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株主の皆さまへ

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株主の皆さまへ
株主の皆さまへ
第
37期
事業報告書
(2006年9月21日∼2007年9月20日)
トップメッセージ
2007 年9月期における営業実績
株主の皆さまには、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社は、2007年10月25日に東京証券取引所市場第二部へ上場いたしました。これもひとえに株主の皆さ
まの日頃のご支援の賜物と心より感謝申しあげます。東京証券取引所上場を機に、ますます厳しく強く求
められる社会的責任を果たすため一層努力してまいる所存でございます。
さて、この度、第37期本決算(2006年9月21日∼2007年9月20日)がまとまりましたので、ご報告いたします。
当社グループは、第二次中期経営計画の3期目を迎え、3つの経営ビジョンである「販売力の強化」
「市場
競争力の強化」
「財務体質の強化」の実現のために、①「新規顧客」、②「選択と集中」、③「コミュニケー
ション」
という3つのテーマに対して引き続き積極的に取り組んでまいりました。
営業面におきましては、販売代理店の営業活動を補完・強化するサービス「ノエビアサポート」が、販売
代理店の育成と活性化に貢献いたしました。また、お客さま向けサービスの「ノエビアスタイル」は、その
利便性により着実に会員を増やしてまいりました。
「ノエビアスタイル」
「ノエビアサポート」を通じて、訪問
販売にデータベースマーケティングを融合させることが可能となっており、これは他社にはない当社の優位
性であるといえます。
研究開発面におきましては、企業ポリシーである「自然を科学する」に基づき、世界中の天然素材から未
知の有効成分を探求し、真に安全で高品質な独自性の高い商品の開発に力を注ぎました。そして、
「お肌
に自然」を極める独自の機能性を追求した商品を提供してまいりました。
子会社におきましては、常盤薬品工業株式会社が多岐にわたる販売チャネルにおいて、積極的な販売
促進と新製品の投入により、ブランド価値の向上を実現いたしました。その結果、お客さまからの強いご
支持をいただき、市場シェアを確実に拡大し、成果を上げることができました。
この結果、当連結会計年度の売上高は、593億51百万円(前期比100.0%)
となりました。また、利益面に
つきましては、経常利益は43億44百万円(前期比102.2%)、当期純利益は20億17百万円(前期比133.9%)
となりました。
1
今後の展 望
企業間競争が熾烈さを極め市場環境がめまぐるしく変化する中で、当社グループは第二次中期経営計
画に基づいた諸施策を、スピードを持って展開しております。
ノエビアブランドにつきましては、訪問販売を主体とする営業手法とともに、ITを活用した販売のしくみ
である「ノエビアスタイル」
と
「ノエビアサポート」への取り組みを強化することで、ノエビアならではの販売
促進用ソフトやサービスを提供してまいります。
また、業務効率の向上や改善を推し進めるために基幹系システムの再構築を進めております。当社グ
ループ全体にとって最適な統合システムによって、変化する経営環境に柔軟に対応できる体制を整えます。
さらに、多様化する消費行動に対応し、かつ、販売力強化のために、お客さまと販売代理店のコミュニ
ケーションを促進するインターネットツールを構築してまいります。
常盤薬品工業株式会社につきましては、化粧品、食品、医薬品といった幅広い分野で商品戦略を展開
し、多様な流通形態を通じて、高品質で独創的な商品を提供してまいります。そして、
「常盤薬品ならでは
の商品・企画・サービス」を提供することで、さらなるブランド価値の向上を図ってまいります。
当社グループといたしましては、株主の皆さまをはじめとする全てのステークホルダーから信頼される企
業の実現に向けて、コーポレートガバナンスを経営上の重要な課題として位置付け、企業価値の継続的向
上を目指してまいります。そのために、社員がより自由闊達に提案でき、多くのステークホルダーのご意見
が迅速に反映される企業風土作りに邁進いたします。
今後も厳しい環境変化が予測されますが、企業理念である「追加注文の継続する商品の提供」、
「女性
の地位向上と男女平等の実現」、
「Your Success is Our Business」を堅持し、事業を展開してまいります。
そして、従来から構築してきた人と人との円滑なコミュニケーションによるネットワークの力を最大限に発
揮し、時代や人の動きに敏感な企業として、市場での存在価値の向上を目指します。
株主の皆さまにおかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し
あげます。
代表取締役社長
ひ ろ し
大倉 昊
代表取締役副社長
た か し
大倉 俊
2
事業別セグメント情報
その他の事業
化粧品事業
食品事業
医薬品事業
常盤薬品工業
1. 化粧品事業
図るため新アイテムを投入し好評を得ましたが、既存メ
●ノエビアブランド
イクアップ商品の売上減少を補いきれませんでした。
お客さまの多様なニーズにお応えするため、基幹商
品である「ノエビア99シリーズ」に、極上の「しっとり感」
●その他のブランド
を実現した「ノエビア99シリーズ」しっとりタイプ(3品)
ノブブランドにおきましては、リニューアル発売した敏
を増品し、売上に大きく貢献しました。さらに、アンチ
感肌用のメイクアップシリーズや、
「ノブⅡスキンケア」
エイジング商品の需要を的確に捉えた機能性スキンケ
が堅調な売上を示しました。
ア商品のラインナップを拡充するために、亜熱帯地域
サナブランドにおきましては、豆乳イソフラボン含有
に自生するデュアバンガの葉エキスを配合し弾力のあ
のスキンケア「なめらか本舗シリーズ」の積極的な販売
る肌へと導く
「ノエビア リバイタライザー ノートックス」
、
促進と新製品の投入により、さらなる認知度アップとブ
新発想のエイジングケア美容液「ノエビア ノーエィジッ
ランド力強化を図り、売上増に結びつけました。また、
クス」
、コウジ酸配合の美白美容液「ノエビア ホワイトネス
トレンドを意識した高機能メイクアイテムの充実にも注
薬用コンセントレイト KJ
〈医薬部外品〉
」を発売し、幅広
力し、
「毛穴パテ職人部分用パテ」、
「毛穴パテ職人フェ
いお客さまの支持を得ることができました。また、慶應
イスパウダー」や、アイメイクアイテムの「ナギナタアイ
義塾大学医学部との共同研究による成果を応用した発
ブロウ」
「モロハアイライナー」が好評を博しました。
毛促進剤「ノエビア 薬用ゴーモア〈医薬部外品〉」が注
目を集めました。
以上の結果、化粧品事業の売上高は、379億82百万
高級メイクアップシリーズの「ノエビア エクセレントシ
円(前期比102.7%)
となりました。
リーズ」や「ノエビア5シリーズ」には、シリーズの充実を
化粧品事業
379億82百万円
64.0%
「ノエビア99シリーズ」
しっとりタイプ(3品)
3
「サナ ナギナタアイブロウ」
2. 医薬品事業
ロングセラー商品である「南天のど飴」にクールミント味の「南天のど飴
クール」が加わり、新たなユーザー層を獲得し売上に貢献いたしました。
医薬品事業
また、オーラルケアに敏感な女性向けのシュガーレスドロップ「息のど
76億23百万円
12.8%
ケア」や、
『清涼感=リフレッシュ』にこだわった新感覚の点眼剤「眼眼目薬」
を発売して好評を博しました。
依然として縮小傾向にある大衆薬市場の影響を受け既存商品の販売実績
が伸び悩みましたが、南天のど飴を中心にさらなるブランド価値向上のため
積極的に販売促進費を投入し、減収幅の圧縮を図りました。
以上の結果、医薬品事業の売上高は、76億23百万円(前期比98.2%)
とな
りました。
「常盤薬品 南天のど飴」
3. 食品事業
●ノエビアブランド
お客さまにご満足いただける安全で独創的かつ高機能な商品づくりに引き続き注力
し、商品開発を行いました。体内環境を健康で正常な状態に整える「ノエビア アウトッ
食品事業
92億26百万円
15.6%
クス」
、美しく健康的な身体を目指す「ノエビア ダイエットロード 1
5」
、原産地にこだわっ
た「ノエビア ローヤルゼリー
(天山産)
」を新たに発売いたしました。
しかしながら、健康食品市場の動向の影響を受けて、全体の売上は低調に推移いたし
ました。
●その他のブランド
機能性ドリンクとしてすでに高い市場シェアをもつ「眠眠打破」シリーズに、機能を強
化した新製品「強強打破」を追加投入し、一層のシェア拡大に寄与しました。
しかしながら、他の商品が伸び悩み、全体の売上は前年同期を下回りました。
以上の結果、食品事業の売上高は、92億26百万円(前期比95.6%)
となりました。
「ノエビア ローヤルゼリー
(天山産)」
4. その他の事業
アパレル・ボディファッションの売上が伸び悩みましたが、
北米における航空機事業は、前年並みの高い売上水準を維
その他の事業
持しました。
45億19百万円
7.6%
以上の結果、その他の事業の売上高は、45億19百万円
(前期比91.6%)
となりました。
「ノエビア2007秋冬アパレル」
4
Noevir ’s Topics
研究開発と商品力
独自の研究開発体制から生まれる魅力的な機能性商品
ノエビアは、
「自然を科学する」という企業ポリシーのもと、自然派化粧品のパイオニアとして独自の研究
開発体制を整えています。細胞レベルの基礎研究や、研究員自らが行う世界中での植生環境の調査、天然
由来の有効成分の探求などの積極的な活動は、話題性のある高機能商品を継続して提供することのできる
企業力の源泉となっています。
また、ノエビアは、市場への訴求効果の高い“美白”や“しわ・しみ”等のアンチエイジングの有効成分の
研究に早くから注力してきました。当期は、女性ホルモンに着目した美容液「ノエビア ノーエィジックス」、
コウジ酸配合の美白美容液「ノエビア ホワイトネス 薬用コンセントレイト KJ
〈医薬部外品〉」を発売しまし
た。また、慶應義塾大学との共同研究により開発された発毛促進剤「ノエビア 薬用ゴーモア〈医薬部外品〉」
は、特に市場ニーズを捉えた競争力の高い商品として、売上に貢献しています。
今後はさらに、商品のエビデンス強化を図り、ブランドへの信頼を維持することによって、新たなビジネス
への機会を拡大しています。
「ノエビア ノーエィジックス」研究員の研究成果
新規有効成分の開発を手がける神戸研究所では、世界中から集めた原料・素
材の有効性を評価しています。
その中から日本固有の亜熱帯植物「サキシマフヨウ」葉エキスに女性ホルモンの
生成を促す効果があることを発見し、この研究成果を応用した「ノエビア ノーエィジッ
クス」
を発売しました。
また、美容科学効果の実証を担当する研究員は、女性ホルモンと肌のつや・弾力・うるお
いとの関連を調べ、肌の「透明感」
「つや感」といった要素を数値評価する方法を見出し、
「国際化粧品技術者連盟
(IFSCC)
大阪大会2006」
という国際大会において学会発表を行い、
画期的な方法として高く評価されました。
なかしま
ノエビア神戸研究所
5
のりこ
中島 紀子
販 売 戦 略
ハイブリッド戦略により販売力強化
近年、化粧品業界を取り巻く環境や、女性のライフスタイルの変化によって、消費行動や購買価値が著し
く変わってきました。それらの課題に対応し、販売力をより一層強化するために、当社の基盤である訪問販
売に加え、お客さま向け通信販売「ノエビアスタイル」や、販売代理店向けサービス「ノエビアサポート」と
いった新しい販売体制を整えてきました。また、本社が販売代理店の顧客情報を把握することができるイン
ターネットツールの構築にも取り組んでいます。さらに、それらを通じて収集・分析した販売代理店やお客さ
まの情報を、個々の特性に合わせた販売手法の確立や、販売促進活動、商品開発などへ有効活用できるよ
う、データベースマーケティングにも着手しています。
このような取組みにより、多様化するお客さまの消費行動に迅速に対応し、さらなる販売力の強化を図っ
てまいります。
新商品紹介
ノエビア ホワイトネス
薬用コンセントレイト K J
〈医薬部外品〉
シミの 原 因となる酵 素 チロシ
ナーゼの活性を抑え、メラニン
の生成を抑える
「コウジ酸」配合
の医薬部外品の美白美容液で
す。
「コウジ酸浸透技術」により
角質層の奥まで浸透し、シミに
働きかけます。
ノエビア
ダイエットロード 15
飽きずに快適に続けられ、1食
に必要な栄養をバランス良く
含んだ、スープとビスケットが
セットになったダイエット食品
です。
6
グループ会社紹介
● 常盤薬品ブランド
http://www.tokiwayakuhin.jp
● ノブブランド
http://www.nov.jp
● サナブランド
http://www.sana.jp
常盤薬品工業株式会社 ―さらなるブランド力向上を目指して
創業60年を誇る常盤薬品工業は、医薬品、化粧品、ドリンクなどの商品を製造・販売しています。その
販売チャネルは、ドラッグストア、バラエティショップ、コンビニエンスストア、インターネット(Tokiwa
Style.jp)等、多岐にわたっています。
化粧品事業は、ノブ、サナブランドを中心に展開しています。なかでもスキンケア商品の「サナ なめらか
本舗 豆乳イソフラボンシリーズ」は、累計販売個数1,500万個を突破する大ヒットとなりました。一方、全国
の約8割の皮膚科医よりご推奨いただいている敏感肌用化粧品のトップブランド「ノブ」は、発売以来22年
間、安全性や品質に高い信頼を得ています。当期は長年のバリア機能研究の成果である高機能美容液
「ノブ バリアコンセントレイト Ⅲ〈医薬部外品〉」を発売しました。
医薬品事業では、主力商品「南天のど飴」
のテレビCMが「2006年CM好感度白書」消費者が選んだ日本のベスト・アドバタイザー賞を受賞するなど、
40年にわたりロングセラーを続ける人気を誇っています。食品事業は、機能性ドリンクとして高い市場シェ
アをもつ「眠眠打破」がユニークな広告やプロモーションを実施し、市場を活性化する牽引役となりました。
また、常盤薬品工業は社会貢献活動の一端として、美容医療の地位向上を目的に、大阪大学大学院医学
系研究科に寄附講座「美容医療学」を開設しました。美容医療の専門講座を大学が設置するのは全国初と
言われています。
今後も市場ニーズを捉え、独創的な商品を生み出し、さらなるブランド価値向上を図っていきます。
新商品紹介
サナ なめらか本舗
豆乳イソフラボン 美容液
豆乳イソフラボンに加え、角
質層の奥深くに届く浸透型イソ
フラボンを配合し、ふっくらも
ち肌を実感いただける美容液
です。
7
ノブ
バリアコンセントレイト Ⅲ
〈医薬部外品〉
すぐれたうるおいキープ力で、
皮膚本来がもつ肌のバリア機
能をサポートし、透明感のある
肌へと導く高機能美容液です。
株式会社ボナンザ ボナンザは、ノエビアの研究開発と製造のノウハウをいかし、
化粧品、医薬部外品、サプリメントのOEMメーカーとして、企画提
案から製造まで一貫したサービスを行っています。高品質・高付
加価値・短納期・柔軟性をモットーに掲げ、お客さまに満足してい
ただける価値ある製品づくりを実現しています。
●
ボナンザ
(クレアラシルシリーズ)
http://bonanza.noevir.co.jp
ノエビアの海外展開
海外子会社のあるアメリカ、カナダ、中国、台湾や、代理店のあ
る韓国などで、スキンケアを中心とした高級化粧品の販売をグロー
バルに展開しています。引き続き成長の期待が大きいアジア地区
を中心に市場開拓を進め、さらに売上拡大と収益向上に取り組ん
でいきます。
Noevir U.S.A., Inc.のショールーム
Noevir Canada, Inc.
上海諾依薇雅商貿有限公司
(中国、
上海)
化粧品の販売
http://www.noevirshanghai.com.cn
(カナダ、
ブリティッシュコロンビア)
化粧品・栄養補助食品の販売
上海諾薇雅国際貿易有限公司
Noevir Aviation, Inc.
(中国、
上海)
販促品の販売
台湾蘭碧兒股 有限公司
(台湾、
台北)
化粧品・栄養補助食品の販売
http://www.noevirtw.com.tw
(アメリカ、
ニュージャージー)
航空機・船舶の仕入販売
http://www.noeviraviation.com/jp
Noevir Holding of America, Inc.
(アメリカ、
カリフォルニア)
北米統括
Noevir U.S.A., Inc.
(アメリカ、
カリフォルニア)
化粧品・栄養補助食品の販売
http://www.noevirusa.com
●その他の国内子会社および関連会社
株式会社 ノエビアツーリスト 一般旅行事業 http://noe2.jp/
株式会社 ノエビアアビエーション 航空運送事業 http://nac.noevir.co.jp/
8
連結財務ハイライト
売上高
売上高総利益率
(百万円)
営業利益
営業利益率
(%)
60,000
80
(百万円)
経常利益
経常利益率
(%)
6,000
20
(百万円)
50,000
5,000
5,000
40,000
4,000
4,000
30,000
40
3,000
10
2,000
2,000
10,000
1,000
1,000
’
03 ’
04 ’
05 ’
06 ’
07
0
売上高総利益率 71.9 68.7 67.0 64.6 65.1
50,754 59,128 56,502 59,344 59,351
売上高
’
03 ’
04 ’
05 ’
06 ’
07
0
9.5
5.6
6.5
6.5
営業利益率 11.5
5,840 5,592 3,170 3,858 3,868
営業利益
当期純利益
売上高当期純利益率
(百万円)
0
(%)
10
(百万円)
0
10
’
03 ’
04 ’
05 ’
06 ’
07
自己資本当期純利益率(ROE)
(%)
50,000
50
40,000
40
30,000
30
20,000
20
10,000
10
(%)
10
3,000
2,000
5
5
1,000
0
’
03 ’
04 ’
05 ’
06 ’
07
5.7
2.4
2.5
3.4
売上高当期純利益率 5.1
当期純利益 2,605 3,372 1,336 1,507 2,017
9
0
0
0
9.6
6.2
7.2
7.3
経常利益率 11.4
5,800 5,665 3,501 4,249 4,344
経常利益
純資産
自己資本比率
4,000
20
3,000
20,000
0
(%)
6,000
’
03 ’
04 ’
05 ’
06 ’
07
自己資本比率 36.5 39.3 41.3 42.7 44.3
38,942 41,948 43,185 43,340 44,222
純資産
0
0
’
03 ’
04 ’
05 ’
06 ’
07
自己資本当期
6.9
純利益率(ROE)
8.3
3.1
3.5
4.6
連結財務諸表
連結貸借対照表
(単位:百万円)
科目
37期
36期
(2007年9月20日)
(2006年9月20日)
(単位:百万円)
62,424
及
び
預
(2006年9月20日)
(負債の部)
流動資産
金
36期
(2007年9月20日)
科目
(資産の部)
現
37期
金
受取手形及び売掛金
59,112
35,657
30,087
12,919
21,835
15,168
支払手形及び買掛金
5,454
5,451
1年以内返済予定の長期借入金
9,350
1,700
そ
7,031
8,016
33,729
42,997
流動負債
1
14,155
の
他
固定負債
た
な
そ
卸
資
の
貸
倒
引
当
産
10,275
11,295
他
3,779
3,676
金
△208
△102
37,363
42,394
25,740
29,812
2
新 株 予 約 権 付 社 債
1
長
8,760
8,760
金
12
9,362
退 職 給 付 引 当 金
4,675
4,656
20,281
20,218
55,564
58,166
期
借
そ
固定資産
有
形
固
定
資
産
の
7,859
8,954
土
地
15,829
18,595
そ
無
の
形
固
定
2,051
他
資
(純資産の部)
金
4,283
4,283
余
金
3,773
3,773
余
金
35,916
34,973
式
△21
△21
その他有価証券評価差額金
225
418
為 替 換 算 調 整 勘 定
△16
△103
2,068
9,513
投 資 そ の 他 の 資 産
本
剰
利
益
剰
101,507
己
株
61
16
純資産合計
44,222
43,340
負債純資産合計
99,787
101,507
少
10,513
99,787
資産合計
本
資
自
2,262
2,108
産
他
負債合計
資
建 物 及 び 構 築 物
入
数
株
主
持
分
連結株主資本等変動計算書
(単位:百万円)
37期
( 自至 2006年9月21日
2007年9月20日 )
前期末残高
当期変動額
剰 余 金 の 配 当 (注)
当
期
純
利
益
自 己 株 式 の 取 得
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
株主資本
資本金
評価・換算差額等
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
3,773
34,973
△21
4,283
その他有価証券
評価差額金
為替換算
調整勘定
少数株主持分
418
△103
16
△192
△192
225
86
86
△16
44
44
61
△1,074
2,017
△0
4,283
3,773
943
35,916
△0
△21
(注)2006年12月12日に行われた株主総会決議によるものです。
連結貸借対照表
1 1年以内返済予定の長期借入金/長期借入金
シンジケートローン
(協調融資)
によるものです。
2 新株予約権付社債
2004年2月6日に英国ロンドン市場において発行した「2009年
満期円貨建転換社債型新株予約権付社債」です。
10
連結損益計算書
(単位:百万円)
37期
科目
(
売
上
36期
自2006年9月21日
至2007年9月20日
)
(
高
59,351
59,344
価
20,742
20,986
販売費及び一般管理費
34,741
34,500
益
3,868
3,858
売
上
営
原
業
利
営
業
外
収
益
702
644
営
業
外
費
用
226
253
益
4,344
4,249
経
常
利
特
別
利
益
796
1,448
特
別
損
失
1,227
1,161
税金等調整前当期純利益
3,913
4,536
法人税、住民税及び事業税
1,257
2,081
法 人 税 等 調 整 額
635
944
益
3
2
益
2,017
1,507
少
当
数
期
株
主
純
利
利
連結キャッシュ・フロー計算書
科目
11
自2005年9月21日
至2006年9月20日
37期
(
自2006年9月21日
至2007年9月20日
)
(単位:百万円)
36期
)
(
自2005年9月21日
至2006年9月20日
営業活動によるキャッシュ・フロー
6,805
1
4,945
投資活動によるキャッシュ・フロー
1,455
2
1,250
財務活動によるキャッシュ・フロー
△2,733
3
△2,776
現金及び現金同等物に係る換算差額
43
21
現金及び現金同等物の増減額
5,570
3,441
現金及び現金同等物の期首残高
30,087
26,645
現金及び現金同等物の期末残高
35,657
30,087
)
連結キャッシュ・フロー計算書
1 営業活動によるキャッシュ・フロー
主として、たな卸資産の減少等により増加しました。
2 投資活動によるキャッシュ・フロー
主として、有形固定資産の売却による収入等により増加
しました。
3 財務活動によるキャッシュ・フロー
主として、長期借入金の返済による支出および配当金の
支払いによるものです。
単体財務諸表
貸借対照表
(単位:百万円)
37期
36期
(2007年9月20日)
(2006年9月20日)
科目
(単位:百万円)
受
49,356
及
び
取
売
預
手
掛
た
な
そ
卸
資
の
貸
倒
引
当
形
固
定
資
29,410
25,277
形
154
79
金
5,805
6,276
産
5,438
6,252
他
8,552
8,825
金
△6
△2
43,751
47,848
19,151
23,105
産
流動負債
46,707
金
固定資産
有
(2006年9月20日)
(負債の部)
流動資産
金
36期
(2007年9月20日)
科目
(資産の部)
現
37期
支
払
手
16,654
9,840
形
—
9
金
2,957
3,111
1年以内返済予定の長期借入金
9,350
1,700
そ
4,346
5,019
31,558
40,866
8,760
8,760
—
9,350
買
掛
の
他
固定負債
新 株 予 約 権 付 社 債
長
期
借
入
金
退 職 給 付 引 当 金
そ
の
他
負債合計
2,587
2,569
20,210
20,187
48,212
50,707
4,283
4,283
(純資産の部)
建
物
5,270
6,255
土
地
11,830
14,534
資
本
剰
余
金
3,773
3,773
他
2,051
2,315
利
益
剰
余
金
36,636
35,443
産
1,419
233
式
△21
△21
投 資 そ の 他 の 資 産
23,179
24,509
資産合計
93,107
94,556
そ
無
の
形
固
定
資
資
自
本
己
金
株
222
369
純資産合計
44,895
43,849
負債及び純資産合計
93,107
94,556
その他有価証券評価差額金
損益計算書
(単位:百万円)
37期
科目
(
自2006年9月21日
至2007年9月20日
自2005年9月21日
至2006年9月20日
高
33,426
33,803
価
11,307
11,294
販売費及び一般管理費
20,611
20,982
益
1,508
1,525
売
上
売
上
営
原
業
利
営
業
外
収
益
2,205
2,096
営
業
外
費
用
229
240
益
3,483
3,381
経
常
利
37期
36期
)
(
株主資本等変動計算書
)
( 自至 2006年9月21日
2007年9月20日 )
前期末残高
当期変動額
剰 余 金 の 配 当(注)
当 期 純 利 益
自己株式の取得
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
(単位:百万円)
株主資本
資本金
4,283
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
3,773
35,443
△21
△1,074
2,267
△0
4,283
3,773
1,193
36,636
△0
△21
(単位:百万円)
特
別
利
益
745
1,112
特
別
損
失
870
税 引 前 当 期 純 利 益
法人税、住民税及び事業税
法 人 税 等 調 整 額
当
期
純
利
益
37期
評価・換算差額等
540
( 自至 2006年9月21日
2007年9月20日 )
その他有価証券評価差額金
3,359
3,954
951
1,709
139
△127
2,267
2,372
前期末残高
当期変動額
剰 余 金 の 配 当(注)
当 期 純 利 益
自己株式の取得
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
369
△147
△147
222
(注)2006年12月12日に行われた株主総会決議によるものです。
12
株主優待のお知らせ・インフォメーション
株主優待のお知らせ
ノエビアでは株主の皆さまの日ごろのご支援に感謝し、株主優待を実施させ
ていただいております。今回のご優待は、2007年9月20日現在の株主名簿お
よび実質株主名簿に記載された単元株(100株)以上保有の株主さまが対象に
なります。 株主優待の到着は2月初旬を予定しております。
●1,000株以上保有の株主さま:年2回実施
(1月・7月)
フリーチョイス20,000円
(税込21,000円)
同封の商品カタログ(4月発行号)
からご自由に組み合わせてお申し込みいた
だけます。
(500点以上掲載、一部選択対象除外品あり)
郵便、FAX、インターネット
(http://www.noevir.co.jp/yutai/)や携帯電話(QR
コード)
からご注文いただけます。ぜひご活用ください。お申し込み締切日は
2007年12月27日
(木)
、郵送の場合は当日消印有効です。
ノエビア商品カタログ
2007年4月発行号
フリーチョイスを締切日までにご注文されなかった株主さまには
「海の贈りものセット」20,000円(税込21,000円)
をお送りいたします。
●トカラの海のシャンプー M
●トカラの海のシャンプー M リフィール
●トカラの海のコンディショナー M
●トカラの海のコンディショナー M リフィール
●トカラの海のヘアパック M
●トカラの海のボディソープ M
● 南大東島の天然海塩 S
これらの商品は「ノエビア商品カタログ 2007年4月
● 南大東島の天然にがり
発行号」の31・45ページに掲載されています。
トカラの海のギフトセット M
●100株以上1,000株未満保有の株主さま:年2回実施(1月・7月)
2,000円(税込2,100円)相当の自社製品をお送りいたします。
今回の優待品は、
「トカラの海のギフトセット M」となります。
※ お問い合わせ先: 総務部 TEL 078-303-5101
インフォメーション
●株式会社ノエビアの会社概要(2007年9月20日現在)
●役員(2007年9月20日現在)
社名
株式会社ノエビア(英文表記)Noevir Co.,Ltd.
代表取締役社長
本社所在地
神戸市中央区港島中町6-13-1
代表取締役副社長 最高執行責任者
大倉 俊
東京本社
銀 座:東京都中央区銀座7-6-15
取締役副社長
大倉 尚
六本木:東京都港区六本木1-6-1泉ガーデンタワー31F
取締役
瀧澤 康雄
創業
1964年4月
取締役
海田 安夫
資本金
73億1,943万円(2007年10月24日現在)
取締役
小山 隆
従業員
1,113名(連結2,370名)
取締役
赤川 正志
事業内容
医薬部外品および基礎化粧品・メイクアップ化粧品・サプリ
取締役
齊藤 升
メント・ヘアケア・ボディケア・トイレタリーなどの研究開発・
取締役
伊藤 実
製造販売ならびにボディファッション・アパレルなどの販売
取締役
武原 孝支
国内:8地区営業部19支店・2工場他
取締役
松本 順一朗
海外:アメリカ・カナダ・台湾他
常勤監査役
林 良治
国内6社・海外8社
監査役
小嶋 成夫
監査役
井上 隆晴
事業所
連結子会社
上場証券取引所 東京証券取引所市場第二部(2007年10月25日上場)
最高経営責任者
大倉
ジャスダック証券取引所
証券コード: 4916
IR情報はインターネット上でもご覧いただけます
http://www.noevir.co.jp/new/ir_info/index.htm
13
商品購入などのお問い合わせ
ノエビアスタイルコールセンター フリーダイヤル 0120-779-301
(9:00-19:00 土・日・祝日も受付けております。
)
http://noevirstyle.jp
株式情報
株価・売買出来高チャート
株価(円)
1,600
1,500
1,400
1,300
1,200
1,100
出来高(百株)
6,000
4,000
2,000
0
10
11
2005
12
1
2
2006
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
2007
3
4
5
6
7
8
9
※前月21日から当月20日までを1ヶ月とした月次データで作成しております。
株主メモ
事業年度
毎年9月21日から翌年9月20日
定時株主総会
毎年12月
株主確定日
9月20日、3月20日
単元株式数
100株
株主名簿管理人
〒105-8574 東京都港区芝3-33-1 中央三井信託銀行株式会社
同事務取扱場所
〒541-0041 大阪市中央区北浜2-2-21 中央三井信託銀行株式会社 大阪支店証券代行部
同取次所
中央三井信託銀行株式会社 本店および全国各支店
電話照会先
フリーダイヤル 0120-78-2031
各種手続用紙請求先
フリーダイヤル 0120-87-2031(24時間受付・自動音声応答サービス)
日本証券代行株式会社 本店および全国各支店
インターネット http://www.chuomitsui.co.jp/person/p_06.html
電子公告掲載の
ホームページアドレス
http://www.noevir.co.jp/new/ir_info/koukoku.htm
株式の状況(2007年9月20日現在)
発行可能株式総数
145,000,000株
発行済株式の総数
35,837,487株
株主数
大株主
11,921名
連絡先
株式会社エヌ・ アイ・ アイ
6,972,200株
〒106-6031 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー31F
大倉
4,739,000株
株式会社ノエビア 広報・IR部
有限会社 大倉興産
4,491,000株
TEL: 03-5561-6033 FAX: 03-5561-8616
大倉 俊
3,699,000株
メールアドレス: [email protected]
大倉 尚
3,699,000株
株式会社みずほ銀行
1,076,100株
※本誌の記載内容のうち、歴史的事実でないものは、
ノエビア従業員持株会
1,047,400株
ノエビアの将来に関する見通しおよび計画に基づ
株式会社三井住友銀行
900,000株
いた将来予測です。これらの将来予測には、リス
住友生命保険相互会社
300,000株
クや不確定な要素などの要因が含まれており、将
株式会社三菱東京UFJ銀行
300,000株
来の成果や業績などは、記載の見通しとは異なる
日本コルマー株式会社
300,000株
可能性があります。
14
発行元:株式会社ノエビア 広報・IR部
〒106-6031 東京都港区六本木1-6-1
泉ガーデンタワー31F
TEL: 03-5561-6033 FAX: 03-5561-8616
http://www.noevir.co.jp
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