Comments
Description
Transcript
平成28年9月期ミニディスクロージャー誌
さくらの街REPORT 2016 平成28年度上半期 (平成 28 年 8 月 笑顔満開 経 営 情 報 連携協力に関する協定書 調印式) ずっとかわらぬ思いやり 目 次 目 次 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 ごあいさつ・上半期の業績について ・・・・・・・・・・・・・ 2 預金、貸出金の推移 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 決算損益の推移 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 自己資本比率・自己資本額の推移 ・・・・・・・・・・・・・・ 5 不良債権残高・不良債権比率の推移 ・・・・・・・・・・・・・ 5 主要経営諸指標 ・・・・・・・・・・・・・・・・6・7・8・9 金融再生法開示債権及び同債権に対する保全額 ・・・・・・ 9 地域貢献 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 地域密着型金融の推進 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 文化的、社会的貢献 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 若手経営者の会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 チャリティーゴルフ大会 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 第一勧業信用組合との連携 ・・・・・・・・・・・・・・・ 14 お客さまへ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 1 ご あ い さ つ 皆さまには平素より「さくらの街信用組合」に格別なご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。 本年も、平成28年9月期の業務内容をまとめたミニ・ディスクロージャー誌を作成いたしました。 本誌をご高覧いただき、当組合へのご理解を深めていただければ幸甚に存じます。 私どもの地域においては、政府・日銀の積極的政策にもかかわらず、景況感の改善が進んでおらず、 高齢化と人口減少も続いているのが現状です。 このような中において、 「さくらの街信用組合」では地域経済への一層の貢献を図るべく、8月に東 京の第一勧業信用組合様と連携協定を結び、首都圏での地元産品のPRやビジネスマッチング等に積極 的に取組んでおります。 これからも、地元の金融機関として地域への一層貢献するべく、さまざまな取組みを行うとともに、 不祥事件の再発防止に向け、法令等遵守態勢の強化に役職員全員で取組んでまいります。今後とも、皆 さまにおかれましては、一層のご指導・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。 理事長 長谷川信一 上半期の業績について 平成 28 年度上期の日本経済全般の動向は、政府や日銀による各種施策により個人消費や設備投 資等の内需関連に一部弱含みは見られるものの、総体的には緩やかな回復基調となっております。 しかしながら、地域においては依然として厳しい環境下が続いており、地域経済の改善にはある程 度の時間を要すものと予想されます。このような状況の下、当組合における上半期の業績は預金残 高で 54,122 百万円、貸出金残高は 29,219 百万円となりました。また、収益面においては日銀 のマイナス金利等の金融政策による市場金利の低下が影響を及ぼし、貸出実行金利は低下し貸出金 利息収入を含めた資金運用収益は 385 百万円となり、前年同期比で 37 百万円減収いたしました。 一方、費用面においては経費等の抑制策が奏功し、前年同期比で 28 百万円縮小し業務費用は 446 百万円となりました。その結果、平成 28 年 9 月期においては、臨時収益もあり中間純利益は 3 百万円の計上となりました。 2 預金、貸出金の推移 預金は「キャンペーン預金」が好評で順調に増加し、前期末比では約14億円 (2.54%)増加しました。 預 金 (億円) 550 600 546 543 550 527 541 500 450 400 350 300 250 200 150 100 貸 出 平成26年9月 平成27年3月 平成27年9月 平成28年3月 平成28年9月 貸出金は個人向け融資が増加し、前期末比では約4千万円の増加となりまし た。 金 (億円) 311 313 293 300 291 292 250 200 150 100 50 0 平成26年9月 平成27年3月 平成27年9月 3 平成28年3月 平成28年9月 業 務 純 益 日銀のゼロ金利政策の影響により、貸出金利回の低下と有価証券運用利回の低下 で資金運用収益は計画を下回りました。 1年間の計数です 半年間の計数です (百万円) 70 60 50 30 40 20 30 -27 -27 20 0 10 0 -10 -20 -30 平成2 6 年9 月 平成2 7 年3 月 平成2 7 年9 月 平成2 8 年3 月 平成2 8 年9 月 (注)業務純益とは、預金・貸付・為替業務など金融機関の基本的な業務の成果を示す指標です。 具体的には、貸出金、預け金、有価証券の受取利息と手数料収入等から、預金利息、支払手数料、一般貸倒 引当金、経費等を差し引いたもので、一般企業の営業利益に該当します。 経常利益、当期純利益・中間純利 益 資金運用収益は前年同期比で 37 百万円減少しましたが、費用面 は、経費等の抑制策が奏功し、前年同期比で 28 百万円縮小し、 経常利益 3 百万円の計上となりました。 1年間の計数です 半年間の計数です 経常利益 (百万円) 当期純利益 60 20 8 6 22 22 2 -257 6 -204 3 3 -20 -60 -100 平成2 6 年9 月 平成2 7 年3 月 平成2 7 年9 月 平成2 8 年3 月 平成2 8 年9 月 (注)「経常利益」とは、業務純益から個別貸倒引当金、貸出金償却等の臨時的費用を差し引き、株式売却益 等の臨時的収益を加えた利益で、経営成績の実態を最も反映した計数です。「当期純利益」とは、経常利益か らその年限りの特別な利益・損失や、法人税等を加減した最終的な利益です。 4 自己資本比率は金融機関への預け金が増加したことからリスクアセット額が増 加し、前期末比 0.45%減少しました。 自 己 資 本 (百万円) 自己資本 1,900 自己資本比率 1,809 1,760 9.00% 1,700 1,497 1,500 1,548 1,501 8.00% 1,300 1,100 7.40% 7.36% 7.00% 6.74% 900 6.40% 6.29% 6.00% 700 5.00% 500 平成2 6 年9 月 平成2 7 年3 月 平成2 7 年9 月 平成2 8 年3 月 平成2 8 年9 月 (注)「自己資本比率」とは、金融機関の体力を示す重要な指標であり、当組合では国内のみで営業を行う金 融機関に必要とされる4%(国内基準)を大きく上回っています。自己資本とは、組合員からの出資金と内 部留保の積上げである積立金等及び一般貸倒引当金で構成されております。 不 良 債 権 不良債権残高は 1,972 百万円で不良債権比率は 6.74%です。 お取引先の経営改善支援に積極的に取り組んでおります。 (百万円) 2,500 2,100 10.00% 不良債権 2,070 不良債権比率 1,985 1,913 1,904 1,972 9.00% 8.00% 1,700 6.63% 1,300 6.32% 6.74% 6.50% 6.51% 7.00% 6.00% 900 5.00% 500 4.00% 平成26年9月 平成27年3月 平成27年9月 平成28年3月 平成28年9月 (注)不良債権とは、金融機関が融資したお金のうち、回収できなくなったり、回収できなくなりそうなお 金のことです。不良債権の開示金額は、差し入れられた担保などを控除する前の金額で表していますので、 公表された金額すべてが回収不能になるわけではありません。 5 主要経営諸指標 1.貸借対照表 (単位:千円) 資産の部 科目 平成27 年 9 月期 現金 預け金 有価証券 貸出金 その他資産 有形固定資産 無形固定資産 繰延税金資産 債務保証見返 貸倒引当金 平成 28 年 9 月期 科目 平成28 年 3 月期 3,372,281 915,349 1,167,368 17,488,079 21,169,740 17,387,194 5,664,292 4,052,261 6,303,113 29,353,690 29,219,688 29,179,063 368,684 354,081 355,640 預金積金 借用金 その他負債 賞与引当金 退職給付引当金 534,542 522,149 526,137 役員退職慰労引当金 7,090 6,128 6,517 4,764 - - (うち個別貸倒引当金) 資産の部合計 負債及び組合員勘定の部 その他の引当金 繰延税金負債 債務保証 3,555 2,951 3,255 △327,331 △271,604 △301,067 負債計 △255,688 △238,910 △227,263 (純資産の部) 出資金 利益剰余金 組合員勘定合計 56,469,649 55,970,747 54,627,224 平成27 年 9 月期 平成28 年 9 月期 平成28 年 3 月期 54,680,223 54,122,058 52,777,158 135,000 125,000 130,000 83,847 69,555 94,078 11,290 10,755 - 46,868 42,986 44,788 17,942 2,130 4,575 5,237 4,400 5,505 11,003 16,972 14,633 3,555 2,951 3,255 55,007,284 54,418,988 53,085,192 663,413 661,081 661,025 747,663 804,542 800,989 1,411,076 1,465,623 1,462,014 その他有価証券評価差額金 21,807 56,849 50,732 評価・換算差額等合計 51,287 86,135 80,017 純資産の部合計 1,462,364 1,551,758 1,542,032 負債及び純資産の部合計 56,469,649 55,970,747 54,627,224 2.損益計算書 (単位:千円) 損失の部 科 目 利益の部 平成 27 年 9 月期 平成 28 年 9 月期 経常費用 資金調達費用 484,799 447,193 945,103 15,315 10,210 28,608 預金積金利息 14,369 9,324 26,745 借用金利息 914 855 役務取引等費用 59,682 その他業務費用 経費 その他の経常費用 貸倒引当金繰入額 科 平成 28 年 3 月期 目 平成27 年 9 月期 平成 28 年 9 月期 平成28 年 3 月期 487,389 450,657 951,631 422,873 385,264 824,893 375,662 346,844 742,482 1,800 経常収益 資金運用収益 貸出金利息 預け金利息 11,574 12,396 25,708 60,556 118,608 有価証券利息配当金 29,788 20,174 50,845 4,709 12,630 9,494 5,848 5,848 5,856 395,110 362,922 726,442 役務取引等収益 19,033 18,063 40,305 9,981 873 61,949 その他業務収益 31,993 15,404 47,918 - - - その他経常収益 13,488 31,924 38,514 - - 49,253 特別利益 20,951 110 73,111 利益合計 508,341 450,767 1,024,742 貸出金償却 その他 特別損失 9,981 873 12,695 280,982 21 282,797 法人税住民税及び事業税 - - 957 法人税等調整額 中間純利益 - - - △257,441 3,552 △204,115 508,341 450,767 1,024,742 その他の受入利息 (3月期は当期純利益) 合計 6 3.経営指標の推移 (単位:千円、人) 平成 27 年 9 月期 経常収益 業務純益 経常利益 当期純利益 利 益 平成 28 年 9 月期 平成 28 年 3 月期 487,389 △917 2,589 △257,441 450,657 △27,587 3,464 3,552 951,631 30,443 6,527 △204,115 54,680,223 29,353,690 5,664,292 56,469,649 1,462,364 54,122,058 29,219,688 4,052,261 55,970,747 1,551,758 52,777,158 29,179,063 6,303,113 54,627,224 1,542,032 663,413 661,081 661,025 82 82 82 (9 月は中間純利益) 預金積金残高 貸出金残高 有価証券残高 総資産額 純資産額 残 高 出資総額 職員数 4.諸利回・諸比率 (単位:%) 平成 27 年 9 月期 資金運用利回 経費率 資金調達原価率 総資金利鞘 預貸率(末残) 預証率(末残) 業務収支率 1.54 1.45 1.50 0.04 53.68 10.35 100.19 平成28 年 9 月期 平成28 年 3 月期 1.43 1.36 1.39 0.04 53.98 7.48 106.58 1.52 1.34 1.39 0.13 55.28 11.94 96.66 5.自己資本比率・自己資本額 (単位:千円・%) 平成 27 年 9 月 普通出資又は永久優先出資に係る組合員勘定 平成 28 年 9 月 平成 28 年 3 月 1,411,076 1,462,070 1,462,014 うち出資金及び資本剰余金の額 663,413 661,081 661,025 うち利益剰余金の額 747,663 800,989 800,989 うち、外部流出予定額(△) ― ― ― うち、上記以外に該当するものの額 - ― ― 71,642 32,694 73,803 71,642 32,694 73,803 ― ― - 16,395 10,542 14,573 コア資本に係る基礎項目の額 1,499,115 1,505,307 1,550,392 コア資本に係る調整項目の額 1,984 3,698 1,897 1,497,130 1,501,609 1,548,495 23,366,422 23,838,772 22,954,232 6.40 6.29 6.74 コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額 うち、一般貸倒引当金コア資本算入額 うち、適格引当金コア資本算入額 土地再評価額と再評価直前の簿価の差額の 45%に相当 する額のうち、経過措置によりコア資本に含まれる額 自己資本の額 リスク・アセット等計 自己資本比率 (注)上記は、平成 25 年金融庁告示第 6 号に基づき算出しております。なお、附則第 8 条第 9 項の適用により調整項目の額に算入されなかった 「経過措置による不算入額」は 10,201 千円となっております。 なお、平成 25 年 9 月期は、上記のとおり改正が行われたため、自己資本額、リスクアセット額、自己資本比率のみを記載しております。 7 6.資金運用状況 貸出金業種別残高・構成比 (単位:百万円・%) 平成27 年 9 月期 金額 構成比 製造業 農業、林業 漁業 鉱業、採石業、砂利採取業 建設業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業、郵便業 卸売業、小売業 金融業、保険業 不動産業 物品賃貸業 学術研究、専門・技術サービス業 宿泊業 飲食業 生活関連サービス業、娯楽業 教育、学習支援業 医療、福祉 その他のサービス その他の産業 小 計 地方公共団体 個人 合 計 平成28 年 9 月期 金額 構成比 平成28 年 3 月期 金額 構成比 2,260 382 ― 236 4,503 243 ― 567 1,732 112 569 ― 334 358 442 249 8 12 2,110 171 14,296 1,344 13,712 7.70 1.30 ― 0.80 15.34 0.83 ― 1.93 5.90 0.38 1.93 ― 1.13 1.22 1.50 0.84 0.02 0.04 7.18 0.58 48.70 4.58 46.71 2,305 362 ― 215 4,571 222 ― 527 1,629 111 695 ― 283 323 403 271 9 12 2,040 116 14,101 1,603 13,514 7.88 1.23 ― 0.73 15.64 0.76 ― 1.80 5.57 0.38 2.37 ― 0.96 1.10 1.38 0.92 0.03 0.04 6.98 0.39 48.25 5.48 46.25 2,229 379 - 228 4,447 236 - 529 1,793 113 613 - 297 339 410 249 7 12 2,069 150 14,108 1,523 13,546 7.64 1.29 - 0.78 15.24 0.81 - 1.81 6.14 0.38 2.10 - 1.01 1.16 1.40 0.85 0.02 0.04 7.09 0.51 48.35 5.22 46.42 29,353 100.00 29,219 100.00 29,179 100.00 資金運用勘定残高・構成比 (単位:千円・%) 金額 構成比 預け金 国債 地方債 短期社債 政府保証債・公社公団債 事業債 株式 その他の証券 貸出金 その他 21,168,284 1,696,420 432,003 - - 704,320 73,494 1,146,024 29,219,688 146,000 38.8 3.1 0.8 - - 1.3 0.1 2.1 53.5 0.3 合計 54,586,235 100.00 7.有価証券の状況 有価証券は保有目的に応じて①売買目的有価証券②満期保有目的の債券③子会社株式及び関連会社 株式④その他有価証券に区分して管理することになっております。 平成 28 年 9 月末の有価証券の時価と取得価額の差額は+78 百万円です。 有価証券の時価情報 「満期保有目的の債券で時価のあるもの」 (単位:百万円) 平成28 年 9 月期 貸借対照表 時価 (参考)平成27 年 9 月期 差額 貸借対照表 計上額 うち評価益 うち評価損 時価 差額 計上額 うち評価益 うち評価損 その他 100 102 2 2 0 200 203 3 3 0 合計 100 102 2 2 0 200 203 3 3 0 8 「その他有価証券で時価のあるもの」 (単位:百万円) 平成28 年 9 月期 貸借対照 取得原価 評価差額 表計上額 株式 債券 国債 地方債 短期社債 社債 外国証券 その他 合計 (参考)平成27 年 9 月期 貸借対照 うち評価益 うち評価損 取得原価 評価差額 表計上額 うち評価益 うち評価損 73 3,730 1,696 432 ― 704 897 146 68 3,622 1,631 388 ― 702 900 187 4 112 67 44 ― 2 △2 △40 7 124 67 44 ― 10 2 - 2 13 0 0 ― 8 4 40 77 5,172 2,764 412 ― 1,016 978 213 68 5,131 2,738 394 ― 1,002 1,000 242 9 40 29 18 ― 14 △21 △28 9 66 29 18 ― 16 1 1 0 25 0 0 ― 2 23 29 3,950 3,877 76 131 55 5,464 5,442 21 77 55 (注)1.評価損益は時価ベースで算出しています。 2.子会社、子法人等株式及び関連会社等株式は有りません。 3.時価のない有価証券のうち貸借対照表計上額は次のとおりです。 非上場株式(店頭売買株式を除く)46 百万円 8.金融再生法開示債権及び同債権に対する保全額(単体) 不良債権の状況について 平成 28 年 9 月中間決算における金融再生法に基づく開示債権残高(金融再生法開示債権)は、 1,972 百万円となっており、債権額に占める割合(不良債権比率)は 6.74%となりました。 (単位:百万円:%) 区分 破綻更生債権及び これらに準ずる債権 危険債権 要管理債権 不良債権合計 正常債権 合計 債権額 担保・保証等 貸倒引当金 保全額 保全率 (A) (B) (C) (D=B+C) (D/A×100) 平成27 年 9 月期 468 376 91 468 100.00 平成28 年 9 月期 466 380 86 466 100.00 平成27 年 9 月期 1,106 534 163 698 63.11 平成28 年 9 月期 1169 587 152 739 63.25 平成27 年 9 月期 337 105 16 122 36.15 平成28 年 9 月期 336 111 1 112 33.50 平成27 年 9 月期 1,913 1,016 272 1,289 67.38 平成28 年 9 月期 1,972 1,078 240 1,318 66.86 平成27 年 9 月期 27,474 平成28 年 9 月期 27,278 平成27 年 9 月期 29,387 平成28 年 9 月期 29,250 各計数は、単位未満を切り捨てて表示してあり ますので、合計が一致しない場合があります。 (注) 1. 「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」とは、破産、会社更生、再生手続等の事由により経 営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権です。 2. 「危険債権」とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪 化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権です。 3. 「要管理債権」とは、 「3ヵ月以上延滞債権」及び「貸出条件緩和債権」に該当する債権です。 4. 「正常債権」とは、債務者の財政状態及び経営成績に問題がない債権で、 「破産更生債権及びこ れらに準ずる債権」 、 「危険債権」 、 「要管理債権」以外の債権です。 5. 「担保・保証等(B) 」は、自己査定に基づいて計算した担保の処分可能見込額及び保証による 回収が可能と認められる額の合計額です。 6. 「貸倒引当金(C) 」は、 「正常債権」に対する一般貸倒引当金を控除した貸倒引当金です。 9 地 域 貢 献 当組合は、地域に最も身近な金融機関として、阿賀野市・五泉市・新潟市北区、新潟市秋葉区・新発 田市(旧豊浦町) ・北蒲原郡聖籠町・東蒲原郡阿賀町を営業地域とし、 「地域で生まれ、育てられ、そし て地域とともに歩む協同組織金融機関として、お客様とのふれあいを大切に、豊な地域社会づくりに貢 献する。」とした経営理念と相互扶助の精神のもと、地域の皆様一人ひとりの顔が見えるキメ細やかな お取引を基本とし、常に皆様の事業の発展や生活の向上に貢献するため、お客様の利益を第一に考え活 動しております。 融資を通じた地域貢献 地域からお預けいただいた預金は、地域経済の発展・活性化に資するために円滑な資金供給を行なう 形で地域社会に還元しております。 貸出金に関する事項「地域への資金供給の状況」 貸出金残高 29,219 百万円 預貸率 53.98 貸出金残高の内訳 事業性融資 個人向け融資 地方公共団体 5先 14,101 百万円 13,514 百万円 1,603 百万円 343 件 334 件 1,251 百万円 1,043 百万円 1,017 先 4,176 先 制度融資の状況 新潟県制度融資 各市町村制度融資 % 預金に関する事項「地域からの資金調達の状況」 預金残高 54,122 百万円 預金残高の内訳 当座・普通・通知・その他預金 定期預金 定期積金 15,632 百万円 32,825 百万円 5,663 百万円 資金(貸出金を除く)の運用状況 預け金残高 有価証券残高 4,052 百万円 国債 地方債 短期社債 社債 株式 その他の証券 21,169 1,696 432 - 704 73 1,146 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 地域密着型金融の推進 ■ 具体的な取組状況 ● お取引先企業の経営改善支援強化について お取引企業への経営支援につきましては、本部に再生支援部署(経営支援室)を設け、中小企 業診断士資格を有する職員を含む 2 名の専任職員を配置し、営業店と連携しながら経営改善支援 先への定期的な訪問を通して実態把握に努め、業績・財務内容の分析を行い、経営者との面談・ 意見交換の中でその企業が抱えている問題点を洗い出し、改善取組みへの共通認識のもとできめ 細やかな助言や指導を行うなど、資金支援だけでなく生きた支援の取組みも行っております。 ● 事業性評価に対する取組み 担保や保証に過度に依存することなく、企業の事業内容や成長可能性等を適切に判断した融資 を推進し、中小企業金融の円滑化に取組んでまいります。 10 ● キャッシュフロー重視の取組み 貸付条件変更申出があった場合には積極的に取組み、お客様と協議のうえキャッシュフローに 見合った条件変更に応じるなど柔軟性を持った取組みをいたしております。 また、顧客のライフステージに応じたコンサルティング機能や中小企業の経営改善・体質強化 へ向けて支援活動に積極的に取り組んでおります。 尚、平成 28 年 9 月末時点における、貸付条件の変更等申込み、実行等の実施状況(累計件数・ 累計金額)は以下のとおりです。 (単位:件・百万円) 平成 28 年 3 月末 平成 28 年 9 月末 債務者が中小企業者である場合 貸付債権の件数 貸付債権の金額 貸付債権の件数 貸付債権の金額 2,113 15,558 2,319 17,226 うち実行にかかる貸付債権 2,101 15,487 2,307 17,155 うち謝絶にかかる貸付債権 6 26 6 26 うち審査中の貸付債権 0 0 0 0 うち取下げにかかる貸付債権 6 44 6 44 貸付条件の変更等の申込を受けた貸付債権 平成 28 年 3 月末 平成 28 年 9 月末 債務者が住宅資金借入者である場合 貸付債権の件数 貸付債権の金額 貸付債権の件数 貸付債権の金額 41 402 42 411 うち実行にかかる貸付債権 39 373 40 382 うち謝絶にかかる貸付債権 1 19 1 19 うち審査中の貸付債権 0 0 0 0 うち取下げにかかる貸付債権 1 9 1 9 貸付条件の変更等の申込みを受けた貸付債権 文化的、社会的貢献に関する活動 若手経営者の会「ねくすとF.C.」 地域の活性化のため、また地域経済の将来を見据え、地元企業・事業先における若手経営者の育成を 目的として設立し、積極的な活動を行っている「ねくすとF.C.」の会員数は、平成 28 年 9 月現在 で 92 名となり、上半期の活動状況は以下の通りです。 1. 総会・新年会 ・平成 28 年 2 月 26 日(金) ・新年講演会 「指導者のマネジメントと経営者のコーチング」講座 ・講師 ブルボンウォーターポロクラブ柏崎監督 青栁 勧氏 ・会場 ガーデンホテル「マリエール」 2. 会員親睦ゴルフ大会 ・平成 28 年 4 月 9 日(土) ・会場 新津カントリークラブ 3. 研修会 ・平成 28 年 7 月 6 日(月) ・講演 「女性消費者マーケティング」講座 ・講師 グローカルマーケティング㈱ マーケティング支援部 副部長 玉木 南氏 ・会場 さくらんど会館 4. 研修会 ・平成 28 年 8 月 9 日(水) ・講演 「地域の活性化」講座 ・講師 新潟薬科大学応用生命科学部准教授 村瀬 博昭氏 ・会場 新津地域交流センター 11 参加者数 44 名 参加者数 30 名 参加者数 34 名 参加者数 42 名 5. 納涼会 ・平成 28 年 8 月 9 日(水) ・会場 「割烹 井浦」 ・内容 地元ビール・地元日本酒を味わう夕べ 参加者数 42 名 6. その他 ・五泉市「ひゃんで花火大会」および新潟市秋葉区「あきはなびまつり」への協賛を行っております。 総 会 「指導者のマネジメントと経営者のコーチング」講座 地域清掃・地元行事への参加 地域の一員として、皆様とのコミュニケーションづくりをめざし、全店を挙げて、積極的に地域清掃 や祭礼・行事等へ参加し地域の発展・活性化に努めております。 本 店 安田支店 笹神支店 豊栄支店 五泉支店 村松支店 本町支店 新津支店 本 部 全 店 ・清掃活動 ・清掃活動 ・清掃活動 ・清掃活動 ・清掃活動 ・清掃活動 ・清掃活動 ・清掃活動 ・清掃活動 ・行事参加 「店舗周辺の草取り、ゴミ拾い、清掃活動」 「店舗周辺のゴミ拾い、清掃活動」 「店舗周辺のゴミ拾い、清掃活動」 「店舗周辺のゴミ拾い、清掃活動」 「店舗周辺及び駅前の草取り、ゴミ拾い、清掃活動」 「商店街アーケード内、駐車場の清掃」 「店舗周辺及び商店街歩道の草取り、ゴミ拾い、清掃活動」 「店舗周辺歩道の草取り、ゴミ拾い、清掃活動」 「店舗周辺及び駅前の草取り、ゴミ拾い、清掃活動」 「2016 きなせやまつり・民謡流しに参加」 清掃活動 五泉きなせやまつり 12 チャリティゴルフ大会の開催 平成28年9月3日(土)に、チャリティゴルフ大会を新津カントリークラブ、笹神五頭ゴルフ倶楽部の2会 場において開催いたしました。参加者は324名(新津・186名、笹神五頭138名)であり、大変多くのプレ ーヤーが集い、存分にプレーを楽しみました。 尚、当日のチャリティ募金につきましては、地域の社会福祉事業に役立てていただくため、五泉市、阿賀 野市、新潟市秋葉区、新潟市北区の社会福祉協議会に、当組合からの寄附金も併せて贈呈をさせていただき ました。 五泉市社会福祉協議会 阿賀野市社会福祉協議会 新潟市秋葉区社会福祉協議会 新潟市北区社会福祉協議会 しんくみシルバー募金 「新潟県信用組合協会」及び「全国信用協同組合 連合会新潟支店」からの寄附金と当組合からの寄 附金を併せ「社会福祉法人 阿賀北総合福祉協会」 へ寄贈いたしました。 社会福祉法人 阿賀北総合福祉協会 13 第一勧業信用組合との連携協力に関する活動について 当組合は、平成28年8月10日(水)東京都内に26店舗を展開する第一勧業信用組合と、相互扶助の 精神に基づき、連携・協力して地域社会の発展や組合員の幸せに一段と貢献することを目的として、 「連 携協力に関する協定」を締結いたしました。 当組合と第一勧業信用組合は、この提携により両信用組合の組合員が行う事業の相互利用促進・販路 の拡大、利便性向上を支援し、地域の産業振興に寄与することにより地域貢献・活性化を図ってまいり ます。 尚、この提携の第一弾として、平成 28 年 9 月 23 日(金)に、第一勧業信用組合本店において地域 の物産を幅広く紹介しお取引先相互のビジネスマッチングやお取引先の交流の場とするため、「さくら の街物産フェア」を開催しました。 さくらの街物産フェア お 客 さ ま へ ATM のサービス拡充 ・さくらの街信用組合 店舗 お預入れ・お引出し・残高照会 電話番号 平日 土曜日 日曜・祝日 三が日・大晦日 店 阿賀野市中央町 1-9-1 0250-62-2880 8:45 ~19:00 9:00 ~19:00 9:00 ~19:00 9:00 ~19:00 安田支店 阿賀野市 保田 1749-2 0250-68-2228 8:45 ~19:00 9:00 ~19:00 9:00 ~19:00 9:00 ~19:00 笹神支店 阿賀野市上山屋 字道下 492-2 0250-62-2197 8:45 ~19:00 9:00 ~19:00 9:00 ~19:00 9:00 ~19:00 豊栄支店 新潟市北区白新町 3-7-6 025-386-1181 8:45 ~19:00 9:00 ~19:00 9:00 ~19:00 9:00 ~19:00 五泉支店 五 泉 市 吉 沢 2-1-30 0250-43-2211 8:45 ~19:00 9:00 ~19:00 9:00 ~19:00 9:00 ~19:00 村松支店 五泉市村松甲 2248-1 0250-58-2121 8:45 ~19:00 9:00 ~19:00 9:00 ~19:00 9:00 ~19:00 本町支店 五 泉 市 本 町 3-1-4 0250-43-3151 8:45 ~19:00 9:00 ~19:00 9:00 ~19:00 9:00 ~19:00 新津支店 新 潟 市 秋 葉 区 古田 1-2-29 0250-24-8281 8:45 ~20:00 本 住所 A T M 稼 動 時 間 9:00 ~19:00 9:00 ~19:00 ・セブン銀行 お預入れ・お引出し・残高照会(365日24時間稼働) ・ゆうちょ銀行 お預入れ・お引出し・残高照会(365日稼働) 情報提供 インターネット・ホームページ 当組合のホームページには経営情報、地域密着型金融推進計画等を掲載しております。 アドレス http://sakuranomachi.jp 14 9:00 ~19:00 さくらの街信用組合 本 部 〒959-1824 新潟県五泉市吉沢2丁目1番30号 TEL 0250-43-3418 FAX 0250-42-2555 本 店 〒959-2021 新潟県阿賀野市中央町1丁目9番1号 TEL 0250-62-2880 FAX 0250-62-4695 15