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新事業名『電子辞典ソフトウェア「超辞典」の開発販売』

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新事業名『電子辞典ソフトウェア「超辞典」の開発販売』
平成 21 年度
◇企 業 名
事業可能性評価委員会評価企業
株式会社リューシス
企 業 名
株式会社 リューシス
代 表 者
代表取締役 齋藤 孝春 (さいとう たかはる)
住
所
TEL・FAX
設
立
資 本 金
那覇市銘苅2−3−6 那覇市IT創造館 OJT室
T: 098-941-3733 F: 098-941-3734
平成20年10月
100万円
自社製品開発(オリジナルソフト開発販売「超驚録」
「スーパーメモ箋人」
「超辞典」)
システム開発(企業内システムの構築、ビジネスモデルの最適化等、受託開発)
事業内容
1. 新事業の概要
★新事業名『電子辞典ソフトウェア「超辞典」の開発販売』
独自の「タッチ検索機能」と「高速全文検索機能」
を有する、電子辞典ソフトウェアである。
パソコン画面上の文字データなら、使用するソフ
トに係らず、画面のあらゆる文字上にカーソルをあ
左:電子辞典 超辞典
研究社
「リーダーズ英和辞典」
てるだけで即座に辞典が引ける「タッチ検索機能」
が特徴である。また、辞典ブラウザは見出し語だけ
でなく、任意の単語で訳や例文を検索して表示する
「高速全文検索機能」も有する。さらに、他社製電
子辞典では、見出し語でしか辞典が引けないが、
「超
辞典」は、過去形や活用形などの変化形でも辞典が
引ける「AI検索 (活用形自動検索)」を搭載。これ
らにより「超辞典」は、極めて利便性の高い電子辞
典ソフトウェアとなっている。
同社は、開発部門に特化したソフトウェアハウス
右:超辞典ダウンロード
権付英語学習書
総合法令出版
「英語は読んで
身につけろ!」
として創業。独自の実装技術と開発技術のモジュー
ル化により、パソコンや iPhone に代表されるスマートフォン(高機能携帯電話)の各種OSに対応
し、大手出版社より辞典データの提供を受け、日本語、英語、中国語、ドイツ語、フランス語の電子
辞典を発売中。さらに、言語の多い欧州の外国語電子辞典も開発してゆく計画である。
また、辞典以外の展開として大手出版社とのコラボレーションによる「超辞典」のダウンロード権
付き英語学習書を発売。
「超辞典」を活用して学べる、英語学習者向け入門書・実用書となっている。
2. 今後の事業展開
インターネットの普及により、パソコン等を介して文字情報を閲覧する機会が増えている。また、
海外の情報も入手しやすくなっている。さらに今後、書籍の電子化が進み、スマートフォンの普及が
加速すると見込まれている。パソコンやスマートフォンにインストールしておくことで、辞典が引け
る電子辞典は、書籍の辞典を手に取って引くこれまでの方法に比べ、格段に利便性が高い。ビジネス
や教育・学習において、あるいは一般家庭において、電子辞典のニーズは高いものと見込まれる。
語学学習者、教育・研究者、教育・研究機関、ビジネス、一般個人等を対象に、「超辞典」のネッ
トによるダウンロード販売、店頭でのパッケージ販売を進める。また、出版社を対象に、電子辞典ソ
フトウェア超辞典の営業活動を行い、
「超辞典」シリーズとして発売してゆく。さらに、市場拡大が
見込まれるスマートフォン事業者に「超辞典」の導入を呼びかけ、バンドル販売等を進めてゆく。
沖縄県は、
「第3次沖縄県情報通信産業振興計画」
(平成20年度∼平成23年度)を策定し、情報
産業の育成を行っている。ソフトウェア開発が重点分野の 1 つとしてあげられているものの、独自の
技術をもとに県外市場を開拓できる企業が少ないことが課題としてあげられている。同社は、自社製
品開発にこだわり、国内、国外へ販売してゆくもので、沖縄県の施策に合致するものである。
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