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着メロ競売2250万2000円

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着メロ競売2250万2000円
東京都のインターネット公売に「着メロ」商標権
東京都主税局は、インターネット公売物件として「着メロ」という商標権への入札募
集を開始した。
今回、公売物件となっているのは、「着メロ」という商標権。商標登録番号が第
4707135号(幅広い製品を対象にした商標)のものと、第4194385号(携帯・PHSや電
話、コンピュータを対象にした商標)のものの2つが公売にかけられている。見積価額
(落札に必要な最低価格)は、第4707135号が43万円、第4194385号が157万円。
かつては、アステルブランドでPHSサービスを展開していたTTNet(当時)の商標だっ
たが、同サービスの買収にともない、YOZANが商標権を継承している。特許庁の商標
検索サービスによれば、どちらもYOZANが保有していることになっている。
一般に、公売物件は、税滞納により差し押さえられた財産ということになる。東京都
主税局によれば、商標権が都の公売にかけられるのは珍しいとのことで、担当者の
知る限り、今回が初めてという。公売にかけるにあたり、商標権や特許権に詳しい弁
理士といった専門家による鑑定をあおぎ、見積価格が算出されている。主税局では、
今回の物件について「どういった税目の滞納か、どの個人・法人が所有していたもの
か、明らかにできない」としている。
着メロ/チャクメロ
第9類、第35類、第36類、第38類、第41類、第42類、第45類
第4707135号、見積価格43万円
第4194385号、見積価格157万円 第38類
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「着メロ」の商標権、ビジュアルアーツが落札
東京都主税局からインターネット公売で入札募集が行われていた「着メロ」という
商標権について、ビジュアルアーツが落札していたことがわかった。
「着メロ」という商標権は、2月中旬、東京都のインターネット公売で出品された。
商標登録番号が第4707135号(幅広い製品を対象にした商標)のものと、第
4194385号(携帯・PHSや電話、コンピュータを対象にした商標)のものの2つが公
売にかけられており、どちらもYOZANが商標権を保有していた。
今回の入札は、3月8日13時が締切となっており、締切間際の8日12時50分前後
から入札価格が高騰。最終的にはビジュアルアーツが第4707135号を1600万
1000円で、第4194385号を950万1000円で落札。落札額は、2つあわせて計
2550万2000円となった。
アダルト向けゲーム開発・販売を手がけるビジュアルアーツでは、携帯電話向け
サイトも運営しており、同社開発ゲームに関連するコンテンツを配信している。携
帯電話向けコンテンツに注力する中で、「着メロ」という商標権が生きてくると判断
した、と取得の背景を説明する。携帯向けコンテンツの中で、着信メロディは、古く
からあるジャンルだが、同社では「入札価格は当社社長の馬場が判断した。一般
名詞として成り立っている用語を中小企業が一から作るのは難しいが、そういっ
た商標を入手できることは企業価値向上に繋がるとも言える」としている。
2500万円強で取得された商標権だが、ビジュアルアーツでは、利用料を徴収し
たり、利用を制限したりする考えは全くないという。ただし、表記ルールなどを今後
検討し、まとまり次第、同社Webサイトで案内していく方針。
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