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実験資料
ドバイタワー(バージュ・ハリファ)から見た風景 全高828.0 m、ビル本体636.0 m、160階建 1 実験の目的 インターフェースを理解するために1次側の小さな電源で、 2次側の電源を利用し、負荷を駆動させ実験を行い、動 作確認をします。 (1)電源回路の確認 (2)スイッチ動作の確認 (3)インターフェス 74LS06(インバータ)の信号で、リレーの駆動 を確認、1次側から2次側への伝達確認 (4)負荷の確認 2 実験・ブレットボードの利用 • ブレットボードの電源部は、横側に端子が繋がり、配 線部は、縦側に端子が繋がっています。 • 中央の溝の上側、下側は、別端子です。 • 配線は、ジャンパー線、リード線を利用します。 • 部品は、秋葉原で購入 2300円程度 (抵抗、ダイオードは、100個単位の購入) • 参考にした本 武蔵野電波のブレットボーダーズ (オーム社/開発局 2400円) インターネット検索で調査 http://staretc.com/elc_3_6Lr.html 部品購入:秋月電子通商、㈱光南電気 3 回路完成写真 コンデンサー を付ける 4 ブロック図 電源制御部 9V外部電源 をレギュレー ターを利用し て5Vにする。 ①スイッチ制御 リレー制御 ②LSI 2次電源部 手動スイッチ による電源 ON OFF リレーを利用 した2次電源 3V ICによる電源 制御 負荷部 負荷 モーター LED 他 5 回路図 Vcc スイッチ 74LS0 6 ダイオード コンデンサー 5Vレギュ レータ 負荷 リレー スイッチ 9V 3V GND 外部電源 外部電源 6 実験材料 • • • • • ブレッドボード 配線(ジャンパー線、リード線) 電源(電池) 9V スイッチ 2ヶ 3端子レギュレーター (7805、+5V電源用) • • • • • ダイオード コンデンサー0.1μF 電解コンデンサー10μF 電解コンデンサー100μF IC 74LS06 • 電源(電池) 3V 電池2本ケース • リレー 941H-2C-5D • ①モーター FA-130 DC1.5V • モーター制御(参考応用) • ②LED • 抵抗 1kΩ 2kΩ 7 全体回路図 入力1(VCC)-16(GND) +側 電 ・モータ制御 ・モータ ・LED 源 回 路 9 V 1 4 か ら 5 V 負荷部 16 8 入力4(VCC2)-8(GND2) 8 (1)電源路図 9 参考:レギュレーター回路(7805) 10 電源部 11 素子の説明 炭素皮膜抵抗レジスタンス(Ω:オーム) 黒 0 茶1 赤2 橙3 黄4 緑5 青6 紫7 灰8 白9 (精度:金5%) 計算例 1KΩ=茶(1)黒(0)赤(102) 金(精度5%) http://www.jarl.or.jp/Japanese/7_Technical/lib1/teikou.htm 電解容量コンデンサ(μF:マイクロファラット) 極性:ライン線が、短い足がマイナス側、長い足がプラス側 耐圧、容量は、本体に記しています。 ダイオード(フライホイールダイオード) 極性:P型半導体側をアノード(+側:記号A)、N型半導体側をカソード(-側:記号K)と呼 びます。ダイオードは、電圧の印加の方向によって、順方向バイアス、逆方向バイアスの二 つの使い方があります。 昇圧・降圧・反転などスイッチング電源では、スイッチ素子による電流断 続によりインダクタで発生した起電力を一定の方向へ流す役割、モー タやソレノイド(電磁弁)のインダクタンスで生ずる逆起電力により、電源 回路に加わって他の回路への影響やスイッチング素子が破損しないよ うに保護する目的があります。 (PN接合に興味ある方は、自習して下さい) LED(発光ダイオード) 極性:長い足(+)は、アノード(A)、短い足は、カソード(C) 順方向に電圧を加えた際に発光する半導体素子のことである。 (資料情報は、ウィキペディアフリー百科事典参照 http://ja.wikipedia.org/) 12 単位系 A μF B(参考問題) C pF F フォラット D 1 1 2 1 μm mm m メートル 長さ 3 1 MΩ kΩ Ω オーム 抵抗 4 1 ns μs s 時間 5 1 GHz 6 1 7 1 セカンド 静電容量 MHz Hz ヘルッ 周波数 W kW W ワット 電力 A mA A アンペア 電流 参考 http://part.freelab.jp/s_calc.html http://fnorio.com/0096Electromagnetic_unit_system1/Electromagnetic_unit_system1.html 13 単位の大きさ 名称 記号 大きさ 名称 記号 大きさ 名称 単位 備考 Y 1024 デシ d 10-1 1バイト B 8ビット ヨタ Z 1021 センチ c 10-2 1キロバイト kB 1024B ゼタ E MB 124kB 1018 ミリ m 10-3 1メガバイト エクサ P GB 1024MB 1015 マイクロ μ 10-6 1ギガバイト ペタ T 1テラバイト TB 1024GB テラ 1012 ナノ n 10-9 ギガ G 109 ピコ p 10-12 メガ M 106 ファムト f 10-15 キロ k 103 アト a 10-18 ヘクト h 102 セプト z 10-21 デカ da 10 ヨクト y 10-24 14 抵抗・容量計算例 R1 R2 R3 S L V=IR R=R1+Rx 1 R2+R3 L ρ R=ρ S 抵抗:R、抵抗率:ρ、長さ:L、断面積:S = Rx R2R3 15 コンデンサー C1 C3 + C2 C=εε0S/d C4 - Cx= C1+C2 Cy= C3+C4 C:コンデンサー容量(F) S:極板面積(m2) CxCy C= Cx+Cy d:極板間隔(m) ε0:真空の誘電率 8.855×10-13(F/m) 16 ダイオード 整流用ダイオード PN接合 逆方向 P型 N型 順方向 カソード アノード 順方向 三角形で進む P型からN型 逆方向 板でせき止める N型からP型 参考 http://www.mech.tohoku-gakuin.ac.jp/rde/contents/course/mechatronics/diode_tr.html 17 ②IC HD74LS06 反転回路((INVERTER:NOT回路) IN 1A OUT 1Y 18 ②INVERTER回路図 VCC IN:1(VCC) IN:0(GND) 出力(OUT):1Y 入力(IN):1A OUT:0 OUT:1 19 GND (3)リレー 入力1(VCC)-16(GND) 1 16 4 8 入力4(VCC2)-8(GND2) 20 (2) ①スイッチ制御部 21 負荷部 3V + - GND モーター制御部 OUT2 LED モーター OUT1 抵抗 5V:1 Vcc 4 リレー 8 ICの2番信号:16 22 (参考)モーター制御回路 23 (4)負荷素子 モーター 発光ダイオード 参考 http://www.cityjp.com/javascript/etc/led_r.html 1KΩ、2KΩ (1)抵抗を変えて、モータの回転速度の変化 (2)LEDの明るさ 24 実験 ブレッドボードを使った回路製作 1次側電源9Vから5V(レギュレータICを利用) 1)ICによるデジタルスイッチ 反転(ONからOFF)している事を確認 2)リレーの動作:スイッチ(ONからOFF)の確認 2次側電源3Vを利用した負荷の動作 3)モーター、LEDの確認 :負荷(抵抗)を変更して、電流値の確認 25 レポートの書き方 • • • • テーマ 実験目的 実験材料と使用機材 実験方法 1)ブレットボートを利用して、回路図を見て、回路を完成させる。 電源部・IC部・リレー部・負荷部を製作する。 2)1KΩの抵抗2つを直列や並列にしてLEDの明るさを観察する。 3)モーター制御のスイッチ、ボリュームを変化させ動作を確認 • 考察 電源部、負荷部の回路図を加え、回路図を完成させる。また、実験の目的から IC、リレーを利用して何が確認されたか書く。 電圧3V、抵抗値1KΩ2ヶから抵抗を並列や直列にした電流計算をする。 • まとめ 実験方法を書く。 素子を理解するために単位計算、抵抗計算、容量計算の問題を解く。 • 感想 実験から得られたものつくりの感想、難易度、改善点を書いて下さい。 26