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資料1 - 京都市

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資料1 - 京都市
障害者虐待防止に係る「平成28年度事業所及び施設従事者向け研修」の資
料について
3
内容
別紙のとおり
別
紙
障害者虐待防止に係る「平成28年度
事業所及び施設従事者向け研修」
次第
平成28年10月18日(火)
午前10時~午後5時
【講演1】(午前10時10分~午前11時)
①「養護者による障害者虐待の防止について」
講 師 京都市保健福祉局障害保健福祉推進室在宅福祉課長
阪本 一郎
②「障害者福祉施設従事者等による障害者虐待の防止について」
講 師 京都市保健福祉局障害保健福祉推進室課長補佐 後藤
弘雅
【講演2】(午前11時~正午)
「障害者虐待防止における事業所及び施設での取組について」
講 師 平田
義 氏(京都市南部障がい者地域生活支援センター
「あいりん」センター長)
~休憩~
【演 習】(午後1時~午後5時)
「障害者虐待防止における事業所及び施設従事者の対応方法について」
講 師 平田
義 氏(京都市南部障がい者地域生活支援センター
「あいりん」センター長)
講 師 土屋 健弘 氏(京都市北部障害者地域生活支援センター
「きらリンク」センター長)
講 師 久門
誠 氏(
「重度障害者通所介護じゅらく」所長)
平成28年10月18日
(障害者虐待防止に係る「平成28年度事業所及び施設従事者向け研修資料)
養護者による障害者虐待の防止について
Ⅰ
障害者虐待防止法の概要等
Ⅱ
養護者による障害者虐待の防止と対応
(参考)
「防ごう!障害者虐待」(京都市)
京都市保健福祉局障害保健福祉推進室
1
Ⅰ 障害者虐待防止法の概要等
2
3
定義(第2条)
障害者
障害者基本法第2条第1号に規定する障害者と定義。
「身体障害,知的障害,精神障害(発達障害を含む。)その他
心身の機能の障害がある者であって,障害及び社会的障壁に
より継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける
状態にあるもの」
障害者手帳を取得していない場合も含まれる。
18歳未満の者も含まれる。
(第2条第1項)
障害者虐待(虐待者による分類)
(ア)養護者による障害者虐待
(イ)障害者福祉施設従事者等による障害者虐待
(ウ)使用者による障害者虐待
(第2条第2項)
4
(ア)養護者による障害者虐待
養護者
・「障害者を現に養護する者であって障害者福祉施設
従事者等及び使用者以外のもの」と定義。
・身辺の世話や身体介助,金銭の管理等を行って
いる障害者の家族,親族,同居人等が該当。
・同居していなくても,現に身辺の世話をしている親族・
知人等が養護者に該当する場合あり。
5
(イ)障害者福祉施設従事者等による障害者虐待
障害者福祉施設従事者等
障害者総合支援法等に規定する「障害者福祉施設」又は「障害
福祉サービス事業等」に係る業務に従事する者。
法上の規定
事業名
障害者福祉施設
・障害者支援施設
・のぞみの園
障害福祉サービス
事業等
・障害福祉サービス事業
・一般相談支援事業及び特定相談支援事業
・移動支援事業
・地域活動支援センターを経営する事業
・福祉ホームを経営する事業
・障害児相談支援事業
・障害児通所支援事業
・厚生労働省令で定める事業
具体的内容
居宅介護,重度訪問介護,同行援護,
行動援護,療養介護,生活介護,短期
入所,重度障害者等包括支援,自立訓
練,就労移行支援,就労継続支援及び
共同生活援助
放課後等デイサービス等
(第2条第4項) 6
(ウ)使用者による障害者虐待
使用者
「障害者を雇用する事業主又は事業の経営担当者その他
その事業の労働者に関する事項について事業主のために
行為をする者」。
派遣労働者による役務の提供を受ける事業主等政令で定
める事業主は含まれ,国及び地方公共団体は含まれてい
ない。
7
障害者虐待の類型
① 身体的虐待 障害者の身体に外傷が生じ,若しくは生じるおそれの
ある暴行を加え,又は正当な理由なく障害者の身体を拘束すること。
② 性的虐待 障害者にわいせつな行為をすること又は障害者をし
てわいせつな行為をさせること。
③ 心理的虐待 障害者に対する著しい暴言又は著しく拒絶的な対応
その他の障害者に著しい心理的外傷を与える言動※を行うこと。
※施設従事者・使用者による,不当な差別的言動を行うことも含む。
④ 放棄・放任 障害者を衰弱させるような著しい減食又は長時間の放置,
同居人等※による①から③までに掲げる行為と同様の行為の放置等
養護を著しく怠ること。
※施設従事者にあっては,他の利用者,
使用者にあっては,他の労働者による行為の放置を含む。
⑤ 経済的虐待 障害者の財産を不当に処分することその他当該障害者
から不当に財産上の利益を得ること。
8
障害者虐待の早期発見等(第6条)
早期発見,障害者虐待防止に係る施策への協力の努力義務
1 国及び地方公共団体の障害者福祉に関する事務を所掌する部局その他
の関係機関は,相互に緊密な連携を図りつつ,障害者虐待の早期発見に努
めなければならない。
2 障害者福祉施設,学校,医療機関,保健所その他障害者の福祉に業務上
関係のある団体並びに障害者福祉施設従事者等,学校の教職員,医師,歯
科医師,保健師,弁護士その他障害者の福祉に職務上関係のある者及び使
用者は,障害者虐待の早期発見に努めなければならない。
3 前項に規定する者は,国及び地方公共団体が講ずる障害者虐待の防止の
ための啓発活動並びに障害者虐待を受けた障害者の保護及び自立の支援
のための施策に協力するよう努めなければならない。
9
通報義務
障害者虐待を受けたと思われる障害者を発見した者は,
速やかに,これを市町村(使用者の場合は市町村又は
都道府県)に通報しなければならない。
養護者(第7条第1項)・施設従事者(第16条第1項)・使用者(第22条第1項)
通報等による不利益取り扱いの禁止
・虐待通報したことによって,職員等が刑法等の守秘義
務規定違反に問われたり,解雇・降格・減給等の不利益
な処分を受けることはありません。
(通報が,虚偽及び過失による場合を除きます。)
養護者(第7条第2項)・施設従事者(第16条第3項・第4項)
・使用者(第22条第3項・第4項)
・通報等を受けた市町村職員等には通報・届出をした者
を特定させるものを漏らしてはいけない義務があります。
養護者(第8条)・施設従事者(第18条)・使用者(第25条) 10
京都市の障害者虐待に関する相談・通報窓口
養護者による障害者虐待
区役所・支所の
福祉事務所
保健センター
支援課(支援保護課) 又は 健康づくり推進課(室)
障害者福祉施設従事者等及び
使用者による障害者虐待
保健福祉局 障害保健福祉推進室
11
障害者虐待における虐待防止法制の対象範囲
○障害者虐待の発生場所における虐待防止法制を法別・年齢別で整理すると下記のとおり。
12
Ⅱ 養護者による障害者虐待の防止と対応
13
14
障害者虐待発見チェックリスト (参考「障害者虐待防止マニュアル」(NPO法人Panda-J))
虐待が疑われる場合の『サイン』として,以下のものがあります。複数のものにあてはまると,疑いの度
合いはより濃くなってきます。これらはあくまで例示ですので,この他にも様々な『サイン』があることを
認識しておいてください。
《身体的虐待のサイン》
身体に小さな傷が頻繁にみられる。
太ももの内側や上腕部の内側,背中などに傷やみみずばれがみられる。
回復状態が様々な段階の傷,あざがある。
頭,顔,頭皮等に傷がある。
お尻,手のひら,背中等に火傷や火傷の跡がある。
急におびえたり,こわがったりする。
「こわい」「嫌だ」と施設や職場へ行きたがらない。
傷やあざの説明のつじつまが合わない。
手をあげると,頭をかばうような格好をする。
おびえた表情をよくする。急に不安がる。震える。
自分で頭をたたく。突然泣き出すことがよくある。
医師や保健,福祉の担当者に相談するのを躊躇する。
医師や保健,福祉の担当者に話す内容が変化し,つじつまがあわない。
15
《性的虐待のサイン》
不自然な歩き方をする。座位を保つことが困難になる。
肛門や性器からの出血,傷がみられる。
性器の痛み,かゆみを訴える。
急におびえたり,こわがったりする。
周囲の人の体をさわるようになる。
卑猥な言葉を発するようになる。
ひと目を避けたがる,一人で部屋にいたがるようになる
医師や保健,福祉の担当者に相談するのを躊躇する。
眠れない,不規則な睡眠,夢にうなされる。
性器を自分でよくいじるようになる。
《心理的虐待のサイン》
かきむしり,かみつきなど攻撃的な態度がみられる。
不規則な睡眠,夢にうなされる,眠ることへの恐怖,過度の睡眠などがみられる
身体を萎縮させる。
おびえる,わめく,泣く,叫ぶなどパニック症状を起こす。
食欲の変化が激しい,摂食障害(過食,拒食)がみられる。
自傷行為がみられる。
無力感,あきらめ,投げやりな様子になる。顔の表情がなくなる。
体重が不自然に増えたり,減ったりする。
16
《放棄・放任のサイン》
身体から異臭,汚れがひどい髪,爪が伸びて汚い,皮膚の潰瘍
部屋から異臭がする,極度に乱雑,ベタベタした感じ,ゴミを放置している。
ずっと同じ服を着ている,汚れたままのシーツ,濡れたままの下着。
体重が増えない,お菓子しか食べていない,よそではガツガツ食べる。
過度に空腹を訴える,栄養失調が見て取れる。
病気やけがをしても家族が受診を拒否,受診を勧めても行った気配がない。
学校や職場に出てこない。
支援者に会いたがらない。話したがらない。
《セルフネグレクト(自己放任)のサイン(参考)》
昼間でも雨戸が閉まっている。
電気,ガス,水道が止められていたり,新聞,テレビの受信料,家賃等の支払を滞納している。
ゴミが部屋の周囲に散乱している。部屋から異臭がする。
郵便物がたまったまま放置されている。
野良猫のたまり場になっている。
近所の人や行政が相談に乗ろうとしても「いいよ,いいよ」「放っておいてほしい」と遠慮し,あきらめの態度がみられる
《経済的虐待のサイン》
働いて賃金を得ているのに,貧しい身なりでお金を使っている様子が見られない。
日常生活に必要な金銭を渡されていない。
年金や賃金がどう管理されているのか本人が知らない。
サービスの利用料や生活費の支払ができない。
資産の保有状況と生活状況との落差が激しい。
親が本人の年金を管理し遊興費や生活費に使っているように思える。
17
養護者による障害者虐待の場合
A 虐待の発見
障害者本人
B
発見者
養護者
相談・通報・届出の受付
相談・通報等受付簿に記録
相談・通報受付票の作成
C
緊急性の判断
課内協議で判断
協議記録の作成
D
事実確認(関係機関の協力)
事実確認
家庭訪問・安全確認
関係機関からの情報収
集
E
虐 待 ケ ー ス 会 議(1回目)
虐待の有無・程度の評価
支援方針の決定
会議録の作成
F
虐待支援会議
繰り返し
G
関係機関の
支援体制を整える
関係機関による支援
繰り返し
H
モ ニ タ リ ン グ
継続して支援する
必要があるとき
E’
虐 待 ケ ー ス 会 議(2回目~)
虐待の有無・
程度の再確認
I
支援の終了
虐待のおそれが
なくなった
18
最後に ~虐待から守るために~
虐待防止は未然に防ぐ,早期に発見して支援をすること
が重要です。
虐待を受けたと思われる障害者を発見した時は,速や
かに福祉事務所又は保健センターへ通報していただき
ますようお願いします。
虐待問題の解決には,普段の支援の中で得られる情報
や関係性を必要とする場合も多々あります。
必要に応じ御協力をお願いすることもありますので,よろ
しくお願いいたします。
19
障害者虐待防止に係る
「事業所及び施設従事者向け
研修会」資料
平成28年10月18日
京都市保健福祉局障害保健福祉推進室
施設福祉担当
障害者虐待防止法に書かれていること(抜粋)
○施設設置者等の責務(第15条)
・職員に対する虐待防止等の研修の実施
・利用者の苦情解決体制の整備
・施設内の虐待防止のための措置
○虐待(通報 認定)時の自治体の対応
・障害者総合支援法等の規定に基づく権限の行使(第19条)
(具体的には,勧告・命令・指定取消等)
・虐待事案の公表(第20条)
○その他
・虐待内容等によっては,刑事罰・民事罰の対象になる。
2
施設従事者による虐待の状況
平成24年度
平成25年度
平成26年度
平成27年度
虐待通報件数
虐待認定件数
国
939件
80件
京都市
11件
1件
国
1860件
263件
京都市
12件
0件
国
1746件
311件
京都市
7件
3件
国
京都市
未発表
9件
2件
3
虐待通報事例 1
○身体的虐待
・利用者が作業をうまくできないと利用者を叩く。
・興奮している利用者を押さえつけて転倒させる。
・利用者から叩かれ,叩き返す。
○心理的虐待
・送迎バスに乗る際,怒鳴りつける。
・作業をうまくできない利用者に「事業所やめろ」と言う。
・利用者を呼び捨て,または「ちゃん」づけ
4
虐待通報事例 2
○性的虐待
・利用者の体を触る。
・利用者に近づきすぎる(顔が近い)。
○放棄・放置(ネグレクト)
・利用者が,職員を呼んでも,職員が十分に対応しない。
○経済的虐待
・利用者のお金を使い込む。
・利用者に日用品等必要な備品を用意しない。
5
その他虐待通報事例から見えてくる課題
① 他職員が見て見ぬふりをする。
※虐待事案に関わらず,通常の処遇面で気になる点についても,指摘(確認)しない。
② 事業所全体に,虐待者個人の問題として捉えがちな空気がある。
③ 他職員が疲れている(利用者への処遇に悩みを抱えている。)
※上司も含め,周りに相談しにくい。
④ 利用者(保護者)との意思疎通が十分に図られていない。
6
お願いしたいこと
虐待事案の捉え方の視点について
発生したらどうするかという視点でなく,発生させないためにどうするか
という視点を持っていただきたい。
情報の共有・相談しやすい職場作りの促進について
本日の研修内容も含め,施設全体の職員に周知いただきたい。
施設内に留まらず,他施設職員との交流も積極的に進めていただきたい。
※閉鎖的な施設にならないために
利用者目線に立っていただきたい。(基本ではありますが・・・)
7
「障害者虐待における事業所での
取り組みについて」
2016年10月18日
京都市南部障がい者地域生活支援センター「あいりん」
センター長 平田 義
福祉をとりまく時代状況
1995
1997
2000
2001
2002
2003
2006
障害者プラン「ノーマライゼーション7ヵ年計画」
介護保険法制定
社会福祉の基礎構造改革 介護保険制度スタート
ICF(国際生活分類)
障害者基本計画策定
支援費制度
障害者自立支援法 施行
国連障害者権利条約採択
2007 国連障害者権利条約署名(2012年10月現在 125カ国が批准
2009 政権交代 障害者自立支援法の廃止が明言される
2010 障害者自立支援法違憲訴訟 原告側と国側が基本合意する
内閣府に委員の過半数が障害者当事者で構成される障害者制度改革推進会 議が
発足
2011 障害者基本法の改正・施行 総合福祉部会骨格提言
2012 障害者自立支援法改正・施行 社会保障制度改革推進法成立
虐待防止法施行
2013 障害者総合支援法施行 障害者差別解消法成立
2014 障害者権利条約批准
2015 京都府障害のある人もない人も共に安心していきいきと暮らしやすい
社会づくり条例
2016 障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法)施行
2
(1)障害者の権利とは
①「障害者の権利に関する条約」と虐待
障害者虐待は、「障害者の尊厳を害するもの」(法
第1条)に示される通り、現代社会においては、い
かなる理由でも許されるものではない。
このことは、障害者の権利保障に関する世界的な
基調ともいえる「障害者の権利に関する条約」(平
成18年12月国連総会採択)の第16条「搾取、暴
力及び虐待からの自由」にも明示されている。
3
4
5
6
7
8
9
平成25年度 都道府県・市区町村における障害者虐待事例への対応状況等(調査結果)
○平成24年10月1日に障害者虐待防止法施行(養護者、施設等職員、使用者による虐待)
平成25年度における養護者、施設職員等による虐待の状況につい て、 都道府県経由
で調査を実施。
(※使用者による虐待については、7月に公表済み (大臣官房地方課労働紛争処理業務室))
養護者による
障害者虐待
障害者福祉施設従事者
等
による障害者虐待
市区町村等への
相談・通報件数
4、635件
(3、260件)
1、860件
(939件)
市区町村等による
虐待判断件数
1、764件
(1、311件)
263件
(80件)
被虐待者数
1、811人
(1、329人)
455人
(176人)
使用者による障害者虐待
(参考)都道府県労働局の対応
628件
(303件)
虐待判断
件数
(事業所数)
253件
(133件)
被虐待者数
393人
(194人)
【調査結果(全体像)】
上記は、平成25年4月1日から平成26年3月31日までに虐待と判断された事例を集計したもの。カッコ内については、
前回の調査結果(平成24年10月1日から平成25年3月31日まで)のもの。
10
都道府県労働局の対応については、平成26年7月18日大臣官房地方課労働紛争処理業務室のデータを引用。
11
12
13
14
15
16
事業所内での虐待について
何故虐待は起こるか
•
支援の未熟さ
利用者の他傷行為や暴力、破壊行為への対応が困難
•
障害理解の欠如
•
回復しない疲労やモチベーションの低下
•
チームワークの欠如 支援方針・方法の不統一
•
「その支援おかしい」と言えない環境 見て見ぬふり
•
解決しないストレスの蓄積
•
虐待の分析や対応への検討がされていない
•
小さな不適切行為の積み重ね 先輩もやってるし・・・
•
親の施設依存の強さ
働く環境の未整備
虐待のエスカレートにより重大な事故へ
17
止まらない虐待
水戸アカス事件:職場での知的障害者に対する身体的・
性的虐待(1995年発覚)
福岡カリタスの家事件:知的障害者施設の職員による身
体的虐待(2004年発覚)
福岡県:至近距離から利用者にエアガンを撃ち、額に命
中させる。面白動画として携帯で撮影し、仲間に見せる。
(2013年)
千葉県「社会福祉事業団職員による虐待で利用者死亡」
(2013年11月)
山口県下関「大藤園での職員による暴言、暴行」
(2015年6月)
18
組織としての取り組み
•
法人(事業所)の理念の共有と周知
⇒権利擁護や虐待防止を理念の中に謳う
•
倫理綱領や行動規範の策定や見直し
⇒虐待防止チェックリストの作成やマニュアルの活用
・運営規程に虐待防止委員会の設置を盛り込む
就業規則への虐待禁止の記載等
・職員に対する虐待の防止を啓発・普及するための研修や事例検討会
の実施
・成年後見制度の利用支援
・強度行動障害がある利用者の支援の向上
・第三者評価、リスクマネジメント、苦情解決制度の整備
19
虐待防止委員会
•
委員長(施設長・管理者:虐待防止責任者)
•
委員
虐待防止マネージャー(サービス管理責任者・各部署の
長)
事務局長
看護師
保護者の代表
第三者委員
オンブズンマン
その他
20
虐待防止委員会の役割
1、虐待防止のための体制づくり
虐待防止マニュアル・チェックリスト・掲示物
外部者の声を聴く体制等
2、虐待防止のチェックとモニタリング
チェックリストの結果、個々の課題等を虐待防止マネー
ジャーが委員会に報告
3、虐待発生後の対応
委員会の開催・改善計画・研修計画・虐待者の規程に添っ
た処分
21
虐待防止マネージャーの役割
虐待防止委員会と各部署のパイプ役
チェックリストの集計
行動計画の実施
モニタリング
虐待防止委員会へ報告(PDCAサイクル)
権利擁護研修の開催
22
掲示物
職員行動規範
運営規程
虐待防止啓発掲示
虐待相談、通報、届け出先掲示
物
苦情解決窓口、苦情解決責任者
オンブズマンの紹介
その他
24
25
障害者福祉施設、障害福祉サービス事業所における
障害者虐待防止法の理解と対応
職場内研修用冊子
平成24年10月から、障害者虐待防止法が始まりました。
法の目的は、障害者の権利及び利益の擁護です。
目 的
法の名称「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」
障害者に対する虐待が障害者の尊厳を害するものであり、障害者の自立及び社会参加にとっ
て障害者に対する虐待を防止することが極めて重要であること等に鑑み、障害者に対する虐待の
禁止、国等の責務、障害者虐待を受けた障害者に対する保護及び自立の支援のための措置、
養護者に対する支援のための措置等を定めることにより、障害者虐待の防止、養護者に対する
支援等に関する施策を促進し、もって障害者の権利利益の擁護に資することを目的とする。
定 義
1 「障害者」とは、身体・知的・精神障害その他の心身の機能の障害がある者であって、障害及び社
会的障壁により継続的に日常生活・社会生活に相当な制限を受ける状態にあるものをいう。
2 「障害者虐待」とは、次の3つをいう。
①養護者による障害者虐待
②障害者福祉施設従事者等による障害者虐待
③使用者による障害者虐待
3 障害者虐待の類型は、次の5つ。
①身体的虐待 (障害者の身体に外傷が生じ、若しくは生じるおそれのある暴行を加え、又は正当な理由なく障害者の身体を拘束すること)
②放棄・放置 (障害者を衰弱させるような著しい減食又は長時間の放置等による①③④の行為と同様の行為の放置等)
③心理的虐待 (障害者に対する著しい暴言又は著しく拒絶的な対応その他の障害者に著しい心理的外傷を与える言動を行うこと)
④性的虐待
(障害者にわいせつな行為をすること又は障害者をしてわいせつな行為をさせること)
⑤経済的虐待 (障害者から不当に財産上の利益を得ること)
27
法律では、虐待を受けた疑いがある障害者を発見した
人に、通報する義務を定めています。
虐待防止の対応
1 何人も障害者を虐待してはならない旨の規定、障害者の虐待の防止に係る
国等の責務規定、障害者虐待の早期発見の努力義務規定を置く。
2 「障害者虐待」を受けたと思われる障害者を発見した者の速やかな通報義務。
(虐待の疑いの段階で通報義務がある)
3 障害者虐待が起きた場合の通報先など具体的スキームを定める(図-1)。
4 障害者福祉施設等の設置者に、障害者虐待防止の措置を義務付ける。
(図-1)
養護者による障害者虐待
[市町村の責務]相談等、居室確保、連携確保
都道府県
①監督権限等の適切な行使
②措置等の公表
通報
都道府県
報告
市町村
①事実確認(立入調査等)
②措置(一時保護、後見審判請求)
通報
虐待発見
市町村
市町村
通報
虐待発見
虐待発見
[スキーム]
障害者福祉施設従事者等による障害者虐待
使用者による障害者虐待
[設置者等の責務] 当該施設等における障害者 [事業主の責務] 当該事業所における障害者に
に対する虐待防止等のための措置を実施
対する虐待防止等のための措置を実施
[スキーム]
[スキーム]
通知
報告
労働局
①監督権限等の適
切な行使
②措置等の公表
施設・事業所で虐待の疑いが起こったら、相談を受け
た人も含めて、必ず通報しなくてはいけません。
A施設
虐待を受けたと
思われる障害者
を発見した人
サービス管理責任者
現場のリーダー
相談
施設長
管理者
相談
通報義務
通報義務
通報義務
市町村障害者虐待防止センター
法律が始まった後も、深刻な虐待事案が起きています
日々の小さな虐待行為を放置すると、徐々に虐待行為がエスカレートし、ある日取り返しのつかない
大きな虐待事件が起きてしまうことが指摘されています。虐待の早期発見、早期対応が重要です。
事例1
入所者殴り骨折 施設は虐待を事故として処理
県警は、身体障害者支援施設に入所中の男性(76)を殴り骨折させたとして、傷害の疑い
で介護福祉士の容疑者(29)を逮捕した。男性は骨折など複数のけがを繰り返しており、県警
は日常的に虐待があった可能性もあるとみて慎重に調べている。
県警によると、約1カ月前に関係者からの相談で発覚同施設を家宅捜索した。同施設を運
営する社会福祉法人は男性の骨折を把握していたが、虐待ではなく「事故」として処理してい
た。
(※5人の職員が書類送検。7年間で300件以上の虐待があった疑い)
事例2
福祉施設で暴行死 施設長が上司に虚偽報告
知的障害のある児童らの福祉施設で、入所者の少年(19)が職員の暴行を受けた後に死亡
した。また、施設長が2年前に起きた職員2人による暴行を把握したが、上司のセンター長に
「不適切な支援(対応)はなかった」と虚偽の報告をしていたことが分かった。
県は、障害者総合支援法と児童福祉法に基づき、施設長を施設運営に関与させない体制整
備の検討などを求める改善勧告を出した。
県はこれまでに、同園の元職員5人が死亡した少年を含む入所者10人を日常的に暴行して
いたことを確認。別の職員も入所者に暴行した疑いも浮上した。
(※最終的に、10年間で15人の職員が23人の入所者に虐待していたことが判明)
下関市の障害者支援施設における虐待事案について
【事案の概要】
知的障害者支援施設(生活介護)に長年勤めた職員が隠しカメラで施設内の状況を撮影し、複数の
報道機関にその映像を提供して内部告発。
【テレビニュースで放映された主な映像】
※ 平成26年2月までに撮影されたもの
・ 施設の作業場で知的障害の利用者数名が
内職作業中に複数の職員が利用者の頭を
力任せに平手で数回叩く、尻を蹴り上げる。
・ 職員が、ハサミを手に刺す仕草をしながら
「殺すぞ」等と恫喝。
・ 施設長が机の上に足を乗せスマートフォンを
いじり、利用者が肩をもんでいる。
【下関市の対応】
・ 平成26年4月に匿名で通報あり。
・ これを受け、任意調査(5月に3回)と実地指導(10月)を行い、
その結果を同年10月に通知。
※ 当時、下関市は虐待の事実を確認できず。
○
虐待を行った職員に対する警察による処分
・逮捕及び書類送検(1人)
・書類送検(1人)
○ 虐待を行った職員及び管理者に対する処分
・懲戒解雇(逮捕された職員1人)
・停職(虐待した職員2人)
・降格(施設長1)
・ 平成27年に入り、
5/12 フジテレビより映像の視聴・取材を受ける。
5/28 フジテレビで虐待事案の放送 以後、各局で放送。
6/ 4 障害者総合支援法に規定する立入検査を実施。
6/10 山口県警が虐待をした元施設職員を逮捕。
7/ 9 施設に対して、障害者総合支援法に規定する改善勧告を通知。
31
深刻な虐待に共通して起きていること
1) 小さな虐待から大きな虐待にエスカレート
2) 結果、利用者の死亡、骨折など取り返しのつかない被害
3) 複数の職員が複数の利用者に対して長期間に渡り虐待
4) 通報義務の不履行
5) 設置者、管理者による組織的な虐待の隠ぺい
6) 事実確認調査に対する虚偽答弁(警察が送検した事例も)
7) 警察の介入による加害者の逮捕、送検
8) 事業効力の一部停止等の重い行政処分
9) 行政指導に基づく設置者、管理者の交代
10) 検証委員会の設置による事実解明と再発防止策の徹底
※起きた事実は変えることはできません。隠さない、嘘をつかないことが重要!
施設・事業所における虐待防止を徹底しましょう。
(1)管理者の虐待防止研修受講の徹底
・施設・事業所の管理者は、虐待防止研修を受けたことがない場合は、
自らすすんで受講しましょう
(2)虐待防止に対する組織的な取り組みの強化
・虐待防止委員会を設置しましょう
・虐待防止マネジャーは、この冊子を使って施設・事業所内の職員に
対して虐待防止法の研修をしましょう
(3)施設・事業所の手引きを参考に
・深刻な虐待事案の検証委員会報告書の教訓を生かしましょう
※例・千葉県袖ケ浦福祉センター第三者検証委員会報告書
http://www.pref.chiba.lg.jp/shoufuku/jouhoukoukai/shingikai/dai3shakensho/kensho.html
※障害者虐待防止法第15条では、施設等の設置者に、虐待防止の措置を行う責務が定
められています。虐待防止委員会、虐待防止マネジャーは、組織として行う虐待防止の
措置の例として、「障害者福祉施設・事業所における障害者虐待の防止と対応の手引
き」(平成24年9月・厚生労働省)の中で設置が推奨されています。
虐待防止委員会概念図・形だけではない生きた運営を!
※「虐待防止委員会」は、
「虐待防止等のための措置」
のひとつの例です。
各部署・事業所
虐待防止委員会
委員長:管理者
委 員:虐待防止マネジャー
(サービス管理責任者等)
看護師・事務長
利用者や家族の代表者
苦情解決第三者委員など
各部署
虐待防止委員会の役割
・研修計画の策定
・職員のストレスマネジメント・苦情解決
・チェックリストの集計、分析と防止の
取組検討
・事故対応の総括
・他の施設との連携 等
事業所
各部署・事業所
虐待防止マネジャー
虐待防止マネジャー
虐待防止マネジャー
各部署の責任者
サービス管理責任者など
各部署の責任者
サービス管理責任者など
各部署の責任者
サービス管理責任者など
虐待防止マネジャーの役割
虐待防止マネジャーの役割
虐待防止マネジャーの役割
・各職員のチェックリストの実施
・倫理綱領等の浸透、研修の実施
・ひやり・ハット事例の報告、分析等
・各職員のチェックリストの実施
・倫理綱領等の浸透、研修の実施
・ひやり・ハット事例の報告、分析等
・各職員のチェックリストの実施
・倫理綱領等の浸透、研修の実施
・ひやり・ハット事例の報告、分析等
職
員
職
員
職
員
職
員
職
員
職
員
職
員
職
員
職
員
職員が職場で孤立したり、ストレスを抱えたりすることを防
ぐことも、虐待の防止につながります。
正当な理由なく身体を拘束することは身体的虐待です。
「身体拘束をしない」支援の検討が、支援の質の向上に
繋がります!
(1)やむを得ず身体拘束をするときの3要件
①切迫性
利用者本人又は他の利用者等の生命、身体、権利が危険にさ
らされる可能性が著 しく高いこと
②非代替性 身体拘束や行動制限を行う以外に代替する方法 がないこと
③ 一時性 身体拘束その他の行動制限が一時的であること
(2)組織として慎重に検討、決定し個別支援計画に記載
・どのような理由で、どのような身体拘束を、いつするのか
(3)本人・家族に丁寧な説明をして、同意を得る
(4)必要な事項の記録
・身体拘束を行ったときは、支援記録などにそのつど記録
身体拘束、行動制限を廃止し、虐待を防止するためには支援の質の向上が大切です。
科目名
Ⅰ 講義
時間数
6
強度行動障害支援者養成研修(基礎研修)カリキュラムの内容
①強度行動障害とは
1 強度行動障害がある者の
基本的理解
2.5
②強度行動障害と医療
③強度行動障害と制度
④構造化
2 強度行動障害に関する制度
及び支援技術の基礎的な知
識
3.5
⑤支援の基本的な枠組みと記録
⑥虐待防止と身体拘束
⑦実践報告
Ⅱ 演習
6
1 基本的な情報収集と記録等
の共有
1
①情報収集とチームプレイの基本
2 行動障害がある者の固有
のコミュニケーションの理解
2.5
②固有のコミュニケーション
3 行動障害の背景にある特性
の理解
2.5
③行動障害の背景にあるもの
合計
12
本研修の対象となる行動障害
強度行動障害の定義
強度行動障害支援の歴史的な流れ
知的障害/自閉症/精神障害とは
行動障害と家族の生活の理解
危機管理・緊急時の対応
強度行動障害と精神科の診断
強度行動障害と医療的アプローチ
福祉と医療の連携
自立支援給付と行動障害 / 他
(例)支援区分と行動関連項目・重度訪問介護の対象拡
大・発達障害者支援体制整備・強度行動障害支援者
養成研修
構造化の考え方
構造化の基本と手法
構造化に基づく支援のアイディア
支援の基本的な枠組み
支援の基本的なプロセス
アセスメント票と支援の手順書の理解
記録方法とチームプレイで仕事をする大切さ
虐待防止法と身体拘束について
強度行動障害と虐待
児童期における支援の実際
成人期における支援の実際
内容
情報の入手とその方法
記録とそのまとめ方と情報共有
アセスメントとは
様々なコミュニケーション方法
コミュニケーションの理解と表出
グループ討議/まとめ
感覚・知覚の特異性と障害特性
行動障害を理解する氷山モデル
グループ討議/まとめ
障害者虐待防止の一番の道は、
誠実な施設・事業所の運営と
支援の質の向上です。
◎「障害者福祉施設等における障害者虐待の防止と対応の手引き」
(施設・事業所従事者向けマニュアル)を必ず読みましょう。
※以下のURLからダウンロードできます。
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/gyakutaiboushi/tsuuchi.html
京都市虐待防止研修 演習
(施設従業者向け)
【演習講師】
京都市南部障がい者地域生活支援センター「あいりん」 平田義
久門誠
重度障害者通所介護じゅらく
京都市北部障害者地域生活支援センター「きらリンク」 土屋健弘
本日の演習プログラム
13:00
13:10
13:10
14:10
14:10
16:10
16:10
16:45
16:45
16:55
演習の説明、自己紹介・役割決定
それぞれの虐待防止にむけた取り組みを共有しよう!
個人作業(10分)、グループで共有(25分)
全体報告(15分)、講師コメント(10分)
それぞれの虐待防止の課題と改善策を一緒に考えよう!
個人作業(10分)、付箋を出し合う(15分)
付箋のグループ化(25分)
グループ化したものへの改善策検討(30分)
休憩(15分)
全体報告(15分)、講師コメント(10分)
それぞれの事業所での活動計画を作成しよう!
個人作業(20分)、グループで共有しよう(15分)
講師まとめコメント
演習のねらい
【テーマ】
虐待防止・権利擁護(虐待防止委員会)の活動計画案を作成しよう!
【ねらい】
「研修受講者が、所属している事業所に戻って、虐待防止の取り組みを具体的に形作っていくこと
できるようになる」ことをねらいとします。
【グループ構成】
概ね、以下の4つに分けてグループ化しました。
ここでの意見の違いや、着眼点の違いや、感じていることの違いを、共有することで、それぞれ立
場が違う職員がいることこそが強みになることを体験してもらえればと考えています。
①管理者 ②サービス管理責任者・主任など
③5 10年くらいの職員 ④5年未満の職員
【自己紹介と役割決定】
■自己紹介(5分)
所属、お名前等を紹介しあいましょう!
■役割決定(5分)
進行役(
報告役(
)
)
【虐待防止にむけた取り組みを共有しよう!】
■個人作業(10分)
事業所で今取り組んでいることを記述していきましょう!
・誰を対象に
・どんな内容を
・どんな形で
・どんな頻度で 等
【虐待防止にむけた取り組みを共有しよう!】
(個人作業シート)
■
■
■
■
■
【虐待防止にむけた取り組みを共有しよう!】
■グループ討議(25分)
進行役の方を中心に進めてください。
全員から一つでも多く出し合ってもらいましょう!
===
(グループ討議 シート)
■
■
■
■
■
【虐待防止にむけた取り組みを共有しよう!】
■
■
■
■
■
■
■
■
■
■
メモ
メモ
【虐待防止の課題と改善策を一緒に考えよう!】
①課題の抽出
■個人作業(10分)
自分の所属する事業所で、どんな課題(モノ、コト、ヒト、仕組み なん
でも構いません)が生じているのか、あるいは、どんな課題が生じる心
配があるのかを、付箋紙に書き出していきましょう!
【虐待防止の課題と改善策を一緒に考えよう!】
①課題の抽出
■付箋を出し合う(15分)
進行役の方を中心に進めてください。
それぞれ順番に、極めて簡潔に説明を加えながら、各自の付箋を大
きな紙に貼っていきます。
最終的には、15分間で全員の付箋を全て、大きな紙に貼り終わってお
く必要があります。
皆さんは、そのことを念頭に置いて、進行役の方に協力しましょう!
【虐待防止の課題と改善策を一緒に考えよう!】
①課題の抽出
■付箋のグループ化(25分)
進行役の方を中心に進めてください。
貼りだされた付箋の中から、似ているものなどを近づけてグループ化
しましょう。
グループ化されれば、そのグループにしっくりくるキーワードで、グル
プに名称を付けていきましょう。
【虐待防止の課題と改善策を一緒に考えよう!】
②解決策の検討
■グループ化されたものへの有効な解決策を検討(30分)
進行役の方を中心に進めてください。
【虐待防止の課題と改善策を一緒に考えよう!】
グループの名称
それらが生じたり、うまく行かなくな それらがうまく行くようになるために必要なコト・モノ・ヒ
る要因
ト・仕組みと、その方法
【虐待防止の課題と改善策を一緒に考えよう!】
グループの名称
それらが生じたり、うまく行かなくな それらがうまく行くようになるために必要なコト・モノ・ヒ
る要因
ト・仕組みと、その方法
【虐待防止の課題と改善策を一緒に考えよう!】
グループの名称
それらが生じたり、うまく行かなくな それらがうまく行くようになるために必要なコト・モノ・ヒ
る要因
ト・仕組みと、その方法
【虐待防止の課題と改善策を一緒に考えよう!】
グループの名称
それらが生じたり、うまく行かなくな それらがうまく行くようになるために必要なコト・モノ・ヒ
る要因
ト・仕組みと、その方法
メモ
メモ
【それぞれの事業所での活動計画を作成しよう!】
■個人作業(20分)
これまでの作業を参考にしながら、別紙企画書を完成させましょう!
【それぞれの事業所での活動計画を作成しよう!】
■グループで共有(15分)
それぞれの成果物を、見せ合いっこして、「いいなあ!」と思える内容
は、遠慮なくいただいてしまいましょう!
2016年度虐待防止・権利擁護(虐待防止委員会)活動計画(案)
年度目標
メンバー
活動内容(期間や頻度)
ねらい(留意点)
活動内容(期間や頻度)
ねらい(留意点)
活動内容
期間や頻度
必要な物
協働相手
役割分担
対象者
留意点など
活動内容(期間や頻度)
ねらい(留意点)
活動内容(期間や頻度)
ねらい(留意点)
活動内容(期間や頻度)
ねらい(留意点)
次年度以降の
活動内容
2016 年 10 月 18 日
各法人理事長
様
各事業所管理者
様
障害者虐待防止に係る
「2016 年度事業所及び施設従事者向け研修」
演習講師 土屋
健弘
平田
義
久門
誠
管理者のみなさまへのお願い
この度は、障害者虐待防止に係る「2016 年度事業所及び施設従事者向け研修」に職員
様を派遣してくださりありがとうございました。
今回の研修では、
「研修受講生が自施設に戻って虐待防止への取り組みを推進していく
ことができるようになる」ことをねらいに、それぞれの施設の実情に合わせて、虐待防
止・権利擁護の活動計画案を作成していただきました。
つきましては、研修受講生の作成した活動計画案をご一読いただき、貴事業所におけ
る虐待防止・権利擁護の取り組みを進めていく上での参考資料の一つとして、取り上げ
てくだされればと願っております。
お忙しいことと存じ上げますが、研修受講生が精一杯考えました活動計画案ですので、
共有する時間を設けてくださいますよう、よろしくお願いいたします。
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