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『平成28年度 教育要覧かまいし』(3074 KB pdfファイル)

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『平成28年度 教育要覧かまいし』(3074 KB pdfファイル)
平成 28 年度
教育要覧
釜 石 市 教 育 委 員 会
〒026-0031
釜石市鈴子町 15 番2号
℡ (0193)22-8832
釜 石 市 民 憲 章
昭和 50 年4月1日制定
前
文
わたくしたちのまち釜石は、
三陸漁場の中心港として、また、わが国近代製鉄発祥の地として栄えてきた鉄と魚のまちです
わたくしたち市民は、
いくたの災害にもめげず、不屈の精神をもって郷土釜石の発展にはげんできました
わたくしたちは、
このまちの市民であることにほこりをもち、若さと希望に満ちた近代都市に成長することを願い、
ここに憲章を定めます
本
文
わたくしたちは、郷土を愛し、平和で住みよいまちをつくります
わたくしたちは、教養を深め、かおり高い文化のまちをつくります
わたくしたちは、たがいに助けあい、明るい社会をつくります
わたくしたちは、働くことによろこびをもち、豊かなまちをつくります
わたくしたちは、環境をととのえ、美しいまちをつくります
市の鳥
おおみずなぎどり
ミズナギドリ科に属する渡り鳥
市の木
市の花
たぶのき
クスノキ科の常緑高木で、温
はまゆり
ユリ科の多年生草木で、正式名
で、三貫島が集団繁殖地になって 暖な地方の海浜に多く、三陸沿 は「スカシユリ」といい、海岸や
います。
岸がその北限地帯です。
がけ地に自生しています。
釜 石 市 教 育 目 標
昭和 50 年4月1日制定
<
前 文
>
近世末期まで、陸中海岸の一漁村に過ぎなかった釜石市は、明治7年の官営製鉄所創設により、
製鉄と漁業を中心として栄えるようになった。
その後、幾度かの津波、恐慌、戦争等の影響による盛衰はあったが、東北最大の基幹産業のまち
として、今日まで、重要な役割を果たしてきた。
しかし広大な北上山地を背にした僻遠の地であるため長らく陸の孤島として、とり残され、文化
の面では大きく立ち遅れざるをえなかった。あわせて、かんじんの製鉄、漁業の二大産業も、その
地理的悪条件にわざわいされて飛躍的な繁栄を阻まれたまま、現在に及んでいる。
一方、市民の相当数が、全国諸地域からの転住者で占められているという地域特性もあって、そ
の生活意識においても、他にくらべて、おのずと異質のものが形成されてきたことはしばしば指摘
されるところである。
社会はいま、急速に変転し、私たちは幾多の問題をかかえて難渋している。このときにあたり、
真に主体的な行動のなし得る市民の育成を目ざして、釜石市の現実と現代社会の特殊な状況を直視、
分析する中から、次のような教育目標を設定する。
<
主 文 >
1 すこやかな体を
◎自然に親しむ人
◎節度のあるねばり強い人
2
3
4
5
6
7
ゆたかな心を
◎自他を敬愛する人
◎明るく協力する人
たしかな知識を
◎学力をじゅうぶん身につけていく人
◎生涯を通じて学ぶ人
しっかりとした考えを
◎広い視野に立って考える人
◎自分の考えをはっきり述べられる人
たくましい行動カを
◎ものおじせずに行動できる人
◎勤労を尊ぶ人
うつくしい環境を
◎まず足元から美しくしていく人
◎住みよいまちづくりに励む人
かおりたかい文化を
◎生活の中に美を求める人
◎郷土の文化遺産に関心を寄せる人
目
次
釜石市民憲章
釜石市民歌
釜石市教育目標
目
次
Ⅰ
釜石市の概況
1 沿 革
………………………………… 1
………………………………… 2
2 市 勢
………………………………… 2
3 位置及び境界
………………………………… 3
4 人口の推移
………………………………… 3
5 東日本大震災の被害状況(教育委員会関係)
………………………………… 3
Ⅱ
教育行財政
1 教育委員会委員
………………………………… 5
………………………………… 6
2 教育委員会機構図
………………………………… 7
3 教育委員会職員数
………………………………… 8
⑴ 教育委員会事務局・教育機関等(学校以外)
⑵ 学校
4 平成28年度教育行政方針演述
………………………………… 10
5 教育財政
………………………………… 14
⑴ 一般会計予算額と教育費の推移
⑵ 教育費予算構成の累年比較
⑶ 平成28年度の主な事業(当初予算及び6月補正予算)
6 教育委員会附属機関
………………………………… 22
⑴ 釜石市社会教育委員
⑵ 釜石市文化財保護審議会
⑶ 釜石市立公民館運営審議会
⑷ 釜石市立図書館協議会
⑸ 釜石市スポーツ推進審議会
⑹ 釜石市学校給食センター運営委員会
⑺ 釜石市郷土資料館運営委員会
Ⅲ
学校教育
………………………………… 27
1 平成28年度学校教育の基本方針と重点施策 ~生き抜く力の育成~ ………………………… 28
⑴ 学校教育の目標
⑵ 学校教育の基本方針
⑶ 学校教育充実のための重点施策
⑷ 関係事業一覧
2 市立学校一覧
⑴ 幼稚園・小学校・中学校
⑵ 園児・児童・生徒数の推移
………………………………… 33
⑶ 学年別園児・児童・生徒数
⑷ 施設の現況
⑸ 被災学校の仮設校園舎の状況(鵜住居地区・唐丹地区応急仮設校舎)
⑹ 本校園舎建設に向けて
3 市内諸学校一覧
………………………………… 37
⑴ 県立学校
⑵ 私立幼稚園
4 中学校卒業生の進路状況
………………………………… 37
5 学校保健
………………………………… 38
⑴ 平成28年度 児童生徒健康診断
⑵ 平成28年度 学校医・学校歯科医・学校薬剤師
⑶ 平成27年度 児童・生徒の体位調査
⑷ 平成27年度 児童・生徒の疾病状況
6 釜石市教育研究所
………………………………… 40
⑴ 基本方針
⑵ 運営方針
⑶ 平成28年度の重点
⑷ 教育研究所運営組織
7 学校給食
………………………………… 42
⑴ 沿革及び現況
⑵ 学校給食センター経営目標
⑶ 小中学校給食の概要
8 釜石市育英会
………………………………… 45
⑴ 釜石市育英会奨学生採用状況
⑵ 釜石市育英会奨学金上限額の推移
⑶ 交通災害遺児奨学資金給付状況
⑷ 釜石市育英会役員
9 学校統合
………………………………… 47
⑴ 前期計画(平成13年度~17年度)の概要及び進捗状況
⑵ 後期計画(平成18年度~22年度)の概要及び進捗状況
⑶ 統合対象校の統合前後の児童・生徒数及び学級数
⑷ 小・中学校数の推移
Ⅳ
生涯学習(社会教育・芸術文化・スポーツ)
………………………………… 49
1 第2次釜石市生涯学習推進計画の基本方針
………………………………… 50
2 施策の体系
………………………………… 50
3 ライフスタイルに応じた学習機会の提供
………………………………… 51
4 計画の目標
………………………………… 52
5 生涯学習文化課 運営方針・重点目標・事業計画
………………………………… 53
⑴ 運営方針・重点目標
⑵ 事業計画
6 スポーツ推進課 運営方針・重点目標・事業計画
⑴ 運営方針・重点目標
⑵ 事業計画
………………………………… 60
7 生涯学習関係各種データ
………………………………… 65
⑴ 管内指定文化財一覧
⑵ 管内登録文化財一覧
⑶ 釜石市体育施設状況
⑷ 学校体育施設等開放校(小学校9校 中学校5校)
⑸ 体育施設利用状況
8 釜石市公民館
………………………………… 69
⑴ 釜石市立公民館一覧
⑵ 平成28年度の各公民館の重点目標
9 釜石市郷土資料館
…………………………………72
⑴ 沿革及び現況
⑵ 運営方針・重点目標
⑶ 事業報告及び計画
⑷ 郷土資料館所蔵分類(平成28年4月1日現在)
⑸ 郷土資料館見学者数
10 釜石市立図書館
………………………………… 80
⑴ 沿革及び現況
⑵ 平成28年度運営方針
⑶ 基本目標
⑷ 事業計画
⑸ 利用状況
11 釜石市民ホール
………………………………… 85
12 旧釜石鉱山事務所
………………………………… 86
Ⅴ
第71回国民体育大会~希望郷いわて国体~
………………………………… 87
1 第71回国民体育大会「希望郷いわて国体」
………………………………… 88
2 当市での開催競技
………………………………… 88
3 第71回国民体育大会釜石市実行委員会
………………………………… 89
4 第71回国民体育大会釜石市実施本部
………………………………… 90
Ⅰ
釜石市の概況
- 1 -
1
沿
革
背後に北上山系の山々がつらなり、東方に陸中海岸線だけが開いているに過ぎない陸の孤島釜石が、
はじめて、歴史に登場したのは文治5年(1189年)源頼朝によって奥州藤原氏が滅ぼされてからのこ
とで、この戦いに功績のあった阿曽沼広綱に遠野十二郷が与えられ釜石はその上十六郷の一郷であっ
た。そして徳川幕府、南部時代には大槌代官所の支配下にあった一漁村に過ぎなかった。
享保12年(1727年)南部藩出身の自然科学者阿部友之進によって大橋に鉄鉱石が発見され、さらに
安政4年(1857年)大島高任が大橋に高炉を建設し鉄鉱石による初の出銑に成功し、日本鉄鋼業発祥
の地となって以来“鉄と魚のまち”として発展してきた。
明治22年釜石村と平田村が合併して釜石町となり、昭和12年には県下で2番目に市制を施行して釜
石市(人口40,388人)となり、その後、昭和30年に隣接の四カ村を合併して現在の釜石市となった。
この間、数度にわたる津波災害や太平洋戦争末期に受けた二度の艦砲射撃による壊滅的な被害など
を克服し、東北地方有数の重工業都市として、また三陸沿岸漁業の中心基地として栄えた。
人口も昭和38年3月には県下第2位の9万2千人を数えたが、釜石製鐵所の相次ぐ合理化、釜石鉱
山の縮小等に伴い、昭和39年を境に現在まで減少の一途をたどり、特に40年代以降は年間2千人から
4千人規模の流出が続き、地場産業である農林水産業の伸び悩み、商工業の不振という要因も加わっ
て地域経済が長期にわたり停滞し、厳しい経済環境におかれてきた。
このため、近年は、平坦地が少なく高速交通機関への接続にも時間を要するという地理的条件から、
付加価値の高い産業の集積と、それに向けた研究開発の重要性に着目し、研究機関の立地と研究成果
の事業化の促進、また、企業誘致や基幹企業の多角化などにより、製造業における複合化や新しい産
業の創出に取り組んでいる。
近代製鉄発祥150周年を迎えた平成19年(2007年)には、県内陸部との交通を円滑にする市民の悲願
であった仙人峠道路の開通、そして港湾物流の一翼を担う耐震強化岸壁を備え拡張した公共埠頭が供
用開始され、平成21年(2009年)には、市民の生命財産を津波の被害から守る世界最大水深を誇る湾
口防波堤が完成した。また、橋野鉄鉱山が「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」
の構成遺産の一つとして、平成27年7月、世界遺産に登録されたところである。
平成23年3月11日、午後2時46分、突然震度6弱の大地震が東北地方を襲った。その直後、地震に伴
う巨大な津波が発生し、当市を含む風光明媚なリアス式海岸を持つ太平洋沿岸地区は、幼い子どもた
ちを含む多くの人命を失い、未だ安否確認のできない行方不明者も多数残され、壊滅的な被害を受け
た。このような状況においても、被災地域の早期復興と新しい釜石の街づくりに向け、平成23年12月
22日、
「釜石市復興まちづくり基本計画(スクラムかまいし復興プラン)
」を策定し、決して撓むこと
なく、屈することなく、真の復興を果たすべく邁進していくものである。
2
市
勢
○ 面 積 440.34k ㎡
○ 人 口 35,547人
(男 16,871人、女 18,676人)
-市章説明-
○ 世帯数 16,874世帯
※平成28年3月末日現在住民基本台帳
中央はカマ(釜)、輪郭は海の防波堤ならびに鉄を表
わし、みなと釜石と鉄都を表徴するとともに、釜石
市の振興発展を意味している。
(昭和12年5月5日制定)
- 2 -
3
位置及び境界
区
分
東端
西端
緯
度
39°21′02″
39°21′22″
39°10′04″
39°24′45″
経
度
141°59′49″
141°39′15″
141°53′04″
141°41′36″
箱崎町御箱崎
遠野市との境界
大船渡市との境界
遠野市との境界
(太平洋)
権現山
鍬台山
石仏山
基点地名
距
離
南端
29.5㎞(東端~西端間)
北端
31.7㎞(南端~北端間)
資料:平成26年版釜石市統計書
4 人口の推移
(単位:人)
昭和50年
昭和60年
平成7年
平成17年
平成22年
年少人口
(0~14歳)
16,751
12,290
7,298
5,229
4,436
生産年齢人口
(15~64歳)
47,152
40,148
31,581
24,347
21,359
老年人口
(65歳以上)
5,077
7,569
10,568
13,411
13,772
不 詳
1
総人口
68,981
7
60,007
49,447
42,987
39,574
資料:国勢調査
5
東日本大震災の被害状況(教育委員会関係)
①
人的被害
人的被害状況一覧
人口
39,996 人 H23.2月末住民基本台帳
死亡者数
910 人 H28.4.1現在
行方不明者数
152 人 H24.3.29現在
避難者数
(市内避難所)
避難者数
(内陸避難)
0 人 H23.8.10現在
9,883 人 (最大)※88箇所 H23.3.17現在
0 人 H23.8.10現在
633 人 (最大)※29施設 H23.5.9現在
※死亡者数については、釜石市で遺体収容されたもの
※行方不明者数のうち151人からは死亡届が提出されている
※避難者数(内陸避難)については、岩手県事業(地震被災者の宿泊施設への一時移動事業)により
避難されたもの
- 3 -
各年代別の状況 H24.3.29 現在
年齢区分
人 口
①
死亡者数
②
行方不明者数
③
被災者数
④(②+③)
0~14 歳
4,404 人
15 人
3 人
18 人
15~64 歳
21,876 人
276 人
56 人
332 人
65 歳以上
13,716 人
483 人
93 人
576 人
計
39,996 人
774 人
152 人
926 人
※死亡者数は、死亡者数のうち身元不明の遺体、他市町村に住所がある遺体を除いたもの
②
公共施設等の被害状況
小中幼稚園等
[全壊(3階まで津波貫通、体育館流出)
]鵜住居小、唐丹小、釜石東中
[全壊(流出)
]鵜住居幼 [危険校舎]唐丹中
[一部損壊]栗林小、甲子小、小佐野小、双葉小、釜石小、白山小、平田
小、甲子中、釜石中、大平中、小川幼、第一幼、平田幼、学
校給食センター
※スクールバス9台中5台全損
社会教育施設
○公民館施設
[全壊]鵜住居公民館室浜分館
[全壊(2階まで浸水)
]鵜住居公民館(防災センター)
[流出]釜石公民館浜町分館(市営釜石ビル1階)
[一部損壊]小佐野公民館向定内分館、小佐野公民館野田団地分館、
鵜住居公民館仮宿分館、栗橋公民館横内分館
○集会所施設
[全壊]只越福祉、根浜、鵜住居上、片岸、大渡、新田神ノ沢
[床上浸水]水海
[床下浸水]日向・新川原、浜町(1 階消防屯所部分浸水)
[一部損壊]平田、大畑団地、野田、荒川、小川、向定内西地区、
青ノ木、上平田ニュータウン、南野田
○その他
[流出]戦災資料館(市営釜石ビル1階) [一部損壊]市立図書館
文化施設(指定 [地階・1階浸水で設備損壊]市民文化会館
文化財含む。) [全壊]唐丹御番所跡・平田御番所跡
[一部損壊]橋野高炉跡・旧釜石鉱山事務所・女坂石の証文
体育施設
[一部損壊]市民体育館、市営プール、市民交流センター、
平田運動公園、中妻体育館
都市公園・
グラウンド
[浸水による構造物被害等の公園]青葉通緑地、大只越、嬉石、
港町東・西、水海、日向
[浸水被害による利用不能グラウンド]唐丹、水海
- 4 -
Ⅱ
教育行財政
- 5 -
1
教育委員会委員
佐藤 猛夫 委員長
職
名
委 員 長
委
市川 淳子 委員
万城目 千佳代 委員
鈴木 勝 委員
佐藤 功 教育長
氏
名
佐
藤 猛 夫
市
川 淳 子
平成27.10.1~平成31.9.30
(委員1期目の就任年月日 平成23.10.1)
(委員2期目の就任年月日 平成27.10.1)
2期目
万城目 千佳代
平成24.10.1~平成28.9.30
(委員1期目の就任年月日 平成24.10.1)
1期目
員
(委員長職務代理者)
(第1順位)
委
員
(委員長職務代理者)
(平成28年4月1日現在)
任
期
備 考
平成25.10.1~平成29.9.30
(委員長1期目の就任年月日 平成25.10.1)
1期目
(委 員1期目の就任年月日 平成25.10.1)
(第2順位)
員
鈴
木
勝
平成26.10.1~平成30.9.30
(委員1期目の就任年月日 平成26.10.1)
1期目
教 育 長
佐
藤
功
平成25.4.1~平成28.9.30
(教育長1期目の就任年月日 平成25.4.1)
(委 員1期目の就任年月日 平成25.4.1)
1期目
委
- 6 -
2
教育委員会機構図
平成28年4月1日現在
事務局
教
育
委
員
会
委
員
長
・
委
員
教
教
育
育
長
長
総務課
総務係
施設係
学校教育課
学務係
指導係
生涯学習文化課
生涯学習係
文化係
スポーツ推進課
スポーツ推進係
教
育
次
長
国体推進課
小学校 9校
中学校 5校
幼稚園 2園
本 館 7館
分 館 7館
釜石市立学校
釜石市立公民館
教
育
機
関
附
属
機
関
釜石市立図書館
釜石市教育研究所
釜石市郷土資料館
釜石市学校給食センター
唐丹地区学校給食調理場
鵜住居地区学校給食調理場
釜石市立五葉山麓郷土芸能伝承館
釜石市立海の芸能伝承館
釜石市大石地域交流センター
釜石市社会教育委員
釜石市文化財保護審議会
釜石市公民館運営審議会
釜石市立図書館協議会
釜石市スポーツ推進審議会
釜石市学校給食センター運営委員会
釜石市郷土資料館運営委員会
そ
の
他
の
所
管
施
設
- 7 -
釜石市民文化会館
釜石市営プール
釜石市民交流センター
釜石市営唐丹グラウンド
昭和園クラブハウス
釜石市球技場
平田公園野球場
平田公園クラブハウス
釜石市体育施設
(市民弓道場、市民相撲場、多目的広場)
釜石市中妻体育館
釜石市中村郷土芸能どんがた館
旧釜石鉱山事務所
3
⑴
教育委員会職員数
教育委員会事務局・教育機関等(学校以外)
平成28年4月1日現在
定数内職員
定数外職員
課長職 補佐管理職
区 分
教育長
主
教
課
駐 非
指
任
館
育 部
長 係
用
在 常
長 長 課 長 主 所 館 補 長 導 主 ・ 務 計 ・ 勤
職 職 長 ・ 幹 長 長 佐 職 主 査 主 員
派 職
事
事
所
職
遣 員
等
長
1
教育次長
1
総務課
1
1
1
総務係
1
施設係
(1)
学校教育課
1
1
1
1
学務係
指導係
1
2
1
生涯学習文化課
1
1
(1)
生涯学習係
2
スポーツ推進課
1
1
1
1
釜石公民館
①
中妻公民館
①
①
甲子公民館
①
小佐野公民館
①
鵜住居公民館
①
①
栗橋公民館
①
唐丹公民館
(1)
0
1
3
0
2
1
1
3
1
1
5
5
1
1
2
2
3
6
1
3
1
1
4
② ②
1
(1)
2
1
2
1
0
1
5
9
⑥
0
⑥
① ①
③
0
③
①
② ①
① ③
① ②
⑤
0
⑤
② ①
④
0
④
②
③
0
③
②
③
0
③
1
4
4
8
1
4
1
3
(3) (2) (2)
1
(4) (7)
2
3
2
1
1
3 (2)
(1)
市民文化会館
(1)
1
1
6
1
3
0
0
- 8 -
2
7
5
1
旧釜石鉱山事務所
大石地域交流センター
14
1
(1)
1
14
0
0
学校給食センター
12
5
1
3
郷土資料館
合計
1
3
1
①
1
教育研究所
1
1
スポーツ推進係
図書館
1
2
1
国体推進課
0
2
1 (1)
文化係
1
2
(1)
臨
合
時
計 計
職
員
11
1
1
3
2
1
4
(1)
0 (1)
(1)
0 (1)
1
6
40 12
8
13 31 73
1
2
カッコ数字は兼務職員数(外数)
丸付き数字は併任(内数)
⑵
学校
①
幼稚園
園 長
1
1
2
平 田
鵜住居
合計
②
教
諭
平成28年5月1日現在
教育補助員
合計
5
9
3
7
8
16
小計
4
4
8
3
3
6
小学校
平成28年5月1日現在
市費支弁職員数
県費支弁職員数
教
長
副
校
長
諭
養
護
教
諭
1
1
1
1
1
1
1
1
1
9
1
1
1
1
1
1
1
1
1
9
13
14
6
8
18
15
10
5
7
96
1
1
1
1
1
1
1
1
1
9
校
釜 石
双 葉
白 山
平 田
小佐野
甲 子
鵜住居
栗 林
唐 丹
合計
③
栄
養
教
諭
講
2
2
師
事
務
職
員
小
計
2
3
1
3
3
2
2
1
17
1
1
1
1
1
1
2
1
1
10
17
22
13
13
25
22
17
11
12
152
こ
と
ば
の
教
室
2
2
中学校
教
長
副
校
長
諭
養
護
教
諭
釜 石
甲 子
釜石東
唐 丹
大 平
合計
1
1
1
1
1
5
1
1
1
1
1
5
20
13
11
7
12
63
1
1
1
1
1
5
栄
養
教
諭
1
2
1
1
2
2
2
1
1
13
運
転
手
1
1
3
1
1
7
小
計
1
3
1
1
2
3
1
1
1
14
4
5
2
3
5
5
6
3
3
36
合
計
21
27
15
16
30
27
23
14
15
188
平成28年5月1日現在
市費支弁職員数
県費支弁職員数
校
用
務
員
特
別
支
援
教
育
支
援
員
師
事
務
職
員
小
計
6
3
4
4
2
19
2
1
1
1
1
6
31
20
19
15
18
103
講
- 9 -
こ
と
ば
の
教
室
用
務
員
運
転
手
2
1
1
1
1
6
2
1
2
1
6
特
別
支
援
教
育
支
援
員
1
2
1
1
5
小
計
5
4
4
2
2
17
合
計
36
24
23
17
20
120
4
平成28年度教育行政方針演述要旨
平成28年3月釜石市議会定例会の開会にあたり、平成28年度の教育行政方針についてご説明申し上
げます。
東日本大震災から間もなく5年が経過します。当市では、目指すべき釜石の将来像「三陸の大地に
光輝き希望と笑顔があふれるまち釜石」の構築に向け、
「釜石市復興まちづくり基本計画 スクラム
かまいし復興プラン」のもと震災からの復興に取り組んでいるところです。
平成28年度は、この「釜石市復興まちづくり基本計画」の10年の計画期間のうち、中期3年間の3
年目であり、希望や可能性を追求した取組みによる復興をまとめる時期にあたります。
教育委員会といたしましては、
「絆と支えあいを大切にするまちづくり」
「強く生き抜く子どもを
育てるまちづくり」
「歴史文化やスポーツを生かしたまちづくり」の3つの目標のもと、学校教育、
生涯学習、芸術・文化、スポーツの各分野の施策を展開し、教育の面から、復興を推し進めてまい
ります。
さて、今年は、いよいよ第71回国民体育大会「希望郷いわて国体」開催の年となります。
当市では、全国から訪れる方々を心温まるおもてなしによりお迎えし、釜石の魅力に大いに触れ
ていただける大会を目指すと共に、震災時、全国から寄せられた支援に対して、感謝の気持ちを表
し、復興のシンボルとも言える本大会の成功に向け、全力で取り組んでまいります。
それでは、平成28年度の施策の大要について申し上げます。
第1は、学校教育の充実についてであります。
学校教育につきましては、釜石市の復興と将来のまちづくりを担う子どもたちが、震災を乗り越
え、未来の夢と希望を実現できるように、基礎的・基本的な知識・技能とこれらを活用するための
思考力・判断力・表現力等のバランスを重視し、知・徳・体の調和のとれた「生き抜く力」を育成
するため、かまいしコミュニティスクール推進事業を通じて、保護者や地域との連携・協働による
学校経営を推進し、幼児・児童生徒の発達段階や地域の実態を踏まえ、創意工夫を生かした特色の
ある教育活動の一層の充実に向けて、引き続き全力で取り組んでまいります。
また、自他の命を大切にし、郷土を愛する心をはぐくむため、防災教育を核とした「いのちの教
育」を一層推進するとともに、児童生徒・教職員の心のサポートにも継続して取り組んでまいりま
す。
学力向上につきましては、釜石市のすべての児童生徒に、生涯を通じ主体的に学び続けることが
できる基盤が培われるよう、学校教育の充実を積極的に推進してまいります。
そのために、教師と児童生徒との関係、心と心のつながりを基盤とした授業改善を柱としなが
ら、教職員の指導力向上に寄与する校内外の研修を積極的に実施、活用し、その内容の一層の充実
を図ることにより、専門性に裏付けされた教師一人ひとりの実践的指導力の向上につなげてまいり
ます。
併せて、児童生徒の読書活動が、言葉を学び、豊かな感性や情操、想像力をはぐくむ上で重要な
ものであることを踏まえ、発達の段階や社会情勢に応じた図書の整備や市立図書館との連携の促進
など諸条件の整備・充実に努めてまいります。
さらに、グローバル化による社会の変化に対応するため、外国語を通じて、言語や文化について
体験的に理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする児童生徒の育成を目指し、更に
小中学校の連携に十分に配慮し、授業の充実に一層努めてまいります。
豊かな心の育成につきましては、人間尊重の精神と生命に対する畏敬の念を基盤に、互いに尊重
し、協働して社会を形成するために求められるルールやマナー、規範意識などをはぐくんでまいり
ます。
そのために、児童生徒の発達の段階や実態を踏まえ、学校教育全体を通じて、道徳の教科化の趣
旨に則り、道徳教育推進教師を中心に全校体制による計画的な道徳教育に取り組んでまいります。
たくましい体につきましては、
「生き抜く力」の重要な要素の一つであることから、児童生徒の体
力の向上のため、諸調査等の結果を踏まえ、体育における指導方法や指導内容の工夫・改善を図り
ながら、授業の充実に努めてまいります。
また、休み時間や放課後、帰宅後や休日に積極的に体を動かすよう児童生徒や保護者に働きかけ
て運動の日常化を図ってまいります。
生徒指導の充実につきましては、全ての教師が児童生徒一人ひとりの発達状況や生活環境等を踏
まえ、深い愛情をもってその行動の理解に努め、教育活動全体を通じて健全な成長を促し、自己指
- 10 -
導能力の育成を目指してまいります。
また、校長のリーダーシップのもと、生徒指導主事等を中心とした計画的・組織的な生徒指導体
制を強化し、さらに、他の機関と連携を図りながら展開してまいります。特に、インターネットや
スマートフォン等の問題については、組織的な対応ができるよう、今まで以上に、他校、他校種と
連携した取り組みを推進してまいります。
さらに、学校におけるいじめ問題につきましては、学校の教育活動全体を通じ、いじめは絶対に
許さない学校づくりを進めるとともに、
「釜石市いじめ防止基本方針」に基づき、いじめの防止のた
めの対策を総合的かつ効果的に推進してまいります。
加えて、いじめや不登校などの諸問題に対応するため、学校は保護者や地域と連携しながら、日
頃から児童生徒の変化をきめ細かく看取るとともに、定期的な教育相談やいつでも悩みを相談でき
る校内体制の整備をして、早期発見・早期対応に努めてまいります。
東日本大震災による児童生徒の心のサポートにつきましては、担任を中心としたチームによる日
常的な心のサポートを充実させるために、各小中学校にカウンセラーを派遣したり、教員の研修を
実施したりし、関係機関との連携も密にしながら心のサポート体制の充実に努めてまいります。
特に、震災から5年が経過することから、回復的な視野から心の健康の予防的な教育の充実にも努
めてまいります。
また、震災後毎年実施している「心とからだの健康観察」をもとに、一人ひとりの児童生徒の状
況や家庭環境に応じたきめ細かな教育相談と支援のため学校体制の充実を図るとともに、児童生徒
を支える教職員の心のサポートにつきましても、継続して取り組んでまいります。
特別支援教育につきましては、様々な障がいに伴う、児童生徒一人ひとりの教育的ニーズに応じ
た適切な支援を行うため、個別の指導計画や個別の教育支援計画の作成・活用を推進してまいりま
す。
また、関係機関と連携し、通常学級における特別支援教育も視野に入れ、校内研修等により教師
の指導力向上を進めてまいります。
さらに、特別な支援が必要な児童生徒にきめ細やかな指導を充実するために、小中学校に配置す
る特別支援教育支援員の増員に努めてまいります。
就学前教育につきましては、早期からの就学指導の推進を図るとともに、教職員の指導力の向上
や相互理解に努め、小学校との連携を一層密にし、子どもの発達や学びの連続性に考慮して取り組
んでまいります。
学校教育環境の改善では、小中学校で使用している教育用パソコン及び周辺機器を順次更新し、
ICT環境の整備を計画的に進めてまいります。
鵜住居幼稚園、鵜住居小学校及び釜石東中学校の新しい園舎及び校舎につきましては、平成26年
度から造成工事に着手し、27年度から建物の建設工事に着手しておりますが、28年度内の完成を目
指して取り組んでまいります。
唐丹小学校及び唐丹中学校も、平成27年度から、本格的に造成工事と建物の建設工事に着手し、
30年2月の完成を予定しておりますが、28年度中には校舎棟と体育館を先行して完成させて、29年4
月から、新校舎での学習ができるよう取り組んでまいります。
学校給食につきましては、震災以降、仮設調理場も設置して小中学校完全給食を実施しておりま
すが、唐丹地区の学校給食は、新校舎の平成29年4月開校までに調理設備を学校給食センターに移設
して調理機能の整備充実を図り、より安全安心な食の提供に努めてまいります。
なお、学校給食センターは、建設から25年が経過し、施設及び設備の老朽化が進み、今後整備す
る給食調理場は、学校給食衛生管理基準に適合した施設が求められていることから、平成31年度中
の完成を目指した整備検討を進めてまいります。
また、食に関する指導や試食会を通じて、食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付け、
地場産物の活用により地域の食文化への理解を深める等の啓発に取り組み、食育を推進してまいり
ます。
第2は、生涯学習の推進についてであります。
学びと実践が循環する生涯学習社会を形成するためには、学校教育に加えて、家庭教育と社会教
育のより一層の推進に努めていかなければなりません。
家庭教育につきましては、開始から50年以上経過した教育振興運動のさらなる広がりを図るた
め、
「スマートフォンなどの普及による児童生徒への影響を考慮して、平成27年度から5年間は、情
報メディアとの上手な付き合い方を最重点に取り組む」との県教育委員会の方針のもと、各実践区
- 11 -
と連携した運動を推進しております。
また、地域ぐるみで子どもたちを守り育てていく環境を整えるため、引き続き学校支援地域本部
事業や、放課後子ども教室の拡充を図ります。
さらに、子どもエコクラブなどの活動を通じて、子どもたちの豊かな心身の育成を図るほか、子
育て学習講座などの学習機会を設けて、生活リズムの向上による、健やかな成長に関する理解を深
めてまいります。
子どもの読書活動につきましては、平成27年度に「第3次釜石市子どもの読書活動推進計画」を策
定したことから、市立図書館、学校図書館、読書ボランティアなど関係団体間の連携をさらに深め
て、計画の進捗状況を確認しながら、子どもが豊かな心をはぐくむための読書に親しむ環境づくり
を進めてまいります。
市立図書館につきましては、読書活動の振興を担う機関として、また、地域の情報拠点として、
多様な利用者や地域社会の要請に応えられるよう、資料や情報の収集、整理、保存及び提供に努め
てまいります。
このため、利用者の要望や社会の変化、地域の実情に十分留意し、図書館資料の計画的な整備に
努めるとともに、時季に応じた企画展示や催事の開催などによる情報発信、移動図書館や釜石情報
交流センターの活用によるサービスの拡充、関係機関やボランティアとの連携・協力、職員の資質
と能力の向上、施設・設備の適切な管理に努め、図書館サービスの充実を図ってまいります。
一方、全ての人々が生涯にわたり、いつでも、どこでも学ぶことができ、その成果を生かすこと
のできる社会の実現が生涯学習の理念であることから、全ての人々に等しく学習機会が開かれ、生
涯を通じて自己を磨き、豊かな人生を送ることができる社会を構築しなければなりません。
このため、岩手大学や立正大学と連携した生涯学習講座を開催するとともに、様々な機関にもご
協力いただきながら、また、市民の意見を反映して、更にまちづくり出前講座を充実し、ライフス
テージに応じた自主的な学習を支援してまいります。
同時に、地域に根ざし、地域の実情に即した多様な公民館事業を展開し、市民の学習ニーズにも
きめ細かに応えながら、生涯学習の成果が地域づくりに反映される、持続可能な学び社会の形成に
努めてまいります。
第3は、芸術文化の振興についてであります。
芸術文化は、豊かな人間性をはぐくむとともに、どのような状況にあっても私たちに勇気をもた
らし、心にぬくもりを与えてくれる存在です。
震災以降、全国から様々なご支援やご協力をいただいておりますが、市民の芸術文化活動や郷土
芸能の伝承活動が途絶えることがないよう、市民芸術文化祭など芸術文化の取り組みの支援に取り
組んでまいります。
また、文化財は、今を生きる私たちにとって大切な遺産であり、過去からのメッセージでもあり
ます。復興事業や被災者等の再建に伴う、埋蔵文化財の発掘調査を引き続き実施するとともに、発
掘調査の成果の展示会などの開催、出土遺物の保存処理を行うなど、先人達の築き上げた歴史遺産
が後世に継承されるよう取り組んでまいります。
さらに、郷土資料などの受け入れに努めるとともに、新たな文化財の掘り起こしや市の文化財と
しての指定により、未来へと確実につなげてまいります。
橋野高炉跡につきましては、関連遺跡を含めた「橋野鉄鉱山」として昨年のユネスコ世界文化遺
産登録されたことを受けて、引き続き史跡周辺の測量や史跡内容の確認調査を進めるとともに、「橋
野鉄鉱山」の整備活用計画の策定や、国、県ほか関係機関と協議をしながら、整備事業を進めてま
いります。
震災により一般公開を見合わせていた旧釜石鉱山事務所につきましては、平成27年度に耐震補強
及び大規模改修工事を施工したことから、28年度夏の一般公開再開を目指します。
郷土資料館につきましては、釜石の自然や歴史、民俗のほか、戦災や津波といった災禍を乗り越
えてきた先人の姿と教訓を伝えるため、さまざまな企画展示の開催など、より一層運営の充実を図
ってまいります。
第4は、スポーツの推進についてであります。
震災から5年が経過しようとしていますが、いまだに施設の利用が制約されているほか、少子高齢
化の進展など様々な社会状況の変化に伴い、スポーツを取り巻く環境は大きく変化しています。一
方、市民の健康意識の高まりや子どもの体力低下傾向などからスポーツに対する関心や期待は一層
- 12 -
高まってきております。
このような中、今年は希望郷いわて国体が行われ、当市では7人制ラグビー、トライアスロン、オ
ープンウォータースイミングの各男女、3競技、6種別を実施するところであり、この大会を契機
に市民のスポーツ意識の高揚とスポーツ振興、釜石の魅力が発信できるような大会にもしたいと考
えております。
2019年(平成31年)にはラグビーワールドカップが開催されるなど、今後ますますスポーツの果た
す役割が重要となり、社会的な価値や意義が高まっていると認識しているところであります。
また、2020年(平成32年)の東京オリンピックにつきましても、国内では、開催に向けた施設整備
をはじめ、トレーニングキャンプ地の誘致などの動きが本格化してきておりますことから、ラグビ
ーワールドカップ開催後の施設の有効活用なども見据えながら、当市の自然環境や、世界遺産登録
された「橋野鉄鉱山」をはじめとする歴史・文化等を広く PR し、
「スポーツ資源」と「観光資源」
の融合を図り、交流人口の拡大や地域経済への波及効果など、新たな地域の価値を創出すべく「ス
ポーツツーリズム」の推進に取り組んでまいります。
生涯スポーツに関しましては、関係団体等と連携しながら、かまいし仙人峠マラソン大会をはじ
めとする全国規模のイベントのほか、各種目別協会主催の県規模の大会や、市民レベルの各種スポ
ーツイベントなどへの助成と併せて、愛知県東海市や富山県朝日町とのスポーツ交流事業について
も継続して支援してまいります。
さらに、スポーツ推進委員が中心となり学校、幼稚園、保育所及び仮設住宅などにおいて、誰も
が取り組めるニュースポーツや軽運動の普及に努めながら、子どもから高齢者までの運動する機会
の提供とともに、運動を通じたコミュニティづくりを推進してまいります。
競技スポーツにつきましては、釜石シーウェイブスラグビーフットボールクラブをはじめ関係団
体との連携を強化し、
「ラグビーのまち」として更なるラグビーの振興を図るとともに、各種スポー
ツ団体や釜石市体育協会などと連携し、各競技の選手の強化と育成に努めてまいります。
また、将来的な競技スポーツの振興も視野に、人口減少・少子化によって団体が減少しているス
ポーツ少年団などの活動も支援してまいります。
以上、平成28年度の施策の大要について、述べました。
さて、3月20日から開幕する、第88回選抜高等学校野球大会に釜石高等学校野球部が出場します。
ラグビーワールドカップの開催、橋野鉄鉱山の世界遺産登録に続く明るい話題です。厳しい環境の
中で練習を続けてきた選手たちですが、その活躍は、必ずや私たちに勇気と希望を与えてくれるこ
とでしょう。
教育委員会といたしましては、関係部局や関係機関・団体との連携を図りながら、東日本大震災
からの本格復興と、釜石の希望ある未来を担う「ひとづくり」のため、全力で教育振興施策に取り
組んでまいります。
今後とも、議員各位と市民の皆様の深い御理解と御協力を賜りますよう心からお願い申し上げ、
教育行政方針といたします。
- 13 -
5
⑴
教育財政
一般会計予算額と教育費の推移
(単位:千円、%)
年度
⑵
当
初 予 算 額
一般会計
決
教育費
比率
算
一般会計
額
教育費
比率
19
17,890,000
1,384,832
7.7
18,101,200
1,313,585
7.3
20
16,500,000
1,335,499
8.1
16,495,583
1,308,029
7.9
21
16,550,000
1,335,594
8.1
17,919,417
1,597,741
8.9
22
16,242,000
1,419,841
8.7
16,982,792
1,420,563
8.4
23
17,200,000
1,605,623
9.3
47,655,343
1,422,894
3.0
24
38,290,000
1,405,378
3.7
108,314,610
2,067,698
1.9
25
85,455,000
1,435,289
1.7
75,635,534
1,367,574
1.8
26
108,000,000
2,200,064
2.0
80,339,616
1,998,525
2.5
27
103,126,000
2,074,115
2.0
28
75,754,000
2,740,204
3.6
教育費予算構成の累年比較
(単位:千円)
年度
教育費総額
教育総務費
19
1,384,832
219,261
191,088
143,170
20
1,335,499
226,421
186,755
21
1,335,594
231,897
22
1,419,841
23
小学校費
社会教育費
保健体育費
183,854
258,778
388,681
117,510
174,949
254,735
375,129
194,242
103,116
175,489
253,559
377,291
252,504
253,076
117,802
160,584
271,597
364,278
1,605,623
233,272
381,189
114,009
160,868
286,017
430,268
24
1,405,378
199,682
182,348
131,499
186,197
211,846
493,806
25
1,435,289
201,577
247,618
145,457
129,713
202,159
508,765
26
2,200,064
203,740
661,417
150,164
402,060
246,915
535,768
27
2,074,115
241,915
296,998
198,431
180,490
355,922
800,359
28
2,740,204
246,763
190,912
155,954
71,593
240,696
1,834,286
※当初予算額による
- 14 -
中学校費
幼稚園費
⑶
平成28年度の主な事業(当初予算及び6月補正予算)
①
学校教育の充実について
◆ 特別支援教育支援員配置事業
33,396千円
小中学校の普通学級等において、LD(学習障がい)、ADHD(注意欠陥・多動性障が
い)
、高機能自閉症等や身体的な障がいをもつ児童生徒の学校生活上の介助を行う介助員や学
習活動上の支援を行う学習支援員を配置して障がいによる困難を克服するための教育を充実
しようとするものです。
≪事業内容≫
○ 配置人員
19人
◆ かまいしコミュニティスクール推進事業
2,100千円
釜石市の鉄の歴史や風土、伝統、有形無形の財産を活用して郷土理解を深めるとともに、
郷土の誇りや愛着を育てるための活動、地域の人材の活用をはじめとする学校の自主的な活
動に対して助成するものです。
≪事業内容≫
○ 交付額
1校あたり150千円(小学校9校、中学校5校)
◆ かまいしコミュニティスクール推進事業(6月補正予算)
389千円
橋野鉄鉱山の世界遺産登録を記念して、近代製鉄の基礎と釜石の歴史をわかりやすく理解
できる本書「成せば為る」が発刊されたことから、各学校に配布することにより、鉄の歴史
を学ぶ機会を増やそうとするものです。
≪事業内容≫
○ 配布先
小中学校14校
○ 購入冊数
200冊
◆ こころのケア事業
5,056千円
東日本大震災に起因するストレスによって自分自身や周囲も気付きにくい心身の細やかな
変化が現れており適切な対処が必要なことから、ストレス障害などを早期に把握するなどき
め細かなケアを継続的に行うため専門職員(非常勤職員)を配置するものです。
≪事業内容≫
○ 配置人員
1人
◆ 教育用コンピュータ等整備事業
29,879千円
小中学校で使用している教育用パソコン及び周辺機器などのICT環境を整備することに
よって情報化教育を推進しようとするものです。
≪事業内容≫
○ 事業期間
平成27~31年度
○ 総事業費
148,727千円(予定)(前年計画比13,383千円減)
○ 平成28年度整備分
・中学校PC 192台(PC教室用123台、校務用PC69台)
○ 平成29~31年度整備予定分
・教育用サーバ 12台(小学校9台、中学校1台、基幹サーバ2台)
・小学校PC 466台(PC教室用277台、校務用PC189台)
・中学校PC 79台(PC教室用41台、校務用PC38台)
・授業者支援ソフト(小学校9 校分、中学校1 校分)
【担当課:学校教育課】
- 15 -
◆ 学校環境整備事業(小学校費)
4,909千円
教育環境の向上のために必要な施設等の整備を進めるものです。
≪事業内容≫
○ 釜石小学校グラウンド防球ネット設置工事
○ 双葉小学校校舎外壁及び教室床改修工事
◆ 小佐野小学校校舎増築事業【新規】
11,000千円
小佐野小学校北側校舎解体や児童数の増加により、教室等に不足が生じていることから現
状の児童数に合わせた校舎面積を確保するため増築しようとするものです。
≪事業内容≫
○ 校舎増築建設工事設計業務委託
◆ 学校環境整備事業(中学校費)
2,996千円
教育環境の向上のために必要な施設等の整備を進めるものです。
≪事業内容≫
○ 釜石中学校グラウンド防球ネット設置工事
○ 大平中学校グラウンド防球ネット設置工事
【担当課:教育委員会総務課】
◆ 学校給食センター整備検討事業
199千円
学校給食センター施設用地の賃借期限が平成32年7月となっていることや、鵜住居地区の仮
設調理場の集約が必要なことから、平成21年改正の学校給食衛生管理基準への適合を含めた
施設の移転整備を検討しようとするものです。
≪事業内容≫
○ 先進地視察
【担当課:学校給食センター】
◆ 唐丹地区学校等建設事業
2,920,179千円
東日本大震災で被災した唐丹児童館、唐丹小学校及び唐丹中学校を生活・防災拠点などの
新機能を兼ね備えた地域を支える学校として新校舎を整備しようとするものです。
≪事業内容≫
○ 総事業費
5,455,281千円(造成500,000千円、建築4,500,000千円)
○ 開校時期
平成29年4月(最終工事竣工は平成30年2月)
○ 小中学校校舎
木造2階建(床面積4,477㎡)
○ 体育館
鉄骨造+鉄筋コンクリート(床面積1,288㎡)
○ 児童館
木造2階建(床面積1階部分333㎡)
○ 建設工事、監理業務委託、建設用地取得、立木補償
◆ 鵜住居地区学校等建設事業
4,866,049千円
東日本大震災で被災した鵜住居幼稚園、鵜住居児童館、鵜住居小学校及び釜石東中学校に
ついて、生活・防災拠点などの新機能を兼ね備えた地域を支える学校として新たに整備する
ものです。
≪事業内容≫
○ 総事業費
10,263,907千円(造成2,874,464千円、建築6,000,000千円)
○ 開校時期
平成29年4月(最終工事竣工は平成29年3月)
○ 小中学校校舎
鉄骨造4階建(床面積9,504㎡)
○ 体育館
鉄骨造(床面積1,062㎡)
○ 児童館
鉄骨造(床面積323㎡)
○ 幼稚園
木造平屋建(床面積586㎡)
○ 敷地造成業務委託、建設工事、監理業務委託
- 16 -
◆ 鵜住居地区学校等建設事業(6月補正予算)
318,266千円
学校等建設事業敷地内における盛土部法面の地滑り対策を充実し、防災機能の強化を図ろ
うとするものです。
≪事業内容≫
○ 敷地造成業務委託一式
○ 委託先
独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)
【担当課:教育委員会総務課】
②
生涯学習の推進について
◆ 生涯学習によるまちづくり推進事業
453千円
生涯学習の推進によるまちづくりや市民参加・参画のまちづくりを目指すため、生涯学習
に関する各種事業を実施するものです。
≪事業内容≫
○ 岩手大学生涯学習講座の開催
○ 立正大学デリバリーカレッジの開催
○ 生涯学習まちづくり出前講座の実施
○ ボランティア養成講座の開催
○ 市民団体等の学習支援講座の開催
○ 生涯学習情報誌「まなびぃ釜石」の発行
◆ 仮設住宅の再編等に係る子供の学習支援によるコミュニティ復興支援事業
① 放課後子ども教室推進事業
2,070千円
子どもたちが地域社会の中で心豊かで健やかに育まれる環境づくりを推進するため、地
域のボランティアが子どもたちとともに勉強やスポーツ、文化活動、住民との交流活動を
実施することで、安全・安心な活動拠点としての居場所づくりを行うものです。
≪事業内容≫
○ 実施場所
釜石小学校、双葉小学校、小佐野小学校、鵜住居小学校、
甲子町第6仮設住宅団地、平田復興住宅
② 学校支援地域本部事業
1,250千円
地域全体で学校教育を支援するため、地域コーディネーターが学校と地域のパイプ役と
なり、学校側のニーズに応じた様々なボランティア活動の調整を行うものです。
≪事業内容≫
○ 実施場所
釜石小学校、栗林小学校
③ 家庭教育子育て支援事業
180千円
保護者が子育ての責任者であることを認識し主体的に子育てに関わることを推進するた
め、適切な機会を活用して各種講座を行うとともに、子ども自身にも自ら成長しようとす
る意識と責任を認識してもらうため、子どもが主体的に活動する機会を提供するものです。
≪事業内容≫
○ 就学時検診、授業参観等を活用した子育て学習講座の開催
④ 学習支援コーディネーター配置事業
3,000千円
子どもたちを中心としたコミュニティの創出等を図るため、学習支援コーディネーター
を配置して、学校・地域(家庭)・行政間を橋渡しするとともにボランティアの活動支援を
行おうとするものです。
≪事業内容≫
○ 学校支援地域本部事業の活動支援
○ 放課後子ども教室の運営支援
- 17 -
○ 子どもの読書推進活動
○ 教育振興運動の活動支援
○ 評価検証委員会の開催(2回)
◆ 仮設団地等での読み聞かせによるコミュニティ形成支援事業
2,292千円
仮設団地や子育て支援施設等で読書活動をはじめとした学習機会をつくる人材を配置し、特
に子どもや高齢者を対象に学びを通じた集いと憩いの場を提供し、コミュニティの形成、活性
化を図るものです。
≪事業内容≫
○ コミュニティ支援員の配置
1人
【担当課:生涯学習文化課】
③
芸術文化の振興について
◆ 釜石市民劇場開催事業
1,700千円
郷土の先人の偉業などを題材として釜石の歴史・風土を認識し、地域文化の発展と市民の
連帯意識の向上を目的として開催する釜石市民劇場の公演に対して助成するものです。
≪事業内容≫
○ 助成先
釜石市民劇場実行委員会
○ 開催日
平成28年10月中旬(予定)
○ 会 場
シープラザ遊
◆ 「かまいし第九」実行委員会事業補助金
2,000千円
音楽活動を通じて当市の文化活動の創造と発展を祈念して開催するベートーヴェン交響曲
第九番の演奏会の公演に対して助成するものです。
≪事業内容≫
○ 助成先
「かまいし第九」実行委員会
○ 開催日
平成28年12月11日(日)(予定)
○ 会 場
岩手県立釜石高校第一体育館
【担当課:生涯学習文化課】
◆ 橋野鉄鉱山事業
12,898千円
橋野鉄鉱山の保全・活用を目的とする取組を行うものです。
≪事業内容≫
○ 「明治日本の産業革命遺産」世界遺産協議会(仮称)負担金
4,024千円
○ 登録一周年イベントの開催
○ パンフレット・資料の充実
○ インタープリテーション(理解増進・情報発信)の推進
○ 嚶鳴協議会において大島高任の偉業を情報発信
【担当課:世界遺産室】
◆ 橋野高炉跡整備事業
13,155千円
橋野鉄鉱山の保全・活用を推進するため、採掘場跡及び運搬路跡も含めた修復・整備活用
計画を策定し、また、計画策定の基礎資料として、調査を実施するものです。
≪事業内容≫
○ 史跡整備検討委員会の開催(3回)
○ 範囲内容確認調査(三次元測量・磁気レーダー探査等による遺構の把握)
- 18 -
◆ 埋蔵文化財保存事業
9,375千円
埋蔵文化財保護を目的として遺跡詳細分布調査及び通常の宅地造成、個人住宅の建設事業
に伴う試掘確認調査及び緊急発掘調査を実施するものです。
≪事業内容≫
○ 川原遺跡出土鉄製品保存処理報告書の発行
○ 遺物実測委託
○ 臨時職員の雇用
1人
◆ 埋蔵文化財保存事業(6月補正予算)
7,841千円
民間事業者が計画している風力発電事業の拡張に伴い、埋蔵文化財の包蔵地内で広範囲に
わたる調査を行う必要が生じるため、分布調査、試掘調査に要する事業費を増額計上するも
のです。
≪事業内容≫
○ 対象地区
和山地区
◆ 埋蔵文化財発掘調査事業
20,200千円
市が実施する復興事業並びに被災者及び事業所の再建のための開発行為のうち、遺跡の範
囲内に該当する箇所について試掘調査及び緊急発掘調査を実施し、発掘された歴史遺産を記
録保存するとともに、復興事業を円滑に進めようとするものです。
≪事業内容≫
○ 試掘調査
年間80日程度
○ 緊急発掘調査
3箇所(予定)
○ 臨時職員の雇用
1人
◆ 鉄づくり体験事業
243千円
地域づくりの根幹を成す郷土の歴史を学ぶため、ふるさと歴史講座や製鉄体験等を開催し、
自分たちの住まう地域への愛着心を醸成するものです。
≪事業内容≫
○ 鉄の検定の実施
○ 出前講座(年間20件程度)
○ 総合的な学習支援…対象市内小中学校
○ 製鉄体験・鍛冶体験等
◆ 史跡等周知促進事業
1,188千円
東日本大震災により損壊した文化財を修復し、その周知を図るものです。
≪事業内容≫
○ 平田御番所跡及び本郷御番所跡修復設置委託
◆ 屋形貝塚保存活用事業【新規】
513千円
釜石地域の縄文時代の生活を解明していく上で重要な遺跡である屋形貝塚を保存・活用し
ていこうとするものです。
≪事業内容≫
○ 保存管理検討委員会(3回)
○ 保存のための内容確認調査
◆ 旧釜石鉱山事務所活用事業
6,170千円
国の登録有形文化財である旧釜石鉱山事務所の保存や活用を図るものです。
≪事業内容≫
○ 臨時職員の配置
2人
○ 活用検討委員会の開催
3回
- 19 -
◆ 市民文化会館災害復旧事業
2,857,549千円
東日本大震災により被災した市民文化会館の代替施設として、商業と賑わいの拠点と位置
付けるフロントプロジェクト1(FP1)エリア内に釜石市民ホール(仮称)を建設するも
のです。
≪事業内容≫
○ 竣工時期
平成29年10月(予定)
○ 総事業費
5,678,717千円(予定)
○ 市民ホール(仮称)工事
2,818,191千円
○ 建設工事監理業務委託
39,358千円
【担当課:生涯学習文化課】
④
スポーツの推進について
◆ スポーツ振興事業
4,703千円
市体育協会と連携をとりながら、スポーツの振興及び競技力の向上を図るとともに、友好
都市である富山県朝日町で開催される「全国ビーチボール競技大会」へ釜石市からチーム及
び職員を派遣して交流を深めながらスポーツの振興及び競技力の向上を図るものです。
≪事業内容≫
○ 全国ビーチボール競技大会経費
517千円
○ スポーツ推進委員研修会用バス借上料
178千円
○ 釜石市体育協会運営事業補助金
○ 各種団体負担金
4,000千円
8千円
◆ ラグビッグドリーム事業
1,000千円
釜石市の象徴の一つであるラグビーを通じて、釜石の魅力を市内外に発信するとともに、
その代表である釜石SWRFCの強化・支援を行うものです。
≪事業内容≫
○ 招待試合の開催
○ ラグビーを通じた交流イベントの開催
◆ ラグビーによる人材育成事業
2,900千円
釜石の地域資源でもある「ラグビー」のさらなる深化と競技人口の拡大を目的にラグビー
の普及促進を図るとともに、世界屈指のラグビー強豪チームを擁するニュージーランドに中
学生を派遣することによって国際感覚に富んだ人材を育成しようとするものです。
≪事業内容≫
○ 中学生(7人)海外派遣業務委託
○ ラグビー普及実行委員会運営事業補助金
2,400千円
500千円
◆ 仮設団地等における健康支援事業
2,600千円
仮設団地等での被災者の心身の健康増進と集いの場によるコミュニティ形成支援活動及び
それらを担う専門人材の確保を図るものです。
≪事業内容≫
○ 臨時職員の配置
1人
◆ 仮設団地等における健康支援事業(6月補正予算)
2,600千円
仮設団地等での被災者の心身の健康増進と集いの場によるコミュニティ形成支援活動及び
それらを担う専門人材の確保するため、事業経費を増額計上するものです。
≪事業内容≫
○ 委託先
釜石市体育協会
【担当課:スポーツ推進課】
- 20 -
◆ いわて国体開催事業
156,072千円
本大会開催を迎える第71 回国民体育大会「希望郷いわて国体」を開催するものです。
≪事業内容≫
○ アスレチックトレーナー派遣業務委託
1,000千円
○ トライアスロンコース道路維持補修業務委託
3,240千円
○ 釜石市球技場屋外音響設備修繕
832千円
○ いわて国体強化選手育成事業補助金
1,000千円
○ 第71回国民体育大会釜石市実行委員会負担金
150,000千円
【担当課:国体推進課】
◆ 鵜住居地区復興広場整備事業
1,143,510千円
東日本大震災により、市内のスポーツ施設が不足したことから、市民がスポーツやレクリ
エーション活動、交流を楽しめる場として復興広場を整備し、災害時には避難・応急生活支
援の拠点として利用するとともに、当市で開催されるラグビーワールドカップ2019 の試合会
場として一体的に利用しようとするものです。
≪事業内容≫
○ 場
所
旧鵜住居小学校・釜石東中学校跡地等
○ 整備面積
約9.0ha
○ 整備概要
広場整備工事(造成盛土、場内整備、屋外トイレ、耐震性貯水槽等)
◆ 釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)整備事業
57,050千円
ラグビーワールドカップ2019の試合会場とするとともに、開催後の有効利用に資する諸室
を備えたスタジアム施設を鵜住居地区復興広場内に整備するものです。
≪事業内容≫
○ 整備概要
常設観客席(約6,000席)
、仮設観客席(約10,000席)、
メイングラウンド、サブグラウンド、諸室等
○ スタジアム実施設計委託
40,450千円
○ スタジアム整備工事
7,600千円
○ サブグラウンド実施設計委託
9,000千円
【担当課:ラグビーワールドカップ推進室】
◆ 体育施設等管理運営費
79,490千円
体育施設を適切に維持管理することにより競技スポーツや生涯スポーツの推進を図るとと
もに、市民の運動意識の高揚、体力強化及び健康増進に寄与するものです。
≪事業内容≫
○ 指定管理先(市民交流センター・市営プール・弓道場・相撲場・球技場)
協立管理工業㈱
○ 指定管理先(昭和園クラブハウス・中妻体育館・平田公園野球場)
釜石市体育協会
【担当課:スポーツ推進課】
- 21 -
6
⑴
教育委員会附属機関
釜石市社会教育委員
(任期:平成28年1月1日~平成29年12月31日)
H28.5.1現在
氏
⑵
名
職
業 ・ 団 体 等
最初の委嘱年月日
種別
1
村
清
釜石市立鵜住居小学校校長
H26.5.1
学校
2
佐々木 賢 治
釜石市立釜石東中学校校長
H27.5.1
学校
3
佐
藤 一 也
岩手県立釜石高等学校校長
H28.5.1
学校
4
山
口 邦 子
釜石商工会議所女性会副会長
H28.1.1
社会
5
土
橋 照 好
釜石市PTA連合会会長
H28.5.1
社会
6
橘
内 道 子
釜石市芸術文化協会事務局次長
H19.5.1
社会
7
八
幡 達 史
(社)釜石青年会議所理事長
H28.1.1
社会
8
池
田 盛 子
主婦
H21.5.1
社会
9
吉
田 千 秋
釜石市スポーツ推進委員協議会会長
H24.1.1
社会
10
柴
田
かまいし女性フォーラム’21代表・主婦
H8.5.1
家庭
11
中
村 ひろみ
文化琴と読み聞かせの会さくら代表
H26.1.1
家庭
12
木
谷
野田十和町内会事務局長
H26.1.1
学識
13
柏
崎 龍太郎
釜石観光ボランティアガイド会顧問
H7.5.1
学識
上
渥
哲
釜石市文化財保護審議会
(任期:平成28年1月1日~平成29年12月31日)
H28.5.1現在
氏
名
職業又は勤務先
最初の委嘱年月日
1
板
沢 利 幸
無
職
H10.4.1
2
松
本
武
無
職
H15.4.1
3
久
保 知 久
農
業
H16.6.1
4
佐々木 光 壽
自営業
H17.4.1
5
川
無
職
H18.5.1
6
佐々木
斉
無
職
H19.4.1
7
瀬
戸
元
無
職
H21.5.1
8
藤
井 サエ子
自営業
H21.5.1
9
河
東 直 江
宮
司
H24.1.1
10
山
崎 倫 昭
無
職
H24.1.1
11
藤
原 信 孝
無
職
H24.1.1
12
加
藤 良 司
無
職
H28.1.1
原 清 文
- 22 -
⑶
釜石市立公民館運営審議会
(任期:平成28年1月1日~平成29年12月31日)
H28.5.26現在
氏
釜
石
公
民
館
名
妻
公
民
館
職 等
最初の委嘱年月日
種別
柳
田 秀 雄
平田小学校校長
H27.5.1~
学
高
橋
亨
大平中学校校長
H27. 5. 1~
学
前
川 輝 夫
平田町内会会長
H17. 5. 1~
社
柳
田 三枝子
浜町婦人会・民生児童委員
H13. 5. 1~
社家
鈴
木 房 子
あすなろキャラバン代表
H24. 1. 1~
社家
長
瀬 裕 子
NPO 法人プロジェクト《伝》理事
H26. 1. 1~
家
横
山 幸 雄
元老人クラブ連合会事務局長
H19. 5. 1~
社
役
最初の委嘱年月日
種別
氏
中
役
名
職 等
佐
藤 悦 男
双葉小学校校長
H27.5.1~
学
後
藤 フ ク
小学校校長経験者
H27. 5. 1~
識
佐々木 幾 子
中妻子どもの家保育園園長
H27. 5. 1~
家
南
館 保 宏
上中島4丁目町内会会長
H27. 5. 1~
社
千
葉
中妻地区民生児童委員協議会会長
H27. 5. 1~
社
佐々木 ひろ子
主任児童委員
H27. 5. 1~
家
村
ニチニチソウ代表
H27. 5. 1~
社
淳
上 雄 子
※中妻公民館は平成27年度新設。委員の任期は、平成27年5月1日から平成29年4月30日まで。
氏
甲
子
公
民
館
名
役
職 等
最初の委嘱年月日
種別
内
田 興 子
甲子小学校校長
H27. 5. 1~
学
菅
原 雅 之
甲子中学校校長
H26. 5. 1~
学
安久津 吉 延
松倉町内会会長
H9. 5. 1~
社
加
藤 良 司
釜石いきいきクラブ代表
H24. 1. 1~
社
菊
池 亜紀子
主婦
H26. 1. 1~
家
坂
本 慶 子
甲子歌う会代表
H22.12. 1~
社
鈴
木 みどり
甲子地区主任児童委員
H19. 5. 1~
家
- 23 -
氏
小
名
役
職 等
最初の委嘱年月日
種別
紺
野 綾 子
小佐野小学校校長
H28.5.1~
学
佐
川
崎 一 弘
釜石中学校校長
H28. 5. 1~
学
野
長谷川 こう子
民生委員主任児童委員
H28. 1. 1~
社
公
黒
田
小佐野公民館野田団地分館館長
H28. 5. 1~
社
民
佐
藤 俊 夫
小川町内会会長
H19. 5. 1~
社
館
小
原 順 子
元小佐野小学校PTA事務局長
H21. 5. 1~
家
木
谷 眞知子
主婦
H19. 8. 1~
家
最初の委嘱年月日
種別
氏
鵜
住
村
至
名
上
役
職 等
清
鵜住居小学校校長
H27.5.1~
学
佐々木 賢 治
釜石東中学校校長
H28.5.1~
学
居
浦
山 文 男
鵜住居地域振興協議会会長
H19.8. 1~
社
公
澤
本 和 子
サンクラブ代表
H25. 1. 1~
社
民
小
山
川原町内会会長
H24. 1. 1~
社
館
瀬
戸 保 子
主婦
H26. 8. 1~
社家
三
浦 紘 子
釜石東部漁業協同組合箱崎女性部長
H12. 5. 1~
社家
最初の委嘱年月日
種別
氏
栗
橋
公
民
館
名
丹
公
民
館
役
職 等
菊
池 信 男
栗林小学校校長
H26. 5. 1~
学
藤
原 政 子
母子保健推進員
H22.5.1~
社家
小笠原 永 治
橋野町振興協議会副会長
H24. 1. 1~
社
小
澤 英 樹
栗林小学校PTA会長
H28. 5.26~
社家
櫻
井 良 美
主婦
H24. 1. 1~
家
遠
野 健 一
栗林共栄会会長
H19. 5. 1~
社
小笠原 幸 雄
元栗橋公民館長
H19. 5. 1~
社
最初の委嘱年月日
種別
氏
唐
士
名
役
職 等
一
條 直 人
唐丹小学校校長
H27. 5. 1~
学
千
葉 伸 一
唐丹中学校校長
H27. 5. 1~
学
秋
元 厚 子
唐丹生活学校代表
H24. 1. 1~
社
河
東 智 子
主任児童委員
H25.1. 1~
社
上
村 年 惠
唐丹町漁業協同組合女性部代表
H19. 5. 1~
家
畠
山 一 信
大石町内会会長
H28.5.1~
社
川
原 清 文
市文化財保護審議会委員
H19. 5. 1~
社
※種別:学=学校教育関係者、社=社会教育関係者、家=家庭教育の向上に資する者、
識=学識経験者
- 24 -
⑷
釜石市立図書館協議会
役職名
⑸
(任期:平成27年5月1日~平成29年4月30日)
氏
名
委嘱時期
選出区分
委員長
伊 瀬 幸 城
平成元年7月
学識経験者
副委員長
佐 藤 順 子
平成17年5月
社会教育関係者
野 田 摩理子
平成19年5月
学校教育関係者
平 松 靖 子
平成20年5月
社会教育関係者
内 田 興 子
平成27年5月
学校教育関係者
桑 畑 恒 雄
平成27年5月
社会教育関係者
藤 原 由香里
平成27年5月
社会教育関係者
小 笠 原
平成27年5月
家庭教育関係者
梓
釜石市スポーツ推進審議会
(任期:平成26年9月1日~平成28年8月31日)
H28.5.1現在
氏
⑹
名
職業・団体等
最初の委嘱年月日
1
小
泉 嘉 明
釜石医師会長/釜石市体育協会長
H13.2.1
2
伊
藤 慶 展
釜石市レクリエーション協会長
H13.4.1
3
下
村 恵 寿
健康運動実践指導者/釜石市体育協会事務局長
H14.4.21
4
粟
津
博
釜石市スポーツ少年団本部長
H17.9.1
5
菊
池 亜紀子
釜石市PTA連合会事務局長
H22.9.1
6
千
葉
岩手県立釜石商工高等学校長
H27.4.1
7
川
崎 一 弘
釜石・大槌地区中学校体育連盟副会長/釜石中学校長
H28.5.1
8
紺
野 綾 子
釜石・大槌地区小学校体育連盟会長/小佐野小学校長
H28.5.1
9
小笠原 加代子
岩手県スポーツ推進委員協議会女性委員会副委員長
H22.9.1
10
鈴
パーソナルトレーナー/釜石市スポーツ推進委員
H22.9.1
尚
木 沙都子
釜石市学校給食センター運営委員会
(任期:平成27年7月1日~平成29年6月30日)
役職
氏
名
所
属
委嘱時期
選出区分
平成26年4月
小学校の校長
委員長
佐 藤 悦 男 双葉小学校校長
平成27年4月
小学校の校長
柳 田 秀 雄 平田小学校校長
内 田 興 子 甲子小学校校長
平成27年4月
小学校の校長
菊 池 信 男 栗林小学校校長
平成26年4月
小学校の校長
平成28年4月
中学校の校長
川 崎 一 弘 釜石中学校校長
平成24年5月
中学校の校長
佐々木 賢 治 釜石東中学校校長
平成27年4月
保健所職員
三 浦 節 夫 釜石保健所環境衛生課長
平成 3年2月
学識経験者
加賀谷 常 英 釜石医師会
平成19年7月
学識経験者
副委員長
金 野 宏 美 釜石薬剤師会
平成26年4月
その他教育長が指名する者
高 橋 一 見 釜石市農林課長
平成28年5月
小学校のPTA会長
土 橋 照 好 釜石市PTA連合会会長
平成28年5月
小学校のPTA会長
二本松 史 敏 鵜住居小PTA会長
平成28年5月
小学校のPTA会長
山 蔭 幸 男 白山小PTA会長
平成28年5月
中学校のPTA会長
川 向 美 樹 大平中PTA会長
- 25 -
⑺
釜石市郷土資料館運営委員会
(任期:平成28年1月1日~平成29年12月31日)
H28.5.1現在
氏
1
柴
名
田
職業又は勤務先
渥
最初の委嘱年月日
無 職
H7.4.1
2
千 坂 誠 久
無 職
H13.4.1
3
加 藤 良 司
無 職
H21.4.1
4
鱒 沢 トモ子
無 職
H26.1.1
5
千 葉 まき子
無 職
H26.1.1
6
佐 藤 悦 男
釜石市立双葉小学校長
- 26 -
H28.1.1
Ⅲ
学校教育
- 27 -
1
平成28年度学校教育の基本方針と重点施策
⑴
~生き抜く力の育成~
学校教育の目標
将来のまちづくりを担う幼児・児童・生徒が震災を乗り越え、未来の夢と希望を実現できるよ
うに、基礎的・基本的な知識・技能とこれらを活用するための思考力・判断力・表現力のバラン
スを重視し、知・徳・体の調和のとれた「生き抜く力」の育成を図る。
⑵
学校教育の基本方針
・家庭・地域との連携・協働による学校経営の充実
・確かな学力を保証する教育活動の充実
・恕の精神を根幹に道徳性を養い豊かな心を育む教育の充実
・健やかな心身を育成する健康教育の充実
⑶
学校教育充実のための重点施策
・特色ある教育活動
家庭・地域との信頼関係、地域理解と創意工夫、学校関係者評価と学校運営の改善
・いのちの教育の推進
教育活動全体、防災教育、意図的・計画的な実践
・こころのサポートの推進
日常的・継続的なこころのサポート、回復期を意識したこころのサポート授業、年間指導計
画の作成
・確かな学力の定着と向上
学力の3つの要素の確実な定着、学習規律
・豊かな心の育成
学級経営、道徳教育の充実、体験活動の充実、道徳教育推進教師を中心とした組織的な推進
体制
・健やかな心身の育成
体力の向上、食育の推進
・特別支援教育の充実
ニーズの把握と適切な対応、個別の指導計画及び教育支援計画の活用と充実、通常学級にお
ける特別支援教育の充実
・生徒指導の充実
児童生徒理解、学校不適応児童生徒の対応、いじめや問題行動の未然防止と早期解決
・社会の変化に対応した教育
キャリア教育、情報教育、環境教育、グローバル化への対応
【岩手の義務教育の目的と実現するための強化の方向】
(岩手県教育委員会学校教育指針より)
目的…「知・徳・体」を総合的に兼ね備えた、社会に適応する能力を育てる「人間形成」
方向…子どもどもたちの教育の牽引役である学校の強化、学校と家庭地域との連携・協働の強化
- 28 -
⑷ 関係事業一覧
区
№
事業名
分
1
2
校長会議
副校長会議
Ⅰ
会
議
3
4
Ⅱ
教
育
研
究
所
関
係
幼稚園長会議
年月日
曜
会場
第1回
H28. 4.12
火
教育センター
第2回
H28. 6.28
火
教育センター
第3回
H28. 8.24
水
教育センター
第4回
H28.10.14
金
教育センター
第5回
H28.11.15
火
教育センター
第6回
H29. 2.15
水
教育センター
第1回
H28. 5.11
水
教育センター
第2回
H29. 2.20
月
教育センター
第1回
H28. 4.12
火
教育センター
第2回
H28. 8.23
火
教育センター
第3回
H29. 2.21
火
教育センター
第1回
H28. 7. 6
水
教育センター
第2回
H29. 2.22
水
教育センター
教務主任会議
釜石市巡回相談
事業会議
第1回
H28. 4.25
月
教育センター
5
第2回
H29. 2.24
金
教育センター
6
いのちの
教育研修会
第1回
H28. 6. 3
金
教育センター
第2回
H29. 2.14
火
教育センター
7
就学支援担当者説明会
H28. 5.10
火
教育センター
こころのサポー
ト担当者研修会
第1回
H28. 4.22
金
教育センター
8
第2回
H28. 9. 2
金
教育センター
H28. 4.27
水
教育センター
第1回
H28. 5.25
水
教育センター
第2回
H28. 9.28
水
教育センター
第1回
H28. 5.27
金
教育センター
第2回
H28.12. 8
木
教育センター
第1回
H28. 4.25
月
教育センター
第2回
H28. 6.20
月
教育センター
第3回
H28. 9.16
金
教育センター
9
研究主任研修会
10
生徒指導主事
研修会
11
12
スクールガード
等情報交換会
運営委員会
- 29 -
趣旨
学校経営上の諸問題につ
いて協議し、調和と統一の
ある教育課程の編成・実施
と特色のある学校経営の推
進に資する。
学校経営上の諸問題につ
いて、学校長を補佐する立
場から協議し、学校経営の
充実に資する。
幼稚園経営上の諸問題に
ついて協議し、幼稚園にお
ける教育課題の解決を図
り、幼稚園経営の円滑な推
進に資する。
学校教育目標の具現化を
目指した教育課程の編成及
びその効果的・効率的な実
施の在り方等について協議
し、望ましい教務運営に資
する。
発達障がいに関する児童
生徒の相談を行い、教員の
指導力の向上に資する。
防災教育を核としたいのち
の教育について、各校の取組
の充実・改善に資する。
各校における就学支援の
充実に資する。
各校におけるこころのサ
ポートの推進に資する。
各校における校内研究の
充実に資する。
各校における生徒指導の
充実に資する。
子どもの安全確保に関する
課題について協議し、地域
ぐるみの安全体制整備推進
事業の推進に資する。
当市の教育課題の解決や
これからの学校教育に求め
られる研究を行う機関とし
ての役割を踏まえ、研究活
区
分
№
13
Ⅲ
学
校
訪
問
関
係
Ⅳ
就
学
支
援
関
係
事業名
全体会
年月日
曜
会場
第4回
H28.11.16
水
教育センター
第5回
H29. 1.17
火
教育センター
第6回
H29. 2. 7
火
教育センター
第1回
H28. 5. 9
月
教育センター
第2回
H28. 9.16
金
教育センター
第3回
H29. 1.25
水
教育センター
14
夏季研修会
H28. 8. 5
金
釜石商工
高等学校
15
研究発表大会
H29. 1. 5
木
学校にて開催
H28. 6.14
火
平田幼稚園
H28. 6.14
火
釜石小学校
H28. 7.12
火
唐丹中学校
第1回
H28. 4.20
水
教育センター
第2回
H28. 9. 9
金
教育センター
第3回
H28.11. 7
月
教育センター
第4回
H29. 2. 8
水
教育センター
16
17
学校訪問
就学支援
委員会
- 30 -
趣旨
動の在り方等について協議
し、教育研究所の研究推進
の充実に資する。
講演・講義等をとおし、
市内教職員の資質の向上に
資する。
教育研究所及び市内各幼
稚園・小中学校における教
育研究の成果を発表しあう
ことにより、当市における
幼稚園・学校教育の充実・
向上に資する。
学校の経営上の諸問題に
ついて協議するとともに、
事務処理の状況を把握し、
円滑な幼稚園・学校運営の
推進に資する。
市の就学支援に関する課
題について協議し、障がい
のある児童生徒の就学の適
正な推進に資する。
2
市立学校一覧
⑴
①
幼稚園・小学校・中学校
幼稚園
(H28.4.1現在)
園 名
②
園長名
平 田
藤
原
鵜住居
磯
田 育 子
安
電話番号
ファックス番号
大字平田4-10-2
26-5353
26-5353
鵜住居町2-18-10
28-1733
28-1733
小学校
(H28.4.1現在)
学校名
③
所在地
校長名
所在地
勝
電話番号
ファックス番号
大渡町3-14-8
22-3513
22-2845
釜 石
髙
橋
双 葉
佐
藤 悦 男
新町1-58
23-5119
23-5129
白 山
栗
澤
弘
嬉石町3-6-1
22-3834
22-3850
平 田
柳
田 秀 雄
大字平田4-2
26-5230
26-5248
小佐野
紺
野 綾 子
小佐野町3-5-37
23-5539
23-5540
甲 子
内
田 興 子
甲子町9-87
23-5525
23-5520
鵜住居
村
上
鵜住居町3-12-1
28-3705
28-3706
栗 林
菊
池 信 男
栗林町16-46
28-2517
28-2503
唐 丹
一
條 直 人
唐丹町字小白浜314
55-2105
55-2107
清
中学校
(H28.4.1現在)
学校名
校長名
所在地
電話番号
ファックス番号
釜 石
川
崎 一 弘
中妻町1-6-8
23-5523
25-1340
甲 子
菅
原 雅 之
甲子町9-156
23-6520
23-6508
釜石東
佐々木 賢 治
鵜住居町3-12-1
28-3010
28-2839
唐 丹
千
葉 伸 一
唐丹町字小白浜314
55-2106
55-2667
大 平
高
橋
大平町3-6-1
22-4158
22-4157
亨
- 31 -
⑵
①
園児・児童・生徒数の推移
幼稚園
園 名
平成24年
平成25年
平成26年
平成27年
平成28年
第 一
43
50
閉園
―
―
平 田
56
62
49
43
38
鵜住居
4
休園
35
32
24
計
103
112
84
75
62
平成26年
平成27年
平成28年
資料:学校基本調査(各年5月1日現在)
②
小学校
学校名
平成24年
平成25年
学級数
児童数
学級数
児童数
学級数
児童数
学級数
児童数
学級数
児童数
釜 石
8
129
8
124
8
127
8
118
8
126
双 葉
13
282
13
258
13
258
11
248
13
250
白 山
8
67
7
57
7
50
6
51
6
50
平 田
7
182
6
171
6
174
6
175
6
163
小佐野
14
338
14
315
15
309
15
307
14
319
甲 子
14
355
14
341
14
316
14
292
14
290
鵜住居
11
236
9
196
9
181
8
170
6
149
栗 林
4
45
4
45
5
45
4
47
5
48
唐 丹
7
65
7
63
7
58
6
53
6
53
計
86
1,699
82
1,570
84
1,518
78
1,461
78
1,448
資料:学校基本調査(各年5月1日現在)
③
中学校
学校名
平成24年
平成25年
平成26年
平成27年
平成28年
学級数
生徒数
学級数
生徒数
学級数
生徒数
学級数
生徒数
学級数
生徒数
釜 石
14
402
15
420
14
384
14
372
14
349
甲 子
6
151
6
166
8
182
8
189
9
179
釜石東
6
164
7
169
7
159
6
143
7
133
唐 丹
3
51
3
40
3
34
4
30
4
32
大 平
7
179
7
169
6
145
7
123
7
112
計
36
947
38
964
38
904
39
857
41
805
資料:学校基本調査(各年5月1日現在)
- 32 -
⑶
①
学年別園児・児童・生徒数
幼稚園
園
名
3歳
4歳
5歳
計
平
田
13
13
12
38
鵜住居
4
12
8
24
計
17
25
20
62
資料:学校基本調査(H28.5.1現在)
②
小学校
学校名
1年
2年
3年
4年
5年
6年
計
釜
石
27
20
24
19
18
18
126
双
葉
45
31
54
47
29
44
250
白
山
12
7
9
5
9
8
50
平
田
22
27
35
28
23
28
163
小佐野
69
51
51
46
64
38
319
甲
子
50
42
44
40
57
57
290
鵜住居
21
20
33
19
30
26
149
栗
林
9
7
7
8
11
6
48
唐
丹
11
3
5
8
12
14
53
266
208
262
220
253
239
1,448
計
資料:学校基本調査(H28.5.1現在)
③
中学校
学校名
1年
2年
3年
計
釜
石
114
121
114
349
甲
子
52
59
68
179
釜石東
49
37
47
133
唐
丹
12
10
10
32
大
平
42
28
42
112
269
255
281
805
計
資料:学校基本調査(H28.5.1現在)
- 33 -
⑷
施設の現況
① 幼稚園
園
名
平 田
鵜住居
校地
園舎
屋内運動場
面積
面積
面積
2,622
692
―
※東日本大震災により被災
プール
水面積
―
耐震
ランク
新耐震基準
校地
校舎
屋内運動場
面積
面積
面積
12,109
2,967
700
12,837
4,941
720
17,579
2,388
831
11,240
3,336
919
16,110
4,512
1,248
12,711
3,794
1,102
※東日本大震災により被災
8,035
1,410
700
※東日本大震災により被災
90,621
23,348
6,220
プール
水面積
250
320
320
350
400
350
普通
教室数
8
13
8
6
14
14
特別
教室数
7
9
7
15
7
6
320
5
7
2,310
68
58
② 小学校
学校名
釜 石
双 葉
白 山
平 田
小佐野
甲 子
鵜住居
栗 林
唐 丹
合 計
耐震
ランク
A
新耐震基準
A
新耐震基準
新耐震基準
新耐震基準
A
③ 中学校
校地
校舎
屋内運動場 プール
普通
特別
耐震
面積
面積
面積
水面積 教室数 教室数
ランク
釜 石
17,596
6,391
1,556
―
14
14 新耐震基準
甲 子
16,826
3,289
1,237
―
6
14 新耐震基準
釜石東 ※東日本大震災により被災
唐 丹 ※東日本大震災により被災
大 平
14,947
3,715
918
―
7
16
A
合 計
49,369
13,395
3,711
―
27
44
※釜石中学校は、屋内運動場に格技室423㎡を含む。
※耐震ランク 新耐震基準 昭和56年6月1日に改正された現在の耐震設計基準で作られて
います。
A Is 値が、0.6以上のもの(耐震改修促進法において「地震の震動及び
衝撃に対し倒壊し、又は崩壊する危険性が低い」とされています。
)
B Is 値が、0.3以上~0.6未満のもの
C Is 値が、0.3未満のもの
学校名
- 34 -
⑸
被災学校の仮設校園舎の状況(鵜住居地区・唐丹地区応急仮設校園舎)
① 幼稚園
校地
園舎
屋内運動場 プール
園 名
面積
面積
面積
水面積
鵜住居
2,297
580
―
―
② 小学校
校舎
屋内運動場
面積
面積
鵜住居
3,034
681
唐 丹
1,873
―
合 計
4,907
681
※唐丹小学校の校地面積は、唐丹中学校と共用
※唐丹小学校の屋内運動場は、唐丹中学校と共用
プール
水面積
―
―
―
普通
教室数
13
7
20
特別
教室数
11
7
18
校地
校舎
屋内運動場 プール
面積
面積
面積
水面積
釜石東
―
2,795
―
―
唐 丹
13,835
1,125
854
―
合 計
13,835
3,920
854
―
※釜石東中学校の校地面積は、鵜住居小学校と共用
※釜石東中学校の屋内運動場は、鵜住居小学校と共用
普通
教室数
8
4
12
特別
教室数
10
2
12
学校名
校地
面積
30,543
―
③ 中学校
学校名
⑹
本校園舎建設に向けて
東日本大震災により被災した、唐丹地区の唐丹小学校及び唐丹中学校、鵜住居地区の鵜住
居小学校、釜石東中学校及び鵜住居幼稚園につきましては、平成24年度に新たな校園舎建設
場所を決定しました。唐丹地区は現在の唐丹中学校敷地内、鵜住居地区は鵜住居町中心部、
第13地割地内の高台です。
平成25年6月には、それぞれの地区の校舎の設計者を簡易プロポーザル方式で決定したとこ
ろです。唐丹地区は「乾久美子建築設計事務所・東京建設コンサルタント設計共同体」、鵜住
居地区は「株式会社シーラカンスアンドアソシエイツ」を設計者とし、平成27年度当初にそ
れぞれ設計を終えました。
そして、その建設工事の発注については、実施設計段階で施工予定者を選定し、市と設計
者と施工予定者が協議を行いながら確実な工事施工に結びつけるため、新しい入札方式であ
る「施工予定者技術協議方式」を導入し、唐丹地区は「前田・新光特定建設工事共同企業体」、
鵜住居地区は「大林組・熊谷組・東洋建設・元持特定共同企業体」を施工者といたしました。
主な経過及び今後の予定は次のとおりです。一日も早い新校舎開校に向け、今後とも、地
域の方々の御意見を伺いながら取り組んでまいります。
○ 唐丹地区
時 期
平成25年6月12日
平成25年7月27日
内 容
釜石市唐丹地区及び鵜住居地区学校等建設工事設計候補者選定
簡易プロポーザルにより、「乾久美子建築設計事務所・東京建設コ
ンサルタント設計共同体」を設計者として決定
唐丹地域の学校&児童館をみんなで考える会【設計内容意見交
- 35 -
換会】開催
座談会「模型を囲んで、楽しく語り合おう!新しい唐丹地域の
平成25年10月29日
学校&児童館」開催
平成26年10月28日
「施工予定者技術協議方式」による施工予定者選定
平成26年11月22日
唐丹地区学校等建設工事設計概要説明会開催
平成27年度~29年度
造成工事、校舎・体育館等建設工事
平成29年4月
校舎棟部分開校予定
平成30年4月
完全開校予定
○ 鵜住居地区
時 期
平成25年6月12日
平成25年7月27日
平成25年10月12日
平成26年
10月13・14日
平成26年12月9日
平成26年度~28年度
平成29年4月
内 容
釜石市唐丹地区及び鵜住居地区学校等建設工事設計候補者選定
簡易プロポーザルにより、「株式会社シーラカンスアンドアソシエ
イツ」を設計者として決定
鵜住居地域の学校&幼稚園&児童館をみんなで考える会【設計
内容意見交換会】開催
第2回鵜住居地域の学校&幼稚園&児童館をみんなで考える会
【設計内容意見交換会】開催
鵜住居地区学校等建設工事設計概要説明会開催
「施工予定者技術協議方式」による施工予定者選定
造成工事、校舎・体育館等建設工事
開校予定
- 36 -
3
市内諸学校一覧
⑴
県立学校
平成28年4月1日現在
学校名
校長名
所在地
電話番号
ファックス番号
釜石高等学校
佐
藤 一 也
甲子町10-614-1
23-5317
23-8611
釜石商工高等学校
千
葉
大平町3-2-1
22-3030
31-1533
釜石祥雲支援学校
小学部・中学部
釜石祥雲支援学校
高等部
定内町4-9-5
23-0663
23-0679
稲
邊 宣 彦
甲子町10-614-1
25-3030
25-3036
釜石高等学校
定時制
⑵
私立幼稚園
平成28年4月1日現在
園 名
正福寺幼稚園
4
尚
園長名
菊
池
所在地
久
甲子町10-8-4
電話番号
ファックス番号
23-6885
23-0005
中学校卒業生の進路状況
卒業年月
項目
公立全日制
公立定時制
県内高等
通信制
学校本科
私立
小計
公立全日制
公立定時制
県外高等
通信制
学校本科
私立
進
小計
学
公立全日制
公立定時制
高等学校
者
通信制
本科合計
私立
合計
一関高専
高等専門
県外高専
学校合計
合計
特別支援 県内
学校高等 県外
部合計
合計
高等学校進学者の総合計
非進学者総合計
卒業者総数
平成24年
3月
293
6
6
10
315
0
0
1
3
4
293
6
7
13
317
4
0
4
6
0
6
329
2
331
平成25年
3月
290
0
1
13
304
0
0
0
1
1
290
0
1
14
305
1
0
1
2
0
2
308
2
310
- 37 -
平成26年
3月
297
5
4
12
318
0
0
0
5
5
297
5
4
17
323
3
0
3
3
0
3
329
8
337
平成27年
3月
263
6
3
11
283
1
0
0
0
1
264
6
3
11
284
2
1
3
3
0
3
290
5
295
平成28年
3月
292
5
6
12
315
1
0
0
3
4
293
5
5
16
319
2
0
2
1
0
1
322
4
326
5
学校保健
⑴
平成 28 年度
児童生徒健康診断
◎健診・検査項目及び対象学年
・内科検診(全学年) ・歯科検診(全学年)
・眼科検診(全学年) ・耳鼻科検診(全学年・学年指定校もあり)
・尿検査(小・中学校全学年) ・心臓検査(小学校1年生、中学校1年生)
・生活習慣病予防検査(小学校4年生、中学校1年生) ・貧血検査(中学校2年生)
・脊柱側弯検査(小学校5年生、中学校1年生)
⑵ 平成 28 年度 学校医・学校歯科医・学校薬剤師
① 幼稚園
園 名
内科医
眼科医
耳鼻科医
平 田
平野 三郎
堀 美知子
堀 晃
鵜住居
藤丸 潔
堀 美知子
堀 晃
②
小学校
学校名
釜 石
内科医
加賀谷 常英
眼科医
堀 美知子
耳鼻科医
堀 晃
双
岩井 利男
堀
美知子
堀
晃
白 山
平 田
小佐野
久喜 寛之
平野 三郎
小笠原 善郎
堀
堀
堀
美知子
美知子
美知子
堀
堀
堀
晃
晃
晃
甲
せいてつ記念病
院
堀
美知子
堀
晃
堀
美知子
堀
晃
歯科医
清原 士朗
福成 和幸
遠刕 秀則
工藤 英明
八重樫 祐成
瓦田 純子
福成 和幸
工藤 英明
山﨑 ひとみ
堀
美知子
堀
晃
鈴木 勝
阿部 美恵子
堀
美知子
堀
晃
八重樫 祐成
石田 昌玄
葉
子
鵜住居
③
(H28.4.1 現在)
歯科医
佐々木 憲一郎
三浦 孝
栗
林
唐
丹
中学校
学校名
濱登 文寿
釜石ファミリー
クリニック
平野 三郎
内科医
眼科医
耳鼻科医
釜
石
釜石ファミリ―
クリニック
堀
美知子
堀
晃
甲
子
神林 敦彦
堀
美知子
堀
晃
釜石東
濱登 文寿
堀
美知子
堀
晃
唐
大
平野 三郎
柏木 一成
堀
堀
美知子
美知子
堀
堀
晃
晃
丹
平
- 38 -
歯科医
瓦田 純子
山﨑 ひとみ
三浦 孝
早﨑 行雄
鈴木 勝
井上 宏紀
及川 陽次
(H28.4.1 現在)
薬剤師
袴田 達也
八木 章雄
中田 義仁
中田 義仁
中田 義仁
松田 智行
金野 宏美
(H28.4.1 現在)
薬剤師
袴田 達也
町田 和敏
藤原 春香
石田 昌玄
荒屋敷 麻里
⑶ 平成 27 年度
男
小5
小6
中1
中2
中3
110
134
99
135
115
139
123
129
160
身長(㎝)
117.5
122.9
128.6
134.3
139.3
145.7
154.5
161.6
165.4
体重(㎏)
22.6
25.2
28.4
33.0
35.1
41.8
48.6
52.2
53.5
座高(㎝)
65.7
68.2
70.6
73.1
75.3
78.3
82.5
85.4
88.5
岩
手
県
平
均
値
身長(㎝)
117.1
123.0
128.4
134.1
139.4
145.9
153.5
159.8
165.6
体重(㎏)
21.6
24.9
27.5
31.6
34.7
40.3
45.8
49.6
54.7
座高(㎝)
65.3
68.0
70.5
73.1
75.2
78.3
82.1
85.4
88.7
全
国
平
均
値
身長(㎝)
116.5
122.4
128.0
133.6
138.9
145.1
152.5
159.7
165.1
体重(㎏)
21.3
24.0
27.0
30.5
34.0
38.2
44.0
49.0
53.4
座高(㎝)
64.8
67.6
70.3
72.6
74.9
77.5
81.3
84.9
88.2
数
103
126
118
118
125
131
130
149
162
身長(㎝)
116.5
121.6
127.7
133.9
140.8
148.2
151.7
155.0
156.1
体重(㎏)
21.8
23.8
27.6
31.6
35.7
42.2
45.8
49.8
52.8
座高(㎝)
65.0
67.3
70.3
73.0
76.5
80.2
82.2
83.0
85.1
岩
手
県
平
均
値
身長(㎝)
116.5
122.3
127.9
133.6
140.3
147.2
152.0
154.7
156.2
体重(㎏)
21.6
24.2
27.2
30.5
34.8
40.3
44.9
48.0
50.5
座高(㎝)
65.0
67.7
70.2
73.0
76.0
79.6
82.8
84.2
85.1
全
国
平
均
値
身長(㎝)
115.5
121.6
127.4
133.6
140.1
146.7
151.9
154.8
156.4
体重(㎏)
20.9
23.5
26.3
29.9
34.0
38.9
43.7
47.4
49.9
座高(㎝)
64.4
67.3
69.9
72.6
75.8
79.2
82.1
83.9
84.9
釜
石
市
平
均
値
女
小4
数
釜
石
市
平
均
値
人
児童・生徒の体位調査
小1
小2
小3
人
資料:平成 27 年度釜石市学校保健実態調査結果
⑷ 平成 27 年度
児童・生徒の疾病状況
(単位:%)
区
分
視力 0.9
以下
感
染
性
眼
疾
患
ア
レ
ル
ギ
ー
性
眼
疾
患
そ
の
他
の
眼
疾
患
難
聴
耳
疾
患
ア
レ
ル
ギ
ー
性
鼻
疾
患
そ
の
他
疾の
患鼻
・
副
鼻
腔
咽
喉
頭
疾
患
う歯
裸眼
矯正
小
27.9
87.2
0.1
1.8
2.0
0.6
13.5
37.9
8.1
5.5
33.0
25.2
中
37.6
75.5
0.0
1.2
2.6
0.5
8.8
39.9
6.4
2.4
29.7
20.6
資料:平成 27 年度釜石市学校保健実態調査結果
- 39 -
処置
未処置
6
釜石市教育研究所
⑴
基本方針
釜石市の学校教育の基本方針と重点目標及び教育実情をふまえ、当市の幼稚園・小・中学校の
教育実践に資する活動を計画し、運営する。
また、当市の教育課題の解決やこれからの学校教育に求められる内容等について、研究・研
修・相談活動を行うことにより、学校教育における教育成果の向上に寄与する。
⑵
運営方針
① 学校・幼稚園等との連携を大切にした研究活動
当市の保育所・幼稚園・小・中学校及び教育研究団体との連携を図り、教育活動が行われ
る場との結びつきを緊密にする。
② 教育活動の課題に応える研究と調査
学校教育をはじめ、社会・家庭教育の直面している課題に応えるものを積極的に研究・調
査対象とし、課題の具体的な解明に努める。
③ 資料収集と活用の充実
教育活動に係る資料の収集・活用の充実を図るとともに、教職員に関する研究実践上の相
談及び研究成果の普及に努める。
④ 研究成果の活用
研究所の研究成果が各種研修会並びに当市の保育所・幼稚園・小・中学校の校内研究及び
研修会の資料として活用されるように努める。
⑤ 子どもの健やかな育ちを目指す教育相談
1) 教育相談室
関係機関と連携を図り、障がいのある児童・生徒等に関する教育相談等に
努める。
2) 若葉教室
通級を中心として、児童・生徒に学校生活に適応できる力を育てる。
(適応指導教室)
⑶
平成28年度の重点
① 子どもとの関係を視野においた、教師としての資質の向上
研究班・推進委員会の活動の中で、このことを常に意識した取組をしていく。
② 研究発表会の充実
研究発表会の目的や意義を明確にし、実りある発表会になるよう内容や運営面で創意工夫
を行う。
③ 各研究班・推進委員会の充実
④ 教育相談室の充実
1) 障がい等のある児童・生徒に関する教育相談等にあたる。
2) 小・中学校への就学に関する相談及び指導にあたる。
3) 心身の不安や悩み、登校への不安等を抱える児童・生徒の援助及び指導のため、適応指導
教室(若葉教室)を運営する。
4) 児童・生徒の保護者からの悩みや相談を受け、適切な支援を行う。
⑤ 資料の活用
これまで研究班等が作成した資料等の積極的な活用を図る。
- 40 -
⑷
教育研究所運営組織
所
長(教育長)
副所長(学校教育課長)
事務局(指導主事)
教育相談室(相談員)
運営委員会
研
究 班
いのちの教育研究班
授業づくり研究班
(国語、算数・数学、社会、理科)
幼保小連携研究班
- 41 -
7
学校給食
名
称
釜石市学校給食センター
所 在 地
釜石市上中島町2丁目1番32号
電話番号
0193-23-0304
構
鉄骨その他造一部2階建
造
延床面積
878.85㎡
対 象 校
小学校6校、中学校3校 計9校
釜石小、双葉小、白山小、平田小、
小佐野小、甲子小、
釜石中、甲子中、大平中
名
称
鵜住居地区学校給食調理場
所 在 地
釜石市鵜住居町第3地割12番地1
構
造
軽量鉄骨
延床面積
186.30㎡
対 象 校
小学校2校、中学校1校 計3校
鵜住居小、栗林小
釜石東中
名
称
唐丹地区学校給食調理場
所 在 地
釜石市唐丹町字小白浜314番地
構
造
軽量鉄骨
延床面積
103.68㎡
対 象 校
小学校1校、中学校1校 計2校
唐丹小、唐丹中
⑴
沿革及び現況
学校給食センターは、当市の学校教育において長年の懸案事項であった全小学校の完全給食
実施にあたり、調理場を集約し学校給食業務を効率的かつ能率的に処理することを目的として
新設され、平成3年2月から供用を開始しています。
また、中学校給食は、生徒の健康増進を目的にミルク給食と併せて平成19年5月から選択制
ランチサービス(弁当配送方式)を実施しておりましたが、東日本大震災において業者が被災
し再開の目途が立たない状況となり、震災後の中学生にバランスのとれた温かい給食を提供し、
保護者の弁当作り等の負担軽減を図りたいとの思いから、平成24年度から全中学校の完全給食
を開始しました。
これに向けて平成23年度は、鵜住居地区及び唐丹地区の仮設校舎に災害時の炊き出し機能を
併せ持つ学校給食調理場をそれぞれ併設し、日本赤十字社等の支援により厨房設備及び消耗品
を導入、併せて学校給食センターにおける食器洗浄機等の大型設備機器の更新を進めました。
現在、学校給食対象校は小学校9校、中学校5校の合計14校であり、運営の効率化、合理化
を図るため、献立作成などの管理部門を除き、食材入札・調理・配送・回収・洗浄等業務の大
- 42 -
部分を民間委託しており、平成26年度は、簡易プロポーザル方式等による業者選定を実施し、
業務改善の提案をいただきながら、より良い学校給食を目指して取り組んでいるところであり
ます。
現学校給食センターは、開始から25年が経過し施設及び設備の老朽化が進む中で、施設の敷
地の賃貸者期限も平成32年7月に迫っていること、今後整備する給食調理場は、学校給食衛生管
理基準に適合した施設が求められていることから、平成31年度中の完成を目指して新たな施設
の整備検討を進めてまいります。
なお、震災後仮設で設置している唐丹地区及び鵜住居地区の調理場機能を両地域に整備して
いる新校舎の完成に合わせて随時現給食センターに集約していくこととなり、唐丹地区調理場
の機能集約については、新校舎の校庭に位置していることから今年度中に集約することとして
おりますが、鵜住居地区については、現時点で集約することが難しいことから当面、仮設調理
場での給食提供を続けることとなります。
⑵
学校給食センター経営目標
学校給食センターでは、
「働きがい」「学びがい」「生きがい」を生み出し、職場の活性化に努
めながら、安定した経営を心がけています。
「食の安全」については、安全安心な食材の確保や衛生管理に十分な注意を払い、栄養バラ
ンスの良い安全でおいしい学校給食の提供に努めます。
O-157やノロウィルス等による食中毒を予防するため、釜石保健所の指導も得ながら、栄養
士や調理員の安全衛生管理研修と実践の徹底、食材等の適正な温度管理に努めます。
使用食材についても、安全な食材の選定と検収の強化、特にも放射性物質濃度測定による安
全性の確認を行ない、地場産農水産物の活用等地産地消運動の推進も図りながら「食の安全」
の確保に努めます。
「食育」については、児童・生徒一人ひとりが正しい食事のあり方や望ましい食習慣を身に
つけ、食事を通して自らの健康管理ができるように、引き続き、学校・保護者・関係団体等と
協力し、食育の推進に努めます。
学校給食センター運営方針
①
安全でおいしい小中学校完全給食の提供を目指します。特に市場流通していない食材につ
いては、放射性物質濃度測定による安全性の確認を行います。
②
教職員及び保護者の方々、関係各団体と連携し、食に関する指導等「食育」の充実に努め
ます。
③ 釜石保健所等と連携を図りながら衛生的な環境づくりに努めます。
④ 情報提供及び情報発信に努めます。
⑤ 委託業者を含めた全職員の資質の向上に努めます。
⑥ 給食センター内でのコミュニケーションを密接にします。
⑦ 業務の改善・経費の節減・安全な労働環境づくりに努めます。
⑶
小中学校給食の概要
① 給食形態
米飯給食 週3回(月・水・金)
(月1回程度麺と併用)
給食センター:委託炊飯
鵜住居地区学校給食調理場及び唐丹地区学校給食調理場:直接炊飯
パン給食 週2回(火・木)
- 43 -
② 年間給食日数 基準は175日、学校毎の日数としており159日~176日
③ 給食費
小 学 校
中 学 校
1食あたりの単価 年間給食費 1食あたりの単価
年間給食費
170回の場合
282円
47,940円
322円
54,740円
175回の場合
282円
49,350円
322円
56,350円
※単価の内訳
食材料費 小学校274円・中学校314円・運営費 8円
給食回数
④ 給食センター事業
ア、わが家の自慢料理
地元食材や旬の食材を活用した家庭自慢のレシピを小中学生から募集し、地域の自然や
食べ物への関心、食に携わる人々への感謝の心を育み、食への興味・関心を高めることを
目的に実施しています。
応募されたレシピは、物資献立検討委員会で審査を行い、最優秀及び優秀作品の中から
給食に取り入れられるものは、単品で1月~3月の献立に取り入れます。
イ、リクエスト給食
平成18年度から実施(平成24年度からは中学3年生対象のアンケートにより実施)
⑤ 運営組織
・釜石市学校給食センター運営委員会
(委員数:20名以内 任期:2年)
委員構成は、小中学校の校長・小中学校のPTA会長・釜石保健所職員・学識経験者・そ
の他教育長が指名する者で、平成27・28年度委員数は14名
・釜石市学校給食センター物資献立検討委員会
(委員数:20名以内 任期:2年)
委員構成は、小中学校の校長・小中学校のPTA会員・学識経験者・その他教育長が指名
する者で、平成27・28年度委員数は15名
⑥ 給食対象人数等の推移
年度
23年度
学校名
釜石小学校
双葉小学校
白山小学校
平田小学校
小佐野小学校
甲子小学校
鵜住居小学校
栗林小学校
唐丹小学校
小
計
25年度
26年度
27年度
124
258
57
171
315
340
196
45
63
1,569
127
258
50
174
309
315
181
45
58
1,517
118
248
51
175
307
291
170
47
53
1,460
釜石中学校
129
282
67
182
338
355
236
45
65
1,699
402
420
382
371
甲子中学校
151
166
181
187
釜石東中学校
164
169
158
142
唐丹中学校
51
37
34
30
大平中学校
179
167
143
123
小
合
947
959
2,528
898
2,415
853
2,313
計
計
140
292
74
203
337
351
273
51
68
1,789
24年度
1,789
2,646
資料:学校給食実施状況等調査(各年5月1日)
- 44 -
8
釜石市育英会
釜石市民である優秀な学生であって、経済的な事由により修学の困難な者に対して、学費の貸与
を行うことにより修学の機会を与え、有用な人材を育成することを目的として、釜石市育英会を設
置し、学費の貸与、交通災害遺児に対する奨学資金の給付を行っている。
⑴
釜石市育英会奨学生採用状況
区分
新規採用者数(人)
高
年度
校
大学等
計
貸付額(円)
(継続・新規)
24年度
3
12
15
22,572,000
25年度
0
9
9
18,072,000
26年度
1
7
8
15,618,000
27年度
1
2
3
10,779,000
28年度
0
5
5
9,444,000
※平成26年度から春と秋の年2回募集
※平成28年度は6月1日現在の見込額
⑵
釜石市育英会奨学金上限額の推移
(単位:円)
区
分
高
年 度
昭和62年度~平成 3年度
平成 4年度~平成 8年度
平成 9年度~平成13年度
平成14年度~平成19年度
平成20年度~
⑶
校
大学等
9,000
10,000
10,000
10,000
16,000
22,000
25,000
30,000
40,000
45,000
交通災害遺児奨学資金給付状況
区分
給付者数(人)
給付額
(円)
小学校
中学校
高等学校
大学等
計
23
-
1
1
-
2
24
-
-
-
-
-
180,000
0
25
-
-
-
-
-
0
26
-
-
-
-
-
0
27
-
-
-
-
-
0
年度
※給付額:小学校入学30,000円・中学校入学60,000円・高校入学90,000円
大学入学150,000円
※平成28年度は10月に申請受付予定
- 45 -
⑷
釜石市育英会役員(理事任期:平成28年4月1日~平成30年3月31日)
役 職
氏
名
委嘱時期
備 考
会 長
野
田 武 則
―
釜石市長
副会長
佐
藤
―
釜石市教育委員会教育長
理 事
古
舘 文 江
平成26年4月
学識経験者
理 事
猪
又 恵美子
平成28年4月
学識経験者
理 事
生
田 久美子
平成28年4月
学識経験者
理 事
佐
藤 順 子
平成28年4月
学識経験者
理 事
村
上
清
平成26年4月
釜石市校長会会長
理 事
上
野 五 月
平成27年5月
釜石市前PTA連合会会長
功
- 46 -
9
学校統合
当市の児童・生徒数は,昭和30年代後半をピークに、社会・経済状況の変化による人口の流出、
少子化の進展などにより大幅に減少し、そのことによる学校の小規模化に加え、施設の老朽化など、
児童・生徒を取り巻く教育環境が大きく変化したことから、昭和60年代以降、学校規模の適正化や、
学区の見直しなどの議論が継続して行われてきた。
平成6年には、教育長の諮問機関として「釜石市立学校の通学区域等検討委員会」を設置し、「市
立小・中学校の適正な通学区域の設定等」についての答申を受けて、平成13年3月に「釜石市立小・
中学校統合実施基本計画」を策定し、実施基本計画後期計画に基づき、平成22年3月末に学校統合に
よる学校規模の適正化・適正配置を図った。
⑴
前期計画(平成13年度~17年度)の概要及び進捗状況
前期計画の概要
前期計画の進捗状況
統合予定校
統合予定年月日
統合年月日
統合後の校名
統合後の学校の位置等
唐丹小学校
大石小学校
平成13年4月1日
平成13年4月1日
唐丹小学校
唐丹小学校
八雲小学校
中妻小学校
平成15年4月1日
平成14年4月1日
双葉小学校
(校名公募)
旧中妻小学校跡地に
校舎を新築整備
釜石小学校
大渡小学校
平成15年4月1日
平成15年4月1日
釜石小学校
(校名公募)
旧大渡小学校
小 佐野小学 校
小川小学校
平成17年4月1日
平成17年4月1日
小佐野小学校
(校名公募)
旧小佐野小学校
釜石第一中学校
釜石第二中学校
小 佐野中学 校
平成17年4月1日
平成18年4月1日
釜石中学校
(校名公募)
旧八雲小学校跡地に
校舎を新築整備
⑵
後期計画(平成18年度~22年度)の概要及び進捗状況
後期計画の概要
後期計画の進捗状況
統合予定校
統合予定年月日
統合年月日
統合後の校名
統合後の学校の位置等
鵜住居小学校
箱崎小学校
平成19年4月1日
平成19年4月1日
鵜住居小学校
鵜住居小学校
甲子小学校
大松小学校
平成19年4月1日
平成19年4月1日
甲子小学校
甲子小学校
釜石東中学校
橋野中学校
平成19年4月1日
平成19年4月1日
釜石東中学校
釜石東中学校
鵜住居小学校
白浜小学校
後期計画期間中に
統合する
平成22年4月1日
鵜住居小学校
鵜住居小学校
平田小学校
尾崎小学校
後期計画期間中に
統合する
平成22年4月1日
平田小学校
平田小学校
栗林小学校
橋野小学校
後期計画期間中に
検討を行う
平成22年4月1日
栗林小学校
栗林小学校
- 47 -
⑶
統合対象校の統合前後の児童・生徒数及び学級数
単位:級、人
統合前の状況
学校名
統合後の状況
学級数
児童・生徒数
唐丹小学校
7
134
大石小学校
2
7
八雲小学校
7
177
中妻小学校
7
148
釜石小学校
8
202
大渡小学校
7
65
小佐野小学校
14
326
小川小学校
7
78
釜石第一中学校
7
134
釜石第二中学校
5
122
小佐野中学校
9
211
鵜住居小学校
13
339
箱崎小学校
4
27
甲子小学校
11
260
大松小学校
3
16
釜石東中学校
7
218
橋野中学校
3
15
鵜住居小学校
12
323
白浜小学校
3
26
平田小学校
9
212
尾崎小学校
3
19
栗林小学校
4
27
橋野小学校
2
3
⑷
学校名
学級数
児童・生徒数
唐丹小学校
7
130
双葉小学校
13
330
釜石小学校
10
255
小佐野小学校
14
410
釜石中学校
15
460
鵜住居小学校
13
367
甲子小学校
12
305
釜石東中学校
7
237
鵜住居小学校
13
361
平田小学校
8
214
栗林小学校
4
30
小・中学校数の推移
単位:校
年
度
12年度
13年度
14年度
15年度
17年度
18年度
19年度
21年度
22年度
小学校数
18
17
16
15
14
14
12
12
9
中学校数
8
8
8
8
8
6
5
5
5
- 48 -
Ⅳ
生涯学習
(社会教育・芸術文化・スポーツ)
- 49 -
1
2
第2次釜石市生涯学習推進計画の基本方針
学びと実践が循環する生涯学習社会をめざして
-復興、そして振興へ-
施策の体系
基本目標
施策の方向性
具体的な施策
生涯学習環境の復旧
いつでも、どこでも学べる環境
のまちづくり
Ⅰ〔つながり〕
すべてのひとに拓けた、
明るい学びのまち
生涯学習推進体制の整備
生涯学習ネットワークの形成
それぞれ手を取り合いながら生 男女共同参画の推進
活するまちづくり
交流の場の創出
地域社会の中で、自主的に活動 地域・部門別リーダーの育成
できるまちづくり
社会参加の促進
みんなの手を借りながら、安心 幼児教育の充実
して子育てが行えるまちづくり 地域ぐるみの子育てへの支援
Ⅱ〔希望〕
安心快適で、笑顔あふれ
る学びのまち
学校・PTA・地域・行政の連 家庭教育の展開
携で、伸びやかな子どもを育て
生涯学習施設等の整備
るまちづくり
安全な生活環境のもとで、快適
な生活ができるまちづくり
防災や生活環境に関する学習
気軽に芸術文化の活動に触れる 芸術文化活動の推進
Ⅲ〔幸せ〕
芸術文化の薫り高い学び
のまち
ことのできるまちづくり
地域ぐるみで文化財を守り、継
承していくまちづくり
社会教育施設等の充実
文化財の保護と活用
乳幼児の健康づくり
生涯にわたって健康的に過ごす 成人の健康づくり
Ⅳ〔生きがい〕
健康長寿で、いきいきと
暮らす学びのまち
まちづくり
高齢者の健康づくり
食育の推進
手を差し伸べることが当たり前 特別支援の充実
のまちづくり
高齢者の生きがいづくり
生涯スポーツの推進
スポーツを通して明るく暮らす 競技スポーツの振興
Ⅴ〔元気〕
躍動感に満ち、はつらつ
とした学びのまち
まちづくり
体育施設の利用促進
体育施設の整備
産業が盛んで、活気に富んだま
ちづくり
- 50 -
職業の知識を高める学習
3
ライフスタイルに応じた学習機会の提供
区
分
具体的な施策
地域ぐるみの子育てへの支援
幼児教育の充実
1 乳幼児期を中心とした事業
特別支援の充実
乳幼児の健康づくり
食育の推進
家庭教育の展開
特別支援の充実
地域ぐるみの子育てへの支援
2 学齢期を中心とした事業
生涯スポーツの推進
芸術文化活動の推進
職業の知識を高める学習
食育の推進
成人の健康づくり
男女共同参画の推進
生涯スポーツの推進
3 成人期を中心とした事業
芸術文化活動の推進
職業の知識を高める学習
競技スポーツの振興
高齢者の生きがいづくり
高齢者の健康づくり
4 高齢期を中心とした事業
生涯スポーツの推進
芸術文化活動の推進
交流の場の創出
社会参加の促進
芸術文化活動の推進
5 地域や世代を超えた事業
文化財の保護と活用
防災や生活環境に関する学習
食育の推進
生涯学習環境の復旧
社会教育施設等の充実
6 学びの場を充実するための事業
体育施設の整備
学校施設等の整備
体育施設の利用促進
生涯学習推進体制の整備
7 市民が主役の学び社会を目指した事業
生涯学習ネットワークの形成
地域・部門別リーダーの育成
- 51 -
4
計画の目標
目標値
目標項目
単位
現状値
21年度
24年度
28年度
33年度
市民一人あたり生涯学習講座への参加回数
回/年
0.5
0.5
0.5
0.5
市民一人あたり公民館利用回数
回/年
1.7
1.8
1.9
2.0
校
1
4
9
14
学校支援ボランティア活動延べ人数
人/年
454
600
800
1,000
市民一人あたり図書貸し出し冊数
冊/年
2.6
2.7
3.0
3.3
市民一人あたり市民文化会館利用回数
回/年
1.8
―
―
―
市民一人あたりスポーツ施設利用回数
回/年
6.5
6.6
7.2
8.3
学校支援地域本部事業実施校
※ 市民文化会館については、平成23年度から休館
- 52 -
5
生涯学習文化課
運営方針・重点目標・事業計画
⑴ 運営方針・重点目標
① 運営方針
全ての人々が生涯にわたり、いつでも、どこでも学ぶことができ、その成果を生かすことのでき
る社会の実現が生涯学習の理念である。生涯学習の推進については、学びと実践が循環する生涯学
習社会を形成するため、学校教育に加えて、家庭教育と社会教育のより一層の推進に努める。
家庭教育については、開始から50年以上経過した教育振興運動のさらなる広がりを図るため、
「ス
マートフォンなどの普及による児童生徒への影響を考慮して、平成27年度からの5ヵ年計画の2年
目である本年も、情報メディアとの上手な付き合い方を最重点に取り組む」との県教育委員会の方
針のもと、各実践区と連携した運動を推進する。
また、地域ぐるみで子どもたちを守り育てていく環境を整えるため、引き続き学校支援地域本部
事業や、放課後子ども教室の充実を図る。さらに、子どもエコクラブなどの活動を通じて、子ども
たちの豊かな心身の育成を図るほか、子育て学習講座などの学習機会を設けて、生活リズムの向上
による、健やかな成長に関する理解を深めていく。
一方、社会教育については、全ての人々に等しく学習機会が開かれ、生涯を通じて自己を磨き、
豊かな人生を送ることができる社会を構築する必要がある。
このため、岩手大学や立正大学と連携した生涯学習講座を開催するとともに、様々な機関にもご
協力いただきながら、また、市民の意見を反映してまちづくり出前講座を更に充実し、ライフステ
ージに応じた自主的な学習を支援していく。
同時に、地域に根ざし、地域の実情に即した多様な公民館事業を展開し、市民の学習ニーズにも
きめ細かに応えながら、学習の成果が地域づくりに反映される持続可能な学び社会の形成に努め
る。
さらに、子どもの読書活動については、平成27年度に「第3次釜石市子どもの読書活動推進計画」
を策定したことから、市立図書館、学校図書館、読書ボランティアなど関係団体間の連携をさらに
深め、計画の進捗状況を確認しながら、子どもが豊かな心を育むための読書に親しむ環境づくりを
進めていく。
芸術文化は、豊かな人間性を育むとともに、どのような状況にあっても私たちに勇気をもたら
し、心にぬくもりを与えてくれる存在である。
震災以降、全国から様々なご支援やご協力をいただいており、市民の芸術文化活動や郷土芸能の
伝承活動が途絶えることがないよう、市民芸術文化祭など芸術文化の取り組みを支援する。
また、文化財は、今を生きる私たちにとって大切な遺産であり、過去からのメッセージでもあ
る。復興事業や被災者等の再建に伴う、埋蔵文化財の発掘調査を引き続き実施するとともに、発掘
調査の現地説明会や発掘体験、出土品の展示会などの開催により、先人達の築き上げた歴史遺産が
後世に継承されるよう取り組んでいく。
さらに、被災した文化財や郷土資料などの復旧と修復に努めるとともに、新たな文化財の掘り起
こしや市の文化財としての指定により、未来へと確実につなげていく。
橋野高炉跡については、昨年、ユネスコ世界遺産に登録された。今後も引き続き遺構の保存と活
用に向けて、国、県ほか関係機関と協議しながら、遺跡周辺の測量や磁気レーダー探査といった史
跡内容の確認調査を進めていく。
震災により一般公開を見合わせていた旧釜石鉱山事務所は、昨年度耐震補強及び大規模改修工事
が完了したことから、一般公開を再開する。
郷土資料館については、釜石の自然や歴史、民俗のほか、戦災や津波といった災禍を乗り越えて
きた先人の姿と教訓を伝えるため、きめ細かな企画展示の開催など、より一層運営の充実を図って
いく。
- 53 -
② 重点目標
(1)心の復興を図るため、市民のニーズや置かれた環境に即し、ライフステージに応じた学習機
会を提供する。
(2)文化、芸術、各分野の活動が、それぞれにおいて主体的に取り組んでいくことができるよ
う、必要な支援や調整を行う。
(3)地域ぐるみで子どもたちを育てる環境を整えるとともに、明日の釜石を担うグローバルな人
材を育成する。
(4)釜石の文化や歴史の調査を進めながら、先人たちが築き上げてきた過去を振り返る事業を通
じて、当市の歴史を未来へと継承していく。
(5)社会教育施設の復旧を促進し、いつでも、どこでも、誰もが学び、健康に暮らせるまちづく
りに努める。
⑵ 事業計画
① 乳幼児期を中心とした事業
施 策
事業名
事業目的
事業内容(時期・場所・対象ほか)
地域ぐるみ 家庭教育子育て 家庭の教育力を高め ○就学時健診を利用した子育て学習講座
の子育てへ 支援事業
るため子育て学習講 〔時期〕10~11月頃
の支援
座を実施し、次代を 〔場所〕各小学校
担う健全な人材の育 〔対象〕新入学児童の保護者
成を図る。
子どもの生活リ
ズム向上
「RHYTHM プラン」
の推進
早寝早起き朝ごはん 〔時期〕通年
の必要性について、 〔場所〕市内
様々な機会を通じて 〔対象〕市民
保護者に対して理解
を促す。
② 学齢期を中心とした事業
施 策
事業名
事業目的
事業内容(時期・場所・対象ほか)
地域ぐるみ 学校支援地域本 地域の教育力を結集 〔時期〕通年
の子育てへ 部事業
して学校教育を支援 〔実施校〕釜石小学校、栗林小学校
の支援
する。
〔対象〕実施校の児童、地域住民
〔内容〕学校に地域コーディネーターを
配置、支援ボランティアを活用
した学習支援
子どもの読書活 学校、図書館、ボラ 〇絵本カーによる活動
動推進事業
ンティア団体との連 〔時期〕通年
携により、子どもの 〔場所〕仮設住宅、子育て施設等
感性、表現力、想像 〔対象〕子ども、子育て世帯等
力の豊かさを育む読 〔内容〕専任スタッフによる読み聞か
書活動を推進する。
せ、学校図書館ボランティア等
の活動支援
仮設団地等での 専任スタッフを配置 〔時期〕通年
読み聞かせによ し、仮設団地等での 〔体制〕1人(臨時職員)
るコミュニティ
〔内容〕仮設団地や子育て支援施設等で
コミュニティの形
形成支援事業
- 54 -
施 策
事業名
事業目的
事業内容(時期・場所・対象ほか)
成、活性化を図る。
の読み聞かせや読書活動を始めと
した学習機会をつくる人材を配置
する。
教育振興運動
各実践区において、
5者がそれぞれの役
割を果たしながら相
互に連携して地域の
教育課題の解決に取
り組む活動を支援
し、地域の教育力の
向上を図る。
〔時期〕通年
〔場所〕市内
〔対象〕子ども、保護者、学校、地域、
行政
〔内容〕協議会総会、集約集会の開催、
各実践区の活動支援、
「情報メ
ディアとの上手な付き合い方」
の普及啓発
釜石市PTA連 市内各PTA相互の 〔対象〕
合会補助金
連携を図り、民主教 ・教育の振興に関する事業
育の振興に寄与する ・会員の教養研鑽と親睦を図る事業
ことを目的とした活 ・その他、会の目的達成に必要な事業
動に対し補助金を交 ・教育振興運動の活動支援
付する。
放課後子ども教 地域の協力を得て放 〔時期〕通年
室推進事業
課後子ども教室を開 〔対象〕小学生、地域住民
設し、放課後におけ 〔場所と開所日〕
る安全・安心な居場 ①「鵜住居子どもひろば」鵜住居小、栗
所づくりを行う。
林小学校区/田郷仮設団地、栗林仮設団
地集会室/月、木、金/4.18(月)開所
②「ばしょまえ交流館」釜石小学校区/
カトリック釜石教会/月、木/4.14(木)
開所
③「ふたば放課後子ども教室」/双葉小
学校区/双葉小学校地域連携施設/木
/4.14(木)開所
④「小佐野放課後ひろば」/小佐野小学
校区/小佐野公民館/月、木/4.14(木)
開所
⑤「MOSICA」/甲子小学校区/甲子町第6
仮設団地/木/4.14(木)開所
⑥「MOSICA 平田」/平田小学校区/平田
復興住宅/木/4.14(木)開所
県立釜石病院助
産師による性・
いのちに関する
出前事業
いのちの大切さを理
解し、性に関する正
しい知識を早期から
身に付ける。また、
地域医療機関と学校
との連携を推進す
る。
〔時期〕7月~3月
(各校の希望に応じ実施)
〔場所〕市内小学校
〔対象〕小学5、6年生
〔内容〕日々出生に立会い、専門的知見
を持つ助産師を講師とする学習機
会をつくり、性やいのちの尊厳に
関してより明確なメッセージを伝
える。
芸術文化活 岩手県青少年劇 優れた舞台芸術の鑑 〔時期〕6月7日
動の推進
場開催事業
賞を通じて、豊かな 〔実施校〕小佐野小学校体育館
情操の涵養と健全育 〔対象〕市内小学校5・6年生
- 55 -
施 策
事業名
事業目的
事業内容(時期・場所・対象ほか)
成に資する。
〔演目〕ALOHA!フラ(音楽と踊り
を通したハワイ文化の体験)
伝統文化こども 子どもたちに、茶
〔時期〕通年
教室事業
道、華道、邦楽など 〔場所〕市内
〔対象〕市内の小学校から高等学校まで
を体験・修得できる
の児童生徒
機会を提供し、豊な 〔実施団体〕 下記5団体(予定)
人間性の涵養を図
釜石草月会
釜石市裏千家茶道子ども教室
る。
釜石市表千家茶道子ども教室
日本将棋連盟釜石支部
長唄三味線に親しむ会
職業の知識 鉄づくり体験事 先人から受け継がれ ○鉄づくり体験
を高める学 業
てきた「ものづくり 〔時期〕時期未定
習
精神」を子どもたち 〔場所〕旧釜石鉱山事務所(予定)
に伝え、ふるさとを 〔対象〕市内中学校
愛する人材の育成を
図る。
○鉄の検定
〔対象〕一般・小中学生
〔時期〕未定(平成28年12月1日、鉄の
記念日を中心にして実施予定)
〔場所〕一般 教育センター会議室
(予定)
小中学生 各学校(予定)
食育の推進 子どもの生活リ
ズム向上
「RHYTHM プラン」
の推進
(再掲)
早寝早起き朝ごはん 〔時期〕通年
の必要性について、 〔場所〕市内
様々な機会を通じて 〔対象〕市民
保護者に対して理解
を促す。
③ 成人期を中心とした事業
施 策
事業名
事業目的
事業内容(時期・場所・対象ほか)
芸術文化活 第46回釜石市民 釜石市民に芸術文化
動の推進
芸術文化祭
活動の発表及び鑑賞
の場を提供し、文化
のかおり高いまちづ
くりに寄与する。
〔時期〕11月4日〜6日
〔場所〕シープラザ遊・シープラザ釜石
(予定)
〔対象〕釜石市芸術文化協会加入団体
〔内容〕絵画、書、切り絵等の展示、バ
レエ、大正琴等のステージ発表
④ 高齢期を中心とした事業
施 策
事業名
事業目的
事業内容(時期・場所・対象ほか)
芸術文化活 第46回釜石市民
動の推進
芸術文化祭
(再掲)
- 56 -
⑤ 地域や世代を超えた事業
施 策
事業名
事業目的
事業内容(時期・場所・対象ほか)
交流の場の 国際理解支援事 国際感覚を養い、異 ○初級英会話講座
創出
業
文化に対する相互理 〔時期〕7.6~9.21 毎週水曜日
解を深める。
〔場所〕教育センター
〔対象〕市民
〇関係団体との連携事業
市国際交流協会との共催事業や外部からの
支援事業を活用しながら、各種講座やイベ
ントを実施する。
社会参加の 市民団体・自主 自主活動グループが 〔時期〕随時
活動グループ学 市民を対象とした講 〔場所〕市内
促進
習支援事業
演会等を開催する
〔対象〕自主活動グループ等
際、講師謝礼金の一
定部分を教育委員会
が負担する。
釜石市成人のつ 新成人の門出を祝
〔時期〕平成29年1月8日(日)予定
どい
い、釜石市民として 〔場所〕県立釜石高校第一体育館
の自覚を促す。
〔対象〕新成人
芸術文化活 第46回釜石市民
芸術文化祭
動の推進
(再掲)
文化財の保 史跡橋野高炉跡 橋野高炉跡の保存・
整備事業
活用推進のため、史
護と活用
跡指定地とその周辺
からなる橋野鉄鉱山
の範囲内容確認調査
を実施していく。
埋蔵文化財発掘
調査事業
(復興交付金事
業及び通常事
業)
〔時期〕通年
〔場所〕史跡橋野高炉跡
〔内容〕
・整備検討委員会の開催
・範囲内容確認調査の実施
三次元測量
地中レーダー探査
復興事業及び個人住 〔時期〕通年
宅建築予定地内の遺 〔場所〕釜石市内全域
跡の試掘及び記録保 〔内容〕
(復興交付金事業)
存のための緊急発掘
復興事業区域内の遺跡について、
調査を実施、並びに
試掘確認調査及び記録保存のための
縄文時代後晩期の遺
緊急発掘調査の実施。
跡の分布調査を行
(通常事業)
い、埋蔵文化財の保
民間事業については、試掘調査を
護を図る。
実施し、詳細調査が必要な箇所につ
いて緊急発掘調査を実施。
市内縄文時代後晩期の遺跡の分布
調査を実施し、調査報告書を刊行す
る。
史跡等周知促進 震災により流出・全 〔時期〕通年
事業
壊した文化財の標柱 〔場所〕被災区域を中心とした市内全域
等を整備し、歴史を 〔内容〕震災により損壊した文化財の修
後世に伝え、未来へ
復、標柱、案内板の設置等
の指針を示す。
- 57 -
施 策
事業名
事業目的
事業内容(時期・場所・対象ほか)
旧釜石鉱山事務 国の登録有形文化財 〔時期〕平成28年6月30日~12月8日
所活用事業
である旧釜石鉱山事 〔場所〕旧釜石鉱山事務所
〔内容〕一般公開を再開し、釜石鉱山の鉱
務所の一般公開を再
石、道具機械類、生活資料等を公開
開し、保存と同時に
する。
活用を図る。
文化財保護事業 釜石市にある文化財 〔時期〕通年
の適正な保護と活用 〔場所〕市内全域
を図る。
〔内容〕市内の指定文化財の保存と維持
管理、史跡の保護及び景観の保持
特別天然記念物 国指定の鳥獣の保護 〔時期〕通年
保護処理事業
管理と滅失した時に 〔場所〕市内全域
処理を行う。
〔対象〕国指定特別天然記念物
ニホンカモシカの保護と処理
⑥ 学びの場を充実するための事業
施 策
事業名
事業目的
事業内容(時期・場所・対象ほか)
社会教育施 郷土資料館管理 郷土釜石の歴史、文 〔時期〕通年
設等の充実 運営事業
化に触れ、学習する 〔場所〕釜石市郷土資料館
場としての郷土資料 〔内容〕郷土資料館の維持管理、運営
館を運営する。
○通常展示、企画展の開催
○収蔵資料の整理、データベースの
整理
○寄贈資料の受入れ、登録
旧釜石鉱山事務
所活用事業
(再掲)
公民館及び分館 公民館(7館)及び
維持管理
分館(7館)の維持
補修等を行う。
〔時期〕随時
〔内容〕老朽化、経年劣化が激しいため
緊急度を勘案して維持補修す
る。
大石地域交流セ 市民交流、各種生涯 〔時期〕通年
ンター維持管理 学習関連事業、地域 〔対象〕市民等
の集会施設として活
用する。
郷土芸能伝承館 郷土芸能の伝承活動 〔時期〕通年
維持管理
施設の維持管理を行 〔場所〕市立五葉山麓郷土芸能伝承館
う。
市立海の芸能伝承館
釜石市中村郷土芸能どんがた館
〔内容〕施設の維持管理
- 58 -
⑦ 市民が主役の学び社会を目指した事業
施 策
事業名
事業目的
事業内容(時期・場所・対象ほか)
生涯学習推 生涯学習推進本 生涯学習に関し、関 〔時期〕随時
進体制の整 部・連絡調整会 係各課等相互の事務 〔内容〕生涯学習に関する施策を総合的
備
議の運営
の緊密な連絡調整を
かつ効果的に推進するため、必
図る。
要に応じて連絡調整会議を開催
する。
岩手大学生涯学 岩手大学との相互友 〔時期〕7月以降
習講座
好協力協定に基づき 〔場所〕教育センターほか
共催により市民向け 〔対象〕高校生以上の市民
の公開講座等を開催 〔内容〕月1回、工学部講座を皮切りに
する。
年5回程度市民のニーズに合わせ
て開催、うち1回は岩手大学キャ
ンパス体験講座を開催する。
立正大学デリバ 市民が生涯学習に関 〔時期〕①6月4日、②6月11日、③6月18日
リーカレッジ
心を持ち実践するき 〔場所〕教育センター
っかけとする。
〔対象〕高校生以上の市民
〔内容〕①『誰でも楽しめるタウン・ウ
ォッチング』、②『あなたも天気
予報士~諺に学ぶ』
、③『越後屋
はワルではない~三井高利は近代
的ビジネスのパイオニアである』
放送大学岩手学 学位取得やキャリア 〔時期〕通年
習センター釜石 アップを目指す方の 〔場所〕教育センター5階
校の開設
利便を図る。
〔対象〕放送大学学生、市民
※この他、年2回程度開催する大学説明
会に協力
生涯学習まちづ 生涯学習意識の高揚 〔時期〕通年
くり出前講座
と学習機会の提供を 〔場所〕市内
図り、地域課題を考 〔対象〕市民
える機会とする。
〔学習メニュー〕154講座登録
生涯学習ネ 生涯学習情報提 市のホームページや ○釜石市ホームページの運用
ットワーク 供事業
広報誌を通じて、学 〔時期〕通年 〔対象〕市民ほか
の形成
習意欲の啓発や学習 ○生涯学習情報誌「まなびぃ釜石」の発
機会の提供等に関わ
行
る情報発信を行う。 〔時期〕年2回
〔対象〕市内全戸配付
○「教育振興運動だより」の発行
〔時期〕年1回
〔対象〕市内全戸配付
各種ボランティ 生涯学習の様々な分 〔時期〕通年
アとの連携とそ 野での人材の発掘と 〔場所〕市内
の支援・養成
育成
〔対象〕市民
地域・部門 こども
別リーダー エコクラブ
の育成
自然の中での様々な
体験活動を通じて、
自然環境への理解を
深め、環境保全に配
慮した行動をとるこ
とができる資質をは
ぐくむ。
〔時期〕7月以降
〔場所〕市内
〔対象〕小学生
〔内容〕水生生物調査、海の環境学習、
生き物さがしなど
- 59 -
6
スポーツ推進課
運営方針・重点目標・事業計画
⑴ 運営方針・重点目標
① 運営方針
東日本大震災から5年が経過し、当市では、目指すべき釜石の将来像、「三陸の大地に光輝き希
望と笑顔があふれるまち釜石」の構築に向け、「釜石市復興まちづくり基本計画 スクラムかまい
し復興プラン」のもと震災から復興に取り組んでいる。
震災によって、いまだに施設の利用が制約されているほか、少子高齢化の進展など様々な社会状
況の変化に伴い、スポーツを取り巻く環境は大きく変化しています。一方、市民の健康意識の高ま
りや子どもの体力低下傾向などから、スポーツに対する関心や期待は一層高まってきている。
このような中、今年は希望郷いわて国体が行われ、当市では、7人制ラグビー、トライアスロ
ン、オープンウォータースイミングの各男女、3競技、6種別を実施するところであり、この大会
を契機に市民のスポーツ意識の高揚とスポーツ振興、釜石の魅力が発信できるような大会にしたい
と考えている。
2019 年(平成 31 年)には、ラグビーワールドカップが開催されるなど、今後ますますスポーツ
の果たす役割が重要となり、社会的な価値や意義が高まっていると認識している。また、2020 年
(平成 32 年)の東京オリンピッ・パラリンピックにつきましても、国内では、開催に向けた施設
整備をはじめ、トレーニングキャンプ地の誘致などの動きが本格化しており、ラグビーワールドカ
ップ開催後の施設の有効利用なども見据えながら、当市の自然環境や、世界遺産登録された「橋野
鉄鉱山」をはじめとする歴史・文化などを広くPRし、
「スポーツ資源」と「観光資源」の融合を
図り、交流人口の拡大や地域経済への波及効果など、新たな地域の価値を創出すべく「スポーツツ
ーリズム」の推進に取り組む。
生涯スポーツに関しましては、関係団体などと連携しながら、かまいし仙人峠マラソン大会をは
じめとする全国規模のイベントのほか、各種目別協会主催の県規模の大会や、市民レベルの各種ス
ポーツイベントなどへの助成と併せて、愛知県東海市や富山県朝日町とのスポーツ交流事業につい
ても継続して支援する。
さらに、スポーツ推進委員が中心になり学校、幼稚園、保育所及び仮設住宅などにおいて、誰も
が取り組めるニュースポーツや軽運動の普及に努めながら、子どもから高齢者までの運動する機会
の提供とともに、運動を通じたコミュニティづくりを推進していく。
競技スポーツに関しましては、釜石シーウェイブスラグビーフットボールクラブをはじめ関係団
体との連携を強化し、
「ラグビーのまち」として更なるラグビーの振興を図るとともに、各種スポ
ーツ団体や釜石市体育協会などと連携し、各競技の選手強化と育成に努める。
また、将来的な競技スポーツの振興も視野に、人口減少・少子化によって団体が減少しているス
ポーツ少年団などの活動も支援します。
② 重点目標
(1)市民の運動不足や健康増進の必要性なども問われており、幅広くスポーツに親しむことがで
きるような動機づけや機会の創出を図る。
(2)市全体や県レベルのイベントを開催して交流を推進すると同時に、市民に希望をもたらし、
復興地域の光となるような大規模スポーツ大会の開催に取り組む。
(3)震災からの復興の過程の中、次代を担う子どもたちが生涯にわたって、スポーツに親しみ、
また、スポーツにおいても、幼保、小、中、高とスムーズな接続ができ、心身の基礎づくりや
体力・運動機能の向上を目指す。
(4)体育施設の復旧を促進し、いつでも、どこでも、誰もが、健康に暮らせるまちづくりに努め
る。
- 60 -
⑵ 事業計画
① スポーツイベントの開催
事業名
内 容
スポーツに親しむ機会の創出と
第 42 回釜石健康マラソン大会
健康増進の意識向上を図る。
【内容】
備
考
期日:未定
会場:釜石市球技場及び周辺
コース
・市民参加型年齢別マラソン大会
※国体との調整必要
市体育協会と当市を実施主体と
して開催する。当市固有の自然空
間を活用したマラソン大会として
1,000 人規模の参加を得て定着し
ている。
第 7 回仙人峠マラソン大会
また、甲西地区のにぎわい創出
やスポーツによる活性化を図る。
期日:H28.10.30(日)
会場:旧釜石鉱山事務所周辺
【内容】
・箱根駅伝に匹敵する峠コース
17.2 ㌔と 10 ㌔コースの男女各 11
部門からなる本格的マラソン大会
誰もが気軽に参加できるニュー
スポーツであるスポーツチャンバ
ラを通じて、運動習慣・生涯スポ
ーツの定着と健康増進を図る。
【内容】
第 11 回釜石市長杯スポーツチャ
・いわて国体デモスポ競技(会
期日:H29.2 月中旬
ンバラ大会
場:矢巾町)
会場:中妻体育館
・県大会規模で開催している「ス
ポーツチャンバラ」を通じ、スポ
少の参加が多く、大会を盛り上げ
るとともにスポーツ推進の一助と
する。
誰もが気軽に楽しめるウォーキ
ングを通じ、健康への意識高揚と
第 9 回鉄と魚のまち釜石潮騒ウ
ォーク事業(市民歩け歩け運動)
仲間との交流、更なるスポーツ実
施率人口の拡大を図る。
【内容】
・市ウォーキング協会とタイアッ
プし合同開催している。
- 61 -
期日:H28.10 月
会場:鈴子町から大平町
② 市民スポーツの振興
事業名
内 容
備
考
仮設住宅団地等で、生涯学習
の一貫として行われている学び
の場、運動体力維持活動支援策
として講師派遣事業を実施し、
ニュースポーツ等を取り入れた
健康体操の紹介をすることによ
仮設団地等における健康支援事業
り、コミュニティ形成やスポー
ツ実施率の向上など市民の健康
増進を図る。
期日:随時
会場:仮設住宅団地・市内
公共施設
【内容】
・
「いつでも」
「どこでも」
「だれ
もが」スポーツに親しむ環境を
整え、
「する」スポーツの機会の
向上を図る。
姉妹都市である愛知県東海市
との各種スポーツ交流を開催す
ることで、スポーツを通じて相
東海市スポーツ交流事業
互の交流と親睦を深める。
【内容】
・東海市の中学生を招き、バレ
期日:未定
会場:未定
種目:バレーボール
対象:中学生
ーボールによる交流事業を実施
友好都市である富山県朝日町
で開催される「全国ビーチボー
ル競技大会」に当市からチーム
朝日町ビーチボール交流事業
を派遣し、スポーツを通じての
相互の交流と親睦を深める。
【内容】
・当市からチームを派遣し、交
流と親睦を深める。
- 62 -
期日:H28.9.11、12
(土、日)
会場:朝日町サンリーナ
③ 選手の強化と指導者の育成
事業名
内
容
備
考
当市を象徴するラグビーを活用した
イベントの開催でラグビーの町として
釜石ラグビックドリーム
2016
の機運醸成を図る。
期日:通年
【内容】
会場:釜石市球技場ほか
・招待試合の開催
釜石SWRFCの強化及び地域振興
を目的とする。
④ ラグビーワールドカップへの対応
事業名
内
容
備
考
ラグビーワールドカップ 2019 の開
催に向けた、小中学生を対象とした海
外派遣事業を行い、異種文化、語学力
向上とラグビーによる交流を図りなが
ラグビーによる人材育成事業
ら、ラグビー競技の普及促進に努める。 期日:通年
【内容】
会場:未定
・中学生海外派遣委託料
・ラグビー普及実行委員会運営補助金
学校や地域において、気軽に参加で
きるタグラグビーの実施など
⑤ 学校体育等の充実
事業名
内
容
備
考
市内で開催する小・中学校体育大会
事業を支援し、学校体育の活性化を図
る。
釜石・大槌地区小中学校体育
【内容】
期日:H28.6、9 月
連盟負担金
・釜石・大槌地区中学校総合体育大会
会場:釜石市球技場ほか
(各種競技部門)の開催
・釜石・大槌地区小学校体育大会(陸
上・水泳競技)の開催
- 63 -
⑥ 関係団体との連携
事業名
内
容
備
考
備
考
備
考
釜石市体育協会の運営を支援し、
市内各競技団体及びスポーツ少年
団本部を通じての競技団体の連携
釜石市体育協会補助金助成事業
による活性化を図る。
【内容】
・体育協会に係る事業費及び人件
費等を補助する。
⑦ スポーツ情報の提供
事業名
内
容
市HPや報道機関への情報発信
を行うことで、各種事業の参加拡
大や生涯スポーツへのきっかけ作
スポーツ情報提供事業
りを図る。
【内容】
・市HPでの情報発信
・各種事業の報道機関への周知
⑧ 公共施設の整備促進
事業名
内
容
市内体育施設の運営に指定管理
制度を導入し、施設の効率的な運営
とサービス向上を図る。
【内容】
・平成 26 年 4 月から平成 31 年 3 月
までの 5 年間の指定である。
指定管理者による施設管理業務
・協立管理工業㈱
管理施設:市営プール、市民交流
センター、弓道場、釜石市球技場
・釜石市体育協会
管理施設:昭和園クラブハウス、
中妻体育館、平田公園野球場、平
田公園クラブハウス
- 64 -
7
生涯学習関係各種データ
⑴
管内指定文化財一覧
平成 28 年4月1日現在
分 類
有形文化財
(建造物)
名
称
指定区分
員数
指定年月日
所在地
(市道甲子1号線)
・甲子町上ノ橋上流(1
号橋)、甲子町15-24-
2(2号橋)
大只越町1-1-1
(石応禅寺境内)
アーチ橋梁
(1号橋・2号橋)
有-14
1組
S55.3.28
聖観音銅像
有-2
1
S45.2.20
刀
銘 新藤源義國
県指定
1
S53.4.4
木造十一面観音立像
県指定
1
H24.11.13
有-3
1
S53.11.28
有-4
有-5
有-6
1
1
1
S53.11.28
S53.11.28
S53.11.28
有-15
1
S55.3.28
本郷の半鐘
尾崎神社鋳鉄製扁額
懸仏鉄造聖観音坐像
有-16
有-17
有-22
有-23
有-24
有-25
有-26
1
1
1
1
1
1
1
H10.7.30
H10.7.30
H24.11.28
H24.11.28
H24.11.28
H25.12.24
H25.12.24
(美術工芸品) 白牛頭天王神社鰐口
有-27
1
H27.3.26
制札(天和・明和・捨馬)
正一位尾崎大明神扁額
天照御祖神社奉納額三面
(和歌・狂歌・俳句)
有-10
有-18
3枚
1
S53.11.28
H10.7.30
浜町3-23-27
有-20
3面
H22.2.25
唐丹町字片岸50-2
熊野神社俳句奉納額
有-21
1面
H22.2.25
唐丹町字荒川86-3
南部領平田村仙台領唐丹
村境絵図
有-7
2幅
S53.11.28
釜石新道図
有-8
1
S53.11.28
文政十三年石応寺境内図及
び幕末ころの釜石湊絵図
有-9
2幅
S53.11.28
徳治の碑
有-1
1
S45.2.20
紙本両鐵鉱山御山内並高
炉之図
県指定
2巻
S49.2.15
脇差 銘 奥刕南部栗林
住神清照
槍 銘 奥州南部神清照作
懸仏
細布
脇差 銘 應貫洞長章需盛
岡住山内國多以巖鉄造之
萬延元年二月日
懸仏
懸仏
尾崎神社の鋳鉄製宝剣
釜石製鐵所山神社鉄製扁額
星座石
陸奥州気仙郡唐丹村測量
之碑
(有-11)
県指定-179
(有-11)
県指定-179
- 65 -
1
1
(S53.11.28)
S60.12.27
(S53.11.28)
S60.12.27
鵜住居町13-27
(鵜住居観音堂)
浜町3-23-27
桜木町1-5-1
唐丹町
浜町3-23-27
甲子町第14地割
橋野町第15地割白牛頭
天王神社
鈴子町15-2
(釜石市郷土資料館)
大平町3-12-7
(市立鉄の歴史館)
大只越町1-1-1
(石応禅寺境内)
鈴子町23-15
唐丹町字大曽根237-2
唐丹町字大曽根237-2
民俗文化財
(無形
民俗文化財)
(有形
民俗文化財)
嘉遯翁遺愛碑
有-13
1
S53.11.28
唐丹町字大曽根237-2
大橋磁石岩絵図
三浦命助関係資料(
「三浦
命助獄中記」
「三浦命助日
記、同裏書」
)
丹内神楽
常龍山御神楽
沢田鹿踊
釜石虎舞(片岸虎舞)
釜石虎舞(両石虎舞)
釜石虎舞(錦町虎舞)
釜石虎舞(尾崎町虎舞)
小川鹿踊
釜石虎舞(鵜住居虎舞)
南部藩壽松院年行司支配
太神楽
東前太神楽
オシラサマ(慶長年紀)
オシラサマ(元和年紀)
鍛冶神掛図
橋野高炉跡
女坂石の証文
児島大梅の句碑
有-19
1
H18.2.24
野田町3-11-15
有-28
1組
H27.3.26
栗林町3-6-37-1
無民-1
無民-2
無民-3
無民-4
無民-5
無民-6
無民-7
無民-8
無民-9
1
1
1
1
1
1
1
1
1
S48.2.27
S55.3.28
S55.3.28
H10.7.30
H10.7.30
H10.7.30
H10.7.30
H24.11.28
H24.11.28
栗林町
唐丹町
栗林町
片岸町
両石町
浜町3丁目
浜町2丁目
甲子町
鵜住居町
県指定
1
H25.4.5
只越町
無民-10
民-1
民-2
民-3
国指定
史-1
史-2
(史-3)
1
2体
2体
1
1
1
1
H25.12.24
S53.11.28
S53.11.28
H18.2.24
S32.6.3
S53.11.28
S53.11.28
(S53.11.28)
東前町
栗林銭座跡
記念物
(史跡)
(名勝)
1
S62.3.6
栗林町24-157-2
本郷御番所跡
平田御番所跡
石塚峠の藩境印杭
牧庵鞭牛隠居屋敷跡
史-4
史-5
史-6
史-7
1
1
1
1
S53.11.28
S53.11.28
S62.3.27
H 元.4.27
石塚峠の七里塚
史-8
1
H7.3.30
女坂の一里塚
定内の一里塚
釜石鉱山田中製鐵所栗橋
分工場跡
史-9
史-10
1
1
H7.3.30
H7.3.30
史-11
1
H25.12.24
橋野町第39地割
瀧澤神社奥の院と沢桧川
名-1
1
H19.3.29
橋野町32-135、39-
49、周辺河川
国指定
1
S10.12.24
箱崎町4-76
和山のシナノキ
古里の御神楽スギ
明神かつら
天-1
天-2
天-3
1
1
1
S44.8.22
S44.8.22
S48.2.27
鵜住神社の夫婦クロベ
天-4
1
S53.11.28
橋野町14-16
橋野町27-40
栗林町19-86
鵜住居町13-28
(鵜住神社境内)
外山のエゾエノキ
天-5
1
S62.3.27
峠のスギ
天-6
1
H16.1.27
三貫島オオミズナギドリ及びヒメ
クロウミツバメの繁殖地
(天然記念物)
県指定史-39
橋野町2-15
大字釜石16-131
橋野町21-7-7
- 66 -
唐丹町字本郷108
大字平田3-13
唐丹町字大曽根86
橋野町34-46-1
唐丹町字大曽根32、
33、36番
大字平田3-60-1
野田町1-3-14
鵜住居町30-33
大字平田9-72-2、
同9-1-1
⑵
上栗林のサクラ
天-7
1
H19.3.29
箱崎神社境内林
天-8
1
H23.2.24
栗林町4(上栗林集会
所の東脇)
箱崎町5
(箱崎神社境内)
管内登録文化財一覧
平成 28 年4月1日現在
分 類
有形文化財
(建造物)
⑶
名
称
旧釜石鉱山事務所
員数
指定年月日
1
H25.6.21
所在地
甲子町第1地割90-2
釜石市体育施設状況
平成 28 年4月1日現在
施設名
釜石市球技場
釜石市民弓道場
設置年度等
平成 25 年度
昭和 28 年度
平成 22 年新築
施設内容
ラグビーピッチ 114×70m
サッカーピッチ 105×68m
6 人立ち
釜石市民相撲場
56 ㎡
多目的広場
6,663 ㎡
【仮設住宅用地】
平田公園野球場
平成 5 年度
グラウンド 13,300 ㎡、両翼 95m、センター120m
建物(管理棟等)1,056 ㎡、夜間照明
メイングラウンド 10,080 ㎡(サッカー、ラグビー)
サブグラウンド 6,300 ㎡
平田公園多目的広場
【仮設住宅用地】
昭和園グラウンド
市営プール
昭和 30 年
【仮設住宅用地】
昭和 43 年
屋外(25m、50m(日水連公認))、屋内(25m温水)
平成 10 年改修
幼児用プール×2
唐丹グラウンド
昭和 52 年
水海多目的広場
昭和 60 年
市民交流センター
グラウンド 13,081 ㎡
昭和 47 年
グラウンド 10,022 ㎡
【流出】
多目的グラウンド 10,000 ㎡
【流出】
体育館 648 ㎡
(バレー1面、バスケット1面、バドミントン 2 面)
合宿研修所併設
釜石中妻体育館
昭和 54 年
600 ㎡
平成 18 年用途替 (バレー1面、バスケット1面、バドミントン 2 面)
- 67 -
⑷
学校体育施設等開放校(小学校9校 中学校5校)
(登録団体・利用者数:平成27年度)
学 校 名
釜石小学校
双葉小学校
白山小学校
平田小学校
小佐野小学校
甲子小学校
鵜住居小学校
栗林小学校
唐丹小学校
釜石中学校
甲子中学校
釜石東中学校
唐丹中学校
大平中学校
⑸
開 放 施 設
体育館・校庭
体育館・校庭
体育館・校庭
体育館・校庭
体育館・校庭
体育館・校庭
体育館・校庭(仮設校舎)
体育館・校庭(屋外照明)
体育館・校庭(仮設校舎)
体育館・格技場
体育館・校庭(屋外照明)
体育館・校庭(仮設校舎)
体育館・校庭(仮設校舎)
体育館・校庭(屋外照明)
登録団体・利用者数
6 団体・4,474 人
12 団体・10,159 人
10 団体・3,553 人
13 団体・4,894 人
13 団体・10,366 人
10 団体・6,514 人
3 団体・4,830 人
10 団体・6,096 人
中学校と兼用
23 団体・11,635 人
20 団体・4,644 人
小学校と兼用
2 団体・2,455 人
13 団体・5,077 人
所 在 地
大渡町3-14-8
新町1-58
嬉石町3-6-1
大字平田4-2
小佐野町3-5-37
甲子町9-87
鵜住居町3-12-1
栗林町16-46
唐丹町小白浜314
中妻町1-6-8
甲子町9-156
鵜住居町3-12-1
唐丹町小白浜314
大平町3-6-1
体育施設利用状況
(単位:人)
年
度
施設名
プール
釜石市営
プール トレーニング機器
23年度
24年度
25年度
37,205
33,135
―
―
体育
5,358
文化
27年度
―
35,959
5,611
37,151
6,189
13,576
11,205
10,007
6,907
4,057
7,874
6,858
8,222
2,643
宿泊
―
185
266
296
103
合計
9,415
21,635
18,329
18,525
9,653
釜石市民体育館
2,786
―
―
―
―
釜石市民弓道場
1,003
2,346
2,357
2,783
3,046
―
―
―
―
―
2,580
7,963
7,410
6,402
4,782
471
850
167
487
0
3,951
9,365
8,434
20,707
18,324
平田公園多目的グラウンド
―
―
―
―
―
釜石市営唐丹グラウンド
―
―
―
―
―
昭和園グラウンド
―
―
―
―
―
10,211
10,389
8,268
12,077
10,643
―
―
―
―
―
25,235
4,690
―
―
―
―
950
33,240
39,576
43,406
250
4,760
9,402
9,002
釜石市民
交流センター
25,888
26年度
体育館前多目的広場
釜石市中妻体育館
平田公園クラブハウス
平田公園野球場
昭和園クラブハウス
水海グラウンド
釜石市陸上競技場
釜石市
球技場
グラウンド
クラブハウス
- 68 -
8
釜石市立公民館
⑴
釜石市立公民館一覧
H28.4.1現在
No.
公民館の名称
館長氏名
所在地
1
釜石市立釜石公民館
栃
内
宏
文
大町3-8-3
2
釜石市立中妻公民館
丸
岡
秀
彰
上中島町2-6-36
3
釜石市立甲子公民館
二本松
史
敏
甲子町10-255
加
藤 幹 夫
甲子町4-29-5
中
村
小佐野町3-4-25
(1)
4
〃
砂子渡分館
釜石市立小佐野公民館
達
也
(1)
〃
向定内分館
宍
戸 信 昌
定内町2-21-13
(2)
〃
野田団地分館
黒
田
至
野田町5-28-3
鈴
木
二
鵜住居町8-36-1(北高跡地)
沢
修
鵜住居町3-8-1
5
釜石市立鵜住居公民館
伸
(1)
〃
川目分館
小
(2)
〃
仮宿分館
佐々木 文 夫
箱崎町4-50-2
洞
口
橋野町34-16-2
幡 哲 夫
6
釜石市立栗橋公民館
祐
子
(1)
〃
中村分館
八
(2)
〃
横内分館
小笠原 登 平
橋野町26-44-3
小
唐丹町字小白浜50
7
釜石市立唐丹公民館
山
善
司
釜石市橋野町7-74-3
[市立公民館・分館面積等一覧表]
公民館名
建設年
床面積
貸室部分のみ
構
造
釜石市立釜石公民館
H25
釜石市立中妻公民館
H27
421.42 鉄筋コンクリート5階建 1階一部使用
釜石市立甲子公民館
S58
374.00 鉄筋コンクリート2階建
〃
砂子渡分館
釜石市立小佐野公民館
S48
S50
165.00
鉄筋コンクリート8階建 1階一部使用
86.53 木造平屋建
990.00 鉄筋コンクリート3階建
84.47 木造平屋建
〃
向定内分館
S43
〃
野田団地分館
H25
131.07 鉄筋コンクリート5階建 1階一部使用
釜石市立鵜住居公民館
H24
101.49 仮設事務室
〃
川目分館
S43
127.53 木造平屋建
〃
仮宿分館
S52
66.24 木造平屋建
H5
83.00 木造平屋建
釜石市立栗橋公民館
〃
中村分館
S35
279.00 木造平屋建
〃
横内分館
S37
290.00 木造平屋建
H27
398.43 鉄筋コンクリート3階建 1階一部使用
釜石市立唐丹公民館
- 69 -
⑵
平成 28 年度の各公民館の重点目標
①
釜石公民館
○ 地域の生涯学習の拠点として、公民館の機能及び事業内容の充実を図る。
○ 地域に身近な公民館として、住民のニーズに即した学習機会の提供を図る。
○ 地域の保健活動の核として、住民の心身の健康の維持増進を図る。
○ 地域課題の解決に向け、地域づくり活動の充実を図る。
②
中妻公民館
○ 地域住民のニーズに応え、地域住民に親しまれる公民館運営に努める。
○ 公民館の利用促進を図るため事業案内等の周知に努める。
○ 住民の自発的な学習を支援するため、自主サークル活動を奨励援助し、サロン等を開催し
復興公営住宅入居者等のコミュニティ形成の一助となるよう努める。
○ 仮設住宅や復興公営住宅などで孤立することのないよう見守りを行うとともに、開催され
る各種行事等への支援を行う。
③
甲子公民館
○ 地域住民に親しまれ、地域住民とともに歩み、地域住民に役立つ公民館活動を推進する。
○ 地域住民の学習ニーズに応え、各世代に応じた講座を開催し、より多くの地域住民に学習
の機会と場を提供するように努める。
○ 児童・生徒等青少年と地域の人々との世代間交流を図るために、豊かな体験の場、学習機
会の提供等に努め、相互間のふれあいを深める。
○ 地域の自主学習グループ等との連携を図り、活動を奨励援助し、活動の定着に努める。
○ 健康相談や個別訪問、各種講座等を開催し、地域住民を対象とした健康づくり事業(健康
相談・健康教育等)を推進する。
○ 諸事業を推進するに当たり、関係機関・団体等との相互連携・協力関係を密にし、効果的
な運営を心がける。
④
小佐野公民館
○ 地域住民に親しまれ、気軽に立ち寄ることができ、地域住民に役立つ公民館の運営に努め
る。
○ 一生涯の学びを提供するため、各年代の学習ニーズの把握に努め、学習の機会と場の提供
に努める。
○ 土曜日や長期休暇を利用し、子ども達が公民館活動に積極的に参加できる事業を企画立案
するとともに、小・中学校、学童育成クラブ、児童館やPTA等と連携協力していく。
○ 地域の自主活動グループ等に活動の場を提供するなど、主体的な学びに対して支援を行
う。
○ 諸事業を推進するに当たり、関係機関・団体等との相互連携・協力関係を密にし、効果的
な運営を心がける。
○ 震災後の人と人との絆やコミュニティの回復などへの対応として、健康相談会・介護予防
教室や各種講座を開催するなど、仮設団地への支援を行う。
- 70 -
⑤
鵜住居公民館
○ 地域の復旧や復興、更なる地域の振興を目指し、地域住民が心豊かに暮らしていける地域社
会が実現できるような事業展開に努める。
○ 地域住民の各世代のニーズに応じた事業実施に努める。
○ 学んだことを地域づくりに活かしていけるような事業実施に努める。
○ 地域住民が自発的に行う自主サークルの活動を支援する。
○ 地域の各分野で活動している者が有機的に連携できる機会を創出する。
⑥
栗橋公民館
○ 地域に密着した公民館活動を展開し、地域の人々から親しまれる公民館運営に努める。
○ 地域住民の要求に応え、生涯の各時期にふさわしい学習とスポーツの機会と場の提供に努
める。
○ 地域における伝統文化、自然及び人とのふれあい活動を一層進め、郷土を理解し郷土を愛
する心の醸成に努める。
○ 学校、PTA及び児童生徒との連携を踏まえ、豊かな経験の場の機会提供に努める。
○ 地域の自主活動グループや同好会との連携を図り、日常活動を奨励援助し、活動の定着に
努める。
⑦
唐丹公民館
○ 地域住民に親しまれ、地域住民とともに歩み、地域住民に役に立つ公民館活動を推進す
る。
○ 訪問活動や個別健康相談、各種講座を開催し、住民を対象とした一体的な健康づくり事業
を推進する。
○ 地域の歴史・文化の発掘および資料の収集、保存に努めるとともにそれらを積極的に紹介
しながら財産の共有を図る。
○ 異年齢および他地域の人々との交流を推進し、地域における相互の豊かなふれあいを深
め、活動の活力としていく。
○ 生きがいや自己表現の場としての自主グループ、サークル活動への援助育成を図り、地域
活性化に資する。
○ 諸事業を推進するにあたり、関係諸機関との相互協力関係を密にし、効果的な運営を心が
ける。
○ 地域で取り組む課題や課題解決のための事業等を十分に話し合うため設置した「地域会
議」を通じて、住民と行政との協働によるまちづくりを推進する。
○ 仮設住宅等で入居者が孤立することのないよう、見守りを行うとともに、開催される各種
行事等への支援を行う。
- 71 -
9
釜石市立郷土資料館
名
⑴
称
釜石市郷土資料館
所 在 地
釜石市鈴子町 15-2
電話番号
0193-22-2046
開館時間
午前 9 時 30 分~午後 4 時 30 分
休 館 日
火曜日・年末年始
沿革及び現況
釜石市は歴史的な風土に恵まれ、長い歴史と伝統を示す歴史及び民俗に関する資料が数多く残
されている。このような歴史的背景と恵まれた自然のもとで市民の学術文化に対する関心が高ま
り、昭和 59 年 5 月に郷土資料室が設置された。その後、収蔵資料の充実に伴い、平成 11 年 4 月に
郷土資料館に名称を変更した。そして、
「郷土に対する知識と理解を深め未来の釜石がもつ可能性
を認識し、自然・学術・文化の発展と新しい郷土を築く市民の意欲の高揚に寄与する」ことを目的
に、平成 17 年 5 月、教育センターへ移転した。
平成 23 年 3 月、東日本大震災により被害を受け休館。平成 22 年 8 月に開館した釜石市戦災資
料館は、一部資料を除き全流出し、閉館した。休館中、被災箇所の修繕と展示の見直しを図り、
平成 24 年 1 月に戦災・津波のコーナーを除き一部開館。平成 24 年 4 月より全面開館した。
⑵
運営方針・重点目標
① 運営方針
釜石の歴史と風土や文化、また戦災や津波といった災禍を乗り越えてきた先人の姿と教訓を
後世に伝えていくための運営を図る。そしてこれらに対する市民の意識を高めながら、生涯学習
に役立てる「文化とのふれあいの場」としていく。
また橋野鉄鉱山世界遺産登録を記念し、見学者の声に耳を傾けながら、釜石の歴史、特にも
先人の遺業を未来に継承していくための資料館のあるべき方向性を考える。
② 重点目標
⒜ 資料館の適切な管理運営
資料の展示と収蔵の工夫改善に随時取り組む。また施設の文化活動での活用を図る。
⒝ 被災資料の整備
東日本大震災で被災し損傷した資料は、関係各機関の協力を得ながら引き続き劣化防止を目
的とした保存処理・復元整備に取り組む。また収蔵環境の改善に取り組む。
⒞ 学校及び地域との連携
昨年 7 月(平成 27 年)、橋野鉄鉱山が世界遺産登録になり関係する貴重な資料を提示するこ
とにより、学校教育の授業の充実や地域の文化活動への資料貸し出しをとおして、郷土と先人
への理解を深める。また関係諸機関との連携を深める。
- 72 -
⑶
事業報告及び計画
① 学齢期を中心とした事業
施 策
事業名
事業目的
事業内容(時期・場所・対象ほか)
地域ぐるみ 郷土学習支援事 郷土の文化や歴史に ○授業見学への対応(管内 9 校他)
の子育てへ
業
理解を深める
〔対象〕釜石・大槌地区小・中校等
の支援
栗林小 東中 鵜住居小 双葉小 釜石祥雲支
援
埼玉伊那学園総合高 168 名(1月)唐丹小
平田小 甲子小 吉里吉里学園小 釜石小 他
○授業などでの利用に対する所蔵資料の貸し出
し・利用
〔対象〕釜石・大槌地区小中学校 他
・小学校社会科の授業で使用 1件 16 点
・資料寄贈・寄託 42 件(26 年度 35 件)
・鉄製資料の防錆保存処理を県立博物館で実施
16 インチ砲弾 武官府の扉
・資料利用 32 件(26 年度 23 件)
② 地域や世代を超えた事業
施
策
事業名
事業目的
事業内容(時期・場所・対象ほか)
文化財の保 収蔵資料展示公 収蔵している資料を
護と活用
開事業
展示公開することで
郷土や先人への関心
を高める
○「津波資料
○「津波資料展」~釜石 津波の歴史~
展」
〔時期〕3 月11日~4 月 20 日(36 日間)
来館者 計 455 人 ※前年度から継続
〔内容〕東日本大震災以前の津波被害につい
て、当館が所蔵する資料を公開して津波が繰り
返して発生する災害であることを再認識し、伝
承と防災に役立てる。
- 73 -
施
策
事業名
事業目的
事業内容(時期・場所・対象ほか)
○「大釜石1市 1市 4 村が合併 60
4村合併 60 周
○大釜石1市 4 村合併 60 周年記念資料展
周年を記念し、歴代 〔時期〕4 月 29 日~6 月1日(30 日間)
年記念資料展」 の市長を紹介し、ま
来館者 計 474 人
た当時の様子等を紹 〔内容〕昨年(27 年)は1市 4 村が合併し、現在
介した。
の釜石市になり 60 周年にあたることから、これ
を記念して資料展を行った。
○「戦後 70
戦後 70 周年にあた
○戦後 70 年-語り継ぐ戦災の記憶
年」
り、戦争の悲惨さな 〔時期〕7 月 14 日~8 月 31 日(49 日間)
ど伝え、平和を願う
ことを伝えた。
来館者1,589 人
〔内容〕戦後 70 年にあたり、戦災に係わる資料
を展示することにより、戦争の悲惨さと平和へ
の願いを語り継いだ。
○「橋野・大橋
27 年 7 月に世界遺産 ○「橋野・大橋の地質」企画展第 3 弾
の地質」
登録になり、橋野と 〔時期〕11 月 25 日~12 月 27 日(29 日間)
大橋の地質、当時の
来館者 294 人
労働の様子などを展 〔内容〕橋野鉄鉱山世界遺産登録を記念し、地
示した。
質等を展示した。
○「発掘された 平成 25 年度・26 年
釜石史2」
○「発掘された釜石史2」企画展第 4 弾
度市内に所在する弥 〔時期〕28 年 2 月 17 日~3 月 31 日(37 日間)
生時代等の遺跡詳細
来館者 519 人
分布調査の成果報告 〔内容〕平成 25・26 年度に実施した市内に所在
を実施した。
する弥生時代等の遺跡詳細分布調査の成果報告
について実物・パネル等で展示した。また、26
年度緊急発掘調査を実施した平田遺跡について
も展示した。
○「ひな人形
寄贈されたひな人形 ○ひな人形展
展」
を展示し、季節に相 〔時期〕平成 28 年 2 月 12 日~3 月 31 日
- 74 -
施
策
事業名
事業目的
事業内容(時期・場所・対象ほか)
応しい展示を実施し 〔内容〕館所蔵・寄贈の雛人形を展示
た。
○「第 13 回囲
この地方に伝わる民 ○第 13 回囲炉裏端で民話を聞く会
炉裏端で民話を 話を聞き、民話の面
聞く会」
〔時期〕平成 28 年1月 16 日・17 日
白さを味わった。
来館者 85 人
○「県立大学と 植物散策、標本作り ○県立大学との地域協働研究
の地域協働研
を通して植物への興 〔時期〕平成 27 年 8 月 29 日(土)、10 月 18 日
究」
味・関心を持たせ
(日)、11 月 7 日(土) 延べ 34 人
た。
平成 28 年1月 30 日(土) 7 人
〔内容〕植物マップを作ろう、植物探し、標本
つくりを実施した。
○「東日本大震 震災から 5 年が経過 ○東日本大震災~あれから 5 年~
災」~あれから し、当時と 5 年後の
5 年~
企画展第 5 弾
定点写真および、寄 〔時期〕平成 28 年 3 月 9 日~5 月 8 日
贈した資料を公開し
た。
来館者 767 人
〔内容〕東日本大震災から 5 年、当館が所蔵、
及び借り受けた資料、当時の状況等を紹介し、
津波が繰り返し発生する災害であることを再認
識し、伝承と防災に役立てた。
◎平成 28 年度
120 年前発生した明
企画展第1弾
治三陸津波の被害を ―120 年前からのメッセージ-
写真・資料を通し
企画展第1弾「明治三陸大津波写真展」
〔時期〕5 月 18 日~6 月 19 日
て、再認識ながら、 〔内容〕当時の状況を写真で紹介
地震津波にたいする ・寄贈の写真
危機意識を持つ。
・大海嘯極惨状の図・被害図
・記念碑写真 他
- 75 -
施
策
事業名
事業目的
事業内容(時期・場所・対象ほか)
◎企画展第 2 弾 公開した写真・資料 企画展第 2 弾「艦砲戦災資料展」7 月~
から戦争の悲惨さを
を感じ、考える。ま
た、次世代に語り継
ぐ。
◎企画展第 3 弾 昭和 45 年と今年の
企画展第 3 弾「岩手国体」9 月
国体の様子を紹介す ・昭和 45 年国体
る。
・平成 28 年希望郷いわて国体
◎企画展第 4 弾 鉄づくり成功、偉人 企画展第 4 弾「鉄の週間資料展」11 月~
に学ぶ。
○雛人形展
寄贈したひな人形を 29 年 2 月 会場:囲炉裏端
紹介し、3 月 3 日に
合わせた季節感を持
たせる。
③ 学びの場を充実するための事業
施 策
事業名
事業目的
事業内容(時期・場所・対象ほか)
収蔵資料の 収蔵資料の保存 収蔵資料を適正に保 ○収蔵資料の整理
保存と管理 と管理及び資料 存・管理する
○収蔵環境の保全整備
の調査・収集
○未所蔵資料の調査及び収集
○データベースの整理、修正
生涯学習推 釜石市郷土資料 生涯学習に役立てる 〔時期〕6 月、11 月、3 月(予定)
進体制の整
館運営委員会
ため、郷土資料館の 〔対象〕釜石市郷土資料館運営委員
備
運営全般について提
言・助言を受ける
- 76 -
④ 市民が主役の学び社会を目指した事業
施 策
事業名
事業目的
事業内容(時期・場所・対象ほか)
文化活動の 自主活動グルー 文化活動を支援する 1.「釜石で民話を語り伝える 漁火の会」の研修
推進
プ支援事業
と共に、施設の有効
と発表の場を設ける
活用を図る
○例会の開催
〔時期〕原則:毎月第 3 水曜日
○発表会「民話を聞く会」の開催
「囲炉裏端で民話を聞く会」
〔時期〕1月中旬
〔場所〕囲炉裏のある部屋(館内)
2.かまいしの歴史入門
○自主グループ「まなびの会」
〔時期〕平成 28 年 4 月~月1回
〔場所〕郷土資料館
- 77 -
⑷
郷土資料館所蔵分類(平成 28 年 4 月 1 日現在)
部門
分類
分類内容
数量
部門
分類
番号
1.考古資料
74 点
2.歴史資料
1,411 点
3.民俗資料
4,695 点
4.製鐵資料
58 点
分類内容
数量
番号
10
土器、石器類
64
5 美術品・
10
美術品
36
20
複製品
7
工芸品
20
工芸品
12
30
写真・パネル
3
30
置き物
9
40
その他
0
40
その他
3
10
古文書類
10
実物資料
78
20
制札、武具、刀類
20
典籍資料
128
30
典籍資料
350
30
写真・パネル
128
40
写真・パネル
545
40
映像資料
50
その他
360
50
その他
10
衣食住
1,557
10
実物資料
0
20
漁労
380
20
典籍資料
2
30
生産、生業
687
30
写真・パネル
40
交通、運輸、通信
147
40
栄桜資料
0
50
交易
144
50
その他
3
60
社会生活
70
10
化石類
7
70
信仰
49
20
岩石類
92
80
民俗知識
194
30
写真・パネル
1
90
民俗芸能
6
40
その他
0
100
競技、娯楽、遊戯
10
動物剥製、標本
110
人の一生
16
20
植物標本
120
年中行事
9
30
写真・パネル
130
口頭伝承
0
40
その他
140
レコード
1,083
10
資料・参考本
150
写真・パネル
20
その他
0
160
その他
10
分類不能資料等
0
10
原料、用具、製品
20
文書、書籍
30
写真・パネル
40
その他
148
60 点
6.艦砲・戦災
345 点
8
157
7.津波
153 点
8.地質資料
100 点
9.動植物
976 点
10.資料参考本
12 点
187
9
11.その他
40
0
13
5
- 78 -
0
11
148
68
889
12
7
12
7,884
合
計
点
⑸
郷土資料館見学者数
(単位:人)
年度
17年度
18年度
19年度
20年度
21年度
22年度
23年度
24年度
25年度
26年度
27年度
小中学生
683
689
718
635
653
557
18
317
281
278
361
一般
3,430
3,932
3,965
3,359
3,703
3,298
437
3,479
3,647
4,314
4,438
団体
513
678
996
1,374
1,210
932
331
547
787
948
1,310
計
4,626
5,299
5,679
5,368
5,566
4,787
786
4,343
4,715
5,540
6,109
- 79 -
10
釜石市立図書館
名
称
釜石市立図書館
所 在 地
釜石市小佐野町 3 丁目 8 番 8 号
電話番号
0193-25-2233
構
鉄筋コンクリート造 2 階建
造
延床面積
1,500.00 ㎡
開館時間
平日 午前 9 時~午後 6 時
(5 月から 10 月まで)
午前 9 時~午後 5 時
(11 月から 4 月まで)
土日 午前 9 時~午後 5 時(通年)
休 館 日
毎週月曜日・国民の祝日、休日・毎月
末日・年末年始・曝書期・図書整理日
⑴
沿革及び現況
市立図書館は、大正 5 年 10 月釜石町立図書館として釜石尋常高等小学校に設置されたのが始まり
で、以後、幾多の変遷を経て昭和 58 年 11 月に小佐野町に新築され開館した。
移動図書館「しおかぜ」の運行は昭和 52 年 11 月から開始し、市内 75 か所を巡回している。
⑵
平成 28 年度運営方針
生涯学習を支え促進し、読書活動の振興を担う機関として、また、地域の情報拠点として、多様な
利用者や地域社会の要請に応えられるよう、資料や情報の収集、整理、保存及び提供に努める。
⑶
基本目標
1)図書館資料
①利用者の要望、社会の変化及び地域の実情に十分留意し、図書館資料(図書、記録、視聴覚資料
その他)の計画的な整備に努める。
②利用者の利便性の向上を図るため、図書館資料の分類、配架、目録の整備等に努める。
2)図書館サービス
①貸出サービスの充実を図るとともに、予約制度や複写サービス等の運用により、利用者の多様な
資料要求に的確に応えるよう努める。
②利用者の情報要求に応えた資料の提供・紹介及び情報の提示等を行うレファレンスサービスや案
内サービスなど情報サービスの充実に努める。
③利用者の生活や仕事に関する課題や地域の課題の解決に向けた活動を支援するため、資料と情報
の整備・提供に努める。
④多様な市民の利用を促進するため、関係機関・団体と連携を図りながら、次に掲げるサービスの
充実に努める。
ア)児童・青少年に対するサービス
イ)高齢者に対するサービス
ウ)障がい者に対するサービス
エ)乳幼児とその保護者に対するサービス
オ)来館困難者に対するサービス
- 80 -
⑤市民の自主的・自発的な学習活動を支援するため、講座の開催や資料の展示・提供など多様な学
習機会の提供に努める。
⑥市民の学習の成果を活用する機会の提供と図書館サービスの充実が図られるよう、図書館におけ
るボランティア活動の促進に努める。
⑦図書館に対する市民の理解と関心を高め、利用者の拡大を図るため、広報紙やインターネット等
を活用した情報発信等に積極的かつ計画的に取り組むととともに、利用者及び市民の要望を反映
した図書館の運営に努める。
3)職員、施設・設備、協力・連携等
①図書館の社会的責任を自覚し、自らの職務を遂行していく図書館員として職員の資質・能力の向
上を図り、図書館サービスを充実するため、継続的・計画的な研修の実施に努める。
②図書館サービスの水準の向上を図り、多様な市民が円滑に利用できるよう、必要な施設・設備の
確保及び適切な管理に努めるともに、著作権等の権利の保護や危機管理に適切に対応した運営に
努める。
③高度化・多様化する利用者の要望に対応し、学習を支援する機能の充実を図るため、関係施設・
団体・機関等との連携・協力に努める。
⑷
事業計画
① 運営管理
事業名
釜石市立図書館
協議会
ねらいと内容
館長の諮問に応じるとともに、図書館運営
について意見を反映させるため開催する。
対象
図書館
時期
年2回
協議会委員
会場
2階
視聴覚室
② 図書館サービス
事業名
ねらいと内容
対象
読書への関心を深めるため、当館独自の企
画展や県立図書館の巡回展を開催する。
企画展・巡回展 ・季節や行事をテーマにした図書展
幼児~一般
・健康推進課と共催で「食育月間」と「歯と
口の健康週間」にちなんだ図書展 など
時期
会場
随時
1階
ホール
7月上旬
当館内
一人一人の個性が活かされた「世界に一つ
しかない絵本」づくりを通し、絵本(本)へ
手づくり絵本教
の愛着と一つのものを作り上げる喜び(達成 幼児~一般
室
感)を感じてもらい、心豊かな子どもの育成
を図る。
(夏)
7~8月
(冬)
12~1月
2階
視聴覚室
子どもの読書促進を図るため、親子で本の
図書館子どもま
選書会や人形劇などを楽しみ、スタッフ体験 幼児~一般
つり
などを実施する。
10月下旬
2階
視聴覚室
たなばた会
クリスマス会
七夕にちなんだ図書の展示と装飾をすると
ともに、アニメ映画の上映など子ども達が楽 幼児~一般
しめる企画を実施する。
クリスマスにちなんだ図書の展示と装飾を
するとともに、映画の上映やボランティアグ
幼児~一般
ループによる読み聞かせなど、子ども達が楽
しめる企画を実施する。
- 81 -
12月中旬
当館内
~下旬
地域の民話や歴史的な出来事等についての
講演を市内外の有識者などからいただき、郷
各種講演会及び
土の文化に対する理解を深める。
一般
講座
また、朗読や読み聞かせに関連した講座も
開催する。
随時
図書館に足を運べない方々を対象に高齢者
施設、仮設団地、子育て支援センターなどを
訪問し、大型絵本の読み聞かせや昔の記録映
出前お楽しみ会
一般
像、落語のDVDなどを上映する。
ボランティア団体との連携や、生涯学習文
化との共催で行う。
5月
各種施設
~10月頃
読み聞かせ及び絵本のプレゼントを通し
ブックスタート
市内全出生
て、本に親しむことの大切さを伝えるととも
整備充実事業
児・保護者
に、親子のふれあい創出の一助とする。
当館内又は
教育センタ
ー
毎月2回
青葉ビル・
保健福祉セ
ンター
毎月
第2土曜日
2階
視聴覚室
施設見学・体験
児童から一般まで、本に親しむきっかけを
学習・研修受入 作ったり、図書館について理解を深めるため 児童~一般
れ
の学習機会を提供する。
随時
当館内
小学生を主な対象として、図書館の情報や
本の案内などをお知らせし、本と図書館の利 市内小学生
用促進を図る。
季刊
各小学校
移動図書館の利
学校図書館との連携のほか、適宜巡回場所
幼児~一般
用促進
の見直しを行い利用の促進を図る。
通年
市内各所
図書館映画会
「ふれあい通
信」の発行
優れたアニメ等の映画ビデオの上映を通し
て、親子の対話と視聴覚教材の利活用の促進 幼児~一般
を図る。
朗読奉仕
自主グループ「ハマナスの会」の活動によ
り、地元紙の一部を音声にして、希望者に定 希望者
期的に送付する。
毎月1回
2階
視聴覚室
おはなし広場
幼児と児童に、
「颯・2000の会」による絵
本の読み聞かせを定期的に行い、子ども達が 幼児・児童
本に親しむ機会の増加を図る。
毎月
第3土曜日
1階児童室
団体貸出
市内学校やグループ等へ図書の団体貸出を
小学校他
行うことで利用促進を図る。
通年
市内学校・
その他団体
③ 職員、施設・設備、協力・連携等
事業名
ねらいと内容
対象
図書館職員研修
初任・中堅・専門・新任館長など、各レベ
図書館職員
等
ルに応じた研修により、業務の充実を図る。
時期
会場
随時
県立図書館
ばく書
利用者の利便性を向上させるため、開館時
図書館職員
に実施困難な資料の特別整理等を行う。
10月上旬
当館内
蔵書点検
蔵書のデータと配架場所を照合点検する。
職員・ボラ
併せて、館内の諸設備やレイアウトの見直
ンティア
し等を行う。
年1回
当館内
施設等の補修
経年により老朽化した施設設備の更新や修
繕を行い、施設の適切な維持管理を図る。
通年
敷地・館内
- 82 -
-
⑸
利用状況
① 分類別蔵書数(図書のみ)
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
平成27年度
0
総記
3,332
3,384
3,388
3,425
3,467
1
哲学
3,563
3,618
3,692
3,747
3,767
2
歴史
8,350
8,419
8,378
8,337
8,401
3
社会科学
12,130
12,397
11,941
12,058
11,918
4
自然科学
7,425
7,492
7,347
7,192
7,020
5
技術
6,461
6,849
7,059
6,981
6,720
6
産業
3,129
3,119
3,208
3,245
3,237
7
芸術
8,113
7,979
8,031
8,083
8,243
8
言語
1,763
1,748
1,788
1,791
1,793
9
文学
38,577
38,956
39,734
38,879
39,357
計
92,843
93,961
94,566
93,738
93,924
(17,776)
(17,415)
(17,910)
(16,961)
(17,078)
中高生用
3,886
2,927
2,405
2,422
2,384
郷土資料
13,955
14,401
14,820
15,349
15,858
絵本・紙芝居
10,850
10,082
10,578
10,029
10,371
0
54
0
0
0
121,534
121,425
122,369
121,538
122,537
(うち児童図書)
その他
合計
② 利用者数
平成23年度
幼児・児童
平成24年度
平成25年度
平成26年度
平成27年度
4,716
4,852
5,056
5,070
5,136
一般
17,716
18,623
19,034
19,823
19,773
団体
247
218
208
228
234
22,679
23,693
24,298
25,121
25,143
合計
- 83 -
③ 貸出冊数
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
平成27年度
0
総記
1,120
720
758
776
804
1
哲学
2,008
2,133
1,830
1,665
1,656
2
歴史
1,957
2,700
2,897
2,763
2,981
3
社会科学
3,102
3,462
3,182
3,071
3,139
4
自然科学
3,548
4,196
4,306
4,443
4,548
5
技術
7,985
8,878
8,994
9,061
8,542
6
産業
1,482
1,725
2,040
2,088
1,961
7
芸術
4,636
5,136
5,047
4,158
4,518
8
言語
871
809
784
870
686
9
文学
32,936
34,429
35,273
35,363
34,360
計
59,645
64,188
65,111
64,258
63,195
(14,229)
(14,010)
(14,426)
(14,102)
(14,020)
中高生用
847
851
918
1,032
926
郷土資料
877
1,143
1,122
1,139
1,019
10,697
11,567
13,149
14,606
14,991
3,168
3,234
3,076
3,164
3,253
0
24
0
0
1
75,234
81,007
83,376
84,199
83,385
(うち児童図書)
絵本・紙芝居
雑誌
視聴覚資料
合計
- 84 -
11
釜石市民ホール
経緯
「市民に愛され、市民の心を熱くする、市民文化の総合拠点」を基本理念に整備する被災した旧釜
石市民文化会館の代替施設。
中心市街地復興の核施設であると同時に、釜石東部地区津波復興拠点整備事業区域内において災害
時の避難者収容施設となる津波防災拠点施設として整備するものである。
設置位置
釜石市大町1番地内
竣工予定時期
平成29年10月31日完成予定
概要
【大ホール】
客席
[客席数] 1 階席 480 席、2 階席 358 席 合計 838 席
1 階席部分は可動客席と前舞台迫りにより構成。平土間として利用可能(約 380 ㎡)。
付属諸室
[楽屋] 大×1、中×2、小×2
[客席] 多目的鑑賞室(3F)
【その他施設・設備の概要】
小ホール(1F) 客席 210 席
ギャラリー(1F) 約 110 ㎡
練習室(1F)中×1 小×2
和室(2F) 8畳×2 室(水屋付)
会議室(1・2F) 2 室
- 85 -
12
旧釜石鉱山事務所
名
称
旧釜石鉱山事務所
所 在 地
釜石市甲子町第 1 地割 90-2
電話番号
0193-55-5521
開館時間
午前 9 時 30 分~午後 4 時 30 分
休 館 日
火曜日・水曜日
12 月 9 日〜翌年 3 月 31 日
旧釜石鉱山事務所は昭和 26 年に竣工し、平成 19 年まで釜石鉱山株式会社の総合事務所として
利用され、事務所移転に伴い平成 20 年に釜石市に寄贈された建物です。併せて日鉄鉱業株式会社
が所蔵している釜石鉱山に関連した資料群の寄託を受けました。
近代製鉄発祥の地であり、日本最大の鉄鉱山、日本有数の銅鉱山である釜石鉱山を多くの方々
に知っていただくため、本建物を展示室として活用しています。
1階
昭和の事務所
昭和 30 年代の事務所を再現。
2階
鉱山のギャラリー
鉱山の学校
釜石鉱山に寄贈された絵画や彫刻を展示。
釜石鉱山の学校である釜石鉱山学園に関する資料や、釜石にゆかりのある作家の
書籍を展示。
鉱物室
釜石鉱山で採集された鉱石を中心に展示。地図コーナーも設置。
鉱山の病院・鉱山のくらし
鉱山の展示室
釜石鉱山附属病院で使用された器具や、社宅の資料などを展示。
釜石鉱山や仙人峠の歴史資料や、鉱山の採掘、分析の道具などを展示。
鉱山の電話交換室
釜石鉱山で使用された電話機や電話交換機を展示。
- 86 -
Ⅴ
第71回国民体育大会
~希望郷いわて国体~
- 87 -
1
第 71 回国民体育大会「希望郷いわて国体」
国民体育大会は、国民にスポーツの普及とスポーツ精神の高揚による健康増進と体力の向上を図り、
併せてスポーツの振興と地方文化の発展に寄与するとともに、国民生活を豊かにすることを目的とし
た、国内最大のスポーツの祭典です。岩手県での開催は、昭和 45 年の第 25 回大会以来、46 年ぶり 2
回目となります。
2
当市での開催競技
○ オープンウォータースイミング
■開催日
平成 28 年 9 月 6 日(火)
■会 場
根浜海岸特設オープンウォータースイミング会場
■オープンウォータースイミングは、コースロープの無い海、川、湖などを泳ぐ長距離の水泳種目
です。選手同士の接触や駆け引きが多く見られることから「泳ぐマラソン」ともいわれています。
国体は、5 ㎞の距離で行われます。
○
トライアスロン
■開催日
平成 28 年 10 月 2 日(日)
■会 場
根浜海岸特設トライアスロン会場
■トライアスロンは、スイム(水泳)
・バイク(自転車)
・ラン(マラソン)の 3 種類の競技を連続
して行う非常にハードな耐久レースであり、
「鉄人レース」ともいわれています。国体は、スイム
1.5 ㎞・バイク 40 ㎞・ラン 10 ㎞の距離で行われます。
○
ラグビーフットボール(7 人制)
■開催日
成年男子
女
■会 場
平成 28 年 10 月 4 日(火)~5 日(水)
子 平成 28 年 10 月 6 日(木)~7 日(金)
釜石市球技場
■7 人制ラグビーは、15 人制と同じフィールドで行われるため、フィジカル(接触)の強さよりも、
最後まで走り切る持久力やランニングスキルが求められます。2016 年のリオデジャネイロ五輪か
ら正式種目に採用されるなど、国際的な知名度も急上昇しています。
- 88 -
3
第 71 回国民体育大会釜石市実行委員会
【構成】
・関係競技団体、その他関係機関及び関係団体を代表する者
・学識経験を有する者
・市議会議員
・県職員
・市職員
・その他会長が特に必要と認める者
【役員等】
会長(市長)
、副会長、常任委員、委員、顧問、参与、監事
【事務局】国体推進課
事務局長…教育次長、事務局次長…国体推進課長、事務局員…国体推進課職員
【組織図】
総
会
常任委員会
専門委員会
総務・広報・市民運動
競技式典
観光・衛生・医事
- 89 -
交通警備・防災
4
第 71 回国民体育大会釜石市実施本部
【構成】
市職員及び市民ボランティア
【役員等】
本部長…市長、副本部長…副市長、教育長、大会総括部長…教育次長
班長・班員…市職員、市民ボランティア
【事務局】国体推進課
事務局長…国体推進課長
【組織図】
総務班
広報記録班
行幸啓班
受付班
接待班
総合案内班
歓迎案内班
本部長
大会総括部
副本部長
売店・休憩所班
交通誘導班
輸送班
駐車場班
消防・警備班
医療救護班
弁当班
環境美化班
競技会場班
- 90 -
Fly UP