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DigiRack レ ガシー ・ プ ラ グ イ ン Version 7.3 Copyright This guide is copyrighted ©2007 by Digidesign, a division of Avid Technology, Inc. (hereafter “Digidesign”), with all rights reserved. Under copyright laws, this guide may not be duplicated in whole or in part without the written consent of Digidesign. AudoSuite, Avid, Avid DNA, Avid Xpress, Digidesign, DigiRack, Pro Tools, and RTAS are trademarks or registered trademarks of Digidesign and/or Avid Technology, Inc. All other trademarks are the property of their respective owners. Product features, specifications, system requirements, and availability are subject to change without notice. PN 9329-55973-01 REV A 01/07 著作権 すべての著作権は、 ア ビ ッ ド テ ク ノ ロ ジー株式会社デジデザ イ ン事業部に帰属 し ます。 デジザイ ンの書面に よ る許可な く 、 本書の一部ま たは全部を複製する こ と はで き ません。 上記の製品名は、 ア ビ ッ ド テ ク ノ ロ ジー株式会社の商標およ び登録商標です。 その他の商標は、 それぞれの所有者に帰属 し ます。 製品の機能、 仕様、 シ ス テム要件は、 予告な く 変更する こ と があ り ます。 目次 第 1 章 は じ めに . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 DigiRack レ ガシー ・ プ ラ グ イ ン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 シ ス テムの必要条件 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 凡例. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2 www.digidesign.com について . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2 第 2 章 イ ン ス ト レーシ ョ ン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3 プ ラ グ イ ン を イ ン ス ト ールする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3 Pro Tools を ア ッ プデー ト する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3 プ ラ グ イ ン を削除する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4 第 3 章 Dyn II プ ラ グ イ ン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5 Dyn II の TDM バージ ョ ン と RTAS バージ ョ ン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5 Dyn II の AudioSuite バージ ョ ン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11 第 4 章 EQ II プ ラ グ イ ン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13 EQ II の TDM バージ ョ ン と RTAS バージ ョ ン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13 EQ II の AudioSuite バージ ョ ン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15 第 5 章 Mod Delay I プ ラ グ イ ン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17 Mod Delay. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17 索引 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19 目次 iii iv DigiRack レ ガシー ・ プ ラ グ イ ン ・ ガ イ ド 第1章 は じ めに DigiRack レ ガシー ・ プ ラ グ イ ン シ ス テムの必要条件 DigiRack レ ガシー ・ プ ラ グ イ ンは、 かつては Pro Tools と 共に イ ン ス ト ール さ れた DigiRack プ ラ グ イ ン ですが、 現在の Pro Tools シ ス テ ムには 対応 し ていないプ ラ グ イ ン です。 こ れ ら のプ ラ グ イ ンは、 旧バージ ョ ンの Pro Tools のセ ッ シ ョ ン と の互換性を保つために付属 し てい ますが、 最新 バージ ョ ン の Pro Tools では動作確認を行っ てい ません。 で き る 限 り 最新バージ ョ ン の DigiRack プ ラ グ イ ン を使用 し て く だ さ い。 DigiRack プ ラ グ イ ン を使用す る ためには、 以下の いずれかのシ ス テ ム が必要です。 こ のガ イ ド では、 以下の DigiRack レ ガシー ・ プ ラ グ イ ン を説明 し ます。 ・ Dyn II ・ EQ II ・ Pro Tool を実行 し てい る 、 Digidesign 推奨の Pro Tools シ ス テ ム。 ・ Digidesign 推奨の Pro Tools シ ス テ ムお よ び、 Digidesign TDM、 RTAS、 ま たは AudioSuite プ ラ グ イ ン規格に対応 し た他社製 ソ フ ト ウ ェ ア ・ アプ リ ケーシ ョ ン。 ・ 動作確認がで き てい る Avid Xpress、 Avid Xpress DV、 ま たは Avid DNA シ ス テ ム (AudioSuite のみ )。 必要条件について詳 し く は、 Digidesign の ウ ェ ブ サ イ ト (www.digidesign.com) を ご覧 く だ さ い。 ・ Mod Delay I 互換性 DigiRack プ ラ グ イ ンについて詳 し く は、 「DigiRack プ ラ グ イ ン ・ ガ イ ド 」 をお読み く だ さ い。 Digidesign は、 Digidesign が動作確認を行な っ た ハー ド ウ ェ ア と ソ フ ト ウ ェ アに対 し てのみ互換性 を保証 し 、 サポー ト を行い ます。 Digidesign が動作を保証す る コ ン ピ ュ ー タ 、 オペ レーテ ィ ン グ ・ シ ス テ ム、 ハー ド デ ィ ス ク 、 他社 の機器については、 Digidesign の ウ ェ ブサ イ ト (www.digidesign.com) に掲載 さ れてい る 最新の一 覧表を ご覧 く だ さ い。 第 1 章 : は じ めに 1 凡例 www.digidesign.com について Digidesign のガ イ ド では、 メ ニ ュ ーの選択や キー ・ コ マ ン ド を以下の凡例に従っ て示 し ます。 Pro Tools シ ス テ ム を最大限に活用す る ため、 Digidesign の ウ ェ ブサ イ ト (www.digidesign.com) を ご利用 く だ さ い。 ウ ェ ブサ イ ト では、 以下の よ う なサービ ス を提供 し てい ます。 : 表記 操作方法 [ フ ァ イル ] (File) >[ 保存 ] (Save) [ フ ァ イル ] メ ニ ュ ーか ら [ 保存 ] を選択 し ま す。 Control+N Control キーを押 し たま ま、 N キーを押 し ます。 Control- ク リ ッ ク Control キーを押 し たま ま、 マウス を ク リ ッ ク し ます。 右ク リ ッ ク マウスの右ボ タ ン を押 し ます。 文中のマー ク は、 以下の内容を表 し てい ます。 Pro Tools シ ス テ ム を活用する ために役立 つ ヒ ン ト 、 ユーザーチ ッ プ。 Pro Tools セ ッ シ ョ ンのデー タや Pro Tools シ ス テ ムの性能に影響があ る重要な注意。 キーボー ド やマ ウ ス を使っ たシ ョ ー ト カッ ト。 こ のガ イ ド と その他の Digidesign ガ イ ド のセ ク シ ョ ン と の関連を示す ク ロ ス リ フ ァ レンス 登録 ご購入いただ き ま し た製品を オ ン ラ イ ン で ご登録 く だ さ い。 登録方法は、 シ ス テ ム に同封の 登録カー ド に記載 さ れてい ます。 サポー ト 「テ ッ ク サポー ト 」 と 「カ ス タ マーサー ビ ス」 では ソ フ ト ウ ェ アのア ッ プデー ト やオ ン ラ イ ン ・ マニ ュ アルを ダ ウ ン ロ ー ド で き ます。 「互 換情報」 では、 シ ス テ ム対応状況な ど を確認で き ます。 「ア ンサーベース」 では、 よ く あ る 質問を 検索す る こ と がで き ます。 「ユーザーカ ン フ ァ レ ン ス」 では、 ユーザー同士の情報交換がで き ま す。 ト レーニ ン グ オ ン ラ イ ン ・ コ ース で自習 し た り 、 Pro Tools の認定 ト レーニ ン グ ・ セ ン タ ーで実施 し てい る 授業を調べてみま し ょ う 。 製品 と デ ィ ベ ロ ッ パー 「製品」 では、 Digidesign 製品のデモ版を ダ ウ ン ロ ー ド で き ます。 「デ ィ ベ ロ ッ パー」 には、 プ ラ グ イ ン、 アプ リ ケーシ ョ ン、 ハー ド ウ ェ ア な ど開発パー ト ナーの製品情報 を掲載 し てい ます。 ニ ュ ース と イ ベン ト 「ニ ュ ース」 には、 Digidesign か ら の最新のお知 ら せを掲載 し てい ます。 「 イ ベ ン ト 」 では、 Pro Tools デモ ン ス ト レーシ ョ ンへ の参加申込がで き ます。 その他に も いろいろ な情報を掲載 し てい ます。 ぜ ひ一度 Digidesign の ウ ェ ブサ イ ト (www.digidesign.com) を ご覧 く だ さ い。 2 DigiRack レ ガシー ・ プ ラ グ イ ン ・ ガ イ ド 第2章 イ ン ス ト レ ーシ ョ ン プ ラ グ イ ン を イ ン ス ト ールする Pro Tools を ア ッ プデー ト する Digidesign の DigiRack プ ラ グ イ ンは、 Pro Tools の イ ン ス ト ール時に イ ン ス ト ール さ れ ます。 Pro Tools の イ ン ス ト ール方法について詳 し く は、 シ ス テ ムに付属の 「 ス タ ー ト ア ッ プ ・ ガ イ ド 」 を お読み く だ さ い。 旧バージ ョ ン の Pro Tools を ア ッ プデー ト す る と き は、 レ ガシー ・ プ ラ グ イ ンがシ ス テ ム に イ ン ス ト ール さ れてい る か Pro Tools の イ ン ス ト ー ラ が チ ェ ッ ク し ます。 イ ン ス ト ー ラ が [Plug-ins] フ ォ ルダに未対応のプ ラ グ イ ン を発見 し た と き は、 そ のプ ラ グ イ ン の最新バージ ョ ン を使用す る よ う に 注意す る メ ッ セージ を表示 し ます。 Pro Tools は、 以下の DigiRack レ ガシー ・ プ ラ グ イ ン を [Plug-ins (Unused)] フ ォ ルダに イ ン ス ト ー ル し ます。 ・ EQ II ・ Dynamics II こ れ ら のプ ラ グ イ ン を使用す る のは、 旧バージ ョ ン で作成 し た Pro Tools セ ッ シ ョ ン を開 く と き だ けに し て く だ さ い。 可能な限 り 、 最新バージ ョ ン の DigiRack プ ラ グ イ ン を使用 し て く だ さ い。 以下のプ ラ グ イ ンは、 最新バージ ョ ン の Pro Tools ソ フ ト ウ ェ アには対応 し てい ません。 ・ Mod Delay I (Mod Delay II を使用 し て く だ さ い。) レ ガシー ・ プ ラ グ イ ンは [Plug-ins] フ ォ ルダか ら [Plug-ins (Unused)] フ ォ ルダに移動 さ れ ます。 Mod Delay I は、 Pro Tools と 共には イ ン ス ト ール さ れ ません。 Mod Delay I の イ ン ス ト ー ラ は、 Pro Tools イ ン ス ト ー ラ ・ デ ィ ス ク の [Additional Files\Unsupported Software\Plug-ins] フ ォ ルダにあ り ます。 第 2 章 : イ ン ス ト レーシ ョ ン 3 プ ラ グ イ ン を削除する プ ラ グ イ ン を シ ス テ ムか ら 削除す る と き は、 使用 し てい る コ ン ピ ュ ー タ のプ ラ ッ ト フ ォームに合わ せて、 以下の要領に従っ て く だ さ い。 Windows プ ラ グ イ ン を削除する には : 1 ス タ ー ト ・ メ ニ ュ ーか ら [ 設定 ]>[ コ ン ト ロ ール パネル ] の順に選択 し 、 [ アプ リ ケーシ ョ ン の追 加 と 削除 ] を ダブル ク リ ッ ク し ます。 2 イ ン ス ト ール さ れてい る アプ リ ケーシ ョ ン か ら プ ラ グ イ ン を選択 し 、 [ 変更 と 削除 ] ボ タ ン を押 し ます。 3 画面の指示に従っ てプ ラ グ イ ン を削除 し ます。 4 削除が完了 し た ら 、 [OK] を ク リ ッ ク し て ウ イ ン ド ウ を閉 じ ます。 Mac OS X プ ラ グ イ ン を削除する には : 1 起動デ ィ ス ク にあ る [Plug-Ins] フ ォ ルダ を開 き ま す ( ラ イ ブ ラ リ / アプ リ ケーシ ョ ンサポー ト / Digidesign/Plug-Ins)。 2 以下のいずれか を行い ます。 ・ プ ラ グ イ ン を ゴ ミ 箱に ド ラ ッ グ し 、 ゴ ミ 箱 を空に し ます。 ま たは ・ プ ラ グ イ ン を [Plug-ins (Unused)] フ ォ ルダに ド ラ ッ グ し ます。 4 DigiRack レ ガシー ・ プ ラ グ イ ン ・ ガ イ ド 第3章 Dyn II プ ラ グ イ ン Dynamics II プ ラ グ イ ンには、 オーデ ィ オのダ イ ナ ミ ク ス を操作す る コ ンプ レ ッ サー、 リ ミ ッ タ ー、 エ ク ス パン ダー、 ゲー ト 、 デ ィ エ ッ サーの機能が あ り ます。 TDM、 RTAS、 AudioSuite の各バージ ョ ンがあ り ます。 Compressor II DigiRack プ ラ グ イ ンについて詳 し く は、 「DigiRack プ ラ グ イ ン ・ ガ イ ド 」 をお読み く だ さ い。 Dyn II の TDM バージ ョ ン と RTAS バージ ョ ン Dyn II のモジ ュ ールには、 コ ン プ レ ッ サー、 リ ミ ッ タ ー、 エ ク ス パン ダー、 ゲー ト 、 デ ィ エ ッ サーがあ り ます。 Compressor II プ ラ グ イ ン (モ ノ の例) コ ン プ レ ッ サーの コ ン ト ロール 位相反転 入力信号の位相 ( 極性 ) を反転 さ せて、 複数マ イ ク に よ る ソ ース間の周波数応答の特性を 変化 さ せた り 、 マ イ ク の誤配線を修正 し ます。 ゲ イ ン 重度に圧縮 さ れた信号を補正す る ために 出力ゲ イ ン全体を調整 し ます。 イ ン プ ッ ト ・ メ ー タ ー コ ン プ レ ッ サーへの入力 信号 (処理前) の レベルを示 し ます。 アウ ト プ ッ ト ・ メ ー タ ー ゲ イ ン ・ コ ン ト ロ ール に よ る ゲ イ ン補正を含む出力レベルを表示 し ま す。 Dyn II プ ラ グ イ ン 5 リ ダ ク シ ョ ン ゲ イ ン ・ リ ダ ク シ ョ ン値を dB 単位 で示 し ます。 ス レ ッ シ ョ ル ド ス レ ッ シ ョ ル ド ・ レベルを設定 し ます。 こ の レベルを上回っ た信号は圧縮 さ れ ま す。こ の レベルを下回 る 信号は影響を受け ません。 0 dB に設定す る と 、 コ ン プ レ ッ サーを実質的にオ フ に し たの と 同 じ こ と にな り ます。 アナ ロ グ ・ コ ン プ レ ッ サーの ス ケール と は異な り 、 デジ タ ル機 器の メ ー タ ー ・ ス ケールには、 最大目盛 り (fs:full scale) に相当す る 最大 コ ー ド 信号レベルを表す、 0 dB の値が表示 さ れ ます。 0 dB を上回 る ヘ ッ ド ルームはあ り ません。 レ シオ 圧縮率を設定 し ます。 ス レ ッ シ ョ ル ド を超 え た信号を対象に、 デシベル単位で適用 し ます。 た と えば、 2 : 1 に設定 し た場合は、 ス レ ッ シ ョ ル ド を超え た信号の変化が半分に減衰 さ れ ます。 ア タ ッ ク コ ン プ レ ッ サーのア タ ッ ク ・ タ イ ム を 設定 し ます。 値を小 さ く 設定す る と 、 ア タ ッ ク が 速 く な り ます。 ア タ ッ ク が速 く な る ほ ど、 コ ン プ レ ッ サーが信号を速 く 減衰 さ せ る こ と にな り ま す。 通常、 速いア タ ッ ク 時間を使用す る 場合には、 こ れに比例 し て リ リ ース時間を長 く し ます。 特 に、 短時間に多数の ピー ク が発生す る 素材では こ の こ と に注意 し ます。 リ リ ース 入力信号が ス レ ッ シ ョ ル ド ・ レベル以 下にな っ た後、 コ ン プ レ ッ サーが完全に解除 さ れ る ま での時間を操作 し ます。 一般的には、 ヘビー な リ ミ ッ テ ィ ン グ を行 う 場合、 ポ ン ピ ン グ を防止 す る ために も 、 リ リ ース ・ タ イ ム を長めに と る と いいで し ょ う 。 リ リ ース ・ タ イ ム を長 く と る と 、 減衰時間の乱高下に タ イ ム ・ ラ グ を与え、 ポ ン ピ ン グに よ る レベルの急激な変化を ス ムーズにで き ます。 ピー ク の少ない素材では、 短い リ リ ース ・ タ イ ム を使用 し ます。 ニー 信号が ス レ ッ シ ョ ル ド を上回っ てか ら コ ン プ レ ッ サーが最大圧縮率に達す る 率を設定 し ま す。 こ の コ ン ト ロ ールの値の範囲は、 0dB ( 最 も 強 い反応 ) ~ 200dB ( 最 も 穏やかな反応 ) です。 6 DigiRack レ ガシー ・ プ ラ グ イ ン ・ ガ イ ド グ ラ フ コ ンプ レ ッ サーの ス レ ッ シ ョ ル ド 、 レ シ オ、 ニーに よ っ て設定 さ れた反応曲線を表示 し ま す。 コ ン ト ロ ールを操作 し なが ら 、 こ のグ ラ フ を 見て曲線の変化を確認 し て く だ さ い。 LFE 5.1、 6.1、 7.1 と い っ たサ ラ ウ ン ド ・ フ ォー マ ッ ト のマルチチ ャ ン ネル ・ ト ラ ッ ク で、 LFE (low frequency effects) チ ャ ン ネルの処理を行い ま す。 LFE 処理を無効にす る には、 こ のボ タ ン を オ フ に し ます。 LFE チ ャ ン ネルの詳細については、 「Pro Tools リ フ ァ レ ン ス ・ ガ イ ド 」 を参照 し て く だ さ い。 外部キー サ イ ド チ ェ ーン ・ プ ロ セ ッ シ ン グのオ ン と オ フ を切 り 替え ます。 サ イ ド チ ェ ーン ・ プ ロ セ ッ シ ン グは、 別の リ フ ァ レ ン ス ・ ト ラ ッ ク の振 幅の変化に応 じ て コ ン プ レ ッ サーを ト リ ガー し ま す。 キー ・ リ ッ ス ン オ ン にす る と 、 サ イ ド チ ェ ーン 入力を操作す る リ フ ァ レ ン ス ・ ト ラ ッ ク を聴 く こ と がで き ます。 こ の機能は、 キー入力に対す る コ ンプ レ ッ サーの設定を微調整す る のに便利です。 キー ・ リ ッ ス ンは、 RTAS バージ ョ ン と AudioSuite バージ ョ ン の コ ン プ レ ッ サーの右オー デ ィ オ ・ チ ャ ン ネルを試聴 し ます。 サ イ ド チ ェーンの試聴設定は、 他のプ ラ グ イ ン設定 と 一緒には保存 さ れません。 Limiter II 速いア タ ッ ク 時間を使用す る 場合には、 こ れに比 例 し て リ リ ース時間を長 く し ます。 特に、 短時間 に多数の ピー ク が発生す る 素材では こ の こ と に注 意 し ます。 リ リ ース 入力信号が ス レ ッ シ ョ ル ド ・ レベル以 下にな っ た後、 リ ミ ッ タ ーが完全に解除 さ れ る ま での時間を操作 し ます。 一般的には、 ヘビーな リ ミ ッ テ ィ ン グ を行 う 場合、 ポ ン ピ ン グ を防止す る ために も 、 リ リ ース ・ タ イ ム を長めに と る と いい で し ょ う 。 リ リ ース ・ タ イ ム を長 く と る と 、 減衰 時間の乱高下に タ イ ム ・ ラ グ を与え、 ポ ン ピ ン グ に よ る レベルの急激な変化を ス ムーズにで き ま す。 ピー ク が少ない素材では、 よ り 短い リ リ ー ス ・ タ イ ム を使用 し ます。 Limiter II プ ラ グ イ ン リ ミ ッ タ ーの コ ン ト ロール 位相反転 入力信号の位相 ( 極性 ) を反転 さ せて、 複数マ イ ク に よ る ソ ース間の周波数応答の特性を 変化 さ せた り 、 マ イ ク の誤配線を修正 し ます。 ゲ イ ン 出力ゲ イ ン全体を調整 し ます。 イ ン プ ッ ト ・ メ ー タ ー リ ミ ッ タ ーへの入力信号 (未処理) の レベルを示 し ます。 アウ ト プ ッ ト ・ メ ー タ ー ゲ イ ン ・ コ ン ト ロ ール に よ る ゲ イ ン補正を含む出力レベルを表示 し ま す。 リ ダ ク シ ョ ン 減衰 さ れた信号の値を示 し ます。 ス レ ッ シ ョ ル ド ス レ ッ シ ョ ル ド ・ レベルを設定 し ます。 こ の レベルを超過 し た信号が リ ミ ッ テ ィ ン グの対象にな り ます。 こ の レベルを下回 る 信号 は影響を受け ません。 ア タ ッ ク リ ミ ッ タ ーのア タ ッ ク ・ タ イ ム を設定 し ます。 値を小 さ く 設定す る と 、 ア タ ッ ク が速 く な り ます。 ア タ ッ ク が速 く な る ほ ど、 リ ミ ッ タ ー が信号を速 く 減衰 さ せ る こ と にな り ます。 通常、 グ ラ フ リ ミ ッ タ ーの ス レ ッ シ ョ ル ド の設定に よ る 反応曲線を表示 し ます。 コ ン ト ロ ールを操作 し なが ら 、 こ のグ ラ フ を見て曲線の変化を確認 し て く だ さ い。 LFE 5.1、 6.1、 7.1 と い っ たサ ラ ウ ン ド ・ フ ォー マ ッ ト のマルチチ ャ ン ネル ・ ト ラ ッ ク で、 LFE (low frequency effects) チ ャ ン ネルの処理を行い ま す。 LFE 処理を無効にす る には、 こ のボ タ ン を オ フ に し ます。 LFE チ ャ ン ネルの詳細については、 「Pro Tools リ フ ァ レ ン ス ・ ガ イ ド 」 を参照 し て く だ さ い。 外部キー サ イ ド チ ェ ーン ・ プ ロ セ ッ シ ン グのオ ン と オ フ を切 り 替え ます。 サ イ ド チ ェ ーン ・ プ ロ セ ッ シ ン グは、 別の リ フ ァ レ ン ス ・ ト ラ ッ ク の振 幅の変化に応 じ て リ ミ ッ タ ーを ト リ ガー し ます。 キー ・ リ ッ ス ン オ ン にす る と 、 サ イ ド チ ェ ーン 入力を操作す る リ フ ァ レ ン ス ・ ト ラ ッ ク を聴 く こ と がで き ます。 こ の機能は、 キー入力に対 し て リ ミ ッ タ ーの設定を微調整す る のに便利です。 キー ・ リ ッ ス ンは、 RTAS バージ ョ ン と AudioSuite バージ ョ ン の リ ミ ッ タ ーの右オーデ ィ オ ・ チ ャ ン ネルを試聴 し ます。 キー ・ リ ッ ス ンの設定は保存 さ れません。 Dyn II プ ラ グ イ ン 7 Gate II デ ィ ケ イ 信号が ス レ ッ シ ョ ル ド ・ レベル以下に な っ た と き 、 ゲー ト が閉ま る ま での時間を操作 し ます。 レ ン ジ ゲー ト が閉ま っ た と き の深 さ を設定 し ま す。 最大の深 さ は -80 dB です。 ゲー ト の範囲の レ ベルを高 く 設定す る と 、 ス レ ッ シ ョ ル ド を下回っ たオーデ ィ オが、 常にゲー ト を通過す る こ と にな り ます。 こ れは、 ド ラ ムの よ う に全体のサ ウ ン ド は抑え なが ら ス ネアだけ を強調 し たい場合な ど に 便利です。 グ ラ フ ゲー ト の ス レ ッ シ ョ ル ド と レ シオに よ っ て設定 さ れた反応曲線を表示 し ます。 コ ン ト ロ ー ルを操作 し なが ら 、 こ のグ ラ フ を見て曲線の変化 を確認 し て く だ さ い。 Gate II プ ラ グ イ ン ゲー ト の コ ン ト ロール 位相反転 入力信号の位相 ( 極性 ) を反転 さ せて、 複数マ イ ク に よ る ソ ース間の周波数応答の特性を 変化 さ せた り 、 マ イ ク の誤配線を修正 し ます。 ゲー ト リ ダ ク シ ョ ン値を dB 単位で示 し ます。 ス レ ッ シ ョ ル ド ス レ ッ シ ョ ル ド ・ レベルを設定 し ます。 こ の レベルを上回っ た信号はその ま ま通 さ れ ます。 こ の レベル よ り 下の信号には、 ア タ ッ ク 、 ホール ド 、 デ ィ ケ イ 、 レ ン ジの設定に従っ て ゲー ト が適用 さ れ ます。 ア タ ッ ク ゲー ト のア タ ッ ク ・ タ イ ム を設定 し ま す。 ホール ド 最初のア タ ッ ク 周期の後ゲー ト が開い てい る 時間を ミ リ 秒単位で設定 し ます。 こ れは、 1 回の ス レ ッ シ ョ ル ド 超過に対 し てゲー ト が効力を 保つ時間を長 く す る 機能 と し て使用す る こ と がで き ます。 ま た、 ス レ ッ シ ョ ル ド 付近で入力レベル が上下す る こ と に よ っ てゲー ト が急速に開閉 さ れ た場合に生 じ る 、 ゲー ト のチ ャ タ リ ン グ を回避す る ために も 使用で き ます。 8 DigiRack レ ガシー ・ プ ラ グ イ ン ・ ガ イ ド 外部キー サ イ ド チ ェ ーン ・ プ ロ セ ッ シ ン グのオ ン と オ フ を切 り 替え ます。 サ イ ド チ ェ ーン ・ プ ロ セ ッ シ ン グは、 別の リ フ ァ レ ン ス ・ ト ラ ッ ク の振 幅の変化に応 じ て リ ミ ッ タ ーを ト リ ガー し ます。 キー ・ リ ッ ス ン オ ン にす る と 、 サ イ ド チ ェ ーン 入力を操作す る リ フ ァ レ ン ス ・ ト ラ ッ ク を聴 く こ と がで き ます。 こ の機能は、 キー入力に対 し て ゲー ト の設定を微調整す る のに便利です。 キー ・ リ ッ ス ンの設定は保存 さ れません。 Expander/Gate II レ ッ シ ョ ル ド を下回 る 信号を除去 し ます。 レ シ オ ・ コ ン ト ロ ールを調整す る 際には、 内蔵のグ ラ フ を参照 し て、 エ ク ス パン シ ョ ン曲線の形状の変 化を確認 し て く だ さ い。 ア タ ッ ク エ ク ス パン ダーのア タ ッ ク ・ タ イ ム を 設定 し ます。 ス レ ッ シ ョ ル ド 以下にな っ た信号の レベルが減少す る 速度を決め ます。 レ シオの設定 と 併用 し て、 エ ク ス パン ダーのゲ イ ン ・ リ ダ ク シ ョ ン曲線の勾配を設定 し ます。 Expander/Gate II プ ラ グ イ ン ホール ド 最初のア タ ッ ク 周期の後エ ク ス パン ダー / ゲー ト が開いてい る 長 さ を ミ リ 秒単位で指 定 し ます。 こ れは、 1 回の ス レ ッ シ ョ ル ド 超過に 対 し てエ ク ス パン ダー / ゲー ト が効力を保つ時間 を長 く す る 機能 と し て使用す る こ と がで き ます。 ま た、 ス レ ッ シ ョ ル ド 付近で入力レベルが上下す る こ と に よ っ てゲー ト が急速に開閉 さ れた場合に 生 じ る 、 ゲー ト のチ ャ タ リ ン グ を回避す る ために も 使用で き ます。 エ ク スパン ダー / ゲー ト の コ ン ト ロール 位相反転 入力信号の位相 ( 極性 ) を反転 さ せて、 複数マ イ ク に よ る ソ ース間の周波数応答の特性を 変化 さ せた り 、 マ イ ク の誤配線を修正 し ます。 リ ダ ク シ ョ ン ・ メ ー タ ー リ ダ ク シ ョ ン値を dB 単 位で示 し ます。 ス レ ッ シ ョ ル ド ス レ ッ シ ョ ル ド ・ レベルを設定 し ます。 ス レ ッ シ ョ ル ド を下回っ た信号は、 ゲ イ ン を削減 さ れ ます。 こ の レベルを上回 る 信号は影 響を受け ません。 (ス レ ッ シ ョ ル ド ・ ス ラ イ ダー を操作す る と き は、 リ ダ ク シ ョ ン ・ メ ー タ ーにそ の変化が反映 さ れ る よ う に、 オーデ ィ オ素材がエ ク ス パン ダー / ゲー ト を通 し て再生 さ れてい る こ と を確認 し て く だ さ い。) デ ィ ケ イ 入力信号が ス レ ッ シ ョ ル ド ・ レベルを 下回っ て保持時間が経過 し た後、 ゲー ト が閉 じ る ま での時間を設定 し ます。 レ ン ジ ゲー ト が閉 じ た と き の深 さ を設定 し ます。 最大の深 さ は -80 dB です。 ゲー ト の範囲の レベル を高 く 設定す る と 、 ス レ ッ シ ョ ル ド を下回っ た オーデ ィ オが、 常にゲー ト を通過 し ます。 キー HPF キー入力信号の低周波数を取 り 除 く ハ イ パ ス ・ フ ィ ル タ です。 エ ク ス パン ダー / ゲー ト を ト リ ガーす る キー入力の周波数の範囲を指定 し ます。 一般的には、 特定の高周波数 (ス ネア な ど) だけがゲー ト を開 く よ う に、 ド ラ ム ・ ト ラ ッ ク を キー入力 と し て使用 し た り し ます。 レ シオ エ ク ス パン シ ョ ン値を設定 し ます。 た と え ば、 2:1 に設定す る と 、 ス レ ッ シ ョ ル ド を下回 る 信号は値の 1/2 ま で低減 さ れ ます。 レ シオの レベ ルを高 く (30:1 や 40:1 な ど ) 設定す る と 、 エ ク ス パン ダー / ゲー ト はゲー ト の よ う に機能 し て、 ス Dyn II プ ラ グ イ ン 9 キー LPF キー入力信号の高周波数を取 り 除 く ロ ーパ ス ・ フ ィ ル タ です。 エ ク ス パン ダー / ゲー ト を ト リ ガーす る キー入力の周波数の範囲を指定 し ます。 一般的には、 特定の低周波数 (キ ッ ク や タ ム な ど) だけがゲー ト を開 く よ う に、 ド ラ ム ・ ト ラ ッ ク を キー入力 と し て使用 し た り し ます。 キー LPF の最大値は [Off] です。 こ の設定では、 キー入力の高周波数は制限 さ れ ません。 デ ィ エ ッ サー グ ラ フ エ ク ス パン ダー / ゲー ト の ス レ ッ シ ョ ル ド 、 レ シオ、 レ ン ジに よ っ て設定 さ れた反応曲線 を表示 し ます。 コ ン ト ロ ールを操作 し なが ら 、 こ のグ ラ フ を見て曲線の変化を確認 し て く だ さ い。 LFE 5.1、 6.1、 7.1 と い っ たサ ラ ウ ン ド ・ フ ォー マ ッ ト のマルチチ ャ ン ネル ・ ト ラ ッ ク で、 LFE (low frequency effects) チ ャ ン ネルの処理を行い ま す。 LFE 処理を無効にす る には、 こ のボ タ ン を オ フ に し ます。 LFE チ ャ ン ネルの詳細については、 「Pro Tools リ フ ァ レ ン ス ・ ガ イ ド 」 を参照 し て く だ さ い。 外部キー サ イ ド チ ェ ーン ・ プ ロ セ ッ シ ン グのオ ン と オ フ を切 り 替え ます。 サ イ ド チ ェ ーン ・ プ ロ セ ッ シ ン グは、 別の リ フ ァ レ ン ス ・ ト ラ ッ ク の振 幅の変化に応 じ てエ ク ス パン ダー / ゲー ト を ト リ ガー し ます。 キー ・ リ ッ ス ン オ ン にす る と 、 サ イ ド チ ェ ーン 入力を操作す る リ フ ァ レ ン ス ・ ト ラ ッ ク を聴 く こ と がで き ます。 こ の機能は、 キー入力に対 し てエ ク ス パン ダー / ゲー ト の設定を微調整す る のに便 利です。 キー ・ リ ッ ス ンの設定は保存 さ れません。 DeEsser プ ラ グ イ ン デ ィ エ ッ サーは、 モ ノ フ ォ ニ ッ ク のみの プ ラ グ イ ンです。 デ ィ エ ッ サーの コ ン ト ロール イ ン プ ッ ト ・ メ ー タ ー デ ィ エ ッ サーへの入力信 号 (未処理) の レベルを示 し ます。 アウ ト プ ッ ト ・ メ ー タ ー デ ィ エ ッ サーの出力レ ベルを示 し ます。 リ ダ ク シ ョ ン ゲ イ ン ・ リ ダ ク シ ョ ン値を dB 単位 で示 し ます。 入力信号が ス レ ッ シ ョ ル ド 以下の と き は、 0 dB の ま ま です。 ス レ ッ シ ョ ル ド ス レ ッ シ ョ ル ド ・ レベルを設定 し ます。 こ の レベルを上回っ た信号は圧縮 さ れ ま す。こ の レベルを下回 る 信号は影響を受け ません。 0 dB に設定す る と 、 デ ィ エ ッ サーを オ フ に し たの と 同 じ こ と にな り ます。 周波数 デ ィ エ ッ サーが適用 さ れ る 周波数帯を設 定 し ます。 指定 し た範囲の周波数のゲ イ ン が減少 し ます。 オーデ ィ オ を再生 し なが ら コ ン ト ロ ール を前後に操作 し て、 最適な周波数の設定をみつけ ます。 10 DigiRack レ ガシー ・ プ ラ グ イ ン ・ ガ イ ド キー ・ リ ッ ス ン コ ン プ レ ッ シ ョ ン を ト リ ガーす る キー入力 と し てデ ィ エ ッ サーが使用す る 歯擦音 の ピー ク を モニ タ ー し ます。 歯擦音だけ を試聴 し て、 設定を微調整す る のに便利です。 Dyn II の AudioSuite バージ ョ ン こ れ ら のプ ラ グ イ ンの特徴は ノ ン ・ リ アル タ イ ム であ る こ と ですが、 その他の点は リ アル タ イ ム ・ プ ラ グ イ ン と 同 じ です。 こ れ ら のプ ラ グ イ ンの各コ ン ト ロ ールに ついて詳 し く は、 5 ページの 「Dyn II の TDM バージ ョ ン と RTAS バージ ョ ン」 を お読み く だ さ い。 Limiter II AudioSuite プ ラ グ イ ン Compressor II AudioSuite プ ラ グ イ ン Gate II AudioSuite プ ラ グ イ ン Dyn II プ ラ グ イ ン 11 Expander/Gate II AudioSuite プ ラ グ イ ン DeEsser AudioSuite プ ラ グ イ ン 12 DigiRack レ ガシー ・ プ ラ グ イ ン ・ ガ イ ド 第4章 EQ II プ ラ グ イ ン EQ II は、 オーデ ィ オの周波数スペ ク ト ルを操作 す る 1 バン ド ま たは 4 バン ド の イ コ ラ イ ザです。 TDM、 RTAS、 AudioSuite の各バージ ョ ンがあ り ます。 4 バン ド EQ では、 ハ イ ・ シ ェ ルフ、 ロ ー ・ シ ェ ルフ、 2 つの ピー ク EQ が選択で き ます。 DigiRack プ ラ グ イ ンについて詳 し く は、 「DigiRack プ ラ グ イ ン ・ ガ イ ド 」 をお読み く だ さ い。 EQ II の TDM バージ ョ ン と RTAS バージ ョ ン 1 バン ド EQ では、 ハ イ ・ パ ス、 ロ ー ・ シ ェ ルフ、 ハ イ ・ シ ェ ルフ、 ロ ー ・ パ ス が選択で き ます。 ハイ・シ ェ ル フ ピー ク ロー・シ ェ ル フ 位相反転 4 バン ド EQ プ ラ グ イ ン EQ の操作 位相反転 ハイパス ピー ク ローパス EQ を試聴す る と き は、 まずゲ イ ン を数 dB 増減 さ せ、 次に周波数を上下に変化 さ せて効果を試 し ま す。 その後に よ り 細かい設定を行い ます。 ロー・シ ェ ル フ ハイ・シ ェ ル フ 1 バン ド EQ プ ラ グ イ ン EQ II プ ラ グ イ ン 13 EQ II の コ ン ト ロール イ ン プ ッ ト EQ の イ ン プ ッ ト ・ ゲ イ ン を操作 し 、 ク リ ッ ピ ン グ を防ぎ ます。 Pro Tools の イ ンサー ト はプ リ ・ フ ェ ーダーであ る ため、 イ ン サー ト と し て使用す る プ ラ グ イ ンの レベルを過度に上げ る と ク リ ッ ピ ン グの原因 と な り ます。 位相反転 入力信号の位相 ( 極性 ) を反転 さ せて、 複数マ イ ク に よ る ソ ース間の周波数応答の特性を 変化 さ せた り 、 マ イ ク の誤配線を修正 し ます。 位相反転 種類 EQ の種類を選択 し ます (ハ イ ・ パ ス、 ロ ー ・ シ ェ ルフ、 ハ イ ・ シ ェ ルフ、 ロ ー ・ パ ス)。 周波数 カ ッ ト ま たはブース ト す る 周波数域の中 心を設定 し ます。 ゲ イ ン 選択 し た周波数を カ ッ ト ま たはブース ト す る 値を操作 し ます。 Q ピー ク ・ フ ィ ル タ の帯域幅を設定 し ます。 Q 値 を高 く す る と 、 帯域幅が狭 く な り ます。 Q 値を低 く す る と 、 帯域幅が広 く な り ます。 こ の コ ン ト ロ ールは、 ピー ク EQ でのみ使用で き ます。 バイパス EQ をバ イ パ ス し ます。 4 バン ド EQ に は、 各バン ド ご と にバ イ パ ス ・ ボ タ ン (EQ 曲線 ア イ コ ンのついた黒いボ タ ン) があ り ます。 ま た イ ンサー ト / セ ン ド ・ エデ ィ タ ・ ウ ィ ン ド ウ の一 番上には標準の全バン ド ・ バ イ パ ス ・ ボ タ ン があ り ます。 4 バン ド EQ のバイパス ・ ボ タ ン 14 DigiRack レ ガシー ・ プ ラ グ イ ン ・ ガ イ ド ハイパス ・ フ ィ ル タ 選択 し た カ ッ ト オ フ周波数 以下の周波数を オ ク タ ーブあ た り 12 dB の割合で 減衰 し 、 それ以外の周波数を その ま ま通 し ます。 従っ て、 こ の フ ィ ル タ ではゲ イ ン ・ コ ン ト ロ ール は使用 し ません。 ハ イ パ ス ・ フ ィ ル タ は、 特殊効 果音の低域にあ る よ う な低周波 ノ イ ズ を カ ッ ト す る のに便利です。 ロー ・ シ ェ ル フ EQ 指定 し た周波数 よ り 下を リ フ ト ま たはカ ッ ト し ます。 ピー ク EQ 選択 し た周波数の中心を ブース ト ま た はカ ッ ト し ます。 ピー ク ・ フ ィ ル タ の帯域幅は Q ボ タ ン で設定 し ます。 広いベル型か ら 狭い ノ ッ チ 型ま で、 フ ィ ル タ 全体の ス ロ ープの幅を決め ま す。 音楽に適用す る と き は、 広い曲線が適 し てい ます。 狭い曲線は、 ハム を削除す る な ど の特殊な 目的に適 し てい ます。 Q 値を高 く す る と 、 帯域幅 が狭 く な り ます。 Q 値を低 く す る と 、 帯域幅が広 く な り ます。 ハイ ・ シ ェ ル フ EQ 指定 し た周波数 よ り 上を リ フ ト ま たはカ ッ ト し ます。 ローパス ・ フ ィ ル タ 選択 し た カ ッ ト オ フ周波数 以上の周波数を オ ク タ ーブあ た り 12 dB の割合で 減衰 し 、 それ以外の周波数を その ま ま通 し ます。 従っ て、 こ の フ ィ ル タ ではゲ イ ン ・ コ ン ト ロ ール は使用 し ません。 EQ II の AudioSuite バージ ョ ン こ れ ら のプ ラ グ イ ンの特徴は ノ ン ・ リ アル タ イ ム であ る こ と ですが、 その他の点は リ アル タ イ ム ・ プ ラ グ イ ン と 同 じ です。 こ れ ら のプ ラ グ イ ンの各コ ン ト ロ ールに ついて詳 し く は、 14 ページの 「EQ II の コ ン ト ロ ール」 をお読み く だ さ い。 4 バン ド EQ II の AudioSuite バージ ョ ン 1 バン ド EQ II の AudioSuite バージ ョ ン EQ II プ ラ グ イ ン 15 16 DigiRack レ ガシー ・ プ ラ グ イ ン ・ ガ イ ド 第5章 Mod Delay I プ ラ グ イ ン Mod Delay (Pro Tools 5.3 以前のみ) DigiRack Mod Delay プ ラ グ イ ンは、 タ イ ム ・ デ ィ レ イ ・ エ フ ェ ク ト です。 Mod Delay に よ る 効果に は、 エ コ ー、 ス ラ ッ プ ・ エ コ ー、 ダブ リ ン グ、 コ ー ラ ス、 フ ラ ン ジ ャ ーがあ り ます。 TDM、 RTAS、 AudioSuite の各バージ ョ ン があ り ます。 デ ィ レ イ には 4 つの種類があ り 、 それぞれデ ィ レ イ ・ タ イ ム の最大値が異な り ます。 ・ Short Delay は、 1,024 サン プルのデ ィ レ イ (44.1 kHz で 23.2 ミ リ 秒ま たは 48 kHz で 21.3 ミ リ 秒) が適用で き ます。 ・ Slap Delay は、 7,186 サン プルのデ ィ レ イ (44.1 kHz で 162 ミ リ 秒ま たは 48 kHz で 149 ミ リ 秒) が適用で き ます。 ・ Medium Delay は、 16,384 サン プルのデ ィ レ イ (44.1 kHz で 371 ミ リ 秒ま たは 48 kHz で 341 ミ リ 秒) が適用で き ます。 ・ Long Delay は、 162,474 サン プルのデ ィ レ イ (44.1 kHz で 3.68 秒ま たは 48 kHz で 3.38 秒) が適用で き ます。 Long Delay TDM プ ラ グ イ ンが使用で き る のは、 HD シ リ ーズ ・ シ ス テ ム と MIX シ リ ーズ ・ シ ス テ ムだけです。 Mod Delay プ ラ グ イ ン (Pro Tools 5.3) Mod Delay は、 48 kHz よ り 高いサンプル レー ト のセ ッ シ ョ ンには対応 し てい ませ ん。 複数の Mod Delay プ ラ グ イ ン を イ ン サー ト と し て 接続す る と 、 デ ィ レ イ ・ タ イ ム を よ り 長 く す る こ と がで き ます。 それぞれのデ ィ レ イ で、 フ ィ ー ド バ ッ ク を 0%、 ミ ッ ク ス を 100% に設定 し て 1 つの 長いデ ィ レ イ (各デ ィ レ イ ・ タ イ ムの合計) に し ます。 各デ ィ レ イ の コ ン ト ロ ールの設定を変え る と 、 複雑なデ ィ レ イ ・ パ タ ーン をつ く り だす こ と がで き ます。 第 5 章 : Mod Delay I プ ラ グ イ ン 17 Mod Delay には、 モ ノ ・ イ ン / ス テ レ オ ・ ア ウ ト のオプシ ョ ンがあ り ます。 モ ノ ・ イ ン / ス テ レ オ ・ ア ウ ト を選択す る と 、 モ ノ ・ ト ラ ッ ク の出力 を 「ス テ レ オ化」 で き ます。 こ の方法で作成 し た ト ラ ッ ク には、 ス テ レ オ信号の各チ ャ ン ネルを操 作す る ス テ レ オ ・ パン ・ フ ェ ーダーがあ り ます。 ス テ レ オに し た ト ラ ッ ク に挿入 し た イ ンサー ト は、 すべて ス テ レ オにな り ます。 フ ィ ー ド バ ッ ク デ ィ レ イ のア ウ ト プ ッ ト か ら イ ンプ ッ ト に戻 さ れ る フ ィ ー ド バ ッ ク の量を制御 し ます。 ま た、 デ ィ レ イ 対象の信号の反復回数 も 制 御 し ます。 フ ィ ー ド バ ッ ク を負の値に設定す る と 、 フ ラ ン ジ ン グ ・ エ フ ェ ク ト に よ り 強烈な 「 ト ン ネ ルの よ う な」 サ ウ ン ド が加わ り ます。 Mod Delay の コ ン ト ロール Mod Delay では、 左右のチ ャ ン ネルでオー ト メ ー シ ョ ン ・ デー タ の コ ピー&ペース ト がで き ませ ん。 同 じ コ ン ト ロ ールであ っ て も です。 た と えば、 フ ィ ー ド バ ッ ク の左のオー ト メ ーシ ョ ン ・ デー タ を フ ィ ー ド バ ッ ク の右へ コ ピーす る こ と はで き ま せん。 イ ン プ ッ ト ク リ ッ ピ ン グが回避 さ れ る よ う 、 デ ィ レ イ の入力ボ リ ュ ーム を制御 し ます。 ミ ッ ク ス デ ィ レ イ 対象の信号 ( ウ ェ ッ ト ) と 元の 信号 ( ド ラ イ ) のバ ラ ン ス を制御 し ます。 デ ィ レ イ を フ ラ ン ジ ン グや コ ー ラ ス用に使用 し てい る 場 合、 エ フ ェ ク ト を かけ る 度合いを [Mix] 設定でい く ら か制御で き ます。 ス テ レ オに し た TDM バージ ョ ン と Pro Tools|HD シ リ ーズ ・ シ ス テ ムの ス テ レ オの Mod Delay Long Delay の ミ ッ ク ス ・ コ ン ト ロ ールは 100% に固定 さ れてい ま す。 LPF( ローパス ・ フ ィ ル タ ) ロ ーパ ス ・ フ ィ ル タ の 遮断周波数を制御 し ます。 こ れは、 フ ィ ー ド バ ッ ク 信号の高周波成分を減衰 さ せ る ために使用 し ま す。 値を低 く 設定す る ほ ど、 よ り 多 く の高周波数 が減衰 さ れ ます。 デ ィ レ イ 元の信号 と デ ィ レ イ 対象の信号 と の間 の遅延時間を設定 し ます。 影響度 デ ィ レ イ 対象の信号に適用す る 変化の度 合いを制御 し ます。 レー ト デ ィ レ イ 対象の信号に適用す る 変化の レー ト を制御 し ます。 18 DigiRack レ ガシー ・ プ ラ グ イ ン ・ ガ イ ド オー ト メ ーシ ョ ン 左右のチ ャ ン ネルにオー ト メ ーシ ョ ン ・ デー タ を 適用す る と き は、 マルチモ ノ ・ プ ラ グ イ ン を使用 し て く だ さ い。 マルチモ ノ ・ プ ラ グ イ ン では、 同 じ オー ト メ ーシ ョ ン ・ デー タ を リ ン ク し たすべて のチ ャ ン ネルに適用す る こ と がで き ます。 索引 A M AudioSuite プ ラ グ イ ン Dynamics II 11 EQ II 11, 15 Medium Delay 17 Mod Delay プ ラ グ イ ン 17 モ ノ ・ イ ン / ス テ レ オ ・ アウ ト D Q Dynamics II プ ラ グ イ ン Compressor II 5 DeEsser 10 Expander/Gate II 9 Gate II 8 Limiter II 7 Q コ ン ト ロール 14 18 S Short Delay プ ラ グ イ ン 17 Slap Delay プ ラ グ イ ン 17 E EQ ハイパス 14 ハイ ・ シ ェ ル フ 13 ピー ク 14 ローパス 14 ロー ・ シ ェ ル フ 13 EQ II プ ラ グ イ ン 13 EQ を試聴する 13 EQ を操作する 13 Expander/Gate II 9 G Gate II 8 L LFE イ ボ タ ン 10 LFE ボ タ ン 6, 7 Limiter II 7 Long Delay プ ラ グ イ ン 17 索引 19 あ り ア タ ッ ク ・ コ ン ト ロール 6, 7 リダクシ ョ ン ・ メーター リ リ ース ・ コ ン ト ロール 6, 9 6, 7 う ウ ェ ブサイ ト 2 れ き レ シオ ・ コ ン ト ロール 6 レ ン ジ ・ コ ン ト ロール 8, 9 キー入力 HPF コ ン ト ロール 9 LPF コ ン ト ロール 10 キー ・ リ ッ ス ン ・ コ ン ト ロール ローパス ・ フ ィ ル タ EQ 14 ロー ・ シ ェ ルフ EQ 13, 1 ろ 6, 7 く グ ラ フ の コ ン ト ロール 7, 8 け ゲー ト の コ ン ト ロール 8 す ス レ ッ シ ョ ル ド ・ コ ン ト ロール 6 て デ ィ ケ イ ・ コ ン ト ロール 8, 9 に ニー ・ コ ン ト ロール 6 は ハイパス ・ フ ィ ル タ EQ 14 バイパス ・ ボ タ ン EQ バン ド 用 14 ハイ ・ シ ェ ル フ EQ 13, 14 ひ ピー ク EQ 14 ふ プ ラ グ イ ンの削除 Windows 4 ほ ホール ド ・ コ ン ト ロール 8, 9 20 DigiRack レ ガシー ・ プ ラ グ イ ン ・ ガ イ ド