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観光立国の実現に向けた動き等
昇龍道プロジェクト 参考資料 観光立国の実現に向けた動き等 訪日外国人旅行者数の推移 訪日外国人旅行者数の推移 昇龍道プロジェクト 1~12月計 1973.7万人 (47.1%増) 万人 2000 市場別増減率(2015年12月の前年同月比) % 150 1900 177.3 1800 12月 43.4%増 100 82.7 164.8 1700 11月 41.0%増 1600 50 43.4 182.9 1500 53.4 48.2 25.4 23.7 14.7 10.2 14.2 -0.6 その他 スペイン ロシア イタリア ドイツ フランス 英国 カナダ 米国 豪州 インド ベトナム フィリピン インドネシア マレーシア -50 シンガポール タイ 8月 63.8%増 香港 181.7 台湾 1200 0 中国 1300 9月 46.7%増 韓国 161.2 22.2 24.3 10.8 総数 1400 46.8 43.1 31.4 29.7 28.0 23.5 22.6 10月 43.8%増 50.0 40.1 1100 191.8 1000 市場別増減率(2015年1~12月の前年同期比) 7月 51.0%増 % 900 800 1341 700 160.2 164.2 600 VJ開始 1036 500 400 300 200 614 733 679 5月 49.6%増 107.3 100 176.5 836 622 150 4月 43.3%増 64.6 50 152.6 47.1 45.3 138.7 29.2 17.3 24.3 26.5 15.9 17.5 20.0 15.9 28.1 27.5 25.6 その他 スペイン ロシア イタリア ドイツ フランス 英国 カナダ 米国 豪州 インド ベトナム フィリピン インドネシア マレーシア シンガポール タイ 香港 台湾 注) 2015年1月~10月の値は暫定値、2015年11月~12月の値は推計値、%は対前年(2014年)同月比 -50 中国 1月 29.1%増 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 22.4 21.2 -15.1 0 韓国 121.8 0 2月 57.6%増 45.7 49.2 35.5 29.9 3月 45.3%増 総数 100 521 673 861 835 835 6月 51.8%増 -1- (出典)JNTO(日本政府観光局) 訪日外国人旅行者数及び割合(国・地域別) 【2014年(確定値)】 イタリア 8万人(0.6%) ロシア 6万人(0.5%) 【2015年(推計値)】 スペイン 6万人(0.5%) オーストラリア 30万人(2.3%) イタリア 10万人(0.5%) ドイツ 14万人(1.0%) ドイツ 16万人(0.8%) フランス 18万人(1.3%) フランス 21万人(1.1%) その他 68万人 (5.1%) イギリス 22万(1.6%) カナダ 18万人(1.4%) インド 9万人(0.7%) ベトナム 12万人0.9%) 12 0.9% ⑤米国 89万人 (6.6%) 欧州主要 5ヵ国 68万人 (5.1%) 北米 107万人 (8.0%) フィリピン 18万人(1.4%) インドネシア 16万人(1.2%) マレーシア 25万人(1.9%) シンガポール 23万人(1.7%) ⑥ タイ 66万人 (4.9%) ④香港 93万人 (6.9%) 昇龍道プロジェクト ①台湾 283万人 (21.1%) ロシア 5万人(0.3%) スペイン 8万人(0.4%) その他 86万人 (4.3%) イギリス 26万人(1.3%) カナダ 23万人(1.2%) インド 10万人(0.5%) ⑤米国 103万人 (5.2%) ベトナム 19万人(0.9%) フィリピン 27万人(1.4%) 総計 1341万人 アジア 1061万人(79.1%) うち東アジア 892万人(66.5%) うち東南アジア 160万人(11.9%) ③中国 241万人 (18.0%) インドネシア 21万人(1.0%) ②韓国 276万人 (20.5%) マレーシア 31万人(1.5%) シンガポール 31万人(1.6%) オーストラリア 38万人(1.9%) ⑥ タイ 80万人 (4.0%) ④香港 152万人 (7.7%) 欧州主要 5ヵ国 82万人 (4.1%) 北米 126万人 (6.4%) ①中国 499万人 (25.3%) 総計 1974万人 アジア 1637万人(82.9%) うち東アジア 1420万人(71.9%) うち東南アジア 207万人(10.5%) ②韓国 400万人 (20.3%) ③台湾 368万人 (18.6%) ※ ( )内は、訪日外国人旅行者数全体に対するシェア ※ その他には、アジア、欧州等各地域の国であっても記載のない国・地域が含まれる。 ※ 数値は、それぞれ四捨五入によっているため、端数において合計とは合致しない場合がある。 ※ 日本政府観光局(JNTO)資料より観光庁作成 -2- 訪日外国人にしめる個人旅行者の割合 団体旅行 0% 10% 20% 個人旅行 30% 40% 50% 60% 70% 43.6 2010 40.2 59.8 2012 39.2 60.8 2013 38.4 61.6 2015 33.2 27.5 80% 90% 100% 56.4 2011 2014 昇龍道プロジェクト 66.7 72.5 外国人旅行者の団体ツアー参加状況 (観光・レジャー目的) 観光庁「訪日外国人の消費動向」(平成22~27年年次報告書より) -3- 2015年の訪日外国人旅行消費額(速報値)について 昇龍道プロジェクト ○2015年の訪日外国人旅行消費額(速報値)は、前年(2兆278億円)に比べ71.5%増の 3兆4,771億円となり、年間値で初めて3兆円を突破し、過去最高値を記録。 ○2015年の訪日外国人旅行者の1人あたり旅行支出は、17万6,168円となり、前年比 16.5%増となった。 年間の旅行消費額と1人当たり旅行支出の推移 (億円) 176,168 40,000 35,000 (円) 180,000 170,000 四半期毎の旅行消費額と1人当たり旅行支出の推移 (円) (億円) 11,000 200,000 187,166 10,000 9,000 34,771 30,000 151,174 150,000 7,000 20,278 130,000 120,000 10,846 100,000 2011年 2012年 旅行消費額(億円)・左目盛 3,000 3,698 3,675 4,000 2,894 8,804 4,298 3,899 2013年 2014年 2015年 1人当たり旅行支出額(円/人)・右目盛 140,000 130,000 120,000 5,605 4,870 110,000 2013年 旅行消費額(億円)・左目盛 2014年 10-12月期 7-9月期 4-6月期 1-3月期 10-12月期 100,000 7-9月期 110,000 0 2010年 8,893 5,505 2,000 8,135 5,000 143,903 140,440 4-6月期 11,490 10,009 7,065 14,167 10,000 5,000 128,352 150,000 152,465 1-3月期 15,000 129,763 140,442 136,151 10-12月期 130,819 140,000 167,699 160,000 149,517 7-9月期 133,426 136,693 170,000 158,254 4-6月期 20,000 171,025 8,000 6,000 180,000 177,546 1-3月期 25,000 160,000 190,000 2015年 1人当たり旅行支出(円/人)・右目盛 出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」 -4- 2015年の訪日外国人旅行消費額(国籍・地域別) 昇龍道プロジェクト ○国籍・地域別に旅行消費額をみると、中国が14,174億円(対前年比153.9%増)と最も 大きく、全体の4割を占めている。次いで、台湾5,207億円(同46.9%増)、韓国3,008 億円(同43.9%増)、香港2,627億円(同91.8%増)、米国1,814億円(同23.0%)の 順となっており、これら上位5カ国で旅行消費額全体の4分の3以上を占めている。 国籍・地域別の旅行消費額と構成比 2014年(平成26年) 出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」 2015年(平成27年) -5- 費目別の訪日外国人旅行消費(2015年) 昇龍道プロジェクト ○費目別に旅行消費額をみると、買物代の構成比(41.8%)が前年(35.2%)に比べ拡大している。 ○訪日外国人1人当たり旅行支出を費目別にみると、買物代が7万3,663円と最も高く、次いで宿泊料金 (4万5,465円)、飲食費(3万2,528円)の順で高い。 ○国籍・地域別にみると、買物代は中国で16万1,974円と突出して高く、次いでベトナムと香港で7万円 台と高い。宿泊料金は英国で最も高く9万7,221円、次いでオーストラリアで9万1,176円となっている。 2014年 費目別旅行消費額 飲食費はオーストラリアで最も高く5万2,927円、次いでスペインで5万1,628円である。 ○アジア諸国は買物代が最も高い国が多いのに対し、欧米豪諸国は宿泊料金が最も高い国が多い。 括弧内は金額(単位:億円) 出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」 -6- 日本の観光の動向(国内旅行・宿泊の状況) 昇龍道プロジェクト (図)国内宿泊旅行延べ人数、国内日帰り旅行延べ人数の推移 2010~2014年 (万人) 35,000 31,753 30,000 32,042 31,555 31,356 31,406 29,896 29,720 国内宿泊旅行 25,000 2010年 31,053 2011年 [値] [値] 国内日帰り旅行 2012年 2013年 2014年 日本人国内宿泊旅行、国内日帰り旅行の消費額の推移 2010~2014年 単位:兆円 ()内は対前年比増減率 2010 2011 2012 2013 2014 日本人国内宿泊旅行 15.8 (-9.2%) 15.1 (-4.1%) 15.3 (1.4%) 15.8 (3.2%) 14.4 (-8.8%) 日本人国内日帰り旅 行 5.1 (-8.6%) 4.9 (-2.3%) 4.4 (-10.1%) 4.8 (7.5%) 4.5 (-5.0%) 出典:観光庁「旅行・観光消費動向調査」 -7- 都道府県別日本人・外国人延べ宿泊者数(2015年1~11月) 都道府県別 日本人延べ宿泊者数 昇龍道プロジェクト 都道府県別 外国人延べ宿泊者数 (単位:万人泊) 0 東京都 北海道 大阪府 静岡県 千葉県 長野県 神奈川県 沖縄県 愛知県 京都府 福岡県 兵庫県 新潟県 福島県 宮城県 栃木県 三重県 群馬県 広島県 石川県 鹿児島県 長崎県 山梨県 熊本県 大分県 岩手県 山形県 岐阜県 茨城県 岡山県 青森県 滋賀県 和歌山県 埼玉県 福井県 山口県 香川県 宮崎県 富山県 愛媛県 島根県 秋田県 佐賀県 高知県 鳥取県 奈良県 徳島県 1000 2000 3000 4000 2015年1~11月日本人延べ宿泊者数 4 億4,029万人泊 1出典:観光庁「宿泊旅行統計調査」((平成27年11月までの二次速報値)) (単位:万人泊) 0 5000 東京都 大阪府 北海道 京都府 沖縄県 千葉県 福岡県 愛知県 神奈川県 静岡県 山梨県 兵庫県 岐阜県 長野県 長崎県 広島県 熊本県 大分県 石川県 滋賀県 和歌山県 鹿児島県 三重県 奈良県 新潟県 香川県 宮崎県 茨城県 富山県 栃木県 佐賀県 宮城県 岡山県 埼玉県 群馬県 青森県 岩手県 愛媛県 鳥取県 山口県 高知県 山形県 福井県 徳島県 福島県 秋田県 島根県 500 218 210 199 166 118 112 85 84 76 69 68 59 47 43 39 37 37 27 23 21 20 20 19 19 19 18 17 15 14 11 10 10 9 8 7 7 6 5 5 5 3 480 440 364 329 1000 1500 858 2000 1625 2015年1~11月外国人延べ宿泊者数 6,077万人泊 2「外国人」とは、日本国内に住所を有しないものをいう。 -8- 地方ブロック別外国人延べ宿泊者の国・地域別構成比(2015年11月) 台湾,27% 北海道運輸局 台湾,39% 東北運輸局 中国,24% 関東運輸局 台湾,12% アメリカ,10% 欧州,7% 韓国,6% アメリカ,7% 中国,14% 香港,12% 中国,50% 中部運輸局 中国,25% 近畿運輸局 台湾,13% 中国運輸局 台湾,18% アメリカ,11% 香港,11% 0% 10% 20% 台湾,24% 30% 40% その他,32% 中国,11% 中国,8%アメリカ,5% その他,20% 香港,11% 60% タイ,4% その他,19% 香港,14% アメリカ,6% その他,10% 中国,18% 50% その他,24% その他,46% 香港,17% 台湾,19% 韓国,29% 沖縄総合事務局 その他,32% 韓国,6% 韓国,10% 中国,10% 韓国,35% 九州運輸局 その他,42% 韓国,10% 香港,9% アメリカ,6% 韓国,18% その他,16% その他,27% 台湾,11%香港,5% タイ,5% 韓国,5% 台湾,32% 四国運輸局 香港,11% タイ,7% 韓国,10% アメリカ,10% 中国,9% タイ,5% 台湾,29% 北陸信越運輸局 韓国,13% 中国,25% 昇龍道プロジェクト 70% 80% 90% 100% ※ 欧州はドイツ・英国・フランスの3カ国 出典:観光庁「宿泊旅行統計調査(平成27年11月第2次速報)」 -9- 地方ブロック別客室稼働率(2015年11月・第2次速報) 運輸局管内別客室稼働率 ■:80%以上 ■ :70.0%以上 赤字:1位 昇龍道プロジェクト (単位:%) 全施設 旅館 リゾート ホテル ビジネス ホテル シティ ホテル 簡易宿所 北海道運輸局管内 54.4 40.0 31.6 68.0 68.6 19.3 東北運輸局管内 54.6 40.2 39.7 72.9 70.1 17.3 関東運輸局管内 69.9 43.3 68.3 80.8 84.4 37.4 北陸信越運輸局管内 42.2 26.7 30.5 73.2 78.1 10.8 中部運輸局管内 58.9 37.9 55.2 74.9 82.0 17.8 近畿運輸局管内 74.1 48.1 72.3 86.5 88.8 33.4 中国運輸局管内 63.2 42.6 57.5 77.1 81.2 19.8 四国運輸局管内 56.5 38.3 62.3 70.5 74.1 15.0 九州運輸局管内 64.3 44.3 66.1 75.4 82.5 17.2 沖縄総合事務局管内 66.2 14.1 75.3 73.7 81.3 32.5 出典:観光庁「宿泊旅行統計調査(平成27年11月第2次速報)」 -10- 統計整備による観光地域づくり支援(平成28年度) <外国人> 昇龍道プロジェクト <日本人> 訪日外国人消費動向調査 ●訪日外国人の旅行動向・消費実態、 再訪意向・満足度等を明らかにする。 旅行・観光消費動向調査 ●国民の旅行の実態を把握するとともに、 観光消費の経済波及効果を明らかにする。 宿泊旅行統計調査 ●我が国における日本人・外国人の宿泊旅行の実態を明らかにする。 地域観光統計 ●都道府県別の旅行者の宿泊・日帰り別の入込客数や宿泊費・飲食費等、 費目別の消費実態を明らかにする。 地方創生に資する観光施策の検討・評価・改善に必要となる 各地域の観光統計を整備することにより、観光地域づくりを支援する。 -11- 訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業(宿泊施設不足) 昇龍道プロジェクト ◆ 外国人観光客の急増により、一部宿泊施設の稼働率が高水準で推移しているため、 既存の宿泊施設をフル稼働させることが必要。 ①宿泊施設のインバウンド対応支援 客室 支援事業例 フロント/HP ・テレビの国際 放送設備の整備 (約75万円) ・館内案内表示の多言語化 (約10万円) ・全館Wi-Fi環境整備 (約90万円) ・客室トイレの洋式化 (約50万円) ・タブレット端末による24h オペレーター翻訳の導入 (約2万円) 自社サイトの多言語化 (約23万円) ・外国人材派遣の活用 ・客室にシャワー室の設置 ・客室の洋室化 ・ムスリム受入マニュアルの作成 ※地域の事業者による協議会が「宿泊施設稼働率 向上計画」を策定 ※各宿泊施設が計画に基づいて実施する事業(上記 事業から必要な事業を選択)の費用の1/2を支援 全国で1,000施設程度への支援を想定 -12- 訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業(宿泊施設不足) 昇龍道プロジェクト ②空室情報提供の強化 観光案内所等での情報提供例 本日の空室情報 ◇◆ホテル ○ 空室あり ■□旅館 △ 空室少々 … 観光案内所での 空室情報集約・提供 宿泊団体HPでの空室情報提供例 例)日本旅館協会運営予約サイト「やど日本」 ターミナル駅やSA等での 空室情報発信 -13- 訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業 「次の時代」に向けた質の高い観光立国を推進するためには、外国人受入環境 整備とホテル・旅館等をはじめとする観光産業の高度化・生産性向上が必要。 昇龍道プロジェクト H28予算:8,000百万円 (H27補正:1019百万円) 具体的な取組み 「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」で議論 された受入環境整備の課題 国交省の「地方ブロック別連絡会」において整理した 地域における受入環境整備の課題 平成 年度予算で課題解決し、大きく前進させる。 平成28年度予算で課題解決し、大きく前進させる。 地方での消費拡大に向けた環境整備 二次交通対策 ■デジタルサイネージ ■多言語バスロケー ■エレベーター・ ■全国共通IC の設置 ションシステムの設置 スロープ等の設置 カードの導入 宿泊施設のインバウンド対応支援 ■Wi-Fi環境整備 ■トイレ洋式化 ■多言語対応 ■免税取引情報の ■観光案内所の 機能向上 整備 ■通訳ガイドの 活用促進 ■旅行者のケガ・病気等 への対応能力の向上 ICTを活用した生産性向上支援 空室情報提供の強化 ■タブレット端末の活用 ■観光案内所での空室情報集約・提供 ■厨房のICT化 本日の空室情報 ◇◆ホテル ○ 空室あり ■□旅館 △ 空室少々 … -14- 広域観光周遊ルート形成促進事業 ○訪日外国人旅行者に訴求するテーマ・ストーリーを持ったルートの形成を促進 ○観光地域づくりの専門家チームを各ルートに派遣し、観光地域づくりを指南 ○各ルートが訴求するターゲット市場へのプロモーションを大幅に強化 広域観光周遊ルート 昇龍道プロジェクト H28予算額 :1,640百万円、H27当初比5.40倍 H27補正予算額:250百万円 H27当初予算額:304百万円 モデルルートの形成と磨き上げ 平成27年6月12日に、全国で7ルートを認 定 地方公共団体が広域に連携して 主要国へのプロモーションを大幅に強化 世界に発信 金沢市・兼六園 白川村・白川郷 専門家を パラシュートチームとして 地域へ派遣 地域資源の磨き上げ 観光地域づくり まちづくり 文化 交通 マーケティング 金箔貼り体験 観光 紙すき体験 多言語案内 外国人向け交通パス -15- ビジット・ジャパン(VJ)関連事業 28年度当初予算 予算額 95億円 27年度補正予算 予算額 42億円 ○地方誘客のための緊急訪日プロモーション 戦略的訪日プロモーションの実施 ○ 歴史や伝統文化をテーマとした欧米等に対するプロモーションを強化 ○ LCCやクルーズ等の誘致による地方誘客の促進と地方における消費拡大 ○ 戦略的訪日プロモーション実施のためのJNTO(日本政府観光局)の体制拡充 ○ 国と地方の連携による訪日プロモーションを促進 欧米等に対するプロモーションの強化 地方における消費拡大 ・歴史、伝統文化をテーマとしたプロモーションの実施 ・長期滞在査証制度(平成27年6月施行)のPRの実施 昇龍道プロジェクト ・免税を活用したショッピングの魅力発信 ・国内のインバウンドビジネス関係者向けセミナーの実施 ・欧米豪をはじめとした外国人旅行者の地方へ の誘客 ・地方空港へのLCC等新規就航等と連動した プロモーション ・桜のシーズンに向けた訪日リピーターの地方 への誘客 ・TPP参加国等に向けた各地の「食」をテーマと したプロモーション 【欧米豪へのプロモーションの具体例】 旅行博覧会への出展 現地旅行会社向け セミナーの実施 現地旅行会社等向け 招請事業の実施 メディア招請(豪州) 百貨店における外国人観光客による 売上高の推移(免税手続きベース) 地方誘客の促進 ・LCCやクルーズ等の 地方への誘致 ・訪日教育旅行の地方 への拡大 ・東京オリンピック・パラリンピック を契機としたプロモーション ・東北地方へのインバウンド推進 による観光復興事業 旅行博覧会 出展 (フランス) Facebookを活用した情報発信(米 国) 【桜をテーマとしたプロモーションの具体例】 共同広告の実施 招請事業の実施 オンラインメディアセンター等による 海外向け情報発信 JNTO(日本政府観光局)の事務所拡充 ・JNTOの海外事務所を現在の14事務所から21事務所へ拡大等 新規開設予定:マレーシア、イタリア、フィリピン、スペイン、ベトナム、 インド、ロシア 交通広告等の実施 国と地方の連携 ・複数の地域と国との連携による誘客促進 ・サミット等国内での情報発信機会を活用 ウェブサイトで各地の 桜開花情報の発信 地下鉄ラッピング広告 -16(台湾) 消費免税制度の改正 昇龍道プロジェクト 【拡充第二弾】2015年4月1日開始 【拡充第一弾】2014年10月1日開始 対象品目の拡大 食品類、飲料類、たばこ、薬品類及び化粧品類等も含め、特定の 条件の下、全ての品目を免税対象品目とする。 ◯一般物品(消耗品以外のもの) ◯消耗品 (食品類、飲料類、薬品類、化粧品類その他消耗品) 食品類 家電製品 着物・服 同一の非居住者に対して、同一店 舗における1日の一般物品の販売 合計額が、1万円を超えるもの ※ 免税手続き一括カウンター 免税手続を第三者へ委託することによ り、商店街・物産センター等において、免 税手続の一括カウンターの設置を可能とす る(2015年4月1日より制度開始)。 併せて、一括カウンターでは、店舗を超 えて購入金額の合算を可能とする(ただ し、一般物品と消耗品は区別)。 飲料類 化粧品類 同一の非居住者に対して、同一店舗に おける1日の消耗品の販売合計額が、5 千円を超え、50万円までの範囲内 の もの 非居住者が事業用又は販売用として購入することが明らかな物品は免税販売対象外。 手続きの簡素化 手続時の外国人旅行者の記入負担、店舗の事務負担を軽 減するため。 「購入記録票」及び「購入者誓約書」は、特 定の様式でなくても、記載すべき事項を記載していれば自 由様式を使用してよいこととなった。 A 免税店 B店 E店 C 免税店 F店 D店 G店 A 免税店 C 免税店 B 免税店 (手続委託型) (手続委託型) (手続委託型) 一括 カウンター E 免税店 F 免税店 G 免税店 (手続委託型) (手続委託型) (手続委託型) H店 D 免税店 (手続委託型) H 免税店 (手続委託型) -17- 消費税免税制度の拡充【拡充第三弾】2016年度内に開始予定 昇龍道プロジェクト 一般物品の最低購入金額の引き下げ等により、地方における更なる免税店の拡大と消費の活性化を図る。 ○「日本再興戦略」改訂2015 -未来への投資・生産性革命-(平成27年6月30日閣議決定)(抜粋) 「2,000万人が訪れる年に、外国人観光客による旅行消費額4兆円を目指す」、「2,000万人が訪れる年に、日本全国で40万人の新たな雇用を生み 出す」、「地方の免税店数を約6,600店(2015年4月)から、2017年に12,000店規模、2020年に20,000店規模へと増加させる」ことを目標にする。 施策の背景 免税対象品目の拡大(2014年10月実施)、免税手続カウンター制度やク ルーズ埠頭における臨時の免税店届出制度の導入(2015年4月実施)によ り、地方における免税店は順調に拡大しているものの、新たに現場で発 生している諸課題を迅速に解決する必要がある。 (課題例) ・地方においてよく売れている民芸品・伝統工芸品 等は、少額な販売が多く、現行の最低購入金額 である10,000円に満たないことが多い。 地域の民芸品・伝統工芸品は単価が 2,000~3,000円程度のものが多い 要望の結果 免税対象金額引き下げによる地方の消費拡大 ○ 免税の対象となる、一般物品の最低購入金額を「10,000円超」 から「5,000円以上」に引き下げる。(これに合わせ、消耗品の最低 購入金額を「5,000円超」から「5,000円以上」に引き下げる。) 一般物品 陶磁器 ガラス細工 旧 要 件 1万円を超えるもの 引下げ 寄木細工 新 要 件 5千円以上のもの 免税手続の簡素化・利便性向上のための措置 ■海外直送の手続の簡素化 ○ 免税購入物品を免税店から直接海外の自宅や空港等へ直送 する場合の手続の簡素化を行う。 ■免税手続カウンター制度の利便性向上 ○ 商店街の中に存在するショッピングセンター(商店街組合 員)に入るテナント等が商店街の組合員でなくとも、当該テ ナントでの購入と商店街の組合員の店舗での購入を免税手続 カウンターで合算することを可能とする。 ■購入者誓約書の電磁的記録による保管 ○ 免税品販売時に免税店が保管する購入者誓約書について、 電磁的記録により保管することを可能とする。 長期検討項目 免税手続の電子情報化に向けた検討 ○ 将来的な免税手続の電子情報化に向けて、引き続き検討する。 -18- 日本版DMO形成・確立の必要性 昇龍道プロジェクト これまでの観光地域づくりの課題 関係者の巻き込みが不十分 ・文化、農林漁業、商工業、環境、 スポーツなど地域の関連事業者や住民等 の多様な関係者の巻き込みが不十分 ⇒地域の幅広い資源の最大限の活用に つながらない ⇒地域住民の誇りと愛着を醸成する豊か な地域づくりにつながらない データの収集・分析が不十分 民間的手法の導入が不十分 ・来訪客に関するデータの収集・分析が不 十分。観光客を十把一絡げに扱っている 地域が少なくない ⇒ターゲットとなる顧客層や地域のコンセ プトが十分に練られていない ⇒変化する観光市場に対応できない ・効果的なブランディングやプロ モーションといった民間的な手法 の導入が不十分 ⇒観光客に対して、「刺さる」競争 力を持つ観光地ブランディングが できていない。 地域の多様な関係者を巻き込みつつ、科学的アプロ-チを取り入れた 観光地域づくりを行う舵取り役=「日本版DMO」を各地域で形成・確立 関係者の巻き込み 内外の人材やノウハウの取り込み 人材 内外から取り込みノウハウ データの収集・戦略の策定 例)富良野・美瑛観光圏によるSWOT分析 ブランド力を高める仕組み 例)雪国観光圏「SAKURA QUALITY」 ・雪国観光圏では、 外国人の受入体 制などにより宿泊 施設等の評価を 行う品質認証制 度「サクラクオリ ティ」を導入。 プロモーション (例)外国人職員による 効果的なプロモーション -19- 日本版DMOの役割、多様な関係者との連携 日本版DMOの役割 ① 日本版DMOを中心として観光地 域づくりを行うことについての 多様な関係者の合意形成 ② ・各種データ等の継続的な 収集・分析、 ・明確なコンセプトに基づいた 戦略の策定、 ・KPIの設定・PDCAサイクルの 確立 ③ 関係者が実施する観光関連事業と 戦略の整合性に関する調整・仕組み 作り、プロモーション 観光地域づくりの一主体として実施する 個別事業 (例)・着地型旅行商品の造成・販売、 ・ランドオペレーター業務の実施 等 昇龍道プロジェクト 多様な関係者との連携 内外の人材やノウハウを取り込みつつ、多様な関係者と連携 交通事業者 商工業 ・ふるさと名物の開発 ・免税店許可の取得 ・二次交通の確保 ・周遊企画乗車券の設定 宿泊施設 日本版DMO ・個別施設の改善 ・品質保証の導入 農林漁業 ・農業体験プログラムの提供 ・6次産業化による商品開発 飲食店 ・「地域の食」の提供 ・多言語、ムスリム対応 地域住民 ・観光地域づくりへの理解 ・市民ガイドの実施 行政 ・観光振興計画の策定 ・プロモーション等の 観光振興事業 ・インフラ整備(景観、 道路、空港、港湾等) ・文化財保護・活用 ・観光教育 ・交通政策 ・各種支援措置 地域一体の魅力的な観光地域づくり 戦略に基づく一元的な情報発信・プロモーション 観光客の呼び込み 観光による地方創生 -20- 日本版DMOの候補法人となり得る法人の登録~制度概要~ 昇龍道プロジェクト 概要 ○ 日本版DMOの候補となりうる法人を観光庁に「登録」。 ○ 登録された法人(日本版DMO候補法人)に対して、関係省庁連携支援チームを通じて支援。 目的 ① 取組目標・水準の提示による日本版DMOの形成・確立の促進 ② 日本版DMOの形成・確立を目指す地域の情報を共有することによる支援の重点化 ③ 日本版DMO候補法人の間の適切な連携を促すによる各法人間の役割分担がされた効率的な観光地域づくり 登録の枠組み 【登録対象】地方公共団体と連携してマーケティングやマネジメント等を行うことにより観光地域づくりを担う法人 【登録の区分】対象エリアの広さに応じた3区分で登録 ○広域連携DMO ・ 複数都道府県に跨がる区域(地方ブロック単位)を一体とした観光地域として、観光地域づくりを行う組織 ○地域連携DMO ・ 複数の地方公共団体に跨がる区域を一体とした観光地域として、観光地域づくりを行う組織 ○地域DMO ・ 原則として、基礎自治体である単独の市町村の区域を一体とした観光地域として、観光地域づくりを行う組織 -21- 「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」 昇龍道プロジェクト 明日の日本を支える観光ビジョン構想会議 訪日外国人旅行者数2000万人の目標達成が視野に入ってきたことを踏まえ、 次の時代の新たな目標の設定とそのために必要な対応の検討を行う。 年度内を目途にビジョンを取りまとめる。【第1回 11月9日開催】 【議 長】 内閣総理大臣 【副議長】 内閣官房長官、国土交通大臣 【構成員】 副総理兼財務大臣、地方創生担当大臣、 一億総活躍担当大臣、総務大臣、法務大臣、 外務大臣、厚生労働大臣、経済産業省、 民間有識者 〈会議で挨拶する安倍内閣総理大臣〉 明日の日本を支える観光ビジョン構想 会議ワーキンググループ 【座 長】 内閣官房長官 【座長代理】 国土交通大臣 【構 成 員】 関係閣僚等 〈会議で発言する石井国土交通大臣〉 -22-