Comments
Description
Transcript
Graphs and Automata Exercise 12
Graphs and Automata Exercise 12 May 24 1. {0n 12n : n ∈ N} が正則言語でないことを示せ. 2. 正則言語でない集合を挙げ、それが正則言語でないことを示せ. 3. 文脈自由文法 S → 0S11|ϵ (つまり ({S}, {0, 1}, {S → 0S11, S → ϵ}, S)) で生成される言語を求めよ. 4. 文脈自由文法について (a) 文脈自由文法 S → a, (つまり ({S}, Σ, {S → a}, S), a ∈ Σ) で生成される言語は何か? (b) 文脈自由文法 S → ϵ, (つまり ({S}, Σ, {S → ϵ}, S)) で生成される言語は何か? (c) 文脈自由文法 ({S}, Σ, ∅, S) で生成される言語は何か? (d) A, B ⊂ Σ∗ が文脈自由文法で生成 (こういった列の集合を文脈自由言語という) されるとき, A ∪ B も文脈自由言語であることを示せ. (ヒント:L(G) = A, L(G′ ) = B となる文脈自由文法 G = (N, Σ, P, S), G′ = (N ′ , Σ, P ′ , S ′ ) につい て G′′ = (N ∪ N ′ , Σ, P ∪ P ′ ∪ {T → S, T → S ′ }, T ) で生成される言語は?) (e) A, B ⊂ Σ∗ が文脈自由言語のとき, AB も文脈自由言語であることを示せ. (f) A ⊂ Σ∗ が文脈自由言語のとき, A∗ も文脈自由言語であることを示せ. (g) 正則言語は文脈自由言語であることを示せ. (ヒント:正則言語を表す正則表現についての帰納法と上の上の小問 1∼6) 5. 文脈自由文法 G = ({A, B, C}, {a, b}, P, S), ただし P を以下の規則からなるものとする. S → AB | BA | A | B, A → CAC | a B → CBC | B C→a|b このとき L(G) =∼ {ww : w ∈ {a, b}∗ } となることを示せ. ヒント: G で生成される列 が (a) 奇数長さの任意の列 (b) xayubv で |x| = |y|, |u| = |v| となる任意の列 (c) xbyuav で |x| = |y|, |u| = |v| となる任意の列 であることを示し, ww の形とはなりえないこと, さらにそうした任意の列が G で生成されることを示せ. 6. 以下が同値であることを主張する Myhill-Nerode の定理について I. R は正則言語 II. R の Myhill-Nerode 関係がある III. ≡R を def x ≡R y ↔ ∀z ∈ Σ∗ (xz ∈ R ↔ yz ∈ R) とすると 同値関係 ≡R の同値類は有限個 について (a) II→III の証明について, ≡ が R の Myhill-Nerode 関係のとき, 任意の z に対して x ≡ y ならば xz ≡ yz を |z| についての帰納法で示し, II→III を証明せよ. (b) III→I の証明について, ≡R から M = (Q, Σ, δ, s, F ) を次で定める. Q = {[x]≡ : x ∈ Σ∗ } F = {[x]≡ : x ∈ R}, s = [ϵ]≡ , δ([x]≡ , a) = [xa]≡ としたときに ˆ(δ)(a, x) = [x]≡R となることを |x| についての帰納法で示し, III→I を証明せよ. 7. 前回の演習問題 6 の方法で DFA M = (Q, Σ, δ, s, F ) を最小化したものを M≈ = (Q′ , Σ, δ ′ , s′ , F ) として, DFA N = (R, Σ, ρ, t, G) について, L(M≈ ) = L(N ) と仮定する. また, p ∈ Q に対して, xp を δ(s′ , x) = p となる x ∈ Σ∗ で辞書式順序で最小のもの, 特に xs′ = ϵ とすると, M に到達不可能な状態がないため, 任意の p ∈ Q′ に対して xp がただひとつ定まる. このとき, f : Q → R を f (p) = ρ̂(t, xp ) とすると, f が単射である (前回の演習 6f(ii)). N を同様の方法で最小化した DFA (R′ , Σ, ρ′ , t′ , G′ ) について, g : R′ → Q′ を f と同様の方法で定める と, 同型写像になることを示せ. 2