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シャワートイレPシリーズ
施工説明書 CW-P22AM型(男性用) CW-P22AF 型(女性用) シャワートイレPシリーズ 電源と給水の確認 安全のために守ってください! トイレ室内の確認 ■電源コンセントは? シャワートイレを安全に取り付け、使用時の事 故を回避するための注意事項をあげさせていた だきます。 施工前に、この項目をよくお読みいただき、事 故のないように正しく取り付けてください。 用語の説明 警告 ・・・ 取扱いを誤った場合に、使用者が 死亡または重傷を負う危険な状態 が生じることが想定されます。 注意 ・・・ 取扱いを誤った場合に、使用者が 軽傷を負うか又は物的損害のみが 発生する危険な状態が生じること が想定されます。 警告 分解禁止 本体や電源プラグに水や洗剤をかけないで ください。 ※ 感電・火災の恐れがあります。 確実にアース線をアースターミナルに接続 してください。 ※ 接続しなかったり、不適切な接続では、感 電・火災の原因になります。 ※ コンセントにアースターミナルがない場合は、電気 工事店にご相談ください。 バスルームなど湿気の多い場所には設置し ないでください。 ※ 感電・火災の原因になります。 電源コードを傷つけたり、破損させたり、 加工したり、無理に曲げたり、引っぱった り、ねじったり、束ねたり、重いものを載 せたり、挟み込んだりしないでください。 ※ 電源コードが破損し、感電・火災の原因になります。 上水道以外に接続しないでください。 ぬれた手で、電源プラグを抜き差ししない でください。 ※感電の原因になります。 ● 交流100V以外では使用しないでください。 ● タコ足配線はしないでください。 ※ 火災の原因になります。 電源プラグをコンセントに差し込むとき は、根元まで十分差し込んでください。 49.1 29.1 54.7 3以上 5cm以上 39cm以下 47cm以上 ■使用する水は?(別途手配の分岐金具が必要です。) 2. 隅付タンク式便器は、1 か2 (3 か4 )のどちらかを満足していますか? ● 給水は上水道に接続してください。 中水道や工業用水、井戸水などを使用すると電気部品や機械部品の耐久性が低 下して、事故の原因となります。 2 2 ● 給水圧力は0.06MPa{0.6kgf/cm }∼ 0.74MPa{7.5kgf/cm }でご使用 ください。 上記範囲外の場合は、お求めの取扱店にご相談ください。 ● 給水の接続には、3種類あります。 給水方式に合った分岐金具(止水栓)を別途手配してください。 隅付タンク式の場合、右図のA(A')・B 寸法が 1 か 2 ( 3 か 4 )のどちらかの 条件を満たしていれば取付可能です。 1 A:22cm以上 2 A:13cm以上 かつ B:17cm以上 3 A':17cm以上 4 A':13cm以上 かつ B:17cm以上 タンク用止水栓の場合 分岐金具(止水部無) フラッシュバルブの場合 分岐栓(止水部付) フラッシュバルブアダプター 専用給水管の場合 シャワートイレ専用バルブ A A' B 1 と 2 ( 3 と 4 )の両方とも満たさな い場合は、タンクの位置を上げる等の 処置をお願いいたします。 ( お求めの取扱店にご相談ください。) 3. 本体給水ホース(同梱)の使用可能な条件 品番:CF-008-1 品番:CF-005-1 品番: K-011A-1∼013A-1 同梱の本体給水ホースは100cmですが、分岐金具 品番:CF-93-1 ※ フラッシュバルブアダプターは、3種類あります。接続するフラッシュバルブの形 式によって手配するアダプターの品番が違いますので、ご注意ください。 から本体の給水ソケットまでの距離は80cm以内が 適切です。(右図参照) 80cm以内 ※ フラッシュバルブアダプター、シャワートイレ専用バルブの場合、接続銅管の取付方法 が分岐金具と異なります。ご注意ください。 快適機能の設定はしないでください! 快適機能とは シャワートイレの快適機能は、お客様の好みで設定する必要があります。したがってできる限り、 お客さまで設定するようお願いいたします。もし、施工業者様で設定する場合は、お客さまに設定 した機能とその機能説明をお願いいたします。 特に節電機能は、お客様が意識していないと、便座や温水が冷たく感じる場合があります。 シャワートイレを快適に使用していただくためのお客様のための機能です。 代表的な快適機能には、 ●便座・温水の温度* ●脱臭機能 ●節電機能 ●便座ヒーターオートOFF などがあります。 *:試運転確認後、必ず「低」に戻してください。 ※機種によっては、一部機能がない場合があります。 各部のなまえ 部品の確認 (梱包内容を確認してください。) 漏電遮断器を確実に取り付けてください。 ※ 故障や漏電のときに感電する恐れがあります。 ※ 漏電遮断器がない場合は、電気工事店にご相談 ください。 20.0 シャワートイレの電源には漏電遮断器が必要です。家屋に漏電遮断器がない場 合、必ず最大定格を考慮した最適な漏電遮断器(高速・高感度型〔感度電流 15mA以下、動作時間0.1秒以内〕)を設置してください。 ■快適機能の設定はお客様におまかせください。 ※機械内部の腐食により感電・火災および皮膚 の炎症の原因になります。 3以上 便器の確認 ※感電・火災の原因となります。 ガタついているコンセントやアースターミ ナル付接地極付以外のコンセントは使用し ないでください。 単位 :cm コンセントを使用してください。 接地極付ではないコンセントの場合は、アースターミナル付接地極付コンセン トに変更してください。また、すでにアースターミナルのない接地極付コンセ ントが施設されている場合は、アースターミナル付接地極付コンセントに変更 していただくか、アースターミナル付変換アダプター(定格AC125V、15A) を別途手配して接続してください。 ● 必ずアースターミナルは、D種接地工事に準じた工事を行ってください。アー 1. 便器の大きさを測ってください。 スターミナルには、確実にシャワートイレのアース線を接続してください。 便器によっては、シャワートイレが取り付かない場合があります。 ● コンセントはコード類の届く範囲で、床面より高く水のかからない位置に設置 下図に示す寸法を確かめてください。 してください。電源コードおよびアース線の長さは1.0mです。 14cm ● 必ず漏電遮断器を設置してください。 ※施工が完了するまで、電源プラグをコンセントに差し込まないでください。故 障する恐れがあります。 修理技術者以外の人は、分解したり修理・ 改造は行わないでください。 ※ 感電・火災・ケガの原因になります。 シャワートイレを便器に取り付けると 右図のようになります。 トイレ室内に十分なスペースがあるこ とと、障害物がないことを確認してく ださい。 配線工事およびコンセントの設置は、下記に準じた工事を行ってください。配線 工事は電気工事店にご依頼ください。 ● コンセントはAC100V、最大定格309Wに適したアースターミナル付接地極付 本体裏面 脱臭カートリッジ 取付口フタ 本体 タンク ※ 感電・火災の原因になります。 脱臭カートリッジ サプライ管または タンク給水ホース 注意 製品を接続する前に、必ず配管中の異物・ サビなどを完全に洗い流してください。 注意事項 パッキン (青:厚さ2mm) 上面ボルト 便フタ スリップワッシャー ※ 製品内部を傷めて漏水し、室内浸水の原因 になります。 品番シール 分岐金具 止水栓 ● ストレーナーを外すときは、必ず止水 栓を閉めてください。 ● ストレーナーを取り付ける際は、ストレ ーナーの端が本体に隠れるまでしっかり 締めてください。 着座センサー 本体給水ホース パッキン (黒:厚さ4mm) ノズル(ビデ用) 電源プラグ ノズル(おしり用) ※漏水し、室内浸水の原因になります。 便座 止水栓の調節と施工後の漏水点検を必ず行 ってください。 ※ 漏水し、室内浸水の原因になります。 パッキン スライドプレート お客さまにお渡しするまでに凍結が予想さ れる場合は水を抜いておいてください。 ※ 凍結破損で漏水し、室内浸水の原因になります。 アース線 説明書セット クリップ 準備工具 24mm以上 フラッシュバルブアダプターの場合 スパナー類 モンキーレンチ 17mm 24mm パイプカッター + -ドライバー 操作部 便器 シャワートイレ専用バルブの場合 止水部 ※ 脱臭カートリッジは、すでに商品に 組み込まれています。 本体給水ホース (全長100cm) ※ 分岐金具(止水栓)は別途手配です。 上記「電源と給水の確認」をご覧ください。 商品・施工方法についてのお問い合わせは、(株)INAX お客さま相談センター商品相談窓口 ナビダイヤル TEL 0570-017173 お客さま相談センター商品相談窓口は、平日「9:00∼19:00」対応、土日・祝日「10:00∼18:00」対応(年末年始、夏期休暇は除く)となります。 ※ ナビダイヤルは、PHS・IP電話などからはご利用できません。TEL 0562-31-0793 をご利用ください。 止水部 このたびは当社商品をお買い求めいただき、誠にありがとうございました。 ●この施工説明書をよく読み、正しく本商品をお取り付けく ださい。 注意 ●施工後は必ず試運転を行ってください。 お客さまへ 施工業者さまへ ※ 本説明書以外の取付方法で、お取り付けされた際の故障・不具合等につ きましては、責任を負いかねますのでご了承ください。また、商品また は商品の取付けに関するご相談は、お買求めの取扱店にご相談ください。 なお、㈱INAXメンテナンスでも商品の取り付けを承っておりますが、そ の場合は別途料金が必要となります。 ※ お客さまに必ず本書と取扱説明書をお渡しください。 お渡しするときは、使用方法をご説明ください。 ※ 貴店名ならびに据付引渡し日を保証書にご記入の上、お客 様に必ずお渡しください。また、定期的に点検が必要な部 品があることをお客様に必ずお伝えください。 注意 1 ● CF-008-1またはCF-0051を使用してください。 ※ 上記以外の分岐金具では 漏水の原因になります。 1 分岐金具(止水栓)の取付け フラッシュバルブアダプターの取付け フラッシュバルブ アダプター 取付図 シャワートイレ専用バルブの取付け フラッシュバルブ 取付図 シャワートイレ専用バルブを給水管に取り付けます。 給水管 シャワートイレ専用バルブ 樹脂リング 注意 2 (1) シャワートイレ専用バルブのねじ部に、シールテープ等のシ ール材を巻きます。 (2) 壁面に取り出した給水管にシャワートイレ専用バルブを取り 付けます。 シールテープ ※ フラッシュバルブアダプターの取付方法は、アダプターと同梱 の施工説明書をご覧ください。 ● 各部品の向きと順序を間違 えないでください。 ※ 間違えると漏水します。 ● 既存のサプライ管に割リン グが付いていない場合は、 タンク給水ホース(別売品) をご使用ください。 ※漏水の原因になります。 注意 3 分岐金具・分岐栓の取付け(タンク用止水栓に接続する場合) 注意1参照 1. 止水栓を閉めます。 2. 給水の確認を行います。止水栓と便器(タンク)の接続方式を確認してください。給水方式によって分岐金具の取付け方法が異なります。 ■ 止水栓と便器(タンク)がサプラ イ管で接続されている場合 便器の止水栓を- ドライバー等 でいっぱいに閉め、給水を止め ます。 ※ 止水栓は調整されているので、 元の位置(どのくらい回したか) を覚えておいてください。 ■ 止水栓と便器(タンク)が給水ホースで接続されている場合 ●給水ホースを袋ナットで固定 止水栓 サプライ管 注意 4 ●給水ホースをクリップで固定 止水栓 給水ホース ●止水栓やサプライ管に無理な 力をかけないでください。 ※ 破損して漏水する恐れが あります。 給水ホース 止水栓 ● ボールタップが回転しない ように固定しながら袋ナッ トを締めてください。 ※ ボールタップが回転する と浮玉がタンク側壁と干 渉して止水不良の原因に なります。 閉める 袋ナット 止水栓 取付図 パッキン (青:厚さ2mm) クリップ 取付図 止水栓 取付図 止水栓 止水栓側袋ナット 割リング タンク側 袋ナット ツバ部 スリップ ワッシャー パッキン (黒:厚さ2mm) パッキン (黒:厚さ2mm) クリップ リング 分岐金具 サプライ管 パッキン (黒:厚さ4mm) 分岐金具 パッキン (黒:厚さ2mm) 差込しろ ストレーナー 分岐金具 給水ソケット パッキン (青:厚さ2mm) 給水ホース クリップ カバー 給水ホース 注意2参照 止水栓 クリップ 注意 5 ● サプライ管のツバ部は絶対 に切断しないでください。 ● サプライ管の切断は必ずパ イプカッターを使用し、切 断後は必ず水洗いなどで完 全に切り粉を取り除いてか ら接続してください。 ● 止水栓が上下に5mm以上動 く場合は、動かないように 止水栓を固定してください。 ※漏水の原因になります。 固定できない場合はタンク 給水ホース(別売品)をご使 用ください。 注意 6 3. サプライ管を外します。 サプライ管 ゆるめる (1) タンク側と止水栓側の袋ナットを ゆるめてサプライ管を外します。 3. 給水ホースを外します。 (1) 止水栓側の袋ナットをゆるめます。 袋ナット ※ このとき、少量の水がこぼれますので、ぞうき んなどを下に置いてください。 ※ このとき、少量の水がこぼれますの で、ぞうきんなどを下に置いてくだ さい。 注意3参照 ゆるめる 3. 給水ホースと給水ソケットを外し ます。 (1) 止水栓からクリップカバーとクリップを 外してホースを抜きます。 ※ このとき、少量の水がこぼれますので、ぞうき んなどを下に置いてください。 ■クリップ式の場合 ■クリップリング式の場合 ● INAX製ストレーナー付便 器の場合は、別途手配(品 番:26-10-2)のストレー ナー付パッキン に交換してくだ さい。 このとき同梱の青パッキン (厚さ2mm)は取り付けな いでください。 クリップリング 注意 7 4. 分岐金具を取り付けます。 分岐金具 w パッキン(黒:厚さ2mm)を入れて分岐金 具を止水栓に取り付けます。 4. 分岐金具を取り付けます。 (締付トルク10∼15N・m{100∼150kgf・cm}) パッキン(黒:厚さ2mm)を入れて分岐金 具を止水栓に取り付けます。 (1) サプライ管の端(ツバのない側)を現物 合わせで、分岐金具の差込しろとして 10∼15mm残るように印を付けます。 止水栓 カバー 注意 8 (2) 給水ソケットとストレーナーを外します。 止水栓 (1) 切断したサプライ管にタンク側の袋ナット、分岐金具側の袋ナット、割リン グ、スリップワッシャー、パッキン(黒:厚さ4mm)を通して分岐金具に差 し込みます。(上記の取付図参照) 注意4,6参照 (2) ボールタップとサプライ管の間にパッキン(青:厚さ2mm)をはさみ、タンク 側の袋ナットをはじめに手でいっぱいに締め付けてから工具で増締めします。 (3) 分岐金具の袋ナットは、はじめに手で サプライ管 いっぱいに締め付けてから工具で増締 めします。 給水ソケット ゆるめる ● Oリングを傷つけないよう に注意してください。 ※ Oリングが切れたり、傷つ いたりすると漏水します。 ● クリップは確実にはめ込ん でください。 ※ きちんとはまっていない と漏水します。 正しい付け方 悪い付け方 (左記参照) パイプカッター 6. サプライ管を取り付けます。 増締め時、分岐金具の六角部にスパナー またはモンキーを当てて、分岐金具を固 定しながら袋ナットを締め付けます。 開く クリップ 4. 分岐金具を取り付けます。 分岐金具 5. 給水ホースを取り付けます。 (締付トルク10∼15N・m{100∼150kgf・cm}) q (締付トルク10∼15N・m{100∼150kgf・cm}) 10∼15mm 差込みしろ として残す (2) パイプカッターを使ってサプライ管を切 断します。 注意5参照 e 給水ホース 止水栓 5. サプライ管を切断します。 ● サプライ管の接続は確実に 行ってください。 ※ 袋ナットの締付けが不十 分ですと漏水する恐れが あります。 ゆるめる 5. 給水ホースと給水ソケットを取り 付けます。 クリップ (1) パッキン(青:厚さ2mm)を入れて給水 ホースを分岐金具に取り付けます。 (1) ストレーナーを入れて給水ソケットを分 岐金具に取り付けます。 (2) 分岐金具の六角部にスパナーまたはモン キーを当て、分岐金具を固定し、給水ホ ースの袋ナットをスパナー等でしっかり 締め付けます。 (締付トルク10∼15N・m{100∼150kgf・cm}) (2) 給水ホースを給水ソケットに差し込み、 クリップとクリップカバーで固定します。 ■クリップ式の場合 ● クリップカバーは下記の様 にはめ込んでください。 1 クリップカバーをクリップ に引っかけます。 クリップ クリップカバー ■クリップリング式の場合 傷つけないで! 2 クリップカバーの後側を押し 上げ気味に差し込みます。 傷つけないで! w e 注意7参照 給水ホースがねじれないように注意してください。 q 注意8参照 注意 9 ● Oリングを傷つけないよう に注意してください。 ※ Oリングが切れたり、傷 ついたりすると漏水しま す。 2 本体給水ホースの取付け(本体側) 取付図 (1) 給水ホース先端から保護カバーを、給 水ソケットからキャップを外します。 (2) 本体給水ホースを給水ソケットに差し 込みます。 本体給水ホース 注意 10 (4) クリップを折り曲げ、本体給 水ホースと給水ソケットを確 実に固定します。 取付け後にクリップを回し、 確実にはまっていることを確 認してください。 ※クリップに方 向性はありま せん。 給水ソケット ● クリップは確実にはめ込ん でください。 ※ きちんとはまっていない と漏水します。 注意 11 (3) ク リ ッ プ を 本 体 給水ホースと給水 ソケットに差し込 みます。 キャップ 保護カバー クリップ 給水ソケット クリップ 床給水式の場合の一例 折り曲げます ● クリップの先端がカチッと 音がするまではめ込んでく ださい。 Oリング ※ きちんとはまっていない と漏水します。 Oリング カチッ 本体給水ホース 給水ソケット キャップ 注意9参照 参考 1 ● クリップを外す際は、クリッ プを指で押さえ、マイナスド ライバーを差し込んだ後、図 のように矢印方向に押すよう にして外してください。 注意11参照 クリップ 注意10参照 参考1参照 3 シャワートイレ本体の取付け 1. 既存の便座を取り外します。 取付図 押す ■ ボルト式の場合 シャワートイレ本体 ■ さや式の場合 便器裏側の便座取付ボルトのナット、ス (1) リップワッシャー、半球パッキンを外し、 (2) 便座を持ち上げて便座取付ボルトごと取 り外します。 (3) 注意 12 ● 本体を取付ける時は、必ず付 属の部品をお使いください。 ●便 座 昇 降 装 置 お し リ フ ト (CWA-40)とセットする場 合、おしリフトに同梱のシ ャワートイレ固定ボルトを スライドプレートにはめ込 み、当説明書セットに同梱 の固定ビスをビス穴に取り 付けてご使用ください。 上面ボルト 既存の便座を持ち上げて外します。 さやの中のボルトをゆるめて、ボル トを下に押し込みます。 さや2本を便器から抜き取ります。 q便座を外す 既存の便座 便座取付 ボルト w ボルトをゆるめ て押し込む スライドプレート 半球パッキン 便座取付穴 スライドプレート スリップ ワッシャー eさやを抜き取る 注意12参照 ナット ゆるめる 参考2参照 固定ビス 参考 2 ● 便器によっては、便座の取外 し方が説明と異なる場合があ ります。 ● 取り外した便座は、引っ越し のことなどを考え、保存して おくことをおすすめします。 2. スライドプレートを便器に固定します。 (1) 下記メジャーで便座取付穴から便器先端までを測り、 プレートの穴を決定します。 q メジャーのAまたはBを便座取付穴に合わせます。 w 矢印が便器先端から5∼20mm出る穴を選択します。 便座取付穴 注意 13 ● プレートの穴が合わない場 合は、下図で示す調節部を ニッパー等で切断して長穴 にしてください。 メジャー A穴:標準便器用 B穴:大型便器用 (2) 便座取付穴とプレートの穴を合わせます。 ※ プレートの向きを間違わないでください。黒 いパッキンがついている側を便器側に向けま す。 プレートの裏側 スライドプレート (3) 上面ボルト2本を穴に差し込んでプレートの凹凸を合わせます。 (4) ボルトが浮かないように上から押しながら、回らなくなるまで しっかり締め込みます。(参考:締付トルク1∼3N・m) ※ 締め込みがゆるいと便座がずれたり外れる原因になります。 ※ ゴム部に水をつけると挿入しやすくなります。 ※ 上記締付トルク範囲にて電動ドライバが使用できますが、インパク トドライバーは使用しないでください。 上面ボルト 本書 A穴の場合 パッキン (黒) B穴 押しながら 締め付ける プレート 歯を合わせる A穴 5∼20mm 注意13参照 調節部 ※切断後は、切断面をヤ スリ等で仕上げてくだ さい。 注意 14 3. 本体を取り付けます。 (1) 本体を便器の上に置き、プレートの▽印と本体背面部にあ る凸部を合わせます。 (2) ロックレバーを引き出します。 ●タンクへの給水が止まらな くなったり、給水しなくな った場合は、浮玉がタンク 内側の壁に当たっていない ことを確認してください。 浮玉がタンク内側の壁に当 たっている場合は、以下の 要領で直してください。 (1) タンクのナッ トをゆるめ て、ボールタ ップを垂直に 立てます。 (2) ボールタップを手で押え、 タンクのナットを締め直 します。 ロックレバー ロックレバー (3) 手前を少し浮かせるようにして、本体をプレート が見えなくなるまで奥にスライドさせ、ロックレ バーを押し込んで固定します。 ※奥までしっかりスライドしないと、ロックレバーは押 w押し込む し込めません。 固定後、本体を軽く前後左右に揺らして、確実に 固定されていることを確認します。 qスライドさせる 4 本体給水ホースの取付け(分岐金具側) 取付図 パッキン (1) 分岐金具と給水ホースの間にパッキンをは さみ、給水ホース側の袋ナットをはじめに 手でいっぱいに締め付けてから工具で増締 めします。 分岐金具 スライド プレート 分岐金具 本体給水ホース 本体給水ホース 5 通水の確認 注意 15 (1) 止水栓(止水部)を左に回して開いて給水し、漏水がないことを確認します。 分岐金具部 [タンク用止水栓] [フラッシュバルブアダプター] [シャワートイレ専用バルブ] 左に回す 止水栓 止水部 止水部 ●止水栓を開けたままストレー ナーを外さないでください。 ※ ストレーナー部から漏水 します。 左に回す 左に回す 給水ソケット部 (2) 洗浄ハンドルを操作して各接続部の漏水がないことを確認します。(シャワートイレ専用 バルブを除く) ※ 漏水する場合は、ナット類を締め直すか、再組付けしてください。 (3) タンク用止水栓の場合、タンクに水がたまり、そのあと確実に水が止まることを確認します。 注意14参照 6 電源の接続 し込みます。 7 流水音の音量調節 3. 電源が入っていることを アース端子 (1) シャワートイレ本体を便器から 外し、便器リム部の先端に静か に置きます。 ( 下記、水抜きの項目(4)の1 参照) 確認します。 (注意:確認後は速やか に電源プラグをコンセン トから抜いてください。) 注意16参照 電源プラグ (2) 便フタ・便座を開きます。 ※女性用のみです。 (3) 小型のプラスドライバーを使って、ノズル部 の左側奥にある音量調節ボリュームを回して 調節します。 音を大きくする場合:右に回します。 音を小さくする場合:左に回します。 注意17参照 ●出荷時に標準的なトイレスペースを 考慮して設定してあります。 実際に流水音スイッチを押して流水 音を流し、必要であれば調節してく ださい。 注意 18 ●ストレーナーを外すときは、 必ず止水栓を閉めてください。 また、ストレーナーを取り付 ける際は、すき間がないよう にラインが本体に隠れるまで しっかり締めてください。 ※ ストレーナー部から漏水 します。 おしりノズル 確実にアース線をアースターミ ナルに接続してください。 参考 3 参考3参照 小型プラス ドライバー (2) 確認後は温水タンクの空だき防 止のため、速やかに電源プラグ をコンセントから抜いてくださ い。(電源投入後40秒以内を目 安にしてください。) 警告 注意 17 ● 音量調節ボリュームを強く 押したり、回しすぎないで ください。 ※ 故障の原因になります。 (1) 本体の温水と便座の表示ランプ 「低」が点灯することを確認し ます。 アース線 ● 必ず便器への取付けが終了 してから電源を入れてくだ さい。 ※ タンクに水がたまらなかったり、または水が止まらない場合は、ボールタップと浮玉を確認して ください。 注意14,15参照 1. アース線を接続します。 2. 電源プラグをコンセントに差 注意 16 ライン 音量調節ボリューム ※ 接続しなかったり、不適切な接続では、 感電・火災の原因になります。 (4) シャワートイレ本体を便器に取り付けます。(下記、水抜きの項目(4)の7 と8 参照) ※ コンセントにアースターミナルがない場 (5) 流水音スイッチを押して音量を確認します。 合は、電気工事店にご相談ください。 点灯 点灯 試 運 転 (施工が終ったら、次の要領で試運転を行います。) 1. 電源プラグをコンセントに差し込みます。 2. おしり洗浄を確認してください。 止 流水音〈女性用〉 ●おしり洗浄●ビデ洗浄 ●流水音の動作が止まります。 (1) 着座センサーが紙で覆われていることを確認してください。 便座と温水のスイッチを同 時に6秒以上押し続ける 節電 と、便座と温水の温度調節、 設定の解除中、便座スイッ 節電、電源の設定ができる チを6秒以上押し続けると、 ようになります。 便座と温水を節電します。 電源 ※ 人が便座に座ったことを感知する着座センサーが付いています。 おしり洗浄、ビデ洗浄、脱臭は、着座していないと作動しません。 紙が貼っていない場合は、着座センサーを白っぽい紙や布で覆っ てください。 着座センサー (2) おしりスイッチを押します。 このとき、シャワーが噴出しますので、周囲に飛び散らないよ うに手の平で受けます。 ※ はじめは、タンクが満水になってシャワーが出るまで1∼2 分程度かかります。(洗浄強さを最強にしておくと早く出て きます。) シャワーを止めるときは、止スイッチを押してください。 設定の解除中、止スイッチ を6秒以上押し続けると、 シャワートイレ本体の電源 を入/切します。 ※着座中はセットできませ ん。 洗浄強さスイッチ 3. ビデ洗浄を確認してください。〈女性用〉 便座 ●おしり洗浄●ビデ洗浄時の 洗浄強さが変わります。 おしり洗浄と同じようにビデスイッチを押します。ビデ用ノズルが伸びて、おしり洗浄よりも約25mm 前にシャワーが噴出します。 水の出方が悪い場合は、ストレーナーを掃除 してください。 注意18参照 右に回す 便座が暖かくなります。 シャワーが温かくなります。 ※ 脱臭スイッチはありません。自動でファンが作動します。 お客さまにお渡しするまでに凍結が予想される場合は、水を抜いておいてください。 (1) 止水栓 (止水部)を閉めて、 タンクへの給水を止めます。 右に回す ( 寒冷地用水抜式は、室内 の水抜栓を操作します。) 3 本体を左側に傾けて、 ストレーナー取付穴か ら本体給水ホース内の 水を抜きます。 4 水抜き後、ストレーナー を確実に取り付けます。 止水栓 (2) タンクの洗浄ハンドルを操作して、タンク内の水を抜 きます。 (3) 電源プラグをコンセントから抜きます。 (4) 温水タンクと本体給水ホ ースから水を抜きます。 5 本体底面にある水抜栓を左(反時計方向)に90 度回してゆるめます。 6 本体を手前に傾け、水抜栓を引き出して温水 タンクから水を完全に抜きます。 7 水抜き完了後、水抜栓を押し込みな がら右(時計方向)に90度回して締め付 けます。 8 本体を便器の上に置き、固定プレー トの▽印と本体後下部にある凸部を 合わせます。 9 本体を奥にスライドさせ、ロックレ バーを押し込んで固定します。 ロックレバー 固定プレートの▽印 90°左に回す 1 本体右側のロックレバーを引 い て 、 手 前 に ス ラ イ ド さ せ 、 ロックレバー 本体を便器から外します。 ストレーナー 2 本体左側のストレーナーを外 します。このとき洗面器等を 下に置きます。 注意18参照 水抜栓 本体後下部の凸部 10 (2) 本体左側のストレーナーを外し ストレーナー ます。 このとき、洗面器等を下に置き ます。 (3) ストレーナー部をOリング部に付 いているゴミを水洗いして、完 全に取り除きます。 (4) ストレーナーをしっかりと締め 付けます。 (5) 止水栓を元の位置まで開きます。 温水 20 (1) 止水栓(止水部)を閉めます。 止水栓は調節されているので、 元の位置(どのくらい回したか) を覚えておいてください。 設定 流水音が25秒間流れます。 PCW-1188(06070)