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1. 平成24年度 第1回全国助産師職能委員長会における

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1. 平成24年度 第1回全国助産師職能委員長会における
1. 平成24年度 第1回全国助産師職能委員長会におけるクリニカルラダーに関するアンケート結果
No. 1.日本看護協会が、助産実践能力習熟段階(クリニカル 2.助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)とキャリアパスと 3.助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)および教育
ラダー)を作成した理由について、印象に残っていること の関連(キャリアパスにおけるクリニカルラダーの位置づけ)に 内容は、施設における現状とあっていますか?あってい
をお書きください。
ついて、理解されたことをお書きください。
ると思われる理由、あっていないと思われる理由など、ご
自由にお書き下さい。
・ラダーとキャリアパスの連携は大きいと認識していたが、ロー
テーションやキャリアカウンセリングなど、組織としてどう支援し
ていくかも重要であることがわかった
・施設によって機能やレベルに差があるため、当てはまら
ない施設もあると思われるが、一定の指標にはなる
・評価システムの確立が必要
・助産師のコアコンピテンシ―を枠組みにしている点は、よ
り専門性が明確になったと思う。
2 ・確かにどこにいっても「あなたはレベル○」と言えるように
なればよいとは思うが、評価基準をかなりクリアにしないと
難しい。
・院内助産を運営できる助産師をポイントにしているので、キャリ
アパスのラダーⅢ、Ⅳの年数は少し早いかと思う。6~10年でレ
ベルⅣに到達できる施設(経験がつめる)は混合化が進んでいる
ので少ないかも
・新人の案は大学病院等ではOKだし、実践も必要だと思う ・理想形ではあるとは思うが、ハードルは高いのではないか?
が、ここまでに至らない施設がほとんどではないか。レベル 評価基準の共有が一つのカギ
が高くなるほど施設差、個人差が大きくなるので、難しいか
もしれない
・コンピテンシ―が入ったことで、助産師の実践能力段階
がわかりやすくなった。
・混合病棟による助産実践能力の低下や自信をなくしてき
たことから、全国的に活用できるラダー作成になった。全
3
国共通で使用できることは、助産師の実践力もupし、更に
自信や自立にもつながり、助産ケアの質の向上につなが
るものであると思った。
・キャリアパスの経験年数(入職~6年目)に合わせて、クリニカ ・都道府県看護協会毎に作成したラダーと今回出されたラ ・助産師の実践能力を共通評価されることで、助産ケアの質保
ルラダーを使用していくことで、実践レベル(能力)をあげることが ダーをどう合致させていくか検討が必要
証と助産師の自信につながる
できる
・役割拡大(管理職など)をしていく時期のラダーは検討が必要
1
・助産師の質のレベルアップ、質の保証、助産業務・助産
師の存在の確立
4.助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)レベルⅢに達し 5.その他、ご意見、ご感想などございましたら、お書きくださ
た助産師を、「あなたは、レベルⅢです。どこの病院でも自信 い。
をもって、院内助産システムで主体的に助産ができます」とい
う保証を与えるような仕組み作りを考えております。
このような取り組みについて、どのように思われますか。ご自
由にお書きください。
・助産師の出向が上手く機能するためには必要である
・1年目であり、自施設では産科病棟が閉鎖になったため、今
日は情報収集のつもりで参加しましたが、考えが甘いことが
分った。自分の役割をしっかり果たしたい
・このような膨大な資料を検討する時は、資料を事前送付し
話し合った方が有効だと思う
・助産師の出向制度は、施設間の問題があり、簡単にできな
い現状にあるが、このクリニカルラダーをオールJAPANで使
用し、個々の能力を向上させつつ、施設同士の連携が強化さ
れていけたらよい
・すでに県(岩手と北海道)で作成したものと看護協会作成 ・教育課程も違う・分娩介助数も違うため、自分のレベルがどの ・新人教育プログラムは、助成金がでるのでかんばって部 ・助産師の免許が終生免許であることにいささか不安をもってい ・評価項目、評価ツールをもう少しわかりやすく細分化してほ
のものとの整合性の課題がある。
レベルなのかわかりにくい
署で作成したが、レベルⅡ以上は、大学病院ぐらいの大規 たので、このラダー認証があることで、助産師として自信がつく しい
・このラダーは、総合病院で勤務する助産師が対象なの
模病院なら可能だが、総合病院レベルでは難しいのではな し、何よりも、自己啓発、自己研鑚ができると思う
Ex)到達度 0%、5段階
4
か、全ての助産師にはあてはまりにくいのではないか。(助
いか
産師、開業医で働く助産師)
・助産師の独自性がうき彫りになった。
5 ・各都道府県で使用しているものとを、どう組合わせるの
かが課題。
・ラダーのレベルをどう判断(区別)するのか、産科看護師から助 ・レベルⅠあるいは新人には合うが、その他Ⅱ、Ⅲ、Ⅳは、 ・資格があっても不要と考えている人にはどう対応するか
産師になった場合、どの時点でどのレベルに入るのか、スタート 施設により難しいのではないか
の判断基準があるといい
・必要なことと思う
・北海道、岩手にはラダーがある
・ラダーがあることで自分の到達レベルが明確にできる
6 ・目標にむかって走れる
・評価ツールが詳しくほしい
・内容のボリュームがある
・お産件数(とりあげた数)と病院の状況、混合病棟・単科病棟に
より年数とラダーに違いがでる
・総合病院はOKだが開業の助産所での助産師には活用してい
くか
・同じ刺激を与えても同じように変化がみれないこともある
・助産師の独自のラダーがあるのは助かる
・総合病院にとっては参考になる。オールジャパンになるため
にがんばらなくちゃ!!
・新人はいいが、2年目以降で他部署へ異動となった場合、
戻ってきたら10年目だが、ラダーⅡということもあり。キャリ
ア10年たっても助産師としては一人立ちできないということ
もある
・法定で定められた助産業務の実践能力をつけ承認する ・クリニカルラダーの実践能力はキャリアパス(将来的に看護職 ・理想としてこの様な能力を習得してほしいと思う。それに ・この取り組みについて賛成
・看護協会で出された臨床実践能力評価やラダーの概要と現
・現状の課題から助産師の実践能力を進化・強化していく として求められる能力)の経験1~10年位のところに位置してい 基づいて教育内容は一致している(ただ、方法の工夫は必 ・助産師は法律にのっとって実践する専門家であるが、今は、何 在提示しようとしているものの関係性を明確化してほしい
為に必要
ることがわかった
要と思う)。但し施設の役割において強化できるところが相 をする人ぞという事や、経験を重ねても担保され、活用されると ・言葉の概念の共通理解が重要
・理論に基づきながら、あるべき助産師の能力を目指すべ
違する
ころにつながり自信をもてる仕組みはないので、是非、オール ・キャリアパスとクリニカルラダーの整合性、もしくは活用の考
7
き、標準化・共通概念としていくという点を理解した
ジャパンの仕組みを作れるようにしていきたい
え方を整理して、客観的に「評価」できる能力の育成が大切
(オールジャパンとするならば)
・質の高い助産ケアを提供するために作成する
8
・経験年数とラダーのレベル段階に応じた位置づけの整合性
・まだ途中段階ですが、到達目標等共通している部分も多 ・施設、病院間の差があることで、評価に差が生じると思える
は、とれていると考える。
くあり、参考(基準)に作成をすすめたい
為、チェックリストの内容がキーポイントかと思が、福井理事の
・各自の経験に応じたアウトカムが見い出せやすいのではない
お陰で納得した。
か
・自らの臨床看護実践レベルを知り、自ら教育したり、達成 1.と同じ
するためにどのような経験が必要か、自らのキャリアをデ
9 ザインする
・現場でも、助産師が認められていないと感じる事が時々あ
る。クリニカルラダーができる事で、各施設の評価方法のあい
まいさの解消になり、それが各施設共通理解にまでつながれ
ば良いのかもしれない
・レベルⅡ・Ⅲの「診断」の差は?
・取り組みはいいと思うが、本当に適しているということをどう説
・「キャリア・開発の方向性づけ」(キャリアパス)を入れてい 明していくか?誰が決めていくか?今まで出していた助産ケア
るか?
の質評価と今回のものはどうちがうのか?リンクされて作られた
のか?
・看護師ラダーはあるが、助産師のものがなかった
・クリニカルラダーは10年ぐらいまで使用し、その後はキャリアパ ・助産師のクリニカルラダーと病院のラダーとレベルが合わ ・保証システムはOK
・新人や中堅助産師の目標目安ができ、モチベーションが スを利用していく
ないところがある
・評価が難しいのではと気になる。同じようなレベルの人がある
10 高まる
病院では認定されるが、他の病院では認定されてないなど起こ
るのでは?と思う。
11
・All Japanの助産ラダー
・院内助産ができる助産師(助産師のあるべき姿)
・キャリアパスを進めていく上でのツール、目標としてのラダーが ・私の施設は大学病院であり、助産師数も多く、ラダー評価 ・施設を移っても共通認識として使えるのでよい
ある
も行っているので現状とあっている
・助産師のモチベーションアップにも役立つ
・他施設ではどうかと考えた時に、助産師として実践力をつ
けていく過程で必要な能力であり教育だと思う
・ラダーと、教育プログラムがリンクしてあるのはとてもよい ・キャリアパスとの関連としては、レベルⅢとⅣの位置がどうか ・昨年から自施設においても検討し、作成、今年度試行を
・全国共通で使用できるなら、早急に配信してほしい
・「キャリアパスは 自己のもの」であるので、例としてあげるなら 始めている
(独自のラダーを使用し始めているので統一したものを使
2タイプなどをあげると誤解が生じないのではないか
・「用語の統一」が必要
12
用したい)
・同じ評価システムで評価されており、とてもよいと思う。しかし
施設によっては、実践できる内容に差があるため、実践とマネー
ジメントと別の評価でもよいのではないか。(最終的なレベル評
価はひとつ決めてよいと思う)
・看護師としての教育が重視され、看護師ラダーはあった ・自分が今どのレベルになっているか、いつ頃までにどのレベル ・教育内容が細かく出されている為、わかりやすい。施設内 ・他院への研修や施設が変わった時、受け入れる側としても対
になりたいか目標設定しやすい
でどのように取り入れていくか検討していきたい
象のレベルがわかりやすく良いと思う
13 が、助産師のものがなかったので、ありがたい
・新人だけでなく先輩助産師にとっても目標になって良い
・新人看護師のガイドラインに基づき、助産師の実践能力
習熟段階のラダーレベルがなかったので作成しレベルに
14 あった評価をえられるようになるのでモチベーションにつな
がる
・標準化ができることはとてもよい
・能力評価をするツールがなかったため作成した助産師全
15 体が底上げできるように国際標準の助産師を育てる
・自分がどうなりたいかを明らかにし、クリニカルラダーを全国で ・職能全体で取りくむことが必要なので、院内助産システム ・保証を与えることで達成感があること、またそこからキャリアパ
共通評価することは、質の向上につながるのでよい
を立ち上げていない病院も課題をもって取りくめるようにす スを発展されていくことができるので実際にやっていない病院で
る必要がある。持ち帰って検討する
も、能力評価になるのでどこの病院でもできる
・標準キャリアパスを使って見せながら支援する時期を説明し、 ・非常に教育内容が多いがそれが現状なのだと思う
ラダーと合わせて使う
・レベルⅢが一人前と考えているので、教育内容としては
・キャリアデザインは自分で決める
適当
・レベルⅢは、一人前と思うので、この時期を保証して全国レベ
ルの助産師を考えるのは妥当
・言葉(たとえば「どのタイプ」は何をさしているか)
・用語の統一が必要
・運用基準や評価等がむすがしい
・助産師の教育機関にも配信し「新人レベル」を目標にしてほ
しい
1. 平成24年度 第1回全国助産師職能委員長会におけるクリニカルラダーに関するアンケート結果
No. 1.日本看護協会が、助産実践能力習熟段階(クリニカル 2.助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)とキャリアパスと 3.助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)および教育
ラダー)を作成した理由について、印象に残っていること の関連(キャリアパスにおけるクリニカルラダーの位置づけ)に 内容は、施設における現状とあっていますか?あってい
をお書きください。
ついて、理解されたことをお書きください。
ると思われる理由、あっていないと思われる理由など、ご
自由にお書き下さい。
・目指す能力、求められていることがはっきりしているので ・スタンダードのラダーⅢは、グローバルスタンダードで院内助
自分自身に求められていることを理解しやすいが、型には 産という意味が理解できた
16 めず、自分らしいの“項”も加えていけたらよい
・実践とラダーをどう導入していけるか
・各施設で個別にラダーを作成している状況があるため、 ・ここ数年の新人は、自分のキャリアを上げたいと思う気持ちが ・施設の位置づけは違いがあるため、基本は日本看護協
日本全国で統一したラダーができれば、同じレベルで進め 少ない?中にはキャリアを積むことを頑張る方もいるが、欲を出 会のラダーで!!
してくる人が少ないように思う。学校での教育がどのくらいされ
17 るのでオールジャパンにしていけたら良い
ているかと思う。現状のスタッフも家庭を持っていると「何かと過
ぎればいいわ!」と欲が出てこない
・とてもよい取組み
・熱いうちにどんどん進めて頂きたいが、そのために管理
18 者が理解してくれることが大切
・「新人助産師」と「1年目助産師」の違いがわかりやすくなる
・10年目で「レベル新人」もいるかもしれないが、それは仕方が
ないと思う
・臨床実践に必要な能力を段階的に表現したもの。
・むずかしい、がんばらなくっちゃ!!
19 ・全国どこへ行っても通用するために、管理的な能力も含
まれる
・ラダーレベルⅢを目標にすること
・助産師の経験年数・キャリアを把握するのによい
・助産師の看護師の経験を区別して、助産師経験を評価 ・助産師は看護師をして働いているためキャリアを明確にする
できる
20
・助産師ラダーをそれぞれの病院で協会のラダーを参考に
作成している
22
・共通性と各個人としての達成感、方向性の決定、個人を組織
の協働
・助産実践レベルを区別する事は、ある程度年齢(キャリ ・ラダー評価のためのツールの1つがパスである
ア)だけが上がったり、レベル・意識の低い者と研鑚を積ん
23 でいる者との明確な区別ができてとても良い
・クリニカルラダーを作成している施設は少ないし、レベル
の差があるため、そのレベルの差を少なくするのによい
25
・保証ができればその方がよい
・助産師は認定としている?レベルⅢになったら保証となる?
・実施評価(看護師)は評価されているが、助産師実践評価表
は病院全体に浸透しにくい。現任委員は、病院全体で評価、
助産師は産科病棟のみで評価している
・協会として積極的にすすめてほしい
・認定証など出してほしい
・病棟師長が助産師でない場合、助産師のラダーは活用され
にくい
・病棟師長が助産師でない場合、誰がレベルを評価するのか
・臨床助産実践能力の中に、妊産褥婦だけでなく、思春期か
らの心身の問題を理解できなければ、適切な指導はできない
・看護部長、看護師長が看護師である場合、看護協会の支援
が必要である
・院内助産師が進んで来るとこういうラダーシステムが進んで
くると思う
・とても細かいため、評価を正しく行うものの負担がありそう ・良い事だと思うが、紙一枚の認定にならないようにしてほしい
で、こわいが、しっかり評価ができたら役立つと思う
(影響力のあるものに)。たとえば各施設に認定する人をおくが、
(その人は日看協の研修を受けた人として)他施設にラダーを
引っさげて移動する時に、ちゃんとその認定者の意見を参考に
するなど
・看護部に助産師がいないため、上に助産師の現状理解して
もらえない部分がある。あまり助産師が強く主張すると冷たい
目で見られる現状がある。日看協から「こうしなさい」的に下ろ
してもらえるととてもありかだい
・すすめて下さい、応援します
・キャリアパス-自分のキャリアをどうつくっていくか、自分で考 ・レベルⅡ以上になると自施設のみなので教育は難しいの ・経験年数のみで、評価しにくいところがあるので必要な事だと
える
ではないか
思う。 ・確立すると
・実践能力を身につける
出向制度等にも反映していくと思う
・ラダーでステップアップ
・教育内容の検討、評価方法の検討は必要
・オールジャパンで助産師の質(知識・技術)向上のツール ・連動させてキャリア支援していくことが大切
があることで評価できる
26
・院内助産を担当する為のラインである
・出向レベルもある、研修がこなせない、使えない場合もあ ・全国の助産師が同じレベルで統一できるのは良い
るので検討が必要
・質の高い助産ケアにつながる
27 ・院内助産を担える支援につながる
・オールジャパン 共通ツールとなる
・目標設定ができる
・助産の質
・オールジャパン
28
・各施設のバックグラウンドが違うため、施設によっては、
教育内容が各施設でやりきれるかどうかが課題である
・キャリアパスとクリニカルラダーを連動させて支援していくこと
が大切と感じた
・とてもよい制度だと思う
・今後、細かな評価が必要かもしないが、今回提示されたラ
ダーは素晴らしいと思った。
・クリニカルラダーはあくまでもジェネラリストの教育体制、キャリ ・あっていると思うが、ラダーをクリアしていくためには早い ・OK、いい制度
アパスには個人のライフワークが加わってくる。
時期での施設間交流が必要。
・施設間での差があるため実際にするのはじっくり考える必
要がある
・助産実践能力の保証、助産師の目的設定を明確にして ・クリニカルラダーは臨床実践能力に焦点をあてているが、キャ ・総合病院でハイリスクもローリスクもあるため、現状に
質の向上につながる
リアパスは人生設計をふくめたもの、それぞれが影響し合ってい あっており使えると思う
・院内助産システムで、妊産褥婦と新生児の助産ケアが くものと理解した
29
できる能力をもてるようにサポートし、それぞれの組織で
求められる人材育成ができる
・助産技術だけでなく、教育・安全・マネジメントなど幅広く必要
な知識・技術がはいったとてもいい制度だと思う
・統一した質の向上、到達レベルが明確でよい
・院内助産システム担当者の根拠ある評価ツール
4.参照
・大賛成だが、クリアするためには、自施設のみでは対応できな
い部分がある。→施設間の交流→出向→オールジャパン
・「レベルⅢ」認定された者故、院内助産システムの担当者です
と明確な評価となる
・実践現場の要請
・より専門性を高めるため質を上げる
・施設により差があるため(人員、分娩数など)現状に合う
のか
・レベル評価をすることがむずかしいと考える
30
31
・現状、2~4年目の助産師がスタッフの半数以上となり、レベ
ル別を考えると、実務していく中、本当にこれでいいのかと不
安になった。(ラダーが実動となった時に業務がまわらないの
かな…)
・本人の意欲のない人が出てくる
・レベルⅢに到達すれば日本どこへ行っても認証できる制度に
してほしいし、積極的に推進してほしい
・施設の求める助産師像と共通性をもたせ、助産師以外に ・ぜひ、前向きに進めてほしい
も認めてもらえるものでなければならない
・だいたい合っていると思う
・説明者の熱い情と助産師の意欲、元気パワーをもらった ・よくわかった(私だけ)
・病院ごとの壁がありすぎて、あっている、あっていない…
・周囲(特に新人に限らず)、ことば自体に浸透してないから回答 を考える(た)ことがない様子
24
するに及ばす
・助産実践能力の保証
・どんな人を育てたいか
・このようなシステムはあった方がよい
・様々な臨床の過程、実情を知りました。
・私はこれだけできるという、1つの免許証のようなものになると ・All Japanにするため教育プログラムの実質化を考える必要
思う
がある
・今の県下の施設では、レベル評価はむずかしい。今後使 ・全国で使えるシステムとして運用していくことは、とても素晴ら ・動きの早い職能委員会になり、とても頼もしく思う。
いながら教育を考えていくことが必要
しいと思うが、認証の方法(「専門性」や「専門看護師」のような) ・自分が進めたかった「施設間研修」や「出向」地区での研修
もキチンとして、病院管理者に充分に理解してもらえるものにし 等に進んでいくととてもありがたい
ていきたい
・「出向」については、何らかの形で診療報酬に結びつけて頂
けると診療所の先生にも快く受け入れられるようになると思う
・理解できたが、施設によっては新卒者に分娩を行なわせ ・キャリアパスにより、自分の未来像を把握し、それを目指してク
ていない所もある(このような施設に対してどのように働き リニカルラダーで具体的に自己の成長を実践していける
21 かけていくのか疑問に思った)ので、その場合、いつまで
たってもレベル新人となる
・出向事業が可能となるためには全施設統一の必要性
・自信をもって院内助産が出来る
4.助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)レベルⅢに達し 5.その他、ご意見、ご感想などございましたら、お書きくださ
た助産師を、「あなたは、レベルⅢです。どこの病院でも自信 い。
をもって、院内助産システムで主体的に助産ができます」とい
う保証を与えるような仕組み作りを考えております。
このような取り組みについて、どのように思われますか。ご自
由にお書きください。
・これを実際に教育していくのは施設ごとでは難しいので、協
会の力をおかりしなくてはと思っている
・出向しないとクリアできない内容も多い
・自院では、職能要件表を作成し、目標管理として使用してい
るが客観的な評価のむずかしさを感じている、このラダーも運
用方法には、多くの検討が必要ではないかと思う
1. 平成24年度 第1回全国助産師職能委員長会におけるクリニカルラダーに関するアンケート結果
No. 1.日本看護協会が、助産実践能力習熟段階(クリニカル 2.助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)とキャリアパスと 3.助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)および教育
ラダー)を作成した理由について、印象に残っていること の関連(キャリアパスにおけるクリニカルラダーの位置づけ)に 内容は、施設における現状とあっていますか?あってい
をお書きください。
ついて、理解されたことをお書きください。
ると思われる理由、あっていないと思われる理由など、ご
自由にお書き下さい。
・院内助産ができる人をどう育てるか
・全国どこに行ってもあなたはレベルⅢであると言えるもの
・先がけて基になるクリニカルラダーを作る
32 ・クリニカルラダーをどう教えていくか
・オールジャパンで使っていく
・教育プログラムが作られているか
33
・「院内助産をする為の不安」を解消する為
・ラダーレベルⅡ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴにどう進めていくか
・看護師ラダーはあったが助産師のラダーをオールジャパンで
作る
・評価ツールが必要
・クリニックでは使いにくい面もある
・レベルⅣの先はどうなるのか
・キャリアパスとクリニカルラダーの関連(整合性)
・指導を受けながらできる
・総合HPの助産師には適用できる
・分娩件数だけでは振り分けられない
・どのレベルからチャレンジするのか
・助産師として目指す目標とワークライフバランスを考えていく大 ・ラダーⅢに自分がなれるのか分からない
切さ
・今やらないと助産師なんていらないよって言われちゃう ・キャリアパス→自分のもの
よ、と言う福井理事の言葉。自信がないのよ!から始まっ ・クリニカルラダー→自分自身を高めるもの
たことを思い出した。院内助産が進まずに悩んでいた時
34 だった。助産師のためのものであること、質を担保してい
かないとお母さんと赤ちゃんにいいケアができない、世界
に通じる日本の助産師
4.助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)レベルⅢに達し 5.その他、ご意見、ご感想などございましたら、お書きくださ
た助産師を、「あなたは、レベルⅢです。どこの病院でも自信 い。
をもって、院内助産システムで主体的に助産ができます」とい
う保証を与えるような仕組み作りを考えております。
このような取り組みについて、どのように思われますか。ご自
由にお書きください。
・評価とともに赤ちゃんと妊産婦にとって、いい環境作りに取り組
めるために頑張りたい
・あわせるようになっていくべきで、あとは、ディスカッション ・助産師手帳か認定証、免許は賞状が大きいのでカードのよう ・福井理事の話をきくと、すごく元気がでる、がんばろうと思う
した
なものがあって更新したりするといいかも、助産師の仕事状況も
わかる
・オールジャパンで使用可能とする指標!!
・助産師独自のものが作成されたのは活気的なこと
・助産師としての目標、ワークライフバランスとしての目標を大切 ・分娩件数の多い施設、混合病棟などでは差がある
・すばらしい取り組みだと思う
・グループワークの時間が短かった
にしている
・分娩数の多い総合周産期センターなどの施設であれば、 ・他施設への出向にも活かしていけると思う(院内助産を開設し ・資料を事前に見ておく、意見をまとめておくような時間がある
35
現状とあっている
ていない施設で、開設する力も期待)
と話し合いはさらにスムーズだったかと思う
・評価ツールを詳細に作成する必要あり
・助産師の実践能力をあげて、自信を持たせる
・キャリアパスは自己の成長(開発・展開)、クリニカルラダーは段 ・混合病棟なので看護師ラダーとの整合性の検討をしてい ・全国レベルで同じ指標をもつことは良いと思うが、混合病棟、 ・良いグループ討議ができたが、もっと長い時間がほしかった
階の目安
く必要がある
分娩数によって、レベルⅢに到達するまでに期間がかかるた
・助産師って本当に良い集団だと思う。自分たちが自分たち
36
め、出向制度を合わせながら、レベルUPできたらよい
の立場、存在を自分たちで確立するんだという意欲をもって
やっていきたい
・院内助産師システムが担当できる助産師を育てるため、 ・助産師の質と量を確保するためのツールして考えられたもの ・地域医療における施設の役割や位置づけによって到達 ・出産施設が少なくなり、助産師の目標した活躍が期待される ・県の代表として、助産師のレベルアップに努力していける元
全国レベルを統一した教育システムとして構築され、出向
する年数が変わってくる
今、とても重要な取り組みだと思う
気とパワーをいただいた
37
システム導入にあたっても活用できる
・すべての妊産褥婦及び新生児に助産師のケアを、しかも ・組織のビジョンと個人の目標をコミットさせて、各施設独自の
質の良いケア提供というグローバル基準の目標に基づ
(施設のブランドをもりこんで)各施設のプランニングしていくこと
38 き、自律した院内助産ができる助産師を目指し、看護師と が重要である
は別の助産師に特化したクリニカルラダーが必要である。
・施設内でクリアできない(困難な研修、マンパワー、マスト) ・よいと思う
ことこそ、県で企画運営が必要
・現状に合う、合わないではなく施設をこえた連携が必要
・クリニカルラダー 専門的(助産師としての)能力習熟段階
・キャリアパス 個人としてのライフサイクルの中での発達段階
・熟読出来ていないが、当院でも使っていけると思う
・助産師用ラダーの作成を課題としていた時に出して戴き
良かった
・是非実現出来るよう、努力していきたい
・院内助産システムの推進にあたり、自信をなくしている助 ・キャリアパスは、個人の問題(自分は人生を助産師としてどう
産師が増加しているので、助産師の能力がどの段階であ 生きるか)でもあるが、個人と組織の目標が同じ方向性である
40 るか、保証を与えるもの
・クリニカルラダーはキャリアパスの中での助産師として能力を
高める(ジェネラリスト能力)、育成に活用される
・レベルⅢが7~8年目、院内助産が出来るが目標である
・これに対して施設間で差があり、どう運用活用するか検
討が必要
・本人のモチベーションUPにつながる
39
・ネガティブに考えると出来ないことが多いが、やるためには
どうやっていくかの視点で活動が必要である
・助産師が自分の能力を第3者に示せるツールとして、し ・キャリアパスは個人のキャリア開発と組織の相互関係であるこ ・分娩件数の少なさ、配置場所の問題、評価に関わるス
・自己のポートフォリオを作成して、自分の学びの歴史、積み上 ・施設、地区を越えて全国一丸となって助産師育成をするよう
かも全国共通のレベルのものとして、院内助産を担う者に と
タッフ数の問題など、できない理由はいくらでもあげられる げたものを大切に保存することが必要
になるといい
41 ふさわしい能力をそなえていることを証明する
が、この状況の中でのクリアにする方略を考えることが大
切
42
・助産師の助産実践能力を保証する
・院内助産のレベルをもった助産師の増加をはかる
・個別の施設の現状はさまざまであり、実際行ってみると困 ・院内助産が出来る助産師の認証評価システムが、一方では動
難なことが多くあると思う
いていると聞いているが、それとの関連はどうなるのか?医師
から認証されるようなシステムには反対
→福井理事が最後に触れていただいたのでわかりました
・全国どこにいっても「レベルⅢ」です、と言えるように実践 ・助産師自身が自分のラダーを意識し、ラダーを重ねていくこと ・自施設では専門的自律的能力についての教育、だれが
で自分のキャリア・デザインをしていくことが大切
どのように評価するかなど評価が難しい
43 能力を標準化すること
・看護管理者として、どうキャリア支援していくことが重要
・助産師の継続教育と必要な実践能力について明確にす ・キャリアパスは本人の生涯的な目標、クリニカルラダーは施設 ・現在、看護師と同じラダーを使っているが、助産師に特化 ・助産師の能力を他職種にも説明できると思うのでぜひ、進めて ・1年目で何も分からず参加た。助産師はやはりアツイ人達だ
る必要性
側が求める助産師像を段階的に表したもの
した形で作成するのはとても必要だと思う
ほしい
なと実感した。協力すれば何事も成しとげられる気がしてき
・全国共通の評価レベルを明らかすることにより、助産師
・段階や教育内容は分娩数などから修正していけばよいと
た。
44
に必要な能力を明確にし、ケアの質の向上につながる
思うのでほぼ合っていると思う
・院内助産の担当を出来る助産師の育成
・全国共通の「助産師ラダー」の標準として作成
45
・キャリアパスとキャリアラダーは7年目まで助産師をどう育てる
かを目標においている
・しかし、現実として7年目までの3~4年目に、出産・育児期で臨
床を離れるスタッフ、キャリアローテーションで周産期以外の部
署の勤務経験者、社会人経験後はどう合わせていくか
・キャリアパスは個人の目標
・目標項目は、現在自施設(3次周産期病院)産科単位の新
人助産師教育プログラムと適合できている
・評価ツールはどうするか?
・Ⅱマタニティケア能力において、出向システムを導入し活
用しなければ、目標達成は机上の空論と思う
・理想的だが、今後必要なもの
・自施設内にこだわらず、他施設を利用したいスタッフを支援し
・分娩介助件数を達成するのに期間を要するので再検討 ていく、自分自身が自立していく必要
が必要
46 ・院内助産、職歴、7年目は妥当
・全国共通であるということがいい(助産師のレベル、スキ
ルアップする意味)
47
・助産外来や院内助産ができるレベルが全国どこでも一緒 ・キャリパスは個人のレベルで、クリニカルラダーは、継続教育
というのが印象に残った
で助産師育成
・出向、研修等で病院・診療所、・学校等の相互交流が不可欠
・「全国支援 助産師ラダー」システムで、各個人が自己のレベル
を確認できる方策があればよいと思う
例えば、全国共通の「助産師のプロファイル手帳」研修ポイント
制、登録制等、日看協が主導で行えればよいと思う
・評価者のレベルを統一する必要がある
・何をもってレベルの申請をするのか(共通評価)
・ハイリスクの妊婦・分娩が多い施設のため、正常分娩の
数が少ないので、マタニティ能力の面ではレベルアップが
困難かと思うので、人事交流が必要
・これまで助産師の為のラダーはなかったので、皆のモチベー
ションがあがり、元気なる
・他の職種、特にDrにも説明できるので、助産師の自信につな
がる
・各レベルの研修テーマ等を表示したらどうか。
・1人ずつ「プロファイル」を持つ(協会員共通)、例えばどのよう
な研修を受け、学術発表、分娩実例をまとめ、自分の成長記
録にする
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