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今月のひとこと 「公益法人」 <2010年1月例会
2- 722 号 2010 – 会 長 副会長 書 記 会 計 直前会長 金子 功 菅沼義久 伊藤誠彦 松島美一 伊藤誠彦 国 際 会 長 (IP) Kevin Cummings(カナダ) “ The Power of One ” 「 ひとつとなる力 」 アジア地域会長 (AP) Chon Byung Koo(韓国) 監 事 高杉治興 “ The Power of One ” メネット 菅 沼 光 子 「 ひとつとなる力 」 ブリテン 伊 藤 誠 彦 東日本区理事 (RD)原 俊彦(東京サンライズ) 菅沼義久 「明日につなごう、未来につなごう ワイズの灯」 担当主事 森 山 真 治 “ Hand Over Our Torch of Y’s Men to Tomorrow, to the Future ” 湘单・沖縄部部長(DG)辻 剛 (横浜つづき) 「堅く結ぼう、ワイズダムの“きずな” 」 横浜クラブ会長 (CP) 金子 功(横浜) 「横浜クラブの伝統に強い誇りを」 “ The Strong Pride in the Tradition of the Yokohama Club ” <今月の聖句> 高田 一彦 父よ、あなたがわたしの内におられ、わたしがあな たの内にいるように、すべての人を一つにしてくださ い。彼らもわたしのたちの内にいるようにしてくださ い。そうすれば、世は、あなたがわたしをお遣わしに なったことを、信じるようになります。 ヨハネによる福音書 17章 21節 今月のひとこと 「公益法人」 松島 美一 役人の天下り先として世論の批判を浴びた行政法人問 題が発端となり、公益法人改革が始まりました。YMCA もそのとばっちりを浴びる事態となりました。今年はそれ に直面する年になりそうです。 日本の公益法人の元祖とも言うべき一つの法人が昨年 末ひっそりと解散しました。財団法人Kは大正時代の実業 家A氏が私財百万円を寄付して設立されました。初代理事 長に吉田茂元首相の岳父で麻生太郎前首相の曾祖父M伯 爵の名があります。A氏の寄付が生む利子を学術、芸術な どの文化活動の援助、育成に使用しました。この法人が援 助した個人、団体名はまさに戦前の日本文化の最高レベル を示すリストと言えます。 太平洋戦争に伴う激しいインフレは基金の百万円の価 値を激減させました。戦後、もはやこの基金の利子での財 団運営や援助活動など夢物語となりました。由緒ある財団 も新たな寄付を求め、それを学術援助に回す自転車操業と なりました。A氏のご子息(故人)が理事長となり財団の ★ 強い義務感をもとう 維持に奔走し、援助先を生命科学の学術研究に絞りました が、盛時に戻るのは困難でした。ご子息の弟子の一人の私 も財団役員の端くれとなり、財団発展に力を尽くそうとし ました。所詮「蟷螂の斧」でした。公益法人改革に伴う行 政の締め付けも解散への引き金となりました。 解散時の残余財産は国立大学法人東京大学に寄付しま した。百万円よりは多額でしたが、現在の価値は設立当時 の千分の一に及ばないでしょう。私はこの財団の歴史を想 い、幼時の記憶を合わせ、インフレの恐ろしさを痛感しま す。今はデフレの恐ろしさが喧伝されていますが、比べも のになりません。 ✒⋆✒⋆✒⋆✒⋆✒⋆✒⋆✒⋆✒⋆✒⋆✒⋆✒⋆✒⋆✒⋆✒⋆✒ <2010年1月例会実績> 在籍者 出席者 10 名 メネット 3 名 コメット 0 名 67% メン 16 名 (内、広 ビジター 義会員 ゲスト 1名) 合計 B F 出席率 名 12 月分 名を含む) 0円 現金 (メーキャップ 年度累計 切手 1700g 名 13名 200 g 切手 前月修正出 席率 0円 現金 % < 2 月 の 行 事 予 定 > TOFの月 日 曜 時 間 行 事 内 容 4 木 18:30 横浜クラブ第一例会 中央Y 11 木 10:00 横浜 YMCA 会員研修会 とつかY 20 土 13:30 第三回部役員会 中央Y 28 木 18:30 横浜クラブ第二例会 中央Y 義務は全ての権利に伴う★ 場 所 近況・随想・一言 湘单・沖縄部&横浜YMCA有志合同新年会報告 「生涯青春」 今村 讃 去る1月9日は、小生満八十 歳の誕生日であった。後期高齢 者であるが年齢の実感が全く無 い。あっと言う間の八十年だっ た様に思う。お蔭様で心身共健 康を与えられ、本業(建築リフ 演奏中の今村ワイズ ォーム業) 、 趣味を越えたウクレ レハワイアンの活動、社会福祉 事業への関りとすべて現役で、多忙な日々を送っている現 在である。 人生は出会いの連続で、良き出会いは人生を決めると思 っている。小生にとって最初の出会いは、熱心なクリスチ ャンの両親のもとに生を享けたキリストとの出会いであっ た。戦前、戦中のあの激動時代は敵性なる宗教としてクリ スト者の受難は終戦まで続いた。 敗戦により、同じく敵性音楽として禁止されていたジャ ズをはじめ、あらゆるジャンルの素敵な音楽が堰を切って どっと入ってきた。ハワイアンウクレレとの出会いであっ た。すでに人生レースの終盤に入っているが、願いは生涯 青春である。 母親が壱〇六歳でげんきでおり、父親も九十五歳で天寿 を全うしたのでDNAは良いものがあると思うが寿命は神 のみぞ知ると思っている。 日々感謝の気持ちを忘れず気力、 体力が続く限り全力投球で頑張るつもりである。 伊藤 誠彦 1月15日、湘单・沖縄部および横浜YMCA 有志合同 新年会が横浜中華街「白楽天」で18:30より開催され ました。今年度の新年会は、第二回部評議会(11月21 日)での決定に基づき、部の行事としてではなく、湘单・ 沖縄部有志と横浜YMCA有志による合同新年会です。 横浜クラブでは例年通り、クラブの第一例会として位置 づけています。 部内外のクラブからの参加者、横浜YMCA・日本YM CA同盟から約85名が参加し、会場は熱気に満ち溢れま した。 つづきクラブ今城 ワイズの司会進行で、 会は滞りなく進行さ れました。高田次期 アジア会長(AP) の開会点鐘・挨拶 (写 真)に続き、辻部長 開会挨拶をされる高田次期AP 挨拶、田口総主事挨 拶、加藤ワイズによ る食前の祈り、 茂木横浜YMCA理事による乾杯音頭の後、 立食形式による食事に入りました。 原東日本区理事、松田次期理事による来賓ご挨拶、藤井 次期国際会長による横浜国際大会アピールの後、司会者が 金子ワイズに交代、アトラクションの時間に入りました。 「根岸の里」 松島 美一 「根岸の里の侘び住まい」の上に季語を付けると、もっ ともらしい俳句になる。中学生の頃聞いた話です。なるほ ど「春は逝き」「蝉時雤」「花すすき」「降る雪や」など の季語を上五句につけると、立派な春夏秋冬の俳句らしく 素人には思えます。「クリスマス」を付けると横浜の根岸 になりそうです。しかし、この根岸は東京のJR鶯谷駅の 近くです。今は「侘び住まい」など出来る場所とは思えま せん。戦前戦中、大叔母が住んでいたので何回か行きまし たが、昭和十年代でもそんな風情は記憶にありません。 そんな夢の根岸の情景を見せてくれたのが、昨年9月ま で朝日新聞朝刊に連載されていた小説、乙川優三郎作「麗 しき花実」でした。上野、本郷、根津、向島などの周辺と も異なりかつ調和した根岸の田園風景、文人墨客が遊び、 大商人の隠居が住まい、別 荘、妾宅が点在する。江戸中 期から末期への文化爛熟期、 中心の盛り場から離れた侘 びの風情の根岸をこの小説 は描いていました。酒井抱 一、原羊遊斎、亀田鵬斎など 名を知られた文人達の文化 アトラクションの主役 高田、今村、久保、城石さん、右手前は司会の金子さん 今村ワイズ、高田ワイズ、久保ワイズ(ノース)による ウクレレ・ギター演奏、 城石元横浜クラブ担当主事の熱唱、 などにより、金子ワイズの軽妙な司会進行で、会はくだけ た雰囲気の中、一気に盛り上がりました。金子司会の思い 入れの入った「Y’s men will shine tonight」の全員による 合唱、YMCAの歌の合唱の後、渡辺部担当主事の閉会点 鐘・ (簡潔な?)挨拶でお開きとなりました。 新年会の企画・運営にご尽力いただいた有志の皆様、素 敵な時間を有難うございました。 横浜クラブ出席者:今村、押川メン・メネ、金子、神村メン・メネ、 高田メン・メネ、田口、松島、森山、山添、伊藤 2 サロン。現代人には真似のできない、文人、隠居達の優雅 な晩年。その中で自ら研鑽しつつ成長する職人群像、それ に囲まれ、悩み、もまれる女主人公の蒔絵師、理野。 満員電車の中でなく、朝食後のお茶とともにゆっくりと 江戸根岸の情景を味わえたのが現代隠居にとって精一杯 の贅沢でした。理野と根岸のイメージをふくらませてくれ たのが中一弥の挿絵でした。この小説は卖行本になってか ら、また読もうと思っています。しかし、この挿絵がない と興趣半減かもしれません。 文化的雰囲気濃い田園での隠居生活は夢の夢、横町のご 隠居がせいぜいの身分ですが、いっとき江戸末期の大都市 周辺部の田園、根岸の情緒をかいまみせてもらいました。 「近況」 承認予定。 2.峯尾次期部長の辞退に伴う次期部長については、会議 出席者全員が候補者名を明示した。結果を受け部推薦 委員会が交渉に当たることとした。 3.2010年度部会日程については、慣例に従い、9月 第4土曜日(本年は9月25日)を予定することとし た。 各事業主査、クラブからの報告を受けた後散会した。 横浜クラブ出席者:金子、伊藤メネ 臨時第二例会報告 日時:1月12日(木) 、17:00~19:00 場所:横浜中央YMCA、301号室 出席者:伊藤、今村、金子、神村、菅沼、高杉、高田、 松島、森山 次期クラブ会長並びに横浜クラブから選出が期待され ている次々期湘单・沖縄部部長候補を1月23日(土)に 予定されている部役員会までに報告する必要性から急遽臨 時役員会が召集され、以下の通り協議した: 1. 次期クラブ会長は金子現会長が留任する。他の役員に ついても、副会長を除き留任が決定された。副会長は 舟田国際交流事業担当が兼務する。 2. 次次期湘单・沖縄部長候補として金子現会長が推薦さ れた。 上記の他、第二例会で協議予定の1)国際大会登録状況、 2)春の一泊研修会、3)卓話者予定、4)IBC対忚プ ログラム、5)横浜クラブ80周年記念誌編集等について も協議された。 森山 真治 12月末に、湯沢パークスキー場で 幼児対象のスキーキャンプを実施しま した。最近は、毎年、積雪状況が心配 で、スキーキャンプの前日まで、まっ たく積雪が無い場合もあります。今回 のキャンプは、充分な雪があり、予定 通り湯沢パークスキー場でキャンプを 実施することができました。 先日、キャンプに参加したこども達が、約1ヶ月ぶりに 再会をする「キャンプ報告会」を開催しました。参加され た子どもの保護者の方からは、 「キャンプから帰ってきて、 またスキーをしたいと言っている」「家族でスキーに行っ たら、上手になっていてビックリした」「初めて会うと友 達とこんなに仲良くなってびっくりした」など、嬉しい声 をいただきました。また、ある保護者の方からは、「子ど もが、リーダーの話し方の真似をしている」と聞きました。 私達の真似をする。子どもは親の鏡であり、大人の姿を 見て育つということを改めて感じました。「最近の子ども は・・・」とは良く言うセリフですが、 「最近の大人は・・・」 とも言えるのでしょうか。子ども達との関わり中で、私達 の働きの重さを感じ、これからの糧として行きたいと思い ました。 第二例会報告 日時:1月28日(木) 、18:30~20:30 場所:横浜中央YMCA、301号室 出席者:伊藤、金子、菅沼、松島、森山 1.次期横浜クラブ役員選出の確認 2.春の一泊研修会の開催予定について 3.横浜クラブ80周年記念礼拝・記念誌編纂について 4.IBCについて 5.ハイチ地震災害への支援金について 6.その他 部第二回役員会報告 金子 功 日時:1月23日(土) 、13:30~15:20 場所:横浜中央YMCA301号室 部則の改正により、クラブ会長を加えた「部拡大役員会」 の名称が今回から「部役員会」と改められた。鈴木部書記 の司会の下、会議成立要件の定則数が確認され議事にはい った。 辻部長の挨拶は、東日本区より湘单・沖縄部に対する期 待が述べられ、特に横浜国際大会を成功に導く自覚を求め るものであった。 協議案件は以下の通り: 1. 次次期部長については、推薦委員会の要望を受け、横 浜クラブが金子現クラブ会長を推薦したことが報告 された。正式には、次回(4月17日)の部評議会で 聖句解説(Part 2 of 2) (当聖句解説は昨年11月例会において押川ワイズ選定 の聖句をメンに代わってメネットが解説されましたが、出 席者多数の要望によりブリテン紙面上で紹介することに したものです。今回は後半部分を紹介します。元の聖句は ブリテン11月号を、前半部分は1月号を参照ください) 押川 幸男 パリ・オリンピック翌年の1925年、リドルはオリン ピック金メダリストとしての名声と栄光を捨てて中国に渡 り、天津の教会で宣教師として働き始めます。その間に、 3 ■ハイチ地震緊急支援募金(~3月31日)のご案内 大地震で被災した人々のために緊急支援募金を実施してい ます。募金は日本YMCA同盟・世界YMCA同盟を通し て被災地へと届けられる予定です。 【募金の方法】 郵便振替先 口座番号:00230-8-2878 加入者名:財団法人横浜キリスト教青年会 ※通信欄に「ハイチ大地震支援」とお書きください。 お問い合わせ:横浜YMCA 国際・地域事業 担当 高 村・佐藤 TEL045(662)3721 ■横浜YMCA創立125周年記念セミナーのご案内 2009年春よりアジア学院の研修生として来日してい るネピドーYMCA総主事ソー・ジャクソン・イーウェイ 氏より、現在のモバイルクリニックやYMCAの活動につ いて、また、これからの取り組みについてお話し頂きます。 テーマ:「ミャンマー ピンマナ・イエジンYMCAの現 在~国際協力事業ミャンマー・プロジェクトのその後~」 日時:2月5日(金) 19:00~20:30 場所:横浜中央YMCA 6階608教室 横浜国際大会コラム 」 「いのち」未来命未来への継承~私たちのために “From Our Hands, We Pass Nature’s Torch” 2010年8月5日(木)~8日(日) パシフィコ横浜 カウントダウン:182日 横浜クラブ会員は全員登録済です 横浜クラブでは、地元横浜で開催される国際大会を忚援 するため、メンは全員参加するため、登録済です。 メネットについては一人でも多くの協力をお願いいた します。参加いただけるメネットは金子会長あてにお知 らせください。大会まで、あと半年を切りました。各自 ができる範囲で大会の成功に向けて協力しましょう。 カナダ人の女性と結婚し、3人のお子さんを与えられます が幸せな生活はつかの間でした。太平洋戦争が勃発し、妻 と子どもはカナダに避難し、リドルがただ一人中国に残り ます。 さらに日本軍の捕虜となり、 捕虜収容所に収容され、 終戦の直前、惜しくも43歳の若さで世を去ったのです。 ところが、日本軍の捕虜収容所内で、リドルの教えを受 けたイギリス人の子どもたちの何人かが、リドルの思いを 受け継ぐようにして、宣教師となって世界各地で働くよう になるのです。そのなかにスティーブ・メトカフという宣 教師がいます。 スティーブ・メトカフ宣教師は、リドルが亡くなる三週 間前に、リドルからランニングシューズを譲り受けた人で した。それはあたかもリドルから「君も神の栄光のために 走りなさい」と遺言されたようなものだったでしょう。そ してそのスティーブ宣教師は、その後、40年間、日本で 宣教師として働いたのです。そのスティーブ宣教師がこう 言っています。「リドル先生がわたしに与えてくれた最大 のものは、彼の『赦しのバトン』です。リドル先生はわた しに、敵である日本を愛すること、日本人のために祈るこ とを教えてくれました。」 リドルの感化を受けたスティーブは、日本の国を赦し、 愛し、その救いを願って宣教師となって40年にわたって 日本の青森と北海道で働いたのです。その後イギリスに帰 り、ロンドンの日本人教会を助けました。わたしは、この 出来事の中に、過去に取り返しのつかないようなあやまち を犯した日本をなおも赦し、抱きかかえてくださる神の愛 に満ちたまなざしを覚えます。 私たちの信仰の歩みは、このような大いなる愛と赦しに 支えられていることを覚え、そのことに忚えていく歩みを していきたいと思わされています。 担当主事 森山 真治 春の訪れが待ち遠しい季節となりまし YMCA だ よ り た。YMCAの活動に参加されるお一 人おひとりが、活動を通して、心と身 体をバランス良く育むことができるよう、努めて参りたい と思います。 2月例会プログラム 日時:2月4日(木)18:30~20:00 場所:中央YMCA301会議室 司会 松島 1.開会点鐘・挨拶・・・・・・・・・・・・会 長 2.ワイズソング・ワイズ信条・・・・・・・一 同 3.今月の聖句・・・・・・・・・・・・・高田一彦 4.ゲスト・ビジター紹介・・・・・・・・・会 長 5.卓話「カナダ、バンクーバーあれこれ」 元カナダ大使館観光部 鈴木 富雄氏 6.ビジネス Happy Birthday:藤沢智晴(14)、山添訓(17) 7.閉会 3月 の 会 合 日 曜 時 間 11 木 18:30 13-14 土・日 行 事 内 容 横浜クラブ第一例会 - 次期会長研修会 場所 中央Y 東山荘 20 土 13:30 第4回部役員会 中央Y 25 木 18:30 横浜クラブ第二例会 中央Y 当ブリテン及び横浜ワイズメンズクラブに関するお問い合わせ は、横浜YMCA健康教育部 森山真治 又は、下記の編集担 当者宛にご連絡をお願いします。 森山真治 [email protected] 電話 045-661-0084 編集担当者 伊藤誠彦 [email protected] 電話 046-866-1966 菅沼義久 [email protected] 電話 045-752-5220 4