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試験問題

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試験問題
2015年9月/水曜日試験
AV情報家電
商品知識・取扱
試 験問題
試験問題
AV情報家電 15年9月/水曜日試験
問題
次は、テレビ受信機とテレビ放送について述べたものである。
①~④のうち、誤っているものを1つ選び、その番号をマークしなさい。
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①地上デジタル放送では、字幕放送を行っている番組がある。字幕放送とは、セリフなどを
文字テロップで表示するサービスで、地上デジタル放送用のチューナーを内蔵したテレビ
のリモコンの「字幕」ボタンを押すことなどにより利用することができる。
(ア)BD/HDDレコーダーとAVアンプを接続して、ドルビー TrueHD、DTS-HD、ドルビー
デジタルプラスなどの音声フォーマットでブルーレイディスクのサラウンドを楽しむ場
合、BD/HDDレコーダーとAVアンプは光デジタル端子を使って接続する。
②テレビ放送に採用されている映像符号化方式は、地上デジタル放送がMPEG2、ワンセグ
放送がMPEG4 AVC/H.264、また4K放送がMPEG-H HEVC/H.265(HEVC)である。なお、
MPEG-H HEVC/H.265(HEVC)の方がMPEG4 AVC/H.264に比べ圧縮率が高い。
(イ)デジタル放送のサラウンド番組を楽しむためにテレビとAVアンプを接続する場合、双
方がARC(Audio Return Channel)に対応していれば、光デジタルケーブルは不要であ
る。この場合は、テレビのARC対応HDMI入力端子とAVアンプのARC対応HDMI出力
端子をHDMIケーブルで接続するだけでよい。
③BSデジタル放送では、フルハイビジョン番組を1番組放送するかわりに、マルチ編成によ
り標準画質で内容の異なる番組を最大3番組まで同時に放送することができる。
④地上・BSデジタル放送の受信方法のひとつに、放送電波を光に変換して光ファイバーで
宅内に引き込む方法(例:フレッツ・テレビ)がある。この方法ではV-ONU(映像用光回線
終端装置)の出力の分配はできない。また、この方法に対応した専用のチューナーあるい
は専用のテレビが必要である。
問題
次は、4K、8Kテレビやその放送について述べたものである。
(ア)~(オ)について、正しいものは①、誤っているものは②をマークしなさい。
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(ア)4K解像度/60pの4K映像を表示できる4Kテレビや4K対応テレビは、従来のハイビジョ
ン放送やフルハイビジョン放送、あるいは市販のBDソフトのフルハイビジョン映像を
4Kの画素数に変換して表示している。
(イ)4Kテレビのさらに先の将来の実用化が想定されている8Kテレビは、一般的に横縦の画
素数が7680×4320で、画面全体の画素数がフルハイビジョンテレビの約16倍あり、非
常に高い解像度の画像を表示できる。
(ウ)124/128度CSデジタル放送のスカパー!プレミアムサービスで、2015年3月から4K専
門チャンネルとして、総合エンターテイメントの「スカパー! 4K総合」と映画専門の「ス
カパー! 4K映画」が放送されている。
(エ)4K映像コンテンツを視聴する方法のひとつとして、インターネット回線を利用したビ
デオオンデマンド(VOD)による配信サービスがある。NTTぷららは、2014年10月から
「ひかりTV 4K」の配信サービスを開始し、またアクトビラは、2014年12月から「4Kア
クトビラ」の配信サービスを開始している。
(オ)4K映像は一般的に横縦の画素数が3840×2160で、横の画素数(水平画素)が約4000ある
ことから4K映像と呼ばれている。映像全体の画素数がフルハイビジョン映像の約8倍あ
り、大画面を近くで見ても画素が目立ちにくい特徴がある。
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次は、AV機器に関連するケーブルや端子および関連した機能について述べたも
問題
のである。
(ア)~(オ)について、正しいものは①、誤っているものは②をマークしなさい。
(ウ)接続する機器同士がHDMIイーサネットチャンネル(HEC)に対応していれば、HDMI
ケーブルで機器間をイーサネット接続できる。このとき使用するHDMIケーブルも、
HDMIイーサネットチャンネルに対応している必要がある。
(エ)4K放送を受信できるチューナー機器と4K対応テレビをHDMIケーブルで接続して、4K
放送を4K解像度60pで視聴する場合は、双方の機器が著作権保護のHDCP2.2に対応し
ていること、および双方の機器のHDMI端子がHDMI2.0に対応していることが必要で
ある。さらに接続には、ハイスピードタイプのHDMIケーブルを使用する必要がある。
(オ)MHL(Mobile High-definition Link)は、スマートフォンなどのモバイル機器の映像や
音声をテレビヘ伝送するためのインターフェース規格である。この規格ではテレビから
モバイル機器へ電力を供給することができないので、テレビに映像や音声を伝送中は、
モバイル機器のバッテリー切れに注意する必要がある。
問題
次は、テレビ受信機やディスプレイについて述べたものである。
①~④のうち、誤っているものを1つ選び、その番号をマークしなさい。
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①液晶ディスプレイの直下配置型LEDバックライト方式は、LEDを液晶の背面に並べて配置
しバックライトとする方式である。LEDの輝度を、画面の明るい映像部分では高く、暗い
映像部分では低く変化させることにより、大きなコントラスト比を得る機能を持ったもの
もある。
AV情報家電
②液晶ディスプレイのエッジ配置型LEDバックライト方式は、光源であるLEDをパネル周辺
(エッジ)に配置し、光を導光板や拡散シートなどを用いてパネル全体に拡散させる方式で
ある。この構造により、CCFL方式よりも薄型化が可能である。
15年9月
水曜日
③酸化物半導体(IGZO)を使用した液晶ディスプレイは、高精細や低消費電力などの優れた
特徴を持つ。またタッチパネル機能を設けた場合は、タッチパネルを高感度化でき入力の
操作がしやすくなる。
④有機ELディスプレイは、バックライトなどの光源が不要な自発光方式のディスプレイで、
広視野角である。内部に封入したガスに電界を与え放電させ、その時に生じる紫外線を蛍
光体に当てることにより発光させる方式である。また、電流を流すと瞬時に発光するので、
動画に適した高速な応答性が得られる。
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