その他事業 医療事業 科学事業 映像事業

At a Glance
事業セグメント
医療事業
主な分野と製品
消化器内視鏡分野
消化器内視鏡分野、外科分野、処置具分
内視鏡システム（ビデオスコープ、ビデオプロセッ
サー、光源装置、液晶モニタ）
、内視鏡システム周
辺機器（画像記録装置、自動洗浄消毒装置）
等
ました。引き続き主力の消化器内視鏡・
外科分野
外科内視鏡の製品が売り上げを伸ばし、
外科用ビデオ内視鏡システム、内視鏡手術用周
辺機器、電気メス 等
処置具分野
内視鏡による診断・治療のための各種処置具（生
検鉗子、ポリープ切除用高周波スネア、把持鉗子、
結石採取・破砕用バスケット、止血関連処置具等、
診断用・治療用別に約 1,000 種類）
科学事業
ライフサイエンス分野
正立顕微鏡・偏光顕微鏡／倒立顕微鏡／共焦点
レーザー顕微鏡／ボックス型蛍光撮像装置／実
体顕微鏡／マクロ蛍光顕微鏡／顕微鏡用カメラ
／イメージングソフトウエア／バイオイメージン
グシステム／バーチャルスライド
産業分野
デジタルマイクロスコープ／金属顕微鏡／半導
体検査顕微鏡／共焦点レーザ顕微鏡／測定顕微鏡
／微小三次元測定装置／工業用ビデオスコープ
／工業用ファイバースコープ／工業用硬性鏡／
超音波探傷器／渦流探傷器／フェーズドアレイ
探傷器／ X 線分析装置
映像事業
2015 年 3 月期事業の概況
野の全分野で 2 桁成長と好調に推移し
地域別では北米、欧州、アジア等の海外
がドライバーとなりました。売上高は前
期比 13% 増の 5,583 億円、営業利益は
同 11% 増の 1,249 億円と、いずれも2 期
連続で過去最高を更新しました。
ライフサイエンス分野では、生命科学の
最先端研究に使用されるレーザー走査型
顕微鏡の販売が貢献し、産業分野では、
企業の設備投資が活発化したことで工業
用ビデオスコープや超音波探傷器等の
販売が好調に推移しました。売上高は
前期比 6% 増の 1,039 億円、営業利益は
同 39% 増の 68 億円と、構造改革により
収益性が改善しました。
当社が注力するミラーレス一眼は
「OM-D」
デジタルカメラ分野
デジタル一眼カメラ
（ミラーレス一眼カメラ）
／コン
パクトデジタルカメラ／デジタルカメラ関連製品
／デジタルカメラ向けレンズユニット／光学部品
その他分野
シリーズが欧州で販売を伸ばしたほか、
交換レンズの販売も順調に進み、売上高
は前期比 16% の増収となりました。映像
事業全体では、コンパクトカメラの販売台
IC レコーダー／双眼鏡
数を絞り込んだこと等が影響し、売上高
は前期比 13% 減の 838 億円となり、将来
に向けた BtoB ビジネスへの投資等に
より営業損失は 139 億円となりました。
その他事業
事業ドメインへの経営資源の集中を進めるべく非事業ドメインの整理を行いました。
前期にバイオロジクス事業から撤退したこと等により、売上高は前期比 29% 減の 186
億円となりましたが、営業利益は 12 億円と黒字化しました。
沿革
1919 年
「株式会社高千穂製作所
（顕微鏡の国産化を目的）
」
として創立
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OLYMPUS Annual Report 2015
1920 年
顕微鏡「旭号」
発売
1936 年
初のカメラ
「セミオリンパス」発売、
カメラ事業に参入
1949 年
社名を
「オリンパス光学工業」
と改称
東京証券取引所に
株式上場
1950 年
1968 年
世界で初めて実用的な
胃カメラを開発
工業用内視鏡分野に
参入
売上高
営業利益（損失）／営業利益率
売上高構成比
仕向地別売上高
その他
（億円）
（億円）
7,500
1,500
4,923
5,000
3,947
2,183
2,451
22.9
1,127
1,000
2,740
3,133
20
871
15
アジア・
オセアニア
10
18.2%
5
0
2013/3 2014/3 2015/3 2016/3
内視鏡 外科・処置具
0
2013/3 2014/3 2015/3 2016/3
（見通し）
営業利益 営業利益率（右軸）
（億円）
（億円）
1,200
985
1,100
1,039
（%）
150
800
537
466
620
594
6.6
100
5.0
4.1
448
389
7.3
8
80
6
2013/3 2014/3 2015/3 2016/3
4
2
0
2013/3 2014/3 2015/3 2016/3
（見通し）
ライフサイエンス 産業機器
0
（見通し）
北米
（億円）
100
800
961
125
145
951
400
836
32.7%
0
0
838
700
90
693
事 業 別の 実 績 と 戦 略 を 把 握 す る
営業利益 営業利益率（右軸）
（億円）
1,076
125
25.5%
35
480
445
73.0%
68
49
50
400
欧州
10
855
1,200
1,249
3,374
（見通し）
0
25
22.3
1,370
22.4
500
2,187
0
2,776
1,761
2,500
22.1
6,150
5,583
2.5%
（%）
–100
△92
△139
610
–200
△231
0
13.6%
–300
2013/3 2014/3 2015/3 2016/3
（見通し）
デジタルカメラ その他
2013/3 2014/3 2015/3 2016/3
（見通し）
営業損益 日本
11.0%
21.1%
2.4%
1969 年
1975 年
1996 年
2008 年
世界初のマイクロ
カセットレコーダーを
開発
医療用硬性
内視鏡分野に参入
デジタルカメラ
事業に参入
英国Gyrus Group PLC社
を買収、医療事業に
おける外科分野を強化
2009 年
オリンパス初の
ミラーレス一眼を発売
（OLYMPUS PEN E-P1）
OLYMPUS Annual Report 2015
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