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議題3

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議題3
別 紙
【資料3-1】
白神山地世界遺産地域及び周辺部の入山利用に係る平成27年度実施結果
機関名:東北森林管理局
番号
項 目
1
遺産地域の現況把握
2
遺産地域に精通した人材の育
成
3
4
概 要(実施内容等)
①合同パトロールによる遺産地域の踏査
第1回:青森側8月1日実施、秋田側7月25日中止
第2回:青森側9月9日実施、秋田側9月26日実施
②職員、グリーンサポートスタッフ、白神山地世界遺産地域巡視員によ
る巡視を実施。
③遺産地域における樹木損傷等の発見月日、場所、被害内容について集
計(平成20年度より継続)。
④「許可」又は「届出」により青森側核心地域へ入山した件数及び入山
者数の年度別推移を把握(平成8年度より継続)。
⑤「白神山地世界遺産地域における原生的ブナ林の長期変動調査」にお
いて、青森側の遺産地域等12箇所に固定式のセンサ-カメラを設置し、
入り込み状況を画像で記録(平成17年度より継続)。
①二ツ森登山道及び山頂部付近(緩衝地域)の刈払い整備
緩衝地域(周辺部を含む)の利 H26年度の整備結果を踏まえ、現状維持のための刈払いを平成27年10
用促進
月15日実施。
核心地域における入山の取扱
いの検討
1
実施主体(窓口)
備考
東北森林管理局
津軽森林管理署
米代西部森林管理署
①別添1カルテ参照
津軽白神森林生態系
②③④別添2カルテ参照
保全センター
藤里森林生態系保全
センター
遺産地域連絡会議
別添3カルテ参照
環境省 東北地方環境事務所
ID注1)
公開レベル注1)
保管形式注1)
保管場所注1)
前回ID
発行年月/報告年月
報告書名称
平成27年度 白神山地世界遺産地域周辺地域 合同パトロール
/調査名称
資料形式注2)
調査機関
調査頻度注2)
委託機関
東北森林管理局 津軽白神森林生態系保全センター
調査開始年
調査期間
毎年
―
モニタリング計画
―
策定
2015年
調査時期注2)
区分
8月
## 緩衝地域
~
2015年
9月
夏
注2)
大区分注2)
調査箇所・範囲注3)
# 核心地域
-
小区分注2)
調査手法
## 周辺地域
# GPS等の位置データあり
■目的
○白神山地世界遺産地域内で禁止されている立木の伐採・損傷、植
物の採取、ゴミの投棄、焚火、標識類の状況等の確認
○入山者に対するマナーや入山手続き等の普及啓発
■実施予定日及び箇所(図1)
○第1回:平成27年8月1日(土)
(予備日:8月8日(土))
・パトロール
①大川 ②横倉沢 ③西股沢 ④高倉森
・マナーパンフレット配布
⑤暗門の滝 ⑥白神岳
○第2回:平成27年9月9日(水)
(予備日:9月16日(水))
・パトロール
①大川 ②横倉沢 ③西股沢 ④高倉森
・マナーパンフレット配布
⑤暗門の滝 ⑥白神岳
※周辺地域における調査箇所は備考欄に示す。
結果概要(スペースに収まるように入力してください)
○第1回 平成27年8月1日(土)
合計51人が参加し、人員を確保できなかった高倉森コースを除く5コースで実施した。各コースとも盗掘や密漁
等の違法行為や、焚き火やゴミの放置といったマナー違反は見つからなかった。横倉沢と西股沢で斜面の崩落が数ヶ
所見られたものの、特段異常は認められなかった。
○第2回 平成27年9月9日(水)
合計46人で全6コースを巡視する予定だったが、当日悪天候のため暗門の滝と白神岳のマナー啓発パンフレット配
布以外は中止した。例年パンフレット配布後に実施している暗門の滝遊歩道の巡視は悪天候につき不実行、白神岳につ
いても山頂手前の蟶山までのパトロールとした。
悪天候時の予備日として9月16日(水)を設定していたが、9日に暗門の滝遊歩道で落石の可能性がある事故が発
生したため、安全面を考慮し中止と判断した。
問い合わせ
東北森林管理局 津軽白神森林生態系保全センター
〒038-2754 青森県西津軽郡鰺ヶ沢町大字米町25-2
TEL:0173-72-2931 FAX:0173-72-2932
≪原本(データ)の帰属について≫
注1) 「ID」「公開レベル」「保管形式」「保管場所」については記入しないこと。
注2) ドロップダウンリストから該当する項目を選択すること。
注3) 該当する項目の□をクリックし、チェックを入れる。
2
環境省 東北地方環境事務所
備 考
図1 実施箇所位置図
実施状況写真
第1回 大川林道終点
大川入渓地点付近
第1回 大滝股沢入渓
第2回 白神山登山道入口
3
環境省 東北地方環境事務所
ID注1)
公開レベル注1)
保管形式注1)
保管場所注1)
前回ID
発行年月/報告年月
報告書名称
平成27年度 白神山地世界遺産地域周辺地域 合同パトロール
/調査名称
2015年
12月
資料形式注2)
調査機関
東北森林管理局 藤里森林生態系保全センター
調査開始年 2015年
調査頻度注2)
毎年
7月
―
モニタリング計画
調査期間
―
策定
委託機関
2015年
調査時期注2)
区分
7月
夏
注2)
## 緩衝地域
2015年
9月
秋
注2)
小区分注2)
大区分
調査箇所・範囲注3)
# 核心地域
~
調査手法
## 周辺地域
# GPS等の位置データあり
■目的
白神山地世界遺産地域内で禁止されている、立木の伐採・損傷・
植物の採取、ゴミの投棄、焚き火、標識類の状況の確認
入山者に対するマナーや入山手続き等の普及啓発
■実施予定時期及び箇所
○第1回 平成27年7月25日(土)
中ノ又林道終点~追良瀬川源流部、二ツ森
○2回 平成27年9月26日(土)
一の又林道~粕毛川源流部、水沢巡視棟~粕毛川源流部
※周辺地域における調査箇所は備考欄に示す。
結果概要(スペースに収まるように入力してください)
■実施結果
○第1回 平成27年7月25日早朝、八峰町外秋田県内各地に大雨洪水警報が発令されたことにより中止。
○第2回 一の又林道~粕毛川源流部コース 林道工事による通行止めのため中止
水沢巡視棟~粕毛川源流部コース 7月25日豪雨災害によりアクセス道通行不可のため中止
第2回については、平成27年9月26日(土)先に中止された第1回の2コースについて実施
中ノ又林道~追良瀬川源流部コース
参加者数 巡視員13名、関係行政機関等9名
巡視コース 裏面 図1参照
巡視内容 禁止行為が行われていないか(立木の伐採、損傷、植物の採取、焚き火等)の確認
巡視結果 禁止行為等は確認されなかった。
二ツ森コース
参加者数 巡視員2名、関係行政機関等9名
巡視コース 裏面 図2参照
巡視内容 入山マナーの注意喚起(パンフレット配布)、ゴミ等の回収、登山道の点検、標識類の状況確認
禁止行為が行われていないか(立木の伐採、損傷、植物の採取、焚き火等)の確認
巡視結果 登山者等への入山マナーの注意喚起を行った。
禁止行為等は確認されなかった。
問い合わせ
東北森林管理局 藤里森林生態系保全センター
〒018-3201 秋田県山本郡藤里町藤琴字大関添24-3
TEL:0185-79-1003 FAX:0185-79-1005
≪原本(データ)の帰属について≫
注1) 「ID」「公開レベル」「保管形式」「保管場所」については記入しないこと。
注2) ドロップダウンリストから該当する項目を選択すること。
注3) 該当する項目の□をクリックし、チェックを入れる。
4
環境省 東北地方環境事務所
備 考
図1 実施箇所位置図
実施状況写真
中ノ又林道~追良瀬川源流部コース
二ツ森コース
5
環境省 東北地方環境事務所
ID注1)
公開レベル注1)
保管形式注1)
保管場所注1)
前回ID
発行年月/報告年月
報告書名称
巡視員・職員等による巡視
/調査名称
2016年
1月
資料形式注2)
調査機関
環境省、林野庁、青森県、秋田県
調査開始年 2010年
調査頻度注2)
毎年
調査期間
―
モニタリング計画
―
委託機関
2015年
調査時期注2)
区分注2)
策定
調査箇所・範囲注3)
# 核心地域
## 緩衝地域
ボランティア巡視員等
5月
春
Ⅲ
その他
~
2015年
―
大区分注2)
1
11月
秋
小区分注2)
(3)
調査手法
## 周辺地域
# GPS等の位置データあり
箇所の表示は省略
関係行政機関は、遺産地域の管理の一環として、遺産地域におけ
る違法行為の防止と入山者のマナー向上を促進するため、職員によ
る巡視、各機関の委託による巡視、ボランティア巡視員による巡視
活動を実施。
巡視活動の実施にあたっては、「白神山地世界遺産地域巡視マ
ニュアル」を活用し、関係団体や地域住民の参加・協力を得て効果
的に実施。
各機関からの巡視結果に基づく違法行為等の報告については、以
下の結果概要・備考のとおり。
樹木損傷等ついては、記録のある平成20年度からの一覧表を添
付。
資料は、平成27年度の巡視員会議の資料
※周辺地域における調査箇所は備考欄に示す。
結果概要(スペースに収まるように入力してください)
年度別巡視状況(ボランティア巡視員)
青森県
問い合わせ
≪原本(データ)の帰属について≫
注1) 「ID」「公開レベル」「保管形式」「保管場所」については記入しないこと。
注2) ドロップダウンリストから該当する項目を選択すること。
注3) 該当する項目の□をクリックし、チェックを入れる。
6
環境省 東北地方環境事務所
備 考
確認箇所の位置
樹木損傷等の年度別一覧表
7
環境省 東北地方環境事務所
ID注1)
公開レベル注1)
保管形式注1)
保管場所注1)
前回ID
発行年月/報告年月
報告書名称 平成27年度 白神山地世界遺産地域周辺地域
/調査名称 二ツ森登山道刈り払い
2015年
12月
資料形式注2)
調査機関
白神山地世界遺産地域連絡会議
調査開始年
調査頻度注2)
委託機関
調査期間
毎年
―
モニタリング計画
―
策定
2015年
調査時期注2)
10月
## 緩衝地域
2015年
区分注2)
大区分注2)
小区分注2)
調査手法
## 周辺地域
# GPS等の位置データあり
■目的
平成26年9月に行われた「二ツ森登山道支障木の伐採及び山頂
部の刈払いに関する現地検討会」議事に基づき、歩行時の安全確保
及び登山道からの眺望の確保等を目的として刈り払いを実施した。
この取組は平成26年度から実施しているものである。
■刈り払い箇所 二ツ森登山道及び山頂部
■実施期間 平成27年10月15日
※周辺地域における調査箇所は備考欄に示す。
結果概要(スペースに収まるように入力してください)
■参加団体等 八峰町白神ガイド協会、NPO白神ネイチャー協会、ネイチャーガイド白神PRO、秋田県、
八峰町、東北森林管理局(参加者:18名)
■平成26年度実施した箇所の維持管理が主な目的であり、刈り払い箇所の範囲の拡大はない。
問い合わせ
10月
秋
調査箇所・範囲注3)
# 核心地域
~
東北森林管理局 藤里森林生態系保全センター
〒018-3201 秋田県山本郡藤里町藤琴字大関添24-3
TEL:0185-79-1003 FAX:0185-79-1005
≪原本(データ)の帰属について≫
注1) 「ID」「公開レベル」「保管形式」「保管場所」については記入しないこと。
注2) ドロップダウンリストから該当する項目を選択すること。
注3) 該当する項目の□をクリックし、チェックを入れる。
8
環境省 東北地方環境事務所
備 考
図1 実施箇所位置図
※国有林外歩道 延長 140m
二 ツ 森 歩 道
凡例
※延長はプラニメーターにより算出
※面積は延長980m × 幅1.2mにより算出
所在地
山本郡藤里町粕毛字鹿瀬内沢国有林 1019林班 へ・イ小班
延 長
980m (へ小班690m イ小班290m)
面 積
1,176m2 (へ小班828m2 イ小班348m2)
歩道
刈り払い箇所
1:5000
写真1 実施写真
作業写真
実施後
実施前
実施後
9
別 紙
【資料3-1】
白神山地世界遺産地域及び周辺部の入山利用に係る平成27年度実施結果
機関名:東北地方環境事務所
番号
項 目
概 要(実施内容等)
実施主体(窓口)
①職員、鳥獣保護区管理員、請負契約による巡視。
②世界遺産地域及び周辺地域の入山者数の把握。赤外線センサーによる
自動入山者数カウンターを世界遺産地域及び周辺利用地点の主要登山道
の入口に設置。
東北地方環境事務所
東北地方環境事務所
1
遺産地域の現況把握
2
遺産地域に精通した人材の育
成
3
①子どもパークレンジャー事業
緩衝地域(周辺部を含む)の利 白神山地周辺において、小学3年生~中学生を対象とした自然体験キャ
用促進
ンプを実施。本年度は8月に青森県鰺ヶ沢町、深浦町において各1回実
施した。
4
核心地域における入山の取扱
いの検討
10
備考
別 紙
【資料3-1】
白神山地世界遺産地域及び周辺部の入山利用に係る平成27年度実施結果
機関名:青森県自然保護課 番号
項 目
概 要(実施内容等)
白神山地世界遺産地域巡視員を配置し、入山者への指導や歩道の巡視等
を実施。(巡視員6名、巡視日数:延べ228日)
実施主体(窓口)
1
遺産地域の現況把握
2
遺産地域に精通した人材の育
成
3
①白神山地周辺の自然観察歩道(管理:青森県)の整備
・十二湖コース(崩山~青池間)の刈払いを実施(H27.9)
・太夫峰コースの刈払い・道標修繕を実施(H27.10)
②西目屋村暗門にスニーカー等の軽装でも気軽に散策できる歩道「世界
遺産の径 ブナ林散策道」を整備。(7月17日、オープニングセレモニー
を実施。)
緩衝地域(周辺部を含む)の利
③H26に実施した「白神ビジネスチャレンジコンテスト」での受賞プラン 青森県自然保護課
用促進
の具現化を支援。(例:残雪トレッキングツアー、白神の海でカヤック
体験など)
④2月1日発行「関東・東北じゃらん」に白神山地の魅力、体験プログラ
ム等を周知する記事を掲載。
⑤白神山地周辺地域の体験プログラムを予約できるwebサイトをオープ
ン。
4
核心地域における入山の取扱
いの検討
11
青森県自然保護課
備考
別 紙
【資料3-1】
白神山地世界遺産地域及び周辺部の入山利用に係る平成27年度実施結果
機関名:秋田県自然保護課
番号
項 目
概 要(実施内容等)
1
遺産地域の現況把握
2
世界遺産の価値を保全し、将来にわたって継承していくために必要とな
るインタープリター(人と自然との仲介役)としての白神ガイドを育成
するため、既存ガイドを主体とした白神ガイドのレベルアップを目的と
して、ガイド技術や安全管理についての講習会を開催。
遺産地域に精通した人材の育
〔実施結果〕
成
5/8:日本キャニオン、十二湖(ルートガイディング実習)
9/5:峨瓏峡(沢歩きガイド実習)
11/7:高山(安全管理と危急時対応)
1/30:水無沼周辺等(雪上ガイディング実習)
3
岳岱エリアに依存した白神観光から脱却するため、国や地元自治体等の
関係機関と連携して、緩衝地域や周辺部における新たな登山・散策ルー
トを開設。
緩衝地域(周辺部を含む)の利
〔実施結果〕
用促進
・樺岱ブナ平コース:米代西部森林管理署との協議を継続中。
・沢歩きコース(粕毛川一ノ又沢):世界遺産センター活動協議会主催
のエコツアーを開催。
4
核心地域における入山の取扱
いの検討
12
実施主体(窓口)
秋田県自然保護課
(一社)秋田白神コミュ
ニケーションセンター
秋田県自然保護課
遺産地域連絡会議等
の関係機関
備考
別 紙
【資料3-1】
白神山地世界遺産地域及び周辺部の入山利用に係る平成27年度実施結果
機関名:西目屋村 番号
1
項 目
概 要(実施内容等)
実施主体(窓口)
遺産地域の現況把握
西目屋村
2
遺産地域に精通した人材の育 暗門の滝を拠点とし白神山地周辺で活動するガイド団体間での情報共
成
有、遺産地域入山時の若手ガイド等の同行を促し、育成を目指した。
西目屋村観光ガイド会
民間ガイド団体
西目屋村
3
緩衝地域(周辺部を含む)の利 緩衝地域内の「暗門の滝歩道」や「世界遺産の径 ブナ林散策道」の整
用促進
備、環境保全に向けた啓発活動を実施。
4
核心地域における入山の取扱
いの検討
13
「白神山地・暗門の
滝」森林環境整備推
進協議会
備考
暗門の滝歩道におけるこれまでの経緯
9 月 9 日
旅行会社主催のツアーに夫婦で参加した首都圏在住の男性が第3の滝手前
付近にて頭部を負傷し、ドクターヘリにて救急搬送される。落石の可能性が高
いとの警察、病院の見立て。
これを受けて村として滝への歩道を閉鎖。
9 月 10 日
村産業課職員 2 名により現場を調査するも、原因は不明。
9 月 16 日
「白神山地・暗門の滝」森林環境整備推進協議会幹事会にて滝歩道開通に向
けた安全対策を話し合い。
安全対策に向けた内容
・巡視回数の増、巡視の中身の充実。
・緊急時の連絡体制、連絡網の強化。
・注意喚起の仕組みを工夫。
・負傷者の運搬対策、応急処置対策の充実。
・ガイド、公社職員のための応急講習の実施。
・ヘルメットの着用 → 観光客自身にも対策、意識を持ってもらう
9 月 28 日
10 月 5 日
応急講習会を実施。
臨時総会にて幹事会で話し合われた安全対策を実施の上、10 月 10 日開通とす
ることを確認。
10 月 8 日
開通前の合同巡視を実施。
10 月 10 日
第3の滝まで開通。
10 月 18 日
県内在住の女性が落石により頭部等に軽いけが(ヘルメット非着用)。
これを受け今シーズンの歩道を前倒しして閉鎖。
11 月 17 日
来春の歩道のあり方についてガイド団体と話し合い。
12 月 11 日
第 2 回幹事会
「仮設歩道を設置しないこととする方針」を固めたことの方針内容を説明。
異論等は特になかったが、滝歩道を通行する際の仕組み、その他検討事項等に
ついて時間をかけて話し合いしていくこととした。
12 月 24 日
第 2 回臨時総会
村として仮設歩道を設置しないこととする方針を最終決定。
14
別 紙
【資料3-1】
白神山地世界遺産地域及び周辺部の入山利用に係る平成27年度実施結果
機関名: 藤里町 番号
項 目
概 要(実施内容等)
1
遺産地域の現況把握
2
遺産地域に精通した人材の育
成
3
新コース整備事業(散策・登山)
①小岳・駒ケ岳縦走ルート整備事業(未実施)
駒ケ岳登山道から粕毛林道に下り、冷水から県境尾根に登り小岳まで
の縦走ルートの整備
緩衝地域(周辺部を含む)の利
②新散策コース整備事業(未実施)
用促進
岳岱自然観察教育林へ代わる新たな散策コースの整備(3コース)
(1)抱合沢コース
(2)樺岱ブナ平コース
(3)水無里山ブナ林コース
4
核心地域における入山の取扱
いの検討
15
実施主体(窓口)
藤里町
備考
別 紙
【資料3-2】
白神山地世界遺産地域及び周辺部の入山利用に係る平成28年度実施計画
機関名:東北森林管理局
番号
項 目
1
遺産地域の現況把握
2
遺産地域に精通した人材の育
成
3
緩衝地域(周辺部を含む)の利
用促進
4
核心地域における入山の取扱
いの検討
概 要(実施内容等)
①合同パトロールによる遺産地域の踏査(青森、秋田 各/年2回)
②職員、グリーンサポートスタッフ、白神山地世界遺産地域巡視員によ
る巡視。
③遺産地域における樹木損傷等の発見月日、場所、被害内容について集
計(平成20年度より継続)。
④「許可」又は「届出」により青森側核心地域へ入山した件数及び入山
者数の年度別推移を把握(平成8年度より継続)。
⑤「白神山地世界遺産地域における原生的ブナ林の長期変動調査」にお
いて、青森側の遺産地域等12箇所に固定式のセンサ-カメラを設置し、
入り込み状況を画像で記録(平成17年度より継続)。
16
実施主体(窓口)
東北森林管理局
津軽森林管理署
米代西部森林管理署
津軽白神森林生態系
保全センター
藤里森林生態系保全
センター
備考
別 紙
【資料3-2】
白神山地世界遺産地域及び周辺部の入山利用に係る平成28年度実施計画
機関名:東北地方環境事務所
番号
項 目
概 要(実施内容等)
実施主体(窓口)
①職員、鳥獣保護区管理員、請負契約による巡視。
②世界遺産地域及び周辺地域の入山者数の把握。赤外線センサーによる
自動入山者数カウンターを世界遺産地域及び周辺利用地点の主要登山道
の入口に設置。
東北地方環境事務所
東北地方環境事務所
1
遺産地域の現況把握
2
遺産地域に精通した人材の育
成
3
①子どもパークレンジャー事業
緩衝地域(周辺部を含む)の利 白神山地周辺において、小学3年生~中学生を対象とした自然体験キャ
用促進
ンプを実施。7~8月に青森県側で1~2回程度、秋田県側で1回実施
予定。
4
核心地域における入山の取扱
いの検討
17
備考
別 紙
【資料3-2】
白神山地世界遺産地域及び周辺部の入山利用に係る平成28年度実施計画
機関名:青森県自然保護課 番号
項 目
1
遺産地域の現況把握
2
遺産地域に精通した人材の育
成
3
4
概 要(実施内容等)
白神山地世界遺産地域巡視員を配置し、入山者への指導や歩道の巡視等
を行う。
白神山地周辺の自然観察歩道(管理:青森県)の安全性及び利便性を確
保するため、緊急性の高い箇所において対策工(ササの刈り払いや看板
緩衝地域(周辺部を含む)の利
補修など)を行う。
用促進
核心地域における入山の取扱
いの検討
18
実施主体(窓口)
青森県自然保護課
青森県自然保護課
備考
別 紙
【資料3-2】
白神山地世界遺産地域及び周辺部の入山利用に係る平成28年度実施計画
機関名:秋田県自然保護課
番号
項 目
概 要(実施内容等)
1
遺産地域の現況把握
2
①世界遺産の価値を保全し、将来にわたって継承していくために必要と
なるインタープリター(人と自然との仲介役)としての白神ガイドを育
成するため、既存ガイドを主体とした白神ガイドのレベルアップを目的
として、ガイド技術や安全管理等についての講習会を開催。
遺産地域に精通した人材の育
②遺産地域の保全管理のほか、遺産地域内で遭難者が出た場合の捜索活
成
動等にも対応できる総合的なスキルを備えた白神ガイドを育成するた
め、核心地域を踏査しながらルート取りや現地の自然環境等の特徴等に
ついて、ベテランガイドの講師より解説を受けるフィールド実習を実
施。
3
岳岱エリアに依存した白神観光から脱却するため、国や地元自治体等の
緩衝地域(周辺部を含む)の利
関係機関と連携して、緩衝地域や周辺部における新たな登山・散策ルー
用促進
トを開設。
4
核心地域における入山の取扱
いの検討
19
実施主体(窓口)
秋田県自然保護課
秋田県自然保護課
遺産地域連絡会議等
の関係機関
備考
②は、①のレベルアップ講
習会の一環として実施。
ただし、秋田県側核心地域
の入山規制緩和を想定した
ものではない。
別 紙
【資料3-2】
白神山地世界遺産地域及び周辺部の入山利用に係る平成28年度実施計画
機関名: 西目屋村 番号
1
項 目
概 要(実施内容等)
実施主体(窓口)
遺産地域の現況把握
西目屋村
2
遺産地域に精通した人材の育 暗門の滝を拠点とし白神山地周辺で活動するガイド団体間での情報共
成
有、遺産地域入山時の若手ガイド等の同行を促し、育成を目指す。
西目屋村観光ガイド会
民間ガイド団体
3
①緩衝地域内の「世界遺産の径 ブナ林散策道」の整備、環境保全に向け
た啓発活動を実施。
緩衝地域(周辺部を含む)の利 ②暗門の滝へ至る峡谷道の管理方法を変更(仮設歩道を設置せず)し、
用促進
沢登りが必要なルートとする。
③暗門の滝を遠望できる危険性の少ないコース及び津軽峠への展望台の
整備を検討。
4
核心地域における入山の取扱
いの検討
20
西目屋村
「白神山地・暗門の
滝」森林環境整備推
進協議会
備考
別 紙
【資料3-2】
白神山地世界遺産地域及び周辺部の入山利用に係る平成28年度実施計画
機関名:藤里町 番号
項 目
概 要(実施内容等)
1
遺産地域の現況把握
2
遺産地域に精通した人材の育
成
3
新コース整備事業(散策・登山)
①小岳・駒ケ岳縦走ルート整備事業
駒ケ岳登山道から粕毛林道に下り、冷水から県境尾根に登り小岳まで
の縦走ルートの整備
緩衝地域(周辺部を含む)の利
②新散策コース整備事業
用促進
岳岱自然観察教育林へ代わる新たな散策コースの整備(3コース)
(1)抱合沢コース
(2)樺岱ブナ平コース
(3)水無里山ブナ林コース
4
核心地域における入山の取扱
いの検討
21
実施主体(窓口)
藤里町
備考
資料3-3
4
白神山地世界遺産地域及び周辺部の入山利用に係る今後の対応について
白神山地世界遺産地域連絡会議
白神山地世界遺産核心地域の入山利用については、平成26年3月8日に開催した
第8回科学委員会において、地域連絡会議から提案した「核心地域の保全及び秩序あ
る適正な利用を目指す観点から、青森側では現行の入山の取扱いを継続するととも
に、秋田側核心地域では自然遺産の価値を損なうことなく有効に活用していくため、
新たなモデル的利用を試行する取扱いを検討する」との検討方針が了承された。
一方、モデル的利用の試行案を検討するにあたって、地元関係者との意見交換会を
開催するなどしたところ、様々な意見が寄せられたところである。
地域連絡会議としては、第8回及び第9回科学委員会にて確認された「①青森県側
の核心地域に入山している人数程度であれば、白神山地の自然環境に大きな影響は及
ばない、②秋田側と青森側で入山に関する方針が異なることに対して科学的な理由
(生態学的、地形学的等)はない」という結論を踏まえつつ、地元関係者から寄せら
れた様々な意見にも配慮して、世界遺産地域及び周辺部の入山利用については、以下
のとおり対応を進めているところである。
1 遺産地域の現況把握
関係機関や専門家の踏査等による遺産地域の現況把握を実施する。
2 遺産地域に精通した人材の育成
核心地域の保全を強化するため、核心地域内を含めた遺産地域を巡視できる人材
の育成に向けた具体策の検討を進める。
3 緩衝地域(周辺部を含む)の利用促進
緩衝地域(周辺部を含む)における利用促進策について、環白神エコツーリズム推
進協議会における検討状況等を踏まえつつ、検討を進める。
4 核心地域における入山の取扱いの検討
秋田側核心地域の保全を図ることを前提としたモデル的利用の試行については、
地元関係者等の中でも入山利用そのものに関し様々な意見があり、一定の結論や合
意が得られていない状況にあることから、これらの状況を勘案しつつ、引き続き検
討課題として取り扱うこととする。
22
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