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機械工学分野
工学 機械工学分野 (23 研究室) あ ら ゆ る 機 械 を つ か さ ど る 、も の づ く り を 究 め る P33 7- 1 知能・生体材料研究室 浅岡 照夫 教授 P35 7- 2 メカトロニクス研究室 伊東 明俊 教授 7- 3 精密機械要素研究室 伊藤 裕 教授 7- 4 P34 7-14 3次元グラフィックス研究室 新津 靖 教授 7-15 振動・制御研究室 藤田 聡 教授 材料工学研究室 大澤 基明 教授 7-16 流体制御研究室 藤田 壽憲 教授 7- 5 インテリジェント生産工学研究室 樫村 幸辰 教授 7-17 機械加工学研究室 松村 隆 教授 7- 6 可視化デザイン研究室 国吉 光 教授 7-18 トライボロジー研究室 水原 和行 教授 7- 7 ロボティクス研究室 栗栖 正充 教授 7-19 燃焼工学研究室 吉田 亮 教授 7- 8 材料評価研究室 五味 健二 教授 7-20 熱流体関連振動研究室 遠藤 正樹 准教授 7- 9 粘性流体力学研究室 児山 秀晴 教授 P36 7-10 振動・音響工学研究室 佐藤 太一 教授 7-11 熱工学研究室 高村 淑彦 教授 7-12 7-1 7-13 固体力学研究室 辻 裕一 教授 7-21 内燃機関研究室 小林 佳弘 准教授 7-22 流体工学研究室 榊原 洋子 准教授 7-23 自動車工学研究室 小平 和仙 講師 機械情報システム研究室 田中 一郎 教授 理工学部 電子・機械工学系 鳩山 7-2 工学部 機械工学科/機械工学コース 知能・生体材料研究室 メカトロニクス研究室 浅岡 照夫 教授 Dr.Ing. 伊東 明俊 教授 博士(工学) 生体材料及び環境浄化材料の研究 原生動物の行動制御と その機械への応用 身近な電気製品から人工衛星まで、人工的に作 られるモノを構成している材料の性質を知り、 新しい材料を創りだすことが研究テーマです。人 工骨、人工関節用セラミックス、光触媒を用いた 環境浄化材料の研究を進めています。 生物と知能機械の接点を求めて「生物のような 機械」 「生物と機械の融合」 「生物を扱う機械」の 3 テーマに取り組んでいます。この研究は、微生 物を生きたマイクロマシンとして利用するもの です。柔らかいアクチュエータや生物を模倣した ロボットも開発しています。 キーワード 7-3 ●生体材料 ●光触媒材料 関連分野 工学部 機械工学科/先端機械コース ●環境工学 ●医用工学・福祉工学・生体医工学 千住 キーワード 7-4 ●バイオマイクロマシン ●メカノバイオフュージョンシステム 関連分野 工学部 機械工学科/先端機械コース 精密機械要素研究室 材料工学研究室 伊藤 裕 教授 工学博士 大澤 基明 教授 工学博士 メカトロニクス シミュレータの開発 レーザビームを用いた材料機能の 改善と材料評価法の研究 パソコンで三次元を扱うための環境がそろってき ました。高解像度と高速処理を背景にメカトロニ クスシステム(特に機構部)の会話型設計支援用 CAD の開発を進めています。仮想空間内でパー ツを組み合わせたり、動作を確認することができ ます。さらに立体視のできる VR 機器も有効に利 用して操作しやすい便利なツールを目指します。 当研究室では、ステンレス鋼を中心とした材料 のレーザビームによる特性改善と材料成形、およ び材料特性の評価法に関する研究を行っていま す。特にレーザビームを用いた表面硬化や耐食性 改善技術、マイクロレーザ成形等の加工技術、超 音波顕微鏡を用いた非破壊評価等に取り組ん でいます。 キーワード ●メカトロニクス ● CAD 関連分野 ●情報・マルチメディア ●ロボット・制御工学 キーワード ●機械材料 ●レーザ加工 千住 ●生物学・生命科学 ●ロボット・制御工学 千住 関連分野 33 7-5 理工学部 電子・機械工学系 7-6 未来科学部 ロボット・メカトロニクス学科 機 械 工 学 分 野 インテリジェント生産工学研究室 可視化デザイン研究室 樫村 幸辰 教授 工学博士 国吉 光 教授 工学博士 技術者の感性と努力が 産業技術を支える 流れを視て省エネをめざす いかに人の知能を集約した生産システムを構築 できるかを研究しています。主な研究テーマは次 の4つです。①6軸制御パラレルリンク機構の 構築、 ②一輪車、 二輪車サービスロボットの構築、 ③空冷式冷凍チャックの開発、④傾斜機能材料 の塑性加工用工具への適用。 省エネルギーを目指し“流体・熱の流れ”を研究 しています。エアコンや冷蔵ショーケースにおけ る流れ、食器洗い機の噴流、世界初の生ビール自 動販売機を実現させたビールディスペンサーの研 究など、身の回りの生活に関連したテーマに取 り組んでいます。 キーワード 7-7 ●高精度加工 ●多自由度制御 関連分野 ●ロボット・制御工学 工学部 機械工学科/機械工学コース キーワード 千住 7-8 ●気流 ●可視化 工学部 機械工学科/機械工学コース 材料評価研究室 栗栖 正充 教授 博士(工学) 五味 健二 教授 博士(工学) 自律型移動マニピュレータの研究 材料内の応力分布を 光の干渉などで可視化 自然災害復旧支援ロボット等の開発を目的とし て、 自律型移動マニピュレータ ( 移動機能を備え たロボットアーム )、作業用多足歩行ロボットの 作業計画や制御アルゴリズムの研究を行ってい ます。また、ロボット本体よりも大きな物体を扱 う非把持操作の研究も行っています。 半導体原料内に作用する微小な力分布を非破 壊非接触で測定できることは、高性能半導体の 開発に不可欠です。当室では特許取得したオリ ジナル測定器(写真参照)を用いて国内有名企業 からの受託研究も行っています。 7-9 ●移動マニピュレータ ●作業用歩行ロボット 関連分野 ●ロボット・制御工学 工学部 機械工学科/機械工学コース キーワード 千住 7-10 ●実験応力解析(実験で材料内の力分布を可視化) ●光学干渉 関連分野 工学部 機械工学科/先端機械コース 粘性流体力学研究室 振動・音響工学研究室 児山 秀晴 教授 工学博士 佐藤 太一 教授 工学博士 マクロ・マイクロスケール 流動現象 人間ー機械系の知的ダイナミックス 回転流路内の乱流境界層、密閉円筒容器内に発 生する渦崩壊、人工竜巻による局所排気、回転 流体中の物体に作用する抗力に関する研究を 行っています。マイクロ流体学とマイクロ切削加 工技術を融合させたマイクロスケールの流動現 象の研究も開始しました。 家電品や自動車などの振動・騒音が小さくなっ てきています。人に深く関わる製品には、低振動 化や静音化が必要です。機器の低振動・低騒音 化技術の開発を進める一方、機器から発生する 振動・騒音を人がどのように感じるかといった検 討も進めています。 キーワード 7-11 ●渦崩壊現象 ●人口竜巻 キーワード 関連分野 工学部 機械工学科/機械工学コース 千住 7-12 ●振動・騒音 ●音響情報と聴感 関連分野 工学部 機械工学科/機械工学コース 熱工学研究室 機械情報システム研究室 高村 淑彦 教授 田中 一郎 教授 博士(工学) 電子機器冷却用 小型ヒートパイプの研究 CAE のための 形状簡略化に関する研究 ヒートパイプは小さな温度差で大量の熱を輸送 できるため、排熱の回収から電子機器の冷却ま で幅広く利用されています。当研究室では、ノー ト型パソコンなどの電子機器を効率よく冷却す ることを目的として、小型ヒートパイプの開発お よび評価を行っています。 形状の複雑な機械部品の設計には数値解析が 用いられますが、計算の効率化をはかるため、性 能に無関係な部分の形状を簡略化する必要が あります。本研究では、コンピュータグラフィッ クスで使われるポリゴン簡略化の手法を使い、 CAD で作成された3次元形状の簡略化を支援 します。 キーワード ●エネルギー ●環境 関連分野 ●環境工学 キーワード ● CAD ●製品モデリング 千住 関連分野 ロボティクス研究室 キーワード 34 鳩山 関連分野 千住 ●光工学 千住 ●精密機器工学 ●医用工学・福祉工学・生体医工学 千住 ●情報・マルチメディア 7-13 工学部 機械工学科/機械工学コース 千住 7-14 情報環境学部 情報環境学科 千葉 3次元グラフィックス研究室 辻 裕一 教授 博士(工学) 新津 靖 教授 工学博士 材料および 構造の健全性に関する研究 世界中で使われるような ソフト開発を一緒にやりませんか 各種のプラントや航空機のように、高度な技術 を用いた大型構造物は破損事故がひとたび起き ると甚大な被害をもたらします。この原因として 考えられる 「金属疲労」についてメカニズムの解 明、破壊の防止・制御に関する研究に取り組ん でいます。 種々の基本立体を組み合わせて目的の3次元 立体を作ったり表示できるソフトウエアを開発 しています。インターネットで立体データを交換 したり、また、全世界の高校や大学で教育用に使 えるようにするため、教育方法も含めて研究を進 めています。 キーワード 7-15 ●破壊力学 ●石油化学プラントの安全性 関連分野 ●環境工学 ●物理学・応用物理学 工学部 機械工学科/機械工学コース キーワード 千住 7-16 ●3次元ソリッドモデラーの開発 ●高速高精度3次元画像変位計測の開発と応用 関連分野 流体制御研究室 藤田 聡 教授 工学博士 藤田 壽憲 教授 博士(工学) 構造物の振動制御に関する研究 流体駆動システムと コンピュータ制御の融合 現在、構造物(建物や機械構造物)の安全性を確保する ために、あるいはその機能性を向上させるために「振動・ 制御技術」は欠かせないものとなっています。研究室で は、こうした要求を実現するための装置を研究開発す ることに力を入れており、オリジナルの免震装置、制振 装置といったハードから新しい計測方法や設計アルゴ リズムといったソフトの応用研究に取り組んでいます。 飛行機や電車など身近な機械の中には、油や空 気といった流体の力を上手に利用した駆動シス テムが数多くあります。当研究室では、流体駆動 システムと高度なコンピュータ制御を融合させ た新しい駆動メカニズムや必要な制御技術の研 究に取り組んでいます。 キーワード 7-17 ●振動制御 ●耐震設計 関連分野 ●環境工学 ●物理学・応用物理学 工学部 機械工学科/機械工学コース キーワード 千住 7-18 ●制御 ●流体 関連分野 工学部 機械工学科/機械工学コース 機械加工学研究室 トライボロジー研究室 松村 隆 教授 博士(工学) 水原 和行 教授 工学博士 1/1000mm オーダの 微細加工技術とその応用 転がり疲労に及ぼす 雰囲気の効果に関する研究 1/1000mm のオーダの微細な加工技術とそ の応用について研究をしています。小さなモノを 作るための工作装置を独自で開発し、表面の微 細な凹凸を自在に加工します。表面の微細な突 起を利用して、これと接する物質の物理的およ び化学的な性質を制御する研究開発を進めてい ます。 トライボロジーは機械の医学ともいうべき分野 です。適切な対策には問題の根本的原因究明が 欠かせません。例えば転がり軸受けの損傷に関 しても未だに雰囲気、コンタミネーション、粗さ の効果などが良くわかっていません。当研究室で はこれら未解明の問題をひとつずつ整理して検 討を行っています。 キーワード 7-19 ●微細加工 ●シミュレーション キーワード 関連分野 工学部 機械工学科/機械工学コース 千住 7-20 ●トライボロジー ●バイオメカニクス 関連分野 理工学部 電子・機械工学系 熱流体関連振動研究室 吉田 亮 教授 工学博士 遠藤 正樹 准教授 博士(工学) 燃焼の効率化と燃焼災害の低減 一緒に、未知の世界を探求しよう 最近では燃焼によって生じる環境汚染物質が注 目されるようになり、その低減技術開発が必要 とされています。本研究室では、燃焼現象の解明 を通してエンジンの低公害化や環境に対する影 響に関する研究を実施し、安全安心の社会構築 に貢献しています。 航空機用ジェットエンジンや 2 輪・4 輪用レシプ ロエンジンなどの内燃機関では高速燃焼ガスの 振動や、その結果として騒音が発生している。本 研究室では、高温高圧の高速流動現象について、 そのメカニズムを解明し、機関の性能の向上を 目指しています。 ●エネルギー ●燃焼 関連分野 ●物理学・応用物理学 ●環境工学 キーワード ●熱流体 ●騒音振動 千住 ●精密機器工学 千住 ●物理学・応用物理学 ●医用工学・福祉工学・生体医工学 鳩山 燃焼工学研究室 キーワード ●電気工学・電子工学 ●情報・マルチメディア 工学部 機械工学科/先端機械コース 振動・制御研究室 機 械 工 学 分 野 固体力学研究室 関連分野 35 7-21 工学部 機械工学科/機械工学コース 千住 理工学部 電子・機械工学系 鳩山 機 械 工 学 分 野 内燃機関研究室 流体工学研究室 小林 佳弘 准教授 博士(工学) 榊原 洋子 准教授 博士(工学) 環境に適合した クリーンエンジンに関する研究 見えないものを視る技術 近年、エンジン排ガスおよび黒煙が人体に悪影 響を及ぼすことが特に問題視されております。 本 研究室ではこれらの低減技術や生成メカニズム の解明を行っており、ゼロエミッションエンジン を目指しております。 水や空気などの透明な流体の性質を調べるに は、何をどのように目に見える形にするかが重要 です。本研究室では、航空機の排気噴流、自動車 周りの流れ、群集の流れなど、身の周りの様々な 流れを実験や数値シミュレーションで可視化す る方法を研究しています。 キーワード 7-23 ●ディーゼルエンジン ●燃焼排出物 関連分野 ●物理学・応用物理学 理工学部 電子・機械工学系 小平 和仙 講師 博士(工学) まさに走る研究室! レーシングカーを題材として、車を構成する全て の部分について自由な発想によって実践的な研 究開発を進めています。内容はシミュレーション や設計だけにとどまらず、実際に車を作って走 行し、評価をすると言った一連の開発作業を行 います。 キーワード ●自動車 ● Formula SAE キーワード 鳩山 自動車工学研究室 36 7-22 関連分野 ●電気工学・電子工学 ●ロボット・制御工学 ●流体工学 ●可視化技術 関連分野 ●物理学・応用物理学