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目次 - CANPAN

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目次 - CANPAN
目次
 目次
1
 2013年度の京都YWCA
2
 2013年度を振り返って
4
 事業報告
次世代育成、子育て支援などによる青少年、女性のリーダーシップ養成
1. 次世代プログラム委員会
2. 平和委員会
3. 親・子育ち支援活動委員会
4. 被災者支援委員会
5. 子どもの居場所事業運営委員会
国際相互理解事業
1. APT(Asian People Together)
2. 国際委員会
社会教育・生涯教育事業
クラス・講座事業
その他事業
1. スリフトショップ委員会
2. カフェ事業委員会
3. チャリティイベント企画委員会
4. 活動グループ連絡会
5. 運営委員会
新事業に向けて
1. ふれあい食堂「うららかふぇ」準備チーム
2. サービス付き高齢者向け住宅「サラーム」準備チーム
3. 自立援助ホーム「カルーナ」準備チーム
6
 協力関係一覧
24
 寄付者一覧
25
 京都YWCA第92回定期会員集会記録
27
 会計報告
貸借対照表
貸借対照表内訳
正味財産増減計算書
正味財産増減計算書内訳
財務諸表注記
監査報告書
29
2013年度の京都YWCA
■YWCAの基盤と目的
基盤:
本会は父なる全能の神と、その独子であり我らの救主である主イエス・キリストと聖霊とを信ずる信仰を基盤とする。
目的:
この法人は、キリスト教の基盤に立ち、女性と青少年の力を育て、すべての人々にとっての正義・平和・人間の尊厳・
自由・持続可能な環境の実現に寄与することを目的とする。
■日本 YWCA
第 31 総会期(2013~2016 年度)
ビジョン 2015
1. 非核・非暴力による平和を実現する
・平和憲法をまもり、世界に広める
・原発のない社会をつくる
・市民レベルで東北アジアの信頼関係を築く
2. 女性と子どもの権利をまもる
3. 若い女性のリーダーシップを養成する
■京都 YWCA
1.
2.
3.
4.
私たちが目指す社会(2013 年度)
女性や子どもの人権が守られる社会
あらゆる暴力を否定する社会
多様性を尊重し異なる文化や背景を持つ人々と共に生きる社会
「核」のない持続可能な地球環境
■会勢
1. 会員・会友(2014 年 3 月末)
本年度
前年度比
本年度
前年度比
成人会員
138
-8
成人会友
19
-1
年少会員
0
±0
年少会友
0
±0
総数
138
-8
総数
19
-1
2. 賛助員 47 名
2
■理事会・評議員会・運営委員会・各部委員会
1. 理事会(2012 年 4 月~)
理事:安藤いづみ、井上依子、上村兪巳子、坪野えり子、平野冨希、山本知恵
監事:勝山久仁子、梶川雅子
以上 6 名
以上 2 名
2. 評議員会(2012 年 4 月~)
今井貴美江、鍛冶富美子、神門佐千子、下村泰子、弘中奈都子、福嶋由里子、吉田紀子
以上 7 名
3. 運営委員会(2013 年度)
伊原千晶、小栗弘美、小寺敬子、篠田茜、菅谷菜穂、張善花、萩原奈苗、平野冨希、弘中奈都子、
福嶋由里子、宮武美知子、吉村千恵
以上 12 名
4. 各部委員会(2013 年度責任者)
*APT(張善花)
*活動グループ連絡会(小寺敬子)
*次世代プログラム委員会(福嶋由里子)
*平和委員会(菅谷菜穂)
*親・子育ち支援活動委員会(平野冨希)
*スリフトショップ(運営)委員会(小栗弘美)
*国際委員会(小寺敬子)
*カフェ事業委員会(宮武美知子)
*チャリティイベント企画委員会(萩原奈苗)
*被災者支援委員会(篠田茜)
*財務部(坪野えり子)
*会館部(上村兪巳子)
*バザー実行委員会(吉田紀子)
*人事部(安藤いづみ)
*広報部(上村兪巳子)
*指名委員会(弘中奈都子)
*定期会員集会準備委員会(弘中奈都子)
*生涯教育事業・クラス講座企画運営委員会(平野冨希)
*生涯教育事業・子どもの居場所事業運営委員会(安藤いづみ)
■人事体制(2013 年度)
*井上依子
(理事、総務、国際委員会、活動グループ連絡会、財務部)
*上田理恵子(9 月より産休・育休)
(親・子育ち支援活動委員会、次世代プログラム委員会、生涯教育事業部、スウォンプロジェクト)
*岡佑里子
(APT、スリフトショップ委員会、チャリティイベント企画委員会、広報部、カフェ事業委員会、定期会員集
会準備委員会)
*堀部碧
(生涯教育事業部、広報部、平和委員会、チャリティイベント企画委員会、被災者支援委員会)
*山本知恵
(業務執行理事、総幹事、運営委員会、被災者支援委員会、会館部、人事部、生涯教育事業部、
指名委員会、総務)
<受付アルバイト>
*新海恵子
*萩原奈苗
*大森淑子
3
2013 年度を振り返って
代表理事 上村兪巳子
設立 90 周年を迎えて
2013 年度は京都 YWCA 設立 90 周年にあたり、新たな出発へと大きく動いた年でした。2014 年より開始する新事
業と、本館 4、5 階の一般単身女性向け宿舎から女子留学生寮への変更に向けて準備を進めました。その過程で、
国土交通省の 2013 年度の「高齢者・障害者・子育て世帯居住安定化推進事業<先導的事業>」に応募して選
定されたことは大きな励みとなりました。また、一般財団法人から公益財団法人への京都府管轄による移行手続き
が年度後半になって進展し、2014 年度中の公益法人移行に向け、現在手続きを進めています。
設立 90 周年を記念して、この 15 年間(1998~2012 年)を記録した 90 周年記念誌を発行し、8 月 31 日には
かつて青少年リーダーとして活躍した方々の再会の集いを、9 月 28 日には 90 周年お祝会を催しました。
国土交通省の先導的事業に選定される
6 月に前述の国土交通省の先導的事業に「女性高齢者に住まいと社会参加の機会を提供する多世代・多文
化ふれあいコミュニティづくり」として応募し、9 月に選定通知を受けました。国土交通省のこの推進事業は、高齢化
社会の進行に伴い単身高齢者・夫婦のみ世帯が増加し、孤独死等の問題への対応の必要性が増していることや、
高齢者、障害者、子育て世代が安心して生活できる住環境の整備が必要であるという認識の下に、モデルとなる提
案を募集するものです。京都 YWCA は次の 3 分野に応募して選定されました。
I.住宅及び施設の整備――改修工事
II.技術の検証――上記コミュニティづくりのプロセスの検証
III.情報の提供及び普及――同プロセスに関する情報の発信と普及
その結果、2014 年前半に工事を行い、2014 年度と 2015 年度は II と III の社会実験に取り組むことになります。
私たちの提案は次のような考え方に基づいています。
●高齢者は他者と豊かな関係を築くことにより自らを成長させ、ケアやサービスの受け手としてだけでなく、社会と関わ
り社会に貢献することができる。
●コミュニティの子育て支援力が低下し、子育て世代の孤立や社会的養護が必要な子どもが増加する傾向にあり、
これらを支援することが求められている。
●留学生を含め日本に居住する外国人は、地域社会を文化的に豊かにしてくれる人々である。
●市民活動拠点として蓄積した経験を活かして、高齢者、子育て世代、若者、外国籍住民を含めた多様な特性
をもつ人々が交流・協働する「多世代・多文化コミュニティ」を創ることができるのでないか。
京都 YWCA の計画は女性の視点による、女性が主体的に参加する地域社会づくりをめざすものです。先導的事
業として京都 YWCA の経験が、市民団体がその資源を活用して人々を結びつけ地域福祉に貢献することができる
事業モデルとして広く社会に活かされていくことを願っています。
事業動向
2013 年度は改修工事前の準備年として、それに伴う負担も少なからぬものがありました。
2014 年 3 月をもって一般女子向け宿舎事業終了することを 2013 年 3 月に入居者の方々にお知らせした結果、
年度途中より徐々に退去されていきました。
一方、同志社大学とは 2014 年 9 月より 5 年間の契約で女子留学生宿舎(4、5 階の 20 室)とすることを合意し
4
ました。今後、留学生が、高齢居住者や会館に集う人たちと交流・協働する仕組みをつくっていく予定です。
(生涯教育事業については本報告の P.15 を参照ください。)
改修工事
改修設計についてはヴォーリズ建築事務所に依頼し、耐震診断を実施した結果、耐震補強が必要であることが
判明しました。設計の詳細についてヴォーリズ建築事務所と何度も話し合い、それを設計案に反映させていきまし
た。
1 月に工事業者を決める入札を行いましたが不調に終わり、工事費は予定を大幅に上回ることが分かりました。こ
の大きな理由として社会情勢による建設資材の高騰や深刻な人手不足があります。このため、工事費減額のため
の大幅な設計案の見直しを行い、最低入札額を提示した業者と交渉しながら、工事内容の絞り込みを行いました。
その結果、中庭の整備(ウッドデッキなど)をはじめとする、当初計画にあったいくつかの整備項目をあきらめざるを得ま
せんでした。2014 年 3 月よりサマリア館工事が開始され、本館工事も 4 月から始まりました。工事は 8 月後半に終
了する予定です。
財政関係
宿舎入居者に 2013 年度中の退去をお願いした結果、家賃収入の減少を補うために指導者養成基金の取り崩
しを行いました。また、次年度度前半は工事のために一部事業・活動ができないため収入減少があり、次年度は赤
字となります。
改修工事費は、国交省からの補助金、基金取崩し(会館補修積立金と会館基金)、金融機関からの借入によ
って賄います。
財務部ファンドレイジングチームでは、新事業のための改修工事募金(目標 1,000 万円)と会債購入者募集(目標
1,500 万円、1 口 10 万円、無利子、償還期間 5 年または 10 年)を進めました。その結果、お陰さまで会債は目標
額を達成する見込みです。協力くださった皆様に深くお礼申しあげます。
募金の方は目標達成にはまだ遠く、次年度もこの改修募金を推進していきます。
広報
90 周年の節目の年として、京都 YWCA の事業・活動を広く広報する目的で、記念グッズとして T シャツで好評のア
ジサイ柄のクリアファイルを作成する一方、京都 YWCA 幟(のぼり)を作り、玄関に掲げるようにしました。機関紙では
新事業に関連したテーマを取り上げていきます。また、上述の国土交通省の補助を得た「情報の提供と普及」の準
備として、メディアクリエータ集団との連携を開始しました。今後、ホームページの一新や新しい形の情報発信をしてい
く予定です。
新事業に向けて
サービス付き高齢者向け住宅(サラーム)とふれあい食堂(うららかふぇ)は 2014 年 9 月より、自立援助ホーム(カル
ーナ)は 2015 年 4 月よりのスタートをめざして、それぞれの準備チームが準備作業を進めました(各準備チームの動き
については本報告の P.21-P.23 を参照ください)。
2014 年度は、上述の「技術の検証」と「情報の提供及び普及」の 2 年間の社会実験の 1 年目となります。ふれあ
い食堂「うららかふぇ」を軸に、会館居住者、ボランティア、地域の人々の間の、「交流」と「協働」による「多世代・多
文化ふれあいコミュニティづくり」に取り組みます。長年地域の人々に親しまれてきたリサイクル活動としてのスリフトショ
ップの中身はバザーなどの形で受け継いできます。また、フェアトレード等の部屋をうららかふぇの横の部屋(111 号室)
に設けます。
今後、この「多世代・多文化ふれあいコミュニティ」のメッセージを広く社会に発信していきたいと思います。
引き続き、京都 YWCA への皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。
5
事業報告
次世代育成、子育て支援などによる青少年、女性のリーダーシップ養成
1. 次世代プログラム委員会
委員会としては、若い会員等の増加および定着化を
動の方向性の確認や、担い手集めに力を入れた。
目的に、京都 YWCA の活動にすでに携わっている若い
会員等や新規会員等の横断的なつながりのあり方等
2014 年 3 月には、小学生を対象としたプログラムを実
施した。
について議論を重ねた。
2014 年 3 月には、全国各地で活動する若者を対象
「ぷらっとふぉーむ 30」は、社会における様々な出来
事や、女性が直面する問題等について、ジェンダーの視
とした、「ユース交流会」を開催した。本交流会は、単に
点を交えて自由にディスカッションする場として、隔月開
若者の交流を図るものではなく、YWCA における活動の
あり方や活動の土台となっているキリスト教基盤につい
催した。
来年度は、京都 YWCA で活動する若い会員等や新
て振り返る、よい機会となっている。
グループ「ドーナッツ」は、2013 年度は主に今後の活
規の若い会員等の定着化と活動の活性化を促進する
しくみづくりに力を入れつつ、グループ活動の内容や開
催形式等について検討する。
委員会回数 6 回、在籍人数 7 名
実施日
6/15
主催プログラム名
ぷらっとふぉーむ 30①「若者間の関係性~身近な人がデート DV にあっ
参加者
4名
ていたらどうする?~」
9/22
ドーナッツ「キックオフミーティング」(ボランティア説明会兼)
8名
1/11
ぷらっとふぉーむ 30②「女性の生き方」
6名
生き方は千差万別なはず!結婚・出産・仕事に思うこと
3/8
ぷらっとふぉーむ 30③「雑誌や映画、文学、聖書に見るジェンダー」
5名
ジェンダーの視点で見てみよう、気になる話題。
3/8
3/22-23
ドーナッツ主催プログラム
小学生 10 名
「どこから来たの?私たちのごはん -お米再発見」
リーダー5 名
「ユース交流会」
ユース 14 名
シニア 4 名
ユース交流会
6
2. 平和委員会
今年度の活動は特に「平和憲法を護る」「核否定
の思想に立つ」という 2 つの柱を軸に活動してきた。サ
今年に持ち越された「京都 YWCA と水原(スウォン)
YWCA 日韓ユースプログラム」を 7 月末に実施した。
イレントアピールを通して憲法 9 条の大切さをアピール
する「9 の日行動」は 2 月を除き、毎月行った。11 月
「原発」をテーマに、原発に頼ることのない社会を創る
ためにできることを考え話し合った。参加者が寝食を
は大阪市北区の扇町公園前にて「3 市(神戸・大
共にすることで、日韓関係に関する様々な問題に興
阪・京都)YWCA 交流会」の参加者と合同で行った。
気軽にお茶でも飲みながら平和について話すという
味を持つきっかけとなった。
「ブクラ」はパレスチナ・イスラエル問題をテーマに学
コンセプトの「カフェフリーデン」は 5 回開催(6 月、10 月、
12 月、1 月、3 月)。憲法改正、秘密保護法、京丹
習会・講演会の開催や地元女性による刺繍製品販
売を通した難民支援をしている。7 月には「パレスチナ
後の基地問題などその時々のタイムリーなトピックを扱
問題とキリスト教」の講演会を開催した。また、「BDS
うことができた。また、委員自身が平和を発信すること
を目指して 10 月に「憲法すごろく」を使用したワークシ
(ボイコット・投資引上げ、制裁)キャンペーン」への取
り組みとして、「ストップ!ソーダストリーム」キャンペーン
ップを実施した。また、12 月には、小学生を対象とした
「平和ワークショップ」を、「子どもの居場所」プログラム
に賛同し、11 月に学習会を開催した。12 月には「スト
ップ!ソーダストリーム」キャンペーンが呼びかける「全
の中で行った。今後も参加者が気軽に話し合える場
や自らが平和や社会問題について啓発できる場を創
国一斉クリスマスアクション★5 デイズ」に応え、京都の
百貨店(京都 ACTUS、大丸、高島屋、Loft)にて、
っていきたいと考えている。
「フィールドワーク」では 2 月に大阪の生野コリアンタウ
ンを訪問した。聖公会生野センター総主事の呉光現
さんを講師として、在日朝鮮人、韓国人コミュニティ形
不買・不売を呼び掛けるクリスマスアクションを実施し
た。また、2 月には「つばめ劇団」主催によるガザ朗読
劇に協力した。
「ほーぽのぽの会」は、平和的な紛争解決の方法
成の歴史、差別問題などの現状について学ぶことが
できた。日本政府と韓国政府の関係が良好ではない
中、国境を超えて人と人がつながる「草の根」の平和
活動が大切なのだと実感した。
論を用いて、原発問題や児童虐待などをテーマにし
た学習会を実施した。内部学習会として、9 月に「ぼ
ちぼち学習会」を実施した。
委員会回数 8 回、在籍人数 9 名
実施日
毎月 9 日
主催プログラム名
参加者
9 の日行動(三条河原町にて) 開催 11 回(2 月を除く)
延べ 65 名
カフェフリーデン 年間 5 回
①6/7 拡大版 いま、なぜ憲法改正なのか?自民党憲法改正草案を読み解く
21 名
(講師:中村和雄)
②10/29 Let's enjoy 憲法!
10 名
③12/13 拡大版 やばいよ!やばいよ!秘密(ヒミツ)保護法案(講師:小笠原伸児)
28 名
④1/13 拡大版 福島の苦悩をベトナムに輸出するのか?(講師:伊藤正子)
⑤3/14 在日米軍基地について知ろう&考えてみよう(講師:片山由美)
12/28
子ども対象プログラム「『平和』って何だろう?」
2/11
フィールドトリップ 「生野コリアンタウンスタディツアー」 (講師:呉光現)
20 名
8名
4名
15 名
ほーぽのぽの主催
9/28
ぼちぼち学習会 「こんなに便利になっていいの?」
4名
ブクラ主催
7/21
講演会 『パレスチナ問題とキリスト教』( 講師:村山盛忠)
21 名
11/10
学習会「なぜ?なに?BDS(ボイコット・投資引上げ・制裁)キャンペーン」
10 名
12/23
「ストップ!ソーダストリーム」アクション
7名
スウォンプロジェクト
7/26
7/29
~ 京都 YWCA・水原 YWCA 日韓ピース 7 12 名(京都 YWCA ユース)13 名(韓国スウォン YWCA)
プログラム
他ボランティアスタッフ 4 日間延べ 15 名
3.親・子育ち支援活動委員会
子育てが孤育てとならないよう、親と子の“個”を育
み支援することをめざして、今年度も多くのプログラム
を実施した。
“子どもが楽しみ親が学ぶひととき“をコンセプトに
「親と子のリズムあそび」(毎月 2 回 2 コース)、「マクロ
ビオテック料理教室」(毎月 1 回)、「シュタイナー教
育」(毎月 1 回)に年数回実施する「アートでシュタイ
ナー」「親子指圧」を加えた「ここ♪から」シリーズを提
供した。子ども達の笑顔が溢れ、親子の成長が実感
できたが、今年度は参加者が少なく、「ここ♪から」に
1/26 チャリティーコンサート
集う親子のコミュニティ形成が充分とは言えなかった。
東日本大震災以降、被災された親子の支援を活
動目的の一つとしてきたが、今必要とされる事は何か
を模索するため、在京避難者の運営する「みんなのカ
フェ」を訪問した。これまでの物質的援助から、傾聴や
共にエンパワーされるプログラムへの転換が必要である
実施日
主催プログラム名
月 2 回 x2
参加者
「ここ♪から」シリーズ
19 組
親と子のリズムあそび
毎月 1 回
マクロビオテック料理教室
6組
ことが感じられた。そこで、夏恒例の「こどもまつり」に京
都滞在中の福島の子ども達を招待する他、「内部被
曝から子どもを守る会・関西」を応援するチャリティーコ
ンサートを実施した。河野康弘さんのピアノと中村純
毎月 1 回
シュタイナー教育
4組
6/7,
10/4,3/14
親子指圧
延べ 16 組
6/27,12/3
アートでシュタイナー
延べ 11 組
さんの詩のコラボレーションによる豊な時間を、在京避
難者を含め多くの人が楽しみ、その収益を子ども達の
検診のために寄贈することができた。
子育て中の母親が京都 YWCA で学んだり、活動に
参加することを可能にするため、保育サポーターの働
きが欠かせないが、未だ人材が不足している。そこで、
京都府地域力再生交付金の助成を受け、子育ちサ
12/20
リズムあそびクリスマス会
3/18
リズムあそび卒業式
8/3
こどもまつり
9/24
みんなのカフェ訪問
1/26
チャリティーコンサート「こころとこ
ころのハーモニー」
70 名
11/21
連続講座「子育ちサポーター養
8名
ポーター養成講座を 5 回シリーズで実施した。多文化
成講座」
共生や発達障がいについての理解を深める機会とも
なったが、保育サポーターの確保には更なる努力が必
① ボランティア・保育の基本
12/12
ために」で明視化されたように、言葉や発達に心配の
ある子どもをもつ親が、専門家を交えて、自由に話合
う場が必要とされている。そこで「親の談話室」を 2 回
実施し、新たに個別相談の時間を設けた。参加者の
話はとぎれることなく、専門家からの助言もあり、有意
3名
②子どもの発達に伴う特性、
要である。
昨年度の連続講座「子どもの育ちを支えるあなたの
76 名
12 名
発達障がいに対する理解
12/19
② 幼児の救急法
4名
1/9
③ 文化理解
10 名
1/23
④ 本の読み語りや乳幼児の
遊び
13 名
6/19,2/19
おやのだんわしつ
延べ 19 名
委員会回数 11 回、在籍人数 7 名
義な会となったが、運営方法には助成金を活用する
などの工夫が必要である。
次年度は改修工事により活動が制限されるが、同
様のプログラムを可及的に実施し、親と子への支援を
継続したい。
8
●親子ライブラリー
定例活動として月二回の親子ライブラリーの開室、
月1回の京都第 2 赤十字病院小児病棟訪問(感染
実施日
症流行で休止期間あり)を行った。伊藤忠財団より
助成をうけ、昨年度より準備した絵本を 4 月に第 2
日赤病院に寄贈した。右表のように、図書館や児童
主催プログラム名
月 2 回 x11
親子ライブラリーの開室
月 1 回 x9
第 2 日赤訪問
実施日
館でのイベントに出演してお話会を行った。京都子育
てネットワークの助け隊としてプログラムを依頼される機
プログラム名
参加者
延べ 102 名
延べ 44 名
参加者
(他団体主催)
4/3
会が増えた。この他、委員会主催のこどもまつりやリズ
ムあそびのクリスマス会、子どもの居場所事業の春休
こどもと平和「ナージャ希望
の村」(子どもの居場所春
41 名
プロ)
みキッズプログラムなどに出演協力した。
4/13
「こども読書の日」記念イベ
36 名
ント 於:中央図書館
7/23
トーハンブックフェア
於:みやこめっせ
50 名
11/18
サークル助け隊見本市
30 名
於:イオンモール京都
京都第 2 赤十字病院小児病棟へ絵本を寄贈
12/20
みらいっこまつり
於:こどもみらい館
123 名
2/5
洛陽児童館 子育て講演
会(南区吉祥院)
53 名
3/8
つどいの広場ま~ぷりんぐ
45 名
4 周年記念イベント(洛西)
3/8 つどいの広場ま~ぷりんぐ
4/3 こどもと平和「ナージャ希望の村」プログラム
絵本を使って講師と一緒にアイスブレーキング
4 周年記念イベント(洛西)に出演
9
4. 被災者支援委員会
8 月 2 日から 8 月 9 日、7 泊 8 日の夏の保養プロ
グラムを行った。ほぼ昨年度と同じように、4 日から 6
トショップで扱っている着物を段ボール 2 箱分送った。
被災地への関心が一般的に薄れていくなかで、グッズ
日は琵琶湖畔北小松研修所でのキャンプ、前後 4
日間はホストファミリーとともに過ごし、最終日は京都
の売り上げもすべてがよいとは言えない。どういう見せ
方が必要なのか、管理の仕方も含めて考えていかね
YWCA 泊とした。福島からの参加者は小学生 6 人
ばならない。
(男子 1、女子 5)、中学生 4 人(女子、両親が日本
人とフィリピン人である JFC が 3)でリピーターが 9 人だ
「親・子育ち支援活動委員会」が夏の保養プログラ
ム期間中、8 月 3 日にこどもまつりを開催し、ホームス
った。キャンプには、在京避難の小学生 1 人(男子)の
ほか、子どもの居場所デイプログラムとのジョイントで、
テイ中の福島の子どもたちも参加することができた。ま
た 1 月 26 日に河野康弘さん、中村純さんのピアノと
京都の小学生 5 人(男子 3、女子 2)、中学生 3 人
詩のコンサート「こころとこころのハーモニー」が在京避
(女子)が参加した。また 8 月 7 日の YWCA でのプロ
グラム(ヨガ、パン作り、コンサート)、8 日の京都散策
難親子も招いて行われたが(収益は「内部被曝からこ
どもを守る会・関西」に寄付)、大人 9 人の参加費を
に、京都の小学生 7~9 人の参加があった。暑い時
期のため食事や移動にはいつもかなり注意が必要で
補助した。またチャリティイベント企画委員会主催の 8
月 16 日大文字パーティー、3 月 9 日竹中真ジャズピ
あるが、大きな事故や怪我、病気もなく過ごすことが
できた。リピーターが大半を占めたことについて、その成
アノコンサートに在京避難者の招待枠が設けられ、参
加費補助を行った。
長を見ることができ、子どもたちも京都 YWCA を親しく
感じ、ホストファミリーやボランティアとの再会を喜んでく
れるという嬉しさがある。一方、限られた資金を他の保
養希望者のために使うべきではないのかという意見が
被災者支援委員会としての活動が「キャンプ」に特
定されてきつつあり、来年度からは「福島プロジェクトチ
ーム」として、被災地訪問、保養プログラム、講演会
か勉強会の三つを中心に活動を続けることになった。
あり、引き続き今後の課題である。昨年度は日本
YWCA からの助成金 50 万円のほかに、京都ロータリ
ークラブからも寄付 60 万円をいただいたことは大きな
励ましとなり、心から感謝したい。往復交通費と参加
費 5,000 円での募集であったが、この寄付で交通費の
半額分を補助することができた。ホストファミリーは、何
回も続けて受けてくださる会員や教会の方、また新規
委員会回数 8 回、在籍人数 12 名
実施日
8/2
8/9
主催プログラム名
~ 保養プログラム
(福島からの参加)
京都で 7 泊 8 日
夏のリフレッシュプログラム!
参加者
小学生 6 名
中学生 4 名
ゲ スト ( ド ナ パ ン 、
苗苗の会)ボランテ
ィア延べ約 100 名
の方もあり、人数的には恵まれていたが、「教育的な
こと、注意などをどれくらいしていいのか迷った」という声
があった。キャンプやアテンドなどの学生ボランティアは、
[他委員会などとの関連プログラム]
実施日
大学の試験期間と重なり、準備から本番までしっかり
関わることができる人の確保が難しかったが、参加者
数が増え、7 月にはほぼ毎週打ちあわせを行うことが
できた。経験を積んだ大学生もいて、プログラム進行
はスムーズになった。
春の保養プログラムは、会館改修工事と時期が重
なり、人員や予算の厳しさもあり、見合わせた。
内容
6/1
あじさいバザールに在京避難 バ ザ ー 実 行 委
者招待
員会
8/3
「こどもまつり」に在京避難者と
親・子育ち支
保養プログラム参加者招待
援活動委員会
8/16
「大文字パーティー」に在京 チャリティイベン
避難者招待
被災地グッズとして、福島県新地町仮設住宅の裂
き織りコースター、仙台市若林地区仮設住宅の復興
風船、南相馬市仮設住宅のアクリルタワシのほか、新
10
ト企画委員会
12/7
クリスマスバザールに在京避 バ ザ ー 実 行 委
難者招待
員会
1/26
「こころとこころのハーモニー」 親 ・ 子 育 ち 支
に在京避難者招待
援活動委員会
3/9
「竹中真ジャズコンサート」に チャリティイベン
在京避難者招待
ト企画委員会
地町からストラップを 10 個買い上げた。また同じく新
地町で、売り物ではないが女性たちの手仕事として、
和服地でエコバッグを作っているという情報を得、スリフ
主催委員会
5. 子どもの居場所事業運営委員会
長期休み期間中の「キッズデイアウト」を 2012 年度
に引き続き開催した。2013 年 4 月に開催した春休み
力関係をとりながら、さまざまな体験や学びにつながる
プログラムを行うことができた。子どもの参加者はリピー
のプログラムには、冬休みからの継続参加者に加え、
情報誌「GoGo 土曜塾」による新規参加者による多
ターも増え、定例化しつつある。
また 2012 年度には開室できなかった放課後の居
数の申込みがあり、連日盛況となった。
場所「ガジュマルの樹」を、登録者 1 名にて 4 月から
夏休みには、8 月前半に「被災者支援委員会」の
プログラムに「子どもの居場所」の子どもたちが参加す
開室した(長期休み、休日を除く月・火・木曜開室)。
9 月以降には「お試し体験」や「単発利用」といった制
るという形で、福島からの子どもたちと一緒にキャンプ
やデイプログラムを楽しんだ。また 8 月後半のプログラム
度を作り、近隣へのポスティングや説明会の開催、私
立小学校へのチラシ配布、同心児童館や西陣児童
は、子どもの参加者は少なかったものの、多くのボラン
館へのチラシ配布などを通して広報を行った。年度の
ティア希望があった。冬休みには、夏休みにボランティ
ア参加したボランティアリーダーがミーティングを重ねて
変わり目に際して、継続参加者の単発利用への移
行や数件の新規申し込みがあった。
プログラムづくりを行った。また、平和委員会によるプロ
グラムも行い、多文化共生や平和をテーマとした「学
当事業の担い手として、大学生をはじめとしたボラ
ンティアの希望も多かったが、それに伴ってボランティア
び」の場としてのプログラムとなった。2014 年 3 月にはク
ッキングや外遊び、外部施設見学も取り入れたさまざ
の受け入れ体制を作っていくことが今後の課題である。
また、延長時間の夕食に関しては、主に 1 人の委員
まなプログラムを開催した。いずれも京都 YWCA にお
けるリソースを利用したり、外部の団体・個人と協
に頼ることになり、担当できる人材を増やすことも課題
の一つである。
委員会回数 7 回、在籍人数 8 名
[春休みデイアウト]
実施日
内容
参加者
4/2
ドイツ料理作り、革小物作り
子ども:24 名、ボランティア:7 名、ゲスト:1 名
4/3
親子ライブラリー、ぞうり作り
子ども:23 名、ボランティア:5 名
4/4
ドーナッツプログラム:台湾、いちご大福づくり
子ども:19 名、ボランティア:9 名
4/5
御所でネイチャーゲーム、紙粘土細工
子ども:23 名、ボランティア:3 名、ゲスト:4 名
[夏休みデイアウト]
実施日
内容
参加者
8/4 – 6
キャンプ 於:滋賀県北小松研修所(被災者
支援委員会と合同)
子ども:7 名(子どもの居場所参加)
8/7
パン作り・ヨガ体験、ミニコンサート(被災者支
子ども:10 名(子どもの居場所参加)
援委員会と合同)
8/8
お出かけ ①大文字コース、②京都市動物園
子ども:9 名(子どもの居場所参加)
コース、③嵐山コースに分かれて(被災者支援
委員会と合同)
8/19
アイスブレイキング、野外遊び 於:宝が池公園
子ども 7 名、ボランティア:12 名
「子どもの楽園」
8/20
英語でクッキング!、英語ワークショップ
8/21
APT 共育プログラム「世界の食卓」、
クッキング&ワークショップ
8/22
新聞エコバッグ作り、世界の音楽セッション
8/23
全体遊び、チョコレート作り
子ども 8 名、ボランティア:12 名
子ども 8 名
プログラム:APT 共育 P、ボランティア:14 名
子ども 6 名、ゲスト:ロビン・ロイド、ボランティア:11 名
子ども 7 名、ゲスト:Dari-K、ボランティア:8 名
11
[冬休みデイアウト]
実施日
12/26
内容
参加者
クッキング(大根餅と餃子スープ)、ワークショップ
子ども:22 名、ボランティア:12 名
「世界の年末年始」
12/27
京都市市民防災センター見学
子ども:19 名、ボランティア:12 名
12/28
ミニ運動会、ワークショップ「平和って何だろう?」
子ども:19 名、ボランティア:12 名
プログラム:平和委員会
[春休みデイアウト]
実施日
内容
参加者
3/25
お弁当づくり、京都御所でミニ運動会
子ども:25 名、ボランティア:9 名
3/26
APT 共育プログラム「多文化理解プログラム、アフ
リカの料理、英語でゲーム」
子ども:23 名、ボランティア:9 名
ゲスト:APT 共育 P、アレックスさん、マーシーさん
同志社中学生 10 名
3/27
京都府警察広報センター見学、玉ねぎ染め体験
ドーナッツプログラム:台湾
子ども:23 名、ボランティア:9 名
子どもの楽園
世界の音楽セッション
京都御所でミニ運動会
12
国際相互理解事業
1. APT(Asian People Together)
2013 年度の新規相談数は 69 件で、年間延べ対応
委員会回数 11 回、相談員数 16 名
数は 760 件(Tel 440、メール 156、同行 38、来所
31、手紙 25、通訳派遣 23、訪問 17、 Fax 16、翻
共育プログラムミーティング数 6 回、在籍人数 9 名
訳 14 )であった。相談者の携帯電話保持率が 100%に
[講師派遣]
近いため、携帯電話のメール機能を使ってのやりとりが
格段に増えている。
◆大阪 YMCA 学院(5/8、5/16、5/22、5/29、11/20、
11/27、12/11、12/18、1/16、1/23)
2012 年度に加わった相談員が複数名、定着して活
動を続けており、よりきめ細やかな支援ができるようにな
◆京都市立勧修中学校(5/31、1/17)
◆京都市朱雀中学校(6/21、1/16、1/24)
った。
◆日本語支援ボランティア養成講座 於:京都美術
[電話相談]
工芸大学(7/27)
◆アヴェ・マリア幼稚園(10/17)
● 国籍
◆ボランティア講座 於:京都市地域・多文化交流ネッ
トワークサロン(10/26)
フィリピン 26 、日本 14、中国 5、 韓国 3、ペ
ルー2、ロシア 2、ブラジル 2、不明 9、タイ、台湾、コ
◆アジア諸国における人身取引対策協力推進セミナ
ー 於:京都 YWCA(10/30)
ン 、オーストラリア、オーストリア、モロッコ 各 1
◆関西学院大学(11/18、11/25)
◆立命館大学(1/10)
[外部研修参加]
◆DV 被害者支援専門研修 於:京都府家庭支援
新規相談者数 69 名
● 性別
女性 51、 男性 11 、不明 7
● 居住地
総合センター(6/4、2/25)
[外部ミーティング参加]
◆健康フィエスタ実行委員会(5/14、7/9、10/1)
◆移住連フォーラム神戸 2013 事務局会議
(5/20、7/29)
◆外国人の「生活と医療」(6/24、1/28)
◆RINK(7/4、1/28)
京都 45、 滋賀 8、 三重 2 、大阪 2、不明
9、愛媛、千葉、群馬 各 1
● 相談内容
生活 15、通訳翻訳 13、ビザ 9、 結婚離婚
9、子ども 6、医療 5、DV 4、労働 2、その他 6
●他機関からの通訳派遣依頼:27 件
実施日
◆京都市母子・精神保健係長会議(10/9)
主催プログラム
◆きょうと外国人支援ネットワーク会議(10/18、2/15)
◆希望の家カトリック保育園多文化講師評価会
参加者
5/20
親子イベント「Enjoy&Refresh」
18 名
11/9
交流会
16 名
◆出張授業評価会 於:朱雀中学校(3/4)
11/28
研修「DV アセスメントの基本」
講師:中路綾夏さん
14 名
12/13
研修「家族支援」
◆京都市保健医療課通訳派遣評価会(3/11)
[その他]
◆移住連フォーラム 於:甲南大学(6/15〜16)
◆外国人集住都市会議 於:滋賀県長浜市(10/29)
◆東九条マダンタイカレー出店 於:元山王小学校(11/3)
(2/24)
9名
講師:山本智也さん
3/21
親子春イベント
14 名
◆健康フィエスタ 於:伏見青少年活動センター 一般
相談ブース参加(11/16)
◆京都フィリピンコミュニティ・パグアサキャロリング
来所(12/19)
◆きょうと外国人支援ネットワーク「グローバルセッション」
参加 於:京都市国際交流会館(2/15)
春イベント
13
2. 国際委員会
“タイについて知る”を 2014 年度の多文化理解のテー
マとした。「タイの人たちの生活とタイの歴史を知る(7
月)」「タイのソープカービング体験とお話(11 月)」「タイ フ
ァームステイツアー報告会(3 月)」の全 3 回のプログラムを
行った。
8 月には留学生援助基金助成事業として留学生 1
名を日本 YWCA 主催の「ひろしまを考える旅」に派遣し、
後日国際委員会で報告会を持った。
10 月に愛知県の AHI(アジア保健研究所)との共催
蕎麦打ち体験
で、バングラデシュからの研修生を迎え、バングラデシュ
の女性たちの生活改善のための取り組みについて話を
聞いた。
●ミーティング
11 月にフィリピンの台風被害救済のための街頭募金
を行った。
委員会回数 10 回
にほんご教室洛楽 9 回
在籍人数 7 名
メンバー 16 名
インドおよびインド YWCA について学習会を 2 回持ち、
京都 YWCA 機関誌 11 月号にインド YWCA 紹介の記
国際交流グループ 6 回
メンバー 6 名
事を掲載した。
<にほんご教室洛楽>
毎週 10 クラス、約 30 名の受講生を 16 名の講師が
受け持っている。保育付きクラスも開講している。毎月
1 回ミーティングを開き受講生や教材等の情報交換を
行った。
保育付きクラスの需要は年々高まっているが担い手
と経費の面で継続が難しくなっており、助成金・寄付金
の獲得が喫緊の課題である。
実施日
主催プログラム名
7/13
タイの人たちの生活とタイの文化を
知る
19 名
7/14
祇園祭ツアー
30 名
10/26
蕎麦打ち体験
18 名
11/16
タイのソープカービング体験とお話
15 名
3/15
タイ ホームステイツアー報告会
13 名
●にほんご教室洛楽
教室開催数
延べ 406 回
学習者数
延べ 932 名
学習支援者数 延べ 406 名
<国際交流グループ>
「日本の伝統文化を楽しむ会」を 2 回開催した。
「祇園祭ツアー(7 月)」「蕎麦打ち体験(10 月)」で、ど
保育利用者数
保育支援者数
ちらも外国人を対象として計画したが、日本の方々の
参加も多く国際交流の場ともなった。
延べ 149 名
延べ 100 名
[共催プログラム]
実施日
10/19
プログラム名
バングラデシュ報告会
14
日本語クラス風景
参加者
バングラデシュ報告会
参加者
15 名
社会教育・生涯教育事業
クラス・講座事業
京都 YWCA の語学クラスは長い伝統を礎とし、インタ
日本語教室洛楽で学ぶ外国人から、日本の家庭
ーネットを利用した安価な語学研修が席巻する現在に
あっても、外国人講師による担任制の下で学ぶことによ
料理を学びたいという声があがり、「日本のおかず」教室
を開催した。当初は 3 回の予定だったが、好評につき 4
り、語学習得のみならず、異文化に対する理解を深め、
回行い、計 30 人が参加し、日本文化を食から体験し
多文化共生を可能にする力を培うことを目指している。
初級から上級の英会話に加え、フランス語、タイ語、フィ
た。
例年好評の体験型プログラム「京都を学び・味わう
リピン語など 28 のクラスを展開している。生涯教育の文
字通り、受講者は高齢者から親とともに学ぶ幼児まで
大人のための修学旅行」を、2013 年度も企画した。
「秋の嵐山に角倉了以の足跡を訪ねる旅」と題して、
幅広い年齢層に広がる。
10/14 に実施し、静岡からも参加されるなど、秋の京
今年度は非常勤講師のとりまとめや受講生拡大の
広報といった役割を担う英語の専任講師を雇用し、講
都を満喫し、親睦を深める一日となった。
次年度は新規事業開始に伴い、高齢者に優しい講
師会の開催などを通じて、講義内容の充実を図ったが、
顕著な効果は得られなかった。近年、受講者数は減
座や、多文化多世代コミュニティーの形成を助ける企
画などを実施する予定である。
少傾向にあり、運営は年々厳しさを増している。一方
で、特に次世代を担う子ども達に、多文化理解を実現
委員会回数 6 回、在籍人数 10 名
するコミュニケーション能力を担保するためにも、京都
YWCA らしい語学クラスの存続に務めたい。その一貫と
して、小学生を対象に「英語で楽しく♪クリスマスパーテ
ィー」を実施した。
年間クラス担当講師:9 名
[年間開講クラス・講座]
クラス名
在籍者
回数
クラス名
在籍者
英会話Ⅰ~Ⅶ
延べ 38 名
307 英会話
(セミプライベート、プライベート)
子どもや親のえいご
延べ 48 名
212 フランス語
フィリピノ語
3名
17 タイ語
回数
延べ 9 名
115
10 名
126
1名
10
[その他・単発/特別プログラムなど]
実施日
10/14
プログラム名
講師名
大人のための修学旅行
参加者
15 名
「秋の嵐山に角倉了以の足跡を訪ねる旅」
12/22
英語で楽しく♪クリスマスパーティー
英会話講師
11/5,12/3,
1/7,3/4
日本のかんたんな「おかず」、作りましょ♪
畠中隆子
(京都 YWCA 会員)
15
小学生 12 名
ボランティア 4 名
延べ 30 名
その他事業
1. スリフトショップ委員会
2013 年度のスリフトショップ委員会はフェアトレード製
品・製菓材料の販売、19 回のリサイクルセールを行った。
フェアトレード製品はコーヒー・紅茶・チョコレートなど一
般のスーパーでは手に入りにくいこだわりの製品を取り揃
えた。また製菓材料も会員の手で小分けパッキングをし、
安価での販売を行った。
2013 年度末のからの会館工事のため、10 月より順
次、寄贈品の受付を終了していき、12 月末にはすべて
の寄贈品受付を終了した。1 月以降も寄贈品の持ち
込みが続いたため、感謝とともに「会館工事のためセー
ル・寄贈品受付終了」の広報を徹底した。3 月の最終
セールはこれまでの半額でリサイクル品を提供したため、
長年スリフトショップを利用していただいた方々が多数
さよならセール
来られた。
京都 YWCA の事業変更により 2014 年 3 月をもって
38 年間続いたスリフトショップ委員会は終了する。「リサ
イクル」の概念が根付いていない時代から活動を開始、
継続してきた。知名度など、リサイクル活動から得られる
京都 YWCA のへの貢献は多大なものだったと感じてい
る。長年担ってきた委員からは今後の京都 YWCA のリ
サイクル活動への手厚い引き継ぎ資料が残された。
委員会回数 11 回、在籍人数 9 名
プログラム
リサイクルセール
回数
参加者
19 回
来場者延べ 992 名
ボランティア延べ 174 名
セール準備
19 回
ボランティア延べ 148 名
窓口販売用パッキング
10 回
ボランティア延べ 45 名
プログラム
実施日
フェアトレード商品
参加者
京都市役所前フリーマーケット
5/5
7名
京都市ごみ減量推進会議
地域活動実行委員会
5/7
1名
3 月の委員会
16
2. カフェ事業委員会
「食」に取り組み、人と人とを繋げる場「ふれあいの居
場所」作りのために、2010 年度カフェ検討委員会、
2014 年度「うららかふぇ運営委員会」にカフェ事業委
員会の協議内容を申し送り、今後の「うらら か ふぇ」運
2011 年度ふれあいの居場所事業委員会を経て 2012
年度カフェ事業委員会が発足した。「ふれあいの居場
営に生かして頂けるよう期待している。今年度で終了し
たカフェ委員会、並びにカフェチームの多大な働きに感
所食堂委員会」と連携して開業に向けて運営体制の
謝している。
基礎固めを担い、2013 年度 3 月をもってカフェ事業委
員会は終了した。
委員会回数 11 回、在籍人数 12 名
委員会は 2014 年から始まる「うららかふぇ」の準備と
して、世代を超えた多様な人々が憩える場として活動
内容
カフェお菓子作り
25 回
延べ 215 名
した。お菓子のレシピの充実に努め、お客さんとのふれ
カフェ実施
22 回
延べ 112 名
あいにも力を入れ、常連さんが増えた。カフェの利益を
確実に上げられるよう努力した。ボランティアのメンバー
スリフトランチ
2回
延べ 7 名
スリフトランチ補助
4回
12 名
も増え、9 月開業のうらら かふぇボランティアの食堂とお
菓子つくりの中心メンバーを担っていけるようになった。
イベントセール
2回
15 名
新事業に向けて「うららかふぇ」準備チームのコミュニテ
ィカフェ訪問見学、備品調達になどに協力した。またスリ
回数
参加者
お菓子の種類:ベーシックケーキ、シフォンケーキ、パウン
ドケーキなどケーキ 35 種類。クッキー9 種類。その他 3
種類。
フトランチの際、お客さんにアンケート回答を依頼し、新
「うららかふぇ」に対する要望を調査した。
月 2 回のカフェは 22 回実施し、マーマレード作りを今
年度は 4 回実施した。次年度カフェ事業委員会はなく
なるが、お菓子チームとしての活動は拡充することにな
る。会館工事中は外部のイベント出店やその他の販路
についても検討した。90 周年お祝い会、世界 YWCA
day、東九条春祭り、在庫一掃セールなどでカフェを実
施しお菓子・お茶を提供した。
カフェ用お菓子
カフェ風景
17
3. チャリティイベント企画委員会
今年度も資金作りだけでなく、YWCA 以外の方々に
も足を運んでもらえるようなイベントの企画・運営を行う
委員会回数 6 回、在籍人数 6 名
よう努力した。
例年の活動プログラムとして、ケイタリングサービス、大
実施日
文字パーティー、ブルーベリーつみ、DJ ライブ、ジャズピア
ノコンサートを行った。また今年度の新たな試みとして、
滋賀県高島市の委員宅にて「田中愛子ボサノバライブ
in 安曇川」と、チェンマイ郊外にて元京都 YWCA 職員
森田紀子さんが生活する「マインドフルファーム」を訪ね
る「タイ・スタディツアー」を実施した。
物販ではポストカード、タイコーヒー、ブルーベリージャ
ム、ピクルス、そしてバジルクッキーを販売した。
「てづくりひろば」の「編み物編」は引き続き多くの方に
参加頂け、「きものリフォーム」の活動も定着させることが
出来た。
ミッション達成のためには、広報活動の活発化とボラ
主催プログラム名
7/31
ブルーベリー摘み
21 名
8/16
大文字パーティー
(ゲスト:内田あや)
68 名
10/13
田中愛子ボサノバライブ
in 安曇川
48 名
1/12
ピーター・バラカン DJ ライ
ブ in Kyoto YWCA #6
61 名
1/18 – 23
タイ・スタディツアー
3/9
竹中真ジャズピアノコン
サート
年 36 回
てづくりひろば
開催
年 10 回
開催
ンティア数の増員が課題である。
48 名
編物編
数 778 名
着物編
延べ参加者
数 69 名
てづくりひろば
(5/5 於:洛陽教会、1/13 於:京都 YWCA)
●タイ・ファームステイ報告会(国際委員会主催)にて
報告 3/15 (委員 2 名が参加)
ブルーベリー摘み
18
4名
延べ参加者
[その他]
●ケイタリング 2 回
ボサノバライブ
参加者
4. 活動グループ連絡会
活動グループ連絡会には「エコ・ド・Y」「ミモザ」「ビー
・「聖書に親しむ会」
ンズ」「聖書に親しむ会」「読書会」「シャローム」「PAN」
毎月第 2 金曜日と第 4 火曜日の 2 時から行った。
の7つのグループが所属している。この連絡会は、京都
第 2 金曜日のグループは教団京都教会担任教師入
YWCA のどの委員会にも属さないグループが互いに持
順子さんのもと、旧約聖書「創世記天地創造・アダム
つ課題などを共有し、情報を交換し、また運営委員
とエバの物語~バベルの塔」を読んだ。1 月からはヨハネ
会とのつながりを持つ場となっている。
黙示録を読んだ。聖書からの問いかけに、共に語り合
い学びの時を持った。第 4 火曜日は洛北教会の北川
●各グループの活動
善也牧師によって、聖書の分かり易い解き明かしを与
・「エコ・ド・Y」
えて頂いた。
毎月第 1、第 3 火曜日に練習を行い、呼吸法など
・「読書会」
基本的な歌唱力を高めることを目指した。YWCA のク
第 2 水曜日午後7時に集まり、その月ごとに決めた
リスマス集会などで歌声を披露した。
本に関して意見を交換した。
また京都 YMCA より 2 月の「国際協力チャリティイベ
・「シャローム」
ント」への出演を依頼され、受けた。
ピア・カウンセリングを行うグループである。
・「ミモザ」
第 2 木曜日、第 4 火曜日にストレッチ、第 3 火曜
バザーのためのケーキ作りを行った。
日にしゃべり場を開催した。また月に 1 回グループメン
・「ビーンズ」
バーの勉強会を行った。
マーマレード作りを行い予定以上の量を作ることがで
・「PAN」
きた。バザーのケーキ作りはメンバー減少のためカフェチ
活動を休止している。
ームにお願いした。また第 1、第 3 水曜日はパッチワーク
の会を行った。
●活動グル―プ連絡会ミーティング
2回
グループ名
回数
参加者
延べ参加者 7 名
グループ名
回数
参加者
エコ・ド・Y
延べ 22 回
684 名
シャローム ストレッチ
延べ 24 回
171 名
ミモザ
延べ 3 回
15 名
シャローム しゃべり場
延べ 11 回
46 名
ビーンズ
延べ 19 回
110 名
シャローム 勉強会
延べ 12 回
48 名
聖書に親しむ会
延べ 21 回
203 名
シャローム ミーティング
延べ 11 回
44 名
読書会
延べ 9 回
58 名
PAN
休止中
ビーンズ
パッチワークの会
19
聖書に親しむ会
5. 運営委員会
全体集会として、イースター集会、世界会員日集会、
YMCA/YWCA 合同祈祷週集会、クリスマス集会を開
部)、のぼり、スタンプが作られた。
催した。平和委員会主催の生野コリアンタウンスタディ
ツアーを 2.11 集会とした。また 90 周年記念行事として、
「90 周年記念募金」を「みらい募金」と名づけて内外
に働きかけた。そのため、会館を活用して、古本市を 2
8 月と 9 月にプレお祝い会、お祝い会を行った。
回開催(8/31~9/21 、1/18-3/1)、またプレお祝い
イースター集会(4/6)は 2012 年に引き続き、日本キ
会のときにサマーセール(8/31)を、本館改修前にも特
別セール(3/29)を行った。
リスト教団京都御幸町の難波實牧師のメッセージのあ
と、小さな花かごのクラフトを作った。世界会員日集会
三市(神戸・大阪・京都)YWCA 交流会(11/9)は大
阪 YWCA 担当で「カサブランカと見る近代史」と題し、
(5/11)では、張善花さんから、日本 YWCA と中国
映画を通してヨーロッパの歴史を学び直した。各 YWCA
YWCA 主催の「南京を考える旅」と国連女性の地位委
員会の報告を聞いた。YMCA/YWCA 合同祈祷週集
からの活動報告やアピールがあり、その後 9 の日行動を
大阪 YWCA の近くで行った。
会(YMCA 担当、11/16)のテーマは“Be a Change”で、
それぞれの活動を通してどう変えられたかを、各 3 人の
同志社女子高等学校から「花の日」に先生 2 名、
学生 14 名が訪問された。またスタンフォード大学からイ
発題者が発表し、分かち合いの時間をもった。
クリスマス集会(12/14)は在日大韓キリスト教会東
ンターンのゼビーさんを迎え、おもに子どものためのプログ
ラムに参加していただいた(6/24-8-30)。
山教会の李元重牧師のメッセージのあと、クリスマスカー
ド作りを楽しんだ。2.11 集会は、生野・鶴橋を歩き、日
本聖公会生野センターの呉光現主事のお話しを聞い
た。ユースの参加があり、充実したものとなった。
河原町カトリック教会で行われた世界祈祷日(3/7)
で新事業のアピールをした。
1 月から 3 月は耐震・改修工事に向けた会館内での
引越しのため、物品、資料の整理を各委員会に呼び
かけた。
2013 年度は、通常の活動に加えて、90 周年のため
の催しと新事業のための様々な準備の年であった。
90 周年プレお祝い会(8/31)では、1980 年代を中
心に盛んだったティーンズのグループで活動していたメン
バーが集まり、当時の YWCA の雰囲気を知ることができ
た。今の会員との交流の場ともなり盛りあがった。お祝い
会(9/28)には西陣会、YMCA、JOCS、大阪 YWCA、
神戸 YWCA、日本 YWCA などからも出席してくださり、
●日本 YWCA 関係
(1)日本 YWCA 加盟 YWCA 中央委員会(5/25-26)に
2名参加。
手づくりの暖かい会だったという感想をいただいた。また
(2)「広島を考える旅」にアルバレズさん(洛楽受講生)を
80 代以上の会員 6 名に「Wonderful Women 賞」をお
贈りした。90 年を振り返る写真パネルを、1920 年代か
派遣(8/7-9)。
(3)沖縄の辺野古にバナーを送る(8 月)。
ら 1980 年代まで 3 回シリーズで作り、展示した。90 周
(4)「9 条世界会議関西 2013」(於:大阪)の日本
年史を 1,000 部作成し、広報部でクリアファイル(500
実施日
主催プログラム名
YWCA のブースに参加(10/14)。
参加者
4/6
イースター集会
13 名
5/11
世界会員日集会
24 名
8/31
90 周年プレお祝い会
40 名
9/28
90 周年お祝い会
60 名
11/16
YMCA/YWCA 合同祈祷週集会
35 名
12/14
クリスマス集会
40 名
2/11
2.11 スタディツアー
15 名
3/1
定期会員集会
45 名
20
90 周年お祝い会
新事業に向けて
1. ふれあい食堂「うららかふぇ」準備チー
ム
“うららかふぇ”のコンセプトは、同じ新事業である本館
2 階のサービス付き高齢者向け住宅、3 階の自立援助
が決定した。そのほかにレジ、冷蔵ショーケース、コーヒー
メーカー、独立型の椅子はリサイクルなどを検討すること
ホーム、4・5 階の留学生寮に入る人たち、また地域や
になり、その情報を集めた。
YWCA で活動する人たちなど多世代、多文化の人々
が出会い・集い・協働する場所となることである。
食器や調理用具の検討
今年度まで、月 2 回、ミニホールでおこなっていたカフ
ェの名前を引き続き使用するが、これは、訪れる人々が
本館キッチンから使うものをピックアップし、また引越し
で不要となった食器があるという情報があり、その食器も
“うららか”な気持ちになれる“かふぇ”であるようにとの願
活用した。
いを込めてつけられたものである。
2014 年 9 月のサマリア館での開設に向けて、おもに次
営業許可に関わる手続きの確認
のように具体的な準備を進めてきた。菓子や食事をそ
の大切なツールとして用いることを確認している。
上京保健所に、必要な手続きの確認に行った。
2014 年度から、この委員会は理事会、運営委員会両
理念や運営面で「うららかふぇ」のモデルケースになりそう
方の管轄になり、「ふれあいの居場所食堂『うらら か ふ
ぇ』運営委員会」となり、実働チームとして「食堂チーム」
なカフェの見学
5 月 10 日、社会福祉法人(てりてりかんぱにぃ)経営
の就労継続支援 B 型事業所「ジョイント・ほっと」(四条
寺町)に 4 名で訪問した。精神障害者支援施設として、
と「お菓子チーム」を置くことになった。
無理のないシフトを組み、また添加物や農薬などの少
ない材料を使っているという話であり、厨房を見せていた
だいた。
10 月 8 日、社会福祉法人ミッション「からしだね」の
経営する「カフェトライアングル」(山科)、京都市地域
多文化ネットワーク「希望の家」の「にこにこや」(東九
条)に 7 名で訪問した。また1月 8 日に「まほロバ」(北
野白梅町)を 3 名で訪問し、それぞれの場所で、コンセ
プト、メニュー、設備、担い手、仕入れ、経営方法など
について伺った。工夫や苦労も聞くことができた。
ボランティア募集の内容と外部委託の条件の検討
YWCA が担当する週 3 日の担い手となるボランティア
について話し合い、3 人ひと組のボランティア体制、交通
費の支給などを条件として、週 3 回(火・水・木)の会
員向けボランティア募集のチラシを 1 月と 2 月に配布し
た。またカフェボランティア登録用紙を作成した。引き続
サマリア館新キッチン
き、2014 年度以降の外向けの「ボランティア募集」につ
いても話し合った。1 日 5,000 円で受けてもらう外部委
託については、金曜日 1 組と土曜日 1 組が決定した。
テーブル、椅子などの備品の検討
予算 20 万円でテーブル、ベンチ椅子を外注すること
21
2. サービス付き高齢者向け住宅「サラー
ム」準備チーム
高齢者住まい法に基づくサービス付高齢者向け住
れ以外の夕食を含めた食事サービスや外部配食サービ
宅として、バリアフリーの住宅 8 戸を本館の 2 階に設け、
2014 年 9 月より入居を開始する。入居対象は 60 歳
ス紹介なども検討している。
健康維持に関連したプログラムも予定している。その
以上の女性である。準備チームでは運営の基本的考
一例として、上京区地域介護予防推進センターによる
え方を確認した。高齢者が社会と豊かな関係を築きな
がら自分らしく生きることができる生活環境づくりを目指
介護予防教室を YWCA での開催に向けて話を進めて
いる。
す。本住宅の名称として、アラビア語で平和という意味
をもつ「サラーム」(salaam)とした。
入居者募集に向けて
サービス付き高齢者向け住宅としての登録に関して
入居条件・見守りシステム等の検討
準備チームでは、入居条件(家賃、共益費、見守
は、京都市の保健福祉局長寿福祉課および都市計
画住宅室住宅政策課とのやり取りを、ヴォーリズ建築
り・生活相談サービス、入居資格)について協議し、面
談・契約にあたっては入居者本人の意思を尊重してい
事務所の協力を得て進めた。入居契約書、募集資料、
募集パンフレットを作成し、面談後、入居判断を行うこ
くことを確認した。2 階フロアの設計に関して、居住空間
や共用スペースの詳細や、ホール屋上を入居者が(ガー
と、募集・入居までの日程や、職員とボランティア会員
の役割分担も協議した。現在 9 月からの入居者募集
デニングなどに)利用できるスペースとすることなどを提案
した。
昼間はインターフォンによる事務所との連絡を可能と
する。見守りとセキュリティに関して数社からの提案を検
をしている。高齢者に住まいを提供する上で地域の協
力が必要であることや、YWCA の事業を町内の方々に
理解してもらうため、4 月、5 月に町内説明会を実施す
ることとした。
討した結果、警備保障会社セコムと見守り・防犯防災
契約を結び、24 時間のサービスを提供することにした。
夜間や閉館時の建物玄関はオートロックとすることにし
た。
今後の予定
高齢入居者および地域に向けた講演会シリーズの
企画を進める。第 1 回目として、改修後のオープンディ
を兼ねて 10 月 11 日に社会学者の上野千鶴子さんを
招いて講演会を行う予定である。2014 年度から準備チ
ームはサラーム運営委員会として始動する。
サービス内容の検討
介護サービスは提供しないが、入居者の介護保険
等の外部サービスの利用をサポートし、生活相談も行う。
食事サービスに関しては、火曜日から土曜日までの京
都 YWCA の食堂「うららかふぇ」の利用が可能となる。そ
22
3. 自立援助ホーム「カルーナ」準備チーム
自立援助ホームとは、児童養護施設を退所した後
に行き場所が無かったり、様々な理由で家族と一緒に
スカンファレンスの持ち方を検討。従事者を外部から支
援する仕組みやボランティアの活用について協議した。
暮らすことが難しい子ども達が、安心・安全に生活し、
社会の一員として自立するまでをサポートする居場所
後援会について
である。児童福祉法に基づく施設で、京都 YWCA では
弁護士、カウンセラー、社会福祉研究者、養護施
概ね 15 歳から 20 歳までの女子を対象とし、定員 6 名、
指導員 3 名を予定している。
設長など 16 名からなる呼びかけ人に快諾を得て後援
会を設立。呼びかけ人をお願いする過程で、自立援助
ホームの名称「カルーナ」は荒野などに自生するツツ
ジ科の植物で、花言葉「自立」「旅発ち」に因んで、ホ
ホームを必要とする子ども達の現状に触れるとともに、
開所後の助言者、協力者が得られた。リーフレットを作
ームに暮らす子どもたちへのエールとして名付けられた。
成し、後援会員の募集開始した。
準備チームでは、2014 年度新規事業として自立援
助ホームを開設できるよう、ハード、ソフト両面の準備を
見学と学習会について
以下のように進めるとともに、京都 YWCA らしい「居場
所」の在り方について協議を重ねた。尚、京都市との協
近隣のステップハウス、自立援助ホーム、児童養護
施設を見学し、規則作りや運営方針に反映。養護施
議の結果、施設開所は 2015 年4月となる。
設などに入所経験のある若者へのヒアリング、社会的
養護の子どもたちや自立援助ホーム開設経緯について
設備について
改修後、本館 3 階にくつろげる共用スペース LDK と
6 名の個室を確保。事務所および緊急シェルター、カウ
ンセリングルームなどを配備する。ベッド、寝具など一部
の学習会などにより、理解を深め、問題点を共有。他
団体、他委員会主催の関連学習会に参加した。
準備する。
2012 年度より、近畿圏の自立援助ホームを見学し
てきたが、今年度は全国自立援助ホーム協議会第 20
回記念東京大会に参加しネットワークが拡大。京都市
児童家庭課、京都市児童相談所、児童養護施設つ
ばさ園、こどもシェルター「ののさん」などとも連携。後援
会呼びかけ人を中心に、関係各所のサポーターを獲得
した。
利用者や支援について
他のホームの規則や養護施設出身者の意見を参
考に利用規則「しおり」を作成。就労支援として京都
市「若者サポートステーション」と連携する。学習支援や
カウンセリングについて検討。児童相談所を経由しない
ネットワーク形成について
子どもの受け入れについて協議した。
2014 年度は自立援助ホーム「カルーナ」運営委員
会として、入居した子どもたちが居場所を得、YWCA が
提供する交流や協働の場を介して、自立、就労してい
支援従事者について
運営規定案を作成し、従事者の人数や就業体制
くことをサポートしつつ、持続可能な事業として成立する
を検討。子ども一人一人に対するサポート体制やケー
よう、開所にむけてより具体的な準備を進めていく予定
である。
日時
訪問先、学習会など
講師など
参加者
4/29
ステップハウス e トコ(大阪)
金香百合
7名
6/22
自立援助ホーム奈良「あらんの家」について 於:京都 YWCA
浜田進士
9名
7/15
司法修習生集会「社会的養護の子どもたち」
9/10
佛教大学社会福祉学部「社会的養護の子ども」
伊部恭子、長瀬正子
3名
10/5
e トコ 学習会
金香百合
1名
10/8
児童養護施設つばさ園(京都)
石塚かおる
3名
10/21
CVV メンバーヒアリング(箕面)
6名
10/28,29
第 20 回全国自立援助ホーム協議会(東京)
2名
2/21
「児童養護施設を巣立った子ども達のその後」
23 於:京都 YWCA
自立援助ホーム Bits unit (滋賀)
3/21
1名
伊部恭子
10 名
3名
協力関係一覧
■他団体との協力によるプログラム
実施日
協力団体
プログラム名、内容など
形態
2013/4/5
京都 JOCS
JOCS ウォーカソン
賛同
2013/4/13
東九条春まつり実行委員会
東九条「春まつり」
出店
2013/5/19
エイズキャンドルパレード実行委員会
エイズ「キャンドルパレード」
賛同
2013/7/23
京都 JOCS
「京都 JOCS チャリティーコンサート」
賛同
2013/8/5~8
平和のための京都の戦争展実行委員会
「2013 年平和のための京都戦争展」
協賛
2013/10/5、6
AIDS 文化フォーラム
第 3 回 AIDS 文化フォーラム in 京都
後援
2013/10/14
9 条世界会議 in 関西
9 条世界会議 in 関西
賛同
2013/11
京都府男女共同参画センター
DV 啓発週間
賛同
2013/12/1
京都市男女共同参画市民会議
ウィングスフォーラム
賛同
2013/3/23
チェルノブイリ・フクシマのつどい実行委員会
チェルノブイリ・フクシマのつどい
賛同
■協力団体
1. 会員登録・加盟・賛同
*京都府女性団体懇話会
*公財)日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)京都
*京都府国際活動団体連絡会
*5.3 憲法集会 in 京都実行委員会
*京都キリスト教協議会
*京都国際交流団体連絡協議会運営団体
*チェルノブイリ・フクシマのつどい実行委員会
*京都子育てネットワーク<親子ライブラリー>
*京都家庭文庫地域文庫連絡会<親子ライブラリー> *京都市子ども文庫連絡会<親子ライブラリー>
*京都にほんご Rings<にほんご教室「洛楽」>
*世界祈祷日委員会
*京都市ごみ減量推進会議<スリフトショップ>
*移住労働者と連帯する全国ネットワーク<APT>
*人身売買禁止ネットワーク<APT>
*きょうと外国人支援ネットワーク<APT>
*渡日・帰国青少年のための京都連絡会<APT>
*「女性に対する暴力」ネットワーク京都<APT>
*移住労働者とその家族の権利を守るネットワーク関西(RINK)<APT>
*8.6 意見広告
2.
YWCA からの献金・寄付など
*平和のための京都の戦争展実行委員会
*(社福)西陣会
*(社福)イエス団愛隣館
*人権と労働の会(きょうと夜まわりの会)
*ベテスタの家
*東九条まちづくりサポートセンター
*わかちあいプロジェクト<スリフトショップ>
3.
参加
*京都市ごみ減量推進会議 理事
*京都市社会福祉審議会 委員
*京都市市男女共同参画推進会議 委員
*(公財)京都 YMCA 評議員
*(公財)京都日本語教育センター 評議員
*京都地域留学生交流推進協議会 委員
*京都 JOCS 理事
*京都ユースホステル協会 評議員
24
寄付者一覧(敬称略、順不同)
① 一般寄付(クリスマス募金含)
高橋正子、伊藤美子、岡佑里子、亀村郁美、
篠田茜、手島千景、渋江理香、小寺敬子、
上村兪巳子、上田理恵子、上島良彦、森克子、
菊池サリーナ、吉岡恵津子、宮武美知子、
森雄二郎、森律子、神岡茂子、神門佐千子、
後藤アユ子、荒垣加津子、佐野千枝子、舟木加代、
勝山久仁子、上村兪巳子、森律子、神門佐千子、
清水義、清水弥生、西森頼子、青木理恵子、
池上信子、中村美知子、中村和雄、坪野えり子、
清水義、大阪女学院中学、大八木教子、
中川美佳子、中村和雄、中地重晴、田渕豊子、
東前正美、筒井奈都子、藤原久子、入順子、
波多野ふさ、服部素、平野冨希、別所加恵、
南典子、畠中隆子、服部素、福原有季子、
片野福子、北垣景子、木戸さやか、林律、井上依子、
平野冨希、門間淳子、井上依子、
日本キリスト教団室町教会、同志社女子高等学校、
ヌヴェール愛徳修道会深草修道院、
公益財団法人京都 YMCA、社会福祉法人西陣会、
平安女学院中学校高等学校チャプレン室
呉 YWCA、浦和 YWCA、公益財団法人大阪 YWCA、
公益財団法人神戸 YWCA、
② 各指定寄付
多世代・多文化ふれあいコミュニティー事業に向け
一般財団法人名古屋 YWCA、福島 YWCA、
公益財団法人日本 YWCA、
た改修のため
深田ローラ、マーサ メンセンディーク、安道大介、
奥村国子、岡佑里子、岡宥子、吉田紀子、
宮武美知子、橋本莉世、元ティーンズ有志 、
京都 YWCA 運営委員有志、匿名 1 名
江尻美穂子、荒垣加津子、堺壽子、堺暉子、
山際知子、山村茂代、山本康弘、山本千鶴、
山本知恵、山本智也、手島千景、小寺敬子、
松井郁子、松本弘子、上村兪巳子、織田雪江、
新海恵子、神門佐千子、清水義、川崎愛、
浅野久代、大島紗綾子、竹中克彦、中村弘子、
中村美智子、坪野えり子、田中村子、田渕豊子、
宮武美知子、山村茂代、山田邦子、山本知恵、
篠田茜、上村兪巳子、植田武彦、織田雪江、
神門佐千子、辻野茂子、筒井奈都子、畠中隆子、
尾崎、平敏、平野冨希、別所加恵、北垣景子、
北村保子、木戸さやか、鈴木のり子、井上依子、
はじめの一歩、京都ロータリークラブ、
京都 YWCA あじさいバザール実行委員会、
筒井奈都子、難波實、難波美幸、日月公子、
京都 YWCA クリスマスバザール実行委員会、
萩原奈苗、飯田千鶴子、別所加恵、北垣景子、
堀部碧、木戸さやか、野崎泰子、有田佳子、
匿名 1 名
廣田康子、齋藤佳津子、井上依子、
⑤ 生涯教育事業
日本キリスト教団京都丸太町教会、
松田賢一、Wendy Hartle、畠中隆子、塩谷八重子、
日本キリスト教団洛北教会、
日本キリスト教団京都教会、
日本キリスト教団洛南教会、
日本キリスト教団京都御幸町教会、
公益財団法人京都 YMCA、匿名 3 名
ヴィヴィアナ ディブラス
④ 東日本大震災被災者支援
木戸さやか、イエニックふたみ、河野康弘、
⑥ 親・子育ち支援活動委員会
内貴陽子、上田理恵子、杉本康代、別所加恵、
坪野えり子、平野冨希、京都子ども文庫連絡会、
親子育ち支援委員会有志、匿名 1 名
③ 90 周年みらい募金
リンパヤラヤ スプラーニー、安野洋子、井原圭子、
⑦ APT
花岡正義、祇園テル子、吉田紀子、宮武美知子、
リリアン テルミ ハタノ、安藤いづみ、井上陽子、
狭間紀美子、原田みなみ、弘中奈都子、
今井貴美江、佐野千枝子、山本知恵、室紀子、
宇山進、永井靖二、吉田紀子、近野玲子、
金児明子、後藤アユ子、高山亨、坂和優、
25
山根啓子、山内上枝、篠田茜、勝西伸之、小澤亘、
ビーンズ、ミモザ
上原従正、上原有美、上村兪巳子、上島良彦、
上内英子、 上内鏡子、織田雪江、森田園子、
⑪ スリフトショップ委員会
森雄二郎、森律子、神門佐千子、杉山知子、
清水弥生、西原美那子、青木信雄、石井ゆき、
スリフトショップ委員会有志
石田法子、孫美幸、大西澄子、大津健一、
⑫ 広報委員会
大津恵子、池上信子、竹内昌代、中路綾夏、
仲本直子、嶋川まき子、北垣由民子、北村保子、
有田税理士事務所、Anna Majic
本田次男、木戸さやか、柳原清美、林律、澤敬子、
井上依子、ビーコス、
⑬ チャリティーイベント企画委員会
竹原信子、神原喜久恵
京都・東九条CANフォーラム、
同志社大学宗教部、同志社中学校、
日本キリスト教団洛陽教会、
⑭ 次世代プログラム委員会
日本キリスト教団多度津教会婦人会、
日本キリスト教団京都上賀茂教会、
木戸さやか、次世代プログラム委員会有志
ヌヴェール愛徳会深草修道院、
ヌヴェール愛徳会本部修道院、
⑮ カフェ事業委員会
宮武美知子、河野伴子、篠田茜、吉田紀子、
ヌヴェール愛徳修道会地区本部事務所、
ノートルダム教育修道女会、 APT 有志、
匿名 2 名
カフェ事業委員会有志
⑯ 子どもの居場所事業
匿名 1 名
⑧ 国際委員会
池上信子、光田敦子、小寺敬子、西森頼子、
宮武美知子、篠田茜、木戸さやか、井上依子、
京都にほんご Rings、国際委員会有志
⑰ 2013 年度多世代・多文化ふれあいコミュニ
ティー事業に向けた改修のための会債協力者
有田孝子、山本千鶴、キッチン・ハリーナ、
安藤いづみ、伊原千晶、岡佑里子、下村泰子、
梶川雅子、㈱神港洋行、吉田紀子、宮川知子、
宮武恒夫、山高万寿子、勝山久仁子、小寺敬子、
にほんご教室洛楽:宮武美知子、一色光世、
高橋正子、川崎愛、井上依子
小島明子、松田彌壽子、上村兪巳子、織田雪江、
国際交流グループ:筒井奈都子、小寺敬子、
宮武美知子
新海恵子、森雄二郎、西村佐記子、青野美佐江、
鍛冶富美子、中村美智子、筒井奈都子、内田匡子、
日月公子、畠中隆子、堀部碧、野田いぶき、
⑨ 平和委員会
野田かんた、野田音羽、野田祈り、匿名 1 名
イエニックふたみ、伊原千晶、円城順子、吉村千恵、
青野美佐江、木戸さやか、平和委員会有志
スウォンプロジェクト:吉村千恵、宮武美知子、
弘中奈都子、森田理紗子、坪野えり子、
⑱ 助員
清水義、岡昭男、森律子、中川愛子、吉田繁、太田
昭子、志賀朱美、森明子、長谷邦彦、猿山由美子、
浅野久代、中井和子、中村和雄、枠山悦子、早川
木戸さやか、井上依子、スウォンプロジェクト有志
ブクラ:ブクラメンバー有志
久仁子、狭間紀美子、北村保子、中地重晴、佐伯
昌和、中村美智子、松永公子、福島瑠美子、井原
圭子、木村穣、近藤純弘、下村喜久子、佐野千枝
⑩ 活動グループ連絡会
子、白根睦久、高野朗、窪田左知己、匿名 1 名
26
京都 YWCA 第 92 回定期会員集会記録
日時:2014 年 3 月 1 日(土)午後 2:00~午後 5:00
開会宣言
開会礼拝
日本 YWCA 会長からのメッセージ 代読
報告
○前回第 91 回定期会員集会記録承認 →拍手で承認
○2012 年度決算報告
Ⅰ. 一般正味産増減の部
1. 経常増減の部
△ 2,003,312 円
当期経常増減額
2. 経常外増減の部
当期経常外増減額
△3,150 円
当期一般正味財産増減額
△2,076,462 円
52,767,107 円
一般正味財産期末残高
Ⅱ. 指定正味財産増減の部
22,341,858 円
指定正味財産期末残高
75,108,965 円
Ⅲ. 正味財産期末残高
○2012 年度監査報告(監事
勝山久仁子)
○2013 年度運営委員会活動報告(2013 年度会長 篠田茜)
運営委員会ではバザーや各種集会などの例年のプログラムのほか、今年度は京都 YWCA 設立 90 周年を
祝うプログラムとして 8 月 30 日に「プレお祝い会」、9 月 28 日には「お祝い会」を開催した。
○2013 年度事業報告(理事長 上村兪巳子)
ヴォーリズ建築事務所との協力により、6 月に国土交通省の<先導的事業>へ応募した。9 月に選定通
知を受け、12 月に正式な申請書を提出した。
○新事業準備チーム報告
サービス付き高齢者向け住宅「サラーム」
、自立援助ホーム「カルーナ」、ふれあいの居場所食堂「うら
らかふぇ」の運営に向けた準備をそれぞれの準備チームで行った。「サラーム」と「うららかふぇ」の事
業開始は 2014 年 9 月から、
「カルーナ」の児童受け止めは 2015 年 4 月からを予定している。
○2013 年度中間会計報告
○2014 年度活動事業計画及び予算案
27
議事
○議事方法の確認
○2014 年度運営委員会活動計画及び活動予算案
2014 年 6 月の「あじさいバザール」は行わない。8 月 30 日に京都 YWCA 関係者に向けた「オープン
デイ」を予定。10 月に外部向けのオープンデイを実施する。
2014 年 9 月 2 日には「うららかふぇ」がオープンする。オープンに伴い、記念イベントを実施する。
また、スリフトショップ委員会の活動を引き継いだリサイクルセールを開催していく予定である。
90 周年記念として、アルゼンチンタンゴ「アストロリコ」の 4 重奏コンサートを 5 月に実施する。
イースター&世界 YWCA 日集会を 4 月に室町教会にて行う。また、12 月にはクリスマスバザールを実
施する。受け取り寄付金 135 万円を全会プログラムの中で得ていきたい。
本人出席 43 名、他者委任 4 名。反対 0 名、保留 1 名、賛成 45 名、賛成多数で可決
○選挙結果報告
新運営委員-イエニックふたみ、小栗弘美、小寺敬子、坪野えり子、平岩ともり、福嶋由里子
新指名委員-上村兪巳子、神原喜久恵、齋藤佳津子、平野冨希
○職員紹介
閉会宣言
以上
28
会計報告
29
30
31
32
33
34
35
36
Fly UP