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分取 HPLC システム

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分取 HPLC システム
分取 HPLC システム
2015 年 4 月改訂
Preparative HPLC System
分取 HPLC システム
信頼と実績の分取 HPLC カラム
使いやすさと、確実性を備えた
分取 HPLC & 前処理システム
豊富なノウハウを詰め込んだ自動分取
PLC 761 は、お客様の要望に応じて手動から自動化までの様々なシステムを構築することが可能で
す。リサイクル分離の際にはデッドボリュームを抑える機構(DVCS)を備え、また、ステータス画
面からダイレクトに設定を変更できるなど高機能化と操作性の向上をコンセプトに開発されました。
プレヒートミキサーの採用
による再現性の確保(4 ページ)
手動リサイクル分取 HPLC システム(10 ∼ 11 ページ)
システムコントローラー
RI 検出器
セミ分取 / 大量分取兼用
カラムオーブン内に
プレヒートミキサーを 装備
カラムオーブン
内径 30 mm までの
分取カラムを収納可能
DVCS による、効率の良い
リサイクル分取システム(5 ページ)
・処理時間の短縮と溶媒削減例
0.8
0.8
0.6
0.6
0.4
0.4
0.2
0.2
0.0
0.0
Volts
Volts
1.0
0.0 2.5 5.0 7.5 10.0 12.5 15.0 17.5 20.0 22.5 25.0 27.5 30.0 32.5
Minutes
リサイクル分離例
多彩な注入方式(6 ページ)
二重管
ニードル
オートサンプラー
(10 mL バイアル 56 本、
20 mL バイアル 56 本)
加圧機能で確実に吸引
オートサンプラー
全量注入方式
(No Waste Mode)
で
サンプルロス無し
リサイクルバルブ
DVCS 用バルブ
ポンプのラインアップ(6 ページ)
最大流量
PU714M (20 mL/min)
PU716M (150 mL/min)
PU717B (300 mL/min)
シリンジポンプ
(繰返し注入)
2
マニュアルインジェクター
PU714i
H
取
HPLC システム PLC 761
検出器(7 ページ)
分取システム専用ソフトウェア(8 ∼ 9 ページ)
・2波長同時取り込み UV 検出器
・セミ分取 / 大量分取兼用 RI 検出器
・カラム圧力のモニター表示
・他社の検出器信号のモニター
UV
UV
RI
圧力
オートサンプラーからフラクションコレクター
まで、全自動でコントロール
クロマトグラムから分取条件の設定が可能
UV 検出器
2 波長(190 ∼ 700 nm)
ポンプ
300 mL/min まで送液可能
4液までのグラジエント対応
フラクションコレクター
96 ウェルプレートからロート
ラックまで、様々な容量に対応
分取条件の設定画面
・オーバーラップインジェクション
・分取シミュレーション等
分取カラムの粒子径について(11 ページ)
分取カラムの豊富なラインアップ(12 ∼14 ページ)
フラクションコレクター(7 ページ)
豊富なラック種類を用意した
FC204
小型な
FC203B
逆相、順相、SEC(GPC)
、キラル分取用カラム
3
PLC 761 の特長
プレヒートミキサーの採用による再現性の確保
大容量のミキサーをオーブン内に配置し、溶離液の温度とカラムの温度を
同じにすることで、分取カラム内の温度分布を均一に保ちます。
■プレヒートミキサーの効果
プレヒートミキサーあり
プレヒートミキサーなし
0.20
0.20
0.10
0.10
0.00
カラムオーブン内にプレヒート
ミキサーを装備
(内径 30 mm のカラムまで)
0.00
0
2
4
6
8
Time (min)
10
12
14
0
カラム内の温度分布は均一
2
4
6
8
Time (min)
10
12
14
外側のみ温まった状態
注)内径 50 mm 以上のカラムの場合には、別途恒温槽を準備しています。お問い合わせください。
再現性の確保
イソクラティック、グラジエント、リサイクル いずれの運転モードでも再現性の良いクロマトグラムが得られます。
0.10
0.25
0.25
1.0
0.08
0.20
0.8
0.06
0.6
0.05
0.00
0.00
4
6
10
8
Minutes
12
14
0.4
0.05
0.2
0.2
0.10
0.02
2
0.6
0.4
0.04
0.10
0.02
0
Volts
0.04
0.00
16
0
0.8
0.15
Volts
Volts
Volts
0.15
Volts
0.06
1.0
0.20
2
イソクラティック
4
6
8
10
12
Minutes
14
グラジエント
16
18
20
0.00
0.0
0
Volts
0.10
0.08
再現性(各 N = 5)
溶出時間:C.V. 0.5 %以内
面 積 値:C.V. 1.0 %以内
注)数値は全ての運転モード
の検収条件の値です。
0.0
5
10
15
Minutes
20
25
30
リサイクル
溶離液の温度とカラム温度の関係
周辺温度の季節変動などに影響されない分取を行うためにも、プレヒートミキサーの使用が有効です。溶離液温度とカラム温度
の差が大きくなると分離に影響が現れます。
分離不充分
夏場
カラム温度 : 室温
室温 : 25 ℃
溶離液温度 : 20 ℃
4
冬場
カラム温度 : 室温
室温 : 25 ℃
溶離液温度 : 12 ℃
デットボリュームをカットする機構(DVCS)による効率のよいリサイクルシステム
リサイクル分離は、同じカラムに複数回サンプルを通過させて分離を改善する手法です。4 回通
過させると、理論的にはカラム 4 本分の分離度が得られます。また、リサイクル分離中は閉鎖
系で溶媒を消費しないため、コスト削減にもつながります。
圧力が高くなります
(サンプルはカラムを4回通過)
リサイクル分離では、カラムを通過してから再びカラム入口に戻るまでのデッドボリュームが大きいと、分離効果が低下します。
PLC 761 では、DVCS(デッドボリュームカットシステム)機構により、リサイクルの分離効果を最大限に発揮できます。
■分取 HPLC システム流路図( DVCS 使用時) ■リサイクル分離クロマトグラム
初期分離
カラムオーブン内に
プレヒートミキサーを装備
初期分離
DVCSあり
DVCSなし
リサイクル
リサイクル
1回
2回
3回
1回
2回
デッドボリュームの影響により
ピークがブロード
処理時間の短縮と溶媒削減例
分離の面からサンプル負荷量を増やすことができない場合に、リサイクル分離を応用することで処理効率をアップさせることが
できます。GPC モードにおける分取例では、リサイクル分離を使用することで処理時間を約 80 %短縮、使用溶媒量を約
90 %削減できました。
注入量
100 L(1 mg)
100
<15 mg 処理時の比較>
リサイクルなし
注入回数 (回)
15
所要時間 (min)
240
使用溶媒量(mL)
1440
1
2
分離の面から処理量の限界
50
倍
15 mV
0
0
注入量
1.5 mL(15 mg)
1000
500
20
Time(min)
40
リサイクル 運転区間
1
2
リサイクル中は溶媒の使用なし
1
2
1
2
リサイクルあり
1
48
140
約 5 分の 1
約 10 分の 1
Conditions
Column
: Inertsil WP300 Diol(GPC モード)
(5 μm, 250 × 20 mm I.D.、2 本連結)
Eluent
: THF
Flow Rate : 6 mL/min
Col. Temp. : 40 ℃
Detection : UV 254 nm
Sample
: 1. Polystyrene M.W. 48,000(10 mg/mL)
2. Polystyrene M.W. 22,000(10 mg/mL)
mV
0
0 リサイクル ON
20
Time(min)
OFF
40
5
多彩な注入方式
多検体の注入
小容量
一検体の繰り返し注入
オートサンプリング
G-Prep AS
サンプルループ
10 mL 用(標準)
20 mL 用(オプション)
シリンジポンプ ML511C
1 回あたりの注入量は、
標準ループで 20 mL まで
(オプションで 500 mL まで可能)
大容量
サンプリングポンプ LPS-30L
1 回あたりの注入量 1000 mL まで
注)各オートサンプラーは、マニュアルインジェクターとの併用も可能です。
オートサンプラー G-Prep AS の特長
No Waste Mode
サンプルを無駄なく注入できる全量注入方式です。サンプ
ルを任意の溶媒で挟んでサンプルループに運ぶため、ニー
ドル ∼ バルブ間の容量のサンプルロスがありません。
エアー加圧注入
粘性の高いサンプルにも対応できるように、バイアル内に
エアー加圧を行える二重管ニードルを採用しています。
二重管
ニードル
エアー加圧のイメージ図
移動相
サンプル
送液ポンプ PU700 シリーズ
PLC 761 では、流量範囲や接液部の材質により、多種のポンプに対応しています。最大4液に
よる高圧グラジエントが可能です。分取目的に適したポンプを用意しています。
送液ポンプ選択の目安
推奨カラム内径
リサイクル分離時推奨カラム内径
設定流量範囲
リサイクル分離流量範囲
PU714M
0.0 ∼ 20 mL/min
3 ∼ 20 mL/min
PU714i
0.0 ∼ 20 mL/min
3 ∼ 20 mL/min
PU716M
0.0 ∼ 150 mL/min
20 ∼ 150 mL/min
PU717B
0.0 ∼ 300 mL/min
40 ∼ 300 mL/mn
* 1: PU714i は接液部に PEEK 樹脂などを使用した、金属フリー(イナート)の送液ポンプです。
* 2: ポンプヘッドの容量の影響により、設定流量範囲とリサイクル分離流量範囲が異なります。
注)負荷量は逆相カラムを用いた際の目安です。サンプルとカラムの組み合わせによって負荷量が変わりますので、本グラフは目安と
してください。また、上記以上の流量での使用をご希望の場合は、弊社最寄りの支店・営業所までお問い合わせください。
6
*2
検出器
RI 検出器 RI704P
UV 検出器 UV702
UV 吸収を持たない糖やアルコール等の検出に適していま
す。RI704P は、セミ分取用と大量分取用の両方の流路か
ら構成されています。流路は手動バルブで簡単に切り換え
られます。
セミ分取用流路(青線)
最大流量 : 20 mL/min
190 ∼ 700 nm まで設定可能な UV 検出器です。また、
2波長の同時取り込みも可能です。2波長モードを使用す
ると吸収波長の異なる目的物質の分取や不純物の確認など
を行えます。セルは目的物質の UV 吸収感度に応じて3種
類の光路長(2.4 mm、0.5 mm、0.2 mm)より選択が
可能です。
大量分取用流路(黄色線)
最大流量 : 100 mL/min
RI704P(セミ分取・大量分取兼用)フロー図
UV702
分取用セル
注)2波長モードの場合は、370 nm をまたがない範囲で波長を設
定します。
その他の検出器
PLC 761 では、アナログ信号を出力できる検出器を接続
することで、UV702 以外の他社の UV 検出器や RI 検出器
などを用いたシステムの構成も可能です(ソフトウェアに
よる装置コントロールはできません)。
UV
UV
RI
圧力*
*:ポンプ本体からの出力信号を用いてカラム圧力をモニターできま
す。高価な分取カラムの状態の管理(カラムの保護)に有効です。
フラクションコレクター FC204 ・ FC203B
PLC 761 では、FC204 と FC203B の 2種類のフラクションコレクターを用意しています。
250 mL を超える大容量の分取にも対応可能です(ロート機能)
。また、FC204 では 24 ウェ
ルプレートと 96 ウェルプレートを使用できます。対応ラックに容器の中心が合えば、ソフトウ
ェアからの制御により、任意の容器を用いてのフラクションが可能です。
標準ラックまたはウェルプレート
標準ラック
4 mL × 432 本、9 mL × 240 本
30 mL × 176 本、50 mL × 40 本
100 mL × 16 本、250 mL × 12 本
24 ウェルプレート × 8 枚(10 mL/1 well)
96 ウェルプレート × 8 枚(2 mL/1 well)
4 mL × 108 本、9 mL × 60 本
20 mL × 14 本、50 mL × 10 本
100 mL × 4 本、250 mL × 3 本
FC204
FC203B
479 mm
324 mm
7
ソフトウェアの特長
分取システム専用ソフトウェア
自動分取、レポート作成を行うまでの操作手順
1. マニュアル操作による予備分析
自動で分取するメソッドを作成するために、あらかじめ分析を行いクロマトグラムデータを取り込みます。
この際に、クロマトグラムを確認しながら、マニュアル操作により分取することも可能です。
ステータス画面からのマウス操作により、簡単に分取、
リサイクル On、Off 等の操作を行えます。
PLC 761 ソフトウェアで取り込んだクロマトグラムや他の分析装置
で取り込んだクロマトグラム*を重ね書き表示させ、マニュアルで分
取する際の参考にできます。
*:AIA 形式で出力したクロマトグラムデータ(拡張子は .cdf)を取
り込めます。
2. クロマトグラムから簡単に分取条件の設定が可能
得られたクロマトグラムを元に、分取条件の設定を行いま
す。分取の開始時間と終了時間をドラッグ&ドロップで簡
単に設定できます。また、以下の分取条件を選択できます。
電圧値(mVolts)
①
②
③
④
時間(min)
時間
時間+レベル
時間+スロープ
時間+レベル+スロープ
各分取条件の設定において、分画数を設定できます。この
機能により、分取したいピークを最大 30 まで分画しての
分取が可能です。
3. 分取条件の確認
分取条件を設定した後に、シミュレーション機能を使用し、確実に分取できるかどうかの確認ができます。
この機能は、分取条件の設定ミスを防ぎます。貴重なサンプルの分取を失敗しないための機能です。
電圧値(mVolts)
ピークを正しく分取できるか
をクロマトグラムから直感的
に予測できます。
時間(min)
分取に必要なパラメーターを入力
8
時間(min)
分取シミュレーション結果
4. 自動分取の実行
分取条件が保存されたメソッド名をシーケンスファイルに設定して、一連の分取工程
を実行します。
自動分取の実行中に、分析時間の延長、サンプルの追加や割り込み、マニュアル分取
への切り換えが可能です。
5. 分取結果の確認
分取結果の確認画面では、フラクションの開始時間と
終了時間や採取量を確認することができます。
時間(min)
分取結果の確認
6. レポートの作成
PLC 761 は、便利なレポート作成機能を用いて、必要な情報のみを出力できま
す。クリップボード機能を用いてクロマトグラムを画像ファイルとして保存する
ことも可能です。また、AIA 出力を行い ChromMerge ソフトウェアを使用す
ると、Windows のアプリケーションにクロマトグラムを挿入できます。
標準レポート設定画面
標準レポート
その他の機能
サンプル注入からピークが溶出されるまでに時間がかかる場合、オ
ーバーラップインジェクション機能を使用すると、時間の短縮と溶
媒の節約が可能です。オーバーラップインジェクションでは、サン
プルを一定間隔で連続注入し全体の分取時間を短縮できます。
装置構成の選択
コンフィグレーション画面から使用する装置を選択して、目的に応
じた装置構成が可能です。
お持ちの検出器やポンプとの組み合わせも可能です(ソフトウェア
からのコントロールはできません)。
電圧値(mV)
オーバーラップインジェクション
時間(min)
30 分で 5 回のオーバーラップインジェクション結果
チューブ量の任意設定
分取に使用するチューブの分画量を(閾値を含めて)任意に設定で
きます。これによりフラクションコレクターに付属している容器以
外の使用も可能になります。
コンフィグレーション画面
9
低圧グラジエントポンプ
低圧グラジエントポンプでのリサイクル分離
低圧グラジエントポンプを使用したリサイクル分離では、送液ポンプの手前で溶
媒が混合するため、溶媒をあらかじめ混ぜて溶離液を調整する必要がありません。
2 液以上溶媒を混合したリサイクル分離分取を行う際に、低圧グラジエントポン
プの使用をお薦めします。またリサイクル分離中は溶媒を消費しないため、カラ
ムを連結した場合と比べて溶媒消費量が低減します。
低圧グラジエントリサイクル
ドレインまたは、
フラクション
コレクターへ
高圧グラジエントリサイクル
リサイクルバルブ
リサイクルバルブ
ドレインまたは、
フラクション
コレクターへ
2 液混合液、リサイクル分離例
低圧
2 液を混合し、リサイクル分離を行なった際の比較です。
高圧グラジエントの場合、2 液を混合し、リサイクル分
離を行うと、上記右図の赤線の部分に入っていた混合す
る前の溶離液が、リサイクル流路内に入り、混合溶媒の
組成を崩してしまう場合があります。
ポンプの手前で溶媒を混合する低圧グラジエントを使用
したリサイクル分離では、溶媒組成を崩さずに溶媒を混
合し、リサイクル分離が行えます。
高圧
リサイクル開始
HPLC 条件
カラム
:
溶離液
:
流量
:
カラム温度 :
検出
:
サンプル :
リサイクル終了
Inertsil ODS-3 (10 μ m, 250 × 20 mm I.D.)
メタノール / 水 = 70/30,v/v
20 mL/min
35 ℃
UV 270 nm
1. - クレゾール 2. - クレゾール
項目
価格
グラジエント応答性
保持時間再現性
リサイクルとの組合せ
低圧グラジエント
◎
○
○
◎
高圧グラジエント
○
◎
◎
○
低圧グラジエント対応可能ポンプ
● PU714M(最大流量 20 mL/min)
● PU716M(最大流量 150 mL/min)
低圧グラジエントを行うには、それぞれのポンプに対応する低圧グラジエントユニットを別途ご用意ください。
低圧グラジエント(LPG)ユニット
型式
混合方式
混合液数
混合比正確さ
接液部
大きさ
重さ
電源
10
低圧グラジエントユニット
電磁弁開閉時間制御方式
4液
± 3 %(指定条件下)
パーフロ、PTFE
80(W)× 250(D)× 90(H)mm(突起部を除く)
約 1.4 kg
ポンプ部より供給
手動分取システム
手動リサイクル分取 HPLC システム(分取サイズ用)
手動による分取やリサイクル分離を行うための専用装置です。ポンプのデットボリュームを少なくすることで、リサイクル分離
効率を高めています(特許取得済)。リサイクルバルブは、バルブを切り換える際に検出器への背圧がかかりにくい設計になっ
ているため、安全にリサイクル分取を行えます。
システム価格例
②
③
①
ポンプ設定流量範囲:0.01 ∼ 20 mL/min
(リサイクル分離流量範囲:3 ∼ 20 mL/min)
品名
価格
①リサイクル分取 HPLC 用送液ポンプ PU714R
1,200,000
② UV 検出器 UV702
950,000
③インジェクター(7725i)
165,000
サンプルループ(5 mL)
28,000
合計
2,343,000
注)データ処理機や据付は別途費用が発生します。PU714R には、
リサイクルバルブ PLC-RC、バルブ固定用板金、カラム固定用板金
とレールが含まれます。
詳細は弊社ホームページ上の LC テクニカルノート No.112 を参照し
てください。
www.gls.co.jp/technique/lc_technical_note/112.pdf
適用カラムサイズの目安
適用カラム(逆相、順相、キラルカラム)
カラム内径
流量の目安
イソクラティック
リサイクル分離
(mm)
(mL/min)
グラジエント* 1
*2
7.6
2.7
○
○* 2
10
5.0
◎
◎
14
9.0
◎
◎
20
20.0
◎
◎
*1:グラジエントでは送液ポンプ 2 台と、グラジエントミキサーが必要
になります。
*2: ○は、配管の低流量域への最適化により、分離効率の向上が可能
です。
適用カラム(SEC)
カラム内径
(mm)
20
30
流量の目安
(mL/min)
3.5 ∼ 6.0
7.0 ∼ 12.0
リサイクル分離 イソクラティック
◎
◎
◎
◎
手動リサイクル分離システム(分析サイズ用)
分析カラムを使用した手動のリサイクル HPLC システムです(特許取得済)
。内径 4.6 mm の逆相や順相、キラルカラムや内
径 8.0 mm の SEC カラムの使用に最適化されています。リサイクル分取のスケールアップを検討する前のシミュレーションに
適した装置です。
システム価格例
③
②
①
④
品名
価格
①リサイクル分取 HPLC 用送液ポンプ PU712R
1,200,000
② UV 検出器 UV702
950,000
③カラムオーブン CO631A
340,000
④インジェクター 7725i
165,000
サンプルループ(500 μL)
10,000
合計
2,665,000
注)データ処理機や据付は別途費用が発生します。
PU712R には、リサイクルバルブ、バルブ固定用板金が含まれます。
詳細は弊社ホームページ上の LC テクニカルノート No.138 を参照し
てください。
www.gls.co.jp/technique/lc_technical_note/138.pdf
11
分取 HPLC カラム
分取 HPLC カラムのラインアップ
スケールアップしやすい分取 HPLC カラム「Inertsil ODS-3」
「Inertsil C8-3」
Inertsil
ODS-3
大きな表面積により、負荷量が大きいため分取カラムとしておすすめな ODS カラム。分取用として 5 μm と 10 μm 粒子をラインアップ
Inertsil
C8-3
大きな表面積により、負荷量が大きいため分取カラムとしておすすめな C8 カラム。分取用として 5 μm と 10 μm 粒子をラインアップ
・表面積
大きな表面積(450 m2/g)を持ち、分取 1 回あたりの負荷量増に
寄与します。
・低圧力
シリカゲルから自社製造し、高精度な分級を行っているため、ロッ
ト安定性が高く、低圧力の分取を可能とします。
・保持が強く、高分離
カラムの疎水性が高いため、高濃度の有機溶媒に溶解した試料も保
持し、ピーク形状が崩れずに分取しやすくなります。また、有機溶
媒比率の高い溶離液で溶出が行えるため、分取後の溶媒除去時間を
短縮できます。
・容易なスケールアップ
分取カラムでも分析カラムと同等の性能を有するため、分析カラム
で構築した条件をスムーズにスケールアップできます。
Conditions
Column
Eluent
Flow Rate
: Inertsil ODS-3 5 μm, 長さ 250 mm
(内径はクロマトグラムに記載)
: A)CH3CN B)H2O
A/B = 65/35, v/v
: 線速度 1 mm/s に合わせた流量
Col. Temp.
Pressure
Detection
Sample
:
:
:
:
40 ℃
Approx. 5.0 MPa
UV 254 nm
1. Acetophenone 2. Benzene
3. Toluene 4. Naphthalene
長さ(mm)
ガードカラム(50 or 75)*
150
250
内径(mm)
Cat. No.
価格
Cat. No.
価格
Cat. No.
7.6
5020-06801
5020-06804
5020-06802
40,000
70,000
10
5020-06811
5020-06814
5020-06812
60,000
120,000
14
5020-79015
5020-79013
5020-79014
75,000
169,000
5 μm
20
5020-06821
5020-06824
5020-06822
90,000
230,000
30
5020-06831
5020-06834
5020-06832
210,000
550,000
Inertsil
50
5020-06851
5020お見積り
5020-06852
450,000
ODS-3
10
5020-79104
5020-79102
5020-79103
45,000
90,000
14
5020-79109
5020-79107
5020-79108
59,000
127,000
10 μm
20
5020-79114
5020-79112
5020-79113
63,000
160,000
30
5020-79119
5020-79117
5020-79118
150,000
385,000
50
5020-79121
5020お見積り
5020-79120
320,000
5020-04965
5020-04966
7.6
5020-04967
40,000
70,000
10
5020-84957
5020-84955
5020-84956
60,000
120,000
14
5020-79035
5020-79033
5020-79034
75,000
169,000
5 μm
20
5020-84967
5020-84965
5020-84966
90,000
230,000
30
5020-84977
5020お見積り
5020-84976
210,000
Inertsil
50
5020-84987
5020お見積り
5020-84986
450,000
C8-3
5020-79302
5020-79303
10
5020-79304
45,000
90,000
14
5020-79309
5020-79307
5020-79308
59,000
127,000
10 μm
20
5020-79314
5020-79312
5020-79313
63,000
160,000
30
5020-79319
5020-79317
5020-79318
150,000
385,000
50
5020-79321
5020お見積り
5020-79320
320,000
*:ガードカラムの長さは、内径 30 mm 以下は 50 mm、内径 50 mm では 75 mm となります。
注)内径 100 mm の分取 HPLC カラムにつきましては、お問い合わせください。また、カラムの耐圧は、いずれも 20 MPa です。
充填剤名
12
粒子径
価格
80,000
140,000
198,000
280,000
650,000
1,300,000
105,000
149,000
198,000
450,000
900,000
80,000
140,000
198,000
280,000
650,000
1,300,000
105,000
149,000
198,000
450,000
900,000
アルカリ性溶離液の使用や従来のカラムでテーリングが気になる場合におすすめ
InertSustain
C18
InertSustain
C8
高不活性で使用可能な pH 範囲が 1 ∼ 10 と広い ODS カラムです。
高不活性で使用可能な pH 範囲が 1 ∼ 10 と広い C8 カラムです。
塩基性条件下のサンプル負荷量
塩基性化合物はアルカリ性溶離液を使用することで酸性や中性の溶離液よりも保持が増加し、負荷量を向上できます。
酸性条件(pH 2)
塩基性条件(pH 10)
最大負荷量
20 mg
最大負荷量
150 mg
Conditions
System
Column
Eluent
負荷量オーバー!
ピーク形状が崩れ
始める。
Flow Rate
Col. Temp.
Detection
Sample
: PLC 761 System
: InertSustain C18
(5 μm, 250 × 20 mm I.D.)
: A)CH3OH
B)0.5% Formic acid
or 25 mM Ammonium bicarbonate
A/B = 10/90 ‒ 20 min ‒ 60/40, v/v
: 18.9 mL/min
: 35 ℃
: UV 245 nm
: Cimetidine
(pKa = 7.05)
長さ(mm)
ガードカラム(50)
150
250
内径(mm)
Cat. No.
価格
Cat. No.
価格
Cat. No.
7.6
5020-07367
5020-07365
5020-07366
44,000
75,000
Inert
10
5020-14257
5020-14255
5020-14256
66,000
132,000
Sustain
5 μm
14
5020-14267
5020-14265
5020-14266
83,000
190,000
C18
20
5020-14277
5020-14275
5020-14276
100,000
260,000
5020-16061
5020-16062
7.6
5020-16076
44,000
75,000
Inert
10
5020-16077
5020-16065
5020-16066
66,000
132,000
Sustain
5 μm
14
5020-16078
5020-16069
5020-16070
83,000
190,000
C8
20
5020-16079
5020-16073
5020-16074
100,000
260,000
注)内径 30 mm 以上の分取 HPLC カラムについてはお問い合わせください。また、カラムの耐圧は、いずれも 20 MPa です。
充填剤名
粒子径
価格
88,000
154,000
220,000
300,000
88,000
154,000
220,000
300,000
耐圧の高いシリカ母体の SEC(GPC, GFC)カラム
Inertsil
Diol
水系、有機溶媒系 SEC 用カラムです、排除限界分子量は約 10,000 で分子量数千 ∼ 数百の化合物の
分離に適します。
Inertsil WP300 Diol
水系、有機溶媒系 SEC 用カラムです、排除限界分子量は約 100,000 で分子量数万 ∼ 数
千の化合物の分離に適します。
注)Inertsil Diol、Inertsil WP300 Diol は高極性により、高保持が得られる順相カラムとしての使用も可能です。
シリカ母体であるため耐圧が 20 MPa とポリマー母体の SEC カラムに比べ高いため、
粘性の大きく圧力がかかりやすい溶媒で分取を行えます。
校正曲線
M.W.
1. Thyroglobulin
660,000
2. Ferritin
444,000
3. γ-Globulins
160,000
4. Phosphorylase
97,400
5. Transferrin, human 80,000
6. BSA
66,000
7. Ovalbumin
45,200
8. Trypsinogen
25,000
9. Lysozyme
14,300
10. Insulin
6,000
11. Insulin chain B
3,500
M.W.
1. 612,000
2. 465,000
3. 170,000
4. 48,000
5. 35,000
6. 19,000
7.
9,200
8.
5,000
9.
2,200
10.
800
11.
580
ポリスチレンの校正曲線 有機溶媒系
Conditions
Column
Eluent
Flow Rate
Col. Temp.
Detection
Conditions
: Inertsil シリーズ SEC カラム
(5 μm, 250 × 7.6 mm I.D.)
: THF
: 1.0 mL/min
: 40 ℃
: UV 245 nm
Column
Eluent
Flow Rate
Col. Temp.
Detection
Injection Vol.
:
:
:
:
:
:
Inertsil WP300 Diol(5 μm, 250 × 7.6 mm I.D.)
0.2 M NaCl, 0.1 M NaH2PO4(pH 6.7, NaH2PO4)
1.0 mL/min
35 ℃
UV 280 nm
10 μL
13
150
250
長さ(mm)
ガードカラム(50 or 75)*
内径(mm)
Cat. No.
価格
Cat. No.
価格
Cat. No.
価格
7.6
5020-05667
5020-05665
5020-05666
40,000
70,000
80,000
10
5020-86557
5020-86555
5020-86556
60,000
120,000
140,000
14
5020-79055
5020-79053
5020-79054
75,000
169,000
198,000
Inertsil
5 μm
Diol
20
5020-86567
5020-86565
5020-86566
90,000
230,000
280,000
30
5020-86577
5020お見積
5020-86576
210,000
650,000
50
5020-86587
5020お見積
5020-86586
450,000
1,300,000
7.6
5020-05989
5020-05987
5020-05988
50,000
90,000
100,000
10
5020-85937
5020-85935
5020-85936
75,000
150,000
179,000
Inertsil
14
5020-79090
5020-79088
5020-79089
98,000
210,000
250,000
WP300
5 μm
20
5020-85947
5020-85945
5020-85946
115,000
300,000
358,000
Diol
30
5020-85957
5020お見積
5020-85956
265,000
832,000
50
5020-85967
5020お見積
5020-85966
575,000
1,660,000
*:ガードカラムの長さは、内径 30 mm 以下は 50 mm、内径 50 mm では 75 mm となります。
注)内径 100 mm の分取カラムにつきましては、お問い合わせください。また、カラムの耐圧は、いずれも 20 MPa です。
本カタログに未掲載の分取 HPLC カラムの価格につきましては、別途 総合カタログや HPLC カラムカタログ、弊社ホームページ上のカタログを参照してくだ
さい。
充填剤名
粒子径
分離方法とカラム内径・粒子径による流量の目安(Inertsil 、InertSustain
分離方法
粒子径(μm) 7.6 ∼ 8.0
10
カラム内径(mm)
14
20
流量(mL/min)
9
20
4.5
10
1.5 ∼ 3
3.5 ∼ 6
5
2.7
5
10
1.4
2.5
SEC
5
0.5 ∼ 1
0.7 ∼ 1.5
注)最適な分離が得られる流量の目安になります。
最適な流量は溶離液の種類などの諸条件によって変動します。
逆相、順相
30
50
40
20
7 ∼ 12
130
65
20 ∼ 40
シリーズ)
昭和電工社製 有機系 SEC カラム
封入溶媒
粒子径 長さ(mm)
内径(mm)
6 μm
8
7 μm
品名
GPC K-801
GPC K-802
GPC K-802.5
GPC K-803
GPC K-804
クロロホルム
300
Cat. No.
5055-13121
5055-13122
5055-13123
5055-13124
5055-13125
封入溶媒
粒子径 長さ(mm)
内径(mm)
P/N
F6028110
F6028120
F6028125
F6028130
F6028140
品名
GPC KF-801
GPC KF-802
GPC KF-802.5
GPC KF-803
GPC KF-804
THF
300
Cat. No.
5055-13101
5055-13102
5055-13103
5055-13104
5055-13105
クロロホルム
THF
300
300
品名
Cat. No.
P/N
品名
Cat. No.
GPC K-2001
5055F6102301
GPC KF-2001
5055GPC K-2002
5055F6102312
GPC KF-2002
50556 μm
20
GPC K-2002.5
5055F6102315 GPC KF-2002.5
5055GPC K-2003
5055F6102303
GPC KF-2003
50557 μm
GPC K-2004
5055F6102304
GPC KF-2004
5055注)600 × 20 mm I.D. カラムにつきましては、お問い合わせください。また、カラムの耐圧は、内径 8
MPa です。また、ガードカラムについては別途お問い合わせください。
P/N
F6028010
F6028020
F6028025
F6028030
F6028040
排除限界分子量
(ポリスチレン)
価格
流量目安
(mL/min)
1,500
5,000
20,000
70,000
400,000
220,000
0.5 ∼ 1
排除限界分子量
流量目安
価格
(ポリスチレン)
(mL/min)
P/N
F6102401
1,500
F6102402
5,000
F6102425
20,000
500,000 3 ∼ 4.5
F6102403
70,000
F6102404
400,000
mm カラムが 3.5 MPa、内径 20 mm カラムが 2.0
ダイセル社製 キラルカラム
長さ(mm)
250
流量目安
価格
内径(mm)
品名
Cat. No.
P/N
品名
Cat. No.
P/N
品名
Cat. No.
P/N
(mL/min)
5
10
CHIRALPAK 5055-11077 80335 CHIRALPAK 5055-11087 81335 CHIRALPAK 5055-11097 83335
600,000
20
IA
5055-11078 80345
IB
5055-11088 81345
IC
5055-11098 83345 1,300,000
20
5 μm
10
CHIRALPAK
505584335 CHIRALPAK
505585335 CHIRALPAK
505586335
5
600,000
20
ID
505584345
IE
505585345
IF
505586345 1,300,000
20
注)上記以外のキラルカラムも取り扱っています。弊社最寄りの支店または営業所へお問い合わせください。また、ガードカラムについては、別途お問い合わ
せください。また、カラム耐圧は、いずれも 30 MPa です。
粒子径
14
仕様
分取 HPLC システム
システム構成
イソクラティック
グラジエント
多検体
多検体
1 検体
オート
マニュアル
オート
オート
サンプラー
サンプラー サンプラー
+ マニュアル
注入方式
送液ポンプ数
グラジエント・リサイクル
5 種類のうち
いずれか
2∼4台
2∼4台
1台
カラムオーブン
リサイクル
1 検体
オート
5 種類のうち 5 種類のうち
サンプラー
いずれか
いずれか
+ マニュアル
1台
CO705C または CO705N
プレヒートミキサー
分取用グラジエントミキサー
UV 検出器
UV702(光路長 2.4 mm、0.5 mm、0.2 mm のセルから選択)
RI 検出器
RI704P(セミ分取用流路 流量 20 mL/min まで、大量分取用流路 流量 100 mL/min まで)
フラクションコレクター
FC203B または FC204
リサイクルバルブ
なし
6 方切換バルブ
なし
溶媒切換バルブ
PLC-6AL
PLC-6RcA
なし
システムコントローラー
SC762
ソフトウェア
PLC761 ソフトウェア
注1)接液部に金属を使わないイナートシステムについては、別途お問い合わせください。また、送液ポンプの種類は下表を参照してください。
注2)下表以外のポンプまたは、他社のポンプや検出器を使用したシステムを希望の際は、最寄りの支店・営業所までお問い合わせください。
送液ポンプ
型式
接液部
設定流量範囲
PU714M ステンレス等 0.01 ∼ 20 mL/min
PU714i
イナート
最大圧力
大きさ
重さ
消費電力
34 MPa 263(W)× 458(D)× 203(H)mm 約 12 kg 100 VA
1 ∼ 20 mL/min(グラジエント時)
0.01 ∼ 20 mL/min 3 ∼ 20 mL/min(リサイクル時) 20 MPa 263(W)× 458(D)× 203(H)mm 約 12 kg 100 VA
PU716M ステンレス等 0.5 ∼ 150 mL/min
PU717B
推奨流量範囲
3 ∼ 20 mL/min(リサイクル時)
20 ∼ 150 mL/min(リサイクル時)
5 ∼ 150 mL/min(グラジエント時)
21 MPa 263(W)× 458(D)× 203(H)mm 約 27 kg 300 VA
ステンレス等 0.3 ∼ 300 mL/min 40 ∼ 300 mL/min(リサイクル時)15 MPa 380(W)× 500(D)× 250(H)mm 約 35 kg 240 VA
注)送液ポンプの操作は、正面キー もしくは PLC 761 ソフトウェアから行います。
低圧グラジエントポンブユニットについては、10 ページをご参照ください。
多検体オートサンプラー(G-Prep AS)
注入方式
注入量
サンプルトレイ 設定温度範囲 : 3 ∼15 ℃(1 ℃ステップ、室温 -20 ℃まで)
温度制御
温度精度 : ± 0.2 ℃(トレイ閉時、室温 -10 ℃まで)
(オプション) 温度分布 : ± 1.0 ℃(トレイ閉時、室温 -10 ℃まで)
計量ポンプによる計量注入方式
(Partial Loop 注入、No Waste 注入)
サンプルループ 10 mL(標準)0.5、20 mL(オプション)
0.05 ∼ 20 mL
計量ポンプ
注入再現性
サンプル
処理能力
ニードル
5 mL ガラスシリンジ(標準)
2 重管エアー加圧方式
キャリーオーバー < 0.1 %(標準洗浄 : ニードル内外面洗浄、サンプル : カフェイン)
0.5 mL ガラスシリンジ(オプション)
洗浄ユニット
RSD < 1.0 %(指定条件)
1 液によるニードル注入バルブの洗浄(標準)
2 液によるニードル注入バルブの洗浄(オプション)
電源、消費電力 AC 100 ∼ 240 V 50/60 Hz 定格に対し ± 10 %、300 VA 以下
10 mL バイアル × 56 検体(標準)
20 mL バイアル × 56 検体(オプション)
大きさ
4 mL バイアル × 110 検体(オプション)
重さ
340(W)× 340(D)× 500(H)mm
約 25 kg
カラムオーブン
型式
温度制御範囲
CO705N
周囲温度 + 10 ∼ 80 ℃
適用流量
大きさ
重さ
消費電力
∼ 40 mL/min(カラム内径 30 mm まで) 252(W)× 438(D)× 737(H)mm
約 18 kg 340 VA
CO705C 周囲温度 24 ℃時、0 ∼ 80 ℃ ∼ 40 mL/min(カラム内径 30 mm まで) 252(W)× 438(D)× 737(H)mm
約 22 kg 640 VA
注)カラムオーブンの操作は、正面キー もしくは PLC 761 ソフトウェアから行います。
また、カラムオーブン内部の大きさは、145(W)× 45(D、中央部)× 600(H)mm です。
適用流量は、プレヒートミキサーを使用した場合、オーブンで十分に温調できる流量を示しています。
フラクションコレクター
型式
標準ラックの種類
大きさ
重さ
消費電力
FC203B
4 mL × 108 本、9 mL × 60 本、20 mL × 14 本
50 mL × 10 本、100 mL × 4 本、250 mL × 3 本
324(W)× 292(D)× 267(H)mm
約 5 kg
50 VA
FC204
4 mL × 432 本、9 mL × 240 本、30 mL × 176 本、50 mL × 40 本、
100 mL × 16 本、250 mL × 12 本、24 well plate × 8 枚(10 mL/1 479(W)× 464(D)× 330(H)mm 約 11 kg
well)、96 well plate(2 mL/1 well)
50 VA
注)フラクションコレクターの操作は、正面キー もしくは PLC 761 ソフトウェアから行います。
また、ラックの代わりにロートを使用すると大量に分取できます(FC204 の標準ラックのロート数は 12 です)。
検出器
型式
UV702(紫外可視検出器)
型式
RI704P(示差屈折率検出器)
光源
重水素ランプ
光源
高輝度 LED ランプ
屈折率範囲
1.00 ∼ 1.75
波長範囲
190
700 nm
セル光路長
2.4、0.5、0.2 mm(分析用セルも使用可能)
大きさ
263(W)× 458(D)× 203(H)mm
重さ
約 9 kg
セル容量
適応流量
9 μL
∼ 20 mL/min(セミ分取用流路)
∼ 150 mL/min(大量分取流路)
大きさ
260(W)× 460(D)× 200(H)mm
重さ
約 10 kg
15
トピックス
定期メンテナンスのご案内
分取 HPLC システム PLC 761 及び PLC561 ( 前機種 ) では、定期メン
テナンスをご案内させていただいています。案内カタログには消耗品リス
トも掲載しています。
詳しくは最寄りの営業所までお問い合わせください。
デモカラムのご案内
分取 HPLC カラムは高価であるため、採用にあたっては分析カラム以上に
より慎重な検討が必要になります。ジーエルサイエンスでは、分取サイズ
の Inertsil、InertSustain デモカラムの貸し出しを行なっています。
詳しくは最寄りの営業所までお問い合わせください。
ホームページのご紹介
分取 HPLC の上手な使い方・関連情報を弊社のホームページ上
で公開しています。下記アドレスより参照してください。
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