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ソフトウェアカスタマイズ機能を搭載した バージョンアップ型インバータ

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ソフトウェアカスタマイズ機能を搭載した バージョンアップ型インバータ
業界初
ソフトウェアカスタマイズ機能を搭載した
バージョンアップ型インバータ
VVVF Inverter
汎用インバータの概念を超越した機能性。
多様化するシステムニーズに応える専用インバー
こだわりから生まれたSAMCO-vm05シリーズ。
サンケンの卓越した技術力の結晶、画期的な性能を誇る汎用インバータ、SAMCO-vm05シリーズ。
用途に応じて選択できる二重定格仕様や業界初のソフトウェアのカスタマイズ機能、
制御アルゴリズムの標準搭載など、強力な新機能を満載して多様化するニーズにお応えします。
コスト低減を提供する二重定格仕様
負荷状況に応じてH特性とP特性の2種類の定格仕様が選択できますので、標準適用モーターの幅も広がり
コスト低減に大いに貢献します。
(200V級 SBTシリーズ)
業界初のソフトウェアカスタマイズ機能
お客様のご要望に応じた様々なソフトウェアをアドインすることで専用機能を実現します。納入後も必要に
応じてプログラムの変更やバージョンアップも自在に行えます。
用途に応じた制御アルゴリズムを標準搭載
巻き取り制御や複数台ポンプ駆動制御、定時間インチング機能など、各々の用途に適した制御アルゴリズムを標
準搭載しています。多様化するシステムニーズに的確に応える専用インバータとしてご利用いただけます。
使いやすさを追究した操作性や通信機能
パソコンと直接接続できるRS-232Cや、システムでの運用管理に有効なRS-485を標準装備しています。
PGフィードバックによる拡張性
PGフィードバック基板
(オプション)
を装備することにより、ベクトル制御運転を実現できます。
1
INDEX
タへの
。
2
■ラインナップ
3
■機能仕様
4
■操作パネル
10
■標準仕様
12
■外形寸法図
17
■端子結線図
20
■端子機能
21
■ソフトウェア機能一覧
24
■保護機能
26
■オプション・周辺機器
27
■使用上のご注意
31
■標準価格
33
ラインナップ
200V級、400V級 SAMCO-vm05ラインナップ
◆200V級SBTシリーズ(二重定格シリーズ)
H特性
(過負荷耐量150%)
とP特性
(過負荷耐量120%)
の二重定格仕様
◆400V級SHFシリーズ
一般産業用
(H特性/過負荷耐量150%)
◆400V級SPFシリーズ
ファン・ポンプ用
(P特性/過負荷耐量120%)
インバータ形式と適用モータ容量[kW]
H特性
P特性
[kW]
[kW]
0.75
1.5
1.5
2.2
2.2
3.7
3.7
5.5
5.5
7.5
7.5
11
11
15
15
18.5
18.5
22
22
30
200V級
SBTシリーズ
400V級
SHFシリーズ
SPFシリーズ
SBT-0.75K/1.5K
SBT-1.5K/2.2K
SBT-2.2K/3.7K
SBT-3.7K/5.5K
SBT-5.5K/7.5K
SBT-7.5K/11K
SBT-11K/15K
SBT-15K/18.5K
SBT-18.5K/22K
SBT-22/30K
30
SHF-1.5K
SPF-2.2K
SHF-2.2K
SPF-4.0K
SHF-4.0K
SPF-5.5K
SHF-5.5K
SPF-7.5K
SHF-7.5K
SPF-11K
SHF-11K
SPF-15K
SHF-15K
SPF-18.5K
SHF-18.5K
SPF-22K
SHF-22K
SPF-30K
SHF-30K
37
SPF-37K
SHF-37K
37
45
SPF-45K
SHF-45K
45
55
SPF-55K
SHF-55K
55
※SBT-30K/37K∼SBT-55K製品は開発中です。
※400V級75kW以上については、SAMCO-IPFシリーズ
(75kW∼315kW)
をラインナップしております。
3
機能仕様
用途に合わせて選択できる二重定格仕様
SAMCO-vm05シリーズには、二種類の定格仕様が設定されています。一般産業用、ファン、ポンプ用な
ど用途に応じてH特性とP特性の2種類の定格から選択できます。※200V級SBTシリーズのみ
ラ
イ
ン
ナ
ッ
プ
機
能
仕
様
◆H特性
過負荷耐量を150%/minとした定格仕様。一般産業用での定トルク負荷に適しています。
◆P特性
過負荷耐量を120%/minとした定格仕様。ファン、ポンプなどの低減トルク負荷に適しています。P特性適用モ
ータは、H特性適用モータよりワンランク容量の大きいモータを駆動できる定格電流になっています。
選択設定例
用途が2.2kWのファンモータで
あれば、H特性1.5kWのインバー
タをP特性に選択設定することで
対応できます。
2.2kWモータ
ファン・ブロア
SBT-1.5K/2.2K
H特性:1.5kW
P特性:2.2kW
★P特性で対応可能な負荷であれば、
通常の1ランク下のインバータのご
購入でコスト低減を提供いたします。
1.5kW相当の価格のインバータで2.2kW
(1ランク上の容量)のモータ駆動が可能に!
操
作
パ
ネ
ル
標
準
仕
様
外
形
寸
法
図
端
子
結
線
図
業界初のソフトカスタマイズ機能
◆カスタマイズしたソフトウェアの提供
お客さまのご要望に応じてカスタマイズしたソフトウェアを提供します。通常の汎用インバータから「お客様専用
インバータ」への転換を可能にした業界初の機能です。
◆豊富なソフトウェア機能の提供
仕様変更等、ご要望に応じたソフトウェア機能を随時開発提供いたします。また用途に応じた豊富な制御アルゴリ
ズムを標準搭載していますので、様々な用途に応用できます。
◆転送ソフトウェア無償提供
ソフトウェアの転送は、転送ソフトウェア『FMTP』を使用してパソコンと直接シリアル接続すれば簡単にアドイ
ンできます。
RS-232C通信
端
子
機
能
ソ
フ
ト
ウ
ェ
ア
機
能
一
覧
保
護
機
能
オ
プ
シ
ョ
ン
・
周
辺
機
器
プログラム転送
専用転送
ソフトウェア
“FMTP”
D-sub 9pin
標準ケーブル仕様
ご
使
用
上
の
注
意
標
準
価
格
4
ソフトウェア機能一覧
SAMCO-vm05シリーズは多種多様な制御アルゴリズムの標準搭載により、以下の機能をご利用いただけます。
なお機能についての詳しい内容についてはP.24をご覧ください。
定格選択機能
定時間インチング機能
ディスターブ運転
バージョンアップ機能
入出力欠相検出機能
キャリア周波数
通信機能
V・f分離機能
不安定現象除去機能
周波数設定
任意V/fパターン
モニタ表示
端子台ステップ設定
冷却ファンロック検出
電流制限機能
多機能入力端子
設定周波数ゲイン機能
過電圧ストール防止機能
多機能出力端子
省エネ制御
瞬停再始動機能
多機能リレー出力
PID制御
瞬低補償機能
アナログ出力
PID、V/f切替え運転
すくい上げ運転
周波数カウンタ出力
ベクトル、V/f切替え運転
アラーム自動復帰機能
アナログ入力
多段速運転
アラーム経緯読み出し
アナログ入力フィルタ
加減速切替え運転
定圧給水システム制御
ユーザ供給電源
S字加減速運転
巻き取り制御
ユーザデフォルト機能
運転信号ホールド機能
位置制御
変更データ表示機能
簡易スケジュール運転
電流出力機能
コピー機能
使いやすさを追求した操作性や通信機能
◆操作パネル
操作パネル
操作はテンキーによるダイレクトインプット方式を
採用、また操作パネルは使用環境に応じて着脱して
操作できますので、作業性が向上します。パネルと
本体との接続には一般の10base-Tケーブルを使用
しますので、専用ケーブルは不要です。
インバータ本体
RJ45タイプ
10base-T LAN
ケーブル使用可能
◆コピー機能を標準装備
機能コード設定値を他のSAMCO-vm05にコピーすることができます。設定にかかる作業負担を大幅に軽減できます。
◆メンテナンス機能の拡充
・ユーザデフォルト機能
機能コードは、工場出荷設定値以外にお客様独自のパラメータ設定値を第二標準設定値として登録することがで
きます。メンテナンス時などに活用することで、作業の効率化が図れます。
・変更データ表示機能
設定変更の際、変更したパラメータのみを簡単に検索できます。
◆シリアル通信機能
シリアル通信インタフェース
(RS-232C、RS-485)
を標準装備。RS-232Cにはパソコンと直接接続することが
できます。RS-485にはプログラマブルコントローラ等の接続によりインバータを集中管理する等、システム運
用に有効です。いずれの端子にも専用ケーブルや専用アダプタは不要です。
5
機能仕様
標準搭載された用途別の制御アルゴリズム
巻取り制御
広範囲線速に対応した巻き取り機、給線機、巻き替え機等の制御を行う巻取りパターンに基づく当社独自
の張力制御アルゴリズムです。従来システムのようなダンサ制御用コントローラは不要です。
ラ
イ
ン
ナ
ッ
プ
機
能
仕
様
◆巻取り制御アルゴリズム
・巻取り速度予測パターン運転が基本アルゴリズムです。
・誤差に対して補正を行うダンサ位置補正制御を付加することにより、途中停止・再起動も含め安定性に優れた張
力制御が可能になりました。
◆巻取り速度予測パターン
・巻取り開始周波数、終了周波数、巻取り所要時間を入力設定するだけで巻き太り現象に基づく出力周波数予測パ
ターンとして自動計算します。
・パターン設定における段取りの容易性も考慮し、あらかじめ4パターンまで設定することができ、外部信号によ
り選択します。
・巻き細り現象に基づく出力周波数予測パターンとしても設定できますので、巻き替え機の供線や印刷機の給紙制
御にも利用できます。
◆モニタ機能
・巻取り経過時間は操作パネルにモニタ表示できます。インバータの途中停止やアラーム保護による停止の際に
は、これまでの巻取り経過時間を保持いたします。
伸線機システムの基本構成図
送り制御用インバータ
巻取り制御用インバータ
周波数指令
運転指令
ダンサー変位
フィードバック
伸線機システム
送出し
モータ
巻取り
巻き取り演算パターン自動計算
送り側インバータ
出力周波数
周
波
数
K
比率運転
ゲイン
Fs
巻取り速度予測制御
Fe
+
ref
f out
−
時間
巻取り側インバータ
出力周波数指令
巻取り所要時間
可変ゲイン
PI制御
ダンサー
位置信号
PI制御
ダンサー位置補正制御
ホーム
ポジション
基準値
端
子
結
線
図
保
護
機
能
伸線機システムの基本構成図
f inv1
外
形
寸
法
図
ソ
フ
ト
ウ
ェ
ア
機
能
一
覧
ダイス
ダンサー
標
準
仕
様
端
子
機
能
巻取り
モータ
伸線・送り部
操
作
パ
ネ
ル
+
オ
プ
シ
ョ
ン
・
周
辺
機
器
ご
使
用
上
の
注
意
標
準
価
格
−
誤差e
6
複数台ポンプ駆動制御(定圧給水システム制御)
SWS基板
(オプション)
の搭載により、給水ポンプの圧力制御や複数台ポンプのローテーション運転や並
列運転など、複数台のポンプを用いた一定圧給水システムを容易に構築できます。ポンプの寿命維持を
目的とした定時切替え機能や、制御端子でメンテナンス性が飛躍的に向上したポンプ選択機能も搭載し
ています。
◆インバータ1台で給水状況に応じて最大4台のポンプを制御できます。
◆圧力変動状況もしくは一定時間ごとにポンプの運転切替え選択ができます。
◆圧力の単位での設定や状態表示ができます。
●複数台ポンプシステムの給水状況に応じた運転内容(ポンプ切替え機能)
給水状況
流量
少
小
大
多
システム運転
ポンプ切替え機能
ローテーション運転
(インバータ駆動のみ)
定時間切替え
変動
小
圧力変動切替え
定時間もしくは圧力変動切替え
並列運転
(商用駆動とインバータ駆動の併用)
大
補助ポンプへの切替え
システム構成例(例:商用駆動との組合せによる4台並列運転システム)
商用
電源
MC0
圧力
指令値
M1
P1
M2
P2
M3
P3
M4
P4
MC1
MC2
圧力
検査値
MC3
MC4
内蔵
SWS
option
MC5
MC6
MC7
各MC制御信号
給水ポンプシステム基板(SWS)
最大4台までのポンプを用いた定圧給水システムを構築できます。
7
機能仕様
定時間インチング機能
インチング信号入力時間に関係なく、設定した時間だけ運転動作を行う機能です。運転信号のON幅に無
関係に、最低時間以上の運転を確保します。位置精度を向上させる簡易定位置保守機能として円編み機
械などに有効です。
◆運転指令幅が不均一でも、最低ON幅を確保します。
ラ
イ
ン
ナ
ッ
プ
機
能
仕
様
◆JOG運転との組み合わせで、丸編み機の糸切れ時の微調運転に最適です。
操
作
パ
ネ
ル
基本概念図
OFF
ON
運転信号
ON
INV運転
OFF
標
準
仕
様
最短運転時間
JOG端子
ON
外
形
寸
法
図
端
子
結
線
図
ボタンを押す間隔が不均一でも、一定時間運転が可能です。
V・f分離機能
インバータの出力周波数と出力電圧を各々独立して設定できる機能です。負荷によってV・f比例形と完
全分離形より選択できます。出力電圧指令を外部からアナログ入力により任意に調整可能であるため、
トルクモータ駆動伸線機システム等に適用できます。
●完全分離形
●比例形
+100
%
1倍
+0%
-100
%
0V
電
圧
指
令
V・fの 本 来 の
電圧指令
5V
電圧指令 0.5倍
0倍
0V
10V
アナログ指令電圧
オ
プ
シ
ョ
ン
・
周
辺
機
器
ご
使
用
上
の
注
意
5V
アナログ指令電圧
8
ソ
フ
ト
ウ
ェ
ア
機
能
一
覧
保
護
機
能
基底電圧
電圧指令 電
圧
指
令
増
減
分
端
子
機
能
10V
標
準
価
格
機能仕様
PGフィードバック制御でさらに高性能化
検出器
(PG)
でモータの回転速度を検出しフィードバックする速度制御機能と、位置制御機能による運転
を可能にします。
SB-PGによる速度制御ブロック図
速度指令
+
−
速度制御
調節器
出力電圧
波形生成
速度推定
演算
M
IGBT
SAMCO-vm05
負荷
システム
PG
PGパルス
波形処理
『SB-PG』
SB-PGによる位置制御ブロック図
パルス列指令
偏差
カウンタ
位置制御
調節器
+
−
速度制御
調節器
速度推定
演算
出力電圧
波形生成
M
IGBT
SAMCO-vm05
負荷
システム
PG
PGパルス
波形処理
INV内蔵オプションカード『SB-PG』
PGフィードバック基板(SP-PG)
検出器
(PG)
でモータの回転速度を検出しフィードバックする速度制御
機能と、位置制御機能による運転を可能にします。
環境対応
閉鎖型IP-20構造の採用と基板防湿処理により信頼性がより一層向上しました。さらに直流リアクトル
(オプション)
を接続することにより、有害な高調波を抑制することができます。
直流リアクトル
インバータの入力力率を改善し、電源電圧の相間アンバランスによるインバータへの影響を低減します。
9
操作パネル
各部の名称
7セグメントモニタ
ラ
イ
ン
ナ
ッ
プ
高輝度LEDにて、周波数、出力電流、回転
数、負荷率、出力電圧、圧力値、無単位任意
表示、各種設定値、アラーム内容を表示
機
能
仕
様
モニタモード表示
各種モニタの単位毎表
Ctrl表示
テンキー
運転、設定状態表示
数値データのダイレクト入力
運転モード表示
運転、停止状態表示
操
作
パ
ネ
ル
小数点キー
ドライブキー
運転指令
ストップキー
エンターキー
標
準
仕
様
停止指令
プログラムキー
表示切替/クリアキー
ステップキー
機能コードの設定
単位表示切替およびクリア
周波数の各種設定値のステップ入力
※本操作パネルは、本体から取り外し、制御盤等へ装着することもできます。
端
子
結
線
図
キーの名称
分類
キー表示
機能概要
ドライブキー
DRIVE
・正転または逆転方向の運転を開始します。
(回転方向はCd130で切替えます。)
ストップキー
STOP
・運転を停止します。
・アラーム状態ではアラームをリセットします。
表示切替/クリアキー
CLEAR
DISP
・状態表示モードでは7セグメントモニタの表示内容を切替えます。
・機能コード表示モードでは入力された数値データの消去、または直
前のENTERキー操作を無効にします。
・状態表示モードでは周波数の上昇方向のステップ設定を行います。
ステップキー
・状態表示モードでは周波数の下降方向のステップ設定を行います。
プログラムキー
PROG
・状態表示モードと機能コード表示モードの切替えを行います。
エンターキー
ENTER
・7セグメントモニタに表示されている数値データを確定します。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
0
テンキー
小数点キー
外
形
寸
法
図
・状態表示モードでは周波数のダイレクト設定を行います。
・7セグメントモニタに数値データを入力します。状態表示モード。
(点滅または点灯表示)
端
子
機
能
ソ
フ
ト
ウ
ェ
ア
機
能
一
覧
保
護
機
能
オ
プ
シ
ョ
ン
・
周
辺
機
器
ご
使
用
上
の
注
意
標
準
価
格
.
10
操作パネル
操作パネルの操作方法
機能設定は設定コード表示モードで行います。状態表示モードと機能コード表示モードとの切替えは
PROGキーで行います。
状態表示モード
機能コード表示モード
PROG
◆(例) Cd008=15とする場合を以下に示します。
操 作
表 示
説 明
状態表示モード。(点滅または点灯表示)
PROG
テンキー
機能コード表示モード。
8
テンキーにて機能コード番号を直接入力。
入力された機能コード番号に対するデータが読み出され、数値デ
ータ入力待ち状態となります。
ENTER
テンキー
1
テンキーで設定したい数値を入力します。
入力する毎に表示桁が左へ移動します。
5
ENTER
入力された数値は新設定値として記憶され、機能コード表示モー
ドに戻ります。(いくつかの機能コードは誤操作によるデータの
書き換えを防止するため、再度確認のための入力を要求するもの
があります。)
PROG
状態表示モードに戻ります。(点滅または点灯表示)
・数値入力をやり直す場合は、CLEAR/DISPキーを押せば入力前の表示に戻ります。
・機能コードデータ入力を中止する場合は、CLEAR/DISPキーを押せば機能コード表示モードに戻ります。
(数値
を変更した後で中止する場合は、ENTERキーは押さずに、CLEAR/DISPキーを2回押せば機能コード表示モー
ドに戻ります。
)
表示モード
・状態表示モードでは、CLEAR/DISPキーにより、周波数、出力電流、回転数、負荷率、出力電圧、圧力値、無単位
表示を順次選択できます。
・運転モード表示は「運転」、
「停止」状態を表示します。
操 作
表 示
停止中
点灯
運転中
消灯
直流制動中または運転待機中
説 明
点滅
または減速停止中
11
標準仕様
200V級(SBTモデル)
出
力
形 式
SBT-0.75K/1.5K SBT-1.5K/2.2K SBT-2.2K/3.7K SBT-3.7K/5.5K SBT-5.5K/7.5K SBT-7.5K/11K
負荷※1
H特性 P特性 H特性 P特性 H特性 P特性 H特性 P特性 H特性 P特性 H特性 P特性 H特性 P特性 H特性 P特性 H特性 P特性 H特性 P特性
標準適用モータ[kW] 0.75 1.5
1.5
2.2
2.2
3.7
3.7
5.5
5.5
定格容量[kVA]※2 1.9
2.7
3.0
3.7
4.3
5.8
6.7
8.5
9.1 11.4 12.8 16.8 17.5 21.7 22.9 25.9 28.6 31.2 33.5 41.9
5.1
7.0
8.0
9.6 11.2 15.1 17.6 22.3 24
定格電流[A]
過負荷電流[A]※3 7.6
8.4 12.0 11.5 16.8 18.1 26.4 26.7 36
定格出力電圧
入
力
3ø
許容変動
自冷
概略質量
3kg
制御方式
高周波キャリア
60
68
75
82
22
88
30
110
機
能
仕
様
操
作
パ
ネ
ル
200V∼230V 50/60Hz
強制風冷
4kg
4kg
4.5kg
8kg
8kg
10kg
0.05∼200Hz(始動周波数0.05∼20Hz可変)※5
0.1%(10bit 0∼10V、4∼20mA)、0.2%(9bit 0∼5V)最大出力周波数に対して
出力周波数の±0.01%(−10∼40℃にて)
アナログ設定
最大出力周波数の±0.2%(25℃±10℃にて)※6
運転/停止設定
デジタル設定
周波数
指令設定 アナログ設定
入力信号
接点出力
モニタ信号
LED表示
シリアル通信 I/F
機能拡張
18kg
0.01Hz(0.05∼600Hz)
デジタル設定
附属機能
15kg
V/f制御または速度センサレス制御
0.05∼600Hz(始動周波数0.05∼20Hz可変)※5
周波数精度
12kg
開始周波数(0.2∼20Hz)、動作時間(0.1∼10秒)、制動力(1∼10ステップ)
瞬停再始動、すくい上げ始動、多段速運転、周波数ジャンプ、アラーム自動復帰、
PID制御、簡易スケジュール運転、省エネ運転、トルクリミッタ(速度センサレス制御のみ)
保護機能
2ch、0∼5V、0∼10V、4∼20mA、ボリウム(5kΩ、0.3W以上)
周波数指令、正転指令、逆転指令、加速・減速時間設定、フリーラン停止/アラームリセット、緊急停止、
ジョギング選択、ステップ周波数設定、運転信号ホールド、トルクリミッタ(速度センサレス制御のみ)、
[デジタル入力:8ch 割当任意設定可][アナログ入力:電圧1ch、電流・電圧兼用1ch]
アラーム一括および多機能接点出力(1C接点、AC250V、0.3A)
運転中、周波数一致、過負荷予報、不足電圧中、周波数到達
[オープンコレクタ出力3ch割当任意設定可、アナログ出力2ch]
周波数、出力電流、同期回転数、負荷率、出力電圧、圧力、ライン速度(無単位)、運転中、アラーム
端
子
結
線
図
端
子
機
能
ソ
フ
ト
ウ
ェ
ア
機
能
一
覧
RS485、RS232C
DC24V、150mA(制御端子台)
電流制限、過電流遮断、モータ過負荷、外部サーマル、不足電圧、過電圧、瞬時停電、フィン過熱、欠相
警告機能
外
形
寸
法
図
オペレーションパネル、シリアル通信(RS485、RS232C)、制御回路端子
オペレーションパネル、シリアル通信(RS485、RS232C)、制御台ステップ
RS232Cのシリアル通信によるソフトウェアのバージョンアップ
外部電源出力
標
準
仕
様
正弦波 PWM(キャリア周波数1k∼14kHz)※4
P特性
直流制動
環
境
57
15 18.5 18.5 22
36 49.5 52.8 69 68.4 90 81.6 112.5 98.4 132 132
H特性
デジタル設定
周波数
設定分解能 アナログ設定
周囲温度
46
15
閉鎖形(IP20)
冷却方式
出力信号
44
11
1%以上(1%未満の場合、オプションリアクトルを使用のこと)
保護構造
運
転
機
能
33
11
電圧:±10% 周波数:±5% 電圧アンバランス:3%以内
電源インピーダンス
制
御
機
能
30
7.5
200V 50/60Hz 220V 60Hz
定格電圧、周波数
出力周波数
範囲
7.5
SBT-11K/15K SBT-15K/18.5K SBT-18.5K/22K SBT-22K/30K
ラ
イ
ン
ナ
ッ
プ
保
護
機
能
過電圧防止中、加減速中電流制限動作、ブレーキ抵抗過熱警告、過負荷警告、フィン過熱警告
H特性
−10∼+50℃(但し、+40℃以上では、上部通風カバーを外す)
P特性
−10∼+40℃(但し、SBT-3.7K/5.5K以下は+30℃以上では、上部通風カバーを外す)
保存温度
−20∼+65℃ ※7
相対湿度
90%以下(結露なきこと)
使用環境
標高1000m以下、屋内(直射日光、腐食性ガス、引火性ガス、オイルミスト、塵埃のないこと)
※1 H特性:定トルク負荷(一般産業用) P特性:二重低減トルク負荷(ファン・ポンプ用)
※2 定格容量は出力電圧220V時の容量です。
※3 1分間/10分毎
※4 キャリア周波数の最大値は、定格特性や運転状態により変化します。
※5 速度センサレスモードの周波数設定範囲は4極モータで1Hz∼130Hz(極数によって異なります。)
※6 最大出力周波数とは5V、10V、20mAにおける周波数です。
※7 輸送などの短期間に適用できる温度です。
※ SBT-7.5/11K以下は放電抵抗を標準搭載しております。
12
オ
プ
シ
ョ
ン
・
周
辺
機
器
ご
使
用
上
の
注
意
標
準
価
格
400V級(SHFモデル)
形 式
出
力
SHF-1.5K SHF-2.2K SHF-4.0K SHF-5.5K SHF-7.5K SHF-11K
標準適用モータ
1.5kW
2.2kW
4.0kW
5.5kW
7.5kW
11kW
15kW
18.5kW
22kW
定格容量※1
2.8kVA
4.2kVA
6.2kVA
8.7kVA
11.8kVA
17.3kVA
22.2kVA
26.3kVA
31.9kVA
定格電流※2
4A
6A
9A
12.6A
17A
25A
32A
38A
46A
12kg
15kg
150% 1分
過負荷電流定格
3φ 380V/50Hz、400V/50Hz、460V/60Hz
定格出力電圧
3φ 380V∼460V、50/60Hz
定格電圧、周波数
入
力
電圧:−15%、+10% 周波数:±5% 電圧アンバランス:3%以内
許容変動
1%以上(1%未満の場合、オプションリアクトルを使用のこと)
電源インピーダンス
閉鎖形(IP20)
保護構造
強制風冷
冷却方式
4kg
概略質量
制御方式
制
御
機
能
4kg
4.5kg
6.5kg
6.5kg
7kg
10kg
V/f制御または速度センサレス制御
高周波キャリア
正弦波 PWM(キャリア周波数1k∼14kHz)※3
出力周波数範囲
0.05∼600Hz(始動周波数0.05∼20Hz可変)※4
周波数
設定分解能
デジタル設定
0.01Hz(0.05∼600Hz)
アナログ設定
0.1%(10bit 0∼10V、4∼20mA)、0.2%(9bit 0∼5V)最大出力周波数に対して
デジタル設定
出力周波数の±0.01%(−10∼40℃にて)
アナログ設定
最大出力周波数の±0.2%(25℃±10℃にて)※5
周波数精度
直流制動
附属機能
運転/停止設定
周波数
指令設定
運
転
機
能
SHF-15K SHF-18.5K SHF-22K
開始周波数(0.2∼20Hz)
、動作時間(0.1∼10秒)
、制動力(1∼10ステップ)
瞬停再始動、すくい上げ始動、多段速運転、周波数ジャンプ、アラーム自動復帰、PID制御、
簡易スケジュール運転、省エネ運転、トルクリミッタ(速度センサレス制御のみ)
オペレーションパネル、シリアル通信(RS485、RS232C)
、制御回路端子
デジタル設定
オペレーションパネル、シリアル通信(RS485、RS232C)
、制御台ステップ
アナログ設定
2ch、0∼5V、0∼10V、4∼20mA、ボリウム(5kΩ、0.3W以上)
周波数指令、正転指令、逆転指令、加速・減速時間設定、フリーラン停止/アラームリセット、緊急停止、
ジョギング選択、ステップ周波数設定、運転信号ホールド、トルクリミッタ(速度センサレス制御のみ)、
[デジタル入力:8ch 割当任意設定可]
[アナログ入力:電圧1ch、電流・電圧兼用1ch]
入力信号
接点出力
出力信号 モニタ信号
LED表示
アラーム一括および多機能接点出力(1C接点、AC250V、0.3A)
運転中、周波数一致、過負荷予報、不足電圧中、周波数到達
[オープンコレクタ出力3ch割当任意設定可、アナログ出力2ch]
周波数、出力電流、同期回転数、負荷率、出力電圧、圧力、ライン速度(無単位)、運転中、アラーム
RS485、RS232C
シリアル通信 I/F
機能拡張
外部電源出力
RS232Cのシリアル通信によるソフトウェアのバージョンアップ
DC24V、150mA(制御端子台)
保護機能
電流制限、過電流遮断、モータ過負荷、外部サーマル、不足電圧、過電圧、瞬時停電、フィン過熱、欠相
警告機能
過電圧防止中、加減速中電流制限動作、ブレーキ抵抗過熱警告、過負荷警告、フィン過熱警告
環
境
周囲温度
−10∼+50℃(但し、+40℃以上では、上部通風カバーを外す)
保存温度
−20∼+65℃ ※6
相対湿度
90%以下(結露なきこと)
使用環境
標高1000m以下、屋内(直射日光、腐食性ガス、引火性ガス、オイルミスト、塵埃のないこと)
※1
※2
※3
※4
※5
※6
定格容量は出力電圧400V時の容量です。
入力電圧がAC400V以上では、出力電力に応じて定格電流を低減します。
キャリア周波数の最大値は、インバータ容量および運転状態により変化します。
速度センサレスモードの周波数設定範囲は4極モータで1Hz∼130Hz(極数によって異なります。
)
最大出力周波数とは5V、10V、20mAにおける周波数です。
輸送などの短期間に適用できる温度です。
13
標準仕様
400V級(SHFモデル)
形 式
SHF-37K
SHF-45K
30kW
37kW
45kW
55kW
42.3kVA
51.3kVA
62.4kVA
76.2kVA
定格電流※2
61A
74A
90A
110A
150% 1分
過負荷電流定格
3φ 380V∼460V、50/60Hz
定格電圧、周波数
1%以上(1%未満の場合、オプションリアクトルを使用のこと)
電源インピーダンス
閉鎖形(IP20)
保護構造
強制風冷
冷却方式
20kg
制御方式
制
御
機
能
32kg
33kg
V/f制御または速度センサレス制御
正弦波 PWM(キャリア周波数1k∼14kHz)※3
出力周波数範囲
0.05∼600Hz(始動周波数0.05∼20Hz可変)※4
デジタル設定
0.01Hz(0.05∼600Hz)
アナログ設定
0.1%(10bit 0∼10V、4∼20mA)、0.2%(9bit 0∼5V)最大出力周波数に対して
デジタル設定
出力周波数の±0.01%(−10∼40℃にて)
アナログ設定
最大出力周波数の±0.2%(25℃±10℃にて)※5
周波数精度
直流制動
附属機能
運転/停止設定
周波数
指令設定
運
転
機
能
25kg
高周波キャリア
周波数
設定分解能
操
作
パ
ネ
ル
※7
電圧:−15%、+10% 周波数:±5% 電圧アンバランス:3%以内 ※7
許容変動
概略質量
開始周波数(0.2∼20Hz)
、動作時間(0.1∼10秒)
、制動力(1∼10ステップ)
瞬停再始動、すくい上げ始動、多段速運転、周波数ジャンプ、アラーム自動復帰、PID制御、
簡易スケジュール運転、省エネ運転、トルクリミッタ(速度センサレス制御のみ)
オペレーションパネル、シリアル通信(RS485、RS232C)
、制御回路端子
デジタル設定
オペレーションパネル、シリアル通信(RS485、RS232C)
、制御台ステップ
アナログ設定
2ch、0∼5V、0∼10V、4∼20mA、ボリウム(5kΩ、0.3W以上)
周波数指令、正転指令、逆転指令、加速・減速時間設定、フリーラン停止/アラームリセット、緊急停止、
ジョギング選択、ステップ周波数設定、運転信号ホールド、トルクリミッタ(速度センサレス制御のみ)、
[デジタル入力:8ch 割当任意設定可]
[アナログ入力:電圧1ch、電流・電圧兼用1ch]
入力信号
接点出力
出力信号 モニタ信号
LED表示
シリアル通信 I/F
機能拡張
外部電源出力
アラーム一括および多機能接点出力(1C接点、AC250V、0.3A)
運転中、周波数一致、過負荷予報、不足電圧中、周波数到達
[オープンコレクタ出力3ch割当任意設定可、アナログ出力2ch]
周波数、出力電流、同期回転数、負荷率、出力電圧、圧力、ライン速度(無単位)、運転中、アラーム
RS485、RS232C
DC24V、150mA(制御端子台)
電流制限、過電流遮断、モータ過負荷、外部サーマル、不足電圧、過電圧、瞬時停電、フィン過熱、欠相
警告機能
過電圧防止中、加減速中電流制限動作、ブレーキ抵抗過熱警告、過負荷警告、フィン過熱警告
周囲温度
−10∼+50℃(但し、+40℃以上では、上部通風カバーを外す)
保存温度
−20∼+65℃ ※6
相対湿度
90%以下(結露なきこと)
使用環境
標高1000m以下、屋内(直射日光、腐食性ガス、引火性ガス、オイルミスト、塵埃のないこと)
※1
※2
※3
※4
※5
※6
※7
標
準
仕
様
外
形
寸
法
図
端
子
結
線
図
端
子
機
能
ソ
フ
ト
ウ
ェ
ア
機
能
一
覧
保
護
機
能
RS232Cのシリアル通信によるソフトウェアのバージョンアップ
保護機能
環
境
機
能
仕
様
3φ 380V/50Hz、400V/50Hz、460V/60Hz
定格出力電圧
入
力
SHF-55K
定格容量※1
標準適用モータ
出
力
SHF-30K
ラ
イ
ン
ナ
ッ
プ
定格容量は出力電圧400V時の容量です。
入力電圧がAC400V以上では、出力電力に応じて定格電流を低減します。
キャリア周波数の最大値は、インバータ容量および運転状態により変化します。
速度センサレスモードの周波数設定範囲は4極モータで1Hz∼130Hz(極数によって異なります。
)
最大出力周波数とは5V、10V、20mAにおける周波数です。
輸送などの短期間に適用できる温度です。
SHF-37K∼SHF-55Kの場合、入力変動範囲によってタップ(TAP1またはTAP2)を切り替える必要があります。
14
オ
プ
シ
ョ
ン
・
周
辺
機
器
ご
使
用
上
の
注
意
標
準
価
格
400V級(SPFモデル)
形 式
出
力
SPF-2.2K SPF-4.0K SPF-5.5K SPF-7.5K
4.0kW
5.5kW
7.5kW
11kW
15kW
18.5kW
22kW
30kW
定格容量※1
3.8kVA
6.2kVA
8.7kVA
11.4kVA
16.6kVA
22.2kVA
26.3kVA
31.2kVA
40.9kVA
定格電流※2
5.5A
8.9A
12.6A
16.4A
24A
32A
38A
45A
59A
12kg
15kg
120% 1分
3φ 380V 50Hz,400V/50Hz,460V/60Hz
定格電圧、周波数
3φ
許容変動
380V∼460V 50/60Hz
電圧:±10% 周波数:±5% 電圧アンバランス:3%以内
電源インピーダンス
1%以上(1%未満の場合、オプションリアクトルを使用のこと)
保護構造
閉鎖形(IP20)
冷却方式
強制風冷
概略質量
4kg
制御方式
4kg
4.5kg
6.5kg
7kg
10kg
V/f制御または速度センサレス制御
正弦波 PWM(キャリア周波数1k∼14kHz)※3
出力周波数範囲
0.05∼200Hz(始動周波数0.05∼20Hz可変)※4
周波数
設定分解能 アナログ設定
周波数精度
デジタル設定
アナログ設定
0.01Hz(0.05∼200Hz)
0.1%(10bit 0∼10V、4∼20mA)、0.2%(9bit 0∼5V)最大出力周波数に対して
出力周波数の±0.01%(−10∼40℃にて)
最大出力周波数の±0.2%(25℃±10℃にて)※5
開始周波数(0.2∼20Hz)、動作時間(0.1∼10秒)、制動力(1∼10ステップ)
直流制動
瞬停再始動、すくい上げ始動、多段速運転、周波数ジャンプ、アラーム自動復帰、
PID制御、簡易スケジュール運転、省エネ運転、トルクリミッタ(速度センサレス制御のみ)
附属機能
運転/停止設定
デジタル設定
周波数
指令設定 アナログ設定
オペレーションパネル、シリアル通信(RS485、RS232C)、制御回路端子
オペレーションパネル、シリアル通信(RS485、RS232C)、制御台ステップ
2ch、0∼5V、0∼10V、4∼20mA、ボリウム(5kΩ、0.3W以上)
周波数指令、正転指令、逆転指令、加速・減速時間設定、フリーラン停止/アラームリセット、緊急停止、
ジョギング選択、ステップ周波数設定、運転信号ホールド、トルクリミッタ(速度センサレス制御のみ)、
[デジタル入力:8ch 割当任意設定可][アナログ入力:電圧1ch、電流・電圧兼用1ch]
入力信号
接点出力
アラーム一括および多機能接点出力(1C接点、AC250V、0.3A)
モニタ信号
運転中、周波数一致、過負荷予報、不足電圧中、周波数到達
[オープンコレクタ出力3ch割当任意設定可、アナログ出力2ch]
出力信号
LED表示
周波数、出力電流、同期回転数、負荷率、出力電圧、圧力、ライン速度(無単位)、運転中、アラーム
シリアル通信 I/F
機能拡張
外部電源出力
環
境
6.5kg
高周波キャリア
デジタル設定
運
転
機
能
SPF-30K
2.2kW
定格出力電圧
制
御
機
能
SPF-15K SPF-18.5K SPF-22K
標準適用モータ
過負荷電流
入
力
SPF-11K
RS485、RS232C
RS232Cのシリアル通信によるソフトウェアのバージョンアップ
DC24V、150mA(制御端子台)
保護機能
電流制限、過電流遮断、モータ過負荷、外部サーマル、不足電圧、過電圧、瞬時停電、フィン過熱、欠相
警告機能
過電圧防止中、加減速中電流制限動作、ブレーキ抵抗過熱警告、過負荷警告、フィン過熱警告
周囲温度
−10∼+40℃(但し、SPF-5.5K以下は+30℃以上では、上部通風カバーを外す)
保存温度
−20∼+65℃ ※6
相対湿度
90%以下(結露なきこと)
使用環境
標高1000m以下、屋内(直射日光、腐食性ガス、引火性ガス、オイルミスト、塵埃のないこと)
※1 定格容量は出力電圧400V時の容量です。
※2 入力電圧がAC400V以上では、出力電力に応じて定格電流を低減します。
※3 キャリア周波数の最大値は、定格特性や運転状態により変化します。
※4 速度センサレスモードの周波数設定範囲は4極モータで1Hz∼130Hz(極数によって異なります。)
※5 最大出力周波数とは5V、10V、20mAにおける周波数です。
※6 輸送などの短期間に適用できる温度です。
15
標準仕様
400V級(SPFモデル)
形 式
SPF-37K
SPF-45K
SPF-55K
37kW
45kW
55kW
定格容量※1
51.3kVA
62.4kVA
76.2kVA
定格電流※2
74A
90A
110A
標準適用モータ
出
力
過負荷電流
120% 1分
定格出力電圧
3φ
許容変動
電源インピーダンス
1%以上(1%未満の場合、オプションリアクトルを使用のこと)
保護構造
閉鎖形(IP20)
冷却方式
強制風冷
20kg
制御方式
制
御
機
能
出力周波数範囲
0.05∼200Hz(始動周波数0.05∼20Hz可変)※4
デジタル設定
アナログ設定
0.01Hz(0.05∼200Hz)
0.1%(10bit 0∼10V、4∼20mA)、0.2%(9bit 0∼5V)最大出力周波数に対して
出力周波数の±0.01%(−10∼40℃にて)
最大出力周波数の±0.2%(25℃±10℃にて)※5
開始周波数(0.2∼20Hz)、動作時間(0.1∼10秒)、制動力(1∼10ステップ)
直流制動
瞬停再始動、すくい上げ始動、多段速運転、周波数ジャンプ、アラーム自動復帰、
PID制御、簡易スケジュール運転、省エネ運転、トルクリミッタ(速度センサレス制御のみ)
附属機能
運転/停止設定
デジタル設定
周波数
指令設定 アナログ設定
オペレーションパネル、シリアル通信(RS485、RS232C)、制御回路端子
オペレーションパネル、シリアル通信(RS485、RS232C)、制御台ステップ
2ch、0∼5V、0∼10V、4∼20mA、ボリウム(5kΩ、0.3W以上)
周波数指令、正転指令、逆転指令、加速・減速時間設定、フリーラン停止/アラームリセット、緊急停止、
ジョギング選択、ステップ周波数設定、運転信号ホールド、トルクリミッタ(速度センサレス制御のみ)、
[デジタル入力:8ch 割当任意設定可][アナログ入力:電圧1ch、電流・電圧兼用1ch]
入力信号
接点出力
アラーム一括および多機能接点出力(1C接点、AC250V、0.3A)
モニタ信号
運転中、周波数一致、過負荷予報、不足電圧中、周波数到達
[オープンコレクタ出力3ch割当任意設定可、アナログ出力2ch]
出力信号
LED表示
シリアル通信 I/F
機能拡張
外部電源出力
環
境
32kg
V/f制御または速度センサレス制御
正弦波 PWM(キャリア周波数1k∼14kHz)※3
デジタル設定
周波数
設定分解能 アナログ設定
運
転
機
能
25kg
高周波キャリア
周波数精度
操
作
パ
ネ
ル
380V∼460V 50/60Hz ※7
電圧:±10% 周波数:±5% 電圧アンバランス:3%以内 ※7
概略質量
機
能
仕
様
3φ 380V 50Hz,400V/50Hz,460V/60Hz
定格電圧、周波数
入
力
ラ
イ
ン
ナ
ッ
プ
周波数、出力電流、同期回転数、負荷率、出力電圧、圧力、ライン速度(無単位)、運転中、アラーム
RS485、RS232C
RS232Cのシリアル通信によるソフトウェアのバージョンアップ
標
準
仕
様
外
形
寸
法
図
端
子
結
線
図
端
子
機
能
ソ
フ
ト
ウ
ェ
ア
機
能
一
覧
保
護
機
能
DC24V、150mA(制御端子台)
保護機能
電流制限、過電流遮断、モータ過負荷、外部サーマル、不足電圧、過電圧、瞬時停電、フィン過熱、欠相
警告機能
過電圧防止中、加減速中電流制限動作、ブレーキ抵抗過熱警告、過負荷警告、フィン過熱警告
周囲温度
−10∼+40℃(但し、SPF-5.5K以下は+30℃以上では、上部通風カバーを外す)
保存温度
−20∼+65℃ ※6
相対湿度
90%以下(結露なきこと)
使用環境
標高1000m以下、屋内(直射日光、腐食性ガス、引火性ガス、オイルミスト、塵埃のないこと)
※1 定格容量は出力電圧400V時の容量です。
※2 入力電圧がAC400V以上では、出力電力に応じて定格電流を低減します。
※3 キャリア周波数の最大値は、定格特性や運転状態により変化します。
※4 速度センサレスモードの周波数設定範囲は4極モータで1Hz∼130Hz(極数によって異なります。)
※5 最大出力周波数とは5V、10V、20mAにおける周波数です。
※6 輸送などの短期間に適用できる温度です。
※7 SPF-45K、SPF-55Kの場合、入力変動範囲によってタップ(TAP1またはTAP2)を切り替える必要があります。
16
オ
プ
シ
ョ
ン
・
周
辺
機
器
ご
使
用
上
の
注
意
標
準
価
格
外形寸法図
◆SBT-0.75K/1.5K∼SBT-3.7K/5.5K
◆SHF-1.5K∼SHF-4.0K
◆SPF-2.2K∼SPF-5.5K
Ctrl
V
STOP
%
7
8
9
4
5
6
PROG
1
2
3
CLEAR
DISP
0
・
ENTER
rpm
A
Hz
238
DRIVE
MPa
250
2-φ5
(単位:mm)
形 式
D
SBT-0.75K/1.5K
145
SBT-1.5K/2.2K
SBT-2.2K/3.7K
170
SBT-3.7K/5.5K
SHF-1.5K
SHF-2.2K
5
170
SHF-4.0K
SPF-2.2K
128
170
SPF-4.0K
D
140
SPF-5.5K
◆SBT-5.5K/7.5K∼SBT-15K/18.5K
◆SHF-5.5K∼SHF-15K
◆SPF-7.5K∼SPF-18.5K
(単位:mm)
2-φ6
形 式
H
H1
W
W1
D
SBT-5.5K/7.5K
Ctrl
DRIVE
MPa
V
STOP
7
8
9
4
5
6
PROG
1
2
3
CLEAR
DISP
0
・
ENTER
%
rpm
A
Hz
300 280 200 180
SBT-7.5K/11K
205
SBT-11K/15K
360 340 240 220
H1
H
SBT-15K/18.5K
SHF-5.5K
SHF-7.5K
300 280 200 180
205
SHF-11K
SPF-15K
360 340 240 220
SPF-7.5K
6
W1
W
SPF-11K
D
205
SHF-15K
SPF-18.5K
17
300 280 200 180
360 340 240 220
ラ
イ
ン
ナ
ッ
プ
◆ SBT-18.5K/22K ∼ SBT-22K/30K
◆ SHF-18.5K ∼ SHF-22K
◆ SPF-22K ∼ SPF-30K
機
能
仕
様
2-φ7
Ctrl
MPa
V
STOP
%
rpm
PROG
CLEAR
DISP
A
Hz
7
8
4
5
1
2
9
3
0
・
ENTER
操
作
パ
ネ
ル
6
H1
H
DRIVE
(単位: mm)
形 式
H
H1
W
W1
SBT-18.5K/22K
D
205
標
準
仕
様
390 370 270 248
SBT-22K/30K
230
SHF-18.5K
205
390 370 270 248
7
SHF-22K
W1
10
W
230
SPF-22K
D
205
390 370 270 248
SPF-30K
230
◆ SPF-37K ∼ SPF-55K
ソ
フ
ト
ウ
ェ
ア
機
能
一
覧
2-φ7
7
DRIVE
MPa
V
STOP
%
rpm
A
Hz
4
8
5
保
護
機
能
9
6
PROG
1
2
3
CLEAR
DISP
0
・
ENTER
H1
H
(単位: mm)
形 式
H
H1
W
W1
D
SHF-30K
440 420 340 318 240
SHF-37K
SHF-45K
550 530 340 318 260
SHF-55K
7
SPF-37K
W1
W
端
子
結
線
図
端
子
機
能
◆ SHF-30K ∼ SHF-55K
Ctrl
外
形
寸
法
図
10
D
ご
使
用
上
の
注
意
440 420 340 318 240
SPF-45K
SPF-55K
18
オ
プ
シ
ョ
ン
・
周
辺
機
器
550 530 340 318 260
標
準
価
格
外形寸法図
◆オペレーションパネル
DRIVE
V
STOP
%
8
9
4
5
6
PROG
1
2
3
CLEAR
DISP
0
・
ENTER
rpm
A
Hz
1.5
101 +0.5
–0
104 +0
–0.8
23.6
63 +0.5
–0
MPa
7
パネル取り付け寸法
–0.5
67 +0
Ctrl
2−M3固定ネジ
32.5
19
1.5
–0.8
94 +0
6.5
54 +0
–0.5
15.4
端子結線図
SAMCO vm05 シリーズ
ラ
イ
ン
ナ
ッ
プ
DCリアクトル
機
能
仕
様
オプション
P1
MCCB
PP
MC
3
相
交
流
電
源
PR
ブレーキ抵抗
注8
R
モータ
S
V
T
W
IM
注1
FA
注1
OFF
MC
FC
MC
接地
標
準
仕
様
オ
ー
プ
ン
コ
レ
ク
タ
出
力
外
形
寸
法
図
接地
異常警報信号出力端子
接点容量 注7
AC250V, 0.3A
FB
ON
運転中1
DO1
サージキラー
周波数一致
正転指令
FR
逆転指令
RR
多段速指令1
2DF
多段速指令2
3DF
フリーラン指令 MBS
外部異常停止指令 ES
アラームリセット指令 RST
第2,第4加減速指令
またはアップ端子 AD2
多機能出力端子
(出荷時設定)
注2
DI1
過負荷予報信号
24V 50mA 以下
DI3
デジタル信号コモン端子
DI4
DCM1 or DCM2
注6
+24V
多機能入力端子
(出荷時設定)
注5
DI5
DI6
VRF1
V
AOUT2
アナログ出力
DC0∼10V
V
ACM
ユ
ー
ザ
負
荷
TRA
TRB
周波数設定
ボリウム用電源
(10V)
RS485通信端子
端
子
結
線
図
端
子
機
能
ソ
フ
ト
ウ
ェ
ア
機
能
一
覧
RXR
RS232C通信端子
周波数設定端子 注4
(0∼5V,0∼10Vまたはボリウム)
IRF/VRF2
150mA 以下
アナログ出力
DC0∼10V
DI8
+V2
+24V 外部電源出力
AOUT1
DI7
DCM1 or DCM2 注6
デジタル信号コモン端子
ボリウムは
5kΩ, 0.3W
以上のものを
ご使用下さい。
DO2
DO3
DI2
+V1
操
作
パ
ネ
ル
U
D-Sub 9pinコネクタ
クロスケーブル接続
周波数設定端子 注4
(4∼20mAまたは0∼5V,0∼10Vまたはボリウム)
アナログ信号コモン端子
FLASH
JP1
バージョンアップ用端子
注3
注1:インバータおよびモータは必ず接地してご使用下さい。
主回路端子
注2:出力端子は、機能コードCd638∼Cd640で個別に割り付ける事ができる多機能端子です。
注3:バージョンアップ用の端子です。通常は未接続として下さい。
制御回路入力端子
注4:機能コードCd002で切り替えてご利用下さい。 制御回路出力端子
また各種フィードバック信号の入力端子としても使用できます。
注5:入力端子は、機能コードCd630∼Cd637で個別に割り付ける事ができる多機能端子です。
通信回路端子
注6:DCM1,DCM2はデジタル端子共通コモンです。
注7:異常警報信号出力端子は、機能コードCd674で個別に割り付ける事ができる多機能端子です。
注8:ブレーキ抵抗はSBT-0.75K/1.5K∼7.5K/11Kに標準搭載です。外部ブレーキ抵抗を装着する場合は標準抵抗を開放して下さい。
20
保
護
機
能
オ
プ
シ
ョ
ン
・
周
辺
機
器
ご
使
用
上
の
注
意
標
準
価
格
端子機能
主回路端子
形式
名称
説明
R,S,T
入力電源端子
3 相商用電源を接続する端子
U,V,W
インバータ出力端子
3 相誘導電動機を接続する端子
P,P1
DC リアクトル接続端子
P,PR
ブレーキ抵抗接続端子
P-PR 間にブレーキ抵抗を接続する端子
(SBT-0.75K/1.5K ∼ SBT-7.5K/11K)
外部ブレーキ抵抗を使用する場合は、内部ブレーキ抵抗の接続線を取りはずし、ビニールテ
ープ等で絶縁処理してください。
DC リンク電圧接続端子
P は直流ポジティブ端子、X は直流ネガティブ端子
P,X
DC リアクトルを接続する端子
(DC リアクトルを接続する場合は、P1、P 端子の短絡バーを取りはずしてください。
)
制御回路端子
端子記号
DCM1
DCM2
DI1
DI2
DI3
DI4
DI5
DI6
DI7
DI8
入
力
端
子
内容説明
Cd638 ∼ Cd640 で機能選択
● DCM1 ∼ DCM2 のいずれかと短絡することで信号入力オン
● DCM1 ∼ DCM2 のいずれかと開放することで信号入力オフ
多機能入力端子
Cd630 ∼ Cd637 で機能選択
DⅠ1∼DⅠ8
DCM1 or DCM2
+24V
6.6kΩ
0V
アナログ信号コモン端子
●アナログ信号共通コモン端子
+V1
VRF1 用ボリウム接続端子
+V2
VRF2 用ボリウム接続端子
● 5k Ωで 0.3W 以上のボリウムを接続してください。
●本端子から外部への電源供給はできません。ボリウム以外は接続しないでください。
VRF1
アナログ電圧入力端子
● DC0 ∼ 10V を入力。入力端子機能を“周波数設定”に選択した場合、入力アナログ信
号電圧とインバータ指令周波数は比例し、10V でゲイン周波数
(Cd055)
の設定値と
なります。
(機能コード Cd002 を VRF1 に関連したデータに設定した場合)
●入力インピーダンスは約 31k Ω。各機能の機能コード設定で 0 ∼ 5V 入力も可能です。
IRF/VRF2
アナログ電流/電圧
入力端子
(電流・電圧兼用入力)
●周波数設定に選択した場合、Cd002 により IRF =電流入力、VRF2 =電圧入力が選択できます。
● IRF 選択時は、DC4 ∼ 20mA を入力。入力端子機能を“周波数設定”に選択した場合、
入力アナログ信号電圧とインバータ指令周波数は比例し、20mA でゲイン周波数
(Cd063)
の設定値となります。IRF 選択時の入力インピーダンスは約 500Ω。
AOUT1
AOUT2
DO1
DO2
DO3
FA
FB
FC
+24V 出力電源
● DC+24V 最大許容出力電流 150mA
内蔵アナログ出力端子
(2ch 出力)
多機能出力端子
Cd638 ∼ Cd640 で機能選択
異常警報信号出力端子
および多機能接点出力
FA
FB
FC
通
信
端
子
●デジタル入出力信号共通コモン端子および+ 24V 電源コモン端子
ACM
+24V
出
力
端
子
端子名称
TRA
TRB
●オープンコレクタ出力 DC24V、50mA
●選択された各機能により、信号がオンします。
●コモン端子は、DCM1 ∼ DCM2 のデジタル信号
コモン端子と共通です。
+24V
DO1∼DO3
0.01µF
●インバータが保護機能動作で停止したことを示す接点出力端子です。
●また Cd674:リレー接点出力選択に設定された内容に従い、多機能設定出力を行います。
接点時:FA-FC 開、FB-FC 閉
異常時:FA-FC 閉、FB-FC 開
●送受信端子
●終端抵抗短絡端子
バージョンアップ用ジャンパー
4.7Ω
DCM1 or DCM2
RS485 シリアル通信端子
RXR
JP1
● Cd126
(AOUT1)
、Cd128
(AOUT2)
の内容で選択した項目をアナログ出力します。
●出力信号 DC0 ∼ 10V、最大許容電流 15mA
(ただし、出力電流が増加すると、出力 電圧が低下しますので、出力係数にて調整してください。
)
●出力信号は、Cd127
(AOUT1)
、Cd129
(AOUT2)
により、0 ∼ 20 倍まで可変す ることができます。
●グランド側は、ACM のアナログ信号コモン端子を使用してください。
●バージョンアップ時以外は接続しないでください。
21
多機能入力端子
制御端子 DI1 ∼ DI8 は多機能入力端子となります。Cd630 ∼ Cd637 で以下の機能を任意に設定でき
ます。
データ
番 号
記号
0
−
機能
データ
番 号
記号
機能
データ
番 号
記号
機能
未使用端子
23
複合端子 FR+AD2+2DF
46
PID
PID 制御切替え信号
1
FR
正転指令
24
複合端子 RR+AD2+2DF
47
PM1
外部モータ M1 選択信号※
2
RR
逆転指令
25
複合端子 FR+AD2+3DF
48
PM2
外部モータ M2 選択信号※
3
2DF
多段速指令 1
26
複合端子 RR+AD2+3DF
49
PM3
外部モータ M3 選択信号※
4
3DF
多段速指令 2
27
複合端子 FR+AD2+2DF+3DF
50
PM4
外部モータ M4 選択信号※
5
MBS
フリーラン指令
28
複合端子 RR+AD2+2DF+3DF
51
PM5
外部モータ M5 選択信号※
6
ES
外部異常停止指令
29
複合端子 FR+AD3+2DF
52
PM6
外部モータ M6 選択信号※
7
RST
アラームリセット指令
30
複合端子 RR+AD3+2DF
53
PM7
外部モータ M7 選択信号※
8
AD2
第 2,第 4 加減速指令またはアップ端子
31
複合端子 FR+AD3+3DF
54
システム予約
9
AD3
第 3,第 4 加減速指令またはダウン端子
32
複合端子 RR+AD3+3DF
55
P0
10
JOG
ジョギング運転指令
33
複合端子 FR+AD3+2DF+3DF
56
複合端子 FR+CCL ※
11
複合端子 FR+JOG
34
複合端子 RR+AD3+2DF+3DF
57
複合端子 RR+CCL ※
12
複合端子 RR+JOG
35
PTR
簡易スケジュール運転タイマーリセット指令
13
複合端子 FR+AD2
36
IF
IRF 端子信号優先指令
62
複合端子 FR+MBS
14
複合端子 RR+AD2
37
5DF
多段速 5 ∼ 8 速選択指令
63
複合端子 RR+MBS
15
複合端子 FR+AD3
38
HD
運転指令ホールド指令
64
システム予約
16
複合端子 RR+AD3
39
2P
第 2 圧力切替え指令※
65
複合端子 2DF+AD2
17
複合端子 FR+2DF
40
2PT
第 2 ポンプ増減切替え時間選択指令※
66
複合端子 2DF+AD3
18
複合端子 RR+2DF
41
TCL
定時ポンプタイマーリセット指令※
67
複合端子 3DF+AD2
19
複合端子 FR+3DF
42
複合端子 2P+2PT
68
複合端子 3DF+AD3
20
複合端子 RR+3DF
43
CP
指令パルス阻止信号※
69
A ×10
電子ギア× 10 倍※
21
複合端子 FR+2DF+3DF
44
CCL
偏差カウンタクリア信号※
70
A ×100
電子ギア× 100 倍※
22
複合端子 RR+2DF+3DF
45
PC
P 制御信号※
ゼロ速指令※
58 ∼ 61 システム予約
0
−
データ
番 号
機能
備考
データ
番 号
機能
備考
未使用端子
12
定時ポンプ切替え信号 オプション機能
24
JOG 信号
入力端子状態出力
ゲート ON 中は ON
13
励磁、直流制動中信号
25
MBS 信号
入力端子状態出力
不足電圧中
14
下限周波数一致
26
ES 信号
入力端子状態出力
運転サイクル終了 簡易スケジュール運転
15
上限周波数一致
27
RST 信号
入力端子状態出力
4
運転中 2
直流制動と励磁中は OFF
16
サーボオンレディー状態
オプション機能
28
切替え待機中信号 オプション機能
5
周波数一致
1 速周波数のみ
17
ゼロサーボ完了
オプション機能
29
位置決め完了信号 オプション機能
6
周波数一致
1 ∼ 8 速周波数
18
FR 信号
入力端子状態出力
30
ブレーキ抵抗オン信号
7
周波数到達
19
RR 信号
入力端子状態出力
31
システム予約
8
過負荷予報
20
2DF 信号
入力端子状態出力
32
周波数カウンタ出力 出力周波数
9
1
運転中 1
2
3
Cd048 の値
(定常中のみ出力)
標
準
仕
様
端
子
機
能
71 ∼ 99 システム予約
制御端子 DO1 ∼ DO3 は多機能出力端子となります。Cd638 ∼ Cd640 で以下の機能を任意に設定で
きます。
備考
操
作
パ
ネ
ル
端
子
結
線
図
多機能出力端子
機能
機
能
仕
様
外
形
寸
法
図
※オプション機能
データ
番 号
ラ
イ
ン
ナ
ッ
プ
電子サーマル予報 80 %以上で出力
21
3DF 信号
入力端子状態出力
33
周波数カウンタ出力 指令周波数
10
放熱器過熱予報
22
AD2 信号
入力端子状態出力
34
過負荷予報信号
11
補助ポンプ駆動信号 オプション機能
23
AD3 信号
入力端子状態出力
22
35 ∼ 99 システム予約
Cd048 の値
(運転中全域で出力)
ソ
フ
ト
ウ
ェ
ア
機
能
一
覧
保
護
機
能
オ
プ
シ
ョ
ン
・
周
辺
機
器
ご
使
用
上
の
注
意
標
準
価
格
端子機能
MCCB ・ MC の容量と電線径
200V 級
形式
SBT-0.75K/1.5K
SBT-1.5K/2.2K
SBT-2.2K/3.7K
SBT-3.7K/5.5K
SBT-5.5K/7.5K
SBT-7.5K/11K
SBT-11K/15K
SBT-15K/18.5K
SBT-18.5K/22K
SBT-22K/30K
400V 級
形式
SHF-1.5K
SPF-2.2K
SHF-2.2K
SPF-4.0K
SHF-4.0K
SPF-5.5K
SHF-5.5K
SPF-7.5K
SHF-7.5K
SPF-11K
SHF-11K
SPF-15K
SHF-15K
SPF-18.5K
SHF-18.5K
SPF-22K
SHF-22K
負荷
MC(電磁接触器)
MCCB
モータ
定格 定格通
(ブレーカ)
容量
電流 電電流
[A]
[A] [A]
主回路※ 1
推奨電線径[mm2]
入力線
P,P1 線
出力線
H 特性
0.75kW
10
11
20
1.25(1.25) 1.25(1.25) 1.25(1.25)
P 特性
1.5kW
10
11
20
1.25(1.25) 1.25(1.25) 1.25(1.25)
H 特性
1.5kW
15
11
20
1.25(1.25) 1.25(1.25) 1.25(1.25)
P 特性
2.2kW
15
11
20
1.25(1.25) 1.25(1.25) 1.25(1.25)
H 特性
2.2kW
20
11
20
2.0(1.25)
2.0(1.25) 1.25(1.25)
P 特性
3.7kW
20
11
20
2.0(1.25)
2.0(1.25) 1.25(1.25)
H 特性
3.7kW
30
18
25
3.5(1.25)
3.5(1.25) 2.0(1.25)
P 特性
5.5kW
30
18
25
3.5(1.25)
3.5(2.0)
2.0(1.25)
H 特性
5.5kW
40
18
32
5.5(2.0)
3.5(2.0)
3.5(2.0)
P 特性
7.5kW
50
26
50
5.5(3.5)
5.5(3.5)
3.5(2.0)
H 特性
7.5kW
60
26
50
8(3.5)
8(3.5)
5.5(2.0)
P 特性
11kW
75
50
80
14(8)
14(5.5)
8(3.5)
H 特性
11kW
75
50
80
14(8)
14(5.5)
8(3.5)
P 特性
15kW
100
65
100
22(14)
14(8)
14(5.5)
H 特性
15kW
100
65
100
22(14)
22(8)
14(5.5)
P 特性
18.5kW
125
65
100 14 × 2(14)
22(14)
14(8)
H 特性
18.5kW
125
80
135
38(14)
22(14)
22(8)
P 特性
22kW
150
80
135
38(22)
38(14)
22(14)
H 特性
22kW
150
80
135
38(22)
38(14)
22(14)
P 特性
30kW
175
152
200 22 × 2(38) 22 × 2(22)
MC(電磁接触器)
MCCB
モータ
定格 定格通
(ブレーカ)
容量
電流 電電流
[A]
[A] [A]
1.5kW
2.2kW
2.2kW
4.0kW
4.0kW
5.5kW
5.5kW
15kW
2.0(2.0)
15
7
20
2.0(2.0)
2.0(2.0)
2.0(2.0)
20
7
20
2.0(2.0)
2.0(2.0)
2.0(2.0)
2.0(2.0)
2.0(2.0)
2.0(2.0)
3.5(2.0)
3.5(2.0)
3.5(2.0)
5.5
3.5
8.0
5.5
20
32
17
32
50
25
50
60
32
60
14
5.5(3.5)
5.5(3.5)
48
80
14(5.5)
8.0(5.5)
5.5(3.5)
48
80
65
100
22(14)
14(14)
8.0(5.5)
22(14)
14(8)
75
18.5kW
100
22kW
100
5.5
M3
M6
22
M8
38
5.5
3.5(2.0)
M3
14 × 2
SPF-30K
30kW
125
75
135
SHF-30K
SPF-37K
SHF-37K
SPF-45K
SHF-45K
SPF-55K
SHF-55K
30kW
150
75
135
22(8)
14(5.5)
37kW
150
75
135 22 × 2(22)
22(14)
22(8)
37kW
175
93
150 22 × 2(22)
22(14)
22(8)
45kW
200
150
200 22 × 2(38)
38(14)
22(14)
45kW
200
150
200
38(14)
22(14)
55kW
225
150
200 38 × 2(38)
60(22)
38(14)
55kW
225
150
200 38 × 2(38)
60(22)
38(14)
22(14)
38(14)
60(38)
1.25
制御回路
最大
最大
ネジ
ネジ
電線径※2
電線径※2
径
径
[mm2]
[mm2]
M4
7
17
18.5kW
22kW
出力線
2.0(2.0)
50
15kW
P,P1 線
2.0(2.0)
30
11kW
入力線
20
7.5kW
11kW
主回路※ 1
推奨電線径[mm2]
7
7.5kW
M4
38(14)
10
30
制御回路
最大
最大
ネジ
ネジ
電線径※2
電線径※2
径
径
[mm2]
[mm2]
M6
1.25
22
38
M8
60
※ 1 主回路電線の種類は、インバータ周囲温度 40 ℃のときの、600V IV ビニル絶縁電線(60 ℃)の場合を示します。( )内は、600V 架橋ポリエチ
レン電線(90 ℃)の場合を示します。
※ 2 最大電線径とは、端子台から制約される最大径を示しています。
23
ソフトウェア機能一覧
用途に応じた豊富な制御アルゴリズムを標準搭載し、さらにお客様仕様にあわせたカスタマイズソフトのご提供
により、それぞれのシステムニーズに答える専用インバータとしてご利用頂けます。
機能名称
定格選択機能
用途例
SBT 一般
目 的
機能説明
200V 級 SBT シリーズでは過負荷耐量により H モード:
150%/ 1 分、P モード: 120%/ 1 分を選択可能です。モ
ータ容量および負荷状態により定格を選択してください。
最適定格の選定
バージョンアップ機能
特殊用途
機能拡張
特殊用途および、ご要求に応じて制御ソフトのバージョンアップ
が可能です。
通信機能
一般
集中監視制御
RS-232C、
RS-485 のシリアル通信機能を標準搭載しております。
周波数設定
一般
周波数範囲の拡大
0.05Hz ∼ 600Hz の広範囲出力周波数範囲が設定可能です。
(V/f モード)
端子台ステップ設定
一般
遠隔からのデジタル
周波数設定
制御入力端子のアップ端子、ダウン端子により、周波数の徐々上
げ、徐々下げが可能です。
多機能入力端子
一般
端子台入力機能の
多機能化
8ch の接点入力端子を任意の複数多機能入力端子に割り振る事
が可能です。
多機能出力端子
一般
端子台出力機能の
多機能化
3ch のオープンコレクタ出力端子を任意の複数多機能出力端子
に割り振ることが可能です。
多機能リレー出力
一般
リレー出力の多機能化
アラーム時だけではなく、他の様々な状態を多機能でリレー出
力することが可能です。
アナログ出力
一般
モニタおよび連動運転
での使用
0 ∼ 10V のアナログ出力を 2ch 搭載し、周波数、電流、電圧等
任意のデータを選択可能です。
周波数カウンタ出力
一般
上位コントローラとの
周波数接続
3ch のオープンコレクタ出力端子の何れかに、インバータの出力
周波数に比例したカウンタ出力を最大 10 倍まで出力可能です。
アナログ入力
一般
指令値、フィードバッ
ク値の取り込み
周波数、圧力等の指令値および、各種フィードバック信号は、
0∼
5V,10V、
4 ∼ 20mA のアナログ信号で入力が可能です。
アナログ入力フィルタ
一般
ノイズ除去
アナログ入力信号には、最大時定数 5Sec のソフトフィルタを設
定可能です。
ユーザ供給電源
一般
周辺機器の低減
DC24V、
150mA Max の電源を外部周辺装置に供給可能です。
ユーザデフォルト機能
一般
操作性、メンテナンス向上
機能コード調整データ確定後の現状の設定値を初期値として保
存可能です。
変更データ表示機能
一般
操作性、メンテナンス向上
変更した機能コード番号とデータ内容を順次表示する機能です。
コピー機能
一般
操作性向上
オペレーションパネルを介して、他のインバータへ現在の機能コ
ード調整データをコピーすることが可能です。
定時間
インチング機能
丸編機、工作機
位置精度向上
作業者により運転スイッチのオン時間が異なる場合でも、定時間の
運転動作を行い位置精度を向上させます。(最短運転時間機能)
入出力欠相検出機能
一般
保護機能向上
インバータの入力および出力の欠相を検出し、保護動作を行い
ます。機能の有無を選択することも可能です。
V・f 分離機能
巻き取り機
任意のトルク制御
インバータ出力の周波数と電圧を各々任意に可変する事がで
き、負荷により V・f比例形と完全分離形が選択可能です。
任意V/f パターン
昇降機、エレベータ
任意のトルク制御
直線的な V/f パターン以外に、任意に中間点を 2 箇所設定可能です。
冷却ファンロック検出
小容量機種一般
保護機能向上
小容量機種において、冷却ファンのロック状態を検出し保護動作
を行います。また、冷却ファンは ON/OFF 制御の有無を選択可
能です。
設定周波数ゲイン機能
巻き取り機
連動運転微調整
複数のインバータを連動運転する場合、各インバータの連動比
をボリウム等で調整可能です。
省エネ制御
空調、ポンプ
最大効率運転
簡易省エネ機能、
V/f 自動省エネ機能、速度センサレス制御自動
省エネの各種省エネ機能によりモータ効率を最大にした省エネ
運転を行います。
PID 制御
空調、ポンプ
自動プロセス制御
速度、流量、圧力等様々な制御要素に応じて、PID 制御による自
動プロセス制御が可能です。
PI
D、
V/f 切替え運転
空調、ポンプ
自動、手動切替え
PID によるフィードバック制御と、
V/f 一定制御のオープンルー
プ制御を制御端子入力信号で切り替え可能です。生産時と調整、
準備時の切替えとして効果的です。
ベクトル、
V/f 切替え運転
搬送機械
運転モード切替
速度センサレス制御と、
V/f 一定制御を制御端子入力信号で切替
え可能です。生産時と調整、準備時の切替えとして効果的です。
24
ラ
イ
ン
ナ
ッ
プ
機
能
仕
様
操
作
パ
ネ
ル
標
準
仕
様
外
形
寸
法
図
端
子
結
線
図
端
子
機
能
ソ
フ
ト
ウ
ェ
ア
機
能
一
覧
保
護
機
能
オ
プ
シ
ョ
ン
・
周
辺
機
器
ご
使
用
上
の
注
意
標
準
価
格
ソフトウェア機能一覧
機能名称
用途例
目 的
機能説明
多段速運転
一般
速度の可変
制御入力端子の組み合わせにより、最大 8 段の可変速運転が可能です。
加減速切替え運転
一般
加減速時間の可変
制御入力端子の組み合わせにより設定周波数に向かっての加減
速時間を最大 4 段まで任意に切替え可能です。
S字加減速運転
昇降機、エレベータ
ショックレス加減速
加減速開始時、中間時、加減速終了時の速度を勾配
(S 字)
をもっ
て任意に調整可能です。昇降機やベルトコンベア等のショック
レス運転に最適です。
運転信号ホールド機能
一般
ワンショット接点信号
での運転
ワンショットのモーメンタリスイッチ等による運転信号接点を
用いた場合でも、連続運転が可能です。
簡易スケジュール運転
一般
設定されたパターンで
のスケジュール運転
周波数、時間、加減速時間、運転方向をあらかじめ設定した最大
7 種のパターンでスケジュール運転を行います。
ディスターブ運転
紡績機械
ボビン径に応じた速度
可変
高速周波数、低速周波数を設定した時間で交互運転を行います。
また高低周波数には変調を加味する事も可能です。紡績機の簡
易的ボビン巻き取りに最適です。
キャリア周波数
一般
騒音低減、ノイズ低減
インバータ出力のスイッチングキャリア周波数を任意に調整可
能です。モータおよび機械系の騒音やノイズ、漏れ電流の低減
に効果的です。
不安定現象除去機能
押し出し機等
電流リップル除去
低周波数、軽負荷時に発生しやすい出力電流の不安定現象を抑
制する機能です。
モニタ表示
一般
状態監視
周波数、電流、電圧、負荷率等の状態をオペレーションパネル
LED に表示致します。また、無単位表示を選択すると、フィード
バック周波数、フィン温度、直流電圧等の状態も表示可能です。
電流制限機能
一般
保護機能向上
インバータ加速時の過電流を設定値に抑制するために、自動的
に最適加速時間で加速動作を行います。
過電圧ストール防止機能
工作機械
保護機能向上
インバータ減速時の回生電圧抑制のために減速勾配を自動調整
致します。また機能の有無を選択可能です。
瞬停再始動機能
空調、ポンプ
トリップレス運転
瞬時停電から復電後、自動的にすくい上げ運転にてショックレ
ス再始動を行います。
瞬低補償機能
巻き取り機、慣性負荷
トリップレス運転
瞬時停電発生時に、不足電圧トリップを抑制するため、インバータ
を減速動作で回生状態とし、負荷側の慣性エネルギーを有効に活
用し、
トリップまでの時間を大幅に遅延することが可能です。
すくい上げ運転
ファン、慣性負荷
トリップレス運転
モータが惰性回転している状態でインバータ運転指令をオンに
した場合でも、モータの回転数と回転方向を検出し、現在回転中
の回転数からショックレス始動を行います。回転方向が指令と
異なる場合は、すくい上げ後に減速動作を行い、再度指令方向に
加速を行います。
アラーム自動復帰機能
空調、ポンプ
トリップレス運転
インバータが異常停止した場合でも、異常内容を解析後、自動的
に再始動します。再始動はショックレス動作とするためすくい
上げ運転を行います。
アラーム経緯読み出し
一般
異常解析
インバータのアラーム停止履歴を 5 回前まで保存します。オペ
レーションパネル操作により異常解析が可能です。
定圧給水システム制御
ポンプ
複数台ポンプの一定圧
給水制御
SWS オプション基板を搭載することにより、複数台のポンプ
を用いた一定圧給水システムが構築可能です。ポンプの長寿命
を目的とした定時切替え機能および、メンテナンス性を向上し
た制御端子によるポンプ選択機能を搭載しました。
巻き取り制御
巻き取り機
張力一定、速度広範囲
巻き取り、給線制御
専用巻き取りパターンおよび、専用ダンサー補正制御により、張
力一定の広範囲線速に対応した巻き取り機、給線機、巻き替え機
等の制御を専用コントローラなしで可能にします。
位置制御
工作機械
Point to Point 制御
Continuous Path 制御
SB-PG オプション基板を装着し、PG 速度センサにより検出速
度をフィードバックすることで、速度制御および位置制御が可
能となります。位置制御では移動距離を直接オペレーションパ
ネルで設定することにより、指令パルスがない状態でも Point
to Point 制御が可能です。
電流出力機能
一般
電流モニタ、連動運転
SAS オプション基板を装着することにより、インバータの出力
周波数に比例した電流出力を 4 ∼ 20mA で行います。ゲイン
設定は最大 20 倍まで可能です。
25
保護機能
保護機能
過電流制限
(失速防止)
内 容
表 示
設定された電流値以上の電流が流れると、周波数の変化勾配を可変して電
流の増加を制限します。
加速中:出力電流設定値に達すると、周波数の上昇を一時的に低下させ、
また周波数変化勾配を緩くして失速を防止し、制限電流値で加速
します。
定常中:過負荷となり出力電流値が設定値に達すると、周波数の降下を行
います。過負荷状態が解除されれば設定周波数に戻ります。
ラ
イ
ン
ナ
ッ
プ
機
能
仕
様
モータ減速中の回生エネルギーが過大となりブレーキ抵抗での消費量を上
回り、インバータ DC 電圧が更に上昇すると、周波数の下降を止め必要に応
じて周波数を上昇させ、過電圧トリップを防止するように動作します。
回生エネルギーが減少した時点より周波数変化勾配を緩くして、再び減速
を始めます。
操
作
パ
ネ
ル
過電流遮断
インバータの許容範囲を越える過大な電流が流れると、保護回路が作動し
インバータを停止させます。
標
準
仕
様
過電圧遮断
モータからの過大回生エネルギーにより、インバータ DC 電圧が規定値以
上になると保護回路が作動し、インバータを停止させます。
過電圧防止
不足電圧保護 (瞬低保護)
過負荷遮断
過負荷遮断
フィン過熱保護
ブレーキ抵抗過熱保護
過負荷防止アラーム
外
形
寸
法
図
電源電圧異常により DC 電圧が規定値以下になるとインバータを停止させ
ます。
端
子
結
線
図
モータの過負荷ならびに低速運転時のモータ過熱を電子サーマルにより検
出し、インバータを停止させます。モータの種類、定格電流に合わせて電
子サーマルの規定値を可変できます。
端
子
機
能
インバータ定格電流に対して、瞬時過電流が約 1 秒間継続するとインバー
タを停止させます。
ソ
フ
ト
ウ
ェ
ア
機
能
一
覧
周囲温度の異常上昇あるいはファン停止により、放熱器温度異常
(oH)
の温
度−10 ℃になると警告(tH)を表示し、さらに温度が上昇し、設定温度以上
になるとインバータを停止させます。設定温度は、出力周波数および出力
電流により異なります。
また、主スイッチング素子
(パワーモジュール)
が過熱した時もインバータ
を停止させます。温度が設定温度−10 ℃以下になったときに解除されま
す。
保
護
機
能
モータからの回生エネルギーが増し、ブレーキ抵抗の使用許容値
(%ED)
を
超えると過熱保護のためブレーキ抵抗の使用を一時停止します。
ブレーキ抵抗が冷却されると再度使用可能になります。
オ
プ
シ
ョ
ン
・
周
辺
機
器
モータ負荷が非常に重いか、過電流制限値設定が低い場合で加速あるいは
減速不可になると、インバータを停止させます。
外部サーマル動作
モータ過熱保護用サーマルを外部に設け、その信号を多機能端子
(外部停止
指令
“ES”
割付)
に入力することにより、サーマル動作時インバータを停止
させます。
CPU 異常
過大な外来ノイズ等により CPU の誤動作、オプション基板の接続不良、内
部メモリの異常あるいは内部データが異常となると、インバータを停止さ
せます。
26
ご
使
用
上
の
注
意
∼
標
準
価
格
オプション・周辺機器
オプション・周辺機器
状況や目的に応じて各オプションを含む周辺機器を設置してください。
名 称
使用目的ほか詳細説明
入力電源
トランス
・系統電源電圧とインバータ定格入力電圧との整合
が必要な場合に設置してください。
・複数台インバータ使用時の、他の負荷機器に対する
高調波電流の影響を低減させる場合に設置してく
ださい。
配線用遮断器
または
漏電遮断器
・電源系統の保護や配線の過負荷保護に接続してく
ださい。
・漏電ブレーカを使用する場合には、高調波対策品を
使用してください。
電源
入力電源
トランス
配線用遮断機
または
漏電遮断機
電磁接触器
・コイルには必ずサージアブソーバを取り付けてく
ださい。
サージアブソーバ
・電磁接触器や制御用リレーの開閉サージの吸収用
に取り付けてください。
電磁接触器
下記のような目的で挿入してください。
交流リアクトル
交流リアクトル
直流リアクトル
・インバータの入力力率改善
・電源電圧の相間アンバランスによるインバータへ
の影響低減
・系統における進相コンデンサ開閉時によるインバ
ータトリップの防止
・大電源容量
(500kVA 以上)
の場合
零相リアクトル
ラジオノイズフィルタ
ノイズフィルタ
■形式名
・交流リアクトル 200V クラス: ST-ACL-●● k
400V クラス: SF-ACL-●● k
・直流リアクトル 200V クラス: ST-DCL-●● k
400V クラス: SF-DCL-●● k
零相リアクトル
ラインノイズフィルタ
インバータ入力電源系統に回り込んだり、配線から出
るノイズを低減させます。
できる限りインバータに近づけて挿入することを推
奨します。
■形式名 RC5078
RC5096
(双信電機
(株)
取扱品)
ラジオノイズフィルタ
インバータの電源側へ輻射するラジオノイズを抑制
します。
■形式名 200V クラス: 3XYEB-105・104
400V クラス: 3XYHB-105・104
(岡谷電機産業
(株)
取扱品)
ノイズフィルタ
インバータ入力電源系統に回り込んだり、配線から出
るノイズを低減させます。
できる限りインバータに近づけて挿入することを推
奨します。
■形式名 3SUP-HE ●●-ER-6
(岡谷電機産業㈱取扱品)
27
直流
リアクトル
インバータ
SAMCO
–vm05
零相リアクトル
モータ
M
直流リアクトル
<図1>
ラ
イ
ン
ナ
ッ
プ
<図2>
MAX.I
端子穴
MAX.H
MAX.H
端子穴
MAX.E
機
能
仕
様
MAX.E
MAX.F
B
4-φG
A
取付穴
C
取付穴
D
寸法
[mm]
標準適用
電動機
[kW]
シリーズ
4-φG
B
A
C
D
操
作
パ
ネ
ル
インバータ形式
リアクトル形式
A
B
C
D
E
F
G
H
I
端子 図番
穴径
質量
kg
ST-DCL-1.5K
90
70
70
90
90
-
5
130
-
M4
1
2
1.5/2.2
SBT-1.5K/2.2K
ST-DCL-1.5K
90
70
70
90
90
-
5
130
-
M4
1
2
2.2/3.7
SBT-2.2K/3.7K
ST-DCL-3.7K
110 85
85 110 95
-
6
150 70
M4
2
4
3.7/5.5
SBT-3.7K/5.5K
ST-DCL-3.7K
110 85
85 110 95
-
6
150 70
M4
2
4
5.5/7.5
SBT-5.5K/7.5K
ST-DCL-7.5K
140 100 90 115 115 150
7
165 85
M6
2
7
7.5/11
SBT-7.5K/11K
ST-DCL-7.5K
140 100 90 115 115 150
7
165 85
M6
2
7
11/15
SBT-11K/15K
ST-DCL-15K
140 100 90 115 115 150
7
165 90
M6
2
7
15/18.5
SBT-15K/18.5K
ST-DCL-15K
140 100 90 115 115 150
7
165 90
M6
2
7
18.5/22
12
0.75/1.5 SBT-0.75K/1.5K
200V
SBT
シリーズ
400V
SBT-18.5K/22K
ST-DCL-22K
140 100 120 145 150 150
7
165 100 M8
2
22/30
SBT-22K/30K
ST-DCL-22K
140 100 120 145 150 150
7
165 100 M8
2
12
1.5/2.2
SHF-1.5K/SPF-2.2K
SF-DCL-2.2K
110 85
75 100 95
-
6
150
-
M4
1
3.5
2.2/4.0
SHF-2.2K/SPF-4.0K
SF-DCL-2.2K
110 85
75 100 95
-
6
150
-
M4
1
3.5
4.0/5.5
SHF-4.0K/SPF-5.5K
SF-DCL-4.0K
110 85
70
-
6
150
-
M4
1
3
5.5/7.5
SHF-5.5K/SPF-7.5K
SF-DCL-7.5K
140 100 90 115 115 150
7
160 85
M5
2
7
7.5/11
SHF-7.5K/SPF-11K
SF-DCL-7.5K
140 100 90 115 115 150
7
160 85
M5
2
7
11/15
SHF-11K/SPF-15K
SF-DCL-15K
140 100 90 115 115 150
7
160 90
M6
2
7
95
95
SHF/SPF
15/18.5
SHF-15K/SPF-18.5K
SF-DCL-15K
140 100 90 115 115 150
7
160 90
M6
2
7
シリーズ
18.5/22
SHF-18.5K/SPF-22K
SF-DCL-22K
150 110 120 145 150 160
7
190 110 M6
2
13
22/30
SHF-22K/SPF-30K
SF-DCL-22K
150 110 120 145 150 160
7
190 110 M6
2
13
30/37
SHF-30K/SPF-37K
SF-DCL-37K
160 120 120 145 150 170
7
200 110 M8
2
15
37/45
SHF-37K/SPF-45K
SF-DCL-37K
160 120 120 145 150 170
7
200 110 M8
2
15
45/55
SHF-45K/SPF-55K
SF-DCL-55K
220 180 100 130 120 225 ※ 1 290 95
M8
2
23
SHF-55K
SF-DCL-55K
220 180 100 130 120 225 ※ 1 290 95
M8
2
23
55
※ 1: M8 用コバン穴
※ 交流リアクトルについては別途お問い合わせください。またリアクトル形状は都合により変更となる場合がありますので別途お問い合わせください。
※ リアクトルは高温になりますので、周辺設備との距離は 30cm 以上離し、風通しのよいところに設置してください。また使用中は高温のため直接
手で触れないようにしてください。
零相リアクトル
ラジオノイズフィルタ
<3XYEB-105 ・104>
E
23
25
C
D
48.0±1
28
11
はんだ処理
UL-1015AWG18
黒及び黄/緑
黒
55.0±1
4.5
160
黄/緑 黒 黒 黒
φ7
10±2
150
B
黒
30mm
D
14 R3.5
35.0±1
140
E
130
7
C
5.5
31±1
黄/緑 黒
はんだ処理
UL-1015AWG18
黒及び黄/緑
10±2
84
47.0±1
64
4.5
B
5.5
26.0±1 11
103
A
85
φ4.3
3
A
<3XYHB-105・104>
外
形
寸
法
図
端
子
結
線
図
端
子
機
能
ソ
フ
ト
ウ
ェ
ア
機
能
一
覧
保
護
機
能
オ
プ
シ
ョ
ン
・
周
辺
機
器
φ4.3
22
12
300mm
RC5078 RC5096
標
準
仕
様
ご
使
用
上
の
注
意
標
準
価
格
オプション(内蔵カード)
インバータに内蔵するオプション基板として、以下の種類を用意しています。
名 称
形 式
PG フィードバック基板
SB-PG
モータの回転速度を検出器(PG)により検出しフィードバ SAMCO-vm05
ックする速度制御機能と、位置制御機能の運転が可能で 全機種共用
す。
・負荷変動が生じてもモータの速度を一定に保つこと
ができます。
・工作機械等の定位置停止ができます。
給水ポンプシステム基板
SWS
最大 4 台までのポンプを用いた定圧給水システムを PID SAMCO-vm05
調整器やPLCコントローラなしで構築できます。
55Kw 以下
インバータ駆動固定方式、循環方式を始めとして、補助ポ
ンプの自動制御機能、定時切り替え機能他多数の制御機能
が盛り込まれております。
また、多機能リレー出力機能としてもご利用頂けます。
電流出力基板
SAS
インバータ内部の各種状態モニタ値
(出力周波数、出力電 SAMCO-vm05
流、出力電圧他)
を 4 ∼ 20mA の電流で出力できます。
全機種共用 デジタル入力基板
SDI
外部より 4 桁の BCD および 16bit の BINARY のデジ SAMCO-vm05
タル信号入力で、インバータの周波数設定を精度高く行う 全機種共用 ことができます。
FMTP
バージョンアップ用
パソコン転送ソフト 機 能
適用インバータ
インバータの制御プログラムを、外部のパソコンからバー SAMCO-vm05
ジョンアップする場合のアプリケーションソフトです。
全機種共用 ※
※ 無償でご提供いたします。詳細は販売店、弊社営業までお問い合わせください。
インバータにはオプション基板を同時に 2 枚まで装着できます。
(1 枚目のオプション基板を本体側スロット 1 に装着します。2 枚目のオプション基板は、スロット 1 に
装着したオプション基板上のスロット 2 に装着します。
)
ただし、組み合わせにより装着できない基板があります。詳しくは以下の組み合わせ対応表をご覧くださ
い。
<オプション基板組み合わせ対応表>
スロット 1
未装着
SB-PG
SWS
SAS
SDI
未装着
−
○
○
○
○
SB-PG
−
×
×
×
×
SWS
−
×
×
×
○
SAS
−
○
○
×
○
SDI
−
×
○
×
×
スロット 2
○:同時装着可 ×:同時装着不可
29
オプション・周辺機器
ブレーキ回路
ラ
イ
ン
ナ
ッ
プ
<外部ブレーキ抵抗選定例>
形 式
SBT シリーズ
外部ブレーキ抵抗
SHF シリーズ SPF シリーズ
抵抗値
容量 ※ 1
オプション
抵抗形式と直列接続数 ※2
SBT-0.75K/1.5K
−
−
120 Ω以上
150W
MRS22N121JI300ZZ
SBT-1.5K/2.2K
−
−
60 Ω以上
300W
MRC22N300JI300ZZ × 2
SBT-2.2K/3.7K
−
−
60 Ω以上
300W
MRC22N300JI300ZZ × 2
SBT-3.7K/5.5K
−
−
40 Ω以上
400W
MRC22N200JI300ZZ × 2
SBT-5.5K/7.5K
−
−
20 Ω以上
800W
RDC80N200JI300WZZ
SBT-7.5K/11K
−
−
20 Ω以上
800W
RDC80N200JI300WZZ
−
SHF-1.5K
SPF-2.2K
320 Ω以上
200W
MRS22N321JI300ZZ
−
SHF-2.2K
SPF-4.0K
160 Ω以上
400W
MRC22N800JI300ZZ × 2
−
SHF-4.0K
SPF-5.5K
120 Ω以上
600W
MRS22N400JI300ZZ × 3
−
SHF-5.5K
SPF-7.5K
80 Ω以上
800W
RDG80N800JI300WZZ
−
SHF-7.5K
SPF-11K
60 Ω以上
1000W
RDC50N300JI300WZZ × 2
−
SHF-11K
SPF-15K
40 Ω以上
1500W
RDC80N200JI300WZZ × 2
−
SHF-15K
SPF-18.5K
40 Ω以上
1500W
RDC80N200JI300WZZ × 2
※1:ブレーキ抵抗の最大使用率 10%ED での選定例です。
※2:×数字は直列接続本数です。(ミクロン電気
(株)
取扱品)
<ブレーキ回路搭載一覧>
形 式
ブレーキ抵抗
ドライブ素子
SBT-0.75K/1.5K
○
○
SBT-1.5K/2.2K
○
○
SBT-2.2K/3.7K
○
○
SBT-3.7K/5.5K
○
○
SBT-5.5K/7.5K
○
○
SBT-7.5K/11K
○
○
SBT-11K/15K ∼ 22K/30K
−
−
SHF-1.5K
−
○
SHF-2.2K
−
○
SHF-4.0K
−
○
400V
SHF-5.5K
−
○
SHF シリーズ
SHF-7.5K
−
○
SHF-11K
−
○
SHF-15K
−
○
SHF-18.5K ∼ SHF-55K
−
−
SPF-2.2K
−
○
SPF-4.0K
−
○
SPF-5.5K
−
○
400V
SPF-7.5K
−
○
SPF シリーズ
SPF-11K
−
○
SPF-15K
−
○
SPF-18.5K
−
○
SPF-22K ∼ SPF-55K
−
−
200V
SBT シリーズ
30
機
能
仕
様
操
作
パ
ネ
ル
標
準
仕
様
外
形
寸
法
図
端
子
結
線
図
端
子
機
能
ソ
フ
ト
ウ
ェ
ア
機
能
一
覧
保
護
機
能
オ
プ
シ
ョ
ン
・
周
辺
機
器
ご
使
用
上
の
注
意
標
準
価
格
使用上のご注意
設置・配線関連
インバータ容量選定
複数台のモータを 1 台のインバータで並列運転する場合は、モータ定格電流の 1.1 倍がイ
ンバータの定格出力電流以下になるように、インバータ容量を選定してください。また、大き
な始動トルクを必要とする場合は、インバータの容量を 1 枠上のものを選定してください。
配線
電源をインバータの出力端子 U, V, W に印加するとインバータ部が破損します。電源投
入前に配線ミスがないかチェックを入念に行ってください。
設置場所・周囲環境
高温、多湿、結露しやすい周囲環境および風綿、塵埃、腐食性のガス、研削液のミストおよ
び塩害などのある場所を避け、直射日光のあたらない換気のよい室内に設置してくださ
い。盤内に収納する場合には、インバータの周囲温度が許容温度内になるような冷却方
式や盤寸法を決めてください。インバータ周囲温度が +30 ℃または +40 ℃を超える場
合は、通風カバーをはずす必要があります。また、インバータ本体や制動抵抗器の表面は
運転条件により、高温になりますので、不燃性材料に取り付けてください。
保守・点検
インバータの電源を遮断しても内蔵コンデンサの放電に時間がかかりますので、点検を
行う際にはチャージランプが消えてから行ってください。コンデンサに電圧が残存して
いるため、感電のおそれがあります。
制御回路の配線距離
遠隔操作を行う場合は、インバータとの配線距離を 20m 以内とし、配線はツイストペア
シールド線をご使用ください。また、周辺機器からの誘導を受けないよう、強電回路
(主
回路及びリレーシーケンス回路)
と離して配線してください。
インバータ・モータ間
の配線距離
モータまでの配線距離が長い場合、各相の電線間の浮遊容量に流れる高周波電流の影響
により、インバータが過熱したり、過電流トリップする場合があります。キャリア周波数
の設定が、Cd051=130 以下では 50m、Cd051=090 以下では 100m、
Cd051=040 以下では 200m 以下としてください。
電線サイズ
インバータとモータ間の配線距離が長い場合
(特に低周波数出力時)
には、ケーブルの電圧
降下により、モータのトルクが低下しますので、十分太い電線で配線してください。
接地配線
インバータは接地端子を使って、確実に接地を行ってください。
周辺機器関連
配線用遮断器の設置
インバータの入力側には配線保護のため、配線用遮断器
(MCCB)
を設置してください。
漏電ブレーカは、高周波対策品を使用してください。
入力側電磁接触器の
適用
入力側電磁接触器(MC)による高頻度
(1 時間に 1 回以上)
の開閉はしないでください。イ
ンバータ故障の原因になります。高頻度の運転・停止が必要な場合は、制御端子の信号
入力で行ってください。
出力側電磁接触器の
適用
原則として、インバータとモータの間に電磁接触器を設けて、運転中の ON-OFF しない
でください。商用電源への切替えなどのためにインバータの出力側へ電磁接触器を設置
したときは、インバータとモータが停止しているときに行ってください。
力率改善用
進相コンデンサの廃止
インバータの入力側に力率改善用コンデンサは効果がありませんので設置しないでくだ
さい。インバータの力率改善は交流リアクトルもしくは直流リアクトルで行ってくださ
い。また、インバータの出力側に力率改善用コンデンサは挿入しないでください。
「過電
流トリップ」が発生して運転できなくなります。
サーマルリレーの設置
インバータは電子サーマルによる保護機能をもっていますが、1 台のインバータで複数台
のモータを運転する場合には、個々のモータにサーマルリレーを設けてください。
電波障害
(高周波ノイ
ズ)
対策
インバータ主回路の入出力は高調波成分を含んでおり、インバータの近くで使用される
通信機、ラジオ、センサに障害を与える場合があります。このような場合は、ノイズフィ
ルタを取り付けることによって障害を小さくすることができます。また、インバータと
モータ間および電源側の配線を金属管配線にし、金属管を接地することも有効です。
31
モータ関連
絶縁耐圧
IGBT 使用の電圧形 PWM 方式のインバータで 400V 級モータを使用する場合には、ケ
ーブル長などに起因するサージ電圧によりモータ巻線の絶縁劣化を起こす可能性があり
ます。絶縁強化されたモータ採用をご検討ください。
温度上昇
インバータで汎用モータを運転すると、商用電源で運転した場合に比べ若干温度が高く
なります。また、低速域では冷却効果が低下しますので、許容出力トルクは低下します。
他力通風ファンを備えたモータをご使用ください。
振動
機械系を含めた固有振動数により共振することがあります。防振ゴムの設置やインバー
タの周波数ジャンプ機能が有効です。
騒音
インバータで汎用モータを運転すると、商用電源で運転した場合に比較して多少騒音が
大きくなります。騒音低減のためには、インバータのキャリア周波数を高く設定します。
また、60Hz 以上で高速運転では風切り音が顕著になります。
特殊モータへの適用
ギヤードモータ
潤滑方式やメーカにより連続使用回転範囲が異なります。
(特にオイル潤滑方式の低周波
数域にご注意ください)
ブレーキモータ
ブレーキ用電源の独立したブレーキ付モータを使用してください。ブレーキ用電源はイ
ンバータの一次側電源に接続して、ブレーキ動作時
(モータ停止)
時はフリーラン指令
(多
機能入力端子への“MBS”割り付け)
を利用してインバータ出力を OFF としてください。
水中モータ
水中ポンプ
定格電流が汎用モータに比べ大きくなっておりますので、インバータを選定される時は
モータ定格電流を確認のうえインバータの容量を選定してください。
防爆型モータ
防爆形モータを駆動する場合は、インバータとモータの組合せであらかじめ防爆検定を
受けたものを使用する必要があります。
同期モータ
モータの種類に合った仕様で設計する場合が多いため、インバータ選定時にはご相談く
ださい。
単相モータ
単相モータはインバータによる可変速運転に適していませんので三相モータをご使用く
ださい。
ラ
イ
ン
ナ
ッ
プ
機
能
仕
様
操
作
パ
ネ
ル
標
準
仕
様
外
形
寸
法
図
端
子
結
線
図
端
子
機
能
ソ
フ
ト
ウ
ェ
ア
機
能
一
覧
保
護
機
能
オ
プ
シ
ョ
ン
・
周
辺
機
器
ご
使
用
上
の
注
意
標
準
価
格
32
標準価格
インバータ本体
クラス
標準価格
納期
SBT-0.75K/1.5K
¥ 123,000
●
SBT-1.5K/2.2K
¥ 158,000
●
SBT-2.2K/3.7K
¥ 189,000
●
SBT-3.7K/5.5K
¥ 219,000
●
SBT-5.5K/7.5K
¥ 311,000
●
SBT
SBT-7.5K/11K
¥ 351,000
●
シリーズ
SBT-11K/15K
¥ 421,000
●
SBT-15K/18.5K
¥ 497,000
●
SBT-18.5K/22K
¥ 736,000
●
SBT-22K/30K
¥ 900,000
●
SHF-1.5K
¥ 210,000
●
SHF-2.2K
¥ 268,000
●
SHF-4.0K
¥ 315,000
●
SHF-5.5K
¥ 389,000
●
SHF-7.5K
¥ 482,000
●
SHF-11K
¥ 562,000
●
SHF-15K
¥ 722,000
●
200V クラス
400V クラス
SHF
シリーズ
400V クラス
SPF
シリーズ
形 式
¥ 986,000
●
SHF-22K
¥ 1,138,000
●
SHF-30K
¥ 1,468,000
●
SHF-37K
¥ 1,845,000
●
SHF-45K
¥ 2,165,000
●
SHF-55K
¥ 2,588,000
●
SPF-2.2K
¥ 230,000
●
SPF-4.0K
¥ 300,000
●
SPF-5.5K
¥ 337,500
●
SPF-7.5K
¥ 403,000
●
SPF-11K
¥ 515,500
●
SPF-15K
¥ 583,500
●
SPF-18.5K
¥ 760,000
●
SPF-22K
¥ 1,000,000
●
SPF-30K
¥ 1,118,000
●
SPF-37K
¥ 1,475,000
●
SPF-45K
¥ 1,830,000
●
SPF-55K
¥ 2,170,000
●
SHF-18.5K
●:在庫品
※各種オプション(内蔵オプション、別置オプション)についての価格、納期につきましては別途、お問合せください。
※お客様仕様に合わせたカスタムインバータ対応もご検討いたしますので、ご遠慮なくお問合せください。
33
VVVF Inverter
安全上のお願い
シリーズのご使用に際しては、以下の点をお守りください。
●ご使用の前に「取扱説明書」をよくお読みの上、正しくお使いください。
●本カタログ記載の使用条件・環境などをお守りください。
●本装置は、一般産業用の三相交流電動機の可変速用途にご使用いただけます。
※この用途以外の負荷に使用する場合には、事前に弊社の営業窓口までお問い合わせください。
●本装置の故障や誤動作が、直接、人命を脅かしたり、人体に被害をおよぼす恐れがある次のような装置、用途に使用する場合は、その
都度、検討が必要ですので、事前に弊社の営業窓口までお問い合わせください。
a.乗用移動体用 b.医療用 c.原子力・電動制御用 d.航空宇宙用 e.交通機器用 f.各種安全装置用 g.特殊用途
●本装置が故障することにより、人命にかかわるような重要な設備および重大な損失の発生が予測される設備への適用に際しては、重大
事故にならないよう、設備側に安全装置を設置してください。
●この製品は電気工事が必要です。電気工事は、専門家が行ってください。
●本装置は日本国内用に製作されています。国外での使用については、事前に弊社の営業所までお問い合わせください。本装置を国外で
使用すると、電圧、使用環境が異なり発煙、発火の原因になることがあります。
●ホームページ http://www.sanken-ele.co.jp
ISO9001/14001を取得
サンケン電気の製品は、
この認証基準に基づいた厳格な品質管理体制、
環境管理体制を経て皆様にお届けしています。
■営業品目 スイッチング電源 無停電電源装置 モータ制御用インバータ 直流電源装置 高光度航空障害灯システム 各種電源装置 ハイブリッドIC モノリシックIC ホールIC トランジスタ
MOSFET サイリスタ 整流ダイオード ショットキバリアダイオード 発光ダイオード 冷陰極放電管
東京事務所
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-11-1(メトロポリタンプラザビル) お問合せは下記までどうぞ。
03-3986-6150 FAX 03-3986-2650
大 阪 支 店 〒530-0057 大 阪 市 北 区 曽 根 崎 2 - 1 2 - 7( 梅 田 第 一 ビ ル )
06-6312-8711 FAX 06-6312-8719
札 幌 営 業 所 〒060-0003 札幌市中央区北三条西1-1-1( ナショナルビル )
011-210-0855 FAX 011-210-0877
仙 台 営 業 所 〒980-0014 仙 台 市 青 葉 区 本 町 2 - 2 - 3( 鹿 島 広 業 ビ ル )
022-263-4168 FAX 022-224-5731
金 沢 営 業 所 〒920-0025 金 沢 市 駅 西 本 町 1 - 1 5 - 1 1( ロ イ ヤ ル シ ティ)
076-223-2010 FAX 076-223-8792
名古屋営業所 〒450-0002 名 古 屋 市 中 村 区 名 駅 4 - 2 6 - 2 2( 名 駅 ビ ル )
052-581-2767 FAX 052-562-5801
広 島 営 業 所 〒730-0013 広 島 市 中 区 八 丁 堀 1 5 - 6( 広 島 ちゅうぎんビル )
082-227-3031 FAX 082-228-2547
九 州 営 業 所 〒812-0011 福岡市博多区博多駅前2-2-1(福岡センタービル)
092-411-5871 FAX 092-473-5232
●このカタログは平成14年7月現在のものです。
●このカタログに記載されている会社名または商品名は、各社の商標または登録商標です。
●記載内容は製品改良のためお断りなしに変更することがございますのでご了承ください。
●掲載商品の色合い等は、印刷の都合上、実際の商品と異なる場合がございますのでご承知おきください。
古紙配合率100%再生紙を使用しています
K1-V10JA0-0207050ND
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