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クリーンコールタウン計画策定業務 (ベトナム - 石炭資源情報
平成25年度JOGMEC石炭開発部調査事業成果報告会 産炭国産業協力等事業 ⑩ クリーンコールタウン計画策定業務 (ベトナム、インドネシア、モザンビーク) 平成26年6月6日 0 目 次 (案) 1. クリーンコールタウン計画の事業概要 2. ベトナム ① 炭鉱地域の概要 ② ニーズ・シーズ調査結果 ③ 実現可能性の評価結果 ④ マスタープラン(バリューチェーン) ⑤ 計画実現に向けたロードマップ 3. インドネシア ①~⑤ 4. モザンビーク ①~⑤ 1 1.事業概要 2 クリーンコールタウン計画策定業務の概要 (1) 産炭国のエネルギー需給バランスの向上や日本への石炭資源の安定供給 確保のため、環境問題に対応した石炭開発から利用に亘る石炭関連産業 チェーン構築のマスタープランを策定することにより、産炭国に対して包括的 な協力を実施する。 本事業では、モデルとなる炭鉱地域をコアに、石炭火力発電、石炭化学産業 等の石炭関連産業を有機的かつ効率的に組み合わせた石炭関連産業 チェーン構築のためのマスタープラン並びに実行計画を策定する。マスター プランの策定にあたっては、日本国が有する上流から下流までのクリーン コール技術を活用して生産効率を最適化し、資源の有効利用を図るとともに、 エネルギーフロー及びマテリアルフロー両面から環境保全を図る。 5 クリーンコールタウン計画策定業務の概要(2) 炭鉱地域 炭鉱開発 (炭鉱メタンの増進回収) (選炭、ズリ利用) (ズリ山緑化、炭鉱水処理) (採炭自動化、無人化) 山元発電 石炭 再生可能エネルギー共利用 (バイオマス、太陽光・風力等) (微粉炭火力、CFB、IGCC) (ズリ発電、ゴミ発電、混焼) 石炭化工・コークス 低品位炭利用 環境対策、再資源化 (乾燥・改質、ガス化、液化) (コークス炉ガス、タール高度利用) (クリーン燃料、化成品製造) (鉄鋼原料、ブリケット製造) (脱硫・脱硝) (水処理システム) (廃棄物処理) (スラグ・石炭灰の有効利用) 基礎資材製造 (セメント、路盤材) (建材、ガラス等) ガス配送 (ガス濃縮、ガス調整・分配) 熱電製造 (ガスエンジン・ガスタービン) (コジェネ、トリジェネ) 地域産業(鉄鋼、化学等) 農工連携 熱電供給 地域中核都市 ローカルコミュニティ 低炭素・資源循環型炭鉱地域(クリーンコールタウン)の基本構想 4 クリーンコールタウン計画策定業務の概要(3) 業 務 フ ロ ー 策 定 ポ イ ン ト 5 1 2 事前調査 3 クリーンコールタウンの 計画策定 実行計画策定 石炭産業の現状 ニーズ、政策の詳細調査 事業提案 炭鉱地域の石炭関連産業ニーズ の把握 石炭利用産業の可能性調査 日本側保有技術の調査 ビジネスモデルの構築(事業 実施体制、政策ツール、ファ イナンススキーム他) 実現可能性検討 アクションプラン検討 日本企業シーズの構築 基本構想策定 計画策定の候補炭鉱地域の提案 CCTown計画策定(物熱フロー等) 2.ベトナム 6 ①炭鉱地域の概要 H24年度の調査結果よりCamPha / HonGai地区を選定 ベトナム側からの要望によりThaiNguyen省、LangSon省を追加 Thai Nguyen 省 Lang Son 省 Lang Son Thai Nguyen CamPha / HonGai 地区 Hon Gai Cam Pha 7 ②ニーズ・シーズ調査結果 現地調査により地域ごとのニーズを発掘し、それに対応する日 本側シーズを選定 ベトナム側ニーズ CamPha/HonGai地区 • 効果的な選炭※ •ズリ処理 •炭鉱メタンガスの回収・利用 •低品位炭の有効利用※ LangSon省 •酸性水処理 •石炭灰の再利用 •ズリ山の緑化 ThaiNguyen省 •未燃分を含む石炭灰の処理 日本側シーズ CamPha/HonGai •ユニット型選炭設備 •セメント利用 •炭鉱メタンガス発電 •低品位炭発電 LangSon省 •石炭灰を利用した酸性水中和 •石炭灰による緑化 ThaiNguyen省 •未燃灰有効利用技術 ※既にVINACOMIN側で計画中であり、H26実行計画策定事業からは対象外とする予定。 8 ③実現可能性の評価結果 各検討項目について5段階評価を行い、優先順位を決定 現地ニーズ 日本側シーズ 実施 地域 経済 合理性 市場 規模 イン フラ 原料 調達 合計 優先 順位 酸性水中和 石炭灰利用 L 5 3 5 5 18 1 緑化 石炭灰利用 L/C/H 4 4 5 4 17 2 未燃灰処理 CBC、セメント T 4 4 4 5 17 2 炭鉱メタンの利用 ガス発電 C/H 5 3 3 4 15 4 ズリ(1,000 kcal) セメント原料化 C/H 3 4 3 5 15 4 現地選炭 ユニット型選炭 C/H 2 3 4 5 14 6 ズリ ズリ発電BFB/CFB C/H 1 4 4 5 14 6 - 太陽光発電 C/H 1 4 3 4 12 8 - マイクロ水力 C/H 1 4 3 4 12 8 - 凝集剤 C/H 1 4 3 4 12 8 CWM - - - - - - - C/H:CamPha、HonGai地域 L:LangSon省 T:ThaiNguyen省 CBC:carbon burnup cell BFB:バブリング型流動床ボイラー CFB:循環流動床ボイラー 9 ④マスタープラン(CamPha/HonGai地区) 石炭灰を利用したズリ山の緑化 発電による炭鉱メタンガスの有効利用 選炭工場から発生したズリのセメント材料への利用 10 ④マスタープラン(LangSon省) アルカリ性を示す石炭灰を利用した、酸性廃水の中和 中和残渣によるズリ山のコーティング・緑化 11 ④マスタープラン(ThaiNguyen省) 未燃分を多く含んだ石炭灰の有効利用 CBC:carbon burnup cell(再燃焼炉) 12 ⑤計画実現に向けたロードマップ 1Q (単位:100万トン) 100 VINACOMIN 生産計画 (2012年) 2014JFY 2Q 3Q 4Q 1Q 総需要 発電用需要 国内生産量 2015 2Q 3Q 4Q 1Q 2016 2Q 3Q 4Q 1Q 2017 2Q 3Q 4Q 1Q 2018 2Q 3Q 4Q 1Q 2019 2Q 3Q 4Q 1Q 2020 2Q 3Q 4Q 50 QuangNinh省選炭工場の 配置計画完了 マイルストーン 国内火力発電所等 運転開始時期 (MW) HaiPhong Ⅱ (600) NghiSon I (300) VungAng I (1200) 赤字は混焼発電 MongDuong Ⅱ2 (600) DuyenHai I (600) ThaiBinh Ⅱ (1200) MongDuong I (1000) DuyenHai I 2 (600) MongDuong Ⅱ(600) Mong Duong Ⅱ(600) VinhTan Ⅱ(1200) VinhTan Ⅱ(1200) 酸性水中和 開発準備 緑化 開発準備 EPC CMM 炭鉱メタン FS 開発準備 緑化 開発準備 FS 開発準備 EPC ThaiBinh I (300) CongThanh (600) ThangLong I (300) NaDuong Ⅱ (100) ThaiBinh I 2 (300) CamPha III (440) ThangLongⅡ(300) HaiDuong Ⅱ(600) DuyenHai Ⅱ (1200) NghiSonⅡ1 (600) HaiDuong I (600) VinhThan I (1200) EPC 運転開始 LangSon省 CamPha、 運転開始 EPC 運転開始 EPC 運転開始 運転開始 Campha セメント原料化 太陽光発電 マイクロ水力発電 凝集剤 ThaiNguyen省 CBC、セメント ずり処理の状況により検討 FS 環境保護関連インセンティブが必要 FS FS 開発準備 開発準備 EPC 運転開始 開発準備 EPC EPC 運転開始 13 3.インドネシア 14 ①炭鉱地域の概要(南スマトラ州Pendopo) Palembangから140 km(車で3.5時間) MP3EIスマトラ経済回廊対象*1 石炭資源量23億トン、埋蔵量13億トン、剥土比1.3 水分58%、発熱量 2,370kcal/kg(ar) PEBがSEZ計画の申請中*2 *1 MP3EI:経済活動マスタープラン 経済回廊:開発を促進する地域 *2 SEZ:Special Economic Zone 経済特区(法的・行政的便宜供与) Palembang Pendopo Prabmulih Lahat Muara Enim PTBA 15 ①炭鉱地域の概要(Pendopo SEZ) Mining Area To Pantadewa Road Pit C Forest Sungai Limpa To Pendopo Energy zone Pit Manufacturing zone Pertamina Oil Well Pit Sigoyang Pertamina Pipeline Logistic zone Sinardewa Simpangraja First Pit Sukamanis Kartadewa Simpangtais Pit Benuang Export Processing zone Pit Sigoyang Tourism zone Benuang Kampay Special Economic Zone Common Infrastructure facilities Housing Talang Bulang 16 ②ニーズ・シーズ調査結果 現地調査により下流(石炭利用)分野を中心としたニーズを発掘 対応する日本側シーズを選定 ニーズ [インドネシア] シーズ [日本の技術] 備 考 Sumsel 9 (600MW x 2 unit) 1 大型石炭火力発電 2 小型石炭火力発電 バイオマス・石炭混焼 パーム残渣(EFB)の有 効利用 3 石炭スラリー 熱水改質技術 重油代替・ガス化原料と しての利用 4 石炭ガス化 化学品製造(プロピレン) 石炭スラリーからのプロピレン 製造 石炭スラリーフィードでの ガス化 5 石炭ガス化 SNG(代替天然ガス)製 造 酸素燃焼ガス化 6 石炭ガス化 肥料製造 TIGAR(二塔式ガス化炉) 7 石炭乾燥 スチームチューブドライヤー 8 石炭改質 UBC(褐炭改質技術) 9 石炭灰有効利用 酸性廃水処理、セメント 原料利用など 17 ③実現可能性の評価結果 各検討項目について5段階評価を行い、優先順位を決定 評価項目 № 1 ニーズ シーズ 大型石炭火力 (Sumsel 9&10) Point 優先 度 3 27 2 政策 市場 ニーズ 技術 フィード インフラ 経済性 環境 5 5 4 4 3 3 2 小型山元火力 CFB混焼 (EFB) 4 5 4 4 4 4 4 29 1 3 石炭スラリー 熱水改質技術 4 4 4 4 3 4 4 27 2 4 5 3 4 3 4 4 27 2 4 ガス化化学品製造 DTP(プロピレン製造技術) (プロピレン) 5 ガス化SNG製造 石炭ガス化 4 4 4 3 4 3 3 25 5 ガス化肥料製造 (Urea) 石炭ガス化 4 4 3 4 3 3 3 24 6 7 石炭乾燥 スチームチューブドライヤー 4 3 3 3 4 3 4 24 6 8 石炭改質 UBC(褐炭改質技術) 4 3 4 3 3 2 4 24 6 9 石炭灰有効利用 1 2 4 2 3 4 4 20 9 6 18 ④マスタープラン(フェーズ 1) 現在申請中のSumsel 9が採択後、年間1,000万トンの石炭が 必要となり、炭鉱が本格的に稼動 Pendopo Coal Mine EFB 0.12Mt/y Coal 10Mt/y Coal 0.23Mt/y 大型山元火力(Sumsel 9) 小型山元火力 (CFB:石炭・EFB混焼) 30MW 炭鉱内消費 600MW x 2 unit 全量PLNへ販売 19 ④マスタープラン(フェーズ 2) Coal 10Mt/y EFB 0.12Mt/y Coal 0.23Mt/y Pendopo Coal Mine Electricity Coal 7.8Mt/y 小型山元火力 (CFB:石炭・EFB混焼) 30MW 炭鉱内消費 大型山元火力 (Sumsel 9) 600MW x 2 unit 全量PLNへ販売 燃料(ボイラ、発電 所)100万t/y 石炭スラリー化 プロピレン ガス化 粗製プロパン 粗製ガソリン 国内化学会社/輸出 50万t/y 近隣製油所 20 ④マスタープラン(フェーズ 3) 酸性排水 石炭灰 処理 EFB 0.12Mt/y 小型山元火力 (CFB; EFB & Coal ) 灰 Coal 0.23Mt/y Pendopo Coal Mine 30MW In-house Coal 1.6Mt/y 肥料 Coal 11Mt/y 電力 Coal 14Mt/y Coal 10Mt/y Coal 7.8Mt/y 大型山元火力 (Sumsel 9) 600MW x 2 unit 全量PLNへ販売 燃料(ボイラ、発電) 100万t/y Drying 石炭スラリー(JCF) ガス化 NH3 0.3Mt/y ガス化 改質 Fertilizer SNG 国内ユーザ/輸出 UBC Propylene 国内/輸出 50万t/y ガス化 粗製プロパン 粗製ガソリン 近隣製油所 国内ユーザ/輸出 ~150MMsfcd 国内ユーザ/輸出 ~500万t/y 21 ⑤計画実現に向けたロードマップ > 40 Mt/y 20 Mt/y Pendopo石炭生産量 10 Mt/y 5 Mt/y 0 t/y 山元石炭火力(Unit 1) Preparation EPC Operation Phase 1 山元石炭火力(Unit 2) Preparation EPC Operation 山元小型火力 (石炭・EFB混焼) Preparation EPC Operation 石炭スラリー(熱水改質) FS Preparation ガス化前処理 FS Preparation EPC Operation ガス化・精製 FS Preparation EPC Operation プロピレン製造 FS Preparation EPC Operation Operation EPC Phase 2 石炭乾燥 FS Preparation EPC Operation 石炭改質(UBC=改質褐炭) FS Preparation EPC Operation FS Preparation EPC Operation 石炭ガス化 (肥料) FS Preparation EPC Operation 石炭灰有効利用(酸性排水処理) FS Preparation EPC Operation Phase 3 石炭ガス化(SNG) EPC:設計、調達、建設(Engineering, Procurement, Construction) 22 4.モザンビーク 23 モザンビーク概要 地理的位置: • アフリカの南部: • 東経30°~ 42° • 南緯11°~ 27° • 総面積: 799 390 Km² 人口: ~2,100万人: • 80%が地方部に居住 • 20%が都市部に居住 政治的独立: 1975年 • 複数政党制 • 民主政治 • 公用語: ポルトガル語 • 英語が広く話されている • 共和国大統領は国民参政権に よって5年任期で選挙される。 Figura 24 ①炭鉱地域の概要 モアティーゼ炭田 テテ州主要炭鉱 出典:H23年度NEDO高度化調査報告 25 ②ニーズ・シーズ調査結果 現地調査により上流(石炭開発)分野を中心としたニーズを発掘 対応した日本側シーズの選定 現地ニーズ 日本側保有技術 技術内容 選炭歩留 改善 選炭技術 2号炭から高品位炭を選別する技術を保有している。 海外からの引き合いも多く、豊富な実績がある。 ブリケット 燃料 ブリケット製造 NEDO事業等でブリケット製造プロジェクトを実施しており、ノ ウハウを保有している。 河川水浄 化 活性炭製造 化学メーカーが多様な分野で多くの実績を持つ。 水処理用の活性炭の製造技術が必要とされる。 ズリ山緑化 酸性土中和 JOGMEC事業であるベトナム炭鉱のズリ山緑化事業に参画し ている。発電所の石炭を利用し、酸性土壌を中和する緑化促 進に実績がある。 電力 石炭発電技術 山元における投資費用を抑えた小規模発電を想定している。 各種流動床ボイラー(CFB・BFB)などの利用が一般的である。 セメント セメント製造原料化 セメント製造および製造機械に関するノウハウを保有する。 発電所から発生する石炭灰の処理方法、費用計算および、そ れに必要な設備の知識を持つ。 尿素肥料 石炭ガス化、アンモニ ア合成、尿素混合技術 石炭をガス化し、アンモニアから尿素肥料を製造する。 インドネシアで試験設備を建設中である。 26 ③実現可能性の評価結果 各検討項目について5段階評価を行い、優先順位を決定 現地の技術受容能力(注1) № ニーズ シーズ 政策 計画 法制 度 市場 規模 サプライ インフラ チェーン 人材 確保 技術熟 成度 (注2) 同調性 合計 可能性 順位 1 山元発電 石炭発電技術 4 4 4 4 4 4 4 16.0 44 1 2 選炭 選炭技術 3 3 4 3 4 4 4 14.0 39 2 3 ブリケット燃料 ブリケット製造 3 3 4 3 4 4 4 14.0 39 2 4 河川水浄化 活性炭製造 4 3 3 3 3 4 4 13.3 37.3 4 セメント原料化 3 3 3 3 3 4 4 12.7 35.7 5 6 ズリ山緑化 酸性土中和 3 3 3 3 3 3 4 12.0 34 6 7 尿素肥料 石炭ガス化~尿 素合成技術 4 4 3 3 3 3 3 10.0 33 7 5 セメント 路盤材製造 (注1)技術受容能力:5 = 良、3 = 可、1 = 不可 (注2)技術熟成度:5 = 確認試験が必要(例:2号炭適用性)、 3 = 確認試験が必要、1 = 大幅な見直しが必要 27 ④マスタープラン(フェーズ 1・2・3) フェーズ1 2号炭:30.0Mt フェーズ1 0.03 Mt/y バイオマス 0.05Mt/y 15MW 0.14Mt/y 3MW 小型山元火力 ズリ山緑化 0.5Mt/y 0.2Mt/y 鉱廃水 バイオブリ ケット工場 2MW 消石灰 0.007Mt/y 5.42Mt/y 0.05Mt/y 300MW フェーズ2 廃水処理 貯炭:22.732Mt/y 肥料工場 活性炭製造工場 生産:0.05Mt/y 石炭灰 セメント工場 生産:0.04Mt/y 大型火力発電所 生産:0.05Mt/y 0.5Mt/y 発電 2,000MW 20MW 15MW 26MW 0.068Mt/y 1.0Mt/y 石炭灰 銑鉄工場 アルミニウム工場 生産:1.0Mt/y 生産:0.1Mt/y 75MW 150MW 液化 ガス化 1,570MW 生産:0.034Mt/y 154 MW EDM テテ市街 フェーズ3 ⑤計画実現に向けたロードマップ 2014 2015 1H 2H 1H 2016 2H 1H 2017 2H 1H 2H 2020 1H 2H 89 mil. t/y 2021 1H 2022 2H 1H 2023 2H 1H 2024 2H 1H 2025 2H 1H 2026 2H 1H 2H 72 mil. t/y Moatize炭田 生産計画 Revuboe炭鉱 開発スケジュール Phase-1 FS バイオブリケット製造 (300~500t/day) FS 大型火力発電 (300~600 MW, 1st unit) 活性炭製造 Phase-2 選炭工場 仕様決定 山元火力発電 (10~30 MW, 1st unit) 選炭工場(ジグ+重液 +浮選 肥料製造 セメント製造 56mil. t/y 42mil. t/y 10mil. t/y Note 1 Preparation Negotiation FSPreparation Negotiation FS Note 3 Note 2 出炭開始 (2016年~) 炭鉱建設 開始 Operation EPC Preparation Negotiation Operation EPC Operation EPC Preparation Negotiation EPC Operation Preparation Negotiation FS Preparation Negotiation FS FS Operation EPC Preparation Negotiation EPC Operation EPC Operation Note 1. 選炭工場の仕様については、Beacon Hill 等の選炭工場にて、Revuboe炭鉱の石炭を実際に選炭し て、仕様を決定する。 Note 2. CSR計画に沿って、バイオブリケット製造工場を設計する必要がある。また、山元火力につ いてはRevuboe炭鉱の石炭性状を考慮して設計する。 Note 3. Revuboe炭鉱の出炭に合わせて、選炭工場は稼働させる必要があり、バイオブリケット製造 工場、山元火力発電所については、出炭後、出来るだけ早い時期に稼働させる。 29