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平成 20 年度 実験動物医学会専門医認定試験問題 各論 B
平成 20 年度 平成 20 年度 実験動物医学会専門医認定試験問題 各論 B 氏名: Q1. イヌの外皮に関する記述として、正しいものを選びなさい。 a. b. c. d. e. 表皮の顆粒層はケラトヒアリン顆粒を含有する。 汗腺を欠く。 前肢の肉球には指球、掌球、手根球がある。 毛は真皮が変化したものである。 乳腺は哺乳類だけが持つ外分泌腺である。 1. a、b、c 2. a、c、e 3. a、d、e 4. b、c、d 5. b、d、e Q2. 雄の生殖器に関する記述として、正しいものを選びなさい。 a. b. c. d. e. ヒツジは尿道突起を持つ。 ブタは尿道球腺を欠く。 ヤギは陰茎骨を持つ。 サルは陰茎 S 状曲を持つ。 イヌの陰茎には亀頭球がみられる。 1. a、b 2. a、e 3. b、c 4. c、d 5. d、e Q3. 肛門傍洞を持つ動物の組合せとして、正しいもの選びなさい。 1. 2. 3. 4. 5. ヤギ、サル ヤギ、ネコ サル、ミニブタ ミニブタ、イヌ イヌ、ネコ Q4. 遊走腎を持つ動物の組合せとして、正しいもの選びなさい。 1. ヒツジ、ヤギ 1 各論 B 平成 20 年度 2. 3. 4. 5. 各論 B ヤギ、ネコ ネコ、イヌ イヌ、サル サル、ヒツジ Q5. 子宮に関する記述として、誤っているものを選びなさい。 1. 2. 3. 4. 子宮は卵管に続く生殖道で、胎児が着床し発育する部分である。 子宮は発生学的にみて、両側中腎傍管が合体してできたものである。 典型的な双角子宮はウマでみられる。 ブタ、ヤギ、イヌの子宮は外観的には双角子宮であるが、切開すると中隔を認め る。 5. 単一子宮はヒトのみであり、サルではみられない。 Q6. 舌に関する記述として、誤っているものを選びなさい。 1. 2. 3. 4. 5. 舌の粘膜上皮は重層扁平上皮で覆われている。 イヌの舌にはリッサと呼ばれる索状構造物がみられる。 反芻類の舌には舌骨があり、舌隆起をつくる。 味蕾を有する舌乳頭として、茸状乳頭、有郭乳頭および葉状乳頭が知られる。 糸状乳頭は、口腔内の食物の移動などの機械的作用を果たす。 Q7. 胃に関する記述として、誤っているものを選びなさい。 1. 2. 3. 4. 5. イヌとネコの単胃はすべて腺部からなる。 食道に続く入り口を噴門、出口を幽門という。 ブタでは特有の胃憩室を認める。 ブタの胃は、無腺部と腺部からなり、境界領域にヒダ状縁を形成する。 胃腺には噴門腺、固有胃腺および幽門腺がある。 Q8. 腸管に関する記述として、誤っているものを選びなさい。 1. 小腸は十二指腸、空腸、回腸の 3 区分、大腸は盲腸、結腸、直腸の 3 区分から なる。 2. ブタの結腸では特有の結腸ラセンワナを認め、その形から円盤結腸と呼ばれる。 3. イヌの結腸はヒトと似た走行をとり、上行・横行・下行結腸がみられる。 2 平成 20 年度 各論 B 4. ヒトと反芻類では、直腸近くで S 状結腸を形成する。 5. 一般に、食肉目(イヌ、ネコ)の盲腸は小さく、単純である。 Q9. 肝臓の小葉構造が明確な動物として、正しいものを選びなさい。 1. 2. 3. 4. 5. サル ネコ イヌ ブタ ヒツジ Q10. マカカ属サルの特徴として、誤っているものを選びなさい。 1. 2. 3. 4. 5. 色の識別が可能であり、左右の目で立体視できる。 嗅覚は退化傾向にある。 大脳よりも小脳が発達している。 指先の知覚神経が発達している。 指紋も掌紋もある。 Q11. マカカ属サル類の繁殖生理に関する記述として、正しいものを選びなさい。 1. 2. 3. 4. 特定の繁殖季節は持たず、年中繁殖できる。 ヒトと同じように約30日の周期的な月経が、1年を通じて見られる。 排卵が近づくと尻や尾根部の性皮が青くなり腫脹する。 妊娠期間は、ヒトよりも短く、マーモセットやリスザル等より長く、200〜220日が 多い。 5. 性成熟は、オスでは 4〜4.5 歳、メスでは 3.5〜4 歳である。 Q12. 成熟アカゲザルの歯式はどれか、正しいものを選びなさい。 1. 2. 3. 4. 5. I I I I I 2/2、C 2/2、C 2/2、C 2/2、C 2/2、C 1/1、P2/2、M3/3 2/2、P2/2、M3/3 1/1、P1/1、M2/2 2/2、P2/2、M3/3 1/1、P3/3、M3/3 3 平成 20 年度 各論 B Q13. サル類に関する記述として、誤っているものを選びなさい。 1. B ウイルスはヒトでは口腔粘膜に小水疱を作る程度であるが、マカカ属サルでは 高い致死率をもたらす。 2. B 型肝炎や AIDS はアカゲザルやカニクイザルでは感染が成立しない。 3. リスザルは冠動脈のアテローム性動脈硬化症を高率に発症する。 4. マーモセットは A 型肝炎に感受性がある。 5. ビタミン C を体内で合成出来ない。 Q14. 小型霊長類であるマーモセットの特徴に関する記述として、誤っているものを選 びなさい。 1. 2. 3. 4. 5. 一卵性の多胎で、通常2〜3仔の出産が見られる。 ビタミンDの要求量が多く、不足するとクル病になる。 A型肝炎に感受性がある。 レニンアンギオテンシン系機構がヒトに近似する。 胎児-胎盤機構がヒトに近似する。 Q15. ブタの生理機能に関する記述として、誤っているものを選びなさい。 1. 2. 3. 4. 5. 呼吸数は成熟ブタで、10〜15回/分である。 体温は成熟ブタで、約40℃以上だが、夕方と深夜は38℃近くに下がる。 赤血球は正円形のものは少なく、大小不同のジョリー小体をもつものがある。 血圧はヒトに近く、最高値が 100〜140mmHg、最低値が 50〜90mmHg である。 胎盤構造から母親の免疫グロブリンが通過しないので、母子免疫は初乳から得 る。 Q16. ブタの特性、生理機能に関する記述として、誤っているものを選びなさい。 1. 眼の解剖学的構造や光波長の識別能、光視覚などがヒトに極めて良く近似して いる。 2. 皮膚のタンパク組成や量はヒトとほぼ同じであり汗腺もよく発達しているが、表皮 が厚く硬化し皮脂腺は少ない。 3. 食性がヒトに似ていることから、食事性動脈硬化症のよいモデルとなる。 4. 新生仔ブタの免疫応答は、Bリンパ球の分化が悪いため、免疫グロブリン産生細 胞が少なく、α—フェトプロテインの血中濃度が高いなど、ヒトの妊娠末期の胎児 4 平成 20 年度 各論 B に類似している。 5. 最近では、臓器移植研究のためMHCを固定させたミニブタの開発も行われて おり、クローンブタも作製された。 Q17. ブタの利点・特徴に関する記述として、誤っているものを選びなさい。 1. 皮膚の構成タンパクはヒトとほぼ同じであるが、形態学的には表皮が厚くエクリン 腺もない。 2. 心臓・循環器系が解剖・生理学的にヒトに近い。 3. 繁殖が容易で多産性であり、SPFブタや無菌ブタの作製も可能で、最近ではク ローンブタも作製された。 4. 皮膚の汗腺が発達しており、皮膚からの水分散率は多い。 5. 食性が雑食性であるので、消化吸収生理がヒトに類似している。 Q18. ビーグルの生理的特徴に関する記述として、誤っているものを選びなさい。 1. 2. 3. 4. 5. 血液生化学的性状の中で、総ビリルビンおよび尿酸値は、ヒトより低い。 血清中のγ—グロブリン濃度は通常ヒトの約半分程度である。 唾液中にアミラーゼを欠く。 赤血球数は、ヒトに比べてやや高い値を示す。 血液凝固時間は他の動物に比べて長い。 Q19. ビーグルが実験用として選ばれる理由の中での、誤っているものを選びなさい。 1. 2. 3. 4. 5. 性格が温順で、慣れやすい。 飼育繁殖が容易である。 体格が手頃で、投与や採血、採尿など処置がし易い。 遺伝的には固定されていない。 血液生化学値には反応によるバラツキは少ない。 Q20. ネコの平均妊娠期間はどれか、正しいものを選びなさい。 1. 2. 3. 4. 16日 20日 31日 65日 5 平成 20 年度 各論 B 5. 114日 Q21. ネコの栄養生理に関する記述として、誤っているものを選びなさい。 1. β—カロチンを有効にビタミンAに変換できないので、飼料中に含まれる必要が ある。 2. メチオニンやシスチンからタウリンへ代謝過程が有効に機能しないので、タウリン そのものが必要である。 3. 成熟した中型ネコの体重維持に必要な熱量は、約 60kcal/kg/日である。 4. 鉄(Fe)と銅(Cu)は、ともに貧血の予防に必須の成分である。 5. 要求量を満たすリノール酸さえ摂取すればγ―リノレン酸およびアラキドン酸は 体内で十分量合成されるので、食餌から摂取する必要はない。 Q22. ネコの特性、生理に関する記述として、誤っているものを選びなさい。 1. 品種間での体各部の形態的均衡が比較的安定しており、とくに頭蓋骨や脳の形 のバラツキが少ない。 2. 外耳道が水平で、頭骨の形態的変異が少ないため、脳定位固定装置や脳地図 により脳の一定部位に電極を精度良く挿入できる。 3. 麻酔下での血圧の変動が大きいため、外科的処置は難しい。 4. 嗅覚はイヌに比べて、はるかに劣る。 5. 聴覚は発達しており、音の方向、発音体の距離や高低についても正確に認識で きる。 Q23. シバヤギに関する記述として、誤っているものを選びなさい。 1. 2. 3. 4. 周年繁殖動物である。 人工臓器の開発や移植実験、外科、産科領域で利用される。 クローズドコロニーとして生産されている。 胃内の微生物発酵により、非タンパク態窒素化合物を菌体タンパク質に変換して、 栄養素として利用できる。 5. 体質は弱く、腰麻痺を起こしやすい。 Q24. 哺乳動物の発生初期に前腎、中腎、後腎が出現するが、中腎に沿って出現す る中腎管(ウォルフ管)から分化する器官として、正しいものを選びなさい。 6 平成 20 年度 1. 2. 3. 4. 5. 各論 B 腎臓 副腎 精管 膀胱 生殖細胞 Q25. 家畜改良増殖法により規定されているウシの体外受精卵移植技術を施行でき るものはどれか、正しいものを選びなさい。 a. b. c. d. e. 獣医師 実験動物技術者 家畜人工授精師 動物衛生看護師 実験動物医学専門医 1. a、b、c 2. a、c、e 3. a、d、e 4. b、c、d 5. b、d、e Q26. 以下の動物種のうち、交尾刺激あるいは交尾刺激に類似した子宮頸管への刺 激により排卵するものはどれか、正しいものを選びなさい。 1. 2. 3. 4. 5. ネコ イヌ ブタ ヒツジ サル Q27. ヒツジの受精卵が胚盤胞期胚まで発生する時期として、正しいものを選びなさ い。 1. 2. 3. 4. 5. 1 日目 2~3 日目 6~7 日目 15~20 日目 20~30 日目 Q28. イヌ、ネコの胎盤の形態として、正しいものを選びなさい。 7 平成 20 年度 1. 2. 3. 4. 5. 各論 B 散在性胎盤 宮阜性胎盤(多胎盤) 帯状胎盤 盤状胎盤 卵黄嚢胎盤 Q29. 個体内で,Cre-loxP システムによる遺伝子組換えを誘導するために最も用いら れるのはどれか、正しいものを選びなさい。 1. 2. 3. 4. 5. アンフェタミン アドレナリン タモキシフェン アンドロゲン テトロドトキシン Q30. 導入遺伝子の発現を可逆的に調節するために最も用いられるのはどれか、正 しいものを選びなさい。 1. 2. 3. 4. 5. アンピシリン ネオマイシン ピューロマイシン ドキシサイクリン ハイグロマイシン Q31. Cat scratch disease(CSD)の病原体はどれか、正しいものを選びなさい。 1. Bartonella henselae 2. Bordetella bronchiseptica 3. Pasteurella multocida 4. Staphylococcus aureus 5. Escherichia coli Q32. イヌ糸状虫症の病的変化はどれか、正しいものを選びなさい。 1. 左心室の肥大 8 平成 20 年度 2. 3. 4. 5. 各論 B 肺静脈の塞栓 肝の腫大 大動脈の硬化 僧帽弁への虫体巻絡 Q33. 近年、実験用ブタの使用時に配慮すべきウイルス肝炎はどれか、正しいものを 選びなさい。 1. 2. 3. 4. 5. A 型肝炎 B 型肝炎 C 型肝炎 D 型肝炎 E 型肝炎 Q34. マカカ属のサルに咳、慢性疲労、労作性呼吸困難、食欲不振、体重減少など がみられた。最も疑われる疾患はどれか、正しいものを選びなさい。 1. 2. 3. 4. 5. サルモネラ症 カンピロバクター症 肺気腫 結核 非化膿性脳炎 Q35. ヤギの関節が腫脹し疼痛が生じ、泌乳が低下し、片麻痺や四肢麻痺がみられ た。次の中でどの疾患を最も考えるべきか、正しいものを選びなさい。 1. 2. 3. 4. 5. 結核 ヨーネ病 パスツレラ病 山羊関節炎・脳脊髄炎 レプトスピラ病 Q36. ヒツジで頭部・頸部の振戦、その後に重度の掻痒、脱毛がみられた。最も疑わ れる疾患はどれか、正しいものを選びなさい。 1. ブルセラ病(brucellosis) 9 平成 20 年度 2. 3. 4. 5. 各論 B アカバネ病(Akabane disease) 悪性カタル熱(malignant catarrhal fever, MCF) 類鼻疽(melioidosis) 伝達性海綿状脳症(Scrapie) Q37. ウシに高熱、食欲不振、敗血症、沈鬱、倦怠、振戦などがみられ、亜急性や慢 性例で肩部、腹側の頚部に腫脹が観察された。次の中で最も考えられる疾患 はどれか、正しいものを選びなさい。 1. 2. 3. 4. 5. 牛疫 炭疽 口蹄疫 ピロプラズマ病 牛白血病 Q38. フェレットに多くみられる腫瘍は次のどれか、正しいものを選びなさい。 1. 2. 3. 4. 5. 膵臓癌 膵インシュリノーマ 胃癌 腎癌(Grawitz 腫瘍) 肺癌 Q39. サルの人獣共通感染症として、正しいものを選びなさい。 1.腎症候性出血熱、唾液腺涙腺炎、サイトメガロウイルス病、マールブルグ病 2.サルモネラ病、リンパ球性脈絡髄膜炎、皮膚糸状菌症、腎症候性出血熱 3.マールブルグ病、細菌性赤痢、サルモネラ病、Bウイルス病 4.Bウイルス病、細菌性赤痢、リンパ球性脈絡髄膜炎、エクトロメリア 5.カーバチルス病、Bウイルス病、皮膚糸状菌症、ウサギ梅毒 Q40. 豚丹毒の病因はどれか、正しいものを選びなさい。 1. Erysipelothrix rhusiopathiae の感染による。 2. Listeria monocytogenes の感染による。 10 平成 20 年度 各論 B 3. Renibacterium salmoninarum の感染による。 4. Corynebacterium renale の感染による。 5. Corynebacterium kutscheri の感染による。 Q41. 動物の痛みとその管理に関する記述として、正しいものを選びなさい。 a. b. c. d. e. 術後の痛みは動物を保護するので、鎮痛は積極的には行わない。 痛みは必ず時間経過に伴い減少する。 痛みによる行動上の変化には、個体差や動物種差はない。 痛みが発生した後よりも発生する前に鎮痛処置を行った方が効果的である。 作用機序の異なる鎮痛薬の組み合わせで、より強力な鎮痛効果が得られる。 1. a、b 2. a、e 3. b、c 4. c、d 5. d、e Q42. イヌの麻酔において、チオペンタールで導入麻酔をした後、イソフルレンで麻酔 を維持する場合、何%が適切か、正しいものを選びなさい。 1. 2. 3. 4. 5. 0.75-2.25% 3.25-4.0% 4.50-5.50% 7.25-8.25% 8.50-9.25% Q43. イヌの鎮痛剤として使用されるカルプロフェンやフルニキシンに関する記述とし て、正しいものを選びなさい。 1. 2. 3. 4. 5. これらはステロイド系抗炎症剤である。 イヌに投与すると 24 時間までの長時間持続性の鎮痛効果をもたらす。 これらの薬剤で鎮痛効果を得るためには、麻酔の導入直後に皮下に投与する。 フルニキシンの用量は 5mg/kg である。 カルプロフェンの用量は 2mg/kg である。 Q44. ブタに注射麻酔をする際、薬剤と用量の組み合わせとして、正しいものを選び なさい。 1. ケタミン(20mg/kg)+キシラジン(2mg/kg) 11 平成 20 年度 2. 3. 4. 5. 各論 B ケタミン(2mg/kg)+ジアゼパム(15mg/kg) ケタミン(1.1mg/kg)+アセプロマジン(22-33mg/kg) ケタミン(2mg/kg)+アザペロン(15mg/kg) ケタミン(2mg/kg)+キシラジン(2mg/kg) Q45. 若齢ブタにイソフルレンで麻酔する際の平均 MAC 値は下記のどれか、正しいも のを選びなさい。 1. 2. 3. 4. 5. 0.82% 0.91% 1.2% 1.58% 8.28% Q46. イヌの飼育に関する記述として、誤っているものを選びなさい。 1. 共有の廊下などを利用して、犬が自由に走り回ることができる時間帯を設ける。 2. 一定以上の面積が確保された場所で平飼いする。 3. 飼育担当者が十分に動物と触れ合う時間を設けるため、担当する数を制限す る。 4. ケージで飼育をする場合には、清掃作業中に水がかからないように配慮する。 5. 飼育担当者はトイや専用のおやつ(トリーツ)を適宜与えて、動物との接触を図 る。 Q47. マーモセットの飼育に関する記述として、誤っているものを選びなさい。 1. 2. 3. 4. 5. 嗜好性が高いので、通常の固形飼料に蜂蜜などをかけて与えても良い。 嗜好性が高いので、サイズは大きいがカニクイザル用の飼料を与えても良い。 嗜好性が高いので、フルーツをふんだんに与えても良い。 嗜好性が高いので、飲料水にオレンジを絞ったジュースを与えても良い。 嗜好性が高いので、茹でたチキンや鶏卵などの動物性タンパクを与えても良い。 Q48. イヌを安楽死させる方法として、認められていない方法を選びなさい。 1. 過量のペントバルビタール 2. 全身麻酔下に塩化カリウム溶液を静脈内投与する 12 平成 20 年度 各論 B 3. 貫通ボルト 4. 二酸化炭素 5. ストリキニーネ Q49. サルを購入する際の留意点として、誤っているものを選びなさい。 1. 2. 3. 4. 5. CITES に基づいて、輸出国の輸出許可書が必要である。 6 週間の輸出検疫済みのサルであればどこの国から購入しても良い。 国内への輸入に際しては、厚生労働省の許可を得る。 国内で飼育する際には、環境省の許可を得た施設で飼育する。 国内で農林水産省の許可を得た施設で輸入検疫を実施する。 Q50. 獣医師が届出を行う感染症として、感染症法には定められていないものはどれ か、選びなさい。 1. 2. 3. 4. 5. 細菌性赤痢 結核 狂犬病 エキノコックス症 マールブルグ病 13