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熟 練 の う ち わ 使 い が 生 み 出 す 香 ば し さ を 体 験 し て
熟練のうちわ使いが 生み出す香ばしさを体験して あ っ さ り し て い て、口 の 中 に 香 ば し さ が のうちわで焼かれたウナギはやわらかく、 三島市 うなぎ桜家︵うなぎさくらや︶ 三島のウナギはなぜうまいのでしょう。 ように盛りつけられるのも、最後まであっ 広 が り ま す。ウ ナ ギ の 尻 尾 が 手 前 に く る ひとつには富士山の伏流水に恵まれてい る こ と が あ げ ら れ ま す。清 ら か な 伏 流 水 さり食べられるためだとか。 でしめることによってウナギ独特の臭み が 消 さ れ ま す。も う ひ と つ は 職 人 の 腕。 うなぎ桜家の創業は 1 8 5 6 年︵安 政 3 年︶ 、1 5 0 年 以 上 の 伝統に支えられた職 人のうちわ使いがウ ナギを香ばしく焼き 上 げ る の で す。5 代 目店主の鈴木潮さん は、使 い 慣 れ た う ち 子供の頃から父が焼くウナギをほとんど毎日食 べていました。あきるなんてことはありません でしたね。外で食べても、父のウナギがおいし いって思います。香ばしさが違うんですよね。戦 争中は、ひいおばあちゃんが焼いていたといい ますから、私も決心しました。いつか父の 味を継げるようにがんばります。 わを片手に開店前か わたしが6代目になる! そう決心しました! 日、炭 まるしぇ人おすすめ! らほとんど 火の前に立ち続けま す。竹串は使わずに、 金串を使うのもじっ 鈴木摩音さん くりこんがりと焼き 時 交 三島市広小路町13-2 伊豆箱根鉄道駿豆線三島広小路駅からすぐ 休 11∼20時(売り切れ次第終了) 水曜 住 5代目鈴木潮さんの愛娘。現在はうなぎ桜 家のホールスタッフとして修業中 土地の食 上 げ る た め。5 代 目 食事時にはかなり混 雑 する 老 舗 中 の 老 舗 。出かける前 に は 混み具合を電話で確 認したほうがよさそう です ☎ 055-975-4520 うなぎ桜家 31 1 焼き加減、炭の火力な どを自在にあやつる 5代目のうちわ。香ばし さが漂います