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サッカーボールについて

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サッカーボールについて
摂津FCお役立ちレポート④
<サッカーボールについて>
サッカーに絶対欠かせないものと言えば、ボールですね。サッカーは球技で
すから、ボールが無ければ始まりませんね。
当たり前ですがサッカーボールにもちゃんとした規定があります。
国際サッカー連盟(FIFA)が規定しているサッカーボールに関しての規
格は以下の通りです。
●球形であること
●皮革または他の適切な材質
●外周は70㎝以下、68㎝以上
●重さは、試合開始時に450g以下、410g以上
●空気圧は、海面の高さの気圧で0.6∼1.1
・・・・と規定されています。
でも、これは中学生以上が使用する5号ボールの規格です。小学校年代では少
し小さめの4号球を使用します。
4号球の規格は以下の通りに規定されてい
ます。
●球形であること
●皮革または他の適切な材質
●外周は66㎝以下、63.5㎝以上で直径が20.5㎝(目安)
●重さは、試合開始時に390g以下、350g以上
●空気圧は、海面の高さの気圧で0.6∼1.1
・・・・です。
ここで問題なのが、空気圧は自分で測れますから、まぁ良いとして、材質も
まぁ、箱なんかに記載されてますし、「適切な材質」なんて曖昧な表現ですから
問題はないとは思います。しかし、外周サイズや重量なんて、購入時に測るわ
けにもいかず、心配ですよね。その為、購入時の目安として、日本サッカー協
会認定のマーク「検定球マーク」があります。
これは上記の規格に沿ったもので日本サッカー協会が認定したものである証
です。
ですからこのマークがついているものであればまずは問題なしです。
よくスポーツ用品店で安売りされているボールにはこのマークが入っていな
いものが殆どですのでご注意ください。
(検定球マークがあるけど安売りしてい
る場合もあります)
検定球マークのないボールの殆どが重量が軽く、表面の材質も良くないので
すぐに表面皮革がボロボロになります。
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また、購入時はサイズ(4号球か5号球か)にも要注意です。わかっている
方はわかっていますが、知らない人は本当に知らないですもんね。
5号球はサイズだけでなく、重さも4号球より最大で100gの重量差があ
ります。特に小学校低学年年代ではこの100gの重量差は足へかなりの負担
となりますので要注意です。
また逆に今は軽量球というのも販売されています。これはサイズは4号球で
重さはだいたい290g位。特に低学年世代の足への負担と、扱いやすさに配
慮した練習用ボールです。小学校2年生位までならコーチと相談の上、軽量球
を購入するのも良いかもしれません。でも試合では検定球が使用されるので、
急にボールが飛ばなくなって自信をなくすかも(笑)
それ以外にもフットサルボールや3号サイズ以下のボールや、リフティング
ボールなんてものもあります。購入時は店員さんに相談の上、間違いのないも
のを購入されますように。
主なサッカーボールの種類は以下の通りです。
アディダスのサッカーボール4号球です。(検定球マークのアップです)
軽量球です。ボール画像上部に「軽量」のマーク・・・わかります?
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サッカーボールと見かけは一緒ですが、フットサルボールです。小さくです
が「futsal」の表記があるのがわかりますか?
フットサルボールはサッカーのフルコートの1/4位のサイズのコートでプ
レーするため、ボールが飛びすぎたり弾みすぎたりしないような規格になって
います。参考までに・・・
●皮革またはその他の適切な材質
●外周が64㎝以下、62㎝以上
●重さが試合開始時に440g以下、400g以上
●空気圧が海面の高さで0.4∼0.6
●高さ2mの地点から落下させた時のバウンドが50∼65㎝でなければなら
ない。
・・・・・だそうです。
【買い替え時期】
よほどボロボロにならない限り買い換える必要はありませんが、明らかに球形が
変形してきたり、破れていたり、破れから下のチューブがのぞいている、表面の材
質がボロボロでヘディングしたり顔に当たったりしたら怪我をしそうな場合は買
い換える必要があるでしょう。
でも、手入れをしていれば長く使えます。経験上、アスファルト上で使用すると
すぐに表面がダメになるのでご注意を。
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【サッカーボールの手入れ法】
空 気 を 入 れ る 際 、針 は 必 ず 水 か 石 鹸 水 を つ け て か ら 、バ ル ブ に 差 し
込 み ま す 。何 も つ け ず に 差 し 込 む と 、針 が チ ュ ー ブ の バ ル ブ を 傷 つ
け、 空気漏れの 原因とな ったり針が 中で折れた りします。
空 気 は 少 し ず つ 、ボ ー ル を 揉 み な が ら 注 入 し ま す 。コ ン プ レ ッ サ ー
な ど で 一 度 に 空 気 を 入 れ る と 、チ ュ ー ブ が 縫 い 目 に 引 っ か か り 、破
裂 す る こ と が あ り ま す 。ポ ン プ で 少 し ず つ 注 入 す る よ う に し ま し ょ
う。
ボ ー ル に 空 気 を 入 れ 過 ぎ る と 、変 形 や 膨 張 の 原 因 と な り ま す 。必 ず
バ ル ブ 口 に 表 示 さ れ て い る 空 気 圧 を 守 っ て く だ さ い 。愛 用 の ボ ー ル
と 長 期 間 つ き 合 う た め に も 、手 間 を 惜 し ま ず に 空 気 圧 調 節 を し ま し
ょう 。
使 用 後 は出 来 れ ば反 発 が無 く な る程 度 に軽 く空 気 を抜 い てお いた 方 が 良
い と 思 いま す 。 手 間 で す が、空 気 は毎 回 使 用 前 に注 入 し、 使 用 後 は必
ず 空 気 を抜 く方 が ボ ー ルは長 持 ち し ま す。 空 気 圧 を使 用 時 の ま ま に し て
お く と ボ ー ル が膨 張 した り、変 形 するこ と があ るの で 注 意 し て くだ さ い。
使 用 後 は縫 い目 に入 った ゴミ や砂 を ブ ラ シ で取 り 、 さら に汚 れ た部 分 は濡
れ た布 で ふき 取 り ま す。 ボ ール が濡 れ て大 量 に水 を 含 んだ ら、布 で キレ イ
に 拭 き 取 っ て陰 干 し し て水 気 を抜 い て くだ さ い。
【 印 刷 が消 え ちゃ う ・・ ・ ?】
せ っ か く新 し いボ ー ルを買 った の に早 々 に ボ ー ルの印 刷 が消 え て 真 っ白
に な っ たり す るこ とが あ りま す 。土 の グ ラン ド は表 面 を 紙 や す り で擦 り な が ら
使 用 し て いる の と同 じ で す。 それ が原 因 で 消 える の で すが、 それ より もっ と
早 く印 刷 が消 え る時 があ り ま す。そ れ は・ ・・ ・ ・
私 の経 験 で の話 に なり ま す が、河 川 敷 や広 場 の 草 原 など で 使 用 した ら
買 った ばか りの ボ ー ルの 印 刷 が全 て消 え て し まっ たこ とが あ り ます 。科 学
的 検 証 を した わけ で も な ん で も ない で す が、葉 っ ぱの ワッ ク ス成 分 や葉 っ ぱ
表 面 の ざら ざら に擦 られ て 印 刷 が 消 え て し まう よ う な・ ・ ・ ご注 意 を !
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最 初 に書 いた よ うに 、ボ ー ル が なけ れ ばサ ッカ ー が始 ま り ませ ん。 そ うい
う 意 味 で は一 番 大 事 な道 具 と い う事 に なり ま す。 昔 か ら『道 具 を大 事 に す
る 選 手 は 必 ず上 手 く な る』 と 言 わ れ て いま す 。ボ ー ルを 大 事 に す れ ば ボー
ル に好 か れ、粗 末 に扱 え ば ボ ール に は嫌 わ れ ま す。 ボ ー ルが変 形 し たら 、
ち ゃ んと 転 が らず プレ ー にも支 障 が出 ま す よね。
『 ボ ー ル が丸 い限 り、誰 の足 元 に も平 等 にチ ャ ン スは 転 が っ て くる 』
ボ ー ル を大 事 に し て、 サッ カ ーが 上 手 に な り ま しょ う!
ボ ー ル 購 入 で疑 問 点 や わか ら な いこ とが あ れば コ ーチ陣 に ご相 談 くだ さ
い。
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