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フォトスパイダーマン3

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フォトスパイダーマン3
株主の皆様へ
株主の皆様には、ますますご清栄のこととおよろこび申しあげます。
私どもは、ソニーの経営を引き継いだ2005年度から3ヵ年の中期経営計画の中で、ソニーグループ全体の競
争力と収益力の向上および経営体質強化に向けた諸施策を着実に実行してまいりました。この結果、中期経営
計画の最終年度にあたる2007年度
(2007年4月1日から2008年3月31日まで)は、エレクトロニクス分野の業績は
営業利益が過去最高となるなど大幅に回復するとともに、グループ内でのさまざまな事業の連携・融合も成果
をあげ、連結売上高・当期純利益ともに過去最高を記録することができました。
なお、当年度の業績等を勘案し、2008年度の年間配当金につきましては、当年度の1株につき25円に対して、
普通配当として15円増配して年間40円とさせていただく予定です。さらに、当年度においては、ソニーフィナ
ンシャルホールディングス㈱が東京証券取引所への上場を果たし、また、ソニーグループの連結当期純利益が
過去最高を達成することができましたので、株主の皆様のご支援にお応えするため、2008年度中間期に特別配
当10円を実施することといたします。この結果、2008年度の年間配当金は計50円(中間30円、期末20円)となる
予定です。
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今後につきましても、事業環境の変化に柔軟に対応できる強固な経
営体質の構築を図り、業績の一層の向上に全力を尽くしてまいる所存
でございますので、株主の皆様におかれましては、なにとぞ引き続き
ご支援を賜りますようお願い申しあげます。
2008年5月
代表執行役 会長 兼 CEO
代表執行役 社長 兼 エレクトロニクスCEO
ハワード・ストリンガー
中鉢 良治
株主の皆様へ
目 次
……………………………………
1
取締役および執行役
業績ハイライト ……………………………………
3
CSR
(企業の社会的責任)
の取り組み
ビジネス別営業の概況 ……………………………
6
株式の状況
主要連結財務データ
…………………………… 17
…………………………… 18
………… 19
……………………………………… 21
株主メモ …………………………………………… 22
2
業績ハイライト
2007年度連結業績
売上高および営業収入
営 業 利 益
税 引 前 利 益
持分法による投資利益
当 期 純 利 益
8兆 8,714億円 ( +6.9%)
3,745億円 ( +421.9%)
4,663億円 ( +357.0%)
1,008億円 ( +28.2%)
3,694億円 ( +192.4%)
*( )は前年度比
当年度の連結業績については、売上高および営業収入(売上
高)
、税引前利益、持分法による投資利益ならびに当期純利益が
過去最高を記録し、営業利益は史上2番目の高水準となりました。
当年度の売上高は、エレクトロニクスおよびゲーム分野で売上
が拡大し、前年度に比べ6.9%増加しました。
利益面では、金融分野が日本の株式相場下落の影響で減益と
なったものの、エレクトロニクス分野が大幅な増益となり、ゲーム
分野も営業損失が大幅に縮小したことから、営業利益は前年度
に比べ5.2倍となりました。
なお、当年度の営業利益には、旧本社跡地の一部の売却益607億
円
(前年度は217億円)
をはじめ、長崎での半導体製造事業に関
する設備等やドイツ・ベルリン市の都市型複合施設「ソニー・セン
ター・アム・ポツダマープラッツ」
(ソニーセンター)の売却にとも
なう一時的な利益が含まれています。
当期純利益は、ソニーフィナンシャルホールディングス㈱の上
場にともなう株式の募集および売出しにより持分変動益810億
円を計上したこと、前年度の為替差損に対し当年度は為替差益
を計上したことなどにより営業外収支が大幅に改善し、前年度
に比べ2.9倍となりました。
2007年度期末配当金
2008年5月14日開催の取締役会決議により、前年度と同額の1株
につき12円50銭とし、本年6月2日を支払開始日とすることを決
定しました(年間配当金は25円となります)。
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営業利益
売上高
(億円)
100,000
80,000
0:22:51
当期純利益
(億円)
(億円)
4,000
4,000
3,000
3,000
2,000
2,000
1,000
1,000
60,000
40,000
20,000
0
2005 2006 2007
0
2005 2006 2007
0
2005 2006 2007
4
売上高構成比
ビジネ ス 別
その他
金融
地域別
3.5%
6.2%
オーディオ
(9%)
9.7%
映画
66.9%
2007年度
13.7%
25.5%
ビデオ
(22%)
その他
地域
テレビ
(23%)
23.2%
2007年度
エレクトロニクス
ゲーム
日本
情報・通信(19%)
半導体(4%)
26.2%
コンポーネント
(14%)
米国
欧州
その他(9%)
25.1%
(注1)ビジネス別および地域別の売上高構成比は、外部顧客に対する売上高にもとづいて算出したものです。
(注2)地域別の売上高構成比は、顧客の所在国別に表示されています。
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5
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地域別
2006年度
ビジネス別営業の概況
以下の説明における各分野の売上高はセグメント間取引消去前のもので、各分野の営業利益(損失)は配賦不能費用控
除・セグメント間取引消去前のものです。
売上高
営業利益(損失)
2006年度
2007年度
億円
億円
増減率
2006年度
%
2007年度
億円
億円
増減率
%
■ エレクトロニクス
60,724
66,138
■ ゲーム
10,168
12,842
+8.9
+26.3
9,663
8,579
- 11.2
427
540
6,493
5,811
- 10.5
841
226
- 73.1
3,551
3,822
+7.6
289
502
+73.9
(7,642)
(8,479)
(122)
161
−
82,957
88,714
3,745
+421.9
■ 映 画
■ 金 融
■ その他
■ 配賦不能費用控除・
セグメント間取引消去
■ 連 結
−
+6.9
1,605
3,560
(2,323)
(1,245)
718
+121.8
−
+26.5
6
エレクトロニクス分野
テレビ、ビデオ、オーディオ、情報・通信、コンポーネント、半導体などから
構成されています。
売上高(6兆6,138億円) 前年度比8.9%の増加
・ 外部顧客に対する売上は前年度比9.0%の増加
「BRAVIA」
、PC
「VAIO」
、デジタルカメラ
「サ
・ 製品別では、液晶テレビ
イバーショット」などが増収、市場縮小にともない事業撤退を決定し
た液晶リアプロジェクションテレビなどが減収
営業利益(3,560億円) 前年度比121.8%の増加
売上高
・ 売上の増加やユーロに対する円安によるプラスの影響などにより増益
「VAIO」
、デジタルカメラ
「サイバーショット」
、ゲー
・ 製品別では、PC
ム分野向け半導体の売上が増加したシステムLSI、高付加価値モデル
の売上が増加したビデオカメラ
「ハンディカム®」などが増益、単価下
落の影響があった液晶テレビ
「BRAVIA」
などは損益が悪化
・ 前年度において、ソニー製電池セルを使用したノートPC用電池パッ
クの、一部のノートPCメーカーによる自主回収、ならびにソニーお
よび一部のPCメーカーによる自主交換プログラムに関わる費用の引
き当て512億円の計上
(当年度に157億円の戻し入れ)があったことも
増益の要因
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3,560
66,138
60,724
営業利益
1,605
2006
2007
2006
2007
(単位:億円)
7
7
2008/05/17
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製品ラインアップ 製品の詳細につきましては、ソニー製品情報ウェブサイト(http://www.sony.jp/)をご覧ください。
KDL­46F1と壁よせスタンド
(別売)
の組み合わせ
液晶テレビ
「BRAVIA」
過去に販売したブラウン管テレビを回収して得た
プラスチック廃材および部品梱包に使用した発泡
スチロール廃材から、質の高い難燃性ポリスチレ
ン材料を再生し、部品に再利用した自社循環材
使用モデルを含む、全11機種
(16V型∼52V型)
を
発売しました。全機種において従来に比べ大幅
な低消費電力化を達成しています。
ビデオカメラ AVCHD メモリースティック
「ハンディカム®」HDR­TG1
軽くて丈夫なチタンボディを民生用ビデオカメラ
に初めて採用した、ハイビジョン撮影が可能な世
界最小・最軽量*のビデオカメラです。
「クリアビッ
ドCMOSセンサー」
を搭載し、高精細な動画・静
止画をメモリースティックに記録できます。
*1080i方式ビデオカメラレコーダーとして
(2008年4月発表時点)
デジタルカメラ
「サイバーショット」DSC­W170
夜景や逆光など撮影の難しいシーンを自動認識
する
「おまかせシーン認識」機能や、子供と大人の
顔を自動判別する新「スマイルシャッター」機能を
搭載したほか、広角28mmながら光学5倍ズーム
を実現しました。
8
写真下:「ウォークマン®」NW­A820シリーズ
ブルーレイディスクレコーダー BDZ­A70
PC「VAIO」type C VGN­CRシリーズ
高画質・高音質での録画・再生に
加え、内蔵HDDに録画した番組を
手軽に
「ウォークマン®」
やPSP®「プ
レイステーション・ポータブル」、
携帯電話に持ち出して外出先で視
聴する新しい映像の楽しみ方を提
案します。
8つのスタイルから選べるtype C
は、14.1型ワイド液晶を搭載しなが
らも、最薄部21mmとスリムでコン
パクトなPCです。本体の色に合わ
せてアクセサリーのカラーコーディ
ネートができ、自分らしさを演出で
きます。
「ウォークマン®」
NW­A820シリーズ
約9.3mmの薄型ボディに2.4型液
晶を搭載し、Bluetooth®機能に対
応した本シリーズは、大画面でのビ
デオ再生に加え、
別売のBluetooth®
対応機器とワイヤレスで接続する
ことにより、音楽をよりスマートに
楽しむことができます。
レンズ交換式デジタル一眼レフカメラ
「α350」DSLR­A350
可動式の液晶モニターを見ながら、
光学ファインダー使用時と変わら
ず自由なアングルで撮影できる
「ク
イックAFライブビュー」
を搭載した
ほか、新開発の有効1420万画素
CCDと最適化された画像処理エン
ジンの組み合わせによる高画質撮
影を実現しました。
9
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9
有機ELテレビ XEL­1
ソニーが開 発した有 機ELパネル
「オーガニックパネル」を搭載し、
11V型で最薄部約3mmを実現した
有機ELテレビは、高コントラスト、
ピーク輝度、豊かな色再現性によ
り、自然界の美しさを忠実に描きだ
します。
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ステレオレコードプレーヤー
PS­LX300USB
USBケーブルでPCに接 続し、レ
コードから手軽に音楽を取り込ん
で、編集や保存ができます。お手
持ちの大切な思い出のあるレコー
ドのコレクションを、最新のデジタ
ルオーディオ機器で楽しめます。
デジタルフォトフレーム
「S­Frame」DPF­V900
高解像度「クリアフォト液晶」を搭
載し、デジタルカメラで撮影したお
気に入りの写真を、ご家庭やオフィ
スで手軽に表示して鑑賞できるほ
か、時計やスライドショーなど多彩
な表示を楽しめます。
0:22:57
パーソナルナビゲーションシステム
「nav­u」NV­U2
複雑な配線や接続を必要とせず、
「ピタッと吸盤」で簡単に装着でき
るポータブル・カンタンナビです。
ソニー独自の高性能測位システム
により、精度の高いナビ機能とポー
タブルならではの手軽さを両立し
ました。
ソニーは、HD
(High Definition)
/ハイビジョン対応商品の中でも一歩進んだ、よりきめ細やかな高画質映像を扱える商品群を広くとり揃えています。
Full HD 1080 は、垂直画素(走査線)数 1080画素(本)以上のHD映像を記録、編集または表示、再生可能な民生用ソニー商品を示しています。
10
ゲーム分野
㈱ソニー・コンピュータエンタテインメントによる家庭用ゲーム機およびソフト
ウェア事業で構成されています。
売上高(1兆2,842億円) 前年度比26.3%の増加
・ ハードウェアについては、
「プレイステーション 3」
(PS3)の売上が大幅
「プ
に増加したことに加え、軽量・薄型の新モデルが発売されたPSP®
レイステーション・ポータブル」
(PSP)
の増収により、分野全体で増収
・ ソフトウェアについては、PS3用ソフトウェアの貢献により増収
営業損失(1,245億円) 前年度比1,078億円の改善
・ PS3ハードウェアのコスト改善およびソフトウェアの売上の増加にと
もない、PS3ビジネスの損益が改善したこと、PSPビジネスが新モデ
ルの導入により好調だったことにより、分野全体で損失が大幅に縮小
・ 当年度下半期は黒字化を達成
12,842
10,168
△1,245
売上高
営業損益
△2,323
2006
2007
2006
2007
(単位:億円)
11
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11
2008/05/17
「プレイステーション 3」
PLAYSTATION®Store(PS3®)リニューアル
「プレイステーション・ポータブル」
(PSP2000シリーズ)
PSP®
HDD 40GB搭載のPS3の新色として
「サテン・シルバー」が登場。PS3な
らではのゲームはもちろんのこと、
ブルーレイディスクの映画ソフトや
ネットワークコンテンツなど、充実
したエンタテインメントをお楽しみ
いただけます。
PS3向けのオンラインサービスPLAYSTATION ®
Store
(PS3)を2008年4月にリニューアル。最新
タイトルの体験版をはじめ、ダウンロードゲー
ムや追加アイテム、初代PlayStationのゲームな
どをより快適にご利用いただけます。
軽量・薄型に進化したPSPを全7色のカラーバリ
エーションで展開。ゲームソフトの拡充や本体機
能の拡張により、PSPの楽しみ方が一段とひろが
り、幅広いユーザーの皆様から高い支持をいた
だいています。
(CECHH00 SS)
0:23:01
*製品・サービスの詳細につきましては、プレイステーション®オフィシャルサイト(http://www.jp.playstation.com/)をご覧ください。
©2008 Sony Computer Entertainment Inc. All rights reserved.
Design and specifications are subject to change without notice.
12
米国を拠点とするソニー・ピクチャーズエンタテインメントによる映画および
テレビ番組などの事業で構成されています。
映画分野
売上高(8,579億円) 前年度比11.2%の減少
・ 当年度に公開された映画作品本数の減少にともない、映画作品の売上
が減少したことにより、分野全体で減収
、
「007/カジノ・ロワイヤル」など、過年度に公
・「ゴーストライダー」
開された映画作品のDVDソフト収入およびテレビ局向け売上は増加
・ 過去における映画作品やテレビ番組のライセンス供与先に対する破産
債権を売却したことも分野全体の売上に貢献
・ 当年度に公開され、劇場興行収入・DVDソフト収入に貢献した映画作
品:
「スパイダーマン3」
、
「スーパーバッド」
など
540
9,663
8,579
427
売上高
営業利益(540億円) 前年度比26.5%の増加
・ 過年度に公開された映画作品がDVDソフト市場およびテレビ局向け市
場において好調だったこと、上記の破産債権の売却などにより増益
営業利益
2006
2007
2006
2007
(単位:億円)
13
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13
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ユー・ドント・メス・ウィズ・ザ・ゾーハン
ハンコック
007/クォンタム・オブ・ソラス
© 2007 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.
© 2007 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.
© 2008 Danjaq, LLC, United Artists Corporation and Columbia
Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.
イスラエルの兵士だった男が夢を叶えるためアメリ
カに降り立ちます。その夢とは、
「ニューヨークで
ヘアスタイリストになること」
。さまざまなトラブル
に立ち向かう男を描くコメディーです。
数えきれないほどの生命を救いながらも、そのたび
にさまざまな問題を引き起こしてしまう超人、ハン
コック。そんな彼が、「ヒーローではなくトラブル
メーカー」
という人々の評価を変えるため、自分を見
つめなおし成長していくドラマです。(2008年8月
日本公開予定)
前作
「007/カジノ・ロワイヤル」
に続いてダニエル・
クレイグがジェームズ・ボンドを演じる、
「007」
シリー
ズの22作目です。裏切りや謀略が交錯するなか、真
実を解明するため仲間とともに世界を駆け巡るアク
ション超大作です。
(2009年1月 日本公開予定)
0:23:04
14
ソニー生命保険㈱(ソニー生命)、ソニー損害保険㈱、ソニー銀行㈱を傘下におく
ソニーフィナンシャルホールディングス㈱および㈱ソニーファイナンスインター
金融分野
ナショナルによる金融事業で構成されています。
金融ビジネス収入(5,811億円) 前年度比10.5%の減少
・ ソニー生命の減収により、分野全体で減収
・ ソニー生命の収入は、保有契約高の堅調な推移により保険料収入は増
5,811
加したものの、日本の株式相場が大幅に下落した結果、特別勘定にお
ける運用損失の計上、一般勘定における転換社債の評価損益の悪化・
株式の減損の計上があったことにより減収
841
6,493
金融ビジ
ネス収入
営業利益
226
営業利益(226億円) 前年度比73.1%の減少
2006
・ ソニー生命の損益が上記の要因により悪化し、分野全体で減益
2007
2006
2007
(単位:億円)
*2007年10月11日、ソニーフィナンシャルホールディングス㈱の普通株式が
東京証券取引所市場第一部に上場されました。同社は、上場後もソニー㈱
が株式の60%を所有する連結子会社です。
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その他
15
15
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0:23:08
㈱ソニー・ミュージックエンタテインメント( SMEJ )による音楽制作事業、
によるネットワークサービス関連事業、
ソネットエンタテインメント㈱
(So-net)
広告代理店事業などで構成されています。
売上高(3,822億円) 前年度比7.6%の増加
・ 当年度に買収した米国の音楽出版会社の売上寄与、著作権侵害にともな
う賠償金請求に関する和解金の受領、SMEJにおける増収、So-netにお
ける光ファイバーを中心とするブロードバンド接続サービスの課金収入
の増加などにより増収
・ SMEJの 当 年 度 の 売 上 に 貢 献 し た 音 楽 作 品 :ORANGE RANGEの
「ORANGE」
および
「RANGE」
、平井堅の
「FAKIN POP」
、YUIの
「CAN T
BUY MY LOVE」
など
3,551
289
売上高
営業利益
2006
営業利益(502億円) 前年度比73.9%の増加
・ ソニーセンターの売却益100億円の計上、上記の著作権侵害にともなう
賠償金請求に関する和解金の受領、ソニー・エリクソン・モバイルコ
ミュニケーションズからの商標権使用料収入の増加などにより増益
502
3,822
2007
2006
2007
(単位:億円)
16
主要連結財務データ
2005年度
売上高および営業収入
2006年度
百万円
2007年度
百万円
百万円
7,510,597
8,295,695
8,871,414
営業利益
226,416
71,750
374,482
税引前利益
286,329
102,037
466,317
当期純利益
123,616
126,328
369,435
122.58
126.15
368.33
設備投資額
384,347
414,138
335,726
研究開発費
531,795
543,937
520,568
基本的1株当り当期純利益 (円)
総
資
産
10,607,753
11,716,362
12,552,739
純
資
産
3,203,852
3,370,704
3,465,089
1株当り純資産(円)
3,200.85
3,363.77
3,453.25
17
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2008/05/17
0:23:08
取締役および執行役(2008年5月1日現在)
取締役
Howard Stringer
ハワード・ストリンガー
中 鉢 良 治
井 原 勝 美
*岡 田 明 重
*小 林 陽太郎
*橘・フクシマ・咲江
*宮 内 義 彦
*山 内 悦 嗣
* Peter Bonfield
ピーター・ボンフィールド
*住 田 笛 雄
*張 富士夫
*安 田 隆 二
執行役
代表執行役
会 長
※ Howard
代表執行役
社 長
※中 鉢 良 治
代表執行役
副社長
執 行 役
副社長
中 川 裕
執 行 役
EVP
大根田 伸 行
執 行 役
EVP
木 村 敬 治
執 行 役
EVP
(CEO)
(エレクトロニクスCEO)
(コンスーマープロダクツグループ担当)
(セミコンダクタ&コンポーネントグループ担当)
(CFO)
(技術戦略、知的財産、エレクトロニクス事業戦略担当)
(ジェネラル・カウンセル)
Stringer
ハワード・ストリンガー
※井 原 勝 美
Nicole Seligman
二コール・セリグマン
(注)※は取締役を兼務する者です。
(注)*は会社法第 2条第 15号に定める社外取締役です。
18
CSR(企業の社会的責任)の取り組み
ソニーのCSRの考え方
ソニーは、コーポレートガバナンス(企業統治)
・コンプライア
ンス(法令その他の規範を遵守すること)
・品質管理体制の強化、
環境保全活動、健全な雇用・労働環境の実現、社会貢献活動な
どを通じて、For the Next Generation(次世代のために)の精神
のもと、グループ全体でCSR活動に取り組んでいます。
2007年度は、小・中学生向けに、ノーベル化学賞受賞者の白川英樹
先生を塾長に科学を学ぶ
「科学の泉 −子ども夢教室」
を
(財)
ソニー教
育財団が実施したほか、
(財)
ソニー音楽芸術振興会では、子どもたちに
贈るスペシャル・コンサート・シリーズの一環として、
「三世代で聴く、
イ・
ムジチの 四季 演奏会」
を開催しました。
また、中国の高校生に日本への理解を深めてもらうことを目的とする
社会貢献プログラム
「Sony Student Project Abroad (China)」
(中
地域社会とのかかわり
国名称:中国青年学生索尼訪日代表団)
を2006年に開始、2回目とな
る2007年度は、北京、杭州、成
ソニーは、事業活動を行う世界の各地域において、ソニーが得意とす
都の高校生30人を東京に招き、
る分野で時代や社会のニーズに応えることを社会貢献活動の方針とし、
日本の高校生との交流、社員宅で
ソニーグループ各社・各事業所、ソニーグループが支援する財団におい
のホームステイ、リサイクル工場
て、教育や科学、芸術などを中心にそれぞれの地域社会の特性を生かし
の見学など環境問題や日本への
た活動に取り組んでいます。
理解を深めてもらうためのプログ
ラムを実施しました。
19
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19
環境問題への取り組み
2008/05/17
0:23:10
ソニーは製品が環境に与える負荷を低減させるために、動作時・待機
時消費電力や資源使用量の削減、化学物質の管理にも取り組んでいま
ソニーは、持続可能な社会の実現に貢献するため、「ソニーグループ
す。資源使用量の削減では、リサイクル回収されたソニー製ブラウン管
環境ビジョン」
を制定し、グループ全体で環境経営を推進しています。
テレビのプラスチックを取り出して高品質のプラスチックに再生し、
グローバルで統合された環境マネジメント体制を構築することにより、
2008年春モデルより、液晶テレビ
「BRAVIA」
の部品として使用してい
世界規模で統一した環境目標の進捗を把握し、効率的な管理を行って
ます(8ページの製品ラインアップ参照)。
います。
またソニーは、事業所においても省エネルギー化や資源の有効活用
2008年2月に、ソニーは自然保護NGO(非営利組織)
であるWWF
などを推進しており、例えば国内の再生可能エネルギーについては、
(世界自然保護基金)
と共催で、「ク
2006年から2007年までの1年間で契約量は6倍に増えました。ソニー
ライメート・セイバーズ東京サミット
セミコンダクタ九州㈱熊本テクノロジーセンター(熊本テック)
では、従
2008」
(写真)
を開催しました。この
来比で2.4倍のエネルギー効率の高効率冷熱源システムを導入すると
イベントで、ソニーは他の11企業と
同時に、年間を通じて工場全体のエネルギー効率を最大限に高められ
共同で、さらなる温暖化防止活動へ
るような制御システムを新たに開発しました。これらの取り組みにより、
の決意を表明する
「クライメート・セ
熊本テックは
「第4回日経ものづくり大賞」
を受賞しました。「環境配慮」
イバーズ東京宣言」
に署名しました。
を理由として受賞するのは熊本テックが初めてです。
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株式の状況(2008年3月31日現在)
発行可能株式総数
3,600,000,000株
発行済株式の総数
単 元 株 式 数 : 100株
1,004,443,364株
株主数
上場証券取引所 :(国内)東京・大阪
(海外)ニューヨーク・ロンドン
638,945名
株式の所有者別状況
2005年度
2006年度
(2006年3月31日現在)
外
千株
名
千株
50.1
(2008年3月31日現在)
名
千株
名
人
502,219
1,375
528,218
1,380
508,166
1,371
金 融 機 関
184,832
293
198,776
269
216,108
297
個人・その他
270,118
712,033
231,442
624,770
234,246
633,045
一 般 法 人
35,031
4,650
33,163
4,054
31,101
4,108
証 券 会 社
9,479
98
11,297
81
14,822
124
1,001,680
718,449
1,002,897
630,554
1,004,443
638,945
合
国
2007年度
(2007年3月31日現在)
計
18.5
27.0
3.5
2005年度
0.9
52.7
19.8
23.1
50.6
21.5
23.3
3.3
2006 年度
1.1
3.1
2007年度
1.5
外国人
金融機関
個人・その他
(%)
一般法人
証券会社
21
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株主メモ
株式事 務 に 関 す る お 問い合わせ先
三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
〒137-8081 東京都江東区東砂7丁目10番11号
a0120-232-711(通話料無料)
*変更届(ご住所・お届出印・姓名など)
、配当金振込指定書、単元未満株式の買取請求書、株式名義書換請求書
等のご請求につきましては、以下の電話
(音声テープにてご案内します)
およびホームページでも受付けています。
a0120-244-479(通話料無料) ホームページ:http: //www.tr.mufg.jp/daikou/
(証券保管振替制度をご利用の方は、お取引口座のある証券会社等へご照会ください)
企業情 報 な ど に 関 す るお問い合わせ先
ソニー株式会社 IR部
〒108-0075 東京都港区港南1丁目7番1号
2008/05/17
0:23:10
投資家情報ウェブサイト
http://www.sony.co.jp/IR/
トップマネジメントからのメッセージやソニーグ
ループ の 事 業 紹 介をはじめ、業 績 や 新 製
品・新技術などの情報をタイムリーに提供し
ています。
CSR・環境・社会貢献ウェブサイト
http://www.sony.co.jp/csr/
CSR(企業の社会的責任)に関する具体的
な活動や取り組みを紹介しています。
0570-010-222(株主様専用ナビダイヤル)
*受付時間 9:30∼17:30(土日祝日および会社休業日を除く)
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