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マンガのdll
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
cIDf 仕様書 第 2.0 版
付録
5
Rev. 1.1
《日本語版》
10
2007年4月1日
15
コンテンツ ID フォーラム(cIDf)
URL=http://www.cidf.org/
1/80
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
内
容
付録A (参考) IPR-DB アクセスプロトコル
5
付録B (参考) コンテンツ ID の属性要素の登録設定者と管理者のパターン例
付録C (参考) IPR-DB 規定の概念
付録D (規定)
プレイヤ情報の表記方法
10
付録E (規定) コード体系識別子
付録F (参考) 電子透かしデータとしての ID センタ管理番号
15
付録G (規定)
ジャンル
付録H (規定)
符号化
付録I (参考)
CNRI ハンドルシステムの概要
付録J (参考)
解説
20
25
付録 K (規定)
メタデータセットのプロファイル
付録 X (参考)
IPR 情報
2/80
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
付録A
(参考)
IPR-DB アクセスプロトコル
5
現状、インターネットの世界で幅広く使用されているHTTPを用いて、IPR-DBと利用者間、
あるいはIPR-DB間での情報のやり取りを行う。このとき、必要に応じ、認証を行う。
第三者が、複数のID管理センタにアクセスするようなケース、DCDの復元のようなケースを
想定すると、共通のIPR-DBアクセスプロトコルを規定しておくことが望ましい。もちろん、認
証手順に関しては、ID管理センタのポリシーによる。
また、Web Serviceの枠組みを使用したアクセスも想定される。
10
IPR-DBアクセスプロトコル
15
ID管理センタ
ID管理センタ
サービスモデル A
サービスモデル B
クライアント
利用者
IPRIPR-DB
ID管理センタ
ID管理センタ
例:不正探索
サービス
IPRIPR-DB
利用者
第三者付加 SP
ID管理センタ
ID管理センタ
クライアント
ID管理センタ
ID管理センタ
クライアント
IPRIPR-DB
クライアント
IPRIPR-DB <注> 交信パターンとしては,次の2種に大別される:
・プロトコルとしては,HTML/HTTP(S)
.
・プロトコルとしては,HTML/HTTP(S).
1) コンテンツID
ユニークコードを送り,属性情報が返る.
コンテンツIDユニークコードを送り,属性情報が返る.
2) 属性情報の一部等を送り,マッチするコンテンツID
ユニークコードが返る.
属性情報の一部等を送り,マッチするコンテンツIDユニークコードが返る.
「cIDf規定インタフェース」
・対象は,問合せ(参照)プロトコルのみ.
(標準が必要となるような,不特定多数を対象とした更新サービスが見えないため.)
利用者
IPRIPR-DB
・プロトコルとしては,XML/HTTP(S)
,または,HTML/HTTP(S)
HTML/HTTP(S).
.
・プロトコルとしては,XML/HTTP(S),または,
参照要求時にはタグのみ,応答時にはデータが入る.
・該当タグのデータが無い/見せたくない場合,タグ自体がない/データがNullの応答が返る.
・参照要求と応答返却との間に,認証手続きが入っても良い.認証手続きは,ID管理センタごとに規定.
ただし,コンテンツ属性は,認証無しで応答すること.(詳細は,ID管理センタ運用条件として規定)
3/80
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
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付録B
(参考)
コンテンツ ID の属性要素の登録設定者と管理者のパターン例
5
10
コンテンツ ID の各属性要素は、その情報が揃った時点で登録・設定される。ただし、コンテ
ンツ ID の管理形態に応じ、情報の提供元が登録・設定する場合や、管理者が代行して登録・設
定する場合など、さまざまなケースが考えられる。
コンテンツ ID の発行自体についても、プレイヤ間のコンテンツ授受ごとに発行する場合や、
一連のプレイヤ間の流れにおいて、最後のデリバリ時に初めて発行する場合など、さまざまであ
る。
以降では、このようなさまざまなパターンのうちから、いくつかの例を示す。ここで示したパ
ターンを参考に、現実の流通形態やシステムにコンテンツ ID の枠組みを当てはめて頂きたい。
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cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
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コンテンツIDの属性要素の登録設定者と管理者のパターン例
各デリバリごとに
コンテンツIDを付与する場合
解説
上流の権利者から権利の譲渡/許諾を受けた権利利用者は,下流の権利利用者に再譲渡/再許諾する
際に,あるいは,コンテンツを販売する際に,コンテンツIDを発行する.再譲渡/再許諾を受けた権利利用
者は,さらに下流の権利利用者に再々譲渡/再々許諾する際に,あるいは,コンテンツを販売する際に,別
のコンテンツIDを発行する.
コンテンツID属性情報のうち,コンテンツ属性と権利属性の情報は,コンテンツ制作時点で得られる.た
だし,権利利用者が再譲渡/再許諾の際に新たな権利者としての立場になる場合には,もとの権利者から
権利の譲渡/許諾を受けた時点で得られることになり,その時の権利属性は譲渡/許諾の内容に対応する.
権利運用属性情報は,権利者と権利利用者との権利の譲渡/許諾契約が成立した時点で得られる.この
時点で,分配属性情報の初期データも得られる.
流通属性情報は,権利利用者が下流の権利利用者に再譲渡/再許諾する際の契約成立時点,あるいは,
コンテンツを販売する際のライセンス条件発行時点で,すなわち,コンテンツIDの発行時点で得られる.こ
の時点で,分配属性情報が更新される.
権利の管理委任に関しては,本モデル中には記されていないが,権利譲渡/許諾の場合と同様に扱うこ
とが出来る.
コンテンツ流 通 フロー モデ ル (例 )と
各 種 属 性 情 報 の 設 定 と管 理
譲渡/
許諾/
委託
契約
Local
ID
著作権
(利 用 )者
0
譲渡/
許諾/
委託
契約
ID0
著作権
利用者
1
著 作 権 (利 用 )者
0が 代 行 登 録 す
る場 合 もあ る.
ID0
cID ユ ニ ー クコー ド
( 著 作 物 id) ( 発 行 id)
コンテンツ
属性
5/80
権利
属性
権利運用
属性
流通
属性
分配
属性
自由 システム
領域 管理情報
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
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コンテンツ流通フローモデル(例)と
各種属性情報の設定と管理
譲渡/
許諾/
委託
契約
Local
ID
著作権
(利用)者
0
譲渡/
許諾/
委託
契約
ID0
著作権
利用者
1
cIDユニークコード
cIDユニークコード
ID1
コンテンツ
属性
(著作物id)
著作物id) (発行id)
発行 id)
ID0
cIDユニークコード
cIDユニークコード
(著作物id)
著作物id) (発行id)
発行 id)
コンテンツ
属性
譲渡/
許諾/
委託
契約
ID1
著作権
利用者
2
権利
属性
権利運用
属性
流通
属性
分配
属性
自由 システム
領域 管理情報
権利
属性
権利運用
属性
流通
属性
分配
属性
自由 システム
領域 管理情報
コンテンツ流通フローモデル(例)と
各種属性情報の設定と管理
譲渡 /
許諾 /
委託
契約
Local
ID
著作権
(利 用)者
0
譲 渡/
許 諾/
委託
契約
ID0
著 作権
利 用者
1
cID ユニ ークコード
ー クコード
ID2
コンテンツ
属性
( 著 作物 id) ( 発 行 id)
ID1
cID ユニ ークコード
ー クコード
コンテンツ
属性
( 著 作物 id) ( 発 行 id)
ID0
cID ユニ ークコード
ー クコード
コンテンツ
属性
( 著 作物 id) ( 発 行 id)
譲渡 /
許諾 /
委託
契約
ID1
著 作権
利 用者
2
販売
委託
契約
含まれる
配信
事 業者
ライセ
ンス
契約
消 費者
ID2
権利
属性
権利運用
属性
流通
属性
分配
属性
自 由 システム
領域 管理情報
権利
属性
権利運用
属性
流通
属性
分配
属性
自 由 システム
領域 管理情報
権利
属性
権利運用
属性
流通
属性
分配
属性
自 由 システム
領域 管理情報
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cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
最後のデリバリで
コンテンツIDを付与する場合
解説
上流の権利者から権利の譲渡/許諾を受けた権利利用者が,下流の権利利用者に再譲渡/再許諾する
際には,コンテンツIDは発行ない.ローカルなIDで管理する.再譲渡/再許諾を受けた権利利用者が,さら
に下流の権利利用者に再々譲渡/再々許諾する際にも,同様である.こうした契約の連鎖の後,最後に,
コンテンツを販売する際に,はじめてコンテンツIDを発行する.
コンテンツID属性情報のうち,コンテンツ属性と権利属性の情報は,コンテンツ制作時点で得られる.
権利運用属性情報は,権利者と権利利用者との権利の譲渡/許諾契約が成立した時点で得られる.この
時点で,分配属性情報の初期データも得られる.その後,権利利用者が再譲渡/再許諾の際には,その契
約成立時点で,権利運用属性情報が追加される.
流通属性情報は,権利利用者がコンテンツを販売する際のライセンス条件発行時点で,すなわち,コン
テンツIDの発行時点で得られる.この時点で,分配属性情報が更新される.
権利の管理委任に関しては,本モデル中には記されていないが,権利譲渡/許諾の場合と同様に扱うこ
とが出来る.
コンテンツ流通フローモデル(例)と
各種属性情報の設定と管理
譲渡/
許諾/
委託
契約
Local
ID
著作権
(利用)者
0
譲渡/
許諾/
委託
契約
Local
ID
著作権
利用者
1
著作権(利用)者
0が代行登録す
る場合もある.
ID2
cIDユニークコード
cIDユニークコード
コンテンツ
属性
(著作物i
著作物id)
発行id)
d) (発行id)
7/80
権利
属性
権利運用
属性
流通
属性
分配
属性
自由 システム
領域 管理情報
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
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コンテンツ流通フローモデル(例)と
各種属性情報の設定と管理
譲渡/
許諾/
委託
契約
Local
ID
ID2
著作権
(利用)者
0
譲渡/
許諾/
委託
契約
Local
ID
譲渡/
許諾/
委託
契約
著作権
利用者
1
著作権
利用者
2
Local
ID
cIDユニークコード
cIDユニークコード
コンテンツ
属性
(著作物id)
著作物id) (発行id)
発行id)
権利
属性
権利運用
属性
流通
属性
分配
属性
自由 システム
領域 管理情報
コンテンツ流通フローモデル(例)と
各種属性情報の設定と管理
譲渡/
許諾/
委託
契約
Local
ID
ID2
著作権
(利用)者
0
譲渡/
許諾/
委託
契約
Local
ID
cIDユニークコード
cIDユニークコード
著作権
利用者
1
コンテンツ
属性
(著作物id)
著作物id) (発行id)
発行id)
譲渡/
許諾/
委託
契約
Local
ID
権利
属性
著作権
利用者
2
販売
委託
契約
含まれる
配信
事業者
ライセ
ンス
契約
消費者
ID2
権利運用
属性
流通
属性
分配
属性
自由 システム
領域 管理情報
権利運用属性が複数セット存在
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cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
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コンテンツID管理センタの
運営単位との関係
解説
コンテンツID管理センタは,第三者が,あるいは,コンテンツ流通の連鎖におけるどこかの権利者/権利
利用者が,一カ所で運営することが出来る.
あるいは,各コンテンツID発行要求者,すなわち,権利利用者がそれぞれ運営することも出来る.
いずれの場合においても,コンテンツID属性情報データを,コンテンツID管理センタで物理的に集中的
に管理することも出来るし,論理的に集中管理することも出来る.後者の管理とは,物理的なデータ実体
は各プレイヤが管理し,コンテンツID管理センタからリンクを張る場合や,データ原本を各プレイヤが管理
し,コンテンツID管理センタにその複製を保持し,適宜データの同期化を行う場合のことをいう.
コンテンツ流通フローモデル(例)と
各種属性情報の設定と管理
譲渡/
許諾/
委託
契約
Local
ID
著作権
(利用)者
0
譲渡/
許諾/
委託
契約
ID0
著作権
利用者
1
譲渡/
許諾/
委託
契約
ID1
著作権
利用者
2
販売
委託
契約
含まれる
配信
事業者
ライセ
ンス
契約
消費者
ID2
一カ所(第三者/著作権利用者n)で運営
cIDユニークコード
cIDユニークコード
ID2
コンテンツ
属性
(著作物id)
著作物id) (発行id)
発行id)
ID1
cIDユニークコード
cIDユニークコード
(著作物id)
著作物id) (発行id)
発行id)
ID0
cIDユニークコード
cIDユニークコード
(著作物id)
著作物id) (発行id)
発行id)
権利
属性
権利運用
属性
流通
属性
分配
属性
自由 システム
領域 管理情報
コンテンツ
属性
権利
属性
権利運用
属性
流通
属性
分配
属性
自由 システム
領域 管理情報
コンテンツ
属性
権利
属性
権利運用
属性
流通
属性
分配
属性
自由 システム
領域 管理情報
9/80
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
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コンテンツ流通フローモデル(例)と
各種属性情報の設定と管理
譲渡/
許諾/
委託
契約
Local
ID
著作権
(利用)者
0
譲渡/
許諾/
委託
契約
ID0
著作権
利用者
1
譲渡/
許諾/
委託
契約
著作権
利用者
2
ID1
販売
委託
契約
含まれる
ライセ
ンス
契約
配信
事業者
消費者
ID2
各cID発行要求者で運営
cIDユニークコード
cIDユニークコード
ID2
コンテンツ
属性
(著作物id)
著作物id) (発行id)
発行id)
ID1
cIDユニークコード
cIDユニークコード
(著作物id
著作物id)) (発行id)
発行id)
ID0
cIDユニークコード
cIDユニークコード
(著作物id
著作物id)) (発行id)
発行id)
権利
属性
権利運用
属性
流通
属性
分配
属性
自由 システム
領域 管理情報
コンテンツ
属性
権利
属性
権利運用
属性
流通
属性
分配
属性
自由 システム
領域 管理情報
コンテンツ
属性
権利
属性
権利運用
属性
流通
属性
分配
属性
自由 システム
領域 管理情報
コンテンツ流通フローモデル(例)と
各種属性情報の設定と管理
譲渡/
許諾/
委託
契約
Local
ID
著作権
(利用)者
0
譲渡/
許諾/
委託
契約
ID0
リンク
実体
実体
ID2
cIDユニークコード
cIDユニークコード
著作権
利用者
1
譲渡/
許諾/
委託
契約
著作権
利用者
2
ID1
リンク
実体
リンク
実体
販売
委託
契約
ID2
含まれる
配信
事業者
ライセ
ンス
契約
消費者
リンク
各cID発行要求者で運営,ただし,
- 管理データ実体の一部は,上流プレイヤのDBを参照
- 管理データ実体の一部を,下流プレイヤに参照許可
コンテンツ
属性
権利
属性
権利運用
属性
流通
属性
分配
属性
自由 システム
領域 管理情報
ID1
コンテンツ
属性
(著作物id)
著作物id) (発行id)
発行id)
権利
属性
権利運用
属性
流通
属性
分配
属性
自由 システム
領域 管理情報
ID0
cIDユニークコード
cIDユニークコード
権利
属性
権利運用
属性
流通
属性
分配
属性
自由 システム
領域 管理情報
(著作物id)
著作物id) (発行id)
発行id)
cIDユニークコード
cIDユニークコード
コンテンツ
属性
(著作物id)
著作物id) (発行id)
発行id)
10/80
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
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権利許諾のモデル -例-
権利許諾
契約11
上流コンテンツ権利(利用)者
上流コンテンツ権利(利用)者
権利許諾
契約10
権利者と権利利用
者との権利許諾契
約の内容に基づき,
設定する.
例:インターネット
配信事業者
コンテンツID
11 利用条件
11
対象コンテンツ権利利用者
対象コンテンツ権利利用者
例:権利者
権利者から受けた許諾
の範囲内で,自ら利用
する,あるいは下流の権
利利用者/コンテンツ購
入者に利用させる.
下流コンテンツ権利利用者1
下流コンテンツ権利利用者1
例:放送局
コンテンツID
11,12 許諾条件
10
権利許諾
契約12
コンテンツID
12 利用条件
12
下流コンテンツ権利利用者2
下流コンテンツ権利利用者2
例:CATV配信事業者
許諾条件 ⊇ 利用条件
ID管理センタ
IPR-DB
権利運用属性
流通属性
11/80
権利(利用)者と下流の
権利利用者との権利許
諾契約,あるいはコン
テンツ利用者に提示し
て同意を得るライセン
ス条件の内容に基づき,
設定する.
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
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付録C
(参考)
IPR-DB 規定の概念
5
IPR-DB フォーマットは、IPR-DB 内部のスキーマ定義などの実装を規定するものではない。
IPR-DB の利用者との間のアクセスインタフェースを規定するものである。
IPR-DB規定の概念
規定点:
「IPR-DBアクセスインタフェース」
利用者
この部分の規定
ではない.
IPR-DB
外部からのアクセスに対する
応答の形式と内容
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cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
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付録D
(規定)
プレイヤ情報の表記方法
5
クリエータや権利者等のコンテンツ流通に関わる種々のプレイヤに関する、氏名や問合せ先等
のプレイヤ情報については、vCard(RFC2426)の規定を参考とする。以下に、その詳細について
述べる。
タグ名
10
15
vCard(RFC2426)の Type name および各 Type name の Type parameter value で定義されて
いる単語をタグ名として使用する。また vCard では定義されていないが URL もタグ名として
追加する。
実際に XML で記述する際のタグ名は(接頭辞)+(接尾辞)とする。cIDf の IPR-DB の XML
表現で使用するタグ名を以下に示す。
まず、名前や問い合わせ先を記述する必要のある属性名を接頭辞とする。その接頭辞を下表に
示す。
タグ名の接頭辞
接頭辞
Creator
RightsAgents
Owners
ContractDeposit
Licensee
Destination
EntrustmentPoint
Destinations
20
属性名
クリエータ
権利代表者
詳細権利者/著作隣接権者
契約書保管先(権利の許諾/権利の譲渡)
許諾先
譲渡先
委任先
分配先
次に、接尾辞を下表に示す。
名前を表記するタグ名の接尾辞
タグ名
ID0
25
意味
識別子(種別 0).
別記の共通プレイヤ ID(種別 0).
FN
名前
SOUND
よみかた
NICKNAME
通称
(注 1)識別子として,将来的に,他のプレイヤ情報 ID 体系を追加規定することが想定される。
その場合、ID1、ID2、.
.
.というように追加する。
(注 2)SOUND は本来の意味とは異なっている。
13/80
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
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問い合わせ先を表記するタグ名の接尾辞
タグ名
意味
ADR
住所
TEL
電話番号
FAX
ファックス番号
EMAIL
電子メールアドレス
URL
WEB ページのアドレス(URL)
(注)電話番号(音声の電話)は本来なら TEL;TYPE=VOICE
5
(例)権利代表者の Email での問い合わせ先 RightsAgentsEMAIL
被許諾者名の名前 LicenseeFN
分配先のファックス番号 DestinationsFAX
その他の情報を表記するタグ名の接尾辞
タグ名
ROLE
AFFILIATION
BIRTHDAY
PERSONALHISTORY
10
意味
役割
所属
誕生日
経歴
また、要素の内容を記述する言語を属性 lang で設定する。属性 lang の属性値は、コンテン
ツ属性の「言語」と同じく、ISO639-1,RFC1766 に従う。
共通プレイヤID
15
デジタルコンテンツの流通に関わる関係者を、権利者群(団体・会社・個人)と配信事業者(放
送事業者を含む) 、また、両者の間のアーカイブ事業者(ライブラリー機能)
、権利許諾管理事
業者と想定し、これらのプレイヤに対し、固有となる共通プレイヤIDを付与する。
共通プレイヤIDのコード基本体系は、以下の通り:
HJPO001000100001
コード体系
H
ID識別コード
+
JP
国コード
+
O
識別コード
+
001
団体コード
符番した許諾管理者を示す。
当例ではHJPO001が許諾事業
者IDになる。
20
14/80
+ 0001
会社コード
+ 00001
個人コード
許諾管理者が権利
者 に 符 番 し個人コード
た内部
ユニークID。
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
ID識別コード
5
国コード
10
団体識別コード
許諾管理者
License Administrator
A
コンテンツ権利者
Content Holder
H
配信事業者
Content Distributor
D
許諾先事業者
Content Aggregator
G
国
Country
ISO 3166形式
団体
Organization
O
企業
Company
C
個人
Individual
I
この ID の 16 文字が特別な値の場合、その後ろにさらに詳細IDを付加することが出来る。
15
共通プレイヤIDは、RA (Registration Authority)で管理することを検討中である。
例
20
25
30
35
例としてクリエータの XML 表現を以下に示す。
<Creator>
<CreatorID0 >HJPI001000100001</CreatorID0>
<CreatorFN lang="ja">山田一郎</CreatorFN>
<CreatorSOUND lang="ja">やまだいちろう</CreatorSOUND>
<CreatorNICKNAME lang="ja">やまちゃん</CreatorNICKNAME >
<CreatorFN lang="en">Ichiro Yamada</ CreatorFN>
<CreatorADR lang="ja">123-4567 東京都港区太陽台 3-2-1</ CreatorADR>
<CreatorTEL>+81-3-1234-5678</CreatorTEL>
<CreatorFAX>+81-3-1234-0123</CreatorFAX>
<CreatorURL>http://www.gekka.ac.jp/baseball/</CreatorURL>
<CreatorROLE>監督</CreatorROLE>
<CreatorAFFILIATION>月火高校</CreatorAFFILIATION>
<CreatorBIRTHDAY>1985-05-05</CreatorBIRTHDAY>
<CreatorPERSONALHISTORY>後楽園で優勝</CreatorPERSONALHISTORY>
</Creator>
その他
40
他のプレイヤ情報項目としては、ロイヤリティ分配などのための銀行口座関連の情報などがあ
る。このような情報に関しては、通常、プレイヤ ID をキーとして別に管理されることを想定し
ている。ただし、独自の項目追加により IPR-DB の中でこれらの情報を含めて全て一元管理す
ることを妨げるものではない。
45
15/80
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
参考
5
ISO639
ISO3166
RFC1766
RFC2426
16/80
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
付録E
(規定)
コード体系識別子
5
本仕様では、ID 管理センタ番号(ユニークコード)に他のコード体系を直接内包することが出
来る。
(タイプ’1’の場合) また、IPR-DB 属性要素「他コード体系」に他のコード体系へのリ
ンク情報を設定することが出来る。
本版で規定する、他コード体系の識別子の値及び type 値の一覧を、下表に示す。これらの値
は、MPEG-4 の規定を参考としている。
これらの値は、今後、非営利中立機関により一元的に維持管理される予定である。
10
付表
15
コード体系の識別子と type
コード体系
識別子
0
コード体系
type
コード体系
ISAN
International Standard Audio-Visual Number
1
ISBN
International Standard Book Number
2
ISSN
International Standard Serial Number
3
SICI
Serial Item and Contribution Identifier
4
BICI
Book Item and Component Identifier
5
ISMN
International Standard Music Number
6
ISRC
International Standard Recording Code
7
ISWC-T
International Standard Work Code (Tunes)
8
ISWC-L
International Standard Work Code (Literature)
9
SPIFF
Still Picture ID
10
DOI
Digital Object Identifier
11-127
Reserved for ISO use
128
CID
Content ID Unique Code
129
MMG
Melodies & Memories Global Content ID Code
130
CM
10 桁 CM コード
131
ISMC
International Standard MIDI Code
132-255
Reserved for Local use
<参考> MPEG-4 Par1/System (ISO/IEC 14496-1:1999)
8.6.9 ContentIdentificationDescriptor Table 1 - contentIdentifierType Values
17/80
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
付録F
(参考)
電子透かしデータとしての ID センタ管理番号
5
10
15
20
cIDf では、ID 管理センタ番号(cid/ユニークコード)をディジタルコンテンツに電子透かし
により埋め込むことをオプションとしている.ここでは、電子透かしによる埋め込みを考慮した、
ID 管理センタ番号の長さ選定についてのガイドラインを示す。
まず、電子透かしにより「ID センタ管理番号(cid/ユニークコード)」を埋め込む場合、「バ
ージョン番号(3ビット)
」
、
「タイプ(1ビット)
」、
「グループ番号(バージョン`0’:4ビット)
」、
「センタ番号(バージョン`0’:8ビット)
」の部分を必須データとする。ID センタ管理番号にはそ
の他にセンタ内番号(任意長)があるが、この部分の埋込みはオプションである。
この必須部分の選定は以下の考察に基づく
1)電子透かしデータ長(*1)を意識し、埋め込み必須部分のビット消費を ID 管理センタ番号全
体長の半分以下に抑える。自由競争手段として、全体長の過半数を有効利用する。
2)コンテンツから ID を発行したコンテンツ ID 管理センタを確実に割り出し、当該センタに
てコンテンツの詳細が把握できる最低条件を確保する。
センタ内番号(の全てあるいは一部)を電子透かしにより埋め込むか否かは、その時々の電子
透かし技術の動向を考慮し、センタ内番号の長さ選定と合わせて決定する必要がある。また、電
子透かしに埋め込まれた管理センタ番号を、何のためにどのように使用するかというサービスに
関する事項も考慮する必要がある。
バージョン’0’の場合:
cIDf バイナリ表現
16+αビット
ID センタ管理番号 (必須項目)
バージョン番号
3 ビット
タイプ グループ番号
1 ビット
4 ビット
センタ番号
8 ビット
センタ内番号
αbit
25
(*1) cIDf 仕様 1.0 版発行時の電子透かし技術動向より,最長 40 ビットを想定.
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cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
付録G
(規定)
ジャンル
ジャンルは、ジャンル識別とジャンル詳細とから成る。ジャンル詳細のメニューは、ジャンル
識別ごとに定める。
5
ジャンル識別
10
ジャンル識別は、コンテンツの権利処理、許諾の視点から、効率よく分別するための体系とし
て定義する。したがって、システム内でコンテンツ流通および権利処理のための処理振り分けの
ためのヘッダとして活用することも可能である。
ジャンル識別は、第1分類と第2分類との組合せで構成される。
下記のジャンル識別から一つを選択し、コード(省略可)と共に,第一分類.第二分類..
.と
表記する。ただし、第二分類は省略可能である。
例:
<GENRE>
15
<GN_TYPE code="VM">Visual.Music</GN_TYPE>
<GN_DETAILS type="main" code="4.4.1">Music.Pop/rock/pop-rock.World Music</GN_DETAILS>
<GN_DETAILS type="secondary" code="4.4.2.1">Music.Pop/rock/pop-rock.Folk.Traditional</GN_DETAILS>
</GENRE>
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35
第1分類
第1分類は、客観的にコンテンツを振り分けるためのものである。振分けの指標として、コン
テンツの状態もしくは知覚できる範囲を示す。本版では、以下の項目を規定する。
• SOUND
:耳だけで感じ取るコンテンツ。
• VISUAL :動く絵として目で感じるコンテンツ。音が入る場合もあります。
• TEXT
:文字として存在し、目で感じるコンテンツ。
• IMAGE
:絵として存在し、目で感じるコンテンツ。
• PROGRAM:機械可読な実行ファイル、データベース。
今後、この指標に当てはまらないものが現れれば追加する予定である。
なお、上記、第1分類を簡単に表すために、SOUND=S、VISUAL=V、TEXT=
T、IMAGE=I、PROGRAM=Pという文字コードを付与するが、この文字コードの使
用は任意である。
第2分類
第2分類は、基本的には、権利者の主観あるいは総意に基づく分類である。第一分類と同様に
文字コードを割り当てているが,その使用は任意(省略可能)である。
具体的なジャンル識別の表記は、下表の中から、一つを選択する。
第一分類
音(Sound)
第二分類
音楽
コード
SM (Sound Music)
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cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
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映像(Visual)
書籍(Text)
イメージ(Image)
プログラム(Program)
ドラマ
番組
講演
情報
CM
効果音
その他録音物
音楽
ドラマ
番組
講演
情報
CM
その他素材
漫画
CG
音楽
楽曲
歌詞
ドラマ
番組
論評
論文
情報
CM/広告
ドラマ
漫画
写真
イラスト・絵画
情報
広告
その他素材
CG
ゲーム
ソフトウェア
MIDI
データベースデータ
SD (Sound Drama)
SP (Sound Program)
SS (Sound Speech)
SN (Sound News)
SA (Sound Ad)
SE (Sound Effect)
SO (Sound Object)
VM (Visual Music)
VD (Visual Drama)
VP (Visual Program)
VS (Visual Speech)
VN (Visual News)
VA (Visual Ad)
VO (Visual Object)
VC (Visual Comic)
VG (Visual Graphics)
TM (Text Music)
TC (Text Composition)
TL (Text Lyrics)
TD (Text Drama)
TP (Text Program)
TR (Text Review)
TT (Text Thesis)
TN (Text News)
TA (Text Ad)
ID (Image Drama)
IC (Image Comic)
IP (Image Photo)
II (Image Illustration)
IN (Image News)
IA (Image Ad)
IO (Image Object)
IG (Image Graphics)
PG (Program Game)
PS (Program Soft)
PM (Program MIDI)
PD (Program DataBase)
ジャンル詳細
5
ジャンル識別の第 1 分類ごとに、以下に示すジャンル詳細を指定する。
ジャンル識別ごとのジャンル詳細から最大 10 個を選択し、main/secondary の別,コード(省
略可)と共に,第一分類.第二分類.
..
. と表記する。
例:
<GENRE>
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<GN_TYPE code="VM">Visual.Music</GN_TYPE>
<GN_DETAILS type="main" code="4.4.1">Music.Pop/rock/pop-rock.World Music</GN_DETAILS>
<GN_DETAILS type="secondary" code="4.4.2.1">Music.Pop/rock/pop-rock.Folk.Traditional</GN_DETAILS>
</GENRE>
5
音(Sound)
本版では、MPEG Audio Tag ID3v1 を採用する。
日本語については、別途規定する。
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'Blues'
'Classic Rock'
'Country'
'Dance'
'Disco'
'Funk'
'Grunge'
'Hip-Hop'
'Jazz'
'Metal'
'New Age'
'Oldies'
'Other'
'Pop'
'R&B'
'Rap'
'Reggae'
'Rock'
'Techno'
'Industrial'
'Alternative'
'Ska'
'Death Metal'
'Pranks'
'Soundtrack'
'Euro-Techno'
'Ambient'
'Trip-Hop'
'Vocal'
'Jazz+Funk'
'Fusion'
'Trance'
'Classical'
'Instrumental'
'Acid'
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79
80
'House'
'Game'
'Sound Clip'
'Gospel'
'Noise'
'AlternRock'
'Bass'
'Soul'
'Punk'
'Space'
'Meditative'
'Instrumental Pop'
'Instrumental Rock'
'Ethnic'
'Gothic'
'Darkwave'
'Techno-Industrial'
'Electronic'
'Pop-Folk'
'Eurodance'
'Dream'
'Southern Rock'
'Comedy'
'Cult'
'Gangsta'
'Top 40'
'Christian Rap'
'Pop/Funk'
'Jungle'
'Native American'
'Cabaret'
'New Wave'
'Psychadelic'
'Rave'
'Showtunes'
'Trailer'
'Lo-Fi'
'Tribal'
'Acid Punk'
'Acid Jazz'
'Polka'
'Retro'
'Musical'
'Rock & Roll'
'Hard Rock'
'Folk'
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cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
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'Folk-Rock'
'National Folk'
'Swing'
'Fast Fusion'
'Bebob'
'Latin'
'Revival'
'Celtic'
'Bluegrass'
'Avantgarde'
'Gothic Rock'
'Progressive Rock'
'Psychedelic Rock'
'Symphonic Rock'
'Slow Rock'
'Big Band'
'Chorus'
'Easy Listening'
'Acoustic'
'Humour'
'Speech'
'Chanson'
'Opera'
'Chamber Music'
'Sonata'
'Symphony'
'Booty Brass'
'Primus'
'Porn Groove'
'Satire'
'Slow Jam'
'Club'
'Tango'
'Samba'
'Folklore'
'Ballad'
'Poweer Ballad'
'Rhytmic Soul'
'Freestyle'
'Duet'
'Punk Rock'
'Drum Solo'
'A Capela'
'Euro-House'
'Dance Hall'
Any other value should be considered as 'Unknown'
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cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
出典:
http://www.dv.co.yu/mpgscript/mpeghdr.htm#MPEGTAG
5
映像(Visual)
本版では、TV Anytime Forum 仕様のジャンルを採用する。
なお、ARIB 規格と同等な、その日本語訳を採用する。
3.1
10
15
20
25
30
35
40
45
INFORMATION
3.1.1 General non-fiction topics
3.1.1.1
Daily news
3.1.1.2
Current affairs
3.1.1.3
Weather forecasts
3.1.1.4
Service information
3.1.1.5
Special news programs
3.1.1.6
Local / regional
3.1.1.7
Traffic
3.1.1.8
Magazines
3.1.1.9
News magazine
3.1.1.10
News/Report
3.1.1.11
Periodical/General
3.1.1.12
Special Edition/Documentary
3.1.1.13
Politics/National Assembly
3.1.1.14
Economy/Market
3.1.1.15
Foreign/International
3.1.1.16
Commentary
3.1.1.17
Debate/Talk
3.1.1.18
Special Report
3.1.1.19
Sports News
3.1.1.20
Others
3.1.2 Philosophies of life
3.1.2.1 Religious philosophies
3.1.2.1.1
Buddhism
3.1.2.1.2
Hinduism
3.1.2.1.3
Christinanity
3.1.2.1.4
Islam
3.1.2.1.5
Judaism
3.1.2.2 Non-religious philosophies
3.1.2.2.1
Communism
3.1.2.2.2
Humanism
3.1.3 Social/Political
3.1.3.1 Political
3.1.3.2 Social
3.1.3.3 Economical
3.1.3.4 Legal
3.1.4 Sports
24/80
情報
ニュース/報道
定時ニュース
時事
天気
サービス情報
ニュース特番
ローカル・地域
交通
マガジン
ニュースマガジン
ニュース・報道
定時・総合
特集・ドキュメント
政治・国会
経済・市況
海外・国際
解説
討論・会談
報道特番
スポーツニュース
その他
人生観
宗教哲学
仏教
ヒンズー教
キリスト教
イスラム教
ユダヤ教
非宗教哲学
共産主義
人道主義
社会・政治
政治
社会
経済
法律
スポーツ
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
5
10
15
20
25
30
35
40
45
3.1.4.1
3.1.4.2
3.1.4.3
3.1.4.4
3.1.4.5
3.1.4.6
3.1.4.7
3.1.4.8
3.1.4.9
3.1.4.10
3.1.4.11
3.1.4.12
3.1.4.13
3.1.4.14
3.1.4.15
3.1.4.16
3.1.4.17
3.1.4.18
3.1.4.19
3.1.4.20
3.1.4.21
3.1.4.22
3.1.4.23
3.1.4.24
3.1.4.25
3.1.4.26
3.1.4.27
3.1.4.28
3.1.4.29
3.1.4.30
3.1.4.31
3.1.4.32
3.1.4.33
3.1.4.34
3.1.4.35
3.1.4.36
3.1.4.37
3.1.4.38
3.1.4.39
3.1.4.40
3.1.4.41
3.1.4.42
3.1.4.43
3.1.4.44
3.1.4.45
3.1.4.46
Aeronautics
Aikido
American Football
Archery
Athletics
Badminton
Bandy
Baseball
Basketball
Biathlon
Bicycle
Billiards
Bobsleigh/tobogganing
Body-building
Boules sport
Bowling
Boxing
Canoeing
Casting
Cricket
Croquet
Curling
Cycling
Dance sport
Diving
Equestrian
Faustball
Fencing
Fishing
Flying disc
Football
Golf
Gymnastics
Handball
Hockey
Ice-hockey
Jai-alai
Judo
Ju-jitsu
Karate
Korfball
Lacrosse
Luge
Maccabi
Marathon
Modern pentathlon
25/80
航空術
合気道
アメリカンフットボール
アーチェリー
運動競技
バドミントン
バンディー
野球
バスケットボール
バイアスロン
自転車
ビリヤード
ボブスレー/トボガン
ボディービル
ブールスポーツ
ボーリング
ボクシング
カヌー
スポーツキャスティング
クリケット
クロケット
カーリング
サイクリング
ダンススポーツ
ダイビング
馬術
ファウストボール
フェンシング
スポーツフィッシング
フライングディスク
フットボール
ゴルフ
体操
ハンドボール
ホッケー
アイスホッケー
ハイアライ
柔道
柔術
空手
コーフボール
ラクロス
リュージュ
マッカビ
マラソン
近代五種競技
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
5
10
15
20
25
30
35
40
3.1.4.47
3.1.4.48
3.1.4.49
3.1.4.50
3.1.4.51
3.1.4.52
3.1.4.53
3.1.4.54
3.1.4.55
3.1.4.56
3.1.4.57
3.1.4.58
3.1.4.59
3.1.4.60
3.1.4.61
3.1.4.62
3.1.4.63
3.1.4.64
3.1.4.65
3.1.4.66
3.1.4.67
3.1.4.68
3.1.4.69
3.1.4.70
3.1.4.71
3.1.4.72
3.1.4.73
3.1.4.74
3.1.4.75
3.1.4.76
3.1.4.77
3.1.4.78
3.1.4.79
3.1.4.80
3.1.4.81
3.1.4.82
3.1.4.83
3.1.4.84
3.1.4.85
3.1.4.86
3.1.4.87
3.1.4.88
3.1.4.89
3.1.4.90
45
3.1.4.91
Motor boating
競艇
Motor racing
自動車レース
Motor cycling
オートバイレース
Mounteneering
登山
Netball
ネットボール
Orienteering
オリエンテーリング
Polo
ポロ
Powerlifting
パワーリフティング
Racquetball
ラケットボール
Roller skating
ローラースケート
Rowing
ボート
Rugby
ラグビー
Running
ランニング
Shooting
射撃
Skating
スケート
Skiing
スキー
Skibob
スキーボブ
Sleddog
犬ぞり
Soccer
サッカー
Softball
ソフトボール
Soft tennis
軟式テニス
Sombo
ソンボ
Sport acrobatics
スポーツアクロバティクス
Squash
スカッシュ
Subaquatics
潜水
Surfing
サーフィン
Swimming/diving
水泳・飛び込み
Table tennis
卓球
Taekwondo
テコンドー
Tennis
テニス
Trampoline
トランポリン
Track/Field
陸上競技
Triathlon
トライアスロン
Tug-of-war
綱引き
Volleyball
バレーボール
Water polo
水球
Water-skiing
水上スキー
Weightlifting
ウェイトリフティング
Wrestling
レスリング
Yachting
ヨット
Other ball games
その他の球技
Combative sports
格闘技
Snowboarding
スノーボード
Team sport (excluding football / soccer)
団体競技(フットボール/サッカー除く)
Martial sports
武道
26/80
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
5
3.1.5
10
3.1.6
15
20
25
30
3.1.7
35
40
3.1.8
45
3.1.4.92
SUMO/Fighting Games
3.1.4.93
Snooker
3.1.4.94
Pool
3.1.4.95
Darts
3.1.4.93
Others
Human interest
3.1.5.1
Reality
3.1.5.2
Show business
3.1.5.3
Notable personalities
3.1.5.4
Personal problems
Leisure
3.1.6.1
Do-it-yourself
3.1.6.2
Cookery
3.1.6.3
Gardening
3.1.6.4
Tourism
3.1.6.5
Travel
3.1.6.6
Fishing
3.1.6.7
Outdoors
3.1.6.8
Motoring
3.1.6.9
Keep-fit
3.1.6.10
Fashion
3.1.6.11
Computing
3.1.6.12
Handicrafts
3.1.6.13
Pets
3.1.6.14
Music
3.1.6.15
Igo / shogi (Japanese chess)
3.1.6.16
Mah-jongg / pachinko
3.1.6.17
Fitness
3.1.6.18
Health / medical
3.1.6.19
Advertisement / Shopping
Arts & Media
3.1.7.1
Music
3.1.7.2
Art
3.1.7.3
Industrial arts
3.1.7.4
Plastic Arts
3.1.7.5
Theater/Cinema
3.1.7.6
Advertising
3.1.7.7
Press
3.1.7.8
Performing
3.1.7.9
Fine arts
3.1.7.10
Traditional arts
3.1.7.11
Exprimental arts
3.1.7.12
New Media
Humanities
3.1.8.1
Literature
3.1.8.2
Languages
27/80
相撲・格闘技
スヌーカー
プール
ダーツ
その他
三面記事
実話
ショービジネス
著名人
個人的な問題
レジャー
日曜大工
料理
園芸
観光
旅
釣り
アウトドア
車・オートバイ
健康体操
ファッション
コンピュータ
手芸
ペット
音楽
囲碁・将棋
麻雀・パチンコ
フィットネス
健康・医療
広告・ショッピング
芸術とメディア
音楽
芸術
工芸
造形美術
演劇・映画
広告
出版
公演
美術
伝統芸術
前衛芸術
ニューメディア
人文学
文学
言語学
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
5
10
3.2
15
20
25
30
35
40
45
3.1.8.3
History
3.1.9 Sciences
3.1.9.1
Applied sciences
3.1.9.2
Natural sciences
3.1.9.3
Physical sciences
3.1.9.4
Medecine
3.1.9.5
Technology
3.1.9.6
Physiology
3.1.9.7
Psychology
3.1.9.8
Social
3.1.9.9
Spiritual
DRAMA
3.2.1 Popular drama
3.2.1.1
General light drama
3.2.1.2
Comedy
3.2.1.3
"Broken" comedy
3.2.1.4
Sitcom
3.2.1.5
Soap
3.2.1.6
Medical melodrama
3.2.1.7
Action
3.2.1.7.1
Adventure/disaster
3.2.1.7.2
Detective/thriller
3.2.1.7.3
Epic
3.2.1.7.4
Horror
3.2.1.7.5
Science fiction
3.2.1.7.6
War
3.2.1.7.7
Western
3.2.1.7.8
Folkloric
3.2.1.8
Fantasy/Fairy tale
3.2.1.9
Erotica
3.2.1.10
Romance
3.2.1.11
Legal melodrama
3.2.1.12
Soap Opera
3.2.1.13
Soap Special
3.2.1.14
Soap Talk
3.2.2 Serious drama
3.2.2.1
Clasical drama
3.2.2.2
Contemporary drama
3.2.2.3
Religious
3.2.3 Docudrama
3.2.4 Poems / Stories
3.2.5 Performed drama
3.2.6 Drama with puppets
3.2.7 Animated drama
3.2.8 Action
3.2.9 Japanese drama
28/80
歴史学
科学
応用科学
自然科学
物理学
医学
技術
生理学
心理学
社会科学
精神科学
ドラマ
大衆ドラマ
一般ドラマ
コメディ
コントコメディ
シチュエーションコメディ
ソープ
病院ものメロドラマ
アクション
冒険・災害
推理・スリラー
叙事詩
ホラー
SF
戦争
ウェスタン
民間伝承
空想・おとぎ話
エロス
ロマンス
法廷ものメロドラマ
メロドラマ
ドラマスペシャル
ソープトーク
本格ドラマ
古典劇
現代劇
宗教劇
ドキュドラマ
詩・物語
芝居
人形劇
アニメドラマ
アクション
日本のドラマ
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
5
10
3.3
15
20
25
30
35
40
45
3.2.10 Foreign drama
3.2.11 Samurai drama
3.2.12 Kabuki / classical theater
3.2.13 Adult
3.2.14 Domestic Drama
3.2.15 Costume Play
3.2.16 Theater Drama
3.2.17 Modern Drama
3.2.18 Western Drama
3.2.19 Musical Drama
3.2.20 RAKUGO
3.2.21 Traditional drama
3.2.22 Others
ENTERTAINMENT
3.3.1 Simple game show
3.3.2 Big game show
3.3.3 Quiz/Contest
3.3.4 Variety Show
3.3.5 Surprise show
3.3.6 Humour
3.3.7 Candid camera etc.
3.3.8 Pure entertainment
3.3.9 Informative entertainment
3.3.10 Hosted show
3.3.11 Panel-show
3.3.12 Non-hosted show
3.3.13 Game show
3.3.14 Game shows
3.3.15 Talk shows
3.3.16 Comedy
3.3.17 Standup commedian(s)
3.3.18 “Rakugo” / stand-up performance
3.3.19 Surprise show
3.3.20 Travel variety
3.3.21 Music variety
3.3.22 Musicals
3.3.23 Musical comedy
3.3.24 Musical romance
3.3.25 Cooking variety
3.3.26 Show Business
3.3.27 Game
3.3.28 Variety Show
3.3.29 Gossip
3.3.30 Fashion
3.3.31 Life
3.3.32 Sports quiz
29/80
海外ドラマ
時代劇
歌舞伎・古典
アダルト
国内ドラマ
仮装劇
演劇
現代劇
西部劇
ミュージカル
落語
伝統劇
その他
娯楽
賞金獲得ゲームショー
一獲千金ゲームショー
クイズ・コンテスト
バラエティショー
サプライズショー
お笑い
どっきりカメラなど
エンタテイメント
知的エンタテイメント
ホストショー
パネルショー
ホスト不在のショー
ゲームショー
ゲーム大会
トークバラエティ
コメディ
漫才
落語・演芸
サプライズショー
旅バラエティ
音楽バラエティ
ミュージカル
ミュージカルコメディ
ミュージカルロマンス
料理バラエティ
ショービジネス
ゲーム
バラエティショー
ゴシップ
ファッション
人生
スポーツクイズ
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
5
3.4
10
15
20
25
30
35
40
45
3.3.32 Action
アクション
3.3.33 Detective
推理
3.3.34 Drama
ドラマ
3.3.35 Game Show
ゲームショー
3.3.36 Science Fiction
SF
3.3.37 Soap
ソープ
3.3.38 Factual
ドキュメント
MUSIC
音楽
3.4.1 Serious music
クラシック/オペラ
3.4.1.1 Early
バロック
3.4.1.2 Classical and Romantic
古典派・ロマン派
3.4.1.3 Contemporary
現代音楽
3.4.1.4 Light classical
オペレッタ
3.4.1.5 Opera
オペラ
3.4.1.6 Classical
クラシック
3.4.2 Jazz
ジャズ
3.4.2.1 Jazz / fusion
ジャズ/フュージョン
3.4.2.2 Traditional
トラディショナル・ジャズ
3.4.2.3 Modern
モダン・ジャズ
3.4.2.4 Pop Jazz
ポップ・ジャズ
3.4.3 Middle-of-the-road
イージー・リスニング
3.4.3.1 European popular traditional
ヨーロッパのポピュラー/トラッド
3.4.3.2 Wolrd Music
ワールドミュージック
3.4.4 Pop/rock/pop-rock
ポップ/ロック/ポップ・ロック
3.4.4.1 Wolrd Music
ワールドミュージック
3.4.4.2 Folk
フォーク
3.4.4.2.1
Traditional
トラディショナル・フォーク
3.4.4.2.2
Contemporary
コンテンポラリー・フォーク
3.4.4.2.3
Ballad
バラッド
3.4.5 Country
カントリー
3.4.6 Traditional
伝統的音楽
3.4.6.1 Ethnic
民族音楽
3.4.7 Popular music
ポピュラー
3.4.7.1 Foreign rock / pop
海外ロック・ポップス
3.4.7.2 Japanese rock / pop
J-Pop
3.4.7.3 Japanese ballads / “Enka”
歌謡曲・演歌
3.4.7.4 Live performances / concerts
ライブ・コンサート
3.4.7.5 Rankings / requests
ランキング・リクエスト
3.4.7.6 Karaoke / singing contests
カラオケ・のど自慢
3.4.7.7 Folk music / (Japanese) folk music 民謡・邦楽
3.4.7.8 Nursery songs / children’s music
童謡・キッズ
3.4.7.9 Culture-specific music / world music
民族音楽・ワールドミュージック
3.4.7.10 Domestic Rock/Pop
国内ロック・ポップス
3.4.8 Ballet
バレエ
30/80
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
5
10
15
3.5
20
25
3.6
30
35
40
45
3.4.8.1 Ballet
バレエ
3.4.9 Dance
ダンス
3.4.9.1 Dance
ダンス
3.4.10 Live Concert
ライブ・コンサート
3.4.11 Hit-Chart/Song Requests
ランキング・リクエスト
3.4.12 Traditional Folksong/Traditional Music
民謡・伝統的音楽
3.4.13 Children's Song
童謡
3.4.14 Ethnic Music/World Music
民族音楽・ワールドミュージック
3.4.15 National Music
国家的音楽
3.4.16 Alternative
オルタナティブ
3.4.17 Events
音楽イベント
3.4.18 Hip Hop
ヒップホップ
3.4.19 Soul/Rhythm and Blues
ソウル・R&B
3.4.20 Club and Dance
クラブ/ダンス
3.4.21 Others
その他
ENRICHMENT
教養
3.5.1 General enrichment
一般教養
3.5.2 Inspirational enrichment
精神修養
3.5.3 Education
教育
3.5.4 Language studies
語学
3.5.5 Foreign language conversation
外国語会話
3.5.6 Informational
情報
3.5.7 Scool programmes
学校課程
3.5.8 Entrance exams
受験
3.5.9 Lifelong education
生涯教育
3.5.10 Certification
資格
3.5.11 Educational issues
教育問題
Movies
映画
3.6.1 Eastern
東洋
3.6.2 Effect Movies
特撮
3.6.3 Fiction
フィクション
3.6.4 Sience Fiction
SF
3.6.5 Horror
ホラー
3.6.6 Romance
ロマンス
3.6.7 Romance comedy
ロマンティックコメディ
3.6.8 Thriller
スリラー
3.6.9 War
戦争
3.6.10 Western
ウェスタン
3.6.11 Western comedy
ウェスタンコメディ
3.6.12 Detective
推理
3.6.13 Adventure
アドベンチャー
3.6.14 Fantasy
ファンタジー
3.6.15 Comedy
コメディ
3.6.16 Romance
ロマンス
3.6.17 Historical
歴史
3.6.18 Adult
アダルト
31/80
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
5
10
3.7
15
20
3.8
25
30
35
40
3.9
45
3.6.19 Foreign Movie
3.6.20 Domestic Movie
3.6.21 Animation
3.6.22 Family
3.6.23 Musical
3.6.24 Mystery
3.6.25 Action
3.6.26 Factual
3.6.27 Erotic
3.6.28 Drama
3.6.29 Others
Animations / special effects
3.7.1 Animated films
3.7.2 Animated musical
3.7.3 Japanese animations
3.7.4 Foreign animations
3.7.5 Animation/SFX
3.7.6 Domestic Animation
3.7.7 SFX
3.7.8 Animation
3.7.9 Others
Hobby
3.8.1 Travel
3.8.2 Fishing
3.8.3 Outdoor
3.8.4 Gardening
3.8.5 Pet
3.8.6 Handicraft
3.8.7 Art
3.8.8 Craft
3.8.9 Music
3.8.10 SHOGI
3.8.11 GO
3.8.12 PACHINCO
3.8.13 MAJAN
3.8.14 Car
3.8.15 Motorcycle
3.8.16 Computer
3.8.17 Video Game
3.8.18 Life/ House Keeping
3.8.19 Technology
3.8.20 Shopping
3.8.21 Others
Sport Events
3.9.1 International competitions
洋画
邦画
アニメ
ファミリー
ミュージカル
ミステリー
アクション
ドキュメント
エロティック
ドラマ
その他
アニメ/特撮
アニメ映画
アニメミュージカル
日本のアニメ
海外アニメ
アニメ/特殊効果
国内アニメ
特撮
アニメーション
その他
趣味
旅
釣り
アウトドア
園芸
ペット
手芸
美術
工芸
音楽
将棋
囲碁
パチンコ
麻雀
車
オートバイ
コンピュータ
TVゲーム
生活・家事
技術
ショッピング
その他
スポーツイベント
国際大会
32/80
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
3.9.2
etc.)
5
10
15
3.10
20
25
30
3.11
35
40
3.12
45
Horseracing / Government-sponsored sporting events (cycling, boat races,
競馬・公営競技
3.9.3 Marine
マリンスポーツ
3.9.4 Sports Event
スポーツイベント
3.9.5 winter sports
ウィンタースポーツ
3.9.6 Sports Non-Event
スポーツ
3.9.7 Sports Talk
スポーツトーク
3.9.8 track and field
マラソン・陸上
3.9.9 Special Events
スペシャルイベント
3.9.10 Olympic games
オリンピック
3.9.11 Woldcup
ワールドカップ
3.9.12 Sports magazine
スポーツマガジン
3.9.13 Water sport
水泳
3.9.14 Live sports events
スポーツイベント実況
3.9.15 Motorsport
モータースポーツ
3.9.16 Others
その他
Pure information
純粋な情報
3.10.1 Infotainment
情報エンタテイメント
3.10.2 Advice
人生相談
3.10.3 Politics / the Diet
政治・国会
3.10.4 Economy / Market conditions
経済・市況
3.10.5 Overseas / international
海外・国際
3.10.6 Commentary
解説
3.10.7 Debates / conferences
討論・会談
3.10.8 Social issues
社会問題
3.10.9 Economics advisory
経済指南
3.10.10 Discussion
議論
3.10.11 Social advisory
社会指南
3.10.12 Interviews
対談
3.10.13 Others
その他
Information/ tabloid
情報/ワイドショー
3.11.1 Entertainment / tabloid
芸能・ワイドショー
3.11.2 Fashion
ファッション
3.11.3 Lifestyle / living space
暮らし・住まい
3.11.4 Health
健康
3.11.5 Shopping / mail order & telephone shopping ショッピング・通販
3.11.6 Gourmet eating / cooking
グルメ・料理
3.11.7 Special Events
イベント
3.11.8 Program introductions / notices
番組紹介・お知らせ
3.11.9 Remarkable people
著名人
3.11.10 Medical care
医療
3.11.11 Others
その他
Documentary
ドキュメンタリー
3.12.1 Society
社会
3.12.2 Current events
時事
3.12.3 History
歴史
33/80
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
5
10
15
20
25
30
35
3.13
40
45
3.12.4 Travelogues
3.12.5 Nature
3.12.6 Animals
3.12.7 The environment
3.12.8 Space
3.12.9 Science
3.12.10 Medicine
3.12.11 Culture
3.12.12 Tradition
3.12.13 Literature and the arts
3.12.14 Sports
3.12.15 General documentaries
3.12.16 Interviews
3.12.17 Debates
3.12.18 Discussion
3.12.19 Lecture
3.12.20 Speech
3.12.21 Presentation
3.12.22 Textual (incl. relayed teletext)
3.12.23 Special features
3.12.24 Foreign countries
3.12.25 Expeditions
3.12.26 Current Topics
3.12.27 Universe
3.12.28 Traditional Culture
3.12.29 War
3.12.30 Transport
3.12.31 Business
3.12.32 World Culture
3.12.33 Biography
3.12.34 Adventure
3.12.35 Features
3.12.36 Politics
3.12.37 Educational
3.12.38 Features
3.12.39 Religious
3.12.40 Showbiz
3.12.41 Others
Education
3.13.1 Education
3.13.2 Further education
3.13.3 Languages
3.13.4 Infants
3.13.5 School Children
3.13.6 Junior High-school
3.13.7 High-school
34/80
紀行
自然
動物
環境
宇宙
科学
医学
文化
伝統
文学・文芸
スポーツ
ドキュメンタリー全般
インタビュー
討論
議論
講演
演説
プレゼンテーション
文字
特別番組
外国
探検旅行
時事問題
宇宙
伝統文化
戦争
輸送
ビジネス
世界文化
伝記
冒険
特集
政治
教育
特集
宗教
芸能
その他
教育
教育
高度教育
会話・語学
幼児
小学生
中学生
高校生
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
5
3.14
10
3.13.8 Students
3.13.9 Entrance Examination
3.13.10 Lifelong Education
3.13.11 Qualification
3.13.12 Educational Problems
Children
3.14.1 Cartoons
3.14.2 Comedy
3.14.3 Drama
3.14.4 Educational
3.14.5 Factual
3.14.6 Magazine
3.14.7 Game Shows
3.14.8 Others
大学生
受験
生涯教育
資格
教育問題
子供
アニメ
コメディ
ドラマ
教育
ドキュメント
マガジン
ゲームショー
その他
15
出典:
TV Anytime Forum 仕様 SP003V11
(注:本 TVA 仕様に誤記と推定される部分があり,独自に修正している.
)
20
書籍(Text)
本版では、日本図書コードの分類コードを採用する。
ただし、今後、新聞やニュース系コンテンツに関する拡張が必要である。
25
30
35
40
45
00
01
02
04
10
11
12
14
15
16
20
21
22
23
25
26
30
31
32
33
34
36
総記
百科事典
年鑑
情報科学
哲学
心理(学)
倫理(学)
宗教
仏教
キリスト教
歴史・総記
日本歴史
外国歴史
伝記
地理
旅行
社会科学総記
政治(含む国防軍事)
法律
経済・財政・統計
経営
社会
35/80
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
5
10
15
20
25
30
35
40
45
37
39
40
41
42
43
44
45
47
50
51
52
53
54
55
56
57
58
60
61
62
63
65
70
71
72
73
74
75
76
77
79
80
81
82
84
85
87
90
91
92
93
95
97
98
教育
民族風習
自然科学総記
数学
物理学
化学
天文・地学
生物学
医学・薬学
工学工業総記
土木
建築
機械
電気
電子・通信
海事
採鉱・冶金
その他工業
産業総記
農林業
水産業
商業
交通通信業
芸術総記
絵画・彫刻
写真・工芸
音楽・舞踏
演劇・映画
体育・スポーツ
諸芸・娯楽
家事
コミック・劇画
語学総記
日本語
英米語
ドイツ語
フランス語
外国語
文学総記
日本文学総記
日本文学詩歌
日本文学小説
日本文学・評論・随筆その他
外国文学小説
外国文学その他
36/80
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
出典:
http://member.nifty.ne.jp/rain/misc/classification.html
5
10
イメージ(Image)
本版では、映像の分類をそのまま用いることとする。
プログラム(Program)
本版では、映像の分類をそのまま用いることとする。
37/80
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
付録H
(規定)
符号化
5
符号化は、コンテンツの物理コード形式を表す。MIME タイプをベースとして採用し、若干
の拡張を行っている。具体的には、次の一覧の中から選択する。
CODE の次に 1 個以上の空白の後識別子を表記する。
CODE
識別子
application/envoy
application/fractals
application/futuresplash
application/hta
application/internet-property-stream
application/java-archive
application/mac-binhex40
application/msword
application/msword
application/octet-stream
application/octet-stream
application/octet-stream
application/octet-stream
application/octet-stream
application/octet-stream
application/oda
application/olescript
application/pdf
application/perl
application/pics-rules
application/pkcs10
application/pkix-crl
application/postscript
application/postscript
application/postscript
application/rtf
application/set-payment-initiation
application/set-registration-initiation
application/vnd.ms-excel
application/vnd.ms-excel
application/vnd.ms-excel
application/vnd.ms-excel
application/vnd.ms-excel
application/vnd.ms-excel
application/vnd.ms-pkicertstore
application/vnd.ms-pkiseccat
application/vnd.ms-pkistl
application/vnd.ms-powerpoint
evy
fif
spl
hta
acx
jar
hqx
doc
dot
bin
class
dms
exe
lha
lzh
oda
axs
pdf
per
prf
p10
crl
ai
eps
ps
rtf
setpay
setreg
xla
xlc
xlm
xls
xlt
xlw
sst
cat
stl
pot
38/80
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
application/vnd.ms-powerpoint
application/vnd.ms-powerpoint
application/vnd.ms-project
application/vnd.ms-works
application/vnd.ms-works
application/vnd.ms-works
application/vnd.ms-works
application/winhlp
application/x-bcpio
application/x-cdf
application/x-compress
application/x-compressed
application/x-cpio
application/x-csh
application/x-director
application/x-director
application/x-director
application/x-dvi
application/x-gtar
application/x-gzip
application/x-hdf
application/x-internet-signup
application/x-internet-signup
application/x-iphone
application/x-javascript
application/x-latex
application/x-matryoshka
application/x-msaccess
application/x-mscardfile
application/x-msclip
application/x-msdownload
application/x-msmediaview
application/x-msmediaview
application/x-msmediaview
application/x-msmetafile
application/x-msmoney
application/x-mspublisher
application/x-msschedule
application/x-msterminal
application/x-mswrite
application/x-netcdf
application/x-netcdf
application/x-perfmon
application/x-perfmon
application/x-perfmon
application/x-perfmon
application/x-perfmon
application/x-pkcs12
application/x-pkcs12
pps
ppt
mpp
wcm
wdb
wks
wps
hlp
bcpio
cdf
z
tgz
cpio
csh
dcr
dir
dxr
dvi
gtar
gz
hdf
ins
isp
iii
js
latex
mtr
mdb
crd
clp
dll
m13
m14
mvb
wmf
mny
pub
scd
trm
wri
cdf
nc
pma
pmc
pml
pmr
pmw
p12
pfx
39/80
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
application/x-pkcs7-certificates
application/x-pkcs7-certificates
application/x-pkcs7-certreqresp
application/x-pkcs7-mime
application/x-pkcs7-mime
application/x-pkcs7-signature
application/x-sh
application/x-shar
application/x-stuffit
application/x-sv4cpio
application/x-sv4crc
application/x-tar
application/x-tcl
application/x-tex
application/x-texinfo
application/x-texinfo
application/x-troff
application/x-troff
application/x-troff
application/x-troff-man
application/x-troff-me
application/x-troff-ms
application/x-ustar
application/x-wais-source
application/x-x509-ca-cert
application/x-x509-ca-cert
application/x-x509-ca-cert
application/ynd.ms-pkipko
application/zip
audio/basic
audio/basic
audio/mid
audio/mid
audio/mpeg
audio/x-aiff
audio/x-aiff
audio/x-aiff
audio/x-mpegurl
audio/x-pn-realaudio
audio/x-pn-realaudio
audio/x-wav
audio/x-ms-wma
audio/x-twinvq
audio/x-twinvq
image/bmp
image/cis-cod
image/gif
image/ief
image/jpeg
p7b
spc
p7r
p7c
p7m
p7s
sh
shar
sit
sv4cpio
sv4crc
tar
tcl
tex
texi
texinfo
roff
t
tr
man
me
ms
ustar
src
cer
crt
der
pko
zip
au
snd
mid
rmi
mp3
aif
aifc
aiff
m3u
ra
ram
wav
wma
vqf
vql
bmp
cod
gif
ief
jpe
40/80
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
image/jpeg
image/jpeg
image/jpeg2000
image/pipeg
image/png
image/tiff
image/tiff
image/x-cmu-raster
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message/rfc822
message/rfc822
message/rfc822
text/css
text/h323
text/html
text/html
text/html
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text/plain
text/plain
text/plain
text/plain
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text/tab-separated-values
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video/mpeg
video/mpeg
video/mpeg
video/mpeg
video/mpeg
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video/mpeg2-v
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jpeg
jpg
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tiff
ras
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ico
pnm
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pgm
ppm
rgb
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mht
mhtml
nws
css
323
htm
html
stm
uls
bas
c
h
txt
rtx
sct
tsv
htt
htc
etx
vcf
mp2
mpa
mpe
mpeg
mpg
mpg
mpg
mpg
mpg
mpg
mpg
41/80
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
video/mpeg2-v
video/quicktime
video/quicktime
video/vnd.rn-realvideo
video/x-la-asf
video/x-la-asf
video/x-ms-asf
video/x-ms-asf
video/x-ms-asf
video/x-ms-wmv
video/x-msvideo
video/x-sgi-movie
x-world/x-vrml
x-world/x-vrml
x-world/x-vrml
x-world/x-vrml
x-world/x-vrml
x-world/x-vrml
5
mpv2
mov
qt
rv
lsf
lsx
asf
asr
asx
wmv
avi
movie
flr
vrml
wrl
wrz
xaf
xof
出典:MIME TYPE 一覧
http://www.microsoft.com/japan/TechNet/iis/mimeiis.asp
http://www.plala.or.jp/access/community/phps/mime.html
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cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
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付録I
(参考)
CNRI ハンドルシステムの概要
1.はじめに
5
本付録は、コンテンツ ID フォーラム(cIDf)で使用する CNRI ハンドルシステムについて
仕組みと機能を以下の公開されている資料をもとにして解説したものである。
CNRI ハンドルシステムの仕様は、Corporation for National Research Initiatives(CNRI)
がインターネット上で公開している”The Handle System”の Web サイトで開示している。ま
た、ハンドルシステムの概略、サービス定義や通信プロトコルは、IETF にインターネット
10
ドラフトとして提出されておりレビュー、コメント待ちの状態となっている。
●参考にした資料や Web サイト
・CNRI
Corporation for National Research Initiatives (CNRI)
15
http://www.cnri.org/
・The Handle System
http://www.handle.net/
・The Internet Engineering Task Force (IETF)
http://www.ietf.org/
20
・ハンドルシステムのインターネットドラフト
"Handle System Overview"
http://www.ietf.org/internet-drafts/draft-sun-handle-system-05.txt
"Handle System Protocol (ver 2.0) Specification"
http://www.ietf.org/internet-drafts/draft-sun-handle-system-protocol-00.txt
25
"Handle System Namespace and Service Definition"
http://www.ietf.org/internet-drafts/draft-sun-handle-system-def-03.txt
・RFC
RFC1737, "Functional Requirements for Uniform Resource Names"
http://www.ietf.org/rfc/rfc1737.txt
30
35
RFC2044, "UTF-8, a transformation format of Unicode and ISO 10646"
http://www.ietf.org/rfc/rfc2044.txt
・Unicode Consortium
http://www.unicode.org/
・ISO
International Organization for Standardization
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http://www.iso.ch/
- Handle Syntax
ANSI/NISO Z39.84
5
2.用語解説
ハンドルシステムの用語を表 2-1 に示す。
表 2-1 用語解説
用語
ハンドル
英語表記
Handle
ネーミングオーソリ
ティ
Naming
Authority
ローカル名
LocalName
グローバルハンドル
レジストリ
Global
Handle
Registry
ローカルハンドル
サービス
インターネット
リソース名
Local
Handle
Service
Uniform
Resource
Names
略称 解説
特定のデジタル資源に関する情報に付与さ
れた識別子
NA NA と省略した時はハンドルのプリフィクス
の一部であり、どの LHS に属するのかを占
める部分。GHR を運用する CNRI に登録・発
行してもらう必要がある。本文中では例とし
て1702を使っている。
NA 内のユニークな値。
ハンドルでは、サフィックス部分を指す。
コンテンツ ID ではセンタ内番号となる。
GHR ハンドルをインターネット上でグローバル
に管理している機関。ハンドルサーバは、こ
のグローバルハンドルサーバに登録する必
要がある。現在、CNRI 自身がこの GHR を兼
ねているが、近い将来、運用会社(Metaplex)
が設立されるとのこと。
LHS グローバルハンドルレジストリ配下のハン
ドル管理単位の名称。コンテンツ ID リゾリ
ューションでは、LHS は cIDf の RA が運用す
るという位置づけとなる。
URN インターネット上のリソースを示す識別子。
URN::=1702.120A/0102 等と表記する。(*)
RFC1737(http://www.ietf.org/rfc/rfc1737
.txt)
*: 本説明書で使用するハンドルの NA(1702) は例であり、cIDf では新規にハンドルを取得する予定であ
10
る。
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3.CNRI のハンドルシステム
3.1 ハンドルシステム概要
ハンドルシステムは、インターネット空間においてグローバルにユニークな名前として
5
URN 形式で表現されたハンドルを管理する仕組みである。ハンドルは 1 つ以上のハンドル情
報を持っており、ハンドルシステム上で名前解決(以下リゾルブ)を行うことでハンドルか
らハンドル情報を取得することができる。ハンドルのハンドル情報の関係を図 3-1に示す。
ハンドルシステムのクライアントは、ハンドルシステムのリゾルブ機能を使いハンドル
に登録されている各種のハンドル情報を取り出す(以下リゾリューション)ことができる。
10
この時、ハンドルシステムでは、クライアントとサーバ間で認証および暗号によりセキュ
リティを確保した状態でリゾリューションするため、ハンドル情報の信頼性が得られる。
ハンドル管理は、ハンドルサーバに登録されているハンドル情報の追加、変更、削除を
行うことである。ハンドル管理も使用するクライアントとハンドルサーバの間で、認証お
よび暗号通信により、セキュリティが確保された状態で保守作業が行える。
●単一のハンドル情報の場合(シングルリゾリューション)
ハンドル情報(URL)
ハンドル(URN 形式)
1702.120A/0101
http://www.cIDf.org/
リゾルブ
●複数のハンドル情報を持つ場合(マルチリゾリューション)
ハンドル情報 1(URL)
ハンドル(URN 形式)
リゾルブ
1702.120A/0102
http://www.cIDf.org/mail.html
ハンドル情報 2(E-mail)
リゾルブ
15
[email protected]
図 3-1 ハンドルとハンドル情報の関係
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3.2 CNRI ハンドルシステムの特徴
3.2.1 ユニーク
5
全てのハンドル(URN 形式)は、ハンドルシステムの中でユニークに付与される。これにより
ハンドルシステムでは、ハンドルからハンドル情報を一意に特定することができる。
3.2.2 高い持続性
10
ハンドルは、ハンドルシステムに登録してある限り使用でき、ハンドルの示すハンドル情報を
変更してもハンドル自体を変える必要はない。たとえばハンドル情報が URL の場合、その URL
が変わってもハンドル自身は URL のように変わることはなくハンドル情報の変更を行うだけで
よい。
3.2.3 複数の情報管理
ハンドルシステムでは、1 つのハンドルに対して複数のハンドル情報を持つことができる。
15
これにより、ハンドルに対して URL とメールアドレスと住所と電話番号等の複数の異なる
属性情報をハンドル情報として与えることができる。これらは、各ハンドル情報ごとに異
なるインデックス値を持ち管理している。
3.2.4 優れた拡張性
20
ハンドルシステムのハンドル空間は、必要に応じて随時拡張することができる。新たに
ローカルシステムのハンドル空間をハンドルシステムレジストリに登録することで、現在
使っているハンドル空間をさらに拡張することができる。これによりハンドルシステムの
ハンドル空間は、階層的な空間を構成することができる。
25
3.2.5 国際化対応
ハンドルは、ハンドルの表現方法に Unicode 2.0 を使用することで、ハンドル自体に多
様な言語を用いることが可能である。具体的には、ハンドルに Unicode で表現した日本語
や韓国語を用いることも可能である。
30
3.2.6 分散サービスモデル
ハンドルシステムは、階層化されたハンドルサービスを提供できる。ハンドル空間を階
層化することで、ハンドルの管理やリゾリューションを分散化することができる。これは
ハンドルのリゾリューションの要求が有った場合、上位の階層に位置するハンドルサービ
スが、要求されたハンドルを管理する下位の階層に位置するローカルハンドルサービスに
35
ディスパッチする仕組みを持っているからである。
3.2.7 安全なネームサービス
ハンドルシステムのプロトコルでは、クライアントがハンドルサーバに認証を受けるこ
とで安全な通信を提供する。この認証には、公開鍵や秘密鍵が使用される。これらにより
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安全にハンドルのリゾリューションができ、またハンドル情報の正確さが保証される。す
なわち、なりすましがなく、また他人にリゾルブ内容を見られることがなく、相手が正式
なリゾルブ情報を提供する正規のサーバであることが保証されている。
5
3.2.8 管理サービスの分散化
ハンドルシステムの管理用のプロトコルでは、ハンドルを管理しようとするクライアン
トとハンドルサーバで認証を使うことにより、ネットワーク上のどこからでも保守が可能
にしている。ここで管理とは、ハンドルおよびハンドル情報の登録、更新等の作業である。
10
3.2.9 能率的なリゾリューション
ハンドルシステムのリゾリューションは、効率的な構造をしており性能が落ちないよう
な仕組みとなっている。
47/80
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4.ハンドル
4.1 ハンドルフォーマット
5
・ハンドル
ハンドル::=
<ネーミングオーソリティ> / <ローカル名>
プリフィクス部
サフィクス部
・プリフィックス部
<ネーミングオーソリティ>= *(ネーミングオーソリティ.)<NA セグメント>
"*"は 0 文字以上の任意の文字
ネーミングオーソリティは、NA と略す
<NA セグメント>=
NA 配下のユニークな値(文字列)
1 文字以上の文字で、Unicode2.0 の文字を UTF-8
でエンコードした値。但し、文字のうち ASCII
コードの"."と"/"はハンドルで定義しているコ
ードなので、使用できない
・サフィックス部
<ローカル名>=
ユニーク値
*(%x00ーFF)の範囲の値。Unicode2.0 の文字
を UTF-8 でエンコードした値。
4.1.1 ハンドル
10
・ハンドルは、プリフィクス部とサフィックス部で構成する
・プリフィクス部とサフィクス部はセパレータ記号"/"で分割する
ハ ン ド ル ::=1702.120A /0102
(1)
(2)
(3)
(1)N A:G H R か ら 割 り 当 て ら れ た 値
(2)N A セ グ メ ン ト :'1702'の サ ー バ で 固 有 に 割 り 当 て (例: CIDf の RA が発行)
(3)ロ ー カ ル 名 :'1702.120A'の サ ー バ で 固 有 に 割 り 当 て(例: CIDf の各 ID センタ
センタが発行
図 3-2 ハンドル例
15
4.1.2 プリフィクス部
・プリフィクスは、グローバルハンドルレジストリ(GHR)によって割り当てられるネーミン
グオーソリティ(NA)の値を設定する。
・NA セグメント部分は、ネーミングオーソリティの内で割り当てができる。
・NA セグメント部分は、'.'(ピリオッド)'/'(スラッシュ)の 2 種類の文字を除く値で
20
表現する。"."は、プリフィクス部において NA セグメントの階層を表す記号で使い、"/"は、
48/80
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サフィックスとプリフィクスを分ける記号で使うためである。
4.1.3 サフックス部
・ローカル名は、ネーミングオーソリティ毎にユニークな値を設定する。
5
・表現する文字は、Unicode(*1)を使用する。
4.1.4 セパレータ
・プリフィクス部とサフィックス部を分ける記号'/'で表す
10
4.2 文字コード
・ハンドルを表現する値は、Unicode2.0 の文字を使用する
・Unicode2.0 を使用することにより、ローカル名に英数字以外の言語を用いることも可能
である
・Unicode の符号化には、UTF-8(*3) を使う。
15
*1: Unicode
20
各国の言語を 2 バイトで表すコード体系。ISO で ISO/IEC10646 のうち UCS-2(*2)として
標準化されている。Unicode は日本語をはじめ韓国語や中国語等の 2 バイトで表す言語を同
じように扱えるようになっている。なお、Unicode は、ハンドルシステムの実装で用いてい
る Java の標準文字コードでもある。
Unicode Consortium: http://www.unicode.org/
*2: UCS-2
25
30
ISO が ISO/IEC 10646-1 として定められた国際文字集合。Universal Character Set の略。世
界のほとんどの言語の文字を定義している。このうち UCS-2 は、文字を 2 バイトで表現す
する。UCS-2 は、Unicode を含んでいる。
International Origanization for Standardization (ISO): http://www.iso.ch/
*3: UTF-8
Unicode(UCS-2 の一部)で定義されている文字を計算機が扱いやすいように符号化する方式。
UCS Transformation Format の略。UTF-8 では、1 文字を 1~6 バイトの可変長に符号化する。
RFC2044:http://www.ietf.org/rfc/rfc2044.txt
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5.ハンドル情報
5
一つのハンドルには、一つ以上のハンドル情報を持つことができ、複数のハンドル情報
はインデックスで識別する。ハンドル情報の項目を表5-1 に示す。ハンドル情報を複数持っ
た場合のマルチリゾリューションのハンドル情報モデルを図5-1 に示す。
コンテンツ ID でのハンドル情報は、必ずコンテンツの場所を URL タイプで設定する必要
がある。リゾルバはハンドル情報の URL タイプを取得する、マルチリゾリューションの場
合はサーバが返却する最初の URL タイプの値を取得する。
10
表 5-1 ハンドル情報項目
項目
内容
インデックス<index>
タイプ<type>
ハンドル情報内のユニークな値。32 ビットの符号なし整数で表す。
データの格納形式を表す値。UTF-8 でエンコードされた値で表す。ハ
ンドルシステムでは予め特定の形式が予約されている。
データ<data>
タイプで示されたデータ値。具体的な情報を設定する。
アクセス権<permission> ハンドル情報にアクセスできる権限状態。8 ビットのフラグで表す。
有効時間<TTL>
ハンドル情報の有効時間
タ イ ム ス タ ン プ ハンドル情報が最後に更新された日時の値。8 バイトの符号つき整数
<timestamp>
で表す。
参照情報<reference>
参照するハンドル情報。4 バイトの符号つき整数で表す。
ハンドル::=1702.120A/0102
ハンドル情報
<index>:
3
<type>:
EMAIL
<data>:
[email protected]
<TTL>:
{Relative: 24hours}
<index>:
2
<type>:<permission>:
URL public-read, authorized-write
927314334000
<data>:<timestamp>:
http://www.cIDf.org/english.html
{empty}
<TTL>: <reference>:
{Relative:
24hours}
<index>:
1
<permission>:
public-read,
authorized-write
<type>:
URL
<timestamp>:
927314334000
<data>:
http://www.cIDf.org/index_j.html
{empty}
<TTL>:<reference>:
{Relative:
24hours}
<permission>:
public-read, authorized-write
<timestamp>:
927314334000
<reference>:
{empty}
図 5-1 ハンドル情報
50/80
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6.ハンドルシステム構造
5
ハンドルシステムでは、階層的なサービスモデルを定義している。ハンドルシステムの最上位
の階層はグローバルハンドルレジストリ(GHR)であり、これはハンドルシステム内でただ 1 つ
のグローバルにサービスを提供するものである。個々のローカルハンドルシステム(LHS)は全て
グローバルハンドルレジストリの配下におかれる。ローカルハンドルシステムは、サーバ自身が
ネーミングオーソリティとなり、配下にさらにローカルハンドルシステムを置いて管理したり、
ハンドルのリゾリューションを行うことができる。
このようにハンドルシステムは、個々のハンドルサービスから成立っており、それぞれ
10
が独立したハンドルサービスを提供することで階層化され分散したシステムを構成する。
ハンドルシステムでは、これらの階層の数やハンドルシステムの数の限界を持たない。
ハンドルシステムの GHR と LHS の構造を図に示す。またを元にした場合のハンドルの NA
付与例を表 6-1
NA 付与例に示す。(ただし、同表の NA 値は架空値である。)
GHR
LHS1
LHS11
LHS12
LHS2
LHS13
LHS21
LHS211
15
LHS22
LHS212
図 6-1 ハンドルシステム構造
表 6-1 NA 付与例
LHS
LHS1
LHS11
LHS12
LHS13
LHS2
LHS21
LHS211
LHS212
LHS22
LHS23
NA*
1702
1702.111
1702.222
1702.333
20
20.10
20.10.10
20.10.20
20.12345
20.777
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管理 LHS
GHR
LHS1
LHS1
LHS1
GHR
LHS2
LHS21
LHS21
LHS2
LHS2
LHS23
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7.ハンドルリゾリューションサービス
5
ハンドルシステムサービスにより、クライアントからハンドルのリゾリューションをインター
ネット上で行うことができる。個々のハンドルは、何らかのハンドル情報を値として持っている。
クライアントは、ハンドルシステムサービスを使いそのハンドルをリゾルブしハンドル情報を取
得する。ハンドル情報は、値とデータの型とユニークな識別子(インデックス)を持っている。ク
ライアントは、ハンドル情報のデータの型や識別子を指定して必要な値を取り出すことが可能で
ある
10
7.1 ハンドルリゾリューションの流れ
15
ハンドルシステムにおけるリゾリューションは、クライアントがグローバルハンドルレジスト
リに対してハンドルのネーミングオーソリティのサービス情報の要求を行い、そのネーミングオ
ーソリティのサービス情報を取得する。クライアントは、取得したサービス情報を元に対象のロ
ーカルハンドルサービスにハンドルのリゾリューションを行い、目的のハンドル情報を得るとい
うシーケンスになる。ハンドルのリゾリューションの流れを図 7-1 に示す。
ハンドル::=1702.120A/0101
(1) '1702.120A'のサービス情報要求
GHR
(2)'1702.120A'のサービス情報返信
クライアント
(3)'1702.120A/0101'のリゾルブ要求
(4) リゾルブ結果を送信
LHS
1702.120A
ハンドル情報=http://www.cIDf.org/
図 7-1 ハンドルのリゾリューションの流れ
20
7.2 ハンドルリゾリューションの方法
CNRI から提供されているリゾリューションの実装は、ライブラリとプラグインの二種類があ
る。
(1) 組み込み用ライブラリの提供
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CNRI では、クライアントアプリケーションの開発組み込み用に C ライブラリと JAVA のラ
イブラリを提供している。これにより各プログラムからハンドルのリゾリューションが可能とな
る。
5
(2) Web ブラウザへのプラグインの提供
クライアントの Web ブラウザのプラグイン形式のリゾルバを提供している。このプラグイン
を Web ブラウザに組み込むことで、HTML 上にアンカー(<a>タグ)で記述されているハンドル
を指すとハンドルのリゾリューションを行い、ハンドル情報(URL)を取り出す。
現在対応している OS は、Windows95、Widows98、WindowsNT である。
10
8.ハンドルシステムキャッシュサービス
15
20
ハンドルシステムのキャッシュサービスは、クライアントがローカルハンドルシステム
サーバから取り出したハンドル情報を一時的に保持するサービスである。これにより次回
のハンドルリゾリューションから、クライアントとハンドルサーバの間の応答が早くなる
と共にネットワークトラフィックを軽減することができる。
ハンドルシステムキャッシュサービスで保持するハンドル情報は、ハンドル情報にある
有効時間(TTL)の値を更新して、有効時間が 0 になったらハンドル情報をキャッシュサービ
ス上から削除している。
9.ハンドルシステムプロキシサービス
25
ハンドルシステムでは、ハンドルシステムプロキシサーバを使ってハンドルのリゾリュ
ーションが可能である。プロキシサーバへのアクセスは HTTP リクエストを用い、URL のサ
ーバ名以降にハンドルを設定してハンドルシステムプロキシサーバに要求すると、HTTP の
応答でハンドル情報を返却する。
30
・CNRI プロキシサーバアドレス: http://hdl.handle.net/
リゾルブ例) http://hdl.handle.net/1702.120A/0102
↓
http://www.cIDf.org が取得できる
35
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10.ハンドルシステム認証
10.1 認証と完全なデータ提供サービス
5
10
通常のハンドルのリゾリューションでは、クライアントの認証を行っていない。しかし、ハン
ドルの追加や変更などの保守を行うクライアントの場合は、クライアント認証を行ってから保守
を行うようにしている。ハンドルシステムでは、クライアントは認証の為に秘密鍵あるいは公開
鍵を使った暗号化された通信を行うことができる。
また、ハンドルシステムのクライアントは、リゾリューションにおいて保証されたハンドル情
報を取得する為にハンドルサーバに対してデジタル署名を求めることができる。また安全にハン
ドル情報を転送するために、データの機密性が保証された暗号化セッションが用いられている。
10.2 サーバによるクライアント認証
15
20
ハンドルシステムの管理はインターネット上で行われるため、許可されたハンドル管理者だけ
実行することができる。このときハンドルシステムの認証プロトコルが使われ、ハンドルサーバ
と認証されたクライアントの間で、認可された管理者によって使われる。
ハンドルシステムのプロトコルはサーバ認証を提供しない。しかし、クライアントはサーバの
デジタル署名を要求することでサーバの応答を確証できる。
クライアント認証は、一般的にハンドル情報の追加、削除、変更するようなハンドル管理要
求に必要である。ハンドルの追加、削除、またはサブのネーミングオーソリティの管理ができる
のは、ネーミングオーソリティのハンドル管理者だけである。なおローカルハンドルサービスで
は、任意に認証と許可を定義することができる。
通常は、公開鍵を使用して認証を行う。
10.3 認証シーケンス
25
30
35
ハンドルシステムは、クライアントに「チャレンジレスポンスプロトコル」を用いて認証する。
サーバは、クライアントの要求を受け取った後、認証が必要であればクライアントに対して乱数
を発行しクライアント要求の MD5 ハッシュ値を付け加える。クライアントは、管理者として認
証されるために、管理者のシークレットを返送する。シークレットは、秘密鍵か管理者の個人鍵
を使用する。秘密鍵が使用されている時、クライアントは管理者の秘密鍵を使用することで、サ
ーバの乱数からメッセージ認証コード(MAC)を返送することができる。もし公開鍵を使ってい
る場合は、管理者の秘密鍵を使って乱数からデジタル署名を求めて返送する。
サーバは、管理者の公開鍵を使用することで応答の署名を確認することができ、クライアント
を認証する。署名の検証が成功した場合、サーバはクライアントが秘密鍵か管理者の秘密鍵を知
っていて管理者として確認した後にクライアントを認証することができる。もし検証が失敗した
場合、クライアントを認証しない。
認証流れを図10-1 に示す。
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(1) クライアント要求+
クライアント資格(オプション)
ハンドル
(2)セッション ID+乱数
(3)セッション ID+乱数+管理者情報+暗号化
クライアント
サーバ
セッション鍵(オプション)
(4) サーバ応答
図 10-1 ハンドルシステム認証シーケンス
5
11.ハンドルシステム管理サービス
10
ハンドルシステムの管理サービスは、クライアントからの追加、変更、削除などの要求により
処理を行う。ハンドルシステムの管理は、管理権限をもったネーミングオーソリティから行うこ
とができる。またハンドル毎にハンドルを管理できる権限が設定できるので、ハンドルごとに異
なる管理が可能となる。ハンドルシステムの管理サービスでは、管理を行う場合なからず保守者
の認証を行ってから保守を行うようなプロトコルとなっている。
11.1 ハンドル管理者
15
20
ハンドルシステムの保守を行うには管理者 ID と管理者ハンドルが必要になる。ハンドル
サーバは、この管理者 ID と管理者ハンドルよって認証を行う。
(1) 管理者 ID
ハンドルシステムにおいてハンドル管理者をを識別し認証する為に、ハンドル管理用の
識別子(ID)を持つ。この ID はハンドルシステム内でユニークに付与される。
(2) 管理者ハンドル
管理者は、ハンドルの保守の為に管理者ハンドルを用いる。管理者ハンドルには、公開
鍵か秘密鍵のどちらかを含んでいる。
25
11.2 管理者ハンドル情報
(1) アドミン値
ハンドル情報には、「HS_ADMIN」タイプが設定される。このハンドルの管理用に特別なイ
ンデックス値があり、100 から始まる管理者用の値が割り当てられている。複数の管理者
55/80
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インデックスを持つ場合は、101,102 と 100 番台で付与していく。この管理者タイプの値を
保守できるのは、管理者の認証を受けたものか、管理者グループのものである。
5
10
15
(2) 公開鍵
ハンドルに公開鍵が関連付けされている場合は、「HS_DSAPUBKEY」タイプが設定される。
公開鍵のインデックスは、300 番台から付与される。複数持つ場合は、301、302 というよ
うに付与していく。このインデックスは、ハンドル管理の認証の為に必要である。
(3) 秘密鍵
ハンドルに秘密鍵が関連付けされている場合は、「HS_SECKEY」タイプが設定される。公
開鍵と同様に秘密鍵のインデックスには 300 番台から付与される。このインデックスは、
ハンドル保守の認証の際に必要である。なお秘密鍵は、一般に読み取り可能であってはな
らず、ハンドルの認証には現れない。
(4) グループ値
グループ値は、ハンドルリストに設定される。グループ値は、公開鍵、秘密鍵や他のグループ
を識別することができる。もしアドミン値を管理者グループにした場合は、全てのグループの値
が管理者となる。
20
25
11.3 ネーミングオーソリティ配下の管理者の追加とハンドルの生成
新たにネーミングオーソリティを作る場合、そのネーミングオーソリティに対してハン
ドルの生成権限を与える。これは、管理者リストに管理者 ID と管理者ハンドルを追加する
ことで可能になる。
実際にハンドルシステムにハンドル生成の要求をする時、認証する為の情報をネーミン
グオーソリティに送信する。この生成要求が公開鍵や秘密鍵によって認証されたらハンド
ルが生成される。
30
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cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
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付録J
(参考)
解説
5
ここでは、仕様書の補足として、いくつかのトピックスについて説明する。
その中に含まれる適用例は、実際のシステムに基づくものではなく、仕様作成者の想定に基づ
くものである。したがって、適用例により仕様作成者の意図を汲み取ると共に、実システムへの
適用にあたっては、実態に適合するようにカスタマイゼーションなどを行う必要がある。
10
15
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コンテンツ流通モデル対応のコンテンツID適用例
解説
コンテンツ流通のモデルとしては,BtoB, BtoC, BtoBtoC, PtoPなど,さまざまな形態がある.また,
広義には,オープンな交易市場やアーカイブス等の形態もある.
これらのさまざまな形態に対し,コンテンツIDの枠組みを適用することができると考えている.ここ
では,その例を記す.なお,ここで記すものは一適用例であり,実際の適用方法を規定するもので
はない.
実際には,本版仕様の規定ではコンテンツIDの枠組みを適用しにくいケースもあるかも知れない.
このようなケースに対しても,次版以降の改訂に向けて,適用についての議論がなされるであろう.
BtoB流通
著作権者
a
譲渡/
許諾/
委託
契約
Local
IDa
BtoB流通形態への適用においては,事業者間
で共通な枠組みによりコンテンツ管理を行うこと
を目的とする.したがって,両者間で取り決めた
ローカルなID(何れかの事業者が使用するIDを
そのまま用いることも可)をコンテンツIDの一部
(著作物id)として利用する.
この場合,流通コンテンツの管理ではないため,
発行id及び流通属性は空(Null=0)である.
なお,将来的に著作権利用者0がコンテンツの流
通を行う場合,発行id及び流通属性を設定し,新
たなコンテンツIDを付与することが出来る.
著作権
利用者
0
著作権(利用)者
0が代行登録す
る場合もある.
IDa
cIDユニークコード
cIDユニークコード
コンテンツ
属性
(著作物id)
著作物id) (発行id)
発行id)
権利
属性
Null
58/80
権利運用
属性
流通
属性
分配
属性
自由 システム
領域 管理情報
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
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BtoBtoC流通
著作権者
a
譲渡/
許諾/
委託
契約
Local
IDa
著作権(利用)者
0が代行登録す
る場合もある.
消費者
群11
ライセン
ス条件01
著作権
利用者
0
cIDユニークコード
cIDユニークコード
01
(著作物id)
著作物id)
(発行id)
発行id)
流通 分配
属性1 属性1
ID01
ライセン
ス条件02
ID02
消費者
群12
ID03
消費者
群13
ライセン
ス条件03
cIDユニークコード
cIDユニークコード
02
(著作物id)
著作物id)
(発行id)
発行id)
cIDユニークコード
cIDユニークコード
03
(著作物id)
著作物id)
(発行id)
発行id)
流通 分配
属性2 属性2
流通 分配
属性3 属性3
BtoBtoC流通形態は,BtoB形態とBtoC形態との組合せである.同形態への適用
においては,著作権利用者0が消費者群ごと(放送や通信などの経由する配送事
業者ごと,など)に異なる新たなコンテンツIDを発行する.このとき,著作物idの部
分はそのままとし,発行idの部分にそれぞれ異なる値を付与する.
新たなコンテンツIDでは,もとのBtoBにおけるコンテンツID内容をコピーし,流通
コンテンツを管理するため,各消費者群ごとのライセンス条件に基づき,流通属
性を設定し,必要に応じ,分配属性を更新する.他属性を変更することもある.
IDa
cIDユニークコード
cIDユニークコード
コンテンツ
属性
(著作物id
著作物id)) (発行id)
発行id)
権利
属性
権利運用
属性
流通
属性
分配
属性
自由 システム
領域 管理情報
Null
PtoP流通
譲渡/
許諾/
委託
契約
Local
ID
著作権
(利用)者
0
ライセンス
条件1
[再流通可]
ID0
消費者
1
ライセンス
条件1
[再流通可]
ID0
著作権(利用)者
0が代行登録す
る場合もある.
ID0
cIDユニークコード
cIDユニークコード
(著作物id)
著作物id) (発行id)
発行id)
コンテンツ
属性
59/80
権利
属性
消費者
2
PtoP流通形態への適用
においては,著作権(利
用)者0が流通させるコ
ンテンツの流通属性(利
用条件)として,[再流通
可]を設定しておく.消
費者は,同じ利用条件
で,すなわち,コンテン
ツIDの変更無しに,入
手したコンテンツを再配
信できる.
なお,新たなコンテンツ
IDを付与することも可
能である.
権利運用 流通 分配
属性
属性 属性
[再流通可]
自由 システム
領域 管理情報
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
コンテンツ直販
ライセン
ス条件01
著作権者
a
ライセン
ス条件02
Local
IDa
消費者
群11
cIDユニークコード
cIDユニークコード
a
流通 分配
属性1 属性1
01
(著作物id)
著作物id)
(発行id)
発行id)
ID01
ID02
消費者
群12
ID03
消費者
群13
ライセン
ス条件03
cIDユニークコード
cIDユニークコード
a
流通 分配
属性2 属性2
02
(著作物id)
著作物id)
(発行id)
発行id)
cIDユニークコード
cIDユニークコード
a
流通 分配
属性3 属性3
03
(著作物id)
著作物id)
(発行id)
発行id)
コンテンツ直販形態は,BtoBtoC形態において,著作権利用者が介在しないケー
スに相当する.同形態への適用においては,著作権者aが直接,消費者群ごと
(放送や通信などの経由する配送事業者ごと,など)に異なる新たなコンテンツID
を発行する.このとき,著作物idの部分は同じ値とし,発行idの部分にそれぞれ異
なる値を付与する.このとき,権利運用属性は空である.なお,共通のコンテンツ
IDaを発行しても良い.
IDa
cIDユニークコード
cIDユニークコード
コンテンツ
属性
(著作物id)
著作物id) (発行id)
発行id)
権利
属性
権利運用
属性
流通
属性
分配
属性
自由 システム
領域 管理情報
コンテンツ交易市場
著作権者
a
委託
契約a
委託
契約b
著作権者
b
cIDユニークコード
cIDユニークコード
Local
IDa
Local
IDb
委託
契約c
著作権者
c
利用条
利用条
件0a
件0b
利用条
交易市場
件0c
管理者
0
Local
IDc
ID0a
ID0b
ID0c
0a
(著作物id)
著作物id)
消費者
群1
(発行id)
発行id)
cIDユニークコード
cIDユニークコード
0b
(著作物id)
著作物id)
(発行id)
発行id)
cIDユニークコード
cIDユニークコード
0c
(著作物id)
著作物id)
(発行id)
発行id)
コンテンツ
属性a
コンテンツ
属性b
コンテンツ
属性c
コンテンツ交易市場では,各権利者が自身のコンテンツに権利許諾条件を付して,交易
市場管理者0に預ける形で,コンテンツ交易市場に出す.このとき,各コンテンツ対応に,
発行idが空のコンテンツIDを付与する.
交易市場管理者0は,市場に出されたコンテンツを,権利許諾条件と同じ流通属性(利用
条件)を設定して,消費者群に提示する.
ID0c
cIDユニークコード
cIDユニークコード
(著作物id)
著作物id) (発行id)
発行id)
コンテンツ
属性
権利
属性
Null
60/80
権利運用
属性
流通
属性
分配
属性
自由 システム
領域 管理情報
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アーカイブス
著作権者
a
著作権者
b
著作権者
c
委託
契約a
委託
契約b
cIDユニークコード
cIDユニークコード
Local
IDa
Local
IDb
委託
契約c
アーカイブス
事業者
0
0a
利用条
利用条
件0a
件0b
利用条
件0c
Local
IDc
(著作物id)
著作物id)
ID0a
ID0b
ID0c
アーカ
イブス
利用者
群1
(発行id)
発行id)
cIDユニークコード
cIDユニークコード
0b
(著作物id)
著作物id)
(発行id)
発行id)
cIDユニークコード
cIDユニークコード
0c
(著作物id)
著作物id)
(発行id)
発行id)
コンテンツ
属性a
コンテンツ
属性b
コンテンツ
属性c
アーカイブスでは,各権利者が自身のコンテンツに権利許諾条件を付して,アーカイブス事
業者0に預ける.このとき,各コンテンツ対応に,発行idが空のコンテンツIDを付与する.
アーカイブス事業者0は,集まったコンテンツを,権利許諾条件の範囲内の流通属性(利用
条件)を設定して,アーカイブス利用者群に提示する.
ID0c
cIDユニークコード
cIDユニークコード
コンテンツ
属性
(著作物id)
著作物id) (発行id)
発行id)
権利
属性
Null
61/80
権利運用
属性
流通
属性
分配
属性
自由 システム
領域 管理情報
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
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電子透かし方式選択モデル
電子透かし利用における課題
電子透かし利用における課題
•埋め込み側
•埋め込み側:: 各々の透かし方式は一長一短。
各々の透かし方式は一長一短。
アプリケーションに応じて
アプリケーションに応じて複数方式を使い分けたい
複数方式を使い分けたい
•検出側
:
検出時にどの透かし方式で
•検出側: 検出時にどの透かし方式で埋め込んだか
埋め込んだか
分からないと検出できない(時間がかかる)
分からないと検出できない(時間がかかる)
電子透かし方式選択モデルの導入
電子透かし方式選択モデルの導入
二階層電子透かし方式
二階層電子透かし方式
・実透かし:コンテンツIDを埋め込む
・実透かし:コンテンツIDを埋め込む
(複数方式を認める)
(複数方式を認める)
・メタ透かし:実透かし種別の埋込み
・メタ透かし:実透かし種別の埋込み
(一方式に標準化する)
(一方式に標準化する)
DCD方式
方式
DCD
DCD方式
・実透かし:コンテンツIDを埋め込む
・実透かし:コンテンツIDを埋め込む
(複数方式を認める)
(複数方式を認める)
・DCD:実透かし種別の埋込み
・DCD:実透かし種別の埋込み
ニ階層電子透かしの原理
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コンテンツIDの形式と他コンテンツ包含方法
5
コンテンツIDの形式:
基本形式
バージョン グループ
タイプ
番号
10
センタ
番号
コンテンツ属性記述方法:
基本形式
センタ内番号
0
コンテンツ
拡張形式
15
20
25
30
(透かし)
国際標準 流通
バージョン グループ センタ 国際標準
コード 属性
タイプ
番号
番号 コードタイプ(ISAN等)
識別
DCD
ISAN=1234243
1
拡張形式は,国際標準コード
を直接参照(包含)可能(登録
されたローカルコードも可)
IPR-DB
ISAN=1234243
DCDやIPR-DB
の“別番号”属性
項目として管理
たとえば、ハリウッドから購入した映画作品を日本で流通させる場合を考える。このとき、そ
の映画作品には、既に ID(ISAN=1234243)が付与されているものとする。
<コンテンツ ID(cid/ユニークコード)の基本形式(タイプ0)を用いる>
コンテンツ ID(cid/ユニークコード)は、当該コンテンツ管理元の ID 管理センタの
コード付与基準に基づいて付与する。そして、コンテンツ ID(メタデータ/属性情報)の
コンテンツ属性.他コード体系に、ISAN の表記形式にしたがった ISAN コードを設定する。
<コンテンツ ID(cid/ユニークコード)の拡張形式(タイプ 1)を用いる>
コンテンツ ID(cid/ユニークコード)のセンタ内番号のうち、コード体系識別子サ
ブフィールドに ISAN を表す値(’0’)を、内包コード値サブフィールドに ISAN コードを、
それぞれ設定する。その後ろの流通識別子サブフィールドには、当該コンテンツ管理元の
ID 管理センタのコード付与基準に基づくデータ(*)を設定する。
35
40
45
基本形式、拡張形式共、登録認定機関(RA)に登録・管理されるローカルなコード体系にも適用
可能である。たとえば、他の ID 管理センタにより既にコンテンツ ID の付与されたコンテンツを
購入し、新たな管理の下で流通させる場合である。
このような場合、関係者間の合意が得られれば、電子透かしにより埋め込む情報は元のコンテ
ンツ ID とし、ヘッダ域に設定する ID は実際に流通させている ID 管理センタ発行のコンテンツ
ID とする、というような運用も考えられる。
(*)
作品やディジタルデータに付与するものなど、世の中には多くの ID 体系が存在するが、コン
テンツ ID は、インスタンス/流通形態ごとに別の ID を付与できる、という大きな特徴を有する。
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cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
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ディジタルコンテンツへのID付与方法
ID
ID
ID
ID
ID
ID
ID
ID
ID
ID
ID
インターネット
編集段階での
モジュールに付与
作品に付与
流通経路などを含んで
作品に付与
IDの対象とするもの
Distribution/Instance
Product
Digital Data
Work
抽象化
ISWC
ISAN
ISRC
DOI
ISSN
具体化
コンテンツIDは,最も外
側の流通コンテンツに対
するIDであり,
同一の作品(Work),
同一のデジタルデータ,
同一のパッケージ
であっても,流通形態に
よってコンテンツの識別
が可能.
(例)
サンプル版無料音楽と
有料音楽とを識別可能.
ISBN
コンテンツID
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コンテンツ流通時には,
より外側へのマッピングが必要
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
コンテンツ流通とコンテンツID
コンテンツID
コンテンツID
(DCD) 結合 コンテンツ
他システム
権利DB
権利DB
制作者システム
契約書
権利運用属性
権利仲介,
権利許諾,等
素材/作品
管理DB
流通コンテンツ
管理DB
管理DB
利用条件
素材販売,等
5
インタフェース
組込みコンテンツ
参照コード
- スクランブル
- 暗号化
- DRM(カプセル化
DRM(カプセル化))
消費者端末
権利保護実行制御
コンテンツID
コンテンツID
コンテンツ
ユニークコード
放送-Internet連携,(DCD)
等
利用条件
ID管理センタ
RA
素材/
素材/作品
再利用(編集)
顧客DB
ランキング,等
IPR-DB
Media Asset Management
流通網
コンテンツID
コンテンツID付与 マーケティング,
Link
組込み先コンテンツ
CIDユニークコード
CIDユニークコード
電子透かし
ユニークコード (オプション)
コンテンツ属性
利用条件
分配情報
利用条件
コンテンツ検索,
付加サービス サービスDB Royalty分配
課金決済
不正利用探索,
クリアリング,等
コンテンツ仲介,等
cIDf では、コンテンツ ID(cid/ユニークコード,メタデータ/属性情報)
、DCD、コンテンツ
への結合方法、IPR-DB アクセスインタフェース、登録認定機関(RA)とリゾリューションをその
標準化スコープとしている。しかしながら、コンテンツ ID は、コンテンツ流通のさまざまな局
面で利用される。たとえば、コンテンツ属性は第三者による検索サービスにおいて参照されるし、
流通属性や分配属性などは、第三者によるクリアリングサービスにおいて参照される。また、流
通属性は、DRM における利用ルール/利用制約情報の生成に使用される。
10
15
コンテンツ ID は、ID 管理センタごとに、論理的には集中型の管理である。しかし、コンテ
ンツ ID の属性要素は、コンテンツ流通に携わる各プレイヤごとに発せられる情報であることか
ら、コンテンツ ID 属性要素の原本データはその情報源で管理されることが適当な場合もある。
このような場合、ID 管理センタの IPR-DB から原本データへのリンクが張られたり、原本デー
タの複製を定期的に ID 管理センタに転送したりといった、物理的には分散型の管理も行われ得
る。
20
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cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
cIDfメタデータの構成記述能力 -構成-
例:
5
音楽
映像
静止画
テキスト
ルーツコンテンツ1
ルーツコンテンツ2
ルーツコンテンツ3
ルーツコンテンツ4
改変等
改変等
中間コンテンツ1-1
改変等
中間コンテンツ2-1
改変等
中間コンテンツ3-1
編集
10
中間コンテンツ1-2
コンテンツ属性
原コンテンツ情報
ルーツコンテンツ情報
(コンテンツid)
コンテンツ属性
原コンテンツ情報
編集前コンテンツ情報
(コンテンツid)
中間コンテンツ2-2
編集
注1) 現版では,権利関係
情報との対応は,な
い.”付記”に記述可能.
注2) 現版では,構造を表
現する項目は,な
い.”付記”に記述可能.
コンテンツA
15
V-ISAN: a
コンテンツ
cID:
cID: b1
輸入
配信委託
コンテンツ
改変なし
20
cID:
cID: b2
コンテンツB
改変なし
コンテンツ属性
他コード体系
コンテンツ属性
他コード体系
V-ISAN: a
V-ISAN: a
cID: b1
cIDfメタデータの権利記述能力
権利許諾契約
権利者
-契約-
ライセンス契約
権利利用者
消費者
権利処理モデル
コンテンツ1
権利許諾契約1
権利
者1
権利
利用
者1
権利許諾契約2
権利
a
許諾条件a-1
許諾条件a-2
許諾条件a-3
権利
b
権利
者2,
権利
者3
許諾条件b-1
許諾条件b-2
権利
利用
者1
権利
c
権利許諾契約3
許諾条件c-1
許諾条件c-2
権利
者4
許諾条件c-3
権利
d
許諾条件d-1
許諾条件d-2
コンテンツ1
(ライセンス契約)
利用条件a-11
利用条件b-11
利用条件c-11
利用条件d-11
利用条件e-11
利用条件a-21
利用条件b-21
利用条件c-21
利用条件d-21
利用条件e-21
利用条件a-31
利用条件c-31
66/80
権利
利用
者1
権利
a
*1
権利
e
許諾条件a-1
許諾条件a-2
許諾条件a-3
許諾条件e-1
許諾条件e-2
*1
複数人が保持する
共同権利aについ
ての許諾契約が,
権利者ごとに個別
になされ得るか否
かは,不明.
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
cIDfメタデータの権利記述能力
-契約-メタデータ間の対応-
5
権利属性
権利運用属性
10
権利名
権利者id/名
権利名
権利名
権利利用者id/名
*1 権利代表者情報(複数設定可)もあり.
*2 著作権,著作隣接権,著作者人格権ごとの設定
可.
*3 各形態ごとの設定可.
*4 各形態で共通だが,契約書番号で識別可.
*5 当該権利のコンテンツ内における対象部分を”
付記”として記述することが可能.
*1, *2
権利の許諾/
譲渡/
管理委任
契約書番号
*3
流通属性
権利運用条件
契約書番号
権利許諾条件
利用条件
*5
*4
(ライセンス契約)
権利許諾契約1
15
権利
者1
権利
利用
者1
権利
a
権利
b
20
許諾条件a-1
利用条件a-11
利用条件b-11
許諾条件a-2
利用条件a-21
利用条件b-21
許諾条件a-3
利用条件a-31
権利属性
権利a(1)
許諾条件b-2
注) 許諾条件,利用条件は同一項目.利用目的,
利用方法等,多項目があり,今後も追加あり.
権利運用属性.権利の許諾/譲渡/管理委任
権利許諾契約1
権利者1
・・・
許諾条件b-1
cIDfメタデータの権利記述能力
25
利用条件
利用条件
-メタデータ-
権利運用属性.権利運用条件
権利許諾契約1
許諾条件a-1
権利許諾契約1
許諾条件a-2
*1
30
権利a(2)
権利者4
権利b
権利者1
権利a(1)
権利許諾契約1
許諾条件a-3
権利c
権利者2
権利b
権利許諾契約1
許諾条件b-1
権利c
権利者3
権利許諾契約1
許諾条件b-2
権利d
権利者2
権利許諾契約2
許諾条件c-1
権利許諾契約2
許諾条件c-2
権利許諾契約2
許諾条件c-3
権利許諾契約2
許諾条件d-1
権利許諾契約2
許諾条件d-2
権利許諾契約3
許諾条件a-1
権利許諾契約3
許諾条件a-2
権利許諾契約3
許諾条件a-3
権利許諾契約3
許諾条件e-1
権利許諾契約3
許諾条件e-2
権利利用者1
権利許諾契約2
権利利用者1
35
権利d
権利e
権利者3
権利c
権利者4
権利d
流通属性.利用条件
利用条件a-11
権利許諾契約3
権利利用者1
権利a(2)
権利e
*1 現版では,権利名に(1)等の付加情報を付けれるこ
とにより,許諾契約と権利者との対応を識別できる.
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cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
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社内管理番号とコンテンツIDとの対応付け例
コンテンツIDユニークコード
y
対応付け
社内管理番号
コンテンツID
コンテンツID
(DCD) 結合 コンテンツ
y→
コンテンツ名
ユニークコード
コンテンツ属性
権利属性
...
流通コンテンツ
リンク
社内管理データベース
IPR-DB
ID管理センタ
他システムとの連携例
(1) DB項目アクセス(参照/更新)
(2) ロイヤリティ分配
(3) 利用情報更新
コンテンツIDユニークコード
x
他システムコード
リンク
item1
URL=http://www.abc.org/…/item1
x
item1
value1
[方法1] リンク
item1
value1
URL=http://www.abc.org/…/item1
定期的に更新
内容更新時
x
item1
value1
[方法2] コピー
コンテンツID管理センタ IPR情報
他システム コンテンツ情報
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cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
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他システムとの連携例
(1) DB項目アクセス(参照/更新)
(2) ロイヤリティ分配
(3) 利用情報更新
コンテンツIDユニークコード
x
他システムコード
分配
率
I:20, a+b+c:80
URL=http://www.abc.org/…/item1
リンク
x
分配率
a:50, b:25, c:25
分配率
a:50, b:25, c:25
[方法1] 個別分配
分配
率
I:20, a:40, b:20, c:20
URL=http://www.abc.org/…/item1
定期的
に更新
x
[方法2] 統合分配
他システム コンテンツ情報
コンテンツID管理センタ IPR情報
他システムとの連携例
コンテンツIDユニークコード
x
(1) DB項目アクセス(参照/更新)
(2) ロイヤリティ分配
(3) 利用情報更新
他システムコード
item2
value2更新
リンク
x
item2
URL=http://www.def.org/…/item2
[方法1] 統合管理
item2
更新情報
value2更新
URL=http://www.abc.org/…/item2
x
item2
value2’
[方法2] 個別管理
他システム コンテンツ管理情報
コンテンツ管理情報
69/80
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
DCDの同期化の概念
5
端末
コンテンツ配信
コンテンツID
コンテンツID
(DCD)
コンテンツ
10
ネットワーク
ネットワーク
15
ID管理センタ
化
期
同
Applications
*
利用条件 *
IPR-DB
20
25
30
DCD に格納するコンテンツ ID の属性要素項目としては,参照頻度が高く,かつ変更される
ことのないもの,というガイドラインを設定している.それは,DCD 付きのコンテンツが一旦
流通すると,その内容を変更することが技術的に困難であるからである.
しかし,ID 管理センタの IPR-DB(メタデータ/コンテンツ ID の属性要素項目)を原本とす
ると,必要な時に,その原本情報と流通コンテンツの DCD 内の情報との同期をとることが出来
れば,どんな情報を DCD に設定してもよいことになる.たとえば,コンテンツの利用条件(一
回当たりの視聴価格;本版で規定する属性要項目ではない)を DCD に設定しておき,ある時期
からその利用条件(価格)が変更されても,あるいは,利用時間帯,利用曜日,季節ごとに異な
っても,問題なく処理できる.
本版では,DCD の同期化のための規定は行っていない.今後の技術開発に期待したい.もち
ろん,独自のサービスによりこれを実現することを妨げるものではない.
35
70/80
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
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利用情報の正確な把握の例
5
コンテンツ
ID
ID
権利者
10
対価
分配
コンテンツ
ID
¥
IPR-DB
ID
権利管理団体
参照
コンテンツ
ID
ID
コンテンツ
ID
ID
ID
• コンテンツ,各プレイヤに共通のID
を付与
コンテンツ,各プレイヤに共通のIDを付与
• 流通の各段階(配信システム,端末等)で,
利用情報収集
- 共通ID
に基づき,多数の事業者間のデータ
共通IDに基づき,多数の事業者間のデータ
を効率的に集計(名寄せ不要)
コンテンツ
→
属性情報
→
権利許諾情報 →
<契約>
←
対価
←
利用情報
利用者
30
コンテンツ
ID
課金・決済サービス事業者
課金・決済サービス事業者
注) 対価分配を収集した利用情報に基づいて行うか否かは,運用マター.
25
消費者/端末
消費者/端末
視聴
データ
権利者
20
ID
コンテンツ
利用
データ
(集計)
(集計)
n1
ID
ID
ID n2
n3
コンテンツ
ID
配信事業者
配信事業者
利用報告
利用報告
コンテンツ
ID
ID
コンテンツ
権利利用者
権利利用者
(集計)
15
ID
コンテンツ
コンテンツ
ID
現実のコンテンツ流通においては、さまざまな源を発するコンテンツが流れている。このよう
な中で、たとえば、課金・決済サービスを行う事業者は、コンテンツごとにその利用回数を正確
に計数して利用報告を作成し、その対価を徴収し、さらに、権利者ごとにそれを分配する必要が
ある。
このような処理を、コンテンツや権利者の名前や事業者ごとの個別の ID を元に行っていては、
効率も悪く、精度も低い。共通の ID 体系の採用は必須である。
ただし、このようにして収集された利用情報をそのまま用いて対価分配を行うか、あるいは、
あらかじめ合意された計算を経て対価分配を行うか、単に参考データとするかは、関係者間の協
議により決められることである。
35
40
45
ID 体系の共通化には、いくつかの方法がある。たとえば、
<新規コンテンツの一例>
一連の流通フローにおける下流のプレイヤは、上流のプレイヤにより付与されたコンテ
ンツ ID(cid/ユニークコード)の後ろに流通識別子を付加することにより、自身のコン
テンツ ID を発行する。
<既存コンテンツの一例>
一連の流通フローに携わるプレイヤ間の合意に基づき、グローバル流通市場における
ID を上流のプレイヤにより付与されたコンテンツ ID(cid/ユニークコード)に統一する。
ただし、各プレイヤは、自身の内部処理を行う場合には、その統一 ID と自身の管理する
既存 ID との変換を行う。
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cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
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ID体系の共通化例(新規コンテンツ)
それぞれ,ID
管理センタを運営可
それぞれ,ID管理センタを運営可
グローバルな流通市場
制作者=権利者
作品ID
共通ヘッダ 作品ID
権利者団体
ローカルな流通市場
権利利用者
流通ID_1
共通ヘッダ 作品ID 流通ID_1
配信事業者
流通ID_2
共通ヘッダ 作品ID 流通ID_1 流通ID_2
共通の枠組み:
コンテンツID
コンテンツID
消費者
ID体系の共通化例(既存コンテンツ)
それぞれ,ID
管理センタを運営可
それぞれ,ID管理センタを運営可
グローバルな流通市場
同一の作品に対して
制作者=権利者
権利者団体
作品ID_0
変換
変換
作品ID
変換
ローカルな流通市場
権利利用者
共通ヘッダ 作品ID
作品ID_1
共通ヘッダ 作品ID
ローカルな流通市場
配信事業者
共通ヘッダ 作品ID
作品ID_2
共通の枠組み:
コンテンツID
コンテンツID
消費者
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cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
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コンテンツ不正利用監視(ネットポリス)
5
(A)
探索ロボット型
リンクに依存した探索
対象サイトを絞った運用が実用的
10
(B)
特定ネットワーク
監視型
特定ノード通過のコンテンツ 一般利用者から
を全てチェック
(本人意識せず)通報を受ける
複数クライアント
監視サーバ
探索サーバ
(C)
利用者協力型
一般利用者
管理センタ (2)問合せ
(サイト情報通報)
(1)閲覧
(3)警告
15
電子透かし検出
↓
Webサイト
複数Webサイト
Webサイト
コンテンツID照合
20
25
30
35
40
45
捜査型
張り込み型
利用者協力型
コンテンツ ID を用いることにより,ネットワーク上におけるコンテンツの不正利用監視/検出
(ネットウオッチャ/ネットポリス)か可能となる.
コンテンツの不正利用の形態としては,許諾を得ないで自身の Web/FTP サーバ等にアップロ
ードすること,許諾を得ないで他人に転送すること,等がある.これらを監視/検出する方法と
しては,(A)インターネットの検索エンジンのように,Web サイトのホームページデータを順に
調べる探索ロボット型,(B)ネットワーク内でメール転送やファイル転送の途中のコンテンツを
調べる特定ネットワーク監視型,(C)一般消費者の Web ブラウザのバックグラウンドで動作しブ
ラウズコンテンツについて調べる利用者協力型,の3種に大別できる.もちろん,これらのバリ
エーションもある.
これらでは,検査対象コンテンツのコンテンツ ID(cid/ユニークコード)を検出し,ID 管理
センタに問い合わせて,その存在場所や転送先等が許諾されたものであるかについてチェックす
る.チェックのための許諾利用者情報等のデータは,本仕様では規定していない.コンテンツ
ID(メタデータ/属性情報)の自由領域に格納したり,別のデータベースで管理したりする必要
がある.
また,
「特徴抽出」という技術を利用することにより,コンテンツ ID の結合されていないコ
ンテンツについても,同様の枠組みでチェックすることが出来る.過去のコンテンツを含めた不
正利用監視/検出システムとして有効である.
このような不正利用監視は,各 ID 管理センタが運用することも出来るし,複数 ID 管理セン
タの共同運用,第三者機関による運用等,さまざまな運用形態が考えられる.後者の運用形態を
効率的に行うためには,チェック用データやそのアクセスプロトコルの共通化が必要となる.
なお,不正利用監視は,プライバシー保護とのトレードオフの関係にあり,特に,(2)の特定
ネットワーク監視型については,通信の秘密に関わるものである.今後の技術開発に加えて,社
会的コンセンサスの形成も必要である.
ただし,最も重要なことは,著作権に関する世の中への啓蒙であることを忘れてはならない.
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cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
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端末機器における実行制御の例
顧客
情報
プロテクト機構
通信処理
IPR
情報
cID: コンテンツID
uID: 利用者ID
dID: 機器ID
10
コンテンツ利用管理
利用履歴収集
コンテンツ
出力/再生装置
コンテンツ
dID
編集装置
コンテンツ
コンテンツ
: コンテンツ
: cID
: uID, dID,
利用情報
蓄積装置
dID
視聴
uID
cID
dID
cID
uID
cID
cID
利用条件チェック
流通
原本
5
-コンテンツ(権利)保護の仕組み-
→利用者側
(放送・通信融合網)
)
(
放
送
・
通
信
融
合
網
ネッ
ッ
トワ
ワー
ーク
ク
ネ
ト
cID
管理
センタ
再利用
利用管理の例
- cIDで規定された条件でのみ利用可
- 登録された利用者(uID)のみ利用可
- 登録された機器(dID)でのみ利用可
- 利用者,機器に課金
例:uID=dID →携帯電話
コンテンツ ID は、ユーザ側の端末機器の実行制御に使用することが出来る。たとえば、
コンテンツが端末に配送された後、その利用条件がチェックされる。
たとえば、蓄積装置の保持する装置 id とコンテンツ ID とが比較され、id の登録された装置
であればそのコンテンツは格納されるが、未登録であれば廃棄される。
あるいは、ユーザ id や再生装置の id とコンテンツ ID とが比較され、登録されたユーザによ
る登録された装置を用いた再生のみが実行される(ユーザは視聴できる)
。
あるいは、編集による再利用が許可されている場合に、ユーザ id や編集装置の id とコンテン
ツ ID とが比較され、登録されたユーザによる登録された装置を用いた編集のみが実行される
(編
集装置が動作する)
。
一方、端末機器におけるコンテンツの再生や再利用の都度、その状況が記録され、適当なタイ
ミングで、所定の管理センタ宛などに送出される。
15
20
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cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
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配信/再利用の一例
1
配信
5
コンテンツID
バージョングループ
タイプ
番号
センタ
番号
国際標準
コードタイプ
国際標準
コード
(ISAN等)
流通
属性
識別
Prefix ‘ISAN’
ISAN code Distribution
(“ABC”)
code (“1”)
Prefix ‘ISAN’
ISAN code Distribution
(“ABC”)
code (“2”)
Prefix ‘ISAN’
ISAN code Distribution
(“ABC”)
code (“3”)
Prefix ‘ISAN’
ISAN code Distribution
(“ABC”)
code (“4”)
To Mobile
To Broadcast
10
Audio Visual Work
(ISAN code =“ABC”)
To The Internet
To Package
Original Materials
Original Works
(No Watermarking)
15
UMID
Watermark Embedded Content
“Content ID”
“Ma”
Work “ABC”
Links
“Mb”
20
25
“Mc”
再利用
Links
コンテンツ ID は、同一の作品であっても、流通形態ごとに異なる値を付与することが出来る。
電子透かしは消去することが通常は出来ないので、電子透かしの埋め込まれたコンテンツを再
利用するにあたり、編集されたコンテンツに新たな電子透かしを重ねて埋め込んでいくと、コン
テンツの品質が劣化していく。したがって、コンテンツの再利用の場合には、一旦電子透かしの
埋め込まれていない原本、あるいはその作品を構成する部品原本を利用する形態が考えられる。
30
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cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
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付録K
(規定)
メタデータセットのプロファイル
5
メタデータセットのプロファイルは、「プロファイル番号」と「プロファイル内バージョン番
号」とに分けられる。詳細は以下の通り:
10
1.プロファイル番号
プロファイル番号は、メタデータセットを規定する標準ごとに符番する。
プロファイル番号は 2Byte で記述され、デフォルトは 00 とし、cIDf 仕様で規定する属性情
報(メタデータ)を指すものとする。プロファイル番号の一覧を付表 K-1に示す。
プロファイル番号
15
20
表1
概要
プロファイル番号一覧
00
cIDf 仕様で規定されたメタデータセット
01
DOI で規定されているメタデータセット
2.プロフィル内バージョン番号
プロファイル内バージョン番号は、各メタデータセットの標準に対するバージョンを示す。
2.1 プロファイル番号 00:cIDf 仕様におけるバージョン番号
(1) バージョン番号一覧
プロファイル番号 00:cIDf 仕様におけるバージョン番号の一覧を付表 K-2-1-1 に示す。
付表 K-2-1-1 プロファイル 00 のバージョン番号
プロファイル内バージョン番号 cIDf で規定するメタデータセット
25
10
cIDf 仕様 1.0 版で規定されたメタデータセット
11
cIDf 仕様 1.1 版で規定されたメタデータセット
20
cIDf 仕様 2.0 版で規定されたメタデータセット
(2) メタデータセットの概要
本仕様書を参照のこと。
2.2 プロファイル番号 01:DOI におけるバージョン番号
(1) バージョン番号一覧
プロファイル番号 01:DOI におけるバージョン番号の一覧を付表 K-2-2-1 に示す。
30
付表 K-2-2-1 プロファイル 01 のバージョン番号
プロファイル内バージョン番号 DOI で規定するメタデータセット
20
DOI Ver2.2.0~2.3.0 で規定されたメタデータセット
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cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
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5
(2) メタデータセットの概要
DOI の Kernel Element として定義されている要素に対応する cIDf の要素を抽出したもの
を DOI プロファイルとする。対応する DOI の仕様は、“DOI Handbook Version 2.2.0 July 2002”
に準じるものとする。DOI と cIDf とのメタデータ項目の対応を付表 K-2-2-2 に示す。
付表 K-2-2-2 DOI-cIDf 間のメタデータ項目の対応
DOI
Kernel Element
DOIApplicationProfile
概要
AP の名称
cIDf
値
コンテンツ属性.
登録 AP 名称
付記
エンティティ
DOI
を識別する
DOI
DOI
DOI 以外のユ
Identifier
ニークな識別
子
<Content><Notes>
他コード体系
de>
ド
=登録 AP 名称 “
のように記述すること
<Content><OtherCo
号.ユニークコー
備考
“DOIApplicationProfile
コンテンツ属性.
ID センタ管理番
英数字列
タグ名
<IDCenter><UniqueI
D>
コンテンツ属性.
Title
名前
英数字列
コンテンツ概要.
<Content><Title>
タイトル
PhysicalFixation,
Structural Type
エンティティ
DigitalFixation,
の構造型
Performance,
知覚する形態
Visual 、 Audio 、
コンテンツ属性.
Audiovisual
コンテンツ種別.
、
Abstract
人、グループ
PrimaryAgent(s)
組織(クリエ
コンテンツ種別.
付記
Abstraction
Mode
コンテンツ属性.
タイプ
コンテンツ属性.
名称
ータを想定)
クリエータ情報.
クリエータ名
<Content><Class><
NotesCt>
“Structural
Type=PhysicalFixation“
のように記述すること
<Content><Class><C
Type>
<Content><Creator>
<CreatorName>
cIDf のクリエータは
PrimaryAgentRole(s)
PrimaryAge
nt
の役割
(例えば、著者、出
版者、編者)
コンテンツ属性.
クリエータ情報.
クリエータ名
<Content><Creator>
<CreatorName>
Role の定義がないので、
PrimaryAgentRole
に
対応するものは「クリエ
ータ名」で固定にする.
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付録X
(参考)
IPR情報
5
10
ここでは、本仕様に関わる、cIDf 事務局の知り得た IPR 情報を記す。
なお、ここに記す IPR 情報は、調査の結果関連有りと認められたもの、提案元から主張のあ
ったものであり、本仕様あるいは本仕様の実装システムに対する IPR として確定したものでは
ない。
○二階層電子透かし方式
特願平 11-93000 / 特開 2000-287067 [H11.3.31 出願, H12.10.13 公開]
「情報処理システム,情報処理装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体」
78/80
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Melodies & Memories Global Limitedからの提案内容(1/4)
Limitedからの提案内容(1/4)
5
提案受領日:2001
提案受領日:2001--0808-31
IPR主張受領日:
2002--09IPR主張受領日:2002
09-07
MMG共通ID体系(コンテンツID)
符番体系
コンテンツ識別
ヘッダー(2桁)
国コード(2桁)
ロケーションID(2桁)
ユニーク
コード(10桁)
10
コンテンツ識別ヘッダーによる細分化されたコンテンツの識別例
映像ソフト
VDJP0100000000001
シナリオ
TDJP0100000000001
情報秘話
TNJP0100000000001
主題歌・楽曲
SMJP0100000000001
主題歌・プロモーションビデオ
VMJP0100000000001
ドラマプロマイド写真
IPJP0100000000001
15
ドラマ「A」
20
© Melodies & Memories Global Limited. 2001
Melodies & Memories Global Limitedからの提案内容(2/4)
Limitedからの提案内容(2/4)
25
MMG共通ID体系(コンテンツ識別ヘッダ)
第一分類
音(Sound)
映像(Visual)
第二分類
音楽
ドラマ
番組
講演
情報
CM
効果音
その他録音物
音楽
ドラマ
番組
講演
情報
CM
その他素材
漫画
SM (Sound Music)
SD (Sound Drama)
SP (Sound Program)
SS (Sound Speech)
SN (Sound News)
SA (Sound Ad)
SE (Sound Effect)
SO (Sound Object)
VM (Visual Music)
VD (Visual Drama)
VP (Visual Program)
VS (Visual Speech)
VN (Visual News)
VA (Visual Ad)
VO (Visual Object)
VC (Visual Comic)
第一分類
書籍(Text)
第二分類
音楽
イメージ(Image)
ドラマ
論評
論文
情報
漫画
プログラム(Program)
写真
イラスト・絵画
広告
その他素材
ゲーム
ソフトウェア
原著作物
MMG共通ID体系(国識別コード)
Melodies&Memoriesシステムでは、[ISO 3136]で定義された国コードのA2を採用。
© Melodies & Memories Global Limited. 2001
79/80
TM (Text Music)
TC (Text Composite)
TL (Text Lylics)
TD (Text Drama)
TR (Text Review)
TT (Text Thesis)
TN (Text News)
ID (Image Drama)
IC (Image Comic)
IP (Image Photo)
II (Image Illustration)
IA (Image Ad)
IO (Image Object)
PG (Program Game)
PS (Program Soft)
OW (Original Work)
cIDf Spec. 2.0 Rev.1.1
4/1/2007
Melodies & Memories Global Limitedからの提案内容(3/4)
Limitedからの提案内容(3/4)
MMG共通ID体系(ユーザーID)
5
HJPI001000100001
符番体系
+
H
JP
+
+
I
001
+
10
国コード
ID識別コード
識別コード
団体コード
符番した許諾管理者を示す。
当例ではLJPO001が許諾事業者IDになる。
15
ID識別コード
国コード
20
団体識別コード
+
0001
会社コード
00001
個人コード
許 諾 管 理者 が 権 利 者に符
番した内部ユニークID。
許諾管理者
License Administrator
A
コンテンツ権利者
Content Holder
H
配信事業者
Content Distributor
D
許諾先事業者
Content Aggregator
G
国
Country
ISO 3166形式
団体
Organization
O
企業
Company
C
個人
Individual
I
© Melodies & Memories Global Limited. 2001
Melodies & Memories Global Limitedからの提案内容(4/4)
Limitedからの提案内容(4/4)
25
MMG共通ID体系(許諾コード)
コンテ ンツ識別
書
籍
許諾条件項目
絵
画
/
写
真
ジ
ジ
ン
ル
I
D
ン
ル
名
複
数
選
択
ー
プ
ロ
グ
ラ
ム
/
ゲ
ャ
映
像
ャ
音
楽
ム
■
■
■
■
■
■
■
■
■
■
■ ■ ■ ■
■ ■ ■
1
2
3
■ ■ ■
4
■ ■ ■
5
■ ■ ■
6
■ ■ ■
7
■ ■ ■
8
■ ■ ■
9
■
10
■
11
■ ■
12
■
13
■
14
■
15
■ ■ ■ ■ ■ 16
■ ■ ■ ■ ■ 17
■
■
18
■ ■ ■ ■
19
■ ■
■
20
■ ■
■
21
コンテンツ
目的区分
コンピレーション
テリトリ
販売方法
伝送経路
暗号化
透かし
DRM
音声圧縮形式
映像圧縮形式
音声サンプリングレート
音声ビットレート
映像ビットレート
画面サイズ
1次固定先記録媒体
2次固定先記録媒体
利用者権限
再生制御
コピー
移動
:
:
×
×
×
○
○
○
×
×
○
○
○
○
○
○
○
×
○
×
○
×
×
1
2
3
4
5
音楽
映像
プログラム/ゲーム
書籍
絵画/写真
:
:
1
2
3
4
5
自由
試聴(試し利用)
試聴(試し利用)
販売用
放送用
:
:
© Melodies & Memories Global Limited. 2001
80/80
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