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1 事業活動に関する行動指針 (1)国立印刷局の使命・基本方針を意識

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1 事業活動に関する行動指針 (1)国立印刷局の使命・基本方針を意識
1
事業活動に関する行動指針
(1)国立印刷局の使命・基本方針を意識する

役職員は、業務遂行に当たっては、自分たちの行動が使命・基本方
針に反することがないかどうか振り返り、常に効率的でかつ信頼性の
高い業務運営に努めていきます。

私たちは、国立印刷局事業に関連する法令等を正しく理解し、遵守
していきます。
(2)製品品質の維持向上と数量管理の徹底

私たちは、常に製品品質の維持向上を目指すとともに、製品の数量
管理を徹底するなど、国立印刷局が社会に提供する製品の信頼性を維
持します。

私たちは、常に後継者の育成を念頭に、本人が持っている能力を引
き出し、伸ばしていく指導を心掛けていきます。
(3)説明責任(アカウンタビリティ)

私たち国立印刷局の事業は、国民生活や経済活動に与える影響が大
きいことから、適切な情報開示及び情報提供を行い、経営の透明性と
健全性を図っていきます。
(4)知的財産権の保護

国立印刷局の知的財産権は、多くの役職員の日頃の汗と努力の結晶
であり、成果でもありますので、この価値を維持し、保護に万全を期
します。同様に、第三者の知的財産権についても侵害しません。

私たちは、コンピュータのソフトウェアや出版物の違法コピーはし
ません。

私たちは、インターネット上の情報などについても著作権等に注意
を払い、違法な行為はしません。
(5)個人情報の保護

私たちは、個人情報保護法の趣旨を踏まえ、役職員の個人情報を厳
正に管理します。

私たちは、人事・安全衛生・福利厚生等の業務で個人情報を扱う場
合、使用目的と取扱者を限定するなど取扱いに配慮します。
(6)安全で健康的な職場環境づくり

職員の安全と心身両面にわたる健康の確保は、企業としての責務で
あるとともに、効率的かつ効果的な業務運営の基礎をなすものである
ことを踏まえ、労働安全衛生法等の関係法令の遵守の下、職員の労働
安全の保持及び健康管理の充実に努め、安全で働きやすい職場環境の
整備を図ります。
(7)地球環境保全への取組・地域社会への配慮等

私たちは、国及び地域で定められた法令や条例、環境基準を遵守し、
環境負荷の少ない製品づくりやサービスの提供を心掛けるとともに、
省エネルギーやリサイクルへの取組等に積極的に努めます。

私たちは、企業活動に伴って発生した廃棄物について、定められた
基準に従って、適正に処理します。

私たちは、河川からの取水や河川・下水への排水などに当たっては、
自然環境を害することのないよう細心の注意を払います。

私たちは、生態系に有害で規制対象となる指定化学物質について、
適切にこれを管理します(PRTR制度)。
(8)反社会的勢力に対する姿勢

私たちは、市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力に対
して、毅然とした態度で臨みます。

私たちは、反社会的勢力からの不当要求に対しては、警察等の関係
団体と連携し適切に対処します。
2
組織人としての行動指針
(1)国家公務員としての服務規律の保持

私たちは、業務上の判断やその実行に当たっては、服務の根本基準
や内部ルール等に反することがなく、かつ倫理的にも問題がない行為
であるかどうかを常に考え、誠実に職務を遂行します。
(2)情報管理及び守秘義務の徹底

私たちは、職務上知り得た偽造防止技術等の秘密情報を外部に漏ら
したり、秘密情報が記載された文書図面(電子情報を含む。)等を持
ち出すなど、「守秘義務」に違反する行為はしません。退職後も同様
です。

お客様との取引を通じて知り得た情報(個人情報を含む。)は、法
令に基づく場合等の正当な理由なくして他に漏えいすることがないよ
う適切な管理を徹底します。
(3)モラルの維持・向上

私たちは、社会人であると同時に国立印刷局に勤務する国家公務員
であり、より高い倫理観と強い責任感を持って行動します。

私たちは、賀詞交換や冠婚葬祭など常識の範囲内で行うことを除き、
中元・歳暮期を含め、部下から上司への贈答品等の提供は、昇任や人
事異動等の決定の公平さに対する信頼を揺るがすことになることから、
これを行いません。
(4)無関心の排除

私たちはダブルチェックなどの確認作業や手順を決め、それを実践
するとともに、異常やミスを犯した場合には隠蔽することなく、速や
かに上司に報告します。
(5)信頼感の醸成

私たちの仕事は“信頼”で成り立っています。その“信頼”は、一
人ひとりが気持ちよく働ける職場で、前向きに仕事に取り組むことで
保たれます。信頼性の高い職場づくりのために皆で努力していきまし
ょう。
(6)契約業者への対応

私たちは、取引先や直接的な取引関係がない業者からも、金品や接
待などの便宜供与を受けないとともに、自己の立場を利用して、間接
的な表現でも取引先にリベート等を要求するなどの行為はしません。

私たちは、取引先の選定に当たっては、外部から疑義を持たれるこ
とがないように、品質、価格、信頼度、過去の実績、サービス内容な
どを総合的に比較して決定するとともに、取引先とは、談合等の不適
切な関係が生じないよう、透明・公正な関係を保ちます。
(7)インサイダー取引の禁止

私たちは、業務を通じて公になっていない重要情報等に接した場合、
自分が利益を得るための行動や部外者にその情報を伝えたりすること
はしません。

官報営業及び製造に従事する職員は、職務上会社の行う法定公告等
の掲載前情報を知り得る立場にあるため、公正な職務の遂行に疑念を
持たれることのないように、掲載前情報として記事内容を知り得た会
社の株式等の売買、信用取引等を行いません。
(8)セクシュアル・ハラスメント、パワーハラスメントの防止

私たちは、いかなる場合であっても、性別や個人的な特性に基づく
差別を行いません。

私たちは、自分の地位や立場を利用して性的関係を強要することや、
例え冗談であったとしても他者が嫌悪感を覚えるような内容の言葉を
繰り返すこと、職場のパソコン画面に卑猥な映像を表示させることな
ど、職場環境を悪化させる行為も行いません。

私たちは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係な
どの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて精神的・身
体的苦痛を与え、又は職場環境を悪化させる行為(「職場のパワーハ
ラスメント」)は行いません。
(9)情報システムの適切な使用

私たちは、情報機器の取扱いや業務に関連した情報収集のためのイ
ンターネットの利用に関しては、他に定める規程等に従います。

私たちは、他人を侮辱するような内容の情報の投稿や不快な映像等
の表示、許可されていない機器の接続などの行為は行いません。
(10)公正な経費請求、国立印刷局資産の適切な使用

私たちは、旅費や超過勤務時間等に関する申請に当たっては、不正
な請求はしません。また、事務用消耗品やタクシーチケットなどの私
的利用はしません。
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