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意見募集結果(PDF形式:236KB)

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意見募集結果(PDF形式:236KB)
福井鉄道駅前線延伸案についてのご意見募集結果について
都市戦略部新幹線推進室
1
意見募集結果について
寄せられた意見 40件
(内訳:電子メール 28件、手紙 3件、FAX 3件、持参 6件)
2
募集内容
【参考】ホームページ等で募集した内容の要約
1
募集する意見
福井鉄道駅前線延伸案についてのご意見
2
募集期間
平成24年10月30日(火)~11月20日(火)まで(必着)
3
提出方法
郵送、FAX、電子メール、持参(様式は問わない)
4
提出先および問い合わせ先
<郵送先または窓口>
〒910-8511
福井市大手3丁目10-1
福井市都市戦略部新幹線推進室
5
<FAX番号>
0776-20-5139
<電子メールアドレス>
[email protected]
<電話番号>
0776-20-5180
宛
募集にあたりホームページで公開した資料
(1)福井鉄道駅前線延伸案
(2)延伸する場合のメリット・デメリットを整理した資料
(3)交通シミュレーション資料
関連資料
西口交通広場交差点計画平面図の参考図
交通シミュレーション動画
(4)参考資料
2種類
4種類
福井市のまちづくり戦略の資料
利用者数と費用対効果の算定の資料
路面電車が中心市街地の活性化に寄与した事例の資料
(5)その他
・ご意見に対する個別の回答はいたしかねますので、予めご了承ください。
・いただいたご意見は、取りまとめ等の際に本人に同意なく無償で利用させてい
ただきますので予めご承知おき下さい。
1
3
主な意見の内容
①利便性の向上
・今の駅前電停は車道に挟まれ、乗降に危険を感じたが、広場乗り入れで安全に思
える。
・JRとの連携もさることながら、「うちから電車で駅前まで来れる」という視点
が大切。
・福井鉄道は便利であるが、JR福井駅との距離が遠い、JR特急と連絡していな
い、駅前折り返しに時間がかかる等乗り継ぎが不便。利便性向上のために延伸し、
夕方以降の本数が少なくなる時間帯のJRとの乗り継ぎ、駅前折り返しのスムー
ズ化が図られると良い。
・自動車の交通の支障を必要最小限にすることも必要だが、高齢者や子供連れの母
親等にとって安全、安心な交通機関である路面電車の利便性を高めることは、重
要であり延伸案の実現を願う。
・JRで県外からビジネスや観光で来る人は、目的地に時間を計算しやすい電車で
行きたいという思いがある。乗り継ぎに関しても、JRの改札を出れば左右いず
れかに私鉄の改札があることを期待している。
・福井駅でJRに乗り換えて富山・金沢方面へ出かける場合、福井鉄道を利用して
おり、大きな荷物を持っている時など、福井鉄道とJR福井駅間を歩くのは苦痛
である。初めて福井へ来た県外の知人は、JRと福井鉄道が離れているので迷っ
ていた。
・福井鉄道沿線には足羽山、赤十字病院、県立音楽堂、西山公園、サンドームなど
の公共施設や観光地が数多く存在するが、これらのアクセスに福井鉄道を使おう
としても、特に県外等の地理不案内のお客様には、駅前からスムーズに乗れずに
乗車機会を逸してしまう。
・一般的に軌道上を走る電車は、道路上を走るバスとは違い延着のリスクや行き先
を間違える不安感が少なく、初めてその土地に来た人でも安心して利用できる。
・昼間電車に乗っていると、駅前商店街へ買物に行く障害者や高齢者の姿がたいへ
ん目につく。更に、JRとの乗り継ぎに福井駅まで、杖をついて歩く高齢者を多
く目にし、高齢化社会の進展の面からも延伸は必要に思う。
・市街地の過度の拡散により、自動車に過度に依存したまちになっている。駅前で
の車の利用者数は減っており、公共交通へのシフトを進めることを第一義的に考
えることは誤り。視認性は、サインをつければ済むこと。
・商店街の方々は、車でお買物に来る人を想定しているようだが、誰しもがマイカ
ーに乗れる訳ではない。未成年、高齢の方々、障害を持つ方々、低所得者層など、
交通弱者のことをいっさい考慮していないと感じる。
2
②広場整備及び延伸方法
・電車通りでの延伸に賛成し、中央大通りでの延伸には反対する。理由は、中央大
通りを使用した延伸では、市民生活から距離が遠くなる。
・福井駅も色々な交通機関のターミナルとなる方が価値は上昇すると考える。この
機会を逃すと、コストパフォーマンスが落ちると思うので、可能性をのばす為に
も駅前直近への延伸が良いと考える。
・バス事業者としては、鉄道・バス・タクシー・自家用等が一体化した結節点とな
り、中心市街地の活性化及び賑わいの交流基地としての機能を果たす役割が十分
に発揮できるものと歓迎する。また、いずれのケースについても対応は可能であ
る。
・延伸については、タクシー業界としては、利用者の利便、駅西口デザイン専門家
会議等の意見、その他の問題の対応などを踏まえると条件付き(ショットガンシ
ステムの移設に関しての対応等)でやむを得ないと思っている。
・直進案と左折案については、待合室機能を兼ねた西口再開発ビルへの動線確保や
路線バスとの乗継の便利さを考慮すると、左折案の方がよいと思う。
・シミュレーション動画で、ケース2の場合にバスの出入に少々滞りが見られるの
で、ケース1のバスの出入口の方が、他の車の流れもよくなると思われる。
・ケース1では、屋根付き広場を経由しては商店街に行かなくなり、将来、広場で
はイベント等が開催されると思うが、横目で見ながら商店街等への移動となり、
広場のにぎわいに影響するのではないのかと思う。
・ケース1の出入口に設けられた横断歩道は、歩行者やバスにとって危険な箇所に
なると感じた。また、延伸しても、駅から電停まで多少の歩行が必要だ。
・ケース1は、急カーブとなり乗り心地が悪くなる恐れがあるほか、急カーブのた
めに車輪からきしみ音が発生する割合が高くなり騒音環境の悪化につながる可
能性があることから、ケース2案が良いと思う。
・ケース1については、再開発ビルや屋根付き広場の建設構想時には無かったこと
であり、再開発ビル事業(テナント営業等)への影響の検討が必要である。
・JR、バス、電車の乗継が便利になることや直線で伸びれば西武前からも電車が
見えて安心して待てることから、福井駅前線はできるだけ真直ぐに延伸してほし
い。
・延伸すると商店街の来客が減るという意見が見受けられるが、鉄道利用者の観点
では、ケース2では、終点の駅前広場電停で降りて、屋根付き広場等の中を通り
過ぎ「何か楽しいことをしていないかな?」と覗きながら商店街・百貨店に流れ
ると思う。
・ケース2は、西口交通広場から駅前商店街、その他の方面へ向かう歩行者にとっ
ても、広場内でバスや路面電車の動線を妨げる危険性はない。
・西口再開発ビルの屋根付き広場が快適な待合環境となり、総合案内機能を付加す
3
ることにより、利用者の利便性向上が図られ、福井駅にも近接している。このた
め屋根付き広場に併設する案が良いと考える。
・2つの参考図には、2本の発着線とそれぞれにホームがついているが、2本の発
着線の間にホームを設置すれば、駅設備の建設費を節約できると思う。
・屋根付き広場のスペースでは大規模なイベントを開催するには狭いと感じる。交
通広場は交通結節点としての機能の充実を第一に図るべき場所であり、賑わいの
創出はその次で良いと考える。屋根付き広場の中に電停を造れば、利用者も雨や
雪をしのげ、今回の延伸案よりスペース的に余裕ができ、バスの動線にもっとゆ
とりをもたせることができる。
・延伸し、JR福井駅と併設もしくは一体型にしてしまうべき。そうして、新しい
福井駅でえちぜん鉄道と繋げ、ヨーロッパ主要都市の中央駅みたいな総合ターミ
ナルにしたらよい。
・一番利用度の大きいJRと車との乗り換え需要も検討すべき。送迎ブースが不足
しており、混乱が見られる。ニーズの大きさと駅広の占有面積の比較が必要。電
車のスペースは無駄。
・駅前大通りの中央でなく歩道に一番近い道路の端の部分に移設してはどうか。広
島では、新幹線を降り立った駅前に路面電車が扉を開け待っていて、大きな昇り
降もなくスムーズに路面電車に乗れる。
・延伸案の図面で、運行廃止が決まっている200系に合わせた設計になっている
のが許せない。この一旦停車も出来ない車両でモールを走ることは危険であり、
地元との約束違反。
③交通渋滞
・いつも駅前の地下駐車場かアオッサ地下駐車場に駐車する者として、電車が延伸
することによって不便になると思わない。延伸によって、多くの電車の乗客が便
利になるなら、何ら問題はない。延伸により駅前に多くの人間が集まれば、商店
街はますます発展するはず。
・駅前商店街は交通渋滞を懸念しているようだが、現在でも交差点停止等の横暴な
車があることや客が増えれば鉄道に関係なく渋滞すること(不法駐停車が目立ち、
人数の割りに人や車の流れはスムーズでない)、お年寄りの危険な運転手も増え
ていることから、環境面と合わせ過度の自家用車依存を抑制し交通機関を発展さ
せるべきだ。
・車を利用する場合も、市営・県営の駐車場、百貨店周辺の駐車場、または、東口
の駐車場を利用するので延伸することによる交通渋滞はほとんどないと思う。
・どうしても車を利用するなら、地下等を利用し人との立体化、裏道を搬入路にし
て表通りを商用に利用しない、搬入を夜間にすることを考えるべきと思う。
・現時点において駅前商店街の区域内で一番深刻な状態を示しているのは、フェニ
4
ックス通りから北の庄通りへのルートであり、商店街関係者が延伸反対の理由と
して、南通りにおける交通渋滞の発生による商業への影響を指摘するのは、交通
量のピーク時を含めた現況から見ても全く的外れであると思う。
・福井駅周辺の交差点の信号は、連動しないと交通の流れが悪くなるが、電車通過
時の定時性確保のため、信号サイクルをもう少し短めにするとよい。
・工事予定等が示されてなく、また、工事中及び工事終了後の渋滞の緩和策を示し
て欲しい。
・鉄道利用者の利便性の向上には繋がるものと思うが、それ以上に工事期間中、ま
た工事終了後の車利用者の渋滞を強く懸念する。車利用者の利便性を下げること
は、駅前離れをひき起こす原因になりかねない。
・一番賑わう場所への乗り入れは、事故の増加に繋がり定時性を損なう。
・現在の鉄道に関するストックは老朽化しており、整備に多額の費用を要す。正の
ストックに偏重しており、負のストックに眼を向けていない。
④中心市街地の活性化
・普段は自動車を使っているが、福井駅前へ買物などで出かける時には、時間を気
にせずにゆっくりと買物ができるから福鉄電車を使っている。
・鉄道は道路を補完する意味があり、上手に駅前に取り込むことが大事。アクセス
が何通りもある事が魅力になり、郊外店に流れている駅周辺の人を呼ぶことにな
るかと思う。
・大和田地区等の郊外商店街に顧客が流れていることを、この事業は顧客を呼び戻
すチャンスと捉え、これを機会に若い人も呼び込み、食べ歩きができる商店街に
脱皮して欲しい。
・路面電車の走る都市は、全国で福井を含めてわずか17。この貴重な地域資源を
活かすことにより、ユニークな都市景観を形成し、福井の「売り」になることは
間違いなく、延伸による利便性の向上や来訪者の増加と相まって駅前商店街にと
ってもプラスとなり得る。
・今後の福井国体開催、北陸新幹線開業により、多くの県外客が期待でき、福井駅
周辺は商業集積が高く、交通アクセスが良いことが利便性、イメージアップから
重要となる。
・延伸にあたり、現在の駅前電停を西武付近に移設するなど利用者の利便性向上と、
商店街でのにぎわい創出に格別の配慮をお願いしたい。
・「最新式路面電車のまち」として、旅行会社に売り込み全国の鉄道ファンを呼び
込むと言い切れるぐらいのしっかりとしたビジョンが欲しい。
・公共交通機関は動く公共施設である。そしてこれは、広域にネットワーク状に張
り巡らされることで、利便生が上がると共に生きた公共施設となるものである。
中心市街地の賑わいと交通問題は切り離して考えるべき。
5
・町を賑わせ活気づけるのは若者であり、「若者が集える町造り」も視野に入れ熟
考すべき。
・地元関係者に駅前線延伸による商業活性化策の提示ができないのであれば、延伸
案は白紙撤回すべきである。
・南北幹線軸の強化というが、空洞化している鯖江や武生のまち中と繋がっても、
利用者増にもまちづくりにもならない。
・ 福井駅前南交差点の渋滞への懸念、駅前電車通りでの駐停車が難しくなる等、
マイカーで入り込む客数が多い現状で、反対する駅前商店主の意見はもっとも
である。
・回遊性などの面で延伸は阻害要因となる。このままでは、都市型デパートは退店
し、新設は考えられなくなると思う。市が取り組むべきは、まずは退店の心配を
なくすこと。
・駐車時間がかからないため消費額が増加というが、単なる思い付き。電車の利用
者は、車の利用者の7割しか消費しない。
・延伸し利便性が向上し客が増えるという結論が理解できない。利便性の向上で、
どんな客層の増加が見込まれ、どのように働きかけるのか。その客層は、どこを
目的として利用するのかを説明して欲しい。
・商店街に与える影響について専門家で分析することが最低必要。短絡線の費用対
効果の分析も行うべき。
・地元の人達が反対し渋滞が発生する中、無理に延伸するのでなく、その数十億円
を郊外に線路を伸ばすとか運賃を下げ増便する、すまいるバスをハイブリットに
しルートを増やすなど、公共交通をもっと使うようなやり方を検討したのか。
⑤進め方
・鉄道利用者は、駅前商店街だけを利用している訳では無く、駅前商店街のみの利
益で方針を決定するのはナンセンス。今は自家用車利用が増えているとの刹那的
な集客目的のみの理由では、発展性もない。
・商店街の心配する利便性の低下を最小にしつつ、延伸を実現させるためには、考
え方を硬直化させずに、いろんなアイデアを再検討することも大事でないかとい
う気がする。
・「議論には時間をかける必要がある」という主張があるが、えちぜん鉄道三国芦
原線のLRT化計画で、既に福井駅西口への乗り入れ計画は出ており、既に数年
経過していることから、時間は十分使っていると思われる。
・市は、駅前商店街の延伸に対する理解をやみくもに求めるばかりでなく、自家用
車とイベントの受け皿を商店街区域内に造る案(例 新栄商店街を大きなイベン
ト広場にするとか青空駐車場の土地を統合して新たな立体駐車場を造る案等)と
の抱き合わせを提示することにより、地元商店街側と円満な解決を図ることを願
6
う。
・一人でも多くの人が、福井駅を利用し、福井駅を起点に仕事をし、余った時間を
利用して県内観光に電車やバスで行けるよう公共交通網の構築をまず行うべき
である。その後で、駅前活性化方法・駅前商業者が利益を上げる方法を考えると
いう順序を行政が指導すべき。
・延伸により、福井鉄道の利用者が増えなかったら、いずれ廃線を選択するように
なると思う。もう少し慎重にシミュレーションし、話し合って合意形成を図るべ
き。
⑥その他
・鉄道やバスの交通事業者の強い想いが伝わってこない。
・福井鉄道市内線(赤十字前~田原町)については運行本数を増やして利便性を高
めるべき。複線の軌道設備がありながら 20 分間隔でしか電車が来ないのは、も
ったいない。
・現在の福井駅前電停は、駅前商店街へのアクセス確保も目的に福井西武付近に移
設したらどうか。乗客の利用状況によっては、時間帯を区切って(例:朝夕ラッ
シュ時など)仮称福井西武前電停を全便通過にしてよいと思う。
・今の駅前線は、電停箇所が中途半端で延伸してもただ走っているだけで商店街に
メリットがない。単なる延伸だけでなく、駅前電停移設と西武福井店前の電停設
置、将来必要に応じて更に電停を設置することを明確にする。市街地の電停が1
00m程度で連続することは、諸外国の例からもおかしくない。
・新聞記事で、延伸反対が60%というアンケート結果が出ていたが、私の周囲で
延伸に反対している人は一人もいない。
・福井鉄道・えちぜん鉄道双方の駅前に駐車場を更に整備することで、自動車流入
の減少を図る。
・エルパ、ワッセ、パリオ、ベルの東西南北のショッピングセンターを電車で結ぶ
ことで移動が盛んになる。当然、SCはパークアンドライド対応をする。
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