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株主通信(平成17年4月1日から平成18年3月31日まで

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株主通信(平成17年4月1日から平成18年3月31日まで
株主の皆様へ
第137期
事業報告
平成17年4月1日から平成18年3月31日まで
株主の皆様には、平素から格別のご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げ
株
主
の
皆
様
へ
ます。第137期の業績ならびに現在の取り組みについてご報告申し上げます。
当期における連結の営業収益は 1 兆 3,885 億 5 千 4 百万円、営業利益は
856億5千4百万円、経常利益は740億5千2百万円、当期純利益は419億6千2
百万円となりました。また、当社個別の営業収益は、2,444億3千4百万円、営業
利益は 638 億 4 百万円、経常利益は 542 億 2 千 2 百万円、当期純利益は 376 億
5千6百万円となり、連結、個別ともに2期連続で最高益を更新いたしました。
当社および東急グループは、
「安全」
をすべての事業の根幹であると位置づけ
ておりますが、特に、公共輸送機関の使命を担う当社におきましては、安全の確
立を最優先の課題と認識し、自動列車制御装置(ATC )
などの設置や、鉄道と
道路との立体交差化による踏切の解消など、安全運行への取り組みを積極的に
進めております。
また、従業員には日頃より安全に関する各種の教育・訓練を実施しているほか、
本年6月1日には、新たに安全推進委員会を社内に発足させ、当社の安全マネ
ジメント機能のさらなる強化を図ってまいります。
今後も安全輸送の確保が第一であることを周知徹底し、お客様に安心して
ご利用いただけるよう努めてまいりたいと存じます。
昨年4月にスタートした中期3か年経営計画では、沿線における交通事業、不
動産事業およびリテール関連事業の 3 つをコア事業と位置づけ、具体的には、
「エリア戦略の深化」
、
「沿線拠点開発の展開」
、
「リテール関連事業の推進」の
3つの成長戦略を掲げ、取り組みを強化しております。
当期においては、昨年11月、多摩田園都市エリアの拠点である、たまプラーザ
の街全体の活性化をめざした「たまプラーザ駅周辺開発計画」に着手したほか、
当社線沿線やその周辺で大型商業施設の開発が進むなかで、東急グループとし
取締役社長
1
越 村 敏 昭
てこの競争環境に勝ち残るため、沿線グループ商業施設の展開とその特長を明
確にするための「東急グループリテール事業リファイン・プラン」
を本年2月に発表
し、4 月には、
「 TOP &
(トップアンド)
」の名称で、グループ共通のポイントカード
サービスをスタートいたしました。
なお、昨年12月、グループの本拠地である渋谷駅周辺地域が都市再生緊急
整備地域に指定され、渋谷駅周辺開発に向けた取り組みを本格的にスタート
できることとなりました。
これらの成長戦略により
「選ばれる沿線」
となるよう、沿線価値をさらに高めて
まいります。
企業の内部統制につきまして、当社は、グループ経営方針である「コンプライ
アンス経営によるリスク管理」に基づく取り組みを踏まえ、4月27日開催の取締役
会で「業務の適正を確保するための体制の整備に関する事項」
を決議いたしま
した。平成14年に制定した「東京急行電鉄行動規範」
を、その後の社会環境の
変化等に即して改定するなど、これまでの取り組みの見直し、改善も実施いたし
ております。
INDEX
当社および東急グループは、企業市民として、その社会的責任の重要性を認
識し、CSR 経営を推進しており、企業倫理の遵守、地球環境保全活動および
各種社会貢献活動などを引き続き進め、企業価値の最大化に努めてまいりたい
株主の皆様へ・・・・・・・・・・ P.1
東急グループの概況 ・・・・ P.3
と存じます。
主なトピックス・・・・・・・・・ P.5
株主の皆様におかれましては、なお一層のご理解とご支援を賜りますよう
お願い申し上げます。
連結営業概況・・・・・・・・・・ P.9
経営指標 ・・・・・・・・・・・・・ P.12
連結財務諸表・・・・・・・・・・ P.13
個別財務諸表・・・・・・・・・・ P.16
平成18年6月
CLOSE UP・・・・・・・・・・・ P.18
CSRへの取り組み・・・・・・ P.21
INFORMATION ・・・・・・ P.22
2
東急グループの概況
東急グループは、大正11年、田園調布、洗足などの街づくりを
手がけた田園都市株式会社を母体とする目黒蒲田電鉄株式会社
の設立に始まります。
平成 18年 3月末現在、290社 9法人で構成しており、当社をそ
の中核企業として、交通事業を基盤とした「街づくり」を事業の根
幹におき、不動産、リテールなど、長年にわたって、お客さまの
日々の生活に密着したさまざまな領域で事業を進めています。
また、財団、東急会などを通して、社会貢献活動や環境活動へも
積極的に取り組み、地域社会に根ざした事業活動により、企業と
しての社会的責任を果たしています。
東京急行電鉄株式会社
当社の平成18年3月期連結結算における連結の範囲は、当社、
子会社199社および関連会社24社で、その事業を、交通、不動産、
リテール、レジャー・サービス、ホテル、その他の6つにセグメン
トしています。
196社
2社
非連結持分法非適用会社 1社
連結子会社
持分法適用子会社
20社
持分法非適用関連会社 4社
持分法適用関連会社
セグメント別 営業収益構成比
その他事業
(9.4%)
関連会社
24社
交通事業
(13.8%)
不動産事業
(8.6%)
ホテル事業
(7.4%)
レジャー・
サービス事業
1兆3,885億円
(12.1%)
リテール事業
(48.7%)
※セグメント間の内部営業収益又は振替高は含まれておりません。
3
子会社
199社
(平成18年3月31日現在)
Profile
不動産事業(33社)
ホテル事業(61社)
不動産販売業
不動産賃貸業
不動産管理業
不動産仲介業
ホテル業
当社、東急不動産㈱
当社、渋谷開発㈱※2
㈱東急コミュニティー、東急ファシリティサービス㈱
東急リバブル㈱
交通事業(26社)
鉄軌道業
バス業
㈱東急ホテルズ、
マウナ ラニ リゾート
(オペレーション),INC 、
パン パシフィック ホテルズ アンド
リゾーツ PTE.LTD.
レジャー・サービス事業(49社)
当社、伊豆急行㈱、上田電鉄㈱※1.
東急バス㈱、㈱じょうてつ
映画業
ゴルフ業
広告業
有線テレビジョン放送業
㈱東急レクリエーション
㈱スリーハンドレッドクラブ
㈱東急エージェンシー
イッツ・コミュニケーションズ㈱
(注)会社名で、
色の会社は連結子会社、
色の会社は持分法適用会社です。
(注)
※1.平成 17 年 10 月 1 日に上田交通㈱からの
会 社 分 割 により、鉄 道 事 業 を 承 継して
おります。
※2.平成 18 年 4 月 1 日に当社に吸収合併され
ております。
※3.平成 18 年 4 月 1 日に社名を㈱東急モール
ズデベロップメントに変更しております。
(注)上記事業区分の会社数には、当社および
TC プロパティーズ㈱、㈱ライフシステムズ、
伊豆急不動産㈱、㈱じょうてつ、東急バス㈱、
東急ファシリティサービス㈱、マウナ ラニ リ
ゾート(オペレーション),INC.、網走交通㈱が
重複して含まれております。
リテ−ル事業(31社)
その他事業(42社)
百貨店業
チェーンストア業
ショッピングセンター業
クレジットカ−ド業
建設業
鉄道車両関連事業
自動車部品製造業
商社業
㈱東急百貨店、㈱ながの東急百貨店
㈱東急ストア、㈱札幌東急ストア
東急商業開発㈱※3
東急カード㈱
東急建設㈱、世紀東急工業㈱
東急車輛製造㈱、東横車輛電設㈱
シロキ工業㈱
東急ジオックス㈱
4
主なトピックス
6月に大井町線、池上線、東急多摩川線、世田谷線、
3月に東横線、田園都市線、大井町線、
平成17年4月∼11月
4
月
4月にランキンランキン上大岡店、
福岡天神店、6月にランキンランキン
こどもの国線のダイヤを改正
北千住店を開業
立川駅南口
東急ストアを開業
(㈱東急ストア)
大岡山駅
(大井町線
(右)
、目黒線
(左)
)
東横店「東急フードショー」で6月に
スイーツゾーン、10月にデリゾーンを改装
(㈱東急百貨店)
5
6
月
月
5月に田園都市線、7月に東横線に女性専用車両を導入
目黒線不動前駅高架下に
不動前東急ストアを開業
(
女性専用車両
(東横線)
5
㈱東急ストア)
Main
Topics
本店で「ゲストソリューションズ」
サービスを開始
(㈱東急百貨店)
7
9
7月にビッグウィーク
伊豆今井浜in今井浜東急リゾートを
開業、ビッグウィーク那須の利用権
販売を開始、12月にビッグウィーク
金沢の利用権販売を開始
月
(
月
青葉台東急スクエア
South-2を
リニューアルオープン
㈱東急ビッグウィークステーション)
(㈱東急モールズデベロップメント)
10
10月にテコプラザ中央林間駅、
3月にテコプラザ長津田駅を
リニューアルオープン
月
ビッグウィーク金沢
(リビングルーム・イメージ)
二子新地駅の上りホームを仮設ホームに切り替え
8
月
テコプラザ長津田駅
田園都市線・たまプラーザ
駅周辺開発計画に着工
11
月
6
主なトピックス
たまプラーザ東急S.C.にテコプラザを開業
平成17年12月∼平成18年3月
12
月
エクセルホテル東急、
東急イン全41ホテルでプリペイド型
電子マネー「Edy」を導入
(㈱東急ホテルズ)
1
月
「東急バスナビ」を拡充し、
全90路線に導入
(東急バス㈱)
「黒船電車」を
リニューアル、
本年5月に
JR東京駅まで乗り入れ
渋谷エクセルホテル東急
(伊豆急行㈱)
2
月
東急グループリテール事業
リファイン・プランを策定
たまプラーザに
「東急電鉄ハウジングギャラリー」をオープン
たまプラーザ放送センターに
「お客様サロン」を開設
(イッツ・コミュニケーションズ㈱)
駅・案内所係員、乗務員
107名が「サービス介助士」の
資格を取得
(伊豆急行㈱)
3月にリモデルオープンした港北東急S.C.
7
Main
Topics
犬蔵土地区画整理事業が竣工
自由が丘駅・旗の台駅がバリアフリー化
(東横線・自由が丘駅)
グランベリーモールにオアシス スクエアを開業
(
3
㈱東急モールズデベロップメント)
月
(大井町線・旗の台駅)
109シネマズグランベリーモール
「ドレッセ美しの森フロラ−ジュ」
、
「ドレッセ目白近衛町プレゼンス」の
販売を開始
あざみ野 三規庭をリニューアルオープン
(㈱東急モールズデベロップメント)
ドレッセ美しの森フロラージュモデルルーム
(東急電鉄ハウジングギャラリー内)
8
連結営業概況
当期は、㈱東急百貨店および㈱東急エージェンシー
の軽減を目指し、6ドア・座席格納車両を導入いたしました。
の損益が連結されたことなどにより、連結営業収益は、
工事面では、東横線の抜本的な輸送力増強を図るために
前期と比べ 31.5% 増加して 1 兆 3,885 億 5 千 4 百万円、
実施している「目黒線目黒∼多摩川間改良工事および東横
連結営業利益は、前期と比べ11.2%増加して856億5千
線多摩川∼日吉間複々線化工事」において、武蔵小杉∼日
4百万円となりました。連結経常利益は、営業増益の影
吉間での工事を順調に進めました。この工事に伴い、本年
響などにより、前期と比べ 10.5%増加して 740億 5千 2
9月、元住吉駅は、バリアフリー化に加え、太陽光発電シス
百万円となり、これに投資有価証券売却益等の特別利
テムの設置や雨水の利用、駅構内の緑化など、環境に配慮
益、減損損失等の特別損失を計上し、連結当期純利益
した駅に生まれ変わります。
は、前期と比べ 18.4% 増加して 419 億 6 千 2 百万円と
なりました。
田園都市線の混雑を緩和するための抜本的な対策として
実施している「大井町線大井町∼二子玉川間改良工事およ
び田園都市線二子玉川∼溝の口間複々線化工事」において、
大井町駅改良工事が完成したほか、二子新地∼溝の口間の
交通事業
当社は、引き続き安全確保に向けての取り組みを続け、
3月にエレベーター、エスカレーターを設置したことにより、
当期はお客さまが駅を安全、快適にご利用いただけるよう、
大井町線・池上線間の乗り換えの利便性が向上いたしま
ホーム、コンコース、
トイレなどに防犯ボタンを設置したほ
した。
か、防犯カメラなどの増設を行いました。
サービス面では、ダイヤ改正を目黒線を除く全線で実施
特定都市鉄道整備事業計画の認定を受けて実施している
「東横線渋谷∼横浜間改良工事」におきましては、平成24年
したほか、昨年5月に田園都市線で、7月に東横線で女性専
度の東京メトロ 13号線との相互直通運転開始を目指して、
用車両を導入いたしました。
渋谷∼代官山間地下化工事を進めました。
平成 19年 3月の利用開始を目指して、東日本旅客鉄道㈱
東京都から受託している「目黒線目黒∼洗足間立体交差
を含む首都圏の鉄道・路線バスを 1 枚の IC カード乗車券
工事」におきましては、不動前∼洗足間の地下化工事が順調
」で利用できるシステムの開発を、関係
「PASMO(パスモ)
に進捗し、本年 7月に地下化する予定です。これにより、既
事業者間において鋭意進めております。
駅施設については、自由が丘駅などでエレベーター、エ
スカレーターを設置するなど当期も引き続きバリアフリー
化を推進いたしました。車両については、当社の標準車両
9
工事も順調に進捗いたしました。なお、旗の台駅では、本年
に立体交差化した2か所を含む18か所の踏切がなくなり、安
全性の向上と交通渋滞の解消が図られます。
当社の当期の輸送人員は、前期と比べ1.1%増加して9億
9千5百万人となりました。
である5000系を東横線、田園都市線にそれぞれ導入し、そ
伊豆急行㈱では、安全性の向上を図るために南伊東駅
のうち、田園都市線では、朝ラッシュ時の遅延防止と混雑感
ホームの改修工事などの設備投資を実施いたしました。営
Report
業・サービス面では、企画列車の運行や沿線のお客さま向
ど、収益力の拡大に向けた取り組みを進めました。
けの割引制度を実施するなど、さまざまな需要喚起に努め
昨年11月には、田園都市線たまプラーザ駅周辺開発計画
ました。同社の当期の輸送人員は、前期と比べ3.0%増加し
に着手いたしました。この計画では、商業施設と鉄道施設
て563万人となりました。
を一体的に開発することで、鉄道路線をはさんだ街の南北
東急バス㈱では、ラッシュ時間帯および深夜などの運行
を一体化し、多摩田園都市エリアの拠点である、たまプラー
ダイヤの見直しなどを実施したほか、時刻表やバスの位置
ザの街全体の活性化を目指します。また、二子玉川駅東側
情報を検索できる
「バスナビゲーションサービス」を全路線
周辺地区では、事業主体である二子玉川東地区市街地再開
に導入するなど、お客さまへのサービスの向上を積極的に
発組合に参画し、引き続き再開発事業に鋭意取り組んでま
図りました。同社の当期の輸送人員は、前期と比べ2.6%増
いります。さらに渋谷では、昨年 12月に渋谷駅周辺地域が
加して1億4千2百万人となりました。
都市再生緊急整備地域に指定されたことで、渋谷駅周辺開
交通事業全体の営業収益は、東急エアカーゴ㈱および東
発に向けた取り組みを本格的にスタートできることとなり
急ロジスティック㈱が株式譲渡により連結子会社に該当し
ました。地域・行政との連携などにより、渋谷の街の魅力を
なくなったため、前期と比べ26.9%減少して1,929億2千7百
一層高め、街全体の価値向上に向けた取り組みを行ってお
万円、営業利益は、前期と比べ1.3%減少して389億2千9百
ります。
万円となりました。
不動産事業全体の営業収益は、前期と比べ10.9%減少し
て1,417億2千5百万円、営業利益は、前期と比べ6.2%増加
して218億8百万円となりました。
不動産事業
当社は、多摩田園都市を中心に建売住宅・戸建用地およ
びマンションの販売がそれぞれ好調に推移いたしました。
リテール事業
建売住宅では、横浜市青葉区で「ジェネヒルあざみ野」等の
㈱東急百貨店では、安定的な収益構造の確立に向け、お
販売を行い、マンションでは、
「ドレッセあざみ野エスタフ
客さまの視点から販売戦略を推進するとともに、売場業務
レンテ」
等が竣工したほか、
「ドレッセ美しの森フロラージュ」
の抜本的な見直しを行いました。当期は、東横店のフード
等の分譲を実施いたしました。
ショーの店舗改装を実施したほか、各種イベントを開催する
本年 3月、川崎市宮前区の犬蔵地区( 17万 9千 m2)および
伊勢原市の稲荷久保第二地区( 1万 2千 m2)で実施していた
二つの土地区画整理事業が竣工いたしました。
など、魅力的な商品・売場環境の提供に努めました。
平成18年10月に創業50周年を迎える㈱東急ストアでは、
さらなる成長基盤の確立を目指すため、備蓄型物流セン
また、さまざまな手法を用いて、都心のオフィスビルなど
ターの開設に伴う店舗オペレーションの再構築など、業務
を5棟取得したほか、プロパティマネジメントを受託するな
システムを強化するとともに、プライベートブランド商品の
10
Report
連結営業概況
開発や、5店舗の開設、大型店舗を中心とした活性化、営業
泊プラン、婚礼プランおよび催物を企画し、積極的な販売
時間の延長など、お客さまのニーズに対応した売場づくり
活動を展開するとともに、競争力強化のために各諸施設の
に努めました。
リニューアルや魅力的で集客力のあるテナントの誘致を行
リテール事業全体の営業収益は、㈱東急百貨店を連結し
うなど、業績の向上に鋭意努めました。㈱東急ホテルズ直
たことなどにより、前期と比べ 85.5%増加して 6,782億 3千
営店舗の客室稼働率は、前期に比べ 0.6 ポイント向上して
9百万円、営業利益は、前期と比べ57.1%増加して144億2千
80.2%となりました。
2百万円となりました。
ホテル事業全体の営業収益は、一部ホテルの売却などの
減収要因がありましたものの、前期と比べ 0.5% 増加して
1,033億8千2百万円、営業利益は、前期と比べ42.2%増加し
レジャー・サービス事業
て39億6百万円となりました。
広告業の㈱東急エージェンシーでは、売上総利益率の一
層の向上を図るために、外部発注業務の集約に向けた「発
注センター」を新設いたしました。また、営業力をさらに強
化するため、営業部門の一部機構改革を実施し、広告主へ
の提案力、広告主のニーズへの対応力の強化に努めました。
有線テレビジョン放送業のイッツ・コミュニケーションズ
㈱では、
「放送と通信の融合による事業構造の転換」の実現
その他事業
鉄道車両関連事業の東急車輛製造㈱では、
営業力の強化、
品質および生産性の向上のための諸施策を引き続き実施い
たしましたが、鉄道各社からの受注が減少したことなどによ
り、減収減益となりました。
に向け、放送・通信・IP 電話を収益の柱としたサービスの
その他事業全体の営業収益は、前期と比べ3.5%減少して
提供を推進いたしました。また、新規加入者の獲得や解約
1,542億4千5百万円、営業利益は前期と比べ12.7%減少し
率の低減に努め、その結果、当期末の総接続世帯数は、
て24億4百万円となりました。
522,896世帯となりました。
レジャー・サービス事業全体の営業収益は、㈱東急エー
ジェンシーを連結したことなどにより、前期と比べ247.0%
増加して1,895億1千2百万円、営業利益は、65.3%増加して
28億3千5百万円となりました。
(ご注意)
「不動産事業」に含めていた
1.「リテール事業」の区分表示に伴い、従来、
ショッピングセンター業、
「流通事業」に含めていた百貨店業および小売業、
「レジャー・サービス事業」に含めていた一部小売業を「リテール事業」に
区分し、
「 流通事業」に含めていた商社業を「その他事業」に区分しており
ホテル事業
㈱東急ホテルズでは、各ホテルの特性を生かした各種宿
11
ます。
2. 各セグメントの営業収益は、セグメント間の内部営業収益又は振替高
71,478百万円を含めて記載しております。
Report
経営指標
連結経営指標
営業収益
(単位:百万円)
1,385,438
1,388,554
83,395
332,655
130,280
1,223,403
116,946
87,750
371,118
69,818
1,055,564
188,278
87,875
108,721 102,555
58,450
84,825
366,748 382,755
営業利益
(単位:百万円)
102,792
168,763
148,520
164,872
257,579
256,490
259,055
14年度
(平成)
交通事業
不動産事業
リテール事業
15年度
16年度
74,052
67,034
58,120
52,949
51,921
675,846
14年度
(平成)
15年度
16年度
17年度
14年度
(平成)
当期純利益と1株当たり当期純利益
135,991
(単位:百万円)
85,654
77,014
76,928
経常利益
119,125
191,743
当期純利益(百万円)
31.11
建設事業
(注)セグメント間内部営業収益又は振替高は含まれておりません。
当期よりセグメント区分を変更(流通事業→リテ−ル事業)しております。
17年度
1株当たり株主資本(円)
35.64
株主資本当期純利益率(%)
1株当たり当期純利益(円)
141.75
134.13
17年度
レジャー・サービス事業
ホテル事業
その他事業
16年度
1株当たり株主資本と株主資本当期純利益率(ROE)
41,962
35,432
15年度
218.53
162.21
20.5
18.9
3,416
0
2.83
△11.06
14年度
(平成)
0
2.2
△7.9
△12,345
15年度
16年度
14年度
17年度
(平成)
15年度
16年度
17年度
個別経営指標
営業収益
(単位:百万円)
営業利益
(単位:百万円)
経常利益
(単位:百万円)
297,845
13,771
50,623
99,866
63,804
240,208
2,887
102,014
248,272
112,307
57,334
244,434
14年度
135,307
135,965
138,201
46,175
33,174
106,232
(平成)
133,584
54,222
49,749
30,544
15年度
16年度
17年度
14年度
(平成)
37,656
14年度
(平成)
鉄軌道事業
不動産事業
15年度
16年度
ホテル事業
その他事業
17年度
17年度
14.3
1株当たり株主資本(円)
31.89
株主資本当期純利益率(%)
242.57
10.2
20.45
6,950
196.02
2.6
207.52
0
6.07
△55.57
14年度
(平成)
16年度
239.64
当期純利益(百万円)
1株当たり当期純利益(円)
15年度
1株当たり株主資本と株主資本当期純利益率(ROE)
当期純利益と1株当たり当期純利益
23,405
25,267
15年度
0
△25.4
△63,106
16年度
17年度
14年度
(平成)
15年度
16年度
17年度
12
連結財務諸表
連結貸借対照表
(単位未満切捨)
資産の部
平成18年3月31日現在 平成17年3月31日現在
科目
流
科目
負債、少数株主持分及び資本の部
動
資
金 及 び 預
取 手 形 及 び 売 掛
価
証
な
卸
資
延 税 金 資
の
倒
引
当
定
資
形 固 定 資
物 及 び 構 築
械 装 置 及 び 運 搬
産
現
金
受
金
有
券
た
産
繰
産
そ
他
貸
金
固
産
有
産
建
物
機
具
土
地
建
設
仮
勘
定
そ
の
他
無 形 固 定 資 産
連 結 調 整 勘 定
そ
の
他
投 資 そ の 他 の 資 産
投 資 有 価 証 券
長
期
貸
付
金
繰 延 税 金 資 産
そ
の
他
貸
倒
引
当
金
百万円
百万円
373,988
48,482
125,448
22
148,050
22,987
30,284
△ 1,287
1,647,279
1,268,369
527,009
52,803
503,455
163,857
21,244
52,890
14,843
38,046
326,019
170,600
809
14,638
159,305
△ 19,333
418,354
63,285
139,249
108
164,067
23,008
29,739
△1,105
1,694,853
1,289,042
563,190
56,546
519,257
128,740
21,305
38,352
4,396
33,955
367,458
161,883
1,407
48,867
174,056
△18,756
百万円
百万円
流
動
負
債
支 払 手 形 及 び 買 掛 金
短
期
借
入
金
一 年 以 内 償 還 社 債
未 払 法 人 税 等
賞
与
引
当
金
前受金及び未成工事受入金
そ
の
他
677,862
134,825
277,490
65,500
6,821
12,595
86,235
94,394
696,482
131,835
314,181
64,700
4,365
12,259
74,784
94,356
固
定
負
債
社
債
長
期
借
入
金
退 職 給 付 引 当 金
役 員 退 職 慰 労 引 当 金
預
り
保
証
金
繰 延 税 金 負 債
再評価に係る繰延税金負債
そ
の
他
1,008,418
242,729
521,205
43,688
1,993
127,382
28,741
11,504
31,174
1,119,578
311,998
552,598
50,436
3,265
128,950
26,676
10,185
35,468
特 別 法 上 の 準 備 金
特定都市鉄道整備準備金
30,137
30,137
34,933
34,933
計
分
1,716,419
46,121
1,850,994
77,155
資
本
金
資
本
剰
余
金
利
益
剰
余
金
土 地 再 評 価 差 額 金
その他有価証券評価差額金
為 替 換 算 調 整 勘 定
自
己
株
式
110,608
106,011
11,326
8,817
27,673
△ 3,752
△ 1,957
108,820
85,523
△20,240
5,269
17,359
△9,047
△2,627
258,728
2,021,268
185,058
2,113,208
負
少
数
資
資
13
産
合
計
2,021,268
2,113,208
平成18年3月31日現在 平成17年3月31日現在
科目
債
株
本
合
主
持
合
計
負債、少数株主持分及び資本合計
Report
連結損益計算書
(単位未満切捨)
科目
金額
平成17年 4月 1日から
平成18年 3月31日まで
平成16年 4月 1日から
平成17年 3月31日まで
百万円
営
業
収
営
業
1,388,554
1,055,564
費
1,302,899
1,056,071
246,827
978,549
830,643
147,906
益
85,654
77,014
益
15,784
1,851
15,268
1,432
1,079
12,757
運輸業等営業費及び売上原価
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費
営
業
営
利
業
外
収
受 取 利 息 及 び 配 当 金
持 分 法 に よ る 投 資 利 益
そ
営
の
他
業
の
外
支
払
収
費
利
の
他
の
13,932
用
25,249
20,738
用
27,387
20,477
3,251
3,658
息
費
−
益
持 分 法 に よ る 投 資 損 失
そ
百万円
益
−
4,510
経
常
利
益
74,052
67,034
特
別
利
益
42,296
58,655
特
別
損
失
49,514
72,601
税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益
66,834
53,088
法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税
6,161
32,114
△13,403
4,159
10,678
2,817
41,962
35,432
法
人
税
等
調
整
額
少 数 株 主 利 益 ( 損 失 : △ )
当
期
純
利
益
14
Report
連結財務諸表
連結キャッシュ・フロー計算書
(単位未満切捨)
科目
金額
平成17年4月 1日から
平成18年3月31日まで
平成16年4月 1日から
平成17年3月31日まで
129,590 百万円
9,557
△116,796
40
22,391
42,676
△456
898
65,510
160,852 百万円
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(減少:△)
現金及び現金同等物の期首残高
連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額
連結追加に伴う現金及び現金同等物の増加額
現金及び現金同等物の期末残高
△49,158
△128,439
331
△16,413
65,510
△64
―
49,032
連結剰余金計算書
(単位未満切捨)
科目
金額
平成17年4月 1日から
平成18年3月31日まで
( 資
資 本
資 本
株
転
自
連
資 本
資
配
資 本
本 剰 余 金 の 部 )
剰 余 金 期 首 残 高
剰 余 金 増 加 高
式
交
換
に
よ
る
増
加
換 社 債 の 株 式 転 換 に よ る 増 加
己
株
式
処
分
差
結 子 会 社 減 少 に よ る 増 加
剰 余 金 減 少 高
本
剰
余
金
取
崩
当
剰 余 金 期 末 残 高
( 利 益 剰 余 金 の 部 )
利 益 剰 余 金 期 首 残 高
利 益 剰 余 金 増 加 高
当
期
純
連 結 子 会 社 減 少
資
本
剰
余
土
地
再
評
価
差
利 益 剰 余 金 減 少 高
配
当
土
地
再
評
価
差
役
員
利 益 剰 余 金 期 末 残 高
15
に よ
金
取
額
金
額
金
賞
利
る
増 加
崩
取
崩
取
崩
平成16年4月 1日から
平成17年3月31日まで
百万円
百万円
高
高
益
高
85,523
20,488
18,299
1,781
355
51
128,066
2,613
2,552
額
金
―
―
―
106,011
45,156
39,471
5,684
85,523
△20,240
△95,287
42,027
41,962
65
77,993
35,432
―
―
39,471
3,089
2,947
2,842
益
高
額
額
金
額
与
10,460
5,797
4,530
133
11,326
―
60
―
―
―
105
△20,240
Report
個別財務諸表
貸借対照表
(単位未満切捨)
資産の部
科目
負債及び資本の部
平成18年3月31日現在
百万円
百万円
流
動
資
現
金
・
預
未
収
運
未
収
未
収
収
短
期
貸
付
分 譲 土 地 建
貯
蔵
前
払
費
繰 延 税 金 資
そ の 他 の 流 動 資
産
金
賃
金
益
金
物
品
用
産
産
152,919
2,221
1,047
12,791
1,698
26,664
79,550
2,915
484
14,114
11,430
175,757
2,819
1,090
13,736
1,662
38,859
87,144
3,077
606
14,045
12,715
固
定
資
鉄軌道事業固定資
不動産事業固定資
各事業関連固定資
建
設
仮
勘
投 資 そ の 他 の 資
子 会 社 株
投 資 有 価 証
出
資
長 期 貸 付
長 期 前 払 費
前 払 年 金 費
長 期 繰 延 税 金 資
そ の 他 の 投 資
貸 倒 引 当
産
産
産
産
定
産
式
券
金
金
用
用
産
等
金
1,313,899
414,844
244,212
10,433
166,012
478,396
215,534
176,191
2
28,254
4,726
50,009
1,303,191
420,551
233,785
10,922
129,876
508,055
216,470
160,703
3
41,784
4,136
52,527
23,094
11,287
△1,952
ー
7,260
△3,583
科目
平成17年3月31日現在
平成18年3月31日現在
百万円
百万円
流
動
負
債
短
期
借
入
金
一 年 以 内 償 還 社 債
一年以内償還転換社債
未
払
金
未
払
費
用
未 払 消 費 税 等
未 払 法 人 税 等
預 り 連 絡 運 賃
預
り
金
前
受
運
賃
前
受
金
賞
与
引
当
金
そ の 他 の 流 動 負 債
372,404
169,838
43,500
22,000
13,262
7,030
812
802
2,994
21,109
10,862
72,766
3,828
3,596
365,124
177,273
63,500
固
社
転
長
退
役
長
そ
債
債
債
金
金
金
債
債
776,612
216,300
26,429
415,375
841,448
259,800
51,998
417,179
2,104
803
特 別 法 上 の 準 備 金
特定都市鉄道整備準備金
30,137
30,137
34,933
34,933
計
1,179,154
1,241,506
金
金
金
金
110,608
102,541
57,755
44,785
44,674
111
52,329
52,329
108,820
92,986
48,252
44,734
44,674
60
20,561
20,561
22,915
△731
287,663
1,466,818
15,590
△518
237,441
1,478,948
負
定
負
換
社
期
借
入
職 給 付 引 当
員退職慰労引当
期 繰 延 税 金 負
の 他 の 固 定 負
債
合
資
本
資
本
剰
余
資
本
準
備
そ の 他 資 本 剰 余
資本金及び資本準備金減少差益
自己株式処分差益
利
益
剰
余
金
当 期 未 処 分 利 益
株 式 等 評 価 差 額 金
自
己
株
式
資
本
合
計
資
産
合
計
1,466,818
1,478,948
平成17年3月31日現在
負 債 及 び 資 本 合 計
ー
552
13,971
103,983
ー
11,391
9,366
ー
580
2,930
20,496
10,184
62,880
3,349
3,172
ー
109,562
16
Report
個別財務諸表
損益計算書
(単位未満切捨)
科目
経 常 損 益 の 部
( 営 業 損 益 の 部 )
金額
平成17年4月 1日から
平成18年3月31日まで
百万円
鉄軌道事業
営業収益
営 業 費
営業利益
不動産事業
営業収益
営 業 費
営業利益
全 事 業 営 業 利 益
( 営 業 外 損 益 の 部 )
営
業
外
収
益
受 取 利 息 及 び 配 当 金
そ
の
他
の
収
益
営
業
外
費
用
支
払
利
息
そ
の
他
の
費
用
経
常
利
益
特 別 損 益 の 部
特
別
利
益
投 資 有 価 証 券 売 却 益
特定都市鉄道整備準備金取崩額
工 事 負 担 金 受 入 額
子 会 社 株 式 売 却 益
固 定 資 産 売 却 益
退 職 給 付 信 託 設 定 益
そ の 他 の 特 別 利 益
特
別
損
失
子 会 社 株 式 評 価 損
分 譲 土 地 評 価 損
固 定 資 産 圧 縮 損
特定都市鉄道整備準備金繰入額
固 定 資 産 売 却 損
退 職 給 付 制 度 改 定 損 失
そ の 他 の 特 別 損 失
税 引 前 当 期 純 利 益
法人税、住民税及び事業税
法 人 税 等 調 整 額
当
期
純
利
益
前 期 繰 越 利 益
中
間
配
当
額
当 期 未 処 分 利 益
17
利益処分
百万円
138,201
102,486
平成16年4月 1日から
平成17年3月31日まで
百万円
百万円
135,965
101,706
34,258
35,715
106,232
78,143
112,307
89,231
23,076
57,334
28,089
63,804
金額
当 期 未 処 分 利 益
52,329,549,864
利
16,376
2,975
9,770
19,352
54,222
14,514
7,200
6,111
5,824
2,331
19,754
46,175
ー
36,083
16,857
9,532
3,207
56,798
35,026
7,148
5,292
3,026
2,404
760
ー
ー
1,889
18,023
1,731
8,594
11,349
5,307
10,544
ー
101
3,127
5,467
20,522
69,782
155
31,970
37,656
17,622
2,949
52,329
5,890
2,365
4,237
13,108
4,425
65,053
37,920
342
14,172
23,405
−
2,843
20,561
益
処
分
額
配
当
金
( 1株 につ き 2円 50銭 )
2,964,066,843
役 員 賞 与 金
(取締役賞与金 59,000,000)
(監査役賞与金 12,000,000)
71,000,000
次
3,386
6,383
(単位:円)
科目
期
繰
越
利
益
49,294,483,021
(注)平成17年12月9日に2,949,834,798円(1株につき
2円50銭)の中間配当を実施いたしました。
Close
CLOSE UP
up
防犯ボタンの仕組み
●不審者・不審物の発見、
トラブルなどの発生
●防犯ボタンを押す
★ブザ−が鳴り、ランプが点滅する。
犯罪や事件などのトラブル発生を周囲に知らせます!
駅構内に設置された防犯ボタン
●駅務室・警備会社に自動的に通報されます。
●駅係員・警備員が現場に急行します。
お客さまが安全、快適に当社線をご利用いただけるよう
トイレなどに防犯ボ
昨年 12月より、ホーム、コンコース、
に、駅の安全対策として、防犯システムを強化しています。
タンを設置するとともに、インターホンの増設を行っていま
防犯カメラによる駅構内の監視や、駅係員、東急セキュリテ
す。防犯ボタンについては、本年12月までに、80駅への設
ィ㈱などの警備員による構内巡視に加え、お客さまが駅構
置を完了する予定です。また、これに合わせて、ホーム、改
内で不審者や不審物を発見された場合や、犯罪や事件など
札口、券売機付近に設置している防犯カメラの増設を行っ
のトラブルが発生した際に速やかに対応するため、警備会
ています。
社と連携した駅防犯システムを導入しました。
この防犯システムは、駅構内に設置された防犯ボタンを
お客さまが押すことにより、駅務室と警備会社に自動的に
通報され、駅係員と警備員が現場に向かうというものです。
18
CLOSE UP
駅南口側から見た商業施設
(イメージ)
商業施設外観
(全体・イメージ)
駅北口西側から見た商業施設
(イメージ)
たまプラーザ駅周辺開発計画は、当社が中心となって
半世紀以上にわたり街づくりを行ってきた「東急多摩田園都
市」の集大成となるシンボル的な事業です。
設置します。
また、計画地に隣接する駅北側のたまプラーザ東急S.C.
平成22年の全体開業を目指し、駅部分を含む社有地およ
についても、本計画の推進に合わせて大幅なリニューアル
び鉄道上部に設置する人工地盤に、新たに低層の商業モー
を実施します。新たに建設する商業施設に、たまプラーザ
ルを建設するとともに、駅前広場や駐車場など、駅周辺の都
東急S.C.を加えた総店舗面積は約 60,000m2となり、沿線で
市機能の整備を総合的に実施します。商業施設と鉄道施設
も有数のショッピングセンターとなります。
を一体的に開発することで、鉄道路線をはさんだ街の南北
を一体化し、たまプラーザの街全体の活性化を図ります。
ライフスタイル提案型の物販飲食店舗を中心に、スポー
ツクラブやカルチャースクール、コンサートやイベントを行
19
える広場、展示会や発表会の開催が可能なスペースなどを
Close
up
TOKYUポイントの加算方法
TOKYU
TOKYUポイント
ポイント加盟店
加盟店での
利用額に応じて付与
クレジットポイントと
加盟店ポイントを付与。
VISA・マスター・
TOP加盟店
クレジットポイント
のみを付与。
加盟店ポイント
クレジットポイント
クレジット請求合計額に対して付与
TOKYUポイントカード
「TOP&」
当社と東急カード㈱は本年 4月、TOKYUポイントカード
」のサービスを開始しました。
「TOP&(トップアンド)
このサービスは、当社の中期3か年経営計画において、第
ゴールドカ−ド及びTOP&ClubQ JMBカード: 200円につき1P
その他カード : 500円につき1P
さまざまなサービスをはじめ、ご利用に応じてポイントが貯
まり、貯まったポイントを加盟店でのお支払いや、各種商品
交換などに幅広くご利用いただけます。
3のコア事業として位置づけている「リテール関連事業」の
サービス開始と同時に、JALグループのマイレージプロ
成長をサポートする機能を担うことで、グループ全体で東急
との提携カードの発行や、来
グラム「JALマイレージバンク」
線沿線でのお客さまの利便性向上を促進するとともに、顧
年3月に首都圏の鉄道、バス事業者が導入を予定している、
客基盤強化を図るものです。
IC乗車券「PASMO(パスモ)」との連携など、東急グループ
「TOP&」は、東急カード㈱が発行するクレジットカード「東
外のさまざまな企業との提携などにより、お客さまの利便
急TOPカード」をベースにしたもので、従来、東急グループ
性のさらなる向上を図るとともに、当社線沿線での生活に
各 社 が そ れ ぞ れ 実 施して い た 各 種 の 割 引 優 待 制 度 を
欠かせない「沿線のNo.1カード」を目指します。
として統一し、東急グループの提供する
「TOKYUポイント」
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CSR(企業の社会的責任)への取り組み
「東急グリーニング運動」を拡大、
東急グループのイベントとして開催
東急グリーニング運動「緑のプレゼント」は、当社独
自のイベントとして「街に緑を、そして夢を」をスロー
ガンに、地域の皆さまとともに沿線を緑豊かな街にす
ることを目指し、昭和47年から毎年春と秋の2回開催し
てまいりました。これまでに 197,585 本の苗木をプレ
ゼントし、恒例イベントとして多くの皆さまに親しまれ
ています。
「緑のプレゼント」田園調布会場
本年4月より、東急グループ全体の取り組みとして開
催することとし、プレゼント会場も、従来の田園都市線
沿線3会場から、当社各線の沿線7会場(たまプラーザ、
日吉、三軒茶屋、南町田、田園調布、大岡山、池上)
に規
模を拡大し、花カイドウ、姫リンゴ、ブルーベリー、ヤマ
ボウシの4種類の苗木を各会場合計で4,700本プレゼン
トしました。
東急グループお客さまご案内窓口
東急お客さまセンター
当社では、当社および東急グループに関する
お客さまからのお問い合わせやご意見、ご要望
をお受けするため、専用の窓口「東急お客さま
センター」を設けております。お客さまから
●住所:〒150-8511 東京都渋谷区南平台町5番6号 東京急行電鉄株式会社 東急お客さまセンター
●TEL:03-3477-0109
営業時間
月∼金 8:00∼20:00
(年末年始を除きます)
承った声は、役員をはじめ全社で共有し、当社
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土日祝 9:30∼17:30
および東急グループ各社の施設やサービスの
●FAX: 03-3477-6109
改善、業務の見直しに役立てております。
●URL: http://www.tokyu.co.jp/
Information
INFORMATION
会社概要
(平成18年3月31日現在)
株主メモ
●設立年月日・・・・・・・・・・・・ 大正11年(1922年)9月2日
4月1日から翌年の3月31日まで
●期末配当の基準日 3月31日
●中間配当の基準日 9月30日
●本店所在地・・・・・・・・・・・・ 東京都渋谷区南平台町5番6号
●株主名簿管理人
●資本金 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 110,608,297,882円
●同事務取扱所(連絡先)
・・・・・・・・・・ 東京急行電鉄株式会社
●商号(英文名)
(TOKYU CORPORATION)
●事業年度
中央三井信託銀行株式会社
●発行可能株式総数 ・・・・・ 18億株
〒168-0063
●発行済株式総数・・・・・・・・ 1,187,111,041株
中央三井信託銀行株式会社証券代行部
●株主数 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 94,075名
0120-78-2031(フリーダイヤル)
http://www.chuomitsui.co.jp/person/p_06.html
●事業内容 ・・・・・・・・・・・・・・ 鉄軌道事業・不動産事業
東京都杉並区和泉二丁目8番4号
●同取次所
中央三井信託銀行株式会社全国各支店
当社ホームページのご案内
当社ホームページでは、運行情報をはじめとする鉄道情報、
各事業の紹介、企業情報、東急グループの各施設の情報をご覧
いただけます。特に、個人投資家の皆様に役立つ情報を「株主・
投資家の皆様へ」
として紹介しています。電子公告と併せて、当
社ホ−ムペ−ジのトップページからアクセスしていただけます。
日本証券代行株式会社本店・全国各支店
●公告
http://www.tokyu.co.jp/koukoku/index.htm
※お知らせ
住所変更、単元未満株式買取請求、名義書換請求および配当金振込指定に必
要な各用紙のご請求は、株主名簿管理人中央三井信託銀行フリーダイヤルま
たはホ−ムペ−ジをご利用ください。
CLICK
http://www.tokyu.co.jp/
http://www.ir.tokyu.co.jp/
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株主優待のご案内
3,000株以上ご所有の株主様
1,000株以上ご所有の株主様(一律)(いずれも半期の発行枚数)
(いずれも半期の発行枚数)
ご所有株式数
乗車証
枚数
内容
枚数
3千株以上∼ 5千株未満
電車全線優待乗車券(1枚1乗車)
10枚
東急百貨店 お買物10%割引券(※1)
5枚
5千株以上∼10千株未満
〃
20枚
東急ホテルズ 客室料金30%割引券(※2)
8枚
10千株以上∼19千株未満
〃
40枚
4枚
19千株以上∼28千株未満
〃
80枚
パン パシフィック ホテルズ アンド リゾーツ 客室料金30%割引券
28千株以上∼57千株未満
電車全線優待パス
電車全線優待乗車券(1枚1乗車)
1枚
30枚
Bunkamuraザ・ミュージアム ご招待券
五島美術館 ご招待券
2枚
2枚
57千株以上
電車・東急バス全線優待パス
電車全線優待乗車券(1枚1乗車)
1枚
30枚
※1 現金による合計3,000円(税抜)以上の同一売場でのお買物1回につき、
割引いたします。
1枚につき、50,000円(税抜)までご利用いただけます。なお、優待割引の対象外のもの
がございます。
※2 優待割引の対象外のホテル、また割引の内容が異なるホテルがございます。
優待乗車証
各優待券の発行時期および有効期間
発行時期
優待券・ご招待券
有効期間
発行時期
有効期間
3月31日現在の株主様
5月
6月1日∼11月30日
6月
12月31日まで
9月30日現在の株主様
11月
12月1日∼ 5月31日
12月
6月30日まで
※株主優待をお受けいただくには、株主名簿・実質株主名簿にお名前の記載または記録が必要となります。
●発行
東京急行電鉄株式会社
●お問い合わせ
社長室 CSR推進部 文書株式担当
〒150-8511 東京都渋谷区南平台町5番6号 TEL(03)3477-6075
この報告書は、再生紙を使用しています。
平成18年6月
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