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小説、散文、フィクション ― フローベールをめぐって Roman
科学研究費助成事業 学術研究助成基金助成金(課題番号:20520307) 【公開講演会】 小説、散文、フィクション ― フローベールをめぐって Roman, prose, fiction — autour de Flaubert 2012年12月15日(土) 14:00~17:00 立教大学池袋キャンパス マキムホール M301教室(McKim Hall・M301) フランス語・入場無料・通訳あり 14:00-15:30 ジャック・ネーフ「フローベール、散文の近代芸術」 Jacques Neefs, « Flaubert, l’art moderne de la prose » 休憩 15:45-17:00 蓮實重彦「『かのように』のフィクション概念に関する批判的な考察 ― 『ボヴァリー夫人』を例として」 Shiguéhiko Hasumi, « Réflexion critique sur la notion fictionnelle du “Comme si” — l’exemple de Madame Bovary » 講師略歴 ジャック・ネーフ:1945 年生まれ。パリ高等師範学校(ユルム 校)出身。パリ第8大学文学国家博士。現在、パリ第8大学助 教授、同大学教授を経て、2006 年よりアメリカのジョンズ・ホ プキンス大学教授。主著に『フローベール』(1986、共著)、 『散文の危機』(2002、共編著)など多数。長年にわたって、パ リ国立科学研究センター・近現代テクスト草稿研究所内のフ ローベール班の責任者を務めていた。 蓮實重彦:1936 年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科 博士課程中退。パリ大学博士。立教大学専任講師、東京大 学助教授、同大学教授を経て、1997 年から 2001 年まで同大 学総長。1999 年フランス政府「芸術文化勲章」を受賞。現在 はおもに映画評論家および文芸批評家として活動中。主著 に『監督 小津安二郎』(1983)、『凡庸な芸術家の肖像—マ クシム・デュ・カン論』(1989)、『「赤」の誘惑―フィクション論 序説』(2007)など多数。 主催:立教大学文学部文学科フランス文学専修 司会:菅谷 憲興(立教大学文学部教授) 通訳:山崎 敦(中京大学国際教養学部准教授) 問い合わせ:学部事務一課(03-3985-3392)/菅谷憲興 [email protected]