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資料1 国土交通省説明資料-分割版4(PDF形式:622KB)

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資料1 国土交通省説明資料-分割版4(PDF形式:622KB)
3.社会資本整備を支える現場の担い手
・技能人材に係る構造改革等
15
社会資本の3次元データの蓄積・活用
○ICT活用拡大のため、全ての建設生産プロセスにおいて3次元モデルを導入・活用するた
めの基準類の整備
○建設生産プロセスにおける3次元データを集積・利活用するための制度・基準の整備
○シームレスな3次元データ利活用環境整備、オープンデータ化による新たなビジネスを創
出のため、官民連携のプラットフォームを整備(AI・ロボット開発、まちづくり等への活用)
データ共有プラットフォームの整備・活用イメージ
(3次元データの共有と利用拡大)
まちづくり
3Dデータの有効活用
(新たなビジネスの創出)
一般国民
地図提供
サービス
BIM/CIMの活用
3Dデータを相互活用
してまちづくりに寄与
オープンデータ
3次元調査・
測量データ
AI・ロボット
開発への活用
AI
サプライチェーン
マネジメント導入
レンタル業者
機材調達
調査・測量業者
建設生産プロセスにおける
3次元データの集積・共有
3次元設計
データ
点検管理データ
施工管理
工事完成図
データ
設計業者
維持管理・点検業者
資材メーカー
資材調達
施工管理の高度化
現場のIoT化
配筋シミュレーション
3次元モデル
施工業者
16
3次元モデルの活用
CIMでは、社会資本の計画・調査・設計段階から3次元モデルを導入し、その後の施工、維持管理の各
段階においても、情報を充実させながらこれを活用し、あわせて事業全体にわたる関係者間で情報を共
有し、一連の建設生産システムにおける受発注者双方の業務効率化・高度化を図るものである。
3次元モデルの連携・段階的構築
調査・測量・設計
【作成・追加するデータ】
・地形データ(3次元)
・詳細設計(属性含む)
(施工段階で作成する方
が効率的なデータは概略
とする)
施工(着手前)
3次元モデル
(設計レベル)
【得られる効果】
・干渉チェック、設計ミスの削減
・構造計算、解析
・概算コスト比較
・構造物イメージの明確化
・数量の自動算出
(発注者)
【得られる効果】
【作成・追加するデータ】
・起工測量結果
・細部の設計
(配筋の詳細図、現地取
り付け等)
・発注業務の効率化
(自動積算)
・違算の防止
・工事数量算出(ロット割
)の効率化
(発注者)
(発注者)
3次元モデル例
【得られる効果】
【得られる効果】
・設計変更の効率化
・監督・検査の効率化
・適正な施設更新
・3D管理モデルの活用
【得られる効果】
・干渉チェック、手戻りの削減
・情報化施工の推進
施工中
【追加するデータ】
・時間軸(4D)
【得られる効果】
・現場管理の効率化
・施工計画の最適化
・安全の向上
・設計変更の効率化
施工(完成時)
維持・管理
【作成・追加するデータ】
・点検・補修履歴
・現地センサー(ICタグ等)
との連動
3次元モデル
(施工レベル)
3次元モデル
(管理レベル)
【得られる効果】
・施設管理の効率化・高度化
・リアルタイム変状監視
【作成・追加するデータ】
・施工情報(位置、規格、
出来形・品質、数量)
・維持管理用機器の設定
3次元モデル
(施工完了レベル)
【得られる効果】
・完成データの精緻化・高度化
17
新技術を活用した維持管理の効率化
〇ICT等の新技術を活用し、維持管理や災害対応等の高度化・効率化を図るとともに、洪
水情報等の提供を充実し住民の防災意識の向上を図る。
(例) 航空レーザー(ALB)
による洗掘調査
従来手法では…
・河川内での測量の必要が
あり、時間がかかる
(例)走行型高速3Dトンネ
ル点検システム
従来手法では…
・通行規制し、近接目視点検
(例)ソナー等を備えたボート
による河川護岸調査
従来手法では…
・潜水士によるため、労力と時間が多く
必要
走行型高速3Dトンネル点検システム
・水中を含む河床変動を面的
に把握可能
・広範囲を短時間かつ安全に
計測可能
・3Dレーザー計測システム等を
車両に搭載し、トンネル断面
を計測する。
・従来点検に併用支援すること
により、交通規制が不要とな
るため安全性、効率性、省力
化、省コスト化が図れる。
データ取得例
・3次元地形モデルと鮮明化・モ
ザイク処理を施した画像を組み
合わせた「3次元展開図」を作成
・面的な性状把握と鮮明画像によ
る経年比較が可能
18
国土交通分野における新技術(ICT等)の導入について
【機密性2】
○ 第4次産業革命を迎え、生産性向上のためには、ICTなどの新技術導入は不可
欠の要素
○ 国土交通省では、ピンポイント渋滞対策など行政マネジメントにおける新技術の
活用のほか、造船業など所管業界における新技術導入の支援を実施。
国土交通分野における新技術活用の例
<行政マネジメントにおける活用>
○ピンポイント渋滞対策
○科学的な道路交通安全対策
高速道路で生じる渋滞のうち、
約28%がサグ部及び上り坂で発生
ネットワーク整備と合わせて、
ETC2.0データ等の分析による
ピンポイント対策で解消を図る。
ビックデータ分析(急ブレーキ多発
箇所等)により、事故の危険が大き
い急所を事前に特定
[対策例]
(例)大和トンネル付近
海老名SA
海老名JCT
(仮)綾瀬スマートIC
(事業中)
綾瀬BS
○コンパクト・プラス・ネットワーク
(スマートプランニングの推進)
スマホGPS等によるビッグデータの
解析等を通じて人々の「行動データ」
を把握、分析する新たなプランニン
グ手法により、施設の立地の最適化
等を実現(開発中)
付加車線 約4km
大和TN 大和BS
横浜町田IC
至 東京
至 名古屋
付加車線 約
5km
上下線の大和トンネル付近において、
上り坂・サグ部等の対策を実施。
ハンプ
付加車線
約0.5km
狭さく
スマートフォンのGPS
により移動特性を把握
ビッグデータをもとに
滞留量・移動量を把握
19
国土交通分野における新技術(ICT等)の導入について
【機密性2】
<所管業界における新技術導入の促進>
○i-Shippingの推進
○建設現場の生産性向上(i-Construction)
生産の自動化、3D図面の活用など、船舶の開発・建
造から運航に至る全てのフェーズでICTを導入し、造船
業の生産性を向上
調査・測量から設計、施工などの全てのプロセスにお
いてICT等の導入を進め、建設産業の生産性を向上
(将来の担い手不足にも対応)
【建設現場におけるICT活用事例】
測量
生産の自動化
施行
情報端末等を利用した3D
図面による組立作業支援
⇒造船における革新的生産技術の導入促進を支援
○IoT技術を活用した次世代住宅の推進
IoT技術を活用した子供等の見守りや遠隔健康相談な
どを可能とする住宅関連市場の創出
見守り
⇒国が行う大規模な土工については、原則としてICTを適用(H28)
土工以外の工種においても順次適用拡大
○宿泊業の生産性向上
ICTの利活用による在庫管理や厨房業務の効率化な
どにより、宿泊業の生産性を向上
遠隔健康相談
<その他活用例>
・脱衣所、浴室等の温度を計測、温度の急激な変化が生じないようにコントロール
・風向きに合わせて室内の窓を自動開閉
⇒次世代住宅の実用化に向けた実証的な取組への支援
厨房連携型注文
システムの導入
バーコードを活用した
自動運搬
多言語対応のタブ
レット端末の導入
⇒タブレット端末や自動運搬システムの導入等への支援
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