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Ⅺ.授業計画
Ⅺ.授業計画 【整理番号】 ■専門科目■ 【1】 服飾造形基礎Ⅰ 【30】 ジェンダー論B 【2】 服飾造形基礎Ⅱ 【31】 社会福祉学A 【3】 流通・商業入門 【32】 社会福祉学B 【4】 ファッションビジネス概論 【33】 化学A 【5】 ファッション・フィールド・リサーチ 【34】 化学B 【6】 衣服材料学 【35】 環境科学 【7】 色彩演習 【36】 体育A 【8】 ドローイングⅠ 【37】 体育B 【9】 ファッション画Ⅰ 【38】 日本文化・日本事情 【10】 ファッション画Ⅱ 【11】 経営学入門 【39】 英語(総合)Ⅰ 【12】 服飾造形応用 【40】 英語(総合)Ⅱ 【13】 人体工学論 【41】 基礎英会話Ⅰ 【14】 現代デザイン論 【42】 基礎英会話Ⅱ 【15】 ファッション販売論 【43】 フランス語(総合)Ⅰ 【16】 流行論 【44】 フランス語(総合)Ⅱ 【45】 フランス語(会話)Ⅰ ■初年次・キャリア教育科目■ ■教養科目〔外国語〕■ 【17】 学習基礎 【46】 フランス語(会話)Ⅱ 【18】 文章表現 【47】 中国語(総合)Ⅰ 【19】 情報演習Ⅰ(学修ポートフォリオを含む) 【48】 中国語(総合)Ⅱ 【20】 情報演習Ⅱ(学修ポートフォリオを含む) 【49】 中国語(会話)Ⅰ 【50】 中国語(会話)Ⅱ ■教養科目■ 【21】 社会人基礎A 【51】 日本語Ⅰ 【22】 社会人基礎B 【52】 日本語Ⅱ 【23】 心理学A ■教職■ 【24】 心理学B 【53】 教師論 【25】 文学 【54】 教育心理学 【26】 日本美術史 【55】 教育制度論 【27】 西洋美術史 【28】 憲法 【56】 生涯学習概論 【29】 ジェンダー論A 【57】 博物館概論 ■学芸員■ 【1】 服飾造形基礎Ⅰ 水野 真由美・田原 美津子・猪野 由美子・宮澤 1年 前期 光与・瀧川 必修 美佐子・杉野 ( 3 単位 演習 公子 ) ■授業の方針・概要 服飾造形のスカートに関する製図方法と基礎的な知識や製作技術を修得する。 ■到達目標(学修成果) 服飾造形の基本アイテムとしてスカートのパターンメーキング、縫製方法等を学修し、制作プロセ スを理解する。 ■授業計画 1 回 オリエンテーション、実習用具・縫製機器の名称と使用方法等説明 基本スカートについて、採寸方法、原型説明 2 回 スカートの種類、名称 3 回 基本縫製の説明(実物作品から) 4 回 基本製図 実物大製図 5 回 基本製図 型紙作成 6 回 実物制作① 裁断 7 回 実物制作② 印入れ 8 回 実物制作③ 表生地縫製 9 回 実物制作④ 裏生地縫製 10 回 実物制作⑤ 明きの始末縫製 11 回 実物制作⑥ ベルト付け縫製 12 回 実物制作⑦ 仕上げ縫製 13 回 仕上げアイロン・提出・発表・まとめ 14 回 応用スカートの作図方法 15 回 応用スカートの縫製注意点・まとめ ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 準備学修 :サポート教室や電子教材を利用して各自準備をする 時間外学修:市場調査や雑誌等で情報収集を行う。展示会や美術館等の見学で視野を広げる。 セミナー等の受講。 ■成績評価の方法・基準 出席・授業態度 20% 課題 25% 実物制作 30% 定期試験 25% 出席:原則として出席時数の 2/3 未満の場合、提出物が未了の場合は再履修とする。 ■教科書 ドレメ式原型、 PATTERN MAKING Ⅰ、 SEWING Ⅱ 電子教材Ⅰ―1~3(基礎、縫製のバリエーション、スカート) ■参考文献 図解服飾用語事典 その他 ■オフィスアワー・研究室 連絡研究室 大学服飾造形研究室(研究棟内) 担当教員より第 1 回目の授業にて指示します。 ■備考 進度により、日程および内容を変更する場合もある。 【2】 服飾造形基礎Ⅱ 水野 真由美・田原 美津子・猪野 由美子・宮澤 1年 後期 光与・瀧川 必修 美佐子・杉野 ( 3 単位 演習 公子 ) ■授業の方針・概要 服飾造形における基礎的な知識や技術を修得する。ブラウスの制作プロセスを学修する。 ■到達目標(学修成果) 服飾造形の基本アイテムとしてブラウスのパターンメーキング、縫製方法等を学修し、制作プロセスを理 解する。 ■授業計画 1 回 原型について、採寸方法、身頃原型説明 2 回 ブラウスの種類、名称(実物作品から) 3 回 基本縫製 4 回 基本製図 実物大製図①身頃、衿 5 回 基本製図 実物大製図②袖 型紙作成 6 回 実物制作① 表生地と芯の裁断、印付け 7 回 実物制作② 身頃縫製 8 回 実物制作③ 衿縫製 9 回 実物制作④ 袖縫製 10 回 実物制作⑤ 衿付け縫製 11 回 実物制作⑥ 袖付け縫製 12 回 実物制作⑦ ボタンとボタンホール 13 回 実物制作⑧ 仕上げ縫製 14 回 仕上げアイロン・提出・発表・まとめ 15 回 応用ブラウスの製図と縫製の注意点 ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 準備学修 :サポート教室や電子教材を利用して各自準備をする 時間外学修:市場調査や雑誌等で情報収集を行う。展示会や美術館等の見学で視野を広げる。 全国ファッションデザインコンテストやファッションショーを見学する。 ■成績評価の方法・基準 出席・授業態度 20% 課題 25% 実物制作 30% 定期試験 25% 出席:原則として出席時数の 2/3 未満の場合、提出物が未了の場合は再履修とする ■教科書 ドレメ式原型、PATTERN MAKING Ⅰ、SEWING Ⅰ 電子教材Ⅰ―1~2(基礎、縫製のバリエーション) 、Ⅱ―1(ブラウス) ■参考文献 図解服飾用語事典、その他 ■オフィスアワー・研究室 連絡研究室 大学服飾造形研究室(研究棟内) 担当教員より第 1 回目の授業にて指示します。 ■備考 進度により日程および内容を変更する場合もある。 【3】 流通・商業入門 山崎 光弘 1年 前期 必修 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 私たちの生活にとって,買い物は絶対に欠かせないものである。どこかの店で買ってきたもの(商品)がな ければ,ほとんど生活は成り立たない。そのため,私たちは毎日の買い物を通して小売店に関して漠然とし た知識は持っている。 しかし,加工食品であれ,ファッション衣料であれ,その商品が,小売店までどのようにしてたどり着くの かということについて知っている人は少ないだろう。重要なのは,生産から小売りまでの間にどのような人 が関与しているのか,それぞれの人はどのような働きをしているのか,ということである。そのことを勉強 するのが,流通論や商業論という分野である。流通・商業の仕組み・社会的役割とその変化などの基礎を学 び,現実社会を理解する。 ■到達目標(学修成果) ・流通・商業の一般的概念を理解する。 ・ファッションビジネスの中心をなす小売業,アパレル製造卸業,製造小売業(SPA)を理解する。 ・流通・商業の役割と消費者の満足について考え,顧客最適化を創出する能力を養う ■授業計画 1 回 ガイダンス;学びの全体像について,学習の決まりごとなど 2 回 流通と商業のはたらき;流通とはなにか, 商業とはなにか? 3 回 アソートメント(品揃え)と商業。不可欠な商業者の存在。 4 回 卸売業と小売業;商業内部での分業 5 回 流通・商業の機能;物流,商流,情報流 6 回 発展する商業;商業の歩み,卸売業と小売業の分化 7 回 小売業態の発展;日本のケース,百貨店からコンビニエンスストアまで 8 回 日本の百貨店;三越,高島屋と小田急,阪急(呉服系と電鉄系) 9 回 ファッション衣料と小売業;4 番バッターとしてのファッション 10 回 アパレル企業と小売業 11 回 SPA(製造小売業)の誕生;ギャップ,ザラ,H&M,ユニクロ 12 回 時空間を超えるニュービジネス;ネット人口の急増と e リテイル業者 13 回 流通の国際化;国際化する消費者,海外商品の流入 14 回 海外出店,外資小売業,流通のグローバルスタンダード 15 回 まとめ ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 ・予習・復習は授業を受けるための必須条件になります。 ・予習・復習(講義中に取ったノート整理など)に最低1時間はかけて,知識の整理と体系づけを行うこと を心がけてください。 注目の商業施設、ショップの訪問,観察,記録化を習慣づける ■成績評価の方法・基準 授業態度・姿勢 輪読と発表 授業内小テスト 30% 30% 40% ■教科書 基本的には講義をもとに自身で作成したノートや配布資料が教科書になります。 ■参考文献 『ベーシック 流通と商業・新版』 (原田英生など,有斐閣アルマ) 『現代アパレル産業の展開・増補版』 (山崎光弘,繊研新聞社) ■オフィスアワー・研究室 水曜日午後 【連絡研究室】イノベーション実習室(第 4 校舎1階 4016 教室) ■備考 ファッションビジネスコース選択希望者は,上記参考書の購入が望ましい。 【4】 ファッションビジネス概論 五月女 由紀子 1年 前期又は後期 必修 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 ファッションビジネスは、商品によってファッションを表現し、顧客満足と企業の利益の双方を実現す ることを目的としている。日本の繊維・アパレル業界は長い歴史の中で、古い慣習の枠から出ることが難 しい現実もあるが、21 世紀に入り、川下である小売(リテール)からさまざまな構造改革が行なわれてき ている。まさにファッションビジネスは変革期を迎えている。 ここで学ぶ学生は、将来、ファッション業界で働く意志があるという前提に、まずは基本的な業界構造 の全体像と歴史を学び、川上から川下までの機能と役割を理解する。さらに、現在のファッションビジネ スの失敗と成功事例の分析、オムニチャネルなどの新しいビジネスのあり方を知り、将来に向けてのファ ッションビジネスのグローバルな姿を学んでいきたい。 ■到達目標(学修成果) 第一にファッションビジネスの業界構造を把握し、どのような工程を経て、ファッション商品が販売に 至るかを理解する。第二に昨今のファッションビジネスの現場の新しい動向を理解する。最終的に、翌年 からの各自の専門分野のコースで必要最低限のファッションビジネスの基本知識を獲得することを目標 とする。 ■授業計画 1 回 繊維・アパレル業界の構造 (川上~川中~川下) 2 回 ファッションビジネスの歴史① オートクチュールから既製服の時代へ 3 回 ファッションビジネスの歴史② アパレルメーカーの特徴(アパレル製造卸) 4 回 ファッションビジネスの歴史③ SPA(アパレル製造小売)業態への転換 5 回 素材開発、商品企画、生産、ロジスティックス、販売までの工程 6 回 ファッションビジネスの職種 7 回 ファッション商品企画の MD(マーチャンダイジング)展開 8 回 SPA の商品企画の外部化 ~OEM メーカー、ODM メーカーの機能補完と活用~ 9 回 アパレル海外生産の現状 ~中国一辺倒からチャイナプラスワンへ(ASEAN、南アジア)~ 10 回 グローバル SPA、ファストファッションの分析 11 回 アパレル小売業の現状① ~百貨店の減少、ファッションビル・駅ビルの台頭~ 12 回 アパレル小売業の現状② ~郊外型 SC、セレクトショップ~ 13 回 ファッション EC ビジネス ~オムニチャネル販売の展望~ 14 回 海外ラグジュアリーブランドの動向 ~ブランドの定義~ 15 回 まとめ ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 大学入学前までは、消費者としてファッション製品や店舗に接してきたと思うが、将来は自分自身が 創る側、売る側になることを想定して、この授業で学んだ視点に立って、店舗や商品をよく観察してい くことが必要である。 ■成績評価の方法・基準 出席状況・授業態度 定期試験 30% 70% ■教科書 「ファッションビジネス論」 (日本衣料管理協会著) ■参考文献 「増補版 現代アパレル産業の展開」 (山崎光弘著)繊研新聞社 ■オフィスアワー・研究室 オフィスアワー:第 1 回目の授業で指示します。 【連絡研究室】イノベーション実習室(第 4 校舎1階 4016 教室) ■備考 なし 【5】 ファッション・フィールド・リサーチ 五月女 由紀子 1年 前期又は後期 必修 ( 1 単位 演習 ) ■授業の方針・概要 東京のエリア別ファッション・リテール(小売)の店舗に実際にリサーチに行き、業態別に理解してい く。最初の講義で、業態別の商業施設の種類(百貨店、ファッションビル、駅ビル、セレクトショップ、 郊外型ショッピングモールなど)の分類を把握する。さらに、そのシーズンのファッショントレンド情報 を提示するので、その視点でリサーチする店舗内の商品、商業施設内のトレンドの広がり方を分析する。 また商業施設内のテナント数や飲食店比率などもチェックする。最終的に、業態別のブランドの違いを比 較し、アパレル企業の理解へと結びつける。 ■到達目標(学修成果) リサーチする店舗の立地、商品の価格帯、テイストなどを実際に確かめることによって、大学入学以前 の自分のファッションに対する興味の範囲を超えて、ファッションブランドや企業のポジショニングマッ プを作成できるようにする。 ■授業計画 1 回 ファッションリテール基本情報の確認 ・ファッションリテール業態別の特徴 ・欧米コレクションのファッショントレンド、日本のファッショントレンドの把握 2 回 フィールド・リサーチ① 新宿:ルミネ新宿店 3 回 フィールド・リサーチ② 渋谷:渋谷 109、 4 回 フィールド・リサーチ③ 原宿:H&M、ZARA、Foever21 5 回 フィールド・リサーチ④ 有楽町:プランタン銀座、有楽町マルイ 6 回 第 1 回 店舗リサーチのまとめとディスカッション 7 回 フィールド・リサーチ⑤ 池袋:PARCO 池袋 8 回 フィールド・リサーチ⑥ 表参道・南青山:Theory、COS、PLST 9 回 フィールド・リサーチ⑦ 新宿三丁目:伊勢丹・新宿店 10 回 フィールド・リサーチ⑧ 原宿:ユナイテッドアローズ本店 11 回 第 2 回 店舗リサーチのまとめとディスカッション 12 回 フィールド・リサーチ⑨ 代官山:Loveless、その他セレクトショップ 13 回 フィールド・リサーチ⑩ 銀座:バーニーズニューヨーク銀座店、ラグジュアリーブランド 14 回 フィールド・リサーチ⑪ 川崎:ラゾーナ川崎 15 回 第 3 回 店舗リサーチのまとめとディスカッション ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 リサーチの事前準備として、予定店舗に関して、ネットで基本情報を確認しておく。 リサーチ後は、グループごとにレポート、マップにまとめていく。 ■成績評価の方法・基準 出席・リサーチ参加状況 課題への取り組み姿勢 課題提出 30% 30% 40% ■教科書 必要に応じて資料・プリントを配布する ■参考文献 特になし ■オフィスアワー・研究室 オフィスアワー:第 1 回目の授業で指示します。 【連絡研究室】イノベーション実習室(第 4 校舎1階 4016 教室) ■備考 【6】 衣服材料学 雨宮 敏子 1年 前期又は後期 必修 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 衣服を構成する要素として衣服材料は重要な役割を果たしており,衣服材料の知識は服飾に関するすべて の分野において必要な基本的知識である.衣服材料の物理的・化学的性質を理解し,更に「衣服と材料」の関 係を理解できるよう,身近な例を用いわかりやすく授業展開することを方針とする. ■到達目標(学修成果) 衣服材料の基礎的知識の修得により,衣服の設計制作において目的に応じた適切な材料の選択ができ,ま た,私服や店頭の衣服に用いられている材料について説明できるレベルへの到達を目指す. ■授業計画 1 回 ガイダンス,衣服材料学とは,繊維の分類 2 回 植物繊維(綿,麻) 3 回 動物繊維(毛) 4 回 動物繊維(絹) 5 回 再生繊維(レーヨン,キュプラ,テンセル) 6 回 半合成繊維(ジアセテート,トリアセテート) 7 回 合成繊維(ナイロン,アクリル) 8 回 合成繊維(ポリエステル,ポリウレタンなど) 9 回 新しい化学繊維(複合繊維,極細繊維,新合繊など) 10 回 これまでの復習,皮革類 11 回 糸の分類,太さ,撚り 12 回 織物の構造と性質 13 回 編物の構造と性質 14 回 混用(混紡,交織など)や異素材使いについて 15 回 総括 ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 テキスタイル関連の展示会,発表会,博物館などの見学へ積極的に参加すること. 普段から衣服材料に興味を持ち五感を働かせて接すること.よく見る(材料および各種表示) ,触る,着 る,洗う,他素材と比較するなど. ■成績評価の方法・基準 授業態度・姿勢 テスト 30% 70% ■教科書 鈴木美和子ほか著,アパレル素材の基本 第三版,繊研新聞社,2008 ■参考文献 中島利誠編著,新稿被服材料学-概説と実験-,光生館,2010 文化服装学院編,文化ファッション大系 服飾関連専門講座(1) アパレル素材論,文化出版局,2001 田中道一著,関西衣生活研究会編,洋服地の事典-サンプル生地付き-,みずしま加工,1981 その他,授業内で適宜紹介する. ■オフィスアワー・研究室 前期: 月曜日(14:30~15:15) ,火曜日・水曜日(12:10~12:55)第 3 校舎講師控室(第 3 校舎 1 階) 後期: 月曜日・水曜日(14:30~15:15) ,金曜日(12:10~12:55)第 3 校舎講師控室(第 3 校舎 1 階) その他 本校舎 1 階教務課 ■備考 【7】 色彩演習 桐山 征士 1年 前期又は後期 必修 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 「色」を自在に扱う上で必要な「色彩理論」の基礎を正しく理解し、同時に「配色」を中心とする演習課題制 作をおこなう。色の三属性である色相・明度・彩度を繰り返し学習する。その後、基本的な配色方法と色の 差を利用した分類を学ぶ。 色は目的や用途にあわせた機能的な効果や、美しさや快さなどの情緒的な効果の表現に欠かせない。色の 感じかたは個人差があると同時に、統計から導きだされた共通の感じかたがある。このような知識は配色を 考えるうえで必要不可欠である。つまり、配色とは全てをゼロから自力で考えることが必須ではない。基本 的な配色をベースとし、そこからアレンジを加えることで自分を出すことも常套手段として存在している。 基本無くして応用なしである。 配色を考える時、最初に色相(赤・青・黄色などの色味)を思い浮かべることが多い。しかしテイストを表 現する為には、 「差」が重要になる。その「差」を表現するのは明度(明るい・暗い)である。その明度差を コントロールする為には、全ての色を明度に置き換える能力が必須である。この授業では明度を軸としたト レーニングを重視する。 ■到達目標(学修成果) ファッションを中心とする造形において、イメージを適確に表現できる正確な知識と高度な配色技法、色 彩感覚を身に付けることを目標にする。その為に必要な明度対比・彩度対比・色相対比・補色対比・面積効 果などの習得を目標とする。 また、配色にはフォーマットが存在するが、そのフォーマットに則って配色するための、基本的な知識と 感覚が身に付く。実社会で、 「色」についてのコミュニケーションが可能になる能力を身に付ける。 ■授業計画 1 回 ガイダンス・ベーシックカラー番号書き 2 回 課題 1 「明度を合わせる」 3 回 課題 1 「明度を合わせる」/課題 2「色相差よる配色」色の三原色・混色法解説 4 回 課題 2 「色相差よる配色」 5 回 課題 3 「明度と彩度よる配色」 6 回 課題 4 「トーンによる配色」 7 回 課題 5 「色相とトーンによる配色」 8 回 課題 6 「無彩色と有彩色による配色」 9 回 課題 7 「有彩色による配色」 10 回 課題 8 「有彩色による配色・2」 11 回 課題 9 「流行色情報のなかにたびたび登場する配色方法」 12 回 課題 10 「ファッションイメージとカラーコーディネーション」 13 回 課題 11 「色彩構成のテクニック」 14 回 課題 12 「色彩の感情効果」 15 回 最終調整 ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 全てのデザインされたモノには色があり、その色は必ず目的と効果を考えて選択されている。普段からそ のことを意識してモノと接してほしい。ファッションは元よりファッション以外のモノからも多くのアイデ アが得られるので、様々なモノに興味を持ち、感性を広げ、配色のバリエーションを増やそう。 トレンドカラー(流行色)は、使う、使わないは別にして、知っておくべきであろう。 ■成績評価の方法・基準 課題作品の評価による 授業態度・姿勢 30 % 日常課題 70 % ■教科書 『ファッション色彩[Ⅰ]』 ■ 参考文献 ■オフィスアワー・研究室 初回の授業内で指示します。場所:4006工芸室 ■ 備考 初日に課題に用いるケント紙代として 100 円を集めます。 【8】 ドローイングⅠ 瀬古 徹 1年 前期又は後期 必修 ( 2 単位 演習 ) ■授業の方針・概要 授業の目的: ⒈「立体」としての形態の把握 ⒉服飾造形の出発点である「人体の形態」の知識を、身に付ける この授業では、紙の上に描画(ドローイング)しながら、美術解剖学をベースにした人体骨格のイメージ を、知識として身に付けていく。この二点の相関関係を体験しながら授業は進行されていく。 「知る」こと によって「描ける」ようになり、 「描ける」ようになることで、体感的に「知る」こととなる。 ■到達目標(学修成果) ⒈服飾造形に必要な最低限度の人体形態の知識を「身体的」 (言語ではなく、作画の動作によって)に染 みこませることが可能となる。 ⒉運動に近い描画という行為(ドローイング)を訓練することで、見たこと、思いついたこと、そして感 じたことをダイレクトに表現すること(=絵を描くこと)がスムーズに行われるようになる。 ■授業計画 1 回 オリエンテーション 2 回 基本形態 →概念としての立体形態。立方体、円柱(円錐) 3 回 形態の把握 →リンゴをモチーフとし、 「自然」の中に立体形態を探す。輪郭線の隠蔽、 「稜線」の発 見と強調 4 回 人体構造について →美術解剖学に基づく骨格、プロポーション、それらの位置関係(部位) 。性差、 人種差による形態イメージの比較など 5 回 模写から学ぶ人体構造 →過去の作品からの人体イメージ、S字の構造、重心線 6 回 立体構造としての人体の分析①② →①運動する人体のイメージ、 “箱” 。動きの中の立体構造。人体 における乳腺、腰骨と「稜線」との関係②運動する人体のイ メージ、 “ワイヤードローイング” 。 輪切りの形態の連関。動 きの中の立体構造 7 回 人体骨格の即興的表現 →イメージクロッキー。動きの中の骨格 8 回 クロッキー →ヌードモデル。静止した人体の骨格構造を探す(4 ポーズ) 9 回 人体ドローイング →ヌードモデル。静止した人体の表面から骨格を探す(固定ポーズ) 10 回 人体ドローイング →コスチュームモデル。静止した人体の衣服と骨格構造の関係を探す(固定ポー ズ) 11 回 人体と服① →①体幹における人体と衣服の関係の分析 12 回 人体と服①② →① 〃 ②シルエットの再生 13 回 人体と服② →② 〃 14 回 最終評価課題 →授業の内容の再確認、ポートフォリオの提出 15 回 まとめ →作品講評,全提出作品とポートフォリオのチェックについて ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 ・授業に向けての準備学習 普段から、意識して自分の手足を動かしてみること(身体骨格の意識化) 。カッターナイフを使って鉛 筆を削る練習をしておくこと(作品制作における密度への意識) 。デザイン、アートの展覧会の見学、 作品集、写真集、デザイン書などの書籍に積極的に目を通すこと(「美」の感性の精鋭化と情報収集)。 ・授業時間外の学習 その日の授業内容を理解した上で次回までの間に作品を制作してくること。授業内容のノート、提出、 評価を受けた作品と配布資料等をベースにポートフォリオを作成していくこと。 ■成績評価の方法・基準 授業態度・姿勢 20% 授業理解度 30% 通常作品 30% 最終評価課題作品 5% ポートフォリオ 15% ■教科書 なし ■参考文献 授業の進行に合わせて、プリントなどで配付 ■オフィスアワー・研究室 オフィスアワーの曜日、時間は授業内で指示。 連絡研究室:大学表現演習研究室(第 3 校舎 1 階) ■備考 なし 【9】 ファッション画Ⅰ 肉丸 美香子・福地 1年 前期 宏子・數井 靖子 モードテクノロジー系必修・ビジネス系選択 ( 1 単位 演習 ) ■授業の方針・概要 ファッション画を描くための基礎として、まず人体の基本的な構造を知り、プロポーションとバランスを 学ぶ事に重点をおく。プロポーションを把握することはファッションイメージを的確に表現し伝達する上で 最も重要なこととなる。まずは、前期で正確なデザイン画が表現できる能力を身につけていくことを目指す。 ■到達目標(学修成果) ①基本のプロポーションである8頭身にそって服のバランスを的確に描く事ができる ②基本的な服の構造、ディテール、素材知識等を修得することができる ③ハンガーイラストを修得できる ■授業計画 1 回 オリエンテーション 2 回 画材の使用方法 コピックマーカー・色鉛筆・筆ペン 3 回 プロポーション① 「顔」 (正面・横・斜め前・下向き・上向き) 4回 〃 ヘアスタイルの描き方 5 回 プロポーション② 「人体」レディース(正面・横・後ろ) 6回 〃 ポーズのバリエーション 7 回 ディテール① 「カラー・ネックライン」 8 回 ディテール② 「スリーブ・カフス・ポケット」 9 回 マテリアル表現 「チェック・ストライプ・デニム・ツイード・ファー」 10 回 ハンガーイラスト画① 「水着」 11 回 ハンガーイラスト画② 「基本スカート」 (タイト・フレアー・プリーツ・ギャザー) 12 回 ハンガーイラスト画③ 「シャツ・ブラウス」 13 回 着装表現① 「ブラウスとスカート」 14 回 ハンガーイラスト画④ 「基本ワンピース」 15 回 着装表現② 「ワンピース」 ■ 授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 課題に対するリサーチを行い、授業時には必ず資料を持参する。 美術展や素材展等に積極的に参加する。 ■ 成績評価の方法・基準 授業態度・姿勢 作品 30% 70% ■ 教科書 「ファッション画法」 ■ 参考文献 図解服飾用語事典(杉野芳子編著) 各種ファッション雑誌 ■ オフィスアワー・研究室 オフィスアワー 金曜日 12:10~13:00 【連絡研究室】ファッション研究室(研究棟2階 6023) ■備考 進度により内容を変更する場合もある パーツデーターベース・ロータリーハンガー室の利用 【10】 ファッション画Ⅱ 肉丸 美香子・福地 1年 後期 宏子・數井 靖子 モードテクノロジー系必修・ビジネス系選択 ( 1 単位 演習 ) ■授業の方針・概要 ファッション画Ⅰで修得したことをさらに発展させ、フォルム、素材、色彩感覚など、常にトレンドを意 識するように心がける。デザイン、ディテールの正確なドローイングとともに、ファッションイメージを的 確に表現できるよう、いろいろなアイテムを着装したスタイル画が描けることを目指す。 ■到達目標(学修成果) トレンドを意識することにより自身の感性を高め、より高度な表現力をみにつけることにより、身近なアイテムの着装 表現を可能にする。 ■授業計画 1 回 ハンガーイラスト画① 2 回 プロポーション① 3 回 着装表現① 4 回 プロポーション② 5 回 着装表現② 6 回 ハンガーイラスト画② 7 回 着装表現③ 8回 〃 9 回 着装表現④ 10 回 ハンガーイラスト画③ 11 回 着装表現⑤ 12 回 〃 13 回 オリジナルデザイン 14 回 〃 15 回 〃 「基本パンツ」 「人体」メンズ(正面・横) 「カジュアルウェア」 「人体」子供 「キッズファッション」 「基本テーラードジャケット」 「テーラードジャケット」 「ニット」 「基本コート」 「コート」 「オリジナルデザイン」 ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 課題に対するリサーチを行い、授業時には必ず資料を持参する。 美術展や素材展等に積極的に参加する。 ■成績評価の方法・基準 授業態度・姿勢 作品 30% 70% ■教科書 「ファッション画法」 ■参考文献 図解服飾用語事典(杉野芳子編著) 各種ファッション雑誌 ■オフィスアワー・研究室 オフィスアワー 金曜日 12:10~13:00 【連絡研究室】ファッション研究室(研究棟2階 6023) ■備考 進度により内容を変更する場合もある パーツデーターベース・ロータリーハンガー室の利用 【11】 経営学入門 宮木 1年 いっぺい 前期又は後期 ビジネス系必修・モードテクノロジー系選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 「よのなか」のしくみを知っておくと、生きてゆくうえで便利です。 「よのなか」はいろいろな構成要素 によって成り立っています。その中でも、 「会社」はとびっきり重要です。実際、僕らの日々の生活を支え るモノやサービスの多くは、 「会社」によって作り出され、提供されています。また、多くの人々が「会社」 で働き、給料をもらって生活しています。 「会社」って何だろう?「会社」という組織はどのように出来上がっていて、どのように動いているのだ ろう?(また、動かしているのだろう?)これらのことを知っておくと、この「よのなか」で生きてゆくう えでとても役立ちます。もちろん、将来「会社」に勤めたい、これからビジネスをスタートさせたい、自分 のショップを持ちたい、 「会社」を作りたいという人にとっては言うまでもありません。政府や NPO など他 のいろいろな組織にも目配りをしながら、これからの「よのなか」の姿、これからの「会社」の姿を描きます。 ■到達目標(学修成果) 本授業での到達目標は、今後「会社」と何らかの形で関わってゆく上で役立つ基礎的知識とスキル、そし て考え方・見方を身につけることです。以下に掲げた授業計画はあくまでもスタート時点での予定です。受 講生と顔をあわせ意見交換をしながら要望を随時組み込んでゆきたいと思います。講義のネタとして、ホッ トな新聞記事、ニュースなどを多用します。 ■授業計画 1 回 ガイダンス 2 回 経営学って何?マネジメントって何?(経営は人生そのもの!) 3 回 企業、法人、会社って何?(1) 4 回 企業、法人、会社って何?(2) 5 回 株って何?株式会社って何?(1) 6 回 株って何?株式会社って何?(2) 7 回 会社は誰のもの?-コーポレートガバナンスの話 8 回 会社の価値って何?-M&A の話 9 回 日本的経営って何? 10 回 社会における役割分担-行政、会社、非営利組織 11 回 これからの会社(1)-役割から 12 回 これからの会社(2)-分野から 13 回 いい会社の見分け方(1) 14 回 いい会社の見分け方(2)-就職活動の話 15 回 まとめ ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 街を歩き回り、 「自分が経営者だったらどうする?」という目で周囲を観察し、この店はなぜはやってい るのだろう、この店はなぜ不人気なんだろうといろいろ思い巡らしてみてください。これは面白いです。 また、授業内で古典を含む様々な文献を紹介するので是非読んでみてください。 ■成績評価の方法・基準 授業態度・姿勢 30% 小レポート 20% 授業内試験 50% ■教科書 使用しません。講義ノート重視です! ■参考文献 必要に応じて紹介します。 ■オフィスアワー・研究室 きちんと耳を傾けてくれれば必ず理解できるように、わかりやすく説明しますので、是非、出席して一緒 に考えて欲しいと思います。毎回授業最後に簡単なメッセージを用紙に書いてもらい、次回の講義に反映さ せています。なお、質問があれば授業後に声をかけるか教務課に連絡してください。 出講日:水曜日 連絡先:教務課(本校舎 1 階) ■備考 履修にあたって、予備知識はいっさい必要としませんのでご安心ください。 【12】 服飾造形応用 水野 真由美・安部 智子・田原 美津子・宮澤 1年 光与 後期 選択 ( 2 単位 演習 ) ■授業の方針・概要 服飾造形基礎Ⅰで学修したスカートについて、構成や機能等を理解し応用デザインの作品制作をする。 スカートについてマーケッティングリサーチを行い、流行の形や色、市場動向を知る。 ■到達目標(学修成果) スカートのデザインから制作までを通して造形表現の方法を身に付ける。 プレゼンテーションができるようにする。 ■授業計画 1 回 マーケッティングリサーチの方法やマップつくりについて説明 2 回 応用製図① 基本スカートからの展開方法 3 回 応用製図② バリエーション 4 回 実物制作① デザイン考案・マーケッティングリサーチ報告提出 5 回 実物制作② 製図 6 回 実物制作③ 型紙作成、裁断 7 回 実物制作④ 縫製 8 回 実物制作⑤ 縫製 9 回 実物制作⑥ 縫製 10 回 実物制作⑦ 縫製 11 回 実物制作⑧ 縫製 12 回 実物制作⑨ 縫製 13 回 実物制作⑩ 縫製 14 回 仕上げ・提出・製図まとめ 15 回 プレゼンテーション ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 準備学修 :電子教材を利用し縫製手順を確認しておく。 日程の進度より遅れた場合は、次回までに進めておく。 時間外学修:リサーチを行い情報収集する。 ■成績評価の方法・基準 出席・授業態度 課題 プレゼンテーション 25% 50% 25% ■教科書 ドレメ式原型、PATTERN MAKING Ⅰ、SEWING Ⅱ 電子教材Ⅰ―1~3(基礎、縫製のバリエーション、スカート) ■参考文献 図解服飾用語事典 その他 ■オフィスアワー・研究室 連絡研究室 大学服飾造形研究室(研究棟内) 担当教員より第 1 回目の授業にて指示します。 ■備考 進度により、日程および内容を変更する場合もある。 【13】 人体工学論 住野 雅子 1年 前期 選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 日本のアパレルメーカーにおける JIS(日本工業規格)を利用したサイズ設定を学び、人体計測において必 要な知識を学修する。インターナショナル スタンダードの ISO 8559 が設定している計測項目と杉野服飾 大学で使用する計測項目の違いを学び、パターンを引くための基本的な人体を学修する。 ■到達目標(学修成果) アパレル3次元テクノロジーを理解し、三次元におけるランドマークと計測情報を理解することが学修の 到達目標とする。そのうえで、2次元のパターンに連動することでより深くパターンを理解する。 ■授業計画 1 回 3 次元計測データによる衣服パターン研究 問題提起 企業と学校の原型の格差 2 回 ランドマークと ISO の比較 (非接触 3 次元計測の計測値とは何か) 3 回 ドレメ式原型と ISO の比較 (杉野服飾大学で利用されている計測値は何か) 4 回 3 次元衣服設計による原型 (個別の人体によるフィッティングを知る) 5 回 カスタマイジングデザインによる考察(カスタマイジングボディの製造) 6 回 3 次元のボディ (バーチャルによるボディの生成) 7 回 3 次元のフィッティング (バーチャルによる補正) 8 回 体型補正について (ドレメ式原型による体型補正の重要性) 9 回 クラフトマンシップと 3 次元計測システムのコラボレーションによる裁断ボディの開発(キイヤ株式会社 共同事業について) 10 回 SUGINO body の製造について(ドレメ式原型からのボディ作り) 11 回 Customizing Design システムにおけるデザイン考案の方法論(3 次元から 2 次元への展開) 12 回 グッドフィット・テクノロジーの知識と技術(学習ポートフォリオ No.1) 13 回 グッドフィット・テクノロジーの知識と技術(学習ポートフォリオ No.2) 14 回 まとめ 15 回 企業パタンナー講演(現役企業のパタンナーを通して現場を知る) ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 杉野服飾大学 図書館にある学会書類や論文を講読する。アパレル工業新聞等、専門誌の購読。 ■成績評価の方法・基準 授業態度(意欲・出席率) 25% 訓練度 (正確度・速度) 25% 感性 (表現力・創造力) 25% 理解度 (記憶力・分析力) 25% ■教科書 グッドフィット・テクノロジーの知識と技術 佐藤隆三 繊研新聞社 ■参考文献 ファッションビジネス学会東日本支部講演論文集 No.1.No.4.No.5.No.7 杉野服飾大学図書館蔵 ISO 8559:1989(E) Garment construction and anthropometric surveys – Body dimensions ■オフィスアワー・研究室 ・オフィスアワーについては、火曜日16:40~17:50で行う。 【連絡教室】感性産業デザイン研究室(第 3 校舎 2 階) ■備考 日程変更あり 【14】 でん大の 現代デザイン論 塚田 耕一 1年 前期又は後期 選択 学芸員課程必修 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 今日ほど<デザイン>という言葉が反乱している時はない。それだけに<デザイン>の意味は多用に用い られ、かつ、混乱を招いている。本授業では絡みあったデザインの糸を解きほぐし、 「デザインとは何か」 について各人が考えるきっかけをあたえる。 ■到達目標(学修成果) 造型(デザイン)をこころざす者にとって、これだけは知っておいてもらいたい基礎知識を学ぶ。デザイ ンの世界がいかに豊かで深いものであるかを理解する。 ■授業計画 1 回 現代デザイン論では何を学ぶのか 2 回 身の回りのデザイン 3 回 人間はどのようなデザインをしてきたか 4 回 西洋のデザインと日本のデザイン 5 回 デザインの地域性について 6 回 デザインとファッション(1) 7 回 デザインとファッション(2) 8 回 デザインと写真 9 回 ビジュアル・デザインについて(1) 10 回 ビジュアル・デザインについて(2) 11 回 インダストリアル・デザインについて(1) 12 回 インダストリアル・デザインについて(2) 13 回 建築デザインについて 14 回 環境デザインについて 15 回 まとめと評価 ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 毎日の生活の中から、自由にテーマを選んで「自由レポート」を書いてみよう。知らず知らずのうちに文 章が書けるようになります。 ■成績評価の方法・基準 授業態度 30% 定期試験 70% 定期試験に加えて、毎週、自発的に提出してもらう「自由レポート」の内容や出席状況を総合して評価 する。 ■教科書 なし ■参考文献 授業の進行に合わせて、デザイン関係の必読書を紹介する。 ■オフィスアワー・研究室 前期:火曜日 5・6時限 ファッション文化論研究室(3413) 後期:木曜日 5・6時限 ファッション文化論研究室(3413) ■備考 授業は、ポスターを黒板に貼って行うので、前に座った者が勝ち! 【15】 ファッション販売論 米澤 幸夫 1年 前期又は後期 選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 ファッションビジネスにおける販売の役割や重要性を知り、販売知識の基礎とテクニックを学び、ファッ ション商品や市場調査で売り場感覚を体験し、ファッション販売業務の楽しさを知ってもらう。 ■到達目標(学修成果) 顧客のウェアリング提案の出来るファッションコーディネーターやファッションアドバイザー(F・A) 等の販売のプロとなれる基本の習得を目指す。 ■授業計画 1 回 販売の基本について 2 回 ファッション販売の流れ 3 回 マーケティング知識-Ⅰ 4 回 市場調査-Ⅰ 5 回 プレゼンテーション実習Ⅰ 6 回 ファッション販売技術Ⅰ 7 回 ファッション販売技術Ⅱ 8 回 ファッション販売の世界 9 回 店舗演出・VP展開 10 回 市場調査-Ⅱ 11 回 プレゼンテーション実習Ⅱ 12 回 ファッション商品知識Ⅰ 13 回 ファッションアドバイザー 14 回 ファッション商品知識Ⅱ 15 回 F・ビジネスの職種と業務 ファッションアラカルト 変遷と販売知識(12~39) 市場調査について(41~54) 売り場を見よう! 市場調査報告会、ファッション販売業務(56~73) 販売スタッフの基本マナー(75~85) サービスとは何か(85~115) 販売の魅力(ビデオ学習) 売場作り、陳列(117~141) 接客体験リサーチ(+川久保令の挑戦) 市場調査報告会 商品知識、アイテムの知識(144~202) プロ販売員のレポート(ビデオ学習) 素材、サイズ、品質表示(203~230) 最高のホスピタリティとは ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 テキストを授業に向けて予習しファッション販売検定試験 3 級を目指す。 百貨店、専門店、路面店のファッション売場の現場をリサーチ ■成績評価の方法・基準 プレゼンテーション 出欠状況・授業態度 提出物 ■教科書 ファッション販売〔1〕 30 20 50 % % % (日本ファッション教育振興協会編) ■参考文献 各種ファッション雑誌や販売雑誌等授業時に随時紹介します。 ■オフィスアワー・研究室 前期:水曜日 7・8 時限 (14:40~16:10) 後期:水曜日 5・6 時限 (13:00~14:30) ファッション販売論研究室(研究棟3階) ■備考 毎時間必ずテキストは準備して下さい。 日程及び内容は変更することもあります。 【16】 流行論 五月女 由紀子 1年 前期又は後期 選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 流行を考える上でベースとなる「流行の心理」 「製品のライフサイクル(商品寿命) 」の概念をまず十分に 理解する。その上で、流行がどのように取り入れられ伝播していくか、最終的にどのような結末を迎えるか を明らかにしていき、流行は陳腐化の第一歩という「流行のメカニズム」を考察する。 基本的にファッションビジネスを中心に講義を行うが、ファッション以外の流行商品やトレンド、社会現 象にも触れることにより、現代社会における流行を論理的に検証していく。 特に昨今のインターネット社会のコミュニケーション SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)がフ ァッション流行にどのような影響を及ぼすかに注目していく。 また、ファッションビジネスの特徴である「サプライチェーン・マネジメント」 (SCM)が、売れ筋商品の QR(クイックレスポンス)を可能にし、 「安い」 「早い」 「カワイイ」を支えていることも学習する。 ■到達目標(学修成果) ファッションにとどまらず、世の中の流行商品や現象を自分なりに分析する力を養うことを目指す。 ■授業計画 1回 「流行」とは ~インフルエンザの流行から流行曲線を考える~ 2回 流行研究と流行の心理 ~同調性と微差化について~ 3回 製品のライフサイクルと消費者採用プロセス ~早期採用者理論~ 4回 インターネット時代のコミュニケーション・ミックス①(クチコミ) 5回 インターネット時代のコミュニケーション・ミックス②(ファッション雑誌・PR) 6回 ファッションにおける SNS ~インフルエンサーとフォロワーが作る流行~ 7回 キャラクタービジネスのグローバル戦略 8回 ファッションカラーとトレンド予測のしくみ 9回 プレタポルテ・コレクション(2015 年~2016 年)のトレンド分析とカラートレンド 10 回 SPA の商品企画 ~売れ筋商品とベーシック商品の組み合わせ~ 11 回 ファッショントレンドを追う① ~QR(クイックレスポンス)期中追加生産、期中追加企画~ 12 回 ファッショントレンドを追う② ~ファストファッションのグローバル SCM~ 13 回 流行の落とし穴(ユニクロ) ~機会損失と不良在庫のバランス~ 14 回 ラグジュアリーブランドの戦略 ~新進デザイナーの起用によるインフルエンサーの獲得~ 15 回 まとめ ラグジュアリーブランド・デザイナーのドキュメンタリー映画鑑賞 ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 ファッション製品や市場を見るとき、あるいは日常生活の様々な場面で、何が流行しているか、又これか ら何が流行しそうかという関心を持ち、レポートにまとめてくる。必ず一人1回そのレポートを発表するこ ととする。他の学生の発表も聞くことで、様々なケースについて授業時間外でも「流行のメカニズム」を仮 説―検証する習慣を身につける。 ■成績評価の方法・基準 出席状況・授業態度 20% レポート提出・発表 10% 定期試験 70% 原則として講義の 50%を欠席した場合は、定期試験を受ける資格を失います。 ■教科書 毎回プリントを配布する。 ■参考文献 授業内で適宜紹介する。 ■オフィスアワー・研究室 オフィスアワー:第 1 回目の授業で指示します。 【連絡研究室】イノベーション実習室(第 4 校舎1階 4016 教室) ■備考 なし 【17】 学習基礎(初年次教育) 白井 鈴木 瀬古 水上 三村 伊藤 手島 小菅 教務部 学生部 就職部 図書館 1年 前期 必修 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 大学新入生を対象とした「初年次教育科目」です。基礎課程において、基礎的なアカデミックスキル(受 講技術) 、ソーシャルスキル(社会人としての健全な生活習慣を身につける技術) 、スチューデントスキル(大 学生活を円滑に進める技術)を教授します。担当者は、主に本学の教養教育科目担当者です。授業内容につ いては、各授業タイトルをご覧ください。 ■到達目標(学修成果) ①各授業において、それぞれの領域の知識を獲得します。 ②各授業において、各自で課題を見つけ、問題解決をはかる態度を身につけます。 ③各授業において、学習態度・姿勢を身につけます。 ■授業計画 1 回 白井 2 回 鈴木 3 回 手島 4 回 白井 5 回 瀬古 6 回 水上 7 回 伊藤 8 回 学生部 9 回 三村 10 回 瀬古 11 回 (未定) 12 回 小菅 13 回 図書館 14 回 就職課 15 回 教務課 オリエンテーション 建学の精神 対人関係とメンタルケア 学習態度・姿勢 学習の仕方 哲学入門 ポートフォリオの作成準備-画像記録の方法- 有意義な学生生活を送るために-基礎体力と生活リズム- レポートの書き方 有意義な学生生活を送るために-キャンパスマナー等- 世界へ向けての自己発信 作品鑑賞の仕方-アートに触れる- 科学的に捉えよう 有意義な学生生活を送るために-食生活と健康- 専門書・参考文献の探し方 学外機関の利用の仕方 就職意識の芽生え、検定情報他資格取得の目指し方 4 年間の履修計画(基礎課程から専門課程) 全体像の把握 ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 【準備学習】 ① 各授業前に、必ず授業タイトルと担当者を確認しておくこと。 ② 前回の授業資料を振り返っておくこと。 【授業時間外の学習】 ① 一般情報に向けての「読み」 「書き」の機会を増やし、教養力の向上を意識すること。 ② 図書館等を利用して、服飾専門誌・雑誌等からファッション関係の情報の獲得に努めること。 ■成績評価の方法・基準 授業態度・姿勢 授業課題 50% 50% ★出欠席を最重要視します。出席確認は各担当者がそれぞれ責任を持ちます。 ■教科書 授業時に指示する場合があります。 ■参考文献 授業時に指示する場合があります。 ■オフィスアワー・研究室 担当教員のオフィスアワーと各研究室については、担当者それぞれの他のシラバスで確認してください。 ■備考 なし 【18】 文章表現 伊藤 高広 1年 前期又は後期 必修 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 自分の判断や意見、発想などを相手に伝えるためには、わかりやすい文章を書かなければなりません。ワ ークシートや文章作成などで、そのための練習をします。また、さまざまな文章を読み、そこから正しい情 報を読み取る練習もします。 ■到達目標(学修成果) 文章表現の基礎を身につけ、自分の考えを相手にうまく伝えられるようにする。情報を読み解き、判断す る能力を養う。 ■授業計画 1 回 ガイダンス〜良い文章と悪い文章 2 回 作文の基礎 文章の基本的なルール① 3 回 作文の基礎 文章の基本的なルール② 4 回 作文の基礎 文章の構成① 5 回 作文の基礎 文章の構成② 6 回 情報を読み解く 文章やデータを正確に読み取る① 7 回 情報を読み解く 文章やデータを正確に読み取る② 8 回 情報を読み解く 文章やデータを正確に読み取る③ 9 回 情報を読み解く 文章やデータを正確に読み取る④ 10 回 自分の考えを表現する 根拠を明確にする① 11 回 自分の考えを表現する 根拠を明確にする② 12 回 自分の考えを表現する 考える道筋を意識する① 13 回 自分の考えを表現する 考える道筋を意識する② 14 回 確認と復習① 15 回 確認と復習② ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 日常的にニュースや芸術関係の記事などに目を通すようにしてください。できれば、ひとつのことがらに ついて、複数の意見を比較して読んでみてください。 添削された原稿をよく読んで、自分の不得意な部分を認識してください。 ■成績評価の方法・基準 授業態度・出席 毎時の課題 期末の課題 30% 50% 20% ■教科書 とくに指定しない。毎時プリント等を配布する。ノート・ファイルを用意しておくこと。 ■参考文献 授業中に適宜紹介する。 ■オフィスアワー・研究室 前期・後期とも 火曜 11:30~13:00、16:30~17:30 文章表現研究室(研究棟一階) ■備考 毎回、原稿用紙を用意してきてください 【19】 情報演習Ⅰ(学修ポートフォリオを含む) 水越 綾 1年 前期 必修 ( 2 単位 講義・演習 ) ■授業の方針・概要 WORD、EXCEL、POWERPOINT は様々なシーンにおいて使用する事が想定されるソフトです。これらの基礎力 を養い、目的に応じて使いこなす力を身に付けてゆきます。その為に様々な課題に少人数グループで取り 組んでもらいます。グループ制作を通して互いの知識を共有、助け合い、教えあう事によって基礎力を定 着させてゆきます。また、デジタル・ネットワーク社会において安全に情報を活用してゆくことを学びま す。また、ドレス構成と連携した課題も行ってゆきます。 ■到達目標(学修成果) 1、コンピューターの操作に慣れ、基本的な用語を理解する。 (manaba や activemail が使えるようになる事。Office ソフトの基礎的スキルを身に付け、数値データー や文章等を見やすくまとめる事ができる。 ) 2、情報モラルを理解し、日常生活に活かす事ができる。 (デジタル・ネットワーク社会において守らなければいけないルールを理解し、情報を活用する力を身に 付けてゆく。 ) ■授業計画 1 回 初回ガイダンス、コンピューター室使用のルール、activemail、manaba の使い方 2 回 Word の基本操作① 3 回 Word の基本操作② 4 回 グループによる課題制作① 5 回 グループによる課題制作② 6 回 ●リサーチシート制作(写真処理含む) 7 回 Excel の基本操作① 8 回 Excel の基本操作② 9 回 グループによる課題制作① 10 回 グループによる課題制作② 11 回 POWERPOINT の基本操作 12 回 グループによる課題制作① 13 回 グループによる課題制作② 14 回 ●POWERPOINT の基本操作 15 回 グループによる発表 ※●印ドレス造形の課題(ドレス造形の授業の進捗状況により開催がずれる場合もあります) (他にも、本授業計画内容と平行して以下のドレス造形の課題が入ります。 ) ●パターン図のスキャニング ●縫製手順書の作成 ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 PC 操作は“慣れ”が一番。時間外でも積極的に PC に触れる時間をつくり、練習をしてゆきましょう。 分からない箇所があれば、次の授業までに解決しておきましょう。 manaba 上での FAQ、補習を有効に活用して下さい。 ■成績評価の方法・基準 授業態度・姿勢 30% 課題作品 70% ■教科書 イチからしっかり学ぶ!Office 基礎と情報モラル Office2013 対応 ■参考文献 必要があればその都度アナウンスします。 ■オフィスアワー・研究室 オフィスアワーについては、第一回目の授業で指示します。 ・研究室 研究棟 1 階 6012B ■備考 毎回学内サーバーに接続しますので、教務課等から発行された ID(個人アカウント)とパスワードを忘れ ない事。 【20】 情報演習Ⅱ(学修ポートフォリオを含む) 水越 綾 1年 後期 必修 ( 2 単位 講義・演習 ) ■授業の方針・概要 PDB(パーツデーターベース)を活用して、服飾デザインをシュミレーションしてゆきます。 また、Adobe Photoshop, Illustrator の基礎を学び、自身のポートフォリオ制作に活かしてゆきます。 情報演習Ⅰ同様に少人数グループで課題に取り組んでもらいます。グループ制作を通して互いの知識を共有、 助け合い、教えあう事によって基礎力を定着させてゆきます。 ■到達目標(学修成果) Adobe Photoshop, Illustrator の機能の違いをしっかり理解し、目的に応じた使い分けや連携して作業が 行えるような力をつけてゆきます。 ■授業計画 1 回 初回ガイダンス、PHOTOSHOP 基礎 2 回 PHOTOSHOP 基礎 3 回 PHOTOSHOP 基礎 4 回 PDB 基礎 5 回 グループワークによる課題制作①(PHOTOSHOP・PDB を使って課題制作) 6 回 グループワークによる課題制作②(PHOTOSHOP・PDB を使って課題制作) 7 回 ILLUSTRATOR 基礎 8 回 ILLUSTRATOR 基礎 9 回 ILLUSTRATOR 基礎 10 回 グループワークによる課題制作①(ILLUSTRATOR を使って課題制作) 11 回 グループワークによる課題制作②(ILLUSTRATOR を使って課題制作) 12 回 グループワークによる情報演習最終課題制作①(Microsoft、Adobe を使って課題制作) 13 回 グループワークによる情報演習最終課題制作②(Microsoft、Adobe を使って課題制作) 14 回 グループワークによる情報演習最終課題制作③(Microsoft、Adobe を使って課題制作) 15 回 発表・講評 ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 できる限り練習する時間を作り、操作に早く“慣れ”てゆきましょう。分からない箇所があれば、次の授 業までに解決できるように、意識的に練習を行いましょう。 本科目のオンラインテキスト、manaba 上での FAQ、補講を有効に活用して下さい。 また、積極的に好奇心を持って様々なモノを観察するようにして下さい。そして、できれば思い浮かんだ事 を記録する習慣をつけましょう。 ■成績評価の方法・基準 授業態度・姿勢 課題作品 30% 70% ■教科書 パーツデーターベース CD-ROM オンラインテキスト(500 円) ■参考文献 必要があればその都度アナウンスします。 ■オフィスアワー・研究室 オフィスアワーについては、第一回目の授業で指示します。 ・研究室 研究棟 1 階 6012B ■備考 ※情報演習Ⅰ同様にドレス造形の課題も入りますが、後期は2回目となるので、基本的にドレス造形の課 題は各自空いた時間や補講の時間を有効に活用してゆくことになります。 毎回学内サーバーに接続しますので、教務課等から発行された ID(個人アカウント)とパスワードを忘れ ない事。 【21】 社会人基礎A 赤木 久美子 1年 前期 選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 社会の中で多様な人々と共に仕事を行っていくために必要な基礎能力を理解した上で、自己分析等で 自己理解を深めることにより、自身の強みを生かし、自分らしく社会で活躍することのできる、主体的な 人材を育成します。 ■到達目標(学修成果) 社会人として必要な基礎的能力(コミュニケーション力、言語的知識、数学的思考力、論理的思考力)が 身に付いている状態を目標とします。 ■授業計画 1 回 オリエンテーション(社会で必要な能力) 2 回 社会人基礎能力概要(企業の期待と採用の考え方) 3 回 自己分析①(興味・価値感・能力) 4 回 自己分析②(性格特性) 5 回 社会で通用する言葉①(伝える力) 6 回 社会で通用する言葉②(PREP 法) 7 回 文書表現基礎①(ビジネス文書 基礎) 8 回 文書表現基礎②(ビジネス文書 応用①) 9 回 文書表現基礎③(ビジネス文書 応用②) 10 回 文書表現基礎④(心のこもった手紙) 11 回 数学的な考え方①(定量的思考 基礎) 12 回 数学的な考え方②(定量的思考 応用) 13 回 論理的思考力(ロジカルシンキング 基礎) 14 回 自己管理と時間管理 15 回 社会人基礎Ⅰまとめ ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 自分の将来希望する業界のみならず、様々なことに関心を持ち、新聞・雑誌・WEB 等の媒体から情報を読 み取り、社会環境がどの様に変化していくのか、その中でどの様な思考や活動が必要なのかを自ら考える力 を身につける。 ■成績評価の方法・基準 出席状況・授業態度 日常課題 授業内テスト 30% 40% 30% ■教科書 なし ■参考文献 授業の進行に合わせてプリントを配布。 ■オフィスアワー・研究室 【連絡研究室】教務課(本校舎 1 階) 【出講日】前期:木・金曜日 後期:金曜日 ■備考 進度により日程および内容を変更する場合もあります。 【22】 社会人基礎B 赤木 久美子 1年 後期 選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 SPI3 を通じて問われる、社会人として必要な言語能力・非言語能力のレベルを再認識し、さらに性格適性 を理解し自己表現力を身に付けることで、自分らしく社会で活躍することのできる、主体的な人材を育成し ます。 ■到達目標(学修成果) 社会人として必要な基礎的能力(言語能力、非言語能力、自己表現力等)が身についている状態を目標と します。 ■授業計画 1 回 オリエンテーション(SPI3 概要・企業の採用活動事例) 2 回 SPI3 対策(演習①)と自己表現力① 3 回 SPI3 対策(演習②)と自己表現力② 4 回 SPI3 対策(演習③)と自己表現力③ 5 回 SPI3 対策(演習④)と自己表現力④ 6 回 SPI3 対策(演習⑤)と自己表現力⑤ 7 回 SPI3 対策(演習⑥)と自己表現力⑥ 8 回 SPI3 対策(演習⑦)と自己表現力⑦ 9 回 SPI3 対策(演習⑧)と自己表現力⑧ 10 回 SPI3 対策(演習⑨)と自己表現力⑨ 11 回 SPI3 対策(演習⑩)と自己表現力⑩ 12 回 SPI3 対策(模擬試験演習) 13 回 自己表現力総合 14 回 社会人基礎力診断 15 回 社会人基礎 B まとめ ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 様々なことに関心を持ち、新聞・雑誌・WEB 等の媒体から情報を読み取り、社会環境がどの様に変化して いくのか、その中でどの様な思考や活動が必要なのかを自ら考える力を養う。並びに SPI3 の問題傾向への 理解を深め、正解率を高めるため、授業で行った対策演習問題の復習をする。 ■成績評価の方法・基準 出席状況・授業態度 日常課題 授業内テスト 30% 30% 40% ■教科書 なし ■参考文献 授業の進行に合わせてプリントを配布。 ■オフィスアワー・研究室 【連絡研究室】教務課(本校舎 1 階) 【出講日】前期:木・金曜日 後期:金曜日 ■備考 進度により日程および内容を変更する場合もあります。 【23】 心理学 A 手島 陽介 1年 前期 選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 心理学は、人の行動や心を科学的に研究する学問である。本講義では、心理学の全体をつかめるよう幅 広い領域の基礎理論について、体験学習を交えながら概説する。グループ学習やディスカッションを通し て、学習していく。 ■到達目標(学修成果) 心理学に親しみながら、論理的な思考力を養い、日常生活の中で具体的に活用できるようになることが 到達目標である。 ■授業計画 1 回 心とは何か、人格と知能、遺伝と環境などについて解説する。 2回 その2 3 回 心身の発達の意義、発達課題、乳児期から成人後期までの心理的特徴などについて解説する。 4回 その2 5回 その3 6 回 人が環境をどう知覚しているのかについて解説する。 7 回 学習はどのように成立するか、記憶の構造とゆがみについて解説する。 8 回 考える(思考)とはどういうことか、問題解決能力と創造性について解説する。 9 回 動機づけ(やる気)のメカニズム、人間の欲求について解説する。 10 回 感情の種類とメカニズム、ストレスの対処方法について解説する。 11 回 その3 12 回 コミュニケーションについて、人間関係づくりについて解説する。 13 回 その2 14 回 集団の心理、リーダーシップについて解説する。 15 回 まとめ ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 各自復習をして、自己分析することを要望する。 毎回授業で配布するプリントには各自目を通しておいて欲しい。 ■成績評価の方法・基準 授業態度・姿勢 レポート 30% 70% ■教科書 二宮克美ほか 『ベーシック心理学』 医歯薬出版株式会社 その他、進行に合わせてプリントを配布する。 ■参考文献 蓮見将敏ほか(編) 『人間関係の心理学』 必要に応じてプリントを配布する。 福村出版 ■オフィスアワー・研究室 前期:水曜日(12:00-15:00)研究室 後期:水曜日(12:00-15:00)研究室 【連絡研究室】心理学研究室 (研究棟1階 6015) ■備考 毎時間、プリントと教科書を準備してください 【24】 心理学 B 手島 陽介 1年 後期 選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 心理学は、人の行動や心を科学的に研究する学問である。本講義では、心理学の全体をつかめるよう幅広い 領域の基礎理論について、体験学習を交えながら概説する。グループ学習やディスカッションを通して、 学習していく。 ■到達目標(学修成果) 心理学に親しみながら、論理的な思考力を養い、日常生活の中で具体的に活用できるようになることが 到達目標である。 ■授業計画 1 回 心理学とは何か、対人認知と印象形成、人を好きになる要因などについて解説する 2回 その2 3 回 他者からヒトはどのように影響を受けるか、態度、効果的な説得方法などについて解説する 4回 その2 5 回 集団の心理と影響、援助行動について解説する。 6 回 脳の進化、脳の分業体制、左右の脳の機能、脳をきたえる方法などについて解説する。 7回 その2 8 回 人間関係とコミュニケーションについて解説する 9回 その2 10 回 ヒトは世界をどのように認識しているのか、ものが見える仕組み、知覚などについて解説する。 11 回 夢の歴史、睡眠と夢、夢の機能、年齢による夢の違いなどについて解説する。 12 回 その2 13 回 脳の進化、脳の分業体制、左右の脳の機能、脳をきたえる方法などについて解説する。 14 回 仕事の要素、適性、職業の心理などについて解説する。 15 回 まとめ ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 各自復習をして、自己分析することを要望する。 毎回授業で配布するプリントには各自目を通しておいて欲しい。 ■成績評価の方法・基準 授業態度・姿勢 レポート 30% 70% ■教科書 二宮克美ほか 『ベーシック心理学』 医歯薬出版株式会社 その他、進行に合わせてプリントを配布する。 ■参考文献 蓮見将敏ほか(編) 『人間関係の心理学』 必要に応じてプリントを配布する。 福村出版 ■オフィスアワー・研究室 前期:水曜日(12:00-15:00)研究室 後期:水曜日(12:00-15:00)研究室 【連絡研究室】心理学研究室 (研究棟1階 6015) ■備考 毎時間、プリントと教科書を準備してください 【25】 文学 伊藤 高広 1年 前期又は後期 選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 「文学のカタログ」を作るつもりで、この講座をやってみたいと考えています。文学の「おいしい」部分 は中学や高校の教科書には採用されません。そういうものを紹介して、日本文化の多様性にふれていただき たいと思います。全体のテーマとしては、古典から近・現代までのさまざまな文学(古典は現代語訳で読み ます)を通して、日本人が、自分たちと、自分たちのまわりをどのように認識してきたのかを考えていきま す。 ■到達目標(学修成果) 文学を通して、広く日本の精神や文化にふれ、多様な視点を身につけます。それらは、日本的なものへア クセスしようとする場合の手掛かりにもなり、また、芸術的な発想のみなもとともなるでしょう。 ■授業計画 1 回 日本の神様 神話の中の神様① 2 回 日本の神様 神話の中の神様② 3 回 日本の神様 歴史の中の神様① 4 回 日本の神様 歴史の中の神様② 5 回 怖い鬼と怖くない鬼 6 回 妖怪・幻獣から怪獣へ 7 回 理想化された武士 8 回 武士の実像 9 回 怪力列伝 女性編 10 回 魔法使いたち① 11 回 魔法使いたち② 12 回 ふつうの人たち① 13 回 ふつうの人たち② 14 回 活躍する動物たち 15 回 東北を忘れないで ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 日本的とか伝統的とかいうことを普段から意識していてください。それが本当にそうなのかも含めて。 新聞を読んで、世の中の動き、その流れを感じてください。文学や芸術も、世の中の流れと無関係ではな いのです。 ■成績評価の方法・基準 授業態度・出席 授業内での課題 期末課題 30% 30% 40% ■教科書 とくに指定しない。毎時プリント等を配布する。ノート・ファイルを用意しておくこと。 ■参考文献 授業中に適宜紹介する ■オフィスアワー・研究室 前期・後期とも 火曜 11:30~13:00、16:30~17:30 文章表現研究室(研究棟一階) ■備考 なし 【26】 日本美術史 佐伯 英里子 1年 前期又は後期 選択 学芸員課程必修 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 日本美術史の入門的科目である。日本の歴史の流れに沿って、日本美術の代表的作品を概観する。個々の 作品の造形的特質や魅力を探るとともに、作品を生み出した社会的背景などにも考究する。 ■到達目標(学修成果) 日本美術の代表的作品を多面的に考察し、日本美術に関する基礎的知識を身につけ、各時代の特色を理解して、 日本美術の歴史的展開に対する概括的な理解に到達する。更に、そこに一貫する日本美術の本質や日本人の美 意識の問題を考究する手がかりを得る。 ■授業計画 1 回 ガイダンス・学習方法・参考文献紹介など 2 回 縄文文化と弥生文化:縄文土器の魅力。 準備:縄文土偶と埴輪に関する教科書の解説を読んでおく。 3 回 奈良時代1:仏教美術の到来-聖徳太子と法隆寺。準備:法隆寺金堂諸尊に関する解説を読んでおく。 4 回 奈良時代2:天平文化-東大寺と興福寺。 準備:東大寺法華堂の諸尊に関する解説を読んでおく。 5 回 平安時代1:密教美術の請来-東寺と金剛峰寺。 準備:東寺金堂の諸尊に関する解説を読んでおく。 6 回 平安時代2:絵巻物の世界-4大絵巻を中心に。 準備:源氏物語絵巻に関する解説を読んでおく。 7 回 鎌倉時代1:肖像画と似絵-伝源頼朝像を中心に。準備:源頼朝像に関する解説を読んでおく。 8 回 鎌倉時代2:武家の台頭-東大寺復興と運慶。準備:東大寺南大門仁王像に関する解説を読んでおく。 9 回 室町時代1:禅宗美術-水墨画の受容。 準備:如拙、周文の作品解説を読んでおく。 10 回 室町時代2:水墨画の和様化-雪舟。 準備:雪舟の作品解説を読んでおく。 11 回 桃山時代:城郭建築と金碧障壁画-永徳と等伯 永徳の「唐獅子図」等伯の智積院障壁画に関する解説を読んでおく。 12 回 江戸時代1:琳派の古典復興-宗達と光琳。 準備:宗達の「風神雷神図」光琳の「紅白梅図」に関 する解説を読んでおく。 13 回 江戸時代2:奇想の画家達-若冲・蕭白・芦雪。 準備:若冲、蕭白、芦雪の作品解説を読んでおく。 14 回 江戸時代3:浮世絵とヨーロッパ絵画-歌麿、写楽、広重、北斎。 準備:江戸時代後期の概説を読 んでおく。 15 回 まとめ ビデオやスライドで見た作品を中心に、学習内容を確認整理しておく。 ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 実際に作品を見て、感じて、考えることが基本であり、展覧会見学を予定しています。また、各自が積極 的に作品鑑賞の機会を持つことを奨励します。なお、美術史の理解に役立つよう、高校時代日本史を履修し ていない人は、日本歴史の概説的知識の獲得にも努力していただきたい。 ■成績評価の方法・基準 出席状況及び態度 レポート 試験 20% 40% 40% ■教科書 泉武夫監修『日本美術史ハンドブック』新書館 ■参考文献 辻惟雄監修『カラー版日本美術史』 榊原悟監修『すぐわかる絵巻の見かた』東京美術 守屋正彦監修『すぐわかる日本の絵画』東京美術 その他、個々の作品については授業中に参考文献を紹介し、プリントを配布します。 ■オフィスアワー・研究室 前期 水曜日 連絡先:本校舎 1 階教務課 後期 水曜日 連絡先:本校舎 1 階教務課 ■備考 授業計画に若干の変更もあります。教科書を授業中も参照する習慣をつけるようにして下さい。 【27】 西洋美術史 佐倉 香 1年 前期又は後期 選択 学芸員課程必修 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 西洋美術史の代表的な諸作例を時代に沿って概観し、言葉によらない―主に視覚的な―表現としての美術 がもつ意義の歴史的変遷をたどります。毎回スライド(Power Point、時にビデオや DVD)の画像を使用して、 時代や様式の特徴、美術表現の見方について学んでゆきます。個々の作例の特質を、主題や時代・地域的背 景、デザイン、材料・技法その他の側面から立体的に捉えて解説しながら、美術表現のみがもっている様々 な「力」を探求します。美術館の見学は、講義に関連する作品を実際に鑑賞する貴重な機会となります。 ■到達目標(学修成果) ①西洋の美術史や美術表現に関する基礎的な知識を習得する。②美術表現の見方を自分なりに理解する。 ③その知識と理解に基づいて関心を抱いた美術表現を独自に鑑賞・考察し、更なる発展へと繋げる。 ■授業計画 1 回 【序論】講義の概要と文献、また美術表現の見方について古今の美術表現を取り上げつつ説明する。 2 回 【古代~中世】西洋美術の基盤となる古代エジプト、ローマ、ギリシアの美術。また中世における 宗教的美術作品。 3 回 【ルネサンス】15~16 世紀、文化史の大きな転換点となるイタリア・ルネサンスと周辺地域の美術。 4 回 【ロマン主義まで】17~19 世紀、バロック、ロココ美術から、仏革命後のロマン主義美術まで。 5 回 【レアリスム】ミレー、コローほか。19 世紀中頃の、美醜を問わず現実の諸相を表現した写実主義 について。また風景画の流行について。 6 回 【印象主義】19 世紀後半の革命的絵画運動であったマネ、モネらによる印象主義とアカデミズムと の対立、人々の反応について。 7 回 【新印象主義, 後期印象主義】印象主義の影響と発展。またセザンヌ、ゴッホといった個性の登場。 8 回 【象徴主義】ゴーガンを中心とする総合主義、またその周辺の美術。19 世紀末における、科学・技 術賞賛への反発と、多様な観念の暗示に対する情熱について。 9 回 【アール・ヌーヴォー】19 世紀末~20 世紀初頭にかけてフランスからヨーロッパ全体に波及した装 飾的な美術様式。ナンシー派のガラス工芸ほか。 10 回 【見学会】美術館を訪れて作品を鑑賞し、知識、関心を深める(日程と方法は変更の可能性もある) 。 11 回 【フォーヴィスム/ エコール・ド・パリ】20 世紀初頭、マティスその他による自由な色彩に特色を もつ美術。美術における色彩について。また、モディリアーニやシャガールなどパリで制作した個 性豊かな異邦人画家たちの諸作例、その時代背景。 12 回 【キュヴィスム】20 世紀初頭におけるピカソらによる革新。美術における形、空間、構図や、 「抽象」 について。未来派(伊) 、構成主義(露) 、デ・ステイル(蘭)など西欧諸国の動向。 13 回 【ドイツ表現主義】写実性より内面の表出を重視した諸表現。戦争と美術表現について、ほか。 14 回 【ダダイスム、シュールレアリスム/ 戦後の美術】第一次大戦以降の、既成価値観の崩壊と新しい美 術の模索。戦後における抽象表現主義(米)やポップ・アートなどの諸相。今後の展望。 15 回 【まとめ】講義内容全体を各回のテーマとともに振り返りつつ、各自の考察をまとめる。 ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 美術館や、画集その他の文献を活用して美術表現や展示方法への関心を高め、知識を確認して下さい。関 心を持った表現や作者については、自分なりに深く追求してみて下さい。 ■成績評価の方法・基準 小レポートおよび試験 毎回の授業に対する姿勢 80% 20% ■教科書 千足伸行監修,『新西洋美術史』,西村書店. 授業で随時参考プリントを配布します。 ■参考文献 H・W・ジャンソン A・F・ジャンソン著, 木村重信 藤田治彦訳, 『西洋美術の歴史』 ,創元社.ほか。 必要に応じて授業で紹介します。 ■オフィスアワー・研究室 前・後期:水曜日(12 時 10 分~12 時 50 分) 第3校舎1階講師控室、または本校舎 1 階教務課 ■備考 なし 【28】 憲法-暮らしの中の基本法松井 良和 1年 前期又は後期 選択 教職課程必修 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 憲法は、これまで皆さんが学んできた社会、政治の教科書にも登場し、なじみのある法分野だと思います。 特に、近年では社会状況の変化から、憲法学にも新しい考え方も登場し、私達の生活にも影響を及ぼしてい ます。そこで、この授業では、憲法を学ぶことを通じて社会や生活の変化を学習することができる内容にし ます。特に、「表現の自由」や「自己決定権」の基本権は、服飾の世界とも無関係ではないと思いますし、 皆さんが生活の中で実感できる素材を用いながら授業を進めていきます。また、難解な法律専門用語を暗記 するような学習ではなく、皆さんが楽しく憲法の考え方が学べるよう心がけます。 ■到達目標(学修成果) 憲法の基本的な考え方を学ぶことを到達目標の 1 つとします。授業の中では多くの判例が登場してきます が、それらの基本的内容を理解できるよう、様々な素材や資料を用いながら授業を進めます。こうした学習 を通じて、ニュースや新聞記事に登場する様々な出来事を自分で考えることができるようにするのが授業の 最終的な目標です。 ■授業計画 1 回 プロローグ-憲法の全体像・憲法前文を読む 2 回 「人権」とは何か-人権の内容、人権の享有主体(特に外国人) 3 回 「平等」とは何か-平等権 4 回 君が代斉唱問題-思想・良心の自由 5 回 マスコミ活動はどこまで認められるのか?-表現の自由① 6 回 表現活動は制限されるのか?-表現の自由② 7 回 首相の靖国神社参拝問題-信教の自由と政教分離原則 8 回 先端技術はどこまで認められるのか?-学問の自由 9 回 新しい家族の形-家族形成の自由 10 回 「それでもボクはやっていない」-刑事手続の保障 11 回 教育を受ける権利-教育権 12 回 働く権利-労働権 13 回 生活保護を受給するのは悪いことか?-生存権 14 回 「個人」として生きること-自己決定権 15 回 エピローグ-これまでのまとめ・復習 ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 授業で扱う内容は、皆さんがテレビのニュースや新聞で目にしたことがあるテーマですので、授業の予 習・復習という意味で、関心のあるテーマについては積極的に自分で調べてみてください。自分で関心を持 って調べたことは、きっと皆さんの将来に役立つはずです。授業で聞いたことや自分で調べたことを通じて、 自分なりの意見・考え方を持ってもらいたいと思います。 ■成績評価の方法・基準 授業態度・姿勢 日常課題 定期試験 30% 30% 40% ■教科書 特に使用しません。 ■参考文献 授業ごとにテーマに応じて紹介します。 ■オフィスアワー・研究室 連絡:教務課(本校舎 1 階)又は 大学校舎講師控え室(大学校舎 1 階) 出講日:金曜日 ■備考 なし 【29】 ジェンダー論A-ジェンダーと性- 木村 くに子 1年 前期 選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 世界的な課題となっている男女平等の実現について、ジェンダーとセクシュアリティに関る問題を中心に 勉強する。男女の違いについての固定的な考え方や偏見を取り除き、多様な他者の生き方を尊重することの 重要性を学んでほしい。 ■到達目標(学修成果) 報道に現れるようなさまざまな社会的な問題を適切に理解するために必要な知識を身につけてもらいた い。裁判員制度のような社会参加の機会において力を発揮できるためにも必要なことである。 ■授業計画 1 回 ジェンダー論とは何か―ジェンダーとは何か、ジェンダー論では何を学ぶのかをガイダンスする。 2 回「男」らしさ、 「女」らしさ―ジェンダー視点から「男とは何か」 「女とは何か」を考える。 3 回「性別」とは何か―「男性」 「女性」という二つの性別のみに分けられない性の多様性について学ぶ。 4 回 家庭の中の性別役割―当然のものと思われがちな家庭の中の性別役割分業について考える。 5 回 ジェンダーと教育(1)-「隠れたカリキュラム」の存在を考える。 6 回 ジェンダーと教育(2)-学校教育、社会教育、メディアの中でのジェンダー問題について考えよう。 7 回 セクシュアリティ(1)-「性的指向」や「性同一性障害」などについて知り、差別や偏見から自由に なろう。 8 回 セクシュアリティ(2)-性の権利、リプロダクティブ・ヘルス/ライツについて学ぶ。 9 回 恋愛とジェンダー-文学や映画などを素材に恋愛をジェンダーの視点で考えてみよう。 10 回 生殖技術(1)-マスコミで話題となる「代理母」などの問題について正しい知識を持とう。 11 回 生殖技術(2)-生殖技術とジェンダーの関係について考える。 12 回 性の商品化-ポルノグラフィーや国際的な規模で問題化している買売春などについて考える。 13 回 女性に対する暴力(1)-国際的に、また、日本において重要な政策課題となっている女性に対する 暴力の問題について正しい知識を持とう。 14 回 女性に対する暴力(2)-ドメスティック・バイオレンスや、若い人の間で身近な問題になっているデ ートDVについて考えてみよう。 15 回 授業で学んだことのまとめ ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 映像、インターネット、新聞、雑誌、演劇、展覧会、コンサートなど、あらゆるものに柔軟に広く関心を 持つこと。特に、多様な人々の考え方、意見に触れることのできる活字媒体である新聞を注意深く読む習慣 を身につけてもらいたい。 ■成績評価の方法・基準 授業態度・姿勢 定期試験 ■教科書 『女性学・男性学 20 % 80 % ジェンダー論入門(改訂版) 』(有斐閣)、随時講義用プリント、資料を配布する。 ■参考書 『知らないと恥ずかしいジェンダー学入門』 (朝日出版社)、 『図解雑学ジェンダー』 (ナツメ社) 。 ほかに授業中に随時紹介する。 ■オフィスアワー・研究室 授業終了後、2時間ほどは講師控室にいます。質問や相談は大歓迎なので講師控室に来て下さい。 連絡研究室:教務課(本校舎 1 階)講師控室(第 3 校舎 1 階) 出講日:金曜日 ■備考 授業において随時、ビデオ、DVDを利用する。 【30】 sジェンダー論B-ジェンダーと法と制度- 木村 くに子 1年 後期 選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 現在の日本の法律や制度に目を向けて、現実に社会生活を行う上で必要なジェンダーに関連する、政治や 法律に関する知識を養う。働く場や家族に関する基礎的な法律知識を学ぶことを通じて生活の中で直面する 危機への対処の仕方ばかりではなく、制度の基にある考え方も学ぶ。 ■到達目標(学修成果) 法律を読み解く力はジェンダー視点からも重要である。大学教育を受けた者にふさわしい基礎的な知識を 持つことによって、将来、裁判員となる可能性もある市民として、法や社会制度に抵抗感を持たずに対応で きる感覚を養う。 ■授業計画 1 回 人権とジェンダー:人権とは? 国民の人権、女性の人権について学ぶ。 2 回 女性差別撤廃条約:女性差別に対する国連のとり組みを知り、日本の問題とのつながりを考える。 3 回 女性の政治参加:世界の国々との比較の中で、日本の女性の政治参加を考える。 4 回 男女共同参画とは?:男女共同参画社会基本法を知ろう。 5 回 ジェンダーと労働(1):労働者保護に関する基礎的な法律知識を学ぶ。 6 回 ジェンダーと労働(2):男女雇用機会均等法を中心に働く際の男女平等について学ぶ。 7 回 ジェンダーと労働(3):働く際の男女平等について 続き 8 回 ジェンダーと労働(4):セクシュアル・ハラスメントを中心に、職場のハラスメント問題を考える。 9 回 ジェンダーと労働(5):派遣やパートなど、多様化される働き方について考える。 10 回 ケアの問題:子どもや老親の世話は誰がする? 11 回 家族の法律(1):家族法の中の性差別―日本の法律がもつ問題点。 12 回 家族の法律(2):結婚の入り口で出会う夫婦の姓の問題について考える。 13 回 家族の法律(3):離婚すればどのような問題がおきるか。母子あるいは父子の生活はどうなるのか。 14 回 ジェンダーと司法:裁判員制度とも関連させ、裁判の中で問題とされてきたジェンダーに関する固定 的な見方や偏見について考えてみる。 15 回 これからの社会とジェンダー問題はどうなるのか-未来へ向って。 ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 映像、インターネット、新聞、雑誌、演劇、展覧会、コンサートなど、あらゆるものを通じて社会のでき ごとに広く関心をもつこと。特に、多様な人々の考え方、意見に触れることのできる活字媒体である新聞を 注意深く読む習慣を身につけてもらいたい。 ■成績評価の方法・基準 授業態度・姿勢 定期試験 ■教科書 『女性学・男性学 20 % 80 % ジェンダー論入門(改訂版) 』 。随時講義用プリント、資料を配布する。 ■参考書 『図解雑学ジェンダー』 (ナツメ社) 、 『ジェンダー法学入門』(法律文化社)ほか授業中に紹介する。 ■オフィスアワー・研究室 授業終了後、2時間ほどは講師控室にいます。質問や相談は大歓迎なので講師控室に来て下さい。 連絡研究室:教務課(本校舎 1 階)講師控室(第 3 校舎 1 階) 出講日:金曜日 ■備考 授業において随時、ビデオ、DVDを用いる。 【31】 社会福祉学A-福祉を知る— 阿部 仁 1年 前期 選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 社会福祉とは何か。社会福祉の定義や歴史、わが国の社会福祉制度の概要および動向やその問題状況につ いて概説する。 ■到達目標(学修成果) 卒業後、社会人としてさまざまな分野で活躍するために、常識の範囲内で身につけておかなければならな い社会福祉に関する基本的理解を目指す。 ■授業計画 ■授業計画 1 回 「オリエンテーション」 講義の概要、評価方法等について説明 2 回 「Ⅰ.人間生活と福祉」 1.社会福祉とは (1)意義 3回 同上 (2)定義 4回 同上 2.社会福祉の対象 5 回 「Ⅱ.社会福祉の歴史」 1.イギリスの社会福祉の流れ 6回 同上 2.アメリカの社会福祉の流れ 7回 同上 3.日本の社会福祉の流れ 8 回 「Ⅲ.社会福祉の組織」 1.法制 9回 同上 2.機関 10 回 同上 3.施設 11 回 同上 4.従事者 12 回 同上 5.経費 13 回 「Ⅳ.社会保障制度」 1.社会保障の概要 14 回 同上 2.公的扶助 15 回 同上 3.社会保険 ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 適宜、 「今週の社会福祉」コーナーを設け、社会福祉に関連する具体的な動向についての解説を試みる。 そのためにも日常的に社会福祉関連の情報に留意してほしい。 ■成績評価の方法・基準 定期試験 出席状況・授業態度 平常点 60% 20% 20% ■教科書 「社会福祉へのアプローチ」 大橋孝雄・清水英利編著 中央法規 ■参考文献 授業内にて指示をする。 ■オフィスアワー・研究室 連絡先 教務課(本校舎 1 階) 出講日 金曜日 ■備考 授業中の私語、飲食、メール等の受講マナーに反する行為は慎むこと。 【32】 社会福祉学B-福祉を知る— 阿部 仁 1年 後期 選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 社会福祉とは何か。社会福祉の定義や歴史、わが国の社会福祉制度の概要および動向やその問題状況につ いて概説する。 ■到達目標(学修成果) 卒業後、社会人としてさまざまな分野で活躍するために、常識の範囲内で身につけておかなければならな い社会福祉に関する基本的理解を目指す。 ■授業計画 1 回 「オリエンテーション」 講義の概要、評価方法等について説明 2回 「Ⅰ.社会福祉の基礎理解」 1.意義 3回 「Ⅱ.社会福祉援助技術」 1.ソーシャルワークとは 2.ケースワークとは 3.グループワークとは 4.コミュニティワークとは 4回 5回 6回 7回 同上 2.定義 「Ⅲ.社会福祉の実践活動」 1.貧困と福祉 同上 同上 2.高齢者と福祉 8回 (2)介護保険制度 9回 同上 10 回 同上 11 回 同上 12 回 13 回 14 回 同上 同上 同上 15 回 (1)貧困とは (2)生活保護制度の概要と動向 (1)高齢社会の動向 3.子どもと福祉 (1)少子化社会の現状と課題 (2)児童福祉施策の動向 4.女性と福祉 (1)女性福祉(2)母子保健 5.家族と福祉 6.地域と福祉 7.障害と福祉 (1)家族福祉(2)現状と課題 (1)地域福祉の意義(2)現状と課題 (1)障害とは何か (2)障害児・者福祉の現状と課題 「まとめ」 ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 適宜、 「今週の社会福祉」コーナーを設け、社会福祉に関連する具体的な動向についての解説を試みる。 そのためにも日常的に社会福祉関連の情報に留意してほしい。 ■成績評価の方法・基準 定期試験 出席状況・授業態度 平常点 60% 20% 20% ■教科書 「社会福祉へのアプローチ」 大橋孝雄・清水英利編著 中央法規 ■参考文献 授業内にて指示をする。 ■オフィスアワー・研究室 連絡先 教務課(本校舎 1 階) 出講日 金曜日 ■備考 授業中の私語、飲食、メール等の受講マナーに反する行為は慎むこと。 【33】 化学A-皮膚科学と化粧品科学- 奥村 丈夫 1年 前期 選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 化学の知識と皮膚科学、化粧品科学の融合を理解し、身の回りの事象を科学的に見る目を養う。皮膚や毛 髪が作られる様子を知り、その役割と機能を理解し、 「自分の皮膚・毛髪をよく見つめ」 、 「自分の生活をさ まざまな観点からよく考え」 、 「適切な日常行動を決定する」ことにポイントを置いて授業を進める。 ■到達目標(学修成果) 皮膚・毛髪の構造や役割を理解し、また化粧品配合成分の機能と役割を理解し、更に日常生活における皮 膚や毛髪のトラブル発生原因を理解し、皮膚や毛髪を健やかに美しく保つために活用することを目標とする。 ■授業計画 1 回 導入 :授業計画、成績評価基準、科学の歴史、皮膚科学・化粧品科学の概況 2 回 化粧品皮膚科学1:表皮が作られる様子、皮膚の構造と役割、角質層とバリア機能 3 回 化粧品皮膚科学2:皮脂腺、汗腺の形成、その分泌成分の役割、保湿成分 4 回 化粧品皮膚科学3:紫外線と皮膚、日焼け予防と化学物質、光老化 5 回 第 1 回~第 4 回のまとめ(課題レポート提出と進捗確認試験) 6 回 皮膚洗浄剤1 :界面活性剤とその働き 7 回 化粧品皮膚科学4:毛髪が作られる様子、毛髪の構造と役割、化学処理による損傷 8 回 皮膚洗浄剤2 :身体洗浄の歴史、石けんの作り方、身体洗浄料とPH 9 回 化粧品皮膚科学5:化学物質と皮膚、刺激性とアレルギー性、化粧品の安全性 10 回 第5回~第9回のまとめ(課題レポート提出と進捗確認試験) 11 回 皮膚洗浄剤3 :日常の手入れ(洗顔、洗髪)における皮膚・毛髪の損傷 12 回 化粧品皮膚科学6:シミ、ソバカス、シワ、スキントラブルとスキンケア 13 回 化粧品皮膚科学7:身近な皮膚病、ニキビ、アトピー性皮膚炎、花粉症 14 回 化粧品に係る法律および化粧品市場 15 回 第1回~第14回の総まとめ(課題レポート提出) ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 授業内容の理解を深めるため以下の参考文献を参照下さい。また、最近の化粧品は効果効能を科学的デー タで証明することを基本に作られています。そのエッセンスがメーカー各社のホームページやパンフレット などに掲載されています。各回の授業で、次回授業に関連するウェブサイトアドレス(URL)などを紹介 しますので、授業計画にあわせてその内容を検討しながら講義内容の理解を高めて下さい。 ■成績評価の方法・基準 授業態度・姿勢 課題レポート 定期試験 30% 15% 55% 毎回の授業時に出欠席、遅刻を点検する。定期試験として進捗確 認のため中間試験2回と期末試験を実施する。また、前記定期試験 の実施に併せて課題レポートを提出するものとする。 ■教科書 決まった教科書を定めず、毎回の授業時にプリントを配布します。 ■参考文献 「化学ってそういうこと!」日本化学会編(化学同人) 「美容のヒフ科学」改訂9版 安田利顕著、漆畑修改訂 南山堂 「スキンケアの科学」服部道廣著 裳華房 「毛髪の科学」第4版 C.R.ロビンス著、山口真主訳 フレグランスジャーナル社 「トコトンやさしい化粧品の本」福井寛著、日刊工業新聞 ■オフィスアワー・研究室 金曜日(9 時 00 分~12 時 10 分)本校舎1階教務課 ■備考 授業はプロジェクターを使用し、パワーポイントで行いますが、必要に応じてインターネットやDVDも 使用します。 【34】 化学B-皮膚と毛と化粧品科学- 奥村 丈夫 1年 後期 選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 化学の知識・技術と皮膚・毛髪科学、化粧品科学の融合を理解し、身の回りの事象を科学的に見る目を養う。 皮膚や毛髪が作られる様子を知り、その役割と機能を理解し、「自分の皮膚・毛髪をよく見つめ」、「自分の 生活をさまざまな観点からよく考え」 、 「適切な日常行動を決定する」ことにポイントを置いて授業を進める。 ■到達目標(学修成果) 皮膚・毛髪の構造や役割を理解し、また化学産業において創造され、製造された化学物質を応用した化粧 品の組成と機能を理解し、皮膚や毛髪を健やかに美しく保つために活用すると共にトータルビューティにお けるヘアスタイルやメイクアップの重要性を理解し、服飾・ファッションを考える上の参考とする。 ■授業計画 1 回 導入 :授業計画、成績評価基準、科学の歴史、薬事法及び化粧品科学の概況 2 回 洗顔料・身体洗浄料 :身体洗浄料の歴史、石けん、界面活性剤の作用、洗顔料/組成と機能 3 回 スキンケア化粧品 :皮膚の構造、乳液・クリーム/組成と機能 4 回 メイクアップ化粧品 :メイクアップ化粧品の歴史、ファンデーション・口紅/組成と機能 5 回 日焼け予防化粧品 :紫外線と皮膚、防御効果の評価、日焼け止め製品/組成と機能 6 回 皮膚化粧品のまとめ(課題レポート提出と進捗確認試験) 7 回 ヘアケア化粧品 :毛髪・爪の構造、シャンプー、トリートメント/組成と機能 8 回 ヘアカラーリング剤 :ヘアカラーリングのメカニズム、組成と機能 9 回 パーマネントウェーブ剤:パーマネントウェーブのメカニズム、組成と機能 10 回 ヘアスタイリング剤 :ヘアスタイルの歴史とその選び方、ヘアスタイリング剤/組成と機能 11 回 毛髪化粧品のまとめ(課題レポート提出と進捗確認試験) 12 回 香りと化粧品 :化学構造と香り、香りの創造 13 回 化粧品と容器 :包装材料の設計、環境対応、バリアフリー対応 14 回 化粧品と消費者 :化粧品市場、消費者意識・実態の推移、商品開発 15 回 第1回~第14回の総まとめ(課題レポート提出) ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 授業内容の理解を深めるため以下の参考文献を参照下さい。また、最近の化粧品は効果効能を科学的デー タで証明することを基本に作られています。そのエッセンスがメーカー各社のホームページやパンフレット などに掲載されています。各回の授業で、次回授業に関連するウェブサイトアドレス(URL)などを紹介 しますので、授業計画にあわせてその内容を検討しながら講義内容の理解を高めて下さい。 ■成績評価の方法・基準 授業態度・姿勢 課題レポート 定期試験 30% 15% 55% 毎回の授業時に出欠席、遅刻を点検する。定期試験として進捗確 認のため中間試験2回と期末試験を実施する。また、前記定期試験 の実施に併せて課題レポートを提出するものとする。 ■教科書 決まった教科書を定めず、毎回の授業時にプリントを配布します。 ■参考文献 「化学ってそういうこと!」日本化学会編(化学同人) 「美容のヒフ科学」改訂9版 安田利顕著、漆畑修改訂 南山堂 「スキンケアの科学」服部道廣著 裳華房 「毛髪の科学」第4版 C.R.ロビンス著、山口真主訳 フレグランスジャーナル社 「トコトンやさしい化粧品の本」福井寛著、日刊工業新聞 ■オフィスアワー・研究室 金曜日(9 時 00 分~12 時 10 分)本校舎1階教務課 ■備考 授業はプロジェクターを使用し、パワーポイントで行いますが、必要に応じてインターネットやDVDも 使用します。 【35】 環境科学 -私たちと環境との関わり吉岡 由希子 1年 前期 選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 科学技術の発展により私たちの生活は豊かで快適になった一方,様々な形の環境問題が発生している.現 代の溢れる情報の中,各環境問題を正しく把握,理解し,自らの行動に反映するためには科学的理解が不可 欠であり,本講義ではそのための基礎的知識を学ぶ. ■到達目標(学修成果) 環境問題に関心をもち,テレビや新聞による情報の内容が理解できるようになること,現在身の回りで起 こっていることや自分の行動が,環境や将来とどのように関わっているのか考えられるようになることを目 標とする. ■授業計画 1 回 ガイダンス,エコライフチェック 2 回 地球温暖化(1) 3 回 地球温暖化(2) 4 回 オゾン層 5 回 大気汚染 6 回 水質・土壌汚染 7 回 化学物質による汚染 8 回 エネルギー資源 9 回 衣と環境 10 回 食と環境 11 回 住と環境 12 回 廃棄物 13 回 環境の評価-環境家計簿の作成- 14 回 環境科学に関する DVD 視聴 15 回 環境保全のために,総括 ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 環境に関する時事問題に関心をもち,新聞や Web サイトを積極的に読むこと. 自らの日常行動と環境との関わりを意識し,自分ができることを考え,実践すること. ■成績評価の方法・基準 授業態度 レポート 30% 70% ■教科書 使用しない.必要に応じプリントを配布する. ■参考文献 環境白書,環境省編,毎年発刊 その他,授業内で適宜紹介する. ■オフィスアワー・研究室 前期: 火曜日・水曜日 第 3 校舎講師控室(第 3 校舎 1 階) その他 本校舎 1 階教務課 ■備考 【36】 体育 A-身体と健康- 水上 雅子 1年 前期又は後期 選択 教職課程必修 ( 1 単位 演習 ) ■授業の方針・概要 私達は自由にからだを動かすことができます。しかし、他者との同一の動きを行うことは不可能です。 本学の体育は、身体活動の実践を通して、他者の身体活動を観察することによって自分の動きとの違いを 理解し、自分自身の身体の動きを正確に知ることや、こころの有り様を知ることです。そして、他者との違 いを、いかに自分の中に取り入れ融合させるかを学習する“からだの教育”です。自ら進んで以下の内容に 取り組んで下さい。 ■到達目標(学修成果) この“からだの教育”から生涯において健康で豊かな生活を維持できるよう身体活動を生活化し、環境状 況に適応していける能力が培われます。 ■授業計画 1 回 授業へのイメージづくり 個人票作成、自己の目標の明確化 教員の指導目標を明確に提示する 2 回 健康観づくり・仲間づくり P.A. (アメリカから発信されたコミュニケーション プログラム) 3 回 種目(ダブルス)の特性を生かす 卓 球・バドミントン 自己の特性の理解 基本の打法・各種サーブの練習 4 回 自己の特性を利用してパー 応用の打法・ダブルス練習 トナーとの協力の修得 ゲームの理解と修得 5 回 中間に立てる(中立性) 審判の理解 6回 ダブルスゲームの基礎的な動きの理解 7 回 パートナー・クラス全員と クラス全体の試合 8回 の協調性 ↓ 9 回 種目(チーム)の特性を生かす バスケット・バレーボール・フットサル、等 ビデオ鑑賞 グループを決めて、グループを中心に進める 10 回 チーム力と個人の力の向上 種目特性の理解と練習内容の検討 11 回 を目指す 技術の修得 12 回 自己の特性と他者の特性を生かし ゲームの理解 13 回 チーム力を向上させる クラス全体の試合 14 回 ↓ 15 回 クラス内でスポーツ大会 ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 授業で行うスポーツのルールを確認する。いろいろなスポーツを観て、体験する。自分の生活圏内にある スポーツ団体の活動、スポーツクラブなどを調べて、続けられそうなものを検討する。授業中に行った身体 活動を実践してみる。 ■成績評価の方法・基準 授業態度・姿勢 30% 日常課題 60% 適応能力 10% ■教科書 なし ■参考文献 随時紹介 経験する種目のルール集を各自参照 ■オフィスアワー・研究室 前期:金曜日 12:15~14:00 後期:月曜日 12:15~14:00 【研究室】体育研究室(第 4 校舎 1 階) ■備考 毎回縄跳び(3 分間~5 分間)腹筋・背筋―体力維持、身体活動の生活化 コーディネーショントレーニングの導入 課題 1~7 を身につける。 状況に応じて内容が変化することあり。 【37】 体育 B-身体と表現- 水上 雅子 1年 後期 選択 教職課程必修 ( 1 単位 演習 ) ■授業の方針・概要 スポーツも日常の生活も、全て身体活動です。しかし、現在の私たちは“からだ”に対して興味が無く、 自分の“からだ”なのに借り物のようです。 “からだ”を意識し、どう付き合うのかを学習することは大切 です。なぜなら、自分の“からだ”こそ個性であり、身体活動こそ自己を表現する基本だと思うからです。 一流のスポーツ選手のパフォーマンスに感動を覚えたことはありませんか。他人の何気ない振る舞いに美し さを感じたことはありませんか。自分の身体活動にも、自然な美しさや自分らしさが表現できたら楽しいと 思いませんか。 ■到達目標(学修成果) 授業では、スポーツやダンス、ストレッチや他者とのコミュニケーションを通して自己の表現を探し、自 分らしさを見つけます。 ■授業計画 1 回 授業のイメージづくり 個人票の作成、自己の目標の明確化 姿勢と自分の動き・他者の動き ビデオで歩く姿・立つ姿を写し、自分の感じ方と他者から見た自分と比較する。 2 回 ボールを利用した動きづくり バレーボールとソフトバレーボール 3 回 ボールの扱いと移動パス(縦・横)ゲーム 4 回 エアロビクスの基本 5 回 リズムにのる表現:70 年代のダンス 6 回 『動きの表現―写真』 ・グループで挑戦する。 インディアカ 7 回 日本的な動き、型・しぐさ『すもう体操』 フット・サル 8回 9回 10 回 リズムにのる表現:流行している運動を体験する。 バドミントン 11 回 12 回 13 回 グループでの動きづくり:音楽を決め、 キンボール等ニュースポーツ 14 回 イメージを膨らませてから動きを作る。 15 回 発表会 ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 多くの一流のスポーツパフォーマンスを、生で観ること。 日常の中での“動き”を意識すること。 ■成績評価の方法・基準 授業態度・姿勢 30% 日常課題 40% 課題・発表内容 30% ■教科書 なし ■参考文献 随時紹介 プリント配布 ■オフィスアワー・研究室 後期:月曜日 12:15~14:00 【研究室】体育研究室(第 4 校舎 1 階) ■備考 毎回ストレッチ、エクササイズ、ウォーキングなどのウォーミングアップを行う。 毎回腹筋・背筋・腕立てなど―体力維持、身体活動の生活化 ダブルタッチ 状況に応じて内容が変化することあり。 【38】 h日本文化・日本事情 馬場 光子 1年 前期 選択 留学生対象 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 日常の生活の中にあるいくつかの具体的事例をとりあげて、それらを作り出してきた歴史や日本人の考 え方や感じ方、また今日のファッション情報に触れていきます。 ■到達目標(学修成果) この授業は、日本の生活を理解して日本の生活・文化に親しむことを目標にしています。 ■授業計画 1 回 授業の方針・概要を知る ○新しい友人を知る ○本校のガイド 2 回 日本の季節の中にはぐくまれた感性に触れる 3回 ○生活文化の中の桜 -映像(グラビア・ビデオなど) ○物語の桜 ○桜前線 4 回 新聞に季節を読む 5回 ○天気予報を読む 6 回 地域を歩く 7回 ○目黒の自然と歴史 -東京都自然教育園の探訪- ○俳句を作る・スケッチをする 8 回 手紙の書き方を学ぶ 9回 ○時効の挨拶を学ぶ 10 回 ○敬語を学ぶ 11 回 ○手紙を書く 12 回 ファッション雑誌を読む 13 回 ○ファッション語辞典を作る 14 回 ○ファッションに関する記事を選び、キャプションを理解する 15 回 ○プレゼンテーションする ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 新聞記事を探す・ファッション雑誌を読むなど必要に応じて指示する ■成績評価の方法・基準 授業態度・姿勢 日常課題 30 70 % % ■教科書 必要に応じて印刷物を配布する ■参考文献 必要に応じて配布する ■オフィスアワー・研究室 前期 第 4 土曜日(12 時 10 分~12 時 50 分)第 3 校舎講師控え室(第 3 校舎 1 階) 後期 なし 連絡先:本校舎 1 階教務課 ■備考 なし 【39】 英語(総合)Ⅰ 三村 千恵子・和田 多鶴・本久 郁子 1年 前期 選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 コミュニケーションのためのライティングと、読解演習に焦点を当てます。ライティングは、E メール、 手紙、ソーシャルネットワーキングサイトを想定し、筆記によるコミュニケーションを練習します。読解演 習は、デザイナーに関する伝記、論文等を読み、英文に親しみながらデザイナーについても学びます。 ■到達目標(学修成果) ライティングは、E メールや手紙などにおける様々な伝達機能(依頼、約束、感謝、謝罪、予約等)を果 たすため、定型の表現を暗記し、組み合わせて使えるようになることを目標とします。読解は、英文の構造 を理解した上で、その文の意味をとること、さらに、パラグラフごとの要約ができるようになることを目標 とします。 ■授業計画 1回 Introduction 2回 [ライティング:ファンクション] [読解] 自己紹介 各クラスのレベル、進度に応じて、 3回 依頼 Women in Business, The Story of Chanel, Coco 4回 アドバイスを求める Chanel, Japanese Fashion Designers の各書 5回 アドバイスを提案する 籍から選択して読み進める。 6回 約束 7回 8回 9回 10 回 11 回 12 回 13 回 14 回 15 回 謝罪 予約 苦情 招待 道案内 リマインダー 誘い 復習 まとめ ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 授業後、単語や定型表現を整理し暗記して下さい。次の授業で扱う英文の単語を調べておいてください。 英語学習のペースメーキング、英語力のべレルアップのために、英検、TOEIC 等の検定試験を積極的に受検 してください。 ■成績評価の方法・基準 授業内小テスト・ワークシート 75 % 授業への取り組み・出席 25 % ■教科書 Keiko Naruoka 他著 Write Me Back Soon!: Communicating through Email (KINSEIDO) Vicky Shipton 著 The Story of Chanel (R. I. C. Publications) Jeremy Wallis 著 Coco Chanel (Heinemann Library) David Evans 著 Women in Business (Penguin Readers) Bonnie English 著 Japanese Fashion Designers (BERG) ■参考文献 とくになし ■オフィスアワー・研究室 前期:月曜日(16:30~17:30)英語研究室(研究棟 3 階) 。 後期:月曜日(14:40~15:40)英語研究室(研究棟 3 階) 。 ■備考 ・Vicky Shipton 著 The Story of Chanel (R. I. C. Publications)及び、Keiko Naruoka 他著 Write Me Back Soon!: Communicating through Email (KINSEIDO))以外のテキストは、絶版その他の理由によ りコピーを用意します。 【40】 英語(総合)Ⅱ 三村 千恵子・和田 多鶴・本久 郁子 1年 後期 選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 英語(総合)Ⅰに引き続き、コミュニケーションのためのライティングと、読解演習に焦点を当てます。 ライティングは、E メール、手紙、ソーシャルネットワーキングサイトを想定し、筆記によるコミュニケー ションを練習します。読解演習は、デザイナーに関する伝記、論文等を読み、英文に親しみながらデザイナ ーについても学びます。 ■到達目標(学修成果) ライティングは、E メールや手紙などにおける様々な伝達機能(依頼、約束、感謝、謝罪、予約等)を果 たすため、定型の表現を暗記し、組み合わせて使えるようになることを目標とします。読解は、英文の構造 を理解した上で、その文の意味をとること、さらに、パラグラフごとの要約ができるようになることを目標 とします。 ■授業計画 1回 Introduction 2回 [ライティング:ファンクション] [読解] 励ます 各クラスのレベル、進度に応じて、 Women in Business, The Story of Chanel, Coco 3回 祝福 Chanel, Japanese Fashion Designers の各書籍か 4回 フォーマルな依頼 ら選択して読み進める。 5回 申し出 6回 7回 8回 9回 10 回 11 回 12 回 13 回 14 回 15 回 感謝 報告 お見舞い 募集 挨拶 応募 問い合わせ お悔やみ 復習 まとめ ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 授業後、単語を整理し暗記して下さい。次の授業で扱う英文の単語を調べておいてください。英語学習の ペースメーキング、英語力のべレルアップのために、英検、TOEIC 等の検定試験を積極的に受検してくださ い。 ■成績評価の方法・基準 授業内小テスト・ワークシート 75 % 授業への取り組み・出席 25 % ■教科書 Keiko Naruoka 他著 Write Me Back Soon!: Communicating through Email (KINSEIDO) Vicky Shipton 著 The Story of Chanel (R. I. C. Publications) Jeremy Wallis 著 Coco Chanel (Heinemann Library) David Evans 著 Women in Business (Penguin Readers) Bonnie English 著 Japanese Fashion Designers (BERG) ■参考文献 とくになし。 ■オフィスアワー・研究室 前期:月曜日(16:30~17:30)英語研究室(研究棟 3 階) 。 後期:月曜日(14:40~15:40)英語研究室(研究棟 3 階) 。 ■備考 ・Vicky Shipton 著 The Story of Chanel (R. I. C. Publications)及び、Keiko Naruoka 他著 Write Me Back Soon!: Communicating through Email (KINSEIDO))以外のテキストは、絶版その他の理由によ りコピーを用意します。 【41】 基礎英会話Ⅰ 三村 千恵子・和田 多鶴・吉田 麻里子 1年 前期 選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 基本的な英語を使ってコミュニケーションするスキルを向上させることを目標とします。自己紹介・日常 生活・買い物などをファッションと関連させて会話ができるようになることを目指します。リスニング・ス ピーキングを中心に練習します。 ■到達目標(学修成果) 自己紹介・日常生活・容姿の描写・ファッション・アイテムについて、自分の言葉で話したり、相手の話 を聞いて、受け答えができるようになること。 ■授業計画 1 回 Course Explanation/Self introduction 2 回 Talk about clothes/fashion items 3 回 Talk about colors/patterns 4 回 Talk about materials 5回 ↓ 6 回 Talk about coordinations 7 回 Small Quiz Talk about styles and trends 8 回 Describing people 9 回 Describing places 10 回 Shopping 11 回 ↓ 12 回 Explaining the procedure 13 回 Talking about daily routines 14 回 Review 15 回 Review ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 授業内に終わらなかった課題については、指示に従い授業外学習を行うこと。 ■成績評価の方法・基準 小テスト クラス内ハンドアウト 授業内確認テスト 授業参加 (出席・参加) 20% 40% 20% 20% ■教科書 Yuko Kobayashi & Manal Grant 著: Fashionable English: a language course for design students (Nan’un-do) ■参考文献 特になし ■オフィスアワー・研究室 オフィスアワーはありません。連絡先:英語研究室(研究棟 3 階) ■備考 授業には必ず辞書を持参すること。 【42】 基礎英会話Ⅱ 三村 千恵子・和田 多鶴・吉田 麻里子 1年 後期 選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 基本的な英語を使ってコミュニケーションするスキルを向上させることを目標とします。海外旅行・ホー ムステイ・海外生活・ファッション関係の会話ができるようになることを目指します。リスニング・スピー キングを中心に練習します。 ■到達目標(学修成果) 海外旅行、ホームステイ、娯楽、買い物、道案内、面接のポイントについて、自分の言葉で話したり、相 手の話を聞いて受け答えができるようになること。 ■授業計画 1 回 Course Explanation/Self introduction 2 回 Going overseas 3 回 Homestay 4 回 Going out 5 回 Directions 6 回 Eating out 7 回 Shopping 8回 ↓ 9 回 Small Quiz 10 回 Retail Sales 11 回 Telephone calls 12 回 Employment 13 回 Fashion Show 14 回 Review 15 回 Review ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 授業内に終わらなかった課題については、指示に従い授業外学習を行うこと。 ■成績評価の方法・基準 小テスト クラス内ハンドアウト 授業内確認テスト 授業参加 (出席・参加) 20% 40% 20% 20% ■教科書 Yuko Kobayashi & Manal Grant 著: Fashionable English: a language course for design students (Nan’ un-do) ■参考文献 特になし ■オフィスアワー・研究室 オフィスアワーはありません。連絡先:英語研究室(研究棟 3 階) ■備考 授業には必ず辞書を持参すること。 【43】 フランス語(総合)Ⅰ 山尾 聖子 1年 前期 選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 新しいことに挑戦する時の、ドキドキ・ワクワク感は、身体の中に眠っている大きなエネルギーを引き出 します。そして、外国語を学ぶことは、これまで想像もしなかった壮大な未知の世界へ踏み込む足がかりと なります。英語が苦手だった人も、新たなスタートラインに立ってみましょう。英語を見直すきっかけにも なるでしょう。 まず、フランス語の特徴を把握し、フランス文化の奥深さを知ることから始めます。 ■到達目標(学修成果) 挨拶、自己紹介ができる。名詞、冠詞、形容詞、動詞、前置詞の特徴を理解する。 1~1000 万までの数字のしくみを理解する。基本動詞を使った現在形の文章が作成できる。 ■授業計画 1 回 フランス語の特徴 2 回 綴り字と発音 3 回 辞書の使い方 4 回 日本とフランスの文化① 5 回 名詞と冠詞 6 回 基本動詞 7 回 形容詞 8 回 規則動詞と前置詞 9 回 日本とフランスの文化② 10 回 不規則動詞 11 回 数字 12 回 疑問文・否定文・命令文 13 回 フランス本探し 14 回 日本とフランスの文化③ 15 回 まとめと夏休みの学習法 日本語や英語とのちがい、フランス語の生い立ちについて。 フランス語の発音はむずかしそうですが、規則を覚えれば英語より簡単。 仏和辞書の引き方、読み方のコツがわかれば、知の世界が広がります。 日本におけるフランス文化の影響について。 第 2 の難関、名詞の男女形。身近な名詞を一気に覚えます。 基本的な動詞の直説法現在形を暗記してしまいます。 ファッション用語としても重要な色や形を表す形容詞を覚えます。 -er 型動詞の活用パターンと前置詞の使い方。 近年のフランスでの日本ブームについて。 使用頻度の高い不規則動詞の直説法現在形を暗記。 フランスの数字のしくみ全体を理解し、1~20 までは暗誦。 これまでに学んだ文を書き換えてみます。 大学図書館でフランス語の本を見つけましょう。 さまざまな分野での日本とフランスの文化の相互影響について。 覚えた単語を駆使して、自己紹介文を作ってみましょう。 ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 ◎大学図書館の資料や、インターネット、ビデオ、DVD、テレビ、ラジオ番組などによる身近な学習材料 を積極的にかつ有効に使うようにしましょう。 ◎通学の車中でフランス語の復習ができるサイトを紹介していきます。活用してみてください。 ◎夏休み中の復習次第で、11 月に実施されるフランス語検定試験5級合格も可能です。 ■成績評価の方法・基準 授業態度・姿勢 授業内の暗誦テスト 授業内の課題提出 まとめのテスト 1 回 30% 20% 30% 20% 読む、聴く、理解する、記憶する、表現する等なるべく多くの観点 から評価したいので、授業内で随時、課題やレポートをこなしてい ただきます。外国語修得には、日ごろの積み重ねが大切ですから、 何より出席状況を重視します。 ■教科書 全てフランス語(会話)Ⅰと共用。次年度も使用します。 ・サンプルマン(第三書房) ・ディコ仏和辞典(白水社) フランスの旬の話題のテキストを随時コピー配布 ■参考文献 学内に豊富に備えられているフランス語の書籍 ■オフィスアワー・研究室 木曜日(12 時 20 分~12 時 50 分)第 3 校舎講師控室(第 3 校舎 1 階) ■備考 6 月、11 月に学内で実施される実用フランス語検定試験の受検希望者対象に随時補習を行っています。 【44】 フランス語(総合)Ⅱ 山尾 聖子 1年 後期 選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 文の構造を理解するとともに、会得したことを他の人に伝える、自分の考えをフランス語の文にしてみ る、という表現力を養っていきます。フランスで人気の MANGA や映像を見ながら、服飾用語も習得します。 ■到達目標(学修成果) 11 月中旬までに、フランス語検定試験5級に挑戦できる程度の基礎知識を習得。 単語(500 語)は全て英語の綴りと並べて習得。 フランスの服飾関係インターネットサイトが検索できる。 ■授業計画 1 回 綴り字と発音 フランス語の綴りに慣れたところで、再度発音の確認をします。 2 回 形容詞 指示形容詞、所有形容詞のまとめ 3 回 前置詞 時や場所の表現のまとめ 4 回 聞き取りのコツ 数字や短縮形の聞き取りの練習 5 回 文章を読む① 「星の王子様」 「ぺネロペ」 「プチ・ニコラ」など人気キャラクター紹介 6 回 文章を読む② 料理レシピやシャンソンの歌詞を解読 7 回 服飾用語① 衣裳博物館の資料に関するフランスの歴史的な服飾用語の変遷説明 8 回 服飾用語② 図書館にある服飾関係のフランス語書籍の紹介 9 回 服飾用語③ フランスの服飾専門学校のテキストやネット通販カタログの解読 10 回 過去の表現 近接過去、複合過去形の使い方 11 回 未来の表現 近接未来、単純未来形の使い方 12 回 インターネット検索① フランスの旬の話題や服飾関係のサイトを紹介します。 13 回 インターネット検索② フランスで人気の通販サイトを翻訳してみます。 14 回 見せるノート作成 学修ファイルからテーマを選び、ほかの人に「見せるノート」を作成します。 15 回 見せるノート発表 作成したノートを閲覧し、1 年間の学修成果を振り返ります。 ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 ◎大学図書館の資料や、インターネット、DVD、テレビ番組などによる身近な学習材料を積極的にかつ有 効に使うようにしましょう。 ◎昼休みに、質問受付、フランスの DVD 放映等行っていますので、気軽にお越しください。 ■成績評価の方法・基準 授業態度・姿勢 授業内の暗誦テスト 授業内の課題提出 まとめのテスト 1 回 ■ 30% 20% 30% 20% 読む、聴く、理解する、記憶する、表現する等なるべく多くの観点 から評価したいので、授業内で随時、課題やレポートをこなしてい ただきます。外国語修得には、日ごろの積み重ねが大切ですから、 何より出席状況を重視します。 教科書 全てフランス語(会話)Ⅱと共用。前期から継続使用 ・サンプルマン(第三書房) ・ディコ仏和辞典(白水社) フランスの旬の話題のテキストを随時コピー配布 次年度も使用します。 ■参考文献 学内に豊富に備えられているフランス語の書籍や雑誌 ■オフィスアワー・研究室 木曜日(12 時 20 分~12 時 50 分)第 3 校舎講師控室(第 3 校舎 1 階) ■備考 11 月、次年度 6 月に実施される実用フランス語検定試験の受検希望者対象に昼休みや空き時間に補習を 行っています。 【45】 フランス語(会話)Ⅰ Jacques Pech 1年 前期 選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 フランス語の音に慣れ、綴り字を見て発音できるように練習します。 ■到達目標(学修成果) 基本的な名詞、形容詞、動詞 200 語の発音ができる。 挨拶と簡単な自己紹介ができる。 ■授業計画 1回 挨拶と自己紹介 2回 文字を読む 3回 〃 4回 5回 文を読む 6回 7回 8回 9回 10 回 文を作って話す 11 回 12 回 13 回 14 回 学習効果のチェック 15 回 チェック結果の反省と夏休みの学習法について ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 自分で CD を繰り返し聞いて、発音できるように練習してください。 ■成績評価の方法・基準 学期末の総合評価だけでなく、出席を重視して日頃の取り組み姿勢を評価します。授業中は、まちがっ ても恥ずかしいと思わないで、たくさんしゃべってください。 授業態度・姿勢 授業内の会話テスト 筆記ミニテスト 3 回 まとめのテスト 1 回 30% 20% 30% 20% ■教科書 すべてフランス語(総合)Ⅰと共用、次年度も継続して使用します。 ・サンプルマン(第三書房) ・ディコ仏和辞典(白水社) 随時コピー配付 ■参考文献 大学図書館に豊富にあるフランス語の書籍 ■オフィスアワー・研究室 連絡研究室:教務課(本校舎 1 階)出講日:月曜日 ■備考 私を見かけたら、かならず《Bonjour!》と声をかけてください。 【46】 フランス語(会話)Ⅱ Jacques Pech 1年 後期 選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 聞き取り力をつけるとともに、文を作って発音する練習を重ね、自らすすんでフランス語を話せるように します。自然にフランス語で挨拶を交わせるようにがんばりましょう。 ■到達目標(学修成果) 数字や簡単な文を聞き取って正しく書くことができる。 自分の作った文を読むことができる。 ■授業計画 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 写真資料やビデオも参考にしながら、日常の状況に即した会話文を身に付けます。 9回 10 回 11 回 12 回 13 回 14 回 学習効果のチェック 15 回 チェック結果の報告と解説 ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 テキスト付録の CD を繰り返し聞いて、発音できるように練習してください。 ■成績評価の方法・基準 学期末の総合評価だけでなく、出席を重視して日頃の取り組み姿勢を評価します。授業中は、まちがっ ても恥ずかしいと思わないで、たくさんしゃべってください。 授業態度・姿勢 授業内の会話テスト 筆記ミニテスト 3 回 まとめのテスト 1 回 30% 20% 30% 20% ■ 教科書 すべてフランス語(総合)Ⅱと共用 ・サンプルマン(第三書房) ・ディコ仏和辞典(白水社) 随時コピー配付 次年度も使用します ■参考文献 大学図書館に豊富にあるフランス語の書籍 ■オフィスアワー・研究室 連絡研究室:教務課(本校舎 1 階)出講日:月曜日 ■備考 私を見かけたら、 《Bonjour, Monsieur Pech. Comment allez-vous ?》と声をかけてください。 【47】 中国語(総合)Ⅰ 盧 繁華 1年 前期 選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 中国語の授業ではまず中国語と日本語の語音系統と語法構成上の大きな相違点を認識し習得します。 総合授業は書く言葉と文の構築を中心にして勉強します。前期は中国語に重要な符号である形態素(語素) と詞(単語)からはじめ、それから作文に欠かせない中国語の語法と基本構文を学びます。 ■到達目標(学修成果) 中国語の基本文の組み立て方を明晰することを目標とします。 ■授業計画 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回 10 回 11 回 12 回 13 回 14 回 15 回 中国語語法の基礎 形態素(語素)と 詞(単語)の性質 中国語の組み立て 文の種類 中国語語法の基礎 構文の規則 総合まとめ ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 既習の単語や語句を積極的に復習して次回の授業内の筆記練習でチェックします。それから読解練習は宿 題として自習することがあります。 ■成績評価の方法・基準 平常評価(学習態度と筆記練習) 期末評価(筆記試験) 30% 70% ■教科書 『中文課本基礎編』(金星堂) ■参考文献 図書館にある中国語専門辞典類を利用し、中国語圏の新聞や書籍に関心を持って下さい。 ■オフィスアワー・研究室 オフィスアワー 月・木・金 14:45~17:00 【連絡研究室】中国語に関する問合せ先は研究棟3階中国語研究室 ■備考 【48】 中国語(総合)Ⅱ 盧 繁華 1年 後期 選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 前期に習った文の基本構造内容をマスターします。 授業の前半は中国語文章の構成に最も重要な品詞分類や常用語彙、やや複雑な文法・文型を学びます。後 半は和文中訳のトレーニングに交じって、中国語作文の基本技能を身に付けるように勉強します。 ■到達目標(学修成果) 品詞種類や文型・文法の働きを確り掌握して中国語文を書けることが目標にします。 ■授業計画 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回 10 回 11 回 12 回 13 回 14 回 15 回 基礎文型・文法のウォーミングアップ 品詞の分類と働き 名詞、動詞、形容詞、数量詞などの文法的機能 副詞、介詞、接続詞、助詞などの修飾的作用 常用フレーズの種類 文成分、文の構築 構文の複雑化 和文中訳の基礎 総合まとめ ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 既習の内容を復習して次回の授業内の筆記練習でチェックします。それから読解練習は宿題として自分で 積極的に自習して下さい。 ■成績評価の方法・基準 平常評価(学習態度と筆記練習) 期末評価(筆記試験) 30% 70% ■教科書 前期の『中文課本基礎編』 (金星堂)を継続使用します。 ■参考文献 図書館にある中国語専門辞典類を利用し、中国語圏の新聞や書籍を活用して下さい。 ■オフィスアワー・研究室 オフィスアワー 月・木・金 14:45~17:00 【連絡研究室】中国語に関する問合せ先は研究棟3階中国語研究室 ■備考 【49】 中国語(会話)Ⅰ 盧 繁華 1年 前期 選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 会話授業は総合授業の内容に繋がっているが、音声学習を重点にします。 前期は中国式表音ローマ字の発声とその特徴、表記規則からスタート勉強し、それから話す言葉に必要な 語彙やフレーズや基礎語句をあわせて学びます。 ■到達目標(学修成果) 中国語の発声の弱点を克服し規範的な発音をマスターすることをめざします。 ■授業計画 1 回 発音訓練キャンプ 中国語の音声しくみ(発声) / 表記方(スペリング) 2回 3 回 第 1 課「おはようございます」 人称代名詞 / 日常挨拶の言葉 4回 5 回 第 2 課「これは本ですか」 名詞述語文(A は何だ) / 肯定文・否定文・疑問文 6回 7 回 第 3 課「今日は何日ですか」 反復疑問文 / 数と年・月・日・時刻 8回 9 回 第 4 課「あなたは何を学びますか」 動詞述語文(A はどうする) / 形容詞述語文(A はどうだ) 10 回 11 回 第 5 課「録音機はどこにありますか」 存在を表わす文 / 場所や方向について言葉 12 回 13 回 第 6 課「あなたたちの教室は何階ですか」 主述述語文(A の B は何だ、A は B がどうだ) 14 回 15 回 総合まとめ ■授業に向けての準備学習と授業時間外の学習 毎課の新出単語を積極的に調べて予習しておき、次回の授業内でチェックします。 ■成績評価の方法・基準 平常評価(学習態度、小テスト) 期末評価(口述テスト) 30% 70% ■教科書 総合授業の『中文課本基礎編』 (金星堂)を共同使用し、授業の都合によってプリントを配布します。 ■参考文献 図書館にある中国語専門辞典類を利用し、中国語圏の新聞や書籍に関心を持って下さい。 ■オフィスアワー・研究室 オフィスアワー 月・木・金 14:45~17:00 【連絡研究室】中国語に関する問合せ先は研究棟3階中国語研究室 ■備考 【50】 中国語(会話)Ⅱ 盧 繁華 1年 後期 選択 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 後期は前期の内容に継続して進みます。 語彙や常用文型の種類を増やしながら音声学習のリスニング、シャドーイングなどの練習方法、と日中語 の逐次通訳の基礎的なスキルも含めて学びます。 ■到達目標(学修成果) 言葉が聞き取れる、話せる基本技能を身につけることを目標とします。 ■授業計画 1 回 第 7 課「あなたのお父さんはどこにお勤めですか」 2回 常用介詞の用法 3 回 第 8 課「私は朝 6 時に起きます」 4回 動作の時点や期間の言い回し / 動詞連用Ⅰ 5 回 第 9 課「家から学校まで 1 時間がかかります」 6回 動作の回数と目的語 / 動詞連用Ⅱ 7 回 第 10 課「あなたはどこに行きましたか」 8回 9回 動作の完了形 / 動作の方向を示す / 動詞連用Ⅲ 10 回 11 回 第 11 課「私はまた遅刻してしまいました」 12 回 13 回 三大助詞の用法 / 二重目的語 14 回 15 回 総合まとめ ■授業に向けての準備学習と授業時間外の学習 毎課の新出単語やフレーズを積極的に調べて予習しておき、次回の授業内でチェックします。 ■成績評価の方法・基準 平常評価(学習態度、小テスト) 期末評価(口述テスト) 30% 70% ■教科書 総合授業の『中文課本基礎編』 (金星堂)を共同使用し、授業の都合によってプリントを配布します。 ■参考文献 図書館にある中国語専門辞典類を利用し、中国語圏の新聞や書籍に関心を持って下さい。 ■オフィスアワー・研究室 オフィスアワー 月・木・金 14:45~17:00 【連絡研究室】中国語に関する問合せ先は研究棟3階中国語研究室 ■備考 【51】 日本語Ⅰ 馬場 光子 1年 前期 選択 留学生対象 ( 4 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 この授業は、項目ごとに興味深いテ-マを追いながら、日本語の「読む」 「書く」 「話す」 「聞く」などの 技能を学習します。 ■到達目標(学修成果) 新しい文型・表現を練習して、日本語2級程度の力を身に付けます。 ■授業計画 1 回 授業の方針・概要を知る。自己紹介をする。 2 回 日本語実力テスト実施。 3 回 たとえる -動物を使ったことばを中心に、比喩を学ぶ- 4回 ○「~と言います」 ・ 「たとえ~でも」 ・「~ほど~はない」 5 回 つたえる -結婚式の招待状を通して、伝える手段・方法・道具についての可能性を知る- 6回 ○「~ことにした」 ・ 「~よう」 7 回 はたらく -単身赴任- 8回 ○「~がる」 ・ 「できるだけ~するようにする」 ・ 「~なんて」 ・ 「~とか~とか」 9 回 あきれる -生活習慣や価値観の違いなどについて考える- 10 回 ○「~(さ)せる」 ・ 「~たばかり」 ・ 「~と聞いていた」 11 回 たべる -日常生活における「食べる」ことの位置づけについて話し合ってみる- 12 回 ○「~ものだ」 ・ 「~てみると、思ったより~」 13 回 あそぶ -日本人の「遊び」に対する考え方をめぐって話し合う- 14 回 ○「~といっても」 ・ 「~まで」 ・ 「~し、~し」 ・ 「もしかすると~のかもしれません」 15 回 いう -どのような言い方をすれば、相手に正しく気持ちが伝えられるのか- 16 回 ○「~つもり」 ・ 「~させられる」 17 回 かざる -外見が人にあたえる影響について話し合う- 18 回 ○「~くらい~はない」 ・ 「~といえば」 ・ 「~ば、それだけで~」 ・ 「~と同時に」 19 回 あらわす -色について考える- 20 回 ○「せっかく」 ・ 「どうしても~ようとしない」 ・ 「~たものだ」 ・ 「~ように思う」 21 回 いきる -生きがいについて考える- 22 回 ○「~まま」 ・ 「つまり」 ・ 「~から~にかけて」 ・ 「~やら~やら」 23 回 こまる -情報について考える- 24 回 ○「~ものの」 ・ 「~につれて」 ・ 「~ば~ほど」 ・ 「~として」 25 回 あつまる -高齢者について考える- 26 回 ○「~ところ」 ・ 「~にとって」 27 回 ○「~ものですから」 ・ 「きっかけ」 28 回 つかう -機械と人間の役割分担- 29 回 ○「~はずだ」 ・ 「~からといって、~わけではない」 30 回 ○「~どころか~さえ~ない」 ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 漢字・用語を調べ暗記する ■成績評価の方法・基準 授業態度・姿勢 20% 日常課題 20% テスト 60% ■教科書 『テ-マ別 中級から学ぶ日本語』 (KENKYUSHA) ■参考文献 必要に応じて、配布する ■オフィスアワー・研究室 前期 第 4 土曜日(12 時 10 分~12 時 50 分)第 3 校舎講師控え室(第 3 校舎 1 階) 後期 なし 連絡先:本校舎 1 階教務課 ■備考 なし 【52】 H日本語Ⅱ 馬場 光子 1年 後期 選択 留学生対象 ( 4 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 この授業は、項目ごとに興味深いテ-マを追いながら、日本語の「読む」 「書く」 「話す」 「聞く」などの 機能を、無理なく学習できるようにしています。 ■到達目標(学修成果) 日本語2級程度の力を身に付けて、さらに上を目指します。 ■授業計画 1 回 夏休みの体験を語る 2 回 日本語実力テスト実施 3 回 であう -きっかけや影響を受けたこと- 4回 ○「~ては~」 ・ 「~たところ」 ・ 「~うちに」 ・ 「まさか~はずがない」 5 回 わかりあう-日本人の内と外の意識- 6回 ○「~わけだ」 ・ 「~ながら」 ・ 「~しようと」 ・ 「~まい」 7 回 がんばる -サラリーマンの生活- 8回 ○「~ように言う」 ・ 「~まい」 ・ 「~たところで」 ・ 「~と」 9 回 わける -人間をタイプに分ける- 10 回 ○「~とおり~」 ・ 「~た上で」 ・ 「~によって」 11 回 かこむ -家族の集まる部屋- 12 回 ○「~べき」 ・ 「~というのである」 ・ 「とても~ない」 ・ 「~にもかかわらず」 ・ 「せめて」 13 回 おもいだす-思い出- 14 回 ○「~限り」 ・ 「どちらにしても」 ・ 「もっとも~といっても」 ・ 「~ふう」 15 回 しらせる -報道について、問題点・責務を論じる- 16 回 ○「~ことに」 ・ 「~を通して」 ・ 「あたかも~かのように」 ・ 「~とはいえ」 ・ 「~だけに」 17 回 まもる -自然と環境- 18 回 ○「~する一方」 ・ 「~ずつ」 ・ 「比べものにならない」 ・ 「~次第」 19 回 ふれあう -旅をする- 20 回 ○「~がち」 ・ 「さすが~」 ・ 「~の下で」 ・ 「それにしても」 21 回 うたう -歌と文化- 22 回 ○「~以上」 ・ 「~に応じて」 ・ 「~なんて、およそ~ない」 23 回 ○「やむを得ず~する」 24 回 なおす -医療技術と人間の幸福- 25 回 ○「その一方で~」 ・ 「~をはじめ」 ・ 「~をめぐって」 26 回 ○「~わけにはいかない」 27 回 のびる -経済の発展- 28 回 ○「~における」 ・ 「~においては」 ・ 「~さえ~ば」 29 回 ○「~たびに」 ・ 「~つつある」 30 回 ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 漢字・用語を調べ暗記する ■成績評価の方法・基準 授業態度・姿勢 20 % 日常課題 20 % テスト 60 % ■教科書 『テ-マ別 中級から学ぶ日本語』 (KENKYUSHA) ■参考文献 必要に応じて、配布する ■オフィスアワー・研究室 前期 なし 連絡先:本校舎 1 階教務課 後期 第 4 土曜日(12 時 10 分~12 時 50 分)第 3 校舎講師控え室(第 3 校舎 1 階) ■備考 なし 【53】 教師論 豊田 岩男 1年 後期 教職課程必修 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 教職の意義や教員の仕事の内容、教員の服務や研修などを取り上げ、 「教師」とは何かを考えます。 教育課題が山積している現状を見つめつつ、皆さんと一緒に教職の基礎を学び、教師の基礎的能力を身に つけます。 ■到達目標(学修成果) 教職の意義や教員の役割が理解できる。教員の職務内容である研修、服務及び身分保障等が理解できる。 現代社会が抱えている教育課題に自分の意見を持つことができる。教師としての基礎的能力が身につく。 ■授業計画 1 回 ガイダンス 教員になるには、教員の現状、教職を志す学生の皆さんへの期待 2 回 学習指導① 学習の実態、学習指導要領の改訂について 3回 ② 授業作りと教材、評価 4 回 生活指導① 学校生活の実態、学習指導要領―特別活動、部活動、新しい生活指導 5回 ② 生徒理解、教育相談、学級経営 6 回 進路指導① 進路指導の実態 生徒理解 教育相談 7回 ② キャリア教育の現状 8 回 学校運営 校長の学校経営計画、マネジメントサイクル、外部評価 9 回 教員制度① 身分、待遇 10 回 ② 養成、教員免許制度 11 回 ③ 採用 12 回 教員の服務 13 回 教員の研修 14 回 学校教育の制度、学校組織 15 回 まとめ ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 教師は、一般常識を備えた社会人であることが前提となります。そのためには TV ニュースを見たり、日々 の新聞を読み、 「私のニュース解説」という課題を作成していただきます。毎日、15分~30分は必ずそ の日の新聞に目を通し、次回の授業までに一週間の中で最も注目した教育関連記事を取り上げ、 「私のニュ ース解説」を作成してください。毎回、グループにより、教育課題についてプレゼンテーションをして頂き ます。また、前回の講義で学習した内容を、必ず復習したうえで次回の講義に出てください。 ■成績評価の方法・基準 期末試験 40 % 課題提出・意見発表 30 % 授業態度 10 % 授業出席率 20 % 期末試験は、1000字程度で論述していただく形式になります。 ■教科書 佐藤 徹 編著「教職論」東海大学出版会 ■参考文献 土曜日 授業終了後 PM 3:00~5:00 ■オフィスアワー・研究室 出講日:土曜日 授業終了後 (PM3:00~5:00) 場所:入試広報部(本校舎 1 階) ■備考 ・毎回、授業ごとに出欠を確認します。 連絡先:入試広報部 【54】 教育心理学 手島 陽介 1年 後期 教職課程必修 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 教育心理学的視点により、基礎領域について概説し、最近の教育現場においてみられる問題を、教育心理 学的見地から学んでいく。 ■到達目標(学修成果) 教育心理学の基礎知識を理解し、教師としての生徒とのかかわり方の基礎を体験的に学習し習得すること が目標である。 ■授業計画 1 回 発達の要因、発達の理論などについて解説する。 2 回 発達段階と発達課題などについて解説する。 3回 その2 4 回 学習理論、動機づけの理論などについて解説する。 5 回 学習指導の理論、学習指導の方法などについて解説し、同時に体験学習をする。 6回 その2 7 回 学級集団の意義、交友関係の特徴などについて解説し、同時に体験学習をする。 8回 その2 9 回 生徒と教師との関係、教師の役割などについて解説し、同時に体験学習をする。 10 回 教育評価の意義、教育評価の方法などについて解説し、同時に体験学習をする。 11 回 その2 12 回 障害の種類、障害の心身の特徴などについて解説する。 13 回 その2 14 回 障害児教育の方法などについて解説する。 15 回 まとめ ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 授業で扱えない教育心理学の基礎知識を自学自習することを要望する。 ■成績評価の方法・基準 授業態度・姿勢 30% 定期試験 70% 集中授業の態度、小テスト、レポートを総合評価する。 ■教科書 松原達哉 『教育心理学』 丸善出版 その他、進行に合わせてプリントを配布する。 ■参考文献 必要に応じてプリントを配布する。 ■オフィスアワー・研究室 前期:水曜日(12:00-15:00)研究室 後期:水曜日(12:00-15:00)研究室 【連絡研究室】心理学研究室 (研究棟1階 6015) ■備考 体験学習は集中授業とします。日程は1回目の授業で、受講生と相談します。 【55】 (教育制度論 白井 勝美 1年 後期 教職課程必修 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 1年生後期から教職課程の履修開始となります。本授業では、 「教育」を「学ぶ立場」から、初めて「教 える立場」に転換して学ぶ皆さんに、教育制度の仕組みと構造を総括的に講義します。また、教員養成に制 度化されている介護等体験準備(評価含む)も本授業で実施します。 ■到達目標(学修成果) ①教育制度の関連法規である「日本国憲法 23 条・26 条を代表とする教育関連条文」 、 「学校教育法1条校 を代表とする学校教育法内の教育関連条文」 、 「教育基本法の 55 のキーワード」 「その他制度に関する重要事 項」を習得できる。②日本の教育制度の基本構造を知る。③授業を通して、現状の日本の「学校教育」の現 状について知る。 ■授業計画 1 回 オリエンテーション ・授業計画 ・本学教職課程の概要 ・小レポートの作成 2 回 学校教育を考える① ・前回小レポートの内容紹介を通して、 「学校教育」を考える。 Aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa あ・教職課程履修申告の締切り 3 回 学校教育を考える② ・教育制度の概要と制度に関わる法規1(憲法・基本法他含む) 4 回 4年生「教育実習報告会」聴講 5 回 教育制度 ・教育制度の構造と歴史と制度に関わる法規2(憲法・基本法他含む) 6 回 教育制度 ・教育制度の仕組み1 7 回 教育制度 ・教育制度の仕組み2 8 回 教育制度 ・戦前と戦後の歴史 9 回 教育制度と教育改革 ・日本の教育制度がどのように改革されているのか現状を知る1 10 回 教育制度と教育改革 ・日本の教育制度がどのように改革されているのか現状を知る2 11 回 教育制度の仕組み ・「学習指導要領」等を通して教育制度を考える1 12 回 教育制度の仕組み ・「学習指導要領」等を通して教育制度を考える2 13 回 介護等体験 ・オリエンテーション1 14 回 介護等体験と学校制度・オリエンテーション2と学校制度全般について 15 回 まとめ ・前期授業のまとめ ★「教育制度」については、主に「学校制度」を中心としている。 ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 【準備学習】 ①毎回の授業に向けて前回の授業内容をプリントで必ず見直しておくこと。 ②繰り返し学習を組み込んでいます。既得事項を毎時間復習しますので授業前に準備をしておくこと。 【授業時間外の学習】 ①新聞等で「教育」に関連する記事に注目する。関心記事のスクラップを作成することを勧める。 ②本学図書館所蔵『教育 新聞切り抜き』を閲覧することを勧める。 ■成績評価の方法・基準 授業態度・姿勢 30% ① 定期試験 ② 小レポート ③ 授業姿勢(欠席・遅刻も含む) ・日常課題を重要視する。 日常課題 30% ④ その他追加については授業時に指示する。 定期試験 40% ■教科書 授業時に指示する。 ■参考文献 授業時に指示する。 ■オフィスアワー・研究室 前期 水曜日(11 時 00 分~14 時 00 分)教務課(本校舎)又は来訪者の都合の良い時間を設定します。 後期 水曜日(11 時 00 分~14 時 00 分)教務課(本校舎)又は来訪者の都合の良い時間を設定します。 研究室 教育実習研究室(研究棟 4 階)日常は教務課に在室しています。 ■備考 履修便覧の「教職課程について」を必ず読んでおいてください。 【56】 生涯学習概論 柄越 祥子・米山 光儀 1年 後期 学芸員課程必修 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 「生涯学習」という言葉は日常的に耳にする言葉ではありますが、学芸員という専門家を目指すにあたり、 「生涯学習」についても、学習者の学びを援助するという視点から教育学的に捉えなおしていただきたいと 思います。その上で、生涯学習の現場に繋がっていくような、政策理念や制度の知識にも触れていただきま す。授業ではフィールドワーク報告やグループディスカッションなども取り入れていく予定です。また、毎 回授業の終わりに質問表の提出をしていただきます。 ■到達目標(学修成果) 生涯学習論の基礎知識を学び、学芸員として勤務する上での素地となる生涯学習理論を習得することを到 達目標とします。 ■授業計画 1 回 オリエンテーション・生涯学習とは何か(定義と歴史) 2 回 生涯学習の現代的意義 3 回 発達理論と生涯学習 4 回 生涯学習の学習内容 5 回 生涯学習の形態・方法 6 回 職業生活における生涯学習 7 回 学校による生涯学習支援 8 回 施設による生涯学習支援① 9 回 公共施設での生涯学習支援の実際(フィールドワーク) 10 回 施設による生涯学習支援② 11 回 生涯学習支援と情報化 12 回 国による生涯学習 13 回 地方公共団体の生涯学習 14 回 民間による生涯学習支援 15 回 まとめ ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 教科書や参考書での予習と復習を15時間、また実際の公共施設を見学するフィールドワーク及びグルー プワークの準備を15時間程、行っていただきます。教科書等の関連箇所は授業内に指示します。 ■成績評価の方法・基準 定期試験 グループワークへの取り組みや質問表の内容 出席状況 60% 30% 10% ■教科書 『よくわかる生涯学習』ミネルヴァ書房 ■参考文献 『生涯学習の基礎』学文社 ■オフィスアワー・研究室 前期:なし 連絡先 本校舎 1 階教務課 後期:土曜日の授業の前後 第 3 校舎講師控室(第 3 校舎 1 階) ■ 備考 なし 【57】 博物館概論 丸山 憲子 1年 後期 学芸員課程必修 ( 2 単位 講義 ) ■授業の方針・概要 明治時代に誕生した我が国の博物館を歴史や機能、社会的、政治的、法制度の観点から包括的に外観し、 今なお存在し続ける意義について理解する。そのうえで自らがその運営の最前線で求められる博物館学にお ける諸理論を中心に講義を行い、概括的な理解を促すとともに、必要な知識を習得させる。 ■到達目標(学修成果) ・博物館学の理論・方法論、博物館史等の理解と習得 ・一線で求められる学芸員の資質の養成 ■授業計画 1 回 現代博物館とは、博物館学とは、そして学芸員とは何かを最初に認識させる。そのために現代社会に 存在する博物館の種類、その博物館の生涯学習の中での必要性と学芸員の役割・使命及びそれを導く ための博物館学の内容を講義する。 2 回 博物館学がどのようにして生まれ、今日に発展したかを学史として認識させる。そのために自然科 学・人文科学の諸科学と関連して、博物館学の黎明記から現代の起動期に至る過程を講義する。 3 回 西欧ではどのようにして博物館が生まれ、今日の博物館がどのようにして発展したかを認識させる。 BC300 年 MOUSEION から古代・中世・近世の歴史的経緯を展開し、19世紀以降の博物館の特色と現代博 物館理念の確立を講義する。 4 回 西欧の博物館史に対比させ、わが国の博物館の歴史的展開を認識させる。そのため古代の正倉院は博 物館のはじまりか?から中世・近世の流れを西欧のそれと対比しながら、明治以降現代に至るまでの 我が国の博物館事情を講義する。 5 回 総論として、現代社会における博物館の果たすべき目的理念を、現存する博物館の事例をあげて講義 する。 6 回 「博物館法」第三条に示す博物館事業について説明し、生涯学習時代において、博物館は如何なる活 動をすべきかを講義する。 7 回 ただ博物館といっても記念館や資料館も含まれているが、それらの機能はどういうものかを理解させ、 理想とする博物館の機能はどうあるべきかを講義する。 8 回 現代博物館のあり方について、その種類を専門領域別に分類し概観することで、理解させる。 9 回 博物館の活動を支えるハード面の特長について検証し、現代博物館に必要な建物構造、施設・設備に ついて講義する。 10 回 博物館における管理・運営について、現実の館園をふまえて、理想像を理解させる。博物館の人事 組織(含運営委員会・職員構成)及び学校・公民館・図書館等関連機関とのネットワーク、さらに館長 論、学芸員論に及ぶ講義をする。 11 回 学芸員は現代博物館を推進させるためには「博物館法」を理解していなければならないので、法の精 神とその内容を講義する。 12 回 法以外に現代博物館の活動を支えている制度等について講義する。 13 回 博物館人は貴重な博物館資料を管理・運営する人材であり、さらに人と人が接する機能を担う人材で もあるため、特に倫理面で注意をはからねばならない。そのため ICOM で取り決めた博物館倫理を理 解させる。 14 回 博物館は自然系資料と人文系資料を取り扱う場であり、さらにそれらを媒体として自然保護思想およ び文化財保護思想を学芸員は啓発しなければならない。そのため「自然保護法」および「文化財保護 法」の精神とその内容を講義する。 15 回 まとめ ■授業に向けての準備学修内容と授業時間外の学修内容 数多くの博物館及び類似施設を自由見学する。 ■成績評価の方法・基準 授業態度・姿勢・出席 30% 取組姿勢 30% 授業内小試験他 40% ■教科書 なし ■参考文献 博物館ハンドブック 加藤有次 椎名仙卓 共編著 雄山閣出版 博物館学総論 加藤有次著 雄山閣出版 ■オフィスアワー・研究室 土曜日(12:10-12:50)第 3 校舎講師控え室(第 3 校舎 1 階) ■備考 なし