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聖芳園だよりH28.10月号 - 北広島市高齢者総合ケアセンター 聖芳園

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聖芳園だよりH28.10月号 - 北広島市高齢者総合ケアセンター 聖芳園
聖芳園センター祭・聖芳園祭りを
開催しました。
6/26(日)第17回聖芳園センター祭並びに第2回聖芳園祭りを開催いたしました。
聖芳園センター祭では日頃からお世話になっているボランティアの皆様への表彰を行ないました。
また、アトラクションではフラダンスの披露があり、入所者の皆様を始め、ご家族もフラダンスのゆ
ったりとした雰囲気を大いに楽しまれておりました。
聖芳園祭りでは餅つきやビンゴ大会を行ない、地域の皆様にも楽しんで頂きました。
平成28年10月1日
聖 芳 園 だ よ り
第258号(2)
ある日の出来事
主任ソーシャルワーカー
畑中 宏之
8 月のある日、
「この将棋の大会に出たい。
」と娘がチラシを私に見せながら突然言ってきました。
私は動揺しました。なぜなら、自宅でたまに行なっている将棋は、駒の進むことが出来る方向がそれぞれの駒に
記載されており、その駒ですらも、たまに進むことのできない方向に動かしたりする娘が大会に出たいと言ってき
たからでした。しかもその大会が、北海道の各地から将棋が好きな少年少女が集まる大会のようで、人一倍負ける
ことを嫌う娘なのに勝てる可能性はほぼないに等しい。将棋とは礼儀を大切にする競技のため、負けた時に相手の
前で泣いてしまい、相手に嫌な思いをさせてしまうのではないか。最低 3 局は行わなければならないルールではあ
るが、1 局で逃げ出してしまうのではないか。駒を進めない方向に進めようとして相手に迷惑をかけるのではない
か。様々な不安が、私の中に浮かんできましたが、娘の思いは強く、半ば押し切られるような形で申し込みをしま
した。
大会当日までに親子で練習し、駒の動きは覚えることができましたが、練習の際にも私に負けただけで不機嫌に
なる様子があり、私の不安はすべて解消とまではいきませんでした。
いざ大会当日、会場に向かう車の中で何度も「負けても決して相手の前で泣いたり、不機嫌な態度をとったりし
てはダメ。
」と娘に言い聞かせました。会場に着くとそこには200人を超える大勢の少年少女が集まってきており、
受付を済ませ対局のテーブルにつく娘。保護者はテーブルから少し離れた場所で見守ることしかできず、早速第1
局が始まりました。
開始2分、どの対局よりも早く娘のテーブルから終局の合図で手が挙がりました。娘は相手に向かって礼をして、
悔しがって泣いている様子はありませんでした。対局の間に休憩時間があり、結果を娘から聞くと「負けた。一番
早かった。
」とそれほど落ち込んだ様子はありませんでした。すぐに第2局のテーブルに移動し、対局が開始され、
今回は5分経過しても終わらない様子。すると、何か娘の様子がおかしい。終局の合図で手が挙がったのまでは先
ほどと同様だが、その後ガッツポーズをしている。もしや…いやそんなはずはないと疑心暗鬼の私のところに娘が
来て、
「勝っちゃった」と一言。
「えっ…お、おめでとう。よかったね。
」と予期せぬ報告に気のない返事をしてしま
いました。
その後も対局は続き、3局で終えて帰るのかと思いきや、その後の自由対戦で4局を行ない、私の所へ娘が戻っ
てきて一言。
「もう限界…。
」と言ったので会場を後にしました。すると、会場を出た瞬間、娘は泣き出しました。
負けた悔しさを相手の前では限界まで我慢してたんだなと思い、
「よく頑張った。偉かったね。
」と娘の頭を撫でて、
帰りに 2 人でランチを食べて帰宅しました。
振り返ってみると、私は娘が負けることを前提で対応を考えていましたが、
勝った時の対応については考えておらず、娘が相手にガッツポーズをしてし
まったことや、気のない返事で勝利を一緒に喜んであげられなかったことを
悔やみました。
リスクマネジメントに置き換えても、
「危険状態に陥る可能性」だけでは
なく、
「予想以上の成果を得る可能性」も想定して管理を行なうことの重要性
を感じた出来事でした。
ちなみに、娘は来年もその大会に出たいと意気込んでいますが、将棋の練習
はしていません(笑)
。
聖 芳 園 だ よ り
平成28年10月1日
特別養護老人
ホーム
第258号(3)
暑かった夏も終わり、周りの山々を見渡すと少しずつ木々も色づき、紅葉
が始まってまいりました。聖芳園では体調の変化に気を付けながら秋を楽し
む行事(グルメツアーや音楽演奏会等)を企画し、入居者の皆様に楽しんで
頂く予定です。
コカコーラ工場見学
清田区にあるコカコーラ工場の見学に行ってきました。工場見学後、瓶コーラや10種類あるジュ
ースをお土産で頂き、入居者も職員も笑顔で楽しむことが出来ました。
お寿司昼食会
毎月ご希望を募り、お寿司昼食会を行なっております。いつも大好評であり、皆さま楽しみながら
お寿司を召し上がられております。
これからもたくさんの行事をご案内してまいります!!
楽しみにしていてください!
聖 芳 園 だ よ り
平成28年10月1日
第258号(4)
敬老の日記念行事
9月11日(日)敬老の日の記念行事を執り行いました。当日は百賀1名、白寿1名・米寿 8 名の
計10 名のお祝いをし、ご家族からのお祝いのメッセージや、ご来賓の方々から記念品を頂きました。
百
賀
白
寿
米
寿
米
寿
米
寿
米
寿
米
寿
米
寿
米
寿
米
寿
ご家族と会食~札幌海鮮丸がお寿司を握りに来てくれました~
聖 芳 園 だ よ り
平成28年10月1日
≪
デイサービス
センター
七
第258号(5)
夕
祭
≫
あつい、あつい夏でしたが、デイサービスでは恒例の七夕祭を行いま
した。社会福祉協議会のボランティアの方々にお手伝いを頂き、楽しい
ひと時を過ごしました。ビンゴでは沢山の景品も当り歓声が響いていま
した。
買
い
物
ツ
アー
8 月 23 日からイオン平岡に買い物ツアーに出かけました。数名のボランティアの方々にお手伝い
頂き買い物、食事と時間一杯楽しんできました。今後は、日量製パン月寒工場の見学ツアーを予定し
ています。
敬老祭
9 月 12 日より敬老祭が行われました。今年のご長寿の対象者は、百四賀1名、百賀1名、卒寿7
名、米寿5名、喜寿3名の17名でお祝いを行いました。皆様の笑顔がとても素敵でした。
聖 芳 園 だ よ り
平成28年10月1日
第258号(6)
デイサービスで行っている脳トレの一部を紹介します。
ひらがな並び替え
虫食いパズル
動物です。何と書いてあるでしょう ?
並び替えて食べ物にして下さ い
らいおん きたきつね
となかい にほんざる
かも しか つきのわぐま
たぬき
おおかみ
かんがるー ありく い
どんてん
けち おゃづ
いずしなり
はーち ゃん
はぐばーん
みにこんどう
答え らいおん キタ キツネ
ツキノ ワグマ
たぬき
トナカイ
ニホンザル かもしか
おおかみ カンガルー
答え 天丼 お茶漬け
アリクイ
いなり寿司 チ ャーハン ハンバーグ
煮込みう どん
余暇時間を使って皆さん集中し取り組んでいます。興味のある方はお問い合わせください。
※前回257号でデイサービスの新入職員の氏名が抜けていました。氏名は小山内麻希さんです。謹んで訂正いたします。
ホームヘルパー
ステーション
栄養・調理実習
聖芳園ホームヘルパーステーション
今年の夏は暑さが続き、食欲減退の声も聞こえてくる
中、少しでもお客様に喜んでいただける調理を行い、召
しあがって頂くため、≪高齢者に喜ばれる献立のレパー
トリーを広げる≫というテーマで調理研修会を行いまし
た。調理終了後は、皆で味見をしながら感想等、話し合
いを行いました。
私達ヘルパーは日々の訪問で、お客様から沢山のこと
を教えていただき、心に残るサービスを心掛けていきた
いと思っております。
これからも、聖芳園ホームヘルパーステーションを
よろしくお願いいたします。
(青木 千華)
011-375-5080
聖 芳 園 だ よ り
平成28年10月1日
居宅介護支援
事業所
第258号(7)
冬の転倒を防ぐために
聖芳園居宅介護支援ステーション
375-3245
あっという間に冬支度をする時期になりますね。今年の夏は、台風も多く大変な夏でしたね。今年は雪が
多いのか少ないのか、今から心配をしています。
さて、冬になると、転倒が増えるため注意が必要になります。路面が凍結して転倒しやすいのはもちろん
のこと、厚着で動きが鈍くなる、寒さで筋肉や神経が思うように動かないことも転倒につながりやすい原因
となります。今回は、冬の転倒を防ぐために、どんなことに気を付ければ良いのかを考えてみます。
暖房器具の準備
自分の通るところに物を置いたり、カーペットの端につまずかないようにします。暖房付きカーペットを
使用することもあると思いますが、電気コードは整理しておきましょう。カーペットの角がめくれていない
かなども十分注意が必要です。
適度に明るくする
日没が早く、部屋の中も早く暗くなります。足元も見えにくくなると、転倒の原因になります。
足元だけ照らす電灯を設置することも良いと思います。特に夜間のトイレなどは、注意が必要です。
寒暖差を少なくする
暖かい部屋と寒い浴室など、温度差が大きい場所に出入りすると、血管が収縮してふらつきやめまいを引
き起こすこともあります。予防のために浴室を温めるなどして、室間の温度差を少なくしましょう。
環境を整備する
玄関に滑り止めマットをひくなどして、凍結や積雪による転倒を予防しましょう。
厚着になりすぎない
寒いからといって、厚着をしすぎると動きにくくなり、転倒の原因になります。部屋を温め、温度管理を
行い、厚着にならないようにしましょう。
適度に体を動かす
外出が億劫になり、自宅に閉じこもりがちになると、さらに体の動きが悪くなります。適度に体を動か
すようこころがけましょう。
居宅介護支援ステーション
笠原由美・杉中真樹・長南広治・堀川潤子・松浦長武
聖 芳 園 だ よ り
平成28年10月1日
第258号(8)
西の里地区夏祭りお手伝い
高齢者支援
~地域の方と一緒に~
センター
北広島市きた高齢者支援センター
375-5888
8月13~14日に西の里地区夏祭りが行われました。例年、地域の社会福祉施設で働いている
専門職の皆さんが、地域活動の一環として、夏祭り開催前日と開催後にテントなどの会場準備と撤
収のお手伝いを行っております。
西の里地域夏祭りの会場準備等は、地域の方々が協力して今まで行っておりましたが、高齢化が
進み、テントや機材など、重たい物を運んで準備する作業を、地域住民だけで行うことが大変と伺
っていました。一方、社会福祉施設では、地域貢献したくてもなかなか良い機会が無いという声も
あり、数年前から、西の里・虹ヶ丘地域で働かれている専門職が毎年お手伝いをしております。
夏祭りの他にも、西の里小学校の車いす体験学習や北広島西高等学校で行われている除雪奉仕活
動に参加するなど、地域で働いている専門職が協働して、地域貢献活動を積極的に行っております。
いずれも、みなさんと協力しながら続けていければと考えております。
お れ ん じ
カ フ ェ
西の里 おれんじカフェ~1周年~
聖芳園が西の里地区にあるグループホーム紅葉館、グループホームあさひの家北広島、西の里恵
仁会病院や地域のボランティアの皆さんと協働して、認知症の方や物忘れが気になる方、そしてそ
のご家族が集う場として「西の里おれんじカフェ(認知症カフェ)」がオープンして9月で一年が
経ちました。
一周年記念では手作りどら焼きを皆さんと一緒に食べたり、地域の住民の方に落語絵本の読み聞
かせをやっていただいたりと、参加者の方の笑顔で溢れていました。
今後も地域の皆様のご協力をいただきながら続けていきますので、お問い合わせなどお気軽にご
相談ください。
≪西の里おれんじカフェ≫
日 時:毎月第2水曜日 13:30~15:30
場 所:西の里会館の集会室
参加費:お茶菓子代で100円(行事により変動することあります)
申込み:1週間前に聖芳園(375-3126)の木村へご連絡下さい
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