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会社案内パンフレット【PDF】
株式会社アルメックVPⅠ A L M E C C O R P O R AT I O N 総合計画 Master Plan 観光まちづくり Tourism and Community Design 地区交通 Local Traffic Improvement 社会実験 Pilot Project 事業評価 Project Evaluation バリアフリー Barrier-free 震災復興 Reconstruction of Earthquake Disaster 交通需要予測 Traffic Demand Forecast 交通施設 Transportation Facilities 公共交通活性化 Public Transport Enhancement 地区整備・コミュニティ開発 Town and Community Development 防災計画 Disaster Mitigation Planning 公共交通指向型開発 Transit Oriented Development 交通安全 Traffic Safety 気候変動対策 Climate Change Strategies 海運・港湾・物流計画 Maritime Transport, Port and Logistics 環境都市 Eco-city 官民連携 Public-Private Partnership 経済産業政策 Economic and Industrial Policy 地域総合交通 Regional Transport Planning 業務実績・会社案内 Planning & Manegement Consultant 都市化社会から都市型社会、そして成熟社会へ。成熟社会と は本来、心の豊かさや生活の質に重きを置く平和で自由な社会で あるとされていますが、超高齢・人口減少社会を間近に控え、経 済の低成長、産業の空洞化、度重なる自然災害など、将来への懸 念は払拭されていません。 このため、まちづくりにおいては、経済転換や人口減少を前提と した、持続可能な社会システムへの再構築が迫られており、ハー ド整備における効率的投資と維持修復・利活用重視、行政主導 から地域主導、そして適正密度への誘導という3つの流れを着実 に実施することが必要です。さらに、都市空間を文化や交流など、 人が係わりあえる舞台として設え直していくことが重要で、これに 市民と行政がともに楽しく関わることのできる仕掛けと、幅広い 層で合議していく仕組みづくりが必要です。 一方、国際社会でのコンサルティング業務に目を向けると、韓 国や中国、インドなどの台頭、アフリカ問題や中東問題、テロとの 戦い、ODA 財源の縮小など、厳しい環境の中で我が国のより戦 略的な経済協力や技術協力が求められています。 いまコンサルタント業界では、国内外を問わずこうした急速な 社会環境の変化に対応することのできるプロフェッショナルが求 められています。アルメックVPI は、40 余年にわたる伝統を革新 のバネとし、柔軟な発想と透徹した都市哲学に貫かれたプランナ ー精神をもって、創造的な成果を提供して行きたいと考えています。 株式会社アルメックVPⅠ ALMEC CORPORATION 国内の業務紹介 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3 海外の業務紹介 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 17 01 都市全体のまちづくり計画 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3 01 地域開発計画・戦略/観光計画 ‥‥‥‥‥‥‥ 17 02 個別のまちづくり計画 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 4 02 都市開発計画・戦略 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 18 03 観光まちづくり/産業・地域振興‥‥‥‥‥‥‥ 5 03 都市と交通の一体開発計画 04 バリアフリー/歩行空間/サイン ‥‥‥‥‥‥ 6 04 国際・広域交通計画 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 20 05 都市全体の交通計画 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 7 05 都市全体の交通計画 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 21 06 地区の交通計画 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 8 06 都市交通事業計画 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 22 ‥‥‥‥‥‥‥‥ 19 07 バス・自転車・二輪車・舟運計画 ‥‥‥‥‥‥‥ 9 07 海運・港湾・空港・物流計画 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 23 08 施設開発に伴う交通計画‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 10 08 交通安全・ITS‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 24 09 交通施設/都市施設計画・設計 ‥‥‥‥‥‥‥ 11 09 環境・防災 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 25 10 交通社会実験/事業評価 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 12 10 社会・コミュニティ開発 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 26 11 地球環境 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 13 11 経済産業政策・官民連携 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 27 12 安全安心 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 14 12 調査・研究・評価 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 28 まちづくりの沿革とアルメックVPI ‥‥‥ 15 会社概要‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 29 01 都市全体のまちづくり計画 都市の有り様は不可逆的であるため、幅広い視野で針 ■市町村都市計画マスタープラン 皆で将来を深慮する好機と捉えられます。もはや人口減少 ■都市計画区域マスタープラン 社会となり、これまでの都市計画は通用せず、都市づくりの ■長期総合計画 理念や方法論の転換が必要です。 路を見定める必要があり、その全体計画の策定・改定は、 北区都市計画マスタープラン改定 柏崎市第四次総合計画後期基本計画策定 都区部でトップクラスの高齢先進都市であることを背景として、 経済的な豊かさだけでは、幸福にならないのではないかという 成熟社会に対応したキーワードとして「人にやさしい」 「歩いて暮ら 観点から、総合的な視点から評価しようとする動きがある。とくに せる」 「支え合う」といった視点を柱に将来像を定め、ソフト面にも ブータンが有名で、そのGNH(国民総幸福指数)には、経済水準・ 踏み込んだ方針とした。また、下町が多いなか、路地をはじめ様々 健康・教育・生態系の多様性・コミュニティの活力と回復力・精神 な地域資源を持ちつつも、それをうまくアピールできていないとい の健康・よい統治・文化的回復力と許容能力・日常生活での時間 う区の現状を打開するため、北区ならではの「外に向けたまちづく 配分といった評価視点がある。中越沖地震後の改めての基本計画 り」に注力した。 【北区】 として、こうした視点を踏まえ策定に取り組んだ。 【柏崎市】 荒川緑地 北赤羽 北赤 北 赤羽 赤 羽 JR埼 京線 赤羽台さくら並木公園 赤羽岩淵 赤羽緑道公園・ 赤羽台公園 桐ケ丘中央公園 赤羽 赤羽公園 志茂 赤羽自然観察公園 赤羽スポーツの森公園 線線線 線 浜東北 JR京 清水坂公園 北運動公園 中越沖地震後の点検中の炉心部分の1つ (柏崎市の都市づくりは原発と共に進む) うるおいのあるまちづくり方針図 青森県都市計画基本方針策定 その他の主な実績 都市計画区域の整備、開発及び保全の方針が即すべき上位計 ●文京区都市マスタープラン改定/文京区 画として、県マスを策定した。当時は県土の約76%が区域外で、 ●東久留米市都市計画マスタープラン中間見直し/東久留米市 いわゆる都市計画上「計画なき所」であった。また広い県土に独 ●第2次平塚市都市マスタープラン策定/平塚市 立して区域が指定され、分散した生活圏が形成されていた。この ●千葉市都市計画マスタープラン作成/(財)都市計画協会 ため「計画なき所」の土地について都市計画上の方向性を与え、 ●柏市都市計画マスタープラン全体構想作成/柏市 分散した生活圏の整備、及び生活圏の連携のための基盤整備を ●ふじみ野市都市計画マスタープラン策定/(財)計量計画研究所 誘導する方針を定めた。 【青森県】 ●戸田市都市マスタープラン全体構想一次案作成/戸田市 都市と自然環境が共存し、農山漁 村と連携する広域生活・経済圏 豊富な自然環境がいつまでも身近 に感じられる広域生活・経済圏 ●市町村合併に伴う都市計画区域再編検討/茨城県 ●上越市のびやかJプラン2001(30年構想)策定/上越市 ●長生村都市マスタープラン策定調査/千葉県長生村 遠隔の町村 自然環境 生活小圏域 自然的環境 中心都市 農山漁村 農山漁村 キーワードタグ 時代潮流・法令改正 周辺の町村 遠隔の町村 自然環境 都市の質重視 市民参画手法・アウトリーチ 地域主権・自主条例 行政の無謬性・計画プロセス 生活小圏域 無秩序な市街地の拡大が抑制され、快適でゆと りある生活環境が持続する広域生活・経済圏 圏域内移動が安全で円滑 にできる広域生活・経済圏 目標とする広域生活・経済圏像 3 現行計画の検証 地域別懇談会 将来フレーム 審議会・議会対応 市民等意向調査 庁内調整 個別のまちづくり計画 国内の業務紹介 02 まちづくりの基本的な方針(都市マスなど) を、具体的に 実現していく過程で生じる業務領域です。現場重視で問題 ■まちづくり構想 ■都市計画決定・変更 点を把握し、課題や改善の方向を整理するとともに、解決 ■まちづくり協定 ■市街地整備計画 策を提示します。近年ではプランニングの妥当性に加え、関 係者の合意を促す共通解の抽出に力点を置いています。 ■地区計画 絶対高さ制限を定める高度地区の検討 既成市街地の再編に向けた検討 改定された都市マスタープランに盛り込まれた「建築物の高さ 更新期を迎えた既成市街地の土地利用や道路網、整備手法など の方針」を実現する手法として、絶対高さ制限を定める高度地区 の検討を行った。特に、街区の再編や機能の集約化、円滑な交通 を導入することになり、本業務では現在指定されている斜線型の 処理を支える道路網などを実現するために、区画整理手法の活用 高度地区の変更案ならびに運用上の基準を立案した。現状の建 を提案した。ただし当該地区は都市計画道路が整備済で、かつ新 物高さや市街地整備状況などを認識の上、個々に定める制限値の たに都市計画道路を指定する余地に乏しいことから、事業性を確 設定根拠や、現在の良好な市街地環境を阻害しない観点からの運 保する観点で、個々の公共施設整備に対応する補助制度の適用可 用基準づくりなどに注力した。 【文京区】 能性についてもあわせて検討した。 【UR都市機構・民間】 建築できない 真北 絶対高さ制限 福祉施設 きた住宅ゾーン 小学校 公園 公共公益施設 公共公益施設 公園 センターコアゾーン 公共公益施設 商業施設 みなみ住宅ゾーン 敷地境界線 広場 敷地境界線 公園 公共公益施設 市街地再編のゾーニング 絶対高さ制限のイメージ 中村橋駅周辺地区まちづくり推進 その他の主な実績 鉄道の高架事業や都市計画道路整備などの基盤整備を契機と ●足立区地区計画変更業務/足立区 して、バリアフリー化や商店街の活性化などをまちづくりの目標と ●柏崎市まちなか活性化方策検討/(財)電源地域振興センター した「地区まちづくり構想」策定を支援した。地元にまちづくりの意 ●暮らし・にぎわい再生事業計画策定 (高田地区) /上越市 識と責任感を持ってもらうため、まちづくり協議会を設立し、協議 会での討議を通じて構想をとりまとめた。構想策定後は、道路のバ リアフリー整備や地区計画などの個別検討に移行した。 【練馬区】 ●都市計画の見直し指針及び関連図書等作成/茨城県・古河市 ●東墨田地区地区まちづくり方策等検討/UR都市機構 ●JR稲毛駅東口周辺整備調査/千葉市 ●青戸六丁目地区地区計画策定/葛飾区 ●都立大学駅周辺整備構想・基本計画・実施計画/目黒区 中杉通り沿道の商店街 ○安全で安心して歩ける商店街 ●八街駅周辺地区まちづくり総合支援事業策定/八街市 ○便利で利用しやすい商店街 ○快適でまた来たくなる商店街 ●新幹線新駅周辺地区土地区画整理事業検討/上越市 補助 商店街 号線 中杉通り 区立施設周辺 133 キーワードタグ 住宅地 マスタープランの実現 区立施設周辺 住宅地 ○たくさんの文化やふれあいが育まれる場 ○緑豊かで住みよい住環境 ○安全で安心して歩ける道路 ○落ち着いた街並み ○緑豊かで安らげる場 ○安全で歩きやすい道路 まちづくり構想による将来像 手法の妥当性 行政の了解と支援 まちづくり協議会 補助制度 関係者への周知と合意 まちづくりニュース 都市計画審議会資料 地権者意向把握 都市計画図書作成 4 03 観光まちづくり/産業・地域振興 市民生活に大きな影響を与え、地域活力を支える産業は、 ■観光まちづくり計画 従来の創造と販売支援から、職と交流の場であるまちをフ ■産業振興ビジョン ィールドと考え、観光も含めたまちを育てる仕掛けを、総合 ■中心市街地活性化基本計画 的にマネジメントする視点で展開する必要があります。 社会経済の転換期の困難に直面しています。産業振興は、 向島・歴史と観光のまちづくり 茨城県観光振興基本計画策定 江戸以来の有形無形の観光資源を持つ墨田区の中でも、とりわ つくばエクスプレスの開業や百里飛行場の民間共用化などの交 け都内最大規模を誇る料亭街・向島エリアを対象として、その歴 通環境の変化、ニューツーリズムの進展とニーズの多様化といった 史や文化を活かした観光まちづくり計画を策定した。既存の観光 観光スタイルの変化などを踏まえた、茨城県全体の観光振興基本 資源と潜在的な観光資源を活かした回遊性創出のためのハード・ 計画を策定した。観光地としての茨城県の認知度の把握や県内の ソフト両面における施策提案を行い、特にまち歩き観光推進のた 既往観光計画をレビューしたうえで基本方針を定め、これを具現 めの快適な歩行空間の演出などの提案については、国の補助事業 化するための4つの戦略プロジェクトについて、事業内容および推 等による具体化検討も行なった。 【墨田区】 進体制、展開すべき県内エリアを提示した。 【茨城県】 歩行空間の演出によるまち歩き観光の推進 観光客5,000万人の実現へ 平塚市産業ビジョン策定 その他の主な実績 湘南の商都として栄えた歴史と農業・漁業を有し、街なかに大 ●西東京市産業振興マスタープラン策定/西東京市 規模工場を擁する平塚市の産業ビジョンの改定業務である。リー ●目黒区産業振興ビジョン策定/目黒区 マンショック直後の産業界のベクトルを前向きにするため、理念の サブタイトルに「連携して挑戦」と明記するとともに、部門毎の活 ●墨田区文化観光協会法人化検討・準備支援/墨田区文化観光 協会 性化に加え「分野横断的な振興」 「市場開拓・付加価値向上」 「経 ●石岡市観光振興計画策定/石岡市 営基盤強化」を柱建てし、 「新たな価値創造への挑戦」と「地域産 ●浅草・両国地域観光まちづくり推進組織支援/東京都 業の安定した発展」を産業振興の基本方針とした。 【平塚市】 ●高田地区中心市街地活性化基本計画変更/上越市 ●目黒区観光ビジョン作成・観光まちづくり協議会運営/目黒区 ∼ 連 携して挑 戦∼ な産 多彩 らめき 躍 動するまち・ ひら 業 がき つか 工業 農業 ●浅草地域まちづくり総合ビジョン策定支援/ (財) 都市計画協会・台東区 ●妙高山麓地域振興計画策定/(財)東北産業活性化センター ●産学連携ネットワークシステムの役割と効果に関する検討 /(財)広域関東圏産業活性化センター ●観光まちづくり地域サポートプログラム策定(青梅市・奥多摩町)/東京都 商業 キーワードタグ イメージ・ポテンシャル 観光 漁業 再評価・機運醸成 懇談会・まち歩き 産業間連携・地域間連携・市外との産業間連携 5 重層性・緻密性・独自性 まちづくりとの連動 波及効果・雇用効果 拠点づくり・基盤づくり計画 協議会運営・法人化等の支援 マップ等作成 イベントプロデュース バリアフリー/歩行空間/サイン バリアフリー新法は、駅がない所も重点整備地区とし、 ■バリアフリー新法にもとづく基本構想・特定事業計画 を見直す際は、内容がバリアフリーにとどまらず、景観や防 ■案内サインの計画・デザイン 災、商店街活性化など総合的なまちづくりに繋がるよう、 ■バリアフリーガイドライン・マニュアル 効果的で活力あるデザインとすることが重要と考えます。 川崎市バリアフリー基本構想等策定 平成 12 年の旧法施行を迎え、平成 14 年度から川崎市の交通 平成 32 年までの長期を目標としています。このため構想 飾区 新小 岩駅圏移動等円滑 化 基 本 構想 策 定・特定事業計画策定 バリアフリー戦略が始まる。当時1日利用 5 千人以上の駅が 45あ バリアフリー新法を迎え、旧法基本構想を改定した。金町駅と り、これらの周辺を順次基本構想として策定するという壮大な計画 京成立石駅に加え3つ目の重点整備地区として新小岩駅圏を設定。 である。平成 14 年度に川崎駅周辺と溝口駅周辺、15 年度に武蔵 特定事業計画は協議会を中心に、各事業者と協議しつつ策定した。 小杉駅周辺、16 年度に新百合ケ丘駅周辺と続き、現在は10の地 その他の特徴的な事業に、歩道橋撤去、夜間の明るさ確保、生活 区で構想が策定され 20を超す駅がその内にある。午前にまち歩き、 関連経路沿道の建物入口部のBF化などを位置づけた。なお、ま 午後にワークショップのシリーズは定番となった。 【川崎市】 ち歩き点検は7月下旬に実施されたが、コンビニで緊急避難的に クールダウンするなど酷暑対策に最も注力した。 【 ワークショップの模様 飾区】 新小岩公園に集合/まち歩き点検の模様 横浜市案内サイン整備計画マニュアル作成 その他の主な実績 バリアフリー基本構想策定や三ツ境駅周辺地区サイン整備の ●大田区移動円滑化推進計画策定/大田区 経験を踏まえ、移動の円滑化に資するサイン整備のあり方を、道 ●目黒区交通バリアフリー推進基本構想改定/目黒区 路、駅改札外コンコースの2分冊でまとめたもの。 ①目的地までわ ●相模原市バリアフリー基本構想改定/相模原市 かりやすく案内するための経路と経路上のサイン配置の決定方法、 ②板面に表示する情報の決定方法、③情報を表現する文字や記 号のデザインで配慮すべき事項(字体・色など) 、④視認性が高く、 通行を妨げない設置のしかた等を紹介している。 【横浜市】 ●土浦市バリアフリー基本構想策定・特定事業計画策定/土浦市 ●柏市バリアフリー基本構想改定/柏市 ●瀬谷区サイン計画・三ツ境駅周辺地区案内サイン等整備計画/ 横浜市 ●日野市交通バリアフリー基本構想の進行管理/日野市 ●日立市バリアフリー基本構想(その2)策定・特定事業計画策定 /日立市 ●二宮町交通バリアフリー基本構想策定/二宮町 ●二子玉川再開発事業へのユニバーサルデザイン提案/世田谷区 キーワードタグ アクセシビリティ 目標年次の設定 景観や防災などとの関連 施設利用者意向と事業者意向との協議調整 障がい者等の意向把握 施設建築物点検 まち歩き点検 住民部会・事業者部会の運営 整備された三ツ境駅の案内サイン 6 国内の業務紹介 04 05 都市全体の交通計画 近年の環境重視などの交通に対する価値観の変化、公 共交通機関の多様化などを踏まえ、都市・地域の特性やニ ーズにあわせた交通サービスの検討が求めらています。こ ■総合交通計画 ■道路ネットワーク計画 のようなニーズに対応する交通マスタープランや、実施プ ■公共交通計画 ■TDM(交通需要管理) ログラムの策定を進めます。 茨城県公共交通活性化指針策定事業 平成 23 ∼ 27 年度を計画期間とする県民・地域、交通事業者、 ロードプライシングに関する交通影響予測・評価 ならびに対策検討 行政が共有するビジョンとして、茨城県公共交通活性化指針を策 都区部を対象とするロードプライシング代替案について、効果・ 定した。12 市町 24 地区にわたるアンケート調査、モビリティ・マ 影響を予測・評価し、実現可能な実施案をまとめた。さらに実施 ネジメントの試行等を実施し、公共交通に関する意識・特性・課 案に関する交通影響予測結果に基づき、必要な交通対策案をまと 題を把握し、目標・基本方針、推進すべき30の施策等を位置づけ め、課金システム、関連法制度など、実現化に向けた課題を整理し た。また、市街地・集落等の特性を踏まえて公共交通機関を導入 た。時間帯別交通量配分手法を用いて、交通量を予測するととも し、生活圏や市町村を単位に、これらを連携した交通体系をつくる に、個別の交差点の交通対策検討にあたっては、交通流シミュレ という方向性を示した。 【茨城県】 ーターを活用した。 【東京都】 集積密度が 低い市街地 人口・都市機能が集積する市街地 集落等が点在 する郊外部 環状7号・荒川区域 中山間部地域 環状6号・隅田川区域 一般の県民への公共交通サービス 民間事業者による路線型(路線バス等) 行政関与による路線型(コミバス等) 行政関与によるデマンド型(デマンド型乗合タクシー等) 新たな主体によるデマンド型(過疎地有償運送等) 移動困難者への公共交通サービス 環状2号・隅田川区域 新たな主体によるデマンド型(介護タクシー、 福祉有償運送等) 山手線・隅田川区域 自由度の高い移動を求める県民への公共交通サービス 民間事業者によるデマンド型(タクシー等) 多様な公共交通の連携による交通体系のイメージ 4つの検討対象区域案 土浦市総合交通体系調査 その他の主な実績 慢性的な道路交通混雑の解消、高齢化社会や環境にやさしい ●牛久市公共交通活性化連携計画策定事前検討/牛久市 交通環境づくりをめざし、道路網、公共交通、自転車、歩行者など ●土浦市公共交通活性化計画策定基礎的調査/土浦市 を含む総合交通的な視点から、交通体系の方針及び施策を計画 ●都市計画道路等再検討・整備方針策定/土浦市 した。具体的には、幹線道路整備プログラム(優先整備路線、見 直し路線の選定) 、公共交通の強化方策、バリアフリーの推進、中 心市街地の交通計画、モビリティ・マネジメントやエコドライブ等 の意識醸成方策などを検討し、推進方策としてアクションプログラ ムを位置づけた。 【土浦市】 ●区部北東部幹線道路網の整備のあり方検討/葛飾区 ●土浦・つくば間公共交通連携方策検討/土浦市 ●流山市公共交通体系計画策定/流山市 ●つくばエクスプレス関連県南地域2次交通対策等検討/ (財) つくば交通センター ●世界道路会議(PIARC)都市内委員会(C10)国内委員会事務局 /国土交通省 キーワードタグ 交通機関を横断する総合的な視点 公共交通機関の連携・組合せ 方策の効果・影響の明確化 関係機関の取り組みビジョンの共有 目標・方針の設定 道路整備プログラム 公共交通活性化方策 土浦市の慢性的な道路交通混雑に対応するため、 目標にあわせた 評価指標を設定し、道路整備プログラムを設定 7 関係機関の調整 時間帯交通量配分手法 地区の交通計画 地区レベルの交通では、安全性・利便性・防災性に加え、 デザイン性にも優れた将来交通環境の形成に配慮した計 ■都市再生・市街地整備関連の交通計画 画が望まれます。また、既存公共施設や民間敷地内の歩道 ■施設移転に伴う交通計画 状空地等を組み合わせたネットワークや交通結節機能強 ■コミュニティ・ゾーン計画 化の検討も有効です。 上目黒1・2丁目地区再開発計画関連交通検討 浦安東地区発生交通量等調査検討 中目黒駅前地区に計画されている市街地再開発事業における 土地区画整理事業区域内における発生集中交通量を予測し、こ 交通計画の策定、及び交通影響評価を行うとともに、これを契機 れに伴う交通施設(信号機等)整備計画の検討を行った。区画整 とする交通混雑の解消を目的とした交通広場機能整備計画を策 理の進捗に合わせた各街区の発生集中交通量をもとに、区域内の 定した。再開発地区は、幹線道路により二地区に分断され、両地 各交差点における自動車交通量及び横断歩行者交通量を予測し、 区とも河川等により土地利用に制約があった。このため、交通広 定量的・定性的な評価により、施設の設置箇所及び設置時期の検 場は公共用地(区道)及び公開空地を利用した歩行者空間を中心 討を行った。また、併せて区域外の既存交差点における交通上の とする地区施設として整備計画を策定した。 【目黒区・ (財)目黒区 問題について整理し、課題を提言した。 【旧住宅都市整備公団】 都市整備公社・再開発組合】 新たに整備された交通広場 浦安駅東地区の現況 六本木ヒルズ開発計画関連交通検討 その他の主な実績 大規模再開発に伴う周辺交通処理検討として、当初発足された ●船堀駅周辺地区/民間 交通計画協議会では、六本木通り(放射 22 号線)と環状 3 号線 ●立石駅周辺地区/民間 の幹線道路同士の平面接続(六本木六丁目交差点)などを中心に ●四谷駅周辺地域/UR都市機構 検討されたが、交差点処理に対する方針を示すにとどまり、いくつ かの課題が残された。これらの課題に対処するため、改めて交通 計画協議を行うことになり、この検討に加わった。関係者が一丸と なって総合的に地区交通対応策を検討した結果、工事開始に至る ●横浜山下町地区/UR都市機構 ●横浜北仲通北地区/北仲通北土地区画整理組合・横浜市 ●中川架橋検討/東京都 ●豊島5・6丁目地区/UR都市機構 までの多くの課題をクリアできた。 【民間】 ●西新井駅西口地区関連足立区画街路第9号線他/UR都市機構 六六本木交差点右折 レーン新設に伴う対応策 ●晴海三丁目西地区/UR都市機構 環状3号線連結測道 の新設に伴う対応策 ●立川北口地区/立川駅北口西側地区市街地再開発準備組合 テレ朝通りの区画道路 1号振替に伴う対応策 キーワードタグ テレ朝通りの車道 拡幅に伴う対応策 現況交通環境の把握 将来交通環境予測 発生集中原単位・手段・分布交通 地区に合った移動手段の組み合せ 災害時活用 地区幹線道路 (東西道路) の施設に伴う対応策 地区幹線道路(東西道路) の施設に伴う対応策 交通実態調査 交通シミュレーション ネットワーク計画 交通量配分 交通管理者・道路管理者協議 六本木ヒルズ開発にともなう地区交通対応策 8 国内の業務紹介 06 07 バス・自転車・二輪車・舟運計画 地域における高齢・過疎化の進展及び地域社会維持の 危機、公共交通の衰退、地球温暖化等を背景に、地域交通 に期待される役割は「地域ニーズへの対応」 「環境保全」 「地 ■コミュニティバス運行計画 ■自動二輪車駐車場 域活性化」であると考えます。多様な交通モードと地域との ■自転車利用環境整備 ■舟運航路計画 連携による、持続可能な事業のあり方が問われています。 大田区コミュニティバス導入計画・検討会運営支援 東京スカイツリーを活かした舟運活用事業化検討 初年度は、区内全域を対象にコミバス導入候補地域を検討し、 東京スカイツリーを中心とした回遊性の高い観光施策との一環 導入地域および導入の基本的方向性を定めた。次年度は、地域 として、墨田区と江東区の観光連携を実現する舟運の事業化につ 住民の参加のもと、具体的なルートやバス停位置、運行計画案を いて検討した。運航ルートや船着場、観光回遊性を創出するため 検討し、翌年度の試行運行へ導いた。三年度は、試行運行を通じ のまち歩き観光をセットとする、観光舟運事業のあり方などを検討 てOD 調査、バス定時性調査、利用者・沿線住民アンケート調査 した。両区において、舟運で連携するまち歩きガイドツアーの社会 等を行ったほか、車内広告やキャンペーングッズを作成するなど、 実験を開催し、参加者等へのアンケート調査など事業化に関する 住民参加型の利用促進策を進めた。 【大田区】 基礎情報の把握を行った。 【墨田区・江東区】 住民参加でのルート検討の模様 舟運によるまち歩きガイドツアーの社会実験 かしてつ跡地バス専用道化検討 その他の主な実績 旧鹿島鉄道線は輸送人員が減少し平成 19 年 3月に廃止となっ ●土浦市コミュニティバス交通運行計画策定/土浦市 た。廃止後、ほぼ旧線に沿う国道 355 号線に代替バスが運行され ●台場シャトルバス運行実施計画策定/港区 たが、定時性・速達性の低下により利用者数は鉄道当時の4 割に ●バス交通システム (バス回遊性) 検討/台東区 落ち込んだ。このため、廃線敷をバス専用道路として整備し、鉄道 に準じる定時性・速達性を確保することにより、貴重な交通空間を 将来にわたり存続し、また茨城空港へのバスによるアクセス道路と しての役割も担うこととし、平成 22 年 8月に開業した。 【石岡市】 ●区内循環バス(観光回遊性向上周遊バス)導入に向けた検討/墨田区 ●コミュニティバス導入推進検討・事業化準備/文京区 ●コミュニティバス導入検討・公共交通体系化に向けた検討/目黒区 ●つくばエクスプレス開業に伴う住民参加型交通利便の推進検討 /関東運輸局・柏市 ●渋滞緩和・公共交通利用促進のための自転車利用促進に関する 検討/関東運輸局・三郷市 ●自転車利用環境整備計画策定/三郷市 ●自動二輪車等駐車対策検討/千代田区 キーワードタグ 公共交通の活性化・再生 地域活力の利用 開通後のバス専用道路 (茨城県のホームページより) 9 道路空間の再配分 運用の組織化 新たな交通システム 運行計画 需要予測 事業採算性 住民参加 PR・広報 フォローアップ調査 施設開発に伴う交通計画 商業施設の業態変化、業務施設の複合化、また公共施 ■大規模施設計画 ■小規模個別建築計画 みつつあり、その際は交通も量・質ともに大きく変わること ■複合施設計画 ■工事車両計画 があり、周辺に及ぼす影響も異なります。きめ細かい分析 国内の業務紹介 08 設の再編や長寿命化など、施設建築物の多様化は一層進 ■公共施設再編・更新計画 とともに、これまで培ってきたノウハウを活かします。 大規模施設計画に伴う交通計画 施設計画に伴う発生交通は、立地、規模、 右折レーンの新設 新設道路 信号現示の変更 荷捌き処理計画 交通広場計画 歩行者空間計画 用途等に応じ周辺に様々な影響を及ぼすが、 それは交 通の 量 の大 小だけでなく、その 質 によっても与える影響の程度が異なるな バス ど、きめの細かい調査・分析が欠かせない。 交差点計画と設計 歩行者動線計画 駐車待ち車線の設置 一方、関連法制度※等による施設計画を円 大規模施設 滑に進めるには、多くの関係者との協議・調 歩行者用デッキ 道路の拡幅 整が必要となり、いかに周辺環境に配慮し、 駐輪場計画 出入口の処理計画 かつ合理的に関係者に説明できるかが全体 P P 計画を左右するまでになっている。 信号の新設 施設計画などの小さな 点 の交通計画を 地道に積み上げることが良好な生活環境やま 住宅地 P ちづくりに大きく貢献すると認識し、これをサ 道路設計(幅員、断面構成、 線形チェック等) 空車あり ポートしている。 駐車場案内 システム計画 ※市街地再開発事業、総合設計制度、環境影響評価、大規 模小売店舗立地法など 景観づくり 騒音・振動・大気 の予測評価 主な実績 施設名 所在地 立地 業務 ● 大学付属病院駐車場整備構想検討調査 山梨県 郊外 駐車場整備計画 ● データセンター工事車両検討調査 東京都 市街地 工事車両計画 ● 表参道歩行者交通量調査 東京都 市街地 交通量調査 ● 丸の内計画に係わる交通検討調査 東京都 市街地 大店立地法等 ● 東静岡計画に係わる交通検討調査 静岡県 市街地 大店立地法等 ● 仙台市泉区計画に係わる交通検討調査 宮城県 市街地 交通処理計画 ● 児童館計画における交通検討調査 東京都 市街地 交通処理計画 ● みなとみらい地区における交通検討調査 神奈川県 市街地 交通処理計画 ● 茨城県大規模アウトレット計画における交通検討調査 兵庫県 郊外 大店立地法等 ● 高等学校建設に伴う工事車両交通検討調査 東京都 市街地 工事車両計画 ● 警察署建設に係わる交通検討調査 東京都 市街地 交通処理計画 ● 名古屋駅前計画に係わる交通検討調査 愛知県 市街地 環境影響評価等 ● 小学校建設に係わる交通検討調査 東京都 市街地 交通処理計画 ● 総合病院再編整備に係わる交通検討調査 東京都 市街地 交通処理計画 ● 晴海地区大規模開発に係わる交通検討調査 東京都 市街地 環境影響評価等 ● 千葉NT大規模商業施設計画に係わる大店立地法申請業務 千葉県 市街地 大店立地法等 ● 名古屋市栄地区における交通検討調査 愛知県 市街地 大店立地法等 ● 癌研究所計画に係わる交通検討調査 東京都 市街地 交通処理計画 キーワードタグ 施設交通需要の合理的な予測 歩行者動線のサービス水準 施設計画へのモビリティプランニング 交通調査(量・状態) 交通解析 工事車両計画の合理的説明 量・質両面に着目した交通アセスメント 住民対応 行政協議 ITC技術・交通ミュレーション 許認可対応 10 09 交通施設/都市施設計画・設計 社会資本は整備効果が長期に及びますが、この間、社会 経済や人口構造等の変化により、使われ方に影響を受けま す。可能な限り将来需要を想定するとともに、環境や地域 ■駅前広場 ■無電柱化 活性化、防犯などへの配慮、利用者意見の反映、新技術活 ■道路・横断歩道・交差点 ■駐車場 用などを踏まえ、質の高い施設計画・設計に取り組みます。 カーシェアリングにおける駐車場活用方策に関 する研究 千住桜木町公園実施設計業務 既存のデータ整理にあわせて、運営会社、法人会員、都民を対象 から足立区に移管された。公園の約 2/3 が隅田川スーパー堤防 にしたアンケート調査を実施し、多様な視点から意向を把握すると 事業の区域、隣接する小学校、地元研究会によるまちづくり計画 隣接する都営住宅の建替え工事に伴い、新たな公園敷地が都 ともに、都民意識、地域特性、都の政策等を整理した。現状を踏まえ、 などを公園整備に反映させる必要があった。特に、スーパー堤防 今後のカーシェアリングのあり方・推進方策を分析するとともに、 にあたる部分の高低差のある敷地の有効活用とバリアフリー化を 駐車場の活用方策を研究し、主体別の事業への参加方法の整理、 工夫した。なお、当公園は当社が長期にわたり関わった地区まち モデル地域での事業成立に関する分析、今後期待される新サービ づくり計画の一環として整備された。 【足立区】 スの実現方策の検討を行った。 【(財)東京都道路整備保全公社】 1)近隣での利用 3)鉄道+目的地周辺での利用 2)地域間移動での利用(往復) ST 自宅 会社 ST 最寄駅 目的地駅 ST ST 4)鉄道+地域間片道利用 ※現状では、 このサービスは提供されていない (乗り捨てサービス) が必要 マルチステーションシステム カーシェアリングの利用パターンイメージ つくば駅前広場都市計画決定変更図書作成及 び基本設計 平成 18 年度に、駅前広場を含むセンター街区全体の再整備計 遊具や散策路の配置を工夫することで斜面を有効に活用している その他の主な実績 ●新小岩南口交通広場暫定整備資料作成/ 飾区 画がまとめられた(当社は駅前広場担当) 。これを受け、平成 19 ●電気自動車の充電スタンドに関する駐車場活用方策の研究/ (財) 東京都道路整備保全公社 年度に既存都市計画の変更及び基本設計を受託。特に、計画段 ●牛久駅東口駅前広場等再整備計画検討/筑波都市整備(株) 階からの大きな 狙い となっている以下の点の具現化に注力した。 ●中区本町交差点横断歩道整備検討/横浜市 ⃝センター広場に向かう歩行者の流れをつくる ●自由が丘駅前広場整備計画案策定/目黒区 ⃝バリアフリーに対応する(安全、快適な移動経路の確保) ●都市計画道路等再検討/整備方針作成/土浦市 ⃝マイカー送迎(夜のお迎え駐車需要)に対応したキス&ライド施 設を確保する 【つくば市】 ●日ノ出町駅前交差点改善計画検討調査/横浜市 ●少子高齢化社会におけるつくばでの自動車利用の変化と駐車場 のあり方調査/(財) つくば都市交通センター ●多摩センター駐車場共同利用システム方針検討調査/(財)計 量計画研究所 キーワードタグ 施設需要の把握 周辺地区への影響 都市景観・デザイン 交通実態調査 アセットマネジメント 都市計画決定図書作成 98年式など駅前広場面積算定 正面がセンター広場への大階段、左側がキス&ライド広場、 右側がバス・タクシー広場(平成22年6月完成) 11 バリアフリー施設 必要施設量の算定 利活用ワークショップ 交通社会実験・事業評価 国内の業務紹介 10 新たな施策の展開や円滑な事業を行うえで、実際の導入 に先立ち、市民参加のもとで試行・検証し、導入するか否 ■道路空間の再配分 ■モニタリング・事後評価 かの判断や、よりよい改善を行うことは、事業への合意性 ■トランジットモール化 ■費用便益分析 や適格性を高め、財政的にも大きな意義があり、効率的か つ効果的に施策を推進することができます。 ■モビリティマネジメント 八潮PAを活用した高速バス&レールライド等による高速 バス利用促進検討・利用促進実証実験にかかる検討 大橋一丁目周辺地区まちづくり交付金事後評価 首都高速道路三郷線を経由する茨城方面からの上り高速バス 年度において、都市再生整備計画に記載された目標や指標の達成 の定時性を確保するため、八潮パーキングエリア(八潮 PA)に高 状況等を検証し、その要因分析を行うとともに、今後のまちづくり 都市再生整備計画事業(旧まちづくり交付金事業)の事業最終 速バス降車用の停留所を新設し、隣接するつくばエクスプレス 方策を検討した。当初計画された事業期間が延長されることにな (TX)八潮駅から鉄道に乗り継ぐことができる「高速バス&レール り、都市再生整備計画を第1期と第2期に分けた第1期の事後評 ライド」について検討した。高速バスならびにTX への乗り継ぎに 価であることから、第2期計画へ持続・活用するために何をすべき 係る需要予測と、実証実験を行い、首都高速道路の渋滞状況と八 かの視点から今後のまちづくりを検討した。 【目黒区】 潮 PAでの乗り継ぎの関係を検証した。 【関東運輸局】 高速バス 茨城 方面 浅草・上野 東京・新宿 高速バス乗車中 停車 ① 八潮PA ② 乗り継ぎ TX線 ③ TX 八潮駅 ①高速道路の渋滞状況を案内 ②乗継券を100 円で販売 ④ ③八潮 PA から八潮駅まで移動 ④有人改札口を通過 ⑤秋葉原駅までの TX 各駅で降車可能 秋葉原 までの 各駅 ⑤ 高速バス&レールライドの概要 地区整備計画図 自由が丘駅周辺地区交通社会実験 その他の主な実績 広域的な商業拠点である自由が丘駅周辺で、国の支援を得て4 ●橋本地区TDM推進のための交通社会実験/相模原市 つの交通社会実験を企画・実施し、その効果を分析した。実験は、 歩行者の利便性・安全性向上のため、 「バス・トランジットモール」 ●ハイパースムーズ作戦における客待ちタクシー待機列解消対策 検討/東京都 「交通バリアフリー」 「路上荷捌き車対策」 「放置自転車対策」と多 ●運行(舟運)実験の実施に伴う各種支援及び検討/東京都 面的に取り組んだ。地元まちづくり会社をはじめ、数多くの関係者 ●直江津地区安国寺通り一方通行化交通実験/上越市 や地元支援者が関わり、個別実験の円滑な推進とともに、全体的 ●ITを活用した交通結節点周辺における駐輪・その他生活関連サ ービスの提供方策の検討・社会実験/ (財) 都市みらい推進機構 な運営・調整に特に留意した。 【まちづくり会社(TMO)】 ●自由が丘地区都市再生整備計画に係る事後評価及び第2期計 画策定支援業務/目黒区 ●まちづくり交付金事業に係るモニタリング調査/石岡市 ●環状第5の1号線交通量推計及び整備効果評価検討/東京都 ●西新井駅西口地区関連費用便益分析検討/UR都市機構 ●中央防波堤内側海の森公共事業事前評価分析/東京都 キーワードタグ 実験時の安全性確保 評価手法 効果発現要因の分析 GDPデフレーター 住民参加 PRと広報ツール MMアンケート アウトカム指標 成果指標の設定とその検証 実験計画・実施・モニタリング・評価 駐車スペースや歩道を想定したコーンで湾曲させた道路 12 11 地球環境 新時代にふさわしい交通体系は、 「社会的」 「経済的」 「環 ■モビリティマネジメント 車利用は控えつつ、自動車を利用する際はエコドライブを ■ロードプライシング 心がけましょう。 「公共交通」と「自家用車」の最適化を図る ■エコドライブ べく、交通という視点で地域環境問題に取り組んでいます。 境的」に持続可能であることが求められます。過度な自動 公共交通利用転換促進業務(モビリティ・マネ ジメント) 都市交通プロジェクトにおける温室効果ガス排出 削減量の概略推計ガイドライン策定 モビリティ・マネジメント(MM)は、交通渋滞・健康・環境問題 この業務は、CDM 案件形成の初期過程でとりまとめるプロジェ を考えつつ、公共交通機関や自転車などを「かしこく」使う方向へ クトアイデアノート(PIN)のポイントとなるGHG 排出削減量の概 と自発的な行動変容を促す交通施策である。本業務では自治体の 略 推 計の実 施 方 法に関するガイドライン策 定を目的とする。 枠を超え、朝霞市・志木市・新座市の住民・企業・学校を対象に BRT、エコドライブ、バイオ燃料を対象に、都市交通プロジェクトに MMを実施したが、自動車利用の抑制に効果のあることが確かめ 導入した場合のデータの詳細度と、利用可能性の異なるレベルに られた。なお、バス利用転換ツールとして作成した「3 市共通オリ 応じた3つの推計方法を示すワークシートを開発し、公共交通事 ジナルバスマップ」が好評であった。 【埼玉県】 業への投資者に財務オプションを提供可能にした。 【世界銀行】 交通量(台) 変化率(%) 25,000 -10 BRTのCDMプロジェクト BRT整備により燃費の悪い旧型バスや自家用車から の利用転換を図り、道路混雑の緩和による一般車両 の燃費向上とあわせて、 二酸化炭素排出を削減する 22,355 20,780 20,000 -9 -8.4% 15,000 12,501 13,641 10,000 -8 -7.0% -7 5,000 0 エコドライブによるCDMプロジェクト 路線バスに、 アイドリングストップ装置を取り付け、燃 料コストと二酸化炭素排出を削減する 事前 事後 全車種 事前 事後 -6 バイオディーゼル製造・利用のCDMプロジェクト 乗用車 パーム椰子から搾油されるパーム原油を原料とするバイオ ディーゼル燃料を路線バスに使い、二酸化炭素排出を削減する MM実施前後の交通量の変化 エコドライブ推進モデル自治体支援事業 その他の主な実績 本事業は、環境への意欲が高い自治体をモデル自治体として位 置づけ、エコドライブに関する各種事業を総合的に実施・支援し ●橋本地区TDM推進(社会実験にあわせたMM手法の立案・実 施)/相模原市 た。エコドライブの「教習会」や「普及キャンペーン」を通してその ●新公共交通活性化指針策定 (MMマニュアルの作成) /茨城県 効果や実施方法を広めたほか、 「アイドリングストップ推奨交差点 ●鉄道廃線敷を活用したバス高速輸送システム導入促進調査(バ ス利用促進のためのMMプログラム立案)/関東運輸局・茨城県 調査」 「エコドライブ実施率調査」 「エコドライブ意識調査」などの 各種調査により、取り組みの効果と今後の活動方針を定め、継続 的な展開につなげた。 【(財)省エネルギーセンター】 ●栃木県エコドライブ推進支援事業/栃木県 ●エコドライブ推進自治体支援事業/ (財)省エネルギーセンター ●信号停止時のドライバー挙動実態分析/ (財) 省エネルギーセンター ●公共交通機関利用促進による排出削減量の推計手法に関する 検討/交通エコロジー・モビリティ財団 ●環境にやさしい交通政策形成支援事業に向けた検討/(社)海 外運輸協力協会 ●電気自動車の充電ステーションに関する駐車場活用方策の研究 /(財)東京都道路整備保全公社 ●カーシェアリングにおける駐車場活用方策に関する研究 /(財)東京都道路整備保全公社 キーワードタグ 低炭素社会 公共交通利用促進 活動量・排出係数 エコドライブキャンペーン風景 13 バックキャスティング カーボンオフセット 安全安心 自然的・人的災害、犯罪、交通事故など、人とその共同体 への損傷、ならびに人・組織・公共の所有物に損害を与え、 ■震災復興計画 安全を脅かす要因が多くなっています。 その発生抑止や予 ■防犯まちづくり計画 防等の事前対策に加え、事後の応急対応や被害軽減、復旧 ■高齢者等福祉計画 復興等の対策も含めた総合的な対策が求められています。 救急隊の効率的運用方策に係る分析 東京都内には救急隊229隊が活動しており、 年間約70万件の出 国土形成計画に基づく防犯上課題のある市街地 の解消方策検討 場要請に対応し平均現着時間は6分となっている。 心肺停止から蘇 国土レベルから都市レベルまで、街頭犯罪の発生状況を分析 生するために一刻も早い現着が必要だが、 出場要請は地域、 時間、 し、 また地方公共団体の防犯まちづくりの取り組み状況のアンケ 月・曜日などにより変化が大きい。 本業務は過去の出場要請実績に ート調査を実施した。多くの自治体が高齢化にともなう不安を感じ 基づき、救急隊配置を変更(追加・廃止等) した場合の都内の町丁 ているが、実際には高齢化率の高いところほど犯罪発生率は低い 別平均現着時間の変化を予測することにより、 最適な救急隊配置・ など、 データに基づいた対策の重要性が再確認された。 また、 まち 運用の検討の一助となることを目的とした。 【東京消防庁】 づくりにおける総合的な防犯の取り組みが十分ではないことが課 題として明らかになった。 【国土交通省・ (財)国土計画協会】 20 18 16 千人あたり機会犯罪率 y=67.554e -0.1017X 14 R2 =0.5184 12 10 8 6 4 現況再現性を確認しつつモデルの修正を行った後、救急隊 配置の変更(追加・廃止等)案に基づきモデルを修正し平均 現着時間の変化を推計する 2 0 15 20 25 高齢人口割合 (%) 平成19年度の都内町丁別平均現着時間の現況再現結果 高齢化率と犯罪率 柏崎市震災復興計画策定 その他の主な実績 平成19年7月16日に発生した新潟県中越沖地震(M6.8) で、震 ●あきる野市地域保健福祉計画及び次世代育成支援行動/あき る野市 源に近かった柏崎市は大きな被害を受けた。 その前年に 「柏崎市 まちなか活性化計画」 の策定業務を行ったことが契機となって、 こ の震災からの復興計画の策定に携わった。特に柏崎刈羽原子力発 電所での火災発生や放射線漏れ、各地で発生した地盤被害をどの ように復興をしていくのか、多くの課題があるなかで、 コンパクトシ ティを推進していく計画が作成された。 【柏崎市】 ●交通結節点周辺のIT都市整備研究会の運営/(財)都市みら い推進機構 ●地域の子供を守る交通安全モデル事業検討/(社)船橋交通安 全協会 ●寺町地区複合型福祉施設整備構想策定/(財)都市みらい推進機構 ●災害に強いまちづくりに関する検討/(財)国土技術研究センター ●安心安全まちづくりプランニングノート翻訳/(財)都市防災研究所 ●中心市街地の安心安全まちづくりに係わる研究/(財)国土技 術研究センター ●千葉市都市防災マスタープラン策定/千葉市 キーワードタグ 高齢社会 コミュニティの希薄化 不安の解消 コンパクトシティ 道路閉塞確率 防犯診断 ハザードマップ 空き地・空き家の増加 自助・近助・共助・公助 まちなか犯罪マップ バリアフリーや景観との連携 エリアマネジメント 震災直後の街なかの被災状況 14 国内の業務紹介 12 まちづくりの沿革とアルメックVPⅠ 1969 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 ●地価上昇率、史上最高(32.4%) ●大阪万博 85 86 87 ●札幌冬季オリンピック 世の中の出来事 ●インベーダーゲーム大流行 ●山口百恵引退 ●よど号ハイジャック事件 ●王貞治756号本塁打達成 ●三島由紀夫、市ヶ谷駐屯地にて自決 ●キャンディーズ解散宣言 ●任天堂ファミコン発売 76 ●国土庁発足 ●東名高速道路開通 (全線) 78 79 80 ●六四天安門事件 ●山陽新幹線(岡山∼博多)開業 84 まちづくり関連の出来事 ●建築基準法改正 ●ベルリンの壁崩壊 87 ●中国自動車道(吹田∼下関) 開通 ●総合保養地域整備法 ●大都市住宅地供給促進法 ●集落地域整備法 ●建築基準法改正(日影による中高層の建築物の高さの制限等) ●都市計画 ●地方拠点都市法 ●地方分権 ●宅地・鉄道一体化法 ●建築基準 ●幹線道路沿道整備法 ●特定農地貸付農地法特例法 ●被災市街 ●市民農園整備促進法 ●沿 ●都市計画法及び建築基準法の改正*1 ●民活法 ●鉄道事業法 80 81 82 83 84 85 86 87 ●大都市住宅住宅地供給促進法 88 ●借地借家法 89 90 91 92 93 94 95 96 総合計画・都市マスタープラン 旧アルメックの国内での活動領域 土地利用・区画整理・再開発 市街地整備基本計画 住宅市場 ●都市計画法及び建築基準法 ●頭脳立地法 ●工場立地法 79 ●特別優良賃貸住宅供給 ●生産緑地法改正 ●ハートビル法 ●コンベンション法 ●テクノポリス法 78 ●関西国際空港開 ●多極分散型国土形成促進法 ●住宅都市整備公団法 77 96 ●再開発地区計画制度創設 ●生産緑地法 76 95 ●農住組合法 ●都市計画法の改正 75 94 ●山形新幹線開業 ●民間都市開発推進特別措置法 ●国土利用計画法 74 93 ●東北・上越新幹線東京駅乗入れ ●都市再開発法改正 ●都市緑地法 73 92 ●米国を抜き世界1位のODA拠出国になる ●関越自動車道全通 ●東北・上越新幹線、上野始発に ●工業再配置促進法 72 91 ● 「ふるさと創生」配分方針を決定 ●特定空港周辺航空機騒音対策法 ●自然環境保全法 ●伝建地区制度創設(街並み保存) ●都市計画法の改正(地区計画制度) 71 90 ●青函トンネル開通、 瀬戸大橋開通 ●公有地拡大推進法 70 89 ●都市計画法の改正(容積緩和制度の導入等) ●新都市基盤整備法 1969 88 ●上越新幹線(大宮∼新潟)開業 ●日本列島改造論発表(田中通産相) ●大店法 86 ●第四次全国総合開発計画 (多極分散型国土形成) ●新東京国際空港 (成田空港)開港 ●山陽新幹線(新大阪∼岡山) 開業 ●都市再開発法 85 ●東北新幹線(大宮∼盛岡) 開業 ●通達「高度利用地区の指定について」 ●環境庁発足 83 ●第三次全国総合開発計画(定住構想) ●JICA(国際協力事業団)設立 ●新全国総合開発計画 82 ●ソ連崩壊 (ロシア連邦の設立) ●NY株式市場の下落率22.6%(ブラックマンデー) ●スペースシャトル初飛行に成功 81 ●ペ ●湾岸戦争勃発 ●地球の人口が50億人をえる ●バルセロナオリンピック開催 ●ジョン・レノン、路上で射殺される 77 ● 「男はつら ●大韓航空機爆破事件 ●フォークランド紛争 (英・亜) 75 ●地下鉄サ ●美空ひばり逝去 ●チェルノブイリ原発事故 ●毛沢東死去(四人組逮捕) ●松本サリン事件 ●昭和天皇崩御 ●三原山209年ぶりに大噴火 アフガニスタンへ侵攻 ●ベトナム戦争終結(平和協定調印) ●ソ連軍、 74 ●北海道東北沖、 ●Jリーグ開幕 ●日航ジャンボ機墜落 ●カンボジア、 ポルポト政権成立 73 ●不良債権 ●リクルート事件発覚 ●四五天安門事件 ●第4次中東戦争勃発 96 ●PKO協力法案成立 ●ホテル・ニュージャパンで火災 ●ロッキード事件 95 ●雲仙普賢岳で大火砕流発生 ●東京ディズニーランド開園 ●長嶋茂雄引退 94 ●阪神淡路 ●NTT、 日本たばこ産業会社発足 ●浅間山荘事件 72 93 日本人初の有人宇宙飛行 ●秋山豊寛、 ●500円硬貨発行 ●沖縄海洋博 71 92 ●花の万博 ●円が変動相場制へ移行(円急騰) 70 91 ●日本国有鐵道分割民営化 ●第2次オイルショック ●沖縄、米国より返還 1969 90 ●日中平和友好条約調印 ●ドルショック、 変動相場制移行へ ●アポロ11号月面着陸 89 ●消費税スタート ●つくば万博 ●実質経済成長率マイナス0.5% (戦後初のマイナス成長) ● 「男はつらいよ」 (第1作)上映 88 新都市拠点整備事業∼街並み・まちづくり総合支援事業 緑のマスタープラン ベンチャービジネス 工業団地・リサーチパーク・KRP 地 地方拠点・業務拠点 観光産業・観光まちづくり 総合交通・需要予測、地区交通 常磐新線(TX)需要予測・沿線開発 駅前広場 自転車・バス・鉄 第二東名 首都圏物流・物流拠点 住市街関連交通 みなとみらい21関連交通 都市交通情報システム 欧米視察 ● (株) メガプランニング設立 ●商号を (株) アルメックに変更 ●本店を現住所(東京都目黒区青葉台 ● (株) アレア設立 ●マニラオフィス開設 ●アレアとメガプランニングは合併して (株) アレア・メガ総合計画に 1969 15 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 2000 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 2013 2013年4月1日、 (株) アルメックとバリュ ●東海村 (JCO) ウラン加工施設で臨界事故 路大震災 ●住民基本台帳ネットワーク開始 権による金融不安、空前の就職難 ●消費税5%に ●食品偽装問題多発 ●日本航空倒産 ●三宅島噴火、全島民避難 ●地下鉄日比谷線脱線事故 サリン事件 ●BSデジタル放送開始 ●アベノミクス始動 ●香港が英国から中国に返還 ●ロシアに大隕石落下 ●尖閣国有化で中国各地 に反日デモ拡大 ●リーマン・ショック ●EU圏12カ国でユーロ通貨流通開始 ●イラク戦争勃発 02 03 04 05 07 08 09 ●金融庁の発足 ●中央省庁の再編(1府22省庁→1府12省庁) 開港 ●長野新幹線開業 ●中部国際空港開港 10 ●中央省庁改革法改正 になる計画づくり、 その計画の実施に向けて 11 12 2013 こうした多様化した使命に応えるために、 私たちは、40余年にわたり積み重ねてきた ●羽田新国際空港 ターミナル開業 国内及び途上国における調査及び計画立 案能力を生かしながら、都市・社会経済イン ●九州新幹線開業(全線) ●神戸空港開港 ●JBIC(国際協力銀行) 発足 のより効果的な提言が求められています。 ●茨城空港開港 ●つくばエクスプレス開業 ●明石海峡大橋開通 内外を問わず、真に持続可能な開発が可能 ●ギリシャ財政危機でEU混乱 06 には人々の希望を叶える社会開発の方向へ と、協力の舵が切られつつあります。 また、国 ●チベットで暴動、 四川大地震 ●9.11アメリカ同時多発テロ 01 官民協調(PPP)型の建設・運営管理、 さら ●中東、 民主化加速 ●第1回WBC (野球) で日本優勝 ●W杯フランス大会 (日本初出場) 2000 ードとしてのインフラの建設から、効率的な ●中国製冷凍ギョーザ事件 ●ジャワ島中部地震発生 場及び途上国をめぐる援助環境は大きく変 化し、専門家として求められる業務内容もハ ●サッカー女子W杯優勝 ●耐震強度偽装問題発覚 ●日韓ワールドカップ開催 ●ライブドア事件 ●新型インフルエンザ流行 ルー日本大使館公邸人質占拠事件 99 今日、国内の開発コンサルタンティング市 ●富士山が世界遺産に ●拉致被害者5人が北朝鮮から帰還 98 の提供に努めて参ります。 ●尖閣沖で中国漁船体当たり事件 ●JR福知山線脱線事故 件 信頼される開発コンサルティングサービス ●東京スカイツリー開業 ●愛知万博(愛・地球博)開催 ●ユニバーサルスタジオジャパン開園 ●和歌山市、毒入りカレー事件 97 この新しい体制の下、私達は顧客からより ●裁判員裁判始まる ●iPS細胞で山中教授に ノーベル賞 ●新潟県中越地震 ●第1回東京マラソン ●平成の大合併が始まる らいよ」 最終作(第48作) 合併し、 (株) アルメックVPIが誕生しました。 ●日本郵政公社が営業開始 ●長野冬季オリンピック 三陸はるか沖地震 ープランニング・インターナショナル(株)が ●福島第一原発事故 ●郵政民営化 ●沖縄サミット ●東日本大震災 ●観光庁の発足 ●笹子トンネル崩落事故 フラ開発の総合的なプランニング(政策提 ●新東名高速開通(一部) 言、戦略策定、 プロジェクトデザイン、 モニタ リング) 業務を進めて参ります。 給促進法 ●建築基準法の改正*6 ●建築基準法等の改正の施行*9 ●歴史まちづくり法 ●地球温暖化対策推進法 ●観光圏整備法 ●ハートビル法改正の施行 の改正*2 ●地方分権一括法*7 ●景観法の施行(景観行政の一元化) 法 ●第二次一括法 ●エコまち法 また、調査研究機能を一層強化し、学会 活動、学生・研究者のインターンシップの受 ●PFI法 ●都市緑地法等の改正の施行(緑化地域制度) け入れ、セミナーの開催・参加、大学・研究 画法の改正*4 ●地方分権一括法の施行 ●国土形成計画法 ●地球温暖化対策推進法改正 機関との共同研究等を通して、社内外の人 権推進法 ●都市計画法の改正*8 ●都市計画法の改正*10 ●交通基本法 準法の改正*3 ●交通バリアフリー法の施行 ●中心市街地活性化法の改正 街地復興法 ●大深度地下利用法 ●バリアフリー新法 ●都市再生特別措置法 道地区計画制度創設 *5 ●住生活基本法 ●工業等制限法の廃止 ●都市計画法の改正 ●環境影響評価法 ●大店法の廃止 材との交流を深めながら知識・知見の蓄積 を図っていきます。国内にあっては、災害に 強く復元力のある強靭でしなやかな地域社 ●改正省エネ法 ●観光立国推進基本法 会と環境の共生に向けた計画技術の高度 ●地域公共交通活性化法 化を図り、 また、国際的には、現地事務所を ●密集市街地防災街区整備促進法 ●独立行政法人国際協力機構法 ●広域的地域活性化基盤整備法 97 98 99 2000 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 置くフィリピン、ベトナム、インドネシア及び 2013 モンゴル等で、現地の人材ネットワークの強 化を図りながら、国際的な知的貢献に積極 中心市街地 歩いて暮らせるまち 震災復興関連事業 地区整備計画 的でありたいと考えております。 野心的な挑戦ですが、皆様のご支援を賜 土地有効利用事業 りながら着実に歩を前に進めて参ります。 産業振興センター・産業マスタープラン 公共交通 *1)遊休土地転換利用促進地区、用途別容積型地区計画、住宅地高度 利用地区計画の導入 鉄道・LRT *2)住居系用途地域の細分化8→12、市町村マスタープラン制度導入、 低層住居地域に最小限敷地制等 舟運 バリアフリー *3)前面道路による容積率制限の合理化、住居系用途地域における道路 斜線の合理化他 交通社会実験 *4)街並み誘導型地区計画制度創設 TDM・ロードプライシング・エコドライブ *5)高層住居誘導地区等規制緩和 *6)建築確認・検査の民間開放、 中間検査の導入他 事業評価・費用便益 *7)機関委任事務廃止、 法定外税の同意協議制度 *8)区域マス、容積移転、都計区域外開発許可制摘要、準都市計画区域 ●ハノイオフィス、 ジャカルタオフィス開設 台) に移転 *9)都市計画提案制度、再開発促進区 ●バリュープランニングインターナショナル (株)設立 *10)都市の拡散防止・大規模集客施設の立地規制誘導 (株) アルメックVPIに● (株) アルメックとバリュープランニングインターナショナル(株)は合併して 97 98 99 2000 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 2013 16 01 地域開発計画・戦略/観光計画 グローバル化や地方分権化が進むなか、地域の概念が 大きく変わってきています。市町村や県さらには国境を越 えて連結を強める社会経済のダイナミックな動きをとらえ、 ■社会経済開発計画 ■地場産業振興計画 求めるビジョンと地域の連携のあり方を明らかにし、総合 ■地域開発戦略 ■観光開発計画 的な戦略を立てることが重要になってきています。 ロンアン省社会経済マスタープラン調査(ベトナム) スラバヤ広域都市圏地域開発計画調査(インドネシア) ベトナムの社会経済開発計画(SEDP)は政策の最上位に位置 インドネシア第二の都市圏、スラバヤ都市圏における2030 年目 づけられる計画だが、計画経済のもとで制度化されたもので、市 標の総合的都市圏計画策定調査。 「空間計画法」に基づく法定計 場開放が進むダイナミックな社会経済システムのもとでは実効性 画の策定作業でもあった。スラバヤはインドネシアの戦略的な中枢 に疑 問がもたれ、改 革の動きが出てきている。ロンアン省の 都市、東ジャワの経済社会開発の核としての機能強化の方策が求 SEDP はこうした新しい流れに省政府が挑戦したものであり、経 められた。参加型の計画アプローチを取りながら、経済発展シナリ 済・産業、環境、空間開発、財政等を含む総合的計画を作成し、 オを描き、環境資源管理、土地利用、交通ネットワーク、インフラ整 ロンアン省議会での承認を得た後、首相承認のために中央政府 備を含む総合的な大都市圏の整備計画を提案した。 【JICA】 に提出された。 【現地政府】 SEDP空間計画コンセプトプラン スラバヤ都市圏2030年空間計画 持続的成長のための臨海地域開発基本構想及び シハヌークビル開発基本計画策定調査(カンボジア) ●地域振興のための地場産業振興計画調査 (ベトナム) /JICA カンボジアで海に面する4県を対象にした総合的な地域及び都 ●道の駅マスタープラン策定計画調査 (ベトナム) /JICA 市開発計画策定調査。臨海部の貴重な環境資源が、産業・経済 ●東部開発戦略回廊構想にかかわる調査研究(インド)/民間企業 開発の名の下で中国資本に侵され続けている。貿易ゲートウェイ としての成長ポテンシャルを活かしながら、環境保全と開発とのバ ランスを取った持続的な成長を如何に果たすか、中央政府、地方 政府、民間資本、地元住民の責任と義務を見定めながら、それを 担保する制度整備・人材育成政策を提案した。 【JICA】 その他の主な実績 ●プーケット新都市パラダイム開発構想 (タイ) /民間企業 ●中部重点経済圏観光開発戦略調査(ベトナム) /JICA ●北部パラワン持続可能型観光開発計画 (フィリピン) /JICA ●地方都市における伝統文化保存と観光・農村開発調査(ベトナム) /国連工業開発機構 ●観光開発総合計画調査 (エジプト) /JICA キーワードタグ 地域の国際競争力強化 上位計画との整合 環境保全と開発の調和 貧困削減・マイノリティ配慮 関係機関とのワークショップ 開発適地分析 地域の特性を活かした産業政策 臨海地域の開発構想 17 アトラス作成 キャパシティディベロップメント 都市開発計画・戦略 21 世紀は都市の時代で、アジアやアフリカの開発途上 ■都市マスタープラン・総合計画 ■都市開発事業戦略 の経済を牽引するエンジンとして、重要性を増し、世界の ■都市開発戦略 社会経済がボーダレス化するなかで都市間の競争も激しく ■都市診断 ■環境都市開発 海外の業務紹介 02 国を中心に都市への人口集中が加速しています。都市は国 なり、持続可能性が従来にも増して問われています。 ハノイ市総合都市開発計画調査(ベトナム) 急成長するハノイ市を対象にした最初の総合的な都市計画であ ウランバートル市都市計画マスタープラン・都市 開発プログラム(モンゴル) る。社会経済・環境・交通・住宅等殆どの分野をカバーし、ビジョ 市場経済化への転換後、遊牧民の首都ウランバートル市への急 ンの構築、これに向けての開発戦略、実現化手法を明らかにした。 激な流入、ゲル(移動式住宅)での定住化による市街地スプロール 約二万世帯を対象にした家庭訪問調査、展示会等を通じて一般市 の進行、都心部における交通混雑等、都市環境の悪化が深刻な問 民を含む関 係 者の 題となっている。本調査では、コンパクトな都市開発を実現するた 意 見を反 映した参 めに、大量輸送機関をバックボーンとした開発戦略を明らかにし、 加 型 計 画を実 践し 実現化手法を提言した。本調査の結果を受けて、都市開発実施能 た。本調査が契機と 力向上に向けた技術協力が進められている。さらにPPP 事業方式 なり、ベトナムの都 によるマストラ路線の建設に関る調査にもつながっている。 【JICA】 市計画制度の改革 や、公共交通ベース のまちづくりを目標 とした都市鉄道の建 設等が進められてい る。現在もHAIDEP の略称でしばしば用 いられ、政策立案の ベースとなっている。 【JICA】 提案したジェネラルプラン ゲル地区での住民会議/スプロール化したゲル地区 ティラナ市都市インフラ近代化プロジェクト(アルバニア) その他の主な実績 アルバニアの首都ティラナ市にて「道路都市交通」、 「廃棄物」、 ●マニラ首都圏の持続的発展に向けた運輸交通ロードマップ作成 支援調査(フィリピン)/JICA 「上水」、 「下水・排水」の4セクターにおける都市インフラの近代 化を目指してアクションプランを策定した。 「道路ネットワーク・新 交通システム」、 「資源回収型の廃棄物管理システム」 「24 時間水 、 供給体制」、 「下水処理場の維持管理体制」の整備・確立を柱とす る整備計画を、2013 年 1月にティラナ市に提出し、広域都市圏で の計画行政システムについても提案した。 【JICA】 ●ヤンゴン都市圏開発プログラム形成準備調査(ミャンマー) /JICA ●都市開発実施能力向上プロジェクト (モンゴル)/JICA ●都市計画策定・管理能力向上プロジェクト(ベトナム)/JICA ●ダナン市都市開発マスタープラン調査(ベトナム)/JICA ●CDSレビュー調査(フィリピン)/世界銀行 ●中国西部地域中核モデル都市発展戦略策定調査/JICA ●地方6都市における地方分権化に伴う都市戦略調査(インドネ シア)/世界銀行 ●東アジアにおける都市開発戦略調査/世界銀行 キーワードタグ 持続可能な都市開発 コンパクトシティ プログラムアプローチ 実現化プログラム 家庭訪問調査 アーバンカルテ GISを活用した開発適地分析 スマートシティ 戦略的環境アセスメント 展示会の開催 ティラナ市中心部の様子 18 03 都市と交通の一体開発計画 多くの開発途上国の都市で都市鉄道建設が進められてい ますが、安全で利便性の高い都市鉄道の整備と、駅周辺の社 会経済開発促進のためには、都市交通と都市計画との一体 ■駅周辺地区開発計画 ■フィーダーバスネットワーク 的計画づくりが不可欠です。公共交通をベースとしたまちづ ■結節点整備計画 ■鉄道利用促進政策 くりの促進に向けて、日本が有する経験が求められています。 ハノイ市におけるUMRTの建設と一体となった 都市開発整備計画調査(ベトナム) 都市鉄道における結節点機能に関するプロジェ クト研究(インド) ベトナム国の首都ハノイ市は、将来の交通混雑の削減や景観の 1966 年から2008 年の鉄道事業に関する円借款は、205 案件、 改善を通じた持続可能な「緑」の首都づくりのビジョンに向けて、 総額2兆4千億円で、世界の29カ国に及んでいる。特に、中国、タ 複数の都市大量高速輸送機関(UMRT)の整備に着手している。 イ、インドネシア、インドの4カ国で約 7 割を占めている。代表的な 本プロジェクトでは、円借款建設事業を実施中のUMRT1 号線及 鉄道 ODA 案件であるインドネシア国ジャカルタ首都圏、フィリピン び 2 号線を対象に、TOD(公共交通指向型開発)の実現と都市鉄 国マニラ、中国北京、重慶、タイ国バンコク、インド国カルカッタ、デ 道利用促進に向けて、都市交通と一体化した都市開発のための戦 リーの事例から、都市鉄道の導入課題を整理し、特にデリーメトロ 略と駅周辺開発計画の作成、実現化手法の提案を行った。 【JICA】 において交通結節点のあり方を提案した。 【JICA】 プロジェクトイメージ (駅前広場) 駅前の駐車場/デリーメトロ その他の主な実績 キーワードタグ ●ホーチミン市都市鉄道建設事業(ベンタイン-スオイティエン間 (1号線) ) 案件実施支援調査 (ベトナム) /JICA TOD(公共交通指向型開発) 公共交通利用促進・モーダルシフト ●ベトナム国ホーチミン市都市鉄道1号線東区間の周辺地域開 発との一体性に関する調査 (ベトナム) /JBIC パーク・アンド・ライドと結節施設整備 ●都市整備における海外展開のプロジェクト形成・支援業務 /国土交通省 乗降客数分析 歩行者動線確保 事業者・商業者・住民ワークショップ ●マニラケソン中心業務地区開発計画 (フィリピン) /世界銀行 バリアフリー 乗り換え利便性 駅前広場交通シミュレーション 公共交通・都市鉄道利用意向調査 ●土地区画整理事業適用調査 (マレイシア) /JICA Feeder Bus Bike AGT Residential Area New Town 駅とまちを一体化した開発イメージ Business District Park and Openspace Administrative Services Facility Shopping Center Railway Station Parking Lot for Bike Housing Complex Intermodal Transfer Facilities Commercial Area Mass Transit 19 9 Parking Lot Car 国際・広域交通計画 海外の業務紹介 04 国境を越えた人と物の移動はますます活発になり、国内 や地域の交通もより多様で高品質のニーズに応えることが ■地域交通開発戦略 必要になってきています。一方、交通インフラは巨額で長 ■全国総合交通計画・戦略 期にわたる投資を必要とし、競争力があり社会や環境面に ■越境交通計画 も配慮したサービスを提供することが求められています。 21世紀のASEAN地域交通開発フレームワーク 持続可能な全国総合運輸交通開発戦略(ベトナム) ASEANを構成する10カ国(フィリピン・インドネシア・シンガ 南北 2,000km 以上に及ぶ国土をもつベトナムでは、1990 年 ポール・マレイシア・タイ・ミャンマー・ブルネイ・ラオス・カンボジア・ 代からの目覚ましい成長の中で、従来の交通システムの随所に隘 ベトナム)の交通担当局との協働、各国でのワークショップや全体 路が発生し、加えて持続的な社会経済の発展を保証する交通体系 ワークショップを通じて、ASEAN 地域の将来交通開発のフレーム のあり方が重要な課題になっていた。本調査では、高速道路、高 ワークを策定。この地域が 21 世紀も世界の成長拠点になることを 速鉄道等、巨大交通プロジェクトを含めた、持続可能、かつ総合的 目標とし、長期域内協調フレームワークと、域内統合のためのフラ な全国総合運輸交通開発戦略を策定しており、近隣諸国との越境 ッグシッププロジェクトを提案した。 【ASEAN 事務局】 交通を含む同国の総合交通体系の戦略を示す重要なベースとなっ ている。2000 年に最初の調査 ( 略 称 VITRANSS) が実施され、2010 年に同様のスコープでVITRANSS2 が実施された。 【JICA】 ハノイ '!* %'&(* )"(* )"(* ダナン ($* %'&(* )"(* ホーチミン )"(* *#%'&(* *# )"(* 国土構造フレーム ASEAN地域航空ネットワーク計画 全国総合交通網計画調査(パキスタン) その他の主な実績 パキスタンは、日本の約 2 倍の国土に8つの異なる地域を抱え、 ●全国運輸交通プログラム形成準備調査 (ミャンマー) /JICA 地域間の政治的・経済的統合を維持・発展する上で、運輸交通イ ●国家運輸計画プロジェクト (ニカラグア) /JICA ンフラの果たすべき役割は大きい。一方で、周辺国の政治経済の変 ●運輸交通・都市交通セクター調査 (ベトナム) /JICA 動の中、交通セクターの開発戦略の見直しが求められていた。本調 査は、国内の旅客・貨物輸送の90%以上を担う陸上交通に重点を 置き、持続的な社会経済発展と均衡ある地域経済成長を目標とし、 全国交通システム開発戦略の策定を行った。 【JICA】 ●運輸交通インフラ整備案件レビュー調査 (ベトナム) /JICA ●全国総合交通網計画 (エジプト) /JICA ●スラウェシ地域開発支援道路計画 (インドネシア) /JICA ●北部地域総合交通戦略調査 (ベトナム) /JICA キーワードタグ 都市間・国際・クロスボーダー交通 国際競争力 総合交通計画 国土構造 地域経済への波及効果 コリドー分析 プロジェクト・プライオリティ分析 環境社会配慮 環境影響評価 ドナーコーディネーション 越境交通コリドーイメージ 20 05 都市全体の交通計画 開発途上国の大都市では、目に見える現象や問題は同じ でも、その原因は国や都市によって違うため対応策も異なっ ■都市交通マスタープラン ■交通管理計画 てきます。交通インフラとその運用管理、市民教育、財源確 ■公共交通計画 ■交通モデル開発 保、用地取得、土地利用との一体開発、CO2 排出量削減等 ■道路網計画 を考慮した、総合的なアプローチが重要性を増しています。 ホーチミン都市交通計画調査(ベトナム) マニラ首都圏総合交通改善計画(フィリピン) 急激な経済成長を遂げるホーチミン都市圏の逼迫する交通状況 深刻な交通渋滞が社会経済問題にまで発展しているマニラ首 を踏まえ、2020年までの総合的な都市交通マスタープランと2005 都圏において、 ①パーソントリップ調査を始めとする大規模な各種 年までの短期計画の策定を目的に調査を実施。特に、都市開発と交 交通調査に基づく交通データベースの構築、②2015 年までの都 通の連携を重視し、将来都市ビジョンや土地利用を考慮した交通ネ 市計画と整合した総合的都市交通体系に係るマスタープランの策 ットワークを提案。調査の過程では、数多くのワークショップやトレー 定、③優先プロジェクトのフィージビリティ調査、の3 点を柱とする ニングを行い、積極的な技術移転を図った。本調査で優先プロジェク 都市交通計画調査 トとして提案した地下鉄1号線の実施が進んでいる。HOUTRANS を行った。また 数 の略称で今尚、交通計画の重要なデータ 多くのワークショッ ベースのひとつになっている。 【JICA】 プ、セミナー等を実 施し、技 術 移 転を 積極的に行った。 【JICA】 将来土地利用のコンセプトと交通ネットワーク マスタープラン イスタンブール都市交通マスタープラン調査(トルコ) その他の主な実績 トルコの文化・歴史・経済の中心であり、人口 1000 万人を越 える同国最大の都市イスタンブールを対象に実施された交通マス ●ヤンゴン都市圏開発プログラム形成準備調査:都市交通(ミャ ンマー)/JICA タープラン調査。近年の急激な経済成長と人口増によるモータリ (インドネシア)/JICA ●ジャカルタ首都圏公共交通マスタープラン ゼーションが進行した結果、慢性的な交通渋滞と大気汚染による ●ラホール市都市交通マスタープラン (パキスタン)/JICA 世界遺産の損傷という問題にも直面し、公共交通整備を基軸とし、 経済発展と自然と歴史環境の保護という両面性からマスタープラ ●ダッカ市都市交通環境改善計画(バングラデシュ)/海外運輸 協力協会 ンを策定した。本調査結果から歴史地区の交通管理プロジェクト ●ダナン市バスシステム開発調査(ベトナム) /KfW が実施された。 【JICA】 ●ウランバートル市都市交通開発計画(モンゴル)/アジア開発銀行 ●ジャカルタ首都圏総合交通計画(インドネシア)/JICA ●四川省成都市公共交通システム整備計画調査(中国)/JICA ●首都交通網整備計画調査 (ニカラグア)/JICA キーワードタグ 都市の骨格形成 将来土地利用 乗り換え施設の利便性 交通需要管理(TDM) 多様な交通モードとフィーダー交通 HIS(家庭訪問インタビュー調査) モビリティ分析 ボスポラス橋/土地利用マスタープラン 21 都市交通計画GISデータベース 民間開発動向 現在・将来OD表の作成 都市交通事業計画 交通事業のフィージビリティ調査では、全体計画の中で の位置づけ、需要、経済、環境社会など、複合的な視点で検 ■交通事業フィージビリティ調査 討します。公共財源に限りがある中、より効率的な事業整 ■都市鉄道整備計画 備手法や、民間技術や資金の活用、供用後の持続可能な運 ■PPP事業計画 営・管理体制の確保へ向けた提案を行っています。 CALA東西道路事業化促進調査(フィリピン) ダウザイ−ファンティエット高速道路F/S調査(ベトナム) バタンガス国際港が戦略的に配置されている地域の投資環境と ベトナムは南部のホーチミンと北部のハノイの両地域圏を中心 住環境の改善、メトロマニラの都市機能分散の促進、CALA 地域 とした社会経済発展から、更に次のレベルと広域に拡大するため の交通混雑緩和等を狙いとして、地域交通ネットワーク整備シナリ の手段として高速道路の整備を急いでいる。政府の財源が不足 オを再検討し、CALA 東西道路及び関連事業の実現可能性の検 する中で、民間の資金や技術を導入する政策を打ち出したが、そ 討、事業実施計画の作成を行った。特に、参加型調査を通じて、住 の進捗は遅い。本案件はベトナム政府が世界銀行の支援を受け 民移転に関する戦略的環境影響評価 (SEA)を行った。直後の円 てPPPのモデル事業として制度構築を含めて進めているもので、 借款実施には至らなかったが、現在形を変えて世界銀行が推進に 南北高速道路の一部区間(約 100km)を対象としたフィージビ 動いている。 【JICA】 リティ調査である。 【民間】 プロジェクトイメージ プロジェクトイメージ ウランバートル都市交通建設事業準備調査(モンゴル) その他の主な実績 近年、モンゴル、特に首都ウランバートルは目覚ましい経済発展 を遂げているが、公共交通はバスしかなく、市民の自家用車利用に ●ハノイ都市鉄道2号線(Nam Thang Long - Tran Hung Dao 区間) 建設プロジェクト (ベトナム) /ベトナム国 よる交通渋滞が都市活動を非効率にしている。渋滞緩和や駅周辺 ●ハイデラバード外環道路建設事業(インド) /JICA 開発を含めた都市の機能強化を目的として、モンゴル初の都市鉄道 ●南北高速鉄道建設計画 (ベトナム) /JICA 導入に向けたFS 調査を実施した。環境、都市開発など多方面から ●ホーチミン外郭環状道路支援(ベトナム) /アジア開発銀行 検討し、民間のノウハウ、特に高い技術を持つ日本企業の支援を前 ●マニラLRT2号線延伸計画(フィリピン) /JICA 提としたPPPスキームでの事業実施計画を提案した。 【JICA】 海外の業務紹介 06 ●ウランバートル市都市交通計画(モンゴル)/アジア開発銀行 ●ホーチミン地下鉄1号線東区間建設計画(ベトナム)/経済産業省 ●ジャカルタ都市高速鉄道準備調査 (インドネシア) /JICA ●ソウル市江南区新交通導入事前調査(韓国)/民間 キーワードタグ 事業経済効果 事業採算性 運営組織整備・人材育成 他モードとの連携 交通需要予測 社会環境インパクト バス運行計画 周辺土地利用 PPP・BOT 事業採算性評価/投資環境整備要予測 運営組織体制の構築 駅周辺開発・乗換施設計画 住民参加 メトロ起終点モニュメント設置セレモニー/中心部の交通渋滞 22 07 海運・港湾・空港・物流計画 物流ネットワーク・インフラの整備は、グローバル化の中 で活発化する開発途上国の地域経済活動を支える上で欠 かすことができません。多岐に渡る専門性が問われる同分 ■海運整備計画 ■物流開発計画 野で、インターナショナルな専門家ネットワークを構築し、 ■内航海運振興計画 ■海事産業振興計画 総合的で実現可能な戦略を提案しています。 スラバヤ大都市圏港湾整備計画調査(インドネシア) 内航海運振興計画調査(フィリピン) スラバヤ都市圏の港湾インフラの大半は19世紀後半から20 海上輸送が社会経済の発展に果たす役割の大きいフィリピンで 世紀初めにかけて整備され、長年にわたりこの地域の経済と貿易 は、内航海運業の寡占と船舶投資の長期停滞、海上交通安全行 を支えてきた。現在は海上交通インフラの古さが目立ち、生産性 政の不徹底等により海難事故は後を絶たず、船体の安全対策、効 の低い港湾サービスや、浅い航路による港湾アクセスなど、深刻な 率的運行、海洋環境の保全等が課題とされていた。このため体系 問題を抱えていた。本調査では海上輸送の発展と効率的な港湾 的な内航海運振興策を策定し、船舶調達制度による船舶近代化 サービスを促進するために、スラバヤ都市圏における長期的な港 を図り、内航船舶の安全性向上と海運の競争力強化を図るための 湾整備計画を策定した。 【JICA】 総合的な計画調査を実施した。 【JICA】 Ropax船 RORO船 タンジュンブルパンダン港(将来計画) ASEAN物流開発調査 その他の主な実績 ASEANにおける一体的ロジスティクス構築のための中・長期の ●ASEAN RoRo船ネットワーク構築に係る情報収集・確認調査 /ASEAN事務局 政策と開発フレームワークの構築を目的とした調査。各国のナショ ナルエキスパートの協力のもと、ASEAN10カ国における現地調査 を実施。域内シングルマーケットの構築やASEANの競争力の強化 ●エンノール港コンテナ物流高度化プロジェクト (インド)/経済 産業省 に向けた開発フレームワークとして、物流サービスの自由化、貿易・ ●内航海運振興事業準備調査(インドネシア) /JICA 関税の円滑化、交通インフラ整備、高度管理技術の導入、人材育成、 ●海運調査 (インドネシア) /世界銀行 グリーン物流等 9 分野からなる戦略を提案した。 【ASEAN 事務局】 ●ロンタン国際空港マスタープラン (ベトナム) /現地政府 ●地域交通基盤連携構想計画調査(インドネシア)/アジア開発銀行 ●内航海運及び海事産業振興マスタープラン調査(インドネシア) /JICA ●ASEAN 海上交通セクター開発調査/ASEAN事務局 ●南部港湾開発計画調査 (ベトナム) /JICA キーワードタグ 港湾政策(グローバル化、 自由貿易、FTAへの対応) 島嶼間交通システムの計画 船舶金融 将来船舶ニーズ予測/経済分析 ファイナンス計画 (上から) カンボジア・ベトナム国境/ヤンゴン港/ベトナム・ラオス国境 23 海上物流振興 官民パートナーシップ 船隊整備計画 交通安全・ITS 海外の業務紹介 08 ともすればインフラ建設が優先される開発途上国におい て、 「安全なモビリティ」と「人・クルマ・道路環境からなる 新しい交通社会」の構築に向けて、ITS などの最新技術を ■交通安全マスタープラン ■ITS導入支援プロジェクト ■交通安全人材育成プロジェクト ■ITS技術移転 道路交通安全マスタープラン策定調査(ベトナム) 活用しながら、被援助国の行動文化を尊重した総合的な 交通管理・交通安全対策を支援しています。 ハノイ交通安全人材育成プロジェクト(ベトナム) ベトナムの交通事故はバイクと自動車の混合による交通環境、ド 本プロジェクトでは、ハノイ市の交通安全対策をパイロット事業 ライバーの安全意識の欠如が複雑に絡み合い発生している。本調 として実施・検証するとともに、行政職員の能力向上を目的とした 査では4Es(Engineering〈インフラ改良〉、Enforcement〈取締 研修コースを立ち上げた。パイロット事業は、モデル交差点・区間 り〉、Education〈安 全 教 育〉 、Emergency〈救 急 医 療〉 )の基 本 における総合交通安全対策、車種別車線分離の社会実験の他、ス 戦略を設定し、総合交通安全対策事業を提案した。交通安全対策 ピード違反取締り、地区ボランティアによる交通安全啓蒙活動など がベトナム全土で展開されるように、地方行政職員向けにポスタ を行った。プロジェクト終了後、ハノイ市の交通事故死者数は減少 ーやパンフレットの作成・配布も行った。 【JICA】 し、プロジェクトが一定の成果を上げたと考えられている。 【JICA】 UÛy ban An toaøn giao thoâng quoác gia Cô quan Hôïp taùc Quoác teá Nhaät Baûn UÛy ban An toaøn giao thoâng quoác gia (NTSC) phoái hôïp vôùi Cô quan Hôïp taùc Quoác teá Nhaät Baûn (JICA) thöïc hieän Nghieân cöùu Quy hoaïch toång theå An toaøn giao thoâng ñöôøng boä tôùi naêm 2020, höôùng tôùi u0RÆW[D× KRÆLÓDÂ\WÎQKQJØÖÚL YDÚNKRÄQJWDLQDÑQJLDRWKRÄQJv. Ñeå bieát theâm veà Quy hoaïch toång theå, Xin vui loøng lieân heä vôùi UÛy ban An toaøn giao thoâng Quoác gia: ³ÔDFKÈ Tel: Fax: Website: E-mail: %7UDÂQ+ØQJ³DÑR+DÚ1RÆL 04 3822 0401 04 3822 3592 www.mt.gov.vn [email protected] Chi tieát xem taïi caùc Soå thoâng tin cuûa Nhoùm Nghieân cöùu Theo yeâu caàu cuûa Chính phuû Vieät Nam, Chính phuû Nhaät Baûn thoâng qua Cô quan Hôïp taùc Quoác teá Nhaät Baûn (JICA) hoã trôï Nghieân cöùu Quy hoaïch toång theå An toaøn Giao thoâng taïi Vieät Nam. 交通警察官研修/社会実験 交通安全MPを紹介するポスター 交通警察官研修強化プロジェクト(ベトナム) その他の主な実績 ベトナム公安省傘下の人民警察学院は、警察官の養成・輩出、 ●ハノイ公共交通改善プロジェクト (ベトナム) /JICA 幹部職員の再訓練を行う高等教育機関である。本プロジェクトは ●ハイデラバード外環道路ITS導入支援プロジェクト (インド)/JICA 学院の交通警察学部の指導教官を対象に、研修能力の強化を目 ●ITS技術基準・運用計画の策定支援調査(ベトナム) /JICA 的に実施された。日本が有する交通安全対策の知識や経験をもと に、交通違反取締りや交通規則・管理、交通事故分析等の技術に ●マレーシア国等におけるITS技術移転促進業務/国土交通省 関する新規教材の作成、現役警察官を対象とした研修実施の他、 ●べトナム国ステークホルダーによる都市間幹線道路交通安全 プログラムの形成/JBIC 交通安全研究センターを立ち上げ、交通安全白書の作成や個別研 ●ハノイ市における道路交通安全基礎調査 (ベトナム) /JICA 究活動の技術支援を行った。日本の警察官 OBと共に専門家チー ムを組み、他に例を見ない技術指導を行った。 【JICA】 ●交通事故現況把握調査 (ベトナム) /JICA キーワードタグ 3E(Engineering, Enforcement, Education) 交通警察官人材育成 交通管理の適正化 交通事故分析 交通安全文化 ETC/スマートカード 交通安全(オーディット) 監査システム 参加・体験・実践型の交通安全教育 本邦技術の活用 セミナー・ワークショップ開催 白バイ警察官の指導者育成訓練 24 09 環境・防災 近年、地球温暖化や大規模災害の発生を背景に、持続可 能な都市開発、災害に強い都市づくり、環境に配慮した交通 に対するニーズは、ますます高まっています。日本が有する ■環境都市計画 ■グリーン経済政策 技術や知見を活かし、開発途上国が経済成長と環境にやさ ■JCM事業化計画 ■防災システム計画 しい都市や社会の両立を実現するための取組を支援します。 中 国 山 東 省 済 南 市の済 南 市 公 共 交 通 総 公司の路 線 バス ジャカルタ首都圏予防防災システム構築のための 政策立案および案件形成調査(インドネシア) 済南市バスのアイドリングストップCDM事業調査(中国) 1400 台に後付アイドリングストップ装置を取り付け、運行時間 ジャカルタで起こり得る自然災害について、それぞれの災害の の 30% に相当する停車時間中の 1/3、つまり運行時間の 10% 影響強度を評価した上で影響が及ぶ地域を想定(ハザードマッピ 相当の時間にエンジンを停止し、年間 2500トン余りの二酸化炭 ング)し、その地域内に位置する都市施設や社会施設の減災対策 素を排出削減する小規模 CDM 事業の実現可能性を調査した。 や、総合的な防災計画の策定、コミュニティ防災など必要な事業 本調査中で小規模 CDM 新方法論を開発し、AMSⅢ.AT.として を検討した。地形図や自然条件などの情報はGISデータベースに 承認・登録された他、エコドライブ教習会やエコドライブコンテス 集約し、災害危険度の評価や影響を受ける地域を明示することで、 トも実施した。 【(財)地球環境センター】 対策の必要な地域や施設の分析に活用した。 【JBIC】 実証実験の模様(済南市) 低公害型交通システム導入に向けた情報収集・ 確認調査(ラオス) ラオスは水力発電による電気を利用した電気自動車の普及で、 CO2 排出を伴わない、本当の「ゼロ・エミッション交通」モデルを 実現できる可能性がある。2030 年までに全自動車台数の81% を電化することを目標に①政策・制度整備、②インフラ整備、 ③広 ジャカルタ市内の災害危険度の高い地域と道路施設 その他の主な実績 ●アジアの低炭素化社会実現のためのJCM大規模案件形成可 能性調査:インドネシア国スラバヤ市における低炭素都市計画 策定のための技術協力事業/環境省 ●アジア地域・アセアン地域防災協力に関する基礎情報収集・確 認調査/JICA 報活動、④PPPの適用、⑤人材育成、 ⑥地域戦略の策定、 ⑦モデル ●ラオスパイロットプログラム (LPP)持続可能な都市づくり促進 のための低公害型交通システム制度支援(ラオス)/JICA プロジェクトの設計・実施の7 戦略を低公害型交通システムの導 ●気候変動に係る分野別政策策定支援(タイ) /JICA 入基本方針として提案した。 【JICA】 ●運輸交通分野のCDM適用可能性調査/JICA ●気候変動がアジアの大都市に与える影響研究/JBIC・JICA ●都市交通プロジェクトにおける温室効果ガス削減ガイドライン /世界銀行 ●国家防災管理計画 (パキスタン) /JICA キーワードタグ 地球温暖化・気候変動 災害脆弱性 循環型社会 自然共生・生物多様性 CDM・二国間クレジット 適用策・緩和策の検討 ビエンチャンバス公社・電気小型バス 25 排出削減量の測定・報告・検証(MRV) GISを用いた被害予測シュミレーション 社会・コミュニティ開発 海外の業務紹介 10 国家レベルでの経済発展が、地域レベルで見ると、貧困 層や社会弱者との社会経済格差を広げることが往々にして あります。地域住民の社会経済環境・生活改善のために、 ■住民参加型開発 ■マイクロファイナンス 地方行政の機能強化と共に、教育やジェンダーの視点も入 ■地場産業振興・一村一品 ■ジェンダー主流化 れた生活・生計向上の仕組みづくりを支援しています。 ジェンダー主流化プロジェクト(カンボジア) 地域振興のための地場産業振興計画調査(ベトナム) プロジェクトでは、女性の経済能力の向上とそれを支援するため ベトナムには約 2,000の工芸村が山岳・農村地域を中心に全国 の行政官の能力向上に取り組んでいる。カンボジアでは全人口の に点在している。中には数世紀にわたる歴史を持つ村も多く、重要 過半数以上を女性が占めているが、その社会経済的地位はまだ低 な産業を形成し最近は海外への輸出も増えている。一方、こうした い状況である。そのため、女性が経済的に力をつけることで世帯内 工芸村では伝統的な技術の喪失、後継者不足、原材料の枯渇、貧 や地域社会での地位向上を目指したパイロットプロジェクトを実施 困等、持続可能性が脅かされている。この調査はパイロットプロジ している。今後、パイロットプロジェクトの成果や教訓を政策への ェクトを実施しながら、生活環境から中央・地方政府の政策対応 提言として取り纏めていく予定である。 【JICA】 にいたる総合的な提言を行い、画期的な成果を挙げた。 【JICA】 様々な伝統工芸品の製作現場 鶏の雛へのワクチン接種研修/生姜加工品の試作研修 キーワードタグ その他の主な実績 ●農業セクター情報収集・確認調査(ホンジュラス)/JICA 地方行政 貧困削減・マイノリティ配慮 ジェンダー平等 ●中部高原地域における貧困削減のための参加型農業農村開発 能力向上プロジェクト中間レビュー調査(ベトナム)/JICA 生活向上・雇用創出 貧困削減・マイノリティ配慮 ●農村地域における社会経済開発のための地場産業振興にかかる 能力向上プロジェクト /JICA (ベトナム) A ID/OS(組織分析・制度強化) ・PCM(プロジェクトサイクルマネジメント) 参加型調査手法(コミューン調査) 関係機関とのワークショップ キャパシティディベロップメント 海外業務の実施フィールド ウランバートルオフィス ハノイオフィス マニラオフィス ジャカルタオフィス 26 11 経済産業政策・官民連携 国家の経済成長のためには、公的資金だけでなく、民間資 金を動員することが不可欠です。鉄道や道路など大規模イ ■外国投資促進 ■PPP事業化調査 ンフラ整備における官民連携モデルのほか、日本と開発途上 ■BOP/中小企業振興 ■PPP事業計画 国双方の経済成長を目指し、中小企業振興も考慮した外国 直接投資促進に向けた政策やスキームを提案しています。 ■地域産業政策 外国直接投資促進のためのキャパシティ・ディ ベロップメント・プロジェクト(モンゴル) エンノール港コンテナ物流高度化プロジェクト (インド) モンゴル・経済開発省外国投資規制登録局(旧外国投資貿易 インド南東部とASEAN・日本との連携強化のためには、日本 庁)を対象として、資源国であるモンゴルへの外国投資を促進する からアセアンを通りベンガル湾経済圏までの物流の高度化が重 ための国としての制度整備、能力向上を目指した技術協力プロジ 要な課題となる。インド南東部に位置するチェンナイ・エンノール ェクトである。社会開発にとって、一定の外国投資の活用も重要で およびバンガロールを対象とし、国際コンテナ物流の効率化・高 あり、その経験を通じて産業の育成、国内資本の形成などが促進 度化に向けて、 ①湾岸物流業務、 ②工業団地 / 内陸コンテナ基地 される。外国投資促進のため、組織・人材の能力強化に加え、アク 整備、 ③コンテナRFID 実証実験、 ④支線道路・鉄道整備、 ⑤高 ションプランやロードマップも作成した。 【JICA】 速道路 ITS 化についての提案を行った。 【経済産業省】 ⑤高速道路 ITS化 ② 工業団地/ 内陸コンテナ 基地整備 ④支線道路・鉄道整備 ①湾岸物流業務 ③コンテナRFID 実証実験 Ennor Port インター チェンジ エンノール港と周辺地区における調査課題 外国投資政策に関する講義風景 マニラ首都圏高速道路整備官民協力手法構築 調査(フィリピン) ●外国投資促進計画策定調査 (ミャンマー) /JICA マニラ首都圏の高速道路整備に適したPPP 手法を、制度、計画、 ●ウランバートル都市交通建設事業準備調査(モンゴル)/JICA 資金、用地の諸側面から検討し、効率のいい管理運営の方式と、プ ●ダウザイーファンティエット高速道路F/S調査(ベトナム)/民 間企業 ロジェクトの優先度に基づいた実施計画を提案した。特に、区間別 その他の主な実績 の整備進捗度に応じた交通需要の変化を分析して、どの区間につ ●民間連携インフラ事業推進に係る調査 (アジア)/JICA いても民間にとっての収益性がほぼ一定となるPPPスキームを開 ●アジア産業基盤強化事業ー日越官民PPPフォーラム実施にか かわる調査(ベトナム) /経済産業省 発して提案した。ケース・スタディ区間については提案したPPPス ●PPPによるインフラ整備・運用事業に関するプロジェクト研究 /JICA キームに合致した入札図書の雛型を作成した。 【JICA】 ●南北ベトナム工業開発地域における投資促進調査(ベトナム) /国連工業開発機構 ODAドナー 借款契約 DPWH (事業権の付与者) DPWH プロジェクト マネージャー 貸付 競争入札 事業権契約 建設 有料道路運営許可 TRB 出資 株主 キーワードタグ プロジェクト建設 マネージメント 建設会社 民間PPP 事業会社 ODA コンサルタント 有料道路施設 A区間(公共) インデペンデント コンサルタント EPC契約 EPC建設会社 (建設フェーズ) 有料道路施設 融資 ・劣 後 運 管 営維 理 契 持 約 事業権(A及びB区間) 運営会社 融資 金融機関 保険会社 資本・金融市場整備 公共財政管理 投資政策・投資環境整備 PPPモデル プロジェクトファイナンス 建設 マクロ経済分析 B区間(民間) ビジネス環境調査 経済・市場分析 運営維持管理 資金調達メカニズム構築 PPPプロジェクト・ストラクチャー 27 リスク分析・セキュリティパッケージ 調査・研究・評価 海外の業務紹介 12 グローバル化や技術の進歩により、途上国や日本を取り 巻く社会経済は日々変化しつつあり、地球環境問題は世界 共通の課題となっています。地球の未来を見据えながら、 ■持続可能な都市の在り方 ■国内先進都市事例調査 国・都市・時代に適した解決策の提案をめざし、新たな分 ■インフラシステム輸出戦略 ■自治体国際展開支援 野の開拓、技術力の向上に向けた取り組みを行っています。 社会基盤整備開発援助の展望と経験に関する研究 持続可能な都市開発(Eco2)国際会議 社会基盤整備は、貧困削減などの新たな課題や、民間資金の活 世界銀行が主唱する環境(ecology)と経済(economy)のシナ 用なNGO 等が果たす役割が大きくなる動きの中で、その役割が再 ジーを成長に結びつけるEco2(Ecological Cities as Economic 認識されつつある。このような状況のもとで、本研究は我が国がこ Cities)イニシアティブをテーマとする国際会議を横浜みなとみら れまで開発途上国に対して行ってきた協力を振り返り、その成果と いで開催した。会議は先進国や途上国約 30 都市や環境産業・技 教訓を得るとともに、社会基盤整備の役割を「人々のためのインフ 術を都市開発に導入している日本の自治体や民間企業、国際機関 ラ」という視点から再定義を行い、今後のJICAの協力のあり方につ や研究団体の代表約 300 名が一同に会し、3日間にわたる熱い議 いて模索しようとしたものである。 【JICA】 論を交わした。当社は日本の事例研究のとりまとめと発表、会議 全体の事務局を担当した。 【世界銀行】 インフラサービスの実現 直接的影響 間接的影響 基本的インフラサービスの提供 負の影響 環境破壊 所得格差拡大 地域格差拡大 経済成長 持続性の確保 補完的施策 地域格差配慮 社会配慮(貧困・性差等) 環境影響配慮 社会経済活動機会の多様化・広範化 所得水準の向上、生活の質の向上 貧困削減・MDGs 潜在能力の発現・人間の安全保障 会議の模様 社会基盤整備の再定義 都市交通策定に関するプロジェクト研究 その他の主な実績 都市の発展段階を踏まえた中・長期的な都市交通戦略を策定 ●ベトナムにおける我が国のODAのインパクトにかかる情報収 集・確認調査/JICA するための基礎的情報整理を目的とした調査研究である。JICA がこれまで実施した60 以上の都市交通計画策定調査で作成し たデータベースや既存データベースをもとに、開発途上国の都市 ●開発途上国における持続可能な都市・社会の形成に関する調 査/JICA の社会経済指標と交通関連指標の関連性を分析した。都市大量 ●都市交通策定に関するプロジェクト研究/JICA 輸送機関(マストラ)の開業時期と都市の経済規模の関連性を示 ●中期的援助重点地域・課題の見通しにかかる基礎的調査/JICA し、経済レベルが十分に高くなくても、人口規模が大きくなること ●行政資源等の活用による国際貢献事業支援(日本)/横浜市 でマストラ整備が可能なことを示した。 【JICA】 ●日本国内における地方自治体の気候変動対策取組にかかる事 例調査/JICA 100,000 Tokyo Seoul GDP per capita (USD 2000 constant, WDI) Hangzhou Chongqing Dalian Chengdu Beijing 10,000 ●クロスボーダー交通インフラ対応可能性研究フェーズⅡ /JICA ●東アジアのインフラ整備:その前進に向けて−バックグラウン ド・ペーパー「都市化」/「地方分権化」 −/国際協力銀行 Shanghai Guangzhou Ulaanbaatar Manila キーワードタグ Davao Hà Noi Ho Chi Minh City 1,000 VienƟane 地球環境への国際的取組 先進技術実証実験 Phnom Penh Bangkok Kuala Lumpur ODA政策 インフラ輸出戦略 国内先進事例 Johore Bharu Singapore 100 100 metro open 1,000 10,000 100,000 Population (x1000, UN) 都市鉄道開業時期とGDPと都市人口 既存研究・学術論文レビュー データベース構築・分析 国際会議開催支援 知識プラットフォームの構築 28 会社概要 社 名 株式会社アルメックVPI (英文表記:ALMEC CORPORATION) 創 立 昭和46年10月 設立 資 本 金 7,000万円 代 表 者 代表取締役 長山 勝英 代表取締役 石本 潤 登 録 建設コンサルタント (建設大臣 第24号ー3352号) 本 社 〒160ー0022 東京都新宿区新宿五丁目5番3号 電話 03ー3353ー3200 (代表) FAX 03ー3353ー2411 Eメール [email protected] ウェブサイト http://www.almec.co.jp/、http://www.almec.org (海外) 海外事務所 マニラ、ハノイ、ジャカルタ、 ウランバートル 会社沿革 昭和 46年10月 (株) メガプランニング設立 昭和 47年 4月 (株) アレア設立 アレアと (株) メガプランニングは合併し (株) アレア・メガ総合計画に商号変更 昭和 54年11月 (株) 昭和 55年11月 (株) アルメックに商号変更 平成 18年10月 バリュープランニングインターナショナル (株)設立 平成 25年 4月 (株) アルメックとバリュープランニング・インターナショナル (株) は合併し (株) アルメックVPIに商号変更 平成 25年 7月 現在地 (東京都新宿区新宿五丁目) に移転 有資格者 博士 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5名 技術士 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 13名 一級建築士 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2名 一級土木施工管理技士 ‥‥‥‥‥‥ 3名 土地区画整理士 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 9名 再開発プランナー ‥‥‥‥‥‥‥‥ 2名 本社ご案内 り 東京 メト ロ 副都 心心線 心 通り 新宿駅 伊勢丹● 新宿 三丁 目駅 新宿駅 道 街 甲州 急線 小田 新宿 三 丁目 駅 東南口 建成新宿ビル 花園神社● 靖国 南口 (受付は7階です) 明治 通 JR線 新宿区役所● 新宿五丁目東 新 宿五丁 東 パー シティ ●パークシティ 伊勢 伊勢丹1 伊 勢 1 宿線 都営新 C7 駅 丁目 三 宿 新 ●東京電力 新宿支社 新宿一丁目北 C8 成覚寺 新宿柳通り 宿柳通 通り 東京 メト 新宿 ロ丸 通り ノ内 線 ● 都立新宿高校 校 花園通 り 太宗寺 宗 3 1 新宿御苑 前駅 ● 高島 高島屋 新宿御苑 ○新宿三丁目駅 (東京メトロ丸ノ内線、東京メトロ副都心線、都営新宿線)C7出口より徒歩4分 ○新宿御苑前駅(東京メトロ丸ノ内線) 3番出口より徒歩5分 ○JR新宿駅東南口より徒歩14分 29 2 アルメ クVPⅠの取り組み アルメックVP アルメックV 40 40 年にわたる過去のプロジェクトは国内約 3,800 3 800 件、 件 海外約 800 件の多数に及びます これらの情報・技術の蓄積やこれからの地域・ 件の多数に及びます。 これらの情報 技術の蓄積やこれからの地域 都市整備 背 都市整備の背景・萌芽となる情報・技術を体系的に収集しながら、 都市整備の背景 都市整備の背景・萌芽となる情報・技術を体系的に収集しながら 萌芽 萌芽となる情報 情報 技術 技術を体系的に収集しながら、 体系的 収集 が 政策の変化等に先行的・創造的に対応します。 政策の変化等に先行的 創造的に対応します 創造的に対応します。 また、 また プロジェクトに応じて様々な分野の専門性をもった日本人、 また、 プロジェクトに応じて様々な分野の専門性をもった日本人 プ ジ クトに応じ 様々な分野 様々な分野の専門性をも 専門性をもった日本人、 た日本人 外国人の人材でチーム編成を行います。 外国人の人材でチーム編成を行います 外国人の人材でチ ム編成を行います。都市 都市・交通プランナー 都市・交通プランナー、 交通プランナ 、シス テムエンジニア、財務 財務・経済スペシャリストに加えて、 経済スペシャリストに加えて 社会開発 社会開発、環境 環境、 情報等 専門家も擁 情報等の専門家も擁しており 情報等の専門家も擁しており、 おり クライアントの要請に的確に応えてま ク イ ト 要請 的確 応え ま いります いります。 広報材料の編集・デザイン Editorial design of Publicity Materials このパンフレットは当社デザイン室が作成いたしました 近年、まちづくりへの市民参加・意見の反映は必須とな 主な業務実績 りましたが、情報を正確に伝え、また的確に捉えてフィード ●土浦市公共交通マップ作成/土浦市 バックするには、最適な広報アイテムの活用とわかりやす ●目黒区観光ガイドブック及びホームページ作成/目黒区 いデザインが求められます。当社では社内のデザイン室が、 ●我孫子市福祉ガイドマップ作成/我孫子市 プランニング/コンサルティングの段階から関わり、クライ ●サイクリングガイドマップ作成/三郷市 アントの意向やプロジェクトの性質を理解したスマートな ●豊島区福祉のまちづくりガイドマップ作成/豊島区 編集・デザインをご提供します。 ●まち総・都市総の拠点施設ブックレット/(財)都市みらい推進機構 30 Planning & Management Consultant 株式会社アルメックVPⅠ 東京本社 〒160-0022 東京都新宿区新宿五丁目5番3号 電話 03-3353-3200 FAX 03-3353-2411 Eメール [email protected] 海外オフィス マニラ Rm.301 One Corporate Plaza, 845 A. Arnaiz Avenue Legaspi Village,1229 Makati City, Philippines phone: (+63-2)815-3328 fax: (+63-2)818-8145 e-mail: [email protected] ハノイ 5th Floor, HQ Building, 193C3 Ba Trieu street Hai Ba Trung District, Hanoi, Vietnam phone: (+84-4)3934-4214 fax: (+84-4)3934-4221 e-mail: [email protected] ジャカルタ 17th Floor, Graha Mandiri, Jl. Imam Bonjol 61 Jakarta 10310, Indonesia phone: (+62-21)3983-4101 fax: (+62-21)3983-4102 e-mail: [email protected] ウランバートル Rm. #308, 3rd Floor, Brauhaus Building, Seoul Street 3rd Khoroo, Sukhbaatar District, Ulaanbaatar City, Mongolia phone: (+976-11)329-105 e-mail: [email protected] http://w w w.almec.co.jp/