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英語のネイティブスピーカーは 子供の時にどのように英語を学ぶか

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英語のネイティブスピーカーは 子供の時にどのように英語を学ぶか
ケイティー先生の
英語のネイティブスピーカーは子供の時にどのように英語を学ぶか
ケイティー先生の
英語のネイティブスピーカーは
子供の時にどのように英語を学ぶか
ケイティーパーソンズ著
Copyright c 2007 by ケイティーパーソンズ All Rights Reserved.
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※ 著作権をお守り頂きまして、ありがとうございます。このテキストの内容の著作権は、
すべて(株)チカラインターナショナルにあります。このテキストの内容の無断複写、無断
転載を禁じます。
ケイティー先生の
英語のネイティブスピーカーは子供の時にどのように英語を学ぶか
著者プロフィール
ケーティー・パーソンズ
オーストラリア、パース出身。
大学ではジャーナリズムを専攻。
日本の某大手英会話スクールにて英語講師を務め
プライベートレッスンでも英語ビギナーから英語
上級者まで幅広いレベルの生徒に英語を教えた。
現在、英語を教えながら、執筆業、英語サポート、
英語教材作成をしている。
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英語のネイティブスピーカーは子供の時にどのように英語を学ぶか
The way that native speaking children learn
how_children_learn.mp3 (track58)
When learning English I think it is important to be aware of
the way that native speaking children learn.
英語を習う時には、ネイティブの子供が英語を習う方法を意識することが大
事だと思います。
When we learn our own language we only learn by listening
and speaking without worrying about reading or writing. This
means that we learn the blends and sounds of the words
(phonics) and is the reason why we can speak naturally. We
are only aware of the way the word sounds which is natural
and not the way it looks which is unnatural. For example I
want to go to (written form) is very unnatural while I wanna
godda (spoken form) is natural.
母国語を習う時には、リーディングやライティングの心配をしないでも、リスニング
やスピーキングをしながら自然と言葉を学びます。つまり、言葉の組み合わせ方
や言葉の音の出し方(音声学/フォニックス)を学んでいるということであり、それ
がなぜ自然に話すことができるようになるかの理由です。私達は言葉がどのよう
な音かということにだけ意識していて、それは自然なことで、文字が書いてある通
りには不自然なので考えません。たとえば英語を話す時に、”I want to go to”と
ライティング形式で話すと不自然で、”I wanna godda”と話すのがナチュラルで
す。
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英語のネイティブスピーカーは子供の時にどのように英語を学ぶか
When we learn to read and write at school we are taught the
phonetic sounds of the alphabet and this helps us to connect
the sound of the language with the written form. For example
A B C D becomes A B C D. When trying to spell words we are
taught to sound it out. So at first we spell words the way they
sound. Happy would look something like hape, drawings –
droings. Being aware of the differences between the written
word and the spoken word will help you learn the language
more easily.
学校で読んだり、書いたりすることを学ぶ時、アルファベットのフォネティ
ック(音声学)の音を習います。フォネティックを学ぶことにより、英語の
音と文字や文章を関連ずけることができるようになります。例えば、A B C D
(アルファベットの読み方)は A B C D(フォネティックの読み方)になり
ます。単語のスペルをつづる時には、声に出してスペルを言うように習いま
す。そこで、最初は、単語の音の通りにスペルをつづろうとします。たとえ
ば子供は Happy を音が聞こえるまま hape のようにつづるでしょうし、
drawings は droings のようにつづるでしょう。書き言葉と話し言葉の違い
を意識するようにすると、英語を学ぶことがもっと簡単になるでしょう。
People from countries that don’t use the alphabet as a writing
system may find it difficult to separate the written form and
the spoken form of English because this concept is new for
them.
アルファベットを母国語のライティングに使わない国の人達にとっては、ア
ルファベットのコンセプトががなかったので、英語を書く形式と話す形式に
切り離して考えることが難しいかもしれません。
If you have only learnt English through reading and writing it
and without listening or speaking it may be difficult to connect
the way a word sounds ‘I wanna go da’ with the way it looks ‘I
want to go to.’
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英語のネイティブスピーカーは子供の時にどのように英語を学ぶか
英語を読むことと書くことを通してからしか学んだことがないのなら、リス
ニングやスピーキングからでないと、”I wannna go da” を”I want to go to”
と結びつけることが難しいかもしれません。
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英語のネイティブスピーカーは子供の時にどのように英語を学ぶか
Here are some common blends to be aware of.
よく使われる英語の音のつながり(リエゾン)を紹介します。
1. want to
wanna
Do you want to go out?
Djou wanna go out?
2. did you
dijoo
Did you do it?
Didjoo do it?
3. could you
couldjoo
Could you bring me a drink?
Couldjoo bring me a drink?
4. would you
wouldjoo
Would you help me out?
Wouldjoo help me out?
5. Can you
canya
Can you do it?
Canya do it?
6. Did you
didja
Did you go to the shop?
Didja go to the shops?
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英語のネイティブスピーカーは子供の時にどのように英語を学ぶか
7. Do you
djoo
Do you want to come?
Djoo want to come?
8. I don’t know
I dunno
I don’t know what you mean.
I dunno what you mean
9. How about
howbout
How about you?
Howbout you?
10. what do you
whadaya
What do you think about that? Whadaya think about that?
11. What are you
whadarya
What are you going to do?
Whadarya going to do?
12. Going to
gunna
Are you going to go?
Are you gonna go?
13. Got to
godda
I’ve got to go
I’ve godda go
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14. Has to
hasta
He has to go
He hasta go
15. Have to
havta
I have to work
I havta work
16. can’t you
cancha
Can’t you stay longer?
Cancha stay longer?
17. won’t you
woncha
Won’t you be working?
Woncha be working?
18. don’t you
doncha
Don’t you want to come?
Doncha want to come?
19. used to
useta
I’m used to it.
I’m useta it.
20. supposed to
supposta
I’m not supposed to
I’m not supposta
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21. let me
lemme
Let me help you.
Lemme help you
22. give me
gimme
Give me a hand.
Gimme a hand.
23. for
fer
This is for you.
This is fer you
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英語のネイティブスピーカーは子供の時にどのように英語を学ぶか
Phonetics
As children we can speak and listen but we don’t know how to
read or write. When we start to learn to read and write we
need to link the (phonetic) sounds of the language with the
written form. Below is an example of this.
ネイティブの子供は、英語を話したり聞いたりすることはできますが、最初
はどのように英語を読んだり書いたりすればいいかがわかりません。子供が
英語を読んだり、書き始める時には、英語の音(フォネティック)を文字と
関連づける必要があります。下がその例です。
phonetics1.mp3 (track59)
phonetics2.mp3 (track60)
ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ
A
B
C
D
E
F
G
H
I
J
K
L
M
N
O
A
B
C
D
E
F
G
H
I
J
K
L
M
N
O
Apple
Banana
Carrot
Dog
Egg
Frog
Go
Help
Indian
Jump
Kimono
Lady
Mother
Number
Orange
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P
Q
R
S
T
U
V
W
X
Y
Z
P
Q
R
S
T
U
V
W
X
Y
Z
Perfect
Quick
Rubbish
Strong
Tough
Umbrella
Very
Water
Excellent
Yellow
Zebra
Now, practice making the phonetic sound.
それでは、今度はあなたがフォネティックの音を出す練習をして下さい。
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