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[10] コスタリカ

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[10] コスタリカ
コスタリカ
[10] コスタリカ
1.コスタリカの概要と開発課題
(1)概要
コスタリカは人口 436 万(2007 年、国立統計局)の小規模国家であるが、教育水準が高く、社会保障制度も
整備されている。1948 年以来、大統領が民主的に選出されている中南米で最も安定した民主主義国家のひとつ
であり、人権、環境、平和、民主主義等を国是とする平和国家である(現行憲法は常設の軍隊を禁止している)
。
2006 年 5 月に発足したアリアス政権は、貧困削減、教育及び社会保障強化、治安改善や麻薬撲滅といった社
会面の政策強化を掲げると同時に、外国投資や貿易促進を通じたグローバル経済への参入、市場開放、競争力
強化といった経済政策に取り組んでいる。
外交面では、伝統的に平和善隣外交、国連中心外交及び対米関係重視を基本方針としている。1980 年代の中
米紛争においては、中米和平合意の成立に積極的な役割を果たした。2007 年 6 月には、これまでの台湾との外
交関係を断絶し、中華人民共和国と新たな外交関係を樹立するなど、アジアに対する外交姿勢は大きな変化を
見せた。
経済面では、コーヒー、バナナの伝統的な一次産品生産を中心とする経済構造であったが、近年は製造業及
び非伝統的農産品の生産が伸びている。1998 年 3 月からは、米系インテル社が同国を拠点に電子チップの製造・
輸出を開始し、これが牽引する形で最先端技術産業の投資が増加、また 1999 年以降一時低迷した一次産品の国
際市場価格も 2004 年以降持ち直しておりこれに伴い輸出も伸びている(2007 年の輸出成長率は 14%)
。農業か
ら最先端技術まで幅広い産業構成の中で、喫緊の課題は、脆弱な基盤しか持たない国内中小企業の競争力強化、
及び優秀な技術者育成のための一般・専門教育の質の向上である。また、国立公園等豊かな自然資源を活かし
たエコツーリズムによる観光振興は、最大の外貨収入源となっている(2007 年対 GDP 比 7.3%)
。
(2)国家開発計画
2007 年 1 月、アリアス新政権により「国家開発計画 2006 年-2010 年」が策定され、効率性の向上及び競争力
強化を目指し、電子政府の構築、納税システム近代化、インフラへの公共投資計画改善など具体的な課題があ
げられた。政府は、これらの課題に向けて、企画・経済政策省(MIDEPLAN:Ministerio de Planificación y Política
Económica)を中心に政策を立て、実施している。現行の「国家開発計画 2006 年-2010 年」は下記の 5 つの柱
から構成されている。
(イ)第1の柱:社会政策(貧困削減、弱者救済、住環境、教育の質向上(教育分野への予算配分を対GDP6%
から8%に増加)、国立技術大学を設置)
(ロ)第2の柱:生産性向上政策(競争力強化、観光・貿易促進、中小企業支援)
(ハ)第3の柱:環境・エネルギー・通信政策
(ニ)第4の柱:制度改革政策(公共サービス改善、国家計画・経済政策省強化、電子政府)
(ホ)第5の柱:外交政策(「自然との共存(Paz con la Naturaleza)」政策、コスタリカ・コンセンサス促進、
各国とのEPA促進、2008年1月より国連安保理非常任理事国に就任)
- 789 -
コスタリカ
表-1 主要経済指標等
指
人
標
口
4.4
3.1
(年)
79
76
額
(百万ドル)
21,433.22
7,150.96
一人あたり
(ドル)
4,980
2,340
(%)
8.2
3.9
(百万ドル)
-1,118.34
-424.00
(%)
-
4.5
総
経済成長率
経常収支
失
業
1990年
(百万人)
出生時の平均余命
G N I
2006年
率
対外債務残高
(百万ドル)
6,832.08
3,755.58
輸
出
(百万ドル)
11,022.88
1,963.20
輸
入
(百万ドル)
12,422.42
2,346.40
貿易収支
(百万ドル)
-1,399.53
-383.20
政府予算規模(歳入)
(百万コロン)
2,736,996.70
-
財政収支
(百万コロン)
134,476.70
-
債務返済比率(DSR)
(対GN I 比,%)
2.8
7.0
財政収支
(対GDP比,%)
1.2
-
債務
(対GN I 比,%)
35.5
-
債務残高
(対輸出比,%)
66.3
-
教育への公的支出割合
(対GDP比,%)
4.7
-
保健医療への公的支出割合
(対GDP比,%)
-
-
軍事支出割合
(対GDP比,%)
-
-
援助受取総額
(支出純額百万ドル)
23.70
貿
易
額注1)
面
積
分
類
(1000km2)注2)
226.98
51
D A C
高中所得国
世界銀行等
ⅲ/高中所得国
貧困削減戦略文書(PRSP)策定状況
-
その他の重要な開発計画等
国家開発計画2006~2010年
注)1.貿易額は、輸出入いずれもFOB価格。
2.面積については“Surface Area”の値(湖沼等を含む)を示している。
表-2 我が国との関係
指
貿易額
標
2007年
1990年
対日輸出
(百万円)
対日輸入
(百万円)
71,191.58
18,410.72
対日収支
(百万円)
-37,546.43
-15,041.35
(百万ドル)
-
-
5
9
我が国による直接投資
33,645.15
進出日本企業数
3,369.36
コスタリカに在留する日本人数
(人)
430
280
日本に在留するコスタリカ人数
(人)
185
63
- 790 -
コスタリカ
表-3 主要開発指数
開
極度の貧困の削減と飢饉の撲滅
初等教育の完全普及の達成
ジェンダーの平等の推進と女性
の地位の向上
乳幼児死亡率の削減
妊産婦の健康の改善
発
指
標
最新年
所得が1日1ドル未満の人口割合
(%)
3.3(1990-2005年)
下位20%の人口の所得又は消費割合
(%)
3.5(2003年)
5歳未満児栄養失調割合
(%)
5(1996-2005年)
-
成人(15歳以上)識字率
(%)
94.9(1995-2005年)
-
初等教育就学率
(%)
-
87 (1991年)
女子生徒の男子生徒に対する比率(初等教育)
女性識字率の男性に対する比率(15~24歳) (%)
環境の持続可能性の確保
開発のためのグローバルパート
ナーシップの推進
(出生1000件あたり)
11(2005年)
62 (1970年)
5歳未満児死亡率
(出生1000件あたり)
12(2005年)
83 (1970年)
妊産婦死亡率
(出生10万件あたり)
30(2005年)
(%)
0.3 [0.1-3.6](2005年)
結核患者数
(10万人あたり)
17(2005年)
マラリア患者数
(10万人あたり)
42(2000年)
改善された水源を継続して利用できる人口
(%)
97(2004年)
-
改善された衛生設備を継続して利用できる人口 (%)
92(2004年)
-
債務元利支払金総額割合
(財・サービスの輸出と海外純所得に占める%)
3(2005年)
6.8
0.846(2005年)
0.794
人間開発指数(HDI)
注)[
-
98.0(2005年)
乳児死亡率
成人(15~49歳)のエイズ感染率注)
HIV/エイズ、マラリア、その他の疾
病の蔓延防止
1990年
]内は範囲推計値。
2.コスタリカに対するODAの考え方
(1)コスタリカに対するODAの意義
(イ)コスタリカは環境保護を中心に据えた「自然との共存(Paz con la Naturaleza)」政策を掲げ、2007年に
は2021年までの炭素ガス排出ゼロ(「炭素中立」)目標を発表しており、水力、風力、地熱といった再生
可能エネルギーの利用推進、有機廃棄物リサイクル、下水処理、ゴミ処理等に力を入れている。また、農
水産分野では漁業資源の持続的な利用を目指して研究を進めているほか、再生林を含む豊かな自然を利用
したエコツーリズムを推進している。我が国は、これまでのこうした環境保護の姿勢や持続的成長を支援
するために、水力発電(円借款)、下水道処理(円借款)、水産資源の持続的利用(技術協力プロジェク
ト)、エコツーリズム(JOCV派遣)などの協力を進めてきた。
(ロ)中米諸国の中でも比較的所得水準が高い同国(一人当たりGNI:4,980ドル、2007年、世界銀行)に対し
ては、同国の知見や我が国から移転された技術を、同国を発信地として周辺地域に伝搬する役割が期待さ
れている。中米統合は中米地域のポテンシャルを高めると同時に、地域の安定と発展に寄与するとの観点
から、中米域内産業技術研修センター(CEFOF:El Centro de Formación de Formadores y de Personal Técnico
para el Desarrollo Industrial de Centroamérica)を活用し、中米統合に資する案件を実施していく意義は大き
い。なお、2008年4月、CEFOFを中核とした国内で5つ目となる国立大学を設置する法案が国会で承認され
ており、新大学設置のための準備が進んでいる。
(ハ)また、同国北部、南部国境地域、カリブ海地域は移民や先住民が多く、貧困率も高くなっており、国内
の地域所得格差が著しい現状に対し、BHNにおいて支援を引き続き実施していくことは人道上並びに地域
の安定の観点から重要である。
(2)コスタリカに対するODAの基本方針
コスタリカに対し、我が国は、技術協力、円借款、草の根・人間の安全保障無償資金協力、文化無償資金協
力を中心に、以下の分野に対して支援を実施している。また、これら重点分野における各課題や案件は、現地
ODA タクスフォース(毎月開催)にて協議・検討されると共に、大使館、JICA と MIDEPLAN 及び関係省庁で
構成する経済協力政策連絡会議(2 か月に一度の頻度で開催)にて毎回確認され、同国のニーズと合致した支
援を実施していくよう進めている。
- 791 -
コスタリカ
(3)重点分野
(イ)環境保全
コスタリカは、環境立国として先進的な取組を行なっているが、人口増加、急速な都市化、環境保護に関
する市民の理解度の低さ等により、環境問題が深刻化している。このような点を踏まえ、同国の気候変動対
策への取組を支援するとともに、開発の主体としての地域住民の参画の下、環境と調和した開発への取組を
支援し、豊かな環境を適正に管理・利用するための協力を検討する。また、近年急速に伸展し重要な外貨収
入源となっているエコツーリズムは、地域住民の雇用機会創出と地域経済活性化の点で期待を集め、コスタ
リカ政府も自然保護と地域振興を適切に組み合わせた雇用促進の推進を目指しており、こうした観点からも
案件形成を行っていく。
(ロ)市民生活の質の向上
民主主義・人権意識の発達した同国を中心に、中米地域の安定に寄与する協力として、ガバナンス能力強
化の視点を重視した協力を検討する。また、社会的弱者の社会参加、障害者支援についても検討する。さら
に、中米地域全体の地震・火山・洪水等の自然災害に対する社会の脆弱性の軽減についても、広域的視点を
踏まえ、案件形成を行う。
(ハ)産業振興
我が国は CEFOF を通じ、長年にわたり生産性向上分野に係わる協力を行ってきており、品質管理・生産
性に関する理解が促進された。今後とも、国内経済基盤の強化及び国内産業の競争力強化を通じた経済発展
を目指す同国において、我が国の人材育成への取組支援は重要である。また、同国における協力の成果が、
第三国研修等を通じ、中米域内で共有・活用されていくような協力を検討する。
3.コスタリカに対する2007年度ODAの実績
(1)総論
2007 年度のコスタリカに対する無償資金協力は 1.65 億円(交換公文ベース)
、技術協力は 4.99 億円(JICA
経費実績ベース)であった。2007 年度までの援助実績は、円借款 661.55 億円、無償資金協力 32.54 億円(以上、
交換公文ベース)
、技術協力 186.93 億円(JICA 経費実績ベース)である。
(2)無償資金協力
教育施設の改善や、理学療法センター等の建設を中心に、草の根・人間の安全保障無償資金協力を合計 12
件実施した。また、一般文化無償資金協力により「国立通信教育大学印刷機材整備計画」を実施したほか、草
の根文化無償資金協力1件を実施した。
(3)技術協力
中米地域の広域協力として、「中米広域防災能力向上プロジェクト」を開始したほか、「ブルンカ地方にお
ける人間の安全保障を重視した地域住民参加の総合リハビリテーション強化プロジェクト」を引き続き実施し
た。また、2002年より実施していた「ニコヤ湾持続的漁業管理プロジェクト」を終了した。
4.コスタリカにおける援助協調の現状と我が国の関与
中進国であるコスタリカでは、他国・他国際機関の支援は他中米諸国と比較すると少なく、定期的なドナー会
合ではなく、アドホックに主要ドナーが会合している。また、MIDEPLAN が中心となって、2005 年 2 月に「コス
タリカ・ニカラグア国境地帯共同開発計画」につきコスタリカとニカラグアの政府間で合意に達し、その後、同
計画をフォローすべく北部貧困地域支援を中心に情報交換が行われている。さらに、深刻な電力不足が予測され
る中、アリアス政権は北部地域にある火山帯を中心とした地熱開発を推進しており、我が国にも同開発へのサポ
ートが期待されている。
- 792 -
コスタリカ
5.留意点
(1)コスタリカは 50 年来、他の多くの中南米諸国が経験した独裁政権や軍事政権を経験せず、民主主義体制を
維持してきており、個人や法人の権利や意見を尊重する国家機構が整備されている。市民の権利侵害の受付窓
口である「住民擁護官(オンブズマン)」、違憲とされる行為から人権を保護するための「最高裁第四法廷(憲
法法廷)」、政府機関・地方自治体の予算、予算執行監査、政府及び関連機関の入札規則・内容につき決定権を
有する「会計検査院」がその代表であり、国民は容易にアクセスできるようになっている。そのため、経済協
力プロジェクトにおいても決定・入札プロセスが入念に行われるためある程度の時間を要する。
(2)2008 年 8 月現在、コスタリカは我が国とクールアース・パートナーシップを構築している。
表-4 我が国の年度別・援助形態別実績(円借款・無償資金協力年度E/Nベース、技術協力年度経費ベース)
(単位:億円)
年
度
円
借
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
累
款
無償資金協力
−
計
技 術 協 力
1.15
6.25 (5.85)
−
0.58
7.24 (6.85)
150.01
1.37
8.74 (8.48)
−
2.63
7.70 (7.52)
−
2.631.65
7.524.99
661.55
32.54
186.93
注)1.年度の区分は、円借款及び無償資金協力は原則として交換公文ベース、技術協力は予算年度による。
2.「金額」は、円借款及び無償資金協力は交換公文ベース、技術協力はJICA経費実績及び各府省庁・各都道府県等の技術協力経費実績ベー
スによる。草の根・人間の安全保証無償資金協力と日本NGO連携無償資金協力、草の根文化無償資金協力に関しては贈与契約に基づく。
3.円借款の累計は債務繰延・債務免除を除く。
4.2003~2006年度の技術協力においては、日本全体の技術協力事業の実績であり、2003~2006年度の( )内はJICAが実施している技術協
力事業の実績。なお、2007年度の日本全体の実績については集計中であるため、JICA実績のみを示し、累計についてはJICAが実施している
技術協力事業の実績の累計となっている。
表-5 我が国の対コスタリカ経済協力実績
(支出純額ベース、単位:百万ドル)
暦
年
政府貸付等
無償資金協力
技 術 協 力
合
計
2003年
-10.80
0.92
5.63
-4.24
2004年
-11.30
0.77
5.29
-5.24
2005年
-10.32
1.44
7.47
-1.41
2006年
-2.03
1.34
6.78
6.08
2007年
9.31
2.18
5.83
17.32
12.99
26.47
160.11
199.56
累
計
出典)OECD/DAC
注)1.政府貸付等及び無償資金協力はこれまでに交換公文で決定した約束額のうち当該暦年中に実際に供与された金額(政府貸付等については、
コスタリカ側の返済金額を差し引いた金額)。
2.技術協力は、JICAによるもののほか、関係省庁及び地方自治体による技術協力を含む。
3.四捨五入の関係上、合計が一致しないことがある。
4.政府貸付等の累計は、為替レートの変動によりマイナスになることがある。
表-6 諸外国の対コスタリカ経済協力実績
(支出純額ベース、単位:百万ドル)
暦年
1位
2位
3位
4位
5位
うち日本
合
計
2002年
スペイン
10.14 オランダ
4.82 カナダ
3.68 ドイツ
3.13
-2.82
4.51
2003年
英国
19.32 スペイン
10.05 ドイツ
8.62 オランダ
6.86 フランス
5.79
-4.24
30.95
2004年
オランダ
12.18 スペイン
9.93 ドイツ
8.91 フランス
5.78 ノルウェー
4.63
-5.24
11.39
2005年
英国
5.91 ドイツ
5.36 ノルウェー
5.19 フランス
4.89 ベルギー
4.11
-1.41
25.01
2006年
ドイツ
7.39 日本
6.08 フランス
5.37 スペイン
3.04 カナダ
6.08
20.11
6.20 フランス
出典)OECD/DAC
- 793 -
2.75
コスタリカ
表-7 国際機関の対コスタリカ経済協力実績
(支出純額ベース、単位:百万ドル)
暦年
1位
2位
3位
4位
5位
そ の 他
合
計
2002年
GEF
5.45 CEC
1.42 UNHCR
1.18 UNTA
0.83 UNICEF
0.57
-9.68
-0.23
2003年
GEF
1.81 CEC
1.75 UNTA
1.27 UNHCR
1.10 UNICEF
0.60
-10.19
-3.66
2004年
CEC
6.88 GEF
2.05 GFATM
1.39 UNHCR
1.06 UNTA
0.67
-9.44
2.61
2005年
GEF
3.54 CEC
2.21 UNHCR
1.24 UNTA
1.23 UNICEF
0.71
-5.05
3.88
2006年
CEC
7.32 UNHCR
1.26 GEF
1.05 UNTA
0.87 UNICEF
0.57
-8.39
2.68
出典)OECD/DAC
注)順位は主要な国際機関についてのものを示している。
表-8 我が国の年度別・形態別実績詳細(円借款・無償資金協力年度E/Nベース、技術協力年度経費ベース)
(単位:億円)
年度
2002年
度まで
の累計
円
借
款
無
償
資
金
協
力
511.54億円
内訳は、2007年版の国別データブック、も
しくはホームページ参照
(http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda
/index/shiryo/jisseki.html)
25.16億円
内訳は、2007年版の国別データブック、も
しくはホームページ参照
(http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/
index/shiryo/jisseki.html)
な し
1.15億円
コスタリカ大学に対するプラネタリウム
機材供与
(0.50)
草の根・人間の安全保障無償(8件)(0.65)
2003年
な し
0.58億円
草の根・人間の安全保障無償(13件)(0.58)
2004年
技
術
協
153.25億円
1,045人
343人
720人
1,972.34百万円
362人
8人
研修員受入
専門家派遣
調査団派遣
機材供与
協力隊派遣
その他ボランティア
6.25億円
研修員受入
67人
専門家派遣
17人
調査団派遣
12人
機材供与
22.4百万円
留学生受入
15人
(協力隊派遣)
(その他ボランティア)
(5.85億円)
(61人)
(16人)
(12人)
(22.4百万円)
7.24億円
87人
17人
7人
26.43百万円
14人
(6.85億円)
(71人)
(17人)
(7人)
(26.43百万円)
研修員受入
専門家派遣
調査団派遣
機材供与
留学生受入
(協力隊派遣)
150.01億円
(150.01)
1.37億円
草の根・人間の安全保障無償(19件)(1.37)
2005年
研修員受入
専門家派遣
調査団派遣
機材供与
留学生受入
(協力隊派遣)
8.74億円
93人
15人
42人
18.37百万円
16人
(その他ボランティア)
な し
2006年
な し
2007年
2.63億円
国立音楽センター楽器整備計画
(0.56)
コスタリカ・スポーツ・レクリエーション庁柔道
器材整備計画
(0.26)
草の根・人間の安全保障無償(24件) (1.81)
1.65億円
国立通信教育大学印刷機材整備計画(0.44)
草の根文化無償(1件)
(0.10)
草の根・人間の安全保障無償(12件) .(1.11)
- 794 -
7.70億円
研修員受入
96人
専門家派遣
13人
調査団派遣
29人
機材供与
10.53百万円
留学生受入
18人
(協力隊派遣)
(その他ボランティア)
研修員受入
専門家派遣
調査団派遣
機材供与
協力隊派遣
その他ボランティア
(21人)
(5人)
(24人)
(8人)
(その他ボランティア)
サンホセ首都圏環境改善計画
力
(8.47億円)
(83人)
(9人)
(42人)
(18.37百万円)
(21人)
(12人)
(7.52億円)
(88人)
(11人)
(29人)
(10.53百万円)
(24人)
(3人)
4.99億円
79人
10人
10人
4.85百万円
24人
9人
コスタリカ
年度
円
借
款
無
償
資
金
協
661.55億円
力
技
術
32.54億円
研修員受入
専門家派遣
調査団派遣
機材供与
協力隊派遣
その他ボランティア
2007年
度まで
の累計
協
力
186.93億円
1,427人
406人
820人
2,054.95百万円
476人
45人
注)1.年度の区分は、円借款及び無償資金協力は原則として交換公文ベース、技術協力は予算年度による。
2.「金額」は、円借款及び無償資金協力は交換公文ベース、技術協力はJICA経費実績及び各府省庁・各都道府県等の技術協力経費実績ベー
スによる。草の根・人間の安全保証無償資金協力と日本NGO連携無償資金協力、草の根文化無償資金協力に関しては贈与契約に基づく。
3.円借款の累計は債務繰延・債務免除を除く。
4.2003~2006年度の技術協力においては、日本全体の技術協力の実績であり、2003~2006年度の( )内はJICAが実施している技術協力事
業の実績。なお、2007年度の日本全体の実績については集計中であるため、JICA実績のみを示し、累計についてはJICAが実施している技術
協力事業の実績の累計となっている。
5.調査団派遣にはプロジェクトファインディング調査、評価調査、基礎調査研究、委託調査等の各種調査・研究を含む。
6.四捨五入の関係上、累計が一致しないことがある。
表-9 実施済及び実施中の技術協力プロジェクト案件(終了年度が2003年度以降のもの)
案
件
名
生産性向上計画
ニコヤ湾持続的漁業管理計画
ラテンアメリカにおける刑事司法制度改善プロジェクト
ブルンカ地方における人間の安全保障を重視した地域住民参加の総合リハビリテーション強化プロジェクト
協 力 期 間
01.01~06.01
02.10~07.09
05.04~08.03
07.03~12.03
表-10 実施済及び実施中の開発調査案件(終了年度が2003年度以降のもの)
案
件
名
橋梁復旧計画・維持管理能力向上支援調査
表-11
05.09~07.01
2007年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件
案
協 力 期 間
件
名
ロス・ジャノス小学校改善計画
アポリナル・ロボ・ウマニャ小学校拡張計画
ベネシア地区サン・マルティン小学校改善計画
サン・フアン・デ・ディオス病院超音波画像診断装置整備計画
ナランホ市ルルデス・デ・シリー地区多目的館建設計画
ペヒバジェ・アンビエンタリスタ中学校多目的館建設計画
パライソ総合基礎教育学校改善計画
カリージョ・デ・ポアス中学校多目的館建設計画
ウパラ市サン・ホセ地区デリリオ多目的館建設計画
グアトゥソ市カティラ地区ゴミ収集車整備計画
ブエノス・アイレス市コリナス・フィラデルフィア地区上水道改善計画
マノス・アビエルタス理学療法センター建設計画
図-1 当該国のプロジェクト所在図は940,941頁に記載。
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