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Starchive LTFS for Mac ユーザガイド

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Starchive LTFS for Mac ユーザガイド
LTO ライター
Starchive LTFS for Mac
ユーザガイド
Ver1.2.1175
メモリーテック株式会社
Copyright © 2014-2015, Memory-Tech Corporation. All rights reserved
1
改定履歴
バージョン
年月日
区分
変更内容
作成
1.1.525
2014 年 11 月 7 日
新規
新規作成
MTC
1.2.1133
2015 年 1 月 30 日
変更
リファレンス番号更新
MTC
1.2.1175
2015 年 2 月 2 日
変更
アップデート内容の追記
MTC
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2
目次
1.
はじめに ..................................................................................................................... 5
2.
概要 ......................................................................................................................... 6
3.
4.
5.
6.
2.1.
ソフトウェアの概要 ................................................................................ 6
2.2.
LTO について ..................................................................................... 6
2.3.
LTFS について .................................................................................... 6
2.4.
対応しているファイルについて ..................................................................... 6
2.5.
言語サポートについて ............................................................................. 6
テープドライブ装置 .......................................................................................................... 7
3.1.
テープドライブ前面 ................................................................................ 7
3.2.
テープドライブの電源 ON ......................................................................... 7
3.3.
テープドライブの電源 OFF........................................................................ 7
3.4.
テープカートリッジのロード ......................................................................... 8
3.5.
テープカートリッジのイジェクト ..................................................................... 8
3.6.
テープドライブのクリーニング ....................................................................... 9
3.7.
テープドライブエラーコード ......................................................................... 9
インストール ............................................................................................................... 11
4.1.
システム要件(ハードウェア) .................................................................. 11
4.2.
ハードウェアの接続方法 ........................................................................ 11
4.3.
ソフトウェアのインストール ....................................................................... 11
電源 OFF/ON の手順 .................................................................................................. 12
5.1.
電源 ON の手順 ............................................................................... 12
5.2.
電源 OFF の手順 .............................................................................. 12
5.3.
テープドライブの交換について ................................................................... 12
ファイルのアーカイブ / リストア ........................................................................................... 13
6.1.
テープを準備する ............................................................................... 13
6.2.
プロジェクトを作成する .......................................................................... 14
6.3.
プロジェクト名を変更する ....................................................................... 14
6.4.
ファイルをテープにアーカイブする ................................................................ 15
6.5.
ベリファイ ......................................................................................... 15
6.6.
テープからファイルをリストアする ................................................................. 16
6.7.
テープ情報を登録する .......................................................................... 17
6.7.1.
オンラインテープ情報の登録 .............................................................. 17
6.7.2.
オフラインテープ情報の登録 .............................................................. 18
6.8.
空プロジェクトを削除する ....................................................................... 18
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3
テープの管理 .............................................................................................................. 19
7.
7.1.
オフラインテープを閲覧する ..................................................................... 19
7.2.
テープのレポートを出力する .................................................................... 20
7.3.
LTO テープ内のファイルリストを csv で出力する............................................... 21
7.4.
LTO テープを再フォーマットする................................................................. 22
7.5.
テープをフォゲットする ........................................................................... 24
7.6.
テープをスキャンする ............................................................................. 25
7.7.
テープをイジェクトする ........................................................................... 27
8.
メンテナンス ............................................................................................................... 28
9.
システムの管理 ........................................................................................................... 29
9.1.
ライセンス認証について ......................................................................... 29
9.2.
バージョンについて ............................................................................... 31
10.
お問い合わせ .......................................................................................................... 32
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4
1. はじめに
このたびは、弊社製品「Starchive LTFS for Mac」をお買い上げ頂き、誠にありがとうございます。
このユーザガイドは、本製品を安全に正しくご使用いただくために、セットアップの方法、正しい使い方な
どについて説明したものです。本ソフトウェアをご使用の前に必ずお読み下さい。ご使用中もお手元におい
てご利用下さい。
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5
2. 概要
2.1.
ソフトウェアの概要
Starchive LTFS for Mac は、LTO テープへの書き込み、読み出し、又テープのオフライン管理を行う
ためのソフトウェアです。IBM の LTO ドライブと LTFS 制御ソフトウェアの IBM LTFS single drive
edition により実現しています。
2.2.
LTO について
LTO(Linear Tape-Open)は、1997 年にオープンで新たなテープ規格標準を目指し IBM, HP,
Quantum(1997 年当時は Seagate)が共同で策定した磁気テープ記録の技術です。最新の世
代の LTO6 では、大容量、高速ファイル転送、そして長期間保管を実現しています。
・LTO6 テープカートリッジは、圧縮せずに 2.5TB の容量を保管できます。これは 50Mbps のビデオ 100
時間分にも相当します。
・LTO6 ドライブからの読み出し速度は、最大時で 160MBps にものぼります。
・LTO テープカートリッジはアーカイブ向けの記録媒体です。寿命は 30 年以上と長めです。
LTO カートリッジには、リライタブル(RW)とライトワンス(WORM)があります。ライトワンステープは
一度書き込みを行うと、変更ができません。これはリライタブルテープのように、再フォーマットなどの再利用
ができないことを意味します。
2.3.
LTFS について
LTFS(Linear Tape File System) は、IBM が主導で開発した LTO Ultrium5 規格の新たな機
能で、高速・大容量なテープメディアにおいて、標準的なファイル操作を可能にしました。これまでライティン
グソフトウェアに依存していたフォーマットを統一することにより、更なるテープの利用が見込まれています。
LTFS 制御ソフトウェアである IBM LTFS single drive edition は、ユーザへのファイルインタフェース、
テープインターフェースを提供します。
2.4.
対応しているファイルについて
Starchive LTFS for Mac は有償のソフトウェアです。ライセンスを購入していただく必要があります。ラ
イセンスはテープドライブに対して一意に付与されます。ライセンスの認証については、9.1 ライセンス認証
について を参照してください。
2.5.
言語サポートについて
Starchive LTFS for Mac でサポートする言語は日本語のみです。
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3. テープドライブ装置
3.1.
テープドライブ前面
図 3.1-1 本体前面
1. イジェクトボタン
2. レディライト (緑色)
3. 暗号化ライト (白色)
4. アテンションライト (橙色)
5. 一文字ディスプレイ(SCD)
6. SCD ドット
7. 電源ボタン
3.2.
テープドライブの電源 ON
背面の電源ユニットに電源ケーブルを差し込み、電源ボタンを押すことにより、電源が ON 状態になりま
す。テープドライブは電源 ON 後に、セルフチェックを行います。これは約 2~3 分程度かかります。セルフチ
ェックが終わり、テープドライブがアイドル状態になるまでは、ご利用できません。セルフチェックが終わると、レ
ディライトが緑色に点灯します。
3.3.
テープドライブの電源 OFF
テープドライブがアイドル状態になるまで待ちます。アイドル状態になると、レディライトが緑色に点灯しま
す。アイドル状態になった後、パワーボタンを押すと電源 OFF になります。
書き込み中、読み出し中、シーク中、マウント中、アンマウント中に、電源 OFF の操作を絶対に行わな
いでください。正しく電源 OFF をできるのは、レディライトが緑色のときだけです。万が一書き込み中に電源
OFF した場合は、テープがアラート状態になり、壊れる可能性があるため、ご注意ください。
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3.4.
テープカートリッジのロード
1. レディライトが緑色になっていることを確認します。
2. ライトプロテクションスイッチが正しい位置であることを確認します。
3. テープカートリッジをロードコンポーネントに対してスライドします。
図 3.4-1 ライトプロテクトスイッチとテープカートリッジの入れ方
テープカートリッジがイジェクトされた位置にある場合は、一旦テープカートリッジを引き抜いてから、再度
上記の方法で挿入してください。
テープカートリッジがテープドライブ内に挿入された状態で、電源 OFF になった場合は、電源 ON をしたと
きに、自動的にテープはロードされます。このため、テープの再挿入は必要ありません。
3.5.
テープカートリッジのイジェクト
1. 書き込みや読み出しの操作が完了するのを待ちます。
完了するとレディライトが緑色に点灯します。
2. Starchive LTFS for Mac ソフトウェア上のイジェクトボタンを押します。
ソフトウェア上でアンロード処理が始まり、完了するとダイアログが表示されます。
このダイアログの OK ボタンを押すと、マウント処理が始まるため、押さないようにします。
3. テープドライブのイジェクトボタンを押します。
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8
4. LTO テープがロードモジュールから出てくるので取り出します。
テープドライブのクリーニング
3.6.
テープドライブは必要になったときだけ、クリーニングを行います。クリーニングには、ユニバーサル LTO クリー
ニングカートリッジ(以降、クリーニングテープ)を使用します。テープドライブはクリーニングが必要になった
とき、アテンションランプを橙色に点灯させ、一文字ディスプレイ(SCD)を以下のように示します。
図 3.6-1 一文字ディスプレイ(SCD)
テープのクリーニングを行うには、クリーニングテープをテープドライブに挿入します。テープドライブは自動で
クリーニングを開始し、クリーニング完了後に自動でテープをイジェクトします。クリーニングには約 3 分かかり
ます。
クリーニングテープは 50 回まで使用できます。使用回数を過ぎたクリーニングテープは、ドライブに挿入し
てもクリーニングを行わず、すぐに排出されます。
テープドライブエラーコード
3.7.
一文字ディレプレイ(SCD) に表示されるコードは以下になります。通常時では、このディスプレイは何も
表示されません。
表 3.7-1 テープドライブエラーコード一覧
コード
概要
0
セルフチェックが完了し、エラーがなかった場合に表示されます。一定時間経過すると消灯しま
す。
1
温度の異常を検知しました。
2
電源の異常を検知しました。
3
ファームウェアの異常を検知しました。
4
ファームウェア又はテープドライブの異常を検知しました。
5
テープドライブの異常を検知しました。
6
テープドライブ、又は LTO テープの異常を検知しました。
7
LTO テープの異常を検知しました。
8
インタフェースの問題を検知しました。
9
テープドライブの異常を検知しました。
A
デグレード操作を検知しました。
C
クリーニングが必要です。
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9
e
暗号化エラーを検知しました。
J
互換性のないテープが挿入されました。テープドライブの世代に対して、読み出し可能のテープ
は 2 世代前まで、書き込み可能テープは 1 世代前までです。
P
ライトプロテクションスイッチが有効になっているテープに対しての書き込みを検知しました。
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10
4. インストール
4.1.
システム要件(ハードウェア)
コンピュータは以下を満たしている必要があります。
・ OSX 10.6.8 以降・ 10.7.5 以降・ 10.8.0 以降・ 10.9.x までのいずれかの OSX が動作して
いる MacPC であること。
・ 2GByte 以上のメモリを搭載していること。
・ IBM TS2250 又は TS2260 のテープドライブであること。
・ SAS インタフェースのテープドライブを使用する場合は、SAS HBA を搭載していること。
4.2.
ハードウェアの接続方法
SAS 接続のテープドライブを使用する場合、接続方法は以下になります。
1. コンピュータをシャットダウンします。
2. コンピュータの PCI express スロットに SAS HBA を装着します。
3. SAS インタフェースのケーブルを、コンピュータとテープドライブに接続します。
4. テープドライブの電源を ON にします。
USB 接続のテープドライブを使用する場合は、接続方法は以下になります。
1. コンピュータをシャットダウンします。
2. USB ポートがない場合、コンピュータの PCI express スロットに USB3 インタフェースを装着し
ます。
3. USB ケーブルを、コンピュータとテープドライブに接続します。
4. テープドライブの電源を ON にします。
停止 / 起動の手順は、5.1 電源 ON の手順、及び 5.2 電源 OFF の手順を参照してください。
4.3.
ソフトウェアのインストール
1. OSX FUSE をインストールします。
2. ICUFramework をインストールします。
3. IBM LTFS single drive edition をインストールします。
4. Starchive LTFS for Mac をアプリケーションフォルダに配置します。
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5. 電源 OFF/ON の手順
5.1.
電源 ON の手順
1. Macintosh にテープドライブが接続されていることを確認します。
2. テープドライブの電源を ON にします。
3. Macintosh の電源を ON にします。
4. Macintosh が起動し、テープドライブのレディライトが緑色になった時点で準備は完了です。
5.2.
電源 OFF の手順
1. Macintosh にテープドライブがアイドル状態であることを確認します。
アイドル状態かどうかはレディライトが緑色かどうかで判断します。
2. Macintosh をメインメニューからシャットダウンします。
3. テープドライブの電源ボタンを使い、電源を OFF にします。
5.3.
テープドライブの交換について
何らかの理由にテープドライブを交換した場合、ライセンスを再度認証する必要があります。またライセン
スを再認証することにより、以前使用していたテープドライブは使用できなくなります。ライセンスの認証につ
いては、9.1 ライセンス認証についてを参照してください。
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6. ファイルのアーカイブ / リストア
6.1.
テープを準備する
1. ライトプロテクトスイッチが外れているか確認します。(3.4 テープカートリッジのロード参照)
2. LTO テープをテープドライブに挿入します。
3. 初回使用のテープの場合、下図のようなメッセージが表示されます。
図 6.1-1 初回フォーマット画面
4. 「はい」を押すと下図の入力画面が表示され、テープ名を入力し「フォーマット」を選択すると、
LTFS フォーマットが開始します。この操作は数分かかります。
図 6.1-2 テープフォーマット画面
5. LTFS フォーマットが完了すると、LTO テープが自動でマウントされ、準備は完了です。
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6.2.
プロジェクトを作成する
画面左の「Add」ボタンを押すと「New Title」という名前のプロジェクトフォルダが生成されます。
図 6.2-1 プロジェクト作成画面
6.3.
プロジェクト名を変更する
プロジェクトの名前を変更するには、プロジェクトをダブルクリックすると編集状態になります。
図 6.3-1 プロジェクト名変更
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6.4.
ファイルをテープにアーカイブする
画面上の「Create Tape」を選択し、アーカイブしたいプロジェクトのリスト内にファイルをドラッグ&ドロップ
で追加します。追加し終わったら画面右の「Archive」ボタンを押すとアーカイブが開始します。
・アーカイブのされていないファイルは赤色で表示されます。
・アーカイブが完了したファイルは黒色で表示されます。
アーカイブ中の場合、現在アーカイブを行っているプロジェクト名の横に黄色の○が表示されます。
図 6.4-1 アーカイブ中画面
※ Mac 上ではファイル名に/(スラッシュ)もしくは:(コロン)を含むファイルを作成すると、内部では:(コロン)
もしくは/(スラッシュ)でファイル名を保持しています。
これらの文字を含むファイル名は、LTO への書き込みが出来ない為、_(アンダーバー)に置換して書き込
みをしています。
6.5.
ベリファイ
「Archive」ボタンを押す前に、「□ Verify」にチェックをいれると、ベリファイを有効にしたアーカイブになり
ます。
ベリファイは、LTO テープに書き込んだファイルを読み出して、コピー元のファイルとテープにアーカイブしたフ
ァイルのハッシュ値の比較を行います。このため、通常のアーカイブよりも多く時間がかかります。
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6.6.
テープからファイルをリストアする
リストアしたいファイルを選択して右クリックをするとメニューが表示されますので「読み出しリストに追加」を
選択します。リストアの対象になっている場合、青色で表示されます。
図 6.6-1 リストア追加画面
ファイルの選択が終了したら画面右下にある「Restore」ボタンを押して出力先を選択します。
図 6.6-2 Restore 出力先
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6.7.
テープ情報を登録する
6.7.1. オンラインテープ情報の登録
オンラインテープ情報の編集は「CreateTape」タブで行います。「TapeList」タブで編集をしようとすると
以下のようなメッセージが出ます。
図 6.7.1-6.7-1 オフラインテープ情報の登録
オンラインテープ情報の編集は画面左下の「Edit」ボタンを押すと入力画面が表示されます。必要項目
を入力したら「Save」ボタンを押せば登録の完了です。
図 6.7.1-6.7-2 オンラインテープ情報の登録
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6.7.2. オフラインテープ情報の登録
オフラインテープ情報の編集は「TapeList」タブで行います。オンラインの編集と同様に画面左下の
「Edit」ボタンを押すと入力画面が表示されます。必要項目を入力したら「Save」ボタンを押せば登録の
完了です。
図 6.7.2-1 オフラインテープ情報の登録
6.8.
空プロジェクトを削除する
空のプロジェクトを選択して右クリックをします。メニューが表示され「空のプロジェクトを削除」を選択する
と空のプロジェクトを削除することが出来ます。
図 6.8-1 空プロジェクトを削除
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7. テープの管理
7.1.
オフラインテープを閲覧する
オフラインテープを閲覧するには「Tape List」タブを選択します。画面左側に今までに使用したテープのリ
ストが表示されます。画面下には、各テープやプロジェクトのメタ情報が表示されます。
図 7.1-1 オフラインテープを閲覧する
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7.2.
テープのレポートを出力する
現在のテープ情報を PDF ファイルにして出力します。出力先を指定する事ができます。画面右下にある
「Report」を選択するとレポートの出力画面が表示されます。出力画面に表示されるのは 10 件までにな
ります。
図 7.2-1 レポート画面
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7.3.
LTO テープ内のファイルリストを csv で出力する
現在の LTO テープ情報を CSV ファイルにして出力します。画面右下にある「CSV 出力」を選択すると
CSV の保存先指定が表示されます。
図 7.3-1 CSV 保存先指定画面
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7.4.
LTO テープを再フォーマットする
現在の LTO テープをフォーマットするには、画面上部にあるメニューバーの「テープ操作」を選択し、「テー
プをフォーマット」を選択します。
図 7.4-1 LTO テープ操作メニュー画面
「テープをフォーマット」を選択すると確認のダイアログが表示されるので「フォーマット」を押すとフォーマット
を開始します。この操作は数分かかります。
テープ名、圧縮するかしないかを指定できます。テープ名はアルファベット(a~z、A~Z)とハイフン(-)の 20
文字まで入力が可能です。
※テープ名は自由に入力できますが、バーコードラベルを貼っている場合は、バーコードラベルを入力する
事を強くお勧めします。
図 7.4-2 フォーマット確認画面
※テープ名と圧縮の有無は、テープに埋め込まれる情報になります。その為、1度設定すると再フォーマッ
トしない限り情報の変更は出来ません。
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テープが圧縮されているか判断する方法は、テープ容量バーの Tape Capacity(白色)が Compressed
Capacity(藍色)になっているかで判断する事ができます。
・Tape Capacity(白色)…圧縮無しのテープ
・Compressed Capacity(藍色)…圧縮有りのテープ
※Tape Capacity(白色)が Compressed Capacity(藍色)に変わるのは、CreateTape 画面(オン
ラインテープ)のみとなります。
図 7.4-3 圧縮確認
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7.5.
テープをフォゲットする
オフラインテープをフォゲットするには、画面上部にあるメニューバーの「テープ操作」を選択し、「テープをフ
ォゲット」を選択します。
※ フォゲットとはオフラインテープの情報を削除する事です。
図 7.5-1 テープ操作メニュー画面
「テープをフォゲット」を選択すると確認のダイアログが表示されます。「はい」を押すとフォゲットを開始しま
す。
図 7.5-2 フォゲット選択画面
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7.6.
テープをスキャンする
Starchive LTFS for Mac では、LTFS のテープであれば、サードパーティツールで書き込んだテープで
あっても閲覧が可能です。そのためには、テープをスキャンして Starchive LTFS For Mac で使用できる
ようにします。画面上部にあるメニューバーの「テープ操作」を選択し、「テープをスキャン」を選択します。
図 7.6-1 テープ操作メニュー画面
テープのスキャン前は下図のようにプロジェクトとファイルは表示されません。
図 7.6-2 テープのスキャンする前の状態
テープのスキャンをすると、プロジェクトとファイルが表示されます。
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図 7.6-3 テープをスキャンした後の状態
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7.7.
テープをイジェクトする
テープをイジェクトするにはテープ名の横にあるアンマウントボタンを押します。
図 7.7-1 アンマウントボタン
アンマウント処理が終了したら以下のようなポップアップが表示されます。この時にドライブ本体のイジェクト
ボタンを押すとテープをイジェクトする事ができます(3.1.テープドライブ前面参照)
図 7.7-2 アンマウント完了のポップアップ①
アンマウント処理後のポップアップが表示されてから約 15 秒で以下のように「OK」ボタンが表示されます。
テープが入った状態で「OK」ボタンを押すとテープの自動認識を開始します。
図 7.7-3 アンマウント完了のポップアップ②
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8. メンテナンス
8.1.
情報ファイルについて
データベースファイルとライセンスファイルを任意の場所に配置する設定ができます。
画面上部にあるメニューバーの「メンテナンス」を選択し、「情報ファイルの設置場所設定」を選択します。
図 8.1-1 メンテナンスメニュー画面
データベースファイルとライセンスファイルの設置したい場所を入力します。
※デフォルトは「/Application/StarchiveLTFSforMac」になります。
「Default」を押して「Custom」を選択すると設置場所を選択出来るようになります。
図 8.1-2 設定画面
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9. システムの管理
9.1.
ライセンス認証について
画面上部にあるメニューバーの「ヘルプ」を選択し、中にある「ライセンス認証」を選択します。
図 9.1-1 ヘルプメニュー画面
「ライセンス認証」を選択し、入力画面が表示されたら発行されているライセンスキーを入力します。
図 9.1-2 ライセンス入力画面
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ライセンスキーを入力し、「OK」を押せば認証されます。既に認証済みの場合は「認証済みです」とメッ
セージが出ます。
図 9.1-3 ライセンス認証済み画面
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9.2.
バージョンについて
バージョンの確認は画面上部にあるメニューバーの「StarchiveLTFSforMac」を選択し、「About
Starchive LTFS for Mac」を選択します。
図 9.2-1 バージョン画面選択
「About Starchive LTFS for Mac」を選択すると、バージョン情報の画面が表示されます。
図 9.2-2 バージョン表示画面
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10. お問い合わせ
お問い合わせ受付時間: 9:30~17:30
電話番号:03-5545-2750(代)
E メール:[email protected]
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