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要求水準書 [445KB pdfファイル]

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要求水準書 [445KB pdfファイル]
(仮称)桑名市健康増進施設整備・運営事業
要
求
水 準
書
平成 27 年 4 月 8 日
桑
名
市
目
第1 総則
次
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
1 要求水準書の位置づけ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
2 事業の目的 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
3 事業の基本方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
4 事業の内容 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
5 遵守すべき法令等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
第2 施設整備業務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
1 基本要件 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
2 設計業務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
3 建設業務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
4 工事監理業務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
第3 維持管理業務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
1 業務の目的 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
2 建築物保守管理業務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
3 建築設備保守管理業務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
4 備品等保守管理業務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
5 外構及び付帯施設等保守管理業務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
6 清掃業務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
7 植栽維持管理業務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
8 警備業務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
9 修繕業務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
第4 運営業務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
1 業務の目的 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
2 施設の開館日、開館時間等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
3 利用料金等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10
4 健康増進に関する運営業務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10
5 市の事業として取り組む運営業務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11
添付資料
添付資料 1 建設地位置図
添付資料 2 造成計画平面図
第1
総則
1 要求水準書の位置づけ
(仮称)桑名市健康増進施設整備・運営事業要求水準書(以下、
「要求水準書」とい
う。
)は、民間事業者の募集・選定にあたり提案参加者を対象に交付する「募集要項等」
と一体のものであり、本事業の業務を遂行するにあたり、本施設の設計・建設業務及び
維持管理・運営業務に関して事業者に求める業務の水準(以下、
「要求水準」という。
)
として、提案に参加する民間事業者に具体的な指針を与えるものである。
提案参加者は、要求水準を満たす限りにおいて、本事業に関し自由に提案を行うこと
ができるものとする。
2 事業の目的
桑名市(以下、
「本市」という。
)では、平成 27 年度からの総合計画において 7 つの
ビジョンを掲げ、そのひとつである「命を守ることが最優先」の目標を達成するための
10 の基本計画を施策としており、その中の「健やかな体はまちの宝物」では、市民の
健康に対する意識改革、
「健康は一人ひとりの心がけ」では、健康づくりの支援・サポ
ート等の健康増進施策を展開していくこととしている。
この施策を具現化していくひとつとして、多度地区において発掘された温泉を活用
した健康増進を図る施設整備及び事業運営の実現を目指している。なお、その施設整
備・事業運営については、総合計画のビジョンでもある「納税者の視点で次の世代に責
任ある財政に」の中で取組んでいくこととしている「公民連携」の考え方により、事業
を実施していく。
特に、民間事業者の豊富な経験からなる提案による事業実施により、本市の長期的な
財政負担を抱えることにならないよう施設整備・維持管理・運営を民間事業者に委ねる
こと及び新しい公民連携による地域活性化を本事業の目的のひとつとしている。
3 事業の基本方針
本事業の基本方針は、以下のとおりである。
◇
健康であり続けるための健康増進施策の新展開
◇
健康づくりソフト施策と連動した健康増進施設の整備
◇
健康づくりと連携した生涯スポーツ・レクリエーションを楽しむ施策の展開
◇
観光振興と連携した健康増進プログラムの展開
◇
施設運営へのボランティアの積極的な活用
◇
多度の地域資源を活用した施設づくり
-1-
4 事業の内容
選定事業者が実施する業務は、次の1)から3)に掲げるものとし、各業務の詳細に
ついては、募集要項公表時に示す。
1)本施設の整備業務
①設計業務(基本設計、実施設計、手続き、設計に伴う近隣対応等)
②建設業務(工事及び必要となる調査、手続き、工事に伴う近隣対応、電波障害対策
等)
③工事監理業務
2)本施設の維持管理業務
①建築物保守管理業務
②建築設備保守管理業務
③備品等保守管理業務
④外構及び付帯施設等保守管理業務
⑤清掃業務
⑥植栽維持管理業務
⑦警備業務
⑧修繕業務
3)本施設の運営業務
①健康増進に関する運営業務(運動プログラム作成、運動指導、フィットネス教室の
運営、食育等)
②市の事業として取り組む運営業務
5 遵守すべき法令等
選定事業者は、本事業を実施するにあたり必要とされる関係法令(関連する施行令・
規則、条例を含む)を的確に把握し、これを遵守して適切に業務を行うこと。
-2-
第2
施設整備業務
1 基本要件
1)事業用地に関する条件等
事業用地に関する条件等は以下のとおりである。
なお、事業用地の位置については【添付資料 1 建設地位置図】を、造成計画につい
ては【添付資料 2 造成計画平面図】を参照のこと。
(1) 立地条件
①
所在地
三重県桑名市多度町小山字西天王平地内
②
敷地面積
12,513.49 ㎡
③
用途区分
市街化調整区域
④
前面道路
三重県道 26 号四日市多度線(北側接道)
⑤
形態規制
建ぺい率:60% / 容積率:200%
⑥
用地の現状
敷地造成済(進入路右折帯工事・下水道接続工事は未実施)
都市計画法適合証明取得済
(H20.3 月 同法第 29 条第 1 項第 3 号に適合)
適合証明の建築物内容
用途:健康増進施設(公衆浴場他)
構造:鉄骨造
階数:2 階
延べ面積:約 2,000 ㎡
駐車場:110 台程度
(地下式調整池設置により、この場所へは建築不可)
⑦
資源の概要
温泉の泉質・湧出量
泉質:単純温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)
、Ph 値:8.3
湧出量:72L/分
泉温:31.0℃
(2) インフラ整備状況等
上・下水道は、本管との接続がされていないため整備・手続き等が必要である。
また、敷地に隣接する県道 26 号四日市多度線からの敷地への進入についての協議
は完了しているが、その際に右折進入の際の整備について許可を受けており、それに
必要な費用も本事業に含まれるので留意すること。
-3-
2) 施設の概要
本市は、施設テーマを「食と運動を通しての健康づくり空間」と考えており、その具
現化は民間事業者の提案に委ねることで、よりよい市民サービスの実現を期待してい
る。また、施設構成・規模等は、以下のものを最低限含むものとし、その他については
提案によるものとすること。
ただし、事業用地は、市街化調整区域に指定されており、開発要件として、公益的な
施設かつ市街化を促進するものではない「健康増進施設」として位置付けられている状
況であることから、導入可能な機能は、健康増進に関する機能及び付随する機能に限定
すること。
①健康増進施設
主要機能
健康維持増進機能
(運動習慣を身に
着けるための
機能)
機能例示
内
小規模体育館
プール
スタジオ
温浴機能
浴場
健康相談
指導機能
多目的室
食育機能
食堂
その他機能
―
容
バスケットコートが 1 面確保できる程度(スタ
ジオ、ミニバスケット等として利用)
水中運動による機能回復訓練ができる程度
多目的な運動指導に対応できる諸室
温泉水を利用した浴室(男女別)
健康に関する相談・指導ができる諸室
地産地消に取組みながら、施設利用者にバラン
スの良い食習慣を形成するための食堂として
利用
更衣室、トイレ、管理室、ホール・階段等
②外構及び付帯施設等
項 目
内
駐車場
110 台程度(平面)
駐輪場
10 台程度(屋根付)
足 湯
無料で誰でも利用可
敷地内通路
ごみ置場
し尿排水処理
温泉水処理
容
県道 26 号四日市多度線への接続道路に対する整備
施設から排出される量に適したもの
公共下水道に接続
下水道に直接放流可能であるが、放水量が把握できるための
機器等の設置及び放水に伴う下水道使用料も必要
-4-
2 設計業務
1) 基本的な考え方
①
設計の範囲は、本事業に係る健康増進施設の新築工事、外構及び付帯施設等工事
を対象とすること。
②
選定事業者は、市の指示又は選定事業者自らが必要と判断した調査については、
関係法令に基づいて、業務を実施すること。
③
選定事業者は、業務の詳細及び当該工事の範囲について、市と連絡をとり、かつ
十分に打合せをして、業務の目的を達成しなければならない。
④
選定事業者は、業務の進捗状況に応じて、適宜、市へ中間報告をすること。
⑤
選定事業者は、提案する施設に規定される機能及び性能を満たすための備品等
を、適宜判断し設置すること。なお、備品等とは、比較的長期間にわたって、その
性質、形状を変えることなく使用に耐えるものをいう。
2) 手続き書類の提出
①
選定事業者は、業務着手時に次の書類を市に提出し、市の承諾を受けること。
ア)設計事務所の経歴並びに建築士法関係写し
イ)設計業務着手届
ウ)主任技術者届(設計経歴書添付)
エ)協力技術者届
②
選定事業者は、業務完了時に設計業務完了届を市に提出すること。
3) 設計図書の提出
①
基本設計
選定事業者は、基本設計完了時に選定事業者自らが提案する設計図書等を市に提
出し、市の承諾を受けること。
②
実施設計
選定事業者は、実施設計完了時に選定事業者自らが提案する設計図書等を市に提
出し、市の承諾を受けること。
-5-
3 建設業務
1) 基本的な考え方
事業契約に定める期間内に施設等の建設を行う。その際、特に以下の点について留意
し、施工計画を立て、市の承認を得ること。
①
構内及び工事関係者の安全確保と環境保全に十分配慮すること。
②
工事に伴い近隣地域に及ぼす影響を最小限に留めるよう努めること。
③
無理のない工事工程を立てるとともに、適宜、近隣住民等に周知し、作業時間に
関する了解を得ること。
2) 着工前業務
①
建設工事に必要な各種申請等の手続きを事業スケジュールに支障がないように
実施及び協力すること。また、必要に応じ各種許認可等の書類の写しを市に提出
すること。
②
着工に先立ち、準備調査等を十分に行うこと。
3) 建設期間中業務
各種関連法令及び工事の安全等に関する指針等を遵守し、設計図書及び施工計画に
従って施設の建設工事を実施すること。また、工事施工においては、以下の点に留意す
ること。
①
選定事業者は、市に対し工事施工の事前説明及び事後報告を行うこと。また、市
は、工事現場での施工状況の確認を行うことができる。
②
選定事業者は、定期的に市から工事施工、工事管理の状況の確認を受けること。
③
選定事業者は、工事日報等を整備し、工事完成時には、現場で市の確認を受ける
こと。
4 工事監理業務
1) 基本的な考え方
①
選定事業者は、建築基準法及び建築士法に規定される工事監理者を設置し、工事
監理を行うこと。
2) 竣工後業務
①
工事完了後、工事監理者は市に業務完了届を提出し、市の履行確認を受けること。
また、施工完了後、各種設備の点検・試運転を行い、施設の運営開始に支障がな
いことを確認すること。
②
その他市が承認が必要と判断した書類については、その書類を提出し、市の承認
を受けること。
-6-
第3
維持管理業務
1 業務の目的
維持管理業務は、施設の供用開始から事業期間終了までの間、本要求水準書、事業契
約書並びに事業契約締結後に選定事業者が自ら作成する各種業務計画書に従い、施設
利用者が安全かつ快適に利用できる品質・水準等の保持を目的とする。
1) 総括責任者及び業務管理者
(1) 統括責任者及び業務責任者
選定事業者は、維持管理業務の全体を総合的に把握し調整を行う総括責任者、及び
維持管理業務の区分ごとに総合的に把握し調整を行う業務責任者を定め、業務の開
始前に市に届け出ること。総括責任者及び業務責任者を変更した場合も同様とする。
なお、総括責任者並びに業務責任者の具体的要件は特に定めていないが、本事業の目
的・趣旨・内容を十分踏まえた上で選出すること。
(2) 業務担当者
業務を行う者は、その内容に応じ、必要な知識及び技能を有する者とし、また、法
令により業務を行う者の資格が定められている場合は、当該資格を有する者が業務
を行うこと。
2) 業務計画書
選定事業者は、毎年度の維持管理業務の実施に先立ち、実施体制、実施工程、事故・
災害等非常時の対応等必要な事項を記載した次に挙げる各業務の業務計画書を市に提
出し、市の承諾を受けること。また、業務計画書は本要求水準書とともに、維持管理業
務の実施状況の監視(モニタリング)を実施する際の確認事項を定めたものとすること。
3) 業務報告書
選定事業者は、維持管理業務に関する業務報告書を作成し、市に提出すること。
2 建築物保守管理業務
選定事業者は、施設建築物の機能及び性能を維持し、本施設における公共サービスが
円滑に提供され、施設利用者が安全かつ快適に利用できるよう、建築物各部の点検、保
守、補修、更新、修繕等を実施すること。
-7-
3 建築設備保守管理業務
選定事業者は、施設の性能及び機能を維持し、本施設における公共サービスが円滑に
提供され、施設利用者が安全かつ快適に利用できるよう、本施設に設置される電気設備、
機械設備、監視制御設備及び防災設備等について、適切な設備維持管理計画のもとに運
転・監視、点検、対応(保守、補修・修繕、交換、分解整備、調整等)を実施すること。
4 備品等保守管理業務
選定事業者は、施設運営に支障をきたさないよう施設運営上必要な備品を適宜整備
し、管理を行うとともに、不具合の生じた備品については随時更新を実施すること。
5 外構及び付帯施設等保守管理業務
選定事業者は、施設の性能及び機能を維持し、本施設における公共サービスが円滑に
提供され、施設利用者が安全かつ快適に利用できるよう、敷地内の外構及び付帯施設等
の各部の点検、保守、補修、更新、修繕等を実施すること。
6 清掃業務
選定事業者は、施設及び敷地を美しく衛生的に保ち、本施設における公共サービスが
円滑に提供され、施設利用者が安全かつ快適に利用できるよう、清掃を実施すること。
7 植栽維持管理業務
選定事業者は、敷地内に植栽を設ける場合、植栽の適切な保護・育成・処理を実施す
ること。
8 警備業務
選定事業者は、施設の秩序及び規律を維持し、財産の保全を図るとともに施設利用者
の安全を守るため、盗難、破壊等の犯罪及び火災等の災害の発生を警戒・防止すること。
9 修繕業務
選定事業者は、事業期間中にわたって施設の機能及び性能を維持し、本施設における
公共サービスが円滑に提供され、施設利用者が安全かつ快適に利用できるよう、修繕業
務計画書に基づいて、施設全体の修繕を実施する。ここでいう修繕は大規模修繕を除く
部分修繕を含む修繕をいう。
-8-
第4
運営業務
1 業務の目的
運営業務は、施設の供用開始から事業期間終了までの間、本要求水準書、事業契約書
並びに事業契約締結後に選定事業者が自ら作成する各種業務計画書に従い、良質で魅
力的なサービスを提供し、施設利用者が安全、快適かつ便利に使用できるようなサービ
ス水準等を保持することを目的とする。
1) 業務体制
(1) 統括責任者及び業務責任者
選定事業者は、運営業務の全体を総合的に把握し調整を行う総括責任者、及び運営
業務の区分ごとに総合的に把握し調整を行う業務責任者を定め、業務の開始前に市
に届け出ること。総括責任者及び業務責任者を変更した場合も同様とする。
(2) 業務担当者
業務を行う者は、その内容に応じ、必要な知識及び技能を有する者とすること。
2) 業務計画書
選定事業者は、毎年度の運営業務の実施に先立ち、実施体制、実施工程、事故・災害
等非常時の対応等、必要な事項を記載した各業務の業務計画書を市に提出し、市の承諾
を受けること。
3) 業務報告書
選定事業者は、運営業務に関する業務報告書を作成し、市に提出すること。
2 施設の開館日、開館時間等
1) 運営開始日
運営開始日は、平成 28 年 11 月1日を予定とすること。
2) 開館日
具体的な計画開館日については、選定事業者の提案を受け市が決定する。
下記の事由による場合は、事前に市の了承を得たうえで、施設の一部の利用を制限、
または施設全部を休館とすることができる。
①
各種設備機器等の保守点検を行う場合
②
修繕計画に基づく修繕等の工事を行う場合
③
その他、選定事業者に合理的な理由がある場合
-9-
3) 開館時間等
施設の開館時間は、選定事業者の提案を受け市が決定する。
3 利用料金等
1) 利用料金等の設定
①
選定事業者は、自らが提案する健康増進に関する運営業務の対価として、施設利
用者から徴収する料金を提案すること。
②
利用料金の設定等については、運営業務内容に応じて提案すること。なお、食育
等に関する業務における料金設定の詳細は、運営開始時前に提出する業務計画書
において提案することも可能とする。
4 健康増進に関する運営業務
1) 運動プログラム作成、運動指導、フィットネス教室等の運営業務
①
提案施設を活用して施設利用者がフィットネスを親しみ、楽しみながら健康増
進を図れる、また、体力、競技力向上が図れるような魅力的な企画を提案し、市の
承諾を得て実施すること。
②
必要に応じ指導員他の専門技能保有者を適切に配置し、快適で質の高いサービ
スを提供すること。
2) 民間提案に基づく食育等の運営業務
①
選定事業者は、運動プログラム作成、運動指導、フィットネス教室等の運営業務
以外にも、健康増進に資する業務(食育等)を提案し、市の承諾を得て実施するこ
とができる。
②
提案施設を活用し、施設利用者の健康や食に関する興味・関心を高めるような魅
力的な企画とすること。
③
必要に応じ指導員他の専門技能保有者を適切に配置し、快適で質の高いサービ
スを提供すること。
- 10 -
5 市の事業として取り組む運営業務
選定事業者は、市より健康増進に関する事業の委託を受けた場合、市の指示を受け、
市の要望に配慮した適切な運営をすること。その方法については選定事業者の提案と
する。なお、これに要した費用は市が負担する。
市は委託する事業として、下記の事業を検討している。
①
生活習慣病予防改善プログラムの作成及び実施
食や運動不足から生じる生活習慣病の予防・改善を検診結果等から、管理栄養士、
理学療法士、保健師等有資格者が、休日、夜間、通信指導等含め、個々のライフス
テージに応じた目標を設定し、より良い生活習慣病の改善・指導のできるプログラ
ムの作成及び実施を期待する。
②
温泉を利用した健康増進プログラムの作成及び実施
本施設の特徴を活かし、疲労回復やストレス解消等、温泉の効能を最大限に活用
するとともに、温泉入浴指導員等による入浴指導や健康相談のできる新たな健康
増進プログラムの作成及び実施を期待する。
③
介護予防プログラムの作成及び実施
施設の特徴を活かした介護予防運動指導員等による効果的な運動方法の指導、
また管理栄養士、歯科衛生士等が低栄養予防、口腔ケア、認知症予防等、介護予防
に繋げるための分野別の教室の開催等、高齢者の方がいきいきと自立した毎日を
送ることができるような、魅力ある支援プログラムの作成及び実施を期待する。
④
こころの健康づくりプログラムの作成及び実施
心の健康相談から職場復帰支援プログラムまで、専任のカウンセラーによる
様々な問題解決の為のカウンセリングや、各種教育プログラムを付加した総合的
なサービスを行い、再発予防をサポートできる温かい支援プログラムの作成及び
実施を期待する。
⑤
その他の事業について
上記①~④の他に、健康寿命の延伸に繋がる様々な教室、講演会、特定保健指導
等、施設と融合できる実施可能な事業プログラムの作成及び実施を期待する。
- 11 -
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