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“仕事と子育て”の両立のために! わたしの両立の工夫・・・すでに職場

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“仕事と子育て”の両立のために! わたしの両立の工夫・・・すでに職場
(毎日 5 日.15 日.25 日発行)
発
新 聞 長 野 県 教 組
行
号
(昭和 27 年 5 月 27 日 第三種郵便物認可)
外
長野市旭町 1098
2015-79
長野県教職員組合
10・21
女 性 部
全員配布
No.7
今年も育休復帰応援セミナーを開催しました。10月3日
(土)松本会場には33名、4日(日)長野会場には26名と、
多くの皆さんの参加があり、和気あいあい、職場復帰に向け
ての情報交換を行いました。
“仕 事 と子 育 て”の両 立 のために!
仕事に復帰して数年間はたいへんですが、
得るものも多い時期です。子育てと仕事を両立
してがんばっている教職員の存在は、学校の子ども
や保護者を励まし、教育に携わる仕事をしていくものとしての自分自身も成長させてくれます。
子育てと仕事の両立のためには様々な制度や権利があります。どれも私たちの先輩方が声を上げ、組合の
運動の中で獲得してきたものです。どんな権利があるのか知り、上手に権利を行使して、明日の教育への力
がわいてくるように働きましょう。
わたしの両立の工夫・・・すでに職場復帰してがんばる仲間より
仕事も子育ても
大切にしたい!
三人目のお子さんの育休からの復帰にあたり、短時間勤務を希
望した。となりの学校で短時間勤務をした先生がいて、その方の
補充をした方が、補充に入ってくださった。経験豊富なベテラン
で、仕事は分担しなくても続きをやっていただけありがたいし、
学ぶこともたくさんある。引き継ぎには、メモを活用。先生方に
確認が必要なことは、休み時間に声をかけている。小二の第一子
の帰宅を迎え入れ、宿題も見てあげられて、フルで復帰したこれ
までより精神的にゆとりをもって生活できている。
3市町を指定しその中の中学校への異動を希望し実現。三人目
のお子さんの育休を終えて、4月より中学校にフルタイムで復
帰。現任校の校長との3月の面談の段階で、副担任・部活は副顧
問をとの了解を得た。17時15分に退勤し、保育園へ迎えに。
夜は子どもたちと寝てしまい、朝早く起きて仕事の時間を確保し
ている。朝の園への送りは、同居の義母にお願いしている。土日
には、時には子連れで部活に出ることも…。持ち帰り仕事も多い
が、充実した生活を送っている。
参加者の感想
同じ悩みを持つ仲間と話せたことでなん
だか少し心が明るくなりました。「お金では
買えない子どもとの時間」を大切に考え、育
児短時間制度を使えるようにあきらめず努
力したいと思います。
校長先生への人事異動についての要望を、
たとえ校長先生が「こうしなければだめ」と言
っても、もう一歩踏み込んで勇気を持って言っ
てみようと思えました。子どもが病気になった
らとか、授業についての不安は多いです。仲間
権利なども初めて知ることもあったので、とても
参考になりました。復帰はもう少し先ですが、久し
ぶりに仕事と子育ての生活をイメージし、とてもい
い刺激になりました。与えていただいた育休を有効
に、子どもたちと楽しく過ごしたいと思いました。
をつくる大切さも改めて感じました。
少人数での座談会だったので、細かいこと
もお話が聞けてありがたかったです。井口先生
が明るく話をされていて、前向きな気持ちにな
れました。ありがとうございました。
セミナー後半は座談会で、復帰に向けての不安や悩みを語り合いました。復帰に
あたって異動を希望しているが、校長面談でどのように希望を伝えればよいかとい
った不安がたくさん聞かれました。人事異動について、県教委は『原則によらず個々
の事情に配慮した異動もあり得る』と言っていますので、校長面談の際には個別の
事情についてよく話し、しっかりと希望を伝えることが必要です。
子育てと仕事を両立させるために「どこに復帰するか」はたいへん大きな問題です。異動
によって本人も生き生きと仕事ができ、教育活動や学校運営の効果があがるものでなければな
りません。そのためには「本人の希望と納得」を大原則とした人事が行われることが大切です。
★交 渉 で県 教 委 に以 下 の確 認 をしています
①人事異動方針はあくまで原則であり、原則によらず個々の事情に配慮した異動もあり得る。
②介護、病気、結婚、育児など個別の事情に配慮する。
③別居生活となるような人事については、そういうことがないように配慮する。
④高速道路利用を前提とした広域人事はしない。
⑤1月下旬から2月初旬にかけて必要な中間報告を学校長が行う。
人事について希望を伝えることは、子育てだけではなく、良い仕事をするためにも大切なことです。
困ったことがあったら、いつでも県教組へご相談ください。 <℡026-235-3700県教組女性部まで>
*育児休業手当金は、年金一元化に伴い、10 月より標準報酬額×50/100(67/100)に変更になりました。
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