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Business Intelligence and Database Management
ビジネス インテリジェンスとデータベース管理 Microsoft SQL Server 2008 と Microsoft Dynamics AX 2009 の活用 確信を持った意思決定を行い、組織を成功に導くために、Microsoft Dynamics® AX 2009 を Microsoft® SQL Server® 2008 に統合し、拡張可能なレポート作成ツールと、組織内の関連 データへのリアルタイム アクセスを可能にするビジネス インテリジェンス プラットフォームを提 供します。 Microsoft Dynamics AX では、ビジネスのすべてのプロセスを対象とする標準レポート、詳細な多次元分 析を可能にする分析レポート、SQL Server レポート ビルダで作成し、IT 部門のサポートなしでアクセ スできるアドホック レポートを活用できます。また、OLAP キューブや役割別ビジネス インテリジェン スは、従業員がビジネス上重大な問題を特定して対応する際に必要な情報を入手するのに役立ちます。 顧客シナリオ Microsoft Dynamics AX と SQL Server を組み合わせたソリューションは、ビジネス データに対する 洞察力を深め、レポート処理能力を高めることにより、ビジネス管理ソリューションのパフォーマンスを最 大限に引き出します。 強力なビジネス インテリジェント (BI) ツールを駆使して深い洞察力を得る 直感的でわかりやすいデータ キューブ デザイン ツールと、機能が強化されたディメンション デザイナを 使って、パフォーマンスの高い、堅牢なソリューションを構築することにより、分析インフラストラクチャ の開発効率を向上します。Microsoft Dynamics AX には、主要な業務領域からデータを自動的に抽出して SQL Server Analysis Services データベースに読み込む、既定のキューブが用意されています。キュー ブの結果は、事前設定された主要業績評価指標 (KPI)、Microsoft Dynamics AX クライアントや Microsoft Dynamics AX のエンタープライズ ポータル上での SQL Server Reporting Services レポ ート、または分析力の高いアドホックな Microsoft Office Excel によるレポートのいずれかとしてロール センター内に表示されます。 従業員の行動につながるレポートを簡単に作成および配信する SQL Server の拡張性の高いインフラストラクチャにより、レポートを効果的にデザインおよび管理でき、 適切なタイミングで組織内の適切な担当者に配信できます。Microsoft Dynamics AX の多種多様な標準レ ポートは SQL Server Reporting Services を使用して作成されているため、Microsoft SharePoint テ クノロジを使用して容易に配信できます。SQL Server レポート ビルダを使用して、Microsoft Dynamics AX データからのアドホック レポートを容易に作成および変更できます。 信頼性と生産性に優れたデータ プラットフォームをビジネス ニーズに適合させる 高いレベルにある SQL Server のセキュリティ、 可用性、 および拡張性によって、 Microsoft Dynamics AX の運用の信頼性が高まります。Microsoft Dynamics AX は SQL Server でのデータベース圧縮を使用し て、パフォーマンスを最大限に引き出します。製品ライフサイクル全体では、データベースが小さいことに より、ハードウェアやバックアップの要件が抑えられ、IT 管理の手間が尐なくなり、総保有コスト (TCO) の削減につながります。 メリット Microsoft Dynamics AX 2009 と SQL Server 2008 を組み合わせたソ リューションにより、以下のことが可能 になります。 確信を持って意思決定できるレポート 標準で組み込まれたビジネス ロジックによ るレポートの自動生成や、レポート定義のカ スタマイズによって戦略的な意思決定を可 能にします。 従業員の生産性向上 IT 部門の支援を必要とせずにアドホック レポートを作成、表示できる柔軟性の高い分 析ツールを使用できます。 業績パフォーマンスに対する細かい洞察 力 業務の主要分野向けの既定のデータ キュー ブを使用して、独自のビジネス ニーズのメ トリックスを分析できます。 企業データの統合 データベース暗号化、パスワードの強制、お よび高度なセキュリティ モデルにより、重 要なビジネス データのセキュリティを強化 します。 スケーラブルなビジネス パフォーマンス 増大するビジネス ニーズに応えながらセキ ュリティ強化と信頼性の向上をもたらす、ス ケーラブルなプラットフォーム上で Microsoft Dynamics AX を運用できます。 機能 強化されたレポート ツール 財務、経費管理、プロジェクト会計、生産、人事など、定義済みのキューブを基にし て簡単にレポートを作成できます。 標準開発ツールを使用して、SQL Server Reporting Services の新たなレポートを 作成したり、既存のレポートに変更を加えたりすることができます。 OLAP キューブや OLAP データ ソースからレポートを構築できます。 クライアント内のメニュー項目から簡単にアクセスできるように、 Microsoft Dynamics AX のエンタープライズ ポータルに含まれるレポート ビューア Web パーツを使用して、SQL Server Reporting Services レポートを既存のビジネス管 理ソリューションに統合できます。 SQL Server レポート ビルダ 情報分析の要件が毎回異なっても、これを満たすアドホック レポートを作成できま す。 IT 部門の支援を必要としないでエンドユーザー向けセルフサービス レポートを作成 できます。 表形式、マトリックス形式 (クロス集計表) などの図表レイアウトを含む複数のデー タ表示モデルをサポートできます。 SQL Server レポート デザイナ アプリケーション開発者は、レポート レイアウトやプログラミング機能を正確に制御 する必要のあるレポートをデザインできます。 分析レポート 関連ディメンションを分析できます。たとえば、商品の色別に在庫状況を比較したり、 作業者別に倉庫でのピッキング効率を比較したりできます。 ビジネスのメトリックスとディメンションを使い慣れたピボットテーブルやピボット チャートにドラッグしてデータを分析し、適切な方法で結果を表示できます。 開発者向け BI ツール BI フレームワークと SQL Server BI Development Studio を使用して、既定の OLAP キューブの拡張とカスタマイズや、新たなキューブの作成が可能です。 定義済みキューブ 顧客向けにカスタマイズした BI ソリューションを作成できます。 買掛金、売掛金、顧客関係管理、経費管理、総勘定元帳、人事管理、生産、プロジェ クト会計、購買、営業など、業務の主要分野から事前定義済みの既定のキューブを使 用できます。 SQL Server Analysis Services 権限に基づくアクセス 強力な OLAP 機能によりデータを効率的に照会できます。 多数のディメンションや集計を使用した複雑な分析を実行できます。 Windows 認証を使用して、Microsoft Dynamics AX 内でのデータアクセスに対す るユーザー権限やグループ権限が設定された状態でログオンし、アクセス許可されて いないデータの閲覧を防ぐことができます。 Microsoft Dynamics AX 2009 の詳細については、www.microsoft.com/japan/dynamics/ax を参照してください。 Microsoft SQL Server 2008 の詳細については、www.microsoft.com/japan/sqlserver を参照してください。 このドキュメントは情報提供のみを目的としており、 明示、黙示または法律の規定にかかわらず、これらの情報についてマイクロソフトはいかなる責任も負わないものとします。 2008 年 12 月