...

医局報を更新しました。 平成24年秋号 [ PDF 2.3MB]

by user

on
Category: Documents
91

views

Report

Comments

Transcript

医局報を更新しました。 平成24年秋号 [ PDF 2.3MB]
島根大学医学部内科学講座第四医局報
∼平成 24 年秋号∼
ドイツ・ロマンティック街道のローテンブルグにて
1
『道』
この道を行けば
どうなるものか
危ぶむ無かれ
危ぶめば道はなし
踏み出せば
その一足が道となり
その一足が道となる
迷わず行けよ
行けばわかるさ
∼ タイトル『道』の由来について ∼
『道』というタイトルの詩…。元々は、一休禅師の言葉だといわれていますが、一般にはアントニオ
猪木が引退セレモニーのリング上で、ファンに送った最後のメッセージとして知られています。
田邊教授は、何か新しいことにチャレンジするとき、いつもこの詩を思い浮かべ、そして新しい道を
切り開かんとする若者に、この詩を贈ってきたそうです。
島根大学医学部内科学講座第四も、常に前向きにチャレンジすることを忘れず、ただひたすらに医師と
しての『道』を進んでいこう…そういう想いを込めて、この『道』というタイトルを選びました。
2
教授挨拶
内科学講座第四 教授 田 邊
一明
向寒の候、ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。今年は
春から 4 回海外へ出張する機会に恵まれ、あらためて人との
出会いが今の自分を支えていることを知る一年となりまし
た。
今回は留学をテーマに書かせていただきます。この夏に雑
誌「心臓」の巻頭言の依頼があり、「日本サッカー界の若者
から学ぶこと」というタイトルで寄稿しました。サッカー界
では日本人選手の海外への挑戦が盛んになってきています。
サッカー部に所属した学生時代は、日本のサッカーはプロ化
2012 年夏、吉川純一先生、Jae K. Oh 先生とともに
しないと強くなれないとだれもが思う時代でした。やがて J
リーグが創設され、海外で活躍する選手も増え、今や日本代表のほとんどが海外組という状況です。ワール
ドカップにも出場するのが当たり前となり、若い日本人選手がどんどん海外に出ていきます。今、注目され
ているプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドへ移籍した香川真司選手をはじめ、日本の若者たち
に海外移籍への気負いが感じられません。もちろんチームでの生き残りをかけた厳しい競争やファンやマス
コミのプレッシャーは日本にいる時以上のものでしょうが、海外にどんどん飛び立ち、しかるべき結果を残
しています。
今、海外留学を希望する日本の学生が信じがたいほど減ってきていると言われています。医学部だけの問
題ではないようですので、卒後臨床研修制度の影響だけではなさそうです。上から行けと言われれば、素直
に頷けないのが今の若者の意識なのかもしれません。地方では同世代や身近な存在が海外留学を経験して刺
激し合う環境がなくなっています。地方大学の一員として人員確保に奔走し、海外留学も含めた長期展望が
描けない現状があるのも確かです。海外留学を経験し、人生観を変える経験をさせていただいた自分として
は、可能な限り海外に飛び出していってほしいと思います。カズこと三浦知良選手がフットサルですがワー
ルドカップ日本代表に選出されました。カズ語録に「僕がやれた理由」というのがあり、「じゃあ何でやれた
のか。もちろん運もあったけど、良いところで良いタイミングで良い人に出会うことができた。これが大きかっ
たと思う。すべてがうまく噛み合ったんだよ」と言っています。偶然の幸運に出会う能力をセレンディピティ
と言います。しかし、幸運はただ待っていても訪れません。アンリ・ポアンカレの言葉に「偶然は準備でき
ている精神にのみ訪れる」というのがあります。
私はこれまで多くのメンターに影響を受けました。その中でも、1997 年から 1999 年に Mayo Clinic 留学で
めぐりあったエコーラボの Jae K. Oh 先生、James B. Seward 先生は特筆すべき存在です。Seward 先生は医
師や技師、留学生など 100 人を超える組織のリーダーでした。今、リーダーに関する書籍があふれていますが、
世界トップクラスの組織のリーダーと 2 年間間近で過ごしたことが、私のリーダーの教科書になっています。
Seward 先生は太陽のように明るく、いつでも物事を積極的にとらえ、英語の問題でコミュニケーションが
うまくいかない私にも常に勇気づけてくれました。一方で、現状に満足せず、「わかったつもりになってはい
けない。進歩についていけるようにすべて勉強しなさい」という言葉は、今でも私自身の戒めになっていま
す。Seward 先生は小児科学、循環器内科学の教授としてその知識は精密機械かと思わせるほどでした。圧
倒的な臨床経験に裏打ちされる説得力は、留学から帰国後の私の進路の指針となりました。Oh 先生は Echo
Manual の著者として有名ですが、Mayo Clinic の多くの有名な先生の中でも、心エコー図学のオーソドック
スな流れを継ぐ先生です。どんな状況にも冷静に穏やかに対応
され、Oh 先生がおられるだけで周囲に何とも言えない安心感
が生まれます。この夏には私が主催した研究会の特別講演のた
めに日本に一日だけの滞在でお帰りになるハードな日程の中、
私の願いを叶えていただき感激しました。自分が一流に達しな
くても一流の動きを実際に間近に見てイメージできるというの
はとても大切なことだと思います。若いうちに頂点はあそこだ
と知る、行けるかどうかは別としてそこを目指す気持ちが大切
だと思います。留学の機会があれば気負わずに自分への投資と
して挑戦してほしいと思います。
1999 年 Mayo Clinic 留学時代、Seward 先生と
3
医局報告
循環器内科 講師(学内) 高 橋
伸幸
平成 5 年卒業、12 期生の高橋伸幸です。昨年 11 月に佐藤秀俊先生から医局長を
引き継いでから、早いもので 1 年が経ってしまいました。この春は腎臓内科に望月
かおり先生、福永昇平先生、中西宣太先生、そして循環器内科には大嶋丈史先生、
朴美仙先生、川原洋先生という 6 人が入局という大変嬉しい春になりました。皆そ
れぞれ個性豊かで、非常に独特の持ち味を発揮して医局を盛り上げてくれています。
そして来年春ですが、腎臓内科には岩下裕先生、長谷川志帆先生という初期研修
医 2 名が既に入局を宣言してくれています。循環器内科へは現在松江赤十字病院に
て研修中の松田紘治先生が入局宣言をしてくれました!本当に嬉しい限りです。し
かし臨床・研究・教育の全てを今以上に充実させるためには、まだまだ医局員が不足しております。もうす
ぐ年の瀬を迎えるという非常に厳しい状況ですが、最後まで粘り強く勧誘を続けたいと思います。
次に、循環器内科と腎臓内科の連携についてです。今まで毎週月曜日夜に医局会を行い、情報交換を行っ
て来ました。今秋からはそれに加えて、月 1 回火曜日に合同検討会を始めました。「心腎連関」がますます重
要視される昨今においては、この 2 つの診療科が一致協力する事はやはり素晴らしい事だと思います。
田邊教授が 2008 年 5 月に御着任され、今年で 5 年目を迎えております。若い先生方もそれぞれのテーマで
臨床研究を開始しておりますし、学会発表も盛んに行われるようになって来ました。論文も少しずつではあ
りますが着実に増えて来ております。内科学講座第四が今後も素晴らしい成長を遂げていきますように、関
連病院の先生方や同門会の諸先生方の益々の御指導・御鞭撻のほど何卒宜しく御願い申し上げます。
医局報
〜秋号〜に寄せて
附属病院診療教授 腎臓内科 伊 藤
孝史
つい先日までは猛暑だったのに、気候のいい秋を感じないまま冬になってしまい
ました。今年も残すところあと一か月になりました。
新体制で迎えた平成 24 年度ですが、例年以上にみんな頑張ってくれております。
病棟業務では割当病床数が 4 床であるにも関わらず、最高で 12 床まで増えた時期
もあり、大変な苦労であったと思われますが、初期研修医の先生もコンスタントに
ローテーションしてくれていたおかげもあり、大過なく経過しております。
学会活動では、6 月 22 日~ 24 日に北海道札幌で行われた日本透析医学会総会に
は過去最高の 7 演題を出すことができました。9 月 29 日広島で行われた中国腎不全
研究会には看護師さんにも発表していただき 5 演題をだすことができました。10 月 28 〜 29 日に沖縄で行わ
れました日本腎臓学会西部学術大会には 4 演題を出すことができ、これも例年にはない多くの発表でした。
観光地であったことも多くなった理由の1つではあると思いますが、みんながそれぞれ高いモチベーション
をもって発表してくれたことを嬉しく思います。
CKD 啓発活動の一貫として、9 月 9 日には泌尿器科の椎名浩昭教授、三井要造先生、栄養治療室端本洋子
先生、そしてわたしの 4 名で出雲市役所くにびき大ホールで市民公開講座を行いました。CKD、透析、腎移植、
食事療法について、十分な時間を取って行うことができましたが、宣伝不足のためか参加していただけた市
民のみなさんが少なかったのが残念でした。毎年実施する予定ですので、今後はさらに他科と連携しながら
頑張って行こうと思います。
嬉しいこともたくさんありました。花田健先生に第二子(長女 葵衣ちゃん)が、松井浩輔先生に第一子
(長女 穂乃果ちゃん)が、誕生しました!お二人には医師としてだけではなくて、父親としても頑張って欲
しいと思います。さらには、岡朋大先生が 10 月 14 日にご結婚されました!おめでとうございます。前任地
の川崎医科大学附属病院から奥さんを連れて帰ってこられました。新婚ですので早く返してあげたいとは思
いますが、入院患者も多く、、、、奥さま申し訳ありません。
さらに、11 月 15 日時点で、2 名の先生が来年度の入局を決めてくれております。一人目は、長谷川志帆先
生です。京都府出身です。もともと腎臓内科にも興味をもって頂いていたようですが、松江赤十字病院で腎
臓内科をローテーションされ、入局を決めてくださいました。二人目は、岩下裕先生です。岐阜県出身です。
一年目は浜田医療センターでしたが、今年度から島根大学病院に戻ってこられ、最初に腎臓内科をローテー
ションしてくれて、入局を決めてくださいました。お二人とも 8 月中には入局の意志を伝えてくださって、
4
今年は心が穏やかです。新しく入局してきてくれる先生方のためにも、ますます頑張って行かないといけな
いと心を新たにしております。
最後に私事ではありますが、田邊一明教授のご高配を賜り、井川幹夫病院長に御推薦いただき、10 月 1 日
付けで島根大学医学部附属病院 診療教授の称号を頂きました。10 月 13 日に行われた内科学講座第四同門
会では、たくさんの先生方からお祝いのお言葉を頂戴し、また同門会からは名前入りの万年筆のお祝いを頂
きました。この場をお借りして、同門の先生方に厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。ま
だまだ未熟ではございますが、島根県のみならず、山陰地方の腎臓病学が発展していくように頑張っていく
所存ですので、今後ともご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。
神戸大学感染症内科研修報告
循環器内科 朴 美仙
私は 7 月の 1 ヶ月間神戸大学感染症内科で、感染症の診療について学ばせていた
だきました。神戸大学感染症内科は、院内 ( 場合によっては院外も ) より感染症が
強く疑われる場合や血液培養陽性、また原因の特定できない不明熱が持続する場合
などに、他科よりコンサルトを受け、治療介入していく科です。これまで感染症 ( 肺
炎や尿路感染症等の頻度の高い感染症から感染性心内膜炎等それほど頻度の高くな
い感染症まで ) をいくつか診療した経験がありましたが、神戸大学での研修によっ
て、感染症に対する考え方が変わったように思います。恥ずかしながら、これまで
抗菌薬の使用方法やその使用期間について、厳密に考えたことがありませんでした
が、どういう理由でこの抗菌薬を使用し、いつまで治療するかということが、患者さんの病態に大きく影響し、
かつ院内の耐性菌を防ぐことにつながるかということを認識しました。「まあ治れば良いか」というくらいに
しかあまり考えていなかったこともあり、とても反省しました。そして、熱が高くその熱源がわからない場
合 ( 感染症でない可能性も充分ある場合 ) に、どのようにアプローチし、鑑別していくかという内科の根本で
あるともいうべき領域についても、ほんのわずかな期間ではありますが、学べたと感じております。内科医
として医療に関わる以上、鑑別診断をしていくということの重要性を再認識しました。また、感染症内科の
先生方も大変熱心に指導してくださり、1ヶ月という短い期間ではありましたが、とても充実した毎日を過
ごすことができました。神戸大学での研修医の先生方とも仲良くなれましたし、新たなつながりを作ること
もでき、満足しています。神戸の街もおしゃれで良かったです。このような実のある研修をさせていただき、
本当に感謝しております。この経験を元に、もっとたくさん、そして患者さん一人一人に対して、真摯に診
療していきたいと思います。
業 績
論文・著書・総説
(2012 年5月以降)
1. Takahashi N, Tanabe K, Wake M, Sugamori T, Endo A, Yoshitomi H, Ishibashi Y, Syono A, Oda T. Fetal
septicemia and endotoxin shock due to Aeromonas hydrophila. Am J Case Rep 2012:13;72-74
2. 和氣正樹、吉冨裕之、伊藤新平、中村 琢、岡田大司、安達和子、伊藤早希、小谷暢啓、佐藤正岳、菅森 峰、
高橋伸幸、佐藤秀俊、田邊一明 . 心エコー図検査により経過観察のできた周産期心筋症の一例 . J Cardiol Jpn Ed
2012;7:91-95
3. 田邊一明.サッカー界の若者から学ぶこと.巻頭言「Open HEART」.心臓 2012;44:987
4. Tani T, Sumida T, Tanabe K, Ehara N, Yamaguchi K, Kawai J, Yagi T, Morioka S, Fujiwara H, Okada Y, Kita T,
Furukawa Y. Left ventricular systolic dyssynchrony index by three-dimensional echocardiography in patients
with decreased left ventricular function: comparison with tissue Doppler echocardiography. Echocardiography
2012;29:346-352.
5. Yamaguchi K, Yoshitomi H, Ito S, Adachi T, Takahashi N, Tanabe K. Single-beat determination of global
longitudinal speckle strain in patients with atrial fibrillation. J Echocardiogr 2012;10:90-94
6. 岡田大司、田邊一明.疾患と検査値の推移.感染性心内膜炎.検査と技術 2012;40:1250-1255
7. 伊藤早希、田邊一明.経胸壁・経食道心エコー図検査.ハートナーシング.2012;25:976-981
8. 小林祥泰、松本昌泰、田邊一明、古和久典、三明淳一朗、山口修平.座談会.抗凝固療法における新しい展開.
5
Medical Tribune 2012 年 10 月 4 日号
9. Takigiku K, Takeuchi M, Izumi C, Yuda S, Sakata K, Ohte N, Tanabe K, Nakatani S. Normal range of left
ventricular two-dimensional strain: Japanese ultrasound speckle tracking of the left ventricle (JUSTICE). Circ J
2012;76:2623-2632
10. 伊藤孝史.特集・急性腎障害 (AKI) −概念の確認から、さらなる予後改善を目指して−.造影剤腎症.内科
2012;110:365-368
11. Yamamoto Y, Onoguchi M, Haramoto M, Kodani N, Komatsu A, Kitagaki H, Tanabe K. Novel method for
quantitative evaluation of cardiac amyloidosis using 201TlCl and 99mTc-PYP SPECT. Ann Nucl Med 2012 (in
press)
12. Ito S, Taketani T, Sugamori T, Okada T, Sato H, Adachi T, Takeda M, Kodani N, Takahashi N, Endo A,
Yoshitomi H, Tanabe K, Shimizu W. A case of Long QT syndrome having compound mutations of KCNH2 and
SCN5A . JC Cases 2012 (in press)
13. Yokoyama H, Sugiyama H, Sato H, Taguchi T, Nagata M, Matsuo S, Makino H, Watanabe T, Saito T, Kiyohara
Y, Nishi S, Iida H, Morozumi K, Fukatsu A, Sasaki T, Tsuruya K, Kohda Y, Higuchi M, Kiyomoto H, Goto
S, Hattori M, Hataya H, Kagami S, Yoshikawa N, Fukasawa Y, Ueda Y, Kitamura H, Shimizu A, Oka K,
Nakagawa N, Ito T, Uchida S, Furuichi K, Nakaya I, Umemura S, Hiromura K, Yoshimura M, Hirawa N,
Shigematsu T, Fukagawa M, Hiramatsu M, Terada Y, Uemura O, Kawata T, Matsunaga A, Kuroki A, Mori Y,
Mitsuiki K, Yoshida H. Renal disease in the elderly and the very elderly Japanese: analysis of the Japan Renal
Biopsy Registry (J-RBR). Clin Exp Nephrol. 2012 Oct 11. [Epub ahead of print]
14. Hanada K, Shirai S, Ito T, Tanabe K, Kimura K. Three cases of nephrotic syndrome associated with
hematological malignancies characterized by glomerular endocapillary proliferation and massive inflammatory
cel infiltration. Clin Nephrol. 2012 Oct 16. [Epub ahead of print]
学会・研究会発表
(2012 年5月以降)
1. Tanabe K. Recent advances of three-dimensional echocardiography. 3rd Meeting on Invasive and Intensive
Cardiology. 5.25-26, 2012. Vilnius, Lithuania
2. 遠藤昭博、佐藤寛大、安達和子、伊藤早希、竹田昌希、小谷暢啓、菅森 峰、高橋伸幸、田邊一明、吉田泰之.
5-FU プロドラッグにより急性冠症候群様心筋障害を生じた 1 例.日本内科学会第 106 回中国地方会.2012.6.2、
出雲
3. 朴 美仙、佐藤寛大、川原 洋、大嶋丈史、伊藤早希、安達和子、菅森 峰、高橋伸幸、遠藤昭博、田邊一明.
輸血による可逆性白質脳症が疑われた 1 例.日本内科学会第 106 回中国地方会.2012.6.2、出雲
4. 川原 洋、岡田大司、佐藤寛大、伊藤早希、安達和子、竹田昌希、小谷暢啓、菅森 峰、高橋伸幸、田邊一明.
大動脈弁狭窄症の外科治療後に貧血の改善を認めた 1 例.日本内科学会第 106 回中国地方会.2012.6.2、出雲
5. 大嶋丈史、佐藤寛大、田邊一明、太田哲郎、松原広己.カテーテルインターベンションが奏功した慢性血栓塞栓
性肺高血圧症(CTEPH)の 2 症例.日本内科学会第 106 回中国地方会.2012.6.2、出雲
6. 奥山圭介、矢野彰三、田中賢一郎、山内美香、山口 徹、杉本利嗣、佐藤正岳、田邊一明.高 Ca 血症を合併し
た好酸球性心筋炎を呈した維持血液透析の 1 例.日本内科学会第 106 回中国地方会.2012.6.2、出雲
7. 伊藤早希、吉冨裕之、山口一人、新田江里、朴 美仙、川原 洋、大嶋丈史、伊藤新平、渡邊伸英、佐藤寛大、
安達和子、竹田昌希、小谷暢啓、菅森 峰、高橋伸幸、遠藤昭博、石原朋佳、田邊一明.僧帽弁への異常構造物
の付着と塞栓症を繰り返した一例.第 7 回島根臨床心エコー図研究会.2012.6.2、出雲.
8. 佐藤寛大、吉冨裕之、小谷暢啓、新田江里、山口一人、朴 美仙、川原 洋、大嶋丈史、伊藤新平、渡邊伸英、
伊藤早希、安達和子、竹田昌希、菅森 峰、高橋伸幸、遠藤昭博、田邊一明.心アミロイドーシスの心エコー図
所見.第 7 回島根臨床心エコー図研究会.2012.6.2、出雲.
9. 竹田昌希、岡田大司、佐藤寛大、安達和子、伊藤早希、小谷暢啓、菅森 峰、高橋伸幸、遠藤昭博、田邊一明.
未婚女性に発症した肺血栓塞栓症、下肢深部静脈血栓症の一例.第 100 回日本循環器学会中国・四国合同地方会.
2012.6.22 ~ 23、広島
10. 朴 美仙、伊藤早希、大嶋丈史、川原 洋、伊藤新平、渡邊伸英、安達和子、竹田昌希、菅森 峰、遠藤昭博、
高橋伸幸、吉冨裕之、石橋 豊、田邊一明.ASV 導入により改善を認めた重症心不全の一例.第 100 回日本循
環器学会中国・四国合同地方会.2012.6.22 ~ 23、広島
11. 伊藤新平、佐藤寛大、伊藤早希、安達和子、竹田昌希、小谷暢啓、菅森 峰、遠藤昭博、高橋伸幸、吉冨裕之、
石橋 豊、田邊一明.潰瘍性大腸炎に急性心膜炎を合併した一例.第 100 回日本循環器学会中国・四国合同地方
会.2012.6.22 ~ 23、広島
6
12. 山口一人、吉冨裕之、伊藤早希、安達和子、佐藤寛大、岡田大司、竹田昌希、小谷暢啓、菅森 峰、遠藤昭博、
高橋伸幸、田邊一明.重症大動脈弁狭窄症における左室ストレインの評価− 3D スペックルトラッキング法によ
る検討−.第 100 回日本循環器学会中国・四国合同地方会.2012.6.22 ~ 23、広島
13. 佐藤寛大、遠藤昭博、岡田大司、安達和子、伊藤早希、竹田昌希、小谷暢啓、菅森 峰、高橋伸幸、田邊一明.
繰り返すステント内閉塞を来す大動脈炎患者に OCT、IVUS を行った一例.第 100 回日本循環器学会中国・四
国合同地方会.2012.6.22 ~ 23、広島
14. 大嶋丈史、竹田昌希、小谷暢啓、菅森 峰、高橋伸幸、遠藤昭博、田邊一明.炎症性腹部大動脈瘤が疑われた一
例.第 100 回日本循環器学会中国・四国合同地方会.2012.6.22 ~ 23、広島
15. 伊藤早希、川原 洋、大嶋丈史、朴 美仙、岡田大司、伊藤新平、渡邊伸英、佐藤寛大、安達和子、竹田昌希、
小谷暢啓、菅森峰、遠藤昭博、高橋伸幸、吉冨裕之、石橋朋佳、田邊一明.僧帽弁へ頻回に付着する構造物を観
察しえた Trousseau 症候群の一例.第 100 回日本循環器学会中国・四国合同地方会.2012.6.22 ~ 23、広島
16. 川原 洋、岡田大司、伊藤新平、中村 琢、和氣正樹、渡邊伸英、佐藤寛大、竹田昌希、安達和子、伊藤早希、
小谷暢啓、菅森 峰、遠藤昭博、高橋伸幸、田邊一明.開心術後の収縮性心膜炎に対してトルバプタンを使用し
た 1 例.第 100 回日本循環器学会中国・四国合同地方会.2012.6.22 ~ 23、広島
17. 望月かおり、中西宣太、福永昇平、花田昌也、花田 健、伊藤孝史、矢野彰三、鈴木正典.インスリンからアロ
グリプチンに変更した 2 型糖尿病血液透析患者の 11 例.第 57 回日本透析医学会総会.2012.6.22 ~ 24
18. 福永昇平、中西宣太、望月かおり、花田昌也、花田 健、伊藤孝史.Castnephropathy による AKI に対し HDF
を行った多発性骨髄腫の 1 例.第 57 回日本透析医学会総会.2012.6.22 ~ 24
19. 中西宣太、福永昇平、望月かおり、花田昌也、花田 健、伊藤孝史.慢性心不全のため血液透析維持が困難とな
り腹膜透析に変更した 1 例.第 57 回日本透析医学会総会.2012.6.22 ~ 24
20. 江川雅博、門脇あゆみ、小田川誠治、金 聲根、永村徳浩、伊藤孝史.Castleman 病を合併した維持透析患者の
一例.第 57 回日本透析医学会総会.2012.6.22 ~ 24
21. 佐藤秀一、伊藤孝史、三井要造、椎名浩昭.島根県内の透析患者における HCV 感染に関するアンケート結果に
ついて.第 57 回日本透析医学会総会.2012.6.22 ~ 24
22. 伊藤孝史、山陰 CAPD 研究会、山陰 PD カンファレンス.山陰両県における腹膜透析の経緯.第 57 回日本透析
医学会総会.2012.6.22 ~ 24
23. 田邊一明.治療を意識した心筋症の見方.壁肥厚のない心筋症.Echo Kanazawa 2012. 2012.6.24、金沢
24. Yamaguchi K, Ito S, Adachi T, Yoshitomi H, Nitta E, Sato H, Kodani N, Sugamori T, Endo A, Takahashi N,
Tanabe K. Global strain snalysis using three-dimensional speckle tracking imaging in patients with severe
aortic stenosis and preserved left ventricular ejection fraction. 23rd annual scientific sessions of the American
Society of Echocardiography. 2012.6.30-7.3, National Harbor, USA
25. 渡邊伸英.トルバプタンが有効であった著明な低左心機能による心不全の一例.Fluid Management Meeting.
2012.7.14、松江
26. 伊 藤 新 平. 開 心 術後の収縮性心膜炎に対し てトルバプタンを使用した一例.Fluid Management Meeting.
2012.7.14、松江
27. 花田 健.維持透析患者における NT-proBNP と臨床パラメーターの検討.第 3 回 CKD 循環器合併症研究会.
2012.7.14、出雲
28. 大嶋丈史、伊藤新平.研修医の明日に役立つ実践セミナー.2012.7.18、出雲
29. 田邊一明.心不全と心機能評価.収縮能が保たれた心不全.日本心エコー図学会第 21 回夏期講習会.2012.7.29、
神戸
30. 遠藤昭博、大嶋丈史、川原 洋、朴 美仙、伊藤新平、佐藤寛大、伊藤早希、渡邊伸英、伊藤早希、安達和子、
竹田昌希、菅森峰、高橋伸幸、田邊一明.安定後の経皮的カテーテルインターベンション既往患者が新たな冠動
脈疾患を再発する予測因子の検討.第 8 回西日本血管・機能研究会.2012.8.11、福岡
31. 山口一人、吉冨裕之、伊藤早希、渡邊伸英、佐藤寛大、朴 美仙、川原 洋、大嶋丈史、伊藤新平、竹田昌希、
菅森 峰、高橋伸幸、遠藤昭博、田邊一明. 3D スペックルトラッキング法による重症大動脈弁狭窄症の評価.
第 10 回先進心血管エコー研究会.2012.8.18-19、大阪
32. Takigiku K, Takeuchi M, Nakatani S, Izumi C, Yuda S, Sakata K, Ohte N, Tanabe K. Determination of normal
range of left ventricular two-dimensional strain: Japanese ultrasound speckle tracking of the left ventricle
(JUSTICE). European Society of Cardiology Congress 2012. 2012.8.25-29. Munich, Germany
33. Takigiku K, Takeuchi M, Nakatani S, Izumi C, Yuda S, Sakata K, Ohte N, Tanabe K. Inter-vendor variability
for measurements of left ventricular two-dimensional strain: a substudy of Japanese ultrasound speckle
tracking of the left ventricle (JUSTICE). European Society of Cardiology Congress 2012. 2012.8.25-29. Munich,
Germany
34. 遠藤昭博.Optimal な虚血性心疾患の二次予防を考える.第 7 回島根県西部循環器研究会.2012.9.1、浜田
7
35. 伊藤早希、吉冨裕之、山口一人、朴 美仙、川原 洋、大嶋丈史、菅森 峰、石橋朋佳、田邊一明. Trousseau
症候群の一例.日本超音波医学第 48 回中国地方会学術集会.2012.9.8、広島
36. 小谷暢啓、大嶋丈史、竹田昌希、田邊一明、春日正巳.ファブラザイムからリプレガルに切り替えて 1 年経過し
たファブリー病の一症例.第 17 回中四国心筋症・心不全研究会.2012.9.8、岡山
37. 高橋伸幸、田邊一明、吉冨裕之、大嶋丈史、川原 洋、朴 美仙、伊藤新平、佐藤寛大、渡邊伸英、安達和子、
伊藤早希、竹田昌希、菅森 峰、遠藤昭博、石橋 豊、織田禎二.高度大動脈弁狭窄症患者では血小板粘着能が
低下している . 第 60 回日本心臓病学会学術集会.2012.9.14-16、金沢
38. 遠藤昭博、佐藤寛大、渡邊伸英、伊藤早希、安達和子、菅森 峰、高橋伸幸、吉田泰之、田邊一明.5-FU プロドラッ
グにより急性冠症候群様心筋障害と白質脳症を併発した一例.第 60 回日本心臓病学会学術集会.2012.9.14-16、
金沢
39. 伊藤早希、吉冨裕之、朴 美仙、川原 洋、大嶋丈史、伊藤新平、渡邊伸英、佐藤寛大、安達和子、竹田昌希、
小谷暢宏、菅森 峰、高橋伸幸、遠藤昭博、石橋朋佳、田邊一明. 僧帽弁への構造物付着を頻回に繰り返した
Trousseau 症候群の一例.第 60 回日本心臓病学会学術集会.2012.9.14-16、金沢
40. 伊藤早希、公受伸之、朴 美仙、川原 洋、大嶋丈史、伊藤新平、渡邊伸英、佐藤寛大、安達和子、竹田昌希、
小谷暢宏、菅森 峰、高橋伸幸、遠藤昭博、矢野彰三、田邊一明.透析患者における心血管石灰化促進因子につ
いての検討.第 60 回日本心臓病学会学術集会.2012.9.14-16、金沢
41. 佐藤寛大、遠藤昭博、渡邊伸英、伊藤早希、竹田昌希、小谷暢啓、菅森 峰、高橋伸幸、田邊一明.繰り返
すステント内閉塞の診断に IVUS が有用であった大動脈炎症候群の一例.第 60 回日本心臓病学会学術集会.
2012.9.14-16、金沢
42. 川原 洋、高橋伸幸、岡田大司、佐藤寛大、渡邊伸英、安達和子、伊藤早希、小谷暢宏、菅森 峰、遠藤昭博、
吉冨裕之、田邊一明.繰り返す輸血を必要とした貧血が大動脈弁置換術により改善した大動脈弁狭窄症の一例.
第 60 回日本心臓病学会学術集会.2012.9.14-16、金沢
43. 山口一人、吉冨裕之、伊藤早希、安達和子、朴 美仙、川原 洋、大嶋丈史、伊藤新平、渡邊伸英、佐藤寛大、
竹田昌希、菅森 峰、遠藤昭博、高橋伸幸、田邊一明.3 次元スペックルトラッキング法による重症大動脈弁狭
窄症の評価:高血圧性左室肥大症例との比較.日本心臓病学会学術集会.2012.9.14-16、金沢
44. 渡邊伸英、大嶋丈史、川原 洋、朴 美仙、伊藤新平、佐藤寛大、伊藤早希、竹田昌希、小谷暢宏、菅森 峰、
遠藤昭博、高橋伸幸、吉冨裕之、田邊一明.トラスツズマブによる乳癌治療中にたこつぼ型心筋症を発症した一
例.日本心臓病学会学術集会.2012.9.14-16、金沢
45. 田邊一明.弁逆流の定量評価.心エコー・ハンズオンセミナー.第 60 回日本心臓病学会学術集会.2012.9.16、
金沢
46. 岡 朋大、中西宣太、望月かおり、花田 健、伊藤孝史.糖尿病性腎症患者の腹膜透析導入後の血糖変動に関す
る検討.第 18 回日本腹膜透析医学会.2012.9.22-23、徳島
47. 中西宣太、望月かおり、岡 朋大、花田 健、伊藤孝史.糸球体疾患における糸球体断面積の意義.第 20 回中
国腎不全研究会.2012.9.29、広島
48. 花田 健、望月かおり、岡 朋大、伊藤孝史、鈴木正典.維持透析患者の腎性貧血におけるエポエチンカッパの
使用経験.第 20 回中国腎不全研究会.2012.9.29、広島
49. 延原英介、中西宣太、望月かおり、岡 朋大、花田 健 伊藤孝史.血液透析導入期に行った上腕動脈直接穿刺
により正中神経麻痺を発症した 1 例.第 20 回中国腎不全研究会.2012.9.29、広島
50. 江川雅博、金 聲根、浅井康一、伊藤孝史.小児透析患者に対してシナカルセトを使用した 1 例.第 20 回中国
腎不全研究会.2012.9.29、広島
51. 原 早希、福間さやか、須田真央、中西宣太、望月かおり、岡 朋大、花田 健、原美知江、伊藤孝史.カテー
テル出口部周囲に難治性の皮膚トラブルを認める PD 患者に対する新しい出口部固定方法とその有用性に関する
検討.第 20 回中国腎不全研究会.2012.9.29、広島
52. 岡 朋大.CKD 診療ガイドライン 2012 のエッセンス.第 4 回島根脳・心・腎連関研究会.2012.10.12、出雲
53. 朴 美仙、伊藤新平、川原 洋、大嶋丈史、竹田昌希、佐藤寛大、渡邊伸英、安達和子、伊藤早希、菅森 峰、
遠藤昭博、高橋伸幸、吉冨裕之、石橋 豊、田邊一明.大動脈瘤を合併した側頭動脈炎の一例.第 14 回島根心・
腎・血管研究会.2012.10.13、出雲
54. 川原 洋、高橋伸幸、大嶋丈史、朴 美仙、伊藤新平、渡邊伸英、佐藤寛大、伊藤早希、安達和子、竹田昌希、
菅森 峰、遠藤昭博、吉冨裕之、田邊一明.急性心筋梗塞後の心不全にトルバプタンを使用した一例.第 14 回
島根心・腎・血管研究会.2012.10.13、出雲
55. 望月かおり、岡 朋大、花田 健、伊藤孝史、小原千明、有地直子、三井要造、椎名浩昭、井川幹夫.第 14 回島根心・
腎・血管研究会.慢性腎不全患者に生体腎移植を行い、心機能の著明な改善を得た 1 例.2012.10.13、出雲
56. 竹田昌希.当科が経験した肺塞栓症の報告.心肺 Joint Meeting.2012.10.26、出雲
57. 望月かおり、中西宣太、花田 健、岡 朋大、伊藤孝史、松村武史、佐藤真理子、角田佳子、近藤正宏、村川洋
8
子.治療に難渋したループス腎炎の一例.第 41 回日本腎臓学会西部学術集会.2012.10.28-29、沖縄
58. 中西宣太、望月かおり、福永昇平、花田昌也、花田 健、伊藤孝史.血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)に対
して血漿交換を施行した 2 症例.第 41 回日本腎臓学会西部学術集会.2012.10.28-29、沖縄
59. 花田 健、中西宣太、望月かおり、岡 朋大、伊藤孝史.ネフローゼ症候群における病理組織型と Selectivity
Index の関係.第 41 回日本腎臓学会西部学術集会.2012.10.28-29、沖縄
60. 江川雅博、金 聲根、浅井康一、伊藤孝史.血液透析から腹膜透析へ移行した維持透析患者の一例.第 41 回日
本腎臓学会西部学術集会.2012.10.28-29、沖縄
61. 伊 藤 孝 史. 腎 疾 患 に 対 す る ア フ ェ レ シ ス 治 療 の 応 用. 教 育 講 演. 第 32 回 日 本 ア フ ェ レ シ ス 学 会 総 会.
2012.11.8-9、佐世保
62. 伊藤孝史.腎疾患に対する LDL 吸着療法.ランチョンセミナー.2012.11.8-9、佐世保
63. 伊藤孝史、望月かおり、中西宣太、岡 朋大、花田 健、伊藤新平、田邊一明.コレステロール結晶塞栓症に
LDL 吸着療法が奏効した DIC 合併腹部大動脈瘤の一例.2012.11.8-9、佐世保
64. 伊藤新平、吉冨裕之、山口一人、新田江里、福間麻子、安達和子、伊藤早希、佐藤寛大、渡邊伸英、竹田昌希、
菅森 峰、高橋伸幸、遠藤昭博、大嶋丈史、川原 洋、朴 美仙、田邊一明.潰瘍性大腸炎と心血管合併症.第
8 回島根臨床心エコー図研究会.2012.11.17、出雲.
65. 川原 洋、吉冨裕之、山口一人、新田江里、福間麻子、安達和子、伊藤早希、佐藤寛大、渡邊伸英、竹田昌希、
菅森 峰、高橋伸幸、遠藤昭博、伊藤新平、大嶋丈史、朴 美仙、田邊一明.感染性心内膜炎の心エコー図所見.
第 8 回島根臨床心エコー図研究会.2012.11.17、出雲.
菅森峰先生に学位が授与されました
2012 年 5 月 30 日、菅森峰先生による学位公開審査が開催されました。演題名
は“Increased nitric oxide in proportion to the severity of heart failure in patients
with dilated cardiomyopathy - close correlation of tumor necrosis factor-α with
systemic and local production of nitric oxide” で、 論 文 は 2002 年 Circulation
Journal に既に掲載されていました。菅森先生にとりまして紆余曲折ありましたが、
2012 年 9 月 25 日に学位が授与されました。ご協力いただきました関係の先生方に
感謝申し上げます。菅森先生は病棟医長として日々の戦いの先頭に立って頑張って
いただいています。後輩医師や研修医からの信望も厚く、今後のますますの活躍を
期待しています。(田邊一明)
Meeting on Intensive and Invasive Cardiology
(Vilnius, Lithuania) に参加して
田邊 一明
2012 年 5 月 25 日、26 日リトアニアの首都ヴィリニュスで開催され
た“Meeting on Intensive and Invasive Cardiology”に招かれ出席してき
ました。2009 年に学生のインターンシップとしてリトアニアから Rocas
Serpytis 君(当時大学 5 年生)が当科に 1 か月間配属され、臨床実習の学
生たちと一緒に実習をしてもらいました。Rocas 君の父親がヴィリニュス
大学循環器内科の Pranas Serpytis 教授で、しかもリトアニア循環器学会
の会長という思いがけない縁で今回招いていただく機会を得ました。
会議はヨーロッパ、アメリカ、イスラエルから講師が招かれており、ア
ジアからは私一人の参加で「3 次元心エコー図法の進歩」について講演し
ました。2 日間の会議は急性冠症候群、心不全、人工弁留置や経腎動脈的
交感神経遮断術を含むカテーテル治療、画像をテーマにしたセッションと症例検討という内容で、会場は世
界遺産・ヴィリニュス旧市街の中にあるヴィリニュス大学の講堂でした。
リトアニアはバルト三国の一つで、北海道よりも狭い国土に約 300 万人の人口という小国です。首都ヴィ
リニュスは約 50 万人の人口ですが、旧市街からは離れて位置する大学病院は 1000 床の規模を誇る近代的な
建物で、循環器専門の棟には 24 床の ICU を含め循環器内科だけで 110 床を持っていました。年間の心カテ
9
数が 5000 件、PCI が 2000 件、急性心筋梗塞は年間 150 例、心臓移植も年間 10 例と専門治療に専念できる洗
練された施設でした。日本と事情が違い、他にできる施設がないので症例は集まります。見学中にちょうど
たこつぼ心筋症の高齢女性が緊急入院し、リトアニアでも“takotsubo”でした。Serpytis 教授が入院患者の
いる ICU をお構いなしに自信満々で案内してくれましたが、日本は現状維持ではすぐに追い越されると感じ
ました。リトアニアは 1991 年に旧ソ連から独立し、2004 年に EU 加盟したばかりですが、ヨーロッパ心臓
病学会のガイドラインを順守しながら、各国の専門家を招いて先進医療を学び、ヨーロッパの大国に追いつ
こうとする姿勢に感銘を受けました。
深い緑に囲まれた世界遺産の旧市街は迷路のようですが、路地を曲がれば教会に出会うほど教会の多さに
驚かされます。多くはカトリックですが様々な宗教が混在していました。かつてのユダヤ人居住区も残って
おり、第二次世界大戦中のドイツ占領下に近郊で多くのユダヤ人が殺害されたということです。不明を恥じ
ることとして、日本のシンドラーと言われる杉原千畝氏が当時のリトアニア大使であったことは知りません
でした。本国の指示に背いてユダヤ人のために自らが国外に脱出する汽車の中でも日本のビザを発給し続け、
アメリカなど第三国へ渡ることのできたユダヤ人が 6000 人にのぼるということです。
トラカイという市街から車で 30 分のかつて首都が置かれていた湖上のお城にも連れて行ってもらいまし
た。赤レンガのトラカイ城はポーランドに併合されていた時代に破壊されたそうですが、今は復元され観光
客や遠足の子供たちがたくさん来ていました。リトアニアは 13 世紀に最初の国王が登場しますが、7 つの国
の占領や併合を経て、1991 年悲願の独立を遂げます。観光地である旧市街に滞在しただけですべてを知るわ
けではないですが、人々は穏やかで治安も良く、旧市街に大学と道をはさんで大統領官邸があり、塀もなけ
れば護衛もいないのが安全な国の証拠だとガイドしてくれたドクターが誇らしげでした。しかしながら、わ
ずか 20 年前のソ連からの独立に際し、ソ連の軍事侵攻に対して市民の盾を作って議事堂を守り(非武装の
14 人が亡くなっています)、バルト三国の首都を結ぶ人の鎖に国民の半分が参加したという武力に屈しない
強さと高き誇りに日本人として拠り所のない不安を覚えました。ヨーロッパでは乾杯のたびに幸せが増えて
いくという言い伝えがあり、いつ終わるとも知れぬ各国語の乾杯に付き合わされたのには辟易しましたが、
この機会に感謝します。
ASE2012(ナショナル・ハーバー)学会報告
2012 年 6 月 30 日~ 7 月 3 日、アメリカ・メリーランド州、ナショナ
ル・ハーバーで ASE の学術集会が開催されました。大学から昨年に続
いて検査部の山口一人さんが発表され、同行してきました。ナショナル・
ハーバーはワシントン DC とポトマック川を挟んで対岸にあるリゾー
ト地で、7 月 4 日の独立記念日に向けてお祭りムードに包まれていまし
た。アメリカは猛暑で気温が 100F(35℃)と日本以上に蒸し暑く感じ
ました。ちょうど東海岸を thunder storm が襲い、会場に直接被害は
なかったものの午後から完全に停電となり、スライドなしで講演が行
われる事態も発生しました。会場のホテルに宿泊した私は部屋に戻る
のに 12 階まで階段を上る羽目になってしまいました。学会は全般的に
教育に主眼が置かれ、一般演題は YIA4 題を含む 400 題が選ばれました。
山口さんの発表に“イエローカード”と思いきや、“ソノグラファーが
研究の先頭に立っている”とソノグラファーを奮起させる演題の評価
をいただきました。きれいなポスターは Mayo Clinic のポスターをモ
10
田邊 一明
デルにされたそうです。次はこんなポスターにしようと前回の学会で意識されていた成果が出ました。また、
次に向けて多くのヒントを得ることができたのも学会に参加してならではの成果であったと思います。
第 60 回日本心臓病学会学術集会 心エコーハンズオンセミナーで
島根チームが指導してきました
田邊 一明
第 60 回日本心臓病学会が 2012 年 9 月 14 日~ 16 日金沢市で開催され、学会 3 日目に心エコーハンズオン
セミナーが行われました。5 つのテーマに分かれ、講義と実技指導を事前申込み制で行う企画で、検査技師
の山口一人さん(島根大学)、広江貴美子さん(松江市立病院)にご協力いただき「弁逆流の定量評価」を島
根チームで担当してきました。弁膜症の重症度評価において、定量評価をしたことがないという先生や技師
さんに丁寧に指導していただき好評でした。医局からは一般演題に 8 題採択され、発表の先生方には最新の
臨床心臓病学に触れる機会になったと思います。
Mayo Clinic Arizona ~ AHA 研修旅行
循環器内科 竹 田
昌希
2012 年 10 月 31 日~ 11 月 8 日まで田邊教授、大嶋先生、川原先生、
朴先生と私の 5 人で 2012 年度の AHA 参加と Mayo Clinic Arizona 見
学のため、アメリカ・ロサンゼルス、フェニックスへ行かせていただき
ました。例年入局した年に神戸大学感染症内科へ 1 ヶ月研修し、その後
AHA を見学というスケジュールなのですが、昨年度は私一人が新入局で、
今年、ようやく神戸大学の研修ができましたので、アメリカへ連れて行っ
ていただきました。私自身、医師になって 10 年になりますが、恥ずかし
い話、国際学会への参加は初めてでしたし、アメリカ渡航も初めてのこ
とで、初めて経験することがたくさんありいろいろ貴重な体験をさせて
いただきありがとうございました。出張中に大学病院に残っていただいて病棟業務などしていただいた先生
方に大変感謝しております。
まず、初日は出雲−羽田、成田−ロサンゼルス、ロサンゼルス−フェニックスと 1 日かけてフェニックス
まで到達しました。DVT になったら循環器内科医として失格だななどと思いながら機内でビールやワイン
を飲みながら映画を見たり地球の歩き方でロスの観光名所を調べたりしながら過ごしているといつの間にか
ロサンゼルス国際空港に到着し、そこで初めて食べたチキンサラダの量に圧倒されながら、これがアメリカ
かと感慨深い思いでした。アリゾナ州フェニックスに到着し、シャトルバスでの道中、今まで見たことがな
いような景色が広がっていました。自分の背丈の 5 倍ぐらいあるような巨大なサボテンや岩肌むき出しの山
や地面などシャッターチャンスが至る所に転がっていました。また、サボテンのトゲが刺さってぬけないと
いう体験もしてしまいました(笑)。Mayo Clinic Arizona ではカテラボやエコーラボを見学させていただき、
また早朝の Web カンファレンスの見学もさせていだきました。患者さんを実際に診察しているところは見学
できませんでしたが、とても豪華な病院でした。
11
11 月 2 日は移動日でしたが、フェニックスからロスへの飛行機が小さいため、機内持ち込みのスーツケー
スも預けないといけないことになり、ロサンゼルス空港でスーツケースがなかなか出てこないというトラブ
ルに巻き込まれてしまいました。最終的には 1 時間遅れで出てきましたが、あやうく紛失するところでした。
その後、ホテルにチェックインし、サンタモニカのレストランで 50cm はあろうロブスターと美味しいカリ
フォルニアワインに舌鼓を打ちました。素敵なサンセットとおしゃれな雰囲気とアルコールと肉厚のロブス
ター。あんな豪華なディナーは初めてで、田邊先生に感謝の気持ちでいっぱいです。
いよいよ本題の AHA へ参加の日がやってきました。ダウンタウンにあるコンベンションセンターへシャ
トルバスで移動し、大嶋先生だけなぜかレジストレーションに時間がかかり、はぐれてしまうというプチ事
件がありました。会場では日本人の姿を多く目にすることとなりました。今回は演題発表ではありませんで
したが、自分としても近い将来、AHA のような国際学会で発表できるような仕事をしたいとモチベーション
が高まりました。それと同時に英語を話すことの難しさを痛感し、英語を勉強する必要性を感じました。日々
の臨床で疑問に思うことから臨床研究につながり、研究の成果を大舞台で発表するという目標にむけて頑張
る所存です。
話は変わりますが、今回、私はデジタル一眼カメラや重たいレンズを数個旅行に同行させました。カメラバッ
グで 10kg ぐらいでしょうか。準備したのは、以前からずっと憧れていたハリウッドサインを写真に撮るとい
うちょっとした夢を実現するためでした。私は映画を見ることが好きでして、学生時代、時間があるときに
はレンタルビデオで映画を借りてきて夜通し見たものでした。そのときから漠然でしたが、ハリウッドサイ
ンに憧れていました。このたび、AHA に参加できるということでこの目で見るチャンスがあることを知り、
夢の実現のために重たい思いをしました。ハリウッドサインの鑑賞ポイントへ出かけ、ハリウッドサインを
いざ肉眼で見ました。なんととても小さいものでした。望遠レンズを使ってようやくはっきりと認識できま
すが、実は 1 つの文字は高さ 14m、幅 12m ぐらいある巨大なものです。
今回、主に大嶋先生、川原先生と御一緒する機会が多くありました。川原
先生のアルコールを注文するたびに身分証明書の提示を求められるエピソー
ドや、大嶋先生のみるみる体のサイズが大きくなっていくことを目の当たり
にしました。満腹になっても食べられる姿をみて大変頼もしく思いました。
一緒に過ごす時間が多く、また、将来についても話す機会があり、とてもよ
かったと思います。私自身、循環器内科には同期入局の先生はおりませんし、
同年代の先生もおりませんが、彼らと一緒に旅ができて大変楽しかったです。
12
同門 会 コ ー ナ ー
平成 24 年度内科学講座第4同門会総会の報告
後藤クリニック 後 藤
泰利
平成 24 年 10 月 13 日(土曜日)、ウエルシティー出雲において第 4 内科同門会総
会が開催されました。まず平成 24 年度会計報告がおこなわれました。主には、新
入医局員勧誘費用、香典、開業祝いなどに支出されていることが説明され、その内
容は全員一致で承認されました。監査役の葛尾先生からは会費の支払状態が 36%と
極めて悪いので、より多くの会員の協力をお願いしたいとの発言がありました。さ
らに今年で新しい同門会発足から 3 年経過し、来年から 4 年目になるため新しい役
員人事の説明がありました。監査は佐藤正岳から遠藤昭博先生へ、事務局長が佐藤
秀俊先生から高橋伸幸先生に変更になりました。その他の変更はありません。今後
3 年間この役員で運営されることが全員一致で承認されました。私も再選されまし
たので、今後 3 年間同門会長として第 4 内科がさらに発展していくよう努力していきますので宜しくお願い
します。そのあと、今年診療教授に昇進された伊藤孝史先生に同門会から記念品が授与されました。伊藤教
授を中心に腎臓内科がより一層の発展されることを期待しています。
開宴後は、第 4 内科、循環器科における 1 年の軌跡を田邊教授から、また腎臓内科の 1 年は伊藤教授から、
スライドにてユーモア満載で提示していただき会場も大いに盛り上がりました。最後に新入医局員紹介があ
り、循環器からは、川原洋先生(宇部出身)、朴美仙先生(京都出身)、
大嶋丈史先生(米子出身)、腎臓内科から、望月かおり先生(静岡出身)、
中西宣太先生(松江出身)、福永昇平先生(奈良出身)が紹介されました。
新しい先生方は同門会の前に行われた島根心・腎・血管研究会で演題
発表されましたが、とても立派で驚かせられました。最近の若い先生
は僕たちの頃よりしっかり教育されているように思いました。
このようにして、盛況のうちに会を終えることができました。総会
の様子は、影山さん、竹田先生に写真撮影していただきました。ご覧
いただけましたら幸いです。来年は、平成 25 年 10 月 26 日(土曜日)
に同門会を予定しています。多くの会員の御参加のほど宜しくお願い
します。
13
研究会報告 ~第 8 回松江市循環器連携懇話会
後藤 泰利
平成 24 年 6 月 8 日(金曜日)、ホテル一畑において、田邊教授座長のもと、旭川医科大学内科学講座循環器・
呼吸・神経病態内科学分野教授、長谷部直幸先生の公演を拝聴しました。長谷部先生は、旭川医科大学出身
の第一内科 3 代目教授であり、田邊教授と同じような立場にあられます。
田邊教授就任直後、長谷部教授が、心エコーの専門家として田邊教授を旭川に呼んでいただいたことが知
り合うきっかけであったようです。同じような状況で大先輩教授である長谷部教授と交流があることは、今
後の島根大学の 4 内にとって心強いことと思いました。講演の演題は、「ステキな高血圧」。この演題の由来
は三谷幸喜監督の映画「ステキな金縛り」にあります。私は映画をみていませんが、あまりいいものではな
い金縛りも状況によってはすてきになることもあるように、病気の高血圧も、病気を深く理解し、適切な治
療管理して無病息災でいられるようになればということを逆説的に表したことのようです。講演内容は血圧
14
測定から最新の話題まで大変多くのこと教えていただきました。話の間にはかならずダジャレが入り時間を
感じさせません。すべての話題は、すべて長谷部先生が日常臨床から疑問の思うことから始まり、その答え
を見つけるため自分で行った臨床研究、基礎研究から考察するという内容でした。すべての研究が一流雑誌
に掲載されており、目からうろこの内容でした。温泉で湯治することに関しても、ラットで 41 度の温浴させ
ての熱ショック蛋白に関するデータ、患者さまと一緒に温泉に行って得た臨床データなど大変興味深く聞き
入りました。学者としても優秀なだけでなく、遊び心のある余裕に、医師としての懐の深さを感じました。
また何回でも松江に来ていただきお話を聞かせていただけたらと思いました。
研究会報告 ~第 9 回松江市循環器連携懇話会
後藤 泰利
平 成 24 年 11 月 9 日( 金 曜 日 )
ホテル宍道湖にて第 9 回松江循環
器連携懇話会が開催されました。
田邊教授が座長のもと、国立循環
器病研究センターの心臓血管内科
部門長である安田 聡先生をお招
きして、「急性心筋梗塞診療の現
状と将来、不安定プラーク検出の
試み」と題してご講演いただきま
した。安田先生は 1962 年福島県
のお生まれで、1987 年東北大学医
学部をご卒業になられています。
卒後は国立循環器病センターで心
臓内科レジデントになられ、この
とき田邊教授と職場を同じくされ
懇意になられたとお聞きしていま
す。その後安田先生はカルフォニ
ア大学サンディエゴ校医学部研究員として留学され、帰国後も国立循環器病院でご活躍になられています。
2008 年からは東北大学に活躍の場をかえられましたが、2011 年国立循環器病センターの心臓内科再編ととも
にできた冠疾患血管科、不整脈、心不全の 3 部門を総括する部門長として、東北大学大学院循環器内科学准
教授から呼び戻されておられます。特に優秀な安田先生を是非にとご指名で循環器病センターからの白羽の
矢が立ったとお聞きしています。
講演は循環器病センターでの最先端医療として再生医療、トランスレーシさらに移植医療、人口補助心臓
の推進などのご説明がありました。先制医療として不安定プラーク検出を MRI 画像から検出する方法が示さ
れました。冠動脈を MRI で鮮明な画像にするのは、なかなか大変のようですが、この方法で多くの研究がす
すめられている様子でした。講演の前週に先生が AHA で発表されたばかりのとてもホットな内容も含まれ
ており、特に糖尿病患者においては、スタチンの投与でも不安定プラークが安定化されていない可能性を示
されとても興味深いものでした。今後 4 内からも若い先生が国循で研修されることもあるのではないかと思
います。島根の循環器病学進歩のため是非とも安田先生にご指導いただけるようお願いしたいと思いました。
15
研究会報告 ~島根県西部循環器研究会
田邊 一明
2012 年 9 月 1 日、浜田市のワシ
ントンホテルプラザにて第 7 回島
根県西部循環器研究会を開催し、
出雲市、雲南市の同門の先生方に
もご参加いただき交流の機会を
得ました。今回は大学から遠藤昭
博先生に「Optimal な虚血性心疾
患の二次予防を考える」の演題で
講演をしていただきました。遠藤
先生が検討中のテーマである“冠
動脈疾患に対するカテーテルイン
ターベンション治療後に、一旦安
定化した患者の新たな冠動脈病変
出現における予測因子”について、
LDL コレステロール値 /HDL コレステロール値比(L/H 比)が重要であり、特に二次予防症例での管理目標
値である LDL コレステロール値 100mg/dl 未満が達成されていない症例において、より L/H 比の影響が大き
くなるという結果を示していただきました。大学の冠動脈疾患治療における取組について、pressure wire を
用いた fractional flow reserve の検討や OCT による画像診断を用いた検討についても触れていただきました。
今後、症例数を増やしていくことが課題であり、ホットラインを有効に使ってご相談いただければ幸いです。
第⑨回
内科学講座第四
田邊杯
ゴルフコンペ
16
平成 24 年 10 月 14 日(日曜日)いずも大社
カントリークラブにおいて、第 9 回田邊杯ゴルフ
コンペが行われました。快晴、微風で絶好のゴル
フ日和でしたが、当日はクラブ選手権決勝のため、
グリーンが早く、ピンポジションも一番難しいと
ころに切ってありました。皆様が最後までグリー
ン上で苦しめられたようです。その中でも神戸か
ら参加の北村先生が HD にも恵まれ初優勝されま
した。おめでとうございました。私は初めて北村
先生のゴルフを見させてもらいましたが、スイン
グがとてもきれいで、もう少しラウンド数が多く
なるとすぐにシングルになられると思いました。
ドラコンは、井上先生、北村先生が獲得され、ニ
アピンは田邊教授、後藤が獲得しました。今度こ
そはと優勝を期待された井上先生は、またも悔し
い思いをされました。次回の健闘を祈ります。学
内では竹田先生が健闘され 5 位、さらに今年もカ
メラマンとしても大変お世話になりました。あり
がとうございました。表彰式では、来年 3 月で村
上林児先生が市立病院を定年退職されることがわ
かり、平成 25 年 3 月に記念のコンペを行うこと
に決まりました。後日詳細は案内しますので、多
くの方の参加を宜しくお願いします。(後藤泰利)
(もう一球)
成
績
表
順位
競技者名
美久我
国引
GROSS
HDCP
NET
優 勝
北村 順
45
49
94
21.6
72.4
準優勝
後藤 泰利
42
43
85
12
73
3位
生馬 勲
43
46
89
14.4
74.6
4位
波多野 淳
52
53
105
28.8
76.2
5位
竹田 昌希
53
52
105
28.8
76.2
6位
井上 慎一
44
47
91
14.4
76.6
7位
梅野 哲弘
54
54
108
31.2
76.8
8位
田邊 一明
56
58
114
34.8
79.2
9位
村上 林児
45
44
89
9.6
79.4
10 位
佐藤 寛大
69
71
140
36
104
11 位
岡田 大司
93
76
169
36
133
17
編集後記
3124 ༃ 4 ॢɅૐĪ๜ᵚīȦࠠୌȱĂ႘ഺஏಪ౺Īతট‫ޠ‬౳࿒ۡīුɈĶஃࠞࡉ‫ۇ‬ȦඪȽ
ɀȤȩɓȧࠛၫᄞĪ‫ݜ‬īķɬ୸ཹȱɘȳă3122 ༃ 21 ॢ๿਺ఘॠࠣॸ࢞‫ޏ‬ɁɈ႘ഺಪ
౺ɅɢɥĶஃࠞࡉఫᆫɅȤȫɥಀᅖ‫ߔۇ‬ɂࠛၫɈဩᅙķɂ൨ȱȹ೧౴ɣȱȞਆ‫ܩ‬ɉࡥ
‫ݏ‬ɅఛȱȞɂȭɧɁȳăĶஃࠞࡉఫᆫɅȤȞɀɉಀᅖ‫ߔۇ‬โ૭ᆫȦ଱ᄜɁȜɥȭɂɅ
ɉࡷȞȦȜɤɘȵɭăȷɭɄෂɁɜĂฤಒɂȞȢɥ૭ᆫɅหৣȳɥ௏ᇉɅȤȞɀࠛၫ
ᄞɉɂȧɅᄵᅙɁȳķɂĂஃࠞࡉಮᄑ‫ۇ‬Ăࠛၫಮᄑ‫ۇ‬ɈᆤၫɈ૝߆ɬ૩ȹɦɥ႘ഺಪ
౺ɈॎკɄাɤ৏ȥɣĂࠛၫᄞɬ઴ȽɀəɢȠɂૃɩɦȹಪ౺ɜഽȥȽȹɈɁɉɄȞ
ɁȱɡȠȥăૐɜȷɈ๬๱႘ഺಪ౺Ʌ࣋ȢɀȞȹȺȞɀȞɘȳȦĂȞȽȷɈȭɂ଴ই
Ʌ႘ഺಪ౺ɅɘɂɛɀȞȹȺȞȹઋાɁɜȜɦɊᄜɅᆏȾɂૃȞȾȧĂଃ྾ɬ‫گ‬ᅲȱ
ȹɂȭɧɁȳăসࡖ൒‫ݚ‬ȯȞăĪ๜ᵚī
島根大学医学部内科学講座第四
循環器内科・腎臓内科
〒693-8501 島根県出雲市塩冶町89-1
電話(0853)20-2206(医局資料室ダイヤルイン)
Fax(0853)20-2201(医局資料室)
循環器内科ホットライン 070-5672-8109
URL: http://www.med.shimane-u.ac.jp/internal_med4/index.html
18
Fly UP