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この本は、 基礎日本語教科書 『冊ーニANew Appr。ach t。 Eーement肛

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この本は、 基礎日本語教科書 『冊ーニANew Appr。ach t。 Eーement肛
了必
はじめに
この本は、基礎日本語教科書「NEJ:ANewApproachtoElementaryJapanese−テーマで学ぶ基
礎日本語一」(NEJと略称します)を活用して日本語指導をしようとしている人のための指導参考
書です。
NEJはこれまでの日本語教科書とは大きく異なる教科書です。書名で「初級日本語」ではなく
「基礎日本語」という言葉を使っているのもその表れです。また、「テーマで学ぶ」というのはこれ
までの初級(基礎)日本語教育にはなかった考え方です。簡単に言うと、「テーマを中心とした言語
活動・学習活動をしながら、基礎的な日本語力を着実に身につける」というのがNEJを活用した基
礎日本語教育のコンセプトです。そして、より具体的には、従来の初級日本語教育の直接法による
文型・文法積み上げ方式に対して、自己表現活動中心のマスターテクスト・アプローチという新し
い教育方法を提案しています。また、本書には、NEJのvol.1とvol.2の音声CD、イラスト集(イラ
ストデータが入ったCD-R)が付属されています。こちらも積極的に活用して授業に役立ててくだ
さい。
本書を参考にしていただき、NEJを活用して、学習者も指導者も楽しく充実した日本語の学習と
教育が広く実現されることを願っています。
「著作権保護コンテンツ」
.NEJ[vol.1][vol、2]の構成.…3NEJ[vol.1]の教育内容の概要….4NEJ[vol.2]の教育内容の概要....6
顧各ユニットの内容と指導法
皿自己表現活動中心のカリキュラム8
皿第1期:助走期(Unitl∼Unit7)
回マスターテクスト・アプローチ9
図第2期:離陸期(Units∼Unit12)
図日本語習得につながる活動を支援する
田第3期:拡張期(Unit13∼Unit18
指導者11
4
苧
25
26
06
9
4
甑NEJの特長8
囚第4期:発展期(Unit19∼Unit24
皿学習のための補助11
回第5期:中級への橋渡し
(
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)
回各セクションの活動について16
75
回文法事項について17
回表記法について18
闇日本語学習指導一般について8,
QSupplementaryUnitで扱っている
文型、文法事項について18
皿教師の秘技(アート)から日本語教育の
テクノロジーへ81
回朗唱練習の重要性8,
闇ユニットの学習指導法
2
瞳
m言語事項の学習から言葉遣いの学習へ82
皿ユニット学習に入る前に20
画対話原理82
画ユニットの学習指導法22
■本の紹介84
mその他の学習指導について34
匪司[補足]追加的なマスターテクストの
作 成 に つ い て 8 5
願カリキュラム・プラン36
皿基礎日本語教育のカリキュラム36
回既習者を対象としたカリキュラム37
回時間が限られている個人指導の場合38
回漢字系学習者と非漢字系学習者39
①②③
ムムム
|フ|フ一つ
.ココ
自己表現活動について19
書き方の練習について21
口頭練習のときに学習者は
なぜ教科書を見るのか25
コラム④
コラム⑤
漢字系学習者と非漢字系学習者40
。p…、,粥‘『
│開
、局-患浮j溌罫句,、晋醐
TheGistofJapaneseGrammar
の日本語訳88
│同│学習漢字リスト’06
両イラスト索引(付属イラスト集(CD-R)*!)
c
108
■イラスト一覧110
■ユニット別リスト120
■文型別リスト127
日本語の発音方法の顕著な特徴・
⑥⑦③
ムムム
|フ|フ|フ
コココ
発音練習の指導について45
ています‐動詞について51
活用や文の変換から間テクスト性へ53
非漢字系学習者の漢字学習の困難について60
■品詞別リスト134
■カテゴリー別リスト140
■五十音順リスト143
I蚕珂1「好きな言葉」記入例と用紙’50
「著作権保護コンテンツ」
唖=零選
NEJ [vol.1][vol.2] の 構 成
L、
可
.
.
│
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小
1回
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■Unitl∼Unite
Units∼Unit12
k^iiW'rllPersonalNarratives[マスターテクスト]
しUnit8,Unit10andUnit11
EgSHillPersonalNarratives[マスターテクスト】
BSr-iQuestionsandAnswers
k^imv-lUsefulExpressions
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○TheGistofJapaneseGrammar
○TheGistofJapaneseGrammar
○EssayWriting
EMBiEPronunciationPractice
○EssayWriting
ESEHIEReview
tmiHUlVerbInflection
密
晶
KraiimttiAdditionalPractice
士
雰
叫
■Unit7
レUnit9andUnit12
^=wiwiiPersonalNarratives[マスターテクスト:
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○TheGistofJapaneseGrammar
○TheGistofJapaneseGrammar
○EssayWriting
○EssayWriting
EiMBFlVerbInflection
■AppendixTable1,Table2:Japanesesyllables(writteninthealphabet,hiraganaandkatakana)
日本語の音節(ローマ字、ひらがな、カタカナ)
Table3∼Table7:Adjectiveandverbinflections
形容詞と動詞の活用表
皿
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■WritingPracticeSheets(^UnitlからUnit12までの書き方練習シート》
GrammarPracticeSheets(^Unit1からUnit12までの文法練習シート〉
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2
,回’
■Unit13 Unit24
■
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EMBMPersonalNarrativesIマスターテクスト]EgSSHPersonalNarratives[マスターテクスト]
t^'tffiWSummaryoftheMainGrammarPoints…SummaryoftheMainGrammarPoints
○TheGistofJapaneseGrammarOTheGistofJapaneseGrammar
○EssayWriting
■AppendixTable1∼Table5:Adiectiveandverbinflections
形容詞と動詞の活用表
│別冊WritingPracticeSheets(^Unit13からUnit24までの書き方練習シート:
■GrammarPracticeSheets(*Unit13からUnit24までの文法練習シートミ
「著作権保護コンテンツ」
■NEJ[vol.1]の教育内容の概要
注1:文型・文法事項の中で△はAdditionalPracticeの事項:_
注2:◇は活用形と活用表、※は留意点を示す。
自己紹介をするi名前、出身(匡
』
]
慨
:
僻
。
"
‘
その他の文法事項と
留意点
語蕊・表現1文型・文法事項
トビッ参
テーマ
タイトル
身分、所属国、l・∼は、∼ですi・街疑応答で「学生て
数字(100まで)’1すか」「何年生です
所属、身分
か」「学部は?」「と
こから来ましたか‐
「何さいですか
│※「∼から来ました‐
01
図
Introducing家族を紹介するI家族、仕事、I家族、仕事、各1.∼は、∼ですl・間疑応答で「何人で
MyFamily学校年齢I種の学校外国|・親族呼称
家族の紹介
すか」「何を しても、
ますか」「兄 弟はL,
|語、助数詞(人、|・人の数え方
ます力
|さい)
好きな物.I好きな食べ物、|スポーツ、音楽
好きなこと|スポーツ、音楽’
|などを言う
I
食べ物、飲み物、|・∼は、∼が好きです/|・助詞(も、や:
日本語の音吉
スポーツ、音I(あまり)好きではあり|・助詞的表現(といつ
楽動詞(「食べ|ません
|しょに)
る」、「飲む」なI.∼ます(II件好や趣味に|・蘭疑応答で「何を
ど)、余暇の活動、|関わる助詞表現のみ)|「どんな∼」「どうで
冊酔眼豚棋
図駕懸宛“|耀墓き'蓬聯飲み物
ひらがな・カタカナ鰯
のみ動詞表珂
頻度、同伴、数字、’1すか」「何が」「し
円 、 年 、 ∼ の と き I 1 つ ‐
日常生活、1−日の時間帯、食
いて話す
朝夜のこと、|事日常生活の
わたしの一日I
自宅で、学校で、|動詞、場所、活動
│・動詞文①( ます)|・各種の格助詞
IIIll
毎日の生活に=
囲
惚
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a
y
:
(を、に、で、から、
まて
|・助詞(か)
;仕事のあとI交通手段、食事
∼の後、○時
l・質疑応答で「何時
6
1
|分
〃鷺入門漢字︵50字︶儲
|に」「何で」「どこで‐
|「どのくらい
I
1
1
図職潔ght;雪欝蛎│欝総事│塞縦麗噸文②( …'噴疑応答
|いっしょに」「ほか
で「だれ.
|話す|デート(食事)|「先週」「今週」な’・形容詞①|に何を」
’ど)、外食関係の’(「∼い」「∼な」の形'※助詞文(∼ます)と名
l表現、食べ物、料|と現在と過去)|詞文(∼です)の現
|在.過去・肯定・否
|定の形を確認する。
│※「あります」「います
l理、食べ物屋、同|
|伴者
Iはここでは主要な学
|習事項とはしない。
火α
友と
図鱒菖。凹‘:
111
や 家 族 な ど : 買い物、衣服
|外出、衣料品、装’ ∼があります、∼がい富 ・格助詞(をく離脱>)
お出かけⅨ
映画、
1飾品、日用雑貨、|
ます
デート(映画)
│体の状態「知っ|
∼があI多 ました、∼が
ついて話す
,ています」「知りl い ま し た
。「∼(し)に行きます」
(目的をもった移動)
|・質疑応答で「どうて
「著作権保護コンテンツ」
岬
lません」など、位1 形 容 詞 ② ( 現 在 ・ 過 I し た か 」
1置詞(「中」「前」I 去・fi定・否定・接統
「横」など);の形
タイトル
その他の文法事項と
語曇・表現I文型・文法事項
トピッう
テーマ
留意点
誘う.すすめる
申し出を
l軽く誘うl紅茶、コーヒーIます」と「見えl∼ますか(すす める)、
l誘う
;積極的に誘う‘
|ます」、∼から、|∼ませんか(誘う)、
|ここ(指示詞)、|∼ましようか(軽く誘
I 申 し 出 る I い つ 、 ∼ し
lう)、∼ましよう(積
l極的に誘う)、∼ま
Iしようか(申し出る)
l・∼より∼の方力
;(比較)
ロ
図鴨溌:難
I家族について話
弓
1
入門漢字︵50字︶
図
謡
駕
:
鷲
|
省
に
物
を
す
す
め
'
ー
テ
,マレーシアのこと、!「なぜ」、「聞こえ:を使った表現I
ィ
ー
で
’
「
ど
う
し
て
」
と
I
.
「
ま
す
」
の
各
種
の
形
I
.
指
示
詞
に
ぞ
あ
ご
l職業性格|何をしているか、|・ています-動詞(「会│◇動詞の種類とて_形
│能力、特技、|容姿や性格、能I社を経営しています」ISBAdditionalPractic
l専攻、好きなこと’力や特技Iなど)i(1)の動詞のみ。「全
I・形容詞③(容姿や性格)'社を経営しています
I△∼ていますIなどの表現は、て0
1(「テレビを見ていま|ます−動詞としてボ
’す」など)
WhatⅡ恥、1
toDo
わたしのしたい
│希望や望みを言|行きたい場所|季節気候、季節,.∼たことがあります/;◇た-形
|う|旅行、季節|の楽しみ、∼体!∼たことがありません|※本ユニットで学習す
何かをしたことI登山、日本の文化、│み・お正月・クリ,.∼たぃです/∼たい|る動詞のみ
こと
があるかどうかlほしい物’スマスなど|と思っています
言 う i 日 本 の 文 化 、 ポ ツ
|プカルチャー(マI
lンガ、アニメ、ネ
撲、カラオケ)
囲隙謡:。
きまり
,指示や注意を与,山登りの注意|「着ます」「ぬぎI.∼てください’◇て-形α い ろ い ろ な 便
‘えるI服装持ち物のIます」「はきまI.∼てもいいです/∼|い方
'するべきことと|指示禁止事項’す」などの表現’てはいけません
IしてはいけないI授業のルール、I連絡とコミユニ|△∼てください
’ことを伝えるI態度Iケーシヨンに関I(「晒気をつけて<だt
l何かすることをIIする表現lさい」など)
I頼む
Ⅷ
BusyDays義務や仕事を言l日常の雑事、l家事、手続き段
。∼なければなりませI◇ない-形
an
nd
d¥
l$
う;
I係A
、b
先U
生
の 仕 事
:
HardWorkしてはいけない,登録(授業登録)、,
蝋k鰯と│‘とを言う‘先生の仕事
△∼ないで<ださし
(「授業は休まないて
ください」など
図
哨
駕
腫
。
’
雪
し
い
行
為
を
'
い
ろ
い
ろ
|忙しい日常、|台風に関するこ’∼たほうがいいと思:
な
用
事
|
冬
に
関
す
る
こ
と
'
.た
ほ
う
が
い
い
で
す
'
'
◇
た
形
気をつけることi
l体調管理、|と、気象に関す|います
l日本の気象/気候|ること、強弱|・∼たり∼たりします!
’(冬)、台風!
「著作権保護コンテンツ」
基礎漢字︵80字・累計130字︶
図
Iえる。
■NEJ[vol.2]の教育内容の概要
注1:◇は活川形を示すこ
﹃﹀一一二
一ア
タイトル
語鐙・表現|文型・文法事項Iその他の文法事項
トピック
囲幾躍普篭。│涛総藍│撫舌リ詫後
l日常生活に関す
.∼たらI◇て-形
lる語糞・表現
.∼てから
I話すl夜のこと
・∼とき
|◇た-形
|◇ますI。∼て
.∼ながら
趣味、好きなこ’読書、スポーツ、
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とについて話す
マン
映画
ガ、音楽
アニメ、
山登り、写真
I.∼だけ
プライベート丈
∼(する)こと,
◇辞書】
時間の過ごしゴ
∼(する)’
・それ可
に関する語雪
│表現(e.g.スポー
ツ、音楽卜
図
iture将来の希望、や
│将来のこと、
の将来1りたいことにつ
│進学、就職1重・表現(e.g専I.∼と思いますl◇ない-形(普通形
|将来に関する語I.∼つもりです|◇辞書形(普通形)
│大学院研究、|門、進学、就職)’.∼だろうと思います|・名詞修飾節
lいて話す
I
I仕事、結婚、,/∼んじゃないかと!.∼がほしいです
|だ)決めていません|・∼ている間
|・∼掴
I.まだ∼ていません
I.∼(し)なくてもいい
|です
I.∼(し)ないで、∼
とや、食べ
'ralents
これて
るらい
自分のでき
囲淵磯.Ⅱ
能力と特技に目
If、9.外国語、料理
るものにつ
できること.
可能表砺
する語棄・表現
話す
できないこと
形 容 詞 十 と 思 い ます
∼方
∼(する)前
∼ので
│食べられるもの
∼(する)ように な り
作れる料理
ました
だから/ですか
何で¥
・自分了
あげたり、もi誕生日、|プレゼントにな’、授受表覗
囲蛎ン卜
・どれモ
らったりしたプIクリスマス、lる物の語堂・表Iあげる、もらう
レゼントについlプレゼント、l現(e、9.お祝いやIくれる
て話すIおこづかい、Iイベントなどで贈
Iもらってうれし’る物)
1
1
かつたもa
1日
、篭競",
│親切にされたり、|家族や友人の手!さまざまな親切|・動詞十授受の表現0〕
∼(する)ため’
助けられたりしI伝い、見送り、Iに関する語堂・I∼てもらう、∼てく
andKindnessiたことについてI助けてもらったI表現(e.g.留学Iれ.
親切・手助け|話す
’こと、親切にさ’や出張などの準備
れたこと、教えI手助け)
てもらったこと‐
l留学、海外出張
「著作権保護コンテンツ」
基礎漢字︵170字・累計300字︶
〃
喝甘︲
I家事・育児l思います/∼かもしI.∼までに
1れません/∼かどうI.∼でもいいです
|か(まだ)わかりませ‘
’ん/∼か∼か、(ま|・∼たら
タイトル
トピック
テーマ
らないIさまざまな親切l・動詞十授受α 表 現
ず、.、▽
糸“’し
いた壷
Iや、自分
のに三
た話
見て
囲籍鱈’人から畷
語堂・表現|文型・文法事項Iその他の文法事項
.∼で(原因・理由)
|に関する語食.|②∼てあげ4
、
R
お見舞い、訪問
先の様ヨ
.「…」と言いましメ
訪問l・∼そうです(伝聞
.∼てみる
看病、1.∼そうです(様態
.∼という「−−
手助け)
囲鰯謡fis.誰総りし;I6縄鮭│麗瀧吉
andRequestsた経験についてl頼まれたこと、l関する語業、頼
IGotfrom話すlしつけ、依頼、lまれる.誘われ
SomeoneE1s
子どもの頃のこ’ることに関す
ほめられたこと
と、昔のことl語重・表現
しかられたこと
・受身表現A他者かI.∼ばかり
らの褒めや叱りや|
言1冊的な働きかけl
などを受ける)
.∼ように言われまI
した
mM
a駕篭iKiSic頚欝│里鰯雪噌墓蕊│延競てくれ謝
しつけ(1)1自分に対するしIさせてもらえな’とに関する語糞Iした
lついて話す|嫌いな食べ物|学校の勉強、遊1ました
:親が兄弟にさせ:び、進学)I.∼てほしい,
Iたこと・させな’
|かつたこと、親1
1が自分にさせよI
|うとしたが抵抗I
’ し た こ と I
指導、
しつけ、|子どもが親に強要i・使役受身表現‘.∼のおかけ
導や、子ども。
勉強、
させらオ
AllowsMe頃に親から受重
たこ{
しつけ(2);たしつけについ
二、t
で迄に
学校で受けた托
図駕爵‘
るようになっ
されることに関I.∼なりました
する語糞・表現:(状態・能力・習‘旧i
(e.9.学校の勉強、Iの変化)
とl家庭学習、食菖
’て話す
!と、疲れたこと!旅行でのアクシテ
ら '物 理 的 な
力¥歩
ひどい経験|話すIがっかりしたこ;(e、9.災い、被害
I・受身 表現Bill!
者行
図駕:磯…│麓建詮i懲鴬と」:難蕊‘
∼ようでマ
∼(する)ことにな号
を受 ける)
ました
.∼てしまう1.する!
lン卜、不運なこと);.∼(する)と①(時);.そこ
自分の国のこと
エロ
︲し
一言p
−L
、ノ
ー一
一﹂
、
fI
丞一丸
e候
all言
麺理
画地
皿語
囲麗謡悪
I言語の成り立ち、I地理気候言語i・受身表現CI物が主1.∼が(∼で)一番∼
│言語の使用状況、I的状況に関する|冊の受身)I.∼ても
地理、気候I語堂・表現。∼(する)と②(条件)I.∼しか(∼ません
1
1
‘Supplementa『yUnH1I新しい挑戦にっ|サークルの勧誘、I山登り、勉強のl・∼(れ)ば’・∼てあります
mwaraS
!いて話す、過去I山登り、中学・I仕方、大学生と1.疑問詞(+助詞I)+∼l・∼ておきます
theFutureを振り返りなが;高校の勉強、大Iしての経験につ;(れ)ぱいいかI・∼よ
新しい世界|ら話すI学の勉強、大学Iいての語糞・表:
|・∼すきる
I生活での経験!現!.∼のですかor∼んで
!.∼なさい
:。∼ようと思います
;・∼ようとしても
l・∼わけではありませA
l・∼始める、∼続けそ
「著作権保護コンテンツ」
基礎漢字︵170字・累計300字︶
|つけへの反抗に’かつたこと、|表現(e.g.食事、I.∼(さ)せようとしi
第1章
NEJの特長
NEJは、従来の基礎(初級)日本語教材とは大きく異なる特徴を持っています。NEJを有効に活用し
ていただくために、本章ではNEJの特長を紹介します。従来の初級日本語教育の内容と方法を熟知
している方は、まず始めに第5章を読んでから本章にもどってください。そのほうが、従来の教育方
法との対比でNEJの特長がよく理解できます。
(2)自分のことについて話すテーマ
そのような方針に基づいて、NEJの各ユニットでは、自分のことについて話すテーマを設定し
ています。自分のことについて話すテーマというのは、例えば「好きな物.好きなこと」、「一日
の生活」、「週末の過ごし方」、「わたしの家族」、「日本での経験」などです。NEJで具体的に扱う
テーマについては、教育内容の概要(p.4-7)の「テーマ」の柵をご覧ください。
自分のことについて話すことについては、コラム1(p.19)で紹介しているヨーロッパ共通参照
枠(CEFR)の能力記述でも取り上げられています。このように、いろいろなテーマについて順次
話せるようになることは外国語能力発達の経路になるものです。NEJのカリキュラムはそのよう
な経路をそのまま学習と学習折導の行程にしています。
「著作権保護コンテンツ」
2マスターテクスト・アプローチ
NEIでは、単に各ユニットでテーマの表現方法を学ぶだけではありません。各ユニットでは、
設定されたテーマの下に初級の語堂や文型・文法事項などが学べるようになっています。そして、
テーマを段階的に配列することにより、文型・文法事項を系統的に学習することができるように
なっています。つまり、NEJは、「何かについて話せるようになること」と「語糞や文型・文法
事項を体系的に学習すること」が両立するように編まれた教材だということです。
以上のような考え方で作られたのがNEJのカリキュラムです。カリキュラム全体についてに
教育内容の概要(p.4-7)をご覧ください。
そ
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''''''’'1IロⅡⅡⅡⅡⅡⅡⅡⅡ'’'111111111:、
(1)3人の登場人物
NEJでは、留学生のリさん、日本人大学生のあきおさん、日本語の先生の西山先生という3人
の人物が登場します。各人物のプロフィールは以下の通りです。
し登場人物のブロフィール
リさん:大京大学で勉強しているマレーシアの学生。4月に日本に来た。工学部の学生。家族はマ
貸鑑鷲懸溌蕊時繁差し慧羅胸……〆園…繕“
あきおさん:大京大学の学生。工学部の4年生。山登りが好きで、大学の登山部の部長。いつも明る
鳥
《
て
親
切
”
西山先生:大京大学の日本語の先生。日本語を教えるのが好き。結婚していて、子どもが2人いる。
害奥さんも大学の先生で、日本研究が専門。
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レその他の登場人物(各々、1回だけ登場する)
山川あさこさん:あきおさんのおかあさん。高校の英語の先生。花が好きで、庭でいろいろな花を育
⑥てている。親切で明るい人oUnit2で登場。
、
中田さん:大京大学の学生。外国語学部の2年生で、マレーシア語が専門。今年の夏にマレーシアに
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で
登
場
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「著作権保護コンテンツ」
|第四I章一NE縦Jの特長
(3)テーマと語童及び文型・文法事項
L
輪
,
NEJは一般成人を対象とした教科書ですが、誰にでも親しみやすくわかりやすいという観点か
らこのような登場人物を選びました。学科者は、これらの登甥人物たちの話をきっかけとして、
それと対比して「1己表現活動'I'心の学習を進めることができます。
(2)マスターテクスト
NEJの各ユニットでは、ユニットのテーマについて釜場人物たちが自分の話をします。Section
lのPersonalNarrativesがそれで、これをマスターテクストと呼びます。PersonalNarrativesは、
教科書のli1こう側にいる登場人物がこちら側にいる学習者に話しかけるという形になっています。
こちら側にいる学科巷はPersonalNarrativesの直接的なUDき手になるわけです。
PersonalNarrativesでの登場人物たちの話し方は、基礎段階の学習者がまねるのにふさわしい丁
寧な言葉遣いになっています。そして、PersonalNarrativesには、学習者がそのユニットのテーマ
について話すためにほぼ十分な語童と文型・文法事項が含まれています。学習者は、リさん、あき
おさん、西山先生の話を理解しつつ、かれらの事情と対照しながら自分のことも日本語で知ってい
くという学習行程を歩むことになります。
(
3
)マスターテクストをモデルにして自分の話を
マスターテクストを学習することで学習者は、どのようなことができるようになることが期待
されているか(ユニットの教育目標)を知り、それがどのような仕方でできるか(言語表現)を知
ることができます。端的にいうと、マスターテクストをモデルにしてまねることで学習者は容易
に当該のテーマについて自分の話をすることができるようになります。また、マスターテクスト
に習熟していれば、クラスメイトの話も容易に理解することができます。このようにマスターテ
クストは日本語習得の中核となるテクストです。そして、マスターテクストを中核とした日本語
の学習と学習指導をマスターテクスト・アプローチと呼んでいます。そのようなわけで、NEJは、
自己表現活動中心のマスターテクスト・アプローチによる基礎II本語教材となります。
1
唇
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第2章 │ユニットの学習指導法
NEJは、日本語教育の経験や日本語指導法の研修の受講経験がない人でも割合容易に有効に活用す
ることができます。一方で、経‘験のある教師の場合は、経験に基づく判断でさまざまな教え方の工夫
や細かい即興的な対応や追加的な学習活動を行うことで、本書を活用してめざましい教育効果をあげ
ることができるでしょう。
本章では、NEJを使った日本語指導の方法を初心の指導者にもわかりやすいように説明します。説
明においては、端的に「∼してください」という言い方をよく使っています。これはわかりやすさを
優先してそのようにしているだけで、他の手順や方法を排除するものではありません。また、以下の
説明ではしばしば「∼してあげてください」や「∼させてください」のような表現を使っています力え
指導者と学習者を上下関係で捉えているわけではありません。
※目は学習者自身で勉強すること、目と>圏は指導者の下で学習すること、閏は指導者が
することをそれぞれ表します。目〈二>圏がいわゆる指導の場面になりますので、枠内を
グレーにしています。
皿ユニット学習に入る前に
日本語初習者の場合は、ユニットの学習に入る前に、日本語学習の準備をしなければなりません≦
ここでは、その方法について説明します。
O学習指導の流れ
r
L
レステップ1]|学l .……・…ABriefIntroductiontotheJapaneseLanguageを勉強する.
↓
【レステツプaIMi…..…50音とひらがなを練習する。
↓
… 闇 〈 ご > 圏 ……・カタカナを練習する。
識蕊溌灘哩溝‘&
恥
【しステッブQHABriefIntroductiontotheJapaneseLanguage:日本語を知る
vol.1に掲載の「ABriefIntroductiontotheJapaneseLanguageJ(p.xviii-xix)を読んで
もらってください。もちろん家庭学習でもかまいません。
,ステッブ2]固く二>圏50音とひらがなの練習
別冊のひらがな練習シート(HiraganaWritingPracticeSheets)で、ひらがなの
書き方と読み方を練習してください。その際には、付録(Appendix)のTable1(日本
20
「著作権保護コンテンツ」
lユニット学習に入る前に
語の50音)とTable1'(ひらがな表)も適宜に活用してください。書き方の指導にあ
たっては、日本語の文字としてきれいに書けるように教えるのではなく、文字を構
成している字形要素を、筆で描いたようなハライやハネなどにとらわれず、単純な
線や点で構成される図形として捉え、それらをスムーズにバランスよく書けるよう
指導してください。練習シートはなぞ、り書き練習となっていますので、スムーズに
バランスよく書けるようになるまで、コピーして何度もなぞり書き練習をしてくだ
さい。この段階では、個々の仮名の書き方と読み方ができるようになることに集中
行います。そのためにNEJでは、勤音などを含めたひらがなとカタカナの学習素材
としてUnit1からUnit3の書き方練習シート(WritingPracticeSheets)を用意してい
ます。
レステップ3]目<二>圏カタカナの練習
別冊のカタカナ練習シート(KatakanaWritingPracticeSheets)で、カタカナの書
き方と読み方を練習してください。その際には、AppendixのTable1(日本語の50音》
第2章夏ニッ。賑の学習指導ゞ法
してください。抑音、促音、長音などの書き方の学習はユニット学習に入ってから
とTable1"(カタカナ表)も適宜に活用してください。書き方指導の要領はひらがな指
鍵蕊
導の場合と同様です。
4コラ
⑫
一
書き方の練習について
L
ひらがな練習シート、カタカナ練習シート、書き方練習シートはいずれもなぞり書き練
習になっています。一般的な文字の書き方の指導法では、=き'│頂を示し必要に応じて字形
要素に注意させた後に、すぐに見本を見ながらの書き方練習に入ります。しかしそれでは
形の整った文字がなかなか=けるようになりません。言き順などを教えた上で、次になぞ
り=き練習が必要です。
見本を見ながらの書き方練習に比べ、なぞり書きで書き方を練習することは学習者に
とって頭を使う必要のない楽な作業です。だからこそ、文字の形をきれいに再現すること
に集中できて、有効な=き方の練習になります。
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21
│ 21ユニットの学習指導法
ユニット共通の学習指導の方法は、大きく5つのパートに分けることができます。それぞれのパー
トの冒頭でそのパートの学習の趣旨と学習指導の流れ(ステップと手)を示します。その後に、それ
ぞれのステップと手順の具体的な方法や実施上のコツなどを解説します。
バートヨ
│パート1
パート1はNEJでの学習指導の中核になる部分です。それぞれのマスターテクスト
(PersonalNarratives(Section1))について以下の要領で学習指導を進めます。
O学習指導の流束
F
L
レステップ11目……マスターテクスト(PersonalNarratives(Sectionl))を勉強する。
↓
[レステッブ2]畠くつ圏……マスターテクストを使って練習する。
「手順Tトマスターテクストの朗唱練習をする。
「手順面 トマスターテクストの質疑応答練習をする。
「手順ヨートマスターテクストと同様の内容について学習者に当てはめ
た質問-答え練習をする。
「手順可V(UnitlからUniteのみ)マスターテクストについて学習者
同士で質疑応答練習をする。
[レステップ11畠マスターテクストの予習
学習者は、自分でマスターテクスト(PersonalNarratives(Section1))を学習します。
学習の手順の概要は以下の通り。
1教科書のマスターテクストを見ながら音声素材を聞く。
(2)イラスト、語釈、文法注釈、GJG(TheGistofJapaneseGrammar)などを参考にし
てマスターテクストを理解する。
(3)音声を聞きながらマスターテクストを繰り返し口頭練習する。
〔レステツプ21目<二>閏マスターテクストを使った練習
廓
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下記の手│││目に入る前に、ユニットのテーマについて、学習者の
ことを予備的に尋ねてみるのが、テーマの導入として有効です曇
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2ユニットの学習指導法
│手順1」朗唱練習
本書付属のCDあるいは指導者の生の声で、マスターテクストの朗唱練習をします。
方法は、模倣反復練習(音声に続いて学習者が言う)でもシャドーイング(音声を後追
いする形で学習者各自が小さい声で読む)でもかまいません。指導者の生の声で練習
するときは、ILl然なスピードにこだわらず、学習者がまねしやすいスピードで実施
してください。各文節は割合自然なスピードで読んで、文節の区切りを少し長くす
ると、日本語の話し方としても自然で、学習者も言いやすくなります。
国門四国■ユニットの学習指導法
模倣反復紳刊は、2段階で実施するのがよいと思います。第1段階では、「、」と
「。」の両方で区切りながら練習してください。そして、第2段階では、「。」で区切
りながら練習してください。スムーズに言うのがむずかしい言葉があれば、適宜に
その言葉を取り上げて練習し、また、模倣反復練習に戻ってください。
シャドーイングは、初Nは比較的ゆっくり行い、|面│数を追うごとに段階的にスピー
ドを早めるのがコツです。時に大げさな抑揚をつけた読み方などを織り交ぜると、
一層楽しくシャドーイング練習ができます。
最後は、各自で朗唱練習をさせてください。その際は、できればルビを紙で隠し
て練習させてください。Unit8以降はパラレル・テクストとなっていますので、左
右のページを適宜に使い分けて練習してください。
L
朗唱練習は、音声指導を行うための重要な機会です。アクセントや調音方法にも
注意して上手にまねて読めるようになるまでしっかり練習してください。
②
各ユニットのGJG(TheGistofJapaneseGrammar)では、文法
についての学習者からの各種の質問に答えるような内容を言いています。
GJGは、パート1のステップ1の予習の段階で、学習者が読んで、文
法についての理解を得るためのものです。ですから、マスターテクスト
を使って口頭練習をしているときなどに学習者から文法についての質問
が出てきたときには、GJGの該当箇所を見るように指示してください。
例えば、Unitl7のマスターテクストの回を勉強しているときに、「「く
れました』と「あげました』は、どうちがいますか」というような質問
が出たときには、「GJGの(1)を見てください」と言うのが一番手っ取
り早い対応です。もちろん、GJGの説明を参考にして、例文を示して
説明してもかまいません。本書の巻末資料1には、GJGの日本語訳を
掲載しています(→p.88参照)。
│手順2」質疑応答練習
マスターテクストの内容について、CDを聞かせながら各部分ごとに、指導者が質
問し学習者がそれに答える練習をします。教科書を見ながら練習してもかまいませ
ん。質疑応答の要領については、Unit1からUnit6までは、セクション2(Questions
andAnswers)を参照してください。
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'11第1期:助走期(Unit1∼Unit7》
助走1リjは、動詞の活用のない世界です。次期に「離陸」を果たすために、そのような「やさしいII
本語のIll身界」で、基礎的な語童と表現を習得し、それらを組み合わせていろいろなこと(各ユニット
のテーマ)が話せるようになるのがこの期の絶対目標です。「∼です」と「∼ます」及びその変化形だ
けの「やさしい日本語」でそれを果たし、ひらがなとカタカナの読み書きを完成し、仮名と初歩的
な漢字(50字)を使ってそのような内容の読み書きができるようになれば、この期の学習は完了です。
マスターテクスト(Section1)がきれいに朗唱できるように、また作成した自分のエッセイに基づい
て自分のことがあれこれ話せるようになるまで、時間をかけて若実な力を身につけさせてください。
ちなみに、Unit7のみ例外的なユニットになっています。Unit7では、「∼ます」の変化形である
「∼ますか」「∼ませんか」「∼ましよう」「∼ましようか」を使って、「誘う」、「すすめる」、「申し出
る」などの表現を勉強します。いずれも、やはり動詞の活用のない表現です。
三三三ヨ
三
三ヨClassr⑨⑥mandDailyExpressions
= =
ユニットに入る前にClassroomandDailyExpressionsを勉強します。ここでは、教室でよく
使う指示の言葉や日常生活で使う挨拶の表現などを紹介しています。「ここにこんな表現が紹
介されていますよ」と知らせるという趣旨で、Unit1の学習に入る前にざっと口頭練習をし
ておくとよいと思います。その上で、授業中に指示の言葉が分からないような場合に「ここ
にある、この指示ですよ」と指し示したり、挨拶の表現について質問があったときに「その
場合は、この言い方をします」と再度紹介したりするという形で活川してください。
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第1期:助走期(Unitl∼Unit7)
園既圏圏瞳各1||ツトの内容と指導法
巨匝画三IntroducingMyself(自己紹介:
匡二z」
口自己紹介をす愚
│主要文法事項1
口名詞文
ex,わたしは、大京大学の学生です。
□∼の(所有や所刷等を表す)
│◎指導上のポイント・☆留意点
◎初対面の挨拶と、「(∼は)、∼です」の形で自己紹介をします。
。「∼から来ました」のみ動詞表現となっています。「∼」にI玉│名や地名を入れて、そのまま使え
るように練習してください。
☆クラスメイトの名前とさまざまな国名と地名などが、相手によく伝わるように、日本語らしし
発音で言えるように指導してください。Section4の発音練習(さまざまな国名と地名)も適宜に
活用してください。その指導はそのまま、日本語音声の練習になります。外国の人名や国名や
地名を日本語らしい発音でできるようになることはUnit1からUnit3の重要な目標です。
日本語のヒミツ
Section4(発音練習)では、外国の国名や地名を使って、日本語らしい発音方法と日本語のアク
セントの練習をします。
日本語のアクセントは高低アクセントと呼ばれていて、単語はそれぞれの音節で音の高低移動を
して特定のアクセントのパターンを形成しています。日本語のアクセント・パターンは、平板(a
の「アメリカ」のグループ)、頭高(bの「ドイツ」のグループ)、中高(cの「シンガポール」のグ
ループ)、そして尾高(ここでは提示していません)です。学習者の多くは平板アクセントが苦手です‘
そして、そのことが外国人っぽい抑揚の強い話し方の原因になっています。平板アクセントができ
るようにしっかり指導してください。
平板アクセントを指導するコツは、力を抜いただらしない発音をしてみせることです。そうすれ
ば学習者はそれをまねて平板アクセントで発音することができるようになります。ちなみに「力を
抜いただらしない発音」というのはコラム5(p.45)で説明する日本語の発音の特徴を反映したも
のです。
00銀行
一而一
陣
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… 里 d L − J J 誰 蚤 T 異 1 段 … I E F 『 舞 子 遥 屯 E − ヱ ゴ 再 唱 圭 … … … I … I 宇 寓 I 一 堂 … I I n A 里 … L L q 屍 L 皐 廻 J L 〃 甲 一 一 … 同 一 宇 可 r E … 盃 鯉 畢 … 設 沖 … 1 審 毎 ℃ 出 『 か 哩 唱 的 … … 即 吟 F
鑑
卑 巴 、 牌 … … … … 』 鍔 凸 斗
可 b □ r I p N 理 f J 製 r J L T 尭 極 司 謡 騨 唱 が 沖 p … P P F 事 一 閃 … 1 割 ⑭ 画 口 守 唱 … 』 I , U 酷 j - q J 其 哩 乾 、 甲 珂 唱 E 曙 I f U L L … l … 晶 一
IntroducingMyFamily(家族の紹介)
│テーマ1
口家族を紹介す悪
│主要文法事項|
口親族呼称
口人の数え方
│◎指導上のポイント・☆留意点
◎基本は、「(∼は)、∼です」による家族の紹介となります。
☆実際には、親族呼称や年齢の言い方、それぞれの人の職業等を言う表現など、語章の学習が重
要な学習内容となります。
◎写真や写真の中の人物を指さして「これは」を使えるように練習します。「こ・そ・あ」の体
系は、Unit7のGJGの(2)で解説しています。
◎好きな物・好きなことを言う定型表現として「(∼は、)∼が好きです」が出てきます。定型表
現としてそのまま使えるように指導してください。※「∼は、∼が好き-です」は、Unit3で本格的に
勉強します。
◎職業を尋ねる定型表現として「何をしていますか」を使います。定型表現としてそのまま使え
るように練習してください。※「∼ています」は、UnitSで勉強します。
◎発音の練習も本ユニットの重要な目標です。Section4の発音練習をしっかり実施してくださ
い。発音練習の方法については、コラム5で解説しています。
鰯
まずは、「父です。」「母です。」「父は、∼さいです。」「母は、∼です。」など自分の家族のこと
が言えるように練習してください。この段階の質疑応答や質問-答えでは、「お父さんは、∼
か?」「お母さんは、∼か?」とは尋ねないで、「∼か?」の部分だけで尋ねてください。「父.
母・兄・姉・弟・妹」の系列がしっかり言えるようになってから、「お父さんは、∼か?」「お
母さんは、∼か?」と尋ねるようにしてください。
慰蕊睡秒I
若い人たちの普通の話し方では、「祖父祖母・叔父・叔母」はあまり使われず、むしろ、「おじ
いさん・おばあさんおじさん・おばさん」の系列を使っています。ですから、「おじいさん・お
ばあさん・おじさんおばさん」の系列を優先的に指導してください。
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グ ノ ダ ヱ ” ヱ ” F r ‘ 〃 該 ア ダ ダ 該 醜 ” ” ダ ダ ” " 〆 〆 奨 ” に … r タ グ 〃 〆 〆 ダ ダ 〆 密 告 〃 … 夕 … ダ ダ ダ シ グ グ 』
NEJ ANewApproachtoElementaryJapanese
-テーマで学ぶ基礎日本語一
指導参考書
” ′ が …
2012年10月30日第1刷発行
[著者]
[発行]
西口光一
くるしお出版
〒113-0033東京都文京区本郷3-21-10
1℃│:03.5684.3389Fax:03.5684.4762
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ISBN978-4-87424-563-7C0081
乱丁・落丁はお取り替えいたします。本書の無断転載・複製を禁じます二
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■音声収録
VOICE-PRO
■本文イラスト
須山奈津希
.装丁デザイン
スズキアキヒロ
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