロマンを感じさせてくれます。
○鳥取市さじアストロパーク
ホームページ
○コスモスの館ホームページ
http://www.saji.city.tottori.lg.jp/saji103/
http://p-cosmos.net/
○アイソン彗星
（国立天文台ホームページ） http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2013/ison.html
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