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6年次
Ⅰ 学 習 内 容
1. カリキュラムの概要
1)講義
自己学習の習慣を生かし最大の効果が得られるように、12 週に亘り、毎週決められた学習
領域を講義で取り上げ、知識を整理・習得する。領域は、総論(症候と検査)の 1 領域、
臓器系統別の 10 領域、社会医学と医療総論の 1 領域の全 12 領域で構成される。
2)総括・評価
各領域終了後毎にその領域に関わる試験を受け、6 年間に亘る卒前教育の総合評価とする。
3)学生作成カリキュラム
全ての領域終了後に目標が充分達成出来ていない学習項目を選び、学生が自主的にカリ
キュラムを作成し、それに添って講義を受けながら自己学習を行う。
−1−
Ⅱ 評 価 目 標
各領域の総括評価目標として、不可欠の病態・疾患の機序、検査、診断、治療、予後、予防
等の項目を取り上げる。いずれも学習すべき必須の項目であるが、学生が習得しなければなら
ない知識の粗密を次の 3 段階に分ける。
Ⅰ . 数値、% などを含めて詳細に把握し、正確に述べる必要のある項目。
Ⅱ . 凡その内容を知って判断・解釈できる項目。
Ⅲ . 各項目の定義・臨床的意義を理解し述べられるべき項目。
各領域毎に上記 3 段階に分類したものを、次頁から示してある。特に重要な項目は講義で取
り上げられるが、すべてを網羅することはできないので、学生には各自自己評価し、不足して
いるところを学習・復習することが期待される。
−3−
領域 1:症候・病態の検査と診断(健常、臨床判断の基本、症候学、検
体検査、画像診断、超音波、生理検査、内視鏡、病理など)
(1) 全身症候と一般検査
(2) 臨床判断の基本(EBM、臨床疫学、基準値、医療における倫理など)
(3) 救急患者の初期対応
(4) 検体検査Ⅰ(血液生化学、免疫、微生物、RIA)
(5) 検体検査Ⅱ(体液、組織、血液像、生検組織、細胞診を含む)
(6) 画像検査(核医学、MRI を含む)による診断
(7) 内視鏡検査による診断(消化器、呼吸器)
(8) 超音波検査による診断(消化器、内分泌、泌尿器)
(9) 生理(体)機能検査の選択と検査所見からの診断
(10) その他の検査(脳波、筋電図、聴力、視力、視野など)
領域 1:症候・病態の検査と診断
(健常、症候学、検体検査、画像診断、超音波、生理検査、内視鏡、病理など)
(1)全身症候と一般検査− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)全身症候
(下記の症状、兆候を訴えあるいは認め
(定義・意味を理解して
た場合、選択すべき検査の種類と、そ
述べることができる。)
の所見から鑑別診断を述べることが出
来る。又、症気の頻度を考慮すること
が出来る。)
1) 発熱
2) 全身倦怠感
3) 体重減少・増加
4) 胸痛
5) 意識障害
6) リンパ節腫脹
7) めまい
8) 浮腫
−9−
(1)全身症候と一般検査− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
B)基本的検査
(下記の各検査の内容、所見、正常値、 (臨床的意義を延べ異常による (定義・意味を理解して
正常機能を述べ、臨床的意義、主な
病態の診断や病型を述べるこ
異常所見とそれに関連する病態・疾
とができる。
)
患をあげることができる。)
1) 尿検査
a 蛋白 b 糖 c 潜血
d ウロビリノーゲン
e 沈渣
2) 血算
a 白血球[好中性捍状核球、
好中性分葉核球、好酸球、
好塩基球、単球、リンパ球]
b 赤血球 c Hb d Ht
e 血小板 f 網赤血球
g 末梢血塗抹
(白血球分画を含む)
3) 糞便検査
a 潜血
4) CRP、赤沈
5) 血液生化学検査
a 総蛋白 b アルブミン c A/G比
l AST m ALT
d 蛋白分画(Alb、α 1・α 2・β
・
n LD o ALP
γ−グロブリン)
p CPK q γ− GTP
e 尿素窒素 f クレアチニン
g 尿酸
h 総コレステロール
i 総ビリルビン(直接、間接)
j Na, K, Cl, Ca, P, Fe
k 血糖
6) エックス線単純撮影
a 胸部 b 腹部
7) 心電図
a 心拍数 b Pc PQ d QRS
e QT f ST − T
− 10 −
述べることができる。)
(2)臨床判断の基本(EBM、臨床疫学、基準値、医療における倫理など)
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)エビデンスに基づいた
医療
〈EBM〉
1) 文献の検索方法
2) 文献の批判的吟味
3) 研究デザインとエビ
デンスの強さ
4) 診療ガイドライン
B)臨床疫学的指標
1)検査前確率〈事前確率〉
2)感度、特異度
3)検査後確率〈予測値〉
4)ROC 曲線
5)バイアス
6)患者アウトカム
C)基準値
1)基準範囲の概念
2)生理的変動
3)性差、年齢差
D)有効性と効率性
1)効率とリスク
2)費用効果性
E)臨床試験と倫理性
1) 第Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅴ相試験
2) ヘルシンキ宣言
3) インフォームド・
コンセント
− 11 −
(3)救急患者の初期対応
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)初期救急
1)救急患者の診察
a)バイタルサイン(vital
signs)の把握
b)致死的な病態・疾患・
外傷の鑑別
c)緊急治療の要否・部位
別治療優先順位の判断
2)基本的緊急処置
a)一次救命処置(basic
life support)
b)気道確保
c)人工呼吸
d)心(臓)マッサージ
e)除細動
f)基本的緊急薬品
g)止血法
− 12 −
(4)検体検査 I(血液生化学、免疫、微生物、RIA)の選択と検査結果からの診断− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)血液
1) 血算
(1)− B)− 2)を参照のこと
2)止血機能検査
a 出血時間
c プロトロンビン時間
(PT)
b 全血凝固時間
l ヘパプラスチンテスト
m D ダイマー
d トロンボテスト
n フィブリンモノマー
e 活性化部分トロンボ
o プラスミレーα2 プラス
プラスチン時間(APTT)
f 血漿アンチトロンビンⅢ
g 血漿フィブリノーゲン
h 血清 FDP
ミンインヒビター複合体
p トロンビン・アンチ
トロンビンⅢ複合体
q 第Ⅷ因子
i 毛細血管抵抗試験
j 血小板凝集能
k 血小板粘着能
3)造血能、溶血に関する検査
a TIBC、UIBC
j シュガーウォターテスト
b フェロカイネティクス
k リンパ球幼若化試験
c 赤血球寿命測定
d ビタミン B12、葉酸
e 骨髄検査
f 赤血球浸透圧抵抗試験
g Ham 試験
h Donath−Landsteiner
試験
i ビタミン B12 吸収試験
[Schilling 試験]
4) 血液型
a 血液型
c HLA タイピング
[ABO 型、RH(+)など]
b 交差適合試験
− 13 −
(4)検体検査 I − 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
B)生化学
1)血糖
a 空腹時血糖
c グリコヘモグロビン A1C
b OGTT
d フルクトサミン
2)蛋白
(1)− B)− 5)を参照のこと
a 膠質反応
b 免疫グロブリン
c α1, β 2 −ミクログロ
ビン
d 全血比重
3)含窒素成分
a アンモニア b 尿素窒素
c クレアチニン d 尿素
4)脂質
a 総コレステロール
b HDL コレステロール
e 遊離脂肪酸
c トリグリセライド
f 胆汁酸
d リン脂質
5)生体色素
a 総ビリルビン
b 直接ビリルビン
c 間接ビリルビン
6)酵素
j Lipase
a AST b ALT c LD
k Elastase − 1
d ALP e γ− GTP
l 酸性フォスファターゼ
f ChE g Amylase
h CK i LAP
7)電解質
a Na b K c Cl
d Ca e P
8)重金属
f 浸透圧
g Mg h 重炭酸
a Fe
b TIBC c UIBC
d Cu
− 14 −
9)血中ビタミン
(4)検体検査 I − 3
Ⅰ
C)免疫
2)自己抗体
a リウマトイド因子(RA)
b 抗核抗体
6)細胞免疫、食菌能
a ツベルクリン反応
Ⅱ
1)感染免疫
a 梅毒血清反応
b C 反応性蛋白(CRP)
c ストレプトリジン O 反応
(ASO)
d ウイルス血清反応
(HTLV−1 抗原抗体、
HIV抗原、HBs 抗原抗体、
HCV 抗体)
e 寒冷凝集反応
c LE 細胞
d Waaler−Rose 反応
e 抗 DNA 抗体
f 抗 ENA 抗体
g 抗 RNP 抗体
h 抗 Sm 抗体
i 抗ミトコンドリア抗体
j 抗平滑筋抗体
k 抗サイログロブリン抗体
l 抗ミクロゾーム抗体
m 直接、間接 Coombs 試験
3)補体
a 血清補体価(CH50、
CH3)
b 免疫複合体
4)免疫蛋白
a 免疫電気泳動
b Bence-Jones 蛋白
5)アレルギー
a アレルゲン検査
b レアギン検査
(RIST、RAST)
c 皮膚反応(貼付試験、皮内反応)
d 誘発試験
b T リンパ球系機能検査
c B リンパ球系機能検査
d 好中球機能検査
e マクロファージ遊走阻止試験
f リンパ球刺激試験
g 白血球粘着阻止試験
7)移植免疫
a 組織適合試験(HLA)
8)腫瘍マーカー
a AFP
b CEA
c CA19−9
d CA125
− 15 −
Ⅲ
f
g
h
i
j
Widal 反応
Weil−Felix 反応
Paul−Bunnell 反応
トキソプラズマ抗体
マイコプラズマ抗体
e
f
h
j
l
DU−PAN−2
PIVKA−Ⅱ g PAP
Span−1 i NSE
SCC k CA15−3
rSm
(4)検体検査 I − 4
Ⅰ
Ⅱ
D)微生物検査
1)塗抹検査
2)培養検査(喀痰、尿、膿、
血液、便)
3)薬剤感受性試験
4)各病原体別検査
a 結核・抗酸菌検査
(塗抹、Gaffky 号数)
b 細菌
c スピロヘータ
d リケッチア
e クラミジア
f マイコプラズマ
g ウイルス
h 真菌
i 原虫
j 寄生虫
− 16 −
Ⅲ
(4)検体検査 I − 5
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
E)ホルモン
1)測定法
a ラジオイムノアッセイ
b エンザイムイムノアッセイ
2)下垂体モルモン関連
a TSH b GH c ACTH
d LH e FSH f ADH
g PRL h IGF−1(ソマトメジン−C)
3)甲状腺ホルモン
a T4 T3
c fT4 d fT3
e カルシトニン
4)副甲状腺ホルモン
a PTH b PTHrP
5)腎、副腎皮質関連
a コルチゾール
b 17−KS c 17−OHCS
d アルドステロン
e 尿中遊離コルチゾール
f 血漿レニン活性(PRA)
g DHEA h DHEA−S
Ⅱ
i DOC j アンギオテンシンⅠ、
k アンギオテンシン変換酵素
6)副腎髄質
a 血中・尿中カテコルアミン
[アドレナリン(A)、
ノルアドレナリン(NA)]
b バニールマンデル酸(VMA)
c 尿中ノルメタネフリン(NM)
d バニールマンデル酸(VMA)
7)膵、消化管
a インスリン(IRI)
i オキシトシン
f TRAb g TBG
h Tg−Ag i T3U
j rT3
l 11−デオキシコルチゾール
m アンドロステンジオン
e 血中メタネフリン
(M)
f 血中ノルメタネフリン(NM)
b ガストリン
e セクレチン
c C−ペプチド(CPR)
d グルカゴン
8)性腺、胎盤
a テストステロン
b エストロゲン[エストロン(E1)、
エストラジオール(E2)、
エストリオール(E3)、
プロゲステロン、
プレグナンジオール、
プレグナントリオール、hCGβ]
c 妊娠反応試験
− 17 −
(5)検体検査 II(体液、組織、血液像、生検組織・細胞診を含む)
Ⅰ
A)体液
1)採血
2)採尿
3)穿刺
a 脳脊髄液
Ⅱ
Ⅲ
b 胸水 c 腹水
d Douglas 窩
e 関節液 f 膿
B)血液像
1)末梢血液像
2)骨髄血塗沫(染色)
[顆粒球、赤芽球、
リンパ球、単球など]
C)病理・組織学検査
1)検体の扱い方・標本作成法
2)組織診の検体と診断法
a 呼吸器系
b 消化器系
ⅰ)胃・食道、結腸生検
ⅱ)肝生検
c
泌尿器系
ⅰ)腎生検
ⅱ)膀胱生検、TUR
d 生殖器系
e 内分泌系
f 造血器系
g 骨・運動器系
h 感覚器系
i 循環器系
j 末梢・中枢神経系
3)組織診の診断規約
4)細胞診
5)術中迅速診断
6)特殊染色検査
7)免疫組織化学法
8)酵素組織化学法
9)電子顕微鏡検査
10)PCR 法
in situ hybridization 法
− 18 −
(6)画像検査(核医学、MRI を含む)による診断
Ⅰ
Ⅱ
A)エックス線検査
1)単純撮影
a 頭部 b 胸部
c 腹部 d 四肢
e 骨・関節
2)血管造影
a 心臓 b 血管
3)消化管造影
4)尿路造影
Ⅲ
f 特殊撮影(脳、耳鼻)
5)その他の造影検査
a 唾液腺
b 胆道(胆管・胆嚢)
c 経皮経肝胆道(PTC)
d 内視鏡的逆行性胆管膵管
(ERCP)
e 子宮卵管 f リンパ
g 関節
h 気管支
i 脊髄
j 脊椎椎間板
B)CT 検査
(全身)
1)単純
2)造影
3)ダイナミック
4) マルチスライス CT
C)磁気共鳴画像(MRI)検査
(全身)
1)単純
2)造影
3) 血管撮影
D)核医学検査
1)原理と検査技術
a 放射性医薬品
b トレーサー原理
2)各臓器シンチグラム
a SPECT
b PET
3)体外測定・試料測定
a 動態検査 b 摂取率
c 血球寿命
4)特殊検査
センチネルリンパ節
脊髄液腔シンチ
− 19 −
(7)内視鏡検査による診断(消化器、呼吸器)− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)基本
(内視鏡検査について、よく理解
している。)
1)装置
a ファイバースコープ
b 電子内視鏡
c 超音波内視鏡
2)前後処置
B)診断(消化器系)
(下記の臓器の正常像と機能
を理解し、異常所見を認識し
て病気の診断ができる。)
1)食道
a 食道炎・潰瘍
c 食道静脈瘤
b 食道癌
2)胃
a 胃潰瘍
b 胃癌
c 胃炎 d ポリープ
3)十二指腸・小腸疾患
a 十二指腸潰瘍
4)胆道・膵管病変
a 膵炎 b 胆石症
c 胆道癌 d 膵臓癌
5)結腸・直腸疾患
a ポリープ・腺腫
c 炎症
b癌
d 潰瘍性大腸炎
e Crohn 病
C)診断(呼吸器系)
(気道の異常所見を認識して
病気の診断ができる。)
1)肺癌
2)気管支結核
3)サルコイドーシス
4)びまん性肺疾患
a 経気管支肺生検
b 気管支肺胞洗浄(BAL)
− 20 −
(7)内視鏡検査による診断(消化器、呼吸器)− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
D)内視鏡的治療
(内視鏡的治療の方法と
その適応について理解し
ている。)
1)消化管異物
2)消化管出血
a 潰瘍出血
ⅰ)高周波凝固法
ⅱ)アルコール局注法
ⅲ)クリップ法
b 静脈瘤
ⅰ)硬化療法
ⅱ)結紮術
3)ポリープ
ⅰ)ポリペクトミー
4)早期癌
ⅰ)粘膜切除術
ⅱ)粘膜下層剥離術
5)総胆管結石・乳頭狭窄
ⅰ)乳頭括約筋切開術
ⅱ)採石術
ⅲ)胆道ドレナージ
6)腹膜鏡下手術
ⅰ)胆石症
ⅱ)鼠径ヘルニア
ⅲ)胃切除術
− 21 −
(8)超音波検査による診断(消化器、内分泌、泌尿器)
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)基本
1)B モード法
2)Doppler 法
B)診断
(下記の臓器の正常像と機能 (定義や主な病変を述べ
を理解し、異常所見を認識
して病気の診断ができる。
)
1)腹部
a 肝・胆・膵・脾
b 腎臓・前立腺
c 消化管
d 大動脈
2)体表臓器
a 甲状腺
b 乳房
− 22 −
ることができる)
(9)生理(体)機能検査の選択と検査所見からの診断− 1
Ⅰ
A)呼吸機能検査
1)スパイログラフィ
2)肺気量分画
3)血液ガス分析
B)心機能検査
1)心電図
a 調律と不整脈
b 肥大
c 心筋壊死
2)心音図
a 心音(Ⅰ音、Ⅱ音、
Ⅱ a、Ⅱ p、Ⅲ音、
Ⅳ音、開放音)
Ⅱ
4)肺コンプライアンス
5)flow−volume 曲線
6)closing volume
7)肺胞換気量
d 電解質異常
e 心筋虚血
f 負荷による変化
(運動、Master、
Treadmill)
Ⅲ
8) 気道抵抗
9) 呼気分析
10) ガス分布
11) 換気・血流比
12) 拡散能力
g Holter 長時間記録
心電図
h 心腔内心電図
(His 束心電図)
b 心雑音(収縮期雑音、
拡張期雑音、連続性雑音)
c 心外性雑音(摩擦音)
3)心機図
a 心尖拍動図
b 頚動脈波
c 頚静脈波
4)循環諸量測定法
[心カテーテル検査
(Swan−Ganz カテーテル)、希釈法]
a 心内圧 b 肺動脈圧
c 肺動脈楔入圧
d 心拍出量
e 各部位における
酸素飽和度
f 短絡量
g 血管抵抗
C)消化管機能検査
1)消化吸収試験
十二指腸液検査
2)胃液検査
3)唾液検査
4)食道内圧検査
5)消化管運動機能検査
D)肝・胆道機能検査
1)色素排泄試験
2)胆汁検査
(Meltzer−Lyon 法)
− 23 −
(9)生理(体)機能検査の選択と検査所見からの診断− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
E)膵機能検査
1)セクレチン試験
2)PABA 排泄試験
F)内分泌・代謝機能検査
(領域 5 を参照のこと)
G)基礎代謝
1)基礎代謝
H)腎機能検査
(領域 6 を参照のこと)
1)PSP 排泄試験
2)クレアチニンクリアランス
4)インジゴカルミン排泄試験 5)その他のクリアランス
[PAH、イヌリン]
3)濃縮(Fishberg)試験
− 24 −
(10)その他の検査(脳波、筋電図、聴力、視力、視野など)− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)脳波
1)脳波
a 脳波成分の種類
b 睡眠脳波
c 非突発性異常と
突発性異常
B)誘発脳波
1)聴性脳幹反応所見
a 脳死
b 波形成分の発生源
2)視覚誘発電位
a 波形成分の発生源
3)体性感覚誘発電位
a 波形成分の発生源
C)筋電図
1)針筋電図
a 正常運動単位電位
b 刺入時筋活動電位
c 自発筋電位
d 神経原性電位
e 筋原性電位
2)誘発筋電位
a waning 現象
b waxing 現象
3)末梢神経伝導検査
a 感覚神経伝導速度
c 順行性と逆行性
b 運動神経伝導速度
d 伝導ブロック
4)F 波の意義
5)H 波の意義
6)表面筋電図
a 不随意運動
b 痙縮と固縮
− 25 −
(10)その他の検査(脳波、筋電図、聴力、視力、視野など)− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
D)聴力検査
1)純音聴力検査
a 難聴
2) インピーダンス・
オージオメトリー
a ティンパノメトリー
b アブミ骨筋反射
3) 補充現象
a バランス検査
b 強さの弁別閾値
c SISI test
4) 自記(Bekesy)オージ
オメトリー
a 持続音と断続音
5) 聴性脳幹反応
a 波形成分の発生源
E)平衡機能検査
1)眼振観察
a めまい
2) 起立試験
3) Frenzel眼鏡下眼振検査
4) 眼振電図、温度眼振検査
5) 回転検査
6) 重心動揺検査
F)視力検査
1)視力検査
a Landolt 環
b Snellen 表
2) 視覚誘発電位
a 波形成分の発生源
G)視野検査
1)周辺視野測定
a 対座法
b Forester 視野計
c Goldmann 視野計
2)中心視野計測法
a 平面視野計
− 26 −
領域 2:循環器・呼吸器の機能と病態(胸壁、縦隔を含む)
(1) 呼吸器系総論
(2) 呼吸器系各論
(3) 循環器系総論
(4) 循環器系各論
領域 2:循環器・呼吸器の機能と病態(胸壁、縦隔を含む)
(1)呼吸器系総論− 1
Ⅰ
Ⅱ
A)正常構造と機能
1)胸郭
a 胸膜、胸壁、横隔膜
b 縦隔
c 呼吸運動
2)気道
a 上気道
b 気管、気管支
c 吸気の加温・加湿
d 保護・防御機能
3)肺胞と肺血管系
a 肺循環
4)呼吸機能
a スパイログラム
b 肺気量分画
c 換気力学(胸腔内圧、
コンプライアンス、抵抗、
closing volume)
d ガス交換
e 肺表面活性化物質
5)非呼吸性機能
a 代謝
b 防御機能
B)主要症候とその病態
1)上気道
a 鼻閉
b 鼻汁
c 鼻出血
d 鼾
2)咳
3)痰
− 27 −
Ⅲ
(1)呼吸器系総論− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
4)喀血、血痰
5)呼吸(リズム)の異常
a Kussmaul 呼吸
b Cheyne−Stokes 呼吸
c Biot 呼吸
d 過呼吸
6)喘鳴
7)呼吸困難、息切れ
a 起坐呼吸
b 夜間発作性呼吸困難
8)呼吸停止
9)呼吸不全
a 低酸素血症
ⅰ)チアノーゼ
b 高炭酸ガス血症
10)腫瘍随伴徴候
a 嗄声
b ホルネル症候群
c 上大静脈症候群
d パンコースト腫瘍
e 腫瘍随伴症候群
C)疫学
1)現状と動向
a 肺癌
b 気管支喘息
c 肺線維症
d 胸膜中皮腫
D)検査 領域 1 参照のこと
1)肺機能
a スパイログラフィ
b 肺気量分画
c 血液ガス分析
d 肺コンプライアンス
e flow−volume 曲線
f closing volume
g 肺胞換気量
− 28 −
(1)呼吸器系総論− 3
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
h 気道抵抗
i 呼気分析
j ガス分析
k 換気・血流比
l 拡散能力
2)内視鏡検査
a 気管支鏡
b 縦隔鏡
c 胸腔鏡
3)画像診断
a 単純 X 線写真
b CT
c 超音波検査
d MRI
e 核医学
f 血管造影
g 気管支造影
4)胸水
5)喀痰
6)右心カテーテル
E)治療
1)生活指導と一般療法
a 生活指導
b 安静
c 体位
2)在宅医療
a 在宅酸素療法
b 在宅人工呼吸法
3)処置
a 気道確保
ⅰ)気管切開
ⅱ)気管内挿管
b 胸腔穿刺・ドレナージ
c 薬物療法
ⅰ)吸入療法
− 29 −
(1)呼吸器系総論− 4
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
4)呼吸療法、呼吸管理
a 人工呼吸
ⅰ)適応
ⅱ)補助呼吸
ⅲ)持続性気道陽圧法
(CPAP)
ⅳ)間歇的陽圧呼吸
(IPPV)
ⅴ)持続的陽圧呼吸
(CPPV)
ⅵ)間歇的強制呼吸
(IMV)
b 酸素療法
ⅰ)適応
ⅱ)合併症
ⅲ)高圧酸素療法
c 呼吸理学療法
ⅰ)排痰法
5)手術
a 開胸法
ⅰ)後側方切開
ⅱ)正中切開
ⅲ)腋窩切開
b 肺・気管支
ⅰ)肺全摘術術
ⅱ)肺葉切除術
ⅲ)肺部分切除術
ⅳ)胸膜肺全摘術
ⅴ)気管・気管支形成術
ⅵ)系統的リンパ節廓清術
c 縦隔
ⅰ)腫瘍摘出術
d 胸膜
ⅰ)胸膜剥皮術
e 胸壁
ⅰ)胸郭形成術
6)内視鏡下手術
ⅰ)胸腔鏡
ⅱ)縦隔鏡
− 30 −
(2)呼吸器系各論− 1
下記の病態・疾患および治療法について、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ夫々の欄の項目については、次のように
習得すること。
Ⅰ:病因・病態を理解し、症候・検査所見から診断でき、予後・治療を述べることができる。
Ⅱ:主な症候・検査所見から診断ができる。
Ⅲ:定義・臨床的意義を理解している。
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)気道・肺の発育異常と形成不全
1)気管・気管支・肺の発育
異常および形成不全
2)気管食道瘻
3)気管支嚢胞
B)感染性疾患
1)急性気管支炎、急性細気管支炎
2)肺炎
C)閉塞性肺疾患
1)慢性閉塞性肺疾患
2)(単純性)慢性気管支炎
3)気管支喘息
4)喘息性気管支炎
5)肺気腫
6)瀰漫性汎(細)気管支炎
7)気管・気管支の狭窄・閉塞
D)拘束性肺疾患
1)特発性間質性肺炎、肺線維症
(Hamman−Rich 症候群)
2)過敏性肺(臓)炎
3)塵肺
a 珪肺 b 石綿肺
c 有機塵肺
4)無気肺
5)肺胞蛋白症
6)リポイド肺炎
E)拡張性気管支・肺疾患、嚢胞
1)気管支拡張症
2)気管支性嚢胞
3)気腫性嚢胞(ブラ、ブレブ)
4)巨大肺嚢胞症(vanishing lung)
− 31 −
a Kartagener 症候群
b immotile cilia 症候群
(2)呼吸器系各論− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
F)肺循環障害
1)肺血栓塞栓症
2)肺水腫
3)肺高血圧症
a 特発性肺高血圧症
4)肺動静脈瘻
5)肺性心
6)成人呼吸窮迫症候群
(ARDS)
G)呼吸中枢の異常
1)肺胞低換気症候群
a 睡眠無呼吸症候群
b Pickwick 症候群
2)過換気症候群
H)アレルギー性気道・肺疾患
1)鼻アレルギー
(アレルギー性鼻炎)
2)花粉症
3)PIE(pulmonary infiltration
with eosinophilia)症候群
I)肺の腫瘍
1)気管・気管支腫瘍
a 腺様嚢胞症
2)良性肺腫瘍
a 肺過誤腫
b 硬化性血管腫
3)肺癌
a 腺癌 b 扁平上皮癌
e カルチノイド
c 小細胞癌
f Pancoast 症候群
d 大細胞癌
g Eaton−Lambert 症候群
4)転移性肺腫瘍
J)胸膜疾患
1)胸膜炎
2)膿胸
a 急性 b 慢性
3)血胸
− 32 −
(2)呼吸器系各論− 3
Ⅰ
Ⅱ
4)乳糜胸
5)気胸
a 自然気胸
b 月経随伴性気胸
6)胸膜中皮腫
a 限局性 b 瀰慢性
K)縦隔疾患
1)急性縦隔炎
2)縦隔腫瘍
a 胸腺腫 b 神経原性腫瘍
c 奇形腫 d 迷入甲状腺腫
e 悪性リンパ腫
L)胸壁疾患
1)Ewing 腫瘍
2)肋骨周囲膿瘍
3)漏斗胸・鳩胸
M)乳腺疾患
1)乳腺炎
2)乳腺症
3)線維腺腫
4)管内性乳頭腫
5)葉状嚢胞肉腫
6)乳癌
7)女性乳房症
8)早発乳房
N)損傷、異物
1)胸部外傷
a flail chest
b 肺・気管支損傷
c 血・気胸
3)気管・気管支異物
4)窒息
a 溺水
b 誤嚥
− 33 −
Ⅲ
(3)循環器系総論− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)正常構造と機能
1)正常構造
a 心臓 b 血管
c 冠血管 d リンパ管
2)機能
a 心周期 b 心拍出量
c 循環血液量 d 血圧
e 心臓の興奮の生成と
伝導、電気生理
l 心筋活動の特性
(電気的・機械的性質)
f 血行力学
g 循環動態の調節
h 末梢血管抵抗
i 特殊循環(冠循環)
j 容量血管と静脈還流
k 心臓の内分泌機能
B)心臓・脈管系の発生
1)器官形成
a 正常
b 異常
C)病因・病態
1)循環障害
a 血行障害(全身・局所)
d リンパ流障害
b 梗塞
c ショック
2)心不全
3)突然死
4)炎症
a 急性
b 慢性
5)先天異常
a 遺伝性疾患
b 染色体異常
− 34 −
(3)循環器系総論− 2
Ⅰ
D)主要症候とその病態生理
1)呼吸の異常
2)脈拍の異常
3)ショック
4)浮腫
5)息切れ、呼吸困難
6)胸痛
7)チアノーゼ
Ⅱ
Ⅲ
a 起坐呼吸
a 低酸素発作
b ばち指
8)動悸(心悸亢進)
9)失神(Adams−Stokes
症候群を含む)
10)胸水
11)異常心音
12)異常心雑音
a 収縮期雑音
b 拡張期雑音
c 連続性雑音
d 無害性雑音
e Austin Flint 雑音
f Graham Steell 雑音
13)血圧異常
14)心不全
15)心停止
16)血管性雑音
17)間歇性跛行
18)低酸素血症
E)疫学
1)現状と動向
a 虚血性心疾患
b 弁膜症
c 高血圧
F)検査
1)生体機能検査 領域 1−(7)−B)参照のこと
a 心電図
ⅰ)小児心電図の特徴
b 心音図
c 循環諸量測定法
d 放射線などによる検査
ⅰ)胸部単純エックス線
ⅲ)CT
ⅱ)心・血管造影
ⅳ)MRI
ⅴ)核医学
(心筋シンチグラフィ、
心筋梗塞シンチグラフィ
心機能シンチグラフィ)
e 超音波検査
ⅵ)DSA
ⅶ)特殊検査
(123I−MIBG、
123
I−BMIPP)
f 持続監視
ⅰ)心電図 ⅱ)血圧
g 心機図
− 35 −
(3)循環器系総論− 3
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
G)治療
1)生活指導と一般療法
a 生活指導
b 安静
c 体位
2)食事療法
a 心不全
b 高血圧症
c 高脂血症
3)リハビリテーション
a 心疾患
4)薬物療法
a 心不全
b 虚血性心疾患
c 不整脈
d 高血圧症
5)救急治療・処置
a 心肺蘇生
b ショック
c 心不全
d 重症不整脈
6)手術と術後管理
a 先天性心疾患
b 弁膜症
c 虚血性心疾患
d 大血管疾患
e 不整脈
f 抗凝固療法
7)人工臓器
a 人工弁
b 人工血管
c 人工心肺
d 補助循環
e 心臓ぺースメーカー
f 植え込み型除細動器
8)インターベンショナル・カルディオ
ロジー
a 血管形成術(血管拡張
術、ステント留置)
(Interventional Cardiology)
b 経皮的僧帽弁交連切開
術
c 不整脈に対する電気的
アブレーション
− 36 −
(4)循環器系各論− 1
下記の病態・疾患および治療法について、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ夫々の欄の項目については、次のように
習得すること。
Ⅰ:病因・病態を理解し、症候・検査所見から診断でき、予後・治療を述べることができる。
Ⅱ:主な症候・検査所見から診断ができる。
Ⅲ:定義・臨床的意義を理解している。
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)循環障害
1)うっ血性心不全
a 左心不全
b 右心不全
c 急性心不全
d 肺高血圧症
2)心原性ショック
B)先天性心疾患
1)心房中隔欠損症
2)心室中隔欠損症
3)心内膜床欠損症
a 完全型 b 不完全型
4)動脈管開存症
5)Eisenmenger 症候群
6)肺動脈狭窄症
7)肺動脈閉鎖症
a Blalock−Taussig
短絡手術
8)Fallot 四徴症
9)三尖弁閉鎖症
10)Ebstein 奇形
11)完全大血管転位症
a Fontan 手術
a Mustard 手術
b Senning 手術
c Jatene 手術
12)修正大血管転位症
13)大動脈縮窄症
14)両大血管右室起始症
15)総動脈幹症(遺残)
16)総・部分肺静脈還流異常症
a Taussig−Bing 症候群
a Rastelli 手術
17)左心低形成症(候群)
18)右胸心
19)Valsalva 洞動脈瘤
20)冠動脈奇形
a Bland−White−Garland
症候群
21)冠動静脈瘻
22)無脾・多脾症候群
C)リウマチ性心疾患
1)リウマチ性心炎
D)感染性心内膜炎
− 37 −
(4)循環器系各論− 2
Ⅰ
E)弁膜症
1)僧帽弁狭窄症
2)僧帽弁閉鎖不全症
3)僧帽弁逸脱症候群
4)大動脈弁狭窄症
5)大動脈弁閉鎖不全症
6)三尖弁閉鎖不全症
7)連合弁膜症
F)虚血性心疾患
1)心筋梗塞
a 急性心筋梗塞
b 陳旧性心筋梗塞
2)狭心症
a 労作性狭心症
b 安静時狭心症
c 不安定狭心症
d 急性冠症候群
G)不整脈
1)心臓突然死
2)期外収縮(上室性、心室性)
3)上室(性)頻拍
4)心室(性)頻拍
5)WPW 症候群
6)心房粗・細動
7)心室細動
8)洞不全症候群
(sick sinus 症候群)
9)房室ブロック
10)脚ブロック
Ⅱ
Ⅲ
a Marfan 症候群
c 心筋梗塞後合併症
3)無痛性虚血性心疾患
4)川崎病
a Brugada 症候群
a QT 延長症候群
b Torsades de pointes
H)心膜疾患
1)急性心膜炎
2)収縮性心膜炎
3)心嚢液貯溜
4)心タンポナーデ
I)心筋疾患
1)心筋炎
2)特発性心筋症
a 拡張型心筋症
b 肥大型心筋症
c 拘束型心筋症
d 不整脈源性右室心筋症(ARVC)
3)二次性心筋疾患
J)心臓腫瘍
1)粘液腫、転移性腫瘍
− 38 −
a Dressler 症候群
a
b
c
d
心アミロイドーシス
心サルコイドーシス
アルコール性心筋症
筋ジストロフィー
(4)循環器系各論− 3
Ⅰ
K)血圧異常
1)本態性高血圧症
2)腎性高血圧症
3)内分泌性高血圧症
Ⅱ
Ⅲ
a 腎血管性高血圧症
4)悪性高血圧症
5)低血圧症
6)起立性低血圧症
a Shy−Drager 症候群
7)起立性調節障害
L)動脈疾患
1)動脈硬化症
2)大動脈瘤(胸部、腹部)
3)解離性大動脈瘤
a Marfan 症候群
4)大動脈弁輪拡張症
5)腹部大動脈分岐部閉塞症
(Leriche 症候群)
b DeBakey 分類
c Stanford 分類
a Bentall 手術
6)動静脈瘻
7)動脈瘤
a 冠動脈瘤
a 挫滅症候群
8)急性動脈閉塞症
9)Raynaud 症候群
10)閉塞性動脈硬化症
11)閉塞性血栓血管炎
(Buerger 病)
M)静脈疾患
1)上大静脈症候群
2)Budd−Chiari 症候群
3)血栓性静脈炎、深部静脈血栓症
3)静脈瘤
4)静脈炎
N)リンパ管疾患
1)リンパ浮腫
a Stewart−Treves 症候群
2)リンパ管疾患
O)損傷
1)心臓外傷
2)大血管外傷
3)末梢血管外傷
− 39 −
領域 3:造血・感染の機構と病態
(1) 血球の産生の調節
(2) 貧血の診断と病態
(3) 赤血球増加症の診断と病態
(4) 多発性骨髄腫の診断と病態
(5) 白血病の診断と病態
(6) 抗がん剤の種類と特徴
(7) 出血傾向の診断と病態
(8) 輸血の適応と副作用
(9) 皮膚系総論
(10) 皮膚系各論
(11) 全身疾患と皮膚症状
(12) 感染症の診断
(13) 感染症と原因微生物
(14) 感染防御能と感染
(15) 日和見感染症
(16) 毒素性ショック症候群(Toxic shock syndrome)
(17) 劇症溶連菌感染症(Toxic shock like syndrome)
(18) メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)と院内感染症
(19) 新しい感染症
(20) 感染症の治療
領域 3:造血・感染の機構と病態
(1)血球の産生の調節
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)造血臓器の発生と種類
1)骨髄
a 多能性幹細胞
b 幹細胞移植(骨髄、
末梢血、臍帯血)
2)脾臓
a 髄外造血
B)造血因子と血球産生の調節
1)エリスロポエチン
2)G−CSF
3)トロンボポエチン
C)血球数の異常
1)好中球増加
a 感染・炎症
b CSF 産生腫瘍
c 慢性骨髄性白血病
2)好中球減少
a 無顆粒球症
b 薬剤による副作用
3)好酸球増加
a 寄生虫
b アレルギー
c Hodgkin リンパ腫
d 結節性多発動脈炎
e 骨髄増殖性疾患
4)リンパ球増加
a ウイルス感染
b 細菌感染(百日咳)
c 慢性リンパ性白血病
d 成人 T 細胞白血病リンパ腫
5)リンパ球減少
a AIDS
− 41 −
(2)貧血の診断と病態
Ⅰ
A)貧血の分類と診断
1)赤血球恒数による分類
a 診断
ⅰ)MCV の算定
2)貧血の成因による分類
①産生の低下
Ⅱ
Ⅲ
a 診断
ⅰ)網赤血球測定
ⅱ)骨髄穿刺
b エリスロポエチン産生低下
ⅰ)腎性貧血
c 幹細胞の障害
ⅰ)急性白血病
ⅱ)再生不良性貧血
ⅲ)赤芽球癆
d 成熟障害
ⅰ)ビタミンB12 欠乏(巨赤芽球)
ⅱ)葉酸欠乏(巨赤芽球)
ⅲ)鉄欠乏性貧血
(血清フェリチン)
ⅳ)鉄芽球性貧血
(環状鉄芽球)
②破壊の亢進
a 診断
ⅰ)網赤血球測定
b 自己免疫性溶血性貧血
ⅰ)抗グロブリン試験
(Coombs 試験)
c 遺伝性球状赤血球症
ⅰ)赤血球浸透圧抵抗
試験
d 発作性夜間血色素尿症
ⅰ)砂糖水試験
ⅱ)Ham 試験
③脾の貯留
a Banti 症候群
ⅰ)脾腫
B)病態
1)急性出血
a 循環血液量
b 血圧低下
a 酸素運搬能
b 酸素欠乏の代償
ⅰ)組織の酸素欠乏
ⅰ)頻脈
ⅱ)頻呼吸
ⅲ)2, 3DPG 増加
2)慢性出血
− 42 −
(3)赤血球増加症の診断と病態
Ⅰ
Ⅱ
A)赤血球増加症の分類と診断
1)診断
a 循環赤血球量
b エリスロポエチン
2)分類
a 真性赤血球増加症
ⅰ)多能性幹細胞
b 二次性赤血球増加症
ⅰ)動脈血酸素飽和度
ⅱ)エリスロポエチン産生腫瘍
c 相対的赤血球増加症
ⅰ)ストレス赤血球増加症
B)病態
1)血栓症
a 瀉血
− 43 −
Ⅲ
(4)多発性骨髄腫の診断と病態
Ⅰ
Ⅱ
A)診断
1)M 蛋白
a 免疫電気泳動
2)骨髄の形質細胞
3)骨の変化
4)MGUS
B)病態
1)過粘稠度症候群
2)高カルシウム血症
3)腎障害
4)骨折
− 44 −
Ⅲ
(5)白血病の診断と病態
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)診断
1)急性白血病
a FAB 分類
b WHO 分類
c フローサイトメトリー
解析
d 染色体異常
e 遺伝子異常
2)慢性骨髄性白血病
a フィラデルフィア染色体
b bcr−abl 遺伝子再構成
c 好中球アルカリホスファターゼ
指数
3)慢性リンパ性白血病
a リンパ球表面形質
4)成人 T 細胞白血病リンパ腫
a 地域性
b 抗 HTLV−Ⅰ抗体
B)病態
1)急性白血病
a 貧血
g DIC
b 出血傾向
c 発熱
d 骨痛
e リンパ節腫脹
f 肝脾腫
2)慢性骨髄性白血病
a 急性転化
3)慢性リンパ性白血病
a 易感染性
b 自己免疫疾患
− 45 −
(6)抗がん剤の種類と特徴− 1
Ⅰ
Ⅱ
A)抗がん剤の種類と特徴
1)アルキル化剤
a シクロホスファミド
ⅰ)出血性膀胱炎
b メルファラン
2)代謝拮抗剤
a シタラビン
b メトトレキサート
3)アルカロイド
a ビンクリスチン
ⅰ)末梢神経障害
ⅱ)イレウス
ⅲ)SIADH
4)抗生物質
a イダルビシン
ⅰ)心毒性
b ダウノルビシン
ⅰ)心毒性
c ドキソルビシン
ⅰ)心毒性
5)その他
a インターフェロンα
b ℓ−アスパラキナーゼ
ⅰ)低アルブミン血症
ⅱ)低フィブリノゲン血症
ⅲ)膵炎
c
d
e
f
プレドニゾロン
イマチニブ
リツキシマブ
アザシチジン
B)疾患と抗がん剤
1)悪性リンパ腫
a CHOP
ⅰ)シクロホスファミド
ⅱ)ドキソルビシン
ⅲ)ビンクリスチン
ⅳ)プレドニゾロン
b R−CHOP
ⅰ)リツキシマブ
ⅱ)CHOP
c ベンダムスチン
− 46 −
Ⅲ
(6)抗がん剤の種類と特徴− 2
Ⅰ
Ⅱ
2)多発性骨髄腫
a MP
ⅰ)メルファラン(アルケラン)
ⅱ)プレドニゾロン
b インターフェロンα
c サリドマイド
d ボルテゾミブ
e レナリドマイド
3)急性リンパ性白血病
a ダウノルビシン
b ビンクリスチン
c プレドニゾロン
d シクロホスファミド
e ℓ−アスパラキナーゼ
f イマチニブ
4)急性骨髄性白血病
a イダルビシン
b ダウノルビシン
c シタラビン
5)慢性骨髄性白血病
a イマチニブ
b インターフェロンα
c ヒドロキシカルバミド
− 47 −
Ⅲ
(7)出血傾向の診断と病態
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)診断
1)血小板の異常
a 診断
ⅰ)血小板数
ⅱ)出血時間
ⅲ)毛細血管抵抗試験
(Rumpel−Leede 試験)
b 血小板減少症
c 血小板機能異常症
ⅰ)血小板凝集能
ⅱ)血小板粘着能
2)凝固の異常
a 後天性、外因系
ⅰ)プロトロンビン時間
ⅱ)肝障害
ⅲ)ビタミン K 欠乏
b 先天性、内因系
ⅰ)部分トロンボプラスチン時間
ⅱ)血友病
ⅲ)von Willebrand 病
3)血管の異常
a 診断
ⅰ)毛細血管抵抗試験
B)病態
1)血小板の異常
a 点状出血
2)凝固の異常
a 皮下出血
b 深部出血
(筋肉内出血・関節内出血)
− 48 −
(8)輸血の適応と副作用
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)適応
1)出血量と生体反応
a 出血時の体液成分の動態
b 年齢別の差異
c 代用血漿製剤
2)全血輸血
a 成分輸血の意義
3)赤血球輸血
a 濃厚赤血球
ⅰ)慢性貧血
ⅱ)人工 Hb
b 白血球除去赤血球
ⅰ)抗 HLA 抗体
c 洗浄赤血球
ⅰ)IgA 欠損症
4)血小板輸血
a 出血傾向と血小板数
b 血小板輸血不応状態
c HLA、
血小板特異抗原
5)血漿蛋白輸注
a 新鮮凍結血漿
ⅰ)凝固因子
ⅱ)複合性凝固障害、DIC
ⅰ)低蛋白血症
ⅱ)膠質浸透圧
b アルブミン
6)自己血輸血
a 貯血式
b 希釈式
c 回収式
B)副作用・合併症
1)異型輸血
a 即時型溶血性副作用(反応)
b 遅発型溶血性副作用(反応)
2)非溶血性副作用
a 発熱 b 蕁麻疹
3)輸血後 GVHD
a 骨髄移植との比較
4)輸血感染症
a 梅毒
b マラリア
c 細菌
d ウイルス
C)輸血療法全般
1)ガイドライン
a 輸血療法適正化
b 血液製剤使用適正化
− 49 −
d エリスロポエチン
c 溶血反応の機序
d 処置・対策
c 白血球除去フィルター
の効率
b 放射線照射と血液成
分への影響
e Chagas 病、他
c 血液事業
d 保管管理マニュアル
(9)皮膚系総論− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)皮膚の構造
1)表皮
a 角質層
b 角質細胞間脂質
c 淡明層
d 顆粒層
e 有棘層
f 基底層
g ケラチノサイト
h メラノサイト
i Langerhans 細胞
j Merkel 細胞
2)真皮
a 乳頭層
b 網状層
c 知覚神経終末
(Meissner 触覚小体)
d 膠原線維
e 弾性線維
3)皮下組織
a 脂肪層
b 知覚神経終末
(Vater−Pacini 小体)
4)毛
a 毛幹
b 毛根
c 毛球
d 毛乳頭
e 毛髄質
f 毛皮質
g 毛小皮
h 毛包
i 立毛筋
j 毛周期
− 50 −
(9)皮膚系総論− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
5)爪
a 爪板
b 爪床
c 爪母基
5)皮膚腺
a 汗腺
b エクリン腺
c アポクリン腺
d 脂腺
e 毛脂腺
f 独立脂腺
g 乳腺
B)主要症候
1)原発疹
a 紅斑
b 紫斑
c 色素斑
d 丘疹
e 結節
f 水疱
g 膿疱
h 嚢腫
i 膨疹(蕁麻疹)
j 毛細血管拡張
2)続発疹
a びらん
b 潰瘍
c 鱗屑
d 痂皮
e 瘢痕
f 苔癬
g 苔癬化
h 疱疹
i 面皰
j 紅皮症
k 多型皮膚萎縮
− 51 −
(9)皮膚系総論− 3
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
C)病理
1)表皮
a 過角化
b 不全角化
c 表皮肥厚
d 海綿状態
e 棘融解
f 液状変性
g 表皮内水疱
2)真皮
a 表皮下水疱
b 細胞浸潤
c 血管炎
d フィブリノイド変性
e 膠原線維増生
3)皮下組織
a 脂肪織炎
b 筋膜炎
D)診断・検査
1)診断法
a 硝子圧法
b Dermographism
(皮膚描記法)
c 真菌直接鏡検
d Nikolsky 現象
e Auspitz 現象
f Koebner 現象
g Darier 徴候
h 針反応
2)検査法
a パッチテスト
b 光パッチテスト
c 皮内テスト
d スクラッチテスト
e プリックテスト
f MED 測定
g 蛍光抗体法
h ダーモスコピー
i Tzanck 試験
− 52 −
(9)皮膚系総論− 4
Ⅰ
Ⅱ
E)治療
1)薬物療法
a ステロイド外用剤
b 抗ヒスタミン剤
c 抗アレルギー剤
d 抗真菌剤
e 抗ウイルス剤
f Etretinate
g ビタミン D3 外用剤
h 免疫調整外用剤
i 免疫抑制剤
j 生物製剤
k レチノイド外用剤
2)手術療法
a 植皮
b 液体窒素凍結療法
3)光線療法
a narrow band UVB 療法
b レーザー
c PUVA 療法
− 53 −
Ⅲ
(10)皮膚系各論− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)湿疹・皮膚炎群
1)アトピー性皮膚炎
2)接触皮膚炎
3)脂漏性皮膚炎
4)主婦手湿疹
5)貨幣状湿疹
6) 自家感作性皮膚炎
7)皮脂欠乏性湿疹
B)紅皮症
1)続発性紅皮症
C)蕁麻疹
1)急性蕁麻疹
2)慢性蕁麻疹
3) 物理的蕁麻疹
4) 血管性浮腫
D)痒疹群
1)痒疹
E)皮膚瘙痒症
1)皮膚瘙痒症
F)紅斑
1)多形滲出性紅斑
2)粘膜・皮膚・眼症候群
(Stevens−Johnson
症候群)
4)結節性紅斑
3)Sweet 病
5)硬結性紅斑
6)環状紅斑
a ライム病
G)紫斑
1)血小板減少性紫斑病
2)老人性紫斑
3) 慢性色素性紫斑
4) クリオグロブリン血症性
紫斑
H)血行障害
1)網状皮斑(Livedo)
2)Raynaud 症候群
3)うっ滞性皮膚炎
4)Buerger 病
5)リベド様血管症
I)血管炎
1)Henoch−Schönlein 紫斑
2)結節性多発動脈炎
3) Churg−Strauss 症候群
4) Wegener 肉芽腫症
5) 側頭動脈炎
− 54 −
(10)皮膚系各論− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
J)膠原病
1)全身性エリテマトーデス
2)円盤状エリテマトーデス
3)全身性強皮症
4)限局性強皮症
5)皮膚筋炎
6)Overlap 症候群
7)MCTD
8)Sjögren 症候群
9)抗リン脂質抗体症候群
K)膠原病近縁疾患
1)壊疽性膿皮症
2)Behçet 病
3)Weber−Christian 病
L)肉芽腫
1)サルコイドーシス
2)環状肉芽腫
3)顔面播種状栗粒性狼瘡
M)光線皮膚障害
1)日光皮膚炎
N)光線過敏症
1)光接触皮膚炎
2)光過敏性薬疹
3)多型日光疹
4)日光蕁麻疹
5)種痘様水疱症
6)色素性乾皮症
O)放射線皮膚障害
1)急性放射線皮膚炎
2)慢性放射線皮膚障害
P)温熱皮膚障害
1)熱傷
Q)寒冷皮膚障害
1)凍傷
2)凍瘡
− 55 −
(10)皮膚系各論− 3
Ⅰ
Ⅱ
R)機械的刺激による
皮膚障害
1)褥瘡
S)化学的皮膚障害
1)化学熱傷
T)薬剤による皮膚障害
1)薬疹
a 播種状紅斑丘疹型
b 中毒性表皮壊死型
c 固定薬疹
d 薬剤誘発過敏症症候群(DIHS)
− 56 −
Ⅲ
(10)皮膚系各論− 4
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
T)水疱症
1)天疱瘡
2)水疱性類天疱瘡
3)疱疹状皮膚炎
4)家族性良性慢性天疱瘡
5)先天性表皮水疱症
U)膿疱症
1)掌蹠膿疱症
V)角化症
1)魚鱗癬
2)Darier 病
3)汗孔角化症
4)乾癬
5)関節症性乾癬
6)類乾癬
7)扁平苔癬
8)Gibert ばら色粃糠疹
9)黒色表皮腫
W)皮膚萎縮症
1)線状皮膚萎縮症
X)形成異常症
1)弾力線維性仮性黄色腫
2)Werner 症候群
Y)代謝異常症
1)アミロイドーシス
2)黄色腫
3)亜鉛欠乏症候群
(腸性肢端皮膚炎)
Z)色素異常症
1)尋常性白斑
2)先天性白皮症
3) 遺伝性対側性色素
異常症
− 57 −
(10)皮膚系各論− 5
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
2A)母斑
1)表皮母斑
2)母斑細胞母斑
3)脂腺母斑
4)扁平母斑
5)太田母斑
6)単純性血管腫
(ポートワイン母斑)
7)苺状血管腫
8)Kasabach−Merritt
症候群
9)海綿状血管腫
10)リンパ管腫
2B)神経・皮膚症候群
1)Bourneville−Pringle 母斑症
(結節性硬化症)
2)神経線維腫症
3)神経皮膚黒色症
(von Recklinghausen 病)
4)色素失調症
(Bloch−Sulzberger
症候群)
5)Sturge−Weber 症候群
2C)上皮性腫瘍
1)脂漏性角化症(老人性疣贅)
2)粉瘤
3)汗管腫
4)ケラトアカントーマ
5)日光性角化症
6)乳房・乳房外 Paget 病
7)Bowen 病
8)白板症
9)有棘細胞癌
10)基底細胞上皮腫
2D)メラノサイト系腫瘍
1)黒色癌前駆症
2)悪性黒色腫
− 58 −
(10)皮膚系各論− 6
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
2E)間葉系皮膚腫瘍
1)皮膚線維腫
2)隆起性皮膚線維肉腫
3)悪性線維性組織球腫
4)ケロイド
5)毛細血管拡張性肉芽腫
6)肥満細胞腫
7)悪性血管内皮細胞腫
8)ランゲルハンス細胞組織球症
(Histiocytosis X)
9)皮膚 T 細胞リンパ腫
10)菌状息肉症
11)セザリー症候群
12)Hodgkin リンパ腫
13)非 Hodgkin リンパ腫
a)T 細胞リンパ腫
b)B 細胞リンパ腫
c)NK 細胞リンパ腫
14)成人T細胞白血病/リンパ腫
2F)汗腺疾患
1)汗疹
2)汗疱
3)臭汗症
2G)脂腺疾患
1)尋常性痤瘡
2)酒䉠
3)酒䉠様皮膚炎(口囲皮膚炎)
2H)毛髪疾患
1)円形脱毛症
2)男性型脱毛症
3)多毛症
4)抜毛癖
2I)爪疾患
1)爪甲剥離症
2)時計皿爪
3)匙形爪甲
4)爪甲色調異常
5)爪囲炎
6)陥入爪
− 59 −
(10)皮膚系各論− 7
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
2J)ウイルス感染症
1)単純ヘルペス
2)水痘
3)帯状疱疹
4)ヒト乳頭腫ウイルス感染症
5) 伝染性軟属腫
6) 手足口病
7) 風疹
8)Gianotti 病・Gianotti 症候群
9) 伝染性単核症
10) 伝染性紅斑
11)後天性免疫不全症候群
(AIDS)
2K)細菌感染症
1)膿皮症
2)伝染性膿痂疹
3) ブドウ球菌性熱傷様
皮膚症候群(SSSS)
4)丹毒
5)蜂窩織炎
6)壊死性筋膜炎
7)皮膚結核
8) ハンセン病
9) 非結核性抗酸菌症
2L)真菌感染症
1)白癬
2)カンジダ症
3) 癜風
4) スポロトリコーシス
2M)動物性皮膚疾患
1)皮膚顎口虫症
2)疥癬
3) しらみ症
4)線状皮膚炎
5)毒蛾皮膚炎
6)つつが虫病
2N)性行為感染症
1)梅毒
2)軟性下疳
3)鼠径リンパ肉芽腫
− 60 −
(11)全身疾患と皮膚症状− 1
Ⅰ
Ⅱ
A)Dermadrome
1)内臓悪性腫瘍
a 皮膚転移
b 皮膚筋炎
c 類天疱瘡
d 環状紅斑
e 悪性黒色表皮腫
f 後天性魚鱗癬
g Leser−Trélat 症候群
2)糖尿病
a 糖尿病性浮腫性硬化症
b リポイド類壊死症
c 糖尿病性壊疽
3)慢性肝炎、肝硬変
a くも状血管腫
b 手掌紅斑
c 紙幣状皮膚
4)慢性腎不全
a 乾皮症
b 痒疹
c Perforating collagenosis
5)クローン病
a 口囲、肛囲びらん
6)潰瘍性大腸炎
a 結節性紅斑
b 壊疽性膿皮症
7)慢性肺疾患
a ばち状爪
8)鉄欠乏性貧血
a 匙状爪
B)膠原病の皮膚症状
1) SLE
a 蝶形紅斑
b 円盤状ループス
c 手掌紅斑
d 爪囲紅斑
e 脱毛
f 光線過敏症
2)全身性強皮症
a Raynaud 現象
b 手指・前腕の浮腫性硬化
c 指尖潰瘍
d 手指の屈曲拘縮
− 61 −
Ⅲ
h 皮膚瘙痒症
d 皮膚瘙痒症
e 乾皮症
f 真菌、細菌感染症
d 皮膚瘙痒症
e 限局性強皮症
f CREST 症候群
(11)全身疾患と皮膚症状− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
3)皮膚筋炎
a ヘリオトロープ斑
b Gottron 徴候
c Poikiloderma
d 顔面・上胸部・四肢の紫紅色斑
e 爪囲紅斑
4)Sjögren 症候群
a 環状紅斑
5)混合性結合組織病
(MCTD)
a ソーセージ様手指腫脹
C)その他
1)妊娠
a 色素増強
d 皮膚瘙痒症
b 妊娠性疱疹
c 妊娠性痒疹
2)AIDS
a カポジ肉腫
d 脂漏性皮膚炎
b 帯状疱疹
c 口腔内カンジダ症
3)輸血
a 輸血後 GVHD
4)高カロリー輸液
a 腸性肢端皮膚炎
ⅰ)亜鉛
− 62 −
(12)感染症の診断
Ⅰ
A)塗抹染色
1)グラム染色
Ⅱ
Ⅲ
2)好中球内貧食像と形態
B)沈渣
1)尿
a 膿尿
2)髄液
a 多核球と単核球
蛋白、糖
C)細菌培養法
1)好気性菌
a グラム陽性菌
b グラム陰性菌
c 血液寒天培地
d チョコレート寒天培地
e Mac−Conkey 培地
2)嫌気性菌
a 嫌気性ふ卵器
3) 特殊培地を必要とする
細菌
a レジオネラ菌
ⅰ)B−CYE 培地
b 百日咳菌
ⅰ)Bordet−
Gengou 培地
c カンピロバクター
ⅰ)Skirrow 培地
d ジフテリア
ⅰ)荒川培地
e 結核菌
ⅰ)小川培地
D)免疫・血清診断法
1)抗体価の測定
2)抗原・菌体成分の測定
E)遺伝子診断に適した病原体
a レジオネラ症
b 結核菌
c 非結核性抗酸菌
d ウイルス
e 原虫
− 63 −
(13)感染症と原因微生物− 1
Ⅰ
Ⅱ
A)気道感染症
1)急性
a ウイルス
b 化膿性連鎖球菌
c 肺炎球菌
2)慢性
a インフルエンザ菌
b 肺炎球菌
c 緑膿菌
B)肺炎
1)市中肺炎
a 肺炎球菌
b インフルエンザ菌
c マイコプラズマ
2)院内肺炎
a 黄色ブドウ球菌
b 緑膿菌
C)尿路感染症
1)単純性
a 大腸菌
2)複雑性
a 大腸菌
b 緑膿菌
c 腸球菌
d セラチア
D)敗血症・感染性心内膜炎
a 黄色ブドウ球菌
b 大腸菌
c 緑膿菌
d 肺炎桿菌
e 真菌
f viridans streptococci
E)髄膜炎
a 肺炎球菌
b インフルエンザ菌
− 64 −
Ⅲ
(13)感染症と原因微生物− 2
Ⅰ
Ⅱ
F)皮膚粘膜感染症
a 黄色ブドウ球菌
b 化膿性連鎖球菌
G)消化管感染症
a 赤痢
b 腸チフス
c コレラ
d 病原大腸菌
e 食中毒
ⅰ)腸炎ビブリオ
ⅱ)サルモネラ
ⅲ)黄色ブドウ球菌
ⅳ)カンピロバクター
ⅴ)セレウス
ⅵ)ボツリヌス
ⅶ)ノロウィルス
H)膿瘍
a 黄色ブドウ球菌
b バクテロイデス
c 肺炎桿菌
− 65 −
Ⅲ
(14)感染防御能と感染
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)非特異的感染防御能
1)物理的防御
a
皮膚・粘膜
インフルエンザ
2)線毛細胞
3)分泌液
4)酸性化
a 胃・腟
コレラ
5)常在菌叢
a 消化管、口腔
6)体液性因子
a ラクトフェリン
b トランスフェリン
c リゾチーム
d リジン
7)補体
髄膜炎菌
8)貧食細胞
a 好中球
b マクロファージ
c 単球
B)特異的感染防御能
1)液性免疫能
a 抗体
ⅰ)中和作用
ⅱ)オプソニン作用
莢膜保有菌
ⅲ)溶菌作用
ナイセリア菌
ⅳ)凝集作用
2)粘膜免疫
a 分泌型 IgA
3)細胞性免疫能
a マクロファージ
ウイルス、抗酸菌、真菌、
b ヘルパー T 細胞
リステリア、サルモネラ、
c キラー T 細胞
原虫
d NK 細胞
C)細胞内寄生体と細胞外寄生体
− 66 −
(15)日和見感染症
Ⅰ
Ⅱ
A)成立機序
B)基礎疾患
a 未熟児
b 高齢者
c 白血病
d リンパ腫
e 癌
f 抗癌剤・放射線照射
g ステロイド・免疫抑制剤の投与
h 臓器移植
i 糖尿病
j 肝・腎疾患
k 熱傷
l カテーテル留置
m AIDS
C)原因微生物
1)細菌
a Pseudomonas aeruginosa
b Staphylococus epidermidis
c Serratia marcescens
d Legionella pneumophila
e Listeria monocytogenes
f Nocardia asteroides
g 結核菌
h 非結核性抗酸菌
2)真菌
a Candida albicans
b Cryptococcus neoformans
c Aspergillus fumigatus
d Mucor
3)ウイルス
a Herpes simplex virus
b Herpes zoster virus
c Cytomegalovirus
4)原虫
a Pneumocystis carinii
b Toxoplasma gondii
5)寄生虫
a 糞線虫
b ランブル鞭毛虫
D)治療と予防
− 67 −
Ⅲ
(16)毒素性ショック症候群(Toxic shock syndrome)
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)ブドウ球菌産生毒素の種類
1)外毒素と内毒素の相違
a エンテロトキシン
b エクソホリアチン
B)ブドウ球菌産生毒素による疾患
1)TSS
2)SSSS(staphylococcal
scalded−skin syndrome)
a Nikolsky 現象
3)食中毒
a 耐熱性トキシン
C)TSS の発症機序
a TSST−1
b スーパー抗原
D)症状
a 発熱
b 発疹
c ショック、多臓器障害(MOF)
E)原因
1)タンポンの使用
2)その他
F)診断
a 診断基準
G)治療
− 68 −
(17)劇症溶連菌感染症(Toxic shock like syndrome)
Ⅰ
Ⅱ
A)A 群溶血連鎖球菌産生物質
1)ストレプトリジン O
2)ストレプトキナーゼ
3)発赤毒素
B)TSLS の発症機序
a M 蛋白
b 抗原
C)症状
a 発熱
b 紅斑様皮疹
c 筋膜壊死
d ショック
e 多臓器障害(MOF)
D)診断
a 診断基準
E)治療
− 69 −
Ⅲ
(18)メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)と院内感染症
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)抗菌薬耐性化の機序
a PBP2'
b MecA 遺伝子
B)院内感染で問題となる多剤
耐性菌
C)MRSA の発生要因
1)抗菌薬の使い方
a 術後予防投与
b 第三世代セフェム
D)MRSA の分離頻度
E)MRSA 患者の特徴
1)compromised host
2)人工器具
F)院内感染対策
1)院内感染対策委員会
2)疫学
a コアグラーゼ型
b エンテロトキシン型
e 遺伝子解析
3)医療従事者の教育
a 院内の清潔・清掃
b 手洗いの励行
4)標準予防策・感染経路別予防策
− 70 −
(19)新しい感染症− 1
Ⅰ
Ⅱ
A)ライム病
1)人畜共通感染症の種類
2)スピロヘータ感染症の種類
a トレポネーマー梅毒
b レプトスピラーワイル病
c ボレリアーライム病
3)ライム病の病原体
a ボレリア
ⅰ)Borrelia burgdorferi
4)感染経路
a 保有生物(リザーバー)
b 媒介生物(ベクター)
ⅰ)マダニ
5)発生地域
a 国外
ⅰ)米国
ⅱ)欧州
ⅲ)アジア
b 国内
ⅰ)関東以北
6)症状
a 遊走性紅斑
b 髄膜炎
c 顔面神経麻痺
d 慢性関節炎
e 心障害
7)診断
a 抗体価の測定
8)治療
a テトラサイクリン
b 小児はペニシリン、
エリスロマイシン
− 71 −
Ⅲ
(19)新しい感染症− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
B)日本紅斑熱
1)リケッチア感染症の分類
a 発疹チフス群
ⅰ)発疹チフス
ⅱ)発疹熱
b 紅斑熱群
ⅰ)ロッキー山紅斑熱
ⅱ)日本紅斑熱
c ツツガムシ病群
ⅰ)ツツガムシ病
d その他
ⅰ)Q 熱
ⅱ)腺熱リケッチア
2)日本紅斑熱の病原体
a 紅斑熱リケッチア
ⅰ)リケッチア・ジャポニカ
3)感染経路
a リザーバーとベクター
ⅰ)マダニ
4)発生地域
5)症状
a 高熱
b 丘疹
c 頭痛
d 全身倦怠感
e 関節痛
6)診断
a 抗体価
b Weil−Felix 反応
7)治療
a テトラサイクリン
OX−2
C)後天生免疫不全症候群(AIDS)
1)原因微生物
a レトロウイルス
ⅰ)HIV−1
ⅱ)HIV−2
2)免疫不全の機序
a 細胞性免疫不全
ⅰ)CD4
ⅱ)CD8
− 72 −
RNA ウイルス
逆転写酵素
(19)新しい感染症− 3
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
3)感染経路
4)病型分類
a エイズ関連症候群(ARC)
5)日和見感染
a Pneumocystis carinii
b Toxoplasma gondii
c Cryptococcus neoformans
d Cryptosporidium
e Candida albicans
f 結核菌、
非結核性抗酸菌多剤耐性菌
g サイトメガロウイルス
6)二次腫瘍
a カポジ肉腫
b リンパ腫
c 子宮頸癌
7)治療
a アジドチミジン(AZT)
逆転写酵素阻害剤
b ジタノシン(ddI)
c ザルシタビン(ddC)
d ラミブジン(3TC)
e インジナビル
プロテアーゼインヒ
f ネルフィナビル
ビター
D)重症急性呼吸器症候群
(SARS)
E) ウエスト(西)ナイル感染症
− 73 −
(20)感染症の治療− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)抗菌薬の種類
1)抗細菌感染症薬
a β−ラクタム
ⅰ)ペニシリン
ⅱ)セフェム
第一、第二、第三世代
b アミノグリコシド
ⅰ)ストレプトマイシン
聴器毒性、腎毒性
ⅱ)ゲンタマイシン
c マクロライド
ⅰ)エリスロマイシン
消化器症状
d テトラサイクリン
ⅰ)ミノサイクリン
小児黄歯症
ⅱ)ドキシサイクリン
e クロラムフェニコール
ⅰ)クロラムフェニコール
再生不良性貧血
ⅱ)チアンフェニコール
f キノロン
ⅰ)オフロキサシン
痙攣、光線過敏症
g クリンダマイシン
偽膜性腸炎
h サルファ
ⅰ)スルファメトキサゾール
血液障害
i ポリペプチド
ⅰ)バンコマイシン
聴器毒性、腎毒性
ⅱ)ポリミキシン B
2)抗真菌感染症薬
a ポリエンマクロライド
ⅰ)アンホテリシン B
腎毒性
b フルシトシン(5FC)
造血障害
c イミダゾール
ⅰ)ミコナゾール
d トリアゾール
ⅰ)フルコナゾール
ⅱ)イトラコナゾール
− 74 −
(20)感染症の治療− 2
Ⅰ
Ⅱ
3)抗ウイルス感染症薬
a アシクロビル
ⅰ)単純ヘルペスウイルス
ⅱ)帯状疱疹ウイルス
b ガンシクロビル
ⅰ)サイトメガロウイルス
c ビタラビン(Ara−A)
ⅰ)ヘルペスウイルス群
d アマンタジン
ⅰ)インフルエンザ A ウイルス
e オセルタミビル、ザナミビル
ⅰ)インフルエンザ A、B ウイルス
f インターフェロン
ⅰ)B 型、C 型肝炎ウイルス
B)薬剤感受性
1)ディスク法
2)Minimum inhibitory
concentration(MIC)法
3)Minimum bactericidal
concentration(MBC)法
C)薬物動態
D)抗菌薬の作用機序
1)蛋白合成阻害
2)核酸合成阻害
3)細胞壁合成阻害
4)細胞膜障害
− 75 −
Ⅲ
領域 4:消化器管と肝胆膵の機能と病態
(1) 食道疾患
(2) 胃、十二指腸疾患
(3) 小腸、大腸疾患
(4) 直腸、肛門疾患
(5) 腹膜、腹壁疾患
(6) 肝疾患
(7) 胆道疾患
(8) 膵疾患
(9) 急性腹症
(10) 消化器疾患の診察と診断
領域 4:消化器管と肝胆膵の機能と病態
(1)食道疾患− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)嚥下障害
1)病態と症状、その機序
2)診断の進め方
3)原因疾患
a 食道癌
b 食道潰瘍
c アカラシア
d Plummer−Vinson 症候群
e 強皮症
f 皮膚筋炎
g 重症筋無力症
B)食道憩室
1)症状
2)発生原因
3)分類(内圧性、牽引性)
4) 好発部位
5) 治療適応
C)食道炎、胃食道逆流症、
食道潰瘍
1)症状
2)病態の把握(ヘルニア、酸逆流)
3)診断
4)内視鏡診断
5) 食道内圧検査
6) 食道 PH モニター
7) 治療の論理(内科的
外科的)
D)食道裂孔ヘルニア
− 77 −
(1)食道疾患− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
E)食道癌
1)症状
2)疫学
3)好発部位
4) 診断[X 線、内視鏡
(ルゴール染色)
]
5) 病期
6) 病態
病理
13) 治療の適応と限界
(内視鏡治療、
化学療法、
放射線療法、
外科療法)
14) 手術術式
(再建臓器、再建経路)
7)リンパ節転移
8)表在癌
9)早期癌
10)バレット腺癌
11)他臓器転移
12)周囲進展
15)併発症
16)予後
F)食道アカラシア
1)病因、病態
2)症状
3)診断
4) 食道内圧検査(下部食道括約筋
LES)
5) 治療(内科的、外科的)
6) 予後
G)Mallory−Weiss 症候群
a 病態
b 症状
c 診断
d 特発性食道破裂
(Boerhaave 症候群)
H)食道静脈瘤
1) 診断
2) 治療(内視鏡治療、外科療法) EVL、EIS
− 78 −
(2)胃、十二指腸疾患− 1
Ⅰ
A)胃潰瘍、十二指腸潰瘍
1)病因
2)病理
3)病態生理(攻撃因子、防御因子)
4)症状
5)診断
Ⅱ
Ⅲ
ヘリコバクター・ピロリ
薬剤性起因性
内視鏡診断、エックス線診断
6) 胃液分泌
7) 消化管ホルモン
8) 胃腺
9) 併発症(出血、穿孔、狭窄)
10) 治療(薬物療法、
内視鏡的止血術、
手術適応)
11) 術式、再建法、
術後合併症
12) 予後
13) 予防
B)急性胃粘膜病変
1)病因
2)病態
3) 症状
4) 診断
5) 治療
6) 予後
C)胃癌
1)疫学
2)病理
3)好発部位
4)症候
5)診断
内視鏡診断、エックス線診断
6) 病型分類(進行胃癌分類、
早期胃癌分類)
7) 病期
8) 病態
9) 転移(Schnitzler, Virchow,
Krukenberg)
10) 治療(内視鏡治療、
手術適応、化学療法)
術後合併症、術式、
切除の種類、再建法
11) 予後
− 79 −
(2)胃、十二指腸疾患− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
D)その他
1) 胃粘膜下腫瘍
a GIST
b 肉腫
2) 胃ポリープ
a 病理組織
b 癌化
c 治療(ポリペクトミー)
3) 胃切除後症候群
a 病態生理
b 症候
4) 胃アニサキス症
a 症状
b 病態
5) Ménétrier 病
a 疾患概念
b 病態
6) 消化管出血
a 吐血
プライマリー・ケア
b 下血
c タール便
7) 悪性リンパ腫
MALT リンパ腫
8) 慢性胃炎
9) ヘリコバクター・ピロリ感染症
a)除菌療法
− 80 −
(3)小腸、大腸疾患− 1
Ⅰ
Ⅱ
A)腸回転異常症
B)腸管重複症
C)Meckel 憩室
D)Hirschsprung 病
E)消化管感染症
F)消化管破裂、穿孔
1)症状
2)診断
3)治療
G)Crohn 病
1)症状
2)病態
3)診断
内視鏡診断、エックス線診断
a 縦走潰瘍
b 裂溝形成
c 全層病変瘻孔形成
d skip lesion
e cobble stone appearance
4)病理
5)治療
H)潰瘍性大腸炎
1)症状
2)病態
3)診断
内視鏡診断、エックス線診断
a 中毒性巨大結腸症
b 癌化
c 原発性硬化性胆管炎
4)病理
5)治療
I) Behçet 病
J) 腸ポリープ
1)分類(過形成性、腺腫、
過誤腫、炎症性)
2)家族性大腸ポリポーシス
3)Peutz−Jeghers 症候群
4)Cronkheit−Canada 症候群
5)Gardner 症候群
6)Turcot 症候群
7)遺伝と癌化
− 81 −
Ⅲ
(3)小腸、大腸疾患− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
K)下痢症
L)便秘症
M)虫垂炎
1)症状
2) 診断(McBurney, Lanz 圧痛点)
N)大腸憩室
1)憩室炎
2)症状
3)好発部位
4)診断
O)薬剤性腸炎、偽膜性腸炎
1)症状
2)病態
3)病理
4)診断
P)腸結核
Q)小腸腫瘍
R)腸管カルチノイド
S)大腸癌
1)症状
2)病理
3)病態(Dukes 分類)、病期
4)診断、腫瘍マーカー
5)転移
6)治療、手術術式
T)腸重積症
1)症状
2)診断
3)治療
U)イレウス
1)病態生理、病態
2)診断
単純性絞扼性
3)治療
V)吸収不良症候群
1)盲管症候群
W)蛋白漏出性胃腸症
− 82 −
(3)小腸、大腸疾患− 3
Ⅰ
Ⅱ
X)過敏性大腸症候群
Y)腸間膜動脈血栓症
1)症状
2)診断
Z)虚血性大腸炎
1)症状
2)原因
3)好発部位
4)疫学
5)診断
エックス線診断
a 母指圧痕像
7)治療
8)予後
− 83 −
Ⅲ
(4)直腸、肛門疾患
Ⅰ
Ⅱ
A)直腸、肛門奇形
B)肛門周囲膿瘍
C)痔瘻
D)裂肛
E)痔核
F)直腸癌
1)症状
2)診断
3)病理
4)病期、病態
5)診断
6)治療、手術術式
G)肛門癌
− 84 −
Ⅲ
(5)腹膜、腹壁疾患
Ⅰ
Ⅱ
A)臍腸管遺残
B)尿膜管遺残
C)臍帯ヘルニア
D)臍ヘルニア
E)鼠径ヘルニア
F)ヘルニア嵌頓
G)損傷
H)急性腹膜炎
1)症状
2)診断
a 筋性防御
b Blumberg 徴候
3)原因疾患
I)慢性腹膜炎
1)症状
2)特発性細菌性腹膜炎
(Conn 症候群)
J)癌性腹膜炎
1)症状
2)病態
K)腹水
a 診断
L)腹部膿瘍
1)腹腔内膿瘍
2)横隔膜下膿瘍
3)Douglas 窩膿瘍
M)炎症性腫瘤
a Schloffer 腫瘤
b Braun 腫瘍
N)腹膜偽粘液腫
1)症状
2)病態
3)診断
− 85 −
Ⅲ
(6)肝疾患− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)新生児肝炎
1)病態
2)診断
B)急性肝炎
1) 肝炎ウイルス
(A型, B型, C型, D型, E型)
2) ワクチン
C)劇症肝炎
1)急性肝不全
1) 診断基準
2) 治療
D)慢性肝炎(ウイルス性)
1) 病理分類
2) インターフェロン治療
3) 核酸アナログ治療
E)自己免疫性肝炎
1) 診断基準
2) 自己抗体
F)肝硬変
1) 疾患概念
2) 病因
3) 予後
4) 発癌
慢性肝不全
1)肝性脳症
1) 病態
2) 診断
a 芳香族アミノ酸
b 分岐鎖アミノ酸
c アンモニア
d 脳波三相波
e 門脈系短絡路
3) 臨床症状
4) 誘因
5) 治療
− 86 −
フィッシャー比
(6)肝疾患− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
2)門脈圧亢進症
1) 静脈瘤
3)腹水
1) 漏出性・渗出性
2) 血性
4)黄疸
1) 分類
a 体質性
b 溶血性
c 肝細胞性
d 閉塞性
2)鑑別診断
G)原発性胆汁性肝硬変
1) 診断基準
2) 慢性非化膿性破壊性胆管炎
H)原発性硬化性胆管炎
I) 肝内胆汁うつ滞
J) 体質性黄疸
1) Dubin−Johnson 症候群
2) Rotor 症候群
3) Crigler−Najjar 症候群
4) Gilbert 症候群
K)薬剤性肝障害
1) 診断基準
2)肝炎型
3)胆汁うつ滞型
4)混合型
L)アルコール性肝障害
1) 脂肪肝
2) アルコール性肝炎
3) 肝硬変
M)非アルコール性脂肪肝、
非アルコール性脂肪肝炎
脂肪肝
− 87 −
Mallory 体
(6)肝疾患− 3
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
脂肪肝炎
肝硬変
N)肝膿瘍
1) 化膿性
2) アメーバ性
O)寄生虫性肝疾患
1) 日本住血吸虫
2) 肝吸虫症
3) 肝包虫症
P)肝嚢胞症
Q)肝血管腫
Kasabach−Merritt 症候群
R)原発性肝細胞癌
1) 疫学
2) 基礎疾患
3) 症状
4) 診断
AFP、PIVKA
画像診断
5) 治療
局注、切除、動注療法、化学療法
S)肝芽腫
T)肝内胆管癌
U)転移性肝癌
V)特発性門脈圧亢進症
W)Budd-Chiari 症候群
X)ヘモクロマトーシス・
ヘモジデローシス
Y)肝レンズ核変性症、Wilson 病症
Z)肝アミロイドーシス
− 88 −
画像診断
(7)胆道疾患
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)閉塞性黄疸
1)血液、生化学検査
2)診断
3)治療
4)原疾患
B)先天性胆道炎
1)疾患概念
2)病型
3)病態
4)膵胆管合流異常
5)癌
C)胆石症
(総胆管結石を含む)
1)結石の種類
2)症状
3)診断
4)Mirizzi 症候群
D)急性胆管炎
1)症状
a Charcot 三徴
b reynolds 五徴
2)診断
3)治療
・内視鏡術
・手術
E)急性胆嚢炎
1)症状
2)診断
3)Murphy 徴候
4)治療
・手術
F)胆嚢ポリープ
G)胆嚢腺筋腫症
H)胆嚢癌、胆管癌
1)症状
Rokitansky−Aschoff sinus
2) 閉塞性黄疸
3)診断
4)Courvoisier 徴候
5) 画像診断
6)治療
a 内視鏡的胆道
ドレナージ
b 手術
− 89 −
(8)膵疾患− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)膵形成異常
1)輪状膵
2)膵胆管合流異常
B)急性膵炎
1)病因
a アルコール
b 胆石
c 副甲状腺機能亢進症
2)疫学
3)病態
4)症候
a Cullen 徴候
b Grey Turner 徴候
c 脱水
d Colon cut−off sign
e sentinel loop sign
5)診断
a 血液生化学検査、尿検査
b 画像診断
c 重症度判定
6)重症急性膵炎
多臓器不全
全身性炎症反応症候群
7)併発症
8)治療の原則
C)慢性膵炎
1)病因
a アルコール
2)病態
a 膵石症
b 消化吸収不良
c 膵性糖尿病
3)症状
4)診断
5)膵機能検査
6)治療の原則
D)自己免疫性膵炎
1)病態
2)診断
a IgG/IgG4
b 膵画像診断
3)治療
− 90 −
(8)膵疾患− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
E)膵癌
1) 疫学(膵管上皮腺癌、
腺房細胞癌)
2) 好発部位
3) 症状
4) Courvoisier 徴候
5) 血液生化学検査
6) 腫瘍マーカー
7) 画像診断
8)治療
F)嚢胞性膵疾患
1) 仮性嚢胞
発生機序
2) 真性嚢胞
3) 嚢胞性腫瘍
膵管内乳頭粘液性腫瘍
診断
画像診断
(IPMN)
粘液性嚢胞腫瘍(MCN)
漿液性嚢胞腫瘍(SCN)
治療
G)膵神経内分泌腫瘍
(膵内分泌腫瘍)
1) 種類
2) Zollinger−Ellison 症候群
a ガストリン
3) インスリノーマ
a Whipple の 3 徴
4) WDHA 症候群
5) 多発性内分泌腫瘍(MEN)
6) 画像診断
7)治療(手術適応)
− 91 −
(9)急性腹症
Ⅰ
Ⅱ
A)イレウス
B)腸重積
C)軸捻転
D)消化管穿孔
E)腸間膜動脈塞栓症
F)急性腹膜炎
G)絞扼性イレウス
− 92 −
Ⅲ
(10)消化器疾患の診察と診断
Ⅰ
Ⅱ
A)主要症候
B)一般的な身体診察
C)臨床診断の基本
− 93 −
Ⅲ
領域 5:内分泌・代謝・栄養・ホメオスターシスの機能と病態
(1) 内分泌系によるホメオスターシスの維持
(種類、合成・分泌、作用・作用機序、フィードバック)
(2) 内分泌系の機能的、形態的診断(内分泌負荷試験、画像診断、病理検査)
(3) 内分泌疾患
(4) 糖尿病の成因・病態
(5) 糖尿病の合併症
(6) 糖尿病の診断
(7) 糖尿病の治療
(8) 低血糖症
(9) その他の糖質・脂質・蛋白・アミノ酸代謝異常
領域 5:内分泌・代謝・栄養・ホメオスターシスの機能と病態
(1)内分泌系によるホメオスターシスの維持(種類、合成・分泌、作用・作用機序、フィードバック)− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)内分泌組織の種類
1)視床下部
2)下垂体
3)甲状腺
4)副甲状腺
5)副腎皮質・副腎髄質
6)性腺(精巣、卵巣)
7)その他の内分泌組織
B)ホルモンの種類
1)視床下部ホルモン
a TRH
b CRH
c GRH
d GnRH
e ソマトスタチン
2)下垂体前葉ホルモン
a GH
b PRL
c LH
d FSH
e ACTH
f TSH
3)下垂体後葉ホルモン
a バソプレッシン(ADH)
b オキシトシン
4)甲状腺ホルモン
a T3
b T4
5)Ca 代謝調節ホルモン
a 副甲状腺ホルモン
b カルシトニン
c ビタミン D
− 95 −
(1)内分泌系によるホメオスターシスの維持(種類、合成・分泌、作用・作用機序、フィードバック)− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
6)副腎皮質ホルモン
a コルチゾール
b アルドステロン
c アンドロゲン
7)副腎髄質ホルモン
a アドレナリン
(エピネフリン)
b ノルアドレナリン
(ノルエピネフリン)
8)性ホルモン
a エストロゲン
b プロゲステロン
c テストステロン
9)膵・消化管ホルモン
a インスリン
b グルカゴン
c ガストリン
10)胎盤ホルモン
a HCG
11)循環調節ホルモン
a レニン・アンジオテンシン
b Na 利尿ペプチド
C)ホルモンの作用
1)成長と発達
2)生殖
3)エネルギー代謝
a 糖
b 蛋白
c 脂質
4)恒常性維持
a 血圧
b 電解質
D)フィードバック機構
1)ネガティブフィードバック
2)ポジティブフィードバック
− 96 −
(2)内分泌系の機能的、形態的診断(内分泌負荷試験、画像診断、病理検査)− 1
Ⅰ
Ⅱ
A)主要症状・徴候の種類
1)成長の異常
a 低身長
b 高身長
2)性分化の異常
a 真性半陰陽
b 仮性半陰陽
3)性成熟の異常
a 性早熟
b 思春期遅発
4)体重の異常
a 肥満
b やせ
5)体形、顔貌の異常
a 末端肥大
b 眼球突出
c 骨格異常
d 奇形
6)体温の異常
a 低体温
b 高体温
7)血圧の異常
a 高血圧
b 低血圧
c 起立性低血圧
8)脈拍の異常
a 頻脈
b 徐脈
c 不整脈
9)皮膚の異常
a 色素沈着
b 色素脱失
c 発汗異常
d 多毛
e 脱毛
f 皮下出血
g 皮膚線状
10)女性化徴候
a 女性化乳房
11)男性化徴候
a 多毛
12)性腺機能不全
a 無月経
b 不妊
c インポテンス
− 97 −
Ⅲ
(2)内分泌系の機能的、形態的診断(内分泌負荷試験、画像診断、病理検査)− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
13)乳漏症
a 無月経
b 乳漏
c インポテンス
14)多飲、多尿
15)糖代謝異常
a 高血糖
b 低血糖
16)脂質代謝異常
a 高脂血症
17)水・電解質異常
a 低 Na 血症
b 低 K 血症
c 高 Ca 血症
d 低 Ca 血症
18)意識障害
19)神経・筋症状
20)眼症状
B)ホルモンの測定法
1)RIA
2)EIA
3)RRA
− 98 −
(2)内分泌系の機能的、形態的診断(内分泌負荷試験、画像診断、病理検査)− 3
Ⅰ
C)内分泌機能検査、負荷試験
1)視床下部・下垂体前葉機能検査
a 基礎値
2)下垂体後葉機能検査
a 基礎値
b 血漿、尿浸透圧
3)甲状腺機能検査
a 基礎値
4)副腎機能検査
a 基礎値
5)性腺機能検査
a 基礎値
6)レニン・アンジオテンシン・
アルドステロン系負荷試験
a 基礎値
Ⅱ
b
c
d
e
f
g
h
i
j
TRH 試験
GRH 試験
CRH 試験
LHRH 試験
インスリン低血糖試験
デキサメサゾン抑制試験
メトピロン試験
ブロモクリプチン試験
75g ブドウ糖負荷試験
c
d
e
f
水制限試験
高張食塩水試験
DDAVP 試験
ピトレッシン試験
Ⅲ
b T3 抑制試験
b 迅速 ACTH 試験
b HCG 試験
b フロセミド・立位負荷試験
c カプトプリル負荷試験
d 生理的食塩水負荷試験
D)画像診断法
1)単純 X 腺検査
a 頭部単純 XP
b トルコ鞍 XP
c 頚部軟線撮影
d 腹部単純 XP
e 骨年齢
2)超音波検査
a 甲状腺
3)CT スキャン
a 頭部(視床下部・下垂体)
b 頚部
c 副腎
4)MRI
a 頭部(視床下部・下垂体)
b 副腎
− 99 −
b 副甲状腺
c 腹部(副腎)
(2)内分泌系の機能的、形態的診断(内分泌負荷試験、画像診断、病理検査)− 4
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
5)シンチグラム
a 甲状腺シンチ
131
123
99m
( I、 I、
b 副甲状腺シンチ
−
4
TcO )
(MIBI シンチ、
TℓCℓ− TcO −4 シンチ)
c 副腎シンチ
131
( I−アドステロールシンチ、
131
I−MIBG シンチ)
6)アンギオグラフィー
a 副腎静脈造影
b 副腎静脈造影
7)静脈血サンプリング
a 下垂体・海綿静脈洞
b 膵静脈血
c 副腎静脈血
E)病理組織検査
1)腫瘍(癌、腺腫)
a 下垂体腫瘍
b 甲状腺腫瘍
c 副甲状腺腫瘍
d 副腎腫瘍
2)過形成
a 副甲状腺過形成
b 副腎過形成
3)炎症
a 慢性甲状腺炎
− 100 −
(3)内分泌疾患− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)間脳・下垂体疾患
1)中枢性(真性)性早熟症
2)視床下部性性腺機能低下症
a Kallmann 症候群
b Fröhlich 症候群
c Laurence−Moon−Biedl
症候群
d Prader−Willi 症候群
3)神経性食思(欲)不振症
4)視床下部腫瘍
a 胚芽腫
b 頭蓋咽頭腫
5)下垂体腫瘍
a 機能性
b 非機能性
c FSH 産生腫瘍
d TSH 産生腫瘍
6)先端巨大症、
下垂体性巨人症
7) Cushing 病
a Nelson 症候群
8) プロラクチノーマ
a Chiari−Frommel 症候群
9) 無月経乳漏症候群
10) 下垂体機能低下症
a Sheehan 症候群
11) 自己免疫性視床下部
下垂体炎
a リンパ球性下垂体前葉炎
b リンパ球性漏斗下垂体
後葉炎
12) 成長ホルモン分泌不全性
低身長症
13)Empty Sella 症候群
14) 尿崩症
15) ADH 不適合分泌症候群
(SIADH)
B)甲状腺疾患
1)甲状腺機能亢進症
a Basedow 病(Graves 病)
b Plummer 病
− 101 −
(3)内分泌疾患− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
c 甲状腺クリーゼ
2)慢性甲状腺炎(橋本病)
3)化膿性甲状腺炎
4)亜急性甲状腺炎
5)無痛性甲状腺炎
6) 急性甲状腺炎
7)甲状腺機能低下症
a クレチン病
b 粘液水腫昏睡
8)TBG 欠損症、増多症
9)単純性甲状腺腫
10)腺腫様甲状腺腫
11)甲状腺良性腫瘍
12)甲状腺悪性腫瘍
a 癌
乳頭腺癌
濾胞腺癌
髄様癌
未分化癌
b 悪性リンパ腫
13)Euthyroid sick
syndrome
a 低 T3 症候群
C)副甲状腺(上皮小体)疾患
1)副甲状腺機能亢進症
a 原発性
b 続発性
c 多発性内分泌腫瘍(MEN)
MEN1
MEN2
2)副甲状腺機能低下症
3)偽性副甲状腺機能低下症
D)副腎疾患
1)Cushing 症候群
a Subclinical Cushing
症候群
− 102 −
(3)内分泌疾患− 3
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
2)原発性アルドステロン症
a アルドステロン産生腺腫
3)特発性アルドステロン症
4)続発性アルドステロン症
5)腎血管性高血圧症
6) Bartter 症候群
7) Gitelman 症候群
8) Liddle 症候群
9)副腎機能低下症
a Addison 病
b Schmidt 症候群
c 多腺性自己免疫症候群
d 急性副腎不全
(副腎クリーゼ)
10)選択的低アルドステロン症
11) 先天性副腎過形成、先天
a 副腎性器症候群
性副腎皮質酵素異常症
12) 褐色細胞腫
13) 神経芽腫
14) その他の副腎偶発腫瘍
E)性腺疾患
1)性腺機能低下症
a Klinefelter 症候群
b Turner 症候群
c 多嚢胞性卵巣症候群
d 睾丸女性化症候群
2)性ホルモン過剰症
a 男性ホルモン産生腫瘍
b 女性ホルモン産生腫瘍
c 性早熟症(思春期早発症)
d McCune−Albright 症候群
− 103 −
e 半陰陽
(3)内分泌疾患− 4
Ⅰ
Ⅱ
F)その他
1)消化管ホルモン産生腫瘍
a インスリノーマ
b Zollinger−Ellison 症候群
2)異所性ホルモン産生腫瘍
3)ホルモン受容体異常症
4)カルチノイド症候群
− 104 −
Ⅲ
(4)糖尿病の成因・病態
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)糖尿病の病因
1) 糖尿病の病型分類
2) 1 型、2 型とは
3) 1 型、2 型の遺伝、疫学
4) 発症機序
5) 糖尿病の病態・病期
6) 糖尿病発症と遺伝子
7) 自己免疫、HLA
B)血糖調節機構
1) インスリンの分泌機序
2) インスリンの作用機序
3) グルコーストランスポーター
4) その他の血糖調節ホルモン
5) 神経系
C)糖尿病の代謝異常
1) 糖尿病と糖代謝
2) 糖尿病と脂質代謝
3) 糖尿病と蛋白代謝
D)糖尿病昏睡
1) 糖尿病性ケトアシドーシス
<ケトン性昏睡>
2) 非ケトン性高浸透圧性昏睡
<高浸透高血糖症候群>
3) 乳酸アシドーシス
E)糖尿病の疫学
1) 糖尿病の頻度
− 105 −
(5)糖尿病の合併症
Ⅰ
A)糖尿病網膜症
Ⅱ
Ⅲ
1) 発症機序
2) 分類
3)診断
4) 悪化因子
5) 緑内障
6) 白内障
B)糖尿病性腎症
1) 発症機序
2)(重症度)分類
3)診断
4) 悪化因子
5) 病理
C)糖尿病性神経障害
1) 発症機序
2) 分類
3) 診断
4) 悪化因子
D)大血管障害
1) 脳血管障害
2) 冠動脈疾患
3) 壊疽・末梢動脈疾患
4) 凝固線溶系
E)感染症
1) 急性細菌性感染症
2) 歯周囲炎
3) 真菌感染症
F)糖尿病と妊娠
1) 妊娠と糖脂質代謝
2) 計画妊娠
3) 妊婦・出産中の糖尿病管理
4) 胎児発育
G)小児期発症糖尿病
1) 合併症
− 106 −
(6)糖尿病の診断− 1
Ⅰ
A)主要症状・徴候
Ⅱ
1)高血糖に伴う症状
a 口渇、多飲、多尿
b 脱水
2)体重の変化
a るいそう
b 肥満
3)消化器症状
a 悪心、嘔吐
b 腹痛
4)視力障害
5)眼圧上昇、視野狭少
6)四肢感覚障害
a しびれ
b パレステジー
c 温痛覚障害
7)自律神経の異常
a たちくらみ
b 勃起障害
c 排泄障害
d 下痢、便秘
e 腹痛、嘔吐
f 発汗異常
8)感染症
a 呼吸器:肺炎、結核
b 尿路
c 白癬、カンジダ
d 䉜、皮膚感染
9)皮膚症状
a 痒疹
b necrobiosis
c scleroedema
10)壊疽
a 下肢
b 上肢
11)血圧の異常
a 上肢
b 下肢
12)脈拍
a 上肢
b 下肢
13)性腺機能不全
a 無月経
b 不妊
− 107 −
Ⅲ
(6)糖尿病の診断− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
B)ホルモンの測定
1)インスリン(IRI)
2)C −ペプチド(CPR)
3) グルカゴン
4) プロインスリン
C)遺伝子異常の検索
1) グルコキナーゼ
2) ミトコンドリア DNA
3) インスリン遺伝子
4) インスリン受容体遺伝子
5) MODY 遺伝子
D)耐糖能とインスリン分泌試験
1)75g 経口ブドウ糖負荷試験
a 空腹時、負荷後 30 分、
b 血漿インスリン値
1 時間並に 2 時間血糖値
2) 血糖日内変動
3) グルカゴン負荷試験
a 血漿 CPR
4) C −ペプチド1 日尿中排泄量
5) 1 日尿糖排泄量
E)その他のホルモン分泌試験
1) アルギニン負荷試験
a 血漿グルカゴン
F)インスリン抵抗性試験
1) 正常血糖クランプ試験
(人工膵)
a GIR(ブドウ糖注入率)
G)画像診断法
1) 単純 X 線検査(胸 , 腹部)
2) 腹部 CT スキャン
3) 腹部超音波検査
− 108 −
(6)糖尿病の診断− 3
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
H)心電図
J)腎機能検査
1)クレアチニンクリアランス
2)一日尿アルブミン排泄量
K)血糖コントロール指標
1)グリコヘモグロビン
2)1, 5 −アンヒドログルシトール
3)グリコアルブミン
L)自己免疫検査
1)GAD 抗体
2)インスリン自己抗体
3)膵島細胞抗体(ICA)
4)HLA 検査
− 109 −
(7)糖尿病の治療
Ⅰ
Ⅱ
A)糖尿病
1)食事療法
2)運動療法
3)経口血糖降下薬
Ⅲ
a スルホニル尿素薬
b 速効型インスリン
分泌促進薬
c α−グルコシダーゼ阻害薬
d ビグアナイド薬
e チアゾリジン薬
f DPP−4 阻害薬
4)インスリン療法
5)GLP−1 受容体作動薬
B)糖尿病網膜症
1) 光凝固療法
2) 硝子体手術
3) 緑内障
C)糖尿病性腎症
1) 食事療法
2) 薬物療法
3) 血液透析
4) 腹膜透析
5) 腎移植
D)糖尿病性神経障害
1) 薬物療法
E)妊娠と出産
1) prepregnancy 期
2) 妊娠期
3) 出産期
F)小児期発症糖尿病
1) 1 型
2) 2 型
G)動脈硬化
1) 心血管障害
2) 脳血管障害
H)壊疽の治療
1) 局所療法
2) 薬物療法
3) 外科手術
− 110 −
(8)低血糖症
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)低血糖の原因
1) 空腹時低血糖
a インスリノーマ
b インスリン自己免疫症候群
c 膵外腫瘍
d 内分泌異常
ACTH 単独欠損症
下垂体前葉機能不全
成長ホルモン単独欠損症
アジソン病
e 肝腎障害
2) 反応性低血糖
a 胃切除後
b 特発性機能性
3) 薬物性<医原性>
a インスリン投与
b 経口血糖降下薬
c エタノール
4) 新生児低血糖症
5) ケトン性低血糖症
B)主要症状
1) 交感神経刺激症状
2) 中枢神経症状
C)鑑別診断
1) 血糖並びに血漿インスリン、
血漿インスリン/血糖比
2) 血漿 CPR
3) 尿中 CPR
4)血漿プロインスリン
5) 血漿インスリン抗体
6) カルシウム静注試験
7)血漿 IGF − I、II
D)画像診断法
1) 単純 X 線検査
2) 腹部 CT
3) 選択的動脈撮影並びに
局所インスリン濃度測定
4) 経皮経肝門脈カテーテル
5) 腹部超音波検査、
超音波内視鏡
E)治療
− 111 −
(9)その他の糖質・脂質・蛋白・アミノ酸代謝異常− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)脂質異常症<高脂血症>
1)高脂血症の種類
a
b
c
d
高コレステロール血症
高 LDL コレステロール血症
低 HDL コレステロール血症
高トリグリセリド血症
家族性高脂血症
二次性高脂血症
2) 病因並びに病態
a リポ蛋白代謝
b アポ蛋白
c 脂質代謝に関連する酵素
3)高脂血症の診断
a 主要症状
ⅰ)黄色腫
ⅱ)アテローム硬化
4)高脂血症の治療
a 食事療法
b 薬物療法
B)肥満症
内臓脂肪型
皮下脂肪型
メタボリックシンドローム
C)脂肪吸収不全症
D)低蛋白血症
E)血清蛋白異常
F)フェニルケトン尿症
G)ホモシスチン尿症
H)メープルシロップ尿症
I)尿素サイクル異常症
J)有機酸代謝異常症
K)高尿酸血症
1)高尿酸血症の成因
a 一次性高尿酸血症
ⅰ)過剰産生型
ⅱ)排泄低下型
b 二次性高尿酸血症
ⅰ)Lesch−Nyhan 症候群
− 112 −
(9)その他の糖質・脂質・蛋白・アミノ酸代謝異常− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
ⅱ)悪性腫瘍
ⅲ)腎不全
ⅳ)薬物性
ⅴ)アルコール
ⅵ)糖原病
2)プリン代謝
3)痛風
a 頻度・遺伝
4)痛風症状と検査
a 症状
ⅰ) 痛風部位(足背、
母趾中足趾節間関節
(podagra)、
距腿関節、
膝関節)
ⅱ) 疼痛発作時間
ⅲ) 局所症状(発赤、
腫脹、熱感)
b 検査
ⅰ)血中尿酸値
ⅱ)尿酸クリアランス
ⅲ)エックス線撮影
5) 合併症
a 痛風腎 b 痛風性関節炎
c 心障害
6)鑑別
a 偽痛風
7)治療
a 食事療法
b 薬物療法
L)その他
1) アミロイドーシス
a 病因と分類
b 症状と検査
ⅰ)全身衰弱
ⅱ)貧血
ⅲ)浮腫
ⅳ)下痢
ⅴ)胃腸障害
ⅵ)免疫グロブリン、M 蛋白
ⅶ)組織生検、電子顕微鏡、
congo red 染色、直腸、
胃、心筋、皮膚
ⅷ)心電図
c 治療
− 113 −
(9)その他の糖質・脂質・蛋白・アミノ酸代謝異常− 3
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
2) ポルフィリン症
a ポルフィリン代謝
b 病態
c 分類
d 症状と検査・診断
e 治療
3) ヘモクロマトーシス
a 鉄代謝
b 病態
c 症状と検査・診断
d 治療
4) Wilson 病<肝レンズ核変性症> Kayser−Fleischer 輪
5) Menkes 病
6) ビタミン欠乏症・過剰症・依存症 ビタミン A 欠乏症・過剰症
ビタミン B1 欠乏症
Wernicke 脳症
ビタミン B2 欠乏症
ビタミン B6 欠乏症・依存症
ビタミン B12 欠乏症
ビタミン C 欠乏症
ビタミン D 欠乏症・過剰症
・依存症
ビタミン E 欠乏症
ビタミン K 欠乏症・過剰症
7) ニコチン酸欠乏症
<ペラグラ>
8) 葉酸欠乏症
9) ビオチン欠乏症
10)骨粗鬆症
11)くる病・骨軟化症
12)Marfan 症候群
13)Ehlers−Danlos 症候群
14)弾力性仮性黄色腫
15)ムコ多糖症
Hurler 症候群
Hunter 症候群
16)先天性ビリルビン代謝異常症
Dubin−Johnson 症候群
Crigler−Najar 症候群
Gilbert 症候群
17)亜鉛欠乏症候群
<腸性肢端皮膚炎>
18)脱水
19)浮腫
20)水中毒症
21)酸・塩基平衡の異常
22)血清電解質の異常
− 114 −
領域 6:精神・神経機能と病態
(1) 意識障害とその病態
(2) 中枢神経系疾患の画像診断
(3) 神経系血管障害
(4) 中枢神経系炎症性疾患
(5) 神経系変性疾患
(6) 中枢神経系占拠性病変とその病態
(7) 精神疾患の診かたとその病態
(8) 麻酔
領域 6:精神・神経機能と病態
(1)意識障害とその病態− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)意識の生理学
1)上行性網様体賦活系
2)視床下部調節系
B)意識障害の分類
1)Mayo Clinic の分類
a 深昏睡
b 半昏睡
c 昏迷
d 傾眠
e 錯乱
2)Japan Coma Scale
3)Glasgow Coma Scale
C)頭蓋内および頭蓋外病変による
意識障害の鑑別診断
1) 意識障害の病因疾患
a 脳の一次的疾患
ⅰ)外傷
ⅱ)血管障害
ⅲ)腫瘍性病変
ⅳ)炎症
ⅴ)てんかん
b 向神経薬物および
毒物
ⅰ)睡眠薬
ⅱ)麻薬
ⅲ)アルコール
ⅳ)有機溶剤
ⅴ)重金属
ⅵ)農薬
− 115 −
(1)意識障害とその病態− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
c 全身性障害
ⅰ)循環障害による脳低酸素症
ⅱ)低酸素血症
ⅲ)電解質、塩酸基平衡、
浸透圧異常
ⅳ)狭義の代謝障害−肝性昏睡など
ⅴ)内分泌障害
ⅵ)ビタミン欠乏
ⅶ)外環境の物理的因子−熱射病、
低体温症
2)意識障害の診察
a 呼吸
ⅰ)Cheyne−Stokes
呼吸
ⅱ)Kussmaul 呼吸
ⅲ)失調性呼吸
ⅳ)中枢性呼吸
b 脈−徐脈、頻脈
c 血圧
d 神経学的診察と脳病
変の検査
ⅰ)髄膜刺激症状
ⅱ)瞳孔
ⅲ)異常眼位
ⅳ)異常眼運動
ⅴ)神経局在
3)意識障害の検査
a 頭部 CT
b 脳波
c 髄液検査
D)特殊な意識障害
1) 無動性無言
(akinetic mutism)
2)失外套症候群
(apallic syndrome)
3)遷延性植物状態
(persistent vegitative state)
4)とじこめ症候群
(locked-in syndrome)
5)通過症候群
(Durchgangs−Syndrom,
transit syndrome)
6)脳死
(brain death)
− 116 −
(2)中枢神経系疾患の画像診断− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)頭部
1)単純 X 線検査
a 頭蓋内の異常によって
単純 X 線写真に現れる変化
ⅰ)頭蓋の大きさと形
ⅱ)骨の肥厚、
過形成、
融解、
破壊
ⅲ)血管溝の変化
ⅳ)トルコ鞍の変化
ⅴ)頭蓋内圧亢進の変化
ⅵ)正常石灰化と異常石灰化
ⅶ)副鼻腔および側頭
骨含気腔の混濁
ⅷ)頭蓋内の空気
ⅸ)骨折
b 頭蓋の疾患によって神経症状を
出現させる疾患の所見
ⅰ)頭蓋の形(狭頭症など)
ⅱ)腫瘍および類似疾患
c 頭蓋外からの病変の伸展(副鼻腔
や咽頭などからの腫瘍の伸展)
ⅰ)頭蓋底の破壊
2)CT(X 線)
a 灰白質、
白質、脳室、脳槽の
正常解剖
b 異常 CT 像、形の異常
(変形、偏位、
萎縮、水頭症)
c 異常 CT 像、吸収値の異常
ⅰ)脳腫瘍
ⅱ)脳浮腫
ⅲ)壊死
ⅳ)嚢胞
ⅴ)脳梗塞
ⅵ)頭蓋内出血(硬膜外血腫、
硬膜下血腫、
クモ膜下出血、
脳内血腫)
ⅶ)脳挫傷
ⅷ)炎症(髄膜炎、脳炎、
脳膿瘍)
ⅸ)PVL
d 造影増強法
(エンハンスメント)
e 骨 window
f CT 脳槽撮影
− 117 −
(2)中枢神経系疾患の画像診断− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
3)MRI
a 灰白質、
白質、脳室、脳槽の
正常解剖
b 異常 MRI 像、形の異常
(変形、偏位、萎縮、水頭症)
c 異常MRI像、信号強度の異常
(T1, T2 強調画像)
ⅰ)脳腫瘍
ⅱ)脳浮腫
ⅲ)壊死
ⅳ)嚢胞
ⅴ)脳梗塞
ⅵ)頭蓋内出血(硬膜外血腫、
硬膜下血腫、
クモ膜下出血、
脳内血腫)
ⅶ)脳挫傷
ⅷ)炎症(髄膜炎、脳炎、
脳膿瘍)
ⅸ)脳動脈瘤
ⅹ)脳動静脈奇形(flow void)
ⅺ)PVL
ⅻ)脱髄
d 造影増強法(エンハンスメ
ント)(Gd−DTPA)
e MRA(MR−
angiography)
4 )血管撮影
a 方法
b 正常解剖
c 異常像
ⅰ)血管の位置異常
ⅱ)動脈硬化
ⅲ)血管の異常(閉塞、
モヤモヤ病、FMD など)
ⅳ)腫瘍血管
ⅴ)脳動脈瘤
ⅵ)脳動静脈奇形、脳動静脈
5)核医学検査
a 脳血流シンチグラム
(123I−IMP)
(SPECT)
(99mTc−HMPAO)
(99mTc−ECD)
b 脳腫瘍シンチグラム
(201TL−Chloride)
− 118 −
(2)中枢神経系疾患の画像診断− 3
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
B)脊髄
1)単純 X 線検査
a 脊椎管内の異常によって
単純 X 線写真に現れる変化
ⅰ)脊椎管の拡大(椎体後面の
スカロッピング、
椎弓根のひ薄化)
ⅱ)椎間孔の拡大
b 脊椎の異常によって神経症状を
出現させる疾患の所見
ⅰ)脊椎の弯曲
ⅱ)脊椎管の広さ
ⅲ)変形性脊椎症
ⅳ)後縦靱帯骨化症
ⅴ)椎間板の障害
ⅵ)脊椎の腫瘍およびその類似疾患
ⅶ)脊椎の炎症
2)脊髄撮影
a 方法、造影剤
b 正常解剖
c 変形性脊椎症による神経根
の変化
d 椎間板ヘルニアによる変化
e 髄内腫瘍
f 髄外硬膜内腫瘍
g 硬膜外腫瘍
h 動静脈奇形
3)CT
a 骨の変化
ⅰ)変形性脊椎症
ⅱ)骨腫瘍
ⅲ)炎症
b 椎間板の変化
ⅰ)椎間板ヘルニア
c CT 脊髄撮影
4)MRI
a 正常解剖(各組織の信号強度)
b 硬膜外病変(腫瘍、炎症、椎間
板ヘルニア、後縦靱帯骨化症)
c 硬膜内髄外腫瘍
d 髄内腫瘍
e 動静脈奇形
f 萎縮(変性疾患を含む)
g 脱髄疾患
h
造影増強法(Gd−DTPA)
− 119 −
(3)神経系血管障害− 1
Ⅰ
Ⅱ
A)脳梗塞
1)病因
a 粥状硬化、血栓
d 血液凝固異常
b 心内塞栓源
e 抗リン脂質抗体症候群
c 細小動脈硬化
f 粥状硬化以外の血管の異常
2)症状
a 大脳半球症候群
b 大脳皮質症候群
c 各主幹動脈閉塞症
d Lacunar syndrome
e 多発性脳梗塞
3)診断
a CT
d 頚動脈超音波検査
b MRI
e 脳血流シンチ(SPECT)
c 脳血管撮影
4)治療
a 抗浮腫療法
b 抗血栓療法
c 合併症対策
d 後遺症対策
B)一過性脳虚血発作
1)病因
a 粥状硬化
b 微小塞栓
2)症状
a 定義と診断基準
b 内頚動脈系
c 椎骨動脈系
3)診断
a CT
d 頚動脈超音波検査
b MRI
e 血小板機能検査
c 脳血管撮影
4)治療
a 抗血小板療法
b 頚動脈内膜摘除術
c 危険因子対策
− 120 −
Ⅲ
(3)神経系血管障害− 2
Ⅰ
Ⅱ
C)脳内出血
1)原因
a 高血圧
b 血液疾患
c 血管奇形
d Amyloid angiopathy
2)症状
a 被殻出血
b 視床出血
c 橋出血
d 小脳出血
e 皮質・皮質下出血
f 脳室穿破
3)診断
a CT
b MRI
c 脳血管撮影
4)治療
a 血腫除去術
b 脳室ドレナージ
c 抗浮腫療法
d 合併症対策
D)クモ膜下出血
1)原因
a 動脈瘤
b 動静脈奇形
2)症状
a 髄膜刺激症状
b minor leakage
c 動眼神経麻痺
d 血管攣縮
3)診断
a CT
c MRI
b 脳血管撮影
4)治療
a 動脈瘤の外科手術
c 塞栓術
b 脳室ドレナージ
d 血管攣縮対策
− 121 −
Ⅲ
(3)神経系血管障害− 3
Ⅰ
Ⅱ
E)脳静脈血栓症
1)原因
a 感染症
b 血液凝固異常
2)症状
a 上矢状静脈洞血栓症
b 海綿静脈洞血栓症
c 横静脈洞血栓症
3)診断
a CT
b MRI
c 脳血管撮影
4)治療
a 感染症の治療
b 抗血栓療法
c 対症療法
F)モヤモヤ病
1)原因
a Willis 動脈輪閉塞症
2)症状
a 脳虚血発作
b 頭蓋内出血
c 痙攣
3)診断
a 脳血管撮影
b CT
c MRI
d 脳波
4)治療
a 外科治療
b 内科治療
G)側頭動脈炎
1)原因
a 巨細胞性血管炎
2)症状
a 頭痛
b 眼症状
c 全身症状
− 122 −
Ⅲ
(3)神経系血管障害− 4
Ⅰ
Ⅱ
3)診断
a 血液検査所見
b 動脈生検
4)治療
a ステロイド療法
H)内頚動脈・海綿静脈洞瘻
1)原因
a 外傷
2)症状
a 眼球症状
b 血管雑音
3)診断
a 脳血管撮影
4)治療
a 外科療法
I)脊髄梗塞
1)原因
a 動脈硬化
2)症状
a 前脊髄動脈症候群
b 後脊髄動脈症候群
3)診断
a MRI
b 血管撮影
J)脊髄動靜脈奇形
1)原因
a 血管奇形
2)症状
a クモ膜下出血
b 慢性型
3)診断
a 髄液検査
d CT
b 脊髄造影
e MRI
c 血管撮影
4)治療
a 外科的治療
− 123 −
Ⅲ
(4)中枢神経系炎症性疾患− 1
Ⅰ
A)髄膜炎
1)病因
a 化膿性髄膜炎
b 結核性髄膜炎
c 真菌性髄膜炎
d 神経梅毒
e ウイルス性髄膜炎
2)症状
a 発熱
b リンパ節腫脹
c 頭痛
d 髄膜刺激症状
e 意識障害
f 痙攣
3)診断
a 起因病原体の検出
b 血清抗体価
c 髄液検査
d CT
e MRI
4)治療
a 起因病原体に対する特異的
治療(抗生剤、抗真菌剤など)
B)脳炎
1)病因
a 単純ヘルペス脳炎
b 日本脳炎
c 急性灰白髄炎(急性小児麻痺)
d 亜急性硬化性全脳炎
e 進行性多巣性白質脳症
f Creutzfeldt−Jakob 病
2)症状
a 発熱、リンパ節腫脹などの
全身症状
b 髄膜刺激症状
c 意識障害
d 痙攣
e 片麻痺、失語、不随意運動
などの脳局所症状
f 慢性期の痴呆
Ⅱ
f 癌性髄膜炎
g 無菌性髄膜炎
b 抗浮腫療法
c 対症療法
e ワクチン(予防接種)
g
h
i
j
k
帯状疱疹脳炎
AIDS 脳症
HTLV−1 関連脊髄症(HAM)
トキソプラズマ感染症
プリオン病
− 124 −
Ⅲ
(4)中枢神経系炎症性疾患− 2
Ⅰ
Ⅱ
3)診断
a 起因病原体の検出
f 脳波
b 血清抗体価
c 髄液検査
d CT
e MRI
4)治療
a 起因病原体に対する特異的
治療(抗ウイルス薬など)
b 抗浮腫療法
c 対症療法
d ワクチン(予防接種)
C)多発性硬化症
1)病因と病理
a 多発性の脱髄巣
b アレルギー、自己免疫説、感染説
2)症状
a 空間的、時間的多発性
b 視神経炎
c 大脳皮質下
d 脳幹、小脳
e 脊髄
3)診断
a 特徴的な臨床症状
b MRI
c 誘発電位
d 髄液検査(IgG 増加)
4)治療
a 急性期ステロイド治療
b 免疫抑制治療
c 対症療法
− 125 −
Ⅲ
(4)中枢神経系炎症性疾患− 3
Ⅰ
Ⅱ
D)急性散在性脳脊髄炎
1)病因
a 感染後脳脊髄炎
b ワクチン接種後脳脊髄炎
2)症状
a 前駆症状
b 脳脊髄炎症状
3)診断
a 病歴
b 髄液検査
c MRI
d 脳波
4)治療
a ステロイド
b 抗浮腫療法
c 対症療法
E)その他の疾患
1)神経ベーチェット
2)中枢神経 SLE
3)脳サルコイドーシス
− 126 −
Ⅲ
(5)神経系変性疾患− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)Parkinson 病 Parkinson 症候群
1)病因
a MPTP
2)分類
a 若年性パーキンソニズム
3)病理
4)生化学:ドパミンの代謝
5)病態生理
6)症候:4 大主徴
7)診断
a MRI
8)治療
b PET
B)進行性核上性麻痺
1)病理
2)症候
3)診断
a CT
b MRI
4)治療
c PET
C)corticobasal
degeneration
1)病理: ballooned
neuron
achromasia
2)症候
3)診断
D)舞踏病
1)分類
2)病理
3)治療
E)Huntington 病
1)病理
2)症候
3)診断
a 遺伝子診断
4)治療
a 社会医学的問題
− 127 −
(5)神経系変性疾患− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
F)Dentate−Rubro−
Pallido−Luysian
atrophy(DRPLA)
1)病理
2)症候
3)診断:遺伝子異常
G)アテトーゼ
1)症候
2)診断
3)治療
H)ジストニー
1)症候
2)診断
a 全身性ジストニー
b 局所性ジストニー
ⅰ)書痙
ⅱ)痙性斜頸
ⅲ)Meige 症候群
3)治療
I)脊髄小脳変性症
1)分類
a Friedreich 病
b 小脳萎縮症
c Holmes 型
d OPCA
e Machado−Joseph 病
f SCA−1, SCA−2, SCA−6
g DRPLA
2)病理
3)症候
4)診断
a CT
b MRI
c 遺伝子異常(CAG リピート)
5)治療
J)Shy−Drager 症候群
1)病理
2)症候
3)診断
4)治療
K)黒質線条体変性症(SND)
1)病理
2)症候
3)診断
4)治療
− 128 −
(5)神経系変性疾患− 3
Ⅰ
Ⅱ
L)multiple system atrophy
1)概念
a OPCA
b Shy−Drager 症候群
c SND
2)病理
a glial cytoplasmic inclusion
Ⅲ
b Gallyas 染色
M)筋萎縮性側索硬化症(ALS)
1)病因
a 興奮性アミノ酸
2)病型
a ALS
c SPMA
d PBP
e PLS
3)病理
b 酸化的ストレス
a Bunina 小体
b Skein−like inclusion
c Lewy body−like hyaline
inclusion
d ユビキチン陽性
e TDP−43 陽性
4)症候
5)診断
a 脊椎 X−P
b CT
c MRI
d 針筋電図
e 筋生検
6)治療
a アミノ酸療法など
b 神経栄養因子
7)合併症
8)予後
N)家族性筋萎縮性側索硬化症
1)病理
a 孤発型
b 後索型
2)症候
3)診断
a 遺伝子異常(SODI)
− 129 −
(5)神経系変性疾患− 4
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
O)その他の運動ニューロン疾患
1)Werdnig−Hoffmann 病
2)Kugelberg−Welander 病
3)球脊髄性筋萎縮症
(Kennedy−Alter−Sung 症候群)
a 遺伝子異常
(アンドロゲン受容体)
4)平山病
(若年性非進行性手前
腕筋萎縮症)
P)進行性認知症を来たす疾患
1)Alzheimer 病
2)前頭側頭型認知症
3)脳血管性認知症
4)Lewy 小体型認知症
− 130 −
(6)中枢神経系占拠性病変とその病態− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)頭蓋内圧とその病態
1)占拠性病変による頭蓋内圧の変化
2)脳ヘルニア
3)帯状回ヘルニア
4)蝶形骨縁ヘルニア
5)中心性経テントヘルニア
6)小脳扁桃ヘルニア
B)頭蓋内圧亢進の原因
1)脳腫瘍の増大
a 脳腫瘍
2)脳浮腫
a 硬膜下血腫
3)脳腫脹
4)髄液路の閉塞
a 水頭症
5)静脈洞の閉塞
a 静脈洞血栓症
C)頭蓋内圧亢進を来す原因疾患
1)腫瘍性病変
a 脳腫瘍
2)血管障害
a 脳内出血
b くも膜下出血
3)炎症
a 脳炎
b 脳膿瘍
4)奇形
a 水頭症
5)外傷
a 硬膜下血腫
b 硬膜外血腫
c 脳内血腫
D)頭蓋内亢進症状と神経症状の診断
1)急性の頭蓋内圧亢進症状
a 症状
ⅰ)頭痛
ⅳ)神経局在
ⅱ)嘔吐
ⅴ)外転神経麻痺
ⅲ)乳頭浮腫
ⅵ)Anisocoria
ⅶ)意識障害
2)急性の頭蓋内圧亢進症状
a 脈
b 呼吸
− 131 −
(6)中枢神経系占拠性病変とその病態− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
E)頭蓋内圧亢進と
占拠性病変の診断
1)XP
2)CT
3)MRI
4)EEG
F)頭蓋内圧亢進症状および占拠性
病変に対する治療
1)姑息的治療
a 高浸透圧利尿剤
2)原因に対する治療
a 外科的治療
− 132 −
(7)精神疾患の診かたとその病態− 1
Ⅰ
A)精神障害
1)病因
a 身体的要因
b 心理環境的要因
c 素質
2)診断
Ⅱ
Ⅲ
a 問診
(精神心理学的面接、精神心理
状態の把握)
3)疫学
a 発病率
b 有病率
c 好発年齢
B)精神症状
1)体験症状
2)表現症状
3)主訴
4)病識
5)身体因性精神障害
a 症状性、
器質性、中毒性精神障害
6)内因性精神病
a 躁うつ病
b 統合失調症
ⅰ)分類
ⅱ)急性期症状
ⅲ)慢性症状
ⅳ)残遺状態
C)反応の異常
1)人格障害
2)神経症
a 不安神経症
b 心気症
c 強迫神経症
d 恐怖症
e 抑うつ神経症
f ヒステリー(転換、解離)
D)睡眠障害
E)てんかん
− 133 −
b ICD−10
DSM−Ⅳ
(7)精神疾患の診かたとその病態− 2
Ⅰ
Ⅱ
F)ライフサイクルと精神医学
G)リエゾンコンサルテーション
精神医学
H)心理、精神機能検査
1)種類と概要
a 質問紙法
e 意義と限界
b 投影法
2)各検査法の意義と限界
I)治療
1)薬物療法
a 向精神薬の種類
b 作用
c 副作用
2)精神療法
3)他の身体療法
4)リハビリテーション(社会復帰)
a 生活指導
b 作業療法
c デイケア
d ナイトホスピタル
e 援護寮
f 共同住宅
J)精神保健福祉法、その他関連
法律
K)司法精神医学(責任能力など)
− 134 −
Ⅲ
(8)麻酔− 1
Ⅰ
Ⅱ
A)麻酔の機序
1)全身麻酔
2)局所麻酔
3)痛みの生理
4)臓器系への影響
a 呼吸機能
b 循環機能
c 代謝機能
d 自律神経機能
B)吸入麻酔
1)気道
2)吸入麻酔法
3)循環式麻酔器
4)気管内麻酔
5)麻酔深度と MAC
6)吸入麻酔薬の吸収と排泄
7)呼吸管理
8)循環管理
C)静脈麻酔
1)静脈麻酔法
2)バランス麻酔
3)各種麻酔法の適応
D)筋弛緩薬
1)神経筋遮断の種類
2)機序
3)薬理作用
4)適応
5)作用効果に影響を与える因子・
疾患
− 135 −
Ⅲ
(8)麻酔− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
E)局所麻酔
1)局所麻酔
a 種類
b 適応
2)脊椎麻酔
a 解剖と生理
c 適応
b 麻酔レベル
d 利点と欠点
e 合併症
3)硬膜外麻酔
a 解剖と生理
c 麻酔効果に影響を及ぼす因子
b 麻酔域
d 適応
e 利点と欠点
f 合併症
4)ペインクリニック
5)在宅ケアー
F)麻酔のリスク
1)ASA 分類
2)前投薬
3)術前回診
4)麻酔法の選択
− 136 −
領域 7:運動器の機能(物理的原因、職業性疾患を含む)
(1) 人体の正常構造と機能
(2) 病因、病態
(3) 主要症候とその病態生理
(4) 診察、診断
(5) 検査
(6) 治療
(7) 神経・運動器疾患
(8) 免疫機構と免疫不全
(9) アレルギーとアレルギー疾患
(10) 膠原病、自己免疫疾患の診断と病態
領域 7:運動器の機能(物理的原因、職業性疾患を含む)
(1)人体の正常構造と機能
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)運動器
1)骨・軟骨の構造と機能
a 皮質骨とオステオン
・ 骨膜
b 海綿骨とパケット
・ 骨髄
c 骨の種類と名称
・ 骨細胞・骨芽細胞
d 長管骨の部分名称
・ 破骨細胞
e 骨格の構造(頭蓋、脊柱、
・ 骨の成長とリモデリング
・ 骨代謝とホルモン
胸郭、骨盤、四肢)
f 軟骨の構造と基質
・ 成長軟骨
コラーゲン(Ⅱ型)
・ Ca 恒常性、ビタミン D
プロテオグリカン
2)関節の構造と機能
a 関節
b 滑膜
c 滑液
d 半月板、関節円板
e 椎間板
3)筋の構造と機能
a 骨格筋(速筋と遅筋)
b 神経筋接合部
c 腱、靭帯
d 運動生理(運動と呼吸・循環、
最大酸素摂取量、筋力、持久力)
B)神経
1)脊髄
a 灰白質:前角・後角
b 白質の構造と長索路機能
c 神経支配
2)神経根と末梢神経
3)脊髄膜と脊髄液
− 137 −
(2)病因、病態
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)損傷
1)創傷の種類
a 開放性・非開放性損傷
b 鋭的・鈍的損傷
c 挫傷、挫創、切創、刺創
d 銃創
2)創傷の治癒過程
a 一次・二次治癒
b 肉芽組織、瘢痕組織、
肥厚性瘢痕、ケロイド
3)創傷治癒に影響する因子
4)外傷の病態
a 多発外傷
(交通外傷、墜転落)
5)化学的損傷
6)物理的損傷
a 熱傷・凍傷
b 電撃傷・光線損傷・
放射線損傷
c 褥瘡
B)変性
1)骨関節の変性
a 病理、病因
C)炎症
1)局所的変化
a 組織反応
b 症候
2)全身的変化
a 血液の変化
b 代謝性反応
c 全身性炎症(性)反応症候群
(SIRS)
3)急性炎症と慢性炎症
4)肉芽組織、肉芽腫
D)循環不全
1)血行障害
a 阻血、虚血
b 充血、うっ血
c 出血、血腫
2)梗塞
a 血栓、塞栓
3) リンパ流障害
a 水腫、リンパ漏
4) ショック
a 原因、機序
b 病態
− 138 −
(3)主要症候とその病態生理
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)神経、運動器
1)頭痛、頭重感
2)瞳孔異常
3)脳神経障害
4)言語障害
5)髄膜刺激症状
6)頭囲の異常
7)筋萎縮
8)筋緊張異常
9)反射異常
a
b
c
a
a
b
a
b
a
b
c
Horner 症候群
Adie 症候群
Argyll Robertson 瞳孔
Bell 麻痺
構音障害
言語発達遅滞
Kernig 徴候
Brudzinski 徴候
大頭
小頭
狭頭
a Babinski 徴候
b Chaddock 反射
10)運動麻痺、筋力低下
11)不随意運動
12)運動失調
13)感覚障害
14)起立・歩行障害
15)平衡障害
16)自律神経障害
17)頭蓋内圧亢進
18)錐体路症候
19)錐体外路症候
20)脊髄障害
21)末梢神経障害
22)振戦
23) 異常姿勢
24) 脊椎運動制限
25) 筋肉痛、腰背部痛
26) 関節痛、関節腫脹
27) 関節拘縮・強直、
関節動揺性、関節不安定性
28) 肩凝り
− 139 −
a 感覚鈍麻
b 異常感覚
c 疼痛
a 横断性麻痺
b Brown−Sequard 症候群
a 側弯
b 後弯
c 前弯
(4)診察、診断− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)2次・3次救急患者の診察
1) 初診時の診断診療
a バイタルサイン〈vital signs〉
プライマリケア
b 意識障害の評価
〔JCS〈Ⅲ−3−9度
方式〉、GCS
〈Glasgow coma scale〉
c 来院時心肺
(機能)停止〈CPAOA〉
に対する心肺蘇生法〈ACLS〉
d 臓器障害の状態把握
e 運動機能障害の判定
f 緊急治療の要否・部位別優先順位
の判断
2) 病態に応じた診察
a 重症度と緊急度の評価
b 血液ガス分析〈呼吸循環障害・
酸塩基平衡異常の評価〉
c ショック
〈急性循環不全〉の鑑別
d 意識障害の鑑別
e 脳血管障害
f 急性呼吸不全
g 急性心不全
h 急性冠症候群
i 急性腹症
j 急性消化管出血
k 腎・泌尿器疾患〈急性腎不全、
尿毒症〉
l 内分泌・代謝疾患〈糖尿病性昏睡、
肝性昏睡、甲状腺クリーゼ、副甲
状腺クリーゼ、副腎クリーゼ〉
m 精神救急疾患
n 急性感染症
o 外傷の判断〈部位、程度、症状〉
p 急性中毒
q 熱傷
r NBC〈nuclear, biological, and
chemical〉テロ
s 急性放射線障害
− 140 −
(4)診察、診断− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
B)高齢者の診察と評価
1) 高齢者の診察
a 一般的診察
b 診察時の注意
2) 高齢者の評価
a 痴呆の診断と重症度判定
b 日常生活動作
〈ADL〉能力の評価
c 介護の必要度の判定
d 排尿障害の有無の評価
e 運動器障害の有無の評価
C)小児の診察
1) 乳幼児の診察
a 一般的診察
b 成長・発達の評価
c 育児環境の評価
d 乳幼児の救急時の状態把握
e 蛙姿位〈フロッピーインファント〉
f 原始反射と姿勢反射〈Landau 反射、
パラシュート反射、引き起こし反射〉
g 診察時の注意
2) 学童期の診察
a 一般的診察
b 成長・発達の評価
c 生活環境の評価
d 心理的評価
e 診察時の注意
3) 思春期の診察
a 一般的診察
b 二次性徴の評価
c 心理的評価
d 診察時の注意
− 141 −
(5)検査− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)画像検査
1)超音波検査
a 原理と検査技術
b B モード法
c M モード法
d 断層法
e ドプラ
〈Doppler〉
法、
カラードプラ法
f 高・低エコー減
g 音響陰影
h 音響増強
i エコー下穿刺生検
j 心エコー図
k 心機能計測
l 血流測定(DVT 検査含)
m 関節腔
2)電離放射線
a 種類
b 発生装置
c 相互作用
d 線質
e 放射性同位元素
f 崩壊形式
3)放射線の単位と測定
a 単位
〈照射線量C/kg、
吸収線量Gy、
線量当量 Sv、放射能 Bq〉
b 測定
4)非電離放射線
a 電波
b レーザー
c 赤外線
d 紫外線
5)放射線等検査用機器・器材
a エックス線撮影、
透視装置・器材
〈フィ
ルム、増感紙、グリッド、
蛍光増倍管〉
b 血管撮影装置、DSA〈digital subtraction angiography〉装置
c CT 装置
d 核医学検査装置
e 磁気共鳴画像〈MRI〉装置
6)医療放射線被曝の軽減
− 142 −
a 正当化
(5)検査− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
b 最適化
c 男性・女性の放射線診断での注意
7)臨床検査機器・器材
a 機器の管理と理論
b 検体検査装置
c 生体機能検査装置
d 監視装置
8)検査における医療情報
a 検査情報検索システム
b 診療支援システム
9)エックス線単純撮影
a 種類と適応
b コントラスト
c 鮮鋭度
d 間接撮影
e DR〈ディジタルラジオグラフィ〉、
CR〈コンピューテッドラジオグラフィ〉
10)心・血管造影
a 種類と適応
b 造影剤
c 合併症
11)消化管造影
a 種類と適応
b 造影剤
12)尿路造影
a 種類と適応
b 造影剤
c 合併症
13)その他の造影検査
a 唾液線造影
b 咽頭造影
c 胆道〈胆嚢・胆管〉造影
d 経皮経肝胆道造影〈PTC〉
e 内視鏡的逆行性胆管膵管造影
〈ERCP〉
f 子宮卵管造影
g リンパ造影
h 関節腔造影
i 脊髄腔造影〈ミエログラフィ〉
j 椎間板造影
k 胎児撮影
14)CT 検査の原理と技術
15)単純 CT
a 適応
− 143 −
(5)検査− 3
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
b CT 値
c 高・低吸収域
d 高分解能 CT
e 再構築画像
16)造影 CT
a 適応
b 造影剤
c 造影効果
17)ダイナミック CT
a 適応
b 造影法
c 造影剤動態
〈動脈優位相、平衡相〉
18)磁気共鳴画像〈MRI〉検査の a スピンエコー〈SE〉法
原理と技術
b グラディエントエコー
〈GRE〉
法
19)単純磁気共鳴画像
〈単純MRI〉 a 適応
b MR 信号
c T1・T2・プロトン密度強調画像
d 脂肪抑制・水抑制・水強調画像
e 高・低信号域
20)造影磁気共鳴画像
〈造影MRI〉 a 適応
b 造影剤
c 造影効果
21)磁気共鳴血管撮影〈MRA〉
a 適応
22)核医学検査の原理と技術
a 放射性医薬品
b トレーサー原理
c ラジオイムノアッセイ〈RIA〉
23)シンチグラフィ
a 適応
b 撮影法
c シングルフォトンエミッション CT
〈SPECT〉
d ポジトロンエミッション断層撮影
〈PET〉
24)in vitro 核医学検査
a 蛋白性ホルモン
b 非蛋白性ホルモン
c 非ホルモン性物質
− 144 −
(5)検査− 4
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
B)内視鏡検査
1)内視鏡の種類
a 硬性鏡
b ファイバースコープ
c 電子スコープ
d 超音波内視鏡
2)内視鏡検査の適用部位
a 外耳、中耳
b 鼻、副鼻腔
c 咽頭、喉頭
d 気管、気管支〔気管支肺胞洗浄
〈BAL〉を含む〕
e 胸腔
f 縦隔
g 消化管
h 肛門
i 胆道
j 腹腔
k 泌尿器
l 女性性器〈コルポスコピィ、
ヒステロスコピィ〉
m 関節腔
3)内視鏡検査の基本手技
a 検査前全身状態の評価と前処置
b 基本的手技〈挿入、刺入、生検、
擦過診、色素、散布〉
− 145 −
(6)治療− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)2次・3次救急患者の治療
1)救急医療の概念
a 患者の搬送
b 集中治療室
2)脳心肺蘇生
a 気管
(内)挿管、輪状甲状軟骨間膜
切開
b 気道内異物除去
c 人工呼吸
d 心(臓)マッサージ〈胸骨圧迫式、
開胸〉
e 除細動
f 致死的不整脈の治療
g 緊急ペーシング
h 静脈路確保
i 酸素療法
j 薬物療法
k 脳蘇生
l 血液浄化法
m 機械的循環補助〈IABP、PCPS〉
3)2 次・3 次救急に必要な処置
a 心嚢穿刺
b 胸腔穿刺
c 腹腔穿刺
d 膀胱穿刺
e 輸液、輸血
f 薬物療法
g S−B tube
h 内視鏡的止血術
i インターベンショナルラジオロジー
〈interventional radiology〉
4)ショックの治療
a 循環血液量減少性ショック
b 心原性ショック
c 血管原性ショック
5)重症救急病態
a 急性呼吸不全、
急性肺障害〈ALI〉、
急性呼吸促〈窮〉迫症候群〈ARDS〉
b 急性心不全
c 急性腎不全
d 急性肝不全
− 146 −
(6)治療− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
e 播種性〈汎発性〉血管内凝固(症候
群)〈DIC〉
f 多臓器不全〈MOF〉
6)外傷の治療・処置
a 創傷の治療・処置
〈洗浄、デブリド
マン、止血、縫合、創閉鎖、皮膚欠損
の処置、
破傷風とガス壊疽の予防〉
b 骨折・捻挫・脱臼の治療・処置
c 頭部外傷
d 顔面・頸部外傷
e 胸部外傷
f 腹部外傷
g 骨盤・四肢・脊椎外傷
h 泌尿器・生殖器外傷
i 広範囲挫滅外傷
j 多発外傷
〈部位別治療優先順位の
判定〉
7)急性中毒の治療・処置
a 維持療法
b 胃・腸洗浄
c 強制利尿
d 血液浄化法
e 解毒・拮抗薬
f 高濃度酸素療法
8)熱傷の治療・処置
a 全身療法〈輸液の公式、
感染防止〉
b 局所療法〈減張切開、デブリドマン、
局所療法剤、早期切除、植皮〉
c 特殊部位の治療
〈気道、
顔面、手、
性器〉
d 合併症〈急性腎不全、Curling潰瘍、
敗血症、栄養障害〉
e 電撃・雷撃症の治療・処置
f 化学損傷の治療・処置
9)環境異常の治療
a 熱中症
b 偶発性低体温(症)
c 凍傷
d 減圧症、酸欠症、高山病
e 急性放射線障害
− 147 −
(6)治療− 3
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
10)異物・溺水、刺咬症の治療・ a 異物
処置
b 窒息、溺水
c 刺咬症
11)産科的救急治療・処置
a 母胎・新生児搬送
b 急速遂娩
c 産科ショック
d 胎児ジストレス〈fetal distress〉
12)新生児の救急治療・処置
a 新生児蘇生法
b 新生児集中治療室
13)乳児の救急治療・処置
B)手術、周術期の管理、麻酔
1)手術
a 外科的侵襲に対する反応
b ショック
c 臓器障害〔腎不全、肝機能障害、
急性肺障害・急性呼吸促〈窮〉迫症
候群〈ARDS〉、心不全
d 多臓器不全〈MOF〉
e 出血、止血・凝固・線溶異常
f 手術適応と手術時期
g 消毒と滅菌
h 基本的手術手技〈切開法、止血法、
結紮・縫合法、植皮術、ドレナージ
包帯法〉
2)周術期患者の管理
a 術前評価、術前処置、麻酔前投薬
b 術中全身管理〈気道確保、輸液・
輸血、心血管作動薬、酸・塩基平
衡、モニタリング、悪性高熱症〉
c 術後管理と集中治療
〈体位、疼痛
管理、呼吸・循環管理、体液管理、
栄養管理、感染症の予防、手術創
の処置、離床、合併症〉
3)麻酔
a 吸入麻酔法
b 静脈麻酔法
c 筋弛緩薬とその拮抗薬
d 低血圧法
− 148 −
(6)治療− 4
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
e 低体温法
f 小児麻酔、老人の麻酔
g 産科麻酔、無痛分娩
h 特殊疾患の麻酔〈内分泌疾患、
頭蓋内疾患、心臓疾患、肺疾患〉
i 局所麻酔薬
j 脊髄(脊椎)麻酔法
k 硬膜外麻酔法
C)臓器・組織移植、人工臓器
1)移植の種類と適応
a 心臓 b 心臓弁 c 血管 d 肺
e 小腸 f 肝臓 g 膵臓 h 腎臓
i 造血幹細胞 j 角膜 k 骨 l 皮膚
2)提供者(ドナー)と被移植者 a 自家・同種・異種移植
(レシピエント)
b 脳死体からの臓器移植、心臓死後
臓器・組織移植
c 日本臓器移植ネットワーク、意思
表示カード
d 組織バンク
e 倫理的・文化的配慮
3)移植と免疫
a 組織適合性
b 拒絶反応、GVHD
c 免疫抑制
d 無菌室治療
4)人工臓器の種類と適応
a 人工腎臓
b 人工血管、人工弁
c 人工心・肺
d 補助循環〈IABP、LVAD、
PCPS〉
e 心臓ペースメーカー
f 人工関節
g 人工骨
h 人工腱
i 人工靱帯
j 人工水晶体〈眼内レンズ〉
k 人工内耳
− 149 −
(6)治療− 5
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
D)リハビリテーション
1)リハビリテーションの概念
a 理念
b 分野〈医学的リハビリテーション、
障害児教育、職業(的)リハビリテ
ーション、心理学的リハビリテー
ション、リハビリテーション工学〉
c リハビリテーション・プログラム
d リハビリテーション・チーム
e 障害保健福祉
f 自立生活支援
g 社会参加
h 地域リハビリテーション
2)リハビリテーションの技術
a 理学療法
b 作業療法
c 言語聴覚療法
d 日常生活動作〈ADL〉訓練
e 義肢〈義手、義足〉
f 装具
g 歩行補助具
h 車椅子
i 自立支援機器
j 補聴器適合
k 嚥下訓練
l 排尿訓練
3)各種障害のリハビリテーション a 脳血管障害
b 頭部外傷
c 脊髄損傷
d 脳性麻痺
e 神経・筋疾患
f 骨・関節疾患
g 切断
h 視覚障害
i 聴覚・平衡障害
j 音声・言語・咀しゃく機能障害
k 内部障害〈心臓、呼吸器、腎臓、
膀胱・直腸、小腸〉
− 150 −
(7)神経・運動器疾患− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)感染性疾患
1)髄膜炎
2)筋炎、滑液包炎、腱鞘炎
a 腸腰筋炎
b 壊死性筋膜炎
3)骨髄炎、骨膜炎
a 急性化膿性骨髄炎
b 慢性骨髄炎
c 化膿性脊椎炎
d 硬化性骨髄炎
e Brodie 骨膿瘍
f MRSA 骨髄炎
4)化膿性関節炎
a 乳児股関節炎
B)末梢神経障害
1) 多発性ニューローパチー
(多発性
神経炎)
2)Guillain−Barré 症候群
3)単神経麻痺、多発単神経炎
4)神経痛
5)絞扼性末梢神経障害
a 手根管症候群、肘部管症候群
6)胸郭出口症候群
C)脊椎・脊髄疾患、
骨・関節系統疾患
1)斜頸
2)脊椎形成異常
a Klippel−Feil 症候群
3)側弯症、後弯症
(円背)、平背
4)腰痛症
5)脊椎炎
a 化膿性椎体
b 椎間板炎
c リウマチ性
d 強直性
6)椎間板ヘルニア
7)変形性脊椎症
8)脊髄症、神経根症
9)脊柱靱帯骨化症
10)脊柱管狭窄症
11)脊椎分離・すべり症
12)脊椎・脊髄腫瘍
− 151 −
a 後縦靱帯骨化症、黄色靱帯骨化症
(7)神経・運動器疾患− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
13)脊髄血管障害
14)軟骨無形成症
15)骨形成不全症
16)脊椎骨端異形成症
17)大理石骨病
18)先天性多発性関節拘縮症
19)骨 Paget 病
20)透析性脊椎症
D)上肢および下肢の運動器
疾患、非感染性骨・関節
・四肢軟部疾患
1)先天性肩甲骨高位症
〈Sprengel 病〉
2)肩関節周囲炎、腱板障害
3)肘内障
4)上腕骨外側上顆炎
5)外反射、内反射
6)外反手、内反手
a Madelung 変形
7)Kienböck 病
8)Dupuytren 拘縮
9)手指形成異常
a 多指症
b 合指症
10)手指変形
11)先天性股関節脱臼、
a Trendelenburug 症候群
臼蓋形成不全
12)大腿骨頭すべり症
13)Perthes 病
14)変形性股関節症
15)大腿骨頭壊死症
16)変形性膝関節症
17)外反膝、内反膝、反張膝
18)Osgood−Schlatter 病
19)半月板障害
20)膝蓋軟骨軟化症
21)先天性下腿偽関節
22)足部変形
23)変形性関節症
24)特発性骨壊死症
25)滑膜炎、関節炎
26)関節リウマチ
− 152 −
a Heberden 結節
(7)神経・運動器疾患− 3
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
27)痛風、偽痛風
28)離断性骨軟骨炎
29)四肢軟部病変
腱付着部炎、De Quervain 病、弾撥
指、滑液包炎、骨化性筋炎、異所性
骨化、ガングリオン
E)骨・軟部腫瘍と類似疾患、
損傷
1)原発性良性骨腫瘍
骨軟骨腫、良性軟骨芽細胞腫、内軟骨
腫、多発性軟骨性外骨腫、多発性内軟
骨腫、類骨骨腫、非骨化性腺維腫、骨
巨細胞腫
2)原発性悪性骨腫瘍
骨肉腫、軟骨肉腫、骨線維肉腫、
Ewing 肉腫、骨悪性線維性組織球腫、
脊索腫
3)転移性骨腫瘍
4)骨腫瘍類似疾患
単発性骨・腫、
動脈瘤様骨・腫、線維性
骨異形成、骨組織球症
5)良性軟部腫瘍
類腱腫、
脂肪腫、血管腫、グロムス腫
瘍、神経鞘腫
6)悪性軟部腫瘍
悪性線維性組織球腫、脂肪肉腫、平
滑筋肉腫、線維肉腫、血管肉腫、横
紋筋肉腫、滑膜肉腫
7)頭部外傷
8)頭蓋骨骨折
9)脳挫傷、脳震盪
10)急性硬膜外血腫
11)硬膜下血腫
12)脳内血腫
13)脊椎・脊髄損傷
14)末梢神経損傷
15)四肢血管損傷
16)骨折
17)関節捻挫、靱帯損傷
18)脱臼、亜脱臼
19)四肢軟部損傷
筋断裂、腱断裂、(筋)区画症候群
〈Volkmann 拘縮を含む〉、圧挫〈挫
滅〉症候群
− 153 −
(7)神経・運動器疾患− 4
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
F)職業性疾患
1)有機化学物質中毒
2)無機化学物質中毒
3)農薬中毒
4)職業癌
5)じん肺
6)作業態様による障害
職業性腰痛、職業性頚肩腕障害、
VDT 作業による障害
7)職業性アレルギー
8)酸素欠乏症
9)作業関連疾患
− 154 −
(8)免疫機構と免疫不全
Ⅰ
A)免疫機構
1)免疫関連臓器
a 骨髄
b 胸腺
c 扁桃
2)免疫担当細胞
a リンパ球
b T 細胞と B 細胞
c 顆粒球
d 好中球
e 単球、マクロファージ
3)特異的抗原
a 抗体と免疫グロブリン
Ⅱ
Ⅲ
d 末梢リンパ組織
e 脾
f 形質細胞
g 抗原提示細胞
h NK 細胞
i 樹状細胞
ⅰ)IgG, M, A, D, E
b T 細胞レセプター
c 抗原抗体反応
4)主要組織適合抗原
a クラスⅠとクラスⅡHLA
5)免疫応答
a 細胞性免疫と液性免疫
b 自己免疫反応
c 能動免疫と受動免疫
6)免疫調節因子等
a 補体
B)免疫不全症
1)原発性免疫不全症
a 重症複合型免疫不全症
2)続発性免疫不全症
a 後天性免疫不全症候群
(AIDS)
b 日和見感染
d 細胞表面免疫グロブリン
b HLA と抗原提示
c スーパー抗原
ⅰ)免疫寛容
ⅰ)自己抗体
ⅰ)免疫記憶
b サイトカイン
c 化学伝達物質
b 選択的 IgA 欠乏症
c 毛細血管拡張性失調症
(Louis−Bar 症候群)
d 無ガンマグロブリン血症
e 胸腺低形成
f 慢性肉芽腫症
g 原発性補体欠損症
h
i
j
k
DiGeorge 症候群
Chédiak−Higashi 症候群
Wiskott−Aldrich 症候群
白血球粘着異常症
c 感染による免疫不全症
d 悪性腫瘍による免疫不全症
e 医原性免疫不全症
ⅰ)MRSA
(メチシリン抵抗性黄
色ブドウ球菌)
− 155 −
(9)アレルギーとアレルギー疾患
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A) アレルギー反応の概念と
分類
1)概念
a アトピー
b アナフィラキシー
2)Coombs 分類
a Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ型
b 即時型、遅延型
B)アレルギー疾患の検査
a アレルゲン検査
d RIST
d 皮膚反応
e RAST
c 好酸球増加
f 誘発試験
g リンパ球刺激試験
C)アレルギー疾患の治療
a 減感作療法
b 抗ヒスタミン薬
d 抗アレルギー薬
c ステロイド治療
D)アレルギー疾患の分類
a アナフィラキシー
j アレルギー性接触皮膚炎
b 気管支喘息
k 過敏性肺(臓)炎
c 花粉症
l アレルギー性気管支肺
d アレルギー性鼻炎
アスペルギルス症
e アレルギー性結膜炎
m 血管神経性浮腫
f じんま疹
n 食物アレルギー
g アトピー性皮膚炎
o 職業性アレルギー
h 薬物アレルギー
p 肺好酸球症(PIE 症候群)
i 血清病
− 156 −
q 昆虫アレルギー
(10)膠原病、自己免疫疾患の診断と病態− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A) 膠原病、自己免疫疾患の
概念
1)膠原病
a リウマチ性疾患
b 結合織病
2)自己免疫疾患
a 臓器特異的自己免疫疾患
B) 膠原病、自己免疫疾患の
検査
1)自己抗体
a リウマトイド因子
ⅰ)RA テスト
b LE 細胞
c 抗核抗体
d 抗 DNA 抗体
f 抗 Sm 抗体
m 抗 ENA 抗体
e 抗 RNP 抗体
g 抗 Scl − 70 抗体
n 抗平滑筋抗体
h 抗セントロメア抗体
o 抗ミトコンドリア抗体
i 抗 Jo−l 抗体
p 抗サイログロブリン抗体
j 抗 SS−A、SS−B 抗体
q 抗マイクロゾーム抗体
k P − ANCA(MPO−ANCA)
r 抗 CCP 抗体
l C − ANCA(PR3−ANCA)
2)急性炎症反応
a 赤血球沈降速度(赤沈)
b CRP
3)その他の検査
a 直接、間接 Coombs
試験
ⅰ)抗血小板抗体
ⅱ)PA−IgG
b 抗リン脂質抗体
a ループスアンチコアグラント
c 梅毒生物学的疑陽性反応
b 抗カルジオリピン抗体
c 血清補体価
ⅰ)免疫複合体
(CH50、C3、C4)
C) 膠原病、自己免疫疾患の
治療
a ステロイド療法
d 免疫抑制薬
b 非ステロイド抗炎症薬
e ステロイド・パルス療法
c 抗リウマチ薬
f シクロホスファミド大量静注療法
g 生物学的製剤
− 157 −
(10)膠原病、自己免疫疾患の診断と病態− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
D) 膠原病、自己免疫疾患、
近縁疾患の分類
1)膠原病
a 全身性エリテマトーデス
(SLE)
ⅰ)薬剤誘発性ループス
ⅲ)新生児ループス
ⅱ)抗りん脂質抗体症候群
b 強皮症
ⅰ)CREST 症候群
(全身性、限局性)
ⅱ)好酸球性筋膜炎
c 皮膚筋炎、多発筋炎
d Sjögren 症候群
e 混合性結合組織病
k 重複症候群
(MCTD)
f 結節性多発動脈炎
g 顕微鏡型多発血管炎
l Wegener 肉芽腫症
m アレルギー性肉芽腫性血管炎
n 過敏性血管炎
o Schönlein−Henoch 紫斑病
h 大動脈炎症候群
p 側頭動脈炎
(高安病)
q リウマチ性多発筋痛症
i リウマチ熱
j 関節リウマチ
ⅰ)若年性関節リウマチ
ⅱ)Felty 症候群
ⅲ)悪性関節リウマチ
ⅳ)成人 Still 病
2)膠原病近縁疾患
a HLA−B27 関連疾患
ⅰ)強直性脊椎炎
ⅲ)乾癬性関節炎
ⅱ)Reiter 症候群
b サルコイドーシス
f 結節性紅斑
c Behçet 病
g Weber−Christian 病
d アミロイドーシス
h クリオグロブリン血症
e 川崎病(小児急性熱性皮膚
i 線維筋痛症
粘膜リンパ節症候群)
− 158 −
(10)膠原病、自己免疫疾患の診断と病態− 3
Ⅰ
Ⅱ
3) その他の主要自己免疫
疾患
a Goodpasture 症候群
b 自己免疫性溶血性貧血
c 特発性血小板減少性
紫斑病
d 慢性甲状腺炎
(橋本病)
− 159 −
Ⅲ
領域 8:腎泌尿・性器(女性性器を除く)の機能と病態
(1) 腎生理
(2) 先天性尿路奇形
(3) 性分化の異常
(4) 学校検尿
(5) 小児腎疾患の特徴
(6) 高血圧
(7) 腎炎
(8) ネフローゼ症候群
(9) 全身性疾患と腎障害
(10) 腎・尿路結石症
(11) 閉塞性尿路疾患
(12) 泌尿器腫瘍
(13) 腎不全
領域 8:腎泌尿・性器(女性性器を除く)の機能と病態
(1)腎生理
Ⅰ
A)腎の構造と機能
1)腎(糸球体、尿細管、間質、
血管系)の構造
2)体液量・組成
a 脱水症 b 浮腫
3)水・電解質の代謝
(ホメオスターシス)
4)酸塩基平衡
Ⅱ
Ⅲ
c 水中毒症
5)腎の内分泌機能
6)尿の生成
7)正常画像と解剖
B)尿路の構造と機能
1)腎盂、尿管、膀胱、尿道の
構造と機能
2)排尿
3)正常画像と解剖
C)腎機能
1)糸球体濾過値(GFR)
a クレアチニンクリアランス(Ccr)
b イヌリンクリアランス(Cin)
2)腎血漿流量(RPF)
a パラアミノ馬尿酸クリアランス
(CPAHH)
3)近位尿細管機能
a 尿β MG
b 尿 NAG
4)遠位尿細管機能
a 尿濃縮(Fishberg)
・希釈試験
d 浸透圧クリアランス
5)酸・塩基平衡試験
a 尿酸性化能
b 酸排泄量
c 酸・アルカリ負荷試験
6)インジゴカルミン排泄試験
a インジゴカルミン排泄試験
7)内分泌機能検査
a レニン
b アルドステロン
c ADH
c 尿細管ブドウ糖再
吸収閾値(TmG)
d カテコラミン
e プロスタグランディン
f エリスロポエチン
− 161 −
(2)先天性尿路奇形
Ⅰ
Ⅱ
(以下の疾患について、疫学、病因、病態、症候、治療、予後などに
ついて述べることができる。)
Ⅲ
(どのような奇形か理解
している。
)
A)単純性腎嚢胞
B)嚢胞腎
C)海綿腎
D)馬蹄腎
a その他の隔合腎
E)先天性水腎症
F)重複腎盂尿管
G)尿管膀胱外開口
H)尿管瘤
I)膀胱尿管逆流
a 逆流腎症
J)下大静脈後尿管
K)尿道下裂
a 膀胱外反症
a 後部尿道弁
b 尿道上裂
L)停留精巣
M)尿膜管疾患
N)包茎
− 162 −
(3)性分化の異常
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
(以下の疾患について、疫学、
(どのような異常か理解
病因、病態、症候、治療、
している)
予後などについて述べることが
できる)
A)Turner 症候群
B)Klinefelter 症候群
C)真性半陰陽
D)男性ホルモン不応症
(睾丸女性化症候群)
E)先天性男性ホルモン
生成障害
F)先天性副腎過形成症、
副腎性器症候群
− 163 −
(4)学校検尿
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
(以下の異常や疾患について、病因、
病態、頻度、症候、治療、予後など
について述べることができる)
A)学校検尿の仕組
B)蛋白尿、血尿
C)原発性糸球体腎炎
1)急性糸球体腎炎
2)急速進行性糸球体腎炎
Good Pasture 症候群、
ANCA 関連腎炎
3)慢性糸球体腎炎
4)微少変化型ネフローゼ症候群
5)巣状分節性糸球体硬化症
6)膜性増殖性糸球体腎炎
7)膜性腎症
8)lgA 腎症
9)家族性・遺伝性腎炎
a Alport 症候群
b 家族性良性血尿症候群
c 先天性ネフローゼ症候群
D)続発性糸球体腎炎
1) 糖尿病性腎症
2) 紫斑病性腎炎
3) SLE 腎炎、強皮症腎、慢性
関節リウマチ、多発性動脈炎、
Wegener 肉芽腫症
4) その他全身性疾患に合併する
もの
E)尿細管・間質性腎疾患
1)間質性腎炎
2)先天性尿細管機能異常症
腎性尿崩症、尿細管性アシドーシス、
シスチン尿症、
家族性低リン血症性
くる病、Bartter 症候群、
Gitelman 症候群、Liddle 症候群、
Sjögren 症候群
F)起立性、体位性、蛋白尿
G)Nutcracker 現象
− 164 −
(5)小児腎疾患の特徴
Ⅰ
Ⅱ
(以下の疾患について、病因、病態、
頻度、症候、治療、予後などにつ
いて述べることができる)
A)ネフローゼ症候群
B)糸球体腎炎(4)項参照
1)急性糸球体腎炎
2)慢性糸球体腎炎
3)その他
C)先天性・遺伝性腎尿路疾患
(泌尿器科的疾患は(2)項参照)
D)急性腎不全
1)溶血性尿毒症症候群
E)慢性腎不全
1)血液透析
2)腹膜透析
3)腎臓移植
4)合併症
− 165 −
Ⅲ
(6)高血圧
Ⅰ
Ⅱ
(以下の疾患について、病因、病態、
頻度、症候、治療、予後などにつ
いて述べることができる)
A)高血圧
1)本態性高血圧症
2)腎性高血圧症
a 腎実質性
b 腎血管性(腎動脈狭窄)
3)悪性高血圧症
4)動脈硬化性腎障害
5)副腎疾患
a 褐色細胞腫
b 原発性アルドステロン症
B)腎血管障害
1)腎動脈瘤
2)腎梗塞
3)腎静脈血栓症
4)腎皮質壊死
5)腎動静脈瘻
6)腎動脈狭窄
7)良性腎硬化症
8)悪性腎硬化症
− 166 −
Ⅲ
(7)腎炎
Ⅰ
(以下の疾患について、病因、病態、
頻度、症候、治療、予後などにつ
いて述べることができる)
A)原発性糸球体疾患
1)急性糸球体腎炎
2)急速進行性糸球体腎炎
Ⅱ
a Goodpasture 症候群
b ANCA 関連腎炎
3)慢性糸球体腎炎
4)微小変化群
5)膜性腎症
6)膜性増殖性腎炎
7)巣状糸球体硬化症
8)lgA 腎症
9)糖尿病性腎症
10)家族性・遺伝性腎炎
a Alport 症候群
b 家族性血尿症候群
c 先天性ネフローゼ
d 乳児型ネフローゼ症候群
11)無症候性血尿
12)無症候性蛋白尿
B)尿細管・間質性疾患
1)特発性間質性腎炎
a 急性
b 慢性
2)続発性間質性腎炎、
中毒性腎障害
a 薬剤性(鎮痛剤性腎症を含む)
b 重金属
c 感染(逆流性腎症を含む)
d その他
3)急性尿細管壊死
C)尿細管機能異常
1)腎性糖尿
2)腎性尿崩症
3)Fanconi 症候群
4)尿細管性アシドーシス
5)シスチン尿症
6)家族性低リン血症性くる病
7)Bartter 症候群
8)Gitelman 症候群
− 167 −
Ⅲ
(8)ネフローゼ症候群
Ⅰ
Ⅱ
(以下の疾患について、病因、病態、
頻度、症候、治療、予後などにつ
いて述べることができる)
A)原発性ネフローゼ症候群
B)続発性ネフローゼ症候群
− 168 −
Ⅲ
(9)全身性疾患と腎障害
Ⅰ
Ⅱ
(以下の疾患について、病因、病態、
頻度、症候、治療、予後などにつ
いて述べることができる)
A)糖尿病性腎症
B)痛風腎(尿酸性腎症)
C)膠原病の腎障害
1)ループス腎炎
2)その他の膠原病
a 強皮症腎
b 多発性動脈炎
c 慢性関節リウマチ
d Wegener 肉芽腫症
e Sjögren 症候群
f Behçet 症候群
D)紫斑病性腎炎
E)アミロイド腎症
F)骨髄腫腎
G)溶血性尿毒症性症候群
H)血液疾患と腎障害(DlC を含む)
I) 肝疾患に伴う腎障害
J)感染症に伴う腎障害
(感染性心内膜炎、マラリアを含む)
K)悪性腫瘍に伴う腎障害
L)妊娠腎
− 169 −
Ⅲ
(10)腎・尿路結石症
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
(以下の疾患について、疫学、病因、病態、症候、治療、予後などについて述べることができる)
1)上部尿路結石
2)下部尿路結石
3)腎石灰化症
4)膀胱異物
− 170 −
(11)閉塞性尿路疾患
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)上部尿路閉塞の病態
B)下部尿路閉塞の病態
C)各論
(以下の疾患について、疫学、病因、
(どのような疾患か理解
病態、症候、治療、予後などに
している)
ついて述べることができる)
1)先天性水腎症
(腎盂尿管移行部狭窄)
a 巨大尿管症
2)尿路結石症
3)神経因性膀胱
4)膀胱尿管逆流(VUR)
5)前立腺腫瘍
a 前立腺肥大症
b 前立腺癌
6)尿道狭窄
a 後部尿道弁
7)尿失禁・頻尿
a 腹圧性尿失禁
b 切迫性尿失禁
c 溢流性尿失禁
d 過活動性膀胱
− 171 −
(12)泌尿器腫瘍
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
(以下の疾患について、疫学、病因、病態、症候、治療、予後などについて (どのような疾患か理解
述べることができる)
している)
1)腎細胞癌
2)腎芽細胞腫(Wilms 腫瘍)
3)腎の良性腫瘍
a 血管筋脂肪腫
b オンコサイトーマ
4)尿路上皮腫瘍
a 腎盂癌
b 尿管癌
c 膀胱癌
5)尿道癌
6)尿膜管腫瘍
7)副腎の腫瘍
a 原発性アルドステロン症
b 褐色細胞腫
8)前立腺腫瘍
a 前立腺肥大症
b 前立腺癌
9)精巣腫瘍
a 精上皮腫(セミノーマ)
b 胎児性癌
c 絨毛上皮腫
d 卵黄嚢腫腫瘍
e 奇形腫
10)陰茎癌
11)後腹膜腫瘍
a 神経芽細胞腫
− 172 −
(13)腎不全
Ⅰ
Ⅱ
(以下の疾患について、病因、病態、
頻度、症候、治療、予後などにつ
いて述べることができる)
A)急性腎不全
1)腎前性
2)腎性
3)腎後性
4)多臓器不全(MOF)
B)慢性腎不全
1)保存期
2)透析療法期
3)腎移植
4)長期透析患者の予後、合併症
a 腎性貧血
b 腎性骨症
− 173 −
Ⅲ
領域 9:感覚器の機能と病態
(1) 視覚系総論
(2) 目と全身疾患
(3) 耳と鼻
(4) 咽喉と頸部
(5) 皮膚損傷の診断と病変
(6) 熱傷
領域 9:感覚器の機能と病態
(1)視覚系総論− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)眼の正常構造
1)眼球
2)視神経
3)附属器
B)眼の機能と検査法
1)視力
視力検査
2)視野
視野検査
3) 色覚
色覚検査
4) 光覚
暗順応検査
5) 屈折
屈折検査
6) 調節
調節検査
7) 両眼視
8) 輻輳・開散
9) 眼位・眼球運動
眼位検査・眼筋麻痺
眼球運動検査
10) 開瞼・閉瞼
11) 眼圧
12) 瞳孔
瞳孔反応
C)眼疾患の症候
1)視力障害
屈折異常
調節異常
弱視
2)視野異常
視野狭窄・半盲・暗点
3)色覚異常
4)夜盲・昼盲
網膜電図<ERG>
視覚誘発電位<VEP>
5)眼精疲労
6)眼痛
7)複視
− 175 −
(1)視覚系総論− 2
Ⅰ
Ⅱ
8)眼痛
Ⅲ
角膜知覚検査
9)飛蚊症・光視症
10)変視症
11)眼の充血
12)流涙
涙液分泌検査
13)眼脂
14)羞明
15)房水セル・房水フレア
フレアセルフフォトメトリー
16)角膜混濁
スペキュラーマイクロスコピー
17)水晶体混濁
18)白色瞳孔
19)眼球突出
20)眼球陥凹
21)眼瞼下垂
22)(眼)瞼裂狭小
23)眼位異常(斜視)
24)異常眼球運動
眼振
25)眼底出血
D)眼科検査
眼科一般検査
1)細隙灯顕微鏡検査
2)眼圧検査
3)眼底検査、蛍光眼底検査
4)隅角検査
− 176 −
(1)視覚系総論− 3
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
E)眼病の診断と治療
1)結膜疾患
a 流行性角結膜炎
b 咽頭結膜炎
f クラミジア感染症
c 細菌性結膜炎
ⅰ)封入体結膜炎
d アレルギー性結膜炎
e 春季カタル
2)角膜疾患
a 角膜ヘルペス
b 角膜潰瘍
c 代謝異常の角膜病変
3)強膜疾患
a 上強膜炎 b 強膜炎
4)ぶどう膜炎
a Behçet 病
d 前部ぶどう膜炎
b サルコイドーシス
e 中心性脈絡網膜症
c Vogt・小柳・原田病
f 交感性眼炎
g 全眼球炎、眼内炎
5)網膜疾患
a 高血圧性網膜症
d 網膜中心動脈閉塞症
b 細動脈硬化性変化
e 網膜中心静脈閉塞症
c 糖尿病網膜症
f 網膜動脈痙攣
g 未熟児網膜症
h 若年性再発性網膜硝子体出血
i 網膜色素変性
j クロロキン網膜症
k 網膜剥離
l コーツ病、ヒッペル病
m 網膜芽細胞腫
n 中心性網脈絡膜症
o 加齢黄斑変性
6)視神経疾患
a うっ血乳頭
b 視神経炎
c 視神経萎縮
7)硝子体疾患
a 出血 b 混濁 c 融解
− 177 −
(1)視覚系総論− 4
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
8)水晶体疾患
a 白内障
b 水晶体の偏位・脱臼
9)緑内障
a 閉塞隅角緑内障
c 牛眼
b 開放隅角緑内障
d 続発緑内障
e ステロイド緑内障
10)眼窩疾患
a 眼球突出 b 眼球陥凹
c 眼窩蜂巣織炎
d 眼窩漏斗先端症候群
11)眼外傷
12)眼腫瘍
a 良性
b 悪性(原発性、転移性)
− 178 −
(2)目と全身疾患− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)内科系疾患と眼の病変
1)中枢神経疾患
(脳血管障害、炎症、
脱髄性疾患)
a 複視 b 眼筋麻痺
k 輻湊障害
c 眼球突出 d 眼瞼下垂
l 視神経炎
e 共同偏視 f 瞳孔異常
g 視力障害 h 視野異常
i 乳頭浮腫 j 眼振
2)高血圧性疾患(本態性、
腎性、悪性、妊娠中毒)
a 眼底の高血圧性変化と
細動脈硬化性変化
3)リウマチ様疾患
a 乾性角結膜炎
b 角膜の浸潤、潰瘍
c 虹彩毛様体炎
d 網膜症
e 眼瞼皮膚病変
f 帯状角膜変性
4)細網内皮系疾患
a ぶどう膜炎
e 視神経萎縮
b 眼底病変
f 小児の前房出血
c 眼球突出
d 眼瞼・結膜・眼窩
の腫瘤
5)血液疾患
a 眼底病変
ⅰ)静脈の拡張
ⅱ)ロート斑様出血
ⅲ)網膜前出血
ⅳ)硝子体出血
ⅴ)白斑
ⅵ)乳頭浮腫
b 白血病細胞からなる腫瘤
− 179 −
b 血管攣縮性視神経
網膜症
(2)目と全身疾患− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
6)代謝疾患
a 糖尿病における眼の病変
b 痛風における眼の病変
ⅰ)網膜症 ⅱ)白内障
ⅰ)結膜・眼瞼・強膜の痛風結節
ⅲ)眼筋麻痺
ⅱ)前部ぶどう膜炎
ⅳ)屈折調節の変化
ⅴ)瞳孔異常
ⅵ)虹彩毛様体炎
7)内分泌疾患
a 甲状腺機能亢進
ⅰ)眼球突出
ⅱ)その他の眼症状
(Moebius, Graefe,
Stellwag 症候群)
b 副甲状腺機能低下
ⅰ)白内障
c Cushing 症候群
8)特殊炎症性疾患
a Behçet 病
b サルコイドーシス
c 梅毒
d 結核
− 180 −
(2)目と全身疾患− 3
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
B)小児科領域と眼の病変
1)先天性代謝異常
a homocystin 尿症
ⅰ)水晶体偏位
b Tay−Sachs 病
ⅰ)cherry red spot
c Hurler 症候群
e albinism
f 高 ornithine 血症
ⅰ)脳回転状網脈絡膜萎縮
ⅰ)角膜混濁
ⅱ)網膜色素変性
g galactose 血症
h Nieman−Pick 病
d Wilson 病
ⅰ)Kayser−Fleisher 角膜輪
i Fabry 病
j Hunter 症候群
2)栄養障害
a Vit. A 欠乏症
ⅰ)夜盲 ⅱ)角膜軟化
ⅲ)ビトー斑
3)未熟児網膜症
4)子宮内感染
a サイトメガロウイルス
c トキソプラスマ
b 風疹
d クラミジア
e ヘルペスウイルス
f 梅毒
5)新生児障害および奇形
C)整形外科領域と眼の病変
1)Marfan 症候群
ⅰ)水晶体亜脱臼
2)マルケザニー症候群
ⅱ)球状水晶体
ⅲ)水晶体亜脱臼
D)耳鼻科領域と眼の病変
1)鼻性視神経炎
2)副鼻腔炎
ⅰ)眼球突出
ⅱ)複視
ⅲ)視力障害
ⅳ)眼筋麻痺
− 181 −
(2)目と全身疾患− 4
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
E)皮膚科疾患と眼の病変
1)アトピー性皮膚炎
ⅰ)角結膜炎 ⅱ)白内障
ⅲ)網膜剥離
2)多形浸出性紅斑
(Stevens−Johnson)症候群
3)結節性紅斑
4)乾癬
5)Ehlers−Danlos 症候群
6)弾力線維性仮性黄色腫
7)Werner 症候群
8)von Recklinghausen 病
9)結節性硬化症
− 182 −
(3)耳と鼻− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)耳
1)聴覚障害
a 外耳疾患
ⅰ)先天性外耳道閉鎖症
ⅱ)耳介奇形
ⅲ)耳介血腫
ⅳ)耳真菌症
ⅴ)耳垢栓塞
b 中耳疾患
ⅰ)慢性中耳炎
ⅳ)滲出性中耳炎
ⅸ)鼓室硬化症
ⅱ)真珠腫性中耳炎
ⅴ)急性中耳炎
ⅹ)中耳奇形
ⅲ)耳硬化症
ⅵ)癒着性中耳炎
ⅺ)耳硬化症
ⅶ)耳性頭蓋内合併症
ⅷ)瘻孔症状
ⅺ)治療
①鼓室形成術
②乳様突起削開術
③中耳根治術
④補聴器
c 内耳疾患
ⅰ)感音難聴
ⅴ)老人性難聴
ⅱ)突発性難聴
ⅵ)機能性難聴
ⅲ)音響外傷(急性)
ⅶ)心因性難聴
ⅳ)騒音性難聴
d 流行性耳下腺炎と
内耳合併症
e 先天性風疹症候群
2)平衡障害
a メニエール病
c 良性発作性頭位眩暈症
b 耳毒性難聴・
d 前庭神経炎
平衡障害
3)その他の障害
a 耳性帯状疱疹
d 末梢性顔面神経麻痺
b 側頭骨骨折
(ベル麻痺、ハント症候群)
c 聴神経腫瘍
− 183 −
(3)耳と鼻− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
B)鼻
1)嗅覚障害
a 呼吸性
b 真性
c 中枢性
2)鼻出血
3)鼻中隔弯曲症
4)鼻骨骨折
5)鼻アレルギー
6)副鼻腔炎
a 急性
b 慢性
7)鼻茸
8)歯性上顎洞炎
9)乾酪性上顎洞炎
10)新生児上顎洞炎
11)眼窩ふきぬけ骨折
12)鼻腔異物
13)術後性上顎嚢胞
14)上顎癌
15)ウェゲナー肉芽腫症
− 184 −
(4)咽喉と頸部
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)咽喉
1)口腔・咽頭・喉頭
a 口腔粘膜病変
ⅰ)Behçet 病
b 口蓋扁桃肥大
c 咽頭扁桃肥大
(アデノイド増殖症)
d 扁桃病巣感染症
e 慢性扁桃炎
f 扁桃周囲膿瘍
g 伝染性単核症
h 舌癌
i 上咽頭癌
k 鼻咽腔線維腫
j 下咽頭癌
b 耳下腺腫瘍
2)唾液腺
a Sjögren 症候群
c 流行性耳下腺炎
b 耳下腺腫瘍
d 唾石症
3)上気道
a 声帯ポリープ
h 喉頭蓋嚢胞
b 声帯結節 c ポリープ様声帯
i 声帯白斑症
d 声帯麻痺 e 頸静脈孔症候群
(ロイコプラキー)
f 喉頭蓋炎 g 喉頭癌
4)気管
a 気道異物
b 気管切開
5)食道
a 食道異物
c 食道穿孔
b 食道狭窄
6)その他
a Plummer−Vinson 症候群
b 心因性(機能性)失声
c 食道発声 d 開放性鼻声
e 構音障害
B)頸部
1)正中頸嚢胞
2)側頸瘻
3)頸部郭清術
− 185 −
(5)皮膚損傷の診断と病変− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)皮膚損傷の分類
1)機械的損傷
a 開放性損傷
1)鋭的外力による損傷
2)鈍的外力による損傷
b 非開放性損傷
2)非機械的損傷
a 熱傷
b 凍傷
c 化学損傷
d 電撃傷
e 放射線皮膚障害
f 光線損傷
g 褥瘡
B)創傷治癒現象
1)治癒過程
a 一次治癒、二次治癒
b 肉芽組織、瘢痕
組織、ケロイド
2)治癒障害因子
a 全身的因子
b 局所的因子
C)皮膚損傷の治療法
1)軟膏療法
2)創傷被覆材
3)皮膚縫合術
4)植皮術
5)有茎皮弁移植術
6)遊離皮弁移植術
(血管柄付き遊離移植)
D)顔面軟部組織損傷
1)診断
a 顔面神経損傷
b 耳下腺(管)損傷
c 眼瞼損傷
d 涙道損傷
− 186 −
(5)皮膚損傷の診断と病変− 2
Ⅰ
Ⅱ
2)処置の原則
a 洗浄
b 消毒
c 麻酔
d 異物除去
e デブリードマン
f 縫合
g 破傷風の予防
(以下の項目について
病態、臨床症状、治
療法を述べることが
できる。)
E)凍傷
F)化学損傷
G)電撃傷
H)放射線皮膚障害
I)褥瘡
− 187 −
Ⅲ
(6)熱傷
Ⅰ
Ⅱ
A)熱傷
1)原因と分類
a 低温熱傷
2)病態
a ショック期
b ショック離脱期
c 感染期
d 回復期
3)診断
a 範囲
b 深度
c 重症度判定
4)輸液療法
a 熱傷輸液公式
b 適性輸液の指標
c 感染防止
d 栄養管理
5)局所療法
a 開放療法
b 閉鎖療法
c 減張切開
d 軟膏療法
e 創傷被覆材
f 温浴療法
g 外科的壊死組織切除
h 植皮
6)特殊部位の治療
a 気道熱傷
b 顔面、手、会陰部
7)合併症
a Curling 潰瘍
b 敗血症
c 急性腎不全
8)後遺症
a 肥厚性瘢痕
b 瘢痕ケロイド
c 瘢痕拘縮
d 熱傷瘢痕癌
− 188 −
Ⅲ
領域 10:女性・母性の健康と疾患(女性性器を含む)
(1) 悪性腫瘍診断
(2) 産科手術(D&C、骨盤位、吸引分娩、帝王切開)
(3) 内分泌機能検査(間脳・下垂体・性腺系、卵巣機能)
(4) 不妊症治療
(5) 悪性腫瘍治療(手術療法、化学療法、放射線療法)
(6) 婦人成人病(更年期障害、骨粗鬆症、ホルモン補充療法)
(7) 母子保健(母子統計、母子衛生)
領域 10:女性・母性の健康と疾患(女性性器を含む)
(1)悪性腫瘍診断− 1(女性性器含む)
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)症状からみた検査の選択
1)疲労、全身倦怠
2)腹痛あるいは下腹痛
関連痛
3)性器出血あるいは不正出血
4)帯下、痒み
5)腰痛
6)腹部膨満
関連症状
7)腹部腫瘤
関連疾患
8)排尿障害
9)排便障害
10) 性交障害
11) 外陰部痛、痒み、変形、発疹、
色素異常
12) 腟における異物感
− 189 −
(1)悪性腫瘍診断− 2
Ⅰ
Ⅱ
B)基本的検査
1)全身における病状を把握し、診断
治療に必要な検査を選択できる。
a 視診、触診、聴診
h 核医学検査、シンチグラム
b 血液検査、CRP、赤沈、
血液生化学検査
c 尿、糞便検査
d X 線および造影検査(含 DIP、
リンパ管造影など)
e 画像診断(含エコー、CT、
MRI など)
f 心肺機能検査
g 腫瘍マーカー検査
2)病巣の診断ができる。
a 子宮頸癌
ⅰ)内診、視診、触診、直腸診、
双合診
ⅱ)子宮腟部細胞診検査
ⅲ)腟拡大鏡診
ⅳ)子宮腟部の生検・
子宮内膜掻爬検体の組織診
ⅴ)進行期診断
b 子宮体癌
ⅰ)内診、視診、触診、直腸診、
双合診
ⅱ)子宮内膜の細胞診検査
エコー、CT スキャン、MRI、
PET などの画像診断
ⅲ)子宮鏡検査
ⅳ)子宮内膜掻爬検体の組織診
ⅴ)進行期診断
− 190 −
Ⅲ
(1)悪性腫瘍診断− 3
Ⅰ
Ⅱ
c 卵巣癌
ⅰ)内診、視診、触診、直腸診、
双合診
ⅱ)子宮腟部や内膜の細胞診検査
ⅲ)エコー、CT スキャン、MRI
などの画像診断による推定
組織診
ⅳ)子宮内膜掻爬検体の組織診
ⅴ)内視鏡検査
ⅵ)腹水、洗浄細胞診検査
ⅶ)摘出標本による最終診断
(組織診および進行期分類)
d その他の上皮性悪性腫瘍(卵管癌、
腟癌、外陰癌など)
e 非上皮性悪性腫瘍他(肉腫、
絨毛性腫瘍など)
f 転移性癌
原発巣の検査を主とする。
− 191 −
Ⅲ
(2)産科手術(D&C、骨盤位、吸引分娩、帝王切開)
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)子宮内容除去術
1) 適応
2) 要約
3) 手技
1) 適応
2) 要約
3) 手技
a Bracht 法
b 横 8 字型骨盤位娩出術
c Veit−Smellie 法
1) 母体適応
2) 胎児適応
3) 要約
4) 手技
1) 母体適応
2) 胎児適応
3) 要約
4) 手技
1) 母体適応
2) 胎児適応
3) 要約
4) 手技
B)骨盤位牽出術
C)吸引分娩
D)鉗子分娩
E)帝王切開
F)頸管縫縮術
1) 適応
2) 要約
3) 手技
a Shirodkar 法
b McDonald 法
G)会陰切開
1) 種類
2) 適応
H)胎児外回転術
1) 適応
2) 要約
3) 手技
− 192 −
a 正中切開
b 正中側切開
c 側切開
(3)内分泌機能検査(間脳・下垂体・性腺系、卵巣機能)
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)間脳・下垂体・性腺系
1)間脳ホルモン:LH−RH(GnRH)
a negative feed back
b positive feed back
2) 下垂体ホルモン:LH、FSH、
プロラクチン
a 高プロラクチン血症
b TRH 負荷テスト
c 下垂体の画像診断
3) 卵巣ホルモン
a 卵巣ホルモン=エストロゲン、
エストラジオール(E2)、
プロゲステロン
b 正常性周期のホルモン動態
d 早発閉経
c 初経前、更年期、老年期の
e 早発思春期
ホルモン動態
f ゴナドトロピンテスト
4)LH−RH 負荷テスト
a 各種無月経の分類
b 多嚢胞性卵巣症候群
(PCOS)
B)卵巣機能
1)卵巣機能と排卵機構
a 卵胞の発育と成熟
d 原始、発育
b 卵の成熟、減数分裂
e 黄体形成、維持、退縮
c 黄体、Graaf 卵胞
2)卵巣機能に伴う子宮内膜の
周期的変化
a 増殖期、分泌期、月経期
b 月経発来機序
(E2、P の消退)
c 基礎体温のパターン
− 193 −
d 緻密層、
海綿層、基底層
(4)不妊症治療
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)不育症
1)染色体異常
2)甲状腺機能異常
3)黄体機能不全
a 子宮内膜日付診
4)子宮奇形
a 子宮卵管造影
b Strassmann 氏手術
c Jones−Jones 氏手術
5)子宮腫瘍
6)感染症
7)母子血液型不適合
a 胎児輸血
8)母子免疫学的因子
a HLA 抗原
b リンパ球免疫療法
a APTT
b 抗カルジオリピン抗体
c ループスアンチコアグラント
d アスピリン療法
e プレドニン療法
f ヘパリン療法
9)抗リン脂質抗体症候群
B)不妊症
1)子宮内膜症
a 薬物療法
b 手術療法
2)子宮因子
3)頸管因子
a 性交後試験
4)卵管因子
a 卵管通気検査
b 子宮卵管造影
5)男性因子
a 精液検査
6)内分泌因子
a 黄体機能不全
b 高プロラクチン血症
c 多嚢胞卵巣症候群
C)体外受精・胚移植
1)排卵誘発法
c マイクロサージャリー
b 体外受精・胚移植
c 配偶者間人工授精
d 非配偶者間人工授精
d Clomiphene 療法
e hMG − hCG 療法
f 卵巣過剰刺激症候群
GnRH−hMG
(FSH)療法
経腟超音波下採卵
スイムアップ法
凍結受精卵
顕微授精
2)採卵法
3)精子の調整
4)胚移植法
5)luteal support
− 194 −
(5)悪性腫瘍治療(手術療法、化学療法、放射線療法)− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)婦人科悪性腫瘍の治療方針の決定
1)婦人科悪性腫瘍の補助診断
a 腫瘍マーカー
j 注腸造影
b コルポスコープ診
k 胃透視
c 子宮鏡
l 上腹部 CT 診断
d 超音波診断
m 胸部 CT 診断
e DIP
f 膀胱鏡
g 直腸鏡
h 骨盤・上腹部 CT 診断
i MRI
2)婦人科手術のリスク・可否の診断
a 腎機能:24 時間 Ccr
PSP
b 肺機能
c 肝機能
d 心機能
3)婦人科悪性腫瘍種類別の化学療法・
放射線療法の感受性
a 子宮頸癌
d 腟癌
b 子宮体癌
e 外陰癌
c 卵巣癌
f 絨毛癌
− 195 −
(5)悪性腫瘍治療(手術療法、化学療法、放射線療法)− 2
Ⅰ
Ⅱ
B)婦人科悪性腫瘍の治療
1)子宮癌の進行期別の手術療法
a 腹式または腟式単純子宮全摘術
e リンパ節郭清術
b 準広汎子宮全摘術
f 術後照射の適応
c 広汎子宮全摘術
g 補助化学療法の適応
d 手術後の後遺症
ⅰ)神経因性膀胱
ⅱ)骨盤死腔炎
2)卵巣癌の進行期別治療方法
a Ⅰ・Ⅱ期
標準術式:内性器全摘術
b Ⅲ・Ⅳ期
ⅰ)手術前化学療法
大綱切除術
(Neoadjuvant
骨盤リンパ節摘出術
chemotherapy)
ⅱ)試験開腹術
ⅲ)Second Look Operation
ⅳ)Second Reduction
Surgery
6)絨毛癌の治療方法
a primary chemotherapy
手術のみで治療
C)婦人化悪性腫瘍の治療後管理
1)手術後管理方法
a 理学的診察
g 手術後の維持化学療法
b 血算、生化学
c 腫瘍マーカー
d 胸部 X 線
e DIP
f CT 診断
2)再発・再燃症例の管理
a 早期診断
b Second Line
Chemotherapy
− 196 −
Ⅲ
(6)婦人成人病(更年期障害、骨粗鬆症、ホルモン補充療法)− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)更年期障害(更年期不定愁訴)
1)月経異常
a 頻発月経
d 不正出血
b 稀発月経
c 閉経
2)身体症状
a のぼせ
b ほてり
c 発汗
3)精神神経症状
a 抑うつ
c うつ病
b 不眠
d 神経症
e ヒステリー
4)皮膚、粘膜、乳房の萎縮
a 萎縮性腟炎
b 頻尿・尿失禁
5)性器の萎縮、脱出
a 子宮脱
b 膀胱瘤
c 直腸瘤
6)更年期の内分泌
a E2 低下
b FSH、LH 上昇
7)脂質代謝異常、動脈硬化
a 肥満
b 高血圧
c 心筋梗塞
d 脳梗塞
8)骨粗鬆症(別項)
a 原発性(閉経後)骨粗鬆症
b 続発性骨粗鬆症
B)骨粗鬆症
1)骨塩量減少
a カルシウム代謝調節ホルモン
b 骨代謝マーカー
2)腰痛、背部痛
3)骨折
a 骨粗鬆症の骨折部位
の差異
− 197 −
e 女性ホルモンによる
血中脂質の変動
(6)婦人成人病(更年期障害、骨粗鬆症、ホルモン補充療法)− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
C)ホルモン補充療法
1)結合型エストロゲン
a 周期的エストロゲン−
子宮内膜癌
プロゲスチン投与
b 連続的エストロゲン−
プロゲスチン投与
c 経皮吸収
(エストラジオール貼布剤・
ゲル剤)
2)エストリオール
a エストリオール単独投与
− 198 −
乳癌
領域 11:発生・成長・発達と小児期の疾患
(1) 小児期の症状・疾患の特徴と検査データーの読み方
(2) 健康小児の成長と内分泌疾患
(3) 小児の感染症とその予防
(4) 小児保健
(5) 小児の救急治療(事故と中毒)
(6) 小児の体液バランス・腎機能と輸液および腎疾患
(7) 栄養と代謝異常
(8) 小児期の消化器疾患
(9) 小児期の循環器疾患
(10) 小児期の血液・造血器疾患
(11) 呼吸器疾患(発育・形成異常を中心に)
(12) アレルギー、自己免疫、膠原病
(13) 神経疾患(感染症を中心に)
(14) 先天異常
(15) 新生児
領域 11:発生・成長・発達と小児期の疾患
(1)小児期の症状・疾患の特徴と検査データーの読み方− 1
Ⅰ
Ⅱ
A) 各臓器の成長発達に伴う小児の
正常値の変化
B)小児期の診察、診断
1)問診
2)家族歴
3)出生・発達歴
4)局所の身体診察法
a 男性性器の診察
ⅰ)陰嚢の透照法
C)小児の注意すべき徴候
1)小奇形
2)大・小頭
3)発熱
4)発疹
5)痙攣
a 熱性痙攣
b 憤怒痙攣
6)体重増加不良
7)乳児突然死
8)精神遅滞
9)運動発達遅滞
10)夜尿、遺糞
11)社会不適応
12)夜驚症
13)髄膜刺激症状
D)年齢特性に応じた診察
1)新生児の診察
a 一般的診断
(Apgarスコア、Silverman スコア)
b 診察時の注意
c 神経学的診察
(原始反射、姿勢反射)
2)乳幼児の診察
a 一般的診察
b 乳幼児の救急時の状態把握
c 診察時の注意
− 199 −
Ⅲ
(1)小児期の症状・疾患の特徴と検査データーの読み方− 2
Ⅰ
Ⅱ
E)検体検査
1)検体の採取と保存
a 胎児・新生児・乳幼児の
採血と穿刺法
2)心理・精神機能検査
a 心理学的検査
F)治療
1)食事・栄養療法
a 食事・栄養療法の基本
b 乳幼児の栄養
2)放射線治療
a 放射線感受性
b 小児臓器耐容線量
− 200 −
Ⅲ
(2)健康小児の成長と内分泌疾患
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)小児期の概念
1)胎児
2)新生児
3)小児期
4)思春期
B)身体測定値(成長曲線)評価と
その意義
C)体構成の年齢的変化
D)内分泌系の成長発達とその異常
1)間脳・下垂体疾患
a 下垂体性小人症
2)甲状腺疾患
a 甲状腺機能亢進症
ⅰ)Basedow 病(Graves 病)
ⅱ)Plummer 病
ⅲ)甲状腺クリーゼ
ⅳ)前脛骨粘液浮腫
b 甲状腺機能低下症
ⅰ)クレチン症
3)上皮小体疾患(副甲状腺)
a 上皮小体(副甲状腺)機能
低下症
ⅰ)特発性
ⅱ)偽性
4)副腎疾患
a 続発性アルドステロン症
ⅰ)Bartter 症候群
b Cushing 症候群
c 急性副腎不全
(Waterhouse−Friderichsen
症候群)
5)性の分化・発育・成熟の異常
a 性の決定因子
E)成長・発達の障害
a 小人症
b 巨人症
c 被虐待児症候群
− 201 −
(3)小児の感染症とその予防− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)病態と疾患の機序
1)ウイルス感染症
a 感冒(かぜ症候群)
b インフルエンザ
c アデノウイルス感染症
d RS ウイルス感染症
e 流行性耳下腺炎(ムンプス)
f 麻疹
ⅰ)Koplik 斑
g 風疹
ⅰ)先天性風疹症候群
h 突発性発疹
i 急性灰白髄炎(ポリオ)
j コクサッキーウイルス
ⅰ)ヘルパンギナ
ⅱ)手足口病
ⅲ)急性出血性結膜炎
k ECOH 感染症
l 流行性角結膜炎
m 咽頭結膜熱
n ウイルス性下痢症
ⅰ)ロタウイルス
ⅱ)Norwalk ウイルス
o 単純ヘルペスウイルス感染症
ⅰ)母子感染対策
p 水痘、帯状疱疹
q 伝染性紅斑
r サイトメガロウイルス感染症
s ウイルス性出血熱
2)マイコプラズマ感染症
a マイコプラズマ肺炎
3)細菌感染症
a 咽頭炎
b 咽後膿瘍
c 急性扁桃炎
d 扁桃周囲炎・膿瘍
e レンサ球菌感染症
f ブドウ球菌感染症
g 百日咳
4)原虫性疾患
a トキソプラズマ症
− 202 −
(3)小児の感染症とその予防− 2
Ⅰ
Ⅱ
B)重要な検査の意義
C)重要な治療法
D)疾病の予防(含む母児感染、
学校伝染病、感染症サーベイランス
対象疾患、学校保健)
E)重症度と予後
− 203 −
Ⅲ
(4)小児保健
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)母子保健
1)現状と動向
2)母子関係、母子相互作用
3)成長・発達段階による小児保健
a 健康審査(新生児、乳児、
1 歳 6 カ月、3 歳児)
b 母子健康手帳
c 育児指導
d ハイリスク児
e 低出生体重児
f マススクリーニング
g 母子感染防止
h 視覚・聴覚・言語障害児の
早期発見
i 心身障害とその対策
B)学校保健
1)現状と動向
a 学齢期好発疾患とその予防
b 体格、体力
2)学校医と保健管理
a 学校医
b 健康診断(就学時・定期・
臨時)と事後処置
c 児童の慢性疾患と管理
d 学校伝染病
e 学校精神保健
g 児童の事故と対策
C)精神保健
1)発達段階による精神保健
a 幼児期
b 児童期
− 204 −
f 学校環境衛生基準
(5)小児の救急治療(事故と中毒)
Ⅰ
Ⅱ
A)乳児期の救急時の状態把握
B)問診・診察上の注意
C)誤飲と胃洗浄の適応など
D)事故と中毒の予防
1)家庭用品による中毒
E)救急治療・処置
1)新生児の救急治療・処置
2)乳幼児の救急治療・処置
a 痙攣
b 急性呼吸不全
F)乳児突然死
− 205 −
Ⅲ
(6)小児の体液バランス・腎機能と輸液および腎疾患
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A) 病態と疾患の機序(年齢による
体液バランス・腎機能の変化)
1)腎・尿路の先天性異常
a 単純性腎嚢胞
b 先天性水腎症
c 重複腎盂尿管
2)性器の先天性異常・位置異常
a 停留精巣(睾丸)
3)尿路閉塞性疾患と機能障害
a 膀胱尿管逆流
b 夜尿症(夜間遺尿症)
4)原発性糸球体疾患
a 急性糸球体腎炎
5)ネフローゼ症候群
6)尿細管機能異常
a 腎性尿崩症
b Fanconi 症候群
c 尿細管性アシドーシス
d 家族性低リン性
佝僂病
B)症状・兆候からの診断
1)脱水症
2)浮腫
3)水中毒症
4)アシドーシス
5)アルカローシス
6)血清電解質の異常
C)検査(血液ガス、血清電解質、尿、
腎機能検査、XP、CT、Echo など)
の意義
D)重要な治療法(輸液療法・食事療法)
E)疾病の予防
F)重症度と予後
− 206 −
(7)栄養と代謝異常− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A) 小児の機能・代謝の特性と
栄養所要量・栄養方法とその評価
B)病態と疾患の機序
1)糖質代謝異常
a 糖尿病
ⅰ)インスリン依存型(IDDM)
ⅱ)非インスリン依存型
(NIDDM)
b 乳酸アシドーシス
c 低血糖症
d 糖原病
e 乳糖分解酵素障害症
(乳糖不耐症)
2)脂質代謝異常
a 肥満症
b Tay−Sachs 病
c ゴーシェ病
d Nieman−Pick 病
3)蛋白質・アミノ酸代謝異常
b 血清蛋白異常
a 低蛋白血症
c アミロイドーシス
d フェニルケトン尿症
e ヒスチジン血症
5)核酸代謝異常
6)ビリルビン代謝異常
a 先天性ビリルビン代謝異常症
f メープルシロップ尿症
g 尿素サイクル異常症
4)ムコ多糖代謝異常
a Hurler 症候群
b Hunter 症候群
c Morquio 症候群
a 高尿酸血症
ⅰ)Lesch−Nyhan 症候群
7)重金属代謝異常症
a Wilson病
(肝レンズ核変性症)
h 尿素サイクル異常症
ⅰ)Kayser−
Fleischer 輪
b 亜鉛欠乏症候群
(腸性肢端皮膚炎)
8)ビタミン代謝異常
a ビタミンA欠乏症・過剰症
b ビタミン B6 欠乏症・過剰症
c ビタミンD 欠乏症・過剰症
d ビタミン K 欠乏症・過剰症
e 葉酸欠乏症
f ビオチン欠乏症
− 207 −
(7)栄養と代謝異常− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
9)骨、結合織、
その他の代謝性疾患
a Marfan 症候群
b Ehlers−Danlos
症候群
C)症状・兆候からの診断
D)重要な検査の意義
E)重要な治療法
F)疾病の予防
G)重症度と予後
− 208 −
(8)小児期の消化器疾患− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)病態と疾患の機序
1)口腔・咽頭疾患
a 唇裂、口蓋裂
2)食道
a 先天性食道閉鎖と食道狭窄
b 食道アカラシア
3)胃・十二指腸疾患
a (乳児)肥厚性幽門狭窄症
b 新生児胃穿孔・破裂
c 先天性十二指腸閉鎖・狭窄症
d 上腸間膜動脈性十二指腸
閉鎖症
4)小腸・結腸疾患
a 先天性小腸閉鎖・狭窄症
b 腸回転異常症
c 腸管重複症
d Meckel 憩室
e Hirschsprung 病
(先天性巨大結腸症、
腸管無神経節症)
f 下痢症
g 乳児下痢症
h 腸炎
i 新生児壊死性腸炎
j 小児の虫垂炎の特徴
k 吸収不良症候群
l 蛋白漏出性腸症
m 腸間膜血管閉塞症
5)直腸・肛門疾患
a 直腸・肛門奇形
6)腸閉塞
a 腸閉塞(イレウス)
b 腸重積症
7)横隔膜・腹膜・腹壁疾患
a 横隔膜ヘルニア
b 横隔膜弛緩症
c 臍腸管遺残
(卵黄腸管遺残)
d 尿膜管遺残
e 臍帯ヘルニア
f 臍ヘルニア
g 鼠径ヘルニア
h ヘルニア嵌頓
i 胎便性腹膜炎
− 209 −
(8)小児期の消化器疾患− 2
Ⅰ
Ⅱ
8)肝疾患
a 新生児(乳児)肝炎
9)肝道疾患
a 胆道閉鎖症
b 先天性胆道拡張症
B)症状・兆候からの診断
C)検査(XP、CT、Echo など)の意義
D)重要な治療法
E)疾病の予防
F)重症度と予後
− 210 −
Ⅲ
(9)小児期の循環器疾患 領域 2 −(4)参照のこと
Ⅰ
Ⅱ
A)病態と疾患の機序
(循環器系の成長発達)
1)先天性心疾患
2)弁膜症
3)不整脈
4)心膜疾患
5)心筋疾患
6)リウマチ性心疾患
a リウマチ性心炎
B)症状・兆候からの診断
C)検査(ECG、Echo など)の意義
D)重要な治療法
E)疾病の予防
F)重症度と予後
− 211 −
Ⅲ
(10)小児期の血液・造血器疾患
Ⅰ
Ⅱ
A)病態と疾患の機序
1)赤血球系疾患
a 新生児溶血性疾患
b メトヘモグロビン血症
2)白血球系疾患
a 伝染性単核(球)症
b 急性白血病
c 慢性リンパ性白血病
3)リンパ増殖性疾患
a Hodgkin 病
4)血小板異常による出血傾向
a 特発性血小板減少性紫斑病
b 血栓性血小板減少性紫斑病
ⅰ)溶血性尿毒症症候群
5)凝固障害による出血傾向
a 血友病
b 新生児出血傾向
6)血管障害による出血傾向
a 血管性紫斑病(Henoch −
Schönlein 紫斑病)
B)症状・兆候からの診断
C)検査の意義(骨髄穿刺)
D)重要な治療法
E)疾病の予防
F)重症度と予後
− 212 −
Ⅲ
(11)呼吸器疾患(発育・形成異常を中心に)
Ⅰ
Ⅱ
A)病態と疾患の機序
(呼吸器系の成長発達)
1)上気道炎
a 急性咽頭蓋炎
b 急性咽頭炎
c 急性声門下咽頭炎
d 慢性咽頭炎
2)気道・肺の発育異常と形成不全
a 気管・気管支・肺の発育異常
及び形成不全
b 気管食道瘻
c 肺分画症
3)感染性疾患
a 急性細気管支炎
4)閉塞性肺疾患
a 気管・気管支の狭窄・閉塞
5)肺循環障害
a 肺動静脈瘻
6)呼吸中枢の異常
a 低換気症候群
b 過換気症候群
B)症状・兆候からの診断
C)検査(胸部 XP、CT スキャン、
肺機能)の意義
D)重要な治療法
E)疾病の予防
F)重症度と予後
− 213 −
Ⅲ
(12)アレルギー、自己免疫、膠原病
Ⅰ
Ⅱ
A)病態と疾患の機序
(免疫系の成長発達)
1) アレルギー反応の Coombs 分類と
病態
a Ⅰ型
b Ⅱ型
c Ⅲ型
d Ⅳ型
2) アレルギー性疾患
a 食品アレルギー
b 鼻アレルギー
(アレルギー性鼻炎)
c 気管支喘息
d 喘息性気管支炎
3)膠原病
a 皮膚筋炎
b 多発性筋炎
c リウマチ熱
d 若年性関節リウマチ
4)膠原病近縁疾患
a 川崎病(小児急性熱性皮膚
粘膜リンパ節症候群)
b 多形滲出性紅斑
c 粘膜・皮膚・眼症候群
(Stevens−Johnson 症候群)
d Sweet 病
5)免疫不全症
a 毛細血管拡張性失調症
B)症状・兆候からの診断
C)重要な検査の意義
D)重要な治療法
E)疾病の予防
F)重症度と予後
− 214 −
Ⅲ
(13)神経疾患(感染症を中心に)− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)病態と疾患の機序
1)脳・脊髄の奇形
a 乳幼児水頭症
b 頭蓋骨早期癒合症
ⅰ)Crouzon 病
ⅱ)Apert 症候群
c 脊髄破裂
ⅰ)二分脊椎
ⅱ)髄膜瘤
d Arnold−Chiari 奇形
e 頭蓋底陥入症
f 小頭症
2)脳・脊髄血管障害
a もやもや病
b 脊髄血管障害
c 急性小児片麻痺
3)音声・言語障害
a 言語発達遅滞
4)神経変性疾患
a 小舞踏病
b Werdnig−Hoffmann 病
c Kugelberg−Welander 病
5)脱髄性中枢神経疾患
a 白質ジストロフィー
ⅰ)副腎白質ジストロフィー
ⅱ)異染性白質ジストロフィー
6)神経・皮膚症候群
a 神経線維腫症
(von Recklinghausen 病)
ⅰ)cafe au lait 斑
b 結節性硬化症
(Bourneville−Pringle母斑症)
c Sturge−Weber 症候群
d 色素失調症
7)感染性疾患
a ウイルス性脳炎
b 亜急性硬化性全脳炎
c 髄膜炎
d 筋炎、
滑液包炎、腱鞘炎
− 215 −
(13)神経疾患(感染症を中心に)− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
8)痙攣性疾患、癲癇
a 熱性痙攣
b 単純部分発作
c 複雑部分発作
(精神運動発作)
d 全般発作
e 痙攣重積症
c West 症候群(点頭癲癇)
g Lennox−Gastaut 症候群
9)末梢神経障害
a Guillain−Barré 症候群
10)小児に特徴的な神経疾患
a 急性脳症
b Reye 症候群
c 急性小脳失調症
d 脳性麻痺
11)筋疾患
a 進行性筋ジストロフィー
b 筋緊張性(強直)
ジストロフィー
c 先天性ミオパチー
d 重症筋無力症
e 多発性筋炎
f 周期性四肢麻痺
12)骨・関節系統疾患
a 軟骨発育不全症
b 骨形成不全症
c 先天性多発性関節
拘縮症
d 多発性軟骨性外骨腫
− 216 −
(13)神経疾患(感染症を中心に)− 3
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
B)症状・兆候からの診断
1)特異的発達障害
2)自閉症
3)不登校、登校拒否
4)非行
5)チック
a Gilles de la
Tourette 症候群
6)多動性障害
a 微細脳機能障害症候群
b 注意欠陥障害
7)吃音症
8)指しゃぶり
C)重要な治療法
1)小児の心身障害の
リハビリテーション
D)疾病の予防
F)重症度と予後
− 217 −
(14)先天異常
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)先天異常の原因と分類
1)単一遺伝子病
2)多因子性疾患(孤発奇形)
3)配偶子病
4)染色体異常
5)胎芽病
6)胎児病
a 放射線障害
ⅰ)体内被爆の影響
ⅱ)遺伝的影響
ⅲ)確率的・非確率的影響
7)外因による胎児異常
B)遺伝形式
1)遺伝的異質性
C)染色体異常の種類
1)trisomy
2)monosomy
3)mosaic
4)欠失
5)転座
6)iso 染色体
D)常染色体異常
1)Down 症候群
2)猫泣き症候群
3)13 trisomy
4)18 trisomy
E)性分化異常症
1)Turner 症候群
2)Klinefelter 症候群
3)真性半陰陽
4)男性ホルモン不適応
5)先天性男性ホルモン
生成障害
6)先天性副腎過形成症
− 218 −
(15)新生児
Ⅰ
A) 新生児
Ⅱ
Ⅲ
新生児の取扱い
ハイリスク新生児
B) 新生児仮死
C)アプガースコア
D) 早産児、低出生体重児
E)呼吸窮迫症候群(RDS)
F)肺サーファクタント
G)脳室内出血(IVH)
H)脳室周囲白質軟化症(PVL)
I) 動脈管開存症
J) 未熟児無呼吸発作
K)未熟児網膜症
L) 正期産、過期産新生児
M)新生児一過性多呼吸
N)新生児遷延性肺高血圧症
O)胎便吸引症候群
P)巨大児
Q)分娩外傷
1)頭血腫
2)頭蓋内出血
3)帽状腱膜下出血
4)上腕神経麻痺
5)骨折
R) 新生児黄疸
S)核黄疸
T) 血液型不適合性黄疸
1)Rh 血液型
2)ABO 血液型
− 219 −
領域 12:社会環境と保健医療
(1) 保健医療論
(2) 予防と健康管理
(3) 病因、病態
(4) 生活環境因子・職業性因子による疾患
領域 12:社会環境と保健医療
(1)保健医療論− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)健康の概念と社会環境
1)健康と疾病の概念の歴史的変遷
2)健康と環境
a 宿主
b 病因
c 環境
d 行動
3)社会環境の変動と国民の健康
a 人口構造の変化
b 疾病構造の変化
c 生活様式・家族の変化
d 地域社会の変化
e 産業構造の変化
4)疾病・障害の概念と社会
a 機能障害(impairment)
、
能力障害(disability)
、
参加制約(participation
restrictions)
b QOL(quality of life)
c ノーマライゼーション、バリアフリー
B)医の倫理、患者の人権
1)医の倫理と医師の義務
a 医師の法的義務、守秘義務
b 基本的人権
c 医の倫理
d 患者の権利と自己決定権
e インフォームド・コンセント
2)医師と患者および家族との関係
a 患者中心の医療
b 患者および家族の医療への参加
c 患者の価値観の尊重と自己責任
3)末期患者への対応
a 身体的苦痛の除去
b 精神的・社会的苦痛の除去
c ホスピス、緩和医療
d 小児の特殊性
e 尊厳死、安楽死
4)医療事故と医療過誤
a 医療安全管理
(リスクマネージメント、
人は誰でも間違える)
− 221 −
(1)保健医療論− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
b 医事紛争・医事訴訟
c
d
e
f
g
フェイル・セーフ・システム
事故報告書、
インシデント・リポート
医療事故の原因分析
リスクマネージャー
医療事故調査委員会、
事故調査委員会
h 行政処分、民事責任、刑事責任
C)保健・医療・福祉・
介護の仕組み
1)日本の保健・医療・福祉・介護
制度の特徴
2)保健・医療・福祉・介護の
組織と連携
3)高齢化少子化社会・障害児(者)
への対応
4)在宅ケア
a
b
c
d
e
a
b
c
d
a
b
c
d
a
b
c
d
国民皆保健
後期高齢者医療制度
高額医療費制度
母子保険制度
介護保険制度
保健所
市町村保健センター
医療保健施設
介護保健施設
高齢化対策
少子化対策
新障害者プラン
介護計画
在宅医療
訪問看護
地域保健福祉活動
訪問リハビリテーション・
通所リハビリテーション
D)地域保健、地域医療
1)地域保健・地域医療と医師の
役割
2)医療計画(地域保健医療計画)
3)プライマリ・ヘルスケア
4)救急医療
− 222 −
a
b
a
b
c
a
医師会
地域組織活動
医療圏
必要病床数
資源の有効利用
プライマリ・ヘルスケアの機能
と概念
b Alma Ata 宣言
a 救急医療体制
b 初期・2 次・3 次救急医療
(1)保健医療論− 3
Ⅰ
Ⅱ
5)災害医療
a
b
c
a
b
6)へきち医療
E)保健・医療・福祉・
介護の資源
Ⅲ
1)保健・医療・福祉・介護の施設
と機能
2)保健・医療・福祉・介護従事者
3)保健・医療福祉介護情報
システム
災害時保健医療活動
トリアージ
災害拠点病院
へきち中核病院
無医地区
a 病院
b 診療所
c 特定機能病院
d 介護老人保健施設
e 療養型病床
f 助産所
g 保険薬局(医薬分業)
h 社会福祉施設
i 特別養護老人ホーム
j 在宅介護支援センター
k 訪問看護ステーション
l 施設機能の連携
m 保健センター
n 介護保健施設
o 要介護認定と介護サービスプラン
(ケアプラン)
a 保健医療従事者の現状と役割
b 連携とチーム医療
c 医行為と診療補助行為
d 保健・福祉・介護ボランティア
a 疾病登録
b 情報収集と情報処理、個人情報
保護
F)社会保障制度と医療経済
1)社会保障の概念
2)医療保険と公費医療
− 223 −
a
b
c
d
a
b
c
自助・互助・更助
社会保険
社会福祉
公衆衛生と医療
医療保険の種類と対象
公費医療の対象と種類
保険医、保険医療機関および
保険医療養担当規制
(1)保健医療論− 4
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
3)医療経済
a 医療費負担と給付
b 国民医療費
1)世界の保健・医療問題
2)国際保健・医療協力
a
a
b
c
d
e
f
g
h
i
j
1)診療録、医療記録
a 問題志向型医療記録(POMR)
b 診療情報の開示とプライバシー
の保護
c 診療録の内容
d 診療録の管理と保存
e 電子カルテ
a 診断書
b 出生証明書
c 死産証書
e 死亡診断書
d 死胎検案書
f 死体検案書
a 処方箋
b 手術記録
c 検査所見記録
d 画像記録
G)国際保健
国連ミレニアム開発目標(MDG)
国際連合(UN)
世界保健機関(WHO)
国際労働機構(ILO)
国連児童基金(UNICEF)
国連食糧農業機関(FAO)
国連合同エイズ計画(UNAIDS)
国際協力機構(JICA)
政府開発援助(ODA)
非政府機関(NGO)
二国間協力と多国間協力
H)診療情報と諸証明書
2)診断書、検案書、証明書
3)診療に関する諸記録
I)保健・医療・福祉関係法規
1)医事
a 医師法
b 医療法
c 刑法(秘密漏泄の禁止、堕胎の
禁止、虚偽私文書作成の禁止)
d 死産の届出に関する規定
e 死体解剖保存法
f 臓器の移植に関する法律
− 224 −
(1)保健医療論− 5
Ⅰ
Ⅱ
2)薬事
3)母子保健
4)学校保健
5)成人・老人保健
6)産業保健
7)精神保健
8)感染症対策
9)食品保健・食生活改善
10)環境保健
11)医療保険
12)社会福祉・介護
13)地域保健
14)倫理
− 225 −
Ⅲ
a
b
c
d
a
b
c
a
a
b
覚せい剤取締法
薬事法
毒物及び劇物取締法
麻薬及び向精神薬取締法
母子保健法
母体保護法
児童虐待の防止等に関する法律
学校保健法
老人保健法
高齢者の医療の確保に関する法律
(高齢者医療確保法)
c 配偶者からの暴力の防止及び被
害者の保護に関する法律(DV法)
d 高齢者の虐待の防止、
高齢者の養
護者に対する支援等に関する法律
a 労働基準法
b 労働安全衛生法
c 労働者災害補償保険法
a 精神保健福祉法
b 自殺対策基本法
a 感染症の予防及び感染症の患者
に対する医療に関する法律
(感染症法)
b 検疫法
c 予防接種法
a 食品衛生法
a 水道法
b 環境基本法
c 公害健康被害の補償等に関する
法律
a 健康保険法
b 国民健康保険法
a 老人福祉法
b 生活保護法
c 児童福祉法
d 身体障害者福祉法
e 知的障害者福祉法
f 障害者基本法
g 介護保険法
a 地域保健法
a 個人情報保護法
(2)予防と健康管理− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)予防医学と健康保持増進
1)地域社会と公衆衛生
a コミュニティヘルス
b 健康増進の概念と機能
2)予防医学
a 第 1 次予防、第 2 次予防、
第 3 次予防
b 予防医学の概念
3)健康保持・増進
a 健康保持・増進の概念
b 健康教育・学習、保健指導、
健康相談
4)健康診断・診査と健康管理
a 健康管理の概念・方法
b 検診と個別的事後指導
B)疫学とその応用
1)疫学の概念
a 頻度と分布
b リスク要因
c 疾病の自然史
d 疫学的因果関係
e 臨床医学との関連
2)疫学指標
a 率と比
b 罹患率と有病率
c 相対危険度(relative risk)と
寄与危険度(attributable risk)
d オッズ(odds)比
e 年齢調整率
f 標準化死亡比(SMR)
3)記述疫学
a 横断研究
b 時系列研究
c 仮説の設定
4)分析疫学
a コホート研究
b 患者対照研究
c 介入研究
d 無作為比較対照試験(RCT)
e メタ分析(メタアナリシス)
− 226 −
(2)予防と健康管理− 2
Ⅰ
Ⅱ
5)根拠に基づいた医療〈EBM〉
Ⅲ
a 患者の問題の定式化
b 情報収集法
c 批判的吟味
d 患者への適用
e 研究デザイン
f メタ分析〈メタアナリシス〉
g 診療ガイドライン
6)臨床疫学的指標
a 内的妥当性、外的妥当性
b バイアス、交絡因子
c アウトカム
d 信頼区間
e 検査前確率〈事前確率〉
f 感度、特異度
g 検査後確率〈適中度〉
h 尤度比
i ROC 曲線
7)誤差と精度
a 正確度
b 精密度、再現性
e 変動係数
f 偶然〈偶発〉誤差
g 系統誤差
− 227 −
(2)予防と健康管理− 3
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
C)人口統計
1)人口静態統計
a 日本の人口
b 国勢調査
c 世界の人口
2)人口動態統計
a 出生と死亡
b 死産
c 合計特殊出生率、再生産率
d 生命関数と平均余命
e 結婚と離婚
3)疾病の定義と分類
a 国際疾病分類(ICD)
4)疾病・障害統計
a 国民生活基礎調査
b 患者調査
c 身体障害児(者)実態調査
D)生活習慣とリスク
1)基本概念
a 健康日本 21
b 生活習慣病のリスク
c 健康寿命
d 設定目標
e 行動変容
f 環境衛生
2)栄養・食生活
a 食事摂取基準(栄養所要量)
b 栄養マネジメント
c 食行動
3)運動・身体活動
a 身体活動目標値
b 運動の効用
c 家庭内活動
4)休養・心の健康
a 睡眠、不眠
b ストレス対策
c 自殺の予防
5)喫煙
a 喫煙状況
b 喫煙の有害性
c 受動喫煙
d 喫煙に向けての支援
6)飲酒
a 飲酒状況
b 飲酒の有害性
c アルコール依存症への支援
− 228 −
(2)予防と健康管理− 4
Ⅰ
Ⅱ
7)生涯設計
Ⅲ
a 環境レベル
b 知識レベル
c 行動レベルと行動変容
G)母子保健
1)現状と動向
a 妊産婦死亡
b 死産
c 周産期死亡
d 新生児・乳児死亡
e 人工妊娠中絶
f 出生
2)母性保健
a 家族計画
b 母子健康手帳
3)小児の保健・福祉
a 乳幼児健診
b 育児指導
c 養育医療
d 育成医療
e 新生児マススクリーニング
4)環境因子と胎児障害
a 飲酒・喫煙の影響
b 感染の影響
c 薬物の影響
d 放射線の影響
e 環境汚染物質の影響
5)人類遺伝
a 先天異常
b 遺伝相談
− 229 −
(2)予防と健康管理− 5
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
F)学校保健
1)現状と動向
a 学齢期好発疾患とその予防
b 体格、体力
2)学校医と保健管理
a 健康診断
b 学校伝染病
c 学校医の職務
d 児童の事故と対策
e 児童の慢性疾患と管理
f 学校精神保健
g 養護教諭
G)成人・高齢者保健
1)現状と動向
a 主な生活習慣病の罹患と死亡
2)生活習慣病と保健対策
a 主な生活習慣病のリスク要因
b 予防対策とその評価
3)高齢者保健・福祉・介護
a 廃用症候群
b 痴呆性老人
c 日常生活動作(ADL)
d 老人保健福祉計画(ゴールド
プラン 21)
H)産業保健
1)現状と動向
a 業務上疾病の発生状況
2)産業医と労働安全衛生管理
a 産業医の職務
b 健康管理、作業環境管理、
作業管理
c 労働衛生管理体制
d 許容濃度、管理濃度
e 生物学的モニタリング
f トータルヘルスプロモーション
(THP)
g 労働災害
− 230 −
(2)予防と健康管理− 6
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
I)精神保健福祉
1)現状と動向
2)精神的健康の保持・増進
a 精神保健相談
b 地域精神保健活動
3)精神障害者の保健・医療・福祉
a 精神保健福祉センター
b 精神障害者の医療
c 精神障害者社会復帰施設
J)感染症対策
1)疫学と流行状況
a 主な感染症の疫学と流行状況
b 感染症発生動向調査
(サーベイランス)
2)医師と自治体の対応
a 健康診断、入院、届出
b 就業制限
c 学校における出席停止
3)予防接種と検疫
a 集団予防と個人予防
b 予防接種
c 生ワクチンと不活化ワクチン
d 検疫
e 人獣共通感染症対策
f バイオテロ対策
4)寄生虫感染症対策
a 主な寄生虫疾患の病態と疫学
b 寄生虫感染対策
− 231 −
(2)予防と健康管理− 7
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
K)国民栄養と食品保健
1)国民栄養の現状と対策
a 国民健康・栄養調査
b 食生活指針
c 食事摂取基準(第 7 次改定)
d 健康問題と栄養指導
2)食品の安全性
a 食品の安全性(食品添加物、
残留農薬、特別用途食品、
内容表示)
3)食中毒の予防
a 食中毒の発生状況
b 食中毒の分類
c 予防方法
− 232 −
(2)予防と健康管理− 8
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
L)環境保健
1)環境と適応
a 環境の概念
b 有害物質の吸収と排泄
c 生態系と生物学的濃縮
2)地球環境の変化と健康影響
a 地球温暖化
b 酸性雨
c 砂漠化
d オゾン層破壊
3)環境汚染の発生要因と現状
a 大気汚染とその指標
b 水質汚濁とその指標
c 内分泌かく乱化学物質、
ダイオキシン類
d 土壌汚染
4)環境評価
a 環境基準と排出規制
b 環境モニタリング
c 環境アセスメント
5)公害の健康影響と対策
a 公害の概念
b 公害健康被害補償制度
c 主な公害のエピソード
6)廃棄物処理
a 一般廃棄物
b 産業廃棄物
c 感染性廃棄物
d リサイクル
7)上水道と下水道
a 水質基準
b 浄水法と消毒
c 水系伝染病
d 汚染処理
8)大気の性状と健康影響
− 233 −
(2)予防と健康管理− 9
Ⅰ
Ⅱ
9)騒音・振動の健康影響と対策
Ⅲ
a 騒音性難聴
b 騒音の生理的・心理的影響
c 全身振動
d 局所振動
e 低周波空気振動
f 評価と対策
10)放射線の健康影響と管理
a 非電離放射線の健康影響
b 電離放射線の健康影響
c 放射線管理
11)居住・衣服環境と健康
a 屋内環境の管理
(換気、採光、照明、冷暖房)
b シックビル症候群、
シックハウス症候群
c 鼠族・昆虫の害と防除
d 衣服機能
e 衣服内気候
f 衣服による障害
− 234 −
(3)病因、病態
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)中毒
1)中毒の発生要因
2)中毒の病態生理
a 化学物質の吸収・代謝・排泄
b 急性中毒、慢性中毒
c 発癌性
d 生殖毒性
B)医原病
1)診断に伴う医原病
a 医師の対応による医原病
b 診断操作による医原病
2)治療に伴う医原病
C)死
1)死の概念と定義
a 心臓死
b 脳死
c 死の判定
2)突然死
a 乳幼児突然死症候群(SIDS)
b 心臓突然死
3)死後変化
a 早期死体現象
b 晩期死体現象
c 死後経過時間の推定
4)異状死
a 異状死の判断
b 異状死体届出の義務
c 死体検案
d 監察医制度
e 法医解剖、司法解剖、行政解剖
− 235 −
(4)生活環境因子・職業性因子による疾患− 1
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
A)物理的原因による疾患
およびその他の生活環
境因子による障害
1)低温・高温環境による疾患
2)電離放射線障害
3)非電離放射線障害
4)気圧による障害
5)振動障害
6)事故による障害
7)騒音障害
8)家庭用品による中毒
9)家庭におけるアレルギー・
過敏症(化学物質過敏症)
10)シックビル症候群、
シックハウス症候群
B)食中毒および病害動物
による疾患
1)細菌性食中毒
2)化学性食中毒
3)自然毒食中毒
4)旅行者下痢症
5)毒ヘビによる咬傷
6)節足動物による疾患
− 236 −
交通事故、家庭内事故、自然災害
(4)生活環境因子・職業性因子による疾患− 2
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
C)アルコールによる障害
および薬物依存・中毒
1)急性アルコール中毒
2)アルコール依存症
3)アルコール精神病
4)慢性アルコール性臓器障害
5)睡眠薬依存・中毒
6)向精神薬依存・中毒
7)解熱・鎮痛薬依・中毒存
8)麻薬依存・中毒
9)覚醒剤依存・中毒
10)有機溶剤依存・中毒
11)毒劇物中毒
12)薬物の副作用
D)産業中毒およびその他
の職業性疾患
1)金属中毒
2)ガス中毒
3)有機溶剤中毒
4)有機化学物質中毒
5)農薬中毒
6)職業癌
7)酸素欠乏症
8)じん肺
9)職業性アレルギー
10)過重労働対策
11)作業態様による障害
− 237 −
Korsakoff 精神病、Wernicke 脳症
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